咲「人気料理を10位当てないと」和「帰れま10?」 (51)

代行
bo6pmbh+O

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咲「部長、なんですかそれ」

久「んー。前からやってみたかったんだよね。こういう企画」

優希「なんか楽しそうだじぇ」

久「とある番組で帰れま1◯って番組があるんだけど、ある店で人気料理TOP10を当てるまで食べ続け帰れないって企画なの」

和「地獄の企画じゃないですか…」

久「そう?まあ、お金のことは須賀くんに任せといて、6人でこの企画をクリアするの。」

須賀「……えっ?俺が出すんすか?」

久「当たり前じゃない。男の子なんだからデートの時は男の子から出すものよ」

須賀「…当てられなかったら10万くらい行っちゃうじゃないですか!!」

久「早く当てればいいの。」

須賀(また龍門渕でバイトするかぁ…)

久「じゃあ、行くわよ!!」

まこ「私はいかんわ」

久「えっ?なんで?」

まこ「お店の手伝いがあるさかい。」

久「…そう……残念」

久「勿論咲たちは行くわよね?」

咲「えっ?……は、はい!いきます!」

和「さ、咲さんが行くなら私もいきます」

久「よし!優希……は聞くまでもないよね」

優希「タダ飯食えるなら勿論いくじぇ!!」

須賀「お、俺は強制ですか…まあいいですけど」

久「でも5人じゃ少ないと思うんだけどなぁ」

久「うーん。あ!そうだ!」ピッポッパッポ

ーーーーー
怜「?電話か…誰なんや……久か!」ピッ

久「あっ、怜?久しぶりー」

怜「久しぶりなんてもんを超えてご無沙汰!」

久「中学の時の全国以来かしら?」

怜「懐かしいなぁ。あの悪待ちはすごい強かったで。」

久「いやあの頃は怜が弱すぎるのよ」

怜「ぴっきーん。」

怜「今やったら絶対私が勝つかんな!」

久「あら。よく言うじゃない。」

怜「てかなんで電話かけてきたん?こんな話するために電話してきたんとちゃうやろ」

久「さすがね。要件を言うわね。
今すぐ長野に来てくれない?」

怜「……は?」

久「まぁそういう反応するんじゃないかって思ってた。実はチームメンバーが一人用事でいなくなっちゃってある企画が進められないの」

怜「あ、ある企画?」

久「そうよ。早く電車乗って来なさい。」

怜「頼んでる割には上から目線やないか……まあええ。清澄の大将には興味があるし……長野にいくわ」

久「んじゃよろしくー」

咲「誰か呼んだんですか?」

久「ん?ええ。大阪の人を呼んだわ。」

和「お、大阪ぁ!?すごい距離がありますね。」

久「まだ人が足りない……次はあの人を呼ぼうかしら」

ピロリロリン

玄「ん?誰かから電話?」

玄「はい。もしもし。」

久「あ、玄?久しぶりー。私よ私」

玄「ふ、ふぇ?」

玄(えっ?聞いたことのない声なんだけど…)

玄「えっ…あ、ぁぁあ!覚えてるよ!」

久「覚えててくれて嬉しい。あなた今どこの高校に入るの?」

玄(こ、高校のこと教えてもいいのかな?……もしかしたら本当に知ってる人かもしれないし)

玄「あ、阿知賀だよ!」

久「阿知賀?」

和「阿知賀?阿知賀ってあの阿知賀ですか?」

久「あら。和、阿知賀って言葉知ってるの?」

和「ええ。中学の頃にいた中高一貫のところです」

久「へぇ。ならこの人知ってる?」バッ

玄「あの〜もしもーし」

和「あっ!く、玄さん!?」

玄「この声…あっもしかして和ちゃん!?」

久「感動の再会のようね」

玄「どうしたの?いきなり電話かけてくるなんて」

和「いえ。電話をかけたのは私ではなく私の高校の部活の部長ですよ?」

玄「!??だれ!?」

和「えっ…と、竹井久さんですよ?」

玄(し、しらねぇ……)

玄「そうなんだ!全く知らない人だから私私詐欺かと思ったよ!」

和「そ、そうなんですか」

玄「それで、竹井……さん?は私に何のようなんですか?」

和「多分……帰れま1◯かと思います。」

玄「それって◯にする意味ある!?もはや答えを言ってるようなものだよ!!」

和「ま、まぁとりあえず今から長野に来て欲しいって言うつもりだったと思うの」

玄「えっ!いまから!?」

和「そ、そうですよね。そんな急に無理ですよね。また会えると思ってワクワクしてたのですが」シュン

玄(わわわ〜!!私が悪者みたいになってるよぉ〜!)

