幼女「家出したい」 (11)

男「え?」

幼女「家出したい」

男「な、なんでだ?」

幼女「家が嫌だから」

男「だ、だからその原因は?」

幼女「お兄ちゃん」

男「えっ」

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男「なんでだ?! 俺が何かしたか?」

幼女「……てくる」

男「え?」

幼女「夜な夜なエッチな知識を教えてくる」

男「そ、それは将来のために必要だろう!?」

幼女「い、今は必要ないでしょ」

男「も、もしかしたらするかもしれないだろ? 最近の子は早熟だし」

幼女「誰がするか!!」

男「と、とにかく考え直してくれ!」

幼女「……どうして?」

男「……長い付き合いじゃないか!」

幼女「何十年もじゃないでしょ」

男「俺はお前のことを両親がヤッていたときから知っているんだぞ!」

幼女「そういうのが原因って言ってるでしょ!?」

幼女「とにかくあたし行くから」

男「待て! お前一人じゃ夜の暗い路地で変な男に陵辱されるかもしれないぞ!」

幼女「……りょうじょく?」

男「教えてやろう、陵辱というのはな……」

幼女「もう分かったから言わなくていいよ」

男「なん……だと……」

幼女「第一、家にいた方がそういう危険が大きいでしょ」

男「何!? 誰だ、父か!?」

幼女「お兄ちゃんに決まってるでしょ!」

男「待て! 俺は実行には移さないぞ!」

幼女「信用できるか!」

男「ああ、秘蔵のあう○リフォルダで今は満足できるからな」

幼女「死ね! しかも『今は』かよ!」

男「子供が死ねなんか言っちゃいけません」

幼女「子供にエッチな知識を教えないでください」

男「そうだ!」

幼女「?」

男「俺もついていけばいいじゃないか」

幼女「本末転倒だ!」

男「く、くそう」

幼女「なんでそれでいけると思ったの……」

男「なあ」

幼女「何?」

男「やっぱり考え直そう」

幼女「だから、そんなつもりは……」

男「待ってくれ、俺はお前に危ない目にあってほしくないんだ」

幼女「ど、どうしたの急に……」

男「ああ、俺はお前に傷ついて欲しくないんだ

幼女「お、お兄ちゃん……」

男「俺の大切な妹だからな」

幼女「ちょっと、何言って……」

男「だから、傷ついて欲しくない」

幼女「…………」

男「……お前の体に、な」

幼女「ふざけんな!! 死ね!!!」

幼女「もう愛想がついた。絶対に出て行くから」

男「待て、これだけは言わせてくれ」

幼女「何?」

男「俺、お前のことが好きだったんだ」

幼女「えっ……」

男「……お前の体が、な」

幼女「クソ! 分かってたのに! クソ!」

男「物を投げないでくれ……」

男(くそう、どうする……)

男(少し前までは恥じらいがあって従順だったのに……)

男(そ、そうか! エッチなのが嫌だからそんなこと言い出したのか)

男(…………)

男(閃いた)

男「幼女ッ!」ガバッ

幼女「えっ、何おにいちゃ……いや! やめて! 離れて!」

ー一週間後ー

幼女「んひぃぃ゛い゛!! えっちすぎな゛の゛ぉ゛ぉ゛おお゛!!」ビクンビクン

男「計画通り」


おわり

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