【ファンタジー】安価の空の下【コンマとか】 (521)

全ての設定を安価頼りで作って行こうってスレ
あんま難しい数値とかは設定せず基本安価とコンマのみで進行していく感じ
キャラ作ると同時に世界設定も作っていく感じで

以下テンプレ
【名前】キャラ名 あまりにも酷いのは×
【性別】男女・不明・あるいは
【年齢】見た目年齢○○実年齢○○、みたいなのも可能
【種族】ファンタジーに出る大半の物は○ その手のコンマに影響あるかも
【職業】職業として扱える物なら大半○  その手のコンマに影響あるかも
【出身】○○国のようなものから○○地域、みたいなものまで可
【性格】安価の傾向の参考にします
【特技】行動に幅が生まれる その手のコンマに
【容姿・特徴】2つまで その手の
【自由項目】上記の項目の中で一つに自由な設定追加

こんなもんで

とりあえずキャラを↓1-3で作って、コンマが一番大きかったものを主役にします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440172268

ガイウス「よし、今日の訓練はここまでだ!」

「ありがとうございましたっ!」

ガイウス「……ふぅ」

「ガイウス様、お疲れ様です」

ガイウス「この程度でお疲れ様とは、私も歳だな」

「そ、そんなつもりで言ったわけでは」

ガイウス「冗談だ」

「……」

ガイウス「……」

ガイウス「……見回りに行ってくる」

「あっ、わ、私も御供しますっ」


御供のキャラ設定
1 する テンプレで制作
2 しない モブ扱い

↓2

製作、の安価を選んだ場合同時に製作していただいて大丈夫です
その都度再安価を取ると手間ですし

今回は↓2で作りましょう

説明の仕方が悪かったですね
一度作成したキャラは既に世界に存在してます
なのでいずれキャラクター同士で絡みが発生することになります
一度作ったキャラは被らせないようにしてください
いきなりグダって申し訳ないです

↓1で再作成

安価取ってしまったすまん
ってことは安価取れなくともキャラ設定書けば登場する可能性あるのね

>>18
そんな感じですね
あと安価取っても別に悪い事ではないので普通に採用します


ガイウス「……こうして街を見回りしていると」

ガイウス「昔と比べて帝国が大きく変わったことを、痛感させられるな」

マシウス「そうですね……魔導技術の台頭で、帝国だけでなく隣国の情勢も大きく変わりました」

ガイウス「私はどうも好きになれんな、この魔導技術と言うものは」

マシウス「兄上は軍人ですから、尚更でしょうね」

ガイウス「……む、何やら騒がしいな」

マシウス「あれは……」


1 新聞の号外
2 路上での喧嘩
3 果物泥棒

↓2

「喧嘩だー!」

「やれー!ぶちのめせー!」


マシウス「喧嘩、のようですね」

ガイウス「こんな街中でか……やれやれ、警備の者は何をやっているんだ」

マシウス「丁度昼頃ですし……食事休憩、とか?」

ガイウス「……」

マシウス「も、もし叱るにしてもお手柔らかにお願いしますよ?兄上」


喧嘩してる二人

1 キャラ制作 男
2 キャラ制作 女
3 モブ 男
4 モブ 女

↓1-2

「わーわー」

「キャーキャー」

ガイウス「騒ぎが収まる気配が無いな……」

マシウス「あっ、兄上」


ガイウス「鎮まれ!ここをどこだと思って騒ぎを起こしている!」


「あぁん?誰だ……って、ゲッ!?」

「あの紋章は、帝国騎士団の……なんでこんな所に……?」


ガイウス「これ以上騒ぎを大きくしようとした者は、投獄も覚悟してもらうぞ」

ガイウス「それだけの覚悟があるものは、私の前に出ろ!」


マシウス「……鶴の一声とは、正にこの事ですね」

ガイウス「さて、次は警備の詰所だ」

マシウス「……先程も言いましたが」

ガイウス「お手柔らかに、だろ?分かっている」

マシウス(あぁ、また脱退者が出ないといいですが……)


警備騎士
1 キャラ制作
2 モブ 男騎士

↓2

「なぁ、見回りに戻らなくていいのか?もう休憩時間は……」

「なぁに、そうそう昼間に事件なんて起こらないさ」

「まぁ、それもそ……」

「ん、どうし……」

ガイウス「……」

「ガ、ガイウス様……」

ガイウス「……どうやら、もう一度訓練兵からやり直したいらしいな」

「あ、こ、これはその……」

ガイウス「代わりの者はこちらから手配する。おまえ達二人は午後からの新兵訓練に来い!分かったか!」

「りょ、了解しましたっ!」

マシウス(ご愁傷様……)


ガイウス「全く、騎士団の質の低下にも困ったものだ」

マシウス(兄上が少し厳しすぎるからなせいもしますが……)

ガイウス「……さて、そろそろ戻るか」

マシウス(ほっ)

ガイウス(やはり警備に格上げする人間は厳選した方がいいな)

ガイウス(とはいえ、全ての警備員が私の指揮下にあるわけではない)

ガイウス(越権行為と言われれば、そうなのかもしれんが……)

ガイウス「……頭が痛いものだ」


1 ガイウスへ訪問者 キャラ制作
2 ガイウスへ報告  マシウス・キャラ制作・モブ


↓2

コン コン

ガイウス「……ん、誰だ」

「やーぁ、僕だよ。開けておくれ」

ガイウス「……扉は開いている、勝手に入れ」

「それじゃ、勝手にさせてもらおうか」

ガイウス「何の用だ、ロートシルト」

ロートシルト「入ってくるなりその言いぐさは酷くないかい?」

ガイウス「貴様が来るのは、大抵ろくでもない話を持ってくる時だからな」

ロートシルト「君にとってはろくでもない話でも、僕にとっては実のある話なのさ」


ガイウス「改めて聞く、何の用だ」

ロートシルト「ええとねぇ……」


1 既存キャラを話題に
2 キャラ制作で新規キャラを話題に
3 個人的な話

↓2

今日はここまで

キャラある程度出てきたらキャラ追加だけじゃなくて固定で登場枠あげたりしたいと思います
主役が主役だけに製作キャラがあんなことやこんなことになったとしても泣かないでください

ロートシルト「ティレイラ、と言う名前に聞き覚えは?」

ガイウス「……無いな、誰だ」

ロートシルト「君はもう少し、外の世界の事情を知ったほうがいいよ」

ガイウス「あいにく、内部の事でも手一杯でな」


ガイウス「それで、そのティレイラとやらは一体何者だ」

ロートシルト「辺境の村は流石に知ってるよね?」

ガイウス「あそこは帝国領だ、知らんわけなかろう」

ロートシルト「なら彼女の事、知っていてもおかしくないと思うのだけれど」

ロートシルト「彼女は魔導技術の提供者でもあるのだから」

ガイウス「……私は、魔導技術の類が好かんからな」

ロートシルト「君が好まなくても、帝国は技術を求めているんじゃないかな?」

ガイウス「……」

ロートシルト「おっと、話が逸れたね。それで、その辺境の村がいま少しマズイことになっていてね」

ガイウス「マズイ事?」


1 ロートシルト「エルフがクーデターを起こしたんだ」
2 ロートシルト「隣国の【既出の国・又は新規国】に攻められていてね」
3 ロートシルト「人口が減少してるんだ」
4 ロートシルト「その他、何かしらの問題を書き込んで欲しいんだ。キャラの追加も出来るよ、○○が○○を、みたいな感じで」

↓2

既出の国を既存キャラの国から選択するか、新規国をお願いします
今後こういう選択肢の時は特に指定が無い場合そんな感じで

ロートシルト「隣国の魔法王国から、侵攻を受けているらしいんだ」

ガイウス「……魔法王国から?」

ロートシルト「エルフ達の魔法は、魔法王国としても喉から手が出るような技術だもの」

ガイウス「そんな報告、受けていないぞ」

ロートシルト「帝国の領土内とはいえ、エルフの村だからね。他人の手は借りない、って所じゃない?」

ガイウス「……なら、勝手に滅ぼされてしまえばいい」

ロートシルト「分かってて言ってるでしょ?あの村が魔法王国の手に落ちたら、帝国の立場がどうなるか」

ガイウス「……」

ロートシルト「帝国の魔法技術なんて、その大半が元は他人の物なんだから」

ロートシルト「一つ二つ奪われたら、すぐに優位性なんて無くなっちゃうよ」

ガイウス(……こいつの言っている事は、間違っていない)

ガイウス(だが、魔法王国とは睨み合いが続いている現状、下手に突いて藪から蛇を出してしまう可能性もある)

ガイウス(こいつが持ってきた情報の真偽も、定かではないしな……)

1-5 ガイウス「……密に救援を送ろう」
5-6 ガイウス「私が赴こう」
7-9 ガイウス「そんなものは無視だ」
0   ガイウス「お前の本音を聞いてから考えさせてもらおうか」

↓1で判定

ガイウス「お前の本音を聞いてから考えさせてもらおうか」

ロートシルト「え?」

ガイウス「帝国の利益のためだとか、お前がそんな殊勲な考えをするわけがないだろ」

ロートシルト「……まぁね」

ロートシルト「本音を言えば、帝国が独占してる技術は帝国が持ったままにしておいてほしいわけ」

ロートシルト「技術が溢れ返ってしまうと、希少性が薄れてしまうからね」

ロートシルト「欲を言えば、うちが全ての技術を独占出来たら一番なんだけれど」

ガイウス「……」

ロートシルト「睨まないでよ、怖いなぁ」

ガイウス(こいつ、やはりどこまで信用してよいか分からん男だ)

ロートシルト「こうして本音を零してあげたんだから、前向きに考えて貰えるよね?」


選択
1 ガイウス「……密に救援を送ろう」
2 ガイウス「私が赴こう」
3 ガイウス「やっぱり無視だ、無視」

↓2

ガイウス「ここで貴様と話していても、埒が明かん」

ロートシルト「……」

ガイウス「私が自ら赴いて、状勢を確かめてくる」

ロートシルト「そう言ってくれると信じていたよ、我が友人」

ガイウス「勝手に友人にするな」

ロートシルト「僕に利益をもたらしてくれる人は、みーんな僕の友人さ」

ロートシルト「それじゃ、僕はこの辺で。朗報を待ってるよ」


1 ガイウス「おい、待て」
2 ガイウス「さっさと行け」
3 ガイウス「……ふん」

↓2

ガイウス「さっさと行け」

ロートシルト「はいはい、じゃあねー」


バタン


ガイウス(……相変わらず、心の底では何を考えているのか分からん奴だ)

ガイウス(しかし、辺境の村と言うとそこそこの距離がある)

ガイウス(それに、侵攻を受けているならこちらもそれなりの準備がいるだろう)

ガイウス(だが、あまり大っぴらに動くのもよくないな)

ガイウス(こういう時は……)


↓1-3で同行者を製作 既存キャラの場合名前のみでOK 戦闘員か従者系に限る

ガイウス(相変わらず、暗い場所だ)

