提督「艦娘達を寝かせない」【一部安価・コンマ】 (70)

・亀更新
・キャラ崩壊注意
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・エロ禁止

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青葉「司令官、もしかして艦娘達に手を出すんですか?」

提督「いや、手は出さない」

青葉「じゃあどういうことですか?」

提督「これを見てくれ」

青葉「・・・」

提督「不眠最長時間は11日と12分。そうギネスに登録されている」

青葉「それで?」

提督「そして俺はふと思った」

提督「艦娘達を寝かせなかったらどうなるのか」

青葉「それで?」

提督「艦娘達を寝かせなかったら、いったいどんなことになるのか。それを俺は知りたい」

青葉「で、何で青葉を呼んだのですか?」

提督「お前はカメラ担当だ。各部屋に隠しカメラをおいているだろ?」

青葉「あーはい」

提督「それを見て俺は反応を楽しむ」

青葉「・・・・・」

提督「ということだ」

青葉「何か酷くありませんか?」

提督「いや、そういうこともないぞ?艦娘達が寝なかったらどういうことになるのかを見て、これからのことに役立たせさせる」

青葉(役に立たせる・・どういうことなんでしょうか)

提督「さて、最初の艦娘は誰にしようか」

提督「安価下で行こう」

青葉「朝潮ちゃんですか・・意外と持たないかもしれませんね」

提督「今の時刻は午後10時。大体の駆逐艦が寝る時間だ」

提督「まあ、一部の子以外が起きていたら夜更かしになってしまうのだが」

提督「今回のターゲットは朝潮」

提督「朝潮は寝なかったらどうなるのか」

青葉「で、不眠期間は?」

提督「安価下で行こう」


※一週間以内で

提督「一週間ギリギリで行こう」

青葉「となれば、約7日間・・青葉、そんなに長い期間寝ていなかったら倒れちゃいます」

提督「俺もそんなに長い時間不眠とか無理だわ」

青葉「さて、どうやって寝ないようにするのですか?」

提督「まず夜中だ。夜中は俺の部屋に入って俺、もしくは青葉が朝潮の横にいて、寝そうになったら無理やりでも起こす」

青葉「たとえば、つねったりとかそういう感じですか?」

提督「そういうことだな」

提督「で、起床から就寝までは傍にかならず一人は誰かいるって感じで、寝そうになったら無理やりでも起こす」

青葉「問題はその横にいる艦娘が協力してくれるかどうかですけどね」

提督「まあ、相手には伝えておく」

提督「もちろん、他の子達には内緒でな」

青葉「なるほど・・・」

提督「おや、気づいたらもう22時か。そろそろ呼び出させるか」

青葉「その間青葉は・・」

提督「一回部屋に戻れ。あとで呼ぶから」

青葉「はい」



提督「朝潮」

朝潮「はい。何でしょうか」

提督「お前はこれから一週間俺の部屋で寝てもらう」

朝潮「!?」

朝潮「どうしてでしょうか?」

提督「理由はいえないが、とりあえず寝具などは俺の部屋にもってこい」

朝潮「は、はい」


ーーーー10分後ーーーー


朝潮「もって来ました」

提督「よし、その布団を俺の横に置け」

朝潮「はい」バサー

提督「よし。寝ろ」

朝潮「寝ろ!?何もしませんよね!」

提督「俺が寝ている駆逐艦を襲うような奴に見えるか?」

朝潮「見えます」

提督「」ガーン

朝潮「でも、何もしないと信じますよ」

提督「OK。それじゃあおやすみ」

朝潮「おやすみなさい」

提督(朝潮は目をつぶった。このままだと寝てしまうのだ。さて、最初は何をしようか)

提督(安価下をしよう)

提督(最初はくすぐってみよう)

提督「」コチョコチョ

朝潮「・・・!ハハハハハハハって何するんですか!」

提督「すまんな」コショコショ

朝潮「ってやめてくだsッハハハハハハハハハ」

提督「こいつ・・くすぐりには弱いようだ」コチョコチョ

朝潮「もうっ・・やめてくださいっ」ヒィーッヒィーッ

提督「息ができなくなるほどくすぐりが弱かったか」

提督(でも、これで脳が覚醒して寝れなくなるだろう」


<20分後>

朝潮「眠いです」

提督(もう眠いといっている・・。くすぐりでは20分が限界だったか)

提督(何とか脳の覚醒を長くさせるようなこと・・)

提督(安価下をしよう)

提督「よし。寝ろ」

朝潮「はい」

<2分後>

朝潮「・・・」

提督(なんとかまだ寝ていないようだ。よし、この布団に俺が入ってっと。いわゆる添い寝状態だ)スッ

朝潮(急に暑くなってきたわ・・何これ・・)

朝潮(・・・!?し、司令官!?なんで添い寝してんの!?)

