美希「千早さんは美希のお姉さんなのー!」 (79)


美希「千早さんは美希のお姉さんなのー!」

千早「違うけど…」

美希「千早さんは美希のお姉さんになってほしいの!」

千早「…っ!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438125404


真「美希、千早の過去のこともあるんだからそんなこと言うのは…」

千早「……」

美希「ご、ごめんなさいなの…」

千早「…」


真「ち、千早?」


千早「ふふっ」

千早「別に気にしてないわ」

美希「!じゃあ美希のお姉さんに…」

真「こーら、美希」

千早「構わないわよ?」

美希「やったーなのー!」ダキッ


真「…大丈夫なのかい?」

千早「ええ。美希みたいな妹なら私も歓迎だわ」

真「千早がそう言うなら…」

美希「あはっ☆よろしくね千早お姉ちゃん!」

千早「ええ。」ニコッ

千早「(ちょっと動揺してしまったけれど美希のことだし、ちょっとの間付き合ってあげればいいわよね…)」


翌日


春香「おはようございまーす!…ってあれ?千早ちゃんと美希はそんなにくっついてどうしたの?」

千早「あら。おはよう春香」

美希「あのね、千早さんは美希のお姉さんなの!」

春香「…?」


千早「こら美希。まずはあいさつでしょ」

美希「はーいなの…。おはよう春香!」

春香「ふふっ」

千早「どうしたの?」

春香「なんだかホントの姉妹みたいだなーって」

千早「そうかしら?」

美希「そうなの!ホントの姉妹よりも仲良しなくらいなの!」


P「美希ー!そろそろレコーディング行く時間だぞー!」

美希「はーいなの!じゃあまたね!千早お姉ちゃん!あと春香!」

春香「私はついでなんだ…。」

千早「行ってらっしゃい美希。気を付けてね」

イッテキマース…


春香「いいの?千早ちゃん」

千早「ええ。ちょっとの間付き合ってあげれば美希も満足すると思うわ。それに…」

春香「それに…?」

千早「私も妹ができたみたいで少し嬉しいし」

春香「そっか!良かったね千早お姉ちゃん!」

千早「(春香は妹じゃないけどね)」

春香「千早ちゃん!ツッコミは声に出して!」


一旦ここまででー


1週間後


真「おはよーございまーす!…って」


美希「でねー、それでね、」ペチャクチャ


千早「うんうん」フフッ


美希「あ、真くんなの!おはようございます!」


千早「おはよう真。美希もあいさつよく出来ました」ナデナデ


美希「えへへー」


真「ずいぶん仲良くなってるね…」


美希「美希たちは姉妹だもんね!」


千早「ふふっ。そうね」


真「まだ続いてたんだ…」


千早「ところで美希、昨日ダンスレッスンのときうとうとしてたわよね?」


美希「…!」ギクッ


千早「レッスンは毎回ちゃんとやらなきゃだめよ。それにね…」


真「(千早もちゃんと姉やってるし…)」


美希「ごめんなさいなの」シュン


千早「それじゃ一緒にコンビニ行きましょ」


美希「?どうして?」


千早「美希が今日のレッスン頑張れるように、好きなおにぎり買ってあげるわ」


美希「!!ほんと!?わーいなの!ありがとう千早お姉ちゃん!」ダキー


千早「はいはい」ニコニコ


真「(千早もまんざらじゃなさそうだし…まあいいか)」


イッテキマース…キャッキャ


さらに1週間後


春香「生すかー…」


観客「サンデー!!!」


春香「今週も始まりましたー!」


美希「それじゃあ早速最初のコーナーだよ。千早お姉ちゃん、紹介よろしくなのー!」


お姉ちゃん?ザワザワ


千早「ちょ…美希!」


春香「そ、それでは最初のコーナーは…」アタフタ




P「あのバカ…お姉ちゃんって…」


律子「帰ったら説教ですね…」


支援あざす。
初ssだしゆっくり書いてきます。


収録後


律子「美希!今日のあれはなんなの!お客さんも困惑してたのよ!ダメじゃない!」


美希「ご、ごめんなさいなの…」


律子「それと最近千早にベタベタしすぎよ?千早だって最近忙しいんだから…」ガミガミ


美希「怒られちゃったの…」シュン


美希「(普段から甘えすぎてたかな…。もしかして千早さんも迷惑に思ってるのかな…)」


千早「美希」


美希「あっ、千早…さん」


千早「千早゙お姉ちゃん゙でしょ」


美希「でも…」


千早「はいこれ、一緒にたべましょ」


美希「なに…これ?」ハコカパー


美希「!! いちごババロアなの!!食べていいの?」


千早「ええ。ただし、今日の反省会しながらね」


美希「はーいなの…」


千早「美希」


美希「なあに?」


千早「私は元気な美希が好きよ。だから元気出して。今日みたいなミスがあっても私は大丈夫だから。ね?」


美希「うん…」


千早「…」ナデナデ


千早「はい!反省会終わり!食べちゃいましょ!」


美希「…はーいなの!千早お姉ちゃん大好き!」ダキー


千早「はいはい。私もよ」ニコニコ



律子「まったくもう…」フフッ


別の日


亜美「千早お姉ちゃーん!遊ぼ遊ぼ!」


真美「えー、真美とお話しようよ千早お姉ちゃん!」


千早「はいはい」クスッ


美希「むー…」


亜美「千早お姉ちゃーん!鬼ごっこしようよー!」


千早「事務所じゃできないでしょ」クスッ


美希「むむー…」


真美「じゃあじゃあー、真美と恋バナしようよ→」


美希「むむむっ!(ちょっと気になるの…)」




千早「そうかしら?」


美希「(ホッ…)」


真美「じゃあさじゃあさー、好きな人っている?」


亜美「お→!攻めるね真美ー!」


千早「いないわ」


美希「(よ、良かったの…)」


美希「(良かったんだけど、なんかもやもやするの…)」


>>32
頭に抜けてた



真美「千早お姉ちゃんって今までで付き合った人いるー?」


千早「いないわよ」


亜美「えー、千早お姉ちゃん美人なのに意外だねー!」


千早「そもそも恋愛の好きって気持ちがわからなくて…」


真美「あれー?千早お姉ちゃんは意外とお子様ですな!」


真美「゙好ぎっていうのはね、゙その人とずっと一緒にいたい゙ってことなんだよ!」エッヘン


亜美「それこの前読んだ雑誌に書いてあったねー」


真美「ちょっ、言わないでよ亜美ー!」


千早「(ずっと一緒にいたい人…)」


千早「それならいるかも」


真美「ホントー!?だれだれ!?もしかして兄ちゃん!?」


千早「違うわよ」


亜美「じゃあじゃあー…」


千早「秘密よ」フフッ


亜美真美「えー、教えてよー」ワイワイ


美希「(い、いったい誰なのなの!?やっぱりプロデューサーかな?それともこの間共演したJupiterの誰か?それとも…)」モンモン


千早「…美希」


美希「はいなの!」ビクッ


千早「そんなところで何してるの?美希もこっちに来る?」


美希「み、美希はコンビニにいちごおにぎりマキアート買いに行くのー!」ドタドタ


千早「あ、美希…」


亜美「ミキミキー!それコンビニには売ってないと思うよー!」


千早「どこにも売ってないと思うけど…」


千早「(どうしたのかしら…)」


一旦ここまで


事務所の外


美希「…」


美希「(気にしても仕方ないの…)」


美希「(そう、千早さんに姉妹ごっこ付き合ってもらってるだけで幸せなの…)」


美希「むー…」


美希「…もうヤケ食いなの!コンビニのおにぎり全部買ってやるのー!!」ドタドタ


やっぱ切りいいしここまで


2週間後くらい


美希「(今日は千早お姉ちゃんと歌番組の収録なの!)」


美希「~♪」


美希「おはようなのー!」ジムショガチャ


真「おはよう美希!」


千早「…おはよう美希」


美希「おはようなの千早お姉ちゃん!」ダキー


真「ははっ、相変わらずだね」


千早「……」


美希「…千早お姉ちゃん?」


千早「どうしたの?」


美希「具合悪いんでしょ?」


千早「そ、そんなことないわよ!」


美希「ううん。美希、顔見たらわかるの」


千早「ち、ちが…」


ID変わってるけど>>1です




美希「千早お姉ちゃん…」ズイッ


千早「ち、近いわ美希…」


美希「…」オデココッツン


美希「やっぱりすごい熱なの。顔も赤いし」

千早「~……//」


真「(それは美希にも原因あると思うけど)」



美希「千早お姉ちゃん、今日のテレビはお休みしたほうがいいと思うな」


千早「…っ!だめよ!今日は大事な生放送なのよ!」


美希「生放送だからなの。生放送でミスはできないし、千早お姉ちゃんはアイドルなんだから具合悪そうなところは見せられないの」

千早「うっ…」


美希「お休みしよう。ね、プロデューサー」


P「そうだな…」


千早「プロデューサーまでっ…!私、歌えます!」フラフラ


P「…千早、ここはお前の妹に任せてみないか?美希なら千早の分まで頑張って歌えるさ。な?」


美希「当たり前なの!」


千早「…」


P「だから、今はゆっくり休んでくれ…」


千早「…わかりました」


P「じゃあ俺はテレビ局に電話入れてくる。美希、いつでも出れるように準備しといてくれ」


美希「はいなの!」


真「じゃあ僕は千早を家まで送ってから自分の現場に行きますね!」


P「ああ、頼んだぞ!」ケータイトリダシ


真「はい!じゃあタクシー呼びますね!」ポパピプペー


美希「千早お姉ちゃん」


千早「…なに?」


美希「美希ね、完璧に歌うから!ちゃんと見ててほしいな」


千早「ええ、分かったわ」


P「よし美希、少し早めに行くぞ!」


美希「はいなのー!じゃあ行ってくるね、千早お姉ちゃん!」


真「千早!タクシー来たし僕たちも行こう!」


千早「…ええ」


千早「美希…大丈夫かしら…」フラフラ


真「気持ちは分かるけど、今は自分の心配だよ千早」


一旦ここまで

プロットはできてるから今日中に完結できるはず。


テレビ局楽屋


P「番組のディレクターには話を通してきた。あとは美希が頑張るだけだな…」


美希「…うん」


P「…不安だよな」


美希「え…?」


P「千早の手前、ああ言うしかなかったが不安なんだよな?心配させるわけにはいかないもんな」


美希「…プロデューサーはエスパーなの」


P「俺だって美希のことよく見てるからな。千早ほどじゃないかもしれないけど」


美希「…美希ね、まだまだ千早お姉ちゃんの歌には追いつけてないの。いつも頼ってばっかりで…」


美希「だから今日はね、美希もしっかりできるところを見せるの!千早お姉ちゃんに追いつきたいの!」


P「…ああ!美希ならできるさ!自信持っていってこい!」


美希「はいなの!行ってくるの!」


スタジオ


司会「…えー次は、今relationsで話題沸騰中の星井美希さんでーす!」


美希「よろしくお願いしますなのー!」


観客「ワー!」パチパチ


司会「本日出演予定だった如月千早さんは急病のためお休みですが、美希ちゃん1人でも大丈夫?」


美希「大丈夫なの!これで今日は収録中にうとうとしても怒られないの!」


司会「でも後で事務所の人に怒られるんじゃない?」


美希「それは困ったの…」


観客ドッ


司会「ではそろそろ曲にいきましょう。星井美希さんでrelations」


美希「(見ててね、千早お姉ちゃん…)」


美希「夜の~ショーウインドーに♪」


千早宅


美希『じゃあねなんて言わないで~♪』


千早「(美希…レッスンやレコーディングのときよりすごく上手になってる…)」


千早「(私も歌いたかったな…)」


美希『愛してー♪』


ワーワーパチパチミキチャーン


司会『ありがとうございましたー!』


美希『千早さん!!』


千早「…!」


美希『次は千早さんも一緒に歌おうね!』


千早「美希…ありがとう…」ウルッ


1時間後


ピンポーン


千早「(誰かしら…?)」


美希「千早お姉ちゃん!開けてなの!」


千早「美希…!どうして…」


ガチャ


美希「千早お姉ちゃん!もう具合は大丈夫なのなの!?」


千早「ええ。だいぶよくなったわ」


美希「安心したの…」


千早「今お茶を入れるわ」


美希「だめなの!千早お姉ちゃんは寝てて!美希スポーツドリンク買ってきたの!」


千早「…ありがとう」フフッ


千早「美希。今日のステージ完璧だったわ」ナデナデ


美希「ありがとうなのー」ホワー


美希「…じゃなくて!」


千早「…?」


美希「…」チハヤノアタマナデナデ


千早「ど、どうしたの…?」


美希「美希はね、具合悪いとき寂しくなるから千早お姉ちゃんが寂しくならないようにしてるの」


美希「たくさん甘えていいよ。千早お姉ちゃん!」


千早「…ありがとう」フフッ


美希「…あのね、美希ね、千早お姉ちゃんと一緒にいたいの。だからね」


美希「だから、もし千早お姉ちゃんに好きな人がいても…」ボソッ


千早「…え?」


美希「なな、何でもないの!」アタフタ


千早「…私も美希と一緒にいたいわ」


美希「…それって、もしかして…//?」


千早「だから早く体を治して、次の定例ライブで一緒に歌わないとね」


美希「そそそそうなの!」マタマタアタフタ


美希「一緒に歌いたいから早く元気になってね千早お姉ちゃん!」


千早「はいはい」フフッ


千早「(ありがとう…美希…//)」



終わりです。
めっちゃ長くなってしまった。


夜にたかひび投下予定なんでよかったら見てね(小声)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom