間宮さん あぁ間宮さん 間宮さん (120)

執務室


吹雪「司令官、失礼します!」コンコン

シーン…

吹雪「あれ?」

白雪「ご不在でしょうか?」

深雪「作戦立案ほったらかしてどこ行ったんだよ~」

初雪「ずるい…私もサボりたい…」


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長門「…」テクテク

吹雪「あ?長門さん?司令官がどこに行ったか知りませんか?」

長門「提督がいないのか?……さてはまた「間宮」に入り浸っているな」

深雪「間宮さんのとこ?アイスでも食いにいってるのかな?」

長門「それだけなら良いがな…」

初雪「?」

甘味処間宮


間宮「は~い、提督。いつものアイスが出来ましたよ」

提督「おぉ!待ってたぞ、間宮さん」

間宮「はい、じゃあ“いつもの”ですよ~」スプーンスクイ

提督「ウヘヘ」デレ

間宮「はい、あ~ん♪」

提督「あ~ん」

提督「ん~!蕩けるように甘くて美味しいよ。まるで間宮さんそのものみたいだ!」

間宮「やだ、提督ったら~。お上手なんだから」

間宮「“わたし”は昨晩散々召し上がったじゃないですかぁ」

提督「まだまだ…間宮さんなら三日三晩かけて味わいたいくらいさっ」キリッ
間宮「もうっ……それじゃあアイスじゃなくて、もっと精のつくお食事作らなきゃ」ポッ ////




