アルミン「サシャの乙女の顔を引き出す?」 (103)

一応全部書き溜めてあるので未完にだけはしません

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アルミン「どういうことだい?ライナー」


ライナー「なぜ俺がこんな競技をやろうと言い出したかというとだな・・・」


ジャン「それよりもまずは俺たちが呼ばれた理由を説明しろよ」


ライナー「分かった、じゃぁなぜこの4人でやることに決めたと思う?」


ジャン「俺らがある程度近い仲だからじゃねぇのかよ」


ベルトルト「でもそれだとエレンがいないのが気になるね」



ライナー「ホモ疑惑だ」


ジャン「」 アルミン「」 ベルトルト「」


ライナー「ホモ疑惑だ」


アルミン「二回も言わなくてもいいよ!」


ジャン「ホモはお前だろ」


ベルトルト「みんな冷静に!それで、ホモ疑惑とは一体どういうことなのかな?」


ライナー「俺たち4人はホモ疑惑がかけられている。しかも強力になぁ・・・!」


アルミン「ライナーはともかくとして、僕にホモ疑惑がかけられてるなんて・・・」


ライナー「アルミン!!」


アルミン「ビクッ!!」


ライナー「お前は可愛い顔してるしエレンにべったりだしマルコとも仲がいい・・・ホモ疑惑をかけられるには十分だ」(ニッコリ

アルミン「嘘だ・・・そんなわけ・・・」ブクブク


ベルトルト「アルミンが泡を吹いた!」


ライナー「ジャァン!」


ジャン「ビクゥッ!」


ベルトルト(この流れは・・・)


ライナー「女子の間ではお前はエレン狙いだともっぱらの噂だ・・・最近ではマルコに乗り換えたという噂もあるがな・・・」(ニタリ


ジャン「何で俺が死に急ぎ野郎と・・・しかもマルコもホモ疑惑かかってんじゃねぇかよ」


ライナー「後は俺とベルトルトだが、ベルトルトは俺と付き合ってるという噂がある・・・というより、むしろ女子達はそう確信している風だった」


ベルトルト「ゴフッ!」


ジャン「ベルトルトが血を!」


アルミン「そ・・・それで、僕たちのホモ疑惑とこの競技に何か関係があるのかい?」

ライナー「大有りだ。この競技にはいくつか目的がある」


ライナー「一つ目はこのホモ疑惑の払拭だ」


ライナー「サシャの女の顔を引き出すには、気がある風な言動や恥ずかしい言葉で攻め立てる必要がある」


ライナー「そんな場面を女子に見られれば当然噂になるだろう」


アルミン「サシャと噂になれば、少なくともホモだとは思われなくなるね。」


ライナー「さすがだな。その通りだアルミン」


ジャン「どうせならミカサがいいんだが・・・ホモよりはマシだな」


ベルトルト「そう上手くいくかな・・・」


ライナー「この競技だけで全員のホモ疑惑がなくなるとは思っちゃいない」


ライナー「だが俺のホモ疑惑が晴れれば、ベルトルトのホモ疑惑も自動的に晴れる」


ベルトルト「その逆もあるわけだね・・・親友のホモ疑惑を晴らせるなら、僕はやるよ」

ライナー「よく言ってくれたベルトルト!ところで二つ目の目的だが・・・」


ライナー「単純に、な?サシャの女の顔を見てみたいだろ?お前らも」


アルミン「確かに・・・ルックスだけでいえばミカサと同等か、あるいはそれ以上かも・・・」


ジャン「ハァ!?ないない!それは無い!」


ベルトルト「確かに見てみたい気もするね・・・」


ライナー「三つ目だ。ホモ疑惑をかけられるほど女子にもてない俺たち・・・」


ライナー「サシャの女の顔を引き出せれば、自信が付いて多少は変われるかも知れない」


ライナー「そして4つ目、サシャが乙女になればもうパンを取られずに済むかも知れない」


ライナー「最後に五つ目、優勝者には肉を一人半分づつ与える。みんな、参加してくれるか?」


ジャン「まぁ、ミカサと付き合える確率が少しでも上がるなら・・・」


アルミン「クリスタと付き合える確率が少しでも上がるなら・・・」


ベルトルト「ホモ疑惑が晴れるなら・・・」

ライナー「決定だな。しかし肝心のルール説明をしていなかったな・・・」


ライナー「ルールは簡単 1日に一回、一人10分間の一発勝負だ」


ライナー「プレイヤー以外の者は審査員となって物陰に隠れ、プレイヤーとサシャを監視する」


ライナー「審査員はサシャが乙女な顔を見せたと思ったら1ポイント加算する」


ライナー「ラッキースケベやエロい表情があれば1ムラムラ。1ムラムラ=2ポイント加算だ」


ライナー「一番ポイントが高かった者には来週の肉を一人半分づつ献上する」


ライナー「エロいことや告白はナシだ。あと、食い物を与えるのもナシだ。後で面倒になることは避けたい」


ライナー「質問があれば受け付けるぞ」


ベルトルト「ライナー、なぜサシャを選んだんだい?」


ライナー「ミカサは論外だし、ユミルやアニは結構鋭い所がある。クリスタを汚すような行為はしたくない、となると・・・」


ライナー「馬鹿で、ルックスは上々で誰とも噂になったことがなく、いざという時には肉を与えれば黙らせられるサシャこそまさに適任だ」




「アニに一番乙女っぽいリアクションさせた奴が優勝」を見て作ったのでどうしても似ている部分があります
ご了承ください

ライナー「馬鹿で、ルックスは上々で誰とも噂になったことがなく、いざという時には肉を与えれば黙らせられるサシャこそまさに適任だ」


ベルトルト「ライナー・・・君はゲスだ。だが、天才だよ」


ジャン「確かに適任だな・・・」


アルミン「罪悪感で胃が・・・」キリキリキリ


ライナー「今日はもう寝ようぜ。ただ最後に最初のプレイヤーを決めておきたいんだが」


ベルトルト「僕が行くよ。早朝に水汲みに行くサシャを見たことがあるんだ。」


ジャン「・・・明日が楽しみだな・・・」ウトウト


アルミン「おやすみ・・・」


ライナー「結構乗り気だな・・・カサゴソ」


(全年齢対象です)