玄「わかったよ!いまからみんな連れていくよ!!」

和「ほ、本当ですか!?」

玄「阿知賀麻雀部のみんなつれてくけどいい?」

和「阿知賀に麻雀部なんてありましたっけ?」

玄「のんのん!今はあるんだよ!阿知賀麻雀部が!!」

和「そう……なんですか!!監督とかって誰なんですか?」

玄「よくぞ聞いてくれました。我ら阿知賀の監督は赤土晴絵なのです!!」

和「えっええーー!!赤土さんって福岡の実業団にいったんじゃ」

玄「戻ってきたのです!!」

和「そうですか…!早くみんなに会いたいです……。」

玄「わかった!いまからみんな誘っていくよ!!」

久「交渉はうまくいった?」

和「ええ。阿知賀のみんなまで連れてくると言ってました。」

久「そう……!百人力じゃない!」

須賀「その分だけお金が飛んでいく…」

優希「おいこら犬!そんなに落ち込むんじゃないじぇ!!私も龍門渕でバイトしていつか犬におかねを返済するジェ!!」

須賀「嘘だとわかってても心は嬉しいよ」

怜「ついた。ここが長野か…。」

久「よ!怜!久しぶり」

怜「久ァ!久しぶり!久だけに!!」

宥「あ、あったかくない…」ガタガタ

玄「確かに寒いね…」ピシッ

怜「お、大阪ジョークやで!てか阿知賀の人たちも企画に参加するんか!すごい楽しみやね!!」

憧「確かに!和とも会えたし!!」

灼「よろしく…清澄の皆さん」

咲「よろしくお願いします!」

優希「よろしくだじぇ!」

穏乃「全国行く意味なくなっちゃうけどね」

灼「そんなことない。ハルちゃんを決勝まで連れていくこともある」

穏乃「そうだよね!よーし、景気ずけに帰れま1◯クリアするぞー!!」

怜「ちょいまち。帰れま1◯ってなんや?」

久「入ってなかったかしら?企画って帰れま1◯よ」

怜「なん……やと?」

宥「スープ系ならまかしてね」

久「わたしたちが挑むお店はあそこ。」

怜「うわぁ」

灼「」

穏乃「げっ」

憧「すっご」

宥「あ、あったかくない〜」

玄「これは…」

咲「これお姉ちゃんといったことあるけど…一品すら完食出来なかった…」

和「地元が知る人ぞ知る神の領地。それが」

優希「メガ盛りハンティングだじぇ!!」

須賀「俺これいくら払うことになるんだろう」シクシク

穏乃「もう店からしてヤバいんだけど」

憧「料理はおいしそうだけど」

久「品数なんと1000種類!しかも一品一品が必ず1.5キロはある!」

怜「なんで所に来てしまったんや…」

久「さあ、入るわよ。」

久「あ、言い忘れたけどもし帰れま1◯中に逃げ出したりしたら社会的地位はないものと思ってちょうだい。」

灼「……へっ?」

久「テレビを呼んだの。こんな美少女たちが息を荒げながら大盛りを食す絵を撮れたら撮れ高ハンパないでしょ?」

久「だからそのギャラで払うの。かなり上手い話じゃない?」

須賀「お、俺…払わなくていいんだ!!よっしゃー!!食欲全開だぜ!!」

久「ちなみにTOP10を連続で当てたら100万よ」

憧「そんなものより…やばいよ…これ」

玄「う、うぅ…和ちゃんに会えると思って軽い気持ちで来たのに…今になって…命が惜しい!!」

灼「いやそれパクらなくていいから」

宥「玄ちゃんのせいじゃないよ?みんな覚悟は承知できたんだから…」

怜「私は覚悟なんてしとらんよ…なにするか知らなかったわけだし…」

久「とりあえず席について。メニューをみましょう」

怜「め、メニューからしてメゲるわ……」

咲「怜さんそれ恭子さんのパクリですか?」

和「さ、咲さんそんなこと言ってる場合じゃないですよ!このメニュー…イカれてます!」

久「順番は私から時計回りね」

憧「わかりました…もう覚悟決めよ」

穏乃「逃げたら炎上逃げたら炎上」

灼「穏乃、大丈夫。こんなに人いるんだし、たべきれるよ」

久「んー、まずは無難にこれかな!」

久「ポテトフライくださーい!」

店員「かしこまりましたかしこー」

咲「無難ですね。」

怜「これは絶対入っとるな」

玄「これは入ってなかったら長野を恨みますよ」

和「玄さん。まだキャラ崩壊するのは早すぎます」

憧「絶対はいってる!これは!」

穏乃「ポテトくらいなら食えるk」

店員「お待たせいました。ポテトフライです」ドカン

怜「な、なんやこれは!!?」

咲「これ…私とお姉ちゃんがわずか一品で沈んだメニュー…」

和「こ、これたべるんですか?」

久「当たり前じゃない」

玄「これはヤバいです」

宥「あわわわわ」

和「ゆ、優希も黙ってないでなんとかいったら…ー」

優希「ゴチだじぇ」げっぷ

咲「うそっ」

久「!!流石に驚いたわ」

和「ゆ、優希〜!!」抱

優希「わ、わ!なにするんだじぇ!のどちゃん!」

須賀「!!俺も一人で食えば…ハーレム!!」

怜「こ、この小さい体のどこにあのポテトが入ったんや!?」

憧「こ、これが長野代表」

穏乃「清澄高校!!」

玄「優希…私の倒すべき相手だ!!」

穏乃「それ私のパクリ」

優希「ちなみに店員。何位だったんだじぇ?」

店員「3位です」

ヨッシャーーーーー!!!

宥「やったぁ!!」

玄「やったよお姉ちゃん!!」

咲「やったよー!!」

久「ま、これが妥当ね」

須賀「部長すごいっす!」

優希「喜ぶのはまだ早いじぇ。」

咲「えっ?」

優希「メニューを見るがいいじぇ。もう安パイがなくなった」

咲「えっ?いやまだあるよ!?オニオンフライとか、お子様ランチとか!」

優希「私が予言しよう。おそらく3、4巡は間違える」

灼「なっ!」

和「そ、そんなオカルトありえません!」

憧「そ、そんな」

穏乃「まだ、まだ負けたわけじゃない!」

怜「引っかかる…あの優希の言葉が。」

玄「えっ?怜さん何か言った?」

怜「い、いや」

怜(念のためみておくか。1巡先を!!)
キュイイイイイン

咲『オヴェェェェ!』

和『ちょ、と…いれ…』

優希『くっ!くったもの・ぉ吐くなんて行動…とれなヴォオオオオオォォ!』

須賀『怜さん…ごめん…ぶっかける・ぁ
ヴォオオオオオォォルレルレ』

怜『も、須賀ぐんのゲロがモロにかかって……も、もらいゲルォォォォ』

玄『お姉ちゃん……さようなォォォォォォォォルレルレ』

宥「みんなの汚物、あったかァァァァヴォオオオオオォォ』

怜「!!?」

怜(や、やばい!一巡見ただけで地獄絵図ならぬ汚物絵図や!!)

怜(たった一巡になにがあったというんや!?)

怜(しかも、あの須賀とか言う奴のゲロがモロに私にかかってたやん!!)

怜(嫌や!好きでもない奴のゲロをかけられてもらいゲロなんて!!竜華のゲロの方がまだマシや!!)

久「どうしたの?怜の番よ?」

怜「えっ?え……ああ。分かっとる」

ちょっと眠いんで寝ます

後で書きますので

一旦乙

怜(くそ!ゲロに集中しすぎて何のメニューやったか見てなかったし、食欲失せたし……散々やわ)

怜(ここは…勘や!!麻雀でも勘やないか!!結局勘が試されるんや!!)

咲「怜…さん?」

怜「この、破滅ラーメンで!!」

店員「かしこまりましたかしこー」

久「へぇ。怜がそんな重そうなラーメン選ぶなんて珍しいわね」

玄「まさか、一巡先をみたんですか?」

優希「一巡先?」

和「何ですかそれは」

怜「麻雀で一巡先を見ることができるんや」

咲「えぇ!すごいよ!怜さん!!」

憧「一巡先を見ることができれば自ずとTOP10が見えてくる!!」

穏乃「怜さん…まさか!!」

宥「一巡先をみて…破滅ラーメンがTOP10にはいってると……?」

怜「ごめんな…これは勘やねん……
私が見た一巡先は……汚物絵図やねん…………」

久「汚物……」

玄「絵図……?」

怜「そうや……たった一巡で殆どの人が吐いてたわ……」

咲「それっ…て……」

和「げ◯ですか……?」

穏乃「和、それ伏字にしてもほぼわかっちゃるよ…」

店員「へいおまちぃ!破滅ラーメン!」
バァバァァァァァアン!!!

咲「どぅぇ」

和「こ……れは?」

店員「破滅ラーメンです」

玄「あ、あ、あ……ああ」ポロポロ

宥「く、玄ちゃん!なかないで…うぷ」

優希「私でもこれは引くじぇ…例えるなら32型のテレビと同じサイズ……」



怜「これが……地獄…地獄やぁ!!」

久「あらあら。まだ2品目でキャラ崩壊ね」

久「あ、私帰るわ。お疲れっしたー」

怜「……は?」

久「私は逃げても構わないの。だってこの企画を提案した張本人だから」

咲「そ、そんな理屈が通るんですか!!?」

和「いくら部長でもこれは怒りますよ!!?」

怜「そ、そういえばさっきの能力で久の姿は……なかった……」

久「んじゃそんなことでバイビー」ガラガラ

怜「う、うわぁぁあん!竜華ァ!たすけてやぁぁ!」

優希「ズルズルずずーー」

怜「……グス…まだ食うんか……こんな状況でも…」

優希「泣いたら解決するんだじぇ?」

怜「………ヒック」

優希「食べ物は粗末にしない。それは万国共通津々浦々なんじゃないのかだじぇ?」ずずーー

咲「もはや何を言ってるのかわからないよ……優希ちゃん……」

憧「ズズーー!!んん!!んまい!」

穏乃「ズビスビバババ!!プハァ!この豚骨醤油最高!!」

怜「……みんな…?」

宥「あ、あったかぁ〜い!この麺がちょうどいい固さで……」トゥルルル

玄「絶対に食べて竹井さんをみかえすのです!!」

和「しょうがないですね……ズビズビ」

咲「うん!これをクリアして部長のTwitterを荒そうよ!!」

怜「咲ィ……みんな……!」

須賀「よし、残りは俺が食う!!うぉぉぉぉ!!!」ズバババババババ

優希「んぐっ!すごい勢いで無くなっていく……」

和「須賀くん……すごい!!」

須賀「ぷぁはぁぁあはぁ!!!完食!!」

イャッファァァァーー!!

客「すごい根性だ!」
客「やるなあの小僧!」

怜「みんなぁ……私……頑張るわ!絶対に!あいつのTwitterを炎上させてやるんや!!」

こうしてみんなの結束が強まった………………のは束の間


店員「36位!」

灼「」

憧「」

咲「」

和「」

玄「」

宥「」

穏乃「」

須賀「」

怜「」

灼「」ダッ

穏乃「あ、灼さんん!!?」

憧「あいつ……逃げるつもりだ!!」

玄「ま、まって……灼ちゃん……うげっ…吐きそう……」

宥「あ、灼……ちゃうぉっぷぉ」

宥「ウゲゴゴォォォォォオ」ドロドトロロロロ

穏乃「ゆ、宥さん…?!」

憧「ゆ、宥姉が吐いた!!」

玄「お、お姉ちゃん…!!!」

咲「や、やばいよこれ……」

和「と、とりあえず……私も……ゲェッ……オロロロロロロ!」グヂバババパ

咲「の、和ちゃん!!?」

優希「や、やばいじぇ!これが怜さんが言ってた……汚物絵図!!?」

須賀「連鎖されてくゲロ……ご、ごめんなさ……い…怜さん……ブォッガボボボボボ!!」ブシャァァァ

怜「!?やっ!須賀くんのゲロが……モロに……」

怜(た、耐えるんや!!ここで吐いたら他の人たちがもらいゲロや……!!)

怜「おげっ……」

穏乃「す、すごい!怜さん……耐えてる!」

憧「さすが!……さっ!今のうちにお風呂行こう!怜さん!」

怜「……」コクッ

穏乃「……」ツルッ

穏乃「あっ……」

穏乃「怜さん!!!よ、避けてぇ!!」

怜「……!!?」チュゥゥ

穏乃「……!!!」チュゥゥ

憧「あ…っ……と、怜さんとシズが……キスしてる……!?」

穏乃(グブォぇ……吐きそ……)チュゥゥブチュ

怜(は、はよ……どけぇ)

穏乃「ブォぇべぉぉぉガォォォブォォォ!!」ゲロケロケゲゲゲケケ


怜(!?し、穏乃のゲロが……口の中に……)

憧「こ、これ……」

穏乃「おげぉぇ…………ふぅ……」

怜「……」

怜(さ、さすがに口の中に生ゲロ入れられたら……)

穏乃「……ご、ごめんなさい……怜さ」

怜(で、でるぅ!!)

怜「ぐぼぼばばぁぁぁぁぁ!!」ドバドバドバ

穏乃「と、」

憧「……怜さ……ん……!!」








こうして、帰れま10はたった2品目で汚物絵図となり、テレビで生中継していたテレビ局は倒産。しかし一部ファンからは支援を受けた。

後々灼のTwitterは炎上、ドランクドラゴン鈴木状態となってしまったとさ

カン


かなりスカトロピカル おつ

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