アリッサ「ケースケとデート」 (17)

「RIGHT×LIGHT」のSSです
タイトル通りデートしているだけです
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アリッサ「ん……朝か」

アリッサ「ふあ~」ムクリ

アリッサ「……」チラッ

啓介「zzz」

アリッサ「可愛い寝顔ね」クスッ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437834898

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キャライメージ

アリッサ=クラノ=ストーリング=ライト(上)
遠見啓介(下)

http://i.imgur.com/uIcgXFS.jpg

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あたしはアリッサ=クラノ=ストーリング=ライト、横で寝ている遠見啓介(とおみけいすけ)の恋人よ。言いやすいからケースケって読んでいるわ
昨日からあたしはケースケの住んでいる寮の部屋に”空を飛んで窓から入って”泊まっていたわ

アリッサ「うーん、今起こしてもまだどこもお店は開いてないんだっけ」

アリッサ「じゃあ今起こすのもあまり良くないわね」

アリッサ「寝ている間に、ちょっとパソコンでも借りて何してるのか確かめるしかないわね」

アリッサ「えっと……確かここで電源?をつけられるのよね」

電源をつけることは出来たけど、その後にパスワードを入れなきゃならないって言われて、あたしはそんなもの知らなかったからケースケが起きるまで何も出来なかったわ

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ケースケが起きた後、パソコンの電源を切ってあたし達は着替えて電車に乗った。今日は隣町で遊ぶことに決めていたわ

隣町

啓介「あまり美傘市と変わらない気がするな」

アリッサ「そうかしら? 人はこの町の方が多いじゃない」

啓介「美傘市と比べて、ここはもっと前から開発が進んでいたらしいから、それも関係があるんじゃないか?」

アリッサ「なるほどね」

啓介「とりあえず、まずは何がしたいんだ?」

アリッサ「そうねー、アイスが食べたいわ」

あたしがアイスを売っている店を指差しながら言う

啓介「分かった。並んでくるから何がいいか決めてくれ」

アリッサ「えっとね――」

数十分後、ケースケが戻ってきた。あたしはアイスを受け取ると一口かぶりついた

アリッサ「甘くて美味しいわ」

啓介「今日は暑いから、尚更だな」

アリッサ「あ、そうだ」

アリッサ「ケースケのアイス、一口ちょうだい!」

啓介「それだと僕の分が少なくなるだろ」

アリッサ「あたしのアイスも一口いいから!」

啓介「……ちょっとだけだぞ」

アリッサ「やった!」

気づいたら寝オチしてた
書き終わったので全部投下します

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啓介「この町は、ビルが多いな」

アリッサ「そうね、でも美傘市にもあるショッピングモールだけじゃなくて、他にもお店がたくさんあるわ」

啓介「一日じゃ中々回りきれなさそうだな」

啓介「とりあえず、入ってみるか」

アリッサ「ええ」

―――――

『ショッピング』

アリッサ「うーん」

啓介「随分悩んでいるな」

アリッサ「どれも良くて」

アリッサ「ケースケは、どれがあたしに似合うと思う?」

啓介「うーん」

啓介「アリッサが試着してくれれば、僕も決めやすいし、アリッサも決めやすいんじゃないかな?」

アリッサ「それもそうね」

あたしは試着室の前まで急ぐ。ケースケは突然走るなと言いながらも追いかけてきた

アリッサ「ちょっと待っててね!」

啓介「うん、焦らなくていいからな」

この後、啓介は数時間服選びに付き合わされた

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『ゲーセン』

服を選び終わった後、遅めのお昼ご飯を食べてからあたし達はゲームセンターというところに来た。今はあたしがクレーンキャッチャーに挑戦してるわ

ウイーン ポトッ

アリッサ「ま、また持ち運んでる途中で落ちちゃったじゃない」

啓介「クレーンの力が弱いみたいだな」

啓介「あまり使いすぎると遊ぶお金がなくなるぞ、もうやめたほうがいいんじゃないか?」

アリッサ「……ケースケ、あたしの代わりに取って」

啓介「え?」

アリッサ「どうしても欲しいの……ダメ?」

啓介「……仕方ないな、三回までやって取れなかったら諦めるんだぞ?」

アリッサ「ありがとう、ケースケ!」ダキッ

啓介「だ、抱きつくのはやめてくれ……」

この後、ケースケが真剣にやって三回目でギリギリ取ることが出来たわ。思わずまた抱きついたら周りから見られてケースケがとても恥ずかしがっていたわね

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『プリクラ』

啓介「そろそろ、ゲーセンを出るか?」

アリッサ「ちょっと待って!」

アリッサ「最後に、プリクラって言うのがやりたいわ」

啓介「プリクラか、記念に撮っていくか」


プリクラの筐体の中

アリッサ「えーっと、これはどうすればいいの?」

啓介「多分これをこうして……お、撮影が始まるみたいだ」

アリッサ「何回撮影されるの?」

啓介「三回だったと思うぞ」

アリッサ「分かったわ。最初は……一緒にピースしましょう?」ピース

啓介「ああ、分かった」ピース

ハイチーズ カシャ
ニカイメノサツエイヲシマス

アリッサ「次は……ケースケの腕に抱きついて」ギュッ

啓介「……まさか全部ポーズ変えるつもりか?」

アリッサ「もちろんよ!」

ハイチーズ カシャ

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『ボーリング』

プリクラを撮ったあたし達は、ケースケの提案でボーリング場に行ったわ。ユキエやヒナ、ミユとは行ったことがあるけど、あたしは初めてだったから楽しみ!

啓介「じゃあ、僕から先にやるからよく見とくんだぞ」

アリッサ「分かったわ」

ケースケがボールを転がすと、ピンに一直線に向かって行ったわ

× × ⑨ ⑩
× × ×
 × ×
  ×

アリッサ「一度に八本も、すごいじゃない!」

啓介「まだ倒しきれてないけどな」

啓介「一回で倒しきれなかった場合は、二回目を投げてそこで倒れた本数で点数が決まるんだ」

啓介「じゃあ二回目、行くぞ」

ゴロゴロゴロ カコーン


× × × ⑩
× × ×
 × ×
  ×


啓介「一本残ったか……」

アリッサ「ちょっと勿体無かったわね」

啓介「僕もあまり上手いほうじゃないからね」

啓介「じゃあアリッサ、力まず頑張れよ」

アリッサ「ええ、分かったわ!」

アリッサ「……」チラッ

啓介(どうやら隣のレーンの人のフォームを観察しているみたいだな)

啓介(でも素人には真似してもあまりうまくいかないと思うけど……)

ゴロゴロゴロ ガコーン


× × × ×
× × ×
 × ×
  ×

アリッサ「ケースケ! 全部倒れたわ」

啓介「なっ……嘘だろ?」

アリッサ「初めてなのにうまく出来て嬉しいわ」

啓介「お、おめでとうアリッサ」

啓介(これでちょっとばかしプレッシャーが掛かったなんて、アリッサには言えないな……)


この後、あたしはストライクとスペアをたくさん出したおかげでケースケに勝ったわ!
でもケースケは途中でピンを倒せなかったりして、悔しがっていたわ

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『帰りの電車』

ハッシャシマス ガシャン

電車の座席に座ると、アリッサは疲れていたのかすぐ寝てしまった。僕は肩を貸してその寝顔を眺めていた

啓介(今日は色々あったけど、楽しかったな)

啓介(アリッサも楽しそうだったし、満足はしてもらえたかな)

啓介(今度は皆を誘って、ボーリングをしたいって言ってたっけ)

啓介(……一回練習しておかないとな)

こうして、僕とアリッサの夏休みの楽しい一日は終わった

終わり

もう一つ現行のスレあるので、そっち考えてきます
読んでいた方がいたらありがとうございました

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