ガイウス「ユリウス、ユリウスはいるか?」

「はい、ここに」

ガイウス「あの二匹は、どうしている?」

ユリウス「今のところは大人しくしてくれているようです。まぁ、片方は半ば強制的ですが」

ガイウス「表だって兵を出せない任務があってな、二匹を連れ出せないか?」

ユリウス「……二人共、ですか?」

ガイウス「大がかりな任務になる可能性もあるんだ」

ユリウス「ガイウス様のご命令に反論はございませんが……お気を付けくださいませ」

ガイウス「あぁ、分かっている。あんな見た目でも、滅ぼされた国は一国や二国ではないからな」


ガイウス「リューン、起きろ」

「……」


1 リューン「がるる……」
2 リューン「ガイウスだぁ!」
3 リューン「……」
4 その他 ガイウスへの態度の指針になります

↓2

リューン「残像だ」

ガイウス「!?」

リューン「がうっ!」

ガイウス「うおっ……!?」

ユリウス「ガイウス様っ!」

ガイウス「……だ、大丈夫だユリウス」

リューン「そんなに隙だらけだと、頭からがぶりだよ?ガイウス」

ガイウス「……大人しく鎖に繋がれていろと言っただろ、リューン」

リューン「えー、これ動きにくくて嫌いなんだもん」

ガイウス「繋がれていないと不安だと言う者もいるんだ」

リューン「そんな奴、食べちゃえばいいんだよ。めんどくさい」

ガイウス「そうなったら、全面戦争だな」

ユリウス「ガ、ガイウス様……」

リューン「……ガイウスとはまだ戦いたくないから、いいや」

ユリウス「……ふぅ」

ユリウス(本当に連れて行って、大丈夫なのでしょうか……)


ガイウス「どうやら、リューンはいつも通りの様だな」

ガイウス「ユリウス、ジンエモンはどこだ?」

ユリウス「ええと、ジンエモンはそちらの檻に……」


1 ジンエモン、大人しく鎖に繋がれている
2 ジンエモン、やはり鎖に繋がれていない
3 ジンエモンも残像だった
4 その他 ガイウス及びユリウスへの態度の指針になります

↓2

ジンエモン「……」

ユリウス「こら、ジンエモン。ガイウス様がいらっしゃっていると言うのに」

ガイウス「構わん、私はここで待とう」

リューン「私もここでまとーう」

ジンエモン「……」

ガイウス「……」

ユリウス「……」

リューン「……いら」

ジンエモン「……」

ガイウス「……」

ユリウス「……」

リューン「……いら、いら」


ジンエモン「……」

リューン「……うがーっ!!」


コンマ
1-4 ジンエモンに飛びかかるリューン、さらりとかわすジンエモン
5-7 ジンエモンに飛びかかるリューン、ぶつかり合ってよろけるジンエモン
8-9 ジンエモンに飛びかかるリューン、実は足が痺れていたので顔面で喰らうジンエモン
0    飛びかかろうとするリューンをガイウスが諌める

↓1

ジンエモン「……!」

リューン「がうっ、がうっ」

ジンエモン「……っ」


ユリウス「お、落ち着きなさい二人とも!」

ユリウス「どう、どうどう……」


リューン「ジンエモン、つまんないから嫌い」

ジンエモン「……」

リューン「なによー」


ガイウス「あの二人はいつもあの調子なのか?」

ユリウス「リューンが全く相手にされていない感じですが、概ね」

ガイウス「これからしばらく一緒に行動することになるんだ、仲良くしろ」


リューン「つーん」

ジンエモン「……コク」


ユリウス「ガイウス様、やはりこの二人は……」

ガイウス「いや、この二匹でなければならん。極力少人数で大きな力を持ち、そして……」

ガイウス「帝国に関係がない、この二匹でなければな」

ガイウス「すぐに出立の準備をさせてくれ。特にリューンは、あのままでは街中で目立ちすぎる」

ユリウス「ハッ、かしこまりました」

リューン「このヒラヒラ、邪魔くさーい」

ガイウス「我慢しろ、そのデカイ角と尻尾を隠すためだ」

リューン「いいじゃん、かっこいいでしょ?」

ガイウス「街を大混乱に陥れて、帝国と全面戦争したいなら取ればいい」

リューン「ぶーぶー」

ジンエモン「……」

ユリウス「これジンエモン、勝手に市場の物に触ってはいけない」

リューン「あ、それおいしそー」

ユリウス「こらこら、リューンまで……」


「ちょっとお客さん、困りますよー」

ガイウス「すまんな、これで勘弁してくれ」

「え、き、騎士様っ!?こ、これって金貨……」

ガイウス「人目を引くな、お前達」

リューン「はーい」

ジンエモン「……コク」


帝国→辺境の村へ

コンマ偶数 何事も無く到着
コンマ奇数 新規キャラ・又は既存キャラとの遭遇(別に安価取ります)

↓1

遭遇キャラ安価

↓2


今日はここまでにします
キャラが増えてくると会話が上手くいかなそうで怖い頑張る
多分本編中で活かせない設定も出てくると思う、おにいさんゆるして

一応製作されたキャラは全部メモ帳にまとめて保存してあります
ただ登場させるにあたって細かい部分を変更したりすることもあったりするのでご了承を
作ったけど出番なし、の可能性もあるのでお気をつけて

その辺はある程度まで摺り寄せます
ただ、先に出来た設定と矛盾する部分はこちらで調整するかもしれないです
○○にしかいない、みたいな奴が各地にいると変なので○○と人間のハーフ、とかになったり

妾の娘とかにするか、皇室と王室が混在してる少し複雑な国にするか
その辺は出てきた時の状況に合わせようかなぁ

こんな感じで質問にはホイホイ答えますので気楽にどうぞ

ユリウス「……ハァ……ハァ」

ガイウス「……」

ガイウス「帝国からここまで歩き通しだ。少し休むか」

ユリウス「……申し訳ありません、ガイウス様」

ガイウス「私が休みたいだけだ」

リューン「わーい、休憩休憩っ」

ジンエモン「……」


ガイウス「……この辺りまで来ると、人も疎らだな」

ユリウス「この辺は帝国領とはいえ、隣国との境界が近いですからね」

ユリウス「野盗の類も増えていると聞きますし、好き好んで、出歩くような輩は余程の物好きでしょう……」

ガイウス(野盗、か……帝国の影響力も落ちたものだな)

リューン「物好きって、ガイウスみたいな?」

ガイウス「なぜそうなる。私の場合は明確な目的が……」


ガサガサッ


ガイウス「……む」

ユリウス「……反対側の木陰から、聞こえましたね」

リューン「物好き2号かな」

ガイウス「物好きを狙う方かもしれん」


1 ガイウスが武器を持って様子を見に行く
2 リューンが興味本位で様子を見に行く
3 ガイウスが武器を持って様子見に行き、リューンが付いてくる
4 向こうから来る

↓2

ガイウス「……少し、様子を見てくる」

ガイウス「帝国に害を成すものなら、倒しておいて損はない」

リューン「私も行くー」

ガイウス(……ユリウスの護衛は、ジンエモンがいれば十分か)

ガイウス「もし一緒に来るなら、角と尾はちゃんと隠せ」

リューン「えー、なんで?せっかく人目が全然ないのに」

ガイウス「逃げられでもしたら面倒だ」

リューン「ぶーぶー」

ユリウス「ガイウス様……お気をつけて」

ガイウス「うむ」

ガイウス「……」

リューン「そろーり、そろーり」


「……ごく、ごく……ふぅ」

「話で聞くよりずっと、大陸と言うものは広いのですね」

「次の街は一体、どこにあるのでしょうか……」


ガイウス(……声は、一つか)

リューン「そろーり、そろーり」

ガイウス(野盗の類が単独で行動するとは思えん。だとすると……物好きの方か)

ガイウス(……だが、一応用心するに越したことはないな)


1 タキザワ「そこに隠れていらっしゃるのはどなたですか?
2 ガイウス「そこのお前、一体何者だ」
3 リューン「こんにちは、物好き2号さん」


↓2

「……そこに隠れていらっしゃるのは、どなたですか?」

ガイウス「……!」

リューン「バレちゃってるみたいだよ、ガイウス」

ガイウス(……どうやらただの物好きではないらしい)

ガイウス「私達は怪しいものでは無い。人の気配がしたので様子を見に来ただけだ」

ガイウス「この辺は野盗も多く、物騒だと聞き及ぶのでな」

リューン「でなっ」


「よかった、話せそうな人が通りかかってくれて」


ガイウス(……見慣れぬ恰好だ。見たことの無い髪の色をしているし、帝国の者では無いのか?)


タキザワ「私はフセ・タキザワと申します。あなた方も旅を?」

ガイウス「いや、私はこの辺りを治める帝国の者だ」

ガイウス(この鎧を見てそれが分からないとなると……帝国の者では無いとみて間違いないな)

タキザワ「てーこく……と言うのは、大きな街の名前でしょうか?」

ガイウス「ん、まぁ……そうなるか」

タキザワ「……」

タキザワ「……あの、行きずりの方にこんなお願いをするのは不躾だと承知で申しますが」

タキザワ「そのてーこくへの道を、教えて頂けないでしょうか?」

ガイウス「……」

ガイウス(ほとんど一本道だが、人通りに出るまでは結構な距離がある)

ガイウス(土地勘のない者にまっすぐ進めばいい、と言ってたどり着けるものだろうか?)



1 ガイウス(……なぜ私がそこまでせねばならない)
2 ガイウス「用事を済ませた帰りでよければ、案内出来るが」
3 リューン「えーっとねー、ここをこう行って……」
4 リューン「一緒に付いて来れば、一緒に帰れるよ」

↓2

ガイウス「用事を済ませた帰りでよければ、案内出来るが」

タキザワ「本当ですか?ありがとうございます!」

ガイウス「どのくらい掛かるかは分からないし、戻ってくる保証が無くてもよいなら」

タキザワ「……?」

ガイウス「私は軍人だ、と言えば少しは伝わるだろうか」

タキザワ「あ……なるほど」

リューン「私がいるから戻ってくる保証はあると思うんだけど」

ガイウス「……まぁな」


タキザワ「お強いんですね、女性なのに」

リューン「お強いよ、自他ともに認める実力者だもん」

ガイウス(否定はせんが……)

タキザワ「私も武術の心得がありますが……自分で強いと思えるほどは、まだ」

リューン「ふーん」


1 ガイウス「そろそろ行くぞ、リューン」
2 リューン「やっぱり一緒にきなよ」
3 ユリウス「ガイウス様、ご無事ですか?」ジンエモン「……」

↓2

ユリウス「ガイウス様、ご無事ですか?」

ジンエモン「……」

ガイウス「む……」

ガイウス「すまないな、ユリウス。少し話し込んでしまっていた」

ユリウス「いえ、害のある者でなかったのなら一安心でございます」


タキザワ「……」

ジンエモン「……」

リューン「二人して見つめ合って、どうしたんかね」


コンマ判定

1-7 タキザワ「い、いえ。何でもありません」
8-9 タキザワ「お名前、お聞きしてもよろしいですか?」
0   タキザワ「にい、さま……?」

↓1

タキザワ「い、いえ。何でもありません」

ジンエモン「……?」

リューン「変なの」

タキザワ「では、私はここでお待ちしていますので」

ガイウス「ユリウス、水に余裕はあるか?」

ユリウス「はい、ございますよ」

ユリウス「どうぞ、タキザワ様」

タキザワ「水は貴重な物なのでは?」

ガイウス「この辺りではそうかもしれないが、街へ行けばそこまで高価なものでは無い。気にするな」

タキザワ「……ありがとうございます」


リューン「あそこまでするなら連れていってあげればよかったのに」

ガイウス「これからどこへ行くのか分かってるのか?お前は」

リューン「……どこだっけ?」

ガイウス「……」



辺境の村の状況
1-2  のどかに見える、本当に侵攻を受けているのだろうか?
3-4  一見のどかに見えるが、ピリピリと空気が張り詰めているのが分かる
5-9  崩れた民家が目立ち、一目で戦いが合ったことがうかがえる
0    絶賛侵攻中!

