電「深海棲艦とのデュエルで勝てるようになるのです!」提督「えっ?」 (102)



提督「えーと……デュエルって……?」


響「ああ!」


提督「…………。」


響「…………。」


雷「司令官、知らないの?遊戯王カードの対戦の事よ!ルールがわからないなら私を頼っていいのよ?」


提督「いやいや、そうではない!」


時雨「提督、知らなかったのかい?最近は撃ち合いをして戦うよりもデュエルで闘う事が流行っているんだ!」


提督「し、知らねー……」(てゆーか、艦これ的にいいのかこれ……?)


電「誰も傷つかないから、すばらしい事なのです!」


提督「まあ……たしかにそうだな」(電は本当にやさしいな……)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438595115



暁「でも最近私達、勝率悪くて……一体何が悪いのかしら?」


響「デッキのバランスが悪いのかな?」


電「でも、お気に入りのカードさんは抜きたくないのです……」


雷「だったら練習あるのみよ!雷が相手になってあげるわ!」


提督「……本当に流行ってるっぽいな……」


時雨「今度のイベントは、深海棲艦とのデュエルで闘うルールみたいだよ」


提督「マジで!?」

(※この世界のイベントだけです)



時雨「そういえば提督もやっていたよね?デュエル」


提督「あ、ああ……最近は全然やってないけどな」


時雨「デュエルだったら、僕達といっしょに出撃して闘う事が出来るんじゃないかな?」


提督「そういえばそうだな……艤装は付けられないから、ボートか何かに乗っていけば……」


時雨「じゃあ早速、提督もデュエルの練習しなきゃね。」


提督「お、おう……」


雷「その話、本当!?だったら私とデュエルしましょう!」


暁「ちょっと雷!抜け駆けはズルイわ!」


電「そうなのです!電も司令官さんとデュエルしたいのです!」


響「ハラショー」


提督「わ、わかったわかった。相手してやるから順番を決めなさい」


雷「よーし!ここは公平にジャンケンで順番決めるわよー!じゃーんけーん……」


―――――



第一デュエル

電のデュエル!……なのです!



提督「それで……順番は決まったか?」


電「はい、なのです。電が一番なのです」


提督「よし!じゃあ久々にやりますか!デュエルディスクセット!」


電「あっ、司令官さんも持っていたのですか?」


提督「ああ、俺もデュエリストだからな!」(最近やってなかったけど)


電「電もちゃんと持っているのです!」


提督「ほう!電もデュエリストって事なんだな!よーし、久々に楽しむとするか!」


電「よろしくお願いしますなのです!」



提督「ルールは艦これスペシャルルール!(何でもアリのルール)ライフポイントは4000点!
   相手のライフを先に0にした方が勝ちだ!」


電「はいなのです!」


提督「それじゃあ……」


LP 4000
提督
   VS
     電
     LP 4000


「デュエル!……なのです!」



雷「司令官、がんばってー!」


提督「おう!」


電「司令官!あなたに先行を取らせてあげるわ!」


提督「えっ!?」


時雨「電のしゃべり方が……変わった?」


暁「あら?司令官と時雨は電がデュエルするところ見るの初めてだったかしら?」


響「電はデュエルとなると何故だか人が変わったみたいになるんだ」


提督「……それってつまりアレか?普段はおとなしい性格の奴が車に乗って、ハンドル持つと人格が変わる……
   みたいな……?」


電「司令官!あなたのターンだって言ってるでしょ!?聞こえなかったの!?」


提督「は、はい!ドロー……」(何か色々とショックなんですけど……)


※これは艦これスペシャルルール(何でもアリのルール)なので、先行ドローが許されます。



提督「っていきなりマジかよぉ……」(召喚出来るモンスターどころかフェイクで伏せる事すら出来ねぇ……)


提督手札

青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) 星8
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) 星8
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) 星8
ダイヤモンド・ドラゴン 星7
ラビードラゴン 星8

レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン 星10  ←ドローカード


レベル(星の数)が1~4はそのまま場に出せるが、レベル(星の数)が5~6は一体、レベル(星の数)7以上は二体の
    リリース(モンスターの生け贄)が必要。



提督「……ターンエンド……」(手札抹殺かレベル4以下のドラゴン族モンスターが欲しいところだ……
   融合カードでもいいけどな……)


暁「司令官なんで何も出さないのよ!」


雷「手加減でもしているのかしら?」


響「作戦じゃないのかな?」


時雨(ひょっとして……手札事故……?)


電「私のターン!ドロー!」


電「私は 砦を守る翼竜 を召喚よ!」


砦を守る翼竜

通常モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1400/守1200


電「司令官の場にはモンスターが居ないから、ダイレクトアタック(直接攻撃)よ!火球の飛礫!」


提督「くっ……!」


-1400

提督LP4000 → 2600


提督(ライフ4000スタートだから、雑魚モンスターの攻撃でも結構キツイぜ……)



電「私はカードを二枚セットして、ターンエンドよ!」


提督「よし!俺のターン!ドロー!」(来い!レベル4以下のドラゴンよ!)


提督手札

青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) 星8
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) 星8
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) 星8
ダイヤモンド・ドラゴン 星7
ラビードラゴン 星8
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン 星10

マテリアルドラゴン 星6  ←ドローカード


提督「」


エンドフェイズ時、手札を六枚に調整しなくてはならない。


提督「……手札の ダイヤモンド・ドラゴン を墓地に送ってターンエンド……」(一体どうやって勝てばいいんだ……)



暁「司令官なんでまた何も出さないのよ!」


雷「うーん……手加減……なのかしら?」


響「さ、作戦じゃないのかな?……たぶん……」


時雨「……雨は、いつか止むさ……」


電「私のターン! 砦を守る翼竜 をリリースして、ブラック・マジシャン・ガール をアドバンス(生け贄)召喚よ!」


ブラック・マジシャン・ガール

効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
(1):このカードの攻撃翌力は、お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」
「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。


提督「ブラック・マジシャン・ガール だけなら何とかこのターン凌げそうだ」



電「そして更に私は、このカードを使うわ!」


提督「えっ!?」


死者蘇生

通常魔法
自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。


電「死者蘇生 の効果で、墓地から 砦を守る翼竜 を特殊召喚!」


提督「」


電「そして復活させた 砦を守る翼竜 で司令官に攻撃よ!」

-1400

提督LP2600 → 1200

電「司令官に ブラック・マジシャン・ガール でトドメよ!黒・魔・導・爆・裂・破(ブラック・バーニング)!」


提督「ありがとうございます」

-2000

提督LP1200 → 0

電 WIN



提督「ばかなっ……この俺が負けるなんて……」


電「司令官にはっきり言うわ!」


提督「な、何だ?」


電「あなた、弱いでしょ?」


提督「」 ←マインドクラッシュ


時雨「て、提督!しっかりして!」


響「ごめんよ司令官。電は悪気があって言ってるわけじゃないんだ……」


暁「そ、そうよ!ただちょっと一時的に舞い上がってるだけよ!」


提督「俺は……何も出来なかった……」


雷「今回は運が悪かっただけよー。そう気にする事無いわ!」


時雨「そ、そうだよ!次はきっと、いいデュエル出来るよ!」


提督「……そうかな……そうだといいな……はは……」



電「司令官さん、大丈夫なのですか?」


ビクッ!

提督「は、はいっ!」


時雨「元の電に戻ったみたいだね……」


提督「そ、そうみたいだな……」(なんだろう……デュエル時の電、苦手だわー……)


電「?」


提督「……えーと次、誰がやるのかな……?」


暁「…………。」

響「…………。」

雷「…………。」


提督「あれ?みんなどうした?」


暁「あ、暁は今回はやめておくわ。デッキの調整したいから……」


雷「そ、そうね~。私も今回はやめとこうかしら!」


響「そ、それがいい……今日は疲れたからね……」


電「?」


提督(……ひょっとして俺、気を使われてる……?)



第二デュエル

黒き炎!レッドアイズ・ブラックドラゴン



ガチャ

天龍「よお」


提督「天龍か、どうした?」


天龍「報告書だよ。ほら」


提督「うむ、ご苦労」


天龍「ところでお前等……デュエルしてたのか?」


提督「何故わかったし」


天龍「だって腕にデュエルディスクしてんじゃん」


提督「そういやそうだな」


天龍「実は俺も……デュエルやるんだぜ!」



提督「ほう!だったら俺とデュエルしてもらおうか?」


天龍「望むところだぜ!だけど、負けて吠え面かくなよ?」


提督「へっ!その台詞は俺に勝ってから言いやがれ!」


時雨「提督、止めたほうが……」


暁「そうよ!また負けるわよ!」


提督「お前達、見ていてくれ!次は必ず勝つからよ!」


提督(クックック……さっきのデッキは趣味デッキ的なものだったが、今回は本命のデッキでやってやるぜ!)


時雨「……不安だな……」


響「やれやれ……」



提督「じゃあ準備はいいか?」


天龍「いつでもいいぜ!」


LP 4000
提督
   VS
     天龍
     LP 4000

「デュエル!」


ルールは、艦これスペシャルルール(何でもアリのルール)



天龍「俺の先行だぁ!ドロー!」


天龍「俺は ワイバーンの戦士 を攻撃表示で召喚!」


ワイバーンの戦士

通常モンスター
星4/地属性/獣族/攻1500/守1200


天龍「ターンエンドだぜ!」

提督「俺のターン!ドロー!」


提督(天龍は戦士族デッキなのか?たしかに天龍らしいかもな!
   まあいい、俺の本気のE・HEROデッキで 粉砕・玉砕・大喝采 DA! しかし……)


提督手札

融合 魔
超融合 魔
ミラクル・フュージョン 魔
ミラクル・フュージョン 魔
ハリケーン 魔

融合 魔  ←ドロー


提督「どーすっかなーこれ……」


※これは艦これスペシャルルール(何でもアリのルール)なので、禁止カード・アニオリカード等使用可能であり、
 制限・準制限にも影響されません。



雷「司令官ファイトー!」


電「最後までがんばれなのです!」


提督(……がんばれって言われてもなぁ……)


提督「まあいい、ここはリバースカードを三枚セットしてターンエンド!」


天龍「俺のターン!」


提督(とりあえず、E・HERO 来るまでは使えないが、超融合。そして、手札を捨てさせるようなカード(手札抹殺など)が
   来てもいいようにダブった 融合 と ミラクル・フュージョン は伏せとくぜ!
   一応ダミーとして活躍してくれると思うしな……たぶん)


天龍「俺は、強欲な壺 を発動だぜ!」


強欲な壺

通常魔法
デッキからカードを2枚ドローする。



天龍「更に俺は、黒竜の雛 を召喚!」


黒竜の雛

効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 800/守 500
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札から「真紅眼の黒竜」1体を特殊召喚する。


提督「なにっ!?戦士族デッキじゃなかったのか!?」


天龍「誰がそんな事言った?俺は 黒竜の雛 のモンスター効果使い、
   手札から 真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)を特殊召喚するぜ!」


真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)

通常モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000


提督「ま、まずい……」



天龍「まずは ワイバーンの戦士 で攻撃だ!」


提督「ぐあっ!」(伏せカードを警戒しないだとォ!?)

-1500

提督LP4000 → 2500

天龍「続いて、真紅眼の黒竜 で攻撃!黒炎弾!」


提督「ガハッ!」

-2400

提督LP2500 → 100

天龍「チッ!惜しかったぜ!あと一歩だったのによ!ターンエンド」

提督「危ねぇー!?」



提督(こうなったら次のドローで何としても E・HERO を引き当てるしかない!!
   幸い天龍の場に伏せカードは無いから、真紅眼の黒竜 さえ何とかすれば、まだ勝機はある!!)


提督「俺のターン!!」(この引きにすべてを賭ける!!)


提督「ドローッ!!」


提督手札

融合 魔
ミラクル・フュージョン 魔
ハリケーン 魔

サイクロン 魔  ←ドロー


提督「……サレンダー(降参)」


天龍 WIN



提督「また……何もせずに負けただと……」


天龍「悪いな、俺の勝ちだぜ!」


提督「しかも俺の本気のデッキで……」


提督「一体……何が駄目なんだ……何がいけないと言うのだ……!?」


提督「最近やっていないだけでこんなに腕が落ちるものなのか……?」


提督「俺はこれからもずっと負け犬なのか……」


時雨「提督……」


天龍「おいおい、そんなに落ち込むことねーだろ……」


雷「司令官。次、がんばればいいじゃない」


響「雷の言うとおりだ。次がんばればいい」


暁「そうよ!引きが悪い事なんてよくあることじゃない!」


電「そうなのです!たまたま運が悪かっただけなのです!」


提督「…………。」



電「そうだ!司令官さんに、このラッキーカードをあげるのです!」


提督「これは…… ハネクリボー!」


ハネクリボー

効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
(1):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
ターン終了時まで、自分が受ける戦闘ダメージは全て0になる。


電「きっと司令官さんのお役に立つと思うのです!」


提督「電……ありがとう」


電「どういたしましてなのです!」


天龍「だったら俺はコレやるよ!絶対デッキに入れろよ?」


提督「天龍……ありがとう……って、ワイト かよ!?」


ワイト

通常モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
どこにでも出てくるガイコツのおばけ。
攻撃は弱いが集まると大変。


提督「俺、アンデットデッキ使わないんですけどー!」


天龍「何言ってんだよ! ワイト を舐めんなよ!集まると大変なんだぞ!」


提督(デュエルの勘を取り戻したら覚えておけよ……)



暁「じゃあ次は暁の番ね!コレをあげるわ!」


N・アクア・ドルフィン

星3/水属性/戦士族/攻 600/守 800
1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
相手の手札を確認し、その中からモンスター1体を選ぶ。
選んだモンスターの攻撃翌力以上の攻撃翌力を持つモンスターが自分フィールド上に存在する場合、
選んだモンスターを破壊して相手ライフに500ポイントダメージを与える。
存在しない場合、自分は500ポイントダメージを受ける。


提督「お前もHEROデッキなのか……?」


暁「違うわ!これは拾ったのよ!」


提督「拾ったもん人に渡すなよ……」(まあ一応、俺が預かっとくか……)


???「ワクワクを思い出すんだ!」


提督「!?」


暁「どうしたの?」


提督「お前……何か言った?」


暁「言ってないわよ?」


提督「そ、そうか……」(気のせいか……)



時雨「じゃあ僕からは、これをあげるね」


水霊術-「葵」

通常罠
自分フィールド上の水属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手の手札を確認し、カードを1枚選んで墓地へ送る。


時雨「提督のHEROデッキにも水属性モンスターが居るから、使えると思うんだ。」


提督「そうだな。大事にするよ!ありがとう!」


時雨「うん、どういたしまして」ニコッ


響「私も何かあげたいところだけど……」


雷「役に立ちそうなカードが無いのよねぇ……」


提督「ありがとな!その気持ちだけで十分だよ」


雷「それじゃあ気がすまないわ……そうだわ!デッキを変える時、私がアドバイスをあげるわ!
  だから、もーっと私を頼ってもいいのよ?」


響「ハラショー」


提督「お、おう……」



提督「よーし!こうなったらもっと他の奴とデュエルしまくって、デュエルの勘、取り戻すぞー!」


天龍「まっ、せいぜい強くなってくれよ?そしたらまたやろうぜ!」


提督「ああ!今度は勝たせてもらうぜ!」


暁「私達とデュエルする事も忘れないでよね!」


提督「ああ、楽しみにしてるぜ!」


雷「絶対よ?約束だからね?」


提督「おう!」


電「司令官さん元気になって、良かったのです!」


時雨「うん♪」


響「ハラショー」



第三デュエル

ライディング・デュエル!
   アクセラレーション!


提督「って、勢い良く執務室を出たのはいいけど……誰とやるかな……?」


???「おい、デュエルしろよ」


提督「!?」


漣「って朧が言ってましたよー」


朧「ちょっと漣……」


提督「何だお前達か、それで何の用だ?」(いろんな意味でびっくりした)


漣「ご主人様は、デュエルしたいんでしょ?」


提督「何故それを……?」


漣「だって腕にデュエルディスク着けてるじゃないですか」


提督「ああ、まあな」


漣「鎮守府内でデュエルディスク着けて歩いているって事は、治安の悪い町で中指立てながら歩いているも同然なんですよ?」


提督「そ、そうなのか……?」(マジかよ……)



漣「はい、今は特に、チーム・メガネファッション ていう霧島さんがリーダーのデュエルギャングチームが
  存在するのですが……」


―――――

霧島「どうやったって、私達はメガネキャラをやめることは出来ない。
   だったら……メガネキャラ貫いて満足するしかねぇ!!」


鳥海「うん」

大淀「うん」

望月「うん」


霧島「チーム・メガネファッション、いくぜぇ!」


チーム・メガネファッション「デュエッ!」


???「ヒ、ヒェーーーッ!!」

―――――

漣「……てな具合にデュエルを仕掛けられるので、気をつけてくださいね?」


提督「お、おう……」(俺の鎮守府って治安悪かったんだな……ショックだぜ……)



提督「それで……漣がデュエルしてくれるって話だっけ?」


漣「私じゃなくて、朧がデュエルしてくれるそうですよ?」


提督「お前じゃないのかよ」(朧とデュエルするのが嫌ってわけじゃないけど)


朧「朧、張り切ってまいります!」


提督「お、おう……よろしく」


漣「朧は第七駆逐隊の中では一番強いデュエリストなんですよ!
  だから、ご主人様も全力で闘った方がいいですよ~」


提督「おう!相手にとって不足無しだぜ!デュエ……」


漣「あっ、待ってください。ご主人様」


提督「何だ?」


漣「ここだと他の人の迷惑になりますので、広場の方に移動しましょう!」


提督「ああ、そうだな……」(何故わざわざ広場なんだ……?)


――――― 広場


提督「……で、これは何だ?」


漣「D・ホイール です!」


D・ホイールとは

ライディングデュエルを行うために用意されたオートバイ型のデュエル用マシンである。


提督「自転車にデュエルディスクとモニター着けただけでか……?」


漣「細かい事は気にしない気にしない。それにバイクだと危ないので……自転車で我慢してください」


提督「いや、自転車でも十分危ないから……」(それにこれじゃあ、サイクリング・デュエルだろ……)


漣「ご主人様ひょっとして……ビビってます?」


提督「そういう問題じゃ……」


漣「この D・ホイール、朧がご主人様とライディングデュエルするのために
  一生懸命に作った物なんですよ?ねえ?」


朧「え、ええ……まあ……機械部分は夕張さんに手伝ってもらいましたけど……」



提督「気持ちは嬉しいが、駄目だ!危険すぎる!」


朧「……そ、そうですよね……朧とライディングデュエルなんかしたくないですよね……」グスッ


漣「あーッ!ご主人様、朧を泣かしたーッ!」


提督「いや……その……」アセアセ


漣「もしこの事が曙に知れたら大変ですね~」


提督「そ、それにしてもいい D・ホイール だなー!早く朧とライディングデュエルしてー!」アセアセ


漣「ご主人様!もっと気持ちを籠めて!」


提督「朧……!ライディング……デュエルがしたいです!!」


漣「だってさ」


朧「……本当に……いいんですか……?」グスッ


提督「あ、当たり前だろ!?それにしてもすげーなー!D・ホイール!
   これって正に未来のデュエルディスクって感じだよなー!?なあ、漣?」アセアセ


漣「あ、はい」


提督「…………。」

漣「…………。」


提督「……朧、やろうか……」

ゴシゴシ

朧「はい……ありがとう……」



提督(ふう……何とか事が収まったみたいだな……もし朧を泣かした事が曙にバレたら超嫌われて、
   口聞いてくれなくなるもんな……)


朧「ところで提督は、スピードスペルってお持ちですか?」


提督「ああ、一応ライディングデュエル用のデッキもあるよ!もちろん スピードワールド もな?」


スピード・ワールド

フィールド魔法
「Sp(スピードスペル)」と名のついた魔法カード以外の魔法カードをプレイした時、
自分は2000ポイントのダメージを受ける。
お互いのプレイヤーはお互いのスタンバイフェイズ時に1度、自分用の
スピードカウンターをこのカードの上に1つ置く。(お互い12個まで)
また、1度に受けたダメージに対して、お互いのプレイヤーは自分用
スピードカウンターを1000ポイントダメージにつき1つ減らす

この他にも スピード・ワールド2、スピード・ワールドネオ が存在する。


スピードスペル (Sp)とは

ライディングデュエルのみ使える魔法カードの事である。
自分用Spc(スピードスペルカウンター)の個数を発動条件とし、強力な効果のカードほど必要なSpcが高い。


漣「それじゃあ早速、始めましょー♪」


―――――

漣「それでは二人共、準備はいいですかー?」


提督「ああ!」チリンチリーン!


朧「うん!」


漣「それではー、フィールド魔法 スピードワールド オン!ライディング・デュエル!アクセラレーション!」

LP 4000
提督
   VS
     朧
     LP 4000

「デュエル!」

ルールは、艦これスペシャルルール(何でもアリのルール)



提督「先行はもらった!ドロー!」


提督「俺は、ダーク・リペアラー を守備表示!カード2枚伏せ、ターンエンド!」


※艦これスペシャルルール(何でもアリのルール)なので、表側守備表示が許されます。


ダーク・リペアラー

チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/悪魔族/攻1000/守1300


朧「私のターン!」

Spc(スピードスペルカウンター) +1
提督 0 → 1 朧 0 → 1

朧「スピード・ウォリアー を召喚!」


スピード・ウォリアー

効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 900/守 400


提督「攻撃表示だと?」



スピード・ウォリアー

900 × 2 = 1800

攻撃翌力
900 → 1800

提督「攻撃翌力が倍増した!?」


朧「スピード・ウォリアー は召喚したバトルフェイズのみ、攻撃翌力が倍になる!」


提督「なにっ!?」


朧「スピード・ウォリアー!ソニック・エッジ!」


ダーク・リペアラー 撃破


提督「ダーク・リペアラー の特殊効果発動!このカードが自分フィールド上から墓地へ送られた時、
   自分のデッキの一番上のカードを確認してデッキの一番上または一番下に戻す事が出来る!」


朧「カード二枚セットして、ターンエンド!」

48ミスです。すいません



スピード・ウォリアー

900 × 2 = 1800

攻撃翌力
900 → 1800

提督「攻撃翌力が倍増した!?」


朧「スピード・ウォリアー は召喚したバトルフェイズのみ、攻撃翌力が倍になる!」


提督「なにっ!?」


朧「スピード・ウォリアー!ソニック・エッジ!」


ダーク・リペアラー 撃破


提督「ダーク・リペアラー の特殊効果発動!このカードが自分フィールド上から墓地へ送られた時、
   自分のデッキの一番上のカードを確認してデッキの一番上または一番下に戻す事が出来る!」


朧「カード二枚セットして、ターンエンド!」


バグか何か原因不明ですが、

こうげきりょくが攻撃翌翌翌力になっています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

× 攻撃翌翌翌力

○ こうげきりょく です。

>52
ありがとうございます!実はこういう書き込みとか慣れてなくて……
皆さんが楽しめる……いや、満足してくれるよう懐かしいカードや普段活躍しないようなカードを
活躍させるような方向でいく予定です。



提督「俺のターン!」

Spc +1
提督 1 → 2 朧 1 → 2

提督「俺は、ビッグ・ピース・ゴーレム を召喚!」

ビッグ・ピース・ゴーレム


効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻2100/守 0


朧「!?」


提督「このカードは、相手フィールド上にモンスターが存在し、
   自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚する事ができる!」


提督「ビッグ・ピース・ゴーレム で スピード・ウォリアー に攻撃!」


朧「トラップ発動! くず鉄のかかし!このカードは、相手モンスターの攻撃を無効にする事ができます!」


提督「悪いな!カウンタートラップだ!」


トラップ・ジャマー

カウンター罠
バトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
相手が発動した罠カードの発動を無効にし破壊する。


朧「くっ……」



提督「再び ビッグ・ピース・ゴーレム で スピード・ウォリアー に攻撃!パワープレッシャー!」


スピード・ウォリアー 撃破

2100-900=1200

-1200 Spc -1

朧 LP4000 → 2800
  
  Spc 2 → 1


提督「ターンエンド」


朧「私のターン!」

Spc +1
提督 2 → 3 朧 1 → 2

朧「私は、ボルト・ヘッジホッグ を守備表示で召喚します!更にカードを一枚伏せ、ターンエンドです!」


ボルト・ヘッジホッグ

効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにチューナーが存在する場合に発動と処理ができる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールドから離れた場合に除外される。


提督「俺のターン!ドロー!」

Spc +1
提督 3 → 4 朧 2 → 3




提督「俺は、ビッグ・ピース・ゴーレム をリリースして、マテリアルドラゴン を
   アドバンス召喚!」


マテリアルドラゴン

効果モンスター
星6/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
ライフポイントにダメージを与える効果は、ライフポイントを回復する効果になる。
また、「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つ
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
手札を1枚墓地へ送る事でその発動を無効にし破壊する。


提督「マテリアルドラゴン で、ボルト・ヘッジホッグ に攻撃!」


ボルト・ヘッジホッグ 撃破


提督「ターン終了だ!」(今回はいける!いけるぞっ!)


朧「?」


バッ!

提督「提督は一人、この俺だ!」チリンチリーン!


漣「……ご主人様、調子に乗ってますね……」(チャリ漕ぎながらだから、ダサい上にウゼェです……)



朧「私のターン!ドロー!」

Spc +1
提督 4 → 5 朧 3 → 4

朧「私は、ドッペル・ウォリアー 召喚、守備表示!」


ドッペル・ウォリアー

効果モンスター
星2/闇属性/戦士族/攻 800/守 800
(1):自分の墓地のモンスターが特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分フィールドに「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する。


朧「更に私は、Sp-エンジェル・バトン 発動!」


Sp-エンジェル・バトン

通常魔法「Sp(スピードスペル)」
自分のスピードカウンターが2つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分はデッキからカードを2枚ドローし、その後自分の手札を1枚墓地に送る。


使用Spc 変化なし
朧Spc  4

朧「そして、カード一枚セットしてターンエンド!」



提督「俺のターン!」

Spc +1
提督 5 → 6 朧 4 → 5

提督「俺は、Sp-簡易融合(インスタントフュージョン) 発動!」


Sp-簡易融合(インスタントフュージョン)

通常魔法「Sp(スピードスペル)」
自分のスピードカウンターが3つ以上存在する場合、1000ライフポイントを払って発動する。レベル5以下の
融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃する事ができず、エンドフェイズ時に破壊される。
「Sp-簡易融合」は1ターンに1枚しか発動できない。

支払うLP-1000

提督LP4000 → 3000

使用Spc 無し

提督Spc 6

提督「Sp-簡易融合 の効果で呼び出すモンスターは、コイツだ!」


ドラゴンに乗るワイバーン

融合・効果モンスター
星5/風属性/ドラゴン族/攻1700/守1500
「ベビードラゴン」+「ワイバーンの戦士」
(1):相手フィールドの表側表示のモンスターが地・水・炎属性のみの場合、
このカードは直接攻撃できる。



提督「そして、ドラゴン族である ドラゴンに乗るワイバーン を除外して、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン を
   手札から特殊召喚!」


レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン

効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
(1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、
手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外の
ドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。


督「そして、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン の特殊効果発動!この効果により、
   手札のドラゴン族モンスターを一体特殊召喚する!あらわれよ! エビルナイト・ドラゴン!」


エビルナイト・ドラゴン

通常モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2350/守2400


提督「エビルナイト・ドラゴン で、ドッペル・ウォリアー に攻撃!ナイトメア・シャドウ・ソニック!」


ドッペル・ウォリアー 撃破



提督「悪いな朧!こいつでトドメだ!レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン で攻撃!
   ダークネス・メタル・フレア!」


朧「トラップ発動! ガード・ブロック!その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
  自分のデッキからカードを1枚ドロー出来る!ドロー!」


提督「だったら マテリアルドラゴン でダイレクトアタックだ!」


朧「ちっ!」

-2400 Spc -2

朧 LP2800 → 400
  
  Spc 5 → 3

提督「ターンエンド!」(強いと聞いたからマジになったけど……ちょっと手加減した方が良かったか……)


(sageじゃなくてsagaだぞ)



朧(このままじゃ……お願い、いいカード来て!)


朧「私のターン!ドロー!」

Spc +1
提督 6 → 7 朧 3 → 4

朧(……来た!)


朧「チューナーモンスター、ジャンク・シンクロン を召喚!」


ジャンク・シンクロン

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


提督「チューナーモンスターだと?……まさか!?」


朧「そのまさかですが……その前に、ジャンク・シンクロン の効果を発動!私は墓地から、ドッペル・ウォリアー を
  特殊召喚します!」


朧「レベル2、ドッペル・ウォリアー にレベル3、ジャンク・シンクロン をチューニング!」

ドッペル・ウォリアー 星2 + ジャンク・シンクロン 星3 = 星5

朧「集いし星が、新たな力を呼び起こす!光差す道となれ!シンクロ召喚!出でよ! ジャンク・ウォリアー !」


ジャンク・ウォリアー

シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。
このカードの攻撃翌力は、自分フィールドのレベル2以下の
モンスターの攻撃翌力の合計分アップする。

>>69
度々すいません……

ミスがあったので、70を書き直します。皆様ご迷惑をおかけして申し訳ないです……



朧(このままじゃ……お願い、いいカード来て!)


朧「私のターン!ドロー!」

Spc +1
提督 6 → 7 朧 3 → 4

朧(……来た!)


朧「チューナーモンスター、ジャンク・シンクロン を召喚!」


ジャンク・シンクロン

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


提督「チューナーモンスターだと?……まさか!?」


朧「そのまさかですが……その前に、ジャンク・シンクロン の効果を発動!私は墓地から、ドッペル・ウォリアー を
  特殊召喚します!」


朧「レベル2、ドッペル・ウォリアー にレベル3、ジャンク・シンクロン をチューニング!」

ドッペル・ウォリアー 星2 + ジャンク・シンクロン 星3 = 星5

朧「集いし星が、新たな力を呼び起こす!光差す道となれ!シンクロ召喚!出でよ! ジャンク・ウォリアー !」


ジャンク・ウォリアー

シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。
このカードの攻撃翌力は、自分フィールドのレベル2以下の
モンスターの攻撃翌力の合計分アップする。



提督「ばかなッ!?可愛い朧がシンクロ召喚だとぉー!?」


朧「/// さ、更に墓地に送られた ドッペル・ウォリアー の効果発動!私のフィールドに
 「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚します!」


提督「なにっ!? ジャンク・シンクロン の効果で出したモンスターの効果は無効じゃないのか!?」


朧「たしかに無効になります。でもこの場合、フィールド上に居る時だけなので、墓地に送らる時の効果は発動できるんです」


提督「それって……」


朧「はい、ジャンク・ウォリアー の効果で、レベル2以下の ドッペル・トークン 攻撃力400×2 分を
  ジャンク・ウォリアー の攻撃力に+します!」


提督「って事は……」

2300 + 400 + 400 = 3100

提督「攻撃力3100ポイントだとぉ!?」


朧「まだです!トラップ発動!エンジェル・リフト」


エンジェル・リフト

永続罠
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。


朧「私は、レベル2、スピード・ウォリアー を選択します!」



提督「甘いぞ朧!リバースカードオープン!Sp発動!」


Sp-サイクロン

速攻魔法「Sp(スピードスペル)」
自分のスピードカウンターを2つ取り除いて発動する。
フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する

使用Spc -2
提督Spc 7 → 5

提督「対象はもちろん エンジェル・リフト だ!」(よし、これで厄介な事は無くなった筈だ!)


エンジェル・リフト 破壊


朧「ふふ……甘いのは提督ですよ!」


提督「なにっ!」


朧「リバースカードオープン! Sp-ヴィジョンウインド !」


Sp-ヴィジョンウインド

通常魔法「Sp(スピードスペル)」
自分のスピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分の墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンの終了時に破壊される。

使用Spc 無し
朧Spc  4

朧「私は、アンノウン・シンクロン を特殊召喚します!」


アンノウン・シンクロン

チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
「アンノウン・シンクロン」の(1)の方法による特殊召喚はデュエル中に1度しかできない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。



提督「アンノウン・シンクロン ?いつ墓地へ……」
   (ハッ!さっきの朧ターンの Sp-エンジェル・バトンを使った時か!?)


朧「そして私は、墓地に居る ボルト・ヘッジホッグ の効果を発動します!」


朧「自分のフィールドに、チューナーモンスターが居る時、ボルト・ヘッジホッグ を墓地から特殊召喚
  する事ができます!」


ボルト・ヘッジホッグ 守備表示


提督「一体なにをする気だ……?」


朧「レベル2、ボルト・ヘッジホッグ とレベル1、ドッペル・トークンに レベル1、アンノウン・シンクロン をチューニング!」

ボルト・ヘッジホッグ 星2 + ドッペル・トークン 星1 + アンノウン・シンクロン 星1 = 星4

朧「シンクロ召喚!出でよ! アームズ・エイド !」

アームズ・エイド

シンクロ・効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1800/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
また、装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える


提督「装備カードにもなるモンスターだと!?」



朧「 アームズ・エイド のモンスター効果で、ジャンク・ウォリアー に アームズ・エイド を装備させます!」

3100 + 1000 = 4100

提督「くっ……攻撃力4100だと……」
   (だが、どいつを狙われたとしても戦闘ダメージでライフをゼロにされる事は無い!
   そして、アームズ・エイド の効果ダメージも マテリアルドラゴン が表で存在する限り回復になる!
   つーか、ここは厄介な レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン を狙う筈!いや、狙ってくださいお願いします!)


朧「 ジャンク・ウォリアー で、マテリアルドラゴン に攻撃!パワーギア・フィスト!」


提督「……ですよねー……」

-1700 Spc -1

提督 LP3000 → 1300
  
  Spc 5 → 4

朧「そして、アームズ・エイド の効果発動!破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与えます!」


提督「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

効果ダメージ -2400

提督 LP1300 → 0

  Spc 4 → 2


提督 DEFEAT(敗北) 

朧  WIN




提督「くっ……また負けた……」


朧「提督……」


提督「お前の熱き魂……諦めない心……俺の魂に響いたぞ、朧!」


朧「提督……ありがとう……」


漣「二人共、いいデュエルでしたよ~!」


提督「へへっ、サンキュ!」


朧「あの……もし良かったら……また、相手してもらってもいいですか?」


提督「もちろんいいぜ!ライディングデュエル、初めてやったけど楽しかったしな!」


漣「えぇーっ!!ご主人様、ライディングデュエル初めてだったんですかーっ!?」


提督「ああ、シュミレーションでしかやった事ないよ。それにD・ホイール持ってないし……」


漣「だったら夕張さんに作ってもらえばいいんじゃないですか?」


提督「そうだな!今度頼んでみるかな?」



漣「ところでご主人様はこれからどうするんですか?」


提督「引き続き、強い艦娘とデュエルかな?まだデュエリストの勘が戻ったとは言えないからな」


漣「そうですか~、だったら叢雲とデュエルするのがオススメですよ?」


提督「え?アイツ強いのか?」


漣「はい、少なくても初期艦の中では一二を争うほどの実力者だという事は間違いないですよ!」


提督「そいつはいい……早速 叢雲の所に行ってくる!」(全速全身DA!)


漣「いってらっしゃいませ、ご主人様」



第四デュエル

最強!華麗!究極竜


――――― 駆逐艦寮 吹雪型の部屋


磯波「はい、提督、なにか御用でしょうか?」


提督「叢雲 居るか?」


磯波「叢雲ちゃんだったら……」


叢雲「居るわ!」


提督「おう、叢雲!今、暇か?」


叢雲「……何するつもりよ?」



提督「俺とデュエルしないか?」


叢雲「デュエルですって?私と?」


提督「……駄目?」


叢雲「…………。」


提督「あれ……怒らせちゃったかな……?」


叢雲「何をぼさっとしているの?早く準備なさいな」


提督「あ、ああ……」(OKってことかな……?)


叢雲「準備はいいわね?」


提督「おう!」


叢雲「それじゃあデュエル開始の宣言よ!磯波!」


磯波「デュ、デュエル開始ー!……です……」


LP 4000
提督
   VS
     叢雲
     LP 4000

「デュエル!」

ルールは、艦これスペシャルルール(何でもアリのルール)



提督「俺のターン!ドロー!」


提督「俺は、ワイト を守備表示で召喚!」


叢雲「アンタ……そんなモンスター出して……私をおちょくってるの?」


提督「ち、違う!誤解だ!」


叢雲「……ま、いいわ……もう……」


提督「更にカード一枚セットして、ターンエンド!」


叢雲「私のターン、ドローよ!」


叢雲「私は、魔法カード 強欲な壺 を使うわ!二枚ドロー!」


叢雲「私は、三枚カードをセットして、ターンエンドよ!」



提督「俺のターン!」


提督「俺は、正義の味方 カイバーマン を通常召喚!」


正義の味方 カイバーマン

効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。


叢雲「まさか……アンタもあのカードを使うのね……」


提督「って事は、叢雲も……?まあいい、正義の味方 カイバーマン をリリースして効果発動!」


吹雪「まさか……青眼の白龍!?」


磯波「あっ、吹雪ちゃん……」


提督「あらわれよ! 青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) !」


青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)

通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500


叢雲(やっぱりね)


提督「ふはははーー!スゴイぞー!カッコいいぞー!!」



提督「叢雲にダイレクトアタック!滅びの爆裂疾風弾(滅びのバーストストリーム)!」


叢雲「トラップ発動よ!」


攻撃の無力化

カウンター罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃を無効にする。その後、バトルフェイズを終了する。


提督「ターンエンド」


叢雲「私のターン!」


叢雲「青眼の白龍 を出すなんて……流石ね……と、いいたいけど、甘いわ!リバースカードオープン!
   エネミーコントローラー 発動よ!」


提督「なにっ!?」


叢雲「ライフを1000払い、←・→・A・B! このコマンドによって、アンタの 青眼の白龍 のコントロールを得るわ!」

支払うLP-1000

叢雲LP4000 → 3000

提督「ぐぬぬ……」


※この エネミーコントローラー は、アニメ効果版です。



叢雲「そして私は、融合 を使うわ!」


融合

通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。


叢雲「私の手札にある、青眼の白龍 二枚と、アンタから奪った 青眼の白龍 を 融合 するわ!」


提督「ま、まさか……ッ!?」


叢雲「そう、青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン) 融合召喚よ!」


青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)

融合モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」


吹雪「出ました!叢雲ちゃんの最強のモンスター!」



提督「ブルーアイズ……ふつくしい……」


叢雲「ま、当然よね」


提督「ブルーアイズを扱う叢雲もふつくしい……」


叢雲「なっ!? ///」


提督(更に可愛いと追加しておこう)


叢雲「ぶ、青眼の究極竜 で、ワイト に攻撃!アルティメット・バースト!」


叢雲「ワイト 撃破よ!」


提督「それはどうかな?」


叢雲「えっ?」


提督「俺は攻撃宣言時、コイツを発動していたのさ!」


吹雪「 ワイト がたくさん居る……」


叢雲「増殖 のカード!?」(キモッ!)


提督「そういう事だ。これで何とかこのターンは凌げたぜ!」


※OCGでの 増殖 のカードは、クリボー 以外には使用できません。
 今回 ワイト が 増殖 を使えたのは、艦これスペシャルルール(何でもアリのルール)だからです。



叢雲「アンタ……本当に甘いわね」


提督「ゑ?」


叢雲「アンタ、自分のライフをよく見てみなさい」

   -4300

提督LP4000 → 0

提督「なにぃ!?俺のライフが0だとぉー!?」


叢雲「私は攻撃宣言時、このカードを発動していたのよ!」


竜の逆鱗

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドのドラゴン族モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。


提督「って事は俺は既に……」


叢雲「負けって事ね」


叢雲 WIN



提督「ま、負けた……」


叢雲「ま、せいぜい次、がんばりなさい」


磯波「だ、大丈夫ですか……?」


提督「ああ、ありがとう磯波」


吹雪「次はきっと、勝てますよ!司令官!」


提督「吹雪居たの?」


吹雪「さっきから居ました!!」


提督「そ、そんなに怒るなよ……」


吹雪(こうなったら司令官をデュエルでやっつけちゃうんだから!私のダークネスの力を持ったデッキなら絶対に負けない!)


吹雪「司令官!デュエ……あれ?」


磯波「提督なら、もう行っちゃったよ……?」


吹雪「」



――――― 次の日 執務室


天龍「で?デュエルの勘は取り戻せたのか?」


提督「試してみるか?」


天龍「いいぜ!」


「デュエル!」



―― 数分後


天龍「レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン 攻撃!ダーク・メガ・フレア!」


レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン

特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2800/守2400
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの、「メタル化・魔法反射装甲」を装備した
「真紅眼の黒竜」1体をリリースした場合にデッキから特殊召喚できる。


提督「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

   -2800

提督LP1800 → 0

天龍 WIN


提督「また天龍に……」


天龍「なあ、お前に言いたい言葉があるんだけどよー」


提督「……何だよ……」


天龍「お前、弱いだろ」


提督「」


おまけ


今回の最強カードは 強欲な壺!


強欲な壺

通常魔法
デッキからカードを2枚ドローする。


デッキからカードを2枚引く事ができる凄いカードだぞ!
でも、OCG では禁止カードだから、使えないぞ!


終わりです。ありがとうございました!

提督のデュエルはエンターテイメントでなければならない!

乙~
楽しいデュエルだったぜ!


深海とは戦わないの?

提督にあげたいこのストラクチャーデッキ-青眼龍轟臨-×3を

>>94
ありがとうございます!楽しんでもらえて嬉しいです!

>>97
深海棲艦と闘う予定でしたが、あまり長くしてもどうかと思ったのでやめました!ごめんなさい……

>>98
その ストラクチャーデッキ×3と、このカード全部と交換してくれ!(アタッシュケース開けながら)

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