   〜〜〜翌日早朝 女子寮前〜〜〜


ライナー「お手並み拝見だ、ベルトルト」


ベルトルト「ちょっと緊張するな・・・じゃあ、言ってくるよみんな」


ジャン「お!見えてきたぞ!あいつ早起き出来るんだな・・・ププッ」


アルミン「眠いなぁ・・・」


「先陣切るは超大型系男子、ベルトルト・フーバー!
104期訓練兵団随一の身長と影の薄さゆえのマイナスイメージのなさを武器に、
ベルトルトはサシャの心を掴む事ができるのか!?」



サシャ「あ!ベルトルト!おはようございます!」


ベルトルト「おはようサシャ!今日はなんだか早くから目が冴えちゃって。水汲みかい?」





ジャン「ベルトルトの名前覚えてたぞ芋女の奴・・・ガサガサ」


ライナー「朝から暑苦しいなあいつは・・・ガサガサ」


アルミン「ライナー・・・君が言える事では無いよ・・・ガサガサ」



ベルトルト「バケツ持つよ」ヒョイッ


サシャ「だ、・・・だめですよそんな!義務を果たさない者は恩恵を受けることはできない、
    私の村の教えです!私はなにもして無いのに、手伝わせるなんてできません!返してください」


ベルトルト「可愛い女の子に力仕事なんかさせるな、どこでもそう教わるはずだよ」


サシャ「え・・・?か・・・可愛い・・・///女の、子・・・?///」


ベルトルト「何かおかしなこと言ったかな?サシャは可愛い、女の子だよ」


サシャ「その・・・今までそんなこと言われたことなくて・・・///(カッ)」





ライナー「サシャの奴・・・案外乙女じゃねぇか・・・///(キュン)」


ジャン「ベルトルト、飛ばしすぎだぜ・・・///(キュン)」


アルミン「あんなこと言っても顔色一つ変えないなんて・・・///(キュン)」



ベルトルト「バケツ持つよ」ヒョイッ


サシャ「だ、・・・だめですよそんな!義務を果たさない者は恩恵を受けることはできない、
    私の村の教えです!私はなにもして無いのに、手伝わせるなんてできません!返してください」


ベルトルト「可愛い女の子に力仕事なんかさせるな、どこでもそう教わるはずだよ」


サシャ「え・・・?か・・・可愛い・・・///女の、子・・・?///」


ベルトルト「何かおかしなこと言ったかな?サシャは可愛い、女の子だよ」


サシャ「その・・・今までそんなこと言われたことなくて・・・///(カッ)」





ライナー「サシャの奴・・・案外乙女じゃねぇか・・・///(キュン)」


ジャン「ベルトルト、飛ばしすぎだぜ・・・///(キュン)」


アルミン「あんなこと言っても顔色一つ変えないなんて・・・///(キュン)」

ベルトルト「要は君に義務を果たさせればいい訳だよね?だったら・・・」


サシャ「パァンならあげませんよ!」


ベルトルト「いや、そうじゃなくて・・・その・・・毎日、いや、気が向いたときでいい、
      サシャと一緒にご飯が食べたいんだ」


サシャ「えっ・・・///そ・・・そんなことでいいなら喜んで!」



サシャ「でもなんでそんなことを・・・?」


ベルトルト「僕はサシャの食べてる姿が好きなんだ。いつも幸せそうだよね。だから、
      どうせならもっと近くで見たいと思ったんだ」


サシャ「はぅ・・・///恥ずかしい、ですね・・・///」


ベルトルト「サシャが食べてる所を見ると僕も元気になれるから、だから・・・食事中はいつもサシャを目で追ってたんだ(大嘘)」


サシャ「き、今日のベルトルト、お、おかしいですよっ!///」





ライナー「また顔真っ赤にして・・・///」


ジャン「お前が赤くなってどうすんだ筋肉ダルマ!///」


アルミン「案外いいねこの競技///」



ベルトルト「よし、これで水汲みは終わりだね」


サシャ「ベルトルト、ありがとうございました!」


ベルトルト「ねぇサシャ・・・僕は謝っておかないといけないことがあるんだ」


サシャ「な・・・なんですか・・・?」


ベルトルト「今日、サシャとは偶然会ったみたいなことを言ったよね、あれは嘘だ」


ベルトルト「始めから知っていたんだ。サシャがこの時間に水汲みをしているって」


サシャ「えっ・・・///」


ベルトルト「本当は、ずっと話したかったんだ。でも、機会がなくって・・・」


サシャ「私もですよ!ベルトルト!///」



ライナー「お・・・おい!意外な新事実が発覚しつつあるんだが・・・///(キュン)」


ジャン「俺たち不利なんじゃないか?///(キュン)」


アルミン「いや、むしろベルトルトがお膳立てしてくれたのかもね・・・///(キュン)」

ベルトルト「サシャ、最後にひとつだけ言わせてくれ」


ベルトルト「サシャは憲兵団に入るんだよね?」


サシャ「ええ!内地にはいっぱいおいしいものがありますからねぇ・・・」


ベルトルト「サシャ、僕と一緒に調査兵団に来てくれないか」


サシャ「ええっ!?////いきなり何を言い出すんですかっ!///」


ベルトルト「僕は自分の意志が無いから、とりあえず憲兵団を目指してたんだ」


ベルトルト「でもエレンがそれを変えてくれた!エレンは自分の意志で調査兵団に行くと宣言した」


ベルトルト「僕、分かったんだ。自分が何をすべきかを」


ベルトルト「サシャ、調査兵団に来てくれないか?」


サシャ「良いんですか・・・?私なんかで・・・///」


ベルトルト「サシャじゃなきゃ駄目なんだ・・・」


サシャ「わ、わかりました!ベルトルト!」





ライナー「ひぎぃ!(ズギュゥゥゥン)」


ジャン「らめぇ!(ズギュゥゥゥン)」


アルミン「はぁん!(ズギュゥゥゥン)」

ベルトルト「じゃあね、サシャ、食堂で!」タッタッタッタ


ベルトルト「恥ずかしかったああ!で、どうだった!?」


ライナー「最後のサシャの笑顔、かなり来るな///」


ジャン「ホモ疑惑を晴らすどころか、ホモになりかけたぜ・・・///」


アルミン「罪悪感なんて消し飛んじゃったね!/// 」


ジャン「あんなの・・・プロポーズじゃねぇかよ」


ライナー「12ポイントだ。だが最後のあの笑顔を考慮すると、20ポイントだ!」


アルミン「異論無いね!」



ジャン「最初からトバしやがって///あんまりハードル上げてくれんなよ」


ベルトルト「僕もあの笑顔には持っていかれそうになったよ」


ライナー「で、次は誰が行くんだ?」


ジャン「俺が行く。立体起動の時間で稼いでやる!」


ベルトルト「決まりだね。」


アルミン「早く食堂にいきなよベルベル〜、サシャが待ってるよ〜?(ニヤニヤ」


ベルトルト「あれは本心だったよ。サシャは食べてるときだけは可愛いからね///」


ジャン(あれ?もしかしてこれ・・・)


