ソーンバルケ「私が勇者に選ばれただと?」(201)

ソーンバルケ「・・・・・・zzz」スー


ユンヌ「朝だよー!おきろー!」バサッ!


ソーン「ッ!?なにやつ!」バッ!


ユンヌ「お母さんです」


ソーン「ッ?!なっ!?え、暁のみk・・・・・・いや女神ユンヌか!?」


ユンヌ「あらあら、お母さんを女神だなんて。とんだマザコンに育ててしまったわ」

ユンヌ「冗談は置いといて早くご飯食べちゃいましょうね。お姫様にお呼ばれしてるんだから!」スタスタスタ


ソーン「なっ!・・・・・・どういう事だ・・・これは・・・?」ボー



ソーン「」ボー


ユンヌ「それでねーお隣りのチャップさん家がね~~・・・」モグモグ


ソーン「な・・・・・・こ、これは・・・・・・」


ユンヌ「ん?それ?目玉焼きだけど??というかあなたさっきから変よ??大丈夫?」


ソーン「なんの冗談だこれは・・・?」

ユンヌ「へ?」


ソーン「私のは、は、は・・・母親などと!親のいない私への当てつけか・・・!」


ユンヌ「あら反抗期なのかしら?」


ユンヌ「はぁ・・・あなた今日から勇者になるのよ?そんなことじゃお母さん心配です」


ユンヌ「もともとあなたは口数も少ないし、お友達だってネフェニーちゃんやレベッカちゃんやウィルくんくらいしかいないし・・・・・・」


ソーン「・・・・・・」

ユンヌ「引きこもりがちになって剣の修業ばかりして・・・・・・」


ソーン「・・・・・・」プルプル


ユンヌ「『村一番の剣士!』なんて噂になって今回勇者に選ばれたのはいいけど・・・」

ソーン「・・・」プルプル


ユンヌ「こんな状態でホントに大丈夫かしら・・・」


ソーン「もうなにが・・・何なのか・・・」フーフー


ユンヌ「悪い夢でも見てたんじゃないの?」


ソーン「夢・・・?夢だと・・・・・・!?あれだけ・・・何年も何百年も虐げられたというのに『夢だった』で納得できるものか!」ガシャンッ!


ユンヌ「きゃっ!?」ガタン


ソーン「・・・・・・ぁ・・・」


ユンヌ「いたた~・・・・・・ソーン?あなた一体どうしたの?」

ソーン「わ、私は・・・・・・」

ユンヌ「・・・・・・とにかくご飯食べて城に行く準備をしなさい」

ソーン「っ・・・」

ユンヌ「早く!」

~城~


ソーン「・・・・・・・・・・・・・・・説明して貰おうか、女神」

アスタルテ「女神ではない、姫だ」

ソーン「そんな呼称どうでもいい・・・!私はお前に聞きたい事がたくさんある!」

アスタルテ「貴様には魔の島にいるとされる魔王を討伐して貰う。つまり勇者として選ばれたのだ。無論貴様に拒否をする権利はない」


ソーン「そんなことを聞いているのではない!」

アスタルテ「エルフラン、後はお前が説明しろ」

ソーン「私を馬鹿にするのもいい加減にしろ!無視をするな!」


エルフラン「勇者、次は私の口から御説明致しましょう」


エルフラン「~~~~~~という事で貴方には魔王討伐の旅をしていただきます。もちろん経費などはこちらが負担・・・・・・あの、聞いていますか?勇者」


ソーン「・・・・・・ふ」

エルフラン「ふ?」

ソーン「ふふふ・・・・・・ふははははははは!」

エルフラン「おやこれは・・・」

アスタルテ「トチ狂ったか」

ソーン「どこまで・・・どこまで私を苦しめるつもりだ女神!『印し付き』という異端な存在を創ったかと思えば、次は異端者であるこの私を祭り上げ勇者になれと!?どこまで私に道化を演じさせるつもりだ!」

アスタルテ「話がみえんな」

エルフラン「勇者殿はご乱心のようで」

ソーン「ふざけるのもいい加減に・・・」

アスタルテ「そろそろ話を進めよう、エルフラン!あれをここに」

ソーン「待て!私は勇者になど・・・」

エルフラン「勇者殿、我が国に伝わりし神将器『ヴァーグカティ』にございます」

ソーン「何故それがここに?!それは元より私のもの!それに神将器ではn・・・」

アスタルテ「ほっほっほ、せっかちだな勇者よ、ん?やはり一端の剣士には憧れの神器と見えるか。心配せずともおぬしにくれてやる」ヤレヤレ

ソーン「いやだからこれは・・・」

エルフラン「よかった、案外ノリノリですね」

~旅立ち~


ユンヌ「はい、これ持って」

つ荷物

ソーン「どうしてこうなった・・・・・・」

ユンヌ「はぁソーンもついに一人立ちするのかー」ウルウル

ユンヌ「身体には気をつけてね?寝る前にちゃんと歯は磨きなさいよ?後酒場に行ってちゃんと仲間を・・・」

ソーン「もう私はいく!」スタスタスタ


ユンヌ「後知らない人にはついてっちゃダメよ~!?」

ソーン「・・・・・・」スタスタスタ


ユンヌ「やっぱり反抗期なのかしらね~」

~森~

ソーン「どうなっているのだ、なにかがおかしい」

ソーン「負の女神ユンヌが・・・・・・私の母だと・・・・・・?ありえん」

ソーン「正の女神も人間に成り下がり一国の姫・・・」


ソーン「私の知る世界とはあまりに違い過ぎる」


<キャー!タスケテー!


ソーン「?」



?「キャー!」

スライム「」ピョンピョン



ソーン「ふん」スパン!


スライム「」バタッ・・・

ソーン「他愛ない。しかしなんだこの珍妙な生き物は・・・」

?「キャー!・・・って、あれ?お兄さん助けてくれたの!?ありがとうね♪」

ソーン「大丈夫か娘」

?「娘じゃなくて私はアンナだよ!・・・ふ~んあなたよく見たら色男ね!」

ソーン「あまり茶化すな」

アンナ「見たところ傭兵さん?・・・・・・まさか勇者さんとか~~!?」ニヤニヤ



ソーン「はぁ・・・・・・よくしゃべる女だ」(女神達といい・・・)


~~~


アンナ「へ~!あの魔王を倒しに!?凄いわね~~」

ソーン(行くかどうか検討中だがな)


アンナ「私そういうの好きよ!・・・・・・じゃあ決まり!私の働いてる酒場に行きましょう!」


ソーン「いや何故そうなる?」

アンナ「決まってるじゃない!あなたがどれだけ強いかはわからないけど一人で魔王と戦うなんて無茶無茶!酒場で仲間集めよ!そうと決まれば。さ、行きましょ~」


ソーン「この世界の女達はみなこうなのか?人の話をまるで聞かない・・・」

~酒場~

アンナ「ツケも払わない飲んだくれもいるから遠慮なく連れていってね!」カランカラン

アンナ「ただ今~~」

ソーン「・・・・・・」カランカラン


眼帯オヤジ「おう、お帰り。なんだい?その兄ちゃんは?見ねえ顔だな」

アンナ「ちょっとねー。ん~~と・・・ほらあの人なんてどう?」ヒソヒソ


エルトシャン←

ソーン「どうと言われても・・・」

アンナ「なんだか強そうじゃない?獅子王とか呼ばれてたとかなんとか」


アンナ「じゃあさあれは?」

カミュ←

アンナ「ブラックナイトって言う異名の持ち主だそうよ」

ソーン「・・・・・・」


アンナ「あの人なんて女なのに『西方の勇者』なんて言われてるんだから心強いかもよ!」


エキドナ←


アンナ「あ、あの人は密偵とか情報収集が得意みたいね!確か~~・・・『疾風』って呼ばれてたらしいわよ」


ラガルト←


ソーン「・・・」


アンナ「あらら~?お気に召さない感じ?」


アンナ「じゃあえ~~~っと他には・・・・・・」

ソーン「もう私は一人でかまわn」サジ「ようアンナじゃねぇか!」ヒョイ


アンナ「・・・これはダメ」

サジ「えぇ!?何が!?」

マジ「お?この色男さんはどちらさんで?」ヒョコ

バーツ「おいおい、あんまり失礼のないようにな・・・」ヤレヤレ


アンナ「ダメよ!この三人は!他にいいのはいるから!この三バカは絶対ダメ!」



ソーン「いや、まだ私は何も言ってないんだが」

~~~

サジマジバーツ『なんだって!?魔王を倒しに旅をするだと??!』

サジ「こいつぁ黙っていられねーな!」

マジ「全くだ!」

バーツ「俺達三人もついて行くぜ!」キリッ!

アンナ「やめておきなさいって!」

サジ「へへっ、心配してくれるのか?アンナ」

アンナ「いや、あんた達じゃ足手まといにしかならないと思って」

マジ「マジかよ」

バーツ「酷い言われ様だな」
ソーン「はぁ・・・・・・もう何も言わん、好きにすればいい」

~村外れ~

ソーン「私が今更言うのもなんだが・・・本当にいいのか?」

マジ「マジよマジ!」

バーツ「お前・・・そればっかだな・・・」

サジ「ま、俺たちゃ三人同じ意見さ」

ソーン「まぁ私がとやかく言える事ではないか」(結局あの娘を押し切って付いてきてしまった・・・)


サジマジバーツが仲間になった!!!!

サジ→戦士
マジ→戦士
バーツ→戦士

ソーン「見事に三戦士だな・・・敵を囲めば特異な能力でも発動するのか?」

サジマジバーツ『え?』

ソーン「いや、なんでもない・・・」


<ガオー!


一同『??!』

サジ「うおっ!魔物だ!」

ソーン(魔物・・・か)

マジ「よし!みんな武器を・・・・・・」

ソーン「ふんっ」スパン!

魔物「グルアア!」

ソーン「はっ」ズババ!

魔物「ギャアア!」

ソーン「やはり私の敵ではないな」シュパパパ!


サジマジバーツ『』

ソーン「ベオクやラグズを斬るのは目覚めが悪い・・・が、魔物ともなれば是非もなかろう」

サジ「マジかよ!!!!」

ソーン(お前が言うのか)

マジ「す、すげぇよ!いくら下級の魔物とは言え瞬殺!俺達が斧を構えた時には既に勝負は決まっていたッッ!!」

バーツ「勇者さん・・・いや、ソンケル先生と呼ばせてくれ!」


ソーン「それは断る」

~夜中の森~

サジ「お~い!薪拾ってきたぜ!」

バーツ「すまねぇな」

マジ「ソンケル先生!もうちっと待ってて下さいね!」

ソーン「いや、私は自分の携帯食料があるから気にするな」←先生妥協した

マジ「でもそれ食うのはもったいないっすよ!」

ソーン「それもそうだが・・・」

バーツ「ささっ、できましたよ。こっちきてみんなで食いましょうや」ポンポン

ソーン「・・・・・・わ、わかった」スタスタスタ

マジ「~~~~~って俺は言ったわけよ!」ワイワイ

サジ「ははっ!本当バカだな~~お前!このバカ」ワイワイ


ソーン「・・・・・・」

バーツ「?どうしたんすか先生?まずかったですか?」
ソーン「・・・・・・いいものなんだな・・・と、思って・・・こういうのも」

バーツ「え?」

ソーン「いや、なんでもない」


ソーン「味の方だが、塩が少し欲しいところかな」

バーツ「ははっ、これは手厳しい」

~~数日後~~

ソーン「ここの宿を借りたいんだが」

ルセア「はい、4名様ですね。gは・・・」

サジ「実はあっしらこういう者でして・・・」ヒラヒラ

ルセア「そ、それは勇者様御一行の証明書・・・!」

ソーン「あまりひけらかすな、みっともない」

マジ「でも嫌みとかじゃないけど、いい気分っすね~」

ルセア「あ、あのう・・・」


バーツ「どうかしたんですか?」

ルセア「じ、実は勇者様達と見込んで頼みたい事が・・・」

ソーン「・・・?」

~~~~

バーツ「山賊がこの村を?」
ルセア「はい・・・それで僕の大切な人が・・・あ、いや大切というのは別に愛人という意味ではなく!ただの幼なじみという意味で!あ・・・・・・ただの幼なじみ・・・が単身で山賊を追い払いに行ってしまったんです・・・」ショボン


ソーン「つまり我々に助力を請いたいと」

ルセア「・・・」コク

マジ「答えは決まっていますよね!先生ぇ!」

サジ「ああ!ソンケル先生がそんな悪行黙っちゃいないぜ!」

ソーン「はぁ・・・やはりこうなるのか」

ルセア「ほ、本当ですか!?」ニコー

バーツ(落ち込んだり喜んだり大変だな)

ソーン「詳しい場所を聞こうか」


~村外れの森~


レイヴァン「あれが奴らのアジトか・・・・・・」

レイヴァン(村に戦術を心得た者はいない)

レイヴァン(孤立無援となれば油断してる今奇襲をかけるのが一番だ)

~~~~

ソーン「目撃情報はこの辺のはずだが」

サジ「ん?」


<キィィン!ガキィン!

マジ「お、おいマジかよ!鍔ぜり合いの音がするぜ!」

バーツ「意地でも言いにくるよなお前」


ソーン「急ぐぞ」ダッ


id変わっちゃったけど>>1です

レイヴァン「くっ!・・・」タタッ

レイヴァン「はぁ・・・はぁ・・・なんとか三人倒す事が出来たが・・・もう限界か・・・許せプリシラ、あとルセア・・・」


バッタ「くそっ!あのやろうどこ行きやがった!」キョロキョロ

レイヴァン「はぁ・・・はぁ・・・・・・くるなよ・・・」

ジュルメ「へへっ!見つけたぜ!」ギロ

レイヴァン「!?」

バッタ「ナニ~!?でかした!」

レイヴァン(ここで終わりか・・・所詮それだけの器だったか・・・)

ジュルメ「この光の剣の錆にして・・・あれ?背中が・・・熱い・・・・・・」バタン!

レイヴァン「!?」

バッタ「な!?」

ソーン「見たところ闇に身を費やしているようだが・・・背後に迫る私に気付かないとはな。鈍い」スッ

レイヴァン「お前は?・・・」
ソーン「助太刀にきた、そんなところか」チャキ

マジ「ソンケル先生ぇ!はぇえよ!」ダダダダ

サジ「ああ!?もう俺らの出番なし!?」ガーン

バーツ「さすがだぜ先生」

バーツ「まぁなんだ、あんたに勝ち目はねぇよ。観念するこった」

ソーン「そうだな、おとなしく自首しろ。命までは取りはしない」

サジ「そうだぜ、こいつだって治療すりゃまだ助かる」

ジュルメ「うぅ・・・・・・」

バッタ「へ、へへっ・・・まだだ!まだ終わらんよ!ゴンザレス!!!出番だ!!!!!」

ゴンザレス「・・・・・・」ズズズ

サジマジバーツ『な、なんて巨漢だー!!!!!』ウワァ!

レイヴァン「ト、トロール並か・・・?」

ソーン「・・・・・・」


ゴンザレス「お、おおで、よんだか?」

バッタ「ああ!さっさと奴らを始末しな!このデク!」
ゴンザレス「ひっ、ひぃ!わかっだ・・・」ズシンズシン!
ゴンザレス「う、ウオオオ!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ

マジ「おいおいマジかよ!ソンケル先生ぇ!こいつはやべぇぜ!?」

ソーン「・・・・・・」

ゴンザレス「ウオオオオオオ!!!!!」

ソーン「何故あの男に従う」

ゴンザレス「ウオオオ!オお、ぉ?なんでしだがうだど?・・・・・・」

バーツ「ど、どうしたんだ?」


ソーン「あのような矮小なあれくれ者、お前なら一ひねりだろう?」


ゴンザレス「お、おで・・・居場所ない・・・でもごごのみ゛んな、おでを仲間といっだ・・・おで・・・うれしかった・・・」


サジ「おや・・・?ゴンザレスの様子が・・・?」

ソーン「仲間・・・・・・か」

ソーン「まぁいい、この男を連れて我々は帰るとしよう」ドカッ!

バッタ「ぐえっ!?」バタン!
サジ「い、いいんですかい?あの大男放っといて?」
ゴンザレス「あ、ぁぁ・・・ま、までぇ!・・・」アタフタ

ソーン「私はもう斬るつもりはない。・・・・・・後は奴の好きにすればいい」


~~村~~

プリシラ「お兄様!?」ダダッ!

レイヴァン「すまないプリシラ、心配させてしまったな」

プリシラ「ルセアさんから聞いて私いてもたってもいられなくて・・・」ウルウル

レイヴァン「もう大丈夫だ、勇者が解決してくれた」

ルセア「はぅ・・・!う、うらやましい・・・」コソコソ

プリシラ「皆さん本当にありがとうございます!」

マジ「なんのなんの!」

サジ「おまっ・・・俺達なんにもしてないだろ」

バーツ「本当によかったんですかい?先生」

ソーン「後は生き残った彼らに落し前を付けてもらえばいいさ」

バーツ「それはそうですが、あの大男ですよ!またこの村を襲うなんてこと・・・」

ソーン「それはないだろう。・・・・・・奴は私の友人にどこか似ていた。少なくとも自ら戦いを望む者ではない」

バーツ「ははっ!やっぱり先生はすげぇや!その人間の本質を簡単に見抜くんですから」


ソーン「人より少し長く生きてるだけだ」


~~翌日~~

プリシラ「もう行ってしまわれるんですか・・・?」

ルセア「いろいろお世話になりました」

サジ「おう!達者でな!」

ソーン「また・・・・・・生きていれば巡り会うかもしれん」

バーツ「それじゃそろそろ・・・」

レイヴァン「待て!」ダッ!


プリシラ「お兄様!?」

レイヴァン「俺もついて行く、あんたらに借りを返してないしな」

プリシラ「え・・・」
ルセア「えぇぇー!!!??」

マジ「おいおいマジかよそれ!」

バーツ「先生?どうします?」

ソーン「・・・・・・」


ソーン「断る」

レイヴァン「・・・それは何故・・・・・・」

ソーン「友人と妹をまた、いらぬ心配をさせる気か?」

ソーン「それにまたあれくれ者が来た時、今度こそ完全な無防備ではないか」


レイヴァン「っ!・・・」

プリシラ「お兄様・・・・・・」

レイヴァン「・・・・・・それもそうだったな・・・・・・足止めをしてしまったな勇者、すまん」

ルセア「ほっ・・・」

ソーン「我々はもう行こう・・・・・・では達者でな」ボソッ

サジ「じゃあなー!みんなー!」ノシ


~~~~


ゴンザレス「・・・ぁ、あの・・・」

ソーン「私に何かようか」

マジ「お、おい」
バーツ「まて!先生に任せよう」

ソーン「そこをどいてはくれないか」

ゴンザレス「ぉ・・・おでも・・・つれってくで・・・!」

サジマジバーツ『・・・・・・』

ゴンザレス「おでいままでたくさんわるい゛ことした・・・でももうやだ!おで・・か、かわりたい・・・!」

ソーン「そうか、なら好きにすればいい」

ゴンザレス「え゛!?ほんどか!?」

ソーン「好きにすればいいと言っただけだ。飽きたなら何処へでも行けばいいさ」

サジ「よかったじゃねぇかよ!ゴンザレス?だっけ?」

ゴンザレス「ぅ・・・うん・・・!」ニコー

バーツ「先生がああまで言いうんだ、俺達も受け入れるさ!」

マジ「これからよろしく頼むぜ!ゴンザレス!」

ゴンザレス「お、おでがんばる!!!」

ソーン「・・・・・・」フッ


ゴンザレスが仲間になった!!!



ゴンザレス→山賊

~~~~


サジ「はぁ!」ドガッ!