↓1

ユリウス「こ、これは……」

ガイウス(以前に一度視察に来た時は、自然溢れるのどかな場所だったと記憶しているが)

ガイウス(どうやら、侵攻を受けていると言うのは嘘ではないらしい)

ユリウス「なんと酷い事を……」


「そこのお前達、止まれ!」


ガイウス「……む」


「それ以上近づくと、撃つぞ」


ガイウス「随分と熱烈な歓迎だな」

リューン「やっちゃう?」

ガイウス「こら、目的を忘れるな」

リューン「目的……?」

ガイウス(……早めに話を付けた方がいいな)

ガイウス(先頭に立っているのは女か。あれがあいつの言っていた……)


1 ガイウス「ティレイラ、と言うのはお前か?」
2 ガイウス「ロートシルトから話を聞いてきた者だ」
3 ガイウス「帝国から来た軍人だ」
4 ユリウス「ティレイラ様、ユリウスにございます」

↓2

ガイウス「ティレイラ、と言うのはお前か?」

「……貴様、ティレイラ様の名を気安く呼ぶな!」

「人間共め、さっさと出ていけ!」

「待て、お前達」

「ティレイラ様……?」


ティレイラ「ティレイラは私だ……その紋章、帝国の騎士か」

ティレイラ「今さら何をしにきた。私達は帝国の力なぞ借りぬ」

「そうだそうだ!」

ガイウス「……」


1 ガイウス「ここは帝国領だ、見過ごすわけにはいかん」
2 ガイウス「帝国としてではなく、個人の意思でここへは来た」
3 ガイウス「友、人?の頼みなのでな、大人しくは帰れん」
4 リューン「黙って聞いてれば……がるる」
5 ユリウス「ティレイラ様、お話をお聞きください」
6 その他 発言者自由 内容が沿っている発言に限る

↓2

ガイウス「友、人?の頼みなのでな、大人しくは帰れん」

ティレイラ(疑問形……?)

ティレイラ「そのありがた迷惑なな節介を掛けた友人とは、一体何奴ぞ」

ガイウス「ロイエナル・ロートシルト、という男だ」

ガイウス(名を出して通じるか分からぬが……)

ティレイラ「……」


コンマ安価
1-2 ティレイラ「誰だそれは、知らん知らん」
3-5 ティレイラ「あの胡散臭い男か……尚更信用できん」
6-9 ティレイラ「あの御節介焼きめ、余計な真似を」
0   ティレイラ「……ポッ」

↓1

ティレイラ「……ふん。あの御節介焼きめ、余計な真似を」

ティレイラ「……」

「どういたしますか?ティレイラ様」

ティレイラ「……一応、客としてもてなせ。帝国を認めるわけではないが、苦しいのも事実だ」

「……かしこまりました」


ガイウス(ただの胡散臭い男だと思っていたが、顔だけは広いようだな)

ユリウス「穏便に済んでよかったですな」

ガイウス「うむ」

ジンエモン「……」

「どうぞ、こちらへ」

リューン「うむ、くるしゅうないぞ」

「……イラッ」



自由な会話
誰と誰が、という方式で選択 会話内容も設定可(決めない場合こちらで割り当てます)

↓2

リューン「むー、ご飯が足りないよぉ」

リューン「保存食はおいしくないし、お城でのご飯が恋しいなぁ」

リューン「……ん」

ジンエモン「……」

リューン「こんな所で黄昏て、どうしたのさ?」

ジンエモン「……」

リューン「当ててあげようか、何考えてるか」


1 リューン「ジンエモンもお城のご飯が恋しいんでしょ?」
2 リューン「ズバリ、今日会ったあの子!」
3 リューン「あのエルフの女に一目惚れ、とか」
4 リューン「……くぁ、ねむい」

↓2

リューン「ズバリ、今日会ったあの子!」

ジンエモン「……っ」

リューン「やっぱり、大正解?」

ジンエモン「……コク」

リューン「雰囲気似てたもんね、ジンエモンと」

ジンエモン「……」

リューン「無くしてる記憶に関係してるかもよ」

ジンエモン「……」

リューン「……」

ジンエモン「……?」

リューン「……もうだめ、げんかい……」

リューン「……おやすみ、じんえもん……」

ジンエモン「……フゥ」


次の日の朝
偶数 侵攻は起こらなかったらしい のどかな朝だ
奇数 突然の侵攻に慌ただしく目を覚ました

また、奇数の場合コンマの大きさで敵の勢力度も判定

↓1

この辺にしておきます

今はガイウスの視点メインで進んでますが、他に主役格のキャラが展開で現れたら視点変更もあるかもしれません
しかし主人公(37)ってよく考えたら珍しい

では

人間以外の種族はあんまり良い扱いされてない世界観なんか

>>164
今後設定面で色々追加あったりするとあれなんでそこまで設定は厳密に考えてないですが
エルフ=奴隷、みたいな極端な扱いではないです
ただ、人の持たない力に対する羨望と恐怖から酷い扱い受けてる種族もあるって感じで

現段階で最強の種族は龍人です

乙乙こういう風に設定が増えていくの良いね
安価とれてなくても一度書き込まれたらキャラ設定だけじゃなく世界観の設定も採用されているの?

>>167
矛盾や無理が生じない範囲で、超長文とかでなければキャラの自由項目に書かれた設定は採用します
例えば帝国に元々あった王家はルーンライト家ですが、今の帝国を支配しているのはローエングラム朝です
んで帝国は元々ゼネジアス帝国、と呼ばれる国でしたが今は帝国とだけ呼ばれる集合体のような国家です

みたいな感じで、キャラが登場しなかったとしても、世界設定への貢献としても大いに歓迎です

ただそうですね、無制限にキャラ設定と世界設定が増え続けるのと大変そうなので
キャラ追加安価で追加できるのは1更新1IDに付き一人までにしましょうか
そうすれば既存キャラの登場機会も増やせるかな

次回更新までにご意見お待ちしときますね

ご意見お待ちしときますね(お返事一件)
この賑わいっぷりなら1更新1ID一体でよさそうですね

ガイウス「どうやら、早朝からの奇襲は無かったようだな」

ティレイラ「……む」

ガイウス「寝てないのか?酷い顔だぞ」

ティレイラ「……うるさい」

ティレイラ「今、この村の責任者は私だ。おちおち寝てなどいられるか」

ガイウス「……責任者ならば、尚更休養はしっかり取るべきだ」

ガイウス「指揮官の指揮は、そのまま全体に拡がるものだからな」

ティレイラ「……」


1-6 ティレイラ「人間が何を偉そうに……」
7-9 ティレイラ「不本意だが……お前の言っている事は正しい」
0   ティレイラ「……その言葉に甘えさせてもらうか」

↓1

ティレイラ「人間が何を偉そうに……貴様の指図なぞ受けるか」

ガイウス(……毛嫌いされたものだ)

ティレイラ「その下らんことを言うためだけに話しかけてきたなら、とっとと失せろ」

ガイウス「……むぅ」


リューン「フラれてやんの」

ガイウス「……見てたのか」

リューン「ガイウスって、ああいうタイプが好みなの?」

ガイウス「変に勘繰るな」

リューン「ぶーぶー」


自由なコミュニティ
誰と誰が、と言った形式で 会話以外でも可 また、コンマが60以上だった場合……

↓2

ティレイラ「……ふぅ」

「っティレイラ様」

「少しご休憩を成されては……?」

ティレイラ「……大丈夫だ。もう二度と、奴らにこの地を踏ませるわけにはいかないからな」


ティレイラ「……」

リューン「意地張っちゃって、フラフラな癖に」

ティレイラ「……」

リューン「おーい、聞こえてるんでしょー?」

ティレイラ「朝のあいつといい、胡散臭いあの男といい、人間はどうしてこう余計な気を掛けるのが好きなのだ!」

リューン「さぁ?なんでだろうね。私も知りたいや」

ティレイラ「……?」

リューン「まぁ、そこが可愛い所でもあるんだけどねー」

ティレイラ「お前、もしかして……」

「ティレイラ様、ティレイラ様ーっ!」

ティレイラ「どうした、何があった!」

「や、奴らです……奴らが、また……!」

ティレイラ「っ!」

ティレイラ「すぐそこまで、来ているのか?」

「いえ、まだ向こうはこちらに気付いていないでしょう」

ティレイラ「よし、打って出るぞ!」


リューン「あーあ、行っちゃった」

リューン「エルフってのはいつの時代も、頭が硬い奴ばっかだねぇ」

リューン「さーて、私もガイウスのとこ戻ろーっと」


襲撃してきたのは……

1 魔法王国の新規キャラ・既存キャラ
2 違う国の新規キャラ・既存キャラ
3 国家所属でない新規キャラ・既存キャラ

※襲撃するような感じじゃない既存キャラが選択された場合、特に指定なく安価下になる場合があります

↓2

ティレイラ「物見、報告を頼む」

「どうやらまた、昨日と同じ奴らが責めてきたようです」

ティレイラ「懲りない奴らめ……」

「ですが、指揮官だけは見慣れぬ恰好をしています」

ティレイラ「誰が何度来ても同じことだ、すぐに魔導大砲を用意させろ」

「ハッ、了解です!」


ガイウス「魔導大砲……魔導技術と言うのはもうそのレベルまで来ていたのか」

リューン「ガイウス、私達はどうするの?」

ガイウス「今の指揮官は私ではなく、あの女だ。指示があるまで様子を見るしかあるまい」

リューン「何の為にきたのさー」

ジンエモン「……」

ユリウス「どうかしましたか?ジンエモン」


ティレイラ「よーく引きつけろ……」

ティレイラ「今だ、撃てっ!」

「そ、そんな……」

「バカな、有り得ない……」


ティレイラ「……ま、魔導大砲の直撃を受けても向かってくるだと……?」

ティレイラ(昨日は蜘蛛の子を散らすように逃げて行ったと言うのに……)

ティレイラ「ひ、怯むな!うて、撃てっ!」


リューン「なんか、様子がおかしくない?」

ガイウス「……」

ガイウス(いくら訓練を積んだ兵士でも、あれだけの攻撃を受けて動揺が微塵も無いはずがない)

ガイウス(魔法王国の兵であるなら尚更だ。自分たちの得意分野で攻撃を受けているようなものだからな)

ガイウス(ならば、あの兵士達は一体……?)

リューン「ダメだこりゃ、全然聞いてない」

ジンエモン「……」


1 ガイウス「よし、お前達行くぞ
2 ジンエモン、無言で飛び出す
3 リューン「つまんない、私もう行くよ?」
4 様子見継続

↓2

ガイウス「敵の実態が掴めん。まだ様子を見る」

リューン「……りょうかーい」

ジンエモン「……コク」



「な、なんなんだ奴らは……」

「腕がもげてるのに向かって来ている奴もいるぞ……」

ティレイラ(昨日の敵と同じと鷹をくくっていたが、これは明らかに異様だ)

ティレイラ(昨日と、違う……?)

ティレイラ「……」

「しかしティレイラ様、奴らは……」

ティレイラ「数の多さに惑わされるな、狙うのは一人。昨日はいなかったあいつだ」

ティレイラ(私の読みが正しいなら、奴らは昨日倒した兵の……何という事を)

ティレイラ(もう大分接近を許してしまっている、ここで仕留めねば)

ティレイラ「撃てーっ!」

ティレイラ「……やったか……?」

「……兵士たちの足が、止まって……」


「……むくっ」


ティレイラ「……!?」

「お、起き上がった……!?」

「足を止めていた兵士達も、再び向かってきました!」

「も、もうダメだ……おしまいだ……」


ユリウス「ガイウス様、あれは一体……」

ガイウス「……私に分かると思うか?」

ユリウス「……」

ガイウス(もはや魔導技術の域すら逸脱しているのではないか?)


リューン「あれは多分、不老抗死の術だね。使ってる奴久々見たなぁ」

ガイウス「……」

ユリウス「……」

ガイウス「あれがなんなのか、知ってるのか?」

リューン「知ってるって言っても、実際使ってる奴見たことあるのは数回しかないけど」

リューン「あれは……んー、どこだったかなぁ。まぁいいや」

リューン「とにかくまぁ、歳取らないし死に対してもめちゃくちゃ頑丈になる術、かな?」

ガイウス(さらっと言ってるが、とんでもない事じゃないのかそれは……)

リューン「人間の身であんな術使うなんて、中身はろくでもない奴だと思うよ」

リューン「人間は長い年月に耐えれるように、出来てないもの」

「も、もうすぐそばまで……」

ティレイラ「……皆の者、女子供を連れてすぐに逃げろ」

「ティ、ティレイラ様は?」

ティレイラ「私はこの村の責任者だ。逃げるわけにはいかない」

ティレイラ(せめて最後に一傷……傷になるかも分からんが)

ティレイラ「早く逃げろ!」


「あのぉー」


ティレイラ「……!」


「この辺で、龍人を見かけませんでしたかぁ……?」


ティレイラ「……は?」


「臭いが、するんです……隠しても、いい事はありませんよぉ……?」


ティレイラ(な、何を言ってるんだこいつは……?)

ティレイラ(しかし、何故か……目が逸らせない)

ティレイラ(私が、人間相手に……立ちすくんで、いるのか……?)


1 ティレイラ、気を振り絞って先制攻撃
2 ガイウス、ティレイラの前に立ちふさがる
3 リューン、興味深げに近寄ってくる
4 ジンエモン、ティレイラを抱えて逃げる
5 その他 上記四人のどれかの行動

↓2

少し早いですが止め

既存キャラを登場させるときは安価で選択された時のみ、にしようと思ってましたが
こっちで勝手に登場の機会あげたりした方がいいんですかね


ではまた

出来ればキャラ追加はキャラ追加安価があった時にだけおねがいしまする
1更新1IDにしたのはキャラ追加が無い時もあるからバランス取れるかなーと思った故ですにて
今回のキャラは追加しときますが何卒

リューン「おーおー、こりゃすごい。もはや、術と言うより呪いだね」

「……?」

リューン「あんたほんとに人間、だよね?」

「……見つ、けた」

リューン「??」

ロン「見つけた、龍人っ!」

リューン「うわっち!?」

ロン「見つけた、見つけた、見つけたぁ!」

リューン「っ!」


1-5 ロンの攻撃を軽くいなすリューン
6-8 ロンの攻撃を自慢の武器で受け止めるガイウス(ガイウスの武器も指定)
9-0 ロンの攻撃に合わせてカウンターで吹き飛ばすジンエモン

↓1

ロン「……ちぃっ!」

リューン「危ないなぁ、もう」

ロン「逃げるな、龍人っ!」

リューン「逃げるに決まってるじゃん、いくら私でもそれに当たったら痛いよ」

ロン「ぐぎぎ……!」


ユリウス「ガイウス様、リューンが!」

ガイウス(……リューンが遅れを取るとは思えんが)


1 ガイウス、武器を持って加勢(武器も指定)
2 ジンエモン、飛び蹴りでロンを吹き飛ばす
3 ティレイラ、何とか気を持ち直してリューンごと二人を攻撃

↓2

ガィンッ

ロン「……!」

リューン「ガイウス、何してんの?」

ガイウス「何をしてるって……見れば分かるだろうが」

ガイウス(なんだ、この力……この体格で、一体どこからこんな力が)

リューン「ガイウスでも危ないと思うよ、そいつ」

ガイウス「ぐぬぬ……どうやら、その、ようだ」

ガイウス(……だが、他者の手だけに頼るのも癪だ)

ガイウス「……ぬんっ!」

ロン「むっ……!?」


1-2 ガイウスの一撃が、ロンをを肩口から真っ二つに
3-7 ガイウスの一撃がロンの服を掠めた
8-9 ガイウスの一撃が空を切った
0   ガイウス、攻撃すら出来ず吹き飛ばされる

↓1

ガイウス「……っ!」

ロン「邪魔するな、小僧がぁ!」

ガイウス「ぐはっ……く」

ユリウス「ガイウス様っ!」

ジンエモン「……」

ガイウス「だ、大丈夫だ……」

ガイウス(せめて一撃、と思っていたが……私は私が思っている以上に、無力らしい)


リューン「……大丈夫?ガイウス」

ガイウス「あぁ、水を差してすまない」

リューン「んーん、ガイウスのそういうとこも嫌いじゃない」

ロン「何を無駄話している、こっちを向け龍人!」

リューン「……」

リューン「私は龍人なんて名前じゃない。リューン・ゾイドだ」

リューン「覚えとけ、バケモノ」


1-7 リューンの一撃で、真っ二つになるロン
8-9 リューンの一撃で、地面に突き刺さるロン
0   リューンの一撃で、バイキンマンのように吹き飛ぶロン

↓1

リューン「……ていっ!」

ロン「ぐぶっ……はっ……」

ロン「がはっ、ぐ……りゅぅ、じん……」


ユリウス「上半身だけで、喋っている……」

ガイウス(……予想は多少していたが、凄まじい光景だ)

ジンエモン「……」


リューン「何でそんなに恨んでるか知らないし、興味も無いけどさ」

リューン「関係ない人まで巻き込むのは、やめなさいな」

ロン「……」


1-3 黙れ龍人
4-6 黙れ、龍人……
7-9 だま、れ……りゅう、じん……
0   つばぺっぺっ

↓1

ロン「だま、れ……りゅう、じん……」

リューン「……はぁ、ダメだこりゃ」

リューン「ねぇ、ガイウス」

ガイウス「む?」

リューン「この子、捨ててくるから。ちょっと遠くまで」

ガイウス「……」

リューン「半日くらいかかると思うから、先に帰ってていいよ。ご飯の用意は忘れずにね」

ガイウス「……うむ」


「わ、我々は夢でも見ていたのか……?」

「何にしても、助かった……?」

ティレイラ「……」


1 ガイウス「……おい」
2 ティレイラ「おい、なんださっきのは」
3 ユリウス「戻りましょうか、ガイウス様」
4 ジンエモン「……スタスタ」

↓2

ジンエモン「……スタスタ」

ユリウス「あっ、こらジンエモン!待ちなさい!」

ガイウス(……さっきの奴の様子を見るに、魔法王国は関係なかったようだが)

ガイウス(魔導技術の先にあのような力があるのだとすれば……軽視は出来んな)

ガイウス(城に戻ったら、辺境警備について少し考え直さねばならんか)

ガイウス(なんにせよ、急いで帝国へ戻らねば)


ティレイラ「……」


1-6 ティレイラ「一応、感謝はしておく」
7-9 ティレイラ「帝国の兵も、大したことないのだな」
0   ティレイラ「……あり、がとう」

↓1

ティレイラ「……一応、感謝はしておく」

ガイウス「感謝なら、私ではなくあいつにしてくれ。私は寝転がっていただけだ」

ティレイラ「……あの龍人か」

ガイウス(……あれだけ派手に動けば、バレるのは必然か)

ガイウス「あまり驚いていないんだな」

ティレイラ「あんなものを見た後では……な」

ティレイラ「それよりも……あの龍人はなぜ、お前に従っているんだ?」

ティテイラ「見たところ、お前よりはるかに大きな力を持っているように見えたが」

ガイウス「……」


リューンがガイウスに従う理由

1 リューンが傷付いていた所をガイウスが助けた時から
2 リューンが暴れていた所に、討伐隊として派遣されたガイウスと戦って以来
3 お忍びで帝国へ来ていたリューンが一目惚れ
4 小さい頃から何故か知り合いだった
5 その他 なんらかの適した理由

↓2

ここまで

どんどん遅筆になっていってて申し訳ない
色々考えてると指が進まなくなるのです
よかったらゆっくりお付き合いください

では

ガイウス「……私にも分からん」

ティレイラ「?」

ガイウス「突然現れて、何故かなつかれていた」

ティレイラ「なんだそれは……」

ガイウス「次に会う事があれば、本人に聞いてくれ。あれば、だが」

ティテイラ「……ふむ」


ガイウス「それは置いておいて……この村が置かれている状況を考えて、帝国から警護の兵を送ろうと思うのだが」

ティレイラ「……」


1-4 ティレイラ「最初にも言ったはずだ、帝国の手は借りん」
5-9 ティレイラ「……勝手にしろ」
0   ティレイラ「……感謝はしないぞ」

↓1

ティレイラ「……感謝はしないぞ」

ガイウス「別に私に感謝する必要はない。当然の責務だ」

ガイウス「ただまぁ、警護に来た兵にあまり厳しくはしないで欲しい」

ティレイラ「……考えておいてやる」

ガイウス「よろしく頼む」


ユリウス「ガイウス様、ジンエモンが先に行ってしまいますっ」

ガイウス「おぉ、すまんすまん」

ガイウス「ではまた、会う事があればな」


ティレイラ「……ガイウス、か」


ジンエモン「……」

ユリウス「何故か、歩を速めて話を聞かないのです」

ガイウス「元々こちらが支配しているわけではないのだ、こちらが合わせるしかあるまい」

ユリウス「……確かにそうですね」

ガイウス(しかし、何を急いでいるのだ?)


