【モバマス】ルイージ「なぜ見た目がルイージになる薬を作った」ルイージ「にゃは♪」 (56)

※モバマスSS



ルイージ「何だよこの鼻とヒゲ。完全にルイージじゃないか」

ルイージ「アタシの手にかかれば容易いことなのだ! にゃは♪」

ルイージ「おっさんの声でにゃはとか言うなよ……」

ルイージ「あ、俺がプロデューサーです、ルイージになってるけど」

ルイージ「アタシが志希だよー、今ルイージだけど」

ルイージ「一体だれに何を言ってるんですか」

ルイージ「いや、言っておかないと自分自身でさえ分からなくなるもので」

ルイージ「それで、えーと……ルイージ」

ルイージ「ちひろです!」

ルイージ「ああちひろさんだったんですね」

ルイージ「びっくりですよもう、身体が地味なおっさんになってるんですから」

ルイージ「同じ緑色だから別にいいじゃないですか」

ルイージ「何がいいんですか!」



※モバマスSSです

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ルイージ「それで、ちひろさんもルイージになってるってことは……」

ルイージ「うちの事務所のアイドルは大体ルイージになってるかもね」

ルイージ「どうやってバラ撒いたんだよ!」

ルイージ「液体の薬なので、ミスト状にして事務所のそこらに散布してやった!」

ルイージ「だから事務所にいた人は大体ルイージになってるんじゃない?」

ルイージ「こいつ……」

ルイージ「で、なんでこんな薬作ったんですか」

ルイージ「面白そうだったから! 他に理由がいるかい?」

ルイージ「かっこよく言うトコじゃないだろうが」

ルイージ「にょわーー! Pチャンこれどうなって……」

ルイージ「あれ? Pチャンどこー?」

ルイージ「言動で誰なのか分かる人っていいですよね」

ルイージ「俺がプロデューサーだぞきらり」

ルイージ「うきゃー! Pチャンもルイージになっちゃったにぃ!?」

ルイージ「ルイージがバラ撒いた見た目がルイージになる薬のせいだな」

ルイージ「ルイージって、どのルイージ?」

ルイージ「お前だよルイージ!」

ルイージ「ルイージがいっぱいだにぃ」

ルイージ「ちょっと、既に訳が分からなくなってきてません?」

ルイージ「でもでもぉ、皆と目線が同じなのは、なんだか新鮮な感じだよぉ!」

ルイージ「そうか、きらりは他の子より背が高かいからな」

ルイージ「みんなルイージだけどね」

ルイージ「あうぅ……ルイージになってるとか、いぢめですか……」

ルイージ「あれ、机の下にもルイージがいた」

ルイージ「ある意味一番ルイージに近いよな」

ルイージ「身体が大きくなったせいで机の下が狭いんですけど……」

ルイージ「出てこいよルイージ」

ルイージ「むーりぃー……」

ルイージ「出てこないとハスハス……あ、今ルイージの匂いしかしないからやっぱいいや」

ルイージ「ルイージじゃなくてもりくぼですけど……」

ルイージ「でもルイージだよぉ?」

ルイージ「もりくぼなんですけど……あれ、ルイージ……あれ?」

ルイージ「そこ、なんで迷うんですか」

ルイージ「闇に飲まれよ!」

ルイージ「おう、やみのまー」

ルイージ「ふふ、一度やってみたかったんですよねー」

ルイージ「お前蘭子じゃねえのかよ!」

ルイージ「何でルイージの姿の時に真似するんですか」

ルイージ「ややこしいんですけど……」

ルイージ「え、あれ? すごいバッシング受けてる……えと、ごめんなさい?」

ルイージ「で、どちら様?」

ルイージ「ルイージです!」

ルイージ「ルイージなのは見れば分かるんだよ!」

ルイージ「あ、間違えました、島村卯月です!」

ルイージ「卯月チャンおっすおっす!」

ルイージ「それで、これどうなってるんですか?」

ルイージ「今聞くの? 最初に聞くものでしょ?」

ルイージ「……」

ルイージ「あ、また誰か来ました」

