P「765短編集?」 (78)



千早「あの……プロデューサー」

P「ん、なんだ?」

千早「その……少し相談が……」

P「どうしたんだ?急にあらたまって………」

千早「………」

P(……千早のすごく真剣な表情、これはまさか……“あの”ことなのか!?)

P(ついに……ついにこの日がきてしまったのかぁぁぁぁぁ!!)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437593831


千早「あの……どうかしたんですか?」

P「いやっ…別に何も!」

P(いかんいかん、俺はプロデューサーなんだぞ!アイドルの悩みにもちゃんとアドバイスをしてやらなきゃ………)

P(でも……俺がこんなこといってもいいのか?)

千早「その……都合が悪いなら明日にでも………」

P「だっ…大丈夫だっ!俺がしっかりアドバイスしてやるからな!」

P(……言ってしまった、もう後には引けない)

千早「それなら、実は………」


P「待て千早、皆まで言うな」

千早「でもそれでは……」

P「大丈夫だ!口に出さなくとも千早の相談したいことはわかっているよ!!」

千早「本当ですか?流石プロデューサー、やり手ですね」

千早「……それで、私はどうしたら?」

P(言うしか……ないのか)

P「オホン!……それはだな」

千早「………」


P「大豆とキャベツを摂るといいぞ!!」

千早「………へ?」

P「それと睡眠だな、しっかりとらないと成長しないし」

P「あとは運動だな、やり方はネットで調べればかいてある」

千早「………それって、なんのことですか?」

P「えっ?だって……」

P「千早が相談したいのって“胸”のことだろ?」

千早「…………!!??」



千早「なっ……なんで………」

P「だって千早、よく貴音やあずささんの胸見て『くっ…』って言ってるし………」

P「それで春香に聞いてみたら『千早ちゃん自分の胸を見つめて、よくため息ついてるんですよぉ』って教えてくれたぞ」

千早「………!!」

千早(はっ…はるかぁ~~!!)

P「俺からこういうこと言うのもどうかと思ったけど、千早の力になりたいと思ったからな!」

千早「~~~ッ!!」




ベシッ!!!!



千早「今日のステージについて相談したかったんですが……もういいですっ!!」スタスタ

P「まっ……待ってくれ!」

P「さっきはああ言ったが、俺は別に気にしなくても良いと思うぞ!」

P「千早はそのままでも可愛くて魅力的だ!!それは俺が1番よく知ってる!!」


千早「…………//」カァァ


千早「………ばかっ」スタスタ






この出来事以来千早が豆乳を飲むようになったのは別のお話




とりま1つ短編かいてみました
テスト期間中にもういくつか更新するかも(現実逃避)


あぁ……今日からテストやで………
おやすみなさい

テストっつーから高校生くらいかと思ったが
トリップキーから判断するに大学生か
借金だけはやめとけよwwwwww


>>11
やっぱ簡単な酉だとググれば出てきたゃうんすね………
一応トータルは勝ちなんで借金は大丈夫です


色々やることがあるんで19時位に酉変えて更新しようかなと思います




亜美(以下キグルミ装着)「………」タッタッタッ
真美(同上)「………」タッタッタッ


P(………来たか)

律子(………来たわね)