偶数 タキザワはまだ待っていた
奇数 タキザワは置手紙をして去っていた

↓1

タキザワ「……すぅ……すぅ」


ジンエモン「……」

ユリウス「想定より大分遅れてしまったのに、まだ待っているなんて……」

ガイウス「しかも、無防備に寝ているとは」


ジンエモン「……スタスタ」


1-6 無防備に寝てると思いきや、ジンエモンが近づくと武器を構えて起き上がった
6-9 無防備に寝てるだけだった
0   タキザワ「……にい、さま……」

↓1

タキザワ「……にい、さま……」

ジンエモン「……っ」

ユリウス「お待たせしてしまって申し訳ございません」

ガイウス「少し、用事に手間取ってしまってな」

タキザワ「いえ、勝手に待っていたのはこちらですので……」

ジンエモン「……」

タキザワ「……」

タキザワ(にいさまの夢……凄く、久しぶり)

タキザワ(なんで、急に?)


帝国への帰路
自由な会話 誰と誰が、と言う方式 内容も指定可能

↓2

タキザワ「……あの、ジンエモン、さん?」

ジンエモン「……?」

タキザワ「ジンエモンさんのご家族は、何をしていらっしゃる方ですか?」

ジンエモン「……」

タキザワ「私の一家はですね。実は代々領主の家系なんです」

タキザワ「私が生まれてから、長らく男の子が産まれなくて……こんな格好をして、男の子として育てられていた時期もあるんです」

タキザワ「今は無事に男の子が産まれて、私は晴れてお役御免になったわけですが」

タキザワ「慣れてしまった習慣と言うのは、なかなか抜けなくて。今もこんな格好をしているんです」

タキザワ「……あ、すいません。私ばっかり話してしまって」


1-3 ジンエモン「……」
4-6 ガイウス「領主の一族だったのか」
7-9 ユリウス「領主の一族だったのですね、どうりで」
0   タキザワ「……ジンエモン、さん?」

↓1

ガイウス「領主の一族だったのか。見慣れぬ恰好だとは思っていたが」

タキザワ「一口に領主と言っても、我が国は地方の自主性に任せてますので、いわゆるまとめ役のような物ですが」

ガイウス「それでも、領主の一族に間違いはないのだろう?」

タキザワ「そ、そんなにかしこまらないでください。むず痒くなってしまいますので」

ガイウス「……そうか?」

ジンエモン「……」

タキザワ(……にいさまの面影を感じたのは、服装のせい?)

タキザワ(にいさまは黒髪だし、もしにいさまならもう少し年齢が上のはず、なのに?)

タキザワ(……)


城に戻った一行
1 既存キャラと遭遇 帝国限定
2 新規キャラと遭遇 帝国限定
3 遭遇なし 自由なイベント

↓2

新規キャラ製作
(帝国出身であること、は条件ではありません。帝国にいる理由があるキャラ、です。もちろん帝国出身が妥当ですが)

↓2

タキザワ「これが帝国……圧巻です」

ガイウス「もし望むなら、私の客として待遇を受けることも出来るが」

タキザワ「あ、いえ。流石にそこまでしていただくわけには……」

「あーっ、ガイウスだ!」

ガイウス「……この声は」

シーザー「よっ、久しぶりっ」

ユリウス「シーザー!あなた、どこへ行っていたんですか!いつもいつも、城を抜け出して……」

シーザー「あーあー、うるさいうるさい。俺はガイウスの指示には従うが、お前らの犬になったつもりはないぞ?」

ガイウス「あまりユリウスを困らせるな、シーザー」

シーザー「はぁい」


シーザー「……くん、くん」

タキザワ「??」

シーザー「嗅ぎなれない女がいるね、誰こいつ?」

タキザワ(な、何か臭って……?)

タキザワ「くん、くん」


1 ガイウス「私の客人だ。失礼の無いようにしろ」
2 ガイウス「今まで何をしていたんだ、シーザー」
3 ジンエモン「……スッ」
4 ユリウス「ガイウス様、まずは城へ戻りましょう」

↓2

ジンエモン「……スッ」

シーザー「な、なんだよジンエモン」

ジンエモン「……」

タキザワ(……大きな、背中……)

タキザワ(……まただ、懐かしい、感覚)


ガイウス「……タキザワ?」

タキザワ「ひゃ、ひゃいっ!?」

ガイウス「宿はこちらで紹介しようか?初めてくる街で宿探しは難しいだろう」

タキザワ「……」


1 タキザワ「お、お構いなく」
2 タキザワ「お言葉に甘えても、よろしいですか?」
3 タキザワ「……ジンエモンさんに、お願いできますか」

↓2

タキザワ「……ジンエモンさんに、お願いできますか?」

ジンエモン「……」

ユリウス「タキザワ様、ジンエモンはあまり案内などに向いては……」

ガイウス「ジンエモン、頼めるか?」

ジンエモン「……コク」

ガイウス「そうか、頼んだ。何かあった時は、すぐに報告してくれ」

ジンエモン「……スタスタ」

タキザワ「あっ、待ってくださいっ」


ガイウス「よし……ユリウス、城へ戻るぞ」

ユリウス「少し心配ですが……」


1 ガイウス視点で城へ
2 タキザワ視点で街へ

↓2

ジンエモン「……」

タキザワ「あ、あの……」

ジンエモン「……?」

タキザワ(……やっぱり、記憶の中のにいさまとは似ても似つかない)

ジンエモン「……スタスタ」

タキザワ(もう少し、ジンエモンさんの事が知りたい)


1 何故喋らないのか
2 出身はどこか
3 背中の刀の事について
4 服装について
5 ズバリ、にいさま?
6 その他 聞きたいこと

↓2

タキザワ「……あの」

ジンエモン「……?」

タキザワ「背中のそれ、刀ですよね?」

タキザワ「それは我が国に伝わる精製法でしか、作れないもののはずなんです」

ジンエモン「……」

タキザワ「その武器、一体どちらで手に入れたものなんですか?」


1-8 記憶にない
9   ジンエモン「……」タキザワ(身振り手振りじゃ何を言ってるのか分からない……)
0 ジンエモン「……スッ」タキザワ「見ろ、って事ですか?」

↓1

ジンエモン「……フルフル」

タキザワ「覚えていない、んですかね」

ジンエモン「……コクコク」

タキザワ(……記憶喪失、ってやつでしょうか)

タキザワ(もしそうなら……仮に本人だったとしても、判別する方法がないですね

タキザワ(違うとは、思いますが)

ジンエモン「……ピタ」

タキザワ「あ、着きましたか?」


1 超豪華な宿 タキザワ驚く
2 少し高級感のある宿 タキザワ満足
3 ごく普通の宿
4 ボロっちぃ宿 タキザワ苦笑い
5 いまにも倒れそうなボロボロ宿 タキザワひきつる
6 意外、それは野宿

↓2

タキザワ「わぁ、凄くいいお宿ですね」

タキザワ「お値段も……このぐらいなら、大丈夫かな」

タキザワ「ジンエモンさん、ありがとうございました」

タキザワ「……ぺこり」

ジンエモン「……」


偶数 ジンエモン、城へ戻る
奇数 ジンエモン、当たり前のように宿を取る

↓1

タキザワ「すいません、部屋に空きはありますか?」

「はい、ございますよ」

「……お二人様、ですか?」

タキザワ「へっ?」

ジンエモン「……」

タキザワ「ジンエモン、さん……?お城の方は、いいんですか?」

ジンエモン「……コク」

「お、お客様!こ、こんなにいただけませんよ!」

(当たり前のように金貨を懐から……じょ、上級貴族の方……?)

「お二人部屋なら、丁度よろしいお部屋がございますよ。こちらへどうぞ」

タキザワ「あっ、ちょっと……」

タキザワ「……何を考えてるのか、分からない人です」


お宿での自由なイベント

↓2

タキザワ「……ふぅ」

タキザワ(もう男装の必要もないのだから、サラシは外したほうがいいのかな)

タキザワ(最近少し、苦しい……)

ジンエモン「……」

カン カン カン カン

ジンエモン「……っ!」


タキザワ「ジンエモンさん、なんですか今の音は!?」

ジンエモン「……スッ」

タキザワ「来るな、ってことですか……?」

ジンエモン「……コク」

タキザワ「……」


1 タキザワ「分かりました、お気をつけて」
2 タキザワ「……分かりました」ムスッ
3 タキザワ「これでも、多少武道の心得はあります」
4 タキザワ、無言で付いていく
5 その他の台詞 付いていくか付いていかないかは分かるよう

↓2

今回はこの辺にしておきます
自由安価もチマチマいれつつ、登場キャラが固定された安価もだんだん出していこうと思ってますがどうでしょう

不安なのはこちらでイメージしてるキャラと作った人が想定してたキャラがかけ離れていないかってとこですね
指定されてない部分の見た目や性質も勝手にイメージしちゃってますし

ご意見いただけたら助かる、かな

ではまtあ

乙乙安価を逃したキャラを別の安価で指定しても大丈夫ですよね

>>297
既に安価で作成したキャラってことですよね?
もちろん大丈夫です、ただあまりにも設定からして有り得ないだろうなーっていう登場シーンの場合は無効になるかもしれません

乙現在全てのキャラ達を強い順に並べるとどうなるのっと

今のところはそこまで無いがフセ・タキザワはフセの方が名前のような気もする
あと、意見を求めるとしたら一応ageた方が良いのでは…

>>299
未登場キャラは未知数扱いですが、龍人>その他の亜人>戦闘員系の人間>非戦闘員系の人間って感じです
ロンみたいな例外もいますが

>>300
呼びやすそうなのでタキザワ呼びにしてます
後、投下後は更新と間違われないようにsageるようにしとりますです

本編で使うか分からない設定は特に纏めてなくて、投下時に引っ張り出してたんですが
その辺確かに説明した方がいいですね
今後考えておきます!

今日はやれないです

みたいな告知ってあった方がいいですか?

よい子のみんな、集まれー

タキザワ「これでも、多少武道の心得はあります」

タキザワ「足手まといにはなりません」

ジンエモン「……」

タキザワ「あっ、もうっ。待ってくださいっ」

タキザワ(やっぱりにいさまじゃないのでしょうか……にいさまはもっとお優しい方だったはず)


ジンエモン「……」

タキザワ「もう、置いていかないでくださいっ」


テロの首謀者

1 モブ首領     テロの目的も
2 新規キャラ追加 テロの目的も

↓2

「ハーッハッハッハ、燃えろ燃えろ!」

「貴様、ここを帝国だと知って……ガハッ!?」

「帝国の兵ってのも大したことねぇなぁ。このままさっさと秘宝とやらを頂いて帰るか」


ジンエモン「……」

タキザワ「どうやら、この騒動の首謀者を見つけたようですね」

「……んん?」

「なんだ、面白そうなのがいるじゃねぇか。しかも片方は女か」

タキザワ(……完全に死角のはずなのに、見つかった!?)


1 ジンエモン、飛びだす
2 タキザワ、飛び出す
3 二人とも、息を潜める

選択肢に関わらずコンマが偶数 ベリアルがタキザワの背後に現れる

↓2

タキザワ(見つかってしまっているなら、隠れている意味はないか)

タキザワ「……覚悟っ!」

ジンエモン「……!」


「おーおー、怖いねぇ。男の恰好してるだけはある」

タキザワ「……っ!?」

「よいしょっと」

タキザワ「ひっ……」

「なんだ、色っぽい体してんじゃねーか。隠すなんて勿体ねぇ」


1-4 タキザワ怒りの猛反撃
5-8 ジンエモンによる一閃
9-0 突然の事にへたり込むタキザワ

↓1

タキザワ「……離れろっ!」

「うぉっと、おっかねぇ」

タキザワ「はーっ……はーっ……」

「その反応、お前さては、処……っとぉ」

ジンエモン「……」

「あぶねぇあぶねぇ。今のはいくら俺でも当たってたらヤバかったぜ」

「お前の女だったか?そう気を悪くするなよ、少し触っただけだろ?」

ジンエモン「……!」

「見つけたぞ、突撃ーっ」

「……もう少し遊んでいたかったが、残念だ」

「……」


偶数 ジンエモンが一閃を放つも、空を切る
奇数 ベリアル「また会えるよう、おまじないをしてやるよ」

↓1

「また会えるよう、おまじないをしてやるよ」

タキザワ「……っ!?」

「ちゅーっとな」

タキザワ「ん……む、ぅっ」

ジンエモン「……!!」


ベリアル「俺の名前はベリアル。ベリアル・ツァラストォラ」

ベリアル「また会おうぜ、黒髪のご両人」


「なっ、消えた……!?」

「……じ、城内にはまだいるかもしれんっ!探せ探せーっ!」


ジンエモン「……」

タキザワ「……ぺっ、ぺっ……」


タキザワに掛けられた呪い

1 死の呪い
2 弱体の呪い
3 若体の呪い
4 定期的にエッチくなる呪い

↓2

すいません、ぼーっとしてたら寝落ちしてました
今回はここまで

今日も更新なしです、ごめんなさい

続けるか少し悩んできました、でも多分明日はやります
多分

ジンエモン「……」

タキザワ「だ、大丈夫です……これでも、男として生きてきた期間の方が、長いですから」

タキザワ「少しビックリ、しただけです」

ジンエモン「……」


タキザワ「……んっ」

タキザワ(……体が、変……熱くて、痒くて……あいつが、何かを……?)

タキザワ「……ふっ」

タキザワ(でも、耐えれないほどじゃない……大丈夫、大丈夫」

ジンエモン「……」



1 ジンエモンとタキザワ、ベリアルを探しうろうろ
2 一方、その頃 城内では

↓2

マシウス「兄上、どうやら賊は依然逃亡中のようです」

ガイウス「敵の狙いは分かっているか?」

マシウス「いえ……衛兵の報告によりますと、賊は神出鬼没に城内に現れては消えているとの事で」

ガイウス「……魔導技術の類か?」

マシウス「その見方が強いです」

ガイウス「引き続き、警戒を続けろ。一般市民にも通達を出せ」

マシウス「了解しました」


ガイウス(……こんな騒ぎ、久しくなかったな)

ガイウス(帝国は少し、胡坐を掻き過ぎているのかもしれない)


1 ベリアル「そこの兄ちゃん、質問があるんだが」
2 リリス「ガイウス、この騒ぎは一体なんですか……?」
3 リューン「たっだいまー、なんか騒がしーねー」
4 アウレリウス「これはこれは、ガイウス様……」

↓2

「ガイウス、この騒ぎは一体なんですか……?」

ガイウス「……!」

ガイウス「リリス様、何故こんな所に!?」

リリス「城中の衛兵が出払っていたので、こっそりと」

ガイウス「……」

リリス「……ごめんなさい」

ガイウス「一軍人に謝罪など、なさらないでください」

ガイウス「ただ、こういう時に出歩くのは……」


偶数 ベリアル「お、みっけ」
奇数 リューン「ただいまーっ……って、誰?その人」

↓1

「お、みっけ」

ガイウス「……!」

リリス「キャッ……」

ガイウス「リリス様、私の背中から離れないでください」

リリス「は、はい……」

ガイウス(こいつ、いつの間に……こんな魔導技術まで存在するのか!?)


ベリアル「おーおー、カッコいいねぇ。正に騎士様、って感じだ」

ベリアル(壁を背にしやがった、めんどくせぇ)

リリス「あ……ぁ」

ベリアル(ま、ただの人間みたいだしサクッとやるか)


1-7 ベリアルの一撃がガイウスに大ダメージ

8   ベリアルの一撃でガイウス虫の息
9   ベリアルの一撃を遮る二つの影
0   逆にベリアルが壁に叩きつけられる


↓1

ベリアル「シャァッ!!」

ガイウス「ぐっ……」


ギィン


ガイウス(……重いっ……)

ベリアル「オラオラ、どうしたどうした!」

ガイウス「ぐあっ……く」

リリス「あぁ、ガイウス……」

リリス「誰か、誰か……っ」

ベリアル「……」


偶数 ベリアル「さっさとトドメ、さしちまおっと」
奇数 ベリアル「面倒だし、頂くもの頂いて帰るか」
コンマ10以下 突如、業火がベリアルを焼いた
コンマ80以上 二つの剣閃を飛び上がって躱すベリアル

↓1

短いですがここまで

試験的にキャラ指定安価を出してみました
今後もちょこちょこ未登場キャラに登場機会をあげたいと思います

まだ死人は出なかったようですね、よかったよかった

ではまた

ベリアル「……むっ」

ガイウス「……?」


ベリアル「あんたらもしつこいね。こんな所までわざわざ来るなんて」

ジンエモン「……」

タキザワ「……はぁ……はぁ」

ベリアル「立っているだけでもやっとなんじゃないか?よくもまぁそんな状態でムリをする気になるもんだ」

タキザワ「う、うるさいっ!」

ジンエモン「……?」


ガイウス「ジンエモン、タキザワ……恩に着るぞ」


ベリアル(三対一、か……)


偶数 ベリアル「かかってきな、雑魚共」
奇数 ベリアル「……やーめた」

↓1

ベリアル「……やーめた」

ベリアル「正直、ここまで手こずるとは思ってなかったし」

ベリアル「いつでも侵入できると、分かったしな」

ベリアル「それじゃ、みなさんご機嫌よ……」


タキザワ「ま、待てっ!」

ベリアル「んん?」

タキザワ「……こ、この体は……ど、どうやったら治るんだ……っ」

タキザワ「……ぅ」

ジンエモン「……!」



1-4 ベリアル「ほっときゃ治るさ」
5-7 ベリアル「呪いを解く鉄板といや、王子様のキスだな」
8-9 ベリアル「ピーを「ピー」に【ピー】すりゃいい」
0   ベリアル「そんなものはない」

↓1

ベリアル「簡単な事だ」

ベリアル「ピーを「ピー」に【ピー】すりゃ……」

ベリアル「おおっと!」


ジンエモン「……」

ベリアル「何をしたって?なに、ちょいとそこのお嬢さんに大人の階段を少し登らせてあげただけさ」

ベリアル「最後まで俺がエスコートしたかったが……どうやらそうもいかないらしい」

ベリアル「それじゃ、質問には答えたし……」

ベリアル「あばよっ!」


ジンエモン「……」

リリス「ぴーを「ぴー」に……?」

ガイウス「姫様、部屋へ戻りましょう」

リリス「へ?あ、はい……」


タキザワ「……ふぅー……はっ」

タキザワ(……なんとか、落ち着いた)

ジンエモン「……」

タキザワ「大丈夫です、これしきの事ぐらい」

タキザワ(……湯を浴びたい、気分)

ガイウス「改めて礼を言う、助かったぞ。二人共」

ジンエモン「……コク」

タキザワ「少し私情も挟まっていましたので……」

ガイウス「あぁ、その事なんだが……さっきのはどういう事だ?」

タキザワ「それは……その」

ジンエモン「……」

ガイウス「……話しにくいなら、無理には聞かないが」

ガイウス「何か困っているなら、出来る限りで力になろう」

タキザワ「……で、では」

ガイウス「む?」


タキザワ「……ふぅ」

タキザワ(お風呂、いつ振りだっけ……)

タキザワ(……気持ちいい)



ガイウス「タキザワの様子がおかしい、と?」

ジンエモン「……コク」

ガイウス「賊もおかしなことを言っていたしな、我々に言えない何かがあるのかもしれん」

ジンエモン「……ソワソワ」

ガイウス「お前が他人にそこまで興味を持つとは、意外だ」

ジンエモン「……」


1-7 ジンエモン、自分でも不思議
8-9 ジンエモン、何故か当たり前のように感じる
0   ジンエモン、実は妹の記憶がある

↓1

一休みと思ったらまたこんな時間……ごめんなさい

こんな私ですが良かったら次回また

ジンエモン「……」

ガイウス「何故か当たり前のように感じる、と?」

ジンエモン「……コク」

ガイウス「もしかすると、タキザワはお前の無くした記憶と関係が……」


タキザワ「ガイウスさん、ありがとうございました」

ガイウス「不便はなかったか?」

タキザワ「不便はありませんでした。入浴方法の違いに少し戸惑いはしましたが」

ガイウス「と、言うと?」

タキザワ「我が国では、浴槽に湯を張ってそこに浸かるのです」

ガイウス「ふむ……それはなかなか興味深いな」


「ガイウス様、先程の賊の事で……」

ガイウス「うむ、今行く」

ガイウス「すまない、ゆっくり話をする間もないようだ」

ガイウス「よかったらまた話を聞かせてくれ」


タキザワ(……城の中に人が戻ってきたみたい。騒がしくなってきた)


1 タキザワは声を掛けられた(既存の帝国キャラ・新規の帝国キャラ)
2 タキザワ、ジンエモンと会話
3 タキザワ、街へ戻る

↓2

タキザワ(あ、ジンエモンさんが行っちゃう)

ジンエモン「……スタスタ」

タキザワ「ま、待ってください」

ジンエモン「……?」

タキザワ(凄く、静かな場所。さっきまでの騒がしさが嘘みたい)

タキザワ(こういう場所が好きなのかな)


1 タキザワ「ジンエモンさんは、何故ここにいるんですか?」
2 タキザワ「ジンエモンさんとガイウスさんは、どういう関係なんですか?」
3 タキザワ「……ぴーを「ぴー」に【ぴー】って、なんですか?」
4 その他の会話 

↓2

タキザワ「ジンエモンさんとガイウスさんって、どういう関係なんですか?」

ジンエモン「……」

タキザワ「傭兵を昔やっていて、元は敵同士で……?では、どうして」

ジンエモン「……」

タキザワ「気に入ったから……って、それだけでここに?」

ジンエモン「……コク」

タキザワ(確かに、ガイウスさんって不思議な魅力がある気がするけど……)

ジンエモン「……?」

タキザワ(傭兵、か……当面の旅費はあるけど、選択肢の一つに入れてもいいかもしれない)


1 タキザワ→ジンエモン 自由な会話
2 ジンエモン→タキザワ 自由な会話
3 新規キャラ・または既存キャラの登場 (帝国限定)

↓2

「……む、珍しいな。こんな所に人がいるとは」

タキザワ「……?」

ジンエモン「……?」

「見慣れぬ顔が並んでいるようだが、一体何者だ?」

タキザワ(す、凄いオーオラを感じる……父上以外にこんな人がいるなんて)

ジンエモン「……」

「……あぁ、ガイウスの私兵か。何度か会ったことも会ったような気がするぞ」

「失礼をしたな。私はイザヤ・ローエングラム。この国の皇族の一人だ」

タキザワ「私はフセ・タキザワと申します。訳あって東の国よりこちらへ来ております」

イザヤ「東の国と言うと……あの黄金の国か?」

タキザワ「そう呼ばれることもあると聞きます」

イザヤ「せっかく来てくれたのに、こんな状況で申し訳ないな」

タキザワ「いえ、私的な用事で参っただけですから」

イザヤ「また後で、ゆっくり話をしよう。では」


タキザワ「……ふぅ」

ジンエモン「……っ」

タキザワ「あ、大丈夫です。少し昔を思い出して……気疲れしただけですから」

タキザワ(……さっきの方も、少し無理をしてるように見えましたが。どこの国も同じなのでしょうか)

「警備の兵は何をやっていたんだ、城の中まで侵入を許すとは!」

「あんなものは想定外だ。それより、魔導障壁とやらはどうなっていた?まるで機能していなかったではないか!」

「あーだ」

「こーだ」


ガイウス「……」

マシウス「兄上、難しい顔をなさっていますね」

ガイウス「ん、あぁ……」

マシウス「今回の攻撃が、魔導王国による侵攻だと考えている者も多いようですが」

マシウス「兄上はどう思われますか?」

ガイウス「……」


1 ガイウス「恐らく、そうだろうな」
2 ガイウス「いや、魔導王国は無関係だろう」
3 ガイウス「何とも言えん。未知の領域だ」
4 その他の返答

↓2

ガイウス「いや、魔導王国は無関係だろう」

ガイウス「確かにあの国は帝国より一歩進んだ技術を持ってはいるが……あそこまでの物は見たことが無い」

ガイウス「秘密裏に開発を進めていた可能性が無いわけではないだろうが……このタイミングで使う意味も薄かろう」

ガイウス「とにかく、もっと調査せねばならないな」

マシウス「そこから先は私の仕事ですね」

ガイウス「苦労を掛けるな」

マシウス「いえいえ、これが仕事ですので」


ガイウス(……認めたくはないが、やはり魔導技術は避けては通れぬ道なのかもしれん)

ガイウス(そのためにも、これ以上技術を外に出さぬようした方がいいだろう)

ガイウス(あいつの言っていた通りに行動するようで癪だが、な)


「では、これにて会議を終了する。以上」


1 一方その頃 タキザワ
2 一方その頃 リリス
3 このまま継続 ガイウス

↓2


今日はこの辺で 短いですが

帝国内での視点変更が多いですが、他の国の視点もやったほうがいいのかな?

では

マシウス「では兄上、私は早速偵察へ行ってまいります」

ガイウス「うむ。お前なら心配はいらんだろうが、細心の注意を払う事を忘れるな」

マシウス「ハッ」


ガイウス「……」

ガイウス(魔法王国は、一応帝国の友好国と言う事になっている)

ガイウス(だが、辺境の村のような現状を見ると、もはや形骸化しているのは明らかだ)

ガイウス(それを分かっていないお偉い方が少なくないのが、なんとも……)


1 リューン「たっだいまー」
2 イザヤ「ガイウス、ここにいたか」
3 新規キャラ 帝国内限定

↓2

イザヤ「ガイウス、ここにいたか」

ガイウス「イザヤ様!?お戻りになられていたんですね」

イザヤ「元々形式的な祭典だ、切り上げても何の問題もあるまい」

イザヤ「お前がリリスを守ってくれたらしいな。感謝する」

ガイウス「いえ、当然の役目を果たしたまでです」

イザヤ「その当然の役目も、果たせぬものが多いのだ」

イザヤ「あんな形式的な祭典のために、妹を危機に晒してしまうとは……」

ガイウス「……イザヤ様」

イザヤ「分かっている。これも国同士の調和を保つために必要な事だ」


イザヤ「そこで、ガイウス。おまえに頼みがある」

ガイウス「なんでしょうか?」

イザヤ「しばらくの間、リリスの護衛をしてもらえないだろうか」

イザヤ「今の護衛騎士ではダメだ。リリスも懐いていない」

イザヤ「その点お前ならば、リリスも素直に……」


1 ガイウス「……この身には、余るかと」
2 ガイウス「……謹んで、お受けいたします」
3 ガイウス「……私では、実力不足です」

↓2

ガイウス「……この身には、余るかと」

イザヤ「そんなことは……」

ガイウス「……」

イザヤ「……そうか、無理を言ったな」

ガイウス「申し訳ありません、せっかくのお言葉を」

イザヤ「いや、構わん。だが……」

イザヤ「私も常に城にはいられん。その間、妹の事が心配なのだ」

ガイウス「……出来る範囲での、護衛なら可能です」

イザヤ「うむ、宜しく頼む。まぁしばらくは私も城に居るがな」


ガイウス(城の警備も、重要な課題か……)


1 ガイウス(まずは城の警備から強化するか)
2 ガイウス(辺境の村はどうなったか、気になるな)
3 ガイウス(国境の警備は、どうなっているだろうか)
4 ガイウス(そういえば、リューンは何をしている)
5 ガイウス(ん、あれはジンエモンとタキザワ)

↓2

夜遅すぎましたね!止めます
明日は普通な時間に更新すると思うのでよろしくお願いします

実はこんな時間にいたりします
人いたらやろうかな?なんて

ガイウス(……そういえば、リューンは何をしているんだ?)

ガイウス(ちょっと遠くまで、と言っていたが……一体どこまで行ったのだろう)

ガイウス(探しに行けるわけはないしな、見当も付かんし)


「ガイウス様が深刻な表情をされている」
「きっと、帝国の明日を憂いているに違いない……」


ガイウス(戻ってくることが当たり前のように感じていたが)

ガイウス(よく考えれば、このまま戻ってこない事も十分ありえるのだ)

ガイウス(気付かぬうちに、リューンに頼るクセが付いてしまっているように思う)

ガイウス(それがいい事か悪い事かは、判断しかねるが)


偶数 リューン「たっだいまー」
奇数 リューン「ただ……い、ま」

↓1

コン コン

ガイウス「……む」

リューン『―――』


リューン「たっだいまー」

ガイウス「……随分と遅かったな、リューン」

リューン「ごめんごめん、色々してたら遅くなっちゃった」

ガイウス「色々、か」

リューン「……もしかして、心配しちゃってたとか?」


1 ガイウス「お前に限って万が一もあるまい」
2 ガイウス「バカ言うな」
3 ガイウス「少しは、な」
4 ガイウス「……」

↓2

ガイウス「お前に限って万が一もあるまい」

リューン「まっあねー」

リューン「少しビックリしたけどね、あんな人間がいることについては」

ガイウス「お前だから少しビックリで済んでいるが、我々からすれば驚天動地だ」


リューン「それはそうと……私がいない間に、何かあった?」

リューン「城の中も含めて、街全体がなんだかザワザワしてたけど」

ガイウス「うむ、その事だが……」


リューン「お城に単騎で強襲、ねぇ」

ガイウス「人ならざる者であることは明らかだったが、詳しい素性は謎だ」

リューン「ベリアル、ベリアル……」


1-6 リューン「んー……何者だろう」
7-9 リューン「多分そいつは悪魔、だね」
0   リューン「シノクニのメンバーのベリアルかなぁ」

↓1

リューン「んー……何者だろうね、そいつ」

ガイウス「お前でも分からんか」

リューン「私もそこまで博識な方じゃないからね、龍人の中では」

ガイウス「むぅ……」

リューン「ま、目的を果たさず帰ったならまた来るでしょ」

ガイウス「二度と来ないでくれるならそれに越したことはないのだがな」


フリー会話 内容自由

1 ガイウスから
2 リューンから
3 タキザワが登場
4 ジンエモンが登場

↓2

タキザワ「ジンエモンさん、どうしたんですか?」

ジンエモン「……」

リューン「お、ジンエモン。たっだいまー……って」

リューン「タキザワまでなんでお城に?」

ガイウス「あぁ、その辺もさっきの話に関係してる感じでな」

リューン「ふむふむ……」


タキザワ「そもそも、なぜお姫様が狙われたのでしょう?」

ガイウス(お姫様……リリス様の事か)

ガイウス「立場上、狙われること自体はあまり不思議でないお方ではある」

ガイウス「帝国のやり方に全ての者が賛同しているわけではないからな」

タキザワ「なるほど……」

ガイウス(だが……確かに疑問は残る)

ガイウス(リリス様のお命を狙っていたにしては、あっさりと引き下がり過ぎだ)

ガイウス(いつでもやれるぞ、と言う意思表示か……はたまた、帰らねばならぬ理由でもあったか)

ガイウス「とにかく、しばらくは城内全体で警戒態勢が続くだろう。ジンエモン、リューンはいつも通り頼む」

ジンエモン「……コク」

リューン「またあそこ戻るのかー、やーだなー」


ガイウス「タキザワ、お前はどうする?」

ガイウス「ここにどのぐらい滞在する予定かは知らないが、客としてもてなす事も出来るぞ」

ガイウス「ただ、少々居づらい空気かもしれんが」

タキザワ「……ええと」



1 タキザワ「やっぱり街へ戻ります」
2 タキザワ「お城にいさせていただいて、いいですか?」
3 タキザワ「お二方はいったいどちらで?」
4 タキザワ「もう少ししたら、街を出ます」

↓2

タキザワ「お城にいさせていただいて、いいですか?」

ガイウス「畏まらなくてもいい。むしろ本来はそれが当然なのだからな」

ジンエモン「……スタスタ」

リューン「お腹減ったなー、今日は大盛りにしてもらおっと

タキザワ(あ、行っちゃう……)


ガイウス「すぐに部屋の手配をさせよう」



1 ガイウス、人を呼ぶ 新規キャラ 従者・メイド・それに準ずる何か限定
2 タキザワ「あの、私も……」

↓2

やっぱちょっと人少なかったかな!仕方ない
また後で来まする

タキザワ「あの、私も……」

タキザワも「私もあのお二人と同じ場所、と言う訳にはいきませんか?」

ガイウス「……ダメ、と言う事は無いが」

ガイウス「あの二人には色々事情があってな。元は独房だった場所に一応拘束と言う形で住んでいるのだ」

タキザワ「そういえば、元々は敵同士だったとか」

ガイウス「……あいつがそれを話したのか?」

タキザワ「へ?あ、はい……そうですが」

ガイウス「見てれば分かると思うが、あいつはあまり多くを語りたがる奴ではない」

ガイウス「随分と気に入られているようだな、あいつに」

タキザワ(気に入られて……るのかな)

