男「仕事が終わり、家に帰ると巨大なダンボール箱がある。宛先は書いてないか…」
男「やだよー、開けたくないよー…だけど玄関前だから、結局どうにかしないと部屋に入れないか…」
男「よし！あけるぞ！爆弾とか死体じゃありませんように！！」
パカ
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男「… …」
男「なんだこれ」
男「見た感じは未来的な要素だけど、なんにかがわからん… 触ってみるか」
コンコン
男「金属みたいだな、だけどこの白いコーティングはなかなかセンスがいい！玄関オブジェクトとして飾っとくのもいいなぁ」
男「だけどどうして俺の家にこんなものが… ん？これはスイッチか？」
ポチ
男「あ、おしちゃった…」
タレット「起動します」
男「うお！？」
タレット「こんにちは、私は試作型タレットです。」
男「ちょ！音量でか！？うるさ！！」
タレット「申し訳ありません、よく聞き取れません」
男「そりゃ！自分の声がでかいからな！」
男「てか、なんだこれ。喋ってる？会話したのか？ …うぅん」
男「こ、こんにちは」
タレット「こんにちは、今日は良い天気ですね！」
男「んん、でもこれじゃiPh○neのsi○iとあんまり変わんない気がするな、それじゃここまでデカくする意味あんのか？」
男「今日は雨なんだが」
タレット「ははは！面白いジョークです！気に入りました！」
男「いや、ジョークじゃなくてほら」
カーテンピラー
ザーザー ザーザー ドシャー ドシャー
タレット「アハハハ…」
タレット「機能停止」
男「おい！」
男「それで、君はなんなんだ？」
タレット「エラー、その質問にはお答えできません。ですがこの事を世間への公表をしようとした場合、速やかに抹殺との命があります」
男「ははは、抹殺か。面白いジョークだな」
タレット「展開中」
タレット「射撃の準備ができました」
男「… …」
男「あっ」
男「これは捨てるしかない…」
ガシ
男「軽！」
タレット「ちょっと！なにするんですか！」
男「抹殺とか銃とか怖すぎだろ！捨てにいく！」
タレット「公表しようとすればの話です！」
男「」
タレット「ちょっと、ねぇ！」
男「粗大ゴミでいいのかこれ」
タレット「助けて！」
男「もう銃は向けないな？」
タレット「…はい、お願いですから下ろしてください」
男「はぁ」
ガタ
タレット「痛い！」
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