Fate/Fox night (194)

初めてスレ立てします。台本形式と地の文が入り乱れるうえ、キャラ崩壊必至ですのでご注意下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437664335

これは、とあるお狐様と、そのご主人様の物語

アトラム「」チーン

キャス狐「ふう。全く、偉そうな上に魂が小物。最低ですね、ご主人様」

白野「いや、魂とかわかんないし。というか玉天崩とかオーバーキルな気がするんだけど」

キャス狐「まあ少なくとも男としては生きていけないでしょうねこいつ」

白野「で、どうする?聖杯戦争っぽいけど」

キャス狐「んー、どうやら月のやつの元になった聖杯戦争なのようですね。ルールは大幅に違いますが」

白野「詳しく」

キャス狐「参加するサーヴァントは7。当然マスターも7人。トーナメントではなくバトロワ形式で、手を組むなども自由です。アリーナやダンジョンなどはなく、遭遇したら即戦闘、などですね」

白野「じゃあ、あとはこちらの状態だな…」

キャス狐「あのー、すごく言いにくいんですがー、そのー」

白野「ん?どうした?」

キャス狐「今すぐにでも九尾になれちゃうんですよ…」

白野「ん、そうか…えっ?」

キャス狐「ですから…霊格が完全再現されてるんです。今は尻尾出るのだけ押さえてますが、宝具の完全解放も可能です」

白野「」

キャス狐「ご主人様が月の裏側で見たあのでかいのもなんだかんだ納得して力を貸してくれましたし、今のタマモは世界を敵に回しても勝てちゃいます!」

?(青タイツ)「ほう?そいつは面白ぇ。是非手合わせ願おうか」

キャス狐白野「!」

キャス狐「って凛さんの全身青タイツじゃないですか、何しに来たんですか?」

ランサー「何って、サーヴァントが来たんだ、楽しい殺し合いだろうがよ。つか凛って誰だよ」

白野「キャスター!」

キャス狐「はい!ご主人様(とのイチャイチャ空間)を守るためならば!このキャスター、全力でフルボッコに致しましょう!」

ランサー「いや話を聞けよ!まあいいや、キャスター相手なら楽勝だろうgげふっ」

キャス狐「いやー慢心にも程がありますねー、張り合い無ぇ」エンテン

ランサー「てめ、不意打ちとか卑怯だろうがよ!」コゲッ

キャス狐「だってー、私騎士道とか知りませんしー、そもそも敵を目の前にしてボケッと突っ立ってるのが悪いんですよー」

ランサー「っち、興が削がれた、帰る」

スウッ

白野「何だったんだ、一体…」

キャス狐「んー、様子見とかその辺ですかね」

白野「少なくとも、今すぐここを離れたほうがいいな…キャスター、耳と尻尾、隠せる?」

キャス狐「ええ、ついでに衣装も変えちゃいます」シュン

キャス狐(白コート・耳尻尾無し)「んー、やっぱりちょっと違和感…」

白野(ヤバい可愛いいや耳付きも可愛かったけどこれはこれで別の可愛さとかなんとかあばばばば)

キャス狐「ははーん、さてはあまりの可愛さにフリーズしてますね!襲ってもらっても構いませんが、取りあえずここから出ません?拠点も必要でしょうし」

白野「はっ、タマモが可愛くて気を失ってた、取り敢えずどこか…最悪野宿で」

キャス狐「いえいえ、ご主人様を公園のベンチに寝かせるなど、とんでもない!私が適当な所に神殿でもおったてますよ!」

白野「目立つからヤメテ」

メール欄に『saga』を入れよう(『sage』じゃない)
意図しないところで文字が勝手に変換されてしまう

詳しくは『SS速報VIPに初めて来た人へ』スレか『SS製作者総合スレ』のテンプレを見よう

一週間後

円蔵山の一角、キャス狐が作った小屋

キョウノニュースヲオツタエシマス
キャス狐「はいご主人様あーん」

白野「ん…うん、美味かった、御馳走様」

キャス狐「お粗末様でした、さてご主人様、今日はどうなさいますか?」

白野「たぶんそろそろ聖杯戦争が始まるだろうし、少し見て回ろうか」

キャス狐「なる程、デートですね!」

白野「いや、まあ…いいや、それで」

キャス狐「では少々お待ちを。片付けて参りますので」


TV『昨日夜、新都でガス漏れ事故が発生しました。この家に住むーーさん一家四人が意識不明の重体です。消防は
ーー』

白野「うーん、ここ最近多いなぁ」

キャス狐「恐らく魂喰いですね、どこのサーヴァントがやってるかは知りませんが、気持ちのよいものでは無いですね…まあ、ご主人様が無事ならそれでいいんですが」ガチャガチャ

白野「魂喰い?」

~キャス狐説明中~

白野「ふむ、なかなか許せないが、如何せん情報が少なすぎる…」

キャス狐「だからこその今日のデートですよ!月のがこちらの聖杯戦争の模倣なれば、よく似た方もいらっしゃるやもしれませんし!凛さんとか」

白野「ん?なぜ凛限定?他にもいそうじゃない?藤村先生とか」

キャス狐「なんとなくですよ。まあ今から出れば間違いなく学校の時間ですし、学生にマスターがいても出くわすことは無いでしょう」

取り敢えず今日はここまで。
遅れましたが
この作品は、Fate/stay night、Fate/EXTRA、Fate/EXTRA CCCなどのネタバレを多分に含むかもしれません!

>>5
ありがとうございます。すっかり失念していました…以後気をつけます

と言うわけで、見切り発車に近い形になってしまいましたが、今後のルートを皆さんに決めて頂きます

1 偽Fateルート(セイバー:アルトリア)
2 フェイルノートルート(セイバー:通称アチャ子)

>>13までの多数決でお願いします

それと、現在公開できるキャス狐のステータスになります。
キャスター(狐)
マスター:岸波白野(男)
真名:玉藻の前
筋力:?
耐久:C
魔力:EX
敏捷:?
幸運:?
宝具:EX
クラススキル
ダキニ天法:EX
魔術のシステムとは異なるため、対魔力を突破できる。

陣地作成:C+(??)

その他保有スキル
変化:EX

魔力放出:EX
主に身体強化に使用する。使用した場合に筋力が最高値となる。

神性:EX
天照大神そのものであり、全ての神の頂点に立つ存在であることから、神性のあるサーヴァントには無類の強さを誇り、太陽神系の神性サーヴァントには無敵となる。

??:EX

??:EX


??:B+


シリアスブレイカー:EX
シリアスな場面を破壊するスキル。EXではいかなるシリアスもギャグ時空へと変貌する。

宝具:水天日光天照八野鎮石(すいてんにっこうあまてらすやのしずいし):EX
レンジ:∞ 最大補足:1億3千万人
対軍・対界宝具。 静石は後の八咫鏡(やたのかがみ)、つまり天照大神の神体であり、物部の十種神宝(とくさのかんだから)の原型と考えられ、魂と生命力を活性化させる力を持つ。死者すら蘇らせることのできる冥界の神宝中の神宝。霊格の完全再現により、完全に解放が可能。味方の消費魔力をゼロにし、自動回復、復活効果、ステータスアップ効果を付加する。また、相手の結界系統の魔術や宝具は上書き、味方のには重ねがけが可能。

宝具:?:?

宝具:?:A

宝具:呪法・玉天崩(じゅほう・ぎょくてんほう):A+
レンジ:3 最大補足:1人
対人宝具。いつの間にか宝具扱いの一夫多妻去勢拳。月の聖杯戦争において修練、習得し、数多の男性サーヴァントを葬ってきた3連撃の金的。対男性の男性にクリティカル効果あり。

あと、これを挟んだため、>>16までにさせて頂きます

1

>>16まで行きませんでしたが、まあ殆ど1だったので、セイバーさんはアルトリア、青セイバーさんになりました。
最もアチャ子ルートの方も書きためは進めるので、機会があれば放出するかも知れません

では投下します

街中

凛(ん?見たこと無いのがいるわね…)

凛(?!)

アーチャー〖凛、あの女性…〗

凛〖ええ、間違いなくサーヴァント〗

アーチャー〖どうする?凛〗

凛〖仕掛けてみましょう、うまく行けば出し抜けるかもしれないし〗


白野〖ん?凛?…いや、違うか〗

キャス狐〖いえ、魂が近しいですし、恐らく凛さんかと。一部分慎ましいですが〗

白野〖言ってやるなよ…どうする?話しかけてみる?〗

キャス狐〖ええ、どうやらサーヴァントが居ますし、日中に話し合っておくのは得策かと〗


凛「あら、学生がこんな時間に何してるのかしら」

白野「いやそっくりそのまま返すけど。なにやってるのさ」

凛「私は家の用事で今日は休みをとったの。これから向かうんだけど、時間が余ってるから、そこの喫茶店で少し話さない?」

白野「ふむ、いいよ、良いか?」

キャス狐「ええ、私達この街に来たばかりですし、どなたかに少しお話を聞きたいと思っていたところですので」

カランカラン

凛『Gesunder Block, Bewusstsein Operation(音声遮断、意識操作)』

キュイン

白野(!魔術!)

凛「あら、これが分かるなら話しが早いわ。あなた、マスターね」

白野「…はあ、分かったよ。確かにマスターだよ。多分イレギュラーだけど」

凛「どういうことよ?」

白野「俺も一緒に召還されたからな。サーヴァントとマスターがセットで召還された」

凛〖…は?どういう事よ?そんな事があるわけ?〗

アーチャー〖知らん、そんなことがあるとは〗

凛「そ、そう。なら、あなたはどうするの?この辺の事とか、分からないこと多いでしょう?付いて来なさい。聖杯戦争の監督役のとこに案内してあげるから」

白野(お、そいつはありがたい)

キャス狐(ええ、それはありがたいのですが、何でしょう、このラスダンに向かうレベル2の勇者パーティになった気分は)

教会

凛「綺礼、新しいマスターを連れてきたわ」

白野(言峰神父?!いや、あれはNPCだったし、恐らく知らないひと。多分激辛麻婆が好きなのは変わんないだろうけど)

言峰「ほう?名は何という少年?」

白野「フランシスコ・ザビ!」

ゴン!

白野「った!」

凛「岸波君、ここふざける所じゃないわよ」

白野「分かったよ…岸波白野です」

言峰「ふむ、聞いたことの無い名だが、魔術協会には所属しているのかね?」

白野「いえ、そのような組織には、全く」

アーダコーダ

街中

凛「しかしアンタ、本当にこの街のこと知らないのね」

白野「俺達だってなぜこんな所にいるのか分からないし、どうしようも無いだろ」

凛「まあいいわ、じゃあ最後に、ここが私たちの学こ…」

キャス狐「ご主人様!この学校!」

白野「ああ、結界が張られてる。しかも悪質なの」

凛「今すぐあなた達は帰りなさい。私、ちょっと行ってくるから!」タタタッ

白野「ちょ、凛!」


※凛は家の用事で休んだことになっています
モブ「あれ、遠坂さん、今日休みじゃなかった?」

凛「ええ、用事が終わったので、明日の連絡を聞きに」

モブ「なるほどねー、じゃ、私帰るね」

凛「ええ、それじゃ」


凛〖アーチャー、気付いた?〗

アーチャー〖ああ、先程の生徒、魂を少し吸われていた〗

凛〖やっぱりね…こんな事するクラスに心当たりは?〗

アーチャー〖対サーヴァントではなく、殺人ならばアサシンが該当するが、こんな目立つことはしない…と考えるとキャスターか〗


キャス狐〖ご主人様、これ、ガチでヤバいやつです〗

白野〖ん?どういうことだ?〗

キャス狐〖結界内の生命体をすべて溶解させて魔力として吸収する、というものです。いくら生前の私でも、ここまでの悪逆は尽くさねー〗

白野〖対策はとれるか?〗

キャス狐〖そうですね、大元の魔法陣の他に幾つかの呪刻を基点にして展開するので、呪刻をすべて消すか、大元を消すか、術者を叩けば止まるかと〗

白野〖学校に入れないからな…となると、術者を叩くしか無いか〗

キャス狐〖サーヴァントならば、マスターを叩くのも一つの手段ですし〗

白野〖こんなのができるのに、心当たりあるか?〗

キャス狐〖ちょっと待ってくださいねー…ギリシャの蛇女でしょうか。逸話的に〗

白野〖メデューサのことか…?仮にサーヴァントだとしたら、クラスは何になる?〗

キャス狐〖怪物としての面をとるならバーサーカーでしょうか。他に候補としてはライダーがありますが〗

白野〖とりあえず、少し張り込んでみようか〗

???「何だよ、消しちまうのか、勿体ねえ」

凛「!」


キャス狐「ご主人様、サーヴァントの気配です」

白野「どのクラスか分かる?」

キャス狐「凛さんのと…前の青タイツですね」

白野「ランサーか…」

キャス狐「取り敢えず使い魔で様子を見ていましょう」


ランサー「誰だ!」

凛「生徒?!まだ学校に残ってたの?!」

スゥッ

凛「どこに…?」

アーチャー「恐らく、消しに行ったのだろう」

凛「…追って!アーチャー、私もすぐ追いつく」

スゥッ

凛「岸波君、視てたの?」

狐(使い魔)『ええ、校門のすぐ外にいますが、一応入れないので。そちらのはお任せします。こちらはランサーを捕らえるトラップを用意しておきますので』

今日はここまで。
神霊の霊格再現については、お月様、とだけ。
それと、再現したとは言ったが誰が使いこなせると言った?と。
また、彼らが召喚された理由も追々開かしていく予定ですので、暫くお待ちください
それでは

それと言い忘れていましたが、この作品は独自解釈、独自設定を多分に盛り込んでおります。
苦手な方はバック推奨です

こんばんは。
プリズマ☆イリヤも放送開始、(多分)今週中にはGOもリリースと今年の夏はFateが熱いですね!(GATE見ながら
それでは投下します

白野「で、どうすんのキャスター?」

キャス狐「どうせならマスターも叩きたいので、マーキングだけして泳がせましょう。なのでマスター、地図ください。端末のでもいいので」

白野「ほれ、この端末でいいのか?」

キャス狐「んー、ほい」

白野「この光点がマーキングした対象の場所か」

キャス狐「その通りでございます。ご主人様、誉めて誉めて~!」

白野「はいはい」ナデナデ

凛「追って、アーチャー。マスターの顔ぐらい拝まないと、割が合わない」

スゥッ

凛「ごめんね、看取るぐらいはしてあげるから」

凛「…!なんだって、アンタが」



キャス狐「ほら、対象が移動し始めました。凛さんのサーヴァントが後を追っていますが、振り切られるのは時間の問題かと…あ、(凛さんのサーヴァントがランサーを)見失った」

白野「速いな…新都方面、この方角は」

キャス狐「胡散臭い麻婆神父の教会の所で消えましたね…ってことは」

白野「ああ、恐らく言峰神父がランサーのマスターだ。もしかしたら教会にいるマスターの協力者なだけかもしれないが」

キャス狐「まー仮にそうだとしても、纏めてボコれば良いだけですし」

白野「頼もしいが怖いな、その考え方」

凛「岸波君、ランサーは?」

白野「マスターのところまで泳がせた」

キャス狐「あの神父の教会で反応が消えたので、恐らくあの神父がマスターかと」

凛「綺礼が?」

白野「多分ね、どうする?仕掛けー」

キャス狐「ご主人様、話は後に。ランサーがまた移動を始めました」

白野「凛、もしかしてさっきの人助けた?」

凛「な、なによ?悪い?!」

白野「いや、別に助けた事を咎めるつもりは無いけど、もし神父が殺した筈の一般人が生きてると知ったら…?」

凛「確実に、消そうとする…!アーチャー!」

アーチャー「了解した、凛」

キャス狐「ご主人様、私達も」

凛「いる!ランサーのサーヴァント!」

アーチャー「待て、凛!サーヴァントの気配が1つではない!」

凛「えっ?」


ギンッ

凛「セイバーの、サーヴァント…」

セイバー「さらばだ、魔術師」

???「止めろセイバー!」

キンッ


セイバー「っぐ!何故だマスター!?」

???「何故って、何が何だか分からないだろ…」

凛「取り敢えず助かったわね…こんばんは、衛宮君」

白野「凛!」

凛「あら、岸波君」

キャス狐「申し訳ありません、遅れてしまって」

凛「い、良いわよ別に。で、衛宮君、中に入れてもらえるかしら。色々教えたげないとね」

Fateどころか型月のメインヒロインこと超絶有能サーヴァント()、青セイバーさんが出たところで今日はここまで。
あ、あと端末のお話をせねば。

『端末』とは、正式には『多機能術式補助端末』といって、まあスマホに『劣等生』のCAD機能を追加したものです。本来2000年代には存在しませんが、ムー■■■・■■■■トンに持たされた、白野専用の礼装です.

こんばんは。
先に謝罪を。
セイバーさんに関して誤解を招く発言をしてしまい、申し訳ありませんでした。ネタでやったつもりだったのですが。
コハエース的なノリになるのかな、とか思ってました。あと、青セイバーさん、別に嫌いじゃないですよ?

凛、説明中

士郎「じゃあ、この令呪を使い切ってしまえば、戦いを放棄できるってことだな?」

凛「別にそれでもいいけど、そのときは多分セイバーがあなたを殺すわよ」

士郎「な、なんでさ」

キャス狐「そりゃそうですよ、一般的なサーヴァントには聖杯を求める理由がありますから。自分のマスターが使い物にならなければ殺したりして別のマスターに乗り換えたりもします」

凛「うーん、監督役のとこに連れて行きたいんだけど、多分黒幕になるし」

白野「ならさ、今すぐ叩くってのは?」

凛「えっ?」

白野「だからさ、3人のサーヴァントでもって言峰神父のサーヴァントを叩くってこと。うまく行けばこの聖杯戦争、有利に運べるし」

キャス狐「何よりこのタイミングなら、不意を突けるでしょう」

凛「岸波君、人畜無害っぽい顔してなかなかキツいわね…」

言峰「くくく、いよいよ揃ったか。今回はどの様な結末になるか、見ものではないか。私が愉しめるものであると良いが」

???「ふふ、言峰。貴様、どう動く?」

言峰「動く?なにを言っている英雄王。動くのはあの犬。我々は眺め、愉しむだけだ」

ギル「この世が地獄になろうt…誰だ?!」

セイバー「約束されたーー」

言峰ギル「なっーー」

セイバー「ーー勝利の剣!」

ドオオオオオォォォォォ

ギル「ぐっ…!」


ギルー「さすがだなセイバー。我の左腕を持って行ったことは認めよう」ボタボタ

セイバー「おや、アーチャー(四次)ではないですか。まだ留まっていたのですね」

ギル「ふん!我は受肉している!サーヴァントのような半端者ではない!」

キャス狐「なら、男に対して最大の痛みを与えてあげましょう!一合!二合!」ゲシ!グシャ!

ギル「のあぁぁぁ?!」

キャス狐「呪法・玉天崩☆」

ギル「あんぎゃぁぁぁ!」ドカーン

キャス狐「ふっ、またつまらぬモノを潰してしまったぜ…」

セイバー「キャスターもなかなかやるな!」

キャス狐「いえいえ、たいしたものではないですし…それでは」

言峰「な、何故此処を襲った、バレる要素なぞ無かった筈だが」

キャス狐「だってランサーがここに来てたでしょう。マーキングしてたので丸わかりですよ」

言峰「そ、そうか、道理…で…」ガクッ

凛「これ、私達が来る意味あったかしら」ポツーン

アーチャー「さあな、最も、万全を期するのであればこのほうが良いだろう。それにしても…」

言峰教会<ボロボロ

アーチャー「聖堂教会からは間違いなく何か言われるな」

凛「いいわよ、やるなら徹底的に、ね」

士郎「と、遠坂、ほんとにいいのか?これ」

凛「知ったこっちゃないわよ。聖杯戦争に参加させてるんだもの。教会もそのことは承知のはずよ」

セイバー「リン、片付け終わりました」

白野「神父とランサー、あとなんか偉そうな金髪もいたから捕まえてきた」

言峰ギルランサー<チーン

凛「ねえ、綺礼が安らかな死に顔なのに、こっちの片腕チンピラは殺してやったほうが幸せなレベルの苦悶を浮かべてるのは何でかしら」

キャス狐「え、そりゃ私が宝具で潰してやったからです」

士郎「な、何を?」

キャス狐「そりゃあ、ナニをですが」

士郎アーチャー「」ヒュウッ

セイバー「大丈夫ですシロウ、キャスターと敵対しなければそんな事にはなりません」

士郎アーチャー「「ぜ、絶対にしないっ!!」」

キャス狐「はい言質取りました!それじゃこれからは三組仲良くやっていきましょう!」

白野「そうしてくれると助かる。金的の話は抜きで」

凛「はぁ…分かったわよ、それじゃよろしく、衛宮君、白野君、あとセイバーとキャスターも」

キャス狐「ええ、それでは…さっそく共闘と参りましょうか。ねえ、先程から此方を見ている誰かさん?」

???「へえ、すこしはできるサーヴァントもいるみたいね」

???「こんばんは、お兄ちゃん。これで会うのは二度目だね」

キャス狐「どこのどなたかは存じませんが、些か失礼ではございませんか?具体的には名乗れ!」

イリヤ「あら、ごめんなさい。私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。アインツベルンって言えば、分かるよね、リン?」

凛「アインツベルン…!」

キャス狐「すとおっぷ!私達にも説明ぷりーず!」

イリヤ「えっと、知らない?アインツベルン」

キャス狐「えっと、フォンっつってたから、ドイツの貴族で、えーと、知りません!」

イリヤ「…ねえ、ほんとにこの人たち、聖杯戦争参加者なの…?」

凛「…」

士郎「岸波、知ってるか?」

白野「いや、どっかで名前を聞いた気がするんだけど…」


アーチャー「…と、いうわけで、こちらは混乱状態だ。話を聞くついでに休戦してもらえると助かるが…どうだ?イリヤスフィール嬢?」

イリヤ「…やっちゃえ、バーサーカー!」

バーサーカー「■■■■■■!」

今回はここまで。
次回は地の文込みになります。
それとGOやりながらになるので、ペース落ちるかもしれません

すみません、バイトが忙しいので、暫くお待ちを…11にはあげます故

では、艦これイベの疲労抜きついでに投下していきます

「やばっ、キャスター!回避!」

バーサーカーの斧剣が振り上げられる。当たれば間違いなく死ぬそれを、キャスターは紙一重で回避する。

「アーチャー!アンタは一旦離れて援護!」

凛の声で、アーチャーが霊体化し、教会の屋根に陣取って矢を射始める。そして。

「マズい…シロウ!リンと一緒に待避を!」

マスターの身を案じ、同盟相手のマスターに任せるセイバー。

「そんな!セイバー!」
「あんなのに巻き込まれたら、それこそ何もできずに死ぬわよ」

焦る士郎に、冷静に見極める凛。

「キャスター!」

視えない剣を構え、セイバーが突撃する。

『gain_str(32);!』

持っていた端末を構え、白野がコードキャストーこの世界ではただ一人、岸波白野にのみ許された魔術ーを唱え、セイバーとキャスターに強化をかける。

「はぁぁぁぁぁあ!」

上方から袈裟懸けに斬り下ろす。
普通より手応えが重かったが、そのせいかバーサーカーの行動が一瞬止まる。
その隙にキャスターは後退し、白野のもとに舞い戻る。

『heal(64);』

唱えるのは回復。直撃はしていないが、明らかに消耗している。

「ご主人様、ありがとうございます」

ポンポン、と軽く撫でてやる。

「おっしゃあ、やる気でてきたぁ!」

…相変わらず、テンションの落差が激しい。そんなことを考えながら苦笑する白野。
打ち込まれる矢(というより剣)、セイバーの剣戟の隙を埋めるように飛び交う炎や氷。

『gain_mgi(32);!gain_con(32);!』

強化コードキャストがセイバーとキャスターに重ね掛けられる。
だが。

「そんな攻撃じゃいつまでも私のバーサーカーは倒せないわよ。なんたって、ギリシャ神話の大英雄、ヘラクレスなんだから!」

白い少女の口から述べられたのは、更なる絶望。
…の筈だった。

「え、マジっすか?だとしたら勝ち確なんですが」

キャスターの一言。それはバーサーカー以外の者の動きを止めた。

「…っ!ぐっ…!」

フリーズした一瞬、セイバーに襲いかかる英雄の剛腕。剣の腹で受け止めて防ぐも、勢いそのものは殺しきれず、教会の壁に突っ込む。

「やばっ、『recover();』!」

白野の魔術によって致命傷から復帰するも、完全回復まで少し時間がかかる。

「あ、あなた面白いこと言ってたわね、バーサーカーに勝てるとか。そんなわけ無いじゃない!どこの英雄かも知れない程度の貴女が、私のバーサーカーに!」

少女の動揺、そして挑発。…自分に言い聞かせているようにも聞こえた。

「ええ、『今の』私であればそうでしょうが…ご主人様(マスター)、全力解放、宜しいですか?」

「悪いが全力はまだできない。三尾くらいでどうにかならないか?!」
「わかりました、それでは」

キャスターの言葉に、答える白野。周りの魔力が揺れ始める。

「させると思う?バーサーカー!」

「■■■■■■■■■!」

少女の言葉をトリガーに、大きく跳躍するバーサーカー。このままでは、間に合わないーーー!

「ええい、せめて一度ぐらい役に立て!」

今まで援護に徹してきたアーチャーの声。倒れていたランサーを掴むと、バーサーカーの進路を邪魔するように投げつける。

「うわぁ?!なんじゃこーー」

ドグシャ。
バーサーカーと衝突して勢いを殺し、大英雄の下敷きとなるランサー。

「ランサーが死んだ!」
「このひとでなし!!」

ようやく復帰したセイバーの声に続けて放たれる白野の声。

「ご主人様(マスター)、準備完了しました」

その言葉と共に放たれる、清くも圧倒的な魔力。
背後に揺らめく、三本の金の尾。
先ほどまで白のコートだったキャスターは、金を基調とした衣装で身を包んでいた。
すっと目を見開き、放った言葉はーー

「いよっしゃあ!アマテラス最強説!証明してやりますよ!」

「なに、この魔力…」

ある程度離れた凛と士郎。この二人ですら、圧倒的な魔力の奔流に気づいていた。

「こんなの…まるで星の抑止力(ガイア)そのものじゃない…」

その後、一瞬強い光に目を瞑る。直後から聞こえるゴス、ゴスと、何かを殴る音。正直何が起こっているか分からない訳でもないが、視るのが怖いので白野は目を閉じる。
一瞬にも、永遠ににも感じられる時間のあと、音が止む。
恐る恐る目を開けると、其処にあったのは

「うわぁぁぁあん!バーサーカーぁぁぁ!」

泣きじゃくる白い少女と、そのそばに倒れている大英雄(殴打の跡あり)。
セイバーとアーチャーは何ともいえない表情で目を逸らし、士郎と凛は唖然としていた。
その中心にいるのは、一尾に戻った白野のサーヴァント、キャスター。

以上です。
カーファンのネタは入れてみたかったので。

戦闘描写は地の文入りの方が書きやすいですね、体感的に
次からは台本形式に戻ります。

goでアルテラさんとゼロオーバーが出てウハウハなテンションで投下していきます

フレのカレイドセイバーオルタ強い…

キャス狐「ふう、いい運動になりました」

白野「何やってんだよキャスター…」

イリヤ「もういい!私帰る!バーサーカー!」

バサ「はい、お嬢様」

士郎「ちょ、待てよ!」

イリヤ「ゴメンねお兄ちゃん、また今度ね」

凛「襲ってきたのはそっちでしょうに…」

イリヤ「じゃあね。今度会ったら、決着つけてやるから」

凛「…あれ?さっき、バーサーカー喋ってなかった?」

白野「ん?別にいいんじゃない?」←白バーサーカーで特に疑問を感じていない

キャス狐「ええ、別になにかあるわけでもございませんし」←メル友の清姫で特に疑問を感じていない

凛「ま、まあいいわ。綺礼とチンピラを尋問しましょうか」

士郎「なあ遠坂、あの3人いないぞ」

凛「そりゃそうでしょ。アーチャーが盾に使った…えっ、3人?!」

白野「やばっ、逃げられた!」

ランサー「おい…オレまだ生きてんぞ…ガクッ」

士郎「うわぁぁ?!」

キャス狐「あー、往生際悪いですねー、私が言うのもなんですがさっさと成仏してくださいな」エンテン

ランサー「うわああああぁぁぁ…」シュウウウウウ

帰宅(衛宮邸)

士郎「みんな腹減ったろ、少し何か作るから」タタタッ


凛「さて、さっきのは説明してくれるのかしら、白野?」

白野「はぁ、いずれ来るとは思ってけど、こんなに早いとはなあ」

セイバー「はぐらかさないで下さい!場合によっては同盟そのものを見直す必要があります!」

白野「分かったよ…」

キャス狐「但し、交換条件としてあなたがたにも真名を聞かせてもらえます?」

凛「ええ、いいわよ」

セイバー「分かりました…」

キャス狐「私の真名は玉藻の前。この国の平安時代末期、とある帝にお仕えした侍女にして、帝が倒れた際には『ヒトではないから』という理由で追放、討伐され、死後殺生石という形で人々に苦しみをもたらした存在として語られているものです」

凛「なっ、キャスターって、あの玉藻の前だったの?!」

セイバー「リン、キャスターの正体はそれ程に凄いものなのですか?」

凛「ええ、世を乱した大化生、白面金毛九尾の狐、日本の他にも中国などで五つの王朝を滅ぼしたともされる悪女たちと同一視される存在よ」

セイバー「なっ、そのような存在が、なぜ英霊として召喚されているのですか!」

キャス狐「はあ、本人じゃないとはいえ、ここまで言われるとさすがに凹みますねぇ…」

凛「どういうことよ?」

キャス狐「中国などのは、厳密には私ではないのですが。逸話の混同・統合、というヤツですよ。本来独立しているよく似た逸話が、誰かの手によってまとめて語られ、いつしか一つの物語として語られる。




覚えはありませんか、『アーサー王』?


セイバー「っ?!」

キャス狐「あれに登場するNTR騎士ことランスロット卿も、本来フランスの英雄という話ですし。英霊の姿形や記憶が人々の想像に左右されることなど、よくある話では御座いませんか」

凛「ちょっと待って、セイバーってあのアーサー王だったの?!というかアーサー王って女性だったの?!」

セイバー「…ええ、その通りです。私はブリテンを率い、滅亡させた王。私があの日、選定の剣を抜いてしまったがために国を滅ぼした、身勝手な王です」

キャス狐「それ、本当にセイバーさんのせいなんですかね?」

セイバー「何を言うキャスター。私が選ばれたばかりに、あの時、マーリンの言葉を聞かなかったが為に間違った王が出てしまった。私が聖杯を求めるのも、あの日の選定をやり直すため」

…区切り悪いですが今日はここまで。
キャス狐がアーサーのことを知っていたのは、CCCキャス狐END後のSE.RA.PH.で図書館に通ってたこともあったからです。風王結界に言及している資料があったのは、さすがムーンセルというところでしょうか。
本人曰く、
「何があってもご主人様を助けるため、いくらでもって知識はあった方が良いでしょう」
とのこと。

ステータスを更新します
クラス:キャスター
真名:玉藻の前
マスター:岸波白野(男)
筋力:?
耐久:?
魔力:EX
敏捷:A
幸運:?
宝具:EX
クラススキル
ダキニ天法:EX
魔術のシステムとは異なるため、対魔力を突破できる。

陣地作成:C+(ご主人様との愛の巣を作るときだけEX)

その他保有スキル
変化:EX

魔力放出:EX
主に身体強化に使用する。使用した場合に筋力が最高値となる。

神性:EX
天照大神そのものであり、全ての神の頂点に立つ存在であることから、神性のあるサーヴァントには無類の強さを誇り、太陽神系の神性サーヴァントには無敵となる。

愛するご主人様の為に:EX
キャスターが愛するご主人様のために戦闘する際、全てのステータスが3~5ランクアップする。また、拘束系の宝具を無効化する。EXなら全てを無効化。但し、場合により狂化:Aが付加されるが、割とすぐ解ける。

?:EX

?:B+

シリアスブレイカー:EX
シリアスな場面を破壊するスキル。EXではいかなるシリアスもギャグ時空へと変貌する。

宝具
水天日光天照八野鎮石(すいてんにっこうあまてらすやのしずいし):EX
レンジ:∞ 最大補足:1億3千万人 規制:なし
対軍・対界宝具。 静石は後の八咫鏡(やたのかがみ)、つまり天照大神の神体であり、物部の十種神宝(とくさのかんだから)の原型と考えられ、魂と生命力を活性化させる力を持つ。死者すら蘇らせることのできる冥界の神宝中の神宝。霊格の完全再現により、完全に解放が可能。味方の消費魔力をゼロにし、自動回復、復活効果、ステータスアップ効果を付加する。また、相手の結界系統の魔術や宝具は上書き、味方のには重ねがけが可能。

?:EX

?:A

呪法・玉天崩(じゅほう・ぎょくてんほう):A+ 規制:一尾のみ
レンジ:3 最大補足:1人
対人宝具。いつの間にか宝具扱いの一夫多妻去勢拳。月の聖杯戦争において修練、習得し、数多の男性サーヴァントを葬ってきた3連撃の金的。対男性の男性にクリティカル効果あり。

白面金毛九の尾(たまもないん):EX 八尾以下のみ
九尾の尾を一本使用し、自らの分身(アルターエゴ)を生成する。分身は大体言うことを聞かない。

あ、耐久:Cが抜けてましたね
すみませんでした

二つ目の端末の垢で10連引いたらジャンヌ虚数引きました。なぜメイン垢で出なかったのか…
始めます

キャス狐「何言ってんですか。少し調べたことがありますが、あなたが選定の剣を抜いたとき、既に国は『詰み』の状況で御座いました。誰が抜いても、あの国はいずれ滅んでいた。それを、貴女はよく持たせたと思いますよ」

セイバー「っ!」

キャス狐「それでも納得出来ないなら、こう思えば良かったのです。『ただ、間が悪かっただけなのだ』と」

セイバー「貴様!私を侮辱しているのか!」

キャス狐「まさか。そんなつもりは御座いません。
誰のせいでもない。それはただ、間が悪かっただけ。
自身の選択も、貴女をとりまく環境も、それらすべてが、たまたまその時だけ、かみ合わなかっただけ。貴女の人生は、それだけの話。
そう思うだけでも、だいぶ視野が広がると思いますが」

セイバー「間が…悪かった…?」

キャス狐「ええ、あなたの話は、どれもこれもそのように見えましたが」

セイバー「…」

凛「盛り上がってるとこ悪いんだけど、そろそろ貴女の『本当の』正体、教えて貰えるかしら?」

キャス狐「おや?私は確かに、嘘をつかずにお教えしましたが?」

凛「とぼけないで!いくら呪術に長けていたとされる玉藻の前でも、あんな魔力の奔流、説明できるわけ無いでしょう!」

白野「タマモ、話したらどうだ?」

キャス狐「分かりました…ええ、確かに私は玉藻の前その人でございます。ですが、『玉藻の前』はそもそも、『元は』稲荷明神=無限仏『大日如来』と同一視される日本神話の神『天照大神』の分霊で御座います」

凛「…は?神様?しかもあの天照大神?」

キャス狐「はい。喜んで他人に仕える人間を視て、『私もやってみたいなー』的なノリで自分の分霊作って記憶を消して、ちょうど平安時代あたりに下ろしたとかなんとか。まあそのほか諸事情によって、九尾パワー全開とかで太陽神天照と同じ権能を持つこともできるっちゃできる、というわけでございます」

凛「……………………あれ?『できるっちゃできる』って、どういうことよ?」

キャス狐「そりゃもちろん、ご主人様の為でございますよ。仮に九尾やってもいいですが、そうなるとご主人様が魔力に耐えられませんから」

凛「ね、ねえ、それ私じゃダメなの?」

キャス狐「無理です。要は魔力の『質』が違いすぎるのです。魔術の優劣に関わらず、到底耐えられるものではございません」

凛「なら、白野ならどれ位が限界なのよ?」

キャス狐「そうですね、ご主人様だと四尾が限界でしょうか」

白野「そう言えばいつも一尾だけど、四尾だとどれ位強いんだ?」

キャス狐「うーん、例えばAランクのサーヴァントの戦闘力を100としましょうか。なら一尾はだいたい9です」

凛「え、弱すぎない?」

キャス狐「そこはまあ、諸事情により……。で、二尾なら二乗して81。三尾なら三乗で729ってとこですね」

白野「えっと、さっきのあれは物凄いインフレ状態だったんだ…」

キャス狐「いえいえ、自分でもどうかと思いますがあれでも序の口ですので」

凛「あれで序の口なら、一体どんだけになんのよ!」

白野「あー、なんとなく分かった気がする」

キャス狐「ならご主人様!是非言ってくださいまし!」

白野「あー、うん。四尾なら9の四乗で6561、五尾で五乗の59049、六尾は六乗、531441、七尾で4782969、八尾は43046721、九尾なら387420489…違うか?」

凛「」絶句

キャス狐「流石ご主人様!『お前の事は全て分かっているぜ』ってことでございますね!」スリスリ

凛「」バタッ

白野「分かったから!後で…ってか凛?!気絶してる?!」

士郎「どうした?なんかあっ…遠坂?!セイバーもなんか物凄い考え込んでるし…なんだこの状況?!」

アーチャー「凛?!どうした、凛?!」

凛「ふう、ごめんなさい。なんか物凄い現実に打ちのめされたけど、アレってそう簡単に使えないんでしょう?」

キャス狐「当然です。あのときはたまたま龍脈の基点の上にいたのでそこから搾取しましたが、本来ご主人様が魔力供給しますし、霊格の上昇にはどうしてもご主人様からの魔力が必要になります」

凛「なら、そうそう使えないのね、アレ」

キャス狐「はい。まあ二尾ぐらいなら普通になれますが」

凛「そう、まあ仲間が強いに越したことはないか」

キャス狐「それでは、凛さんのサーヴァント、アチャ男さんについて教えていただけます?」

凛「あー、教えたいのはやまやまなんだけど、私の不完全な召喚のせいでね、こいつ記憶喪失っぽいのよ」

キャス狐「そうですか、まあ見苦しい嘘をつくのはなにか後ろ暗いところがあるからでしょうが、ここは正直に話すところでございますよ、エミヤさん?」

士郎「え、俺か?」

キャス狐「あ、いえ、貴方ではなくて、そこでしかめっ面してこちらを睨んでいるアーチャーさんですよ」

凛「えっ?!」

今日はここまで。
艦これ夏イベやりながらになるので、遅くなります。

E-7ボスの堅さ云々以前にボスにたどり着けない(大破撤退)のですがそれは。丙でも駄目なんですか?!照月ちゃんは渡さんというガイアの意思なんですか?!
そういえば艦これの深海棲艦ってアラヤの守護者案件な気がします

こんばんは。遅くなって申し訳ありません。
投下していきます。衛宮士郎別人化注意。

アーチャー「…初めに聞いておこう。なぜ分かった?会ったのは今日が初めて。共に行動はしていたが衛宮士郎と私を関連付けるものは無かった筈だが?」

キャス狐「確かに目に見える形ではありませんでした。ですが、霊格は違いますが魂が全く持って同一。本来魂が同じ者が存在する事など絶対にありません。魂が同じと言うことは、姿形が違えども同一人物であるということです」

アーチャー「…成程、それならばごまかしは利くまい。確かに私は衛宮士郎だ。だが今では死ぬ運命だった100人を救う代わりに世界と契約し、死後抑止力として人類の滅亡を止めるために働く守護者に過ぎん」

凛「何よ、それっていいことなんじゃないの?」

アーチャー「本気で言っているのか、凛?」

白野「…」

アーチャー「抑止力とは、人類の滅亡を止めるために働く。此処までならまあ、綺麗に聞こえるだろう。だが実際はどうだ!人類を破滅させる因子があればそこに守護者を送り込み、当人の意志を問わずその場にいた人間をすべて殺害し、滅びを止めるのが抑止力の正体だ!生前、正義の味方になりたいと動き続け、死後も正義の味方を続けられると喜んで守護者となった!だがどうだ!正義の為と押し付けられる虐殺!ひたすら磨耗し続ける自我!もはや私に残されたのは、衛宮切嗣に誓ったあの日の光景、ひたすらに眩しかった彼女との出会いと別れ、そして、最初に見た地獄の中、救う側の人間にもかかわらず自分が救われたかのような顔をした衛宮切嗣の顔だけだ!」

士郎「…」

アーチャー「どうだ衛宮士郎!これが貴様の理想の果てだ!多数を救う為に少数を見捨てるどころか、自らの手で殺めてきた、下らん正義の体現だ!」

白野〖珍しいな、タマモが茶々入れないなんて〗

キャス狐〖いえ、流石にここまで重いとどう入れればいいのか分かりませんし、そもそもこれはお二人の問題ですから、ご主人様の手を煩わせる訳には行かないかと〗

白野〖…毎回ツッコミに手を焼くのはいいのか〗

キャス狐〖そりゃあもちろん、ご主人様からの愛と受け取っておりますが〗

白野〖あー、うん、まあ間違いではないかも〗

士郎「…そっか、別の俺は、其処まで輝いてたんだな」

アーチャー「…何?」

士郎「確かにお前は凄いよ。正義の味方、確かに、俺もそうなりたい、ならなきゃいけない。そう思ってる。だから、俺にはお前が、凄く眩しく見える」

アーチャー「貴様…」

士郎「でもさ、俺如きが手を伸ばせるのなんて、限界があるし。手が届かない所には、どうしたって届かない。だから、少なくとも、俺の手が届く所だけでも、完璧に守りたいって思った」

アーチャー「ならば、何故お前はそんなことを考えた?」

士郎「そうだな…綺麗だったから、かな。確かに、この理想って切嗣の請け売りだけど、こんな事受け継いだのは最初にこれを美しいと思えたたから、俺は後悔なんてしてないし、するつもりもない」

アーチャー「そうか…」

一時間後
凛「あー、二人とも、話終わっーーー」


アーチャー「ほら何をしている衛宮士郎!もう一回、もう一回だ!」

士郎「ぜえっ、はあっ、投影、開始」バチバチ

アーチャー「何度言ったら分かる!貴様は製作技術の追想が甘い!私のを解析した上でもう一度だ!」

士郎「はあっ、はあっ、同調開始!」


凛「えっと、何これ?」

キャス狐「あー、アチャ男さんが士郎さんに魔術を教えてるみたいですね。アチャ男さん、士郎さんの一つの未来っぽいですし、何かと教えやすいでしょう」


アーチャー「仕方ないからこれが最後だ!取り敢えず時間をかけて投影してみろ!」

士郎「っ、投影、開始」バチバチ

アーチャー「ふむ、まあ及第点といったところか。一晩にしてはそこそこのようだ」

士郎「はあっ、はあっ、あっ…」バタッ

セイバー「っは!シロウ!」

白野「あ、セイバーが再起動した」

キャス狐「もータマモつまんなーい、ご主人様ぁ、撫でてくださいましー」

白野「突然何を言うかと思えば…はいはい」ナデナデ


凛「なにこの混沌空間、てか私置いてけぼり?!」

今日はここまで。
士郎の言葉が分かりにくいと思うので解説を。

ここの士郎は、『全てを救う』なんて考えていません。理由は簡単。自分には、限界があるから。
でも困ってる人は助けたい。そんな『妥協』の結果が、『自分が出来る範囲では、完璧に助ける』。
まあ結局穂群原のブラウニーはかわりませんが。
ついでにアーチャーも一種の答えを得ることに。だってその方が面白いだろうし。(違う人だけど)セイバー、アーチャー、キャス狐のEXTRAトリオ共闘の状況がつくりやすいですしね

ここで一日目は終了。次の日は…

さて、照月もどうにか取ってしばらく時間がとれそうなので投下していきます

凛「んー、あ、おはよう白野」

白野「おはよ、凛」

キャス狐「おはようございます凛さん」

凛「ん、なんか美味しそうな匂い…」フラフラ

白野「おい凛!なんかふらついてるけど大丈夫か?」

凛「大丈夫よー、私朝弱いだけだから」フラフラ

凛「あー、士郎、おはよーーー」

其処にあったのは戦場。
黒いエプロンをつけた身長180オーバーの白髪男と赤髪の少年が、物凄い剣幕で手を繰る。
手には刃。
見据える目は鷹の如く。
相手を切り刻む二人の姿は、正しくーー
「ええい衛宮士郎!ネギはもうすこし角度をつけて切れ!」
「うるさい!お前こそ豆腐はもう少し大きめに切れ!藤ねえが騒ぐんだよ!」
うん、なんというかまあ、ものすごく料理だった。
「アンタ達朝っぱらから何やってんのよ!」
あ、凛がキレた。
「む、おはよう、凛。なにとは、まあ見ての通り、朝食作りだが」
「おはよ遠坂、ほら、そろそろ藤ねえと桜が来るからさ」
手元から目を離さず、正確にネギと豆腐を切りながら挨拶する二名。ああ、やっぱりこの二人、同一人物なんだなあ…

大河「おはよーしろー、お腹空いー」ガラガラ

スウッ

桜「おはようございます先輩、お邪魔しまー」

凛白野キャス狐セイバー「「「「…」」」」

白野〖さ、桜?!確かにあれはAIだったけどさ?!白衣と髪以外は全部同じじゃないか!〗

キャス狐〖ご主人様、パス開いてますよ〗

白野〖それにタイガー?!もう何が何だか分からないぞ!〗

キャス狐〖お忘れですかご主人様、ムーンセルの聖杯戦争はこちらの第五次聖杯戦争を模したもの、と申し上げたはずです。桜さんやタイガーは戦争関係者として複製されたものでした〗

白野〖あ、ああ、言峰神父とかがその類だったね〗

白野(あ、アーチャー逃げてる)

大河「…士郎、どう言うことかな?」

桜「…先輩、なんで遠坂先輩がいらっしゃるんですか?」

凛「えっとね、こちらのセイバーさん、私の父の知り合いなんですが、つい先日、両親が無くなってしまって。私のところに頼って来てくれたんですけど、私も一人暮らしですし、もう一人の知り合いだっていうから衛宮君のところに連れて来たんですが」

大河「そっか、切嗣さんは…」

凛「ええ。ですから暫く、セイバーさんは私と衛宮君で面倒を見ようか、と言うことになりまして」

桜「そ、そうでしたか。では、其方のお二人は…?」

白野「フランシs…」ゴン

凛「はーくーのー、二回目よ」

キャス狐「ご主人様、流石にここではちょっと」

白野「うう、味方が居ねえ…岸波白野です。キリツグさんにはお世話になりまして」

キャス狐「でもって私はご主人様の嫁、岸波タマモでございまs」ゴン

白野「まだ正式じゃないだろう…で、俺はタマモの家に引き取られていたのですが、タマモのご両親が別居してしまいまして。負担をかけるわけにもと思って出てきたのですが身よりもなく、以前お世話になったキリツグさんに頼ろうと来たところだったのです」

凛〖この二人、似たもの同士ね〗

アーチャー〖ああ、全く同感だ〗

大河「う、うわあーん!三人とも、大変だったんだね!いいよ、お姉ちゃんが面倒見てあげるからねー!」

凛桜士アチャ(ああ、藤ねえ(藤村先生)が堕ちた)

士郎「藤ねえ、時間」

大河「はっ、やばい!士郎!遅刻するんじゃないわよ!」ダダダダッ


キャス狐「(相変わらず)嵐のような人でございましたね…」

桜「藤村先生はこういう人ですからね…あ、私も朝練が」

士郎「ああ、片付けは俺がやっておくから」

桜「…はい、すみません先輩、お願いしますね」

タタタッ

凛「さて、と。私達は学校行くけど、白野はどうするの?」

白野「山に一回戻ろうかなと。荷物とか(ほとんどないけど)取りに戻りたいし」

キャス狐「はい。足が付かないように解体してしまおうかと」

凛「え、何をよ?」

白野「そりゃ俺達の拠点だよ。タマモと二人きりなのは魅力的だけど、本格的に同盟組むなら拠点はここにさせてもらった方が何かと便利だ」

凛「そりゃそうよね…分かったわ、なら敵のサーヴァントには気をつけなさい。ランサーとバーサーカーを除いても、アサシンとライダーが残ってるし」

キャス狐「ええ、特にアサシンには警戒しておきます」

今日はここまで。
AUO、タマモキャットも良いんですが、本体キャス狐ちゃん下さい!

今日ちびちゅき!買えたので。キャス狐も可愛かったですが、アタランテちゃんとアルクとJKセイバーも可愛かったです

小ネタ  油揚げ

士郎「そういえばキャスターって、油揚げが好物だっりするのか?」

キャス狐「そりゃ当然でしょう。稲荷明神も含まれてますからね」

アーチャー「ふむ…あまり好物とするのは多くないようだが?」

キャス狐「何がいけないんでしょうね?春は桜、夏は蛍、秋はススキ、冬は雪。これらと油揚げで酒は旨いのですが」

アーチャー「酒の肴に油揚げ…だと…?」

キャス狐「まあそのままでも美味しゅうございますが。なんならスイーツにでもしてみます?」

士郎「まえテレビでやってたぞ。藤ねえが騒いでたっけ」

アーチャー「なに?!今すぐ教えろ衛宮士郎!」

士郎「え、ちょ」

ドタドタドタ

テレビでやってた油揚げミルフィーユに触発されて即興で書いてみました。
今晩更新します

冷凍させて揚げるやつだっけ?

こんばんは。投下していきます

>>111 今日の得する人損する人でやってました。

街中
白野〖薄くだけど、街中にも学校のと同じ結界が張られてるな〗

キャス狐〖はい。ですが、コンセプトが違うようです。あちらは狭く深く。こちらは浅く広く〗

白野端末<ピーピー

白野「?」

『五分後に連絡します』

キャス狐「ご主人様?」

白野「行くぞタマモ。レオから連絡だ」

衛宮邸
ブン
??『やあ白野さん。お久しぶりですね』

白野「レオ、どうした?」

レオ『いえ、其方の状況を確認しておきたくて』

白野「まだ始まったばかりだよ。でもまあ、セイバーとアーチャーのマスターと同盟を組むことになった」

レオ『おや。なかなか良い滑り出し、というところですね』

白野「で、『本当の』用事は何だ?」

レオ『あはは、気付いてましたか。ええ、では。先程、サクラに調べてもらっていたそちらの聖杯戦争のことで、見逃せない情報があったのでお伝えしようかと』

白野「何?」

レオ『そちらの聖杯戦争、過去四回行われているのですが、その歴史は散々でした』

一番最初は、そもそも聖杯戦争という名前ではなかった。
世界平和を望む外来の魔術師たるマキリとアインツベルン、根源への到達を目指す土地の管理人遠坂。この三家が器と中身、土地を用意した。空の器と七騎のサーヴァント。召喚した英霊を器にくべることで完成をみるそれは、使用権が一人にしか渡らない。故に七人の魔術師達は互いに殺し合い、結局誰も使うことなく終末を迎える。
二回目はマキリが用意した、三回だけの絶対命令権をもって、召喚したサーヴァント同士を戦わせることになった。しかし起きたのはルール無用の乱戦。結局全滅し、聖杯は再び眠りにつく。
三回目、アインツベルンがある一手を打った。ゾロアスター教の悪神とされるアンリマユの喚び出し。だが召喚されたのはその名を押し付けられたとある一青年。宝具も持たぬ彼は4日で敗退し、その在り方で聖杯を歪める。
四回目、遠坂は人類最古の英雄ギルガメッシュを、アインツベルンは騎士王アーサーを召喚。世界平和を目指したセイバーのマスターは、その呪われた願望器を目の当たりにし、これを吹き飛ばすも既に遅く、街は泥と炎に包まれた。

白野「じゃあ、仮に聖杯を手にしたとしても…」

レオ『ええ。何かしらの形で、沢山の人が死ぬことになります。アヴェンジャーが振りまく呪いは死。聖杯に願いをかけるというのは、泥の呪いをどのような形で外に出すかを入力するだけの作業になってしまいます』

レオ『ですので、白野さんには、聖杯の浄化、または完全な破壊をお願いします。世界征服も世界平和も、全ての人間を殺すことで達成するようなモノですから』

白野「わかった。できるだけやってみる。わざわざ悪いね」

レオ『いえ。そもそもそちらの聖杯戦争の観測・調査をお願いしたのはミス遠坂、さらにこの『聖杯観測』の任務はムーンセルからの任務ですから』

白野「取り敢えず今回の聖杯は浄化または破壊を最優先でいいな?」

レオ『ええ。話を聞いた限りでは、同盟相手の二名も聖杯を望んでいる訳ではないようですし。最も、セイバーだけが気がかりですが』

白野「その辺はそのうちきちんと説明するさ」

レオ『分かりました。そちらはおまかせします。あとキャスター、貴女にもお話が』

キャス狐「はい、何でございましょう」

レオ『聖杯の浄化をする場合の術式を送らせてもらいます。但し、準備に二、三日かかるので、緊急の場合は破壊を優先してください』

キャス狐「ふむふむ…」

レオ『ではこれくらいで。ご健闘を』

ブン


白野「さて、他のサーヴァント達に対抗するための対策を立てようか」

凛「ええ、学校に結界を張ったサーヴァントもおおよそ検討がついたし」

キャス狐「おや?学校で何か?」

凛「ええ。生徒が一人、魂を喰われてた」

士郎「一度だけ攻撃されたけど弾いたし、それっきりなんもなかったけどな」

キャス狐「アチャ男さん、あなたに心当たりは?」

アーチャー「ああ、薄くしか覚えていないが、おそらくライダー…ギリシャの怪物、ゴルゴンのメドゥーサだろう」

凛「ねえキャスター?貴女、アーチャーの記憶復活させられない?」

キャス狐「ええ、構いませんが…明日一日、アチャ男さんお借りしますよ」

凛「ええ、お願いするわ」

アーチャー「待て凛!私の意思は無視か?!」

凛「あんた、『もういいんだ休め私(本体)、俺の願いは、間違ってなんかいなかったんだ』って言ってたじゃない。ならあとは私達が勝てるように協力しなさいよ」

アーチャー「なんでさ」

???
?「おいライダー!遠坂を殺せなかったってどういうことだ?!」

ライダー「申し訳ありませんマスター。相手に回避され、それ以上の戦闘は不利と判断しました」

?「クソっ、どいつもこいつも使えないクズばっかだ!」

ライダー(いっそこいつ殺してマスターを乗り換えましょうか)

?「ライダー!明後日、学校の結界を発動させるぞ!」

ライダー「なぜ明日ではないのですか?」

?「じじいに言われたんだよ!明日だけは動くなって!」

ライダー「はあ…わかりました」

と、わかめ臭くなってきたところで今回はここまで。いったい何桐慎二なんだ…

遂に明かされた『聖杯観測』の任務。ムーンセルの演算で人類が滅亡しそうな場所(平行世界含む)にイレギュラーたる白野を送り込み、干渉するもの。ムーンセル側の対価は『岸波白野の存在の保証』『キャスターの現界魔力の負担』です。つまり、キャス狐とイチャコラするためにお仕事してるわけですね。なんて良い夫なんでしょうか。

誰も見てないのかな…
まあ投下していきます

三日目
凛「じゃあアーチャーはお願いするわ。あー、でも」

セイバー「士郎や凛の警護ができません。私が霊体化できればよかったのですが」

凛「出来ないモノを悔やんでも仕方ないでしょ」

キャス狐「あー、私、出来るかもしれません」

凛士「えっ」

キャス狐「ただ、運任せになりますが」

凛「ま、任せるわ」

白野「え」

キャス狐「では。せめて言うこときいてくれるのでお願いします!『白面金毛九の尾』!」

タマモキャット「あははは!お久しぶりですご主人。好物は人参、クラスはバーサーカー、タマモキャットですワン!」

凛「えっと…」

士郎「これは…」

白野「聞くな」

タマモキャット「成る程、事情は理解した。だが断る」

キャス狐「い い か ら や れ」

キャット「んー、今夜、ご主人を二時間ほど貸してくれるならやるワン」

キャス狐「お断りです!」

キャット「なら力ずくで奪うのみ。『燦々日光午睡宮酒池肉林』」ニャオーン

キャス狐「なんの!『黒天洞』!」ピキーン

ゴン!×2

キャス狐「何するんですご主人様!DV?DVなんですか?!」

キャット「なぜだ?!ただご主人をこの性悪狐から強だゲフンゲフン救い出そうとしたのに!」

白野「頼むからここでは止めてくれ。あと玉猫ちゃんはマジでよろしくお願い」ドゲザー

キャット「うぬぅ…ご主人に言われては仕方ない。承るワン。報酬に人参を頂こう」

士郎「たしか藤ねえが持ち込んだ奴があと一箱残ってたな」

キャット「いえ二本あればいいです」

凛「じゃ今度こそ行ってくるわね」

士郎「留守は任せるぞ」

白野「了解。気を付けてけよ」

ガラガラ


キャス狐「ではご主人様、記録の準備を」

白野「これをこうして…よし、いつでも良いぞ」

セイバー「これは?」

白野「アーチャーの喋ったことを映像にして記録する機械。あとで凛と士郎にも見せなきゃいけないしな」

セイバー「成る程」

キャス狐「さてアチャ男さん、体を楽にしてくださいねー」

キャス狐「『開け、一の鍵。我に身体を預けよ』」キンッ

キャス狐「『開け、二の鍵。我に心を任せよ』」キンッ

キャス狐「『開け、三の鍵。我に力を委ねよ』」キンッ

キャス狐「『開け、聳える壁よ。我に全てを捧げよ』」キーン

今日はここまで。
それっぽい詠唱を考えるのって難しいですね!割り切って厨二ソウルに浸ればいいのかもしれませんが…

こんばんは。
1日マス訓上級回して宝玉一個と蛮神二つ。アタランテちゃんの再臨に宝玉欲しいんですけど!欲しいんですけど!!
投下していきます

三時間後
ムクリ

アーチャー「あれ?俺は…?あぁ…」グルグル

キャス狐「起きました?では早速、あなたの体験した聖杯戦争についてお話していただけますか?」

アーチャー「ああ」

キャス狐「まずは全てのクラスと真名を」

アーチャー「ああ。セイバーは彼女、アルトリア。アーチャーは私、またはギルガメッシュだった。ランサーはクーフーリン、ライダーはゴルゴンの三女神の末妹メドゥーサ、キャスターはコルキスの王女メディア、アサシンはキャスターが召喚した佐々木小次郎、他には山の翁ハサン・サッバーハが記録にある。バーサーカーはギリシャの大英雄ヘラクレス。また、第四時聖杯戦争の生き残りとして英雄王ギルガメッシュがちょっかいかけてきたものもあった」

キャス狐「では、相手の宝具などについて、思い出したことを」

アーチャー「ああ。ライダーの宝具は、『騎英の手綱』。幻想種のペガサスを使役し、高速で突進してくる。その他には『他者封印・鮮血神殿』と『自己封印・暗黒神殿』。バーサーカーは『十二の試練』。B+以下の攻撃をレジストし、それ以上でも異なる攻撃で十二回殺害しなければ即時蘇生される。耐性付与のおまけ付きだ。キャスターは『破戒すべき全ての符』。魔術契約を初期化する短刀だ。ランサーは刺し穿つ死棘の槍。アサシン…小次郎のほうは『燕返し』。全く同時の三つの斬撃で、第二魔法に片足を突っ込んでいる。ハサンの方は『妄想心音』で、ふれた相手の心臓のダミーを作り出し、それを握り潰すことで対象の心臓と共鳴させて殺害するものだ。ギルガメッシュの宝具は『王の財宝』で、あるとあらゆる宝具の原典を無数に射出するものだ。これは衛宮士郎や私の固有結界『無限の剣製』が相性が良い。奴の切り札『乖離剣エア』が出る前に押し切れば勝てる」

キャス狐「成る程成る程…では次。各サーヴァントのマスターについて」

アーチャー「ランサーとギルガメッシュのマスターは監督役の言峰だ。教会の地下で魂喰いを実行している。キャスターのマスターはもともとは違うものだったそうだが、私達と戦った時には教師の葛木になっていた。アサシン、小次郎はキャスターがマスターとなっていて、柳洞寺の山門を警護していた。山の翁はマキリの魔術師、間桐臓硯が佐々木小次郎を踏み台に召喚したものだ。バーサーカーのマスターはイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。アインツベルンの半ホムンクルスで第五次聖杯戦争の小聖杯。そして衛宮切嗣の娘で、衛宮士郎の義姉だ」

白野「待った。義姉?義妹じゃなくて?」

アーチャー「ああ。あの姿は素ではない。アインツベルンの調整によって成長が10歳前後で止まっている。本来彼女は18歳だ」

キャス狐「成る程、それで義姉と。話が逸れましたね。ライダーのマスターについて教えてください」

アーチャー「ライダーのマスターは間桐慎二だ。学校に結界をはらせたのも彼だ」

白野「っ、キャスター!」

キャス狐「はい!ご主人様!」キィン

アーチャー「…っは!私は何を…っ!」

キャス狐「ご主人様、アチャ男さん、急ぎますよ」

アーチャー「待てキャスター、不用意に踏み込めば逆に敵に付け入る隙を与えることになる!」

白野「じゃあどうするんだよ!」

アーチャー「キャスター、魔力を貸せ。様子見だけなら相手にも気付かれないものがある」

白野「あ、『view_map();』」キュイーン

キャス狐「ご主人様ぁ…」

アーチャー「妙に疲れたぞ…」

キャス狐「んー、ほい」

アーチャー「この点は結界の基点か」

キャス狐「ええ。魔力が集中している点です。この動いてるのは…多分猫野郎ですね」

白野「三年教室に三つ…タマモキャットと士郎と凛。慎二はどうしたんだろう?」

キャス狐「結界の基点も、この数だとまだ発動には余裕がありそうですね…具体的には3日から4日」

今日はここまで。
関係ないですが、ラミアってみるとミーアちゃんを思い出します。

>>138後のNGシーン

アーチャー「っ、投影開始、『偽・主神座す天の玉座(フリズスキャルヴ)』!」バチバチ

アーチャー「これなら、敵に関知されることなく学校を…」ゼエゼエ

たまたま手元にあった「とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情」にありまして。そもそもこれ以外だと神話とか英雄譚の知覚系宝具になりそうなものを知らないので。
NGの理由としては神造であること、これで聖杯戦争が終わってしまうことなどがありましたので…ね?

昨日、月姫の翡翠、プリズマ☆イリヤのサファイアなどを演じられた松来未祐さんがお亡くなりになったそうです。自分は今朝、ニコニコのニュースて知りました。このスレに出てくる予定はありませんでしたが、翡翠もサファイアも好きなキャラでした。ご冥福をお祈りします。

こんばんは。蛇の宝玉がようやく集まったのでアタランテちゃん最終再臨です。オケアノスは素材泥率が比較的高くてありがたいですね。
投下していきます

アーチャー〖ーーとのことだ。どうする?凛〗

凛〖どうもなにも、今日は慎二休みよ?やるなら明日にしてみましょう。アーチャーにはライダー対策たてるために情報を吐いてもらうから〗

アーチャー〖その言い方はやめたまえ。優雅には程遠い上に私をけなしてないか〗

凛〖なによ。言いたくないことでもあるならキャスターに消してもらえば?〗

アーチャー〖いや、情報は全て出した。記録されているので、逃げたところで変わらん〗

凛〖あら。やるわね白野〗


白野「ーということで、当面の敵は慎二とライダーだ。他にはギルガメッシュに注意」

凛「概ね賛成。ただ、慎二は今日叩いても良いんじゃない?」

キャス狐「いえ、そうなると町中を今から、虱潰しに探す必要があります。魔力も消耗しますし、士郎さんにはキツくなるかと」

アーチャー「そうだな、白野のあの魔術も、町中を網羅出来るわけではないようだしな」

士郎「慎二が確実に来るだろう学校で待ち構える、と?」

白野「そういうこと。慎二はプライド高いからね、皆が苦しむ様を見にくるはず」

アーチャー「それに、昼間でなければ結界の意味を成さない。あの結界は、人を溶解させて魔力に変えるものだからな」

セイバー「アーチャー、あまりそのようなことを言うべきでないのでは」

アーチャー「ああ、すまない。私とてこのやり口には怒りを覚える。聖杯戦争とは、一般人を巻き込ませる物ではない」

凛「そういえば、白野たちは午後は何をしていたの?アーチャーはこっちに来ていたし」

白野「ああ、聖杯を見に行っていた」

凛「は?聖杯?」

キャス狐「ええ。参加する以上、商品は見ておくべきだと思って」

セイバー「どうだったのです?帰ってきてしばらくの間、顔色が悪かったようですが」

キャス狐「こちらを見ていただければわかります。比較的リアルな映像をお見せできるかと」キイン

(呪いで物凄く禍々しい大聖杯の立体映像(1/500))

凛「なによ…これ、こんなの…」

セイバー「キャスター、これは真実か?映像を改変したりー」

キャス狐「とんでもございません!誰が好き好んでこんなもの作りますか!」

白野「タマモが少しだけ調べてくれた。中身の詳しいモノはわからないけど、人を殺す呪いだそうだ」

キャス狐「ええ。今の聖杯は、どのような願いでも、人を殺すことで果たす、災厄の杯。富を望めば富める者を、名誉を望めば名誉ある者を、世界平和を望めばすべての人類を殺すことで成し遂げる、そういったモノに成り下がっています」

セイバー「そんな…では…だからキリツグは…」

凛「ねえ、この聖杯、どうすればいいかしら?」

キャス狐「一番はやはり解体でしょうか。ここまで汚染された聖杯で望みを叶えたい英霊がいるとは思えませんし。どうしても使いたいのであれば、浄化の方法が無いわけではないですが」

セイバー「ならばー!」

キャス狐「ですが、それには準備に3日、浄化にも3日以上かかります。その間、私達は無防備になりますし、ご主人様も同様です。他のサーヴァントであればセイバーさんでも問題ないでしょうが、徒党を組まれた場合、特に未だ不明のアサシンと組まれた場合に、マスター達を守りきれますか?或いは金ピカに乱入され貴女の致命傷となった剣クラレントの原典を出されたら勝てますか?」

セイバー「っ…!」

キャス狐「私はご主人様を残して、消えるわけにはいかないのです。ご主人様のためにも、私自身のためにも。貴女はどうなのです?」

セイバー「……」

凛「はいはいそこまでよ。セイバー、少し休んでて。士郎、セイバー連れてって」

士郎「遠坂、でも…」

白野「悪い士郎、後でタマモにはきっちり言っておくから、頼む」

凛「で、セイバーを隔離させた訳、話してもらいましょうか」

白野「待ってくれ、士郎も来てからにしよう」

アーチャー「ならば、何故セイバーだけ隔離したのだ?」

白野「これから話すことは、情報量が多いしなにより現実離れしてる。落ち着いて話を聞ける状態じゃないセイバーだと、暴れられるかもしれない」

凛「なるほどね。でも、いつかは話すのよね?」

キャス狐「当然です。隠していて良いようなものでもありませんし」

短いかもしれませんが、今回はここまで。次回は説明会ですね。
あと、はじめて画像アップローダーをつかってみたのですがこれでいいのでしょうか。

http://download1.getuploader.com/g/sssokuhouvip/83/Screenshot_2015-11-09-07-17-34.png


こんばんは。
E-5攻略を進めながら投下していきます


白野「じゃあ、説明しよう。夢みたいな話だからって、あんまり驚かないでくれよ」

話したのは、月で起きた戦いのこと。
偽りの学園生活、違和感。始まりの試練。128組のマスターとサーヴァント。その頂点の証たる七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)、ムーンセル・オートマトン。勝ち進む途中に逸れた、月の裏側での物語。王を倒した後に至る熾天の玉座の主とそのサーヴァント・セイヴァー(救世主)。

その後のことも話した。もともとイレギュラーなNPCだった白野は、聖杯に触れればバグとして消えるはずだった。願ったのは三つ。人類の存続。ムーンセルの休眠。仲間達の蘇生。二つ目と三つ目は容易く行われた。元々第三魔法を使用して英霊を召喚していたムーンセルは、データを元に彼らを蘇生させた後に休眠。しかし一つ目は具体的な方法も示されなかったために放置されていたが、キャスターの暴挙により中核の防壁が崩壊。ムーンセルは再起動。それまでとは違う形で人間達のデータを取ることとし、同時にキャスターに救われた白野の消去を行わず、同時にキャスターの維持魔力を提供する事と引き換えに、一つ目の願いを自力で叶えさせることにした。
『第二魔法による平行世界転移』を用い聖杯による人類滅亡を回避する工作要員として滅亡が起きる聖杯戦争に召喚されるようになった。クラスは殆どキャスターで、本来召喚されるはずの枠に押し込んでいる。

それから、今回の任務について話した。第一から第四までの聖杯戦争。第三次における、アインツベルンの反則。『浄化』の詳しい手順。緊急時の破壊と、詳しい『聖杯』の仕組み。それと、イリヤスフィールと衛宮士郎の関係。

凛「なるほどね。でも、そうなるとイリヤスフィールに協力してもらわないといけないじゃない」

白野「うん。でも、先に学校の結界をどうにかしないと」

キャス狐「そうですね。儀式の最中に横槍を入れられても困りますし」

凛「やっぱりそこに落ち着くわよね…セイバーは駄目かもしれないけど、アーチャーとキャスターならライダーにも遅れは取らないでしょうし、白野もサーヴァント戦に慣れてる。なら本格的に作戦を立てましょう」

士郎「なあ、やっぱりイリヤに協力してもらった方が良いんじゃないか?」

凛「あのね士郎。いまだに大きな動きのないイリヤスフィールと、明日にでも大きな被害を出しかねない慎二、あなたはどっちを優先するの?!」

士郎「でも…!」

白野「二人とも落ち着きなよ。こうすればいい。まず明日からは慎二の動きを待つ。仮に違うとしても、結界の完成は三日から四日。その間に動いたマスターを叩く。そのあとすぐにイリヤスフィールと接触。あわよくば説得してこちらに引き入れる。どうだ?」

士郎「あ、ああ」

凛「あなた、ホントにおとなしい顔してえげつないわね…」

キャス狐「しかしご主人様、私達はどうしましょう?学校には入れませんし」

アーチャー「学校の裏手に森があっただろう。そこに潜み、結界の発動を感知したら突入してくるのはどうだ?」

白野「そうだね…それが一番か」

今日はここまで。
無課金なので4章ストーリーガチャ用に貯めてた石40個を突っ込みましたが、おき太は出ませんでした。おのれレフ!
次回はMHXの発売を挟むので、遅くなるかもしれません。vsライダー戦、お楽しみに

こんにちは。
今年最後の投下です

四日目・学校外の森
白野〖タマモ、結界の基点は増えてるか?〗

キャス狐〖はい。ですがこれでは完全には程遠いかと〗

白野〖でもさ、これ、発動するだけなら問題ないのか?〗

キャス狐〖ええ。人を溶かすスピードが遅くなるだけ…で……〗

白野「なら、マズいんじゃっ…!」

唐突に、目の前が血の色に染まる。アーチャーが話していた、『他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)』だろう。
「先に気付いておくべきだった!」
フェンスを乗り越え、校舎に向かって走る。
『move_speed();!』
コードキャストをかけ、スタミナとスピードを上げる。
通用口に辿り着く。ドアノブを回すが鍵がかかって開かない。
『unlock(8);!』
新たな月の迷宮の解錠用コードキャストを打つと、鍵が開いた。
「ご主人様!こちらです!」
キャスターの進む先。二階廊下に、敵サーヴァントはいた。アーチャーと切り結ぶ、長髪の女性。ライダーだろう。

「アーチャー!」

「新手ですか。些か分が悪いですね」

こちらを視認すると、ライダーは開いた窓から飛び出し、上に向かった。

「逃がさん!」

アーチャーが追って窓の外に飛び出す。

「ご主人様!」

キャスターに抱きかかえられ、屋上に。
だが戦闘は、すでに校庭に移動していた。体育の授業が無かったのは幸いか。

「キャスター、宝具を。『味方』の設定は、間桐慎二とライダーを除く全員だ」

「もーご主人様ったら、こんな時にまで他の方のことを考えるなんて!イケメンすぎてタマモ困っちゃいます」

そう言いながら魔力を集めて詠唱。

「ここは我が国、神の国。水は潤い、実り豊かな中津国。国が空に水注ぎ、高天巡り、黄泉巡り。巡り巡りて水天日光。我が照らす、豊葦原瑞穂の国。八尋の輪に輪を掛けて、これぞ九重天照『水天日光天照八野鎮石』」

キャスターの鏡が光を放ち、紅い空間を蒼く塗りつぶしていく。同時に白野が送った分の魔力が回復し、供給するそばから補充されていく。

響く剣戟。ライダーの短剣を干将で防ぎ、莫耶で首を狙う。ライダーはこれを大きく避け、三歩ほど下がる。

「埒があきませんね。あなたのマスターを殺し、この校舎の人間を全て溶かしきる算段だったのですが」

「私がそのようなこと見過ごすはずがないだろう。このような形でしか魔力を補充できない雑魚マスターに私のマスターが劣るとは思えないがな」

「ならば、この結界を解くことから始めることです。うまく行けば何人かは助かるでーー」

突如、紅かった世界が蒼く染まる。

「な!」

「これは…」

魔力が補充される。傷が癒え、力が満ちる。

「結界が消えた…いえ、上書きされた?」

戸惑いの声。決定的な隙。申し訳ないが、容赦はしないーー!

「ミコーンと登場!とうっ!」

底抜けに明るい声。声のする方を見ると、茶髪の少年を抱えたキャスターが飛んでくる。

「キャスター、これは…」

「ええ、私の宝具ですが」

白野を降ろし、改めてライダーに向き直る。

「天が呼ぶ地が呼ぶご主人様が呼ぶ!いつもニコニコご主人様の隣に這いよる良妻キャスターです!」

ああ、ライダーが呆気にとられている。まあこんな事されたら誰だってそうなる。俺もそうなった。

「さてさて、先ずはお話ししましょうか。無抵抗で貴女のマスターを出せば、私の出来る範囲で貴女の願いを一つ、叶えて差し上げるのも吝かではございませんが」

天使のような悪魔の笑顔とはこのようなモノなのだろう。あぁ、キャスターは神様だったな。

今年はここまで。
デレステやりながらP業に復帰してたら書くのが遅くなってしまいました。来年もよろしくお願いします。

小ネタ:もし士郎が召喚したセイバーがしまむーだったら

士郎「平気で人を殺すような、お前みたいな奴に…!」

キイン

??「…あれ?なにコレ剣?ていうかここどこ?!プロデューサーさぁん、どこですかぁ?!」

ランサー「なんだ?セイバーのサーヴァントか?」

??「はっ、きっとまたそう言うお芝居なんですね!島村卯月、頑張ります!」

ランサー「芝居だぁ?んなわけねーだろ」

卯月「えっと、やあっ!」キイン

ランサー「はっ、なかなかできそうだな!」キイン

ー庭に移動ー

ランサー「ついでだ。我が必殺の一撃、受けるがいい!『刺し穿つ死棘の槍』!」

LUK判定
ランサー:E
島村卯月:C
更にしまむーのスキル、中道力:EXによって腕を掠めるだけになる

ランサー「かわしたなセイバー、我が必殺の一撃を!」

卯月「…う」

ランサー「う?」

卯月「うわぁぁぁあん!怖かったよプロデューサーさん!未央ちゃん、凛ちゃん、どこぉ?!」

ランサー「…帰るわ」

はい。妄想の一部でした。しまむーが聖杯にかける願いは「プロデューサーに会いたい」です。正確には、「早く帰りたい」です。参考にしたのはこちら
http://bokusaba.wiki.fc2.com/m/wiki/%E5%B3%B6%E6%9D%91%E5%8D%AF%E6%9C%88

明けましておめでとうございます(今更

今年もまったりのんびり進めて行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします

短いですが、少しだけ投下していきます

「それは…、本当ですか?」

え、食いつくの?

「あ、でもでも、世界征服とかそーゆうのは無しで」

先日の戦闘を見ている限り、出来そうなのが恐ろしい。

「…人をひとり、救って欲しいのです」

……!!

「…それは、一昨日士郎さんの家に来ていた桜のこと?」

校内、凛士郎サイド

凛『いい?士郎は一般人のふりして倒れてなさい。セイバーの援護が望めない以上、貴方は赤の他人なんだから』

アーチャー『それに、貴様は間桐慎二を誘い出す餌にもなる。あれの性質上、親友面するお節介焼きの苦しむ様を見下しに来るだろうからな』

士郎(って事だけど…黙って見ていられるか!)

コツ…コツ…

士郎(慎二だって悪い奴じゃない。ちょっとひねくれてるだけで、話せば分かってくれる)

コツ…コツ…

…2レスだけ投げました。
GOはスターウォーズイベが来週からだそうですね。中学のころ、原作とかスピンオフの小説を図書館で漁ってたのも良い思い出です。ジェダイの皆さんがセイバーで実装したら面白いかもしれないですね。

今回も2レスだけですが、更新していきます


慎二「…衛宮ぁ」

士郎「慎二…さっきからなんかおかしいんだけど、何か知ってるか?」

慎二「はっ、馬鹿な衛宮には分からないだろ!これは僕がやったんだ!この学校の生徒全部、僕が使ってやる!」

凛(やったのはライダーでしょうが)

士郎「慎二、馬鹿なことはやめろ!お前はこんなことするような奴じゃ…」

慎二「衛宮、お前ナニサマのつもり?この僕に指図するなんて…」

士郎「止めるつもりは無いんだな」

慎二「当然さ!見てろよ衛宮。直ぐにお前も溶かして…」

キイン

慎二「なんだこれ?!僕の結界が!」

凛(今!)ダッ

慎二「クソッ、こうなったらもう一度ゴブッ」

ガンッ

慎二「と、遠坂…」

凛「あら慎二、ずいぶんな様ね」

慎二「…そうかよ、衛宮は遠坂とグルだったってことかよ…」

凛「まあそういうことね。大人しく降伏しなさい。命までは取らないから」

慎二「…ふ、あはははは!勝ち目があると思ってんの遠坂ぁ!来いライダー!こいつらに身の程を教えてやれ!」

白野「悪いけど、ライダーは来ないよ」

慎二「なんだ?!誰だお前!」

キャス孤「おやおや、見た目そっくりなのに性格はまるで似ておりませんね」

士郎「白野!」

白野「ごめんね遅くなって。さあ慎二、もう結界は使えない。ライダーは君の元を去った。これ以上勝目の無い戦いはするべきじゃない。大人しく投降しなよ」

慎二「ひ、卑怯だぞ!三対一なんて!」

キャス孤「悪いけどこれ、戦争なんでございますよ。イギリスでは言いますでしょう。All's fair in love and war.と」

慎二「お、覚えてろよ!クソッ、爺からサーヴァントを貰って…」ダッ

???「…妄想心音」グシャァ

慎二「なっ、お前、アサ…」バタッ

アサシン「坊っちゃん、魔術師殿からもう用済みとの事ゆえ」

…以上です。これからは隔週更新を目指して行こうかと。他のネタのプロットも固まりつつあるので

申し訳ありません。スランプに陥り、こちらが全く書けなくなってしまいました。一度落として、全体的に練り直しも視野に入れながら書いていきます。完結の目処がたった時点で新しくスレを立てますので、それまでお待ちいただきたく思います。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月18日 (火) 21:11:39   ID: 89ujap-X

面白い、期待(^ω^)

2 :  SS好きの774さん   2015年09月03日 (木) 21:48:10   ID: Iulo6O08

期待(^ω^)

3 :  SS好きの774さん   2015年09月12日 (土) 22:38:13   ID: GOhVCrTL

確かに、キャス狐欲しいですねw
まだCCCキャラもあまり出てないので、個人的にはカルナさんが出て欲しいです(^ω^)勿論、クラスはランサーではなくランチャーでww

4 :  SS好きの556さん   2015年10月10日 (土) 20:39:56   ID: W-Altbob

続きwktk

5 :  SS好きの774さん   2015年11月16日 (月) 21:18:27   ID: SfHKdzoR

かっこいい(((o(*゚▽゚*)o)))

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