伊401「せいらーーーーーん!」最上「し、師匠…」 (9)

前回までのあらすじ


ボクは最上!

最上型航空巡洋艦の1番艦さ!

ある時、ボクは轟沈しかけたんだ…

そこに現れたのは師匠こと日向先生なんだ!

ボクの妹、三隈や利根と熊野、秋津洲と言った仲間たちと日々瑞雲流を習得するべく修行した…

そして、イベントのボスをボクらは師匠と一緒に倒した!

けど…



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鎮守府


最上「し、師匠…これが…」

日向「分からない…だが、これだけは言えるな…」

日向「これは晴嵐流の奴らの仕業だ…!」


圧倒的ともいえる焦げた臭い。

それはこの部屋に今も漂っている…。


三隈「酷いですわ!無害な駆逐艦たちをこんな…」

日向「仕方ない…おそらく背後から攻撃されたのだろうな…」


「きゃあーーーー!」


三隈「あちらは戦艦の方達がおられる部屋ですわ!」

日向「行くぞ!最上!三隈!」



戦艦達の部屋


日向「駄目だったか…!」ギリッ・・・

戦艦の艦娘達が大やけどを負っていた。

最上「どうして…」

「それは晴嵐流だからだよ!」

日向「その声は…!やはりお前だったか…!しおい!」


伊401「久しぶりだね、日向」


最上「な…何でこんなところに…」

三隈「最上、知りませんでしたの?古来より瑞雲流と晴嵐流は敵対してきた流派…晴嵐流は焦がすことを得意としていましてよ」

伊401「君も弟子を取ったの…?ふふ…決着を着けましょう…。場所は鎮守府正面海域。時間は明後日の0時。かつて私の晴嵐ちゃんを盗ろうとしたこと…後悔させてあげる!」

伊401「弟子も連れてきていいからね?」

コワい!その感情しか浮かんでこなかった。

熊野「こ、こんなことでレディーが漏らすはずないですわ…」ジョワー

利根「なのじゃ…」

秋津洲「かも…」


日向「こうなったらあれを教えるしかない様だ…皆、ついてこい!」


裏の山


利根「ここは…」

日向「瑞雲流は精神の統一が基本だ。己の心と瑞雲の心を合わせればこんなこともできるぞ」


日向「約束された勝利の瑞雲(エクスズイウン)!」


熊野「滝が…割れましたの!?」

日向「それらが出来るようになったら…瑞雲流が晴嵐流の技を取り入れたものを教えよう」


修業は過酷を極めた…

最上は一時敵に筋肉マッチョマンの変態になり、三隈はそれを見て失神した。

熊野は「とぉぉぉぉぉ!」と言う声を出しながら岩や滝を割り続けた。

利根は拳で雲を裂けるまで成長した。

秋津州はかもかも言いながらも頑張って修行していた。

そして、当日…




鎮守府正面海域


伊401「よく来たね!さ、最初は誰だい?」

なお、利根と熊野は新たな海域の突破と言う事で来れなかった。

伊58「腕がなるでち!」

伊19「ふっふーん!イク、逝かせるのー!」

伊8「はっちゃん…出撃しますね」


最上(この人達…ただ者じゃない…!)


秋津洲「ギガズイウンブレイクぅううううう!かもおおおお!」ジョウクウカラズイウンマトッテキュコウカコウゲキ

伊8「神晴嵐!」竜巻!


秋津洲「そ…そんな…」大破


伊19「お次は誰なのね!」

三隈「くまりんこ!」


伊19「晴嵐の流法!『地獄晴嵐大回転』!」タイリョウノセイラン

三隈「覇王瑞雲剛核掌!」セイランヲスベテコワス

伊19「そ、そんな…なのね…」大破


伊58「勝てばよかろうでちぃ!晴嵐滑魚雷!」

最上「ひ、卑怯だぞ…」大破


日向「お、おのれ…!」

伊401「…これで終わりだよ!せいらーーーーーーーん!」

掲げた晴嵐が光だし、辺りを焦がし始めた。

伊58「あ、熱いでちぃ…」

最上「し…師匠…」


日向「瑞雲斬!」

伊401「晴嵐切り!」

お互いの瑞雲と晴嵐が壊れた。


日向「こうなれば…約束された勝利の瑞雲(エクスズイウン)!」

伊401「晴嵐色の波紋疾走(セイランオーバードライブ)!」


海が、割れた。

その後



最上「師匠!」

日向「ああ…済まないな…最上、特別な瑞雲をあげよう。瑞雲12型だ」

日向「それと…ほら、晴嵐」

最上「ありがとう…師匠!」ハグ!





提督「ええ話やな…(感動)」



絶対に諦めない心と信じる仲間と瑞雲があれば

どこだってそこが瑞雲道なんだから…



THA ENDォ!

実は晴嵐色の波紋疾走がやりたかったんや…

同じのかいてすまんな


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