屈強な男「こんな餓鬼が俺の相手かァ?」餓鬼「…はぁ、やれやれ」 (35)

審判「ふぁいっ」

屈強な男「面倒くさいから場外に放り投げるか」

餓鬼「へへーんあんまり舐めない方がいいぜ」ヒュッ

屈強な男「はいはい」ガシッ

餓鬼「うわーはなせー」ジタバタ

屈強な男「はい、場外」ヒョイ

審判「屈強な男の勝ち!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1439366312

餓鬼「くっそー!へへっ、やっぱり大人は強いや!おっさん!俺出直してくるよ!そして次は絶対に勝ってやる」

屈強「口の聞き方に気を付けろ。敬語はどうした?」ゴォッ

餓鬼「ひっ…」ガクブル

屈強「俺に勝つ?ははっ、お前にゃ無理だ糞餓鬼」

餓鬼「俺じゃねぇ…お前の次の相手の人がやる!」ダッ

屈強「何あれだっさ」

屈強な男「で…これが次の相手か…ただのヒョロガリじゃねえか」

ガリガリ男「人を見かけで判断しないで頂きたい」

屈強「スかしやがって」

ガリガリ「頼まれたんだ…あの勇気ある少年に…貴様を倒してくれってな…」

審判「ふぁいっ」

ガリガリ「おるぁ!」パーンチ

屈強「見かけ通りのパンチだな」パーンチ

ガリガリ「ぐはぁ!」

審判「屈強な男の勝ち」

屈強な男「次は女かよ…ふざけやがって…」

女「女だからって甘く見ないことね」

審判「ふぁいっ」

屈強「オラァ!」ボコォ

女「ぐふぅ!」

屈強「[ピーーー]糞が!」ドゴォ

女「きゃっ」

屈強「なーにが「きゃっ」だ[ピーーー]!」ビリビリ

女「やめて!服を破かないで!」

屈強「うるせぇ!」パンパンドピュッ

女「トローリ」

屈強「ゴムどから妊娠しねえから安心しな」ドッカーン

女「」チーン

審判「KO!屈強な男の勝ち!」

屈強な男「遂に決勝戦か…張り合いがなかったぜ」

主人公「おいお前!見てたぞさっきの戦い!酷いことしやがって」

屈強「ああん?ルールに女を犯すななんて項目はねえぞ」グッヒャッヒャッ

主人公「下衆が…お前は俺が倒してやる!」

審判「ふぁいっ」

主人公「お前のターンは来ないぜ!波ァ!」

屈強「何っ…!」ドカーン

煙モクモク

主人公「やったか…?」

屈強「誰をだ?」

主人公「そんな…」

屈強「どうやら俺のターンが来たらしいな!」ドゴォ

主人公「ぐはぁ!ぐっ、まだだ」

屈強「いや、お前のターンはもうねえよ」

審判「場外!屈強な男の勝ち!」

主人公「くそっ!俺はまだ闘える!優勝はお前にやるがぶっ飛ばさねえと気がすまねぇ!」

屈強「やめとけ見苦しい。お前最初に言ったよな、俺のターンは来ないって。あれあっさり覆された時に観客の皆すげぇ笑ってたから」

観客1「クスクス何あれだっさーい」

観客2「お前のターンは来ないぜ!波ァ!(笑)」

観客3「やったwwwwwwか?wwwwwwwwwwww」

観客4「すっ込んでろ!お前は負けたんだよ!」

一同「かーえーれ!かーえれ!」

主人公「う…うぅ…」

???「もうやめて!」

一同「…?」

ヒロイン「主人公くんは!一生懸命戦ったじゃない!なんでっ、そんなによってたかって…っ」ポロポロ

主人公「ヒロイン…」

ヒロイン「さっき主人公くんの悪口を言った人は出てきなさい!私が一発…」

主人公「やめるんだ!」ガシッ

ヒロイン「離してっ!私が…あいつらにっ!」

主人公「もういいんだ…ありがとう…僕が弱かっただけなんだ…」

ヒロイン「でもっ…でもっ…!うわあああああああん」ボロボロ

