チンピラ男「文句垂れてると殴るぞ」監禁少女「い、いや……」 (13)

──独房:昼前

男「文句垂れてると殴るぞ」

少女「い、いや……」

男「はい口答え。腹パンな」ゴスッ

少女「かはっ!……おげぇぇオボボ」ボトボト

男「うわ汚ねえ」

少女「……ひどい」

男「ひどいのはてめえの母ちゃんだろ」

少女「……っ!」ズキン

男「まあその母ちゃんもバラ売りされたんだけどな、あっひゃっひゃ」

少女「なんで……なんで……私がこんな目に……」

男「さあな、恨むならバカ親を恨め……よ!」ゲシ

少女「ぎゃっ!」

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ボス「おい、あまり商品を傷めるな」

男「分かってますって」

ボス「ふん」

少女「けほけほ……あの、私……どうなるんですか?」

ボス「聞きたいか?」

少女「……はい」

ボス「2択だ」

少女「……」ゴクリ

ボス「1つ、腹をかっさばいて内臓を売り飛ばす」

ボス「2つ、客にそのままを売り飛ばす」

ボス「好きな方を選べ」

少女「も、もしいやだと言ったら……」

ボス「目玉くりぬいて犬の餌にしてやる」

少女「ひっ……」ゾワッ

男「あっ、もう12時っすよ」

ボス「そうか。昼飯はここでとれ」

男「マジすか」

ボス「こいつにもちゃんと食わせろ、いいな?」

男「了解っす」

男「食えよ」クッチャクッチャ

少女「食欲ない……です」

男「知るか。食え 」

少女「でも……」

男「はあ……しゃーねえなあ」

少女「……?」

男「俺の特性ソースかけてやるよ」シコシコ

少女「ひっ……食べます!食べますから!」

男「あー出る」ドピュ

少女「え、早」

男「あ?おら食えよ」グリグリ

少女「うっ……臭、お゛ぇ゛」

男「食ーえーよー」

少女「うぇぇ……」パクッ

男「おっ、食ったな。じゃあ俺は小便行ってくるからその間には食っとけよ」

少女「は、はぃ……お゛お゛っ……」

──便所

男「ふぃぃ」ジョボボボ

同僚「よう」

男「うっす」

同僚「あの子どうだったよ?」

男「まだ手ぇ付けてねーよ」ジョボボボ

同僚「え?早漏野郎のくせに」

男「うっせえ」

同僚「てかお前いつもマックくせえよな」

男「金無えんだよ」ジョボボボ

同僚「あっそ。子守り頑張れよ」

男「おう」カチャカチャ

少女「おえ……こんなの食べれるわけないよ……」

少女「でもどうしよう……もう戻ってきちゃう」キョロキョロ

トイレ「」

少女「……捨てよ」ポイッ

男「おい」

少女「ひっ!」

男「それ俺の自腹なんだ」

少女「す、すみません」

男「なら責任取って食えよ!!」バシャーン

少女「ぶはぁっ!……やめ、おぼれ……おごご」ジタバタ

男「うまいか?俺の精液より糞の方がうまいか?ああ!?」グリグリ

少女「うげぇ……!やめ……食べ……た、ごはっ!」

男「はぁはぁはぁ…………次同じことやりやがったら容赦しねえからな」

少女「ごふっ……分かりました……ゲェェェ」

──独房:夜

ボス「なんだ……この臭いは?」

少女「すみません……」

ボス「またあいつか」

少女「はい……でも私が悪いんです」

ボス「そうか。だがそんなことはどうでもいい」

少女「え……?」

ボス「あいつにはきっちり落とし前つけさせてやる」

少女「……」

ボス「だが俺には他にも仕事がある。この件はまた明日だ」
                        
シメ
男(やっべえこれは殺られる)コソコソ

──独房:深夜

少女「Zzz……」

男「おい起きろ」ヒソヒソ

少女「んん……なんですか?」

男「ここから脱出させてやる」

少女「……!」

男「その代わり俺の脱出にも協力しろ」

少女「はっ、はい……!」

以前から「商品」を虐待していた男。
そんなクズ達のボスは男を見限った。
同類にすら見放されたクズに未来はあるのか。

次回、アジト脱出編

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