杏奈「干物アイドル……」【ミリオン放送局第五十八回】 (67)

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百合子「お願い」【ミリオン放送局第五十七回】
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遅くなりました

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P「そっかー、外出たくないか―」

杏奈「……うん」

P「じゃあ、建物の中でやるならいいか、涼しいし」

杏奈「……それなら」

P「よし、言質とった」

杏奈「…………?」

杏奈「望月杏奈、です」

まつり「徳川まつりなのです」

千鶴「二階堂千鶴ですわ」

杏奈「外、出たくない」

千鶴「それ、この前も誰かさんから聞いたような気がいたしますわ」

まつり「仕方ないのです、暑さはどうしようもないのですよ」

杏奈「……そう」

千鶴「あら、まつりは暑いのは苦手なんですの?」

まつり「まつりはずっとお姫様として育てられてきたので、暑いのも寒いのもダメなのです……お姫様として育てられてきたから、ね?」

千鶴「わざわざ二回言わなくても」

千鶴「まあ、暑さ寒さはどうでもいですわ」

杏奈「大事……すっごく、大事」

千鶴「はいはい……千鶴」

まつり「まつり」

杏奈「……杏奈の」

「「「ミリオン放送局!」」」

千鶴「この番組は」

千鶴「765プロダクションと」

千鶴「765スポーツの提供でお送りいたします」

【CM】

海美「ビーチバレー大会優勝を記念して!」

百合子「私たち二人をモデルにした水着が制作されることになりました!」

海美「二人の魅力を引き出すデザインの水着をお楽しみに!」


765プロダクション!!

千鶴「さ、それでは行きましょうかしら」

杏奈「うん……」

ガチャ

真「ムリムリムリ!絶対無理!絶対何かあるでしょ!?」

志保「まあ、そうですけど……」

千鶴「……なんですの、これ」

志保「私たちが入った時から机の上にセットしてありました」

千鶴「このロウソクは……まあ、夏でロウソクといえば、とりあえず怪談の流れですわね」

真「ですよね!?そういう方向のですよね!?ボク帰ります!とりあえず帰りますからね!」

志保「お仕事なのに帰るんですか?」

真「ぐっ……じゃ、じゃあ、志保は怖くないの?」

志保「幽霊なんてそもそも本当にいるかどうかも分からないのに、怖がることなんてないと思いますけど」

杏奈「志保……すごい」

志保「……杏奈も幽霊ダメなの?」

まつり「ちなみに、このように平気がっている志保ちゃんの、昔の肝試しイベントの時の音声を用意してあるのです」

志保「え?あっ、それは」

『ひゃぁ!?……うぅ……何が起きてるの……?』

真「なんだ、志保も、別に怖くない振りしなくてもいいのに」

志保「それは、その、違いますから!」

杏奈「こっち側……おいで?」

志保「だからっ!」

志保「とにかく、そういうのはもう克服しましたから」

まつり「ほ?そうなのです?……せっかく、そういうコーナーをご用意したのに」

志保「え?」

真「ほらー!」

杏奈「……」

千鶴「待ちなさい、どういうことですの?」

まつり「その名の通り、怪談コーナーなのです」

千鶴「……は?」

まつり「夏といえば怪談をする、それが自然の摂理なのです」

真「そんな摂理ありません!」

千鶴「とりあえずメールを読んで……ロウソクが邪魔ですわね」

杏奈「片付けよ……」


メール一通目
>>14

皆さんおすすめの怪談話をして下さい

まつり「と、聞いているみんなも期待しているようなので、これはもうこのコーナーをやるしかないのです、ね?」

志保「ちょ、ちょっと待ってください」

まつり「と、いうことでこちらのコーナーに移るのです!」

『暑い夏を吹き飛ばせ!真夏のアイドル七物語』

真「あぁぁ……」

まつり「と、いうことで、杏奈ちゃんにはさっき片づけたロウソクをもう一回持ってきてほしいのです」

杏奈「……わかった」

千鶴「火を使うなら、一応用心のために、机の上のものは片づけておきましょうかしら」

真「なんて千鶴さんはそんなに落ち着けるんですか……」

千鶴「まあ、たまにはこういうのも悪くありませんもの」

真「怖くないんですか!?お化けですよ!?」

千鶴「セレブですもの、怖がると思って?」

志保「いるかわからないようなものを怖がるなんてどうかしてます」

真「志保まで……うぅ」

ガチャ

杏奈「……はい、これで」

千鶴「7本、ですわね」

志保「怖い話、ですか……すぐには思いつきませんね」

まつり「思いついた人から話していけばいいのです、スタッフさんに投げることも出来るのです」

志保「……スタッフさんに?」

まつり「スタッフさんが代打でお話ししてくれるのです」

杏奈「……怖い?」

まつり「きちんと用意してきた話をしてくれるのです」

真「それ、絶対怖いじゃないですか……」

まつり「それでは、まずはまつり姫がお手本を兼ねて一つお話しするのです」

杏奈「……あ、スタジオの、電気……消すんだね」

志保「本格的ですね」

真「なんでみんなそんなに冷静なのさ……」

杏奈「杏奈……怖いのは、慣れてるから……」

まつり「これは、まつりがお仕事で少し遠くに行った時のことなのです」



ホテルの二人部屋を何部屋か取って、そこで寝る手はずだったのですが、同じ部屋で寝る予定だったこのみちゃんが台風の影響でホテルに帰ってこられなくなったので、、仕方なくまつりは二人用の広いお部屋で一人さびしく寝ることにしたのです。



志保「それ、もしかしてこの前のキャラバンの」

まつり「さあ、いつのことなのかは忘れてしまったのです」

一人で寝ていたまつりなのですが、風と雨の音で起きてしまったのです。
……すると、何故だか隣のベッドのお布団が膨らんでいるのです。


杏奈「えっ」

真「」ビクッ


おかしいな、と思ってみていると……布団の中身と、目が合ったのです


真「ぎゃあああああ!」

杏奈「いやぁっ!?」

千鶴「……それで、その後はどうなったんですの?」

まつり「気付いたら朝だったのです」

志保「……このみさんが夜のうちに帰ってきていた、とかそういうものでは」

まつり「次の日の朝にプロデューサーさんと帰ってきたのです」

真「だ、誰かのイタズラとか」

まつり「朝見たときは、お布団は誰も寝てないみたいにきっちりしていたのです」

真「うぅ……」

まつり「……あ、そういえば、真ちゃんは今まさにキャラバン中だったのですね」

真「あっ……どうして思い出させちゃうんですかぁっ!!これでもうボクホテルに行っても一人で寝られなくなっちゃうじゃないですか!」

まつり「気をつけるのです……ね?」

志保「……まつりさん、確信犯ですよね」 

まつり「そんなことはないのです」

千鶴「杏奈、ホラーは大丈夫じゃないんですの?」

杏奈「杏奈の……得意な、ホラーは……銃かナイフか……チェーンソーで、倒せるの、だけだから……」

真「そっか……倒せれば怖くないんだ!」

志保「倒せるんですか?」

まつり「もはや考え方が野生の本能なのです」

杏奈「……じゃあ、次……杏奈、いくね」

千鶴「杏奈の怖い話?……ゲーム関係しか思いつきませんが」

真「良かった……ゲームの話ならそのゲームをやらなきゃいいんだ」

まつり「それじゃあ、二話目は杏奈ちゃんのお話なのです」

杏奈「うん……これは、杏奈が……夜中に、PCゲー……してた時の、お話、なんだけど」

千鶴「夜更かしせずに寝なさい」

杏奈「……はい」

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杏奈「……起きたら、残り二分で……すごく、怖かった」

志保「……えっと、意味が分からないんだけど」

千鶴「スタッフが青ざめてますけれど」

まつり「ここはリアルな怖い話をする場所ではないのです、ね?」

真「つまり、え?」

まつり「結論として、バックアップはこまめにとろうということなのです」

志保「……で、頷くのはスタッフさんだけ、と」

杏奈「……こわく、ない?」

真「ボク、そんなにパソコンとか使わないしなぁ……」

千鶴「皆に怖い話でお願いしたいものですわ」

杏奈「そしたら……ガチになる、けど……」

真「えっ、怖いのもあるの!?」

杏奈「一応……」

志保「……じゃあ、私も一つ」

まつり「志保ちゃんも乗り気で姫はとっても嬉しいのです♪」

志保「だって、私もやらないと終わらないじゃないですか」

杏奈「志保なら……倒せそう」

志保「待って、それどういう意味?」

杏奈「こう……『はっ』って、やったら……除霊、される?」

志保「……やったことはないけど、そもそもそれって効果あるの?」



そうですね……あれは、レッスンの後のことでした。


真「もっとボクから遠い話にしてよ!」

志保「そんな、特別なことなんてしたことありませんし」


帰ろうとしたときに、忘れ物をしたのに気付きました。
一階に降りたところだったので、一緒にいた可奈と茜さんに待ってもらってレッスン場に戻ることにしたんです。


杏奈「一人……フラグ、立ってるね」

まつり「現実にフラグはそうそう立たないのです」



レッスン場に戻ると、中でシューズの擦れる音がするんです。キュッキュッ、って……ああ、まだ誰か練習している人がいるのか、と思って中に入ると……誰もいないんです。


真「き、聞き間違いとか」

千鶴「本当に聞いたんですの?」


まあいいや、と思って忘れ物を取って帰ろうとした瞬間……


志保「ばたん!」

真「ぎゃーっ!」

杏奈「やだー!」

千鶴「で、犯人は茜か亜美真美か、どっちですの?」

志保「ドアを開けても誰もいませんでした」

千鶴「えっ……」

真「うわーん!帰ります帰ります、もう無理です!」

千鶴「落ち着きなさい」

真「だって、もうレッスン場に行けなくなっちゃうじゃないですか」

まつり「じゃあ、あらゆる場所に怪談があるということをお話してあげれば」

真「やめてくださいよぉ!」

千鶴「さて、とりあえずこれで三話終わりましたわね」

まつり「なかなかに面白いお話だったのです」

志保「一つ、微妙なものもありましたけど」

杏奈「だって……怖くないの?」

真「ううん……あれは、別に」

千鶴「真が怖がらないないなら誰だって怖がりませんわね」

杏奈「むぅ……」

真「ボクを何かの基準みたいにしないでください!貴音さんはボクよりもっと怖がりなんですから!」

志保「確かに、可奈と真さんだったら可奈の方が怖がりな気もしますし」

まつり「つまり、真ちゃんより怖がりなら超怖がりだということで」

真「でーすーかーらー!もっと可愛い話を……」

杏奈「じゃあ……熊のお人形が……日々動いて、襲ってくるゲーム」

千鶴「そんなものがあるんですの?」

杏奈「じゃあ……半分くらい、終わったところで、一曲……お聞きください」

志保「北沢志保で『絵本』」

千鶴「ま、落ち着きなさいな」

真「もっとこう、女子トークとかやりませんか?」

まつり「番組の趣旨に反するのです」

千鶴「番組の趣旨ってなんですの?」

まつり「お送りしていますミリオン放送局、続けて大怪談大会をお送りするのです」

杏奈「熊も……兎さんも……襲ってくるよ?」

志保「あら、そう」

杏奈「怖く……ないの?」

志保「……別に?」

まつり「さて、後半に進む前に少しだけ他のお話をするのです」

千鶴「あら、なんですの?」

まつり「次のお仕事のお話についてなのです」

杏奈「次の……お仕事?」

まつり「次のお仕事、それはずばり肝試し!」

真「ああ、ボクらの中から半分くらい選んで肝試しに行くってお仕事ですよね」

志保「まあ、その仕事がなければ、今頃こんなことはしてなかったでしょうね」

杏奈「……確かに」

まつり「と、いうことで、ここでは、少しだけ内容をご紹介しちゃうのです!」

真「内容?」

まつり「まず、舞台は某県某市の廃ホテル!」

杏奈「あ……今回は、ホテル……なんだ」

まつり「今年は作り物のセットではなく本物をご用意したのです」

真「あー、本物なんですか…………本物?」

まつり「今回の舞台となる廃ホテルは実際に怪異現象が起きたこともあるその筋で有名な廃ホテル!今までのセットによる肝試しとは格が違うのです!」

千鶴「聞いてませんわよ!?」

まつり「姫もこの放送の始まる数分前に教えてもらったのです」

杏奈「……いわくつき?」

志保「……そんな危なそうなところでやるんですか?」

まつり「姫にも訳が分からないのです」

志保「時々、プロデューサーさんのことが分からなくなります」

千鶴「奇遇ですわね、わたくしもですわ」

まつり「さて、それではここである昔話をするのです」

杏奈「……昔話?」

まつり「これは、とあるホテルで起こった事件なのです」

真「……それって、そのホテル」

まつり「さあ、とっぷしぃくれっとなのです」

千鶴「後で貴音に謝りなさい」


むかしむかし、そのホテルは高級ホテルとして有名だったのです。
毎日お客さんが絶えることは無く、有名人もご贔屓にしていたホテルだったのです。



とある、有名な女性歌手もそのホテルのリピーターの一人。よくスイートルームを借りて、そこで曲を書いたり歌の練習をしたり、ということもやっていたのです。
……しかし、ある日。その女性歌手がスイートルームで死んでいる状態で発見されたのです。
その前に喉に病気が見つかって歌えない体になり世を儚んだ、という説や、付き合っている彼と破局して自暴自棄になったという説、何の理由もなく、単なる心臓発作だった、など様座な憶測がありましたが、そのことは重要ではないのです。
ただ、その後から、そのスイートルームでは様々な怪異現象が起こることとなったのです。


杏奈「……死んでるのに、発表……なかったの?」

まつり「何で死んだのかは問題ではないのです……もしかすると、彼女の死も、何か霊的なものによるものなのかもしれないのです……ね?」

真「こ、怖くなんてないんですから!」

志保「……聞いてないですし、誰に向かって言ってるんですか」



怪異が怪異を呼び込む、そんな話もあるのです。最初はスイートルームでだけ起こっていた怪異現象はやがて、ロビーのガラスに手形がつく、誰もいない部屋から声が聞こえる……といった、色々な怪奇現象を誘発していったのです。
そんなホテルが繁盛するわけもなく、やがてそのホテルは廃業へと追い込まれてしまいました。
その後、人の手が入ることもなく、やり場のない怪異たちはずっとそのホテルの中で待ち続けています……ホテルに、再び人が立ち入る日を…………


まつり「そう、たとえば志保ちゃんの後ろで」

志保「えっ!?」クルッ

真「きゃーっ!?」

杏奈「」ビクッ

千鶴「……ホテルで待っているのにここに来られるはずがないでしょう」

志保「えっ、あ、そ、そうですね……怖がってないですから」

まつり「もちろん、志保ちゃんは怖がったりなんかしてないのです、ね?」

志保「…………当然です」

まつり「そもそも、本当か嘘かもわからないのです」

杏奈「…………そんな、危険な所に、いくの?」

まつり「きっと除霊はしてあるはずなのです……と、いうことでろうそくをもう一つ消すのです」

千鶴「いつのまに怪談コーナーに戻ったんですの?」

まつり「いつの間にかなのです」

真「行きたくない……絶対行きたくない」

志保「可奈が呼ばれたら大変ね……雰囲気にのまれて変なことになりそう」

杏奈「……対策、調べとこ……」

まつり「あ、ちなみに真ちゃんは肝試しする人として選ばれているのです」

真「うそ、嘘ですよね!?」

まつり「ウソだと思うなら、プロデューサーさんを見てみるのです」

真「え、プロデューサー……うわーん!なんでボクなんですかぁ!もっといい人選があるはずじゃないですかぁ!」

千鶴「……まあ、怖がる役は必要ですわね」

まつり「あ、可奈ちゃんも肝試しするのです」

志保「……本当ですか?……はぁ、また酷いことになりそうね」

まつり「第発表ついでにこのまま怪談大会を続けるのです」

杏奈「千鶴さんは……なにか、ない?」

千鶴「そうですわね……わたくしは体験したことはありませんけれど、聞いた話で良ければ」

真「なんでみんなそうやって怖い話ができるんですか」

千鶴「怖い話の一つや二つくらいあるでしょう?」

真「ありません!」

【以下、ダイジェスト】

千鶴「だいたいスタジオには怖い話がつきものですもの」

杏奈「杏奈も……前、スタッフさんから、聞いた」

  ~~  

真「どこにいっても怪談じゃないですか!」

まつり「人のあるところ、いつでも怪談は生まれるのです」

杏奈「……深い」

志保「そうですか?」

真「じゃ、じゃあ、最後消しますよ?」

フッ

シーン

千鶴「……まあ、何も起きませんわね」

パッ

志保「普通に電気も付きましたね」

まつり「現実なんてそんなものなのです」

真「あはは……何もなくてよかったや」

杏奈「……肝試しで……何か、あるかも」

真「そんなこと言わないでよ!」

まつり「本番の肝試しをお楽しみに♪大怪談大会なのでした」

志保「千鶴さんは怖がらないんですね」

千鶴「あら、わたくしだって怖がりますわよ?ただ、怖がるよりあなたたちを気にかけるので忙しいんですの」

志保「ここで、765プロダクションからのお知らせです」

志保「今回の放送でもお知らせした肝試しについてお知らせします」

志保「廃ホテルで繰り広げられるアイドルたちの肝試しの様子を是非ご覧ください」

志保「詳細は特設サイトをご覧ください」

志保「以上、765プロダクションからのお知らせでした」


志保「……私が売り子をしないか、ですか?」

志保「作ってもいないのに?どうしてですか?」

真「くじびきかぁ、志保、引く?」

志保「別に、引いても引かなくても……それでは」

ゴソゴソ


  ~~  

次回パーソナリティ
>>49-51コンマ
01-17 エミリー
18-34 杏奈
35-51 百合子
52-67 まつり
68-83 千鶴
84-99 このみ
00-  全員

まつり「お送りしてきましたミリオン放送局、そらそろ終わりの時間なのです」

杏奈「この、番組では……メールを、お待ちしています」

杏奈「各コーナーの……詳細は、番組公式サイトを、ご覧ください」

千鶴「メールアドレスは、million@xxxx.xxですわ」

まつり「さて、怪談大会も終わったところで、他の話もするのです」

真「なんですか?」

まつり「夏コミに姫たちが出るというお話なのです」

志保「そういえば……そんな話でしたね」

まつり「真ちゃんは来ないのです?」

真「ボクは……うーん、なんだか色々凄いって言うし、ちょっと怖いかも」

まつり「別に無理強いはしないのです」

杏奈「じゃあ……プレゼント、決めなきゃね」

千鶴「なら、このロウソクに致しましょう」

杏奈「七本、まとめて?」

まつり「もちろんなのです」

杏奈「でも、かさばるね……溶かして、固める?」

志保「使えなくする意味はあるの?」

まつり「意味がいるのです?」

千鶴「と、いうことで、そろそろ終わりにしましょうか」

真「そうですね、ボクも色々言いたいことがあるし」

杏奈「プロデューサーさん……どこか、行くの?」

志保「逃げようとしてますね」

真「ちょっ、プロデューサー!?ち、千鶴さん、早く終わらせてください!」

千鶴「はいはい、ミリオン放送局、お相手は二階堂千鶴と」

杏奈「望月杏奈」

まつり「徳川まつり、そしてゲストは」

志保「北沢志保と」

真「菊地真でした」

せーのっ

「「「ばいばーいっ」」」

杏奈「この、番組は」

杏奈「765プロダクション……と」

杏奈「ごらんの、スポンサーの提供で……お送りしました」

【番組終了後】

真「お仕事……ですけど!別にボクにやらせなくてもいいじゃないですか!」

真「え?貴音さんもやる?……そ、それとこれとは別です!」

  ~~  

杏奈「困ったら……寺生まれの、プロデューサーさんが……どうにか、してくれるから」

まつり「Pさんには負担が大きすぎるのです」

【おしまい】

【おまけ】

百合子「百合子」

エミリー「エミリー」

このみ「このみの」

「「「反省会!」」」

このみ「怪談は大丈夫?」

百合子「ゲームで慣れてます」

エミリー「日本文化としてもとても興味深いです」

このみ「あら、そうなの?」

エミリー「最近は、百合子さんに本を教えてもらいました」

このみ「本ってことは……ホラー?」

百合子「はい、とりあえず雨月物語と泉鏡花を」

このみ「……古くないかしら?」

百合子「だって、最近のホラーって怖いじゃないですか!」

このみ「……さっき慣れてるって言われたばっかりなんだけど」

百合子「倒せるゲームは得意です」

このみ「さっきの杏奈ちゃんみたいなこと言って……」

百合子「ラヴクラフトは好きです」

このみ「ごめんなさい、私には分からないわ」

百合子「じゃあ今度貸しますね!」

このみ「……時間があれば、ね?」

百合子「そんなこのみさんはどうなんですか?」

このみ「私?私、そういう、幽霊的な経験はしたことがないし……大人になると、そういうのも平気になるのよ」

百合子「大人っぽい……」

このみ「大人よ」

エミリー「経験されたことは無いのですか?」

このみ「まあ……きっと、優秀な守護霊さんに守られていますもの」

百合子「優秀な?」

このみ「守護霊はいいとして、そろそろ終わらせましょ」

百合子「そうですね……お相手は、七尾百合子」

エミリー「エミリー スチュアートと」

このみ「馬場このみでお送りしました」

せーのっ

「「「ばいばーいっ」」」

百合子「あ、夏コミ売り子いきます」

このみ「私もね」

【おまけおしまい】

終わりだよー(o・∇・o)

遅いとか超越して遅れました……
夏コミで百合子と握手!

乙でした

パーソナリティ
望月杏奈(14) Vo
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http://i.imgur.com/m5zt9US.jpg

二階堂千鶴(21) Vi
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徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/Pzdk4xU.jpg
http://i.imgur.com/Uyn9LLO.jpg

ゲスト
菊地真(17) Da
http://i.imgur.com/s4d0I91.jpg
http://i.imgur.com/3VAjJfU.jpg

北沢志保(14) Vi
http://i.imgur.com/zS2qKB9.jpg
http://i.imgur.com/1gPWa1D.jpg

反省会
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/T0VlWzU.jpg
http://i.imgur.com/Mbnt6KA.jpg

エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/qwgjWrF.jpg
http://i.imgur.com/QIy4FHW.jpg

馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/W28CGTf.jpg
http://i.imgur.com/O1jGN4V.jpg

>>7CM
高坂海美(16) Da
http://i.imgur.com/aVfYwQ5.jpg
http://i.imgur.com/6KwOkOS.jpg

>>32
『絵本』
http://www.youtube.com/watch?v=FMl9sfvqfjM

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