【安価】とある主人公の周回安価【即興】 (57)
────おかしい
俺はあの時オティヌスに殺されたはずだ。なのに…
上条「なぜこんな場所にいるんだ!?」
見渡す限りの真ッ暗な世界。モチロン自分ですら例外じゃない
しかしそこにひとつだけ真逆の存在がいる
???「ようこそ。私の世界へ」
上条「ッ!」
上条はこの謎の人物に恐れ一歩足を引いたが、しかし距離など最初からなかったかの様に詰められていた
???「警戒しなくていいんだよ」
童に語りかけるようにして喋りかけてくる
上条「お前は誰だ」
???「統括理事会理事長」
???「アレイスター・クロウリー、そうよんでくれれば幸いだ」
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あまりの驚きに顔が崩れた
しかし、この人間が言っていることはおそらく正しいのであろう
根拠はないが、そう思わせる謎の説得力がある
上条「俺は死んだはずなのにどうして…」
アレイスター「君はまだ生きている」
アレイスター「いや正確にはまだ君の魂は死んでいない。と、言ったほうが正しいかな?」
アレイスター「別に君の魂が覚醒した、とかではない。私が君の魂が死滅する前にここに呼び寄せただけだからね」
上条もここで諦めた
今まで理不尽は何度でもあったのだし、ここで新たに理不尽が加わるだけだから
上条「ああ、わかったよ。じゃあそのアレイスターさんはなぜ俺をここに呼び寄せたんだ?」
アレイスター「一流の悲劇、確かにそれはよいものだが三流の喜劇にはかなわない。故にここに呼び寄せた」
アレイスター「そして君にはいくつか質問をさせてもらう。君はそれに答えてくれ」
アレイスター「では一つ目の質問だ」
【性格安価】
アレイスター「二人の人間が火事で死にかけているとしよう。そのうち一人は貴方の母親でそのうち一人は見知らぬ人」
アレイスター「では君はどちらを助ける?モチロン助けれるのは一人だけ。どうする?」
↓1~3まで多数決
見知らぬ人
見知らぬ人
アレイスター「意外だな。血の繋がった肉親を助けるか、ルールを無視して二人とも助けると言うと思っていたが…それも見当違いだったようだな」
アレイスター「では2問目」
アレイスター「君が関心を寄せるとしたらどんな人なのかね?」
1美しい人
2醜いもの
3憧れのヒーロー
4弱きもの
5その他
↓1~4で多数決
4
2
2
1
アレイスター「ふむ…」
アレイスター「三問目」
アレイスター「君は今まで色々な人を助けて来たが、それはなんのためだ?どう答えても良い。じっくり考えたまえ」
↓1~5
自分の自己満足の為
自分自身の目標のため
どんな形であれ他人の人生に介入してみたかった
失った記憶を取り戻すため
それが必然だからしただけ
>>11~15で投票
↓1~6
14
んじゃ>>14で
アレイスター「私が思うに、君は自己満足の塊だ」
アレイスター「だが、完全無欠のヒーローなどよりは幾分もましであろう」
アレイスター「最後に聞こう」
【能力安価】
アレイスター「君がなりたい自分、または世界がこうなって欲しい。そんな願いの中で最も大きなものを開放しろ」
↓1~5(候補)
全身幻想殺し
現実を都合良く捻じ曲げる能力
争いが絶えない世界
干渉を妨げる能力
自分という絶対的存在が何者にも干渉されなくなる
そのままの状態で定着する為一種の概念化して怪我もしなければ成長もしない、何をしても何もしなくてもずっとその状態に固定される
何も無い真っ白な世界
>>25~29で多数決
↓6まで
ダメージや不幸など自分に害のあるものを全て他人に押し付ける
上条が2番目に強く願った願い(副次的能力)
↓1~3
何も無い真っ白な世界
自身の幸福
上条「俺に触れるな」
上条「俺にそんなけがわらしい手で触れるな」
上条「世界は俺は一人でいい」
上条「そう、存在すらいらない」
そう言うと上条は己が理を紡いだ
上条「人は、彼らが信じたいものを容易に信じる」
上条「栄光は影のように美徳に従う」
上条「魂と真実において」
上条「正義を行うべし、たとえ世界が滅ぶとも」
上条「希望と恐れの間をさまようべし」
その時、空気が変貌した
苦しかった空気がむしろ清々しいほどになり、暗かった部屋もこんなにも明るい
そう、この瞬間より、上条当麻は位階をかけ登ったのだ
上条「コレが…お前の見ている世界か」
アレイスター「新しい上条当麻の誕生だよ。Happy Birthday」
今日はここまで
すんごい……中二です……
ウニ頭がウンコマン(∴)になっちゃったよ
アレイスター「君にはこれからインデックス救出戦まで戻ってもらう」
上条「OK、またあいつらを救ってやろうじゃないか」
上条はもともと救ってやるなどという考え方は嫌悪していた筈なのに、もうその思考はとうに失われている
この姿をみてアレイスターは笑う
アレイスター「嗚呼、素敵だな」
アレイスターは芝居がかった、しかし心底嬉しそうな口調で続ける
アレイスター「今の君は実に醜い」
アレイスター「しかし、最も人間らしい人間だと思うよ」
アレイスター「諦めを飲み込むな、人道を踏破するな」
アレイスターはわざとらしく咳をしてその話を切った
アレイスター「お喋りが過ぎてしまったな」
アレイスター「ではそこの穴から行くがいい」
アレイスターがそう言うと空間に突如黒い穴が開き
上条「あばよ、しみったれた老人」
アレイスター「さらばだ、ろくでなしの若者よ」
そんな言葉を交わし、上条は穴へと入ってゆく
上条「ここは…」
紛れもない、学生寮の自室である
上条「────っ」
頭痛がする。そしてこの世界で昨日までに起きた事を思い出す
脳内を記憶が駆け巡り、考えることすら出来ない。その後しばし沈黙し…
上条「収まった、か」
上条「とりあえず洗濯物干さなきゃな」
ベランダのドアを開ける
するとそこには真っ白な布団が干してあった。
上条「いや、まだ干していないはずだよな、ということは…」
真っ白な布団、否、真っ白な修道服を見つめる
すると銀髪碧眼の少女がこう言った
インデックス「ご飯、食べさせてくれると嬉しいな」
上条「まぁいい、飯食ったらすぐに帰れ」
その後、インデックスの説明がだらだらと続く。省略
↓1修道服に触れますか?
触れる
この世界の上条は物語は動かないと面白くない、動かないならば状況が悪くなろうが動かそう、そんな風に思う人間であった。そこから察してもらえればわかるだろう
上条「はいはいゲンコロゲンコロ」
インデックスの悲鳴が聞こえるが気にしない、その後、インデックスに説教されたがそれもどこの空で聞き流す。涙目になられるとめんどくさいので一応謝っておいた
インデックス「────それじゃあ帰るんだよ。ご飯、ありがとね」
インデックスはそう言うとドアノブに手をかける
やっと修道服の修理(安全ピンを刺しただけ)を済ませたようで帰るつもりのようだ
上条はどうしますか?↓1~3
お見送り
尾行
人少ねえのにわざわざ安価三つも出す必要無くね?
取り敢えず忘れ物の修道服の一部を忘れないように持たせる
>>48~50から安価を指定してください
↓4まで
あと今日は多分ここまで
>>50
把握、すみません
安価でやる意味ないし上条でやる意味もない
このSSまとめへのコメント
地の分多くて読みにくい