マジ「このっ!」バシュ!

ゴンザレス「ウォォォ!!!!!」ドカン!

バーツ「なんて魔物の数だ!きりがない!」

ソーン「ふんっ、はっ、遅いな」シュパパパパ

魔物「グガァァ!」

ソーン(私にとっては大した事はないが・・・この数だと負傷者が出てもおかしくないな)

~~~~

サジ「ふぅ・・・なんとかなったぜ・・・」グダー

マジ「ッ!・・・みんな・・・無事か?」ハァハァ

ゴンザレス「ちょっと・・・ぶつけだ・・・」イタタ

バーツ「マジとゴンザレスが怪我を負ったか・・・そして斧ももう限界に近いな・・・」

ソーン(私以外みな斧だしな・・・)

ソーン「村や町で補給しなくてはな」

バーツ「ええ、食料もなくなってきましたし」

マジ「くっ・・・!」

サジ「大丈夫か?!マジ!」
マジ「マジいてぇ・・・!」

サジ「大丈夫だな」


ソーン「確かまだ傷薬が・・・」ガサゴソ

ソーン「む・・・・・・?」ピタッ

バーツ「どうしました?」

ソーン「・・・・・・いや・・・」

ソーン「傷薬だ、これを怪我のある者に使ってくれ」ヒョイ




ソーン「・・・・・・・・・今まで気付かなかったが・・・この手紙はまさか・・・」ペラッ

ソーンへ

この手紙を見ているのが旅立ちの日か、はたまた十日後なのか私にはわかりませんが、とにかく無事でいると願っています。
あなたがお姫様の命令で旅立つと決まった時、母である私は周りの人からは讃えられましたが、正直そんなことどうでもいいです。
あなたが変わるきっかけになればと頑なに止める事はありませんでしたが、お母さん本当はスッゴく心配してたんですからね?
もしも辛く、旅が嫌になったらいつでも戻ってきてもいいんだからね?
暖かいご飯を作って待ってます。

お母さんより

ソーン「・・・・・・・・・」

ソーン「母の温もりを知らない私にどうしろと・・・・・・」


ソーン「思えば・・・夢か現かわからないままもう何日も過ぎたのか」


ユンヌ『きゃっ!・・・』バタン!


ソーン「っ・・・!」

ソーン「あの時どうして真面目に取り合わなかったのだ私は・・・・・・」

ソーン「いや、無理もないか・・・今まで散々忌み嫌って来た女神と瓜二つだったのだから」

ソーン「だが・・・・・・次会う時は・・・」

ソーン「次・・・か」


ソーン「まさか私に帰るべき家が・・・家族があるとはな」

ソーン「もう夢でもなんでもいい」





ソーン「ここにもう少し浸ってみるのも・・・・・・悪くないかもな」

<うわぁー!


ソーン「!」

ソーン「これは奴らの声!?抜かった!まだ魔物がいたのか!」ダッシュ!



バアトル「ぬぅん!山賊ども!覚悟はいいか!」ブゥンブゥン!

サジ「だから俺たちゃ山賊じゃねぇ!」アタフタ

ロス「戦士ガルシアの息子ロス!相手になるぜ!」

ガルシア「ロス!あまり前に立つな!馬鹿者!」


ゴンザレス「ぉ、おでがみにくいから・・・・・・おでのせいだ・・・」

バーツ「そんなこと言うな!そして、ちょっと待ってくれあんた、少し落ち着け!」

バアトル「ふんっ!悪党どもに聞く耳など持つものか!」バアトルトルネード!


マジ「マジかよ!あのオッサン高速回転始めたぞ!」

ガルシア「あれが出たらもうおしまいだな・・・」


バアトル「ふん!」ゴアアッ!

サジマジバーツ『うわぁー!』

ソーン「はっ!」ギィィン!

バアトル「なんと!?」グヌヌ・・・

ガルシア「何と言う事だ!あの必殺の攻撃を受けただと?!」

ソーン(やはりこの剣、神の加護を受けているな)

ソーン(魔物を斬る時の手応えが違う上に、この一撃に耐えるとは)


ソーン(女がm・・・・・・いや姫の言う通り神将器になったのか・・・!)




※神将器には魔物特効と耐久無限の補正がつきます。間接攻撃はなしで

バアトル「ぬぅ!我が一撃を受けるとは!山賊にしては見込みがある!」


ソーン「私が山賊?なんの冗談だ」


バアトル「見るからに悪党集団ではないか!」ズビシィ!

マジ「マジひでぇ!」


ソーン(ゴンザレスに至っては完全に否定出来んな)


ガルシア「待てバアトル、やはり様子がおかしい。少し話を聞いてみよう」


バアトル「ぬ、ぬぅ・・・・・・」

ロス「え、ええ~~!?あんたらが勇者一行だって?!」

ガルシア「こいつは驚きだな」

バアトル「ふむ・・・・・・なんだそうだったのか!それはすまなんだ!」ガッハッハッ!


ソーン「・・・・・・」ジトー

ゴンザレス「や、やっぱりおでがみにくいから・・・・・・」

サジ「うちのゴンザレスはピュア~な心の持ち主なんだぜ!?どう落し前つけてもらおうか・・・」


バアトル「それなら俺も魔王討伐に参加するぞ!それで許せ!」ガッハッハッ!

バーツ「おいおいそいつぁ本気か?」

バアトル「当たり前だ!俺に二言はない!」キリッ!


ロス「とーちゃん!俺達も一緒に行こう!」

ガルシア「はぁ・・・そういうと思ったよ」


サジ「ちょっと待てよ!話を勝手に進めないでくれって!」

バーツ「やれやれ、また賑やかになりそうだな」


マジ「なんかついて来るみたいですよ?先生」


ソーン「・・・・もう私は知らん」ツカレタ・・・


バアトル、ガルシア、ロスが仲間になった!


バアトル→ウォーリア
ガルシア→戦士
ロス→かけだし戦士



バアトル「これからよろしく頼むぞ!ゴンザレス!」ガッハッハッ!

ゴンザレス「う、ぅん・・・・・・」

バアトル「しかしソーンとやら、類い稀な剣術の持ち主だな。これほどの使い手、俺の嫁とその兄以外知らん」

サジ(え?既婚者なのかよ!)

バアトル「義兄に至っては『剣聖』と呼ばれている」

マジ「けんせい?・・・まさか!昔『剣魔カレル』と呼ばれていなかったか?!」
バアトル「ほう、あの時の名を知っているか」


ソーン「剣聖・・・・・・か」

バーツ「きっとソンケル先生の方が強いさ」

ソーン「どうだろうな・・・・・・」



ロス「ん?・・・・・・おいみんな!あそこに人が倒れてるぜ!?」

???「う、ぅぅん・・・・・・」

バーツ「おい、しっかりしろ!お嬢さん!」

サジ「一体どうしてこんな事に・・・?」


???「はっ!・・・・・・あ、あなた達は!?まさか山賊!?」


ゴンザレス「はぅっ・・・・・・また・・・」

???「ちょうどいいわ!私はラケシス!あなた達!力を貸してちょうだい!」


マジ「ちょうどいいだって!?俺たちゃ山賊じゃねぇがすげぇ肝の据わった嬢ちゃんだな!」


ガルシア「詳しく話てくれないか?」

~~~~

ロス「りゅ、竜だって!?」
ラケシス「そうよ・・・・・・私達の村が・・・でも私は運がいいわ!まさかあなた達が勇者一行だなんて!お願いです、力を貸して下さい!」


ソーン(竜・・・まさかゴルドアの竜麟族か?)


バアトル「ふむ、竜か・・・」シミジミ

バーツ「噂で聞いた事があるが・・・まさかマクムートと言う奴か?実在したとは・・・」

ガルシア「とにかく、勇者の意見を仰ごう」

ソーン「・・・・・・」

ソーン「行こう」


サジ「へへっ!そうと決まれば早くいこうぜ!」

ソーン「だが話が真実なら覚悟はしておけ、この私でさえてこずるやもしれん」

マジ「合点承知之助!!」


ソーン「やっぱりダメかもしれん」

~グランベル村~

ゴンザレス「ひ、ひどい・・・・・・・」

ラケシス「あ、ああ・・・・!」

バアトル「気を確かに持て!娘・・・・」

マジ「竜はいないみたいだし、今は手分けして怪我人を助けるぞ!」

サジ「ああ!」


ソーン「確かにこれは人間の為せる事ではないな・・・・・・激戦は覚悟せねば・・・・」

デュー「う、うぅ・・・・・・」

ラケシス「デュー!!あなた大丈夫!?」ダッ


デュー「ははっ・・・かっこ悪いとこ見せちまったな・・・ラケシスさん・・・」

ラケシス「しっかりして!デュー!」



エリオット「ラケシス!ラケシスじゃないか!よかった、無事で・・・」

ラケシス「ッ!!近寄らないで!汚らわしい!」バッ

エリオット「はぅっ・・・!」

ラケシス「貴方は皆戦った中一人だけ逃げて!・・・よくおめおめと帰ってこれたものね!」ガミガミガミガミ

エリオット「はぁん!・・・や、やめて・・・!」グサッグサグサッ!

デュー(心なしか喜んでいる様にも見える・・・)

ラケシス「貴方っていつもそう!あの時だって・・・・・・」クドクドクド

エリオット「く、悔しい・・・!でも感じ(ry
ビクンビクン



???「ま、まずい事になってしまった・・・」

???「はぁ・・・早く俺らでなんとかしないと・・・」

???「あっちの山に行くところを見ました、急ぎましょう!」ダダダダ


ソーン「・・・?」

~~~


ガルシア「あらかた片付いたな」フゥー

ロス「さ、竜を探しに行こうぜ父ちゃん!」


ソーン「まて、竜を倒しには私一人でいく。お前達はここでみなの手助けをしてくれ」


サジ「そりゃないぜ先生!!」

バーツ「こればっかりは同意ですね、一人ではあまりに危険すぎる!」

ソーン(私としては足手まといはないほうがいいんだが・・・)

バアトル「馬鹿者!竜を甘く
見るな!お前達では足手まといにしかならん!」

マジ「な、なんだとー!?」

ソーン「いや、やはり一人で・・・」

バアトル「勇者!それで手がかりは?」

ソーン「・・・・・・はぁ、もうなんでもいい」

ソーン「私に心当たりがある、そこにいってみようと思う」

バアトル「相分かった」

ガイツ「おいおい!今あんた勇者って言ったかい?」

サジ「ああ、この人は勇者だが?」

ガイツ「俺はここで武器商人をしてるモンだが・・・店はあのありさまだ」

ガイツ「だが武器は無事な物が多い。さすがにタダは困るが半額で譲るぜ、存分に使ってくれ!」

バーツ「こいつは助かる」

ソーン(私はこれで充分だが・・・)チャキ

ソーン(補給をできるに越したことはないか)


~~~~

ソーン「どうなっても知らんぞ」

バアトル「なに、心配はいらん!愛する妻と娘を残して死にはせん!」

バアトル「それに俺は昔竜と戦った事がある」

ソーン「なに?そうなのか」

バアトル「うむ、確か・・・遥か遠い・・・異世界から来たとかなんとか・・・詳しい事は知らん!」バーン

ソーン「大丈夫なのか・・・・・・・・・」

ソーン「そういえば何故・・・」

バアトル「ん?」

ソーン「愛してるという妻と娘を置いて来たのだ・・・?」

バアトル「それは違うぞ勇者」

ソーン「なに?」

バアトル「・・・・・・俺は妻に一度たりとも勝てた事がない」

ソーン「急になんの話だ」

バアトル「まぁ聞け」

バアトル「西方で初めて会った時、私は一刀のもと沈んだのだ」シミジミ

ソーン「・・・・・・」

バアトル「そして数年後闘技場で再会した俺と妻は毎日の様に手合わせをした」

バアトル「だがさっきも言ったがやはり全て返り討ちにされたのだ!」ガッハッハッ!

ソーン「・・・それで?」

バアトル「仕事が一段落した時俺は気づいたのだ」

ソーン「なにをだ?」

バアトル「妻が女である事にだ!」


ソーン「・・・・・・え?」

バアトル「俺はその時まで妻が女である事を忘れていたのだ」

バアトル「最初みたとき『なんと美しい女子(おなご)か!』と思ったのだが」

バアトル「初めて完全敗北した時俺は、妻を生涯に渡り競い合う好敵手としか見なかったのだ」

ソーン「・・・・・・・・・」

バアトル「だが女と思いだし、『憧れの好敵手』だったはずの感情が知らぬうちにいつしかそれは愛へと発展してしまっていたのだ」

バアトル「ふはは!・・・今、思いだしても笑える話だ・・・・・・不器用なこの俺がその女子(おなご)と結ばれ、そして子供まで作ったなど。今でも時々信じられん!」ガッハッハッ

ソーン「・・・」

バアトル「そして子供もまた、剣の道を行こうとしている・・・」

ソーン「そうか」


バアトル「娘が旅をすると言った時、妻はそれについていくと言った・・・・・・『今度は娘と共に剣を練磨する』とな」

バアトル「こんなに嬉しい事が他にあるか!・・・また・・・・・・あの憧れの好敵手に戻ろう、と俺には聞こえた」

バアトル「そうなれば俺もそれに応えるしかあるまい!!!」

ソーン「そして今に至るわけか」

ソーン「随分大胆な家庭だな・・・・・・」(いろいろおかしい気が・・・)

バアトル「そうそう娘の婿になる気はないか?」

ソーン「ない」

バアトル「うぅむ・・・即答か・・・・・・。妻も勇者を気に入ると思うのだがな」

ソーン「第一、私は見かけの年齢と同じ様に生きていない」

バアトル「ん?それはどういう意味・・・」

ソーン「む、あれを見ろ、誰かいるぞ」(さっき見かけた連中で間違いないな)


バアトル「なに?!こんなところをうろついていたら危険だ!知らせに行こう!」
ソーン「あ、ちょっと待っ・・・」

チェイニー「う~んまだ見つからないのか~?」


クルトナーガ「そうですね、気配は近づいています。もう少しのはずですが・・・」

ファ「チキおねえちゃん大丈夫かなぁ~・・・」

バヌトゥ「わしとした事が・・・一生の不覚・・・」


<お~い!


ファ「ふぇ!?・・・だれかくるよぉ・・・」アタフタ

チェイニー「ま、まずくないか!?」

バヌトゥ「まさかチキ様をかどわかした輩か!?」


バアトル「おいあんたら!ここにいたら危険だぞ!」ダダダダ

ソフィーヤ「・・・・・・・・・大丈夫です、敵意は感じません・・・・・・」


チェイニー「でも油断はしない方が・・・」


バアトル「やっと追いついた!おい、あんたらなにやってるこんなとこで!」

ソーン「あまり凄むと警戒されるぞ」

バヌトゥ「な、なにやつじゃ・・・」

ソーン「それは私の台詞だ。あの村に現れたという竜・・・・・・もしや貴殿らと関係があるのではないか?」

バアトル「なに?!そうなのか!?」

クルトナーガ「・・・・・・」

チェイニー「どうしようじぃさん・・・」ヒソヒソ

バヌトゥ「あまり他人に口外してはならん・・・!」ヒソヒソ


クルトナーガ「とりあえず巫女に意見を・・・」ヒソヒソ


ファ「あのねぇチキおねえちゃんが悪い魔法使いさんに操られちゃったの~」


クルトナーガ「な!?」

ソーン「チキ?誰だそれは」

ソフィーヤ「マクムートのプリンセスです」

バアトル「やはりあの噂に聞くマクムートか!おぬしらもそうなのか??」

ファ「んっとね~ソフィーヤおねえちゃんとチェイニーおにいちゃんは違うよぉ~」

ソーン(・・・・・・クルトナーガはマクムートととやらではないのだが)


バヌトゥ「巫女!血迷いましたか!?」

ソフィーヤ「いいえ、彼らは私達に力を貸してくれるはずです」


チェイニー「またなんかおかしな事いい始めたけど・・・」ヒソヒソ

クルトナーガ「い、いけません!そんな言い方・・・!ここまでこれたのは、彼女の予言のおかげでしょう!?」ヒソヒソ


バアトル「う~ん・・・まだ不明な点はあるが。ともかくそのプリンセスとやらが操られてしまい、村を襲ったと?」

ファ「そうだよ~~。おにいちゃん達、手伝ってくれる?」ウルウル


バアトル「ふむ、どうするのだ勇者」

バヌトゥ「ゆ、勇者ですと?」

ソーン「そんなものは建前だけだ」


ソフィーヤ「なんとか術士を見つけ出し、術を解かなければ・・・・・・!?」ピキーン!

ソフィーヤ「気をつけてください!来ます!」


┣″┣″┣″┣″┣″┣″┣″┣″┣″

バアトル「むう!?なんたる圧力(プレッシャー)!」


ソーン「・・・竜か・・・・・・」

チキ「がおー、がおー」ズシャー

バヌトゥ「おお姫!おやめ下され!」アタフタ

ファ「わーいチキおねえちゃんだ~」ワーキャー

ソフィーヤ「ファ、いけませんよ。お下がりなさい」ガシッ


チェイニー「あららら。まずいねこりゃ、クルトどうする?」


クルトナーガ「どうすると言われても・・・」ドウシヨウ・・・


ソーン「はぁ・・・・・・なんだこれ」


チキ「ブレスをくらえー」ズシャー

ソフィーヤ「今術士を感知します」ネンリキー


バヌトゥ「頼むぞ巫女!」

ソフィーヤ「見つけました」


チェイニー「はやっ」

ソフィーヤ「勇者様、あの木陰です」ビシッ


ソーン「やはり私なのか」ダッ

テオドル「な!?早い!」オドオド


ソーン「遅い」スパーン!


テオドル「こんな時に思うのですよ、もっと力を・・・とね」バタン!


チキ「がおー、が・・・・・・」シーン・・・


チキ「あ、なおった」

バアトル「イマイチ緊張感に欠けるな」


バヌトゥ「お、ぉぉ!素晴らしい!ありがとうございます勇者殿!」

チキ「じぃじ、皆、ごめんなさい」ショボン

チェイニー「ま、そんなに落ち込むなよ」

ファ「チキおねえちゃんが戻ったよぉ~」ニコニコ

クルトナーガ「とりあえずこれで一件落着ですね」

バアトル「うむ!さぁ村に帰ろう!」

・・・ガヤガヤガヤ

\アハハハハ/


ソーン「時々真面目にやっている私が馬鹿らしくなってくる」

~~~~~


ソフィーヤ「行ってしまわれるのですね、勇者」


ソーン「ああ」

サジ「ま、あんたらも復興作業がんばれよ!」

ロス「自分達から率先して手伝うなんてなぁ。まぁ当たり前の事かもしんないけど、マジ偉いじゃん」

マジ「え、ちょっ・・・それ俺の台詞・・・」


バヌトゥ「勇者殿!お待ちくだされー!」ダダダ

ソーン「まだなにか?」

ファ「あのねぇチキおねえちゃんが言いたい事あるんだって~」


チキ「・・・・・・//」モジモジ

ソーン「なんだ」

チキ「あ、あの・・・・その、昨日は・・・助けてくれてありがとうございます・・・!」ペコ


ソーン「いや、気にする事ではない」


チキ「ぁ、はい・・・//」カァァ


チェイニー「ははっ赤くなってやんのこいつ」


チキ「む・・・からかわないで・・・!」


バヌトゥ「勇者殿・・・わしからも少しお話があります」


ソーン「できれば手短にな」


バヌトゥ「この先魔王と対峙するために、強力な敵が現れるでしょう・・・」


ソーン「おそらくな」


バヌトゥ「それで、わしも旅の一行に加わろうかと思います」




ソーン「え」

クルトナーガ「えぇ!?」

チキ「じぃじ本気なの?頑張ってね」


チェイニー「ちょwwwwwwww」


バヌトゥ「マクムートの力を侮ってはいけませんよ勇者殿!」


バヌトゥ「クルトナーガ、チェイニー。チキ様達を頼んだぞ」


クルトナーガ「」


チェイニー「俺とクルトに女子を任せて、じぃさんは魔王討伐に加わるだって!?胸熱wwwwww」

バヌトゥ「では行きましょう勇者殿!!このバヌトゥ、血がたぎりますぞー!!」ホッホッホッ


ゴンザレス「ぁ、ひどりでいってしまっだ」


ガルシア「やれやれ、元気なじぃさんだ」


ソフィーヤ「そういう事らしいので、頼みましたよ勇者」

ソーン「はぁ・・・・・・この旅が終わったら必ず連れてくる・・・・・・心配するな」

チキ「勇者様・・・じぃじをよろしく」ペコ

ファ「ばいば~~い」ノシ



バヌトゥが仲間になった!!!!


バヌトゥ→マクムート

~~~~

ソーン「こうしてみると結構な所帯になってきたな」


ロス→かけだし戦士
サジ→戦士
マジ→戦士
バーツ→戦士
ガルシア→戦士
ゴンザレス→山賊
バアトル→勇士(ウォーリア)
バヌトゥ→マクムート



ソーン「なんだこれ・・・・・・・・・」


ソーン「山賊の集団にしか見えない」

~~数日後~~

ゴンザレス「ウオオォ!!」ガシャァ!

魔物「グギャー!」


ロス「戦士ガルシアの息子ロス!!うぉぉ!!」ブンブンブン


バアトル「ぬっはっはっはっ!!貧弱貧弱ゥ!!」ドカン!バキャ!グシャ!


サジ「マジ!そっちに魔物が言ったぞ!」

マジ「あらほらさっさ~!」ブン!

バーツ「俺の手斧さばきも見せてやるぜ!」シュパパパ!

バヌトゥ「低級魔物風情が・・・」┣″┣″┣″┣″┣″┣″


ソーン「まぁ、頼もしくなってきたしよしとするか」

ガルシア「ふん!こいつで最後だ!」グシャ!

魔物「グェェ・・・」バタン


サジ「あ~終わった終わった」

マジ「先生ぇ!俺強くなっただろ!?」ヘヘッ

バーツ「俺の手斧の命中率も上がってきたぜ!」

ゴンザレス「お、ぉでどうだった!?」

バアトル「やはり勇者の次に強いのは俺だな!!」ガッハッハッ

ソーン「そうだな、みな良い働きだと思うぞ」

バヌトゥ「あ、あの・・・勇者殿?わしも・・・?//」モジモジ


ポツンポツン・・・

ロス「あ!雨だ!」

ザァァァァ・・・

ダダダダダダ・・・


サジ「あ!あそこに建物が見えるぞ!」ダダダダ


ガルシア「雨宿りさせて貰おう」ダダダダ



ギィ・・・・・・


バヌトゥ「大分濡れてしまいましたな・・・」ビショビショ

バーツ「外見の劣化が酷くて気付かなかったが・・・ここはまさか教会じゃないか??」


ゴンザレス「あ・・・あれ、じゅうじかか?」


ソーン「!」

ソーン「静かに、どうやら先客がいるようだぞ」


バアトル「なに??」


カツン・・・カツン・・・カツン・・・

ロス「ま、魔物か・・・?!」ゴクリ

マジ「いや!魔物は本来教会みてーな場所は苦手なはず・・・」


???「騒がしいな、誰かいるのか??」ガタッ


ソーン「我々は怪しい者ではない、貴方はここの家主か??」

???「まさか。・・・どうやらあんたらも俺と同じ理由らしいな、俺もただ雨宿りさせて貰っているだけさ」


ゴンザレス「ぁ、あんた。しさい様か・・・?」


???「まぁ・・・そんなところだ。俺の名はレナート」

レナート「まぁ表向きは司祭で通っている」


レナート「それで?あんたらは何者だ?見たところ山賊集団にしか見えないんだが・・・・・・」



ソーン「ああやっぱり」

~~~~


レナート「勇者一行だったとは・・・・・・その、なんだ・・・すまなかったな」


サジ「本当発言には気をつけてくれよな!うちのゴンザレスがまた落ち込んじまったじゃないか!」


ゴンザレス「もぅ・・・おで、いいよ・・・・・・」ズーン・・・


レナート「す、すまない」


レナート「しかし本当に・・・アレだな。・・・・・・斧縛りプレイでもしてるのか」


ソーン「なんの話だ」

レナート「そんなパーティーで大丈夫か?」


ソーン「大丈夫だ、問題ない」


ソーン「・・・・・と言いたいところだが、実のところキツイな」


サジ「えぇ!?俺達大分強くなったじゃないっすか!」


バーツ「いや・・・確かに僧侶や魔法使いなど、間接攻撃部隊と回復役もいないしな・・・・・・」


バアトル「我々の主戦力は斧だしな!」

\アハハハハハハ!/


ソーン「・・・終始あの調子だ」


レナート「お、おう・・・」

レナート「・・・・・・よし、俺も仲間に加わろう」


マジ「え?マジっすか!?」

バーツ「それはもういいから」


ソーン「いいのか?」

レナート「ああ、俺もたまには聖職者らしい事をしないとな。ちょうどいい機会さ」

バアトル「うぅむ・・・おぬしとは以前共に戦った事がある気が・・・」

レナート「さぁな」

レナート「・・・・・・そういう世界も・・・あったのかもな」


ゴンザレス「ど、どういうことだ?」

レナート「なに、ちょっとした哲学だよ」

ロス「でもこれで傷薬代が浮くよな!」


レナート「あぁ・・・すまない、今の持ち合わせはこれしかなくてな」


つリザーブの杖


一同「・・・・・・・・・」


ゴンザレス「ん?み゛んなどうした?」

ガルシア「ま、まぁ道具屋で買えば問題ないだろう」


レナート「あと俺はあまり魔力の才に恵まれていないから、それほど期待はしないでくれ」


ロス「ダメじゃん!!!!」ガビーン


レナートが仲間になった!!!!


レナート→司祭

>>1です

だんだん遅くなって来たんでちょっとペースアップします

~~港~~

ロス「うぉ~~!海だぜ父ちゃん!!」

ソーン「海は初めてか」


ガルシア「俺達の住んでいた村は山の中だったからな」

ゴンザレス「お、おでもはじめて」


バヌトゥ「ここの港から『魔の島』まで行くのですね?」


ソーン「ああ、そのつもりだ」

バーツ「じゃあまずは情報収集ですね」


マジ「合点承知之助!!」

リザーブさんまた魔の島に戻るんけぇ

~~酒場~~


サジ「やっぱ情報収集といえばここが定番っすよね!」

ゾワゾワゾワゾワ・・・・・・


バアトル「ふはは!辛気臭いのぅ!・・・それにどいつも殺気を隠そうともしていない」



ソーン「もし、尋ねたい事があるんだが」


テティス「はぁい、いらっしゃい色男さん。何か用かしら?」


ソーン「ここから魔の島まで行く船が知りたいのだが・・・」


セーバー「ぶはぁ!?魔の島だぁ!!??」


ジスト「おまっ、汚ねーな!吹きだすな!」

>>114
一応リザーブさんとバアトルさんは初対面で、リザーブさんは集団行動初めてという設定です

セーバー「酒を飲んでる時にバカ言うんじゃねーよ!」

テティス「・・・・・・確かに彼の言うとおりよ。馬鹿な考えだわ・・・といってもまず船なんて出ていないわ」


セーバー「第一、おまえたちだけでうみをわたれるはずがないだろ」


ソーン「ふむ・・・」



???「魔の島か・・・」

???「いいぜ?なんだったら俺が連れていってやろうか?」ニヤリ

バーツ「あんたは?」


テティス「ちょ、ちょっと!ファーガスのお頭さん!何を・・・」


ファーガス「まぁいいじゃねーか、ただの暇潰しさ・・・何、どうせ口だけの連中さ」ニヤニヤ


マジ「ソンケル先生・・・見たとこありゃ海賊ですぜ」ヒソヒソ


ソーン「そうだな」


サジ「どうせ連れていってくれないっすよ」ヒソヒソ


ファーガス「ちなみにその娘っ子の言った事ぁ本当だぜ」

ファーガス「あそこまで行くにやぁ俺達みたいな海賊船くらいしかないぜ」ニヤニヤ

バヌトゥ「い、いかがなさいます?勇者」

ソーン「・・・何か企んでいるな」


ファーガス「なぁにちょいとした遊びに付き合って貰おうかと思ってな」


ファーガス「部下も最近退屈してるみてーだし・・・・・・それに、それなりの実力がなきゃあ俺の船には乗せたくねぇ」


バアトル「なに?殺し合いでもさせる気か!?」


ファーガス「そういうんじゃねぇよ」

ファーガス「俺達はこれから船に戻りそれぞれ配置に着く、そんでお前らの一人の誰かが俺のところまで来たらそれで終了だ」

ファーガス「さぁどうする兄ちゃん!?やるか、やらないか。」ニヤニヤ

ソーン「かまわん」


ファーガス「え」


ソーン「なんだ、いけないのか?」


ファーガス「あ、いやそういうわけじゃねーよ」(ひ、怯まねーな)


ファーガス「ただ、他の連中はいいのか?相談なしに即答してたけど・・・」

ソーン「もとより私が用があるのだ、最悪私一人でもかまわん」


サジ「そいつぁないぜ先生!!!!!」

バーツ「全くだ。ソンケル先生、この期に及んでまだ俺達が嫌々着いて来てるって思ってるんすか?」


マジ「ソンケル先生はいつも『好きにしろ』って言ってるじゃないっすか、だから俺達皆『好きで着いて来てる』んすよ!」


ソーン「っ・・・・・・」


ゴンザレス「お、おではせんせいにすごくかんしゃしてる!居場所をあだえてくれだせんせいに!」


バヌトゥ「わ、わしは・・・//・・・ゴニョゴニョ」


ガルシア「聞くまでもなく満場一致だな」


レナート「ふっ・・・まだまだ若いな、お前達。無論俺も加わろう」


ソーン「・・・・・・」


ロス「へへっ!聞いたかオッサン!全員参戦だぜ!」


ファーガス「・・・・・・・・・」


ファーガス「はぁーっはっはっはっは!!気に入ったぜ!だが・・・・・・」


ファーガス「いや、だからこそ実力を見る必要があるな」


ファーガス「さぁ楽しいゲームを始めようぜ!」

~~~~


マレーシア「ねぇねぇ聞いた聞いたー?海賊さん達と勇者さん達が戦うんだってー☆てへぺろ☆」


リンダ「え、えぇ!?それ本当!?迷惑な話ね~~」

マレーシア「本当だよねー☆もうマレーシア困っちゃーう☆」


リンダ(大丈夫かしらこの子)



ギース「こっちの準備はいいぜー、後はあんたら次第って状況だ」


ソーン「そうか」


ギース「・・・・・・まさかあんたが勇者だったとはねー・・・わりぃこと言わねーから帰った方が・・・」

ごめんマリーシアだった本気で気付かなかった

情けなや・・・

ギース「いや、無粋な事言ってすまねーな」


ギース「じゃあ俺は行くぜ、ちゃんと伝えたからな」スタスタスタ




ソーン「みな、準備はいいな?」


一同「おー!」


ソーン「では・・・・・・・・・行くとしよう」

やばい過疎りすぎた

>>1です

ファーガス「ばかな奴らだ。わざわざこっちに来なけりゃ見逃してやったのによ。」

ファーガス「おいっ、おめぇら、全員突撃だ!!」



\オーー!!!!/


サジ「うおっ!くるぜ、皆!!」


ゴンザレス「うおおおぉ!!」

バアトル「ふんっ!」バキィ!

ガルシア「はっ!」ブン!

ガルシア「ロス!お前はもう少し下がれ!」

ロス「うおぉ!俺は戦士ガルシアの息子ロス!!」


マジ「ちっ!この!」ドカッ!


ゴメス「ぐふっ・・・なんてやつらだ・・・」バタン


ドノバン「げへへっ・・・死ねや!」ダッ!

レナート「さて、シャインの書はどこだったかな・・・?」ガサゴソ

ドノバン「馬鹿め!」

レナート「ええい、面倒だ」ドンッ!

ドノバン「げえ!?素手!?てめぇら・・・強すぎるぜ・・・」バタン

\ワーワーキャーキャー!!/



ハーディン「あれが勇者一行か・・・・・・」


ハーディン「ふむ、面白い余興だ。我々も混ぜて貰う事にしよう・・・・・・ふふっ、勇者、このグラディウスの槍でその胸を貫いてやろう!!」ガシッ!

アストリア「このメリクルソードの餌食にしてやる!」バッ!

ソーン「遅いな」シュパ


アストリア「なっ!?・・・・・・ミディア・・・」バタン


エルレーン「俺のトロンの威力を見せてやる!」バリバリバリバリ!


バヌトゥ「ぬぅ!なんと強力な魔法か!」


ソーン「・・・・・・」

ソーン「埒があかないな、このままでは最悪死人が出るかもしれん」

ソーン「・・・・・・それに」

バアトル「勇者よ!気付いているか?どうも海賊ではない第三勢力があるようだな!ふんっ!」ドカッ

ソーン「ああ、その連中からは狂気を感じる」

ソーン「気をつけろ、少なくともその連中は確実に我々を殺しに来ているようだ」ズバッ


ジェイク「ぐわぁ!」バタン


バーツ「くっ!こっちはなるべく気絶させてるだけなのに、よく分からん連中まで混ざってくるとは・・・うわっ!っと・・・」ヒョイ


ソーン「みな、油断するn・・・・・・!」バッ

ドス!!

ビィィィン・・・


ソーン「手槍・・・か」

ハーディン「ほう!素晴らしい反応だ、今の不意打ちを難無くかわすか・・・!」

ソーン「・・・・・・何者だ」

カシム「カシムカシムと馴れ馴れしいんだよ糞やろうーーーーーー!!!!」シュパパパパ


マジ「えー!?マジ意味わかんねー!」ヒョイヒョイヒョイ


ゴンザレス「てき・・・おおい!」ブンブンブン


ロス「!?父ちゃん!あれ見て!」


ガルシア「ん?なんだあの騎馬兵は?まさか勇者と一騎打ちするつもりか!?」



ソーン「・・・」

ハーディン「・・・」

ハーディン「次はこのグラディウスでお相手しよう・・・」ガチャ!


ソーン「何者だ、海賊一味ではないな」


ハーディン「言葉は無粋だ・・・勇者、今はこの余興を楽しもうではないか・・・・・・!」


パカラッパカラッパカラッ!!


ハーディン「いざ尋常に勝負!!!!」



ソーン「やれやれ」

おかえり、おかえり

>>143ごめんなさい最近ちょっと忙しかったので

ハーディン「ふんっ!」ブン!

ソーン「む」ヒョイ

ソーン(なるほど、今までの敵の中では随分出来るようだな、だが・・・)


ソーン「やはり私の敵ではない」タッ


ハーディン「なっ、はやっ(ry」


ガキィン!


ソーン「ほう、一太刀受けたか」

ハーディン(ぐっ!つ、強い!段違いで強い、この男!恐らく私以上!?だが・・・・・・)


ハーディン「それでこそ・・・殺り甲斐があるというもの・・・・・・」ゴゴゴゴ

ソーン「どうやら今ので拍車がかかってしまったようだな・・・」フゥ

ソーン(私も随分長く生きた、そして数え切れないほど人も斬った。自らが生きながらえるために)


ハーディン「次の打ち込みで最後にしよう・・・!」


ソーン(その戦った中でも一番厄介だったのは、足の速い者でも力の強い者でも・・・技に長けた者でもなかった)


ハーディン「覚悟!」パカラッパカラッパカラッ!


ソーン(負けると分かっていても尚死線を超えて立ち向かってくる者だ)スー・・・


ソーン「悪く思うn・・・・・・ん?」

パカラッパカラッパカラッ!

ハーディン「はぁ!!」ガキィン!!

サジ「ソンケル先生ぇ!?」

マジ「どうなった!?」


ハーディン「・・・・・・」

ソーン「・・・」

バアトル「む、あの男の様子がおかしいぞ」

ハーディン「・・・・・・ここは?」キョロキョロ

ソーン「まさかとは思ったが、これが原因だったか」


つ闇のオーブ


ロス「なんだぁ?これ」

ソーン「私にもわからないが、私に向けられていた負の感情がこれに集中していた様に思えてな」

バーツ「すげぇ」

ハーディン「ふむ、なにやら蟠りが消えたようだ」

ハーディン「さて、清々しい気分だしニーナの所に戻るとするか!」パカラッパカラッパカラッ・・・


ガルシア「何事もなかったかの様に帰っていったな」

レナート「ああ・・・」



ソーン「それでそちらは・・・」

バアトル「見ての通りだ!」


海賊一味「」グデ~ン


ソーン「ふむ。やはりみな、力を付けてきているな」


ファーガス「はっはっはっ!!やるじゃねぇかおめぇら!!」

ファーガス「約束守る!!海賊船にでも乗ったつもりでいな!!」

ソーン「実際そうなのだが」


~~船上~~


バヌトゥ「勇者殿、先程の水晶を見せて頂けませんかな?」

ソーン「ああ」スッ

バヌトゥ「!・・・これはやはり『闇のオーブ』!!」

ソーン「知っているのか」

バヌトゥ「ただのゴミですな」ポイッ

ポチャン


ソーン「あ」

ソーン「いいのか?」

バヌトゥ「あれは我々の手に負えるものではありませぬ、となればゴミも同然」

ソーン「それもそうか」


<オーイヒトガオボレテルゾー!
<タイヘンダー!


ソーン「なにやら騒がしいな」

ギース「あ、おいあんた!」
ソーン「なんだ」

ギース「女が溺れてんだ!ちょっと引き上げんの手伝ってくんねぇか?」

ソーン「なに?それほど多いのか?」

ギース「いや一人だが・・・こういうのはあんた見てぇな美形の方がいいだろう?」

レナート「意外に紳士だな」

~~~~~


ソーン「っ!・・・よし」ザパァン

ソーン「引き上げたぞ」


???「う~ん・・・」グダ~


バアトル「しかし・・・なんと露出の多い服装なのだ・・・ふしだらな!」


バヌトゥ「見たところ踊り子の様ですな」


???「ん、う~ん?・・・・・・ハッ!」ガバッ


レナート「目が覚めたか」


???「あ、ああなた達は!?まさか海賊!?」


ソーン「いや違g・・・・・・はないか」


???「キャー!犯されるー!!」ジタバタジタバタ


バアトル「ええい!落ち着け小娘!」


???「キャー!なによこのゴツいのはー!!」ジタバタ

バヌトゥ「な、なんと高飛車な・・・」


~~~~~~


???「えー!?勇者さん達だったんですかー!やだなーもーはやく言って下さいよー!」

ソーン「す、すまん」


シルヴィア「私シルヴィアって言いまーす!シルヴィって呼んで下さいね-☆」

ソーン(私の苦手なタイプだ・・・)

シルヴィア「うふふ☆勇者様ってやっぱり良い男ですね(はぁと」


ソーン「あまり茶化さないでくれ・・・・・・」


シルヴィア「あれー・・・?勇者様ってば結構つまらない人・・・?」ジトー


レナート「それより、何故お前は一人・・・しかも海で溺れていた?」


シルヴィア「ハッ!そうだった!勇者様力を貸して・・・」

<ウワー!コンドハフネニアナガー!

バアトル「またか!今度はなんだ!」

ギース「大変だ!船に穴が空いちまった!」


ソーン「・・・霧も出て来たな」

レナート「なに?まさか敵襲か」

シルヴィア「あ、あの・・・じつは・・・」

バアトル「小娘!お前は下がれ!」

ソーン「見ろ、霧に乗じて船が接近している」

バヌトゥ「まずいですな・・・サジマジバーツ(三バカ)にガルシア親子、ゴンザレスは海に不慣れでずっと酔っている・・・」


バアトル「だらしのない!」

レナート「バヌトゥ、あんたに変身されたら船がもたん。娘とあいつらを見ていてくれ」

ソーン「海賊達には船の修復をして貰わないとな」

シルヴィア「え!?じゃあ三人だけで戦うの!?そんなの無理だよ!」

シルヴィア「だ、だって・・・あれは人じゃないから・・・!きっと返り討ちに・・・」


ソーン「それを聞いて安心した」

シルヴィア「え」

バアトル「全くだ!あれが海賊であれば不殺(ころさず)に制圧するのは一苦労」

レナート「人でないのらこちらも下手な遠慮をしなくてすむ」

シルヴィア「で、でも・・・」

ソーン「お前には聞きたい事がいくつかある、そのためにも我々はここで果てる訳にはいかない」

シルヴィア「勇者・・・さん・・・//」ポッ



ソーン「それでは行くとしよう・・・」チャキ


>>1です
遅れて申し訳ない・・・

魔物「グガァァ!」


ソーン「む、翼があるな・・・・・・さしずめ霧に乗じて船を襲撃したのはあれか」


レナート「船がきた、乗り込むぞ!」ダッ


バアトル「ぬぅぅ!!軟弱な魔物どもめ!!」バアトルトルネード!


魔物「グギァァ!」バタン

魔物「グェ・・・」バタン


ソーン「はっ」ズバッ

ソーン「ふん」スパーン!


レナート「しまったシャインの書を置いてきてしまった」


レナート「まぁ、いいか・・・・・・」コキコキ パキパキ

~~~~~


レナート「大分片付いたな」カハ~・・・


バアトル「他愛ない!」


ソーン「ああ」


ソーン「それで、貴様はいつまでそこで静観しているつもりだ」


???「ふふ・・・」


バアトル「む?なにやつ!」


ペレアス「流石ですね勇者、どれほどのものかと見物させて頂きましたが・・・・・・正直想像以上です」


ソーン「・・・」(なんか見たことあるな)


ペレアス「お仲間も猛者揃いのようですが・・・やはり勇者、貴方は別格だ」

レナート「ここで一戦交えるか?そう思うのならおとなしく降伏するんだな」


ペレアス「確かに・・・・・・僕では足元にも及ばないでしょう」


ペレアス「だから逃げます」リワ~プ


ソーン「え」


ペレアス「では御三方、またいずれお会いしましょう」シュン!


バアトル「逃げおった!!」


レナート「ふむ、偵察といったところか」


ソーン「そのようだな」

ソーン「何はともあれ危機は去った、船に戻ろう」


レナート(しかし他の者が少し可哀相だな・・・)

~~~~

サジ「お、俺達のいないとこでそんなことが・・・うぷ・・・!」


マジ「マジで堪えるぜ・・・」


バーツ「すまねぇ先生達・・・面目ねぇ・・・」


レナート「気にする必要はないが・・・・・ここで吐かないでくれよ?」


ソーン「ゴンザレスが一番重症だな」


ゴンザレス「う゛、うみ゛はダメだ~~~・・・・・・」


ロス「おれたちは大分回復したよ・・・」

ガルシア「ああ、役に立てなくてすまない勇者・・・」

ソーン「・・・・・・」


ソーン(私が・・・・・・誰かにこれほど謝罪されるとは)

ソーン(それと同時にこれほど誰かに頼られるとはな・・・・・・人生とはわからないものだな、モウディ)


バアトル「勇者よ、こう言っておるのだ。そろそろ許してやったらどうだ・・・?」


ソーン「ハッ!」

ソーン「違う!私は怒っていたのではない・・・・・・むしろ・・・」


バヌトゥ「むしろ?」


ソーン「あ、いや・・・・・・なんでもない」

レナート「話を進めるぞ」


シルヴィア「・・・・・・」


ソーン「嫌なら無理に問いただす気はないぞ」


シルヴィア「そんなこと・・・勇者様達には命を助けられたも同然です!わたしの知ってる限りお話します!」


~~~~


バアトル「なるほど・・・それで命からがら逃げ出してきたと」


シルヴィア「・・・・・・」コク

バーツ「しかし『魔王世界征服祝福』のため踊り子をさらっていたとはな・・・」

マジ「つまり世界征服一歩手前って事か・・・!」

ギース「っと、お取りこみ中悪いんだが・・・島が見えてきたぜー!」


サジ「お、いよいよか!」


ロス「俺緊張してきたぜ父ちゃん!」

ガルシア「お前は勇者の邪魔にならないようにな・・・」


ゴンザレス「お、おでゆうしゃのためにがんばる!」


ソーン「あまり気張る必要はないぞ」


レナート(しかし大丈夫だろうか・・・・・・この面子で)


バアトル「う~む・・・しかし深刻な斧不足だな!!」ワッハッハッハ!


レナート(・・・・・・・・・大丈夫だろうか・・・)

~~魔の島~~


ファーガス「着いたぜ!小僧ども!!」


ソーン「すまないな」


ファーガス「なぁに気にするな!!しかし、命知らずというか馬鹿というか・・・いや、これ以上は長くなっちまうな」


ファーガス「待っててやるからとっとと世界救ってきやがれ」


ソーン「・・・・・・」


ソーン「ああ、無論だ」


シルヴィア「あ、あの・・・・・・」

ソーン「?」


シルヴィア「これを・・・・・・」


ソーン「これは?」


シルヴィア「きっと勇者様達の役に立つはずだから・・・」


シルヴィア「あたしが行っても役に立てないから・・・・・・せめてそれを」


ソーン「わかった、有り難く受け取る」


ソーン「それでは行ってくる」スタスタスタ

~~~~

サジ「大分歩きましたね」

ソーン「そうだな、この辺りで一息つこうか」

ゴンザレス「ゆ、ゆうしゃ!あれ!」

ソーン「?・・・敵か?」

バーツ「ペガサスナイトみたいですね・・・」

<ユウシャドノー!


バアトル「待て!勇者を呼んでいるぞ」

???「ふぅ・・・やっと追いつきました」

レナート「お前は?」

ロス「やいやい!何者だねーちゃん!」

ガルシア「こら!調子に乗るなよロス!」

ヴァネッサ「これは失礼。申し遅れました、わたしはヴァネッサと言います。アスタルテ姫の命を受け勇者様御一行にあるモノをお届けに参った所存です」

ソーン(堅苦しいな・・・)

マジ「あるモノって?」


ヴァネッサ「その前に・・・・・・・・・・・・」


バヌトゥ「む?ヴァネッサ殿の様子が・・・?」


ヴァネッサ「・・・」キョロ キョロ ジー


ゴンザレス「?」

バーツ「?」

バアトル「?どうしたのだ!小娘!」

ヴァネッサ「なんですかこのパーティー・・・・・・」ボソッ

ソーン「え?」

ヴァネッサ「え?じゃありません勇者」

ヴァネッサ「子供、老人、司祭様を除いたら残るのは山賊だけじゃありませんか」


マジ「ちょ、マジひでぇ!」

バーツ「随分な言われようだな・・・」


ソーン(そう強く否定出来ない・・・)

ゴンザレス「(´・ω・`)」ショボンヌ


ヴァネッサ「はぁ・・・斧縛りプレイもいいですが、これでは私の来た意味がなくなってしまいます」

バアトル「ふむ、と言うと?」

ヴァネッサ「神将器を持って参りました」ドサッ!

ロス「すげぇ!キラキラしてるー!!!!」


ヴァネッサ「子供の玩具ではありませんよ」


バアトル「こ、これは!」ガシッ

ヴァネッサ「それは天蕾の斧『アルマーズ』ですね」

バアトル「やはりそうか・・・これが!」バチバチバチバチ


ソーン(放電しているようだが大丈夫なのか・・・)

ヴァネッサ「姫様に言われ、勇者一行にあらゆる神器を持って来たのですが・・・」

ヴァネッサ「扱える者があまりに少なすぎです」


サジマジバーツ「ぐぬぬ・・・」


ヴァネッサ「せめてマスタープルフでもあれば・・・・・・」


ヴァネッサ「おや?」


ソーン「む?なんだ?」

ヴァネッサ「その手にあるものは・・・もしや・・・!」
ヴァネッサ「やはり『天の刻印』!」


バヌトゥ「なんと?!」

ソーン「天の刻印?」

ガルシア「聞いた事があるな・・・確かこの世に数えるほどしかないマスタープルフの強化版・・・だったか?」

ロス「へー」


ヴァネッサ「これがあればあるいは・・・早速ポチッとな」ポチ


ソーン(そうやって使うのか・・・)


\ピカー!!/

ゴンザレス「ま、まぶしぃ・・・!」

レナート「くっ!?何と言う光だ!皆包まれてーー・・・・・・・・・」ピカー



一同「ーーーー」

~~cc♪~~


サジ「う、うおお!?」←勇士(ウォーリア)

マジ「な、な!?」←勇士(ウォーリア)

バーツ「力が漲ってくるぜ!!」←勇士(ウォーリア)

ガルシア「これが天の刻印の力か!」←勇士(ウォーリア)


ロス「え?なに?海賊か?戦士か選べ?もちろん俺は戦士を選ぶぜ!!」←戦士(ファイター)


ゴンザレス「う、うおおオオォォ!!」←狂戦士(バーサーカー)

バアトル「ふははは!!!!負ける気がせんわい!!」←斧雄士(アクスブレイブ)


バヌトゥ「え?わしあんまり変わってなくない?」←逆鱗習得


ヴァネッサ「ふぅ・・・皆さん調子はどうですか?」←ワイバーンナイト


マジ「ちょ、ペガサスどこいったの?」


レナート「それより勇者はどうした?」←拳闘士(セスタス)

ガルシア「あんたこそどうしたんだよ・・・」

ソーン「う・・・うぅ・・・」

バアトル「勇者!」


サジ「ソンケル先生!!」


ソーン「うっ・・・目眩が・・・ん?なんだこのロー●皇帝みたいな派手な服装は・・・・・・」


ヴァネッサ「それこそ伝説のクラス・・・『救世主』です!!!」ドヤッ!





ソーン「それよりそこの荷物から私の服が覗いているのだが返してくれはしないか」


ソーンバルケ

勇者→救世主(?)

ガルシア「まさかあの光に乗じて勇者の後頭部を槍の柄で思い切り叩いて気絶しているうちに身ぐるみを剥ぐとは」


ソーン「・・・・・・説明はしないでくれ」


ヴァネッサ「チッ・・・まぁ目の保養になりましたから良しとしますか・・・」ボソッ


ソーン「な、なにを(ry」
バヌトゥ「なんですと!?この痴女めが!恥を知りなさい!!」


レナート「何故お前がそこまで熱くなる」

バーツ「まぁまぁ皆落ち着いて」


ゴンザレス「コーホー」


マジ(こいつが一番心配だ・・・あのマスクなんだよ・・・)


ヴァネッサ「さ、皆さん各々がccしたところで戦支度しましょうか」


~~~~


ヴァネッサ「・・・・・・こんなものでしょうかね」


ソーン「いざとなれば私が一掃する」


レナート「頼もしいな」


ヴァネッサ「・・・あなたは本当に素手でいいんですか」

レナート「ふっ・・・俺は所詮武器のレベルが足りないからな、『アーリアル』のような物は使えん」


レナート「かといって・・・また剣を振るうきもない・・・」


ヴァネッサ「だからって拳闘士ってなんですか聞いた事もないですよ」


レナート「俺はある種悟りを開いたのかもしれない・・・・・・『我が肉体こそ至高!』とな」


ヴァネッサ(およそ司祭が開く悟りではありませんね)


バアトル「ふははは!素晴らしいぞ!!」


ヴァネッサ「あの・・・・・・」

ソーン「む?なんだ」

ヴァネッサ「似たような事を先程もいいましたが・・・・・・本当に大丈夫なんですか?こんなパーティーで」

ソーン「・・・・・・・・・」


ソーン「誰が・・・なんと言おうと」

ヴァネッサ「?」


ソーン「私にとってはかげないのない・・・その、なんだ・・・アレだ、アレ!」アセアセ


ヴァネッサ「・・・・・・」

ヴァネッサ「仲間、ですか?」
ソーン「・・・」



ソーン「・・・・・・そ、そう、それだ」

ヴァネッサ「ふふっ」


ソーン「!何故笑う?!」


ヴァネッサ「可愛いなと思いまして」

ヴァネッサ「それと・・・話と少し違った人だなと」


ソーン「・・・・・・」


ソーン「どう聞いたがわからないが、おそらく間違ってないだろう」


ソーン「ただ・・・・・・私が言うのもなんだがな・・・」

ヴァネッサ「・・・?」


ソーン「この旅で・・・・・・変わった気がする」

ごめんなさい>>1です
新春は忙しくて忙しくて・・・



黙って続き書きます


ソーン「以前の私からは考えられない心境だ」


ヴァネッサ「いい事だと思いますよ」


ヴァネッサ「以前はひきk・・・ゴホンゴホン!・・・すいません今は関係ありませんよね、昔は昔」

ソーン(・・・・・・そう言えば引きこもりらしいこと言われてたな・・・)


~~~~


ヴァネッサ「それでは皆さん、御武運を」


バアトル「うむ、娘も気をつけてな!」

レナート「あんたには世話になったな」

ヴァネッサ(得になんにもしてない・・・)

ロス「じゃあなーねぇちゃん」

ヴァネッサ「吉報をお待ちしています」

ソーン「ああ」

ソーン「・・・・・・・・・必ず」

ヴァネッサ「それではこれで」(手土産でも買って帰ったらお姉様喜んでくれるかな//)

サジ「それじゃあ俺らもいきましょうか、先生ぇ!」
ガルシア「敵は目の前だな」

マジ「俺達が必ず魔王んとこまでお連れしますよ!」
バーツ「あまり調子に乗るなよ」ヤレヤレ


ソーン「頼りにしているぞ」ボソッ


バヌトゥ「ハッ!」(もしやこれはデレ期!?)


ゴンザレス「コーホー」



今日覚醒の発売日か~



~~~~



ソーン「あれか・・・」


バヌトゥ「どうやらあの遺跡のようですな、魔王がいるのは」


バアトル「強者の匂いがする」

レナート「ああ・・・」


ガルシア(この二人本当大丈夫か・・・)

ゴンザレス「コーホー、コーホー」


ガルシア(いや三人か)



サジ「あそこにだれかいる!」


???「よく来たな・・・勇敢なる猛者たちよ」


マジ「やいやい!てめぇはなにもんだ!?」


マードック「我が名はマードック。お前達の相手は私一人で充分・・・・・・と言いたいところだが実は助っ人を連れてきた」


バーツ「え?」



~~against the dark knight♪~~



ソーン「なに!この曲はまさか・・・!」


漆黒の騎士「よくここまで辿りついたな、勇者一行よ」


レナート「つ、強い!」(対峙しただけで分かる!この男べらぼうに強い・・・!)


マードック「ここから先は我等四天王全員でお相手しよう」


バアトル「ぬぅ、面白い!」


バーツ「くっ!なんてプレッシャーだ!」



~~5分後~~


ロス「まだ揃わないの?」


漆黒の騎士「しばし待たれよ」


ロス「うん」



~~10分後~~


マードック「・・・・・・」(おかしい)


ソーン「そろそろ始めたいのだが」


漆黒の騎士「・・・しばし、待たれよ」

~~30分後~~


ロス「・・・まだ?」イライラ


漆黒の騎士「・・・・・・」


バーツ「えーお前その手斧いつ買ったんだよ」

サジ「海賊船に行商人いたぜ?」


ソーン「豊かな島だな・・・この旅がどうでもよく思えるほどに」

レナート「ああ」

バアトル「しかしオヌシ随分雰囲気が変わったな」

ゴンザレス「コーホー」

ガルシア「雰囲気だけじゃないだろ・・・」


マードック(ついにこの子供しか待ち侘びていない)

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