朝潮「ちょっと!添い寝とかやめてください!」

提督「えっ・・」

提督「俺は朝潮の横で寝たい」

朝潮「それただの変態じゃないの?」

提督「いや、変態行為などは一切しない。頼む。信じてくれ」

朝潮「・・・わかったわ」

提督「ありがとうっ!」

朝潮(あれだけ言っているし、多分大丈夫だよね・・)

朝潮(それにしても暑苦しい・・暑くて死にそうだわ・・)

朝潮(司令官ってこんなに熱かったっけ・・・)

朝潮(我慢よ我慢。司令官もあんだけいっているんだし)


<2時間後>

朝潮(限界まで我慢してきたけど、もう無理・・)

朝潮「司令官!暑いから添い寝はやめてください!」

提督「うーん・・・」

提督「添い寝だめ?」

朝潮「暑い!暑苦しい!もうやめてください!」

提督「・・・・・」


このまま続ける?

1:続ける
2:続けない(続けない場合は別のことを)


安価下

提督「熱かったか・・・すまんな。でも、俺はどうしても朝潮の横で寝たいんだ」

提督「お願いだ。添い寝させてくれ!」

朝潮「・・わかったわ」

提督「ありがとうございます!」

朝潮(司令官が朝潮の前でここまで言っている・・一日くらいは・・・・)


<2時間後>

提督「」スースー

朝潮(暑い!寝れない!クーラーつけれないの!?)

朝潮(でも勝手につけたら怒られるだろうし・・・)


<2時間後>

朝潮(今何時?)

朝潮(まだ4時か・・・)

朝潮(もうそろそろ布団から離れたいわ)

朝潮(安価下でもするわ)

朝潮(そうね・・ゴーゴーでもすれば時間がつぶれるわ)

朝潮(でも、もし司令官に見つかったら・・)

朝潮(・・・・・・・・・)

朝潮「」ドンドン

朝潮(結構床に響く?この振動で司令官が起きたら・・)

朝潮(でもやるしかないのね)

朝潮「」ドンドン

朝潮「」ドンドン

朝潮(これ凄く響く系じゃない)

朝潮(時間もそんなにつぶれてないし・・)

朝潮(このままだと司令官が起きてしまう。司令官が起きるとあれだし)

朝潮(変わりに安価下するわ)

朝潮(・・・そういえば、司令官って熱いけど、今考えてみるとあのあたたかさがいいんだわ)

朝潮(抱き枕にしよっと)

朝潮「」ギュッ

提督「っ・・」

提督「ん?どうした?」

朝潮「!!」カァーッ

朝潮「な、なんでもないです・・ただ・・司令官を・・」

提督「を?」

朝潮「抱いたんです!!!」カァーッ

朝潮(恥ずかしい・・・)

提督「そうか・・」

提督「でも、まだ4時半だぞ?起床時間までまだ1時間半もある」

提督「でも寝れないのは仕方ないな。寝ろとはいわない。好きにしろ」

朝潮「・・・」

朝潮(さて、抱き枕にしてもすぐにばれてしまったわ・・)

朝潮(次は安価↓2をするわ)

朝潮(ここは読書でもするわ・・小説とか読んでいたら時間もたつだろうし)

朝潮(確か、読みかけのがあったはず)

朝潮(何故かもってきてたわ)

朝潮(さて、読もう)


<40分後>

朝潮(文字ばっかりだから眠い・・・)


<20分後>

朝潮「」ウトウト

朝潮「今からねたら確実に起きれなくなるわ。起きておくわ」

朝潮「・・・」ウトウト

朝潮「・・・」


<30分後>

朝潮(眠い・・)

提督「フアァ・・・っ

提督「・・朝潮、部屋に戻れ」

朝潮「あ、はい」

<部屋>

朝潮「あれ?誰もいない」

朝潮「みんな洗顔とか行ったのかな?」

朝潮「まあ、行ってみたらわかるわ」


<洗面所>

朝潮「あ、満潮!」

満潮「朝潮?なんで昨日部屋で寝てなかったの?」

朝潮「司令官に呼ばれたわ。どうやら一週間は司令官の部屋で寝ることになったわ」

満潮「ふーん」

朝潮「それにしても、昨日は暑くて寝れなかった」

満潮「昨日そんなにあつかった?」

朝潮「凄くあつかった」

満潮「司令官の部屋はそんなに暑いのね。私、絶対行きたくないわ」

朝潮「あと6日も・・地獄」

<1時間後>

<朝食です。朝食です


朝潮「朝食かぁ・・」



<食堂>


全「いただきます!」

朝潮「ふあぁ・・」

大潮「ん?あんまり食べないね。どうしたの?」

朝潮「昨日から寝てなくて・・眠いわ」

満潮「たしかそれさっきもいってたわね」

朝潮「うん・・」

朝潮「司令官の部屋で寝ることになったわ。で、司令官が私を添い寝したいといったから添い寝させてあげたら凄く熱くて」

朝潮「おかげで寝れなかったわ」

大潮「それは災難だったね・・」

朝潮「朝食食べて眠気をなくそう」


<30分後>

全「ごちそうさまでした!」


提督「ふぅ・・朝潮の調子はどうかなっと」

青葉「司令官!」

提督「ん?なんだ?」

青葉「何で青葉を呼ばなかったんですか!」

青葉「青葉、いつ呼ばれるかわからなくてずっと起きてたんですよ!」

提督「すまんすまん。でも、今日は青葉の番だぞ」

青葉「そうですか・・いいもの、とれたらいいんですけどねぇ」

提督「ところでだ」

青葉「はい?」

提督「朝潮と一緒にいる艦娘(一週間)を決めたいんだが」

青葉「まだ決めてなかったんですか・・・」

提督「とりあえず、安価↓で行こう」

提督「・・・・・というわけだ。いけるか?阿武隈」

阿武隈「は、はい!いけますけど・・・」

提督「じゃあ頼んだぞ」

阿武隈「は、はい!」

ーーーーーーーーーー

朝潮「で、なんで阿武隈が横にいるの?」

阿武隈「提督が傍にいろって・・」

朝潮「そう」

朝潮(何か最近司令官変ね。いきなり部屋に呼ばれたりとか)

阿武隈(確か、朝潮ちゃんを睡眠状態にさせなかったらいいんだっけ・・)

朝潮「それにしても、暇だわ。何かしたいものね」

朝潮「安価下するわ」

朝潮「部屋来て」

阿武隈「う、うん」


<部屋>

朝潮「えっと・・確かここに・・」ガサガサ

朝潮「あったあった」

阿武隈「それトランプ?」

朝潮「うん。トランプでもしよ?」

阿武隈「うん」

朝潮「ババ抜きするわ」

阿武隈「うん」

<5分後>

朝潮「これで全部だわ。あとはババひいたほうが負けね」

阿武隈「こっちが4枚、朝潮ちゃんが5枚・・明らかにそっちがもってる・・」

朝潮「でも、どれがババかわからないでしょ?」

阿武隈「うん」

朝潮「じゃあ、そっちからひいていいわよ」

阿武隈「じゃあ・・」スッ

阿武隈(あっ・・ババだ)

朝潮(ババをひいてくれたわね)

<5分後>

朝潮(阿武隈の枚数はあと2枚・・どっちひいたら・・)

朝潮(よしっ!こっちを!)スッ

朝潮(あっ・・ババだ)

阿武隈「あたしが・・勝っちゃいましたね」

朝潮「負けたわ・・」

阿武隈「次、何します?」

朝潮「トランプ以外で何する?」

阿武隈「・・・安価下を」

阿武隈「スマブラでもやらない?」

朝潮「スマブラ・・聞いたことあるわ」

朝潮「で、何のスマブラ?」

阿武隈「これ」

朝潮「3DS!?」

阿武隈「うん。朝潮ちゃん、持ってる?」

朝潮「持ってないけど・・多分あそこに行ったら貸してくれる」

阿武隈「じゃあもってきて」


<10分後>

朝潮「これでいいのかな」

阿武隈「うん。じゃあやるね」

ーーー

朝潮「私はカービィで行くわ」

阿武隈「じゃああたしはこれでっと」

朝潮「むらびと・・なんか聞いたことあるわ」

阿武隈「じゃあいくよ」


<2分後>

阿武隈「朝潮ちゃん、こんだけ強かったっけ」

朝潮「私こんなに強かったっけ?」

阿武隈「もう一回やるよ?」

<10分後>

阿武隈「6回中4回勝利の朝潮ちゃん、強いよ・・」

朝潮「もしかして私、スマブラの才能でもあるの?」

阿武隈「かもしれない」

朝潮「で、この3DSどうするの?」

阿武隈「返したら?」

朝潮「うん」

<5分後>

朝潮「スマブラ、結構面白かったよ?」

阿武隈「・・!う、うん。結構面白かったね」

<12:00>


<昼食です。昼食です。


阿武隈「あ、昼食の時間だね」

朝潮「そうね」


<食堂>


阿武隈「結構人いるね」

朝潮「しかも戦艦とか空母もいるから量は超大量。まあ駆逐艦の私と軽巡の阿武隈は量はそんなにだけど」

阿武隈「ところで、昼ごはんは何かな」

朝潮「どうやら焼きそばみたいね」

阿武隈「やきそばかぁ・・」

朝潮「ん?どうしたの?焼きそば好きじゃないの?」

阿武隈「う、ううん。なんでもない」

朝潮「そう」


<10分後>

全「いただきます!」

阿武隈(朝潮ちゃん、目にクマがあったけど大丈夫かな?)

阿武隈(まあ提督が寝かすなといっているし大丈夫・・)

阿武隈(と思いたい・・)

<30分後>

全「ごちそうさまでした!」


阿武隈(朝潮ちゃんのところに行かないと・・・)


朝潮(眠い・・食後って本当に眠い・・)


朝潮(阿武隈はまだ?)

阿武隈「朝潮ちゃーん!」

朝潮「きたきた」


<廊下>

朝潮「当分の間は出撃もないっていうし、暇ね」

阿武隈「うん」

阿武隈「・・・あ、あの」

朝潮「?」

阿武隈「目にくまができてるよ?」

朝潮「一日寝てないだけで目にくまができるのね」

阿武隈(一日寝てないだけでくまができる・・一週間たったときは酷いだろうな・・)

<夜>

朝潮「いろいろしてたらもう夜ね」

阿武隈「うん・・ずっと遊んでいたけど意外と疲れないね」

朝潮「駆逐と軽巡。遊ぶ系なら意外と疲れない。でも、出撃は疲れる」

阿武隈「まるで子供みたい」


<夕食です。夕食です。


朝潮「話してたらもう夕食ね」

阿武隈「うん」



<食堂>


朝潮「夕食はハンバーグなのね」

阿武隈「意外と子供が喜びそうなものが多いね」

朝潮「そうね。まあハンバーグは好きだからいいけど」


<5分後>


全「いただきます!」


阿武隈(口調が何か変わっているような気がする・・もしかしてストレス?)

阿武隈(朝潮ちゃんのこと心配だな・・・)

阿武隈(でも、提督の言うことだしね。仕方ない)

<20分後>

全「ごちそうさまでした!」


提督「さて、もう夜か」

青葉「二時間後には就寝時間ですよ?」

提督「あ、わかってるよな?」

青葉「はい!青葉の部屋に朝潮ちゃんを呼んでそこで寝かせないんですね」

提督「そうだ」

提督「あ、間違っても寝かすなよ。寝そうになったらどんな方法を使ってでも目をさまさせろ。ただし、迷惑をかけないようにな」

青葉「はい!」

<22::00>

青葉「さて、そろそろ朝潮ちゃんを呼びますか」


<朝潮の部屋>

青葉「さて、入りますよ・・・」

コンコン

朝潮「どうぞー」

青葉「失礼しますー」

朝潮「あ、青葉さん!?」

青葉「今夜は青葉の部屋で過ごしてもらいますよー」

朝潮「え!?昨日は司令官の部屋で寝て今日は青葉さんの部屋で寝るの!?」

青葉「そうですよ。交互に寝るのです」

朝潮「何で?」

青葉「それは言えませんね。秘密です」

朝潮「そう」

朝潮(何かいやな予感がするわ・・司令官のことだし)

<青葉の部屋>

青葉「布団はここにしいてくださいね」

朝潮「」バサァ

青葉「じゃあ寝ますか」

朝潮「はい」

青葉「おやすみなさい」

朝潮「おやすみなさい」








青葉(朝潮ちゃんは寝れると思っていますね。でも、今夜も寝れませんよ・・・)

朝潮「」

青葉(まだ睡眠状態には入っていませんね。今のうちに何かしかけて朝潮ちゃんを眠れないようにしましょうか)

青葉(安価下をして朝潮ちゃんを眠れないようにしましょう)

青葉(ほっぺをつんつんしてたらなかなか寝れないでしょう)

青葉「」ツンツン

青葉「」ツンツン

朝潮「・・・」

青葉「」ツンツン

朝潮「」イライラ

青葉「」ツンツン

朝潮「ちょっと、何してるのよ」

青葉「あ、いえ。何も。気にせずに」

朝潮「気にするわよ!」

青葉「そうですか?」ツンツン

朝潮「もうやめてよ!」

青葉「つまんないの」

朝潮「」プイッ

青葉(少し怒ってしまいましたね。でも、寝かせませんよ。次は安価下をします)

青葉(時計の音を聞かせたらイライラして寝れないはず・・・)

青葉(確か時計はここに・・・あったあった)

青葉「」スッ

時計「」チクタクチクタク

朝潮「・・・」

時計「」チクタクチクタク

朝潮(あ、もうこの時計うるさいわね・・)

朝潮(また青葉さんが設置したのかしら。さっきまでここに無かったし)

朝潮(今の時刻は10時半・・まだまだあるわね)

朝潮(とりあえずこの時計はどけといてっと)スッ

青葉「・・・」

青葉(あれ?時計がいつの間にかここに)

青葉(もしかして朝潮ちゃんがおいた?でも簡単にはどけませんよ)スッ

朝潮「み て た わ よ」ギリッ

青葉「」ヒッ

青葉(駆逐艦の目じゃない・・でもここでやめては・・)

青葉(何とか対処しないと・・)

青葉(安価下で対処しよう)

青葉「じゃ、じゃあ、ここに時計おいておきますね」ニコッ

朝潮「せめてデジタル時計にして」

青葉「は、はい」

朝潮「・・」

青葉(少し怒りが収まったみたい。よかった)

青葉(でも、デジタル時計にしちゃったなぁ)










青葉(で も や め ま せ ん よ ?)

青葉(さて、今の時刻は23時をまわろうとしているところです。軽巡、重巡の就寝時間です)

青葉(さて、次は何をしましょうか。安価下をします)

青葉(いびきと寝言をかいだら・・うるさくて眠れないはず)

青葉(そうときまればじっこうです)


青葉「」ガーッ

朝潮(何!?いびき!?)

朝潮(うるさいわ・・・・)

青葉「」グガーッ

朝潮(うるさい・・・寝れない・・)

青葉(そろそろ寝言を・・)

青葉「・・・フルタカ・・」

朝潮(寝言!?)

青葉「フルタカ・・・」

青葉「・・・・キヌガ・・サ・・ハヤク・・・アイタイ・・」

朝潮(確かにこの鎮守府には衣笠さんはいないわ・・って何考えてるのよ)

青葉「」グガーッ

朝潮(もううるさいわね・・)

朝潮(そうだ!耳栓があったはず・・)

朝潮(えっと、確かこのあたりに・・・)


耳栓はあった?

01~50 あった
51~00 なかった

安価下

朝潮(えっと確かこのあたりに・・あった!)

朝潮(これを耳につけてっと)


<5分後>

青葉「」グガーッ

青葉(あれ?反応がない?)

青葉(・・よく見たら耳栓つけていますね)

青葉(これじゃ効果なしですよ)

青葉(さて、次は何をしましょうかねぇ)

青葉(できれば長時間できるものがいいですね)

青葉(安価下を・・)

青葉(重しをのせたらしんどくて眠れないでしょう)

青葉(これを使おう)

青葉(60kgほどある重し。これを朝潮ちゃんの足にのせてっと)

青葉(お、運よく仰向けでしたね)

青葉(では、のせてっと)ガンッ

朝潮「うっ」

朝潮(なんか足にのってる!なんか凄く重いわ!もしかしてまた青葉さん!?)

朝潮(すごく重くてどけれないわ・・これがあればしんどくて寝れないわ・・)



青葉(お、困惑してますね。でも、青葉は知りませんよ。そろそろ青葉は寝ますね)



朝潮(なんとかこれをどけないと・・)

朝潮(って重い!どけれない!重くて!)

朝潮(何とか青葉さんを説得してこれをどかしてもらうしかないわ)

朝潮「・・・青葉さん!」

青葉「」スーッ

朝潮「青葉さん!」ユッサユッサ

青葉「」スーッ

朝潮「あおばさーん!!!」

青葉「」スーッ

朝潮「これどけてくださいよ・・これがあったら寝れないですよ・・」

朝潮「完全に青葉さん寝てますね。これで一晩過ごすの?」

朝潮「そんなの絶対やだ!」


<1時間後>

朝潮(足が痛い・・絶対骨にひびが入ってるわ・・)


<2時間後>

朝潮(とにかく足が痛い・・)

朝潮(少しの振動で落ちそうでもないし・・・)


<2時間後>

朝潮(現在の時刻は午前4時・・あと2時間の我慢よ)

朝潮(でも結局寝てないことになるのかしら)


<2時間後>

<起床時間です。起床時間です


朝潮(結局二日間寝てないことになったわ。しかし、なんでこんなことするのかしら)

青葉「あ、朝潮ちゃん。おはようございます」

朝潮「あ、青葉さん!!!これはやくどけてください!」

青葉「はいよっと」ドンッ

朝潮「あぁ・・足がものすごく軽い・・でも痛い・・」

朝潮「結構痛いわ・・」

青葉(足から血が出てますね。そこまで負担をかけたのでしょうか)

朝潮「痛くて歩けないわ」

青葉「よ、よかったら青葉が支えに・・」

朝潮「いい!」

朝潮(誰があんな奴と・・・)

朝潮「」イテテテテテ

朝潮「・・・」

青葉「」スッ

朝潮「あおば・・・さん?」

青葉「ホッ」ドンッ

朝潮「!」

青葉「救護室に行きましょうか」

朝潮「!」

朝潮「・・・・あのさぁ」

青葉「はい」





朝潮「結局怪我させたのって青葉さんだよね」

青葉「」ギクッ

朝潮「あとで司令官に言うよ?」

青葉「」

朝潮「もとから寝かせる気ないんでしょ?もともと分かってたよ?でも、怪我させるってどういうつもり?」

青葉「え、いや、青葉は、怪我させるきは一切無かったんです!」

朝潮「でも、重しのせたよね?」

青葉「」

朝潮「とりあえず救護室につれてって。そこで寝かせて」

青葉(寝かせる・・いや、寝かせてはいけません!)


<救護室>

朝潮「とりあえずベッドで横になったけど、もしかして青葉さんまだいるの?」

青葉「ええ。責任者ですから」

朝潮「とかいって寝かせないんでしょ?」

青葉「い、いえ、そんな気は・・」

朝潮「なら信じるわ」

青葉(朝潮ちゃんは本当に寝てしまいそうです)

青葉(でも寝かせませんよ・・・)

青葉(安価下をして寝かせないようにします)

青葉「・・・これは?」

青葉「タイガーバーム?」

青葉「なんのクリームかわかりませんがとりあえず目じりに塗ってみましょう」

朝潮「・・・・」

青葉「」ヌリヌリ

朝潮「痛っ!」

青葉「」ヌリヌリ

朝潮「痛いっ!」

朝潮「ちょっと!やめてよ!」

青葉「え?もっと塗って欲しいとですかぁ?」ヌリヌリ

朝潮「いたい・・・」

朝潮「これじゃ寝ることもできないわよ!」

朝潮「いたいよぉ・・・」

青葉「これでしばらくは寝れませんね」

<夜>


朝潮「うーん・・・あれから痛くて動きたくなかったからずっとベッドにいたけど・・」

朝潮「もう夜・・・」


<夕食です。夕食です


朝潮「そういえば昼食食べてないからお腹すいたわ・・・」

朝潮「とりあえず食堂に向かおう」

<食堂>

青葉「朝潮ちゃーん!」

朝潮「あおばさん?」

青葉「気分はどうですか?」

朝潮「もう最悪。目が痛くて寝れないし、ずっと暇だったわ」

青葉「そうですか」

青葉「でも、これがあと5日間も続くとは可哀相になってきますねぇ」

朝潮「え?どういうこと?」

青葉「あちゃー、言ってしまいましたか」

青葉「とりあえず、食後青葉の部屋に来てください。話があります」

朝潮「は、はい」



<食後、青葉の部屋>

朝潮「とりあえず、来てみました」

青葉「あ、朝潮ちゃん。とりあえず入ってください」

朝潮「はい」

朝潮「失礼しまーす」ガラガラ




朝潮「話というのは・・?」

青葉「朝潮ちゃんは、司令官の部屋でも寝たでしょ?」

朝潮「はい。でも寝れませんでした」

青葉「でも、青葉の部屋でも寝れなかったと」

朝潮「はい」

青葉「それって何故か分かりますか?」

朝潮「わかりません」

青葉「それはですね・・・」




青葉「不眠記録というのを今計ってるのですよ」

朝潮「不眠記録?」

青葉「はい。生き物は寝なければ生きていけない。睡眠欲は三大欲求のひとつです」

青葉「しかし、その欲求をひとつでも失えば、生きていくことは難しいです」

青葉「しかし、艦娘は人間でもあるけど、兵器でもある。それはわかりますよね?」

朝潮「確かに私達は日々深海棲艦と戦っている。そして、人間に比べたら圧倒的に力が強い・・」

朝潮「艦娘は人間以上のレベルを持っています。なので兵器でも間違いはないと思います」

青葉「なら、欲求も違うはずですよね?」

朝潮「・・・・」

青葉「人間は人間の欲求。艦娘は艦娘の欲求」

青葉「その『艦娘の欲求』の中に睡眠欲は入るのか」

青葉「それを知るために不眠記録を計っているのです」

朝潮「・・・・つまり、艦娘に睡眠欲が必要なのかというのを知るために私を使って計っているとのこと?」

青葉「そうですね。例えば、軽巡。軽巡は夜戦に強いですね?それは何故か」

青葉「夜に強いということは夜型なんですよ。一部を除いては」

青葉「他にも戦艦。戦艦も夜戦で活躍することがあります」

青葉「重巡もそうです。夜戦で活躍します」

朝潮「で、何を言いたいのですか?」

青葉「つまり、夜戦での大活躍を図る子達」

青葉「それは、眠くないからではないでしょうか」

朝潮「眠くない?確かに轟音など聞いたら目が覚めるし・・」

青葉「確かに轟音などを聞いたら目が覚めますね」

青葉「つまり、眠くなりそうなところに大きな音などが入り目が覚めるというのをループしています」

青葉「でも、戦闘後に入渠中などに仮眠をとる艦娘はいるけど、熟睡してる艦娘は少ない・・なら、艦娘に睡眠は必要ないのではないでしょうか」

朝潮「・・・・は?」

朝潮「艦娘にも睡眠は必要よ!疲れたら寝るでしょ?」

朝潮「だって疲労度があったら戦闘が不利になるのよ?」

朝潮「なら睡眠も必要じゃない」


青葉「安価下」

朝潮「・・・つまり、艦娘に睡眠が必要かというのを実験しているということ?」

青葉「そういうことです」

朝潮「・・・・・あと何日?」

青葉「あと5日です」

朝潮「!?」

青葉「それまでは不眠です」

朝潮「え!?」

青葉「我慢してくださいね。終わったら長期休暇とっていいと司令官が言ってました」

朝潮(確かにいつも戦闘に繰り出してばかりだし・・)

朝潮「あと五日ね」

青葉「はい」

<三日目>

朝潮「・・・・・」

阿武隈「朝潮ちゃん、どうしたの?目の焦点が合ってないよ?」

朝潮「・・・話しかけないで」

阿武隈「え!?」

朝潮「話しかけないでって言ってるでしょ!」

阿武隈「・・・・」



<青葉の部屋>

阿武隈「青葉さん!」

青葉「何ですか?」

阿武隈「朝潮ちゃんが、何か変!」

青葉「どんな感じですか?」

阿武隈「すでにイライラしてる感じとか、目の焦点が合ってない・・」

青葉「・・・・・・まだ初期症状です」

阿武隈「初期症状?」

青葉「これから、もっと酷くなると思います」

阿武隈「・・・・・・・・」


<4日目>

阿武隈「朝潮ちゃん・・」

朝潮「阿武隈?二人いる?」

阿武隈「え?」

朝潮「それに、本当に阿武隈って名前だった?」

阿武隈「え?阿武隈って名前だよ?」

朝潮「そうだったかしら・・」

阿武隈「・・・・・」


<五日目>

阿武隈「朝潮ちゃん・・」

朝潮「ハァ、ハァ、しんどい・・歩けない・・」

阿武隈「大丈夫?」

朝潮「うん・・多分・・」

阿武隈(これはそろそろ危険・・・)



阿武隈「青葉さん!」

青葉「?」

阿武隈「朝潮ちゃんが、歩けないって言ってて・・」

青葉「あー、ここまできてしまいましたか。これから朝潮ちゃんは、いろいろな地獄を見ることになるでしょう」

阿武隈「たとえばどんなのですか?」

青葉「幻覚とかです。最終的には話もできなくなるでしょう」

青葉「でも、そこまではしませんので」

阿武隈「」ホッ

阿武隈「でも、あと二日あるんですよね!?」

青葉「そうですね」

阿武隈「朝潮ちゃん、大丈夫かなぁ・・」

<6日目>

朝潮「・・・・・・・」

阿武隈「朝潮ちゃん?」

朝潮「・・確かに、体力はあるはず・・でも、力がでない・・・」

阿武隈「・・・朝潮ちゃん」

朝潮「何?」

阿武隈「あと一日、だよ」

朝潮「・・・」

朝潮「あと一日、ね」

阿武隈「うん」

朝潮「えっと?阿武隈?でいいんだよね。名前」

阿武隈「う、うん」

朝潮「最近記憶力が衰えてきたきがする・・」

阿武隈「不眠のときの症状だって」

朝潮「そう・・」

<7日目>


阿武隈「ついに一週間が経過しました。今の朝潮ちゃんの症状は」

阿武隈「目の焦目、記憶障害、体力がないことなどです」

青葉「そうですか。では、最後、見ていきましょうか・・」




AM10:00

朝潮「えっと・・、あと12時間で寝れるのよね」

阿武隈「うん」

朝潮「ご飯はいらないから一人にさせて」

阿武隈「う、うん」


12:00


朝潮「あああああああああああああ」

朝潮「なんでこんなにじかんがながいの!?」

朝潮「あと10じかんもおきないとだめなの!?」

朝潮「なんでこんなにながいじかんおきないといけないの?」

朝潮「ふざけないでくれる!?」



15:00

朝潮「・・・・・どんだけあばれても7じかんはおきないといけない・・」

朝潮「あれからあぶくまもこなくなった」

朝潮「でも、じっさいこなければさみしいものね」

朝潮「あと7じかんでねれる・・」



18:00


阿武隈「朝潮ちゃん、調子はどう?」

朝潮「まあまあ」

阿武隈「そう・・あと4時間だよ。がんばって」

朝潮「うん」



21:00

朝潮「あと1じかんあと1じかん1と1じかんあと1じかん・・」



阿武隈「っていう感じでずっといってるんですけど」

提督「あと1時間後は午後10時。駆逐艦の睡眠時間だ。それまではずっとあんな感じだろう」

阿武隈「怖いです・・」

提督「あと1時間の我慢だ」

22:00


コンコン

提督「失礼」

朝潮「しれいかん?」

提督「」つ布団

朝潮「!!」

提督「もう検証は終わった。寝ていいぞ」

青葉「一週間お疲れ様でした。とても辛かったでしょう」

朝潮「そんなはなしはいいからはやくねかせて!」

提督「はいはい」カチッ



朝潮「ねることがこんなにしあわせだなんて・・」









<執務室>

青葉「結果はどうでしたか?」

提督「倦怠感、記憶障害などの症状が見られる。つまり、艦娘も寝なければだめということだ」

青葉「はい」

しばらくして・・


阿武隈「朝潮ちゃんは、幸せそうな顔で眠っていました。そして、しばらくの間起きませんでした」

阿武隈「20時間以上寝ていたので提督も心配そうな目で朝潮ちゃんを見ていました」

阿武隈「提督は、『死んでないよな?』などといいながら心配そうな顔でした」

阿武隈「青葉さんは、『大丈夫ですよ』などと言いながら起きるのを待っていました」

阿武隈「そして、30時間がたったころでしょうか」


~~~~~~~


提督「朝潮・・ごめんな・・・」

青葉「もうこんなことしませんから・・」

朝潮「」

朝潮「・・・・・」

提督「・・今、手が動いたぞ!」

阿武隈「え!?」

朝潮「・・しれ・・いかん?」

提督「あ、朝潮・・・」

朝潮「青葉さん・・阿武隈?」

青葉「!」

阿武隈「!」

提督「朝潮っ!」ウルウル

朝潮「何泣いてるんですか!私を死んだかのような目で見て・・」

青葉「本当に死んだかのようでしたよ!」

朝潮「そんなのだったの!?」

提督「うん」

朝潮「でも、爽快したようなきがする・・」

提督「それはよかったな」

朝潮「よくないわよ!私を実験台にして・・」

提督「ごめんごめん・・長期休暇とっていいから」

朝潮「」プイッ

青葉「まあ、これで朝潮ちゃんも起きましたし実験も完全終了ですね」

提督「ああ」

~~~~~~~~~~~~~

阿武隈「という風な感じでした」

阿武隈「朝潮ちゃんは、『もうあんなことは二度と経験したくない』と言っていました」

阿武隈「まあ普通はそうですよね」

阿武隈「それでは、実験も終わりましたのでこれで終わりましょうか」


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