亜美「………」クルクル
真美「………」クルクル



亜美「………」ピタッ
真美「………」ピタッ



亜美・真美「せーのっ……第4回、『どっちが真美ちゃんでしょーか?』ゲーム!!」




律子「ふっふっふ……今日はなんとキグルミ!得られる情報は声と仕草のみ!」

律子「今日こそは勝って奢らせますからね~、さすがに4連敗だと財布がピンチなんで……」

P「甘いな律子、俺がこの程度の障害で彼女達を間違えると思ったか?いつも通り、勝たせて貰うぞ」

律子「まぁ、せいぜい楽しみにしてますよ」

亜美・真美「さ~て!この中から真美ちゃんを当てる事が出切るのかぁ~!?」

亜美・真美「それでは!兄・の答えを~どうぞ!!」

P「…………」


亜美真美のとこの兄・を兄ちゃんでオナシャス



P「………とその前に、二人ともこれ書いてくれないか?」ピラッ

亜美「………なにコレ?」

P「次のオーディションの書類なんだが、本人直筆の署名が必要でな」

P「まぁすぐ終わるからちゃちゃっと書いちゃってくれ」

亜美・真美「ラジャー!」

律子「ちょっと待って下さい!!」



P「ん?どうした?」

律子「今二人に名前を書かせたらどっちがどっちだかわかっちゃうじゃないですか!!」

真美「あーっ……それもそだね」

P「ちっ……気づきやがったか」

律子「その手にはもう乗りませんよ?今まで散々苦しめられてきたんですからっ!」

P「なら仕方ないな、じゃあ左の方が亜美の名前を書く、右の方が真美の名前を書くのでどうだ?」

真美「なるへそ!それならどっちがどっちだか分からないね!!」

P「律子もいいだろ?」

律子「うーん………まぁそれなら」

P「じゃあ書いちゃって」

亜美真美「あいあいさー!!」




亜美「………」サラサラ
真美「………」サラサラ

P「…………」

亜美真美「かんせー!!」

P「よし書いたな、じゃあこれは音無さんに先方の方回すよう頼んで……」

律子「で?結局プロデューサー殿の答えがまだなんですけど?」

真美「そうだよぉ~!早く答えてよぉ……」

亜美「キグルミの中アツくて死んじゃうよぉ……」

P「そういえばそうだったな、俺が思うに真美は………」


亜美(右)「………」
真美(左)「………」


律子(今月の生活費が今月の生活費が今月の生活費が………)

律子「………」ゴクリ




P「……左側だな」

亜美真美「………!?」

P「………どうだ?」

亜美(右)「………」

真美(左)「………」

律子「………ねぇ、どうなのよ………」

亜美真美「………果たしてせーかいはぁ~??」

P「………」

律子(お願いしますお願いしますお願いしますお願いします…………)



亜美真美「お見事!兄ちゃんだいせーかーい!!」キグルミヌギッ


P「よっしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

律子「あ……はは…………あははははは………」



律子「あははははははははははははははははは」



P「………おいっ、律子?」

律子「クケケケケケケケ!」



亜美「あちゃー……律ちゃん壊れちったよ………」

P「………そっとしておこう」






真美「でも兄ちゃーん、どうして真美がこっちだってわかったの?」

亜美「そーだよー、だって亜美達キグルミ着けてて顔とか見えなかったのに……」

P「さっきも言ったろ?俺はみんなのプロデューサーなんだぞ」

P「事務所に沢山アイドルはいるけど、俺はいつも一人一人をちゃんと見てるからな」

P「……もちろん、二人のこともだ」



真美「兄ちゃん……」



亜美「亜美達のことこんなに考えてくれてるなんて……」



真美「真美達ちょーカンゲキだよ!!」





亜美真美「亜美(真美)達、これからも………」

亜美真美「いっしょー兄ちゃんについていくかんね!!」ダキッ






それから亜美達はいつもより俺の所に寄ってくるようになった
まぁ寄ってくるといってもイタズラばっかりだが、それでも時々頼ってくると悪い気はしない


一方律子は様子は元に戻ったものの、最近カップ焼きそばばかり食べているのを見かける
さすがに来週も律子に奢ってもらうのはかわいそうだから、来週からは音無さんに奢って貰うとしよう


それと最後に
俺が亜美と真美を見分けるポイントがあったんだが
まぁこれを見ている人たちはもちろん全員わかってるだろう


ひとまず今日は終わりです

外国語再履ほぼ確定や………
勉強頑張ります


あと、どっちが真美ちゃんでしょーかゲームには元ネタがあったはずだったんだが………
何だろう……思い出せない

双子って利き手逆多いけどなんでだろ?

利き手違うからな
字を書かせれば一発よ

>>1は前にもこういうアイマス短編書いてなかった?
微妙に謎を残すとこが似てる気がして


>>26
多いと言うわけではありませんが、一卵性双生児のおよそ4組に1組ほどが「ミラーツイン」と呼ばれるものです
亜美真美ちゃん達もおそらくそうなんでしょうね

>>28
正解です

>>29
受験勉強の為に未完で終わってしまったssと短いホモssは書きましたが短編は初めてです

>>29
ちなみに、なんて名前のスレ?
もしかしたら同じのを思い浮かべてるかも



>>31
多分違うと思います
2年位前にかいたPと伊織メインのssでした
名前は覚えてませんががんばって思い出してみます


ホモの方はあまとうが翔太を寝取られた夢を見たやつです


眠れないからもう一つ投下





P「ふぅ……これでようやく今日の仕事が終わりだ」

P「えっと………時間は………」チラッ



トケイ「a.m.1:28」



P「…………今日は事務所に泊まりかな」

P「………」

P「……タバコでも吸うか」





事務所屋上



P「………夜でも夏は暑いな」

P「今日は二十六夜か………もうすぐ新月だな」

P「……ん?あれは…………」


貴音「…………」

貴音「……………はぁ」


P(月を見てため息ついて、なんか悩みでもあるのか……?)

P(……ちょっと声かけてみるか)


スマン
自分の酉忘れて奔走してた
これであってるかな?



続けます



P「なにやってるんだ貴音?もう夜遅いぞ」

貴音「プロデューサー………すいません、少し考え事をしていました」

P「そうか………」



P「………」

貴音「………」


P(やっぱり何か悩んでるみたいだな……ここは俺が相談に乗ってやらないと)

貴音「………」



P「なぁ貴音?何か悩んでる事でもあるのか?」

P「俺で良ければ相談に乗るぞ?」



貴音「………」

貴音「……そうですね、あなた様には話しておくべきかもしれません」



P「それで、どんな悩みなんだ?」

貴音「実は……わたくし…………」

貴音「……とても不安なのです」





貴音「わたくしは常日頃、鍛練を重ね高みを目指し続けています」

貴音「しかし、自らがやっていることが正しいのか………わたくしは本当にそれで頂へと近づけているのか………」

貴音「……この月を見ていると、時々わからなくなるのです」

貴音「それがとても不安なのです」




P「んー……ちょっと難しいなぁ………」



P「そもそも貴音はどうして月を見て不安になってるんだ?」


貴音「……昨日も一昨日もその前も、月は私に満ちたる輝きを見せてくれませぬ」

貴音「月が満ちたる輝きを見せないのは、わたくしの努力が足りていないという証拠なのです」

貴音「そう思うと、わたくしの為していることが否定されているような気がして……」




P「………ん?」

P(つまり、貴音はここ最近満月を見てないから不安だと)

P(これは………つまり………)



P「貴音、それは違うぞ」

貴音「違う、というのは……やはりわたくしの鍛練が………」

P「いやそうじゃなくてな………そもそも満月はそう何回も見えるもんじゃない」

P「月の見え方っていうのは太陽と公転している月の位置関係で決まるんだ」

P「だから満月は30日に1回しか見れないんだよ」

貴音「なんと!そのような事実、古都のじいやは教えてくださりませんでした」

P「いや常識だろ………てっきりいつも月を見てるからそういうのは詳しいのかと思ってたよ」







P「ていうかなんで貴音はそんな勘違いをしてたんだ?『満月が見えないのは自分の努力が足りない』みたいな」

貴音「実は、幼い頃にじいやにこう教えられたのです」


───────
─────
───


貴音『ねぇじいや?今日はまんまるお月様じゃないよ?』

じいや『貴音や、月というのはの、その日1日を頑張ったものの上でしか輝かないのじゃよ』

じいや『そのなかでも満月は、1日を清く正しく過ごし、そして何より、今日できるだけの努力をしたもののみが見えるのじゃよ』

貴音『ふーん……じゃああたしも頑張ればまたまんまるお月様見れるかな!?』

じいや『あぁ、貴音ならきっと見れるじゃろ』




───
─────
───────



P「そうか……いい人なんだな、じいや」

P「……多分貴音に頑張って欲しいから、こんなこと言ったんだろう」

貴音「………わたくしは今までじいやの教えをもとに励んでいました」

貴音「しかし、じいやの教えが違うと分かってしまっては………」

貴音「わたくしは一体どうすれば………」






P「………俺がついてるじゃないか」

貴音「……!?」



P「確かに俺は貴音のじいやよりは頼りにならないかもしれない」

P「でも俺はずっと傍で貴音を見てきた、貴音の日々の頑張りも俺が一番よく知ってるつもりだ!」

P「だから……少しずつで良いから、俺のことも頼ってくれ」


貴音「あなた……様…」


P「これから一緒に、頑張ろうな」

貴音「………はい、あなた様とならいつかきっと………」





それから貴音は、俺に色々相談してくれることが多くなった
気のせいかもしれないが、前より少し笑うことが増えた気がする




そして、事務所の日めくりカレンダーがいつの間にか全部月齢カレンダーになってた



とりあえず一旦終わり
ふたつの月を聴いてたら、昔じいちゃんに言われたことを思い出して書いてみた


なんかもう勉強しなくて良いかなっていうまずい風潮
それではおやすみなさい

 
とある夏の日の765プロ





千早「…………」

亜美「…………あーつーいーよー!」

真美「亜美、エアコン何度?」

亜美「ほれっ」ヒョイ

真美「よっと!」パシッ

真美「えーっと、どれどれ………」



リモコン「冷房 27℃」




真美「………………」






真美「…………」ピッピッピッピッピッピッ

真美「………ほれっ」ヒョイ

亜美「ほっ!」パシッ




リモコン「冷房 17℃」




亜美「あーっ!ダメだよ真美!」

真美「だって仕方ないっしょ!今日めっちゃ暑いんだから!!」

亜美「でもでもっ!こんなエコ精神に反する真似、亜美にはできないよ………」




千早「…………」ブルッ





真美「こんなアツいときにエコなんて言ってる場合じゃないっしょ………」

亜美「でもそんなことしてたら『ちきゅーおんだんか』で亜美達死んじゃうんだよ!」ピッピッピッピッピッピッ




リモコン「冷房 27℃」





千早「…………」

亜美「これでちきゅーのへーわは守られたねっ!」

真美「そりゃそーだけど………これじゃぜんぜん涼しくないよー!」







真美「それによく考えなよ亜美!このままじゃちきゅーおんだんかの前に真美達灰になって死んじゃうんだよ!?」

亜美「……………たしかにそりゃそーだけど」

真美「でしょでしょ!?だからエアコンの温度さげよーよ!」

亜美「…………そだね!いっちょさげちゃいますか!!」ピッピッピッピッピッピッ




リモコン「冷房 17℃」






千早「…………」ブルブル







貴音「ただいま戻りました」

亜美「あーっ!おかえりお姫ちん!」

真美「さつえーどーだった!?」

貴音「とても順調でした、おかげさまで事務所に早く戻ってこれました」



貴音「それはそうと………この部屋、いささか空調が効きすぎではないですか?」

亜美「だって外アツいしー」

真美「真美達灰になっちゃうしー」








貴音「しかし見なさい、千早があそこで小動物のごとく震えていますよ」




千早「……………」ガクガクブルブル




亜美「うわっ!びっくりした………」

真美「千早おねーちゃんがありえないくらいふるえてんよ………」

貴音「…………と言うわけで」ピッ





リモコン「 切 」







真美「あーっ!!」

亜美「何すんのお姫ちん!!」

貴音「あまり空調の風に当たっては体調を崩してしまいます」

真美「けどこれじゃ真美達灰になっちゃうよ!」

貴音「亜美、真美、古来から『心頭滅却すれば火もまた涼し』という言葉があります」

亜美「しんとー………なに?」

貴音「気の持ちようで暑くも涼しくもなるということです」







真美「そんなの……無理にきまってるっしょ-!!」ピッ


リモコン「冷房 17℃」


貴音「駄目です」ピッ


リモコン「 切 」


亜美「まだまだっ!」ピッ


リモコン「冷房 17℃」


貴音「なんのっ!」ピッ


リモコン「 切 」


ホレッ
サセマセンヨ!
………
………


ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…………



ガタン!
ツゥーン




真美「………あれっ?」

亜美「………てーでん?」



P「う………うう…………」
小鳥「う………うう…………」




P「………うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
小鳥「………うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」




P「オーディションの大事なリストがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
小鳥「夏コミの出店チェックリストがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」





律子「音無さんのは絶対どうでもいいやつ」

千早「………はぁ」

千早「………レッスン行ってきます」スタスタ







P「…………」
小鳥「…………」



P「…………おまえらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
小鳥「………あなたたちぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」





亜美「えっと……」

真美「これは……その……」

貴音「うぅ…………」アタフタ




亜美真美貴音「ごっ…………ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁい!!!!」ダッ





P「ちょっ……まてぇぇぇぇえ!!!!」ダッ

小鳥「待ちなさぁぁぁぁい!!!!」ダッ




律子「ちょっと!!」ガシッ

律子「音無さんは『お仕事』をしましょうねぇ~」ゴゴゴゴゴ

小鳥「はっ……はいぃ………」





今日はおしまい
そういや律子は小鳥のこと小鳥さん呼びだった気がする
脳内変換オナシャス



それではおやすみなさい




千早「…………」

あずさ「ねぇ、千早ちゃん」

千早「………はい?」

あずさ「良さそうなカフェがあるんだけど、これからヒマならご一緒しないかしら?」

千早「今日はこれから歌のレッスンが………」

あずさ「あらぁ……残念」

あずさ「“標高2000mの山奥”にあるオシャレなカフェなんだけど………仕方ないから“一人”で行ってくるわ~」

千早「…………!?」







千早(あずささんを山に野放しにするわけには………)

千早(…………プロデューサー!)

P「……………」コク




あずさ「……?千早ちゃん?」

千早「くっ……分かりました、お供します」

あずさ「本当?うれしいわ~」

あずさ「正直一人じゃ少し心細かったのよ~、千早ちゃんがついてきてくれるなら安心ね」

千早「………じゃあ、いきましょうか」





P(…………頼んだぞ、千早)

千早(………了解しました)







P「…………と今みたいになるのが普通なんだけどな」

律子「あの時は本当に大変でしたからね……」

P「まさかあんなとこまで行ってるとはな」

律子「あの時のタクシーの領収書来てますよ、見ます?」

P「いやいい、なんか………怖いからな」

律子「ですよね………」





P「いやぁ……あの時は本当に大変だった」




───
─────
───────





美希「Zzz………」

あずさ「ねぇねぇ、美希ちゃん」ユサユサ

美希「ん………なに……?ミキ眠いの………」

あずさ「かわいいお店があるんだけど、一緒にいかないかしらぁ?」

美希「ミキ、眠いからいかないの」

あずさ「あらぁ、残念」

あずさ「“府中市”にあるからちょっと遠いんだけど………仕方ないから一人で行ってくるわ~」

美希「んー、いってらっしゃーい…………あふぅ」








─────────────────────


あずさ「とりあえずタクシーで東京駅に着いたはいいけど………」

あずさ「これからどうしましょう?」




駅員「……………」スタスタ




あずさ「そうだ!あの人に聞いてみましょう」

あずさ「あの~すいません」

駅員「はい、どうしました?」

あずさ「“府中市”ってどうやって行けば良いんですか~?」






駅員(“府中市”……ってどっちのだ?)

駅員「すいません、どちらの“府中市”ですか?」

あずさ(……どっち?何のことかしら?)

あずさ「よくわかりませんけど、結構遠いって書いてありました」

駅員(結構遠いってことは………“広島県府中市”か)

駅員「それなら、まず山陽新幹線に乗って広島で乗り換えてそれから………」

カクカクシカジカ

あずさ「大変ご親切に、ありがとうございます~」

駅員「いえ、それでは良い旅を」




駅員(あれって確かアイドルの………)

駅員(………何しにいくんだろうか?)






すまん、全く関係ない話と勘違いしてた orz
俺のレスは見なかったことにしてくれ




あずさ「えっと………確か新幹線に………」

あずさ「……あった!きっとあれね」


ドアガシマリマース
シマルドアニゴチュウイクダサーイ


あずさ「あら大変!急いでのらなきゃ!」


プシュー
ガタッ


あずさ「ふぅ……なんとか間に合ったわぁ~」

あずさ「さぁ、後は着くまで待ちましょう」







車内アナウンス「この列車は“秋田新幹線”こまち6号、秋田行きです」

車内アナウンス「次は、上野に止まります」





>>69
誤爆ですか?気にしないで下さい



四時間後




あずさ「駅員さんの話だとそろそろ着くはずなんだけど………」




車内アナウンス「間もなく終点、秋田ー」

車内アナウンス「お忘れ物落とし物なさいませんようご注意下さい」






あずさ「………あらぁ~?」








一方事務所では



P「ただいま!」

美希「あっハニー!お帰りなのっ!」ダキッ

P「うわっ!アツいからくっつくな!」

P「それより、あずささん見なかったか?」

律子「さぁ……私も今帰ってきたばかりなので」

律子「あずささんに何か用事ですか?」

P「いや、次のライブの打ち合わせがな」

美希「むー………ハニーったら帰ってきてそうそうあずさのこと気にしちゃって………」

P「はいはい、わるかったわるかった」







P「で、美希は何か知ってるか?」

美希「んー………あずさなら確か『かわいいお店に行く』って言ってたよ」

P「かわいいお店、ってどこのだ?」

美希「えーっと、確か………『ふちゅーし』ってとこにあるって」

P「府中市か、二時間あれば電車で帰って来れるか」

P「なら心配いらな……………」




律子「まずいですよ!!」





すまん………眠気が………
続きは明日書きます

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