雪乃「あと３分で授業が始まると思うのだけれど こんな所で何をしてるのかしら？」

結衣「あっ！ゆきのん会長！こんにちは！」

雪乃「こんにちは」

八幡「こ、こんにちは」
(綺麗な人だなぁ…）

結衣「ハッシー！何で顔赤くなってんの？」ギロ

雪乃「早く戻りなさい。さもないとチェックリストに入れるわよ？」

結衣「ゆきのん会長！今週の土曜日暇ですか？良かったらまた遊びませんか？」

雪乃「嫌よ 貴方たちと遊んでも楽しくないもの」

結衣「その割に合いの手ノリノリだったじゃないですか！」

雪乃「あ、あれはたまたまよ」

結衣「じゃあまたあとでメールしますね！いくよ！ハッシー」

八幡「結衣ちゃん、手引っ張らないでよ！」

戸部「比企谷～放課後屋上で待ってんかんな？ちくったり逃げたりしたらどうなるか分かってるでしょー？」

八幡「わ、分かったよ…」

～放課後～

戸部「つーか購買部に売ってなかったらコンビニに買いに行くのが常識でしょ～」ドカッ

八幡「うっ！」

戸部「ボクシング部のエースの俺のアッパー喰らいたい？」

八幡「ご、ごめんなさい、勘弁してください」

戸部「でも今日海老名さんに相手して貰えなくてイライラしてっから顔面行っちゃおうかなぁ～？」

葉山「可哀想だろう戸部、これ以上酷い顔にしたら」

戸部「そういう事言う 兄貴もマジでエグイわ～」

雪乃「その辺にしておきなさい」

戸部「誰？」

雪乃「生徒会長の雪ノ下雪乃よ」

戸部「あぁあの美人会長さん？良かったら俺たちに付き合わない？」

雪乃「ごめんなさい。貴方たちは男として以前に人間として見られないわ」

戸部「あのさ、女だからって俺、容赦しねぇよ？」

雪乃「そう、空手と柔道と合気道を極めてる私と闘うつもりかしら？」

戸部「そんなハッタリちっとも怖くないわぁ～」

葉山「戸部、やめておけ お前でも勝てないぞ この人には」