友奈「東郷さんにお礼……?」 (265)


       ※警告※

このスレはオリキャラや性的かつ暴力的な描写が多分に含まれる犯罪性の非常に高いスレです!

そういった描写等が苦手な方や友奈ちゃんが好きな人は取り敢えず引き返すことをオススメします!

       ※警告※


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438556474


男の子はそうなんだって恥ずかしそうに笑いながら答えた

この男の子は、以前東郷さんが請け負った依頼関係の人らしく

そのお礼がどうしてもしたいみたいです

言葉でのお礼はしたけど

それだけでは感謝の気持ちは全然伝えられなかったみたい

友奈「でも、なんで私に?」

そう聞くと、

だって結城は東郷の親友なんだろ?と言った

確かにその通り!

東郷さんこと東郷美森さんは私、結城友奈の大親友なんです!


個人的な依頼だけど、頼む!と

男の子は両手をパンっっと強く合わせて頭を下げる

友奈「ん~、受けてあげたいけど」

男の子は東郷さん達に悟られることなく

サプライズでプレゼントしたいみたいなんだけど

実は私、隠し事出来ない自信があるんだよね…

協力した瞬間、バレたも同然だったり…


それでも男の子は

結城にもお礼する!アイスとかうどんとか奢るから! 頼む!

そう何度もお願いしてきて、私はサプライズにならなくても良いという条件で

男の子の依頼を受けることにしました

友奈「東郷さんにお礼かあ…」

なにが良いかな?

お城とか歴史に関する物

パソコンの周辺機器

車椅子のパーツ

ノートに書き出して、男の子と二人きりの教室で

うーんと唸る





私達は中学生なので、お財布は重くも厚くもなく

資金面からパソコンの周辺機器は諦めることになりました

ごめんね東郷さん

友奈「お城の模型とかどうかな?」

そう聞くと

男の子は困った顔で詳しくないんだよな。と呟く

友奈「私も詳しくないよ。お城って聞くと浮かぶのはお姫様だし」

笑いながら言うと

男の子もちょっと楽しそうに笑って

結城はやっぱり女子だなって言って

ごめん今のなし!と首を振った


友奈「……………………」

夕日の色のせいだと思う

男の子の顔が赤かった

夕日の温かさのせいだと思う

私の顔が熱かった

友奈「ま、また明日集まろ!」

堪えきれなくて叫んだ私に

男の子はそれなら僕の家にと住所を殴り書きしたノートの切れ端を差し出してきて

私はパッと受け取って

また明日!と、教室から出ていく

友奈「っ…なんだろ」

走ったあとみたいな息苦しさを感じて、胸を抑える

心臓の音は凄く早かった

上がらないと思ったらsageのせいか
続きはまたあとでな

友奈「うん、明日もなんだ」

その日の夜、東郷さんからかかってきた電話

明日も部室には来れないの?と言う言葉に

私は出来る限り明るく返す

悪い事があったわけじゃない。むしろ良いことがある予定

だから

友奈「そんな寂しそうな声にならないで、東郷さん」

理由は言えない

でもきっと良いことあるから

そう言うと、東郷さんはなに隠してるのかしらって

いつもの楽しげな声で言った


友奈「言わないよー?」

良いじゃない。ちょっとだけ。頭文字だけ

笑顔が見えるような東郷さんの声

ヒントをあげちゃいそうな口を押さえて飲み込む

友奈「ひみつ」

明日話し合って、男の子がしたいって言うお礼の品を買えば

それで終わり。だからそれまではなんとしてでも秘密にしなきゃ


東郷さんはちょっと残念そうだったけど

すぐに答えを導き出して見せるわって楽しそうに言った

友奈「うん、答え合わせしようね」

プレゼントされた東郷さんの驚いた表情

嬉しそうな表情を想像しながら、言う

当てられるかな?当てられないかな?

ドキドキとワクワクを感じながら、布団に入る

明日は土曜日

朝に男の子の家、お昼買い物かな…

楽しそうな予定を考えながら目を閉じた私

この時は知らなかった

次の日から私は2度と東郷さんに会えなくなっちゃうなんて

あんなことになるなんて、知らなかった


友奈「参考書とか一杯だー…私にはありえないかも」

意外にって言うと失礼かもしれないけど

男の子の部屋は綺麗に整理整頓されていて

本棚は漫画よりも遥かに参考書とか、勉強用の物が多かった

でも、男の子が参考書を一杯持ってることは意外じゃなかった

私のクラスメイトの男の子ですが

学年で1、2を争うくらいに頭が良かったりするんです

友奈「勉強好きなの?」

そう聞くと、男の子は「全然」と、首を振る

むしろ嫌い。でも、ある目的の為に必要だからね。と

男の子は苦笑する

友奈「凄いなぁ…」

男の子がくれた冷たいお茶をごくごくと飲んで呟く

夢のために頑張ることもそうだけど

もう既に努力するほど明確な目標がある

少し、憧れた


暫く他愛ないお話しをして、おもむろに切り出す

友奈「それでね?プレゼントの件なんだけど」

そう言うと、男の子は調べたよって言って

何十枚かの印刷した紙を取り出す

大阪城、姫路城、安土城、犬山城、江戸城

その他にもいろいろな名前があって

大きさもいろいろ

友奈「うぅ……さっぱりわからない」

目眩がしそう。と、思った時だった

少しだけ視界がボヤけて、

私は思わず男の子のベッドに寄りかかって天井を見上げる

友奈「うーん……」

大丈夫?と、男の子の声が聞こえる

微熱みたいな中途半端な頭の痛さ

どうしよう、なんか気持ち悪い


友奈「風邪かな……熱?」

体が怠いし重い

このまま男の子のベッドを借りて熟睡したい

そんな気持ちを知ってか、

男の子は少しなら使って良いよって言ってくれた

でも、異性のだし

なんかちょっと問題ありな気がした私は

ベッドに入りたがる体を無理矢理立たせた

友奈「っ!」

きっとそれが駄目だったんだと思う

膝から崩れ落ちた私の視界は暗転して

そのまま気を失ってしまった


友奈「……ん、ぅん?」

目を覚ますと

カチャカチャと音がするし

手首や足首の辺りにはひんやりと鉄製の冷たさを感じた

そして

友奈「あ、あれ……?」

体が動かせない

友奈「なんで?」

体が鎖で繋がれていた

まだ気だるさのある体でもがいても

鎖がガチャガチャ、カチャカチャ鳴るだけで

一向に自由になる気配がない


辺りを見渡してみると、

本棚の中身や棚の上がアニメグッズや漫画になっているけど

気を失う前にいた男の子の部屋であることは確実だった

友奈「どういう……」

状況が理解出来ずにいると、

ガチャっとドアが開いて、男の子が入ってきた

まだ頭痛い? 薬はそんな強くないはずなんだけど

男の子はそう言いながら、クローゼットを漁ってビデオカメラを取り出す

友奈「どういうこと?解らないよ!これ外して!」

理解出来ない

でも危険な何かを感じて叫ぶ

けど、男の子はニヤニヤしながらビデオカメラを私に向けると

変なマイクみたいな物を自分に付けて、言う

東郷へのプレゼントだよ

友奈「え?」

男の子の声はマイクのせいか機械的で、元の声を知ってる私でも

元の声がわからない

それだけじゃない。言ってることもわからない


私が困っていることも楽しそうに笑って

男の子はビデオカメラを私に近付けると、言った

結城が凌辱される姿を東郷に見せてやるんだ。って

りょうじょくというモノがどんなものか分からない

でも、決して良いことではなく

絶対にされたくないような事であろうことだけは

体が直感的に感じて

友奈「や、やだ……嘘だよね?冗談だよね……?」

そう懇願する

友奈「や、やめ、やだ……やめっ」

でも、男の子は首を横に振って、私のシャツを引き裂いた

友奈「やだあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

またあとでな


友奈「グスッ……ヒッ……ぅぅっ……」

服を切り裂かれた

自分のショーツを口に入れられた

お漏らしをさせられた

汚い事、嫌な事をさせられた

悔しい、悲しい、気持ち悪い、恥ずかしい

だって全部、男の子に無理矢理させられたから

友奈「東郷さんが絶対に……警察に言うから!」

そうしたらすぐに捜査が始まって、絶対に捕まるんだ!

怒鳴った私を、男の子は満足そうな笑顔で見下すと

本当にそうかな?と、呟く


友奈「どうして……?」

そう聞くと、男の子は隠すことなく理由を話した

まず、警察に言った場合

私の恥ずかしい行為全てが捜査関係者に見られる為

東郷さんは通報を躊躇って、勇者部または個人的にしか探さない可能性が高いこと

もし通報しても、映像で得られるのは

アニメグッズのシーツの上で縛られた私

チラッと映る棚のアニメグッズであり

学校ではアニメ嫌いという人物像を作り出している男の子は

すぐには容疑者にならないから。らしい

友奈「で、でも!きっと」

粘る私に、男の子は相変わらず結城はバカだなと言い捨てて

私の胸をわしづかんだ

友奈「やっ、やだ!」

嫌がれば嫌がるほど、男の子は笑顔になっていく

第二弾、第三弾と私のりょうじょくは撮られて、東郷さんにプレゼントされるらしい

やだ、やだよ……助けて

助けて東郷さん……助けて、東郷さん!

叫んでも、誰も助けに来てくれなかった

次から東郷視点だな


side/東郷

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

東郷「友奈ちゃん……どこ?何処にいるの?」

友奈ちゃんが行方不明になって早くも2日が経過した

明るくて、元気な友奈ちゃんだけど

無断外泊なんてありえない

旧世紀から300年経過し、教育が行き届いた現在

事件なんてなくなり、事故しか対応した事のない腑抜けた警察は

本当に事件なのかと、ふざけた事を言って

海や森での事故で捜査している

東郷「絶対に違う……」

だって、事故だったら最悪死んでいるじゃない

そんな事は認めない

絶対に許さない

でも

《風「でもそれだと……誘拐されたことになるわよ」》

風先輩の言葉が忘れられない

事故も嫌だ、事件も嫌だ

認めたくない心

でも確実にどちらかだと分かっている頭

噛み合わない心身は今すぐにでも、壊れてしまいそうだった


私が車から降りると、校門で佇んでいた女の子が駆け寄ってきた

女の子は「おはよう、東郷…友奈は絶対大丈夫よ」と言いながら

いつも友奈ちゃんがいる場所に来て、車椅子を押す

東郷「夏凜ちゃんは、どう思う?」

答えを期待してない私の問、夏凜ちゃんは困ったように笑うと

友奈はお人好しだから。とだけ呟く

夏凜ちゃんは事故だなんて思っていない

夏凜ちゃんは友奈ちゃんが誘拐されたって思っていることが

はっきりと分かる一言だった


東郷「……友奈ちゃんの、見てみてくれない?」

私と夏凜ちゃん、友奈ちゃんは同じクラス

もしかしたら今日は学校に来ているかもしれない

なんて…あり得もしない希望にすがって言う私を一瞥すると

夏凜ちゃんは友奈ちゃんの下駄箱を覗く

東郷「夏凜ちゃん?」

夏凜ちゃんは困惑しながら友奈ちゃんの下駄箱に手を入れて

お店で売っているDVDROMセットを包んだような四角い箱を取り出す


箱の表には東郷さんへと書かれたメモ翌用紙

夏凜ちゃんは友奈からみたいだけど…なんて言うけれど

それは違う

それはあり得ない

夏凜ちゃんの目は騙せても、私は騙せない

東郷「友奈ちゃんはこういうときは可愛らしい手紙を使うし、こんな字。友奈ちゃんに全く似てない」

憤りを隠しきれず、夏凜ちゃんから受け取った小さな箱がミシッと音を立てる

夏凜ちゃんは大事な情報だからと言って私からそれを奪い取ると

勇者部室で集まるわよ。と、風先輩達にも連絡して

あんたも…良いわね?と、聞いてきた

東郷「分かったわ」

恐らく中身はDVDかCDだろう

切り取られた友奈ちゃんの体の一部なんて考えは

全くと言えるほどに考えていなかった

そしてその考えの通り

勇者部室で開けた箱の中身は【友奈ちゃん①】と書かれた1枚のDVDだった


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「や、やだ……嘘だよね?冗談だよね……?」

友奈「や、やめ、やだ……やめっ」

友奈「やだあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

止めてと何度も何度も何度も何度も何度も繰り返す友奈ちゃんを嘲笑うかのように
なんの躊躇いもなく伸びた手

握られた鋏は友奈ちゃんお気に入りの可愛いTシャツを切り裂いていく

響く悲鳴は音量など関係なしに頭を揺らし

犯人への怒りをより強くする

友奈「止めて、お願い!誰にも言わないから!やだ、やだよこんなの!」

友奈「やだぁっ!」

女の子らしくない手

正確に言えば男の子の少しばかり荒々しい手が

汚れを知らない友奈ちゃんの柔肌に触れる

そして

友奈「触らなーー」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


動画再生していたウインドウが閉じる

消したらしい風先輩は怒りに目を見開き、乱れた呼吸を整える事なく

ギリッと、歯軋りを響かせた


ふざけんな……ふざけんな!ふざけんなぁッ!

怒号を上げた風先輩はやり場のない怒りを椅子にぶつけようとして

思いとどまって、怒りに拳を震わせて

噛み締めた唇から血を滴らせる

そんな風先輩を見つめていた樹ちゃんは

警察に届けますか?と、呟き

すぐに夏凜ちゃんはそれは待ちましょ。と、悔しそうに切り伏せる


なに言ってんの?今すぐにでも警察に

だから待ちなさい

あんたは友奈がこんな目に遭ってるのを黙って見過ごせって言うの!?

友奈がこんな目に遭ってるからこそ、待てって言ってんのよ

風先輩と夏凜ちゃんの言い争いは

夏凜ちゃんの怒りを抑えた一言ですぐに終結した

この映像を警察に公開する事はつまり

友奈ちゃんの霰もない姿を公開するということに他ならない

早く友奈ちゃんを救いたい

でも

この映像は公開したくない

そんな苦悩に苛まれる私達は鳴り響く始業の鐘さえ聞こえないほどに、暗く沈んでいた


それなら

それなら、私達で捜査しませんか?

樹ちゃんはパソコンからDVDを取り出すと、

ケースに入れて私に差し出す

東郷「樹ちゃん?」

ダビングして複製をください

音声や、環境音から場所が特定出来るかもしれません

樹ちゃんの今までにないほどの強い瞳は

私に拒否する事を許さない

お姉ちゃんと夏凜さんは大変かもしれないけど聞き込みを

私は音声捜査、東郷先輩は情報のまとめなどをお願いします

間髪いれない樹ちゃんの指示を私達は悩む事なく承諾すると

樹ちゃんは握りこぶしをほどいて、全員を見渡す

絶対に友奈さんを助けます!

みんなが一丸となっていく中で

私は中途半端になった動画の事を考える

怒りによる激しい動悸

でもその中に、それ以外の何か別の感覚、感情を感じていた

またあとでな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「触らないで!やだぁ……」

友奈「やだやだやだ……っ」

男性の手は友奈ちゃんのすべすべの肌を舐めるように徘徊する

おへそ周り、脇、脇腹、二の腕、肘

アンダーバスト、乳房、乳首

友奈ちゃんが嫌がって暴れるのも関係なしに

汚い手は友奈ちゃんを汚していく

友奈「なに……それ」

友奈の体から手が離れ、画面の奥に消えた瞬間

友奈ちゃんの瞳が見開かれた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「バイブ……?」

友奈「や、止めて!そんなところ!」

友奈「お願い、お願いします!やだ!そこだけは絶対やだぁ!」

友奈「やだ!見せないでぇ!っぅぐ!」

胸を見られるのも触られるのも嫌だ

けれど

男性の手は女の子が、そして友奈ちゃんが

もっと見られたくない触られたくないデリケートゾーンを覆う下着を切り取ると

誰しもが汚しやすいクロッチの裏を友奈ちゃんに見せつけたあと

カメラにも隅々まで見せつけたあげく

ほんのりと黄色くなっていた部分が友奈ちゃんの舌に触れるようにしながら

友奈ちゃんの口に押し込み

バイブと言われた小さな卵型の何かを友奈ちゃんの股下に押し付けた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ん!?」

友奈「っ!ぅ、ふひへぇ!ふひへぉっ!」

卵型の機械と同じ色をした

【激】、【強】、【中】、【弱】、【切】の五段階(実質四段階)の小さなリモコンがカメラに映り

先刻まで友奈ちゃんの体を這いずり回っていた指がそのスイッチを【弱】に引き上げる

ブブブブ……と

本当に微かな音を響かせる機械が恥ずかしい所に押し付けられている友奈ちゃんは

びくっと震えて目を見開き、涙を溢す

きっと、あれは震動によって刺激を与える機械なのだろう

友奈ちゃんは震動が伝わる度に

いつもとは違った可愛らしい声を漏らす

友奈「ふひへ……ほえはぃ……ほえはひひまふ……」

デリケートなところを見られ

変な機械で刺激されているだけでなく

微かとはいえ染みのついた自分のショーツを味わわされている屈辱

見ているだけの私には想像しえないものだと思う

友奈ちゃんの恥ずかしさに紅潮し、

屈辱に崩れる表情がズームされ、画面一杯に映る

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「うぅぅぅーっ!」

友奈「ん、ぅぐ!」

友奈「んんんぅ!」

卵型震動機の強さが【弱】から【中】に替わる頃

友奈ちゃんは嫌がっているよりも

何かに怯えながらも、マッサージを受けている人の甘美な声に似た呻き声を上げ始めていた

自分の唾液にまみれ、自分の生理現象の跡がついたショーツを噛みしめるのが嫌なんだと思う

白い布地がはみ出る友奈ちゃんの口許からは透明の涎が溢れだす

そして【中】が【強】に替わった瞬間

友奈「ふぐ!ん!ぅぅぅ!」

涙に塗れ、哀しみに閉じかけていた友奈ちゃんの瞳が見開かれ

刺激されていた腰辺りがはねあがり、

友奈ちゃんの一際大きい甘美な悲鳴が上がった

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「んんん!ぅぅぅぅぅー!」

友奈「んー!やぇへぇっ!」

羽織ものになってしまったTシャツや捲れ上がったスカート

口からショーツと唾液を出し、ガチャガチャと鎖を鳴らして

腰を浮かせたり落としたり忙しなく身悶えて

懇願を圧し殺されている友奈ちゃんは

凄く滑稽で、物凄く破廉恥だ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「んーっ!」

友奈「んー!んんぅ!」

友奈ちゃんは懇願する事さえ止めると

形振りかまっていられないのか、

激しく首を振り、言葉か悲鳴か分からない声をあげて

涙を溢れさせながら、卵型機械を持つ男性の手をした犯人を見詰める

カチッ!っと音がした

友奈ちゃんの必死な姿に犯人が止めて上げたのかと思った……けれど

友奈「んんぅぅぅぅぅぅぅーっ!!!!」

友奈ちゃんの悲鳴がそれは違うと否定する

画面端のリモコンが【強】から【激】に替わっていた

友奈「ぅ、う……ぅぅぅ……」

友奈ちゃんの恥ずかしい所にある小さな穴から

チョロチョロと薄く黄色い液体が零れ始めて

それは次第に勢いを増して、綺麗な放物線を描く

友奈「うーぅ!んーっ!」

無理矢理にでも閉じようとした友奈ちゃんの足を、

撮影者は強引に開脚させ、ビデオカメラが濡れるのもいとわずに小水の根元にカメラを近づける

友奈「グスッ……ヒッ……ぅぅっ……」

糸を引くショーツを抜かれた友奈ちゃんの表情が

濡れた画面のまま撮され、嗚咽が録音されて……

そこで画面は真っ暗になり、続く。と、大きく表示された

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

続く。またあとでな


東郷「なんて事……」

部室では途中までだった動画

最後まで観てみれば本当に酷い内容で

悪戯では済まされないものだった

けれど、私は怒りとは別の感情を感じて

否定する為に首を振る

だって、あり得ない

そんなことがあって良いはずがない

東郷「友奈ちゃ……んっ」

大親友で、大切で、大事で、大好きな友奈ちゃんが

見知らぬ誰かに裸を見られ、弄ばれて、お漏らしさせられるという

酷く屈辱的なことをされたのに

東郷「っ、ダメ、駄目なの……っ」

欲情しているなんて……許されない


友奈ちゃんが絶対に見せない表情

友奈ちゃんが絶対に聞かせない声

友奈ちゃんが絶対にしない醜態

永久に見れなかっただろうものが

この薄くてたった1枚の中に詰まっている

東郷「んっ……く……ぅ」

撮影者を自分に置き換えて

頭の中で鮮明な映像を再生する

撮影者は手しか映さなかった。声を出さなかった

それがどうしようもないほどに、私の妄想を容易にした

東郷「友奈ちゃ……ごめんなさい、ごめんなさい……友奈ちゃん、ごめんなさい」

私が絶対に駄目だと押し付けてきた願望は

名も知らない犯罪者によって抉り出され

私の体を支配して、慰める

その瞬間から私は……犯罪者の行為に憤りながらも、憎めなくなってしまった


翌日、学校へ行くと今度は私の下駄箱に私宛の便箋と小瓶が入っていた

【朝採り!友奈ちゃんの聖水】

こんなバカにするようなラベルが貼られ、

黄色っぽい液体の入った小瓶

東郷「っ……」

断熱タイプではないそれは生暖かさが確かに残っていて

昨日最低な事をしでかした私が妄想に見た

友奈ちゃんのはしたない姿が脳裏に甦る

東郷「友奈ちゃん……」

私の頭の中には犯人に対する怒りよりも友奈ちゃんへの罪悪感が大きく轟く

そして

友奈ちゃんに知られたくない、友奈ちゃんに嫌われたくないという恐怖と

友奈ちゃんのはしたない姿が見たい、声が聞きたいという欲望がぶつかり合っていた


東郷「…………」

部室にも教室にも行かずに真っ直ぐお手洗いに入り

個室に入るや否やカギを締めて、便箋を取り出す

東郷「何か要求?それとも……」

色々な意味でドキドキしながら慎重に開封して

中の手紙を開く

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
大親友の東郷さんへ
結城友奈凌辱動画、第一幕はどうだったかな
恥ずかしいけど、東郷さんのためならって
私がお願いして撮って貰ったんだけど、喜んで貰えたかな?
まだ見てないなら見て欲しいな
私が滅茶苦茶に凌辱されて、女の子として、人間としての尊厳を剥奪される姿を

ps
今、私は家畜なので母乳の代わりにおしっこを採集して貰いました
好きに使って良いけど、東郷さん以外の人に渡したらダメだからね?
そんなことしたら私、採集する価値ないって判断されて
おしっこの穴を使えなくされちゃうから
絶対だよ!約束だからね!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


文章の端々は友奈ちゃんらしいけれど

全く友奈ちゃんらしくない言葉ばかりの手紙は

友奈ちゃん自身に無理矢理書かせたのだろう

紙も文字もぐじゃぐじゃで

所々に涙の粒が滴ったような跡がくっきりとシミになっていた

東郷「酷い」

きっと文章に意味はなくて

ただ友奈ちゃんに屈辱を与えるため、

私達に不快な思いをさせるためだけに羅列されたものだ

東郷「友奈ちゃん……」

友奈ちゃんのおしっこが入った小瓶を握り絞めて

密封するための蓋を外した

……ふぅ
今日はもう出ないから終わりな


多分、尿道口に瓶を宛がってさせたのだろう

刺激臭はそこまで強くはなく

ほんのりと香るアンモニア臭は悪いものどころか

料理における最高の引き立て役のような感じがした

東郷「………………」

友奈ちゃんのおしっこなんて絶対に見れない

友奈ちゃんのおしっこなんて絶対に嗅げない

東郷「だ、駄目よ。流す為に開けたのだから」

そうは言いながらも、私は流す事が出来なかった

心のどこかが、笑って言う

誰も見ていないから良いでしょう?

2度と見られない。2度と嗅げない

2度と触れられない。2度と味わえない

だから少しくらい使っても。と

私の中の私が、囁く


昨日解き放たれた私の葬るべき欲望の囁きかや

小瓶を持つ手が便座から私の顔に近付ける

駄目、止めて

それはしたらいけない。許されない。あってはいけない!

抑止する力が求める力とぶつかって、手が震える

東郷「落ち着くのよ……東郷美森」

目を瞑り、心を落ち着けて

するべき行動を刷り込むように頭の中で想像する

小瓶を便器の上で逆さまにして、水を流す

単純明快でしょう?


東郷「本当にそれで良いの?」

私の理性に欲望が問う

昨日、何をしたの?

怒り、憎み、絶対的な罰を与えると誓うべきもので

何をしたのか忘れたわけではないでしょう?

東郷「私は……」

大好きな友奈ちゃんのえっちな動画を一度だけでなく

樹ちゃんように作った音声のみのを聞きながら、何回イケない事をしたのか

忘れたわけではないでしょう?

東郷「…………………………」

一度罪を犯した私が今更止めても、

私は、東郷美森は……大親友の凌辱動画で自慰をする犯罪者

東郷「違う」

違わない。なにも違わない

東郷「違う、違う……あれは、あれは……」

あれは私……でも私は貴女

自分を責め立てる自分自身の心に

私は堪えきれなくなって涙を溢す

東郷「許して……気の迷いだったの」

駄目、許されない

嘲笑するような笑顔の私の欲望は

私の理性をその腕に抱くと、優しく撫でる


強情な貴女に正当化できる最高の言い訳を教えて上げる

東郷「知りたくない!」

ううん、貴女は知りたい

ううん、違う。私が知っているのに貴女が知らないはずがない

東郷「知らない。私はなにも……」

貴女は誰かに言って欲しいの

自分はしたくないけれど、言われたから仕方がなくやる

そんな言い訳を待ってる

東郷「私…………」

否定できないでしょう?

だって

もうすぐ遊べる友奈ちゃんの小水から目が離せないし

ほら、喉がかわいてきた

東郷「っ……止めて、お願い」

友奈ちゃんの手紙を見てご覧?

友奈ちゃんは好きに使ってと、言ってるわ

貴女が使わないと、友奈ちゃんは価値がないって判断されてしまうらしいわ

だから

東郷「だから」

仕方がなく、本当に

本当に絶対にしたくないけれど

仕方がなく

東郷「仕方がなく、本当に。本当に絶対にしたくないけれど、仕方がなく」

友奈ちゃんのおしっこを、使う

これは友奈ちゃんの為。自分の為じゃない

東郷「友奈ちゃんのおしっこを使う。これは友奈ちゃんの為……自分の為じゃない」

私は自分の心に従って自分自身を納得させて

小瓶に指を入れて友奈ちゃんのおしっこに浸し

その指についた滴を嗅ぎ、ペロッとなめる

東郷「っ!」

舌に感じた刺激は全身に響き渡り、痺れさせ

昨夜のように、体を火照らせた

またな


東郷「どうして、どうして……っ」

空になった小瓶

喉に残る刺激

理性を虐げる罪悪感

東郷「最低……友奈ちゃんの親友失格だわ」

自分をどれだけ責め立てようと

行った事は変わらない

してしまった過去は変えられない

東郷「教室……行かなきゃ」

酷い罪悪感を携えたまま

鐘が鳴る校舎の中を車椅子ではしる

友奈ちゃんのいない教室は明るさが大きく削がれていて

改めてその存在の大切さを実感して

東郷「………っ」

友奈ちゃんの凌辱動画という犯罪の塊

それだけが友奈ちゃんを感じられるからと

また贈られて来ることに、期待してしまっている自分に気づいて歯噛みする

東郷「友奈ちゃん……」

私の心が汚れていく。堕ちていく

凌辱されているのは友奈ちゃんなのに

まるで、私が凌辱されているようだった


東郷「何でもないわ。大丈夫」

どうかしたのかと聞いてくる夏凜ちゃんに笑みを返して

私は下を見つめる

みんなが友奈ちゃんの行方

監禁している犯人像を考えて互いに出しあって

答えを必死に模索している部室

私はきっと、ここにいるべきではない

東郷「私……帰ります」

怒られるかと思ったそれに、風先輩は悲しげな表情を浮かべただけで何もいわずに頷く

夏凜ちゃんは送ろうか?と言ってはくれたけれど

迎えがあるからと断った


一人きりの自室

窓から見える友奈ちゃんの部屋は土曜日からずっと静寂を保ったままだ

東郷「………………」

今頃、友奈ちゃんは新たな凌辱をされているのだろうか

それとも、既に凌辱されて犯人が動画編集をしているのだろうか

東郷「……ん」

考える私の体が熱くなっていく

最低な私は友奈ちゃんが凌辱されている姿を妄想して、発情して

自慰をしようとしている

東郷「……友奈ちゃん、許して」

私は友奈ちゃんが好き

友奈ちゃんの好きとは同音異義な好き

いけないと解っている。報われないと解っている

でも好き。大好き……だから我慢できない

友奈ちゃんのえっちな姿を妄想し

どんなえっちな事をするのか、させられるのかを組み合わせて自慰に耽る

東郷「友奈ちゃん……友奈ちゃん……っ」

悪いことをしているのに

気持ち良くて、満たされて

何回も、何回も

私は頭の中で友奈ちゃんを凌辱し続けた


東郷「………………」

汚れを拭くためのティッシュで汚れた体に

頭から水の雨を降らせる

寒さも熱さも関係なく、私に絡み付く情欲を洗い流し

頭を冷やす為に冷水をかけ続ける

東郷「……なにが目的なの?」

僅かに冷えた頭で考え、呟く

友奈ちゃんの体が目当て?

それならあんな凌辱映像なんて必要ない

身代金目当て?

それならもう、相手から要求が来ているはず

ならば、犯人の目的とは一体なんなのだろう?


東郷「……私の体?」

映像も便箋も私宛だった

友奈ちゃんのことを大切に考えている私にそれを見せることで

友奈ちゃんとの交換条件を出した際に

私が友奈ちゃんの為にと受けるしかなくさせると共に、

私がさせられる事の予習用映像にしようとしている可能性はどう……?

東郷「可能性はある」

勇者部を私的組織化……犯罪を犯すほどのメリットはない

勇者部を友奈ちゃんのようにえっちな事の道具にしようとしている

……可能性はあるけれど、その場合は犯人がただの性犯罪者ということになるし

性欲による衝動的犯罪なら、動画編集や小水の贈り物、手紙

手が込みすぎている

性犯罪者で多少なりと考えているのだとしても

あのバイブなる機械でも送りつけて自慰している動画を送れとでも命令する

そう言った卑猥な映像入手等に頭を使うはずだ

性欲ゆえの犯罪なら、性欲を満たせれば良いのだから

やはり、この手の込み具合は異常だ


ゆえに、友奈ちゃんは前菜あるいは生け贄であり

目的である私を入手したい

というのが色々と筋のとおった答えだと私は思う

東郷「友奈ちゃん」

シャワーの栓を締めて、頭を振る

頭は冷えたが体も冷えた

東郷「友奈ちゃん……」

温めて欲しい。友奈ちゃんの温もりが欲しい

喜んで体を差し出すから友奈ちゃんを返して

私の欲望ゆえの願望

私のせいで巻き込まれた可能性ゆえの罪悪感からの願望

私の中は友奈ちゃんを求める気持ちで一杯になり、

友奈ちゃんを求めている2つの願望は混ざりあっていく

東郷「……っ」

私の中の私が……笑った気がした


翌朝、友奈ちゃんの下駄箱には私宛の小包が入っていた

月曜日と同じくらいの大きさ

恐らくは、友奈ちゃん凌辱動画2だ

東郷「夏凜ちゃん……部室にいきましょ」

怒りかなにかもわからない無表情の夏凜ちゃんは

私の言葉にハッとして、そうね。と呟く

部室に来た私は全員を見渡して、DVDを掲げる

東郷「新しい……映像です」

被せるように響く始業の鐘

けれど、誰一人気にしない。微動だにしない

見たくない人、授業の方が大切なら来なくていいと言ったにも係わらず、

連絡の回った樹ちゃんと風先輩も部室に来た

全員授業よりも友奈ちゃんのことが大切なのだ

東郷「再生します。無理だと思ったら言ってください。止めますから」

私の言葉に全員が頷き、息を呑んだ

またあとでな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「やだ……そんなの絶対やだ!」

友奈「もうしない!お漏らしなんてしないから許してください!」

友奈「嫌だ嫌だ嫌だやだぁ!」

動画は友奈ちゃんの絶叫と懇願から始まり

なにかを言われているのか、見せられているのか

友奈ちゃんは首を激しく横に振って叫ぶ

それでも、犯人は止めるつもりはないらしく

その見せられたなにかが、男性の手と共に画面に映った

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

映ったのは、先端部が丸くなり

もう片方の先端がストロー口のような細長い棒状のもの

男性の指で押しても潰れない、ガラスかプラスチックの管

友奈「息を……?」

友奈「っ……」

それを 咥えさせられた友奈ちゃんは

男性の指示だろうか鼻で息を吸って止めると

勢い良く、管の中に息を吹き込む

友奈「!」

すると、丸まって行き止まりになっていた先端部が割れて

反り返しのついたストローへと変わり、

男性の手がしたから反り返しをなぞると

少し弾力があるのか、元の一本の管に戻り

男性の圧迫が無くなると、また反り返しが復活する

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

たったそれだけの機能しかない管

けれど……それただけで十分だった

友奈「やだ……そんなの入れないでっ!」

友奈「お願い!お漏らししちゃう!我慢出来なくなっちゃうからっ!」

友奈ちゃんの叫び空しく、先の広がっていない新しい管が画面の外から

透明の液体を滴らせながら管が姿を現し、

それはゆっくりと、友奈ちゃんの尿道口を押し広げ、侵入していく

友奈「ひっ……ぁ……」

友奈「ぅ……ぁぁ……」

ポロポロと涙を溢す友奈ちゃんをよそに

管はどんどん友奈ちゃんの中へ入っていき

友奈ちゃんがなにかを感じて身を強張らせた瞬間

ストロー口は画面の外に消え、友奈ちゃんの顔が拡大で映る

そして

友奈「っ!?」

友奈ちゃんの瞳が大きく見開かれて

映像は画面の拡大が通常に戻ることなく下へ下っていき

友奈ちゃんのデリケートゾーンが映る

友奈ちゃんの尿道口からは管が飛び出ていて

そこからはチョロチョロと薄く黄色い水が垂れ流しになっていた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

続くまたあとでな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「酷い……酷いよこんな……」

友奈ちゃんは自分の尿道が抉じ開けられているのを感じているのか

苦しそうで恥ずかしそうな顔をする

それでも流れるおしっこは止まらず、止められず

だんだんと流れは弱く細くなって

友奈ちゃんの膀胱が空になってようやく止まる

友奈「ぐすっ……うぅぅ……」

意図してではなく、お漏らしですらない

屈辱的な排泄行為

友奈ちゃんは嗚咽を漏らし、体をふるわせ

その度に、管に残った水滴がポタポタと滴る

友奈「もう止めて!嫌だよこんなの!」

友奈ちゃんが全く見せない怒り

友奈ちゃんが全く聞かせない怒号

友奈「どうしてこんなことするの?なんで!なんで……私なの……?」

友奈ちゃんの問いに対して、男性の手は黄色い液体の入った透明の桶を

わざとらしく音を立てて、友奈ちゃんの側に置くと

友奈ちゃんの尿道から伸びる管となにかを繋ぐ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「嘘だよね……?冗談だよね?」

友奈「やだ……そんなの戻さないで」

友奈「汚いよ……っ!出すための所なのに!」

友奈ちゃんの管と繋がれたのは手動式のポンプだった

一定の勢いで流し込む電動式ではなく

緩急が人次第の手動式という点がまた、いやらしい

そして、男性の手はポンプに溜めるための最初の一握りを行う

友奈ちゃんの体はビクッとして

まだ来ていないことに気付いた友奈ちゃんは涙を溢しながら口を開く

友奈「ごめんなさい、騒いでごめんなさい。もう言わない!ごめんなさい、ごめんなさい!」

友奈「許してくださいお願いします。お願いします、お願いします!」

友奈「そんな汚いことやだ……恥ずかしいことやだ……見られたくない……見られたくないよぉっ!」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんの懇願と悲鳴は男性の手を止めるどころか

動かすための電源のようなものだったのかもしれない

友奈「ひっ……ぁ、ぁぁぁぁぁぁぁっ!」

男性の手はポンプの上から下へと

牛の乳を絞るかのようなゆったりとした流れで圧迫していく

友奈ちゃんは一瞬だけ目を見開き、すぐに閉じて悲鳴を挙げる

普通に生きていれば尿道から膀胱に液体が流れ込むなんてありえない

その想像しがたい感覚に呻く友奈ちゃんの前で

空になったポンプが桶の中から音を立てて吸い上げる

友奈「ぅあぁぁぁあああぁぁああっ!!」

友奈ちゃんの絶叫が響き渡る

こんどはゆっくりではなくポンプを一瞬で握り潰したのだ

膀胱の奥を水鉄砲で撃たれたような刺激は

想像するだけで痛く苦しい

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

もう止めろ!と、

三度目の注入に移りかけたところで

風先輩が叫んだ

ふぅ……もう出ないな

間違って開いたなら戻れよ
アニメほど優しくないからな


風先輩は握り締めた拳を机に叩きつけて、震わせると

なんで友奈がこんな目に遭わないといけないのよ

怒りに震えた声でそう呟く

東郷「友奈ちゃんが人に恨まれている。というのは考え難いです」

優しい優しい友奈ちゃんは

人から感謝されることはあれど

怒りや憎しみを受けるなんてことはありえない

ならどうして……そう唸った風先輩の隣で

小包を見詰めていた夏凜ちゃんは、瞳を私に向け、

ねぇ東郷……あんたなにか知ってるんじゃない?と、聞いてきた


東郷「なぜ?」

そう聞くと、夏凜ちゃんは困った顔で首を振り、

宛先が全部東郷宛だから。と、言った

夏凜ちゃんだけでなく、

風先輩や樹ちゃんも疑問に思っていて

でも言わなかったのだろう

その一言に二人はビクッと体を震わせた

私は友奈ちゃんが誘拐されたあとに疚しいことはあれど

誘拐された事に関しては疚しいことは一切ないと思っている

とはいえ、私を狙っている可能性は否めない

東郷「私は……友奈ちゃんがこんな目に遭わないといけないような事はしていないわ」

ただ、こうなった以上

悪意なき何らかの害を誰かに与えた可能性はある

けれど、そんなことは分かりようがなかった


夏凜ちゃんはでしょうね。と

まるで答えを分かっていたかのように溜め息をついて

嫌なこと聞いて悪かったわ。と呟く

夏凜ちゃんだって聞くこと事態、嫌なことだったはずなのに

東郷「でも、私が原因の可能性はある……思い当たる節があれば全て報告します」

風先輩はそんなことないと言ってくれた

樹ちゃんは東郷先輩が原因なんてありえませんと言ってくれた

でも、こうして友奈ちゃんが被害に遭い、
私に向けて残虐な映像が届く以上疑うしかない

それでも、夏凜ちゃんは

愉快犯の可能性だってあるんだから、気負いすぎんじゃないわよ。と

優しい声で……言ってくれた


夜になった自室で、私はヘッドホンをつけてパソコンと向かい合っていた

東郷「………………」

友奈ちゃん②と書かれたDVDを挿入し、

再生用の機能を起動させる

駄目だと解っていても、止められない

私は友奈ちゃんが欲しい

友奈ちゃんを感じたくて堪らない

心も体も寂しかった

ごくっと喉を鳴らして、私は再生をクリックした

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ぁ、ぅ……やだ……もうやだよ……」

友奈「もうしたくない……もうやだ……」

友奈「おしっこ止まらないよぉ……」

見たことない友奈ちゃんの表情

聞いたことない友奈ちゃんの声

映像を見ているだけの私でさえ、その絶望感に絶句したというのに

カメラを持つ犯人は容赦なく進めるつもりなのか

おしっこの入った桶を空の桶と交換する

その瞬間友奈ちゃんが目を見開く

友奈「ごめんなさい!ごめんなさい!もっとしたいです!」

友奈「嫌なんて言ってませ……言ってごめんなさい!」

友奈「嫌じゃないです!もっとおしっこしたいです!自分のおしっこたくさんしたいです!」

友奈ちゃんは涙ながらの笑顔で

友奈ちゃんらしくない言葉を

さっきまで嫌がっていたことを喜び、求める

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「お願いします……おしっこが、おしっこがいいです……」

友奈ちゃんが豹変し、嫌がっていたおしっこを求めた理由が画面に映る

コーラと書かれた炭酸飲料

犯人はそれを空の桶に2リットル全て注ぐと

友奈ちゃんの管と繋がれたままのポンプから伸びた吸い上げるための管を

桶の中に浸す

友奈「あ、ぁぁぁぁ……っ」

目を見開いていた友奈ちゃんは

覚悟を決めたように目を瞑ると

ニコッと笑みを浮かべた

友奈「ごめんね、東郷さん」

その一言のあと、男性の手は炭酸の抜けていないコーラの溜まったポンプを

容赦なく、握り潰す

友奈「あ゛ぁ゛ぁぁあ゛ああ゛ぁぁああ゛っ!!!」

何度も

友奈「あぁぁぁあ゛ああ゛ぁぁああ゛っ!!!」

何度も何度も何度も何度も何度も何度も

友奈「ぁ、ぁぅ……ぁ……」

友奈ちゃんが喉を枯らし、コーラのように泡を口から溢して

白目をむき、膀胱が満タンになって下腹部が膨らむまで、何度も……

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


映像は友奈ちゃんの管に栓をして終わった

あのまま、友奈ちゃんは膀胱にコーラを入れたままかと思うと

沸き上がる怒りにパソコンを破壊してしまいそうだった

東郷「こんなのはただの拷問だわ!」

炭酸飲料を体内に……しかも弱い膀胱に流し込むなんて人間の出来ることじゃない

友奈ちゃんを助けなきゃ、友奈ちゃんを助けなきゃ

なんとしてでも、何をしてでも

そう……この犯人を殺してでも。助けなきゃ

東郷「殺してでも…………っ!?」

私の内心の言葉を自然に

なんの疑問もなく呟いてしまった事に驚いて、首を振る


いくら憎い犯人でも殺してはいけない

それが解っているのに

東郷「友奈ちゃん……」

殺してはいけないのなら、犯人から奪い返すべきだわ

犯人よりもずっとずっと愛のある行いで

友奈ちゃんの体を癒して上げるの

東郷「でも、それは友奈ちゃんを」

そうすれば友奈ちゃんが手に入る

痛くなくて優しい快楽の虜にして

私達の……そう、貴女だけのモノにするの

東郷「私だけの……」

そのあまりにも魅力的な言葉を

私は友奈ちゃんを救うという建前に隠す

東郷「そうね……友奈ちゃんの為にもそうしなきゃいけないわね」

……私の心はもう、悪魔の虜だった

また後でな


翌朝、何気なくテレビをつけると

報道の人は感情を押し隠した声で、原稿を読み、

合わせるようにして、画面下部と右上のテロップが変わる

  《海岸に靴…行方不明の少女か…》

東郷「え…………?」

その内容があまりにも信じがたくて

鳴り響く携帯電話すら無視して画面を睨む

話によれば、警察の捜索隊が海岸に浮かぶ靴を発見したらしい

靴には名前は無いものの、靴底の真新しい擦り傷から

友奈ちゃんが岸壁から足を滑らせて海に転落し

靴だけが波などの影響で脱げたのでは?

と、推測されているらしい


ふざけるのも大概にして欲しかった

友奈ちゃんが海で溺れて死んだ?

友奈ちゃんが不慮の事故で転落?

東郷「ありえないわっ!そんなことはありえない!」

だったらあの映像は?あの小水は?

どうやって撮った?どうやって採集した……?

東郷!と、叫び声が響き、

振り返ると、汗だくの夏凜ちゃんが息を切らしながら、佇んでいた

東郷「夏凜ちゃん……?」

夏凜ちゃんは悲しそうな表情で私の車イスの持ち手を掴むと

見てもらいたいものがあるの。と強引に車に乗せ

警察署へと向かった


すでに風先輩と樹ちゃんが居て

樹ちゃんは風先輩にすがり付くようにして、泣いていた

夏凜ちゃんが風先輩に目を向けると、

風先輩は悲しそうに、残念そうに首を振る

東郷「夏凜ちゃ……」

夏凜ちゃんは私になにも言わせず

唯ひとこと、どうなのか教えてと呟いて

海岸で見つかったらしい靴を、見せてきた

東郷「……………………」

白を基調としたキャンバス地に桃色のラインが入った可愛らしいスニーカー

友奈ちゃんの純粋さの白色

友奈ちゃん可愛らしさの桃色

あぁ……正に私の選んだ友奈ちゃんの靴だ

東郷「違うわ……違う。友奈ちゃんの靴は海にはない」

夏凜ちゃんはそっか。と、残念そうに呟く

なぜ?どうして?私は否定したのに……

困惑する私の頬を、夏凜ちゃんはハンカチで軽く拭って

使いなさい。と、言った

けれど、夏凜ちゃんの優しさに包まれても

……涙は、止まらなかった

またな


いつのまにか夜だった

友奈ちゃんの靴を見たあと気を失ったわけではない

それなのに……なにも覚えていない

東郷「……夏凜ちゃん?」

私の部屋で、なぜか視界に写った夏凜ちゃん

名前を呼ぶと、夏凜ちゃんは驚いた顔をして

すぐに安堵したような溜め息をつく

なにか食べる?

夏凜ちゃんにそう言われて、初めて自分が空腹だと気づく

東郷「……うん」

気絶ではなく上の空

私は意識を保ったまま、無意識になっていたらしく

独り暮らしの夏凜ちゃんは、夏凜ちゃん自身の安全と

生気のない私の為、東郷の家に来てくれたらしい


海岸にあったという靴

あれは紛れもなく、友奈ちゃんのだ

私が見間違えるはずはない

東郷「………………」

そうだわ

きっと友奈ちゃんが死んだと見せ掛ける偽装工作だ

だってそうでしょう?

冷静に考えなさい。東郷美森

友奈ちゃんは私と交換するべき人質

あの拷問だって、私に問答無用のイエスをさせる為だったはずだわ

なのに、友奈ちゃんを殺したら私と交換できないじゃない

東郷「そう、そうね。そうだわ。そうに違いない」


自分の考えに納得し、友奈ちゃん生存を喜んでいると

夏凜ちゃんはしっかりしなさい!と、怒鳴る

東郷「どういう事?」

しっかりしてる

頭はこれ以上無いほどに冴えてる

にっこりと笑って大丈夫と言った瞬間

夏凜ちゃんは物凄い形相で私を見つめていたけれど

次第に悲しそうになって、首を振る

私が上の空の間、夏凜ちゃんが聞いた話し、

友奈ちゃんが転落したと見られる場所が発覚

真下に置かれたテトラポットというモノには

友奈ちゃんのものと思われる血痕があったそうだ

…………………

…………………………ふふ

東郷「ふふふっ、夏凜ちゃんは馬鹿ね」

夏凜ちゃんのこの友奈ちゃんに似た純粋さは可愛らしいけれど

ここまで来ると、馬鹿と言わずにはいられない

寝る


東郷「送られてくるDVDよ。夏凜ちゃん」

そう切り出し、なぜ大丈夫なのかを伝える

1つ、DVDは【続く】で終わっている

それはつまり、まだ続きがあるということであり

続きは友奈ちゃんが生きていなければ作れない

1つ、犯人は私と友奈ちゃんの交換を考えている

それは宛先が私個人に向けてのものであることから

可能性程度ではあるけれど、判断できる

恨みや、僻みなど……理由はともかくとして

友奈ちゃんの凌辱映像を見せてくるのは

私が友奈ちゃんを救いたい一心でなんでもするように仕向けようとしているに違いない

1つ、靴だけなら偽装工作は容易

友奈ちゃんの履いていた靴をそのまま海に投げ込み、

血痕に関しては小動物から採ったり、友奈ちゃん自身から採血すれば用意できてしまう


夏凜ちゃんは黙って私の考察を聞き、

それで全て?と、悲しそうに言う

東郷「……え?」

私の考えにおかしな点はなかった

それなのに、夏凜ちゃんは首を振ると

私の体をぎゅっと抱きしめて、

それはあまりにも希望的過ぎるわ。と、囁く

東郷「希望的では、だめ?」

ダメじゃない

でも、あまり期待はしすぎない方が良い

夏凜ちゃんはそう言って私の頭を撫でると

ゆっくりとベッドに横にする

垣間見えた夏凜ちゃんの表情は暗い

闇よりもずっと………

そして、

DVDにだけはすがり付くな

DVDに希望だけは抱くな

夏凜ちゃんはそう言って私の視界から消えていった


翌朝、私達勇者部が誰一人信じていない友奈ちゃんの事故を受けての朝礼があることもあり、

私と夏凜ちゃんはいつものように登校して、

夏凜ちゃんはそれが日課のように、友奈ちゃんの下駄箱を覗く

東郷「……どう?」

私の問いに夏凜ちゃんはチラッと私を見ると

下駄箱の奥から小包を取り出す

DVD1枚分の厚さに、私宛のメモ帳

間違いなく、犯人からだ

東郷「夏凜ちゃんさっそくーー」

処分するわ

夏凜ちゃんは私を遮ってそう言うと

私の目の前で厚紙を破り捨てて、中のDVD入りのケースの両端に力を込める

東郷「止めて!止めて夏凜ちゃん!お願い!だめ!」

ミシミシと嫌な音がする

DVDケースは中身ごと緩やかに歪曲していく


東郷「っ!」

動かない足。それでも無理して夏凜ちゃんを止めようとした結果、

まえのめりになっていった体はそのまま車椅子に戻れず、

夏凜ちゃんの目の前で無様に床に倒れこむ

それでも

東郷「お願い……それが唯一の友奈ちゃんの手掛かりなの」

私は自分の体よりもDVDを優先する

また友奈ちゃんが凌辱されているかもしれない

でも、それならまだ生きてる可能性がある

だから……と、すがる私に、夏凜ちゃんは悲しそうな目を向けて

友奈は暴行の限りを尽くされて海に転落させられたかもしれない

そもそも1日で全て録り貯めて、その日の内に殺された可能性だってある

東郷「止めて……止めて……っ」

夏凜ちゃんは私が無意識に避けていた考察を羅列していく

止めてと言っても夏凜ちゃんは止めない

現実から目を背けようとする私に、現実を教えるかのように

コレに依存したら終わりよ東郷

唯一の友奈の手掛かり

唯一、友奈を見られるし声が聞ける

それでも……依存したら犯人に負けることになる

夏凜ちゃんはそう言って、DVDを鞄にしまうと

私の体を抱き起こして、車椅子に座らせる

東郷「……………………」

夏凜ちゃんは知っていたのね

友奈ちゃんが映る映像に、私が強く依存仕掛けていたことに

そして友奈ちゃんの死を感じさせるような今回の件で、

私のその依存が完成してしまうということに


東郷「夏凜ちゃん……友奈ちゃんは」

そう聞くと、夏凜ちゃんは首を横に振って解らないと答える

東郷の言う通り、あれは偽装工作で友奈は生きてるかもしれない

あれは偽装工作なんかではなく、本当に友奈は死んでしまったかもしれない

夏凜ちゃんはそう言って、みんなを集めるためか

端末を操作してアプリでみんなに連絡すると

朝礼後、部室集合と言って私の車椅子を押す

東郷「……友奈ちゃん」

そして朝礼後、私達勇者部は部室に集まった


集まってすぐ、夏凜ちゃんは今朝もDVDがあったことを正直に話して

結局無傷なケースをみんなに呈示すると

この中身は見ない方が良い。と、言い放った

なぜ?

嫌な予感がする

そんな理由ならまずはチェックしないと

今まで以上にキツいわよ

風先輩と夏凜ちゃんは冷静に言い合って

風先輩がさらに質問する前に、夏凜ちゃんは

怒り狂わないなら見なさい。そう告げて風先輩にDVDを渡す

希望も期待も捨てて、コレが唯の情報媒体と考えること。良いわね

夏凜ちゃんはそう言うと、

一人パソコンから離れて窓際に椅子を置き、座り込む


残された私達は夏凜ちゃんからDVD

DVDから自分たちと目を滑らせて、パソコンを見つめる

夏凜ちゃんの忠告は気になるけれど

DVDの中身も気になった私達は

危なそうなら直ぐに終了と定めて再生する

写ったのは……海だった

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

打ち付ける波の音

風にさざめく、木々の音

自然豊かな音の中で

縛られて身動きが取れない裸の女の子が靴だけを履いて

夜の海の防波堤に立っている

友奈「……………………」

その女の子、友奈ちゃんはなにも言わない

黙ってカメラを見据えているだけ

やがて、カメラマンから指示されたのか

友奈「ふっ……ん……」

外であるにも関わらず、友奈ちゃんは私がしているように自慰を始めた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ん……ぁっ……」

友奈「はぁ……はぁ……」

友奈「あっ……っ」

縛られた両手で懸命に陰核を刺激する友奈ちゃんの姿は

惨めで、情けなくて、人としても女の子としても尊厳の欠片もない

醜悪なものにみえる

友奈「ん……」

友奈ちゃんはカメラの方を見て一瞬顔をしかめると、

直ぐに頷いて自慰をより激しく行う

そして

友奈「東郷さん……東郷さん……っ」

友奈「んっ、あっ、東郷さんそこっ、あっ」

友奈ちゃんは私の名前を呼び始めた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

我慢するな。声を出せ。そう言われているのか、

友奈ちゃんはずっと私の名前を呼び、

淫らな声をあげ続ける


友奈「はぁっあ、あっ東郷さん、私……はっ」

友奈「こんなっ、外で……ぉ、[田島「チ○コ破裂するっ!」]するいけない子ですっ」

友奈「あっんっ、あっ、っ」

友奈ちゃんの声はどんどん熱っぽく、

どんどん淫らになっていき、友奈ちゃんのデリケートなところはテカって

半透明に近い液体を滴らせ

くちゅくちゅと、淫靡な音が響く

友奈「だから……逝きますっ、んっ!」

友奈「大好きな東郷さんでイッて、逝きます……っ」

友奈ちゃんは悲しそうな笑顔を浮かべると、

見せつけるように股を開き、

友奈「イッちゃうよ東郷さんっ!!」

そう叫んで、おしっこにも見える液体を割れ目から噴き出させて

友奈「さようなら、東郷さん」

防波堤の奥、暗い海の方に落ちていった

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


東郷「友奈……ちゃん……?」

合成?

いや、合成にしては音にも映像にも乱れがない

素人がやったにしては巧すぎる

じゃあ……友奈ちゃんは?

東郷「友奈ちゃん……友奈ちゃん……っ」

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

東郷「嘘!!!!」

認めない!

認められるわけが…………

馬鹿……だから言ったのに

夏凜ちゃんはそう言って嘆く私の体を抱き締める

優しい

暖かい

そのぬくもりに身を任せて、私は我慢することなく、泣いた

またあとでな

意味不明な伏せ字機能あるんだな
>>107訂正


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

我慢するな。声を出せ。そう言われているのか、

友奈ちゃんはずっと私の名前を呼び、

淫らな声をあげ続ける

友奈「はぁっあ、あっ東郷さん、私……はっ」

友奈「こんなっ、外で……ぉ、オナニーするいけない子ですっ」

友奈「あっんっ、あっ、っ」

友奈ちゃんの声はどんどん熱っぽく、

どんどん淫らになっていき、友奈ちゃんのデリケートなところはテカって

半透明に近い液体を滴らせ

くちゅくちゅと、淫靡な音が響く

友奈「だから……逝きますっ、んっ!」

友奈「大好きな東郷さんでイッて、逝きます……っ」

友奈ちゃんは悲しそうな笑顔を浮かべると、

見せつけるように股を開き、

友奈「イッちゃうよ東郷さんっ!!」

そう叫んで、おしっこにも見える液体を割れ目から噴き出させて

友奈「さようなら、東郷さん」

防波堤の奥、暗い海の方に落ちていった

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

>>108訂正




東郷「友奈……ちゃん……?」

合成?

いや、合成にしては音にも映像にも乱れがない

素人がやったにしては巧すぎる

じゃあ……友奈ちゃんは?

東郷「友奈ちゃん……友奈ちゃん……っ」

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

東郷「嘘!!!!」

認めない!

認められるわけが…………

首を激しく振り現実から目を背けようとする私に、夏凜ちゃんは

馬鹿……だから言ったのに

そう言って、私の体を抱き締める

優しくて暖かい。そのぬくもりに身を任せて、

私は我慢することなく、泣いた


東郷「……………………」

友奈ちゃんの部屋には、死んだなんて信じられないくらいに生活感が残っていた

きっと、土曜日に会いに行く相手のことを考えて

友奈ちゃんなりに凄く悩んでいたんだろう

あれもこれもと、服が出したまま……

東郷「…………友奈ちゃんが、おしゃれに気を使った?」

友奈ちゃんも女の子だから、別段不思議ではない

でも、服を片づける余裕もないほど一生懸命になるなんて

私が見てきた中では、覚えがない

泣き晴らして、澄んだ頭で考える

東郷「友奈ちゃんは誰に会いに行った?」

知ってどうする

見つけてどうする

ーーー言うまでもない。報復だ

東郷「………………………………」

私の心の囁き

いつもなら耳を貸すなんて無かったかもしれない

でも、私は迷うことなく犯人探しを始めることにした

東郷「友奈ちゃんは死んだんじゃない」

あれは殺されたのよ

たとえ、あそこで飛び降りるのが友奈ちゃんのアドリブだとして

あれは自殺だったのだとしても

追い込んだ犯人のせいだ。追い込んだ犯人が殺したんだ

だから

東郷「だから」

殺しちゃいましょう

東郷「殺しちゃいましょう」


犯人探しをして、

犯人を拷問して、犯人を殺す

そんなことを考えなければ

そんな、生きていく理由がなければ

私は今すぐにでも、友奈ちゃんの後を追ってしまいそうだったから

東郷「…………友奈ちゃん、私やるわ」

友奈ちゃんのぬくもりを感じられないベッドをなぞり、誓う

そして、全てが終わったらまた会おうね。と

友奈ちゃんの写真に微笑んだ


友奈ちゃんの靴が発見されてから数日

遺体は相変わらずあがらないけれど

犯人探しの方も全く進展していなかった

それもそのはず

私の犯人探しには誰も手を貸してくれなかったからだ

もっとも、風先輩の警察に任せるべきという至極全うな意見を押し退け、

事故を事件にするための情報を隠したのだから

当たり前と言えば、当たり前

恨まれやすい被害者ならともかく

誰からも好かれる友奈ちゃんの事故

物的証拠がなければ有り得ないの一言で一蹴されるのは目に見えていた


友奈のあんな姿を公開するのが嫌なのは解るけど……

風先輩や樹ちゃんが私の本心を見抜けないでいる中で

夏凜ちゃんだけは

友奈はきっと望んでないわよ。と

遠巻きに制止を呼び掛けてくる

東郷「無理よ……これは私が生きていくために必要なの」

友奈ちゃんがいなくなって空いた巨大な心の穴

それを埋めるために、新たに産まれた憎しみ、そして怒りはなければいけなかった

またな


夏凜ちゃんは言葉を失ったのか、悲しそうな顔をすると

東郷……あんたは馬鹿よ。と、覇気のない声で呟く

東郷「否定は出来ないわ」

でも、私にはそれしか考えられない

夏凜ちゃんの友奈ちゃんに劣らない優しさと温もり

それはとても有り難くて、嬉しいけれど

東郷「ごめんね、夏凜ちゃん」

私の感情は怒りと憎しみで一杯で、 今は誰かを好きになるなんて

到底出来ない


夏凜ちゃんに今日も行かないと伝えて

下駄箱へと向かう

東郷「……………………」

犯人について分かっているのは、友奈ちゃんと少しは交流のある相手

そして友奈ちゃんが身なりにいつも以上に気を使うような男性

……いや、男性ではなく同年代の男の子の可能性が高い

というのも友奈ちゃんが繋がりを持つ異性なんてその辺りが妥当。限界だからだ

東郷「そして気になるのは友奈ちゃんとの最後の電話ね」

友奈ちゃんの声は明るかった

男の子とのデートに緊張しているような感じもなく

ただただ、楽しそうに嬉しそうに明るい声だった

つまり、なにか良いことがあるはずたった

それも友奈ちゃんに。ではなく

勇者部のみんな……あるいは私に

でなければ友奈ちゃんは隠さない

こんなことがある予定、あんなことする予定

友奈ちゃんはちゃんと言ってくるはずだ


東郷「宛先を踏まえて考えれば……」

考えに耽る私の肩が不意をついて叩かれ、

待ちなさい東郷

聞き馴染んだ夏凜ちゃんの声が聞こえ、振り向くと

帰り支度を済ませた夏凜ちゃんが

自分の下駄箱から靴を取り出していた

東郷「部活は良いの?」

そい聞くと、夏凜ちゃんは

今は部活よりあんたの方が心配なのよ。と

困ったように呟く

そこまで心配してくれているのね


夏凜ちゃんは別に大丈夫よと言っても

良いから。と、私に気をかけてくれる

少し意地っ張りな所があるけれど

優しさと思いやりがある夏凜ちゃんはやっぱり、良い子だと思う

東郷「……夏凜ちゃん?」

ふと、夏凜ちゃんが友奈ちゃんの下駄箱を覗いているのを見て、名前を呼ぶ

怪訝そうに顔をしかめる夏凜ちゃんは

私のことを一瞥すると、友奈ちゃんの下駄箱から

見覚えのある小包を取り出して、私に向ける

東郷「東郷……さん、へ……?」

私がメモを読むと、夏凜ちゃんは小さく頷いて

小包を自分の鞄にしまうと

行くわよ東郷。と、言いながら私の車椅子を押して校門へと向かう

東郷「夏凜ちゃん、部室には」

行かない

行っても風や樹をまた苦しめるだけだから

夏凜ちゃんはそう言って、待機していた私の迎えの車に乗り込む

あんた一人に見せるわけにはいかない

夏凜ちゃんは私の手をぎゅっと握るとそう言って

東郷「ありがとう。夏凜ちゃん」

その気遣いに、心からの感謝を伝える


私の自室に入ったそばから、

夏凜ちゃんは自分の鞄から小包を引っ張り出して

破くわよ。と、宣言してから小包を破り捨てて

中のDVDを取り出す

友奈ちゃん④と書かれたDVDを夏凜ちゃんからひったくるように受け取って

パソコンのDVD挿入口に入れる

東郷「…………」

DVDが再生されるまでの僅かな時間ですら煩わしく思う心を落ち着けるように

深呼吸をして、夏凜ちゃんの手を握る

夏凜ちゃんは驚く事も、拒否する事もなく

私の手を握り返し、頷く

そして夏凜ちゃんは私の手ごとマウスを動かして

押すわよ。と、再生をクリックした

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「………………」

友奈ちゃんは俯いたまま、なにも言わない

けれど、友奈ちゃんの尿道から伸びた管からは

点滴のように、透明に近い液体が滴り落ちる

隠されず露になっている友奈ちゃんの可愛らしい発育途中の胸が上下して、

友奈ちゃんが生きてることを、明確にする

友奈「次は、何をしたら良いですか?」

友奈「なんでもします。どんなことだって」

友奈「だからもう、おしっこさせないでください……」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

酷く憔悴しきった友奈ちゃんの声

炭酸飲料であるコーラを何度もおしっこさせられた友奈ちゃんは

身も心もぼろぼろなのだろう

友奈「お願いします、痛いんです。ヒリヒリして……」

友奈「痛くて寝ることもできないんです」

友奈「お願いします、新しい事してください……」

友奈ちゃん自ら別の事を求めた瞬間

ガラガラガラっと台車を引くような音が聞こえ、

友奈ちゃんの瞳とカメラには

たくさんの用途不明な道具が映り、

友奈「っ!」

友奈「お願いします、私、私もう我慢できないよぉ!」

友奈ちゃんは瞳を輝かせて、あろうことか強く求め出す

今までの友奈ちゃんでは考えられない仕草と声が響き

男性の手が、細長い棒状の道具を手に取った

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


またあとでな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「どうするんですか……?」

友奈「え……自分で?」

友奈ちゃんは新しい指示を受けたのか

自分の股から生える管を見下ろす

画面は友奈ちゃんのその管をアップにしたまま静止し、画面が元に戻ると、

友奈ちゃんは両手を股にまで伸ばせるようになっていたものの

両手は合掌するような形で縛られたままだった

友奈「これを、抜くんですか?」

友奈「い、いえ!抜きたいです!抜かせてください!」

友奈ちゃんは激しく首を振り、嬉しそうな表情で管を掴む

けれど、その表情は次の瞬間には目を疑うほど、青ざめた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「やだ、なんで、なんで!」