ルイージ「今ルイージが7人いますね」

ルイージ「イイ感じに混沌だねー」

ルイージ「これ以上ルイージが増えると収集つかないからやめてほしいんだけどな」

ルイージ「……」

モミッ

ルイージ「うひぃ!?」

ルイージ「うわあああああああ!!!!」

ルイージ「オエエエエーーーー!!!!」

ルイージ「揉んだ本人が叫ぶんですか……」

ルイージ「あたしは女の子を揉みたいのにぃぃ!」

ルイージ「周りには緑のおっさんしかいないなんてぇぇ!!」

ルイージ「愛海ちゃんですね、このルイージ」

ルイージ「ルイージの姿で女の子揉んだら犯罪だからな?」

ルイージ「やばい、ルイージ揉んだら吐き気してきた」

ルイージ「そりゃあルイージがルイージ揉んでたらだれでも気色悪いと思うが」

ルイージ「あの、こっち向かないで欲しいんですけど……」

ルイージ「どうなってるんですかこれ?」

ルイージ「またルイージが増えた」

ルイージ「8人目だにぃ」

ルイージ「よう、春菜」

ルイージ「おや、私が私だと分かるんですか」

ルイージ「だって眼鏡かけてんだもん」

ルイージ「ふっふっふ! こういう時にアイデンティティを発するのが眼鏡なんですよ!」

ルイージ「個性は大事だにぃ☆」

ルイージ「というわけで眼鏡どうぞ」

ルイージ「あ、はい」

ルイージ「いやいや待て待て、みんなでかけたら結局誰がどのルイージなのか判断つかないじゃないか」

ルイージ「大丈夫です、眼鏡のデザインが一つ一つ違いますから!」

ルイージ「私にはどれも一緒に見えるんですが」

ルイージ「分からないんですか? ほら、例えばこの眼鏡はレンズの厚さが」

ルイージ「そんな細かいトコ分かるか!」

ルイージ「ふわぁー……ルイージだよぉー……」

ルイージ「ルイージですねー、あ、暑いので脱いでいいですか?」

ルイージ「体が軽いです! 若いっていいですね! ……あ、いや、JKなんですけどね!」

ルイージ「こういう時こそ走りましょう!ルイージみんなで!」

ルイージ「フヒヒ……キノコー……ワンナップー……」

ワイワイガヤガヤ

ルイージ「ルイージが増えてきましたね」

ルイージ「ルイージが沢山……ゲシュタルトほうかいぃ……」

ルイージ「ああ、お隣さんだったのか……フヒ」

ルイージ「一人くらい女の子がいたっていいのに」

ルイージ「なあ、これどうやったら元に戻るんだ?」

ルイージ「うきゃ? 知らないにぃ」

ルイージ「あれ? おーいルイージ」

ルイージ「はい?」

ルイージ「呼びましたか!」

ルイージ「ルイージは呼んでねえよ! ルイージを呼んでるんだ俺は!」

ルイージ「ねーねー、言ってること自分で理解してゆ?」

ルイージ「だからどのルイージなんですか!」

ルイージ「どのルイージって、ルイージはルイージだろ?」

ルイージ「いや、ルイージなのは間違いないんですけどね?」

ルイージ「はいはい、私がルイージです!」

ルイージ「みんなルイージなんだけど」

ルイージ「私のサイキックで誰が誰かを判別しましょう! ムムム……」

ルイージ「はい!あなたが卯月ちゃんですね!」

ルイージ「ふわぁー……うづきになったよぉー……?」

ルイージ「あれっ」

ルイージ「違うじゃん」

ルイージ「うふふ……ルイージの姿になったとしても、まゆはPさんのことだけは分かるんですよぉ」

ルイージ「ね、Pさん?」

ルイージ「ん? 眼鏡が欲しいんですね?」

ルイージ「あれ?」

ルイージ「あの、眼鏡かけてるんだからそのルイージとは間違えないでくださいよ」

ルイージ「脱ぎました!」

ルイージ「男の裸なんて見たくないぃー!!」

ルイージ「ルイージ×ルイージ……うーん、可能性を感じないんだじぇ」

ルイージ「どうやったら元に戻るんだ!」

ルイージ「走ればいいんじゃないんですか!」

ルイージ「お前じゃない!」

ルイージ「はわぁ!?」ドテッ

ルイージ「あいたた……転んじゃいましたー……」

ルイージ「ルイージの姿でドジっ子やってもねぇ……」

ルイージ「にゃあ、どこを見てもルイージばっかりにゃあ」

ルイージ「うーん、みんな同じってのはなんだかロックじゃないよねロック」

ルイージ「なんで語尾にロックってつけてるんだにゃ、そうでもしないと個性確立できないのかにゃ?」

ルイージ「そういうあんたこそ、にゃあにゃあ言い過ぎじゃないロック?」

ルイージ「にゃあー! うっさいにゃあ!」

ルイージ「そっちから言い出したんでしょロック!」

ルイージ「なんだその口喧嘩」

ルイージ「あぁー……カワイイボクがこんなへんてこおじさんになってしまうなんて……」

ルイージ「いや……ルイージになっても、カワイイと思う……フヒ」

ルイージ「ホントですか? ボクカワイイですか!? フフーン!」

ルイージ「あ、ごめん、やっぱ無い……ルイージは無い……」

ルイージ「ちょっと!」

ルイージ「ふふ……この体、い、いい感じに、幽霊と仲良くなれそう……」

ルイージ「ちょ、怖いこと言わないでくださいよ!」

ルイージ「ほら、ルイージさんの後ろに……」

ルイージ「どのルイージ?」

ルイージ「あ、えっと……なんか、全体的に、薄く」

ルイージ「薄くって、どういうことですか」

ルイージ「……は!? これこそ影分身の術!」

ルイージ「あやめ、いや、ルイージはついに忍者として成長しました!」

ルイージ「ルイージになるの?」

ルイージ「いやあ、もうルイージでいいんじゃないかな」

ルイージ「何がいいんですか……」

ルイージ「あ、ミスト状で散布したから、そろそろ効果が切れると思うよ」

ルイージ「お前がルイージか!」

ルイージ「だからみんなルイージなんだにぃ」

ルイージ「いやルイージなのは分かってんだけどさ」

ボンボンボンッ

卯月「あ、戻りました!」

春菜「戻るのはあっさりなんですね」

きらり「どうなることかと思ったにぃ」

裕子「これがサイキック・エフェクトイレイズです!」

幸子「何もしてないと思うんですが」

愛海「やっと戻った! これで」

清良「はい確保」ガシッ

愛海「……い、いたんだ」

清良「予防は重要ですからね」

歌鈴「あ、戻ったんですね」

みく「歌鈴チャン、スカートめくれてるにゃ!」

歌鈴「え、あ、はわぁ!?」

愛梨「あ、戻りましたねー」タユン

ちひろ「愛梨ちゃん服着て!!」

マリオ「これで一安心だな」

まゆ「そうですねPさ……ん?」

マリオ「ん?」

まゆ「あ、その……Pさん?」

マリオ「どうした?」

まゆ「えっと……良く考えたら気のせいでした」

マリオ「?」

志希「うーん、案の定ミスト状だと効果時間が短かったから、次は濃度を上げて」

マリオ「おい?」

志希「あ、にゃはは……」

みく「あ、そろそろ仕事の時間にゃ」

李衣菜「仕事前に元に戻ってよかったね」

茜「では、行ってきます!」

ちひろ「いってらっしゃーい」

ちひろ「あ、私買い出しに行ってくるので、留守番お願いしますねプロデューサーさん」

マリオ「はい」

バタン

マリオ「…………」



マリオ「なんで誰も俺がマリオになってることに突っ込まねえんだよ!」

マリオ「なんでみんな平然と受け入れてんの!? おかしいだろ!」

マリオ「ルイージの次はマリオだよ! どうすりゃいいんだよ俺!」

輝子「…………」

輝子「(プ、プロデューサーが何か喚いてる……)」

ルイージ「……」スッ

輝子「(あ、お隣さん……元に戻ってなかったの?)」

ルイージ「元気出しなよ、兄さん」ポンッ

マリオ「えっ」

輝子「……!? 、!?!?」



おしまい

スレタイオチばかり目指してるせいで締めが弱いのは御愛嬌
盛り上げてくれた画像先輩に感謝、どこから画像集めてるんだww

そして見てくれた人、ありがとう

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