P「あ…志保」 北沢志保「……」 (116)

P「やぁ、志保買い物かい?にしてもオフの日に街で__」


志保「………………」


P「ち、ちょっと待ってくれよっ…さすがに無視は酷いんじゃないかな」


志保「おはようございます、プロデューサーさん偶然ですね、お互いにいいオフを過ごしましょう…では」


P「まてまて、待ってください!なんでそう逃げるんだ」


志保「………はぁ、なんですか?追いかけてきて」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437708054

P「心底嫌そうな顔するなよ……志保はこれからどこに行くんだ?」


志保「それを聞いてどうするつもりですか?」


P「えっ…いや、ただ興味があってさ」


志保「プライベートの過度な詮索は…」


P「わ、わかったわかった!もう聞かないから…あー、すまないな呼び止めてしまって」


志保「いえ、では失礼します…」

P「おう………デートなら見つからないようになー」



志保「だっ、誰がデートなんかするんですかぁっ!!!」


P「ご、ごめん…無神経でした」


志保「はぁ、こうなるからプロデューサーさんと会いたくなかったんです…」


P「ずいぶん嫌われたもんだ…まぁさすがに志保に着いていくとかはしないから安心してくれ」


志保「当たり前です、着いてきたら訴えますよ」

P「怖いなぁ……ふふっ、それじゃ邪魔者は早めに退散するよ」


志保「ええ、そうしてくださ………あの、勘違いならすみませんプロデューサーさん、顔色が少し悪いみたいですけど具合でも?あと声もいつもより…」


P「え?あぁ、よくわかったな…実は一昨日から体調が優れなくてな、熱も少しあるみたいで…でも今日オフで助かったよ、これから病院に~」


志保「な…」


P「な?」

志保「な、な、何を考えてるんですかぁ~~っ!!」





P「へ?」


志保「熱があるならタクシーでも呼んで病院に行ってください!外を出歩くにしてもその格好!コンビニに行くんじゃないんですよっ!?マスクもしてないし!」


P「は、はい…ごめんなさい」


志保「一昨日不調に気づいたなら何で早めに病院に行かないんですかっ!?」


P「え…あのその…ただの軽い風邪かと思いして……放っておいても」

志保「当人はそのつもりでも全く違う病気にかかってる場合もたくさんあるんですっ!ただの風邪から肺炎や重い病気になったりすることもあるんですよっ!」


P「は、はい…全くもってその通りでして…」


志保「…………食事は……何か食べましたか?」









P「え?えーっと……………………………………………ガムかな」


志保「…………」ブチッ

P「あの……し、北沢さん…… だ、大丈夫?」


志保「ふ、ふふふ………わかりました、これはもう仕方ないですね…………行きますよプロデューサーさん」


P「行くって………まさか病院についてくるのか?」


志保「何を言ってるんですか?」


P「だよな、志保がわざわざ一緒に」


志保「病院だけじゃなく、プロデューサーさんのお家にも行かせてもらいますから、これは決定事項ですので」

短いですが一旦切りで
誤字、脱字あったらごめんなさい

支援だよ

>>1
北沢志保(14) Vi
http://i.imgur.com/Aa85Bfk.jpg
http://i.imgur.com/PD51uPh.jpg

>>12
支援ありがとうございます


P「いやいやっ!マズイよそれは…志保はアイドルなんだし、誰かに見られたら」


志保「大丈夫ですよ、変装は完璧ですから」


P「……ダメだダメだ、万が一というのもある…今日はもうこのまま…………志保?」








志保「…グスッ……ダメなんですか……?わ、わたし………ぷろ、プロデューサーさんの……ことが心配で………看病したいって…グスッ…だけなのにぃ……プロデューサーさんは……わたしのこと……嫌いなんですね」

P「なっ、いやっ!ちがっ違うぞ志保それは違う、志保のことが嫌いなもんか」


志保「……本当に?」


P「もちろん!」


志保「…じゃあ……グスッ…プロデューサーさんの……おうち行ってもいい?」


P「う、うんいいよ」

志保「…………私のこと好き?」


P「え…うん好きだよ」


志保「グスッ…………心がこもってない……やっぱり」


P「し、志保のこと大好きだよ~」








志保「そうですか、ではバカなこと言ってないで早く病院に行きましょう」


P「なにいっ!?…………って、まてまて!今のは志保が言わせたんだろうが~っ!!」

総合病院


P「ふぅ…」


志保「お疲れ様でしたプロデューサーさん、お医者様はなんと?」


P「まぁ所謂、鼻風邪らしいよ……薬も出しとくってさ」


志保「そうですか……よかった」


P「だから言っただろ?大丈夫だって~」

志保「…プロデューサーさん?」


P「ごめんなさい」


志保「それならお薬を頂いたら今日はお家に帰りましょう、私の家にはもう連絡してあるので」


P「あの…本当に来るの?あれだよ?何もないですよ?家」


志保「そんなの構いません、それより食欲はありますか?お薬を飲むなら何か食べたほうが」


P「そうだな…あっ、冷凍ピザならお家にあるからそれとビールで快気祝いでもしようかな、志保はジュースで」

志保「…………」


P「じ、冗談だよ…だから睨まないでお願い」


志保「はぁ…それなら先にお家に行きましょう、その後に私が何か買ってきますので」


P「それなら、荷物は持つよ」


志保「あなた病人なんですよ?今日のプロデューサーさんは絶対安静です!いいですね!?」


P「わ、わかりました……」

Pの自宅



P「まぁ、そのなんだ…とりあえず入ってよ」


志保「……ここがプロデューサーさんのお家ですか、意外……といったら失礼ですが、普通ですね」


P「ははっ、どんな家を想像してたんだい?」


志保「そうですね、まず…玄関を開けると、ジュピターの天ヶ瀬冬馬さんのポスターがところ狭しと貼ってあって…」


P「………あのそろそろ泣くよ?」

>>20
酉ミスすいません一応修正


Pの自宅



P「まぁ、そのなんだ…とりあえず入ってよ」


志保「……ここがプロデューサーさんのお家ですか、意外……といったら失礼ですが、普通ですね」


P「ははっ、どんな家を想像してたんだい?」


志保「そうですね、まず…玄関を開けると、ジュピターの天ヶ瀬冬馬さんのポスターがところ狭しと貼ってあって…」


P「………あのそろそろ泣くよ?」

志保「ふふっ、別にいいじゃないですか…それじゃあ私はお買いものに行ってきますが、何か食べたい物のリクエストはありますか?」


P「えーっと…もしかしなくても志保が作ってくれるってこと?」


志保「えぇ、といってもあまり難しいものは作れませんけど」


P「志保って料理作れたんだね、なんか意外」


志保「…そろそろ怒りますよ?」


P「さ、最初から怒ってるじゃないか……それならゴホッ、ゴホッ」

志保「ぷ、プロデューサーさん!?大丈夫ですか?」


P「ゴホッ、ん?いや平気、平気…少し咳き込んだだけだから」


志保「でも………」


P「大丈夫だよ…それより、リクエストだけど志保のおまかせコースにしてもいいかな?特にこれが食べたいとかは無くてね、お腹は空いてるんだけどさ」


志保「…わかりました、直ぐに戻ってくるので大人しく寝ていてくださいね?」


P「あぁ、ゴホッ…わかったよ…絶対安静だからね」

志保「それじゃあ…」


P「あぁ、行ってらっしゃい車に気をつけてな」


志保「あっ…………は、はい行ってきます」




P「…つい行かせてしまったが大丈夫かな?うーん心配だ、こっそりついて行きたいが………バレたら恐いので大人しくしておこう」

スーパーマーケット店内




志保「……」


志保(…玄関でプロデューサーさんに見送られるの……なんか良かったな…)


志保「……はっ、いけない早く買い物済ませて帰らなきゃ、でも何を作ろう…無難にお粥とか……」




静香「あら…志保?」



志保「しずっ………………空耳ね」



静香「ちょっ!待ちなさいよ、今あきらかに反応したわよね?」

志保「…こんにちは静香、なにか私に用でもあるの?」


静香「あなたねぇ……ふぅ、もういいわよ……偶然見かけてただ声をかけただけで用なんてないし」


志保「そう…それじゃあまた明………ちなみに静香?質問していい?」


静香「なにかしら?」


志保「もし、風邪とかで元気の無い人がいたとするじゃない?そんな人にぴったりの食べ物とか料理とか知っ…」





静香「饂飩でしょ?」

志保「…………そうね」


静香「なに?心理テストかしら?」


志保「はいはいそうです、それじゃあね静香、楽しい時間だった」


静香「ちょっと!?気になるから結果を教えていきなさいよ!」


志保「私は忙しいの、これからプロ………」


静香「プロ?何のプロよ?」

志保「ぷ、ぷ、プロ…………レス、そう!これからプロレスを見に行く予定なの」


静香「プロレスぅ?あなたそんなに興味あったかしら?」


志保「その…今度やる舞台で、また戦闘シーンがあるから参考にしたくて」


静香「そうなの……?熱心ね…引き止めてごめんなさい、良い勉強になるといいわね」


志保「え、えぇ…ありがとう、それじゃあ」


静香「あ、そうそう、病人食に饂飩が良いのは本当よ、麺を柔らかくしてあげれば食べやすいし、胃にも比較的優しいし」

志保「……アドバイスありがとう、それじゃあまた」





静香「えぇ、またね……………にしてもなんだったのかしら今日の志保は」


未来「静香ちゃーん!!皆がうどんの麺はこれでいいのかだって~?」


静香「ちょっと未来、もちろん麺も汁も自分たちで作るに決まってるじゃない!ほらっ早く素材選びに向かうわよ!」

すいません短いですがちょっと休憩します

さすがもがみん、ブレない
一旦乙です

>>27
最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/XcP2c9j.jpg
http://i.imgur.com/ofitwLf.jpg

>>32
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/7HmfU6E.jpg
http://i.imgur.com/6tUP0z8.jpg

>>35
支援ありがとうございます!


Pの自宅



P「ゴホッ……ゴホッ……うーん…いかんな、少し意識がボーッとしてきた…でも志保が帰ってくるまで寝てるわけには行かないし…ゴホッ…」



ピンポーン、ピンポーン



P「おっ?チャイム音が…志保帰って来たかな…ゴホッ…はーい、志保かい?」



志保「えぇそうです、プロデューサーさん」



P「ゴホッ…ゴホッ…、ごめんごめん、今開けるよ…………おかえり志保、買い物ありがとうな」



志保「いえ……これくらいは、ってプロデューサーさん?何で寝てないんですか!?」



P「ん?いやぁ…志保に鍵渡すの忘れてたからさ…ゴホッ…ゴホッ…寝るわけにも」



志保「あ…そうですよね……すみません」



P「謝るのは俺のほうさ、すまないな志保…買い物なんてさせちゃって…ゴホッ…お金いくらだった?…払うよ」

志保「いいです、私が勝手にやってることですから…」



P「いや…そういうわけには行かないよ」



志保「いいんですっ!それより…少しおでこ触りますよ………やっぱり少し熱があるみたいですね、食欲はまだありますか?」



P「あ、あぁ…」



志保「それなら直ぐに作りますから、キッチン借りますよ」



P「うん……お願いします」



志保「ほら、プロデューサーさんは早くベッドで横になっててください、歩けますか?」



P「ははっ、さすがにそれは大丈夫さ」



志保「いえ、心配なので…ほら私の肩に手を置いてください」



P「いやいや、本当に大丈夫だよ」

志保「…プロデューサーさん」



P「そ、そうだな…それじゃあ……すまん」



志保「いえ、それじゃあ行きましょう」



P「うん、お願いします…」



P (志保は世話焼きの良いお母さんになりそうだな……)








志保「お待たせしました、お料理……といっても簡単なものですけど」



P「おおっ!うどんか、…ゴホッ…ちょうど食べたい気分だったんだよ」



志保「なんですかうどんの気分って……その、あまり冷めないうちに食べてください」

P「うん、じゃあいただきます…………う、美味いッッ!!」



志保「お、大袈裟ですよプロデューサーさん」



P「いやぁ、麺も程よい柔らかさで食べやすいし、汁も良い具合にダシが効いてて」



志保「……め、麺を柔らかくすれば食べやすいし、比較的胃にも優しいと思って」



P「なるほど、いや本当に美味しいよ…さっきも思ってたけど志保は良いお母さんになれるな」



志保「はいはい、わかりましたから…ゆっくり食べてください」



志保(プロデューサーさん、元気みたいでよかった……)

P「ごちそうさま!美味しいうどんをありがとう志保」



志保「いえ、まぁ…静香の作るものには負けますけど」



P「ははっ、静香の作るうどんも確かに美味しいけどさ… 志保が俺の身体を思って作ってくれたんだ、負けないくらい美味しかったよ」



志保「プロデューサーさん……」



P「うーん…でも静香の話したら静香謹製のうどんも食べてみたくなってきたなぁ」



志保「…………」



P「ん?ど、どうした志保…怒った顔して」



志保「知りません、それよりプロデューサーさん、お薬とお水はここに置いておきますから飲んでくださいね、私は食器をさげたら帰りますので」



P「ん、ありがとう……すまんな最後まで、今日は助かったよ、もう夕方だし帰り道は気を付けるんだぞ」

志保「そう思ったなら、体調管理はきちんとしてください」



P「はい、ご…ごめんなさい」



志保「まったく………ん?お母さんから電話?すみませんちょっと失礼しますね」



P「あぁ、気にせず出てくれ」



志保「すみません………はいもしもし?……うん……え?そうなんだ……わかった、気を付けて…えっ!?ちょっ!私は別にっ………はぁ」



P「どうした?何かあったのかい?」



志保「えっと……親戚のお姉さんの赤ちゃんが生まれたみたいで……それで今から見に行くから今日は帰らないって………」



P「そうか、それはおめでたいが……それなら帰っても志保一人だけってことか」

志保「えぇ…まぁ大丈夫です、一人で留守番は慣れてますから…」



P「といってもな……そういえば電話の最後の方、ずいぶん慌ててたけど、それはなんだったんだい?」



志保「え、いや…ま、まぁ気にしないでください」



志保 (なにが…イケるとこまでいっちゃえ志保!よ…バカっ)



P「そうか………いやでも心配だな」



志保「そ、それなら………プロデューサーさんの家に…」



P「ん?家に?」



志保「い、いえっ!何も言ってません、それより気にしないでプロデューサーさんはお薬飲んで寝ててください」



P「そうか……うーんでも」



志保「大丈夫ですから、何かあれば警察に電話しますし」



P「そうか……志保がそこまで言うなら……何かあったら俺にも電話してくれよ?」



志保「はい、わかりましたから…それじゃあプロデューサーさんお大事に」



P「あぁ、それじゃあ気を付けてな」



志保「ええ、また明日」





志保「はぁ……」トボトボ



志保(そりゃ、当たり前か…あの人のことだから絶対に泊まらせてくれないと思ったし……まぁ期待は最初からしてなかったけど……でも…せめて追いかけて)




P「おーい!志保っ!!待ってくれ~っ!!」



志保「え…プ、プロデューサーさん!?え?ど、どうしてここに…」



P「どうしてって志保を追いかけてきたんだよ……ふぅ」



志保「そんな……ね、寝てないとダメじゃないですか!病人なのに」



P「すまない、でも…志保にどうしても伝えたいことがあってね」



志保「え、わ…私に……?」



P「あぁ、悩む前に身体が動いていてね…大切なことだから」



志保「大切なこと……それって」

P「あぁ…………………はいこれ」





志保「えっ……………………これお金?」



P「うん、忘れないうちにさ、今日買い物してもらったろ?だからその分……志保?」



志保「………そうですよね……ふ、ふふ……あなたに少しでも期待していた私が間違ってました…」



P「へ?あの…志保?もしかしてお金足りなかったかい?」



志保「…プロデューサーさんっ!」



P「は、はいっ、なんでしょうか」



志保「その…………………めて……ください」



P「え?ごめん…聞こえなかったんだが」



志保「だ、だから……と、泊めてくださいプロデューサーさんお家にっ!ていうか泊まらせてもらいますからね、むしろ私には泊まる権利があるはずですっ!」

一旦休憩します
支援ありがとうございます

P「え、いやでも……」



志保「もう決めたことですから…ほら行きますよプロデューサーさん、ついでに近くのコンビニで色々買いたいので」



P「えぇ…ちょっ、志保?まてまて泊まるならお母さまに連絡をだな」





コンビニ


志保「えーと、歯ブラシと…お風呂のミニセットと…それから、プロデューサーさん?ちゃんと近くに居てくださいよ、まったく…目を離すとすぐフラフラと」



P「あのさぁ…本当に泊まるの?ほら、風邪とか移しちゃうかもしれないし、なにより志保はアイドルだし」



志保「別に、どちらとも今さらのような気がしますが…それにもう先程私の母に連絡してくれたじゃないですか」

P「で、でもね?ほら …他の誰かのお家に泊まるとか」



志保「プロデューサーさん、ほら…ゲッサンでてますよ買いましょうよ」



P「聞いてよ~」



志保「…迷惑ですか?」



P「うっ、いや……そうじゃないよ、その…志保が無理してないかなって…今日街で俺に会った時も嫌そうな顔してたし……それに料理まで作ってもらって」



志保「私が勝手にやってることです…それに、き、今日…会った時にその、嫌そうな顔をしたのは………」

P「え…なんか理由が?」



志保「プロデューサーさん…折角のオフだし、たまには仕事のこと忘れてもらいたくて……私達の顔を見たら嫌でも仕事のこと思いだしちゃうんじゃないかなって」



P「…………」



志保「な、なんですか!その目は」



P「志保は可愛いなぁ」



志保「なっ!ふ、ふざけないでください!人が真面目に話してるのにっ」



P「いや、でも嬉しいよありがとう………だけどさ、そんな事思わなくてもいいんだぞ?皆の顔見たり、声聞くと…よしっ!頑張ろうって気になるからさ」

志保「そうですか…」



P「あぁ、だから休みでも遠慮せず………」



志保「遊びに行っていいんですか?電話しても?メールやLINEしても?」



P「え、う、うん……」



志保「ふぅ、早く言ってくださいよプロデューサーさん…なんだ、私だけ気にしてたんですね…」



P「でも嬉しかったよ、ありがとう志保…よしそれじゃあそろそろ」



琴葉「こんばんは、プロデューサーと志保ちゃん…お買い物ですか?」

修羅場の予感........

>>55
田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/Y1N6CxH.jpg
http://i.imgur.com/g5mULHA.jpg

>>59
画像ありがとうございます!



P「ん?琴葉か、こんばんは、偶然だなこんなところで」



志保「こんばんは琴葉さん、そうですよ買い物です、琴葉さんもですか?」



琴葉「はい、実は今事務所に皆集まってうどんパーティーをしているらしくて~それにお呼ばれされちゃいました」



P「へーそうなのか、うどんパーティーね」



琴葉「はい、あっそうだ…よかったら二人……も」



★歯磨きセット
★お風呂セット
★栄養ドリンク
☆ゲッサン
★ケープ
★洗顔セット



琴葉「…………………つかぬことをお聞きしますが、この買い物カゴの中身は…」

志保「え…何か?」



琴葉「な、何かって……あの……これって」



P「ゲッサン読みたいのか?」



琴葉「ち、違いますよっ!あの…このカゴの中身は」



P「え?何か変かな…ゴホッ…ゴホッ…」



志保「あ、ほら…薄着で出てくるからですよ?まったく…おでこ貸してださい」



P「うぅ、すまん…」

琴葉「なっ…な、なっ!手をおでこに!?」



志保「ん…熱は下がったみたいです、もう…仕方ありませんね、帰ったら何か暖かい飲み物でも作ってあげますよ」



P「うぅ、ゴホッ…ありがとうございます…」



琴葉(か、帰ったら作る!?つまりプロデューサーと志保ちゃんはこれから同じ所に帰宅するということなの!?それってつまり確実に…)



琴葉「お泊まり………同棲……夫婦………許嫁…あぅ」



P「琴葉、どうかしたか…?」



琴葉「いえ……気にしないでください………あのプロデューサー?」



P「ん?なんだい?」



琴葉「……いえ……その……グスッ…失礼します」

志保「…なんだったんでしょう?琴葉さん」



P「さぁ?まぁ…心配だから明日なんとなく聞いてみるよ」



事務所


未来「ど、どうしたのかな?…琴葉さん」ヒソヒソ



静香「し……知らないわよ、泣きながらカラオケセット持って現れてきて…そのまんまずっとあの調子だし」ヒソヒソ



恵美「ち、ちょっと!琴葉、いい加減に………ダメだ聞いてない」

琴葉「アノコにもしも……グスッ、飽きたらぁ………グスッ…すぐに…っ…呼び出してぇ」



静香「これで20回目のrelationsよ?」ヒソヒソ



未来「う、うん………よっぽど好きなのかなぁ?」ヒソヒソ



恵美「あ、あと少ししたら他のメンバーも来るからさ……その時に何があったのか聞いてみよっか」ヒソヒソ



琴葉「…グスッ……夜のショ…っ…ぅ…プロ……プロ…」




P自宅



志保「プロデューサーさん?何してるんですか」

P「え…いやお風呂に入ろうかな、と」



志保「ダメです!熱もあるんですから控えてください」



P「ええっ…でもなぁ少し汗もかいたし……」



志保「それなら問題ありません、ほらこれで拭いてあげますから」



P「え…志保が?」



志保「えぇ、何か問題でも?」



P「いやあるよ、あるけど………はぁ、今日はもう志保に委ねることにするよ」



志保「いい心がけですね……それじゃあ、とりあえず上だけ脱いでください」

P「はい……こ、これでいいかな」



志保「は、はい…それで構いません……後ろ向いてください……そ、それじゃ……拭きます」



P「う、うん……」



志保「ど…どうですか?気持ちいいですか?」ゴシゴシ



P「うん……気持ちいいよ……志保は拭くの上手いな」



志保「まぁ、弟が高熱だしたりしたらこうやって…拭いてるんで」ゴシゴシ



P「そうなのか……通りで……」



志保「か、家族以外では…プロデューサーさんがは、初めてですけど」ゴシゴシ

P「そうか………うぅ…なんか眠たくなってきた」



志保「まだ起きててください!」ゴシゴシ



P「いたたたっ、志保…拭く力強いよ」



志保「わざとですよ…ひとまず身体を拭き終わるまで寝ないでください」ゴシゴシ



P「うん……あっそこは自分で拭くよ」



志保「ダメです、プロデューサーさんは雑ですから…ほら腕あげてください」



P「はい…」

P(いかんなぁ……この状況はマズイぞ……なによりマズイのは自分の思考が志保になら何されてもいいや状態になってることだ)



志保「……」ゴシゴシ



P(くっ!でも…こんな一生懸命お世話してくれてる志保に…言えないよな……もういいや……よくないけど)



志保「はい、お待たせしました…も、もう終わりましたから早く服着てください」



P「ん?あ、あぁ…ありがとう志保」



志保「本当ですよ、アイドルにこんなことさせて……私だって拭いてる時恥ずかしかったんですからね?」



P「そ、そうですよね」

志保「………それじゃあ私、その………お風呂お借りしますね……」



P「へ?あ…うん、どうぞ」



志保「……………」



P「どうした?」



志保「………覗きませんよね?」



P「覗かないっ!覗かないっ!そこは信頼してくれ」



志保「そうですね、プロデューサーさんにそんな度胸あるはずないですよね、まったく本当にヘタレといいますか…」



P「まてまてっ!それじゃあもし覗いたら…」

志保「はぁ…!?何考えてるんですかあなたは、本当に変態ですね…」



P「もうなにがなんやら…とりあえず早く入ってきなさい」



志保「ふふっ……す、すみません……なんか今日のプロデューサーさんは…いつもより弱々しいので」



P「それで、からかいやすいと…?まったく…ゴホッ」



志保「ほら、もうベッドに入って休んでください」



P「うん…ゴホッ…そうさせてもらうよ…バスタオル…ゴホッなら」



志保「わかりますから、ほら…」



P「うぅ、情けない…ありがとう志保」

志保「いえ……それじゃあおやすみなさい」



P「あ、あぁ…おやすみ…」



P(なんか今日は…志保の世話になりっぱなしだなぁ…………でも……おかげで安心して……眠…)









志保「プロデューサーさん、お風呂お借りしま……あ、そうか…もうお休みしたんだっけ」



P「…zzz」

志保「変な寝顔………あ、そういえば…私どこに寝れば、プロデューサーさんの隣……はないわね流石に、うーんソファを使わせて貰おうかな」



P「…z zz…し…ほ」



志保「…まぁ、プ、プロデューサーさんは風邪だし、誰か近くにいてあげた方が安心できるはず……し、しょうがないの、これはしょうがない事だから…」



P「……ムニャ」



志保「べ、ベッド……お邪魔しますからね?プロデューサーさん…いいですよね?」


P「…………zzz」



志保「沈黙は肯定ってことですね……よし……それじゃあ失礼します……っあ……」



志保(暖かい……それになんか……安心できる……にお…い)

翌朝



P「……ふぁぁっ、うーんっ!なんか気持ちのいい目覚めだ…ん?なんか向こうから良い匂いが……」



志保「あ、おはようございますプロデューサーさん」



P「やぁ、志保おはよう…この良い匂いはもしかして志保が何か作ってくれてるのかい?」



志保「そうですよ、ほら早く顔洗ってきてくださいね?もう少しで出来るので」



P「すまないな、何から何まで」



志保「い、いえ……こちらこそありがとうございます」

P「へ?俺…志保に何か感謝される事したかい?覚えがないんだけど」



志保「い、いいんですっ!プロデューサーさんは知らなくてっ!ほら早く顔洗ってシャキッとしてください」



P「え、うん…でも気になるな」





朝食後


志保「どうですか?熱は…?」



P「うん、もう下がってるよ…喉もだいぶ楽になった、これなら普通に生活できそうだ」



志保「そうですか…良かったですね」



P「いや、本当に志保にはなんとお礼を言っていいか…ありがとう」

志保「感謝の言葉なんて……でも仕方ないので貰っておきます」



P「あはは、よし…支度ができたら一緒に事務所へ行こうか」



志保「まぁ…いいですけど」



P「ん?志保なんか…今笑って…」



志保「ほら、変な事言ってないで早く支度してください」



P「は、はーい」





志保「ハンカチは持ちましたか?携帯やお財布は?書類関係はキチンと揃っていますか?」



P「だ、大丈夫だよ…そこは信用してくれ」

志保「なら常日頃から信用されるように心がけてください」



P「な、なんか志保…昨日より俺に対する当たりが強くないかい?」



志保「気のせいです、それよりほら忘れ物チェックが済んだら早く行きますよ」



P「はいはい、わかりましたよ」



志保「……それと、こ…これ」



P「へ?お弁当?……もしかして」



志保「その先は言わないでくださいっ!いいですか?ほらっ、早く行きますよっ!」



P「あっ、ちょっと待ってくれ志保~!」

事務所


P「おはようございま…」



「「「二人ともおめでと~~~!!」」」



志保、P「………え?」



未来「二人ともおめでとう!」



静香「おめでとう…幸せにね」



恵美「うぅ……プロデューサー、志保お幸せに……」



琴葉「グスッ……二人ともおめでと…………やっぱりいやぁ………」



可奈「あはは…志保ちゃん、プロデューサーさんおめでとうございます!まさか二人が…オトナの……お、お幸せにっ!」

P「え?」



志保「ち、ちょっと皆…なに?なんなの?」



小鳥「とぼけなくてもいいんですよプロデューサーさん……もう皆知ってますから」



P「知ってる?何をですか」



小鳥「二人は……将来を誓いあってる仲なんですよねっ!わかります!」



P「はぁ?何を言ってるんですか…自分と志保はプロデューサーとアイドルで…」



未来「そのイケナイ関係の背徳感が…二人を燃え上がらせてしまったんですね」



静香「二人ともそういうの好きそうだものね…まぁ私も嫌いではないけど」

可奈「プロデューサーさん……志保ちゃんは大人っぽいけど…でもまだまだ甘えたい年頃なので…たくさん甘えさせてあげてくださいね」



琴葉「で、でもっ!……志保ちゃんは……まだ年齢的にも……」



恵美「……琴葉………二人の門出じゃない、明るくさ……最後は…グスッ…笑顔で」



P「………あのさ…何でそういう話になってるんです?」








小鳥「だって!私、昨日…見たんですっ!二人が病院から仲良さそうに出ていくところ…男女が病院から二人揃ってでて来るって………………もうそれ妊娠しかないじゃないですかっ!!」

志保「……………」



P「やめなさい志保、そのアホを見る顔は……で、根拠はそれだけですか?」



琴葉「まだありますっ!!……昨日二人とコンビニで会った時に…買い物カゴの中身を見ちゃって……そしたら」


★お風呂セット
★栄養ドリンク
☆ゲッサン
★ケープ
★洗顔セット


琴葉「なんですかっ!このラインナップは!!完全にお泊まりセットじゃないですか!」



P「あぁ…それであの時………ふぅ、わかった皆にも事情を話そう」



未来「情事っ!?そんな…二人の初夜体験を事細かに話してくれるなんて……でも後学のために」



P「み、未来?………その、実は昨日な」




~説明中~




未来「えぇ~、看病してただけなんですかぁ?つまらないなぁ」

静香「なるほど、だから志保は私にあんなこと聞いてきたのね…ふっ、残念だったわね……志保」


志保「……ふん」



可奈「し、志保ちゃん…でも凄いね、看病なんてなかなか出来ることじゃないよっ」


恵美「まぁ~アタシは信じてたけどねっ!」



小鳥「そんなぁ……せっかく妄想のネタになりそうだったのにぃ…ピヨピヨ………」



琴葉「………で、あのお泊まりセットはどういう理由が?」



P「え?いや志保が家に泊まりに来ただけだよ…変かな?」

「「えええ~っ!!!」」」



P「あ~まてまて何か壮大な誤解をしてるが、もちろん何もなかったぞ…」



未来「そういうのいいですから、どこまでやっちゃったんですか?」



P「なにもないって!なぁ志保?」



志保「ええ、何もないです…まぁせいぜい一緒のベッドで寝るくらいでしたから」

>>88
矢吹可奈(14)Vo
http://i.imgur.com/zOLP1sH.jpg
http://i.imgur.com/cSfghlm.jpg

>>89
音無小鳥(2X)Ex
http://i.imgur.com/g8aE7xk.jpg
http://i.imgur.com/TpAWM7G.jpg

P「え…?いやいや志保?」



志保「何を、驚いてるんですプロデューサーさん、昨日のことはもう忘れてしまったんですか?」



琴葉「し、志保ちゃん!?あなた本当に…?」



志保「……琴葉さん、プロデューサーさんって意外な所にホクロがあるんですよ……聞きたいですか?」



琴葉「ほ、ホクロ…いやっ!聞きたくない」



未来「聞きたいっ!!」

志保「それはね………あっ、もうすぐレッスンの時間…ほら可奈?」



可奈「えっ?あ…待ってよ志保ちゃん」



未来「あっ!志保ちゃ~ん…よーしこうなったらプロデューサーさんに直接」



琴葉「これは悪い夢……そう夢なの…目が覚めると…ほらっ、プロデューサーと見たイルミネーションが…わぁ凄く綺麗ですよプロデューサーぁ」



小鳥「やっぱプロデューサーさんは総受けよね……ぐへへ」



静香「ちょっとプロデューサー!やっぱり何かあったんですねっ!?」



恵美「今日はアタシが泊まりにいくからねっ!予約したから、キャンセル不可だからっ」

P「いや、だからね君たち…し、志保~?早く戻って来てくれ~!!」








可奈「い、今プロデューサーさんの叫び声が………でも志保ちゃん?本当にプロデューサーさんと何もなかったの?」



志保「えぇ、何も」



可奈「そっか~…志保ちゃんとプロデューサーさん仲良しだから…もしかしてって未来ちゃんと小鳥さんが…でも何もないなら」



志保「仲良し?私とプロデューサーが?」

可奈「え…うん…仲良しだと思ったけど、違うの?」



志保「当たり前よ、まったく……昨日だって偶然会っただけだし」



可奈「そうなんだ…じゃあ嫌いとか…?」



志保「そうかもね、耳を疑うような提案してくるし…変な格好させるし」



可奈「あはは…」



志保「…でもそれはそれで仕事中の真剣な表情とのギャップが楽しめるということだし…一緒にいて飽きないという点では……まぁ魅力的だと思うけど、わ、私は別に興味ないし」



可奈(志保ちゃん、顔真っ赤ですよ!顔真っ赤!)

志保「ま、まぁ…そんな感じね…ふぅ…さてそろそろ」



可奈「あれ?また事務所に戻るの?」



志保「え、ええ…ごめん少し待ってて」



可奈「うんいいよ~………忘れ物?」



志保「まぁね…」



可奈「そっか~」



志保「なに?そのニヤニヤした顔は…まったく……それじゃあゴメンすぐ戻るから」

可奈「うん!頑張ってね~」



志保「別に頑張るとか…きっと困ってるだろうし…じゃなくてっ!ただ忘れ物とって来るだけだから…それじゃあ」



可奈「えへへ、志保ちゃんは可愛いなぁ」







P「し、志保ぉ~!!早く来てくれ~っ」



未来「ほらぁ、プロデューサーさん早く脱いでくださいよ…」


おわり

画像支援くれた人ありがとうございました!
読んでいただいてありがとうございます
い依頼だしてきます


次は純粋可愛い未来ちゃんが書けるよう頑張ります

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