出木杉な

しずか「う、うそ……のび太さんが……」

出来杉「いこうかプリンセス、この星はもう持たない。……聞こえるか幹部今奴を始末したプリンセスは確保したすぐ迎えに来い」

しずか「本当に終わってしまうのね……この星が」

ブロブロブロ……

幹部「王よ、お迎えにあがりました！！」

出来杉「さすが最新型のヘリキャン（出来すぎたヘリ）、早いな」

幹部「ささ、お二人とも早くお乗りください」

出来杉「わかってる」

しずか「……」

出来杉「……やはりプリンスは僕だった。プリンスは奴ではなく僕だった。それだけのことさ」

幹部「じ、時間が」

出来杉「いくよプリンセス」

>>2サンクス

？？「おきてよのび太くん」

のび太「う……ぅぅん」

？？「朝だよ起きてのび太君」ユサユサ

のび太「はっ！！」バサッ！！

ドラえもん「もう、早くしないと学校遅刻するよ」

のび太「エモン……ｄ？」

ドラえもん「なに言ってるののび太君僕はドラえもんだよ」

のび太「……」

ドラえもん「そんなことより早く学校の支度しないと」

のび太「ここは……出木杉は、プリンセスはどこだ！！」

ドラえもん「プリンセスは知らないけど出木杉君は学校でしょ」

のび太「……学校、聞いたこともないな、奴等の本部を突き止めたのか？」

ドラえもん「朝からなに寝ぼけたこと…朝だからしかたないか」

ドラえもん「それよりこれ」
つめがね

のび太「……」

ドラえもん「早くとってよ！眼鏡ないと見えないんでしょ！！」

のび太「俺は眼鏡なんてつけねぇ。バグ……か？」

ドラえもん「さっきからなんなのさ今日ののび太君なんか変だよ」

のび太「チェェェェンジ、エモン！！！」

シーン

ドラえもん「さすがに今のは引いたよ、どらやき三つ買ってくれないともう道具貸さないよ」

のび太「チッ、データ傷害か……」

ドラえもん「聞いてるの…「バァァァァァァァァックアッパァァァァァァァァアアアアアアアアア！！！！！」（蘇りし記憶の拳）

ドカ

ドラえもん「ピョロビビビヨロ……」

のび太「どうだ？」

ピロロン！！

ドラえもん「ダウンロードが完了しました。再起動まで１２０秒」

のび太「成功か」

説明しよう！
バックアッパーとは自分のある思いでを拳に込めて殴ることで殴った対象へその記憶を植え付けることができるのだ！！
漢字から記憶を戻すものと誤解されたりするがそんな力はないので覚えておこう！！

チン♪

ドラえもん「やぁのび太君ずいぶんややこしいことになったね」

のび太「説明を頼む」

ドラえもん「とりあえず自己紹介からしようか、僕は君の中のエモンdの記憶を植え付けられた」

ドラえもん「僕、ドラえもん」

のび太「……」

ドラえもん「ここは君がいた世界とは別世界だよしかも１０年前のね」

のび太「ほう」（いきなりはなしに入ったぞ……）

ドラえもん「覚えているかい？前の世界では最後に出木杉君の奥義レボリューションキャンを受けたんだ」

のび太「あぁそのはずだ」

ドラえもん「でもそこにじゃまが入った何者かが君に攻撃が届く前に君をこの世界にとばしたんだ」

ドラえもん「君は出木杉君にとどめを刺される直前に十年前のパラレルワールドにとばされたんだよ」

のび太「ということは……」

ドラえもん「そうだよ。プリンセスは奪われ、出木杉君の野望はかなおうとしているんだ」

のび太「クソッ！！あの星の為に散っていった仲間はどうなる！！」

ドラえもん「方法はある」

のび太「！？」

ドラえもん「今の僕の体にはスペースポケットが装着されていてね。もどれるんだよ十年後にその中にあるタイムマシンを使えばね」

のび太「タイムマシンだと！？」

ドラえもん「でもことはそう単純じゃない」

のび太「なぜだ」

ドラえもん「タイムマシンで確かに時は越えられるそれでも時間軸を越えることはできないんだ」