伊良湖「…」

店の外


吹雪「」
白雪「」
初雪「」
深雪「」

吹雪「え?何?司令官と間宮さんって…」

白雪「そういう関係だったの!?」

初雪「暑い…っていうか熱い」

深雪「いや、それよりヤバイのはあの空間に取り残されてる伊良湖だろ!?」


店内

提督・間宮「♪」イチャイチャ



伊良湖「…」

店の外


吹雪「お客さんなら入るのを躊躇えばいいけど…」

白雪「店員さんはそうはいかないよね…」

深雪「何とか連れだしたほうがいいんじゃ…」

初雪「あの空間に入ってくとか無理だし…」

吹雪「ゴメンね…伊良湖ちゃん…」

提督「なぁ間宮さん…このあとデートしない?」

間宮「ふふ、嬉しいですけど、お店もありますから…」

提督「くぅ!つれないなぁ…間宮さんを秘書艦にできればいいのに…」

間宮「私も、もっと提督と一緒にいたいのですけど…」モジ

提督「間宮さん…その言葉だけで嬉しいよ!そうだ、いっそココに執務室を持ってこよう!」

間宮「まぁ!それなら提督と一緒にいれますし、秘書艦の子もすぐアイスが食べられますね!」

提督「でしょ~?」

提督「ま、それは先の話として…今日、お互い仕事が終わったら、さ…」

間宮「はい……提督のお部屋へ伺います」ポッ




伊良湖「…」ウツロ

店の外


吹雪「もうやめて!」

白雪「伊良湖ちゃんの装甲はとっくに…」

深雪「そもそもあの二人はいつの間にあんな関係に…」

初雪「裏返すと伊良湖ちゃんが耐えてきた期間はいったい…」

金剛「・・・」

榛名「・・・・」

陸奥「・・・・」

如月「・・・・」

全提督LOVE勢「・・・・・」

店内


提督「あぁ間宮さん…名残惜しいけど、そろそろ仕事に戻らなきゃ」

間宮「はい、私はいつまでもお待ちしています……だからお仕事頑張ってくださいね」

提督「行ってくるよ。でも、その前に」ギュッ

間宮「あっ…」

提督「ふふ…間宮さん分の補給だ」ムチュウウウ

間宮「あ……ん…っ」ズキュゥゥゥン





伊良湖「…」

店の外


白雪「ほわぁぁぁっ」///

初雪「濃厚なやつ…」

吹雪「し、舌とか入れちゃって…うわわわ…」///

深雪「仮にも公共の場で…」

初雪「っていうか伊良湖ちゃん、いつもこんなの見て…見せられてるの?」

吹雪「あ、司令官がお店を出た」

店内


間宮「いってらっしゃい、提督」テヲフリー

伊良湖「…」

間宮「あ、ごめんなさいね、伊良湖ちゃん。下拵えやってもらっちゃって…」

伊良湖「まみやさんとていとくがなかよくするじかんがつくれるならこれくらい…」

間宮「まぁ、ありがとう、伊良湖ちゃん!応援してくれて嬉しいわ!」

伊良湖「いえ…」

一方、吹雪たち第十一駆逐隊は…


提督「…」テクテク

吹雪「あ、あのっ、司令官」

提督「おや、吹雪、それに皆も…そうか任務が完了したか」

吹雪「はい…それで報告にと思ったんですが」

初雪「司令官が間宮さんのとこに入り浸ってた…」

提督「はは、すまんすまん」

白雪「あ、あの…司令官は間宮さんとは…その…」

提督「ん?」

深雪「随分深い仲みたいじゃんかよ~」

吹雪(深雪ちゃん尋ねにくいことをストレートに言った!)

提督「ふっ、そうだな。俺は間宮さんのことを一番愛してる。許されるなら今すぐ結婚したいくらいだ!」

白雪「ふわぁぁぁ」///

吹雪「言い切った!」////

初雪「まさか他に浮いた話がなかったり、ケッコンカッコカリを誰ともしてないのは…」

提督「俺はもう間宮さん以外とそういうことは考えられなくてな」

深雪「すげ……ん?」




間宮「て、提督…」ホロリ




吹雪「ま、間宮さん!?」

間宮「て、提督にお茶受けの差し入れでも、と思って追いかけてきたんですが…その…今のは」ポロポロ

提督「俺の偽りない気持ちだよ…何も泣かなくても。愛の言葉ならベッドの那珂で何度も囁きあったじゃないか」ギュッ

間宮「だ…だって嬉しくて…」ギュッ





吹雪たち「……」

提督「確かに今は間宮さんと結婚できない…でもいつか必ず。そう、深海棲艦との戦いに勝利すれば、間宮さんも普通の女の子に戻れる…そうすればきっと…」

間宮「提督…はい、私その時が来るのを信じてます」ギュッ




白雪(司令官ってもしかしたらかっこいいのかも知れません…)

提督「待っていてくれ。俺は間宮さんのためなら、那珂ちゃんのコンサート中に『ま、間宮さ~ん!まっ、まっ、まっ、みゃぁ~~』と叫ぶことも厭わないよ」

間宮「もう、ファンの人に怒られちゃいますよ」




白雪(でも何か気持ち悪いです!)

初雪(大丈夫…みんな同じ事思ってる…)

なかが那珂で一発変換されるなぁ
よし、那珂ちゃんはベッドの中で提督と間宮さんが愛し合うのを見せつけられたという設定にしよう
おやすみ!

提督・間宮「♪」イチャイチャ



吹雪「……私達、伊良湖ちゃんを手伝ってきますね」


甘味処間宮

ガラッガラッ

伊良湖「いらっしゃいませ~」

吹雪「あの、伊良湖ちゃん…」

白雪「間宮さんと司令官のお(のろけ)話が長くなりそうなので、お手伝いに来ました」

伊良湖「わぁ、ありがとうございます!提督さんがお帰りになったあとはお客さんも大勢いらして…」

深雪「みんな入りづらかったんだろうな…」

初雪「ある意味、営業妨害…」

初雪「…ところで司令官と間宮さんはいつもあんな感じなの?」

伊良湖「…はい」

吹雪(伊良湖ちゃんのハイライトが……消えた!?)

伊良湖「なかむつまじくてすてきなおふたりですが、わたしがいるとおじゃまになりそうなのでろうにんぎょうのようにじっとしているんです…」

白雪「伊良湖ちゃん」ブワッ

伊良湖「まみやさんとわたしのしんしつはとなりどうしなのですが、となりからあいしあうこえがきこえてくると、ひとりねのわたしにはつらくて…」ポロポロ

深雪「わかった!もういいっ!もうやめろぉ!」

初雪「なんか…ゴメン…」

吹雪「じ、じゃあさ!司令官と間宮さんの馴れ初めは知ってる?」

伊良湖「えっ?そうですね…詳しいことは聞いてないんですが…」

白雪(目に光がもどった)

伊良湖「着任している艦娘さんの練度が高くなってきた頃から、提督さんがここによく顔を出すことが多くなって…」

伊良湖「間宮さんとお話していましたね。そうしたらいつの間にか…」

吹雪「あ、それって…」

深雪「知っているのか?吹雪!」

吹雪「金剛さん達がケッコンカッコカリを司令官に迫っていた時じゃない?」

初雪「あぁ~」

白雪「司令官、強要されて形だけのケッコンは出来ないって、誰ともケッコンカッコカリしなかったよね」

伊良湖「いろんな方に迫られて追い詰められた提督さんを、間宮さんがお菓子を作ってあげたりして優しく慰めてたんです」

吹雪「そのうちに結ばれちゃったのかぁ」

初雪「ケッコン候補者に追い詰められて、ケッコンできない相手といい仲になるとは皮肉…」



ガラガラッ

間宮「ただいま~」

伊良湖「あっ、間宮さん帰ってきました」

間宮「ごめんなさいね。提督と話し込んじゃって」ツヤツヤ

みんな(なんで肌がツヤツヤしてるんですか~ッ!?)

別の日

甘味処間宮


提督「…」ソワソワ

伊良湖「もーっ!落ち着いてください!間宮さんももうすぐ着替え終わりますから」

提督「す、すまんな。間宮さんと久し振りのデートだからな」

伊良湖「提督さん、毎日入り浸ってるじゃないですか」

提督「お出かけした際の間宮さんはまた別腹なんだよ。この間なんか…」ノロケノロケ

伊良湖「」

間宮「お待たせしました~」

提督「おお!間宮さん!今日も私服が素敵だ!」

間宮「そんなぁ…いつもエプロンだからお洒落には自信ないんです」

提督「そんなことあるもんか!エプロンで隠れてた間宮さんの肢体のラインが映えていて、とても似合ってるよ」

間宮「あん、提督?視線がイヤらしいですよ」クスクス

間宮「“ソレ”はデートが終わってから…ね?」

提督「おっと、すまない。まずは今日のお出かけを楽しもうな」スッ

間宮「はい」ギュッ

提督・間宮「~♪」コイビトテツナギ

間宮「それじゃあ伊良湖ちゃん、お店をよろしくね」

伊良湖「ハイ、イッテラッシャイ…」

続く
もし間宮さん派の提督諸氏がいたら、どうぞその妄想をぶちまけて下さい
拾えそうなのは拾っていきます

デート中

提督「間宮さん、どう?このお店気に入った?」

間宮「わぁ…可愛くて素敵な食器がたくさん…」

提督「鎮守府の食器はどうしても地味なのしかないからね…間宮さん、可愛い器に盛り付けもしてみたいって言ってたでしょ?」

間宮「そんな事まで覚えていてくださったの?」

提督「甘味だけじゃなくて、いつもみんなの食事も作ってくれるんだもの。できれば楽しく料理をしてもらいたいな、って」

間宮「そんなに考えていて下さるなんて…」

提督「この前鼻歌うたいながら料理している間宮さん見たら可愛すぎて、もう辛抱たまらんかったからね~」

間宮「嬉しいことを言ってくれますねぇ。それじゃあ今度は提督のお部屋でお料理しちゃおうかしら?」

提督「それは楽しみだ」


提督(エプロン“だけ”で料理してくれるのかな?)ササヤキ

間宮「もうっ、提督ってば!」

間宮(包丁や火を使ってない時だけですからね?)ササヤキ

提督「ははっ、そうだな。おっ、この茶碗!」

間宮「どうしたんですか?」

提督「まずはこいつを俺と間宮さんのお揃いの茶碗として買っていこう。それで、また次に来て少しずつお気に入りの食器を増やしていこうよ」

間宮「提督…はいっ、そうですね!」ニッコリ


アリガトウゴザイマシタ-


間宮「ふふ…提督とお揃いのお茶碗。食堂で使ったら注目されちゃいますね」

提督「見せつけてやればいいさ。それとも俺の部屋に置いておこうか?間宮さんにいつも通ってもらえるように」

間宮「ふふ、それも…悪くないですねぇ」

提督「だろ?」

提督・間宮「~♪」コイビトテツナギ

提督「さて、せっかくのデートだし、食事は此処にしよう」

間宮「え?ここは!?」

提督「海軍のお偉いさん御用達の仏料理レストランだ」

間宮「そ、そんな立派なところで?」

提督「でも、ここのシェフの料理を味わってみたいって言ってたでしょ?」

間宮「それはまぁ…給糧艦の職業病みたいなもので…」

提督「間宮さんのためになるなら構わぬッ!」

間宮「あっ、はい」

食事中


間宮「ふぅむ…やっぱり良い食材を使っているというのもありますが、調味料の工夫や火の入れ加減もしっかりしていますね。盛り付けもお見事です。勉強になりますね」ウンウン

提督「…」ジーッ

間宮「あ!ごめんなさい!私ったら、お料理の出来に夢中で…」

提督「いいんだ!料理に一生懸命になってる間宮さんは凄く素敵だからね!」b グッ

間宮「そ、それは…提督が…美味しいって言ってくれると…一番嬉しいから」///

提督(間宮さんかわいい!)

レストラン外

提督「さて、今日のところはこれで帰ろうか」

間宮「とても楽しかったですよ」

提督「ホントはもっと長くデートして回りたかったけど…」ギュッ

間宮「あっ」ウデヲクミ

提督「短い分の埋め合わせじゃないけど、鎮守府までこうして帰ろう」

間宮「……はい!」ギュッ!




提督「ホントの埋め合わせは夜に俺の部屋で、ね」ヒソヒソ

間宮「提督ったら! …………いっぱい可愛がって下さいね」ヒソヒソ

続く
こんどは耳かきとか通い妻とかやってみます

またまた別の日


間宮「は~い、提督、どうぞ?」

提督「ああ…よっと」ゴロン

提督「間宮さんのひざ枕は気持ちいいなぁ」スリスリ

間宮「あんっ!もう…耳かきができませんよ?」

提督「へへ、ごめんごめん…」

サリッサリッ

間宮「どうです提督?痛くありませんか?」

提督「大丈夫、とっても気持ちいいよ」

間宮「はい、じゃあ反対側も…」

クルッ ゴロン

間宮「え?」

提督「間宮さんのお腹もふもふ~」

間宮「て、提督、うごいちゃだめぇ」

提督「ふふ…間宮さんのエプロン、すごくいいニオイがして落ち着くよ」

間宮「提督ってば…」

サリッサリッ

間宮「はい、こっちの耳も終わりです」

提督「ふあぁ…とても良かったよ、間宮さん」

間宮「お粗末様でした」


間宮「あの…提督?」

提督「ん?」

間宮「私も…その…」モジモジ

提督「…」

間宮「えっと…」モジモジ

提督「ふっ…」

提督「おいで」ヒザポンポン
間宮「……っ」ジーン

間宮「えいっ!」ポフン

提督「間宮さんの可愛いとこが見れて嬉しいよ」ナデナデ

間宮「…うふふ、素敵な気分です」エヘ





↑甘味処間宮の御座敷席で展開中


伊良湖「……」

吹雪「う、うわぁ」

伊良湖「うふ、ていとくさんもまみやさんも、なかよしさんなんですから…」パチン パチン パチン

白雪「伊良湖ちゃん!?調理用ハサミを持ち出してどうする気!?」

伊良湖「え?なにもしませんよ?ただ『ウルトラマンタロウ』の11わをみたから、そのまねをしているだけですってば」パチン

白雪「なんでタロウ?」

深雪「ってか11話はやめろぉ!」

吹雪「ど、どうせなら29、30話にしよ!ね?」

初雪「頑張ればベムスター倒せるから…」

ベムスター参考資料→★

さらに別の日


提督私室

コンコン

提督「はい?」

間宮「あっ、提督。いらっしゃったんですね、よかった!」

提督「間宮さん?どうしたの?」

間宮「うふ…今日は提督のお夕飯を作りに来ました」

提督「そんな…俺のほうから出向くのに。わざわざ来てくれたのか」

間宮「貴方のために…作りたかったんです」

提督「間宮さん…」ジーン

トントン コトコト グツグツ

間宮「トテモウレシーカッタヨ キミガワライカケ-テクレタ♪」

提督「やっぱり料理してる間宮さんは素敵だなぁ」ダキツキ

間宮「あっ…もう!提督ったら…めっ!」

提督「ふ…わかってるよ。まずは間宮さんの料理を頂いてからだ」





提督「ふぅ、食った食った。やっぱ間宮さんの料理は美味しいな!」

間宮「提督にそう言って頂けると嬉しいです!」

提督「ところでさ…間宮さん?」

間宮「はい?」

提督「俺の部屋まで来てくれたってことは…“デザート”も食べさせてくれる?」チュッ

間宮「んっ…んん…」ムチュゥ

間宮「んっ…あっ…もぅ、提督ってば、せっかちです」クス


シュルシュル パサッ


間宮「……さぁ、召し上がれ」プルン

提督「間宮さんっ!!」







突然ですがカメラは切り替わり伊良湖ちゃんへ



伊良湖「ふぁ~あ…」

初雪「伊良湖ちゃん、今日はのんびり…」

伊良湖「あ、いらっしゃーい」

吹雪「間宮さんはお出かけしてるの?」

伊良湖「うん、提督さんのとこに…」

白雪「あ、相変わらずアツアツだね」

伊良湖「きっとあさまでかえってこないとおもいます」ハイライトオフ

深雪「言わなくていいから!」

伊良湖「あ、それはそうと、間宮さんがお留守番のお礼に果物をくれました」

吹雪「わ!いつもはじゃがいもやニンジンが入ってる籠にフルーツが一杯!」

\オレンジ/ \バナーナ/\ブドウ/

深雪「あれ?オニギリも入ってるぞ?」

白雪「フルーツの籠の中にオニギリ?」

白雪「変わってる…」

伊良湖「オニギリだけ仲間はずれは可哀相なんです!」

吹雪「フルーツバスケットだから?」

際どいシーンだったが伊良湖ちゃんが割って入ったので問題ないよね

間宮さんの胸は高翌雄愛宕に匹敵してるような…

またまた別の日


間宮「えっ?提督が前線に出られるんですか?」

提督「前線といっても、船に乗って皆の指揮をとるためだがな。今回の深海棲艦達は行動が不規則で、考えられる戦闘パターンも多岐に渡る。現地で逐一指揮をする必要があるんだ」

間宮「そんな…それなら私もお共します。護身用程度ですが武装もありますから!」

提督「駄目だ!給糧艦の間宮さんにもしものことがあったら艦隊の士気に関わる」

間宮「な、何を言ってるんです。提督に何かあれば士気どころじゃありませんよ!?」

間宮「あなたにもしもの事があったら」ギュッ

提督「お互い、大事な人を送り出したくはない、か…」ナデナデ

間宮「はい…」

提督「だが安心してくれ。今回はうちの主力部隊を全艦配置するんだから。な、榛名?」

榛名「……」

榛名「……そうですね」ハイライトオフ

提督「では、行ってくるよ」

間宮「どうかお気をつけて。御武運を祈っています」チュッ

提督「ん…」ムチュゥゥ

提督「ありがとう、間宮さん」

間宮「皆さんもお気をつけて!帰ったらアイスとかき氷とパフェでパーティしましょう!」

榛名「エ…?アッ、ハイ…」

スタスタ

提督「…」

榛名「…」ハイライトオフ

提督「どうした?榛名?」

榛名「…いえ」オフ

提督「俺がお前達をソデにして間宮さんを選んだこと…まだ許せないか?」

榛名「嫉妬していないと言えば嘘になりますが…あまり公の場でイチャイチャされるのは…」オフ

提督「そうか…」

榛名「榛名はともかく…金剛お姉様が…」オフ

金剛「」ウツロ

提督「悪いが間宮さんと愛し合うのは止められん」

榛名「えぇ…?」

金剛「…」

提督「間宮さんほどイイ女を愛するのに、一瞬たりとも手を抜いてたまるか!」クワッ

榛名「うわぁ…」

金剛「…」

提督「それでも気に入らないと言うなら後ろからでも撃ってこい!」

金剛「ッ!?」

提督「あ…俺のほうが後方配置か…まぁいい。来るなら来いやぁ!」

榛名「…お、お姉様がどれほど提督の事を想っているかも考えずに…っ」ギリ

提督「貴様らこそ俺が間宮さんをどれほど愛しているのかわかっているのかぁぁぁぁ」ゴゴゴゴォ

提督「アドミラルラァァァブ!!」ペカー

榛名「何の光ィィ!?」



金剛「…………いいかげんにするネ、テイトク」

提督「…」

金剛「イチャつくには、時間と場所を弁えなヨォォ!」ガシャン

金剛「くらうネ!愛と怒りと悲しみのぉ…バァァァニングラ…」

提督「踏 み 込 み が 足 り ん !」【切り払い】

金剛「!」

提督「その程度で俺と間宮さんの道を塞ぐなぁ!!」

金剛「シィーット!!テイトクは…ワタシ達の事を…恋の邪魔者くらいにしか思ってない!最低ネ!」

提督「あぁ、そうだ!俺は間宮さんと同じように他の娘も愛するなんて器用な事はできん!間宮さんしか愛せん!お前らもこんな男ほうって置いて良い人見つけろ!!」

榛名「え!?」

金剛「そう…いう…コト……っ」

提督「…」

金剛「ワカリマシタ…もうテイトクなんかこっちから願い下げネ!」

金剛「榛名!この戦いが終わったら素敵な海の男をみつけに行くよー。ボーイハントね!」ダダダ-

榛名「……」

提督「榛名ももう俺に愛想がつきただろう?」

榛名「いえ…提督のお考えはわかりました。どれだけ間宮さんを愛しているのかも…」

榛名「提督、榛名は大丈夫です!」ハイライトオン







長門「何が大丈夫か、わかったか?」

陸奥「さぁ?私には提督が『間宮さん好きだぁ!間宮さん愛してるんだよ!……』って叫んでるようにしかみえなかったけど…」

間宮さんに授乳手コキされたい

そして戦闘海域へ


提督「よーし…みんな良い感じで押しているな。しかし深海棲艦め…戦力を小出しにしてくるなんて何を考えているんだ?」

ビービ-ッ  ビービビビ  ビービッ

提督「ん?」

長門「緊急入電…これは!?」

長門「提督、大変だ!」






鎮守府


ドカーン ドカーン

伊良湖「きゃああああっ!?」

間宮「伊良湖ちゃんっ!?」

伊良湖「ううっ…まさか深海棲艦が鎮守府に直接侵攻してくるなんて」ボロッ

間宮「主力艦隊は出払って、残っているのは修理中や戦闘向きでない娘達ばかり…」

伊良湖「深海棲艦が不審な動きをしていたのもこのための陽動?」

ザッ…ザッ…

ヲ級「…ミツケタ」

間宮「!?」

伊良湖「もうこんな所にまで敵空母が!?」

ヲ級「給糧艦間宮……ミツケシダイ沈メル…」

間宮(私に狙いを?  なら…)

間宮「伊良湖ちゃん!貴女は逃げなさい!」

伊良湖「な、何を言うんです、間宮さん!?」

間宮「鎮守府の本館まで行けば、本調子でないとは言え、残存の娘達がいるはずよ。みんなで支え合って防げば、提督達が気付いて引き返してくるわ」

伊良湖「だったら間宮さんも!」

間宮「私は敵の目を引き付けます。狙いは私みたいだから」

伊良湖「そんな!?間宮さんに何かあったら…提督さんに何て言えばいいんですか!?」

間宮「……一緒になれなくてゴメンナサイ、って伝えて頂戴」ダダッ

伊良湖「ま、間宮さんっ!?」

ヲ級「逃ガサン!給糧艦間宮!」





間宮「ぜぇっ、はぁっ…私だって護衛用の武装はあるんです…っ!」ダァン

ヲ級「…フン」キィン

間宮「…っ!?」

間宮(ここまでかしら……)ガクッ

間宮(伊良湖ちゃんは無事に逃げ延びたかしら…)

ヲ級「…」ジリジリ

間宮(提督……ごめんなさい……)

ヲ級「艦載機…行ケ…」ブーンブーン

間宮「あぁ…ケッコン指輪…欲しかったなぁ…」メヲツブル



ヲ級「沈メ」



>>89
俺だって間宮さんの胸にむしゃぶりつきながら扱いてもらいたいよ!
なのに何で戦闘シーンなんて書いてるんだろう…
まぁ好きに書かせてもらうけど





『イメージしなさい…』




間宮(!?)




声帯の妖精さん『イメージして…車内販売をする貴女の姿を…そして貴女のことを想ってくれている、大切な人の事を…』

間宮(てい、とく……)

~~~(戦闘アニメーション)

ヲ級「給糧艦間宮、沈メル!行ケッ!艦載機!」

艦載機「…!」

~~~

【援護防御】

提督「うおおおぉぉぉ!!間宮さぁん!!」ワリコミ

間宮「えっ」

ドドドドーン

提督「…浅い!もっと撃ち込んでこい!」

~~~(戦闘アニメーション終了)

ヲ級「ヲッ!?」

提督「貴様ぁ!間宮さんに何てことしやがる!」

間宮「て、提督?どうしてここに…」

提督「間宮さんの声が聞こえたんだ…俺を呼ぶ間宮さんの声が!」


※説明しよう!
間宮さんは提督への想いをイメージすることで、提督に位置情報を知らせたのである。
目立たないが給糧艦間宮は通信設備も充実していたのだ!
車内販売しているサポートロボットのようなイマジネェェーション!である。

間宮「ああっ…提督…もう会えないかと思いました」ヒシッ

提督「もう大丈夫だ…間宮さんは俺が守る」ダキシメ
間宮「提督~」

提督「間宮さん!」

ヲ級「」



ヲ級「ハッ!?オノレ人間!邪魔ヲシテ…」

提督「邪魔をしたのはそっちだァァァ!くらえぇぇぃ、提督フルパワー!!」

ドコーン!!

ヲ級「ヲヲヲォォォ!?」

チュドーン!!





提督「間宮さん、大丈夫?歩ける?」

間宮「えぇ…何とか…ふふ、中破なんて初めて…」

提督「間宮さん、これを」つ軍服上着

間宮「あ、ありがとうございます」

提督「これからは間宮さんの肌を見るのは俺だけだから」グイッ

間宮「あっ…」///

間宮「ところで提督?」

提督「ん?」

間宮「一緒に出撃した皆さんはどうしたんですか?」

提督「あぁ、それは…」


~回想~

長門「鎮守府から入電!深海棲艦の別動隊により攻撃を受けている模様!」

提督「何ッ」

榛名「前線は陽動ですか」

金剛「…ヘイ提督?」

提督「何だ、罵るんなら後に…」

金剛「提督だけでも鎮守府に戻るネ」

提督「何?しかし、こちらの指揮も…」

金剛「囮部隊なんて私達だけで十分ヨ。提督はさっさと戻って間宮さんとイチャイチャしてやがれデース!」プイッ

提督「金剛……すまん…こちらは任せる!」





陸奥「え?提督一人で戻って戦力になるの?」

長門「陸の上ならなるんじゃないか?艦娘の攻撃切り払うし…」

~回想終わり~

提督「というわけだ…」

間宮「そうだったんですか…後で金剛さんにお礼を言わなきゃいけませんね」

提督「そうだな。ともかくひとまず戻ろう、俺達の鎮守府に…」テヲサシダシ

間宮「えぇ」テヲニギル

※意味はないけど提督の武装

→軍刀(格闘武器)
海軍制式小銃(射撃武器)
艦娘総攻撃(サイズ差無視)
提督フルパワー(バリア貫通)

特殊能力
・指揮官
・切り払い
・援護防御


さ、またまた間宮さんとイチャつきましょ

戦い終わって日が暮れて…


吹雪「まさか鎮守府が攻撃されるなんてね~」

白雪「ひやひやしました」

深雪「でも司令官が大暴れして追い払ったってことのほうが驚きだぜ?」

初雪「もう司令官ひとりでいいんじゃ…」

吹雪「で…間一髪間宮さんを助けた司令官は…」




間宮「はい、提督。あ~ん♪」

提督「あ~ん!」

間宮「よかった、提督とまたこうやってアイスの食べさせあいっこができて…」

提督「ふふ…もう間宮さんを危険な目には合わせたくない。ずっと俺の隣にいるんだ。いいね?」

間宮「はい、お側にいさせてくださいね」

提督「時々はクリスマスの時の衣装着てね?」

間宮「もう、今は夏じゃないですか」

提督「胸元が大きく開いてるからいいでしょ?」

間宮「やだぁ、提督ってば」

提督「ん~間宮さんのミルクを注文したいかなぁ…って」

間宮「まだミルクは出ません!」///

提督「じゃ…二人で協力して出るようにしようか」ササヤキ

間宮「うふっ、お手伝いしてくださるの?」///





伊良湖「」ボロッ

吹雪「伊良湖ちゃん!何もこんな時まで二人の側にいなくても!無理なら離れて!」

深雪「無茶しやがって…」

吹雪(司令官と間宮さんは、そんなことも気に留めず二人の世界に…)




提督「なぁ、間宮さん…」

間宮「はい?」

提督「この戦いが終わったら…」



白雪(で、出ました!『この戦いが終わったら~』)

深雪(うわぁ…立てちまうか)

初雪(死の宣告と同義…)

提督「…と、思ったが終わるまで我慢できん!これを受け取ってほしい」

間宮「ゆ、指輪?でも私にはケッコンカッコカリは…」

提督「これはカッコカリの指輪じゃない。なんの変哲もない、ただの…」

提督「結婚指輪だ!」

間宮「え?」

提督「間宮さん、このまま婚姻届けにサインしてくれ!」

間宮「つ、つまり、カッコカリじゃなくて…」

提督「結婚しよう!!ホントに!!」

間宮「提督…」ポロポロ

間宮「うれしいっ!!」ダキツキ

提督「間宮さん!」ギュゥ




吹雪(我慢できずに暴発?)ヒソ
白雪(司令官、早いんでしょうか?)ヒソ
初雪(間宮さんを満足させられてるか疑問…)ヒソ
深雪(お前ら…)

おまけ

金剛「つまりテイトクとケッコンカッコカリならできるってことデース!」ガタッ

榛名「お姉様ったら、結局提督のこと諦めきれないんですね」

金剛「ヘーイ!テイトク!そこにいますかー?」

伊良湖「あ、提督さんなら間宮さんと婚姻届け出しにお役所に行きましたよ」

金剛「」

おわり

好きなように書いただけ
俺が楽しかったから構わない
読んでる人にはつまらなかったかもしれんがその辺は好きに酷評しておくれ
では失礼…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月17日 (月) 03:30:12   ID: BXC2y5CU

乙でした。誰かコーヒーを下さい。ブラックで。

2 :  SS好きの774さん   2015年08月17日 (月) 10:21:48   ID: bbB5CBbb

声優つながりのフルバネタとはやりおる
コーヒーブラック俺も!

3 :  SS好きの774さん   2015年09月13日 (日) 01:33:02   ID: ZeZAdQrj

というか、声優つながりのフルバネタをぶっ込んできた段階で、このSSの作者が少なくともいつから堀江由衣のファンであるのかということがわかるな。

フルーツバスケット、、、現在大学3年の俺が小学校低学年のころに放送していたアニメ。懐かしいすぎるわ!w

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