観客「オエエエエエエエエ」ゲロブシャー

屈強な男「そういうことだ糞まんこ。そして同時にお前はその男のなけなしのプライドをもへし折った」

ヒロイン「えっ…」

屈強「馬鹿みたいに寒いこと言いやがって…恥の上塗りじゃねえか」

ヒロイン「わ、私は…そんなつもり…」

屈強「お前がどういうつもりなんて知らねえよ。周りがどう見るかなんだから。だから嫌いなんだ女は。だからま~ん(笑)って呼ばれるんだよ」

主人公「そっ、それ以上ヒロインを責めるな!」

屈強「うるせぇ負け犬てめえに用はねえよ」ドゴッ

主人公「うわっ」

観客「やっぱりだっせえwwwwwwwwww」

ヒロイン「うわあああああああん」ボロボロ

観客「また泣く…気持ち悪い」

主人公「よくも…泣かせたな…」

屈強な男「あ?」

主人公「よくもヒロインを泣かせたなぁあああああ!!!」ボウッ

観客「何だあのオーラは!」

ヒロイン「主人公くん…」

主人公「安全な所へ逃げろ。多分派手な闘いになる…!」

ヒロイン(主人公くん…泣いてる…)「頑張って!」

主人公「任せろ!」

屈強な男「いやお前さっき負けたじゃん」

主人公「うるせぇ!もう一度勝負しろ!俺は諦めない!」

屈強な男「いやもう疲れたし…なんでコンティニューありなの?お前が諦めるとか諦めないとか知らねえよ」

主人公「待てっこの!」バッ

審判「お前が待てや」ガシッ

主人公(何だこの力…強い)

審判「まだ表彰式とか終わってないから。それとも何?大会荒らしとしちゃっていいの?準優勝の賞金貰えなくなるよ?」

主人公「でもっ!俺は!」

審判「あーもういいってそういうの。見てみな3位の人も迷惑がってるよ」

3位「…」イライラ

審判「セリフだけかっこいい時と場所を考えられない奴が粋がんな」

司会「優勝は屈強な男選手でーす! 」

屈強「うおおお!」ガッツポーズ

ワーワーイイゾー

司会「準優勝は主人公でーす」

主人公「くそっ」

ブーブーヒッコメー

ヒロイン「主人公君…」

司会「3位は3位君でーす」

3位「ふん…」

司会「1位には賞金として100万円、2位には50万ペリカ、3位には30万円が贈られまーす!ではまた次回会いましょう!」

屈強「さーて帰るべ」

主人公「待てよ」

屈強な男「またお前か…余程潰されたいらしい…しかし運がよかったな。俺は優勝して気分が良いんだもう帰る」

主人公「勝ち逃げするのか!」

屈強「そうだよ、何か問題でも?」

主人公「卑怯だ!」

屈強「だから何が…」

主人公「そ、それは…クソ!お前がなんて言おうとも俺はお前をぶっ飛ばす」ダッ

屈強「はぁ…馬鹿が…」ドゴッ

主人公(畜生…!これじゃあヒロインを…護れねぇ!)

屈強「女を護る為に強くなったんじゃなかったのかよ。お前もう主人公辞めた方がいいかもな。ったく何が派手な闘いになるだよ、身の程を知れ」

ヒロイン「主人公くぅううううん!」ダッ

主人公「馬鹿…出てくるな…」

屈強「まだいたのか…高い声を出すな、わざわざ泣き喚くな、耳が腐るんだよ気持ち悪い」

ヒロイン「あんたは!いつか!私が殴ってやるから!覚えてなさい!」ポロポロ

屈強「ごめん、もう忘れた」スタスタ


ナレーさん「こうして主人公は何も出来ず無様に負けた。ヒロインも泣き喚くだけのうるさい奴だった。果たして主人公は屈強な男にリベンジすることが出来るのか。頑張れ主人公、お前達の戦いはこれからだ」

BADEND

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom