小鳥｢エミリーちゃん、ちょっといいかしら？｣

エミリー｢はい、どうされましたか？｣

小鳥｢エミリーちゃんは誕生日にプロデューサーさんから貝桶を貰ったのよね？｣

エミリー｢はい、とても綺麗で…仕掛け人さまが私のために選んでくださったそうです。私の大切な宝物です｣

小鳥｢その貝桶の意味を知ってるかしら？｣

エミリー｢意味…ですか？｣

小鳥｢そう、貝桶のプレゼントっていうのはね｣

小鳥｢エミリーちゃん、貝合わせは知ってるわよね？｣

エミリー｢はい｣

小鳥｢おほっ、妄想が捗る…じゃなくて、貝合わせの貝は必ず合うように出来てるわよね？｣

エミリー｢はい、蛤などの二枚貝は同じ貝殻でないと合わないようになっています｣

小鳥｢その事から貝合わせは夫婦にとって重要な意味を持つのよ｣

エミリー｢ふ、夫婦？｣

小鳥｢異なる貝は殻が合わない…でも合う貝殻なら？夫婦がいつまでもぴったり寄り添えるようにという想いを込めて、貝桶はプレゼントされるのよ｣

エミリー｢し、仕掛け人さま…私のことを…｣

小鳥｢ふふ、エミリーちゃんはプロデューサーさんといい夫婦になれると良いわね｣

エミリー｢はい！私、仕掛け人さまの隣に立てるよう、一層精進いたします！｣

小鳥｢頑張ってね｣

後日

エミリー｢仕掛け人さま！｣

P｢ん、どうしたエミリー？｣

エミリー｢不束者ですが、私、一層精進いたしますので末永くお願いします｣

P｢お、おう？｣

エミリー編 終わり

小鳥｢さぁて、次の子は…ちょうど志保ちゃんがいるわね、志保ちゃんにしましょう｣

小鳥｢志保ちゃん、ちょっといいかしら？｣

志保｢はい、なんでしょうか｣

小鳥｢志保ちゃんは誕生日にプロデューサーさんから腕時計を貰ったのよね？｣

志保｢なんで知って…はい、そうです｣

小鳥｢今腕にしてる時計かしら？｣

志保｢…はい…あの、それだけですか？｣

小鳥｢志保ちゃんはその腕時計の意味を知ってるかしら？｣

志保｢はい？時計は時計でそれ以上でもそれ以下でもないと思いますけど｣

小鳥さん純粋な子たちに何吹きこんでんだ.......
支援だよ

>>1
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/g8aE7xk.jpg
http://i.imgur.com/ppdbNye.png

>>2
エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/m6idfy1.jpg
http://i.imgur.com/rUrr0Vt.jpg


参考
貝桶をもらった時のエミリーの反応
http://i.imgur.com/wCS8x8k.jpg

小鳥｢ふふ、実は時計のプレゼントにはね、一緒の時を過ごしたいという意味があるのよ｣

志保｢…それって｣

小鳥｢まあ告白よね｣

志保｢｣ﾎﾞﾝｯ

小鳥｢おお、瞬間沸騰｣

志保｢べ、別に私はプロデューサーさんのことはなんとも思ってませんから｣

小鳥｢でも時計は外さないのね｣

志保｢こ、これは…その、そう！あったほうが便利ですしそれにせっかく貰ったのに使わなかったら勿体ないからで別に深い意味は…なんでにやにやしてるんですか｣

小鳥｢別にー｣にやにや

志保｢ほ、他に用がないなら失礼します！｣

後日

志保｢プロデューサーさん｣

P｢ん、どうした志保？｣

志保｢これ、プレゼントです｣

P｢ありがとう、腕時計か…中々格好いいな！｣

志保｢…これからもずっと、よろしくお願いします｣

P｢ああ！任せとけ！｣

志保編 終わり

小鳥｢これ、結構愉しいけど苛々するわね…まあいいか、貴音ちゃーん、ちょっといいかしら？｣

貴音｢小鳥嬢、何用でしょうか？｣

小鳥｢貴音ちゃんは誕生日にプロデューサーさんからムーンストーンのペンダントを貰ったのよね？｣

貴音｢はい、わたくしが月を見る習慣があることを覚えていてくれたあの方が、例え曇り空でもいつでも月が見られるようにとこの石のついたペンダントを｣

小鳥｢ふふ、とても大切な物なのね｣

貴音｢ええ、わたくしはあまり装飾品は身につけませんが…このペンダントだけは、可能な限り身につけています｣

小鳥｢ところで貴音ちゃん、そのペンダントの意味…知ってるかしら？｣

貴音｢意味…ですか？あの方がおっしゃったようにいつでも月が見られるようにと…｣

小鳥｢もちろんプロデューサーさんはそういう意図で贈ったんでしょうけど他にも意味があるのよ｣

貴音｢はて…｣