タキザワ(……あっ、また少し体が……変な、感じ……)


ガイウス「……?」

ガイウス「どうした、大丈夫か?」


1 タキザワ「へ、平気です……」フラフラ
2 タキザワ「……や、やっぱり部屋を用意してもらってもいいですか」
3 タキザワ「……ジ、ジンエモンさん達の所へ……」
4 タキザワ、その場でバタリ

↓2

タキザワ「……ジ、ジンエモンさん達の、所へ……」

ガイウス「それは構わないが……」

タキザワ「……は……ぅ」

ガイウス「顔が真っ赤だぞ、部屋よりも医者の方が……」

タキザワ「だ、だいじょうぶ……ですか、ら」

ガイウス「……掴まれ、歩けるか?」

タキザワ「……」


ガイウス「と言う訳で、連れてきたのだが」

タキザワ「……」

ユリウス「やはり医者を呼んだ方がいいのでは……?」

ガイウス「本人が望んでいない事は、無理強いできん」


ジンエモン「……」



1 ジンエモン、医者を呼ぶ
2 ガイウス、ジンエモンに聞く
3 リューン、こっそり気付く

↓2

ガイウス「ジンエモン、タキザワはあのベリアルとやらに、一体何を……」

ガイウス「……ジンエモン?」

ジンエモン「……ムスー」

ガイウス「……」

ガイウス(ここまでこいつが感情を表に出すとは……)

ガイウス(奴が言っていた事にも関係するのだろうか?)

ガイウス(だが、【ピー】を『ピー』などと……)


タキザワ「……ん、ぅ」

ユリウス「あっ、目を覚まされましたよ!」

タキザワ「……ここ、は?」

タキザワ(あ、ジンエモンさん……)


フリー会話
1 タキザワから
2 ジンエモンから
3 ガイウスから
4 リューンから

↓2

内容も書いてもらえると再安価の手間が省けます
会話内容 ↓1


今日はここまで

オリジナルのストーリー物が苦手なんだと、痛感します
付き合ってくださってる方にはほんと申し訳ない

ではまた

最近とあるファンタジー的フリゲにハマっていまして
ふと我に返ったので生存報告を

多分、近いうちに更新します

気付いたらこんなに空いてました……
もう流石に見てる人はいないですよね、申し訳ないです

これまでの登場人物紹介(覚えてる範囲で)

ガイウス
主人公 主にこのキャラの視点で物語が進む

マシウス
ガイウスの弟 今後ストーリーに絡みそうな空気あり

ユリウス
城での役目は主に牢の管理 と言っても、もっぱら二人の世話係

ロートシルト
敵か味方か現時点では不明 顔が広い

ティレイラ
辺境の村の長 基本的には人間嫌い

リューン
ガイウスに一目惚れした龍人 現段階では最強クラスの戦闘力を誇る

ジンエモン
龍人と人間のハーフである竜人 人の特徴の方が強く出ている

タキザワ
行方不明の兄(ジンエモン)を探す少女 お色気担当にはなりえるのか

リリス
帝国4兄妹のうちの一人 ガイウスにほのかな想いがあったりなかったり

シーザー
ちょいキャラ でも龍人に勝るとも劣らないほどの能力は持つ

ベリアル
エロ担当として今後の活躍に注目が集まる

イザヤ
帝国4兄妹のうちの一人 次期皇帝 シスコ……

ガイウス『リューン、少しいいか』

リューン『ん、何?』

ガイウス『呪いの類を治す方法、お前なら何か知っているのではないか?』

リューン『んー……私はそういうの、専門じゃないからなぁ』

リューン『大抵呪いってのは、掛けた相手を倒せば解けるもんなんだけど』

ガイウス『ふむ……』

リューン『後は条件付けかな、王子様のキスで目覚める……みたいな』

ガイウス『キス、か』

リューン『時間が経つ事で勝手に風化する場合もあるけどね』

ガイウス『なるほどな』


ジンエモン「……」

タキザワ「……すいません、ご心配お掛けしてしまったようで」

ジンエモン「……フルフル」

タキザワ(こんな身体では、兄上を探すどころでは……)

ガイウス(……タキザワに呪いを掛けた賊は、元々リリス様を狙ってきたのだ)

ガイウス(タキザワの状況を考えても、放っておくわけにはいくまい)

ガイウス(だが、どこへ逃げたかも分からぬのではな……)

ガイウス(急いても仕方ないな、マシウスからの報告を待つしかない)


ガイウス「しばらくゆっくりしていくといい」

タキザワ「……はい」

ジンエモン「……」

リューン「とりあえず私はご飯ご飯っと」


帝国での自由なイベント
1 城内部
2 街にて

↓2

ガイウス(あれから一夜……まだ城内外共に慌ただしいな)

ガイウス(あれだけの事があったのだから、当然と言えば当然だが)


ガイウス「……む」

「やぁ、親愛なる我が友人よ。願いを聞き届けて貰えたようで何よりだ」

ガイウス「……帝国の領内だから守ったにすぎん。利害の一致のようなものだ」

ロートシルト「それでも助かった事には変わりない。礼はさせてもらうつもりだよ」

ロートシルト「ロートシルト商会選りすぐりの情報を、今ならタダでご提供だ」

ガイウス「……それは礼に、なっているのか?」

ロートシルト「礼になっていると思うけれど?今のキミには特に、ね」

ガイウス「……聞かせてもらおうか、その耳より情報とやらを」


1 ロートシルト「魔法王国の動向についてなんだけれど」
2 ロートシルト「ここ最近、巷を騒がしている組織についてなんだけれど」
3 ロートシルト「新しい魔導具の仕入れルートを確立したんだ」
4 ロートシルト「その他の耳寄り情報、直接入力式なんだ」

↓2

ロートシルト「ここ最近、巷を騒がしている組織についてなんだけれど」

ガイウス「……!」

ロートシルト「帝国にも現れたらしいね、同一犯かどうかは知らないけれど」

ガイウス「と言う事は、バザールにも……?」

ロートシルト「うん、現れたよ。僕がその場に居合わせたわけではないんだけれど」

ロートシルト「僕は忙しい身なもんで……」

ガイウス「そこはどうでもいい、どんな奴だったんだ?」

ロートシルト「えーと、確か……」


1 ロートシルト「デカイ羽の生えた人間?だったとか」
2 ロートシルト「キャラ追加可能だよ。職業は【シノクニのメンバー・あるいはそれに準ずる何か】限定だ」

↓2

今日は軽くこの辺で
ちょっとずつ本格的に復活していきますのでよろしくでする

ロートシルト「デカイ羽の生えた人間?だったとかなんとか」

ガイウス「……どうやら、ここに現れた物よ同じらしいな」

ロートシルト「ここからバザールは、早馬を飛ばしても2日は掛かるというのに」

ロートシルト「亜人達は移動が楽で羨ましいね」

ガイウス「あれは移動とかそういう次元のものでは無いと思うぞ」

ロートシルト「……へぇ?」


ロートシルト「個人での空間移動魔法か……魔法王国でもそんな技術は見たことがないね」

ガイウス「だろうな、そんなものが完成しているならとっくに帝国は滅んでいるだろう」

ロートシルト「興味深い、実に興味深いな……」

ロートシルト「……で、帝国としてはその謎の勢力をどうするつもりなんだい?」

ガイウス「……」


1 ガイウス「出来るだけ早く探し出して、排する」
2 ガイウス「厳重な警備を敷いて、迎え撃つ」
3 ガイウス「……お前はどうするつもりなんだ」
4 その他、自由入力

↓2

ガイウス「……お前はどうするつもりなんだ」

ロートシルト「バザールは中立国家だからねぇ、こっちからどうこうは今の所考えてないよ」

ロートシルト「まぁ、あんまり過剰にちょっかい出してくるようなら考えるけれど」

ロートシルト「それよりも、その空間移動魔法の方が僕は気になるなぁ」

ガイウス「……」

ロートシルト「帝国としては、放っておけない相手だよね?」

ガイウス「まぁな、皇女に弓引いた相手を放っておくつもりはない」

ロートシルト「また利害の一致、かな?」

ガイウス「言ってみろ」

ロートシルト「バザールの情報網を使ってソイツを探してあげるからさ、退治はそっちでやってよ」

ロートシルト「出来れば生け捕りが好ましいけど……そんな余裕がある相手とは思えないし」

ガイウス「……」


1 ガイウス「利害の一致、だな」
2 ガイウス「また上手く使おうと言う訳か」
3 ガイウス「こちらの利益が少ない気がするぞ」
4 その他 自由な台詞

↓2

ガイウス「こちらの利益が少ないする気がするぞ」

ロートシルト「お、言うね」

ガイウス「実際に戦うのは私達なのだ、当然の意見だと思うが」

ロートシルト「うーん、そうだねぇ……」

ロートシルト「じゃあ逆に聞こうか、何が欲しいのかな?」

ガイウス「……」


1 人
2 情報
3 金
4 その他

↓2

ガイウス「人手が欲しい。そちらからも」

ロートシルト「バザールは中立国家だと言ったはずだけれど?」

ガイウス「自衛手段が全くないわけではあるまい」

ロートシルト「……」

ロートシルト「そうだね、情報の伝達手段も兼ねてこちらから人員を送ろう」

ロートシルト「とはいえ、あまり期待はしないでね?あくまでも自衛手段なのだから」

ガイウス「……うむ」


ロートシルト「じゃあ、これで取引成立だ」

ロートシルト「あれだけ大々的に動いているのだから、足を掴むのにそう時間は掛からないと思うよ」

ガイウス「期待しておくぞ」


ガイウス(……相変わらず胡散臭い奴め)

ガイウス(だが、今は奴の情報だけが頼りなのも事実……)

ガイウス(今は大人しく、待つしかあるまい)


城内での日常イベント キャラ 2人まで

↓2

リューン「……きょろ、きょろ」

リューン(誰もいない、今がチャンス……っ!)

リューン「いただきまーす」

イザヤ「……」

リューン(……見つかっちった、ガイウスにまた怒られるぅ)


イザヤ「そう構えるな、龍人。おまえの事はガイウスからよく聞いている」

リューン「……もぐ、もぐ」

イザヤ「帝国の為に働いてくれているのだろう?窮屈をさせてすまないとすら思っているぞ」

リューン「帝国の為じゃない、ガイウスの為」

イザヤ「……そうか、ガイウスは人気者だな」

リューン「皇子様も人気者でしょ?」

イザヤ「人気者……そうだな、人気者だ」

リューン(……なんか変なの)


城内での日常イベント 内容指定可能 キャラ 2人まで

↓2

進行遅くてすいません、ここで止め

各国vsシノクニ みたいな構図になりそうな予感

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