【モバマスSS】鷺沢文香「身体が・・・熱い・・・!」 (24)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSとなります。

ネタ自体はよくあるものなので、皆様は食傷気味かもしれませんが、楽しんでいただけると幸いです。

キャラクターの性格や口調に違和感があったら申し訳ありません。

ちなみにこちら、前作です。

【モバマスSS】佐々木千枝「指切り」
[モバマスSS]佐々木千枝「指切り」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423480351/)

今作とは全くつながりはありませんので、よろしければこちらも見てくださると
嬉しいです。

それでは始めさせていただきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438780522

事務所


ガチャ


鷺沢文香「ただいま戻りました・・・」

千川ちひろ「あら、文香ちゃん、お帰りなさい」

文香「お疲れ様です・・・ちひろさん・・・」

ちひろ「・・・?大丈夫?ずいぶん疲れているようだけど・・・」

文香「大丈夫です・・・今日はマストレさんのトレーニングでしたから・・・」

ちひろ「ああ、なるほど・・・マストレさんは本当にスパルタだものね・・・お疲れ様」

ちひろ「確か今日は文香ちゃんはもうオフだから、ゆっくり休んでください」

文香「はい・・・そうさせていただきます・・・」

ちひろ「あ・・・ごめんなさい、ちょっと備品の買い出しに行ってきます。
    文香ちゃん悪いんだけど、お留守番頼んでもいいかしら?なるべく早く戻りますから」

文香「お留守番・・・分かりました・・・」

ちひろ「ありがとう。冷蔵庫に飲み物が入ってますから、それでも飲んでくつろいでいてね」

文香「はい・・・」

ちひろ「じゃあ、お願いね!行ってきます!」

シーン…


文香「・・・とりあえず・・・何か飲みましょう・・・」レイゾウコガチャ

文香「えっと、中身は・・・エナドリにスタドリ・・・」

文香「・・・どうしましょう・・・この二つはちょっと苦手です・・・」

文香「何か・・・他には・・・」

文香「あっ・・・お水があります・・・これにしましょう・・・」


パキッ


文香「ん・・・ん・・・ん・・・ッ!?」

文香「何…これ・・・苦い・・・?」


ドクンッ


文香「!?こ・・・れは・・・何・・・!?身体が・・・!」

文香「身体が・・・熱い・・・!それに・・・ゲホッ、息が苦しく・・・!」

文香「だ・・・駄目・・・意識・・・が・・・」


ドサッ…

モバP「やれやれ・・・今日も営業やら何やらで大忙しだな。疲れたよ全く・・・」

モバP「まあその疲れも、アイドルたちの楽しそうな顔を見ればいくらでも吹き飛ぶけど」


ガチャ


モバP「ただ今戻りましたー」


シーン…


モバP「あれ、誰もいないのか?おーい、ちひろさーん?」

モバP「いない・・・?買い物か何かか・・・?だったら鍵くらい閉めていってくれよ、不用心だな・・・」

モバP「とりあえず、冷蔵庫のスタドリでも飲みますか・・・って」

モバP「何だこりゃ・・・服の山?」

「う、うーん・・・」モゾモゾ

モバP「うおっ!?」

「ここは・・・そうだ、確かお水を飲んで倒れて・・・」

「・・・?プロデューサーさん?」

モバP「う、うん確かに俺はここのプロデューサーだけど・・・君・・・誰だい?」

「え、私です・・・鷺沢です・・・鷺沢文香です・・・!」

モバP「え、文香?嘘だろう!?」

文香?「ほ、本当です!どうしてそんな事・・・!」

モバP「いやだって・・・」









モバP「どう見ても・・・小学生じゃないか!」

ぷち文香「え」チョコーン






ぷち文香(以下文香)「そ、そんな・・・どうしてこんな事に・・・!?」

モバP「っていうか・・・本当に文香なのか・・・?」

文香「そうです!信じてください!」

モバP「・・・田山花袋の作品は?」

文香「瓜畑、ふる郷、重右衛門の最期、蒲団、少女病・・・」

モバP「OK間違いなく文香だな」

モバP「しかし何でいきなりこんな事になったんだ?・・・って」

文香「・・・?」

モバP「えーと、文香。非常に言いにくい事なんだが」

文香「はい・・・何でしょう?」

モバP「その・・・色々と見えかかってる・・・すまん・・・」

文香「・・・!」カァァァァァァァ////

文香「す・・・すみません・・・!」

モバP「い、いや、謝るのはこっちのほう・・・いや、それよりまずは着替えを探そう!
    こんな所誰かに見られたらヤバい―」

ガチャ

ちひろ「手伝ってくれてありがとうございます、早苗さん。助かりました」

片桐早苗「いいっていいって!普段ちひろちゃんやPくんには世話になってるからね~。
     こういう時くらい力にならないと!」

ちひろ「ふふっ、じゃあこれからはどんどん頼っちゃおうか・・・」

早苗「・・・?どうしたの?ちひろちゃ・・・」

モバP「あ」

文香「あ・・・」

ちひろ「」

早苗「」

モバP「あ、あの、違うんです、ちひろさん、早苗さんこれは・・・!」

ちひろ「早苗さん」

早苗「何?」

ちひろ「やっちゃってください」

早苗「OK♪」

モバP「いやだから、ちょ、待ってくださ・・・!ぎゃああああああああああああ!!」

モバP「」ボロッ

早苗「よし、悪は去ったわね。君、大丈夫?何もされてない?」

文香「あの、早苗さん、違うんです・・・」

早苗「ん?何か君・・・どっかで見たことあるような~・・・」

文香「わ、私です・・・文香です・・・!」

ちひろ「え!?」

早苗「文香ちゃん!?」

頑張って下さい!応援してます!!

>>10うわ、ありがとうございます!


モバP「あー、痛つつ・・・ひどい目にあった・・・」

早苗「ご、ごめんねPくん・・・」

モバP「いえ、いいですよ。誤解しても仕方がない場面でしたし・・・」

ちひろ「しかし買い出しに行っているわずかな時間の間に、一体何があったんですか?
    某名探偵の漫画じゃないんですから」

モバP「そうだ、文香どうしてこんなことになったんだ?何か心当たりはあるか?」

文香「えっと、冷蔵庫の中にあったお水を飲んだら、急に身体が熱くなって・・・それから息苦しくなって・・・
   そこから先は意識が・・・」

モバP「水?ああ、このペットボトルのか」ヒョイ

早苗「見た感じは普通のお水に見えるけど・・・」

ちひろ「私、昨日事務所を出る直前に冷蔵庫を開けましたけど、その時はこんなのありませんでしたよ?」

早苗「一体誰がこんな物作ったのかしら・・・」

モバP「まあ、こんな漫画チックな物、作れるやつなんてかなり限られますけどね・・・」

バタンッ

一ノ瀬志希「たっだいま~♪あっ、皆ちょーどいいところに!仕事終わりで疲れたから、ハスハスさせて~!」

早苗「尋問」

モバP「開始だな」

志希「あのー」

モバP「何だ?」

志希「何でアタシ、正座させられたうえ3人に囲まれてるのかな?」

早苗「自分の胸に聞いてみたらどう?」

志希「いやー何の事だか分かんないけど、そんな怒ってると、小ジワ増えるよ♪」

早苗「よーし、シメる」

モバP「ちょ、早苗さん落ち着いて!志希、お前もわざわざ煽るな!」

志希「にゃは~ゴメンゴメン。で?何でアタシ正座させられてるの?」

モバP「あれを見ろ、あれを」クイッ

志希「んん~、何あの子?あんな小っちゃい子うちに居たっけ?」

文香「あの・・・志希さん・・・私です。鷺沢です・・・」

志希「え?・・・ああ!そういう事か!あれ、飲んじゃったんだ」

モバP「やっぱりお前の作った物だったんだな・・・で、一体何なんだ?」

志希「あー、あれはねー・・・」

モバP「アリス?」

ガチャ

橘ありす「呼びましたか?」

モバP「いや、違うぞ」

ありす「空耳ですか、失礼しました」

バタン

モバP「で、そのアリスってのがその薬の名前なわけか」

志希「そそ!その薬を飲むと何と体が子供になっちゃうのだー!」

モバP「また何つーはた迷惑なものを・・・というか童話のアリスに出てくる薬は、体が小さくなるだけで
若返るわけじゃないだろ」

志希「いやー、最初はそれを作ってみようか、って考えたんだけどさー。その直後にある人から頼まれた方のが
面白そうだなーって思って、この子供になる薬にしたんだよねー。アリスの名称はその名残ってわけ」

モバP「誰だ?そのある人って?」

志希「川島さん」

ちひろ「瑞樹さん・・・」ホロリ

モバP「はあ・・・まあいい、で?ちゃんと元に戻せるんだろうな?」

志希「うーん、戻せると思うけど、解毒剤作ってないんだよねー。この後のレッスン潰しちゃう
位の時間はかかるよ?」

モバP「あー、もう分かったよ。今日のレッスンは俺の方から連絡しといてやるから」

志希「ハイハ~イ♪んじゃね~」

バタン

モバP「さて、じゃあ解毒剤は志希に任せるとして・・・」

ちひろ「あの、取り敢えずまずは文香ちゃんに何か着せませんか?」

モバP「あ、そうですね、早苗さん、すみませんけど、衣裳部屋から何か
探してきてくれませんか?」

早苗「分かったわ、流石にP君に探させるわけにはいかないものね。ちょっと待ってて」

モバP「すまんな文香、もう少し辛抱してくれ」

文香「はい・・・」

―数分後―

文香「あの、これは・・・」

早苗「いや、単純に文香ちゃんに合うサイズのがそれ系しかなくてさ・・・」

文香「だからって何で・・・」

文香「何で仁奈ちゃんの着ぐるみなんですかぁ・・・」モフーン

モバP「・・・・・・・・・・・・・・・」

ちひろ「・・・・・・・・・・・・・・・」

文香「ぷ、プロデューサーさん・・・?ちひろさん・・・?」

モバP・ちひろ「可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」モフモフモフモフ!

文香「ひゃあああああああああああ!」

モバP「何だよこれ天使かよこの世に舞い降りた天使か何かかよこれは反則だろ禁断の園に足踏み入れちまいそうだよコンチクショウ!」

ちひろ「いけないわこれはいけないわこれは志希ちゃんGJよこれは!」

早苗「ええい、二人とも落ちつけい!」ドゴォッ

二人「ぎゃふんっ」

早苗「全く・・・文香ちゃん大丈夫?」

文香「は、はい・・・助かりました・・・」

早苗「まぁでも二人の気持ちも分かるわね。今の文香ちゃん、最強にキュートよ♪」

文香「うう・・・複雑な気分です・・・私、クール部署なのに・・・」

モバP「よし、折角だ!みんなも集めて文香の着ぐるみファッションショーをやるぞ!」

文香「え、ええ!?」

早苗「あ、P君にしてはナイスアイデアね!おーい、皆ー!」

ナニナニー? ドシタノー? プロデューサーガナンカヤルンダッテサー

文香「し、志希さん、早く戻ってきてください・・・!」///

その後志希が解毒剤を作ってくるまで文香は皆の着せ替え人形にされましたとさ・・・


おしまい

なんとなく
小っちゃい文香が
見たかった

以上です。見返してみると前回書いたSSより短い・・・
精進いたします。

何か書いてる内に仁奈ちゃんと着せ替えごっこをする羽目になったぷち文香とか、川島さんを尋問する
Pと早苗さんとかのやり取りとか、色々ネタが浮かんできたので、近いうちにまた頑張って書いてみようかなと思います。

読んで下さった皆様ありがとうございました。

ではHTML申請してきます。

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