ライナー「ま・・・まぁ・・とにかく食堂へ行こうぜ。朝早くから起きてるから腹が減った」



チョロいのは全員を幸せにしたかったからです

    〜〜〜〜女子寮前〜〜〜〜



サシャ「ビックリしました・・・まさかベルトルトにあんなこと言われるなんて・・・////」


ユミル「ベルトルトがなんだって?芋女ちゃんよ?」ヌッ


サシャ「ユミルっ!?い、いつからいたんですか!?」


ユミル「どうでもいいだろ。それよりもだ・・・「ベルトルト」、「あんなこと」・・・について詳しく聞かないとな?」(ニヤニヤ


サシャ「言いません!墓場までもって行きますよ!」


ユミル「・・・パンやるよ」ボソッ


サシャ「・・・言いません。絶対に!」


ユミル「・・・むしろ頑固に言わないことで何があったか大体見当が付いた。あの野郎、案外行動派だったか・・・」


サシャ「ベルトルトとは何もありませんでしたよ!」


ユミル「お〜いクリスタ!芋女が色気づき始めたぞ!」


サシャ「そんなんじゃありません!///」


クリスタ「どうしたのユミル?」


ユミル「聞いてくれよクリスタ!サシャの奴、ベルトルトとなんかあったらしくってさぁ、さっきは首まで赤くなってやがったんだよ!」


クリスタ「ベルトルトはライナーと付き合ってるとばかり思ってたけど・・・なんかちょっと残念だなぁ、なんて」


クリスタ「でもよかったねサシャ!嬉しかったんでしょ?そんなに赤くなってるってことは」(ニヤニヤ


サシャ「二人とも意地悪です・・・グスン」


ユミル「二人とも食堂へ行こうぜ・・・っておい、またサシャが赤くなってやがる」


クリスタ「仕方ないよ、サシャが恋してるのはお芋さんだもん」


サシャ「意地悪・・・///」




    〜〜〜〜食堂〜〜〜〜


アニ(あのベルトルトがねぇ・・・)


ライナー「いや〜しかしベルトルトがあんなことを言いまくれるだなんてな!(モグモグ)」


ベルトルト「恥ずかしいからやめてくれよライナー///」


ジャン「最低でも20は超えなきゃいけねぇ(モグモグ)」


アルミン「僕、やりたくなくなってきたよ・・・(モグモグ)」


ジャン「おい!(モグモグ)芋女が!(モグモグ)入ってきたぞ!(モグモグ)」


ライナー「ベルトルト!やるんだな!?今・・・!ここで!」


ベルトルト「あぁ!勝負は今、ここで決める!」スタスタスタ・・・


ベルトルト「サシャ!前、いいかな・・・?」


ユミル「おいマジかよ・・・まさか本当だったとは・・・」


クリスタ「私達はサシャの前に座るから、どうぞ横へ」(ニヤニヤ


サシャ「ベルトルト・・・やっぱり恥ずかしいですね」


ベルトルト「ハハ・・・僕もだよ・・・///」スチャッ






ライナー「なんか取り返しの付かないことになってる気がする」


ジャン「これでお前もホモ疑惑から逃れた。よかったじゃねぇか」


アルミン「僕も早く楽になりたい・・・・」



ベルトルト「どうしたのサシャ?早く食べないとスープ冷めるよ?」


サシャ「いや・・・その・・・そんなに見られてたら食べづらいって言うか、恥ずかしいって言うか、その・・・」


ベルトルト「遠慮なんかしなくていいって」


サシャ「・・・はむっ・・・(モグモグ)」


ベルトルト(ジィ〜)


ユミル(サシャの食うスピードが異常に遅い・・・それにベルトルトが来たときのあの顔・・・)ヒソヒソ


クリスタ(完全に乙女だったよね・・・)ボソボソ





ライナー「二人とも完食したな・・・さて、作戦を変えなくてはいけなくなった」


アルミン「ああ、ベルトルトとサシャはもはやカップル同然だよ」


ジャン「確かにライナーとベルトルトのホモ疑惑は晴れたが・・・まさかこうなるとはな」


ジャン「どうするつもりだライナー」


ライナー「サシャとベルトルトはあのままくっついてもらう。だが、審査員としては参加してもらう」


ライナー「ターゲットを変更し、競技を続行する」


アルミン「仕方ないね。ターゲットを本気で落としてしまっては・・・次のターゲットは誰にするんだい?」


ライナー「まずはベルトルトを連れ戻してからだ。おいベルトルト!話がある!」


ベルトルト「サシャ、すぐ戻ってくるよ」


サシャ「どうしたんですかね」


ユミル「しっかしお前らいつの間にそんな関係に・・・まぁどうでもいいけどな」


クリスタ「ライナーがホモじゃないのも確定しちゃったね」


ユミル「なんでちょっと悲しそうなんだよ、まぁそんなところも可愛いけどな。私のクリスt」


クリスタ「後はジャンエレ?それともエレアル?マルアルかな?」ブツブツ


ユミル(私の天使が・・・腐ってる・・・)


クリスタ「ユミル?大丈夫?顔色悪いけど」


ユミル「あ、ああ、平気だよ。心配させてごめんね私のクリスタ」



ベルトルさんは割ともてると思いますよ3位だし背高いし

ベルトルト「で、話って?」


ライナー「ああ、作戦を変更することとなった。それに伴い、ターゲットも変更する」


アルミン「で、ターゲットは?」


ライナー「アニ、ユミル、クリスタの三人だ」


ジャン「は?そいつらは論外だったんじゃなかったのかよ、ていうか何で増えるんだよ」


アルミン「アニに蹴られるのもクリスタに嫌われるのもやだよ・・・」


ライナー「聞いてくれみんな。ベルトルトはサシャとくっついてもらうとして」


ベルトルト「僕がサシャと///」


ライナー「まぁ聞け。ジャンはアニの、俺はユミルの、アルミンはクリスタの乙女の顔を引き出す」


ジャン「どうしたんだいきなり」


アルミン「僕がクリスタを・・?///」


ライナー「もはやサシャではこの競技は無理だ。だからベルトルトには審査員としてのみ参加してもらう」


ライナー「それに、その3人の乙女の顔、見たいだろ?どうせならバリエーション豊かにしようぜ」


ジャン「ミカサは!?」


アルミン「ジャン・・・ミカサはよく乙女の顔してるじゃないか・・・エレントイルトキダケ」


ジャン「・・・・・・・・ゴフッ」


ベルトルト「またジャンが血を吐いた!」


ライナー「では、明日はジャンがアニの方へ行ってもらう、それでいいな?」


ジャン「わかったよ・・・やればいいんだろ・・・」


ベルトルト「じゃあ僕は戻るね!」


アルミン「ベルトルト・・・僕は三日後、君のようになれているかな・・・」


ライナー「だといいがな・・・」


サシャ「遅かったですよー!ベルトルト」


ベルトルト「ごめんねサシャ・・・話が長引いちゃって」


サシャ「ライナーたちと何の話してたんですか?」


ベルトルト「ラ、ライナーが、その、ホモ疑惑が解けたって喜んでたんだよ」


サシャ「クリスタとユミル、もうそんなに言いふらしてたんですか!口軽すぎですよ///」


ベルトルト「でもよかったよ。誤解が解けて何よりだ。」


サシャ「ベルトルトはやさしいんですね・・・///」


ベルトルト「そんな・・・僕は優しくなんか・・・(言えない!まさか人類皆殺しにしようとしてるだなんて言えない!)」


ベルトルト「えっと・・・じゃあサシャ、またね」


サシャ「さよならーベルトルトー」


エレン(なんだあれwwwwwwww)


マルコ(ベルトルト・・・君は僕と同じタイプだと思ってたんだけどな・・・・)


アルミンとクリスタは何とかします

アニ編は7時ごろから投下しようと思います

アニ編はもっと酷いことになると思うので念のためパンツ二枚はいてください

個人的にはジャン大好きなんですがミカサも好きなのでジャンミカにするつもりは全くありません
でももう少しだけ登場してもらいます

言い忘れていましたが朝七時再開です

    〜〜〜〜翌日、食堂〜〜〜〜



アニ(ベルトルト・・・あんたが一番戦士としての誇りを持ってたって言うのに・・・)


ジャン「おい、アニ!」


アニ(ビクゥッ!)


ジャン「お前、一人か?なら、ちょっと話があるんだが・・・」


アニ「どうせアンタのことだからミカサのこととかエレンのこととかでしょ」


ジャン「いやお前のことだ、アニ」


アニ「何が言いたいのさ」


ジャン「今日の立体起動の訓練の時間、話がある」


アニ「ふーん、期待しないでおくよ」スタスタ


ジャン「おい待てよ」ガシッ


アニ「まだ何かあるわけ?」


ジャン「お前、憲兵団に行くんだろ?だったらもっと仲良くしようぜ?か弱い乙女のアニちゃん」


アニ「分かった、喧嘩売ってるんだね?」


ジャン「聞いちまったもんは仕方ねぇだろ?ライナーに言ってたじゃねぇか、
    か弱い乙女の気持ちなんて・・・ってな」

アニ「[ピーーー]・・・・」


ジャン「俺は本気で言ってんだよ。少なくともお前は守りたくなるような見た目してるぜ?」


アニ「ハァ!?何それ!?」


ジャン「そういうキツイ性格も、サラサラの髪も低い身長も、何よりその綺麗な顔は」


ジャン「守りたくなっちまうんだよ・・・」
アニ「え、あっ……?////


アニ「わ、わかった、明日の、立体起動の訓練の時間だね!?行くから!絶対!」ダッ


ジャン「完璧だな」

ライナー「アルミン・・・俺はまだ寝ぼけているのか・・・?」


アルミン「奇遇だねライナー、僕もそう思うよ」


ベルトルト「はい、あーん」


サシャ「んっ(パクッ)」


ベルトルト「おいしい?サシャ」


サシャ「ベルトルトが食べさせてくれるから百倍おいしいです!」パアァァ


ミカサ「(ベルトルト・・・あなたを見くびっていた。まさかあそこまでサシャの乙女の顔を引き出すなんて・・・)


ミカサ「エレン、あなたもベルトルトを見習うべき。だからあーんしてほしい」


エレン「はい、あーん」


ミカサ「パクッ(モグモグ)」


エレン「これでいいか?」


ジャン「ゲファ!」


マルコ「大丈夫かい?ジャン」


ジャン「大丈夫だマルコ・・・(いやな予感がする)」


ヒソヒソ・・・ジャンマルハセイギ・・・ホモォ・・・ヤッパアノフタリ・・・


ジャン「ちくしょおおおおおお!!」ダッ


マルコ「ジャン!」



  〜〜〜立体起動訓練の時間〜〜〜


「二番手はジャン・キルシュタイン!ジャンアニという珍しい組み合わせを、果たして私は扱いきることが出来るのか!?」



ジャン「おいアニ」


ジャン「お前、憲兵団志望だったよな?」


アニ「だったら何?」


ジャン「朝言った話ってのは、お前、立体起動は得意な方じゃないよな?」


アニ「否定はしないよ・・・で?教えてくれるって訳?」


ジャン「ああ、そういうことだ」


アニ「だったらお断りだね。アンタより上手い人なら・・・」


ジャン「ミカサか?お前、ミカサに立体起動を教わるつもりか?おいおい勘弁してくれよ!」


アニ「っ・・・・」ギロ


ジャン「そう怒るなよ、せっかく可愛いんだからさ」


アニ「っ・・・!?///」


ジャン「ハッ!男に可愛いって言われて恥ずかしいですってか」


アニ「こっ、[ピーーー]・・・!」シュッシュッ


ジャン「おいおいどうしたよ可愛いアニ?いつものパンチじゃないぜ?」パシッ


アニ「ちょっ、ジャン!手・・・///はっ・・・離せっ!///」ゲシッゲシッ


ジャン「ん?いつもなら折れるんじゃねぇかって位の蹴りが、今日はまるで力が入ってねぇなぁ・・・」


ジャン「もしかして・・・」グィッ


アニ「!!??」


ジャン「お前、今照れちゃったりしてる?」ボソボソ


アニ「み、耳元でボソボソ喋るな!///(カアァァ)」




ライナー「俺は・・・まだ目がおかしいのか・・・?////(ドキドキ)」


アルミン「僕もかな・・・なんでだろう・・・ジャンが凄くセクシーに見えるよ////(ドキドキ)」


ベルトルト「アニが羨ましいな ・・・///(ドキドキ)」

ジャン「へぇ、やっぱり照れちゃってるんだな・・・お前、結構女の子してるんだな、アニ」ヒソヒソ


アニ「最低!下種野郎!変態!セクハラっ///」


ジャン「さて」パッ


アニ(ちょっとドキドキしたなんて言えない・・・///)


ジャン「俺はミカサに次いで立体起動が上手い。それに、見ての通りお前に教える気満々だ」


ジャン「なあアニ・・・」スッ


アニ(また近づいてきた・・・(ドキドキ))


ジャン「何も心配することなんかねぇよ・・・俺が一から教えてやっからよ・・・」ボソボソ


アニ「・・・・・・・・・・・ぅん///」







アルミン「ぁ・・・・・(ムラッ)」


ライナー「むぅん・・・・!(ムラッ)」


ベルトルト「ぐっ・・・・!(ムラッ)」

ミカサ「何をやってるの三人とも?立体起動の訓練は重要」


アルミン「シィーッ!ミカサ!隠れて!とにかく早く!」


ミカサ「アルミンがそういうなら・・・ガサガサ」


ミカサ「まだ質問に答えてもらってない。訓練をサボってあなた達は何をしているの?」


ライナー「ほら、ジャンとアニだ」


ベルトルト「僕らは二人を見守ってたんだ」


ミカサ「ジャンと・・・女狐」クワッ


アルミン「どうする?ミカサが来てしまった以上、全部ばらすしかないじゃないか」ヒソヒソ


ライナー「でもどうやって・・・・女心をもてあそぶのは許さん、なんてことにもなりかねんぞ」ヒソヒソ


アルミン「僕がミカサに話す。大丈夫、僕を信じて」ヒソヒソ


ベルトルト「わかった、がんばって!」ヒソヒソ


アルミン「ミカサ、白状するよ」


ミカサ「やっと教えてくれる気になったの?」


アルミン「ミカサ、ホモ疑惑なんだよ」


ミカサ「どういうこと?」


アルミン「僕らもジャンも、ホモ疑惑がかけられていたんだ」


アルミン「マルコもそうだったんだけど、彼だけは本物っぽかったから・・・」


ミカサ「確かにクリスタがライベルだのジャンマルだの言っていた記憶がある」


アルミン「これで分かったよね?昨日いきなりサシャとベルトルトが仲良くなってた理由」


ミカサ「私は告白が成功したものだと思っていた。まさかあなた達の差し金だったとは」

アルミン「告白・・・?ちょっと待ってよどういうこと?」


ミカサ「サシャはベル・・・のことが好きだった。私はエレン以外に興味が無いから昨日まで忘れていた」


ライナー「どーりでチョロいと思ったよなー(主に作者と読者が)」


ベルトルト「実力だったと思っていた僕が恥ずかしいよ・・・」


ミカサ「それで、つぎはジャンのホモ疑惑を晴らす訳?」


アルミン「ああ、そうなんだよ!これは友達のためを思っての行動なんだ!」


アルミン「だからこのことは秘密にしてほしい」


ミカサ「アルミンのことは信じる。エレンに付く害虫を二人も減らしてくれたから。感謝する」


ミカサ「・・・ので、私はこのことを誰にも言わない」


アルミン「ありがとうミカサ!でもジャンが気付く前に訓練に戻ったほうがいいよ」


ミカサ「訓練に戻る。でもみんなサボっちゃ駄目」


ライナー(あっ・・・(キュン))


ベルトルト「ミカサの世話焼きはエレン専門じゃないみたいだね」


アルミン「ちょっと見逃しちゃったなぁ・・・残念」


ライナー「競技に戻るぞ二人とも」


ライナー「おお・・・やってるやってる」

ジャン「まずはアンカーを射出してみろ」ボソボソ


アニ「こ・・・・こう・・・?」バシュッ ガギッ!


ジャン「駄目だな。アンカーを射出するときは強めに、目標よりも遠くに打ち出すつもりで・・・」ヒソヒソ


アニ「だから!耳元で囁く様に話すのはやめろ!変態!(近い近い近い近い!)」


ジャン「で、角度はこうだ。目標の少し上を狙う感じでな・・・」ギュッ


アニ(手握られた!?)ビクゥッ!


ジャン「おいおいおいまさかお前、手握られて反応しちまったのかよ!?勘弁してくれよマジで」


アニ「いい加減にしないと・・・」


ジャン「ほら、余所見すんな、とりあえずやってみろ」ボソボソ


アニ「ん・・・」バシュッ! ガッ


アニ「あ・・・出来た」


ジャン「ほらな?俺の言うとおりにしてよかっただろ?」ヒソヒソ


ジャン「・・・お前、手綺麗なんだな。どうでもいいけど」ボソボソ


アニ「なっ・・・!?////(カアァ)」


ジャン「力抜けって、俺がいるんだからさ・・・緊張して手が震えてるぜ?」ギュッ


アニ「ジャ、ジャン!も、もういいから!いい加減離れろバカ・・・///」



ライナー「ジャンの奴・・・・・・///クソッ」


アルミン「付き合ってる人とかいるのかな・・・///(ドキドキ)」


ベルトルト「すさまじいオーラだ・・・///(キュン)」

ジャン「じゃあまたなアニ。これで上位十位以内には入れるだろ」タッタッタッ


ジャン「で、どうだった!?点数」


ライナー「15ポイントだ。」


ベルトルト「でもあのキャラの変わり様はちょっと面白かったよね」


アルミン「それも踏まえて18ポイントでいいかい?」


ジャン「ベルトルトやっぱつええなぁ」


ベルトルト「ところで・・・今付き合ってる人いないの?///」


ジャン「あ?俺はミカサ一筋だっつーの」


ライナー「おい!アニがこっち来るぞ!」


ベルトルト「隠れろー!」ダッ







ライナー「さて、ジャンにアニの相手をしてもらっている間に作戦会議だ」


アルミン「みんな、この際ジャンにはアニとくっついてもらおう」


ベルトルト「どうしてまた?」


アルミン「いいかい、二人は、特にライナーはアニからの特に理由の無い暴力に苦しめられているよね?」


ライナー「まさか!」


アルミン「そうさ、アニが乙女になれば、暴力を振るうことも少なくなるはず」


ベルトルト「むしろそうするしかないかもね・・・」



ジャン「何だアニ?」


アニ「あの・・・さ、対人格闘術、あんたに教えてやってもいいけど?///」


アニ「あんたにはさっきアンカーの射出を教えてもらったから、お返しにさ
  あんたに教えられることといったら、格闘だけだから」


アニ「あの死に急ぎ野郎に勝ちたいんだろ?だから・・・」


ジャン「は?対人格闘なんて点数の低い科目、誰がやるかっての」


アニ「そう、だよね・・・(シュン)」


ジャン「冗談だよアニ」ズィッ


アニ「え・・・?///(近い近い近い!)」


ジャン「せっかくアニが教えてくれるって言ってんだ断れるわけ無いだろ?
    まぁ、せいぜいお手柔らかに頼むぜ」ボソボソ


アニ「・・・・・・・・わかった。/////」


アニ「今度は私が教える番だね・・・///」


ジャン「・・・・・・最後に一個いいか?」


アニ「ま、まだ何か・・・あ、あるわけ?」


ジャン「晩飯一緒に食おうぜ!」ニカッ


アニ「ま、まぁ私はいつも一人で食べてるから・・・あんたが嫌じゃないなら、いいよ///」


ジャン「じゃあ食堂でな」








ライナー「完璧だな」


ベルトルト「ああ、間違いなく・・・」


アルミン「アニは陥落寸前だ」


ライナー「それを踏まえて25ポイントだ」


アルミン「なんかもうそれでいいよ・・・(作者手ぇ抜くな!)」」


ジャンアニ編終了です ライナー編は今日のお昼からです


   〜〜〜翌朝、食堂〜〜〜



ライナー「早朝の作戦会議だ」


ライナー「今日は俺がユミルに仕掛ける」


アルミン「ところでライナー、昨日何か異変に気付かなかったかい?」


ライナー「何がだ?」


アルミン「昨日の立体起動の訓練以来、誰もアニに蹴られていないんだ!」


ライナー「言われて見ればそうだな。日に3度は蹴られていたような気がする」


ジャン「芋女の奴も最近誰の飯も取ってねぇらしいじゃねえか」


ベルトルト「僕と食べると美味しくなるからそんなにいらないだなんて
      恥ずかしいこと言っていたよ///」


アルミン「惚気るのはやめてよ・・・・」


アルミン「さらに昨日からミカサの機嫌が妙にいい」


ジャン「昨日は吹っ切れたぜ。そもそもエレンがいる時点でミカサは無理なんじゃねぇかって」チラッ


ミカサ「あーんしてほしい」


エレン「ほら、あーん」


ミカサ「んっ(パクッ)」


エレン「お前、最近可愛くなってきたよな(ナデナデ)」


ミカサ「!!!???/////」プシュー


アルミン「ここまでとは・・・」


ライナー「二人とも確実に成長してるな」


ライナー「俺もアルミンとクリスタがくっついたとしても許せそうな気がしてきたぞ」


アルミン「・・・ライナーとユミルってどうだろ・・・」


ライナー「俺が言い出したことだ、俺は最後まで戦士として責任を果たすつもりだ」


アルミン「ユミルとくっつくことになっても?」


ライナー「その時はその時だ。ホモ疑惑が晴れるなら多少のことは我慢するつもりだ」


サシャ「おーいベルトルトー!一緒にご飯食べましょうよー!」


ユミル「まさかあの芋女がこんなことになるなんて、ベルトルトの奴何しやがったんだ」


クリスタ「特大ウェディングケーキを一緒に食べようとかいったんじゃないかな」クスッ


ベルトルト「ライナー!」


ライナー「ああ、行ってこい・・・!」


ジャン「ベルトルトってクリスタ狙いじゃなかったのかよ」


アルミン「原作では一度もそんなそぶり見せてないんだけどね」


ジャン「むしろ俺のほうが(女神・・・)とか言ってたのにな」


アルミン「あ、アニが来てるよ」


アニ「あっ・・・!///ジャ、ジャン!今日は、その・・・///」


ジャン「ああ、一緒に食べようぜ!アニ!」ニコッ


エレン(おいミカサ!なんだよあれwwwwwwww)


ミカサ(鬱陶しいジャンが昨日からあの女狐にべったり・・・とても喜ばしいこと)


アニ「今日の格闘訓練だけど・・・///」


ジャン「俺も楽しみにしてたんだぜ?アニ先生よ」ボソボソ


アニ「手加減なんかしないからね///」


ジャン「俺も手加減しねぇぞ?それと・・・」ガタッ


ジャン「夜の訓練は俺が教えたほうがいいか・・・?」ボソボソ

アニ「!!??////(カアァ)」


ジャン「おいアニ・・・」


アニ「な、なに!?////」


ジャン「スープのもやしが鼻から出てんだけど」


アニ「!!!???///(カアァ)」


ジャン「どんだけ驚いてんだよ」



アルミン「なんか寂しいね・・・」


ライナー「俺たちも成功させればああなれるはずだ、自信を持て・・・」


アルミン「いやあそこまでには・・・」


ライナー「作戦ならある。クリスタは頼りにされるのが嬉しいはずだ。」


アルミン「ユミルなら女の子扱いされたそうだよね」


ライナー「まぁ、ガチのレズである可能性も否定できんがな・・・」


アルミン「がんばって、ライナー!」


ライナー「出たとこ勝負するしかねぇよな・・・」



『三番手はみんなの兄貴、ライナー・ブラウン!
 最もホモ疑惑の強いこの男は、最もレズ疑惑の強いユミルの心を
 そのたくましい腕で掴み取ることができるのか!?』

     〜〜〜格闘術の時間〜〜〜



ライナー「おいユミル!お前、今日はクリスタと一緒じゃないのか」


ユミル「クリスタは・・・あのアルミンって奴と組んでるんだよ」クイッ


ライナー(なるほど・・・俺にユミルというクリスタ攻略の最大の障害を取り除かせ、
     かたや自分はクリスタと少しでも仲良くなる作戦か・・・)


ユミル「でどうすんだよ?私と組む気か?ホモ野郎(話しかけられて嬉しいなんて言えない!)」


ライナー「もちろんだ。あとホモじゃないぞ」


ユミル「いいぜ・・・本気でこい!」


ライナー「おいおい、俺のような大男がお前みたいな女の子に本気でいく訳無いだろう?」


ユミル「なっ!?女の子だぁ!?///」






アルミン(飛ばしていくねぇライナー////)


ジャン「なんだあれ・・・////」


ベルトルト「何でホモ疑惑なんかかけられてたんだろ・・・////」

ライナー「お前とは前から話をしてみたかった」


ユミル「な、なんだよ話って・・・」


ライナー「お前、結構可愛いところあるよなって」


ユミル「!?・・・ハッ!ねぇよそんなもん///だったら挙げてみろよ!」


ライナー「お前・・・クリスタが憲兵団に入れるようにいろいろ工作してんだろ?」


ユミル「お前がなぜそれを知っている!」


ライナー「普段でもな、格闘訓練のときにわざと負けたり、立体機動訓練の時には
     ターゲットを譲ったりしてるだろ?」


ライナー「分かりやすいよ、お前。」


ユミル「ばれてたのかよ・・・さすがは次席候補だな」


ライナー「バレバレだ。でもな、お前らの間に何があるのかは知らねぇが、
     そういう事をしてしまう気持ち分かるんだよ」

ライナー「で、そういうところが可愛いなって」


ユミル「やめろ!言うなぁ!////(カアァ)」






ジャン「ソバカス女の乙女な顔なんて見たかねぇなと思ってたけどよ、///」


アルミン「案外、いい・・・////(ドキドキ)」


ベルトルト「普通に、アリ・・・////(ドキドキ)」

ライナー「それにお前ってクリスタだけじゃなくて誰にでも優しいだろ?」


ユミル「だっ、誰が・・・////(カアァ)」


ライナー「でもプライドが高くて素直にやさしく出来ない」


ユミル「ぐっ・・・・・」グサッ


ライナー「しかも口が悪いから誰も優しいなんて思わない」


ユミル「くっ・・・・・・・」クザサッ


ライナー「報われねぇよな、お前。でも俺だけはお前の味方だからよ」ニカッ


ユミル「ラッ、ライナー・・・・」





アルミン「ベルトルト……ベルトルト、これは……!(ドキドキ)」


ベルトルト「ユミルちょっと涙声・・・・(ドキドキ)」


ジャン「ライナーお前・・・(ドキドキ)」





ライナー「お前そうやって抱え込んでたらいつか爆発するぞ?」


ライナー「ユミル、お前さえよけりゃ、俺にいくらでも頼って、愚痴こぼして、自分出してもいいんだぞ?」


ユミル「ライナー・・・」ジワァ


ライナー「不器用だよ、バカだよ、お前」


ユミル「馬鹿って言うなぁ・・・」


ライナー「とりあえず医務室に行くぞ。立てるか?」スッ


ユミル「うん・・・・」パシッ




アルミン「どうする?ジャン」


ジャン「どうって、付いていくのか?いいだろ別に」


ベルトルト「怒涛の攻勢だったね」


エレン「なんだあれwwwwwwミカサ見てみろよ」


ミカサ「エレン、訓練に集中して」


アルミン(エレンは相変わらずおなじ台詞しか言わないなぁ・・・)

ライナー「泣かせちまったな、すまん」


ユミル「恥ずかしいところ見せちまったな・・・」


ライナー「ところで、クリスタに何故お前はそこまで執着するんだ?」


ユミル「ライナー・・・・・・・・お前になら話してもいいだろうな・・・」


ユミル「あいつは家を追い出されて訓練兵団に来た可哀想な奴なんだよ・・・」


ユミル「そのくせ自分は二の次三の次で、いつも死ぬことばかり考えて・・・最初はムカつく奴だと思った」


ユミル「でも似てたんだよ・・・昔の私に。あいつが」


ユミル「だから守ってやりたくなったっていうか・・・変な話しちまったな」


ライナー「いや、いいんだ。それでユミル、お前はどうなんだ?」


ユミル「ん?どうってどういうことだ?」


ライナー「クリスタが死に急ぎ女な事は分かった。それでお前はどうなんだ?」


ユミル「私は・・・なんだろうな。クリスタにはミカサほどの執着は無いが、友達って程度の関係じゃないな」


ライナー「俺はお前の事を聞いているんだ。そんなことは見れば分かる」


ユミル「私は・・・!クリスタの、金魚の糞だよ。クリスタと一緒にいられればそれでいい。今はこれでいいだろ?」


ライナー「俺は信用できないか?ユミル」


ユミル「そんなんじゃねぇよ・・・でも絶対に見せてはならない自分もあるってことだよ」


ライナー「そうか・・・まぁこれだけ話してくれれば今は十分だ。訓練に戻ろうぜ」


ユミル「ああ・・・」


ライナー「おーい!どうだ!優勝間違いナシだろ!?」


アルミン「12ポイントだったよ」


ライナー「結局落とせなかったな・・・泣かせはしたが」


アルミン「しかしライナーは本当に下種だよね・・・(ヒソヒソ)」


ジャン「競技の話を聞いたときから思ってたが・・・(ヒソヒソ)」


ベルトルト「ユミルとくっつくことを避け、ホモ疑惑も遠ざけた・・・クズだね(ヒソヒソ)」


ライナー「アルミン!後はお前だけだ!」


アルミン「下準備はした!ユミルはライナーが足止めする!城に残るは城主が・・・ただ一人!」


ライナー「だが今日はみんな休もう。明日が楽しみだな」


アルミン「ああ!僕はやれる!否、やるよ!」


ジャン「ある意味、真打登場だな・・・」


ベルトルト「クリスタを落とせる者がいるとすれば、エレンかアルミンだけだ・・・!」


ライナー「解散!」


クリアル編は今日の深夜になります

ジャンには幸せになってもらいたくて・・・でもミカサと上手く行って欲しくも無くて・・・
こうするしかなかったんです

  再開します


 〜〜〜夕飯の時間〜〜〜


ミカサ(おかしい・・・何かがおかしい)


アニ「ジャン、喧嘩も程々にしときなよ」


ジャン「わかってるよかわいいアニ」


アニ「うるさい////」


ジャン(結婚しよ)


ベルトルト「はい、あ〜ん」


サシャ「はむっ」パクッ


ベルトルト「・・・どう・・・?」


サシャ「・・・・・・・・・」ワッシワッシ


サシャ「隠し味にぶどう酒が入ってますよ!!!」


コニー「本当かサシャ!?」


サシャ「嘘に決まってるじゃないですかーコニーは相変わらずバカですねぇー」


コニー「てめぇ芋女!」


ベルトルト「ハハッ、いつもの二人だね」


ミカサ(何か・・・何か決定的におかしい・・・・・・・・)


ミカサ「! いつもの組み合わせじゃない!)


ミカサ(しかも良く見ればあのときのメンツばかり・・・)


ミカサ(あの競技・・・案外上手く行ってるみたい)


ミカサ(よかった)


   〜〜〜翌日、馬術訓練〜〜〜

『最後を飾るは真打、アルミン・アルレルト!座学一位の頭脳を武器に
クリスタに恋の指導をしてしまうのか!?』


アルミン「やあクリスタ」


クリスタ「おはよう。でも馬術の訓練を一緒にしたいなんて、結構積極的だね」


アルミン(!!!???すでに見抜かれていたというのか!?
   さすがは女神・・・ラスボスにはうってつけだ・・・)


アルミン「う、うん!そうなんだよ!僕は調査兵団志望だから、
     馬術一位のクリスタに教えてもらう必要があるんだ」


クリスタ「でもその代わり、座学を教えてくれるんだよね?」


アルミン「もちろんだよ!僕が活躍出来る所なんて、座学だけだから・・・」


クリスタ「アルミンはいいよね・・・私なんて、馬術がトップでも
     皆憲兵団至上主義だから全然自慢できないし」


アルミン「い、いや!ク、クリスタも自慢できる所がいっぱい有るじゃないか!
     すごく体が小さいのにがんばってるし可愛いし、優しいし皆の天使って言われてるし」


クリスタ「私が・・・可愛くて優しい・・・///(カッ)」






ライナー「可愛い・・・・!だが!アルミン!俺はお前が許せる!(キュン)」


ベルトルト「幼馴染ならアニよりクリスタがよかった・・・(キュン)」


ジャン「おい!俺のアニに・・・!でも可愛いな(キュン)」



アルミン「そうだよ!クリスタは優しいし、女の子らしいっていうか」


教官「まずは全員自分の馬を確認しろ!健康状態、機嫌などもしっかり把握しておけ!」


アルミン「はっ!」バッ


クリスタ「はっ!///」バッ


教官B「レンズ訓練兵、顔が妙に赤いぞ!医務室にいくか?」


クリスタ「問題ありません!///」





ジャン「こういうところだよな・・・・///(キュン)」


ベルトルト「むしろ妹にしたい///(キュン)」


ライナー「交際を前提に結婚したい・・・///(キュン)」



パカラッパカラッパカラッ



クリスタ「私もよく分かってないけど、とにかく馬には優しく丁寧に・・・」パカラッパカラッ


アルミン「へぇ・・・頼りになるなぁ・・・」パカラッパカラッ


クリスタ「・・・・頼りになる、か・・・・////」ボソッ


アルミン「え?いまなん」


ライナー「あぶなーーーい!そっちに興奮した馬が行ったぞーー!(棒)」


アルミン「あぶない!」


クリスタ「えっ!?」


  ドシャーン


アルミン「」


クリスタ「ぅん・・・」


教官「大丈夫か!アルレルト!レンズ!スプリンガーの乗っていた馬が突然興奮しだしてな・・・」


アルミン「」


クリスタ「アルミン!」ポロポロ


アルミン(生きてます)

   〜〜〜医務室〜〜〜




アルミン「う・・・」


クリスタ「アルミン!?」


アルミン「クリスタ・・・」


クリスタ「あの後一緒に医務室に来たの。私は軽症で済んだけどアルミンは骨折してるみたい」


アルミン「記憶がなくて・・・何があったの?(大嘘)」


クリスタ「コニーの馬が突然興奮しだして」


コニー「」ブクブク


サシャ「コニー!?」


クリスタ「私達のところに突っ込んできたの」


クリスタ「アルミンはそれで私をかばって・・・」


アルミン「でも、もう大丈・・」グラッ


クリスタ「アルミン!こんなときぐらい私を頼ってよ・・・」


アルミン「う・・・うん。ありがとクリスタ」


クリスタ「お礼なんかいいよ!それより、指が何本か折れてるんだから、これからは私が食べさせてあげないとね!」ニコッ




ライナー「うらやましい・・・!////(ドキドキ)」


ベルトルト「悔しいけどお似合いだよね・・・////(ドキドキ)」


ジャン「天使の笑顔って奴か・・・////(ドキドキ)」

アルミン「あ、ありがとうクリスタ!もう立てるよ!」


クリスタ「本当?女の子なんかに頼りたくないなんて思ってない?」


アルミン「そんなこと思ってないよ・・・でも結局馬術、殆ど教われなかったね」


クリスタ「ほんとにごめん・・・」


アルミン「また今度でいいよ。それにしても今日は散々だったよ」


アルミン「でもクリスタとこんなに話せてよかった」


クリスタ「私もだよアルミン」


アルミン「・・・・ところで」スタスタ


クリスタ「え・・・・?アルミン・・・?////(ドキドキ)」


アルミン「ねえクリスタ、しばらくは僕に食べさせてくれるんだよね?だったら・・・」ズイッ


アルミン「いつか僕が食べさせてあげるからね・・・」ボソッ


クリスタ「////(カアァァ)」プシューッ



アルミン「恥ずかしかったよおおおお!どうだった!?」


ベルトルト「トリを飾るのにふさわしい内容だったよ!」


ライナー「天使の泣き顔頂きました!」」


ジャン「アルミンめいいとこもっていきやがって」


アルミン「点数は!?」


ライナー「もうお前が優勝でいいよ!」


ベルトルト「優勝しても肉もらえるだけだからね」


ジャン「そもそも、ベルトルトの番が終わった時点で彼女作りが目的になってたよな」


アルミン「もういいよね!みんなのホモ疑惑は晴れたし」


ライナー「発信源のクリスタと仲良くなった時点でアルミンのホモ疑惑は晴れたも同然だったがな」


ベルトルト「何より全員に」


ライナー「彼女が出来た!」


ジャン「もうホモなんていわせねぇ!」


アルミン「みんな成長したよね・・・」


ジャン「俺達の戦いは!」


一同「「「「これからだ!」」」」



ピクシス「もうちょっとだけ続くんじゃ」



    〜〜〜食堂〜〜〜



アルミンモゲロ・・・・テンシガ・・・ナニガアッタ・・・



アルミン「あ〜ん」


クリスタ「んっ」パクッ


クリスタ「ひゃぁわらひからも」


クリスタ「あ〜ん」


アルミン「おいしいよクリスタ」


エレン「・・・俺アルミンに彼女作りの秘訣教わってくるわ」


ミカサ「!!!??ダメ、アルミンは堕ちた・・・・」


エレン「ミカサ、お前は俺の家族だろ?心配すんなって」


ジャン「家族って言葉、そんなに便利だったんだな・・・」


エレン「アルミン!どうやったら彼女できるんだ?」


ライアルベルジャン「ホモ疑惑だ」ニタリ



おわり



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