依田芳乃「マイティ・ヨシノでしてー」 (44)

映画「マイティ・ソー」とのクロスです。

無理やりな設定でだいぶおかしなことになっていますが、それでも気にしないという方のみよろしくお願いします。



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鹿児島 依田家

ばばさま「芳乃。芳乃や」

芳乃「ばばさまー、何用でしてー?」

ばばさま「芳乃もそろそろ齢十六。そろそろ一人前にこれを使いこなす時が来たのじゃ」

芳乃「ほほー」

ばばさま「相応しき者のみが、この法螺貝の力を授かるだろう」ポイー

芳乃「ああー、ばばさまが唐突に取り出したる法螺貝と呼ぶにはあまりにも無骨で一見するとハンマーにしか見えない法螺貝をどこかに投げ捨てられたのでしてー」

ばばさま「芳乃や。そなたはこの法螺貝を探し出し、己の力とするのじゃ」

芳乃「かしこまったのでしてー」



東京 事務所付近

モバP(以下P)「んー、新しいアイドルのスカウトに来たは良いが、そうそう居ないよなぁ」

芳乃「ほー……どこかしらー……?」

芳乃「そこのお方―」

P「ん? 俺か?」

芳乃「ひとつ伺いたいことがございましてー」

P(む?)

P「俺にわかることなら何でも聞いてくれ!」

P(この娘、滅茶苦茶可愛いじゃないか。何が何でもアイドルにしなきゃ……!)

芳乃「何やら悪しき気配を感じましてー」

芳乃「まぁよいでしょうー」

芳乃「わたくし依田は芳乃でしてー」

P「これはご丁寧にどうも……」

芳乃「わたくし、失せものを探しておりましてー。そなたはお見かけしておりませぬかー?」

P「失せもの……? ああ、なくしものか。何をなくしたんだ?」

芳乃「我が依田家に代々伝わりし法螺貝なのでしてー」

P「法螺貝か……。見てないからわからないな……。すまん」

芳乃「お気に病まずー。それもこれもわたくしの力が足りぬせいでしてー」グー

芳乃「……」

P「お腹空いたのか?」

芳乃「でしてー……」

P「じゃあ、何か奢ってやるから俺の話も聞いてくれないか?」

芳乃「お茶とおせんべいがよいですー」

P「はっはっは。あんだけ豪快に腹の虫が鳴いたのに煎餅じゃ足りないだろ」

P「ファミレスで良いか? 近いしな」



ファミレス 店内

芳乃「ほほー」

P「どうした?」

芳乃「わたくし、こういった所は初めてなのでしてー」

P「まじか。今時珍しいな」

P「まぁいいか。とりあえず好きなもの頼んでくれ」メニュー ホイ

芳乃「なんでも良いのでしてー?」

P「ああ、好きなものでいいぞ」

芳乃「ふむー……」

P(ずいぶんと真剣に悩んでおられる)

P(それにしても和服で法螺貝探してるなんて変わった娘だな。まぁ、そこが俺の感性にティンときたんだが)

P(それにそろそろスカウトしてかないとちひろさんに殺されちゃうし、神の思し召しだと思っておこう)

芳乃「そなたーそなたー」

P「なんだ?」

芳乃「これにしましてー」

P「おお、決まったか。じゃあそこのボタン押してくれ」

芳乃「これでしてー?」ポチー

ピンポーン

芳乃「おおー?」ポチー

ピンポーン

P「こらこら、一回押せば充分だから」

芳乃「そうなのでしてー?」

芳乃「ところで、そなたのお話とはー?」

P「んあ。まぁ、まずはこの名刺を受け取ってくれ」

芳乃「ふむー?」

P「実は俺、アイドルのプロデューサーやってるんだが、是非、依田さんをスカウトしたい」

芳乃「芳乃でよいのでしてー」

P「おお、そうか。ありがとな芳乃」

P「で、どうだ?」

店員「お待たせしましたー」

芳乃「料理が参りましたのでーとりあえずこの名刺はー置いときましてー」


芳乃 完食後

芳乃「ようするにー」

芳乃「そなたは困っておいででしてー?」

P「まぁ、そうだな。そろそろアイドルスカウト出来ないとちひろさんに何をされるかわからん」

芳乃「なるほどー」

P「で、どうだ? やってみないか、アイドル」

芳乃「困っている人には力を貸しなさい……ばばさまのお言葉でしてー」

芳乃「そなたが困っているならーわたくしが力をお貸ししますー」

P「ってことはやってくれるんだな! ありがとうな! 芳乃!

芳乃「よき人を求めてお困りでしょうー? そなたの力になれるのなら喜んでー」

芳乃「それにアイドルというものはみなから崇拝される神様のようなものでしてー……つまりわたくしの天職といったところですのねー」

P「ああ! 芳乃なら絶対にトップアイドルになれるよ! 約束する!」

芳乃「ではこれからアイドルとして、「よろしくお願いしますー」

芳乃「それにそなたはーほおっておけない運気がついてるのでしてー」

P「なんだって? 運気?」

芳乃「お気になさらずー」

P「まぁいいか。じゃあとりあえず事務所に行こう!」



事務所

ちひろ「で、この娘が新しいアイドルですか」

P「はい! もう素晴らしいアイドルの原石でしょう?」

ちひろ「まぁ、とってもかわいいですもんね」

芳乃「かわいいなどとそんなー」

芳乃「申し遅れましてー。わたくし依田は芳乃でしてー」

ちひろ「丁寧にありがとうございます。私はアシスタントの千川ちひろです。慣れないことばかりでしょうから、何でも頼ってくださいね」

芳乃「ご挨拶が肝心なのでしてー」

芳乃「ではー早速なのですがー。法螺貝をご存じでしてー?」

ちひろ「法螺貝……ですか? ええ、知ってますけど……」

芳乃「真にございましてー。それはいずこにありましてー?」

ちひろ「衣裳部屋にありますけど……?」

P「あー。そういやありましたね。すっかり忘れてた」

芳乃「そなたー衣裳部屋とやらに連れて行って欲しいのでしてー」

P「おう。こっちだ。じゃあちょっと衣裳部屋行ってきますね」

ちひろ「はい、行ってらっしゃい」



衣裳部屋

P「確かこのあたりに……あれ?」

芳乃「いかがされましてー?

P「いや、このあたりだったと思うんだが、見当たらなくてな」

芳乃「失せ物探しモノならお任せをー」

芳乃「……こちらでしてー?」ぶぉー

P「ああ、それそれ。法螺貝」

芳乃「確かに法螺貝ですがーわたくしの探しているものではないのでしてー」

P「む、そうなのか。そりゃすまんな……」

??「助手か? こんなところで何をしているんだ?」

P「おお、晶葉か。いや、新しいアイドルの芳乃が法螺貝を探していてな」

晶葉「なるほど。だから衣裳部屋か」

芳乃「ほほー?」

晶葉「ん? 私の顔に何かついてるのか?」

芳乃「いえー、いい気が巡っていたものでー」

晶葉「ふむ?」

芳乃「ああー、わたくし依田は芳乃でしてー」

晶葉「おお、私は池袋晶葉だ」

芳乃「晶葉殿―。今一度研究室の机の下をお探しになられると良いかとー」

晶葉「? よくわからないが了解した。戻り次第捜索しよう」

P「戻るってどっか行くのか?」

晶葉「何、少しばかり面白そうなものが見つかったらしくて見学にな」

P「送っていこうか?」

晶葉「良いのか? 今は芳乃と一緒だったのだろう?」

P「んー、でもなぁ晶葉が言う面白そうなものってのも気になるしな」

芳乃「わたくしも気になりましてー」

晶葉「なんでも突如空から金属の塊が飛来したらしくてな。危険はないらしいが持ち上がらなくて撤去ができんらしい」

芳乃「!」

P「どうせ人工衛星とかのスペースデブリだろ?」

晶葉「まぁ、多分な。でも持ち上がらないっていうのが少しばかり気になってな」

芳乃「そなたーそなたー」

P「ん? どした?」

芳乃「今すぐ向かいませー。わたくしの探しているものやも知れませぬー」

P「お、おう? わかった。車回してくるよ」



お台場 海岸

ザワザワ ザワザワ

一般人A「よし、次は俺の番だな! ふんっ……!」ググッ

一般人A「っかー、駄目だ上がんねぇ」

一般人B「紐持ってきたから何人かで引っ張ってみようぜ!」

一般人C「良い案だ。掛け値なしに」

一般人ABC「「「せーのっ!」」」

一般人B「やっぱ駄目かー……」

一般人A「もっかい引っ張るか」

P「俺も手伝いますよ」

一般人C「良い判断だ。掛け値なしに」

一般人ABC、P「「「「せーのっ!!」」」」

晶葉「ふむ。大人四人がかりでもびくともしないのか。不思議だな」

芳乃「あの法螺貝はー相応しき者にしか持ち上げられませぬゆえー」

晶葉「法螺貝? あれがか? 私にはハンマーのように見えるのだが」

芳乃「正しくはームジョルニアと言いましてー」

晶葉「北欧神話のトールの武器にそんな名前のものがあったな」

芳乃「でしてー」

芳乃「そなたー、お退きくださいー」

P「芳乃? どうするんだ?」

芳乃「こうしましてー」パシッ グッ

芳乃「?」

芳乃「???」グッ グッ グッ

P「ははは、大人の男でも無理だったんだから芳乃じゃ無理だよ」

芳乃「おかしいのでしてー。わたくしが探していたものはこれなのでしてー」

P「じゃあ芳乃のなのか? これ」

芳乃「でしてー……」

P「ふむ……」

P「晶葉!」

晶葉「なんだ、助手よ」

P「これ、芳乃のらしいんだが、持ち上がらんのだ。『アイアンマン』ならなんとか出来ないか?」

晶葉「ふっふっふ。この天才に任せろ!と言いたいが、光が営業に出ているから明後日までは難しいな」

P「あー……、そうか。光が居ないんじゃ難しいか……」

P「まぁ、光が戻ってきたらやってみるか。どうせ、動かせないだろうし」

P「というわけですまんが、明後日まで待ってくれるか? 明後日になればたぶんなんとか出来る」

芳乃「かしこまったのでしてー。では、どういたしましょうー?」

P「んー、とりあえず事務所帰るか。ここに居ても仕方ないしな」

P「あのおっさん達はまだ頑張るみたいだけど、多分無理だろ」

晶葉「だが実際『アイアンマン』でもどうにか出来るか怪しそうだぞ」

P「そうなったら新型スーツ作成かなー。ハルクバスター的なの」



事務所

P「戻りましたー」

芳乃「でしてー」

P「あれ? ちひろさんが居ないな」

P「晶葉はラボに行ったから居ないものの、ちひろさんが居ないなんて珍しい」

芳乃「そなたーそなたー」

P「どした?」

芳乃「悪い気が巡っているのでしてー」

P「悪い気?」

キャアァァァァーーーーー!!!!

P「この声! ちひろさん! 外か!」

芳乃「……」


事務所 外 事務所敷地内

金属製っぽいごついぴにゃこら太のようなもの『ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!』

ちひろ「あわあわわわ……」

P「ちひろさん! 一体何が……ってブッサイクな何かが!」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん……」

P「ちひろさん! 危ないから早くこっちへ!」

P「ありゃ一体なんだ……! 晶葉の新発明か!?」

ウサちゃんロボ『あんなもの私は作ってないぞ!』

P「その声、晶葉か! じゃあなんだよあれ!」

ちひろ「……デス……太です……」

P「はい!? なんです、ってあぶな! 何!? レーザー!?」チュドーン

金属製っぽいごついぴにゃこら太のようなもの『ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!』

ちひろ「デスこら太です!」

P「デスこら太!? なんすかそれ!」

ちひろ「スタドリの作り方とか成分が外に漏れるとまずいので、防衛システムとして私が作ったものです……」

P「ちひろさん作!?」

ちひろ「はい……」

P「じゃあ止めてきてくださいよ!」

ちひろ「無理なんです! 暴走しちゃって……!」

ウサちゃんロボ『助手! ちひろさん! とりあえずそこを離れるんだ!』

P「そうだな……! とりあえず物陰に!」



建物影

P「で、どういうことです?」

ちひろ「……私のミスです。設定いじってたら暴走しちゃいました」

P「……」

ウサちゃんロボ『……』

ちひろさん「……てへっ」

P「馬鹿か! あんたは! どうすんだよ! どうやって止めるんだよ!」

ちひろ「晶葉ちゃんならなんとかできませんか!? お願いです!」

ウサちゃんロボ『難しいな……。スーツは光じゃないと使えないし、今から即席で作ろうにも時間を稼いでくれないことには……!』

芳乃「時間を稼げれば良いのでしてー?」

P「芳乃! 危ないから早く逃げるんだ!」

芳乃「困っている人には力を貸しなさい……ばばさまの言葉でしてー」

芳乃「それにそなたはとてもお困りの様子ー」

芳乃「そなたが困っているならーわたくしが力を貸すのでしてー」

P「そんな危ない事はさせれない! いいから! 俺がなんとかするから早く逃げるんだ!」

ウサちゃんロボ『まずい! 補足された!』

デスこら太『ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

ウサちゃんロボ『こうなったら私がウサちゃんロボで時間を稼ぐ! 助手たちは早く安全なところへ!』

P「馬鹿野郎! アイドルにそんなことさせられるか! どけ!」ダッ

ちひろ「プロデューサーさん!」

ウサちゃんロボ『助手! 早まるな! それにウサちゃんロボはアイドルじゃないぞ!』

P「こいよ……ブサイク! 格の違いを見せてやる!」

P「うおおおぉぉぉぉ! 熱血アタック!」ガンッ

デスこら太『ぴにゃ……?』

P「うおおぉぉぉぉ……! いってぇ……!」ナミダメ

芳乃「そなたーそなたー」

P「芳乃!? 来るんじゃない!」

芳乃「そなたはもう充分戦いましてー」

P「例え俺が死んでも今日のことは語り継がれるはず!」

芳乃「生きて自分の口で語りませー」

芳乃「さぁ、行くのでしてー」

P「しかし…!」

デスこら太『ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

芳乃「わたくしの心配は無用でしてー」

芳乃「それにわたくしには良い考えがありましてー」

P「くっ……すまない!」

P「ちひろさん! 晶葉! 早く避難するんだ!」

ウサちゃんロボ『芳乃はどうするんだ!』

芳乃「わたくしなら大丈夫でしてー」

芳乃がそう言った瞬間であった。デスこら太から放たれたビームが芳乃に直撃した。

少なくとも、ここに居たP達にはそう見えた。

デスこら太『ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

P「芳乃ぉぉぉぉぉ!」

ウサちゃんロボ『なんてことだ……』

ちひろ「そんな……芳乃ちゃん……」

P「くそったれ! もう神なんて信じないぞ!」

芳乃「そなたが神を信じなくともよいのでしてー」

P「え……?」

確かにデスこら太の放ったビームを食らったように見えた。しかし、次にP達の目に映った光景は、右手に法螺貝(ムジョルニア)を持った芳乃の姿であった。

芳乃「つまりわたくしがー」ブンッ

デスこら太『ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!?』ガンッ

芳乃「いい気が巡っていますー」ブンッブンッ

デスこら太『ぴにゃっ! ぴ、ぴにゃっ!』ゴンッガンッ

芳乃「これで終わりでしてー」スッ

芳乃が右手に持った法螺貝(ムジョルニア)を天高くかかげると先ほどまで雲一つなかったはずの空に雷雲が立ち込めた。

芳乃「えい、でしてー」ゴロゴロ ピシャーンッ!!

デスこら太『ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!』ビリビリビリビリッ

芳乃の若干気が抜けそうな掛け声と共に振り下ろされた右手を合図に、デスこら太に雷が落ちた。

P「(唖然)」

ウサちゃんロボ『なんということだ……、一体どうやって……ブツブツ』

ちひろ「ああああぁぁぁぁ!!! 私のデスこら太がぁぁぁぁぁ!!!!」

芳乃「ふぅ。そなたーそなたー」

P「お、おう?」

芳乃「終わりましてー」

P「せ、せやな!」



後日 事務所

光「噂の芳乃さんってのは誰だっ!」ドアバーンッ

P「落ち着け! そこで煎餅食ってるだろ」

光「おお! あなたが芳乃さんか! アタシは南条光よろしくなっ!」

芳乃「わたくし依田は芳乃でしてー、今後ともよしなにー」

光「なぁなぁ! 芳乃さん! デスこら太を倒したって本当なのか!?」

芳乃「まことでしてー」

光「くうぅぅぅ! 見たかった! アタシも見たかったぞっ!」

P「あんな恐怖体験二度とごめんだわ」

光「そっかPさんアタシの時と合わせて二度目だもんね」

P「まぁ、スタドリ飲んでるから基本的には問題ないんだがな」

P「それでもやはり心によろしくない」

P「で、営業どうだったんだ?」

光「完璧だったぞっ! Pさんがついて来れないからってレイナが張り切ってくれてなっ!」

P「ほうほう、じゃあ後で褒めてやらねばなぁ」

光「うんっ! そうしてあげてっ! レイナと池袋博士が貸してくれたウサちゃんロボのお陰で順調だったんだっ!」

光「あれ? そういえば池袋博士は?」

P「なんでも芳乃のあれを見て『この天才に不可能はないはず……』って言ってラボにこもりっきり」

光「そっかー。じゃあアタシのスーツがもっと改良されるのかもなっ!」

P「かもしれんなー」

光「じゃあちひろさんは?」

P「お仕置き中」

光「?」

ちひろ「お待たせしました!」ドアバーンッ

P「ちひろさん、ドアは静かに」

ちひろ「あ、すみませんすみません」ペコペコ

ちひろ「約束の品、ご用意できました!」ゴトッ

P「ありがとうございます。でもあと1ダースお願いします」

ちひろ「ま、まだ必要なんですか!? 私の稼ぎがなくなっちゃいますよ!」

P「デスこら太」

ちひろ「スミマセン……。行ってきます……」トボトボ

光「なぁなぁ、Pさん。なんだそれ?」

P「ん? ああ、スタドリだよ。ちひろさんへのお仕置きで現在スタドリ無償提供中なんだ」

P「光も飲むか?」

光「じゃあ頂こうかな!」

P「芳乃―? 芳乃も飲むかー?」

芳乃「わたくしはーお茶とおせんべいがよいのでしてー」

P「そっかそっか。じゃあ一本キメておくかな。よっと」グビッ

P「かーっ! きたきた! 24時間働けそうだ!」

芳乃「あまり無理はなされぬようー」

芳乃「心は元気でも体に無理は禁物かとー」

P「ああ、ありがとな!」

光「芳乃さんは優しいんだな!」

P「それにしても芳乃に出会えたなんて俺は幸運だったよ。本当に」

P「しかしどうして鹿児島出身の芳乃が東京に居たんだ? 法螺貝探してて偶然きたのか?」

芳乃「そなたに必要だから芳乃がまいったのでしてーそこに理由などー」

P「まぁ、そうだな! 仲間が増えたんだからそれでいいな!」

P「これからも楽しくなりそうだな!」





ラボ

晶葉「いったいあれはどうなっているんだ! まったく検討もつかん!」

晶葉「そういえば、芳乃が机の下を探せとか言っていたな」

晶葉「机の下に何があるんだろうか……よっと……」モグリモグリ

晶葉「む? 床にひび割れが出来ているではないか。デスこら太の影響か」

晶葉「まったくちひろさんもあんなもの作っていたなら隠さないで欲しかったな」

晶葉「……? なんだ。微かに風を感じるぞ。このひび割れからか」

晶葉「地下に空洞でもあるのだろうか……。ちょっと調べてみるか」

晶葉「こういう時のために某動画サイトのゲーム実況で見た地下○え~るを作っておいたんだ」

晶葉「やはり空洞……? む? なんだ? この人型の物体は……。それにこれは盾……か?」


End

以上です。
読んで頂けましたらありがとうございます。

このPは毎回一度はアイドルを見捨ててますが、ハゲだからではありません。話の都合上仕方ないのです。決してハゲだからではありません。私はハゲではありません。

では依頼出してきます。

某ドラム缶の中の人が「マイティ・ソー」はコメディと言っていましたが、マイティ・ソーも非常に面白い映画です。
他のマーベル作品の映画同様、何度見ても面白いものです。
第三弾も決定していますし、今からとても楽しみです。
では、失礼しました。

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