友奈「抜けない!抜けないよ!」

友奈「体の内側が引っ張られる……っ」

友奈ちゃんは泣きそうな顔で叫び、

羞恥心を失ってしまっているのか

自ら大きく股を広げ、管を引っ張り……うめく

あの管の友奈ちゃん側には反り返しがあり、

簡単には。それも、痛みを避けようとする習性のある自分自身では絶対に抜けない設計だ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

膀胱が下に引っ張られる感覚に、一線を越えられない友奈ちゃんは

荒々しい息を吐いて、管を手放す

友奈「抜けないよぉ……」

友奈「やだ……もうやだぁ……」

普段の友奈ちゃんならまだまだと言って頑張るくらいの速い時間で

友奈ちゃんは根をあげ、嗚咽を溢す

その間も、溜まった傍から友奈ちゃんのおしっこを垂れ流しにする管からは

液体が滴り落ちる

友奈「え……?」

友奈ちゃんはなにか言われたのか目を見開き

伸びた男性の手は友奈ちゃんの尿道から伸びた管を掴んだ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ぬ、抜かないでください……」

友奈「ごめんなさい!私が間違ってました!ずっとこのままが良いです!」

友奈「嘘じゃないです!本当です!本当ですから!」

友奈「我慢しなくて良いから、だからこのままが好きです!大好きです!!」

友奈ちゃんは必死に首を振り、管を掴む男性の手首を掴むと

懇願する。激しく喜び、激しく維持を求める

本来なら尿道には固形物に限らず、何かが挿入されるはずはない

加えて、尿の通路よりも大きな固形物が出てくるなんていうのも有り得ない

友奈「お願いします……お願いします……っ」

友奈「止めて……ください……」

それを経験させられようとしている友奈ちゃんは

その痛みの序の口を味わったからか、

手を震わせながらも願う

しかし、男性の手はまるで人間ではなく行動設定されただけの機械のように

友奈ちゃんの手を引き剥がしさえせずに

友奈ちゃんの尿道から管を一気に引き抜いた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ぁぁ゛あ゛あ゛ああ゛ぁ゛ぁああ゛ぁあ゛ぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」

友奈ちゃんの絶叫は音割れを起こさせ、

聞く者の鼓膜を破壊しかねないほどに大きく響く

反り返しに抉られ、赤く充血した尿道口は

痛々しく腫れ、明らかに異常な穴をぽっかりと開けて

涙を溢しているかのように、液体を垂らし

体の震えとは別に、ひくひくと、震える

友奈「痛い、痛い、痛い、痛いっ!」

引き抜かれた摩擦でヒリヒリするのかもしれない

友奈ちゃんは泣きながら頭を激しく振って、叫ぶ

しかし、男性の手は間髪入れず

最初に手に取った管よりも大きな棒の先端部を友奈ちゃんの開いた尿道口に宛がう

友奈「もうやだ……なんで……なんで!」

友奈「悪いことなんてなにもしてないのに」

友奈「なのになんで……こんな目に遭わないといけないの……?」

友奈「神樹様……いるなら助けてください!」

友奈「……………………」

友奈ちゃんはぐったりとした表情のまま項垂れて

男性の手は強く感じさせるためか、ゆっくりと棒を差し込んでいき

それは結局、限界まで友奈ちゃんの尿道に差し込まれ、

友奈ちゃんの尿道の栓と化した

友奈「……ほら、助からない。助けはこない」

友奈「神樹様なんていない……神様なんていない、加護なんてない」

友奈「嘘つき!!!」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんの怒号が響く中、

男性の手が友奈ちゃんの手を再び頭上へと持ち上げ、縛り付ける

友奈「もう良い……もう好きにしてください」

友奈ちゃんが諦めたようにそう言うと

男性の手は友奈ちゃんの尿道口の上、陰核を摘まむ

友奈「ひぅ!?」

その瞬間、友奈ちゃんは淫らな声をあげ、

困惑した表情を浮かべる

最初はただおしっこを漏らしただけだった刺激

でも、尿道の感覚を狂わされ塞がれた今

陰核に感じる刺激は直接快感に切り替わって

友奈ちゃんの脳に初めての感覚を響かせる

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ひぁっ!」

友奈「やだ、変な感覚が……っ」

友奈「んっ、あっ……」

友奈ちゃんは暫く刺激を与えられ、

顔を上気させ、色っぽさのある声を漏らし

尿道とは別の口から透明の糸を垂らし始める

それに合わせるように、画面外にいた男性の左手がバイブを手に映り込み、

友奈ちゃんの尿道の栓に震動を伝える

友奈「あっ!ぁぁぁっ!?」

友奈「体の奥がっ、んっ、揺れっ!


友奈「だめ、ダメだよ!これ凄くっ」

膀胱と隣接する子宮

その2つへの震動という常軌を逸した刺激に

初めての友奈ちゃんが堪えられるわけもなく

甘美な声をあげる友奈ちゃんは

足と手の鎖を煩く鳴らして腰を浮かせると、

友奈「出ちゃうよぉっ!」

そう叫び、えっちな水を膣口から吹き出させた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんはガシャンっと大きな音をたてて

体をベッドらしきところに落ち着かせると

荒い吐息を漏らしながら、首を横に振る

友奈「止めて……おしっこの方はもうなにもしないで」

友奈「腫れてるんです……敏感になっちゃってるんです……」

友奈ちゃんは力ない声でそう言うと

カメラを見つめて泣きそうな表情を浮かべて、なにかを悟ったみたいに

ぎゅっと目を瞑って、天井を仰ぐ

友奈「そう、です」

友奈「好きにしてくださいって、言いました」

友奈「ごめんなさい……私の体はご主人様のものです」

友奈「好きなだけ弄んで頂けると、嬉しいです」

友奈ちゃんがそう言うと、男性の手は友奈ちゃんの尿道からはみ出た棒に

バイブをいくつかくくりつけると、1つだけ電源を入れる

友奈「ひぅ!」

友奈ちゃんの陰核を挟むようにつけられたバイブの震動

敏感な陰核の快感は、同じく震える尿道と膀胱の感覚と同調しているのか

友奈ちゃんは腰元を浮かせ、もじもじと体を忙しなく揺らし

友奈「んっ、あっ……おしっこの穴が……」

友奈「おしっこの穴が、気持ちいい……っ」

友奈「体がおかしくなっちゃう……違うものになっちゃ、んぁっ!」

友奈ちゃんの尿道や膀胱は友奈ちゃんの新たな性感帯として、

生まれ変わろうとしていた
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


友奈ちゃんが新たな快感によがり、淫らな声をあげ

えっちな液体をデリケートなところから激しく吐き出し、カメラが濡れたところで映像は終わり、

今までと変わらず、続く。と、表示された

東郷「…………友奈ちゃん」

熱っぽく呟いた私の隣で、夏凜ちゃんは言い表せないような怒りを感じる表情を浮かべ

冒涜してる……と、唸った

東郷「っ」

本来感じるべきその感情を私は一切感じず、

それどころか友奈ちゃんの淫らな姿に情欲を刺激され

体を火照らせ、自慰に耽りたいと思ってしまっていることに愕然として

夏凜ちゃんから目を反らし、無意識に陰部へと伸びていた手を捕らえる


どうしたの?やらないの?

友奈ちゃんのえっちな姿は興奮したでしょう?

今ならすぐにイけるわ。そうでしょう?えっちな私

東郷「……違う」

なにも違わない

友奈ちゃんのえっちな映像を見て

犯人に怒りを覚えるどころか、感謝さえしている

普通に生きていたら、仲は良かっただろうけれど

絶対に、友奈ちゃんのこんな淫らな姿は見れなかったし、声は聞けなかった

知らない男とどこかの部屋で、醜い男性器を性器に挿入され、

快感によがらされ、男の名前を呼び、好きだ、大好きだ、愛してる

そんな言葉を言い合って、孕ませられる


友奈ちゃんが普通に生きていたらきっとそうだった

でも、友奈ちゃんに普通じゃないえっちな事をして、

その映像を私に見せてくれている

頭の中で作り上げた妄想よりずっと昂らせてくれている

東郷「止めて……」

私である貴女の否定は無力でしかない

自分の陰部の蒸れ、そこから感じる要求

貴女は気づいているのに無視をする

そう

この映像の差出人

この事件の犯人が貴女の味方であるという事から目を背けているように

貴女は……私は現実から逃避している


東郷「違う違う違う……違うわ!」

東郷……?と、心配そうな夏凜ちゃんの声が聞こえて、ハッとする

東郷「ごめんね、大丈夫」

私の中の声は消え、体の昂りと陰部の湿り気だけが残った私は

夏凜ちゃんに見えないように手を入れ、指先で陰核の辺りをなぞる

東郷「っ!?」

ビリビリと全身を駆け巡る衝撃に

私は口を抑えて声を圧し殺し、身悶える

ただ映像を見ただけなのに。私の意宇通り、

私は今までに感じた事ないくらいに体を昂らせていた

友奈ちゃんのえっちな姿をもう一度見たい、えっちな声が聞きたい

そうしながら、自慰をしたい。そんな衝動に駆られながらも

私はなんとか体勢を立て直して首を振る


東郷「夏凜ちゃんはどう思う?」

何を?と、首を傾げた夏凜ちゃんに

待機状態のパソコンを指し示す

東郷「友奈ちゃんの事よ」

この映像の友奈ちゃんは、海に身投げする前なのか、後なのか

夏凜ちゃんは解らない。と、

悔しそうに言ったけれど、私にはほぼ断定できる理由つきの解答があった

東郷「この友奈ちゃんは身投げ前だと思うわ」

なぜ?と、怪訝そうな夏凜ちゃんに対し、私は軽く首を振って

東郷「身投げ時、友奈ちゃんは快感に困惑して無かった」

東郷「でも、今回の友奈ちゃんは困惑していたわ」

東郷「つまり、これは最新の撮影じゃない」

理由つきの解答に、夏凜ちゃんは低く唸ると

力強く握りしめた拳をほどいて俯く

わざわざ、死ぬ前のを引っ張りだしてまで友奈を汚したいっていうの?

なんなのよ……なんなのよ本当に!

友奈が何をしたっていうのよ!答えなさいよ神樹!!

夏凜ちゃんの怒号は天井にぶつかり、部屋に響く

友奈ちゃんも、夏凜ちゃんも、きっと風先輩も、樹ちゃんも

みんなが神樹様への信仰心を失っていく

当たり前だ。だって友奈ちゃんほど、

人に優しく親切で、人に好かれていて

周りを明るくし、元気にさせられる人はいない

そんな子がこんな目に遭っているのに

神樹様の加護なんかを信じられる訳がない


夏凜ちゃんが帰った後、私はもう一度動画を見ていた

私の中の私の言う通りだ

私は友奈ちゃんのえっちな姿に興奮して

自慰をしたくて堪らなかった

東郷「んっ、ぁ……」

友奈ちゃんの淫らな姿を見ながら、自分の胸と陰部に手を伸ばす

友奈ちゃんの声、友奈ちゃんの体から発せられるえっちな音、道具の駆動音

それら以外は全て廃し、友奈ちゃん以外は男性らしき手しか出てこない動画

変な男性が出て来て、無駄に映るよりもよっぽど興奮する

なにせ腕だけなら太っていて醜さのあるものでない限り、

妄想において容易に排除できるし置き換えられるからだ

東郷「んっ、あっ、気持ちいい……っ」

この動画無しでは居られなくなる

生まれたはずの復讐心が、快楽に蝕まれていく

私はきっと……犯人の掌で踊らされている

それが解っているのに、私は自慰を止めることが出来なかった

またな


東郷「んぅぅっ!」

友奈ちゃんのえっちな声を聞きながら、私も淫らな声をあげる

裸の友奈ちゃんが映るパソコンの前で、

下半身を露出し、タオルケットを敷いた車椅子に座って

陰核や乳首などを刺激し、絶頂して椅子にもたれ掛かっている私の姿は

きっと、酷く滑稽に違いない

淫液を溢す膣口、空気に晒された下半身

荒い呼吸、濡れた指

本当に……滑稽で惨めだ


東郷「友奈ちゃん……会いたい……」

与えられなければ、私は友奈ちゃんを見れない、聞けない

だから

与えられたら飛び付いて、こんな醜態を晒してしまう

犯人への怒りや憎しみなど消え失せて

与えられる友奈ちゃんの淫らな姿に体を高ぶらせ、

自慰に耽って正気に戻り、自己嫌悪

東郷「ダメよね……」

そもそも、友奈ちゃんは死んでしまった可能性が高い

遺体が見つからないという事だけを糧に

生きているはず。という希望を持ち続けるのは

物凄く、辛い


だからと言って、私は諦めたわけではない

友奈ちゃんのご両親はきっともう……と

諦めかけているけれど、人間の手に落ちたことを知る私は

まだ生きていることを少し期待している

だって、犯人からの贈り物はまだ続く。だ

それが完。と、ならない限り私は

友奈ちゃんが生きていることを信じていたい

東郷「もっと……もっとえっちな友奈ちゃんが見たい」

そう考えて、ふと思う

友奈ちゃんの下駄箱に犯人が私宛の小包を入れているなら、

私は犯人宛に、便箋を入れてみよう。と

私は考えるや否や、直ぐに手紙を書き出した


私の行動が全て犯人に操られていると確信したのは

手紙を出した翌日、私の下駄箱に入っていた東郷さんへ。と書かれた便箋の中身

その書き出しが、

ようやく、手紙を出してくれたね

というものだったからだ

東郷「……………………」

犯人は私からの接触を待っていたのだ

友奈ちゃんの死亡事故の報道後

それでも接触を図ろうとしなかったから

犯人はまた、DVDの贈り物を再開した

そして

私の陵辱動画で気持ちいいオナニーはできた?

