あずさ「……ダイエット」貴音「えっ?」 (14)


あずさ「…………」

貴音「……あずさ、そんなに熱心に雑誌を読んで、どうしたのですか?」

あずさ「……貴音ちゃん、私ね、ダイエットしてるの」

貴音「ええ……また、ですか……なぜ学会誌など」

あずさ「……」

貴音「……で、何かあったのですか?」

あずさ「母乳……」

貴音「はっ?」


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あずさ「母乳ダイエット……」

貴音「えっ?」

あずさ「母乳で、ダイエット、ですって」

貴音「……ええぇ……その……あの……」

あずさ「母乳、ダイエット」

貴音「あの、その、あずさ、私、何か聞き間違ったのかもしれません、もう一度、はっきりと言って頂けますか?」

あずさ「母乳で、ダイエットが、出来るんですって」

貴音「あずさ」

あずさ「はい」

貴音「ダイエット、ですよね?」

あずさ「母乳を飲むと、痩せるんですって」

貴音「あずさ」

あずさ「はい」

貴音「詳しく説明して頂けますか?」

あずさ「生まれたばかりのマウスの肝臓の遺伝子を分析、脂肪の燃焼に関わる遺伝子は、脂肪が豊富に含まれる母乳を与えて暫く立つと活発に働くようになったそうよ」

貴音「理屈は……分かりましたが」

あずさ「だから、ね?」

貴音「あ、あずさ、何故にじり寄ってくるのですか」

あずさ「脂肪を燃焼させる効果があるんですって」

貴音「ええ、それは分かりましたが何故私を追い詰めるように近づいてくるのですか。そもそもそれは生まれたばかりのネズミの話で」

あずさ「母乳」

貴音「ええそれは分かりましたが何故私に近づいてくるのですか」

あずさ「うふふふふふふふふふっ」

貴音「待ってくださいそんな笑いを浮かべて近づかれても困ります」

あずさ「た~か~ね~ちゃ~ん」

貴音「め、面妖な……!」

あずさ「うふふふふっ、大人しく母乳を飲ませてくれれば居たい事はしないわよ~」

貴音「そもそもなぜそれを私に求めるのですか!!」

あずさ「さぁもう逃げられないわよぉ」

貴音「だ、誰か!誰か助けてください!!」

小鳥「どうしたの貴音ちゃん?」

貴音「こ、小鳥!お助け下さい、あずさが」

あずさ「実はね、音無さん、母乳にダイエット効果が」

小鳥「……あずささん」

あずさ「はい」


小鳥「つまり、あずささんが母乳ダイエットをするために、私が貴音ちゃんを羽交い絞めにしておけばいいって事ね!」

あずさ「そうです~!」

小鳥「おーけーっ!」ガシッ

貴音「音無小鳥!?」

小鳥「さああずささん、思いっきり吸って揉んで飲んじゃってください!」

貴音「裏切り者!痴れ者!だから今の今まで独り身なのですよ!」

小鳥「あっ、そう言う事言うのね貴音ちゃん、そう言う事は、こうよっ!」キュッ

貴音「あぅっ!」ビクッ

小鳥「うふふふふふっ、どう?1人暮らしで鍛えられた私のマッサージは」クリックリッ

貴音「あっ!やっ、そんなに、つよっ」

小鳥「痛がってる訳じゃないでしょ~、ちょっとずつ気持ち良くなってきたんでしょ~、お姉さんにはお見通しなんだからね~」

貴音「あっ……ふぅ……っ!」

小鳥「うふふふふふふふ、ほらほら、ここか、ここがえんのんか」

貴音「ぁはっ!」

小鳥「んふっふー。そろそろかなー、あずささん、そろそろ良いですよぉ」

あずさ「はぁい……それじゃあ、頂きます~」

貴音「や、やめて……」

ピュッ

貴音「?!」

あずさ「んっ……んっ……」

貴音(そんなはずは……!?)

あずさ「っ……んっ」

貴音「あ、あずさ、そんなに強く吸わなくても」


貴音(ああ、しかし何でしょう。この、私の乳房を吸うあずさの表情が、姿が、なぜこんなにも愛おしいのでしょうか)


貴音「そう、ですか、これが、これが」


貴音「これが、母性……母性なのですね」


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小鳥「うふ……うぇふふふふっ。タマランでこれはぁ。今年の夏コミはこれで決まり」

貴音「小鳥……何をにやけているのです」

小鳥「そりゃあもう貴音ちゃんのぼにゅーをあずささんが」

貴音「ほぅ」

小鳥「はっ!?た、貴音ちゃん!?」

貴音「そのお話、もう少し詳しく聞かせていただけますか……?職務中によい心がけですね」

小鳥「はわわわわわ」

貴音「ふふふふふふ……」

小鳥「ご、ごめんなさぁい!!!!」

貴音「逃しません!」


あずさ「うーん、これもいいのかしらぁ、どうなのかしらねぇ」

真「どうしたんですか?あずささん」

あずさ「この、ライブでダイエットって何かしら、気になるわ~」

真「もう。あずささんは充分痩せてるじゃないですか。それよりも、筋肉ですよ、筋肉!筋肉をつければ代謝も良くなりますし」

あずさ「そうねぇ……そうよねぇ、決めた。真ちゃん、私のトレーニングに付き合って!」

真「良いですよ!どーんと任せておいてください!」

あずさ「それじゃあよろしくね~」

「ぎゃー!」

あずさ「あら?今のは」

真「なんですかね?」

あずさ「誰かの悲鳴だったような」

真「まっさかー」

あずさ「……そうよね、うふふっ」



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