その文章に、私の全てが知られているのかもしれない

犯人には勝てないかもしれない。逆らわない方がいいのかもしれない

精神的、肉体的に従順な方が良いのだという恐怖を感じ、体が震えた

またな


東郷「………………」

友奈ちゃんのような文体で書かれた手紙の最後には

待ってるからね。という言葉と一緒に、

友奈ちゃんの家ではないどこかの住所が書かれていた

無駄に手の込んだことをする犯人がこんな最重要情報を安易に晒すとは思えない

でもこの手紙の内容や、やり口は犯人と似ている

東郷「……友奈ちゃんがいるかもしれないのなら」

私は決心して車椅子を引き返し、

手紙に記載された住所へと向かった


誰にも言わず、車椅子を頑張って走らせて辿り着いたのは

住宅街から少し外れた場所にある、小さな一軒家

雑草が生い茂り、人が住んでいるのかも怪しいその佇まいは

まさに監禁場所というようなものだった

東郷「来たわよ」

インターホンを押しても音が出ず、ドアを叩いては見たが、

こちらも反応はない

もしかしたら……と、ドアを引いてはみたものの、やっぱり反応はない

東郷「悪戯だった……?」

犯人のただのお遊び

そう思いはしたものの、直ぐに首を振って否定する

犯人がそんな意味がなく、幼稚なことをするとは思えなかった

そんな事はあってはならないことだ

けれど、私は犯人に対し、ある意味信頼のようなものを持っていたのかもしれない


東郷「……あった」

支えが朽ちて落下したのだろう

根本が錆び、雑草に埋もれた郵便受け

その中に、まだ綺麗な小包が入っていた

多少の汚れはあるものの、虫が住み着いているという様子はなく

落ちやすい錆びの付着もない

つまり、入れられてからまだ日は浅いということになる

私宛の手紙と同日に入れたと見て間違いはないはず

東郷「それが解っていてもどうにもならないのだけど……」

小包のメモに書かれた宛先が、私であることを確認して開けると

思っていた通り、友奈ちゃん0。と、書かれたDVDが出てきた

友奈ちゃん本人ではない

でも、新しい情報が手に入った

その嬉しさにはこっそりと、友奈ちゃんの恥態を見られるかもしれないという期待があり、

1、2、3、4と来て0という流れに、強い不安を覚えていた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ごめんね、待たせちゃったよね!」

画面は拘束された全裸の友奈ちゃんではなく、

讃州中学の制服を着た、懐かしさを感じる友奈ちゃんを映す

けれど、いつも通り相手は映らず声も聞こえない

友奈ちゃんはごめんね。と、手を合わせて謝ると、

友奈「本当にごめんね」

相手を見つめてもう一度謝って、椅子に座る

そして

友奈「東郷さんにお礼……?」

友奈ちゃんは少し驚いた様子で、そう言った

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「でも、なんで私に?」

友奈ちゃんは困ったようにそう言うと

うーん。と小さく唸って頬を掻く

友奈「受けてあげたいけど……私、隠し事とか苦手だよ?」

友奈「あははっ……そう見えるんだね」

友奈「アイスとかうどん……?え、あ、お礼とかは別にいいよっ!」

友奈「ただ、サプライズにならないのが心配なだけだから」

気恥ずかしそうに笑いながら、相手の心配をする優しい友奈ちゃん

この優しさを話し相手は利用した

友奈ちゃんが手を貸さないなんて出来ないであろう

私へのお礼なんていう架空の感謝を作って……

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんと男性の手は机に広げたノートに

考えられる限りの私へのプレゼントを書き出していく

友奈ちゃんはやっぱり、流石で

私が欲しいかな。と、思う物を書き出す

友奈「お城の模型とかどうかな?」

資金面の関係上、そうなったらしい

友奈ちゃんは気持ちがあればお金なんて、と言ったけれど

相手はなにかを作るような技術はないから……とでも言ったのか

それなら仕方ないのかな?と、友奈ちゃんは少し残念そうだった
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「私も詳しくないよ。お城って聞くと浮かぶのはお姫様だし」

友奈ちゃんは照れながら笑うと、相手からなにか言われたのか、

友奈「えっ?」

目を見開いて、口元を押さえると

隠れていてもわかるくらいの真っ赤な表情を浮かべた

友奈「……………………」

暫くの沈黙

そして、不意に友奈ちゃんが席を立ち

友奈「ま、また明日集まろ!」

そう叫んで、映像は途切れた
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


東郷「……………………」

この映像が言いたいのはつまり

今回友奈ちゃんが誘拐され、陵辱され、殺された可能性まであるのは

全てお前のせいだ。というものに違いない

自分で考えていて悲しくなるけれど、そうとしか思えない

友奈ちゃんと私が親しくなければ、友奈ちゃんはこんな話断ったはずだ

私がいなければ、友奈ちゃんを誘い出す文句事態が破綻する

東郷「……私に死ねと、言いたいの?」

全て私のせいだなんて理不尽なことこの上ない

だけど、それでもこうして私の存在を利用した犯罪だと示してきた

つまり、

私がいるから誘拐された

私がいなければ誘拐されなかった

だから、私はいない方が世界や人々の為だと

犯人は言いたいのだろう

東郷「友奈ちゃんがいるなら、喜んで死ぬわ」


しかし、そう簡単には死んであげない

なぜなら犯人は友奈ちゃんが死んだと見せかけるものばかり提示して

確実に死んだという情報を一切出さないからだ

東郷「……………………」

なにか思い違いをしているような気がする

この映像は友奈ちゃん誘拐の序章であることは間違いない

これから得られたのは、友奈ちゃんが私のせいで誘拐されたということ……

東郷「私の責任……?」


私のせいでということは

私に責任があると言っていることになる

犯人は今まで、友奈ちゃんの陵辱動画を渡してきた

全て、私宛に

手紙だってそうだ。私宛

全部私、全て私……私の責任

東郷「……私に責任取れ。ではない?」

それならそうと、こんなまどろっこしい手段は使わず率直であるべきだ

目的に気づかない可能性があるし

最後までいかずに逮捕されて終わる可能性もあるからだ

それでも、こんな手段を用いるのは

私に死んでほしいというものではない

そう思えてしまう


東郷「友奈ちゃんの動画の順番……」

友奈ちゃんの陵辱開始が、1

友奈ちゃんの小水小瓶が、1.5

友奈ちゃんの尿道陵辱が、2

友奈ちゃんの自慰自殺が、3

友奈ちゃんの尿道拡張が、4

友奈ちゃんの場所指定が、4.5

友奈ちゃんの誘拐直前が、0

渡された順番に書き出してみても、そこまで強い違和感はない

ただ、犯人は私から接触がないから動画を再開したと言った

つまり本来は3で終わり、続編は別にある可能性がある

3の続編があるかもしれないと言えるのは

3の動画がやはり、完。ではなく、続く。だったからだ

東郷「犯人の目的は一体……なんなの?」

まだまだ、答えにはたどり着けそうになかった

またな


翌朝、学校に行くとちょうど夏凜ちゃんが来て、一緒に下駄箱に向かう

東郷「友奈ちゃんの件があるから、寝不足だったの」

昨日の欠席理由を夏凜ちゃんに話す

友奈ちゃんの件なのは事実だけれど、寝不足というのは大嘘だ

友奈ちゃんの陵辱動画を使っての自慰は

ただの妄想なんかよりずっと現実味があるからか

凄く気持ちよくて、病み付きになっていて

それをした疲労感に、私は夜更かし出来ずに寝てしまうからだ


夏凜ちゃんは私の寝不足を疑う事なく、

あんまり無理するんじゃないわよ。と、悲しそうな表情で言う

東郷「ありがとう、夏凜ちゃん」

自分だって辛いはずなのに、私の事を気遣ってくれる優しい夏凜ちゃん

お礼を言うと、夏凜ちゃんは照れ臭そうにそっぽを向いて、別に。と呟く

本当にありがとう、夏凜ちゃん

心の中で感謝をして夏凜ちゃんを見ると、
夏凜ちゃんがちょうど友奈ちゃんの下駄箱を見たところで……

東郷「夏凜ちゃん?」

夏凜ちゃんは友奈ちゃんの下駄箱に手を入れると

もはや見慣れた小包を取り出した


小包はやはり、DVDの大きさで

宛先もやはり、私宛

夏凜ちゃんは嫌そうな表情で私に小包を渡すと端末を取り出す

多分、風先輩達に連絡するつもりなのだろう

けれど、風先輩達は警察に任せよう。と、匙を投げた

東郷「夏凜ちゃん、私達だけで見ましょう」

だから私はそう言って、夏凜ちゃんの手を掴む

夏凜ちゃんは少し悩んだけれど、ため息をついて髪を掻き、

天井を仰ぎ見ると、端末をしまう

東郷「ありがとう」

私達はクラスメイトに言い訳を頼んで、部室へと向かった

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「東郷さん……私ね?」

友奈「痛くない。もう、全然痛くないんだ」

友奈「おしっこの穴に棒が刺さってるのに…………」

友奈「全然平気な体になっちやった」

友奈ちゃんはそう言って、悲しいともとれるような

影のある笑みを浮かべて、カメラを見つめる

友奈「それだけじゃなくて、このおしっこの穴で……んっ」

友奈ちゃんは自分の尿道を塞ぐ棒の先端を摘まむと

ずりゅずりゅと、生々しい音をさせながら半分ほど引き出す

そして、出てきた半分をまた押し込み、引き抜く

それを暫く繰り返すうちに友奈ちゃんの声は言葉を崩して

おしっこの穴から聞こえる音は生々しいものから淫靡なものに変わり、

友奈ちゃんの膣口からはよだれが垂れ始めた

友奈「ぁっ、だめっ、まだ。まだ早いよぉっ」

友奈「んっ、あっ、無理、無理っ!」

友奈「ごめんなさい、ペナルティ貰いますぅんんっ!」

友奈ちゃんは自分の手による棒の抽送行為で嬌声をあげ

淫らによがり、絶頂を迎える

私の純粋無垢な友奈ちゃんは特殊な性癖を持つ、

えっちな女の子に成り下がってしまっていた
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「んっ、あぁっ!」

画面外から伸びてきた男性の手が

友奈ちゃんのおしっこの穴を塞ぐ棒を引き抜くと、

友奈ちゃんは甘美な声をあげ、恍惚とした表情を浮かべる

そのぽっかりと開いた口と同じように

友奈ちゃんの尿道口はだらしない事になっていて

友奈「それ……それを、入れるんですか?」

友奈「い、嫌じゃないです!嬉しいです!」

友奈「見てください。私のおしっこの穴は、あーんって、待ってますよ」

やらされているのか、望んでなのか

私でさえ判別出来ない媚を売る友奈ちゃん

友奈「ぁ、ぅ……んっ」

その友奈ちゃんの尿道に、さっきのよりも少し大きい棒が

ゆっくりと、でも確実に入っていく

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「はぁ……ぁ……」

友奈「ごめんなさい……またイキました」

友奈「……ありがとうございます」

友奈ちゃんは犯人にそう言って笑みを浮かべると

自分の隠唇を広げて、見せつける

友奈「解ったかな」

友奈「私、おしっこの穴で気持ち良くなれるようになったんだよ」

友奈「……っ!」

友奈ちゃんは画面外を一瞥すると、途端に嫌そうな顔をして

直ぐにまた、にっこりと笑う

友奈「全部東郷さんのせいだ……東郷さんのせいで……」

友奈「東郷さをなんて……東郷さんなんか……グスッ」

友奈「大っ嫌い!!」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな


友奈ちゃんの叫びを最後に、映像は続く。で終わった

東郷「……………………」

友奈ちゃんの大嫌いは酷く心に痛かった

友奈ちゃんが無理矢理に言わされているのが解るのに……

ううん。だからこそかもしれない

言いたくない事を言わされるその気持ちを考えるとやっぱり辛いし

そして、優しい友奈ちゃんの大嫌いは、本意でなくても辛い

夏凜ちゃんは私をチラッと見ると、

やっぱりちゃんと打てる手は打つべきじゃない?と、言った

東郷「打てる手はないわ」

夏凜ちゃんの考える打てる手がなにかは解っている

だから、そう言って否定する

東郷「誘拐事件で安易に張り込んだら、最悪、被害者は遺体さえ見つからなくなるわ」

先走って犯人を捕まえても、黙秘されたら居場所は解らない

その結果、被害者は衰弱して死んでしまうかもしれない

捕まえず、尾行しても

気づかれたり、複数犯だった場合

被害者がさらに酷いことをされるかもしれない

東郷「被害者、犯人について、それぞれ情報が足りないのに、張り込むなんて愚の骨頂だわ」

焦るべきかもしれない

でも、焦って全てを台無しにしないために

相手を刺激しない方法で情報を集めたり、接触する

東郷「今はそれが最適なのよ……」


夏凜ちゃんは悔しそうに首を振ると、ハッと気づいたように私に目を向けて

カメラを設置したらどう?と、言った

それはいい提案かもしれない

もっとも、設置するカメラがあればの話だけれど

東郷「それは少し難しいわ」

友奈ちゃんの下駄箱に限らず、下駄箱に物を出し入れしている人を撮るには

入口または靴を履き替えた先の壁、撮影したい場所の正面の下駄箱のどれか

あるいは棚上にカメラを設置するしかない

残念ながら小型カメラがないため、他の人の邪魔になる下駄箱に隠す事はできず、

棚上からははみ出すために、バレバレ

入口と壁も同じくバレバレ

東郷「一応、出来ることは考えたのよ」

私だって友奈ちゃんを助けたい

だから考えに考えている

張り込みやカメラ設置なんてすでに過ぎ去った手段だ


夏凜ちゃんには話していないけれど、犯人とは文通が可能だと判った

本来なら電話で要求等を聞くのが文通になった

そう考えると、なぜはじめからその手段を取ることが出来なかったのか

私の事なのに、私自身が疑問でならないけれど

それはもうどうでも良いこと

東郷「………………」

下駄箱には新しい手紙を入れた

単刀直入に、友奈ちゃんは生きているのか

貴方の目的は一体なんなのか

友奈ちゃんを独り占めし、完全な神隠しが可能な中で

わざわざ、誘拐であることを知らせてきたその理由

東郷「……答えてくれるかしら」

夏凜ちゃんがじゃあ教室行くわよ。と、言うと

廊下を風が駆けたのか、扉がガタッと揺れた


東郷「………………」

行方不明から早くも半月近くが経過したからか

ニュースで友奈ちゃんの事が報道されなくなり、

友奈ちゃんのご両親も、毎日懸命に探してくれる捜索隊の事を考えてか

娘はきっと人助けの旅に出たんです。と、悲しそうに言って

捜索はあと1週間。それでも帰らなければ、もう大丈夫です。と、言った

友奈ちゃんが本当に海の中だとしても……見つけるのは困難だ

深さがあるし、嫌な話魚に食べられてしまう可能性もある

服を着ていれば食べられてしまう可能性は低くなるけれど、

友奈ちゃんは裸だった

魚からすれば、生肉が落ちてきたようなもの……

東郷「お願い、生きてると返事を頂戴」


昨日だした手紙は、放課後には消えており、犯人の目に通ったと見て良い

それなら今朝には返事が届いていてもおかしくはない

だから、私は希望にすがりながら登校する

東郷「……………………」

目的とかはただのおまけだ

友奈ちゃんの生死が明確になってさえくれれば、それで……

息を呑んで生徒玄関口を通り、私達のクラスの下駄箱の前で止まる

見ようが見まいが犯人の答えは変わらない

ただ、私が犯人の思惑等を知るか否かというだけ

東郷「……あった」

意を決して下駄箱に手を入れると、便箋ではなかったものの、

小包が友奈ちゃんではなく、私の下駄箱の中に入っていた

宛名は変わらず私。間違いない、犯人からの返答だ


小包の中身はやっぱり、DVDだった

それ以外にはメモも手紙もない

ただ、友奈ちゃん⑥と書かれたDVDだけ

東郷「答えはこれを見ろ……ということね」

家に帰る時間さえも惜しんだ私は、勇者部の部室に行き、

内側から鍵を締めて誰も入れなくしてから

パソコンを起動し、DVDを再生した

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「東郷さんが見てるのは朝だと思うし、おはよう。かな」

友奈「東郷さんのお手紙へのお返し……」

友奈「って言っても今撮影してるこれがまさにそのお返しなんだけど」

友奈「この記録映像をそのまま東郷さんにお届けしたいと思います」

長めのコートを着ていた友奈ちゃんは

そう言ってコートのボタンを1つずつ外していく

そして……友奈ちゃんは裸になった

友奈「驚いた?実はコートの下は裸だったんだー、えへへっ」

友奈ちゃんの顔は羞恥心で真っ赤で

友奈ちゃんの言葉が用意された台詞なのだと簡単に解った

友奈「え?」

友奈「あ。はい……」

なにか言われ困惑する友奈ちゃんの首に男性の手が延び、犬につけるような首輪をつけ、

そこから伸びる紐を画面の外へと消し、

友奈ちゃんの両手を前で拘束すると、卵型のバイブを手渡した

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「これを……?」

友奈「入ると思います」

友奈ちゃんは有線の卵型バイブを自分のえっちなところではなく、

閉じきることの出来なくなった尿道口に押し当てる

小さなスーパーボールほどの大きさのバイブは

細い方の先端が入り込むと、友奈ちゃんが指で少し押しただけで

ぐにゅりと尿道に収まって、紐を垂らす

友奈「んっ……入りまし……え?」

友奈「これも自分で……?」

友奈ちゃんは男性に手渡された細長い棒を尿道に差し込むと

ぶつかったバイブをそのまま奥へと押しやるように

苦悶の表情を浮かべながら、棒を押し込む

友奈「はぁ……はぁ……」

友奈「ちゃんと、膀胱まで届きました」

友奈ちゃんが笑顔で言うと、伸びてきた男性の手は

友奈ちゃんの股に垂れるバイブのコードを引っ張る

友奈「あっ、っ!」

友奈「ん……っ!あぁぁっ!」

男性は引っ張るだけでなく、バイブのスイッチを入れて【弱】で留める

友奈「んっぅ……くすぐったい……」

友奈「漏れそうで漏れない感じ……」

友奈「こ、このまま……?」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんはその節だらで破廉恥な姿のまま、

ぶら下がるバイブのリモコンのせいでがに股になりながら、

少し先に見える学校を目指して歩く

友奈「んっ、ふぁ……」

友奈「っ、声を出したら人に見られちゃう」

友奈ちゃんはポタポタと、

おしっこではない液体を膣口から滴らせ始め

漏れだす声も、淫靡な空気を帯びていく

友奈「え?ま、待って下さい!」

友奈「【弱】でも辛いのに……っ!!」

友奈ちゃんの言葉を聞きながら

男性の手は容赦なく、友奈ちゃんの尿道から垂れるバイブのリモコンを手に取り、

【弱】から【中】へと引き上げる。その瞬間

友奈「っんんんぅぅぅ!!」

必死に声を圧し殺した友奈ちゃん

でも、下の口は耐えきれなかったらしく

えっちな水を噴き出して、友奈ちゃんは膝から崩れ落ちてしまった

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「待ってって、言ったのに……っ」

友奈「め、命令ってわけではないですけど……っひぁっ!!」

友奈ちゃんがへたり込む傍で、友奈ちゃんの尿道から伸びていたバイブのリモコン

それを手に取った男性の手は、強弱を変更することなく、ただ。引く

友奈「やっ、ぁっ、だめっ、直に、じかにぃっ!」

友奈「またっ、またっぁっ!ごめっ、すみませっ、ひっ、んっ!」

バイブのコードが引っ張られたことで、

友奈ちゃんの尿道口の奥、膀胱の入り口にバイブが触れる

そうなることで、友奈ちゃんの体は内側を本当の意味で直接的に震えさせられ、

膀胱や尿道含め、子宮、卵巣、胎内が【中】の衝撃を受けているのだろう

友奈「あっ、あぁっ、んっ、ぅぅっ!」

友奈「んぐっ、うぅぅぅっ、んんんんぅっ!」

友奈ちゃんは固く口を閉ざし、声が出るのを堪えながら

腰を浮かせ、快楽に身をよがらせる

友奈ちゃんは外で、全裸で、そんな淫らな姿を……晒す

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「はぁっ、はぁ……ぁ……っ」

友奈「……凄く敏感になってる」

4、5回絶頂させられた友奈ちゃんは陰部をびしょびしょに濡らし、

コンクリートに雨が降ったような跡を残してふらふらと立ち上がる

立つ足はがくがくと震えていて、膣口からは卑猥な液を相変わらず垂れ流す

見る者が見れば……いや

誰がどう見ても、友奈ちゃんはただの破廉恥な女の子

ううん、破廉恥なんて優し過ぎる

……そう、変態な女の子にしか見えないだろう

私でさえ、友奈ちゃんはエッチで淫らな女の子にしか、見えなくなってきているのだから

友奈「学校……いかなきゃ」

友奈「届けるんだ……私の、この恥ずかしい姿を」

友奈「全部東郷さんのせいだって、解ってもらうために」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんはそう言うと、ちらっとカメラの方を一瞥して首を振る

友奈「だって、今こうしてるのは東郷さんが手紙を見たいって言ったからなんだもん」

友奈「裸で、おしっこの穴にローター入れて、イカされてるのは……東郷さんのせいなんだッ!」

友奈「親友だと思ってたのに……助けに来てくれさえしない!」

友奈ちゃんの怒号と軽蔑が響き、友奈ちゃんはハッと気づいたように首を振って

途端に悲しそうな表情を浮かべた

友奈「違う。違うよ……私。そんなこと思ってない」

友奈「全部、私が悪いんだ」

友奈「誰でも、何でも。全部信じて、鵜呑みにして……その結果なのに」

友奈ちゃんは歩きながらポロポロと涙を零す

その姿でさえ、犯人は遠慮なくカメラに映し、

友奈「っひぃ!」

友奈ちゃんを感じさせるバイブの振動を、【強】まで引き上げる

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「んっ、くぅっ!」

友奈「っぁ……んん!!」

友奈ちゃんは膝をついて、身悶えて

足は全く動かず、両手は縛られていて3本足二も思えるけれど

四つん這いになった友奈ちゃんは股から蜜を滴らせる

友奈「やだっ……イカないっ……もうっ、もぅっ!」

友奈「私は……っ」

友奈ちゃんは苦悶の表情を浮かべ、額だけでなく身体中に玉の汗をかきながらも

両手を頑張って跳ねさせて前に出し、その次に左足を動かし、右足を動かす

男性はそれを繰り返しての進行を始めた友奈ちゃんのリードを引っ張り、

友奈ちゃんの上半身を逸らせると、友奈ちゃんの股から伸びるコードを引く

友奈「んぁぁぁぁああああぁぁっ!」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんは情けない声を上げるとお尻を突き出すような形で蹲る

男性の手は見えないけれど、伸びたコードがピンッと張ったり、緩んだりしているのが映っていて

その変化の度に、友奈ちゃんの身体はビクッ、ビクッと震える

友奈「あっ、んんっ、っぁぁっ」

友奈「むりっ、やめてぇっ」

友奈「っぁっ、あっ、イッちゃうっ……っまた、イかされちゃうっ!」

友奈ちゃんは涎を垂らしただらしない顔を映されながらも

そんなことが気にならないほど切迫した声で――啼く

友奈ちゃんの股から垂れる液体はその量を段々と増して

数分に一度、友奈ちゃんのイクッ! という声と共に、勢いよく液体を吹きだし始めた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「はぁっ……はぁっ……」

さっきよりも激しく、そして長く絶頂した友奈ちゃんは体を痙攣させ、足までも淫らな液体に濡れさせていて

地面はさっきのとは比にならないほどに、酷いことになっていた

友奈「っ!」

友奈「ぁっ……ぅ……」

リードを引っ張られた友奈ちゃんは、カメラの方を見ると目を見開き

悲しそうな顔で、首を振る。その瞬間

友奈「ひぁぁぁぁぁぁっ!」

友奈ちゃんのバイブは【切】から【激】へと跳ねあげられ、

尿道に入れるにしては少し太い球がいくつもついたような棒状のものを、

男性の手は友奈ちゃんのおしっこの穴にねじ込み

間髪入れずに引き抜き、また差し込んで引き抜く

友奈「あぁっ、だめっ」

友奈「イク、イクっ、イクッ!」

友奈ちゃんは白目をむいてしまいそうな勢いで絶頂し続ける

蜜を吹いたかと思えば、また吹いて

体が倒れ込んだかと思えば跳ね上がり、倒れ込んでまた跳ね上がる

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「ごべんなざっ……っあぁぁっ」

友奈「言う通りですっ、言う通りですっ!」

友奈「私はおしっこの穴でイク変態ですっ!」

友奈「イかないなんて――無理でしたあぁぁっっ!」

一際強く絶頂した友奈ちゃんは、体を跳ね上げさせると

ぐるっと白目をむかせて、ばたりと倒れ伏して……動かなくなってしまった

ビデオカメラがゴトッという音と共に全く動かなくなると

暫くして、画面外から大量の水が友奈ちゃんに降り注ぐ

友奈「っあぁぁっ!?」

友奈ちゃんはそれで飛び起きると、辺りを見渡してカメラを見つめる

友奈「……すみませんでした」

友奈「はい……」

友奈ちゃんはついさっき入れられていた棒よりも太い棒を

バイブが入ったままの尿道にねじ込まれる

友奈「……えへへっ、東郷さん。ぜひオナニーに使ってね」

そう言った友奈ちゃんは笑顔で学校に向かうと、なぜか空いていた1階の教室の窓から中に入り、

下駄箱へと向かうと、あらかじめ用意していた封のされていない小包を犯人から受け取る

友奈「きっともうすぐ……会えるよ。東郷さん」

友奈ちゃんのその言葉を最後に、映像は途切れ、【続く】 と、表示された

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな


東郷「……どういう意味?」

友奈ちゃんはもうすぐ会えると言った

言わされただけかもしれない

どちらにしても、犯人はもうすぐ会える。と言ったことを

消さなかったり言わせたり……その言葉を真実だと認めている

ただ、それが生きて会えるのか

遺体としてなのかは語らなかった

東郷「友奈ちゃん……」

生きて会える方だと願いたい

友奈ちゃんはもう、私の知っている友奈ちゃんではなくなってしまっているかもしれない

それでも

私は生きて会えるのなら例え、えっちな友奈ちゃんだとしても会いたい


東郷「どうしたら……会えますか」

声をそのままに、手紙に走らせていく

友奈ちゃんが生きているかどうかを聞かず

なにをするとも言わず、相手の要求だけを聞く

会えることは確定した

あとは【いつ】、【どこで】、【どうやって】会えるか

それら全てを問いただしたい気持ちはあるけれど

弾幕のように質問するなんて自分の立場を分かっていない愚者の行いだし

そんな些細なことで刺激して、友奈ちゃんが余計に傷つくのは避けたい

だからこそ、私は簡潔に要求だけを聞く

【いつ】、【どこで】、【どうやって】は

相手の要求に委ねる


東郷「………………」

聞こえないような溜め息をついて手紙を便箋にしまって目を閉じる

一人で来い。と、言われるだろう

【いつ】、【どこで】、【どうやって】が確定したら

警察に言って影から見ていて貰うべきか……

東郷「でも……それがバレたら……」

手紙の件といい、自慰の件といい

犯人は私の事を見透かしているような気がしてならない

だから、警察を呼ぶことも読まれているかもしれない

そもそも、呼ぶか呼ばないかで悩んでいることさえ

犯人は見透かしているかもしれない

そう思うと、どうするかを決めることが怖くなって

私は犯人からの返事が来てから。と、逃げ出した


東郷「……大丈夫」

教室から一緒に出てきた夏凜ちゃんの心配に、私は笑顔を向ける

友奈ちゃんがあんな目にあっているのに笑うなんて最低かもしれない

そう思いながら下駄箱を覗くと

私の手紙はすでに無くなっていた

東郷「早く帰りましょう」

夏凜ちゃんと私が教室から真っ直ぐ下駄箱に向かっているのは帰るため

部室に向かわないのは無期限の休止中だから

夏凜ちゃんは私の車椅子を押しながら

きっとまたみんなで部活が出来るわよ。と、

作り笑いを浮かべる

文句言う事もあったけれど、夏凜ちゃんも勇者部が好き

風先輩だって、樹ちゃんだって……もちろん、私だって勇者部が好き

でも、友奈ちゃんが欠けている勇者部は寂しくて、悲しくて、物足りない

東郷「……そうね」

私は小さく返して、前に続く道を見つめた


その夜

そろそろ寝ようかとしていたところに、それは来た

東郷「え?」

携帯端末が震えて画面に名前が表示され、目を見開く

表示されたのは友奈ちゃんの名前

端末の震えは止まらず、メールではなく、電話であることを示すアイコンを見つめ、

深呼吸してから通話を押すと

電話は切られる事なく繋がって

遅かったね、東郷さん……寝ちゃってた?

と、紛れもなく友奈ちゃんの声が聞こえた

またな


友奈ちゃんの声があまりにも普通で

友奈ちゃんが陵辱されたりなんだりは夢を見ていただけで

あぁ、私は何て破廉恥なのかしら。最低だわ

何て逃避思考になっていく頭に

明日、遊びに来ない?と、友奈ちゃんからの誘いが響く

東郷「……遊びって?」

ますます、友奈ちゃんが何事もない気がする中で

言葉の合間に友奈ちゃんの僅かな喘ぎが聞こえて

一気に現実へと、思考ははねあがった


東郷「……どういうつもり?」

そう聞くと、友奈ちゃんは催淫作用のある声で

えっちなことしながら電話することになって。と、

躊躇いはあれど恥じらいのない声で言う

それに呆然としていると、友奈ちゃんは

メモしてね。と言って、聞いたことのない住所を告げて

明日一人で遊びに来て?と、言った

東郷「なにをするの?」

えっちな事かもしれない

そう考えて、火照りそうな身体を抱き締めて落ち着け

友奈ちゃんを助けなきゃと頭を振る


東郷「私がもし、勇者部や警察を連れていったり、住所を警察に教えたら?」

言わないで実行するよりは……

そう判断しての言葉にたいして

友奈ちゃんは暫く黙り込むと、唐突に

死ぬよ。私。凄く恥ずかしくて汚い殺され方する

だから東郷さん一人で来てほしい

お願い、お願い……東郷さん。と

電話が来てから初めて、友奈ちゃんらしさのある言葉がが聞こえた

東郷「解ったわ。一人でいく」

そう言うと、友奈ちゃんはお願いだからね?と、言って

一方的に電話を切る

もっとも、友奈ではなく、犯人が切ったのだろうけれど……

東郷「待ってて、友奈ちゃん」

机の中の短刀を確認して

ある決意を胸に、眠りについた

またな


東郷「…………」

今日はゆっくり行きたい。送迎車の人そして親にそういった私は

友奈ちゃんが教えてくれた住所へと向かう

これが罠で、私まで監禁されるとしても

明日の夜、私のパソコンから夏凜ちゃん向けに行先を記したメールが送られる予定だ

つまり、1日帰らなければ監禁された。あるいは殺された事になる

東郷「……絶対、助けるからね」

服の中に隠した短刀の柄に触れて、呟く

殺すつもり?と、私の中の私が問う

そうよ

私は犯人を殺してでも、友奈ちゃんを助けるつもり


東郷「………………」

見覚えのある名前が刻まれた表札を一瞥して

呼び鈴をならすと、はーい。と、

ごく普通の男の子の声が聞こえて、思わず口ごもる

本当にこの家……?

またDVDだけが渡される?

東郷「……東郷美森です」

拭えない緊張感を抱いたまま、そういうと

玄関扉ががちゃっと音を立てて、インターホンのマイク部分から

待ってたよ。入ってきて。と、

最初とは打って変わった声で誘う

東郷「……解ったわ」

ごくっと緊張を呑み込み、私は家の中に入る事にした


東郷「……貴方は」

思わずそう漏らすと、男の子はそうだよ。と笑う

僕が結城を監禁して、調教している犯人だ

聞いてもいないのに自白する男の子

名前が見覚えあるだなんて話じゃない

別のクラスとはいえ、同級生で

勇者部として私が依頼を受けて上げた男の子だった

東郷「売ったつもりは無いわ。でも、仇で返すなんて」

そう言って睨むと、男の子はいやいや。と、苦笑して

あそこまでしたのは東郷が遅いからだよ。と

少し残念そうに溜め息をつく

お陰で、結城は尿道が閉じれなくなった上に尿道で絶頂する変態になっちゃったよ

まるで自分は悪くないというような物言いに厳しい目を向ける

東郷「友奈ちゃんはどこにいるの」


私がそう聞くのを分かっていたかのように、

男の子の付いてきて。と、言って

一階の別室のドアを開けて、先にどうぞと指示する

けれど、私がそれを拒否すると

男の子は困ったように溜め息をついて、東郷に危害を加えたりする気は無いんだけどな。と

物悲しそうに呟き、部屋の中に入っていく

東郷「………………」

私はその後を追って

嫌な音、嫌な声が聞こえたような気がする部屋に入る

東郷「っ!!!」

その瞬間、目に入って来たのは

目隠しされ、ヘッドホンをつけられ

身動きがとれないように縛られ、

オムツを履かされた……いや、オムツしかはいていない友奈ちゃんの姿だった

またな


東郷「友奈ちゃんに何て事をっ!」

そう怒鳴ると、男の子は呆然とした表情で瞬きして

不意にはははっと嘲り笑うと

友奈ちゃんの乳首を捻る

友奈「っぁあああっ!!」

友奈ちゃんは身体を大きく震わせて

唯一自由な口から媚声と涎を垂れ流す

きっと下の口も……

ゴクッ

東郷「!!」

男の子が、にやっと笑う

どうした東郷?と、わざとらしく問う

東郷「な、なんでもないわ」


本当に?と、男の子が言う

嘘でしょう?と、私が問う

東郷「嘘じゃ、ない……」

喉がなった。誰の喉がなった?

なんでなった?どうしてなった?

焦り、思考が乱れる私を見つめる男の子は

呆れたように溜め息をつく

認めろよ東郷

東郷「何を……?」

結城の姿を見て欲情してるって、オナニーしたいって

出来るなら、自分が結城を喘がせたいって

結城の身体を好き勝手に玩びたいと思ってるって

東郷「そ、そんなこと!」

本当に?

私の中の私が問う

いや、そうじゃない

私の中の私なんて二重人格ではなく

私の欲そして願いが、そう問いかけてきた

またな


男の子は一向に答えを出そうとしない私を一瞥すると、

友奈ちゃんの喉仏の辺りに爪先を押し当てる

その瞬間、友奈ちゃんは身体を強張らせたのか

縛り付けられている椅子がガタッ、と音を立てた

友奈「やだ……やだ……っ!」

東郷「っ」

怯え、憔悴しきった友奈ちゃんの悲鳴

友奈ちゃん自身にそんな意図はなくても

私の心と思考は激しく急かされていく

どうしよう、どうしよう、どうしよう

その言葉が流れる度

私の欲はくすくすっと笑って、身を委ねなさいと、囁く


それは悪魔の囁き

だって、私がしたいと願い、思いながらも

してはいけないからと、抑圧されてきたものだから

東郷「……っ!」

何気なく触れた自分の体に無機質な物を感じて、はっとする

私はここに何をしに来た?

迷う必要なんてない

殺してでも、助けると言った

惑わされず、冷静に

躊躇する事なく、残酷に

意を決した私は男の子を睨むように見つめる

東郷「私は友奈ちゃんを返して貰いに来たのよ」


そう言うと、男の子は少し驚いた様子で目を見開くと

そっか……と、残念そうに呟く

東郷「……………………」

まだだ

まだ、私は男の子を殺せない

私は車椅子のせいで移動がバレやすい

そして、二本足程機敏な動きは出来ない

息を殺して、時を待ーー

友奈「やだぁぁあぁぁぁぁぁっ!」

東郷「!!」

突然響いた叫びに目を向ける

友奈ちゃんには聞こえないと知りながら

残念ながら、東郷は助けに来ないみたいだ。と言って

男の子はニヤニヤしながら、友奈ちゃんの大事なところにバットを押し付けていた


友奈「東郷さん……助けて、助けてよぉっ!!」

友奈「やだ……こんな死に方したくないっ!」

友奈「助けて、助けてぇっ!!!」

友奈ちゃんは動かせない身体で必死にもがいて、

ここにいるとも知らない私に助けを請う

その鬼気迫る声に茫然としてしまう私に

男の子は一枚の紙を私に手渡す

東郷「っ!!」

そこには、三角コーンのようなものに跨がされ、

言葉通り股を裂かれ息絶えた女の人が描かれていた

またな


東郷「こ、これを……友奈ちゃんに?」

恐る恐る訊ねると、男の子はニヤリと笑って頷し

東郷が結城を見捨てるなら、もう要らないからね。と呟く

要らないとは、何事なのか

見捨てるとは、なんなのか

私が暴発しそうな怒りに震える身体を抱くと

男の子は真面目な表情で、溜め息をつく


結城はもう道具なんだよ。東郷

世間では不運な事故死として結城は死んだ事になる

いや、そうすることが出来る

そうなれば結城は知る人のみの肉人形。玩具になる

当然、人権なんてものはなくなるから好き勝手に弄んで良い

東郷「そんなこと!」

その権利を、僕は東郷にあげたいって思ったんだよ

東郷はいつも結城を見てる

結城が見るのとは違う目で

東郷「どうして違うと言えるの」

それは僕が東郷をそういう目で、見てるからだよ

男の子は隠すこともなく、そう言った


東郷「……………………」

私が男の子の言葉に黙り混んでいても

男の子は関係ないっていうような表情で続ける

もちろん、東郷が結城を日常に返したいっていうならそれで良い

警察に通報して良いし、今隠し持ってる何かで僕を殺したりなんだりしたって構わない

でも、結城はもう日常には返れない

僕が、そういう体に作り替えたからね

だから、日常に返したいっていうなら僕は結城を処分する

もっとも、日常の中で結城に羞恥プレイがしたいならそれでも良い

東郷「……………………」

はっきり言えるのは、結城には特殊性癖を受け入れられるセフレがいなきゃ

生きてはいけないって事だよ。東郷

またな


なんでそんなことをしたかって?

結城を東郷が手に入れられるようにするためだよ

結城はこのままでも東郷を好きでいる。でも、それは東郷とは違う意味なんだ

東郷だって、それは解ってるだろ?と、

男の子は語って、笑みを浮かべる

でも、これで東郷は結城を手に入れられる

そう、私は友奈ちゃんを手に入れられる

絶対に失わない好意を受けられる

東郷「っ!」


男の子の言葉に混ざって私の欲が囁く

現実を模写した目に見えない精神世界

その中で、友奈ちゃんを見つめて佇む私に、

欲の塊は私と同じ姿でまとわりつく

貴女は友奈ちゃんが欲しいでしょう?

欲しいからここに来たんでしょう?

東郷「違う、友奈ちゃんを助けに…………」

そう、貴女は友奈ちゃんを助けに来た

あの男の子ではなく、貴女が管理する。という救済に

東郷「違う!」


私の亡霊を振り払い、男の子を睨む

私は友奈ちゃんを助けに来た

男の子ではなく私が管理するなんて偽りではなく

ちゃんとした日常に返すために

東郷「友奈ちゃんを返して」

男の子を殺す覚悟を携えた瞳で言うと、男の子は溜め息をつき

そっか。と、残念そうに言うと友奈ちゃんのオムツを破り捨てる

なら、そこで見ててくれ

半日耐えられたら、結城のことを返すよ

男の子はそう言って、指をならした


オムツに護られていた大事なところが空気に晒されたからか

友奈ちゃんの頬っぺたを汗が伝って、

友奈ちゃんの喉がごくっと少し大きく響く

東郷「……………………」

友奈ちゃんの蒸れた汗の匂い

友奈ちゃんの蒸れたおしっこの匂い

友奈ちゃんの蒸れた女の子の匂い

解放された匂いは混ざり合い、部屋の空気を一瞬で入れ換えて、

私の体の中にまで空気として入り込んでいく

男の子は半日と言った

それだけ堪えられれば、友奈ちゃんを返してくれると言った

でも

私の心臓はすでに破裂しそうなほどに激しかった


友奈ちゃんの存在は映像ではなく、目の前にある

温もりがある

友奈「んっ」

匂いがある

友奈「っ!」

硬い液晶ではない質感がある

友奈「やっ……」

声も、音も。生の淫靡さ溢れたもので、

指にはねっとりとした糸引く水がつく

ほんの少しの酸味は味覚としてというよりも、

痛覚として私の舌を刺激する

けれど、

痛覚としても作用する辛いものでも

ついつい求めてしまうように

私はその刺激、その味を求めて源泉を舐める

友奈「っあぁぁぁぁああ!」

東郷「んっコクッコクッ……」

枯れることを知らない泉のように、

女の子の間欠泉からは何度も何度も生ぬるい水は噴き出す


友奈「とう……ごーさん……?」

……………………?

…………………………っ!

聞こえ無いはずの言葉

その源に目を向けると、隠されていたはずの友奈ちゃんの目が

私のことを悲しそうに見つめていた

東郷「あ……違っ、私……」

友奈「っ…………」

友奈ちゃんから目をそらして辺りを見渡す

いつ?

いつから私は友奈ちゃんの身体を貪っていたの?

半日耐えれば良い

そう解ってから私はずっと友奈には触れないようにと意識していたはずなのに……っ!

壁際でカメラを持っている男の子は

ニコニコしながら時計を指差す

東郷「そんなっ!」

時計の針は、私がこの家に来てからまだ

2時間しか進んでいなかった

つまり、私はかなり早い段階で友奈ちゃんの事を辱しめていたという事

我慢なんて、まったく出来なかったという事


東郷「っあ、あぁぁぁあっ……」

情けなくて声が溢れ出す

申し訳なくて涙が溢れ出す

友奈ちゃんを助ける。そのためにここに来たはずなのに

私は男の子の出した条件にあっさりと敗北した

東郷「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…………」

何度謝っても、過ぎ去った時間

犯した罪が消えることはない

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

2時間前、

友奈ちゃんのオムツを破り捨てたあと、

男の子は私に見せつけるように友奈ちゃんの身体を辱しめた

わざと音を立てたり、指でえっちな水を私へ向けて弾いたりと

男の子は私の欲を掻き立て、挑発してきたけれど

でも……私は唇を噛み締めて、堪えていた

我慢すれば友奈ちゃんを助けられる

だから絶対に負けない。と

だから絶対に耐えて見せる。と

でも……男の子は私だけでなく友奈ちゃんにまで我慢を強いたのだ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「っ、んっ!」

友奈「あっ、っ……ん!」

友奈「はぁっはぁっは……ぁんっ」

友奈ちゃんは快感を与えられ、

抗うことが出来ない体は従順に反応し、

嬌声を上げ、淫らによがる

でも

友奈「あっ、あぁぁっ!イク、イっちゃうーっ!!」

友奈「…………ぁ、ぇ?」

卑猥な言葉を躊躇なく叫んだ友奈ちゃんは

息を荒くしながら間の抜けた声を溢す

友奈「な、なんで……私、私ちゃんと……」

友奈ちゃんの瞳を覆い隠す目隠し

その下から涙であろう水が流れていく

友奈ちゃんは、絶頂させて貰えなかったのだ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「私ちゃんと言った。言いました……なのに、駄目な」

友奈「っああ!!」

友奈ちゃんが言い終わる前に

男の子は友奈ちゃんの身体を刺激して、

友奈「今度こそ、今度こそ私イーー……っ」

また……友奈ちゃんが絶頂する直前で止める

何度も、何度も

友奈「イきたい!イきたいよおっ!」

友奈ちゃんが懇願するようになっても

友奈「オナニーで良いから!お願い、お願い!」

友奈「なんでもするからイかせてよぉ!!!」

友奈ちゃんがさらに壊れ始めても

友奈「っ……ぅ、うぅ……」

男の子は友奈ちゃんをイかせてあげなかった
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

そして友奈ちゃんが自ら腰を振ろうとするようになると

男の子は私を見つめて言った

東郷がやって上げなよ。と

それは私が半日我慢しなければいけない事で

友奈ちゃん解放条件であることは明白だった

東郷「……卑怯な人」

友奈ちゃんはイきたくて懇願している

今の友奈ちゃんを助けるならイかせて上げるべきだ

でも、それでは友奈ちゃんの未来がなくなる

だから私は首を振った
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

私は友奈ちゃんの未来を守りたいから。と

そうすると、男の子は友奈ちゃんの耳を塞いでいたものを外して

僕はイかせない。でも、東郷ならイかせてくれるんじゃないか?と、囁いた

友奈「っ!」

友奈「いる……の?東郷さん……」

東郷「ゆーーー」

すぐに声をかけようとしたけれど

男の子は友奈ちゃんの耳をまた塞いで遮る

友奈「見られた……聞かれた……?」

友奈「でも……もう、全部ばれちゃってるんだよね……」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈「あはは……あははははっ!」

友奈「はは……っ」

友奈「東郷さん、私、私もう……駄目だよ……」

友奈「東郷さん……助けて」

悲しい声、悲痛な笑い声をあげる友奈ちゃんは

涙を溢しながらそう言った

けれど、それだけじゃなかった

そこで終わらなかった

友奈「お願い、東郷さん。イかせて」

東郷「っ……!」

友奈ちゃんはこの場所、そして男の子からではなく

イきたいと、イかせてと……願った
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

またな

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

友奈ちゃんをここから連れ出す事は、

友奈ちゃんの身体しか救えないかもしれない

ううん……もしかしたら

友奈ちゃんの身体すらも救えないかもしれない

東郷「……だから、私は友奈ちゃんに触れるのよ」

東郷「ねぇ、私。友奈ちゃんを助けたいのでしょう?」

私の姿、私の声で欲望は囁く

そして私はーーーー

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


東郷「私は……」

回帰していた意識を取り戻して

私は友奈ちゃんを見つめる

私は友奈ちゃんの恥ずかしいところを貪った

手で弄び、口で味わった

東郷「……………………」

その罪悪感にうちひしがれる私に、

友奈ちゃんは

友奈「東郷さん」

優しく声をかけてくれた

またな


東郷「友奈ちゃん……?」

友奈「ごめんね……巻き込んで」

東郷「巻き込んだなんて」

友奈「ごめん、ごめんね……っ」

友奈ちゃんは何も悪くない

私の欲が大きかっただけ

今の私達を撮影している男の子が最低なだけ……

私が男の子を睨み付けると、男の子はニヤニヤとしながら

私と友奈ちゃんの淫らな姿を撮影したカメラを見せつける


ここには、恥ずかしい姿が写っている

誰にも知られたくないものが眠っている

東郷美森、結城友奈の弱味がある

……違う

東郷「言い訳、理由、建前がある」

東郷「……貴方は私にそう言いたいんでしょう?」

男の子は何も言わずに笑って、頷く

友奈「……東郷さん」

東郷「……………………」

友奈ちゃんが私を求めてくる

壊れかけの友奈ちゃん

淫らな行為がなければ発狂してしまいそうなほど、

酷いことをされた友奈ちゃん


友奈ちゃんを助けましょう

東郷「………………」

自分の心を助けましょう

東郷「………………」

貴女には。私には。私達には

男の子に脅されているという言い訳がある

誰かにバレても、咎められない

蔑まされることもない

やらされた。こうするしかなかった

そう言えば、みんなが言うだろう

可哀想。と

東郷「解ったわ」

私は友奈ちゃんにそう言って、

友奈ちゃんの陰部を舌で綺麗に舐めあげて

男の子はそんな私達を撮影して、言い訳を作り続ける


友奈「んっあっ……東郷さっ」

東郷「んちゅ……ん……っ」

私は……

東郷美森の理性は言い訳という鎖に繋がれた

そして、その鎖が解かれることはなく

理性が再び私の行動を制限することもない

……東郷、僕からのプレゼントは気に入った?

そんな男の子の問

私は友奈ちゃんの下の唇とのキスを止めて、目を向ける

東郷「とっても」

そう言うと、男の子はそれは良かった。と、満足そうに言う

そして私は

友奈「っ!?」

友奈ちゃんと深い接吻をする

上と上ではなく、上と下で

男の子からの言い訳、建前、理由というプレゼントは

私の人生を完全に作り替えるほど、大きなものだった

東郷「これからは私が可愛がってあげる」

友奈「っ、あんっ!気持ちいい……東郷さんの舌……凄く」

友奈「私、私またっ!」

東郷「良いよ。友奈ちゃん……イって」

友奈「っーーーーー」

私はもう、勇者部には戻れなくなった

ごめんなさい。風先輩

ごめんね。樹ちゃん

……ごめんね、夏凜ちゃん

戻れなくなったのに

東郷「私……今、凄く満たされてる」

えっちな水を吹き出して、余韻に痙攣する友奈ちゃんを見ながら

私に降りかかった友奈ちゃんの天然水を口に含む

東郷「凄く……幸せなの」

私と友奈ちゃんは男の子に護られながら、

淫らな行為に没頭し、幸せを共有する

人間として、女の子として

尊厳の欠片もないこの時間が永遠に続くことを願いながら

私達は……混じり合い続けた

終わり

書きたかったのは友奈ちゃんの陵辱であって東郷と友奈の物語じゃないんだよやり直せ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom