ウルトラマンベリアル「アイドルをプロデュースする」 (641)

※ウルトラマンとデレマスのコラボです

※基本ベースはデレマスのアニメ、1クール目が基準となります

※ギャグ9割、シリアス1割の予定です

※アニメに出てるのに、デビューしてなかったりしますので、その辺は目をつむってください。お願いします。

※一部キャラ崩壊注意です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437402968


アイドルマスター! 言わずと知れた、地球で大人気のゲームである。

今日も多くのプロデューサー達が、アイドルを導く。主に課金の力で

そんな地球の娯楽が、遙か彼方の銀河でも流行っていた!

あまりにも流行り過ぎて凶悪犯罪が減少し、宇宙警備隊の仕事が大きく減少するほど。

とはいえ、地球の娯楽のグッズは宇宙では超貴重品。それをめぐる犯罪が起きていた。




>>光の国

ゾフィー「む……。また、この手の事件か」

ウルトラマン「この地球の娯楽に関する事件、最近多いな」

ウルトラセブン「だが、何処かの星が破壊された、侵略されたなんて報告よりはよっぽどいい」

ゾフィー「違いないな。どれ、私が行こう」

マン「幾らなんでも、ゾフィーが行くことはないだろ」

セブン「その間に、ビートスター事件、ハイパーゼットン、ウルトラマン誘拐のエタルガーなど、凶悪な事件が起きるかもしれない」

ゾフィー「話を聞いて、解決できるようならすぐにして戻ってくるさ」

ウルトラの父「その事件なら、エースに行ってもらった」

ゾフィー「大隊長」

ウルトラの父「ゾフィー、マン、セブン。君達には別にやってもらいたい任務がある」

ゾフィー「我々が、ですか?」

マン「言っている傍から、か」

セブン「危険な任務になりそうだな……」


>>とある宇宙 ウルトラマンベリアルのお家

氷結のグロッケン「はぁはぁ……へ、陛下~!」

極悪のヴィラニアス「グロッケンが帰ってきた!」

地獄のジャタール「ど、どうだった!?」

炎上のデスローグ「フー……」

魔導のスライ「グロッケン、陛下に報告しなさい」

グロッケン「手に入れましたよ! アイドルマスターシンデレラガールズの限定ブルーレイ!」

ウルトラマンベリアル「よくやった!! ……勿論、正規に購入したんだろうな?」

グロッケン「勿論です! アイドル達が嫌がるような真似はしてません!」

スライ「早速、視聴しましょう!」

ヴィラニアス「吾輩はお茶を準備します! タイラントも手伝ってくれ!」

暴君怪獣タイラント「ぎゃー(手のない奴に頼むなよ……。手伝うけど)」


キャラクター紹介

ウルトラマンベリアル
みんな大好きベリアル陛下。光の国唯一の、暗黒の戦士。元からウルトラの父クラスの戦士だった為、
闇に染まった現在はその実力はたった一人で光の国を壊滅させるほど。最近、声が若返った。

魔導のスライ(メフィラス星人)
ベリアルの部下、ダークネスファイブのリーダー。中間管理職で、苦労している。
結構強い。

氷結のグロッケン(グローザ星系人)
氷の身体を持つ、チンピラ風の若い部下。炎の戦士グレンファイヤーをライバル視してるが、互いの性格上ただのチンピラ同士の喧嘩になる。

炎上のデスローグ(デスレ星系人)
炎を操る寡黙な戦士。何故か喋らないので、影が薄い。>>1もたまに忘れる。

極悪のヴィラニアス(テンペラー星人)
強い奴だけが仲間の信念を持ち、タイラントと組んで極暴タッグを組んでいる。ゼロにセンスを疑われるが、結構強い。
ツッコミが的確過ぎて、実は善い人説がある。

暴君怪獣タイラント
ヴィラニアスの相棒。タロウの戦った怪獣の別個体。
ウルトラマンゼロの攻撃を受け、ジャンボット&ジャンナインの攻撃を受けても生きてるあたり、普通より強い個体っぽい。

以上五人(一匹)が、ダークネスファイブである。


……視聴中

スライ「美波さん、美しい……」

ヴィラニアス「卯月、何て素敵な笑顔なんだ……」

グロッケン「杏ちゃんを養ってあげたいぃぃぃ~~~!!」

デスローグ「フゴ~~~!!(智恵理ちゃん、守ってあげたい)」

ジャタール「うひょぉぉぉぉぉ!! みくニャンもかな子ちゃんも可愛いぃぃぃ~~~!!」

ベリアル「タイラント、お前はどいつが良いんだ?」

タイラント「アナスタシアちゃんが良いです!」

ヴィラニアス「っ!? おま、しゃべ……えっ!?」

ジャタール「おい、ヴィラニアス! うるさいぞ!」


……視聴終了

ベリアル「グロッケン! 今回の働き、見事だったぞ」

グロッケン「へ、陛下! ありがとうございます!!」


ウルトラマンベリアル……。光の国で唯一、悪に染まった戦士。

だが、彼が悪に染まったのは幾つかの事情があった。

一つ、元から強行的な性格で、悪の素質があったこと。

もう一つは、レイブラッド星人によって無理矢理、悪に変貌させられたことである。

邪悪の限りを尽くしたベリアルだが、ウルトラマンゼロとの戦いで、心に違和感を抱いていた。

それが、アイドルマスターに嵌るスキを作ってしまった! 多分


スライ「陛下、次は限定フィギュアを手に入れるべきではないかと」

ヴィラニアス「貴様、また抜け駆けを!」

ジャタール「そ、それより陛下! 次はCDを」

ワイワイ ガヤガヤ

ベリアル「お前ら、馬鹿か?」

一同「っ!?」

ベリアル「所詮は、これは二次元だ。本物じゃねぇ」

一同「そ、それは……」

ベリアル「そんなんじゃねぇ。俺達は、何処の宇宙人共もやったことがない方法でいくぞ」

スライ「失礼ですが、陛下。それは、どのような……。まさか、声優さん達に……」

ベリアル「お前ら、俺について来い」

一同「はっ!」

グロッケン「陛下、ゼロに負けてから変わったよな……」

ヴィラニアス「ああ、まるで、超闘士激伝のメフィラス星人並だ」

デスローグ「フゴー」

ジャタール「こう言っては何だが、陛下が邪悪に染まったのはレイブラッド星人が原因だ。何か、ゼロとの戦いで思う所があったのかも……」

スライ「そんなことより、陛下の後に続きますよ! 我々は例え、陛下がどんな道を行こうとも、ついて行くと決めたのですから」

一同「おう!」


キャラクター紹介 オマケ

地獄のジャタール(ヒッポリト星人)
触れた相手をブロンズ像にする能力を持ち、更には変身能力まで持つ。強力な能力の持ち主だがゼロに瞬殺された。
その後、色々あって生き返ったが、ベリアル以外の仲間からは忘れられていた可哀想な奴。


>>マイティベース(ウルトラマンゼロの基地)

ウルトラマンゼロ「最近、平和だな……」

グレンファイヤー「お前がエタルガーとかいう奴を追って、勝手にいなくなったこと以外はな」

ミラーナイト「とはいえ、まだまだベリアルの作っていたレギオノイドの生産工場は破壊しきれていません」

ジャンボット「このアナザースペース全土を支配するほどの物量だったからな。気は抜けないぞ」

ピグモン「ピグ、ピグ!」

ジャンナイン「ご飯が欲しいのか?」

グレン「ピグモンって何食うんだ?」

ジャンナイン「生肉」

グレン「マジデ!?」

ジャンボット「変な嘘はよせ! 食べやすくした野菜を与えている」

グレン「あ~びっくりした」


ビービービー

ゼロ「っ! 敵襲か!?」

ジャンボット「この反応は……ベリアル、だと!?」

ミラーナイト「なっ! 何ですって!」

ジャンナイン「ダメだ。早すぎて迎撃が間に合わない!」

ベリアル「くくく、元気そうじゃねぇか。ゼロ」

ゼロ「てめぇ……! 直接乗り込んでくるとは、いい度胸じゃねぇか」

グロッケン「お、おい。スライ、どうなってんだよ!」

スライ「わ、私に言われても困ります」

ヴィラニアス「幾らなんでも、こいつらと戦うのは時期尚早ではないか?」

ジャタール「ゼロ恐いゼロ恐いゼロ怖い……」

デスローグ「ふごー(しっかりして!)」

タイラント「ギャー(いや~、誰だってびびるっしょ)」

グレン「……なんか、後ろの連中が滅茶苦茶挙動不審なんだが」

ミラーナイト「どうやら、ベリアルの気まぐれで、予定外の行動に出たようですね」


ベリアル「ん? おい、ケンはどうした?」

ゼロ「ケン? 大隊長の事か。大隊長は光の国にいるに決まってんだろうが! やっぱり、頭のネジを怪獣墓場に置き忘れてきたみたいだな!」ビシィッ

ウルトラの父「む、待たせてしまったか」

ゼロ「ぶっ!! 大隊長!? それに、親父!? ウルトラマンに、ゾフィー隊長まで」

ゾフィー「ベリアル!? ウルトラの父、これは、一体……」

マン「い、一体、どういうことなんだ?」

セブン「わからんが、構えろ!」

グロッケン「どうすんだよ、スライ! 幾ら陛下でも、宇宙警備隊のトップ5を相手にすんのは無茶だろ!?」

スライ「で、ですから、私に言われても!」

ジャタール「ゼロ怖いゼロ怖いゼロ怖いゼロ怖い……」

ヴィラニアス「くっ。こ、こうなれば、我輩が時間を稼ぐ! その隙に、陛下を連れて!」

デスローグ「フー(幾らヴィラニアスでも、相手が悪すぎますよ!)」

タイラント(ていうか、マジでヴィラニアスって善い奴だよな)


ベリアル「おせぇぞ、ケン」

ウルトラの父「すまない、ベリアル。ゼロよ。そして、ゼロの仲間達。どうか、拳を治めて欲しい」

ゼロ「だ、だけど!」

ベリアル「ちっ。ぐたぐたとうるさい小僧だぜ。ケン、先に例の物を寄越せ」

ウルトラの父「わかった。では、これを」

ジャンナイン「光の国の、契約書か?」

ミラーナイト「内容は……」

ジャンボット「『私、ウルトラマンベリアルは今後一切の悪事を働きません。間接的にでも光の国の妨げとなる行動も行わない』……!?」

グレンファイヤー「な、なんだって~~~~~!??!??!?!?!?!?!」

スライ「へ、陛下!? 一体、どのようなおつもりで」

ベリアル「お前らは黙ってろ」

ゼロ「しかもこいつは、キングの爺さんの力を感じる。これにウルトラサインを刻めば、契約外のことはできない……」

ベリアル「ほらよ、こいつでいいか」

グロッケン「た、躊躇いなくそれにサインを……!??」


ゾフィー「ま、まさか、ウルトラの父! あなたは、ベリアルの説得に成功したと言うのですか!?」

マン「信じられん……」

セブン「一体、どうやって」

ウルトラの父「かつての友を信じたいが、少々不安だったのでな。君を連れてきたわけだ」

ゼロ「し、信じられねぇ……。ウルトラの父、あんたはこいつを許すって言うのか!」

ウルトラの父「確かに、ベリアルは数え切れぬほどの罪を犯した。だが、彼は気付いてくれたのだ。自分の、過ちに」

ベリアル「おっと、そうだ。おい、ケン。先に渡しておくぞ」 ササ

ウルトラの父「ああ、受け取るよ」 ササ

スライ(あっるぇ~? 今のって、保存用に買っておいた、アイマス限定グッズ?)

ヴィラニアス(ま、まさか……)

グロッケン(ウルトラの父は……)

ジャタール(アイマスにはまって、そこから陛下と!?)

タイラント(あの国、やべぇな)

デスローグ(けど、ウルトラの父ってそういうのに嵌る人じゃないような……)


ゼロ「……うそぉん」(呆然)

セブン「お、落着けゼロ!」

スライ(ゼロの眼から光が消えかかってる……。まぁ、無理もないですが)

ウルトラの父「さて、ゼロ。君に頼みがある」

ゼロ「お、俺にですか?」

ウルトラマン(復活早いな)

ウルトラの父「そうだ。君の……その、ノアイージスの力を、ベリアルに貸してほしい」

ベリアル「俺様が指定する宇宙に連れて行け。正確な座標を調べるのは、骨が折れる」

スライ「ま、まさか、陛下! ゼロの力で……!?」

グロッケン「アイドルマスターの世界の地球に!???」

ヴィラニアス「な、生のアイドル達を……!?(ゴクリ)」

デスローグ「フ、フゴー」

ジャタール「ブヒィィィィィ!!」

ダークネスファイブ「一生ついて行きます! 陛下!」

ゼロ「はぁぁぁぁぁ!?? 何で俺が、テメーの言う事を聞いてやんなきゃならないんだ!」

ウルトラの父「ゼロ、そこを頼む」

タイラント(そこで命令しないのが、ウルトラマンだな)


ベリアル「ゼロ、お前の言い分ももっともだ」

ゼロ「あ? な、何だよ急に」

ベリアル「だがなぁ、俺も見つけたんだよ。守るべきものとやらをな……」

ゼロ「な、何だと?」

タイラント(陛下、格好良く言ってるけど滅茶苦茶情けないって……)

ベリアル「それに、恐らくだが、俺達が行こうとしている地球にも危機が迫っているぞ」

ゼロ「っ!? どういうことだ!?」

ベリアル「今、俺達が行こうとしている地球を目指している者は多いはずだ。事前に、潜入して調べておくのも悪い手じゃないはずだぜ?」

ウルトラの父「ゼロ、頼む。その地球に住まう、人々の太陽となる者達を救ってくれないか?」

ゼロ「少々納得はいかないが……そういうことなら、行くしかねぇか」

ベリアル「ああ、そうだ。ほれ、こいつをくれてやる」スッ

ジャンボット「これは……レギオノイドの生産工場の地図!?」

ジャンナイン「未だに、我々が発見しきれてない場所もあるな」

グレンファイヤー「ま、マジかよ。あのベリアルが……」

ベリアル「そいつは、お前らの好きにしろ」


ウルトラの父「では、ゾフィー、ウルトラマン、セブン。君達はウルティメイトフォースゼロと共に、レギオノイド工場を確認してくれ」

ゾフィー「わかりました」

セブン「やれやれ、ゼロの穴埋めをさせられるとはな」

マン「はは、そう言うな。ベリアルとの敵対関係が終わらせられるのであれば、悪い話ではないさ」

ウルトラの父「ゼロ、君はベリアルと共にその地球に赴き、様子を探ってくるんだ」

ゼロ「少々気はのらねぇが、わかったぜ!」

グロッケン「ゼロ先輩、おなしゃーっす!!!」 土下座

ゼロ「お、おぅ。わかったぜ……(何でこいつら、こんなに喜んでるんだ?)」

ベリアル「スライ、例の物は?」

スライ「はい、陛下。ここに。なるほど……この時の為の物だったのですね」

ゼロ「じゃあ、行くぜ! イージス!」

   時空移動

ウルトラの父「頼んだぞ」

ゾフィー(……しかし、ウルトラの父はどうやってベリアルを?)

グレンファイヤー(あの小包、何?)

マン(そういえば、最近ウルトラの母が地球のゲームに嵌っていたが……)

セブン(まさか、それと関係があるのか?)


>>アイドルマスターの地球(宇宙空間)

ゼロ「ここが、お前の言う地球か」

ベリアル「ほぅさすがだな。俺の思考を読み取り、自動で届けてくれるとは」

ゼロ「日本を中心に、凄いプラスのエネルギーを感じるな……。名づけるならシャイニングアースといった所か」

グロッケン「ああ、早く行こうぜ!」

スライ「ゼロ、あなたには本当に! 感謝していますよ!!」

ヴィラニアス「生アイドル、生アイドル……」

ジャタール「み、みくちゃんとかな子ちゃん(ハァハァ)。い、いや、リーナちゃんも……」

デスローグ「フ、フゴォォォ~~~」

ゼロ「こいつら、マジでどうしたんだ?」

ベリアル「お前も見れば、理解できるはずだ」

ゼロ「お、おぅ。そうか(とりあえず、適当に合わせておくか)」


>>日本

ゼロ「さてと、今回は……俺が人間だったらな感じの、モロボシ・シンの姿で行くか」

インテリサラリーマン「それ、宮野真守でしょ」

ゼロ「うぉ!? ……お前、スライか」

スライ(人間体)「ええ。とあるルートで、質量もいじれるホログラム装置を入手していまして」

ゼロ「さっき言ってた例の物ってのは、それのことか」

チンピラ風の若者「俺達は身体のサイズは変えれるけど」

ヤクザ寄りの強面の男性「人間には化けれんからな」

寡黙そうな青年「フゴー(これなら、触られた時も、人間に思われるはずです)」

ゼロ「グロッケンに、ヴィラニアス、デスローグか」

オタク風の青年「うひょひょひょひょ。お前らはそんなこともできないのか。俺様は元から変身できるがなぁ!」

ゼロ「ジャタール、何故よりによってそんな姿を……」

柴犬「ワン!」

ゼロ「……タイラント!??? お前、柴犬でいいのか!?」

タイラント「可愛いじゃん。柴犬」

ゼロ「えっ? おま、しゃべれ……えっ!??」

ベリアル「お前ら、遊んでる場合じゃねぇぞ」


スライ「そう言えば、陛下は元はウルトラ戦士」

グロッケン「しかも第一世代のウルトラマンだから」

ヴィラニアス「元は人間。つまり」

デスローグ「フゴー(今化けているのは陛下が人間だった頃の姿)」

ジャタール「どんなお姿か、楽しみだな」

金髪碧眼の美青年「お前ら、さっさと準備をしろ」

ダークネスファイブ「ぶふぅっ!!」

ゼロ「嘘をつくなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ベリアル「うるせぇな。急に大声を出すんじゃねぇ」

ゼロ「出すに決まってんだろ! 何だお前、その姿は! お前の部下だってビビってんだろ!?」

ベリアル「うるせぇ奴だな……。俺が人間だった頃の姿に決まってんだろうが」

ゼロ「だから嘘だろ!」

ベリアル「何でこんなつまらねぇことで嘘をつくんだ。こう見えても俺はな、当時はモテモテだったんだぞ?」

スライ「そ、そのお姿ならそうでしょうね……」

ベリアル「……ま、お目当ての女は俺になびかないかったがな」

グロッケン「へ、陛下、それは……」


ベリアル「だから、遊んでる場合じゃねぇぞ。スライ、急いで現在地と、この地球の状況を確認しろ」

スライ「はっ。お待ちください」

   スライ、お仕事中

スライ「この地球は、アイドルマスターシンデレラガールズのアニメを中心とした世界のようです」

ヴィラニアス「アニメ組の我々としても、ありがたいな」

ジャタール「見た限り、まだ他の宇宙人は来ていないようですな」

スライ「ええ、それといった事件は起きていないようです」

ゼロ「その、アイドルマスターってのはなんなんだ?」

グロッケン「お前、しらねぇのかよ!? それでも地球大好きなウルトラ戦士かよ!」

ゼロ「俺が地球に行く時はお前らみたいな碌でもない奴を追ってる時くらいだ!」

ジャタール「いいか! アイドルマスターとはな」

グロッケン、ジャタールの熱い説明中

グロッケン「わかったか!」

ゼロ「なるほど。しかし、あのベリアルがそれに嵌るって言うのもおかしな話だと思うが……」

ジャタール「それはまぁ、正直、我々でも信じられないとは思っているんだが……」

グロッケン「最初はジャタールが手に入れたのをいつの間にかみんなで見て、嵌ってったからな」

スライ(まさか陛下は……いや、そんなわけは)


ベリアル「お前ら、喜べ! 丁度、13話のサマーアイドルフェスが始まる前の時間だ」

ダークネスファイブ「ひゃっほぉぉぉぉぉ!!」

ゼロ「俺も行くのか、それ……」

ベリアル「当たり前だ。後、お前は服をマシなのにしろ。アナザースペースの格好なんざ、微妙過ぎるぞ」

>ベリアル、ストライプ紐ネクタイのお洒落紳士姿

ゼロ「……ベリアルに服装チェックされた」ズーン

>ゼロ、惑星アヌーのオサレ姿

スライ「ま、まぁまぁ。ここは私が払いますから」

ゼロ「お前らお金持ってるのか?」

スライ「陛下に言われ、プラズマギャラクシーで稼いだものを、あなた方宇宙警備隊公認の業者に依頼して、日本のお金に換金しています」

ゼロ「ベリアル、準備良すぎだろ……」


>>サマーアイドルフェス会場

ゼロ「中々にぎわってるじゃねぇか。みんな、活気に、プラスのエネルギーが満ち溢れてる」

スライ「しかし……美波さんの試練も見なければいけないわけですか……」

ヴィラニアス「まぁまぁ。ここはアーニャと蘭子のタッグを満喫しようではないか」

スライ「そうですね。アーニャさんの星のような美しさも、堪能しましょう」

グロッケン「俺、杏ちゃんに指輪を……」

ベリアル「デスローグ、グロッケンを見張っとけ」

デスローグ「ふごー」

グロッケン「じょ、冗談ですよ!」サッ

ジャタール「今隠した物は見ないでおいてやる……」

ベリアル「アニメの中では急な雷雨になっていたからな。傘の準備をしろ」

グロッケン「な、なぁ、陛下。俺達で天気を変えることは」

ベリアル「ダメだ。でなきゃ、シンデレラの試練が無くなっちまう」

スライ「陛下、そこまで彼女達のことを……!」

ゼロ「俺の知ってるベリアルじゃない」

タイラント(柴犬)「大丈夫。俺の知ってる陛下でもないから」

ヴィラニアス(タイラントっていつから喋れるように……)


>>サマーライブ、開始

スライ「あ、あぁぁぁ! か、楓さん!」

グロッケン「うひょぉぉぉ! ゆっこちゃん可愛いぃぃぃ!!!」

ヴィラニアス「美嘉姉ぇ……。あぁ、何て素晴らしい光景なんだ……」

デスローグ「フゴー(幸子ちゃん……)」

ジャタール「そろそろ、来るぞ!」

ゼロ「……これが、お前の言う守るべきものなのか?」

ベリアル「さぁな、どうだろうな。お前はあの娘っ子どもが気に入らないか?」

ゼロ「んなわきゃねーだろ。みんな……キラキラ、精一杯輝いている」

ベリアル「ふっ……。なら、大人しく見てろ。お前らもだ。何があっても、大人しく見てるんだぞ」

ダークネスファイブ「はっ!!」

その後、ダークネスファイブ達は雷雨にも怯むことなく、メンバーを応援し続けた。


武内P「よほど、みなさんのファンなのでしょうね。あの方々は」

千川ちひろ「ふふ、みんな喜んでくれますね」


>>サマーライブ終了

スタッフ「この後は、握手会となりま~す」

ダークネスファイブ「ガタッ!」

ゼロ「お前ら、マジで落ち着け」

ベリアル「よし、行くぞ。お前ら」



島村卯月「応援、ありがとうございます!」

ヴィラニアス「あぁぁぁぁ! す、素敵な笑顔が生で見られるなんて……」

卯月「そ、そんな大げさですよ!テレテレ」

本田未央(うわぁ~、プロデューサーより強面かも)

渋谷凛(な、泣くほど喜んでる……)

スライ「その、差し出がましいようですが、体調は大丈夫でしょうか?」

新田美波「っ! は、はい。みなさんが応援してくれたお陰です!」

アナスタシア「美波……皆さんの為、とても、頑張りました」

神崎蘭子「我が友は、闇よりの力を得て、暗き空を羽ばたかん(皆さんのおかげです!)」

ゼロ「あの子、何を言ってるんだ?」

ベリアル「お前がそれを言うのか……?」


デスローグ「…………っ!!!」

緒方智恵理「あ、ありがとうございます(私にも、こんな熱心なファンの人が……!)」

三村かな子(凄い、一心不乱に智恵理ちゃんの手を握ってる)

柴タイラント「ワン!」

かな子「あ、可愛い~。あなたも、応援してくれたんだね」

タイラント(柴)「ワンワン!(ペロペロしてもセーフだよね?)」

グロッケン「あ、杏ちゃん! よければ、これを」

双葉杏「ありがとうございま~す(営業スマイル)」

ゼロ「おい、渡しちゃダメだろ」

ジャタール「うひょぉぉぉ!! みくちゃんにリーナちゃんに会えるなんて、生きててよかったぁぁぁ!」

前川みく「ありがとうにゃ~!(ここまで見事なオタクファッションだと逆に凄いニャ)」

多田李衣菜「お、大袈裟ですよ~(凄い。狙ってやってるとしか思えない)」


城ヶ崎莉嘉「わ、凄いイケメンのお兄さんだ!」

赤城みりあ「お兄さんもありがとう! 私達のライブ、どうだった?」

諸星きらり「うゆ、きらりよりおっきいにぃ~!」

ゼロ(スライが190㎝以上に設定した方がいいと言っていたのは、こういうことか)

ゼロ「俺はその、こいつらの付き添いできたんだ……。だから、俺は君達を知らなかった」

ゼロ「正直、今でもまだ顔と名前が一致していない。だけど……君達は、凄く、輝いていた」

凸レーション「えへへ~」

ベリアル「ああ、娘っ子ども。よかったぜ」

卯月「っ!?」

未央(す、すごい美形……)

凛(この人、同業者かな……?)

ベリアル「よし、お前ら! 撤収するぞ」

ダークネスファイブ「はい!!」

シンデレラ(統率力が凄い!)



>>会場周辺

スライ「素晴らしいライブでした……」

グロッケン「あぁ! も、もう死んでもいい」

ヴィラニアス「馬鹿者! こんな素晴らしい体験をさせて下さった陛下の為に、我々は働かねばならん!」

デスローグ「フゴー」

ジャタール「そうだ! これからも彼女達のイベントに参加しつつ、良からぬことを企んでいる者を警戒せねば」

タイラント(ま、陛下が睨みを利かしてると知れば大抵の奴は逃げ出すだろ)

ゼロ「……納得はできないが、彼女達の輝きが、こいつらも照らしてるってことか」

ベリアル「お前ら、この程度で満足なのか?」

ダークネスファイブ「っ!?」


ベリアル「俺は満足してねぇ」

スライ「ま、まさか、陛下……。更なるプランをお持ちだと言うのですか?」

ベリアル「そうだ。俺が……俺達が、アイドルをプロデュースする!!」

ダークネスファイブ「な、なんだってぇぇぇぇぇ!????」

ゼロ(こいつ、マジで何言ってんだ?)

ベリアル「さっきスライに調べさせたが、この世界はゲームのアイドル達がまだ出揃ってはいない」

スライ「そ、そうか! つまり、まだデビューしていないと!」

ベリアル「そうだ。そんな奴らを見つけ、俺達がプロデュースする!」

グロッケン「へ、陛下! 一生ついて行くぜ!!!」

ヴィラニアス「当たり前だ! 我輩達の陛下だぞ!!」

ベリアル「例え、見たことのない奴だったとしても、どうだ? もし、そいつに才能があれば」

スライ「プロデュースすると仰るのですか?」

ベリアル「全ての宇宙は、綿密にはつながっている。俺達が見出したアイドルが、新たなるゲームのアイドルになる可能性もある」

デスローグ「っ!?????????」

グロッケン「す、すげぇよ。陛下、あんたって人は!」

ゼロ(やべぇ、ついていけない)


スライ「なるほど。我々の手でアイドルをプロデュースしつつ、業界に情報網を作り、敵対宇宙人をけん制する」

ヴィラニアス「更に見つけたアイドルは保護するおつもりなのですな!」

ジャタール「か、完璧すぎる……! さすが、陛下だ!!」

ゼロ「おい、お前ら。落ち着け。お前ら、そんなキャラじゃなかっただろ?」

柴タイラント「いや、ウルトラマン列伝の時から割とこんなんだったろ」

ゼロ「うん、言われてみればそうだったわ」

ベリアル「まずは、俺達の城を築きに行くぞ!」

ダークネスファイブ「はっ!!」

ゼロ「お、おい! 俺はどうすりゃ……」

ベリアル「おっと、そうだった。お前には、やってもらいたいことがある」

ゼロ「は、はぁ?」



>>数日後、346プロダクション

武内P「今日から共に働くことになった」

ゼロ「諸星シンだ」

みりあ「あ~、ライブに来てたお兄さんだ!」

莉嘉「イケメンのお兄ちゃんだ!」

きらり「うゆ? きらりと同じ苗字?」

ちひろ「この間のフェスを機に、みなさんも一気に知名度が上がったから」

部長「これから忙しくなるからね。武内くんのサポートをやってもらう人が欲しくてね」

武内P「最終的には、諸星シンさんには、メンバーの内の半分をお任せする予定になっています」

凛「じゃあ、プロデューサーはもう」

武内P「いえ、これから忙しくなることが予想されます。別々の場所でのライブになった場合など」

未央「あ、そういうことね」

ゼロ「何故こんなことになってしまったんだ……」


>>数日前

ゼロ「アイドルの護衛?」

ベリアル「そうだ。貴様はこの世界のアイドルの存在を今一、理解していない」

スライ「実際、彼女達を狙う宇宙人が現れる可能性は高いですね」

ベリアル「そこで、だ。お前は彼女達の護衛を兼ねて、あいつらの凄さを見てこい」

ゼロ「何でお前に偉そうに言われなきゃいけねぇんだよ!?」

グロッケン「何だよ! 杏ちゃんがダメだって言うのかよ!」

ゼロ「そうじゃねぇよ!!」

スライ「まぁまぁ。先ほど調べた内容ですが、丁度いいタイミングで、346プロはプロデューサーを募集するようです」

ジャタール「お前のこの地球での身分は偽造しておいたから、それを使うといい」

ゼロ「ぎ、偽造だと!?」

ヴィラニアス「まぁまぁ。必要悪と言う奴だ」

デスローグ「フゴー(頼みますね)」


>>現在に戻る

ゼロ「正直、ベリアルに言われてってのが気に入らねぇが……ま、やってみるか」

ゼロ「ようし! よろしく頼むぜ!! 体力や力には自信があるから、遠慮なく言ってくれ!」

未央「ようし! じゃあ、未央ちゃんの為にジュースを頼むぜ~。新人プロデューサーくん!」

ゼロ「それは自分でやれ」 チョップ

未央「はぅ! うぅ~、ノリがいいけど厳しいな~」

卯月「未央ちゃんってば」

アハハハハ

武内P「では、諸星さんは」

きらり「うゆ? きらりだけ何かあるに?」

武内P「あ、いえ。諸星プロデューサー補佐のことです」

かな子「同じ名字だから、ややこしいですね」

ちひろ「きらりちゃんのことは、名前で呼ぶしかないですね」

みりあ「あ~、ずるい~! なら、みりあも!」

莉嘉「あ~、あたしも~!」

ゼロ「へぇ、先輩は随分な人気ものなんだな」

武内P「みなさん、面白がってるだけです」

ゼロ「はは、そうかもな。それで、まずは何をすれば?」

部長「そうだね、みんなと一緒に行動してみようか。まずは、彼女達を知らなきゃ」

武内P「その後で、私の仕事を手伝ってもらいます」

ゼロ「わかったぜ」


>>ベリアルサイド

スライ「手頃な物件も見つかりましたね」

グロッケン「陛下が住むにはちょっと狭い気もするけどな~」

ヴィラニアス「とはいえ、まだアイドルが一人もいないんだ。仕方あるまい」

ジャタール「それでも、765プロの二倍はあるけどな……」

ベリアル「スライご苦労だった。では、これよりアイドルをスカウトする!!」

ダークネスファイブ「はっ!!!」

スライ「して、陛下。方法は? まずは、募集でもかけましょうか」

ベリアル「いや、最初だからな。下手な真似はできん。まずは、俺達が知っている奴らを探し、スカウトするとしよう」

グロッケン「ようし! 張り切っていくぜ!」

スライ「文香さんなど、是非ともスカウトしたいですね」

ジャタール「いや、のあニャンも捨てがたい」

ヴィラニアス「拓海なんかもいいなぁ!」

デスローグ「フゴー(飛鳥ちゃんがいいです)」

タイラント「飛鳥は分かり辛かったけど、もうデビューしてるぞ」

デスローグ「なん……だと……!?」

グロッケン「デスローグがしゃべった!?」

ベリアル「まぁ、こっちにはタイラント犬がいるから匂いでどうにかなるだろ」

タイラント「っ!?」


スライ「陛下、編成はどのように? 各自、バラバラに探されるのですか?」

ベリアル「俺様の城を揃えたとはいえ、まだ事務所は不完全だ。グロッケン、デスローグ! それからジャタールは事務所を万全にしろ!!」

グロッケン・デスローグ・ジャタール「はっ!(ふごー)」

ベリアル「スライ、ヴィラニアス、タイラントは俺様と一緒に来い!」

スライ・ヴィラニアス・タイラント「はっ!(ワン!)」

スライ「僭越ながら陛下、進言させていただいてもよろしいでしょうか?」

ベリアル「許す」

スライ「はっ。先ほども私が言った鷺沢文香、塩見周子のような家族の店を手伝っている者が探しやすいかと」

ベリアル「なるほど。一理あるな。スライ、お前の意見は覚えておこう」

スライ「ありがとうございます!(文香さんが来てくれると嬉しいですね……)」

グロッケン「スライの野郎、上手くやりやがったな……」

ヴィラニアス「それなら陛下。先ほど我輩が言った向井拓海ですが、彼女も所在地が分かりやすそうですぞ」

ベリアル「ほぅ?」

ヴィラニアス「彼女は神奈川県出身で、しかも暴走族と思しき少女」

ベリアル「なるほど。ちょっと粋がってるガキどもを見ていけば見つかりそうだな。よし、そこから行くぞ」 テレポート パッ

グロッケン「陛下が消えた! テレポートか!」

ジャタール「さすが、元はウルトラ一族……」


>>神奈川県 某所

ベリアル「よし、ついたぜ」

スライ「陛下、ありがとうございます。ここが、神奈川県ですか」

ヴィラニアス「潮の香りという奴ですな」

スライ「丁度、時刻的にも暴走族の子たちが活動しやすそうな時間帯ですね」

ワーワー ガヤガヤ ギャーギャー

スライ「ん? 随分と騒がしいですね。お祭り、という奴でしょうか?」

ベリアル「いや、最初っから大当たりをひいたようだぜ」


向井拓海「テメーら、卑怯だぞ!」

少女「た、拓海……あたいのことはいいから!」

不良少年1「へへ、こいつがどうなってもいいのかぁ~?」

不良少年2「大人しく言うことおきいてもらおうかぁ」

不良少年3「そうだな。まずは、服でも脱いでもらおうか! ひゃはははは!」


ヴィラニアス「……うわ、サイテー」

スライ「あなた、本当に極悪宇宙人テンペラー星人か信じがたいですよ」

ヴィラニアス「いや、あれはないだろ」

スライ「まあ、私も最低だと思いますけど」

タイラント「自分より強い女に、あの作戦はないわ~」

ベリアル「弱者が強者に噛みつく手段にしちゃ、つまらねぇ見世物だ。どれ、さっさとスカウトしちまうか」

スライ「あ、ちょっと、陛下」

ヴィラニアス「陛下がどのようなスカウトをするのか、気になるな」


ベリアル「おい」 アタマガシ

不良少年3「へ?」

ベリアル「邪魔だ」 ポイー

不良少年3「うぎゃぁぁぁぁぁ!????」

拓海「……は?」

不良少年1「ななな、なんだテメーは!?」

不良少年2「に、人間を簡単に投げ飛ばしやがった!」

ベリアル「今の俺は寛大だ。もう一度だけ言うぞ、邪魔だ。うせろ」

スライ「へ、陛下があんな人間達に……。なんて寛大な処置だ!」

ヴィラニアス「あ、ああ。普段なら問答無用で消し飛ばすのに!」

不良少年1「こ、こっちには人質がいるんだぞ!?」 木刀グィ

少女「ひっ」

ベリアル「あぁん?」 木刀、ポキ

不良少年1「                             」

拓海「……木刀って、折れるもんか?」

ベリアル「おい、スライ、ヴィラニアス。死なない程度に痛めつけてやれ」

スライ・ヴィラニアス「ははあ!」

不良少年1「ひっ! な、何だあいつ。ヤクザか!?」

タイラン犬(そういや、ヴィラニアスの人間顔は武内P以上の強面だった)

不良少年2「や、やべぇよぉ……」

柴ラント「おっと、逃がさねぇぞ」

不良少年1「・・…え? 犬、しゃべ……え!?」

拓海「……水戸黄門?」


不良少年達「も、もぉ、らめぇ……」

ベリアル「ケン達の野郎は何でこんなくだらん生き物を目にかけるやら」

スライ「陛下もお気づきでしょう? 中には、強大な可能性を秘めた者がいると」

ベリアル「ふん。スライ、お前に一本取られたようだな」

スライ「勿体なきお言葉」

ヴィラニアス「ほれ、大丈夫か」

少女「ああ、あり、ありがとうございます(や、ヤクザ? 売られ、海に沈められ……)」 ガクガクブルブル

ヴィラニアス(そんなに怖いかな……)

拓海「あ、あんたら、助かったぜ……(顔、こえぇぇぇ……)」

タイラント(虚勢貼ってる拓海、可愛い~)

ベリアル「自己紹介をしてないな。俺は、こういう者だ」 名刺 スゥ

拓海「あぁ? ご、ご丁寧にどうも……。何々、芸能プロダクション ベリアル銀河帝国 社長兼プロデューサー ベリアル……。社長!? 芸能だぁ!?」

ベリアル「テメーにはアイドルの才能がある! どうだ、俺と一緒にアイドルやらねぇか?」

スライ「やだ、勧誘が男らしい」

ヴィラニアス「さすが、陛下だ」


拓海「だ、だけど、アタシがアイドルなんて……そ、そんなチャラチャラしたのは(こ、こいつがアイドルかなんかじゃねぇのかよ……///)」

少女「拓海凄いよ! アイドルだよ! やりなって!」

スライ「最初はレッスンなどが多めですが、所属して下さる以上はお給料もお出ししますよ」

ヴィラニアス「必要なら、都内に住む場所も用意するが、どうだろう? 後、我輩はヤクザじゃないからな!」

拓海「お、おぅ、わかってるぜ(違うのか)」

タイラント(普通の芸能界ってヤクザだと思うけど)

ベリアル(ここはアイマスの世界だ。普通の千倍は、クリーンだ)

タイラント(っ!? 俺の頭の中に直接)

ベリアル「……お前の噂は聞いてるぜ、向井拓海」

拓海「っ!? アタシの名前を」

ベリアル「ハッキリ言っちまえば、そっちの女とお前じゃ、アイドルとしての才能は段違いだ」

スライ「すみません、陛下が暴言を」

少女「い、いえ、お気になさらず……(拓海の胸には敵わないし)」

ベリアル「お前はこんなところで平凡に生きる玉じゃねぇ。天上天下、狙えるぜ。……俺と一緒に、来い!!」

拓海「……っ!! わ、わかった。助けられた恩もある。アタシは恩を返さないような女じゃねぇ!!」

ベリアル「決まりだな。スライ、契約書とその他諸々の説明をしとけ」

スライ「はっ!!」

ベリアル「お前が我がベリアル銀河帝国事務所の、記念すべきアイドル第一号だ!!」

拓海「ま、マジかよ。……上等だ! アタシがアンタ達を引っ張ってってやるぜ!!」

ベリアル「その意気だ!」

ヴィラニアス(拓海のおっぱい、生で見るとヤバいな。)

スライ(本人は嫌がるでしょうが、セクシー路線で攻めるのが手っ取り早そうですね)

>> ベリアル銀河帝国事務所

ベリアル「というわけで、記念すべき第一号アイドルだ!!」

ダークネスファイブ「ひゃっほぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

拓海「向井拓海だ! よ、よろしく頼むぜ!」

ベリアル「事務所内も……ほぅ、立派になったな」

グロッケン「抜かりはないっすよ!」

デスローグ「フゴー!(頑張りました!)」

ジャタール「キュート、パッション、クールに合わせたインテリアを用意してあります」

ベリアル「グロッケン、デスローグ、ジャタール! よくやった!!」

三人組「ありがたき幸せ!!」

拓海「社長のカリスマはすげぇな……」

ベリアル「基本的にはプロデューサーと呼べ。社長じゃ、外で仕事をする時は相手が委縮する」

拓海「お、おぅ。わかった(充分萎縮するっつーの)」

スライ「しかし、陛下。今回はうまくいきましたが」

ベリアル「ああ、上出来すぎだ。次からはもっと苦戦するだろうな」

ヴィラニアス「我々の足でも、一日に一人見つかればいい方ですな」


ベリアル「スライ、講師の手配は?」

スライ「はっ。実力があり、フリーの者に依頼しています」

ベリアル「よし、ヴィラニアス。スライと一緒に、拓海の適性を見極めろ」

ヴィラニアス「ははっ!」

拓海(すげぇ統率力。……アタシは、ガキだったんだな)

タイラント(いやだって、18歳でしょ)

拓海(こいつ、脳内に直接!?)

ベリアル「ジャタールは事務所のホームページを作れ。グロッケンは拓海でもできる仕事をネットから探せ。デスローグは、周辺の全ての状況確認だ」

三人「ははぁ!」

タイラント(デスローグが何気にキツイ)

拓海「……プロデューサーは、すげぇな」

ベリアル「お前にもこれから、しっかり働いてもらうぞ」

拓海「……ああ、任せな! アンタの力になってやるぜ、陛下さんよ?」

ベリアル「プロデューサーと呼べ」

ベリアル「これからだ。俺様達の快進撃は、これからだ!」

ダークネスファイブ「はっ!」


本日はここまで


奈緒ちゃんは出ますか?


再会します。

>>47
今のとこ、出番はないです・・・

>>ニュージェネレーション

ゼロ「というわけで、みんなと一緒に行動させてもらうぜ」

凛「今日はレッスンだから、別に面白いことは無いと思うけど……」

ゼロ「そんなことないぜ。皆の頑張り、輝きを増す瞬間を目撃できる」

未央「プロデューサー、意外と詩人だね~」

卯月「私の実力、見せちゃいます!」

………

トレーナー「卯月は少し遅い! 凛は早過ぎ! 未央はターンが遅れてる!」

ゼロ「思ったより辛口だな」

トレーナー「じゃあ、少し休憩したらもう一度やってみよう」

ニュージェネ「は~い」

ゼロ「……卯月」

卯月「はい! なんでしょう!」

ゼロ「ふっ、その笑顔、良いな」

卯月「はい! 笑顔だけは、誰にも負けません!」

ゼロ「それでだな。俺が思うに、さっきの所はここをこうした方がいいと思う」

ホップステップジャンプ

卯月「……え」

凛「……諸星プロデューサー補佐、もう一回やってもらっても良い?」

ゼロ「ん? だから、ここをこうして、こう。あ、凛はこうで、未央はこの方がいいと思うぜ」

卯月「……私……私!」

凛「プロデューサーはなんでプロデューサーやろうと思ったの……?」

未央「ダメだ……。アイドルやれる自信が……」

ゼロ「え? 何で!?」

トレーナー(三人よりも……それどころか、私よりも優れてるとは言えない……)


>> キャンディアイランド

きらり「杏ちゃ~ん? どこ~?」

杏(ふふん、今日こそは見つかるものか! 杏はずっと、寝てるんだ)

ゼロ「杏ちゃん、み~っけ」ガシッ

杏「うわぁ!?」

智恵理「諸星プロデューサーさん、すごいです!」

かな子「杏ちゃんの居場所を、すぐに見つけちゃうなんて!」

杏「は、放せぇ! だ、ダメだ。ビクともしない……」

ゼロ「お前なぁ、仲間に迷惑かけてサボんのはダメだろ」

杏「うっ……。わ、わかったよぉ。ちゃんと、レッスンするよ」

ゼロ「ああ、それがいい。仲間は、かけがえのないものだからな」

智恵理「諸星プロデューサーさんにも、大切な方が……?」

ゼロ「ああ。智恵理にとってのかな子や、杏のような。いや、このシンデレラプロジェクトのメンバーのような、大事な仲間がいる」

かな子「そうなんですか! 今度、お菓子を食べながら聞かせてくださいね」

ゼロ「はは、かな子はお菓子が好きだな。その分、レッスンと仕事で消費しなきゃダメだぜ?」

かな子「あぅ、気を付けます」

杏「……今の内に」

ゼロ「逃がさねーよ」ガシッ

杏「こっちを見ずにっ!? な、何故だ~」

きらり「シンちゃん、すご~い!」

>>ラブライカ

ゼロ「美波は勉強か」

美波「はい。大学のレポート提出が迫ってて……」

ゼロ「アイドルに、大学の授業に、運動まで。すごい努力家だな」

美波「そ、そんなことないですよ」テレテレ

ゼロ「俺も運動は得意な方だから、そのラクロスって奴を今度教えてくれよな!」

美波「はい。ぜひ!」

ゼロ「勉強の方は……すまん。俺はこの星の国語や法律は、ちょっとわからねぇな。数学や理系なら少しは分かるが」

アーニャ「諸星補佐、ズヴェズダに詳しいんですか?」

ゼロ「アナスタシアが読んでいるのは、星の本か。星が好きなのか」

アーニャ「ダー。パパが好きで、教えてもらいました」

ゼロ「宇宙に関してだったら、何でも聞いてくれ! 滅茶苦茶詳しいぜ」

アーニャ「諸星プロデューサーはどの星が、好きですか?」

ゼロ「M87星雲にある星かな。丁度、あのあたりだ」

アーニャ「すみません、私には、見えないです」

ゼロ「この地球の空は曇ってるからな……。あそこは、なんつーか、俺の故郷の星なんだ」

美波「故郷の星? プロデューサーさんの故郷から、良く見えたってことですか?」

ゼロ「ま、そんなところだ。アーニャの持ってる本だと……ここは、意外と岩だらけだったな。こっちは、見る分にはいいが、ガスが渦巻いてて結構危ない。こっちは」

アーニャ「クロムタ! 見たことがあるんですか?」

美波「諸星Pさんったら、冗談が好きですね。けど、本当に見てきたみたい」

ゼロ「そうだな。いつかは……みんなにも見せて上げられればいいんだがな」


>>アスタリスク

みく「もう! なんでリーナちゃんは!」

李衣菜「はぁ? みくこそ何でいつも」

智恵理「ま、また始まっちゃった……」

ゼロ「お前ら、落ち着けって」

みく「今度こそ解散ニャ!」

李衣菜「解散だ!」

ゼロ「……フルムーンウェーブ」

みく「はにゃ~ん……。何だか、穏やかな気持ちに~」

李衣菜「はぅぅ~……。なってきたぁ~」

ゼロ「もう一回、話し合ってみろ。頭ごなしに否定したって、仕方がないだろ?」

みく「わかったのニャ。李衣菜ちゃん、ごめんにゃ」

李衣菜「こっちこそ、ごめんね」

未央「も、猛獣使い現る……!」

凛「諸星補佐からは、アロマでも出てるの?」


>>凸レーション

みりあ「すご~い!」 腕ぶら下がり中

莉嘉「シンくん、力持ち~!」 腕ぶら下がり中

ゼロ「みりあと莉嘉が軽すぎなんだよ」

みりあ「ねぇねぇ! シンさんはどれくらい力持ちなの?」

ゼロ「ふっ。そうだな……。これくらいだ」 お姫様抱っこ

きらり「にょ、にょわわわわわ///」

莉嘉「凄い! きらりちゃんを軽々!」

ゼロ「まだまだ! この状態で、俺の腕にしがみ付いても良いぜ?」

みりあ「えぇ! さすがにムリだよ~」

ゼロ「余裕だ! 来い!」

莉嘉「じゃあ、行っちゃうからね! えい!」

みりあ「すご~い、ビクともしない!」

きらり「は、初めてお姫様抱っこされちゃったにぃ……///」

ちひろ「きょ、脅威的ですね……」

武内P「……(諸星……きらりさんを抱っこが、限界か)」

卯月「諸星プロデューサー、凄いです!」

未央「すっごい筋力……」

ゼロ「この状態で乗っかってくれても構わないぜ?」

凛「いや、さすがにムリでしょ……」

……

きらり「シンちゃん、すご~い! 全然、揺れてないよ~!」

ゼロ「ふっ。俺のビックバンは止められないぜ」

凛(蘭子と同じタイプの人なんだ)

ちひろ「凄い! ニュージェネレーションを乗せても大丈夫! どこかの倉庫みたいですね」

武内P「むしろ、みなさんが上手く乗り過ぎです……」

部長「こういうゲーム、あったねぇ……」


>>闇に飲まれた話

蘭子「闇に飲まれよ!(お疲れさまでした!)」

ゼロ「……蘭子、それは止めた方がいい」

美波「あ……、違うんです! 諸星Pさん! 蘭子ちゃんは別にそういう意味で」

ゼロ「俺も闇に飲まれたことはあるが……あれは、苦しいものだ」

美波「っ!????」

蘭子「諸星Pが闇に……?」

ゼロ「ああ。二度も勝ったことのある相手だからと、油断していた俺が悪いんだが」

蘭子「あの、どんな状態に……」

アーニャ「チェムノター、闇に、飲まれる。とても、気になります」

美波(蘭子ちゃんの喋り方が素になってる……)

ゼロ「俺は意識だけを残され、身体の自由は奪われた……。そして、俺は次々に自分の仲間を」

蘭子「……!」ゴクリ

みりあ「シンさん、凄い! 今、そんなお話考えたの?」

ゼロ「え? ……お、おぅ! 即興にしては凝ってただろ!? ははははは!」

美波(その割には何というか、凄味が……)


>>346プロ 食堂

武内P「いかがですか? シンデレラプロジェクトのメンバーは」

ゼロ「ああ、みんなすごい輝いてるな! 懸命にやろうっていう気が、伝わってくる。一名を除いて」

武内P「はい、みなさんとても頑張ってくださっています。一名を除いて」

ゼロ「みんなとはこれからも、理解を含めていくとして、俺は先輩の何を手伝えば?」

武内P「企画の提案、進行は基本的には私が行います。ですが、意見があればどんどん言っていただきたいと思います」

ゼロ「わかった」

武内P「諸星補佐のメインの仕事は、アイドルの現場への同行をお願いしたいと思います」

ゼロ「アイドルとして、仕事をしてるからと言って、彼女達はまだ十代だからな……。どっちかというと、ボディーガード寄りか」

武内P「その側面もあります。補佐と言う名目で来ていただいたのに、申し訳ありません……」

ゼロ「気にしないでくれ。俺の得意分野だ」

武内P「ありがとうございます。みなさんからも、諸星補佐は頼りになると、お言葉を頂いています」



卯月「とっても頼りになります! 私の笑顔、褒めてくれました! ……なんでプロデューサーなのか、ちょっとわからないですけど」

凛「いい人だと、思う。明るいし、面白いし。ちょっと、子供っぽいのかもしれないけど。……なんでプロデューサーなのか、わからないけど」

未央「ノリがいいよね~。こっちに合わせてくれてさ! 私は好きだよ。……なんでプロデューサーなのか、わからないけどさ」

美波「普段は明るくて、面白みのある人ですけど、実は真面目なん人だと思います。お話を聞いてくれる時、いつも、真剣な眼をしています」

アーニャ「とても、よくしていただいています。ズヴェズダの話し、面白いです」

杏「杏は苦手だなぁ……。杏にだけは、厳しすぎるよ。何処に隠れても、絶対に見つけられるし」

かな子「杏ちゃんをすぐに捕まえてくれるので、凄く助かります! 今度、一緒にお菓子を食べる約束をしました」

智恵理「杏ちゃんを見つけてくれるので、とても助かります。私がご迷惑をかけそうになっても、すぐにフォローしてくれます……」

みく「諸星Pちゃんといると、何故かリーナちゃんといつも以上に仲良くできるにゃ」

李衣菜「たまに、不安になるけど……。プロデューサーから変な薬物、出てないですよね?」 ※出てます

みりあ「シンさん、みりあと一杯お話してくれるの! それに一杯遊んでくれるんだよ!」

莉嘉「凄く優しくて、イケメンだし! アタシも、彼氏にするならああいう人が良いな!」

きらり「シンちゃんは~、すっご~く力持ちなんだよ! きらりのことも、いっぱいお世話してくれるんだに☆」

蘭子「彼のもの、我と相対する光の者なり。光ある時、闇もまた目覚めん(諸星補佐とはもっとお話ししてみたいです!)」


武内P「一名、否定的な意見もありますが」

ゼロ「ああ、重要ではないな。もっと厳しくしておこう」

武内P「助かります」

ゼロ「レオとの特訓を参考にすればいいか」


杏「っ!?」ゾク

きらり「杏ちゃん、どうしたんだに?」

杏「い、今、恐ろしい感覚が……」


武内P「また、もう一名、よくわからない意見もありますが。恐らく、否定的な意見ではないかと」 蘭子辞典ペラペラ

ゼロ「宇宙共通語……? いや、とにかく、もっと話してみようと思う」

武内P「お願いします。では、本日は私の行う仕事内容を一通りご説明いたします」

ゼロ「ああ、よろしく頼むぜ!」


>>ベリアル銀河帝国事務所

ジャタール「よくよく考えたら、ゼロの奴、物凄く美味しいポジションじゃないか!」

グロッケン「何をいまさら……。しょうがねーだろ」

デスローグ「フゴォ~(ウルトラ戦士である彼の方が、我々より何かと便利でしょうしね)」

グロッケン「そんなことより、俺達は事務所の整理に、拓海ちゃんの為の仕事探し」

デスローグ「フゴ~(この地球の為に、陛下の為に、働きましょう。あ、では流行調査に行ってきます)」

ジャタール「そうだな……。俺も、ホームページ作りは今日中に終わらせたいからな」


>>ベリアル スカウト組

ベリアル「さすがに、見つからねぇな……」

スライ「やはり、拓海さんが大当たり過ぎただけのようですね」

ヴィラニアス「しかし、地球は暑いですな」

スライ「この時期の日本は夏ですからね。長野はまだ、涼しい方だと思いますよ」

ベリアル「長野県の古本屋を当たれば文香は簡単に見つかるとおもったが、上手くいかねぇな」

タイラント「文香の匂いっていうか、アイドルの匂いとかわからないですしね」

スライ「当然ながら他のアイドルにも遭遇しませんし」

ヴィラニアス「もしかしたら、スカウト方法を見直すべきかもしれませんな」

スライ「……ん? 見直す? ……まさか!」

ベリアル「どうした? スライ?」

スライ「や、やっぱり。陛下、申し訳ありません!!! 文香さんは出身地こそ長野ですが、ゲームでは愛媛エリアで登場しています!」

ベリアル「何だと?」

ヴィラニアス「つまり、出身地=現在いる場所ではないと言う事か!」

スライ「その可能性が高いです。も、申し訳ございません! 陛下の覇道の妨げに……」

ベリアル「構わん。ゲームに関しては、宇宙まで電波が届かない関係で参加できないからな。はやめに気付いただけ、良しとするぞ」

スライ「も、勿体なきお言葉!!!」


タイラント「陛下、お腹減った~。光線食べたい」

ヴィラニアス「光線は我慢しろ。一先ず、休憩いたしましょう。駅前のような人通りの多い場所なら、我々の知らないアイドル候補がいるかもしれません」

ベリアル「腹も減ったし、そうするか」


スライ「地球の食べ物と言うのは意外と美味しいですよね」 ズズズ゙

ヴィラニアス「正直、馬鹿にしてた自分が馬鹿だと思う」 ズズズズ

ベリアル「このらーめんという奴、気に入った! デスローグに、周辺のらーめん屋も調査させておくか」

タイラント「ジャンナインのビームよりうめぇwwwwww」

ベリアル「よし、次はあのくれーぷって奴を喰うぞ」

市民A(エリートリーマンに、ヤクザに、アイドルに、いぬ……? 犬!?)

市民B(犬ってラーメン食べるの!?)



スライ「ほぅ。この濃厚な甘みの中に、フルーツの爽やかな甘みに僅かな酸味……」

ヴィラニアス「これは美味い! もう一個食べれてしまいますな」

タイラント「ゼロの光線よりうめぇwwwwww」

ベリアル「ほぅ、中々じゃねぇか。おい、店員、釣りはいらねぇぞ」 一万円札

店員「えっ! う、受け取れませんよ!」

スライ「まぁまぁ。お気になさらずに」


スライ「さて、休憩も致しましたし、陛下、いかがいたしましょうか?」

ベリアル「そうだな。せっかくだ、このまま長野県でアイドルを探してみるか」

???「ん~、お兄さん……不思議な匂い」

ヴィラニアス「ん、お主は……!???」

ベリアル「ほぅ? 俺様がどんな匂いだ?」

女子高生(?)「ん~、すっごい危険な香り……けど、ちょっと優しい匂いかも」ダキ

スライ「へ、陛下! 彼女は……」

ベリアル「わかってる。お前、面白い奴だな。どうだ、俺様と一緒にアイドルやらねぇか?」 名刺スゥ

一ノ瀬志希「アイドル? 社長さん! すごいかもー♪ おもしろそーだね! やる!」

ヴィラニアス「決断早っ!!」

ベリアル「そ、そうか。スライ、契約書とその他諸々を説明してやれ」

スライ「はっ!」

タイラント「志希の出没エリアは長野県。大当たりだな」



志希「ん~、社長の匂いは癖になるねー。名前の通り、悪魔みたいな匂い」

ベリアル「悪魔?」

志希「おやおや、知らないの~? ベリアルって、すっごい悪魔の名前だよ」

ベリアル「ほぅ……。なら、対価を支払えば、願いは叶えてやろう」

志希「良い匂い……これは、社長を嗅いでればいっか。面白いこと、用意してくれたらいいよー」

ベリアル「約束しよう。後、俺のことはプロデューサーと呼べ」

志希「は~い、プロデューサー」

スライ「陛下にしか、扱えなさそうな子ですね」

ヴィラニアス「ああ、だがこれは……陛下の素晴らしい戦力となる。何より、我輩達も潤う」

>>62
あなた様はもしやこの神が遣わしたが如きSSをお書きになった作者様でございますでしょうか?↓
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1436105582


???「きゃっ」

スライ「おや、女性がつまずきましたね」

ヴィラニアス「荷物の……書籍もバラバラだ」

ベリアル「ちっ。ほれ、大丈夫か」

???「あ、ありがとうございます」

ベリアル「お前らも、手伝え」

スライ・ヴィラニアス「御意」

志希「はいはーい。手伝っちゃうよー」

鷺沢文香「すみません……。ありがとうございます……」

スライ・ヴィラニアス・タイラント「っ!????」

ヴィラニアス「す、スライ! どういうことだ!?」

スライ「わ、わかりません! もしかしたら、実家に帰っている途中とか……」

文香「本まで拾っていただき……ありがとうございます……」

ベリアル「ほぅ、本が好きなのか」

文香「はい……」


ベリアル「本で得た知識は、知識・記録でしかねぇ。記録ではない世界を、体験して見てみるつもりはねぇか」名刺ス

文香「芸能事務所の……社長さん……!?」

ベリアル「俺と一緒に来い!」

文香「え、えっと、あの……」

スライ(断っても逃がさないんですね、わかります)

ベリアル「本の中の止まった世界じゃねぇ。俺がお前の時間を好きなだけ動かしてやる」

文香「……私の、時間」

ベリアル「そうだ。そして、今度はお前が物語を作れ。アイドルとしてな」

文香「……私が、物語を……」

ヴィラニアス「イケメンの陛下が言うと、何でも様になってしまう……」

志希「あたしがいる傍から浮気されちゃった~。けど、美味しそうな子だから許す!」

文香「おいし、え……?」 サー

スライ「志希さん、ちょっと黙ってましょうか」

志希「はーい」


>> 後日、ベリアル銀河帝国事務所

ベリアル「喜べ、お前ら。記念すべき、第二、、第三アイドルだ」

ダークネスファイブ「ひゃっほぉぉぉぉぉぉ~~~~~!!!」

志希「にゃっはっは! よろしくー(う~ん、面白そうな匂いばっかり! プロデューサーには、負けるけどね)」

文香「よ、よろしくお願いします(何だか……、色々な人がいます。本みたい……)」

ベリアル「三人もいれば、本格的に始動できるな、グロッケン、拓海の仕事はどうだ?」

グロッケン「任せてくださいよ! ただ……」

ジャタール「やはり我々は新規参入の事務所なので……いい仕事がなくて」

デスローグ「フゴー(周辺調査をしたんですが、それらしい仕事もないです。美味しいラーメン屋さんは一杯ありました!)」

ベリアル「ラーメン屋の件はご苦労。後で回るとしよう」

ベリアル「しかし……地球人の奴らは俺様を誰だと思ってる」

文香(地球人……?)

志希(今まで嗅いだことのない匂い……。まさか、ねぇ……)



拓海「ぐだぐだ言ってんじゃねぇ! プロデューサー、アンタが持ってきた仕事なら、アタシは何でもやる!」

ジャタール「グラビアでも?」

拓海「ぐ、ぐら……」

グロッケン「チャラチャラした服を着る仕事でも?」

拓海「う……。や、やってやろうじゃねぇか!!」

デスローグ「フゴー(拓海ちゃん、あまり安請け合いはしない方が)」

拓海「アタシに二言はねえ!」

タイラント(デスローグの言葉、わかるんだ……)

ベリアル「拓海、その言葉を信じるぜ! スライ、デスローグ! まずはその会社に行って話を聞いてやるとするぞ」

スライ・デスローグ「はっ!!」

グロッケン・ジャタール「俺達はまた留守番か……」

ヴィラニアス「仕方あるまい。今回は、地球人との仕事のやり取りだ。第一印象なら、あの二人の方がいい」

ベリアル「グロッケン! お前は文香と志希のレッスンを見て、二人の能力をある程度見極めろ」

グロッケン「っ! は、はい!」

ベリアル「ジャタール! お前はアイドルのプロフィールを作れ!」

ジャタール「うひょ~!! お任せあれ!」

ベリアル「ヴィラニアス! お前は俺の代理を任せる! タイラントと共に、スカウトを続行せよ! 遠出はしなくていい、近隣でスカウトと流行などの調査も行え」

ヴィラニアス「わ、我輩が陛下の代理……!? お、お任せ下さい!!」

タイラント「ワン!(よかったな、ヴィラニアス)」



文香「……陛下? って、強引だけど……」

志希「みんなの扱い、うまいねー。カリスマ?」

グロッケン「当たり前だ! なんたって、俺達の陛下だからな!」

志希「社長って、なんで陛下って呼ばれてるのー?」

ジャタール「陛下だからな!」

文香「それは……答えでは……」

拓海「ま、気にする事でもねぇ。プロデューサーは、アタシを助けてくれた。なら、今度はアタシが助ける」

文香「……そう、強引。けど……」

志希「着いて行きたくなっちゃう、危険な匂いかも」



ベリアル銀河帝国事務所は、徐々にだが力をつけていった!


拓海「うぅ~、な、なんだよ、この服は……羊かよ……」

ベリアル「ほぅ、美人って奴はいいな。何を着ても似合う」

拓海「うっ。ぐぐ、ま、任せろよ……(うぅ、恥ずかしぃ……。けど、褒められた……///)」

スタッフ(ここの社長さん、この人が一番アイドルっぽい……)


取引先からは全員

「この人がアイドルじゃないのかよ!?」というツッコミを受けながらも、

確実に前進していった!


>>346プロ

美嘉「やっほ~★」

莉嘉「あ、お姉ちゃん!」

みりあ「美嘉お姉ちゃん!」

美嘉「みんな、おひさ~。みりあちゃんは相変わらずかわいいね~。ふひひ。新しいプロデューサーさんが来たって言うから、見に来ちゃった」

莉嘉「シンくん! 紹介するね。私のお姉ちゃんの」

美嘉「城ケ崎美嘉です。よろしく~」

ゼロ「莉嘉の姉ちゃんか! 俺はゼ……諸星シンだよろしく頼むぜ!」

きらり(ゼ?)

美嘉「きらりちゃんと同じ名字なんだ!(莉嘉が言った通り、イケメンさんだね。あと、力も凄いとか)」

ゼロ「ややこしいからな。遠慮なく、シンって呼んでくれ」

美嘉「オッケ~。シンプロデューサー、莉嘉の事、よろしくね?」

ゼロ「任せとけ!」

ガチャ

美波「諸星Pさん、そろそろ」

ゼロ「おっと、そうだった。じゃあ、行ってくるぜ!」

莉嘉「いってらっしゃ~い!」

みりあ「がんばってね~」

美嘉「今日は何かあるの?」

きらり「今日はぁ、ラブライカと蘭子ちゃんの合同ライブなんだにぃ!」


>>ライブステージ

ゼロ「ふぅ、無事に終わったか。プロデューサーってのも、結構忙しいんだな」

美波「ふふ、諸星Pさん、いつもありがとうございます」

蘭子「魔翌力は満ち、汝の身体は魔界に馴染んだであろう(お仕事、大分慣れましたね!)」

アーニャ「ええっと、お仕事、慣れましたねと、言っています。一緒に、成長していきましょう」

ゼロ「俺は何もしてないぜ。みんなが、優秀だからな」

蘭子「我が闇の力、汝よって解放されん!(そんなことないですよ!)」

ゼロ「はは、相変わらずよくわかんねぇーが、何となく伝わるぜ!」

美波(私もいつの間にか、わかるようになってたなあ……)

スタッフ「あ、すみませ~ん。ちょっといいですか?」

ゼロ「おう、今行くぜ」

美波「私達も帰りの準備を」

男A「いたぞ!」

アーニャ「え? んんっ!?? み、美波!」

蘭子「ん~! ん~! ん~!」

美波「アーニャちゃん! 蘭子ちゃん!」

男B「急げ、車に詰めろ!」


男C「お前も来い!」

美波「は、放してください!!」

ゼロ「っ!? お前ら、何をしてる!!」

男A「ちっ。二人いれば十分だ!」

ゼロ「待て!」

スタッフ「た、大変だ!」

美波「あ、アーニャちゃんと、蘭子ちゃんが! ぷ、プロデューサー! どうすれば……」

ゼロ「美波、落ち着くんだ!」

美波「二人が車で、も、もう追いつけないですよ!?」

美波「ど、どうやって、どうやって助ければ……アーニャちゃん、蘭子ちゃん!」

ゼロ「美波、落ち着け!」

美波「どうやって落ち着けって言うんですか!!!?」

ゼロ「……(地球人同士のトラブルだが……)」

美波「……ごめんなさい。プロデューサに八つ当たりして。私があの時、もっと……」

ゼロ「この程度のこと、問題ないぜ。俺が二人を助ける」

美波「え、どうやって……(なんで、こんなに自信満々なの? 見てるこっちまで、安心しちゃう……)」

ゼロ「……こうやって、だ!(俺は、この子達のプロデューサー補佐だ!)」

美波(プロデューサーさんのブレスレットから、メガネ……?)

美波(何だろう? このメガネ、どこかで見たことがある……。そう、弟が見てたウルトラマンで似たようなのが)

ゼロ「デュワ」 ドゥゥゥゥン シャキン、シャキン

美波「え……? ウソ……。う、ウルトラマン? ほ、本物?」

ゼロ「そうだ。俺は光の国のウルトラ戦士、ウルトラマンゼロだ」

美波「諸星プロデューサーさん……なんですか?」

ゼロ「ああ。ちょっと訳があってこっちの世界に来ててな……。美波、俺を、ウルトラマンを信じてくれ」

美波「……はい(小梅ちゃんが言った通り、人間ではなかった……)」

>>65

96.3  97.3  98.3   99.3  00.3  01.3  02.3  03.3  04.3  05.3  06.3  07.3  08.3  09.3  10.3  11.3  12.3  13.3  14.3  15.3 決算期/億円
*69  146  147  152  *84  *60  *94  *48  *31  *59  *39  *36   *57  *43  *31  *27  *18  *20  *32  *26  ウルトラマン

この没落っぷりから見ても
財団B「ギンガくん、売り上げ悪いねぇ」 ウルトラマンギンガ「すみません・・・」
の方がタイトルにふさわしいよな?
ドライブの方が時代遅れのウルトラマン()なんかより何倍も売り上げ高いだろwwwwwwwww
ウルトラマン()なんか2ちゃんのみならず、ツイッターやらまとめブログやらどこでも馬鹿にされてんじゃん
「新しいウルトラマン、ださ(笑)X(笑)」「ウルトラマンコスモスは下ネタ」というかんじでな
ウルトラマンの没落ぶりが受け入れられないからって人気者のドライブに八つ当たりするなよウルトラ厨www

>>少し前

白坂小梅「……ねぇ」

アーニャ「小梅、どうしましたか?」

小梅「あの新しいプロデューサーさん……人、間?」

美波「えっと、どういうこと?」

小梅「悪い人じゃないと思うけど……人間じゃない、気がする……」

アーニャ「幽霊、ですか?」

小梅「それも違うけど……ご、ごめんなさい。忘れてほしいかも……」


>>倉庫街

アーニャ「ん~、ん~!」

蘭子「むぅ~! むぅ~!」

男A「やったぞ! まさか、こんなにうまくいくとはな!」

男B「新田美波を連れてこれなかったのは残念だが……」

男C「充分だろ! 単品でも、価値がある!」

アーニャ(美波……)

蘭子(た、助けて、プロデューサー!)

男A「おい、俺達だけで楽しんじまうのもありなんじゃねぇのか?」

男B「ゴク。そ、そうだな、一回くらい……」

アーニャ「ん~~~!??(ら、蘭子だけでも!)

蘭子「んー、んー、んー!(アーニャちゃんだけは!)」

ガシャァァァン!

男達「っ!?」

ゼロ「そこまでだ!」

美波「アーニャちゃん! 蘭子ちゃん!」

男A「な、な、ど、どうやってここが」

男B「お、おい、それより! あいつ……」ヒソヒソ

男C「げぇ! ウルトラマン! しかも、噂のセブンの息子! この時空にはいなかったんじゃないのかよ!?」ヒソヒソ

アーニャ(ウルトラマン? 日本の、ヒーロー、ですよね?)


ゼロ「ふん!!」

男達「ぐぎゃぁぁぁ!」

蘭子(す、すごい! 一瞬で移動して、一瞬で三人を!)

美波「二人とも、大丈夫?」

アーニャ「ぷはっ! は、はい。い、イタズラ、される前でした///」

蘭子「こ、怖ったよぉ……」

ゼロ「よし、二人の安全は確保できたな。宇宙警備法では、銀河連邦に加盟していない星の原住民への攻撃は禁止されているが」

ゼロ「この場合、攻撃できる立派な理由があるぜ! ……テメーら、地球人だからって容赦はしねぇぞ!!」

男A「や、ヤバい! 殺されちまう!」

男B「こうなったら」

マグマ星人「ヤケクソだ!」

ゼロ「っ!? お前ら……マグマ星人だったのか! ……じゃあ、手加減はいらないな」

マグマ星人ズ「……あ」


三十秒後

マグマ星人A「ホント、すみませんでした」 正座中

マグマ星人B「出来心だったんです」 正座中

マグマ星人C「だから、命だけは勘弁してください」 正座中

ゼロ「お前ら、本当に強い奴は強いけど、弱い奴は弱いのな」

マグマA「他の星を征服に行くような奴と、比べないでくださいよ!」

マグマB「L77星とか、地球に侵攻した奴が、特別すぎるんですって」

ゼロ「プラズマギャラクシーのマグナは、もっと強くて熱い奴だったんだがな……」

マグマC「だから、一緒にしないでくれ!」

ゼロ「とりあえず、土下座な」

マグマズ「はい」

マグマA「アーニャちゃんと蘭子ちゃんを捕まえて」

マグマB「サインを大量に書いてもらって」

マグマC「売りさばこうとしてすみませんでした!」

美波・アーニャ・蘭子「……え?」

ゼロ「え?」

マグマズ「え?」

実際の売り上げはドライブ>ウルトラマン(笑)でしょ
今ではウルトラマン列伝の視聴率は0%台(笑)
>>65のSSでもライダー叩きが半端ないし現実を受け入れられないバカばっかなんだろうね、ウルトラ厨

オワコンウルトラマンとかどうでもいいから
とっとと切り捨てて欲しいわ


ゼロ「おい、お前ら、どういうことだ。さっさと白状しなきゃ……」 シャキーン

マグマA「親父さん譲りのスラッガーはやめて! 話すから!」

マグマB「知ってるかもしれませんけど、この地球のアイドルは俺達の宇宙で大人気なんですよ!」

マグマC「俺達もようやく、座標を見つけて……。だから、サインをゲットして一儲けしようと思って」

蘭子「さ、さっき、たた、楽しむって……///」

マグマA「俺達もファンだから……」

マグマB「その、一曲歌ってもらおうかと……」

マグマC「サマフェスのスペシャルバージョンで!」

ゼロ「お前ら、怪獣墓場行きな」 ツインシュートの構え

マグマA「止めてください。死んでしまいます」

マグマB「こ、壊れちゃうから! 建物壊れたら、弁償ですよ!?」

マグマC「持ち主、普通の人間ですよ!?」

ゼロ「じゃあ、斬殺か」 ゼロツインソード

マグマズ「らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

美波「あ、あの、諸星Pさん? お、抑えてくださいって」

アーニャ「……プロデューサー?」

蘭子「え? プロデューサーなんですか?」

美波「あ……。ごめんなさい」

ゼロ「あ~、別にいいぜ」

蘭子(正体、気にしないんだ……)


アーニャ「あの、私は、もういいので」

蘭子「許してあげてください……」

美波「二人はそれでいいの?」

アーニャ「はい。蘭子も、無事でしたから」

蘭子「アーニャちゃんが、無事でしたし」

マグマA「て、天使だ……」

マグマB「女神だ……」

マグマC「アイドルだ……」

ゼロ「二人がそう言うなら……ただし、お前ら! 次にこんなことしたら、わかってんだろうな!?」

マグマズ「はい! すみませんでした!!」 土下座

アーニャ・蘭子「カキカキ……あの、これ……」 つサイン

マグマズ「あ、ありがとうございます!!(女神だ!!)」

ゼロ「とりあえず、会場に戻ろう」 

フォームチェンジ、ルナミラクルゼロ

アーニャ「ダー! 色が変わりました!」

ゼロ「この姿の方が超能力が使いやすいからな」 テレポート


>>ライブステージ

蘭子「会場に戻ってきた!」

スタッフ「あ、あれ? みなさん?」

ゼロ(人間)「すまん! どうも、ドラマの撮影を急遽やったみたいだったんだ(ちょっと無理があるか……?)」

スタッフ「そ、そうだったんですか……。よかった(戻ってきてるし、本当なのか)」

美波「誤解させてしまい、申し訳ございませんでした」ペコ

蘭子・アーニャ「すみません」ペコ

スタッフ「いえいえ! 皆さんが無事ならそれでいいですよ!」

ゼロ(いい人だな)

美波(また、ここでお仕事したいな)

スタッフ「それでは改めて、お疲れ様でした!」

ウルトラマンとか視聴者も金を落とす客もほぼいないんだからTVから消滅すればいいのにな

仮面ライダーやスーパー戦隊やプリキュアがウルトラマンをぼこぼこにする映画とかあれば最高^^

1998年 152億  ウルトラマンガイア放送
1999年  84億
2000年  60億
2001年  94億  ウルトラマンコスモス放送
2002年  48億  
2003年  31億
2004年  59億  ウルトラマンネクサス放送
2005年  39億  ウルトラマンマックス放送
2006年  36億  ウルトラマンメビウス放送

あれ?大人気ウルトラマンは年間で30億台だったんだね(笑)
こんなオワコンを棚に上げてよく偉そうにドライブくんをコケにできるなぁ>>65のSSを書いた奴は
現実を受け入れられないウルトラ厨って哀れだね(大爆笑)


ゼロ「ま~、俺のことは秘密で頼むぜ!」

美波「か、軽いですね。ウルトラマンってこう、正体は秘密って言う感じが」

ゼロ「俺は人間と一体化しているわけでもないからな。姿も変えられるし」

蘭子「ぷ、プロデューサーって宇宙人なんですか?」

アーニャ「宇宙人! だから、ズヴェズダ、詳しいんですね!」

ゼロ「おぅ。俺はM78星雲から来た、光の国の戦士だ」

蘭子「三分以上、変身してましたよね!? ウルトラマンって、三分間だけですよね!?」

ゼロ「エネルギーの消耗の関係もあるから必ずしも三分ってわけじゃないが。俺の場合は、ノアイージスがあるからな。エネルギー消耗は関係ない」

美波(三分以上いられるって、反則です……)

アーニャ「宇宙人……。すごいです」キラキラキラ

蘭子「光の国の戦士……」キラキラキラ

美波(他部署の南条光ちゃんに知られたら、大変そう)

ゼロ「ま、まぁ、これからもよろしく頼むぜ! ああいう連中がいるなら、しばらくはこっちにいる必要もある」

ゼロ(まさか、ベリアルたちが言っていることが本当だったとは)


>>サイド ベリアル

ベリアル「あぁ?」

取引先「察しの悪い人だ。なに、簡単な話じゃないか。君の所のアイドルに、ちょっとうちの社長の夜のお相手をしてもらうだけさ」

スライ(こういう輩がゼロではないと思っていましたが、遂に来ましたか)

デスローグ(陛下、どうするんだろう)

取引先「うちの社長も満足するし、私も評価が上がる。君達の事務所の名も上がり……悪い話じゃないだろう? ねぇ、社長さん」

ベリアル「このまま、クリーンにやるのもたまには悪くないと思ったんだがな。おい」

取引先「ん?」

ベリアル「死にたくなきゃ、失せろ」

取引先「っ!???」ゾクッ

取引先「し、知らないぞ! 大手の内を敵に回しても、どうなってもな!」ダダダダッ

スライ「あらら。自分の会社内なのに、慌てて逃げてしまいましたね」

デスローグ「フゴ(陛下、どうします? 悔しいですが、この会社の規模は侮れません)」

ベリアル「スライ、この会社のことを調べろ。すぐにやれ」

スライ「はっ……。……、……陛下、やはりまっ黒ですね」

デスローグ「フゴ(私達の知ってる子は餌食になっていないようですけど)」

ベリアル「ふん、弱者が弱者を餌食にしてるわけか。気に喰わねぇな」

スライ「……ん、これは。陛下、この会社のCMの出演者に、二宮飛鳥さんの名前が」

デスローグ「っ!!!????」

ベリアル「何だと?」

スライ「この世界では飛鳥さんは既にそこそこ売れているので、純粋に依頼した可能性も高いですが……」

ベリアル「念の為、調べるぞ」


>>CM会社とある一室

飛鳥「こ、これは、一体……」

飛鳥のP「飛鳥にもちょっと、経験を積んでもらおうと思ってね」

社長「いやぁ、よろしく頼むよ」ニヤニヤ

飛鳥「これは、僕の望む世界ではありません」 キッ

社長「何、大人になるというのは望んだものばかりが手に入るわけじゃないんだよ」

社長「Pくん、この子はちょっと不勉強のようだねぇ」

飛鳥のP「申し訳ありません。ここは、社長の方で一つ、ご教授願えればと」

社長「仕方がない。授業料は、きちんと払ってもらうがね」

飛鳥のP「はい。そして、私には使用料を払っていただければ」

社長「はは、上手いことを言うねぇ。さて」

飛鳥「っ! い、いや」

ガチャ、バキ

ベリアル「邪魔するぜ」

社長「な、何だお前は!」

飛鳥のP「ど、ドアを、鍵のかかったドアを力任せに……?」

スライ「ギリギリセーフ、のようですね」


飛鳥「あ、あなた達は……?」

ベリアル「俺はこういうもんだ」

飛鳥「ベリアル銀河帝国事務所、社長……? 今の、人ならざる力は……」

ベリアル「立てつけの悪いドアだったんでな。乱暴に開けさせてもらったぜ」

デスローグ「陛下、こいつら燃やしましょう」

社長「ひっ! て、手から炎を!?」

飛鳥のP「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

ベリアル「そっちの男は良いぞ」

飛鳥のP「え? あ、ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

飛鳥「ほ、炎を出して……こ、殺し」

スライ「いえ、物凄く手加減したので服が焼けて炎に驚いて気絶されているだけですね」

飛鳥のP(マッパ)「                  」  チーン

飛鳥「うわ……」

ベリアル「さて、こいつの方だが」

スライ「おや、陛下。この方には中学生の孫娘がいらっしゃいますね」

社長「っ!? ま、孫は関係ないだろ!」

ベリアル「なら、その孫娘をこいつの餌食になったアイドル達と同じ目に合わせろ。それから、そいつの悪行を語ってから、両親共々始末しろ」

スライ「はっ。わかりました。デスローグ、お願いしますよ」

デスローグ「最低な祖父を持つと、その子も可哀想ですね。燃やしますけど」

飛鳥「ま、待って。幾らなんでも、そんな、関係ない子は」

デスローグ(天使だ)


スライ「(少々残酷な言葉を口にしますが、少しお待ちを)」ヒソヒソ

飛鳥「え……」

社長「た、頼む! 孫は、孫だけは……!」

ベリアル「なら、全ての関係者を巻き込んで、自白しろ。一日だけ、待ってやる。いいな」

社長「わ、わかりました」

ベリアル「逃げようものなら……」  バァン!

飛鳥「ち、千切ったドアが粉々に……」

ベリアル「こうなるのがお前の一族だけですめば、いいなぁ?」

社長「ひ、ひぃぃぃ!!」

スライ「さて、では参りましょう」

デスローグ「お邪魔しました」


>>近くの喫茶店

ベリアル「とりあえず連れてきちまったが、お前はどうする?」

飛鳥「僕は……。こんな僕でも、それが個性だと言われて……、嬉しかった……。僕が、誰かの心に感動を与えられるならと……」

飛鳥「けど、本当は違った。ただ、ちょっと見た目が良い女を、確保していただった……」 ポロポロ 

デスローグ「フゴー(飛鳥ちゃん……泣かないで)」

スライ「無理もありませんよ。彼女、あのままでは……。遭遇したのがゼロではなく、我々で、良かったですね」

ベリアル「ゼロはあんなくだらん人間に、絶望するようなタマじゃねぇよ」

スライ(なんだかんだで、陛下もライバル扱いするんですね)

ベリアル「二宮飛鳥、少なくともここにはテメーのファンが三人いるぜ」

飛鳥「え……?」

ベリアル「飛鳥、俺様の事務所に来い。俺様はテメーらを見世物にしても、食い物にはしねぇ」

スライ「お給料は少し下がるかもしれませんが……今までと変わらぬ活動を、お約束します」

デスローグ「フゴ!(飛鳥ちゃんは、私達が守ります!)」

飛鳥「そういえば、先ほどの人知を超えた力に、炎は……」

ベリアル「秘密だ。俺達の事務所に来れば、何れは分かるかもな」

飛鳥「……(美形で、特殊能力持ち)」 ズキューン

飛鳥「……宜しく、お願いいします」


>>346プロ

ゼロ「おはよう。……ん、何だか騒がしいな」

卯月「お、おはようございます! た、大変なんです! 諸星Pさん! あわわわわわわ!」

ゼロ「卯月の笑顔も大変だぞ!?」

卯月「私の笑顔も大変なんですけど!?」

凛「落ち着きなって……」

未央「実は有名な会社の社長が、自白してね。……その、アイドルの女の子たちに、いかがわしいことをしてたんだって」

ゼロ「なんだと!?」

ちひろ「うちの事務所でもその会社から仕事を受けている子が居たので、朝から事情聴取が……うぅ」

ゼロ「だから、先輩と部長は忙しそうに慌ててるわけか」

ちひろ「そうなんです。幸いにも、うちに346プロで、そのようなことになった子はいないみたいです」

未央「あすあすも被害にあいかかったらしくてね! 事務所の移籍が、決定しちゃったよ!」

凛「最近新しくできた、ベリアル銀河帝国事務所……だっけ? 凄い名前だよね」

ゼロ「ぶっ」

美波「し、シンプロデューサーさん!? 丈夫ですか?」

ゼロ「あ、ああ……」

未央「なんか、弟と結構前に見たウルトラマンの映画に、そんな感じの敵がいたような気がするんだよな~」

ゼロ「ドキッ!!」

美波(シンプロデューサーさんが戦った相手なんだ……)

卯月「なんでも、そこの社長さんがたまたま、飛鳥ちゃんを助けたって話らしいですよ!」

ゼロ(ベリアルが……!? アイドル相手とはいえ、人間同士の争いに、関与したのか……?)


ちひろ「今回の事件、多くの所に影響を与えました。……そうした顧客リストの中には、国会議員なんかもいたと」

武内P「みなさんにも覚えのない非難中傷が飛ぶかもしれませんが」

部長「ファンの皆は信じてくれている。頑張っていこう」

ゼロ「先輩、もう大丈夫なのかよ?」

武内P「まだ警察への説明や各部署との情報のあわせがありますが、そちらは私がやります。諸星補佐はみなさんを、お願いします」

ゼロ「ああ。任せとけ」

アーニャ「シン、頼りにしてます」

蘭子「光の戦士は、我が闇にも屈せず!(守ってくださいね!)」

未央「おや~。ラブライカに、蘭子ちゃんはいつの間にか、諸星補佐と親密に……」

アーニャ「はい。シンの秘密、知っちゃいました」

蘭子「ね~」

美波「ふ、二人とも……」

ゼロ「内緒で頼むぜ」

凛(秘密って、何だろ。……実は可愛いものが好きとか?)

未央(光の戦士……。この間の諸星Pの発言からも、蘭子ちゃんの同族?)

杏「え、諸星補佐の秘密? 杏にも教えて!」

ゼロ「杏ちゃ~ん、レッスンの時間だよ~」

杏「や、やめろぉ! はなせぇ! うぅ、諸星補佐の弱点を知れると思ったのに……」

ゼロ「今日は滝にうたれるのと、ジープに突っ込む特訓をしようか~」

杏「杏を[ピーーー]気!?」

智恵理「この光景にも慣れましたね」

かな子「そうだね」


>> 夕方

アーニャ「シンのこと、もっと知りたいです」

蘭子「光の力、我が知るには未知なるもの(私も、ウルトラマンは詳しくないです)」

美波「ウルトラマンゼロっていうのが、シンさんの本当の名前なのよね……」

???「ウルトラマンを知りたい? それなら、アタシにお任せ!」

美波「ひ、光ちゃん!」

南条光「アタシの部屋に、ゼロのブルーレイは全部あるよ!」

アーニャ「スパシーバ!」

蘭子「いざ、我らが城へ!(女子寮に行きましょう!)」


>>女子寮 光の部屋

美波「凄いフィギュアの数……」

アーニャ「これは、シンの。ウルトラマンゼロもいます」

光「まずは、ゼロが初めて登場する作品から行こう! 鑑賞会開始~!」


テレビ『ゼロ! ウルトラマンゼロ! セブンの息子だ!』

美波「せ、セブン! ウルトラセブンの息子!? 私でも知ってる……」

蘭子「そ、そうだったんだ……」

光「良いシーンだよなぁ……! 光の国を追放され、父の想いを理解し、立ち上がる姿!」

アーニャ「シンは、いけないこと、してたんですね……」

光「ウルトラマンゼロはセブンの息子で、第二世代のウルトラマンなんだ!」

美波「第二世代?」

光「劇中でもあったけど、セブン達は元は人間。けど、ゼロやメビウスは生まれた時からウルトラマンだから」

美波「昔は人間……」

光「年齢は5900歳!」

蘭子「5900歳!????」

光「それでもゼロは、ウルトラマンの中じゃ物凄い若い戦士で、人間に換算し直すと高校生一年生くらいなんだ」

美波「そっか、年下なんだ……ふふ」

アーニャ「ダー、同い年です」

蘭子「ちょっとだけ、お兄ちゃん……」

『新ウルトラマン列伝』第2〜7話(『ウルトラマンギンガ』第1〜6話)までの視聴率
第02話…1.1% 第03話…1.0% 第04話…1.4% 第05話…0.8% 第06話…1.4% 第07話…1.0%

凄いな。5話目にして0%台ですか
流石ですね。オワコンウルトラマン(笑)
こんなオワコンを棚に上げてドライブくんだけ責める>>65のSSは本当に頭が涌いてる


テレビ『俺のビックバンは、誰にも止められないぜ!』

美波「ビックバン……?」

アーニャ「ロボットとは言え、ゼロのパパ達を殆ど倒してます」

光「ゼロの強さは損なわれず、強敵に苦戦し! そして、師匠に助けてもらう! レオ、格好良いなぁ!」

蘭子「ビックバン……」


光「続けて映画第二弾! アタシ達の先輩の楓さんがお姫様役で出てるから、知ってるかもね!」

美波「楓さんが出てるの、ゼロの話しだったのね」

※この世界で放映されているウルトラマンは、微妙に配役が異なります。

蘭子(お姫様の衣装、綺麗……)

テレビ『俺達は……絶対に負けない……!」

美波「この巨大なウルトラマンは?」

光「ウルトラマンノア! ウルトラマンの世界の、伝説の超人。分かりやすく言うと、神様みたいな存在だね!」

蘭子「神様」ピクピク

光「物凄く強くてね、テレビで戦った時はラスボスを大気圏外まで吹き飛ばし、超新星爆発でも傷つかない最強の敵、ダークザギを光線技で倒したんだ!」

美波「ちょ、超新星爆発……さすが、神様ね……」

アーニャ「プラシーバ! 遂に、サタナー、ベリアルを倒しました!」

美波「……ベリアル銀河帝国事務所って、もしかして」

光「それね。すごい好きな人が作ってるんだろうな! アタシもちょっと、そっちに行きたい気もするけど、ヒーローは場所を選ばない!」


テレビ『ブラックホールが、吹き荒れるぜ!」

光「ウルティメイトフォース再登場! 楓さんも再登場! 映像特典の楓さんの台詞がもう、色々と残念!」


楓『絆をきずなっていこう……ふふ」


美波「……ゼロって、こういう台詞好きね」

光「格好良いと見せかけて、結構コミカルだからね!」

蘭子「ブラックホール……(勉強になるなぁ)」

アーニャ「ジャンナインは、ドゥシャー、心を持っていたんですね」


光「映画第三弾! これは凄いよね! 765プロのアイドルがいっぱい出てるんだよ!」

アーニャ「ダー、知ってます。CMで見ました」

美波「星井美希ちゃんが普段とは違う、シリアスなキャラをやってたって、テレビで言ってたわね」

テレビ『本当の戦いは、ここからだ!』

美波「が、合体しちゃった!」

蘭子「こ、これは、ウルトラマン……? 綺麗な光……」

アーニャ「まるで、ズヴェズダの輝きです……」

光「ウルトラマンサーガだよ! 限界を超えた三人が合体した、奇跡の超戦士なんだ! 初期設定では、尻尾も生えてたらしいよ」

蘭子「尻尾!? ……ウルトラマンでは、ないかも」

美波「戦い方がドラゴンボールみたい……」


光「そして、ゼロの……この話は……覚悟してみて欲しいな」

美波「覚悟?」

光「ちょっと、ショッキングな内容もあるから……」

蘭子(怖い内容なのかな……?)

テレビ『暑苦しいなぁ……』

テレビ『ぐわぁぁぁぁぁ!!(ブシャァァァァ)」

美波「ひっ! ぜ、ゼロの仲間が全員、殺されて……」

蘭子「闇に、飲まれて……(怖いよぉ~……)」

光「このシーンには、一体どれだけの子供達がガチビビリしたか! 当然、アタシも! 恐くて震えてた! ネクサス以来の恐怖だったよ!」

美波(ネクサスってウルトラマンも、怖いシーンあるのね……)

アーニャ「けど、ゼロは負けません。一人でズヴェズダの、ソーンツェ、太陽の輝きを」

光「シャイニングウルトラマンゼロだな!その力は凄まじく、なんと天体を操ることで時をも操るんだ!」

美波「じ、時間!? シンさん、そんなことまでできるんだ……」

アーニャ「ヴリェーミャ、時間を? プラシーバ!」

光「その力で仲間を救うんだけど、完璧には操れなくて。間違ってベリアルまで復活しちゃうんだ」

蘭子「そ、そんなことに」

光「サーガがハイパーゼットンに捕まった人々を助けたのも、時間を操って蘇らせた説があるんだ!」

光「それもまぁ、ノアの力の一部なわけだけど」

蘭子「ウルトラマンノア……時空の神様……」


>>鑑賞会 終了

美波「光ちゃん、今日はありがとう。遅くまでごめんなさい」

光「いいって! 仲間が増えるのは、大歓迎さ! 主役は違うけど、ウルトラ十勇士にもゼロは出てるから、また見よう!」

美波「ええ。またね」

美波「……私達三人で」ヒソヒソ

アーニャ「シンを、フォロー、しましょう」

蘭子「……光に鞍替えしようかな」

美波・アーニャ「っ!???」


>>ベリアル銀河帝国事務所

ベリアル「喜べ! 第四のアイドル」

飛鳥「二宮飛鳥。ぬくもりを求める旅人、かな」

ダークネスファイブ「よっしゃぁぁぁぁぁ!!」

飛鳥「こ、こんなに喜んでもらえるなんて」 ジーン

拓海「アタシは向井拓海だ。宜しく頼むぜ!」

文香「よ、よろしくお願いします……」

志希「にゃっはっは! また、美味しそうな子がきたにゃー!」

高峰のあ「食べごろね」

飛鳥「14歳、中学二年生だからね。心が熟れ始める時かもね」

ベリアル「っ!???? ちょ、ちょっと待て! そいつはどっから出てきた!?」

スライ「へ、陛下! 落ち着いてください! いや、お気持ちは分かりますが!」

ベリアル「説明しろ! ヴィラニアス!」

ヴィラニアス「は、はい。実は……普通に、事務所の前を歩いていまして。メイド服で」

デスローグ「フゴー!?(なんで!?)」

グロッケン「いや、俺達もすげぇビビったんだですけど……」

ジャタール「スカウトしないわけにはいかなくて……」

タイラント「(あれ、めっちゃびびた)」

のあ「社長、よろしく」

ベリアル「あ、ああ。宜しく頼むぜ……」


ヴィラニアス「さすが、のあ。陛下すら驚かせるとは」

のあ「光栄だわ」

スライ「厳密には褒めているようで、褒めていないのですが……」

ベリアル「まぁいい……。スカウトは一先ず、中断してもいいだろう」

グロッケン「みんなの頑張りで、仕事もソコソコのが来るようになりましたしね!」

スライ「飛鳥さんの移籍も、良い方向に働いてくれています」

ベリアル「少々の邪魔者がチラホラと、この宇宙にも来ているようだが……ま、大した邪魔にはならんだろう」

ベリアル「お前ら、まだまだ満足なんかしてないだろう?」

ジャタール「当たり前です! 陛下の進む道、どこまでも」

デスローグ「フゴー(お供します)」

ベリアル「よし、行くぞ! お前ら!」

ダークネスファイブ「はっ!!」


本日はここまでとなります


こんな時間ですが、再開します


>> 飛鳥の疑問

飛鳥「……デスローグさんは炎、社長は人知を超えた力……」

飛鳥「まだまだ、何か力がありそうだけど……。スライさんは、何かできるんですか?」

スライ「私は……簡単なサイコキネシスが(本当のことを言うわけにもいきませんからね)」

飛鳥「なるほど!」キラキラ

デスローグ(うわ、見たことない笑顔をしてる)

飛鳥「ヴィラニアスさんは!?」

ヴィラニアス「わ、我輩は……電撃を出せるぞ!(期待に、背くわけには……)」

グロッケン「お、俺は氷を出せるぜ!」

飛鳥「サイコキネシス、炎に、氷に、電撃……」キラキラキラ

ジャタール「お、俺は……(触れた相手をブロンズ像って、ちょっと弱いかな?)」

タイラント「実は俺、喋れるよ」

飛鳥「っ!! 喋る犬!!」

ジャタール(タイラントの奴、先に行きやがった!)

ジャタール「お、俺は……。そうだ! 変身できるぞ」

飛鳥(ジャタール)「ほら」

飛鳥「っ!!! へ、変身能力……!!」

飛鳥(ジャタール)「合わせ鏡のようで、そうでない。不思議な感覚だね」

飛鳥「僕の口調……!?」

スライ(もしかして)

ヴィラニアス(ジャタールに)

グロッケン(そこそこ可愛い女の子に)

デスローグ(変身させて活動すればよかったのでは)


飛鳥「陛下は、何ができるんですか?」

スライ「陛下はいろいろできますが……まず、我々如きの攻撃は通じませんね」

グロッケン「あとは~、やろうと思えば相手を意のままに操れるよな」

ヴィラニアス「ビームも出せるな」

デスローグ「フゴー(テレポートもできましたね)」

タイラント「俺を小さくしたのも、陛下だし」

飛鳥「……素敵」 トローン

スライ「キャラが崩壊するレベルで嬉しかったんですね。一応言いますが、他の方には秘密ですよ?」

飛鳥「あんな素敵な陛下の秘密、バラしません」キリッ

グロッケン(あ、これ、ダメなタイプの子だ)

>> 文香の集中力

文香「……」ペラ

ベリアル「……文香」

文香「……」ペラ

ベリアル「……文香!!」

文香「……何でしょうか?」

ベリアル「いつまで事務所にいる? もう、22時を回るぞ」

文香「もう、そんな時間でしたか……。すみません、きりの良い所で……」ペラ

ベリアル「……ちょいと、御灸が必要だな」

スライ「へ、陛下。あまり、きついものは……」

ベリアル「わかっている。こいつの集中力を利用する」 テレポート

ヴィラニアス「あ~、何となくわかった」


文香「……」ペラ

ベリアル「おい、文香!」

文香「あ、はい。何でしょう……え? ここは、私の部屋……???」

ベリアル「さすがに、俺がおぶって連れてきても気付かないのは、どうかと思うぞ?」

文香「え……お、おぶって?」 サー

ベリアル「ああ、ガキみたいにおんぶしてなぁ? 夜道はあぶねぇ。今後は気を付けろ。じゃあな」 バタン

文香「……ずっと、おぶられていたのに気付かなかった……? ……///」


>> 志希失踪失敗

志希「んー、何か暇だなー。……よし、失踪しちゃえー」

ベリアル「逃がさねぇよ」

志希「っ!? しゃ、社長! 君はどっから出てきたんだー」

ベリアル「そろそろお前がそういう行動に出ると思ってなぁ? 念の為、見張っておいたんだよ」

志希「むむ、やるねぇ……」

ベリアル「伊達に十万歳は生きてねぇからな」

志希「十万?」

ベリアル「お前の退屈しのぎになるだろうから、教えておいてやろう。俺様は人間じゃねぇ」

志希「……宇宙人なの?」

ベリアル「気づいてたか。お前が真面目に仕事をやってたら、もうちょっと教えてやろう」

志希「ふぅん? いいね、それ。にゃはははは! じゃあ、頑張って仕事しよう!」

ベリアル「これで暫く、あいつのモチベーションは下がらんだろ」

スライ「陛下、流石です……が、今のは諸刃の剣では」

ヴィラニアス「飛鳥みたいになりそうだ……」


>> 拓海の疑問

拓海「……なぁ、プロデューサー達はみんな、外国人、だよな?」

ベリアル「まぁ、そうだな……(外の国の人、だな)」

スライ「国籍的には、日本人ですがね(偽造ですが)」

ベリアル「それが、どうしたんだ?」

拓海「いや、なんで日本でアイドル事務所をやろうと思ったのか気になってよ」

ベリアル「そうだな……。言っちゃなんだが、俺様は滅茶苦茶につえぇ」

拓海「知ってる。お陰で、アタシも助けてもらった」

ベリアル「力を過信し、より大きな力に苦渋を呑んだ。あろうことか、俺はダチに嫉妬し、気付けばコソ泥だ」

スライ(陛下……)

ベリアル「挙句にゃ誰かからもらった力で満足していた……。そんな馬鹿な考えも、若造の一撃で疑問に感じ始めた」

ベリアル「そん時、グロッケンの奴がアイドルに嵌りやがってな。正確には、アイドルを目指す娘っ子の話しなんだが」

ベリアル「どいつもこいつも、前を向いてキラキラしやがって……。笑っちまうぜ……」

拓海「自分に、か?」

ベリアル「ちっと、お喋りが過ぎたようだ……。お前ら、ラーメンでも食いに行くぞ」

ダークネスファイブ「お供いたします!(陛下、我々はどんなことがあっても……)」

拓海「……アタシがキラキラ輝いたら、プロデューサーは」

ベリアル「あぁん? なんだ?」

拓海「……は、なんでもねぇ」


拓海「ラーメン、アタシにも奢れよな!」

ベリアル「おう。好きなのを頼め」


>> お給料

文香「……あの、プロデューサー」

ベリアル「何だ?」

文香「お給料について何ですが……」

ベリアル「ん? 少なかったか? 夏はボーナスとやらがあるらしいから、そいつも入れて置いたが」

文香「ちちちち、違います!」

拓海「多すぎるんだよ! レッスンばっかやってた時からなんで20万とか入ってんだよ!」

スライ「日本人の平均的な月収はそれくらいだと窺ったのですが……」

志希「確かにそれくらいだと思うけど、あたしたちは駆け出し。普通は貰えないと思うなー」

飛鳥「しかも、所属したばかりの僕らにボーナスで100万円って……。さすが、陛下……」ウットリ

デスローグ(これは、お金の額にうっとりしてるわけじゃないですね)

ベリアル「細かいことを気にする奴らだ。俺はお前らに、それだけの価値があると思って渡しているだけだ」

文香「で、ですが……」

ベリアル「それだけありゃ、本もいっぱい買えんだろ?」

文香「うぅ……」

ベリアル「バイクの部品も、買えるだろ?」

拓海「ぐっ……」

ベリアル「研究の費用って奴も、結構かかるらしいなぁ?」

志希「むむー」

文香「うぅ……。まさに、ベリアル……悪魔、です……」

のあ「……」

ベリアル「……いい望遠鏡、買えんだろ?」

のあ「必要ないわ」

ベリアル「そうか……」

グロッケン(あの人、仮にも社長相手に何で偉そうなんだよ)


>> ベリアルの疑問

ベリアル「しかし……俺様の事務所、偏ってねぇか?」

スライ「確かに……。クール属性が三人、キュートとパッションが一人ですからね」

ヴィラニアス「みなレベルは高いのですが、個性も強烈ですからな」

グロッケン「そもそも、シンデレラガールズは強力な個性を持ったアイドルしかいませんからね」

デスローグ「フゴー(その中でも特に、強力な子たちが集まっちゃいましたね……)」

ジャタール「なんていうか、最高級のステーキばかりきているような感じで、胃もたれ気味という奴ですな……」

タイラント「これでなんかの事情で佐久間まゆとかうちに来たら陛下は死ぬな」

ベリアル「止めろ。……マジでやめろ」

スライ「ま、まぁ、彼女は346プロにいるから、大丈夫でしょう」

ヴィラニアス「しかし、キュート属性かパッション属性のアイドルは増やしたいですな」

グロッケン「そう言いつつ、何だかんだでクール属性がきたりして!」

デスローグ「フゴ(塩見周子ちゃんや木場真奈美ちゃん、東郷あいちゃんとか来ますね)」

ベリアル「やめろ。ホントに止めろ」

ジャタール「木場真奈美や東郷あいは常識人でしょ。……多分」

タイラント「飛鳥みたいにポンコツ化する可能性が……あ、飛鳥は元々ポンコツか」


飛鳥「へっくち」

拓海「風邪か? 気を付けろよ。お前の大好きな陛下のために働けねーぞ」

飛鳥「わかってるさ」


ベリアル「別にクールでも構わんが……なんていうかな。俺が想像していたアイドルとなんか、ちげぇぞ」

スライ「ま、まぁまぁ! 新メンバーはおいおい考えましょう!」

ヴィラニアス(これ以上濃ゆいのが集まったら……陛下、大丈夫かな)


>> 温泉に行こう

ベリアル「ふぅ、思ったよりも忙しいな」

スライ「仕事が軌道に乗ったのは良いですが、その分忙しくなりましたね」

拓海「アタシたちの仕事より、美形社長にインタビューって仕事が多かったけどな」

文香「そのお陰で私達も……多くの書籍、番組で紹介していただけましたけど……」

志希「にゃっはっはー。プロデューサーへの電話やお手紙の方が」

ジャタール「殺到しまくりでしたからな」

飛鳥「戻りました」

ヴィラニアス「陛下、戻りました」

ベリアル「おぅ、どうだった?」

飛鳥「順調、です。一緒に仕事をしてくれた人は、心配してくれました」

ヴィラニアス「特に非難中傷を受けるようなことはありませんでした」


輿水幸子「飛鳥さん! だ、大丈夫だったんですか? その……」

飛鳥「平気、さ。確かに裏切られた事は僕の心に爪跡を残した……。けれども、傷痕を覆ってくれる人に出会えたから」

幸子「そ、そうですか……(ホッ)。ま、全く、カワイイボクに心配させるなんてダメですからね!」

ヴィラニアス「初めまして。我輩は飛鳥の新しい事務所のプロデューサー代行の、ヴィラニアスと申す(うひょ~、幸子可愛い~!)」

幸子「……」 チョロチョロ

飛鳥「……気絶してる!?」

ヴィラニアス「えっ!?」ガーン


ベリアル「ふっ。そいつは良かった。もしそんなことを言う奴がいれば、ぶちのめしに行かなきゃならねぇからな」

拓海「いや、プロデューサーの力じゃまずいだろ……(木刀圧し折るし)」

飛鳥「そうです。陛下が『力』を使うまでもないです」

文香「飛鳥さん……? 言い方が……」


志希「まるで、社長が特別な力を持った人間じゃないみたいな感じの言い方だねー」

スライ「っ!」

飛鳥「へ、陛下は僕達とは違う。そう、スペシャルなんだ」

志希「ふ~ん?(飛鳥ちゃんもなんか知ってるわけか~)」

ヴィラニアス「まぁまぁ。お、陛下……。丁度良い仕事が」

ベリアル「あぁ? ほぅ、ホテルのプールで水着の撮影か」

スライ「なるほど。撮影も行い、そのまま慰安旅行に行くと言うわけですか」

グロッケン「確かに、最近は忙しかったからな~」

デスローグ「フゴー(のんびりしたいですね)」

ジャタール「しかもこのホテル、温泉まで完備していますよ!」

グロッケン(俺が入ると、温泉凍っちまうな)

ベリアル「よし、そうと決まればスライ、日程を調整しろ」

のあ「もうしたわ」

ベリアル「っ!??? な、なんでお前がしている?」

のあ「温泉に入りたかったから」

ベリアル「そ、そうか……」

スライ「(彼女……本当に地球人ですかね? 何か、人の心を読む力でもあるように感じますよ)」

ヴィラニアス「(あ、ああ。正直、得体がしれないな……)」


>> 346プロ  黒歴史

蘭子「輝かしい太陽ね(おはようございます)」

ゼロ「どうした蘭子!? 何かがおかしいぞ!」

かな子「蘭子ちゃんの服が」

みく「白くなってるにゃ……」

美波(ホントに光に鞍替えを……!?)

蘭子「闇を覆う我が力は、黄金の太陽によって、変えられてしまった……///」

智恵理「み、みりあちゃんが来てくれないとわからないです……」

アーニャ「シン、おはようございます」ギュッ

ゼロ「お、おぉ。おはよう、アナスタシア!」

アーニャ「アーニャと、呼んでください」

ゼロ「わかったぜ、アーニャ!」

蘭子「むぅ」プクー

凛「一体何が……」

未央「起きているんだ……」

ゼロ(女の子の胸って、柔らかいんだな。こんなんで戦えるのか? いや、ダメージを吸収する構造なのか)

    
美波「シン『くん』、今日もよろしくね」

ゼロ「ど、どうしたんだ?」

美波「ウルトラマンゼロの年齢、聞いちゃった。人間で言うと、高校生なんでしょう? なら、私の方がお姉さんね」ヒソヒソ

ゼロ「いや、そう言っても俺は5900歳を超えて……」ヒソヒソ

智恵理(二人で内緒話……何を話してるんだろ……)

かな子(二人の顔が近い……///)

美波「大丈夫! ちゃんと、フォローするから!」

ゼロ「ま、まぁ、いいか。じゃあ、頼むぜ、美波『お姉ちゃん』、よ」

美波(あ、悪くないかも)

アーニャ「シンは、悪い子、だったんですね」

ゼロ「え?」

アーニャ「光の部屋で、見ました」 ササ、DVD

美波「アーニャちゃん、買ったのね……」

ゼロ「俺の、DVD……? メトロダクション制作……ああ、この地球はそういう世界なのか……」

アーニャ「シンの秘密、全部知っちゃいました」

ゼロ「そ、そうか。頼むから、昔のことは内緒で頼む……って、この星の人は知ろうと思えば知れるじゃんかよ!」

美波(黒歴史が人に簡単にばれるって、きつい……)


ガチャ

みりあ「おはよーございます! アーニャちゃんの持ってるのって、ウルトラマン? それ、ウルトラマンゼロだよね!」

アーニャ「みりあも、知っているのですか?」

みりあ「うん、クラスの男の子で好きな子が居て、教えてもらったんだ! ゼロはウルトラマンセブンの子供で」

ゼロ「ウルトラセブンな」

美波(間違えちゃいけない所なんだ)

みりあ「えっとね、他のウルトラマンよりもすっごく強くて! 宇宙の危機を何度も救ってて! 神様に認められた勇者なんだって!」

ゼロ「おいおい、照れるぜ」

みく「なんでPちゃんが照れてるにゃ」

みりあ「けど、昔はすっごい不良で、シマナガシ? に、あってったって言ってたよ!」

ゼロ「おい、やめろ」

美波「せめて修行してたって言ってあげて……」


未央「あ~、そう言えばそんな話だったな~。あとさ~、年上の人にもタメ口だもんね!」

凛「未央には言われたくないと思うけど」

みりあ「あと、口は悪いけど、お父さんが大好きなんだって!」

ゼロ「止めてください。お願いします」

美波「公開処刑って、こういう時を言うのね……」

凛「何で諸星補佐がダメージ受けてるの?」

蘭子「偉大なる光は、雲に覆われ一時の安らぎを得る……(そっとしてあげてください)」

卯月「最近のウルトラマンは凝ってるんですね! 私も見てみようかな」

ゼロ「ウルトラセブンと、ウルトラマンゼロの話しがオススメだ」

卯月「わかりました!」

美波(パパの事大好きじゃないですか!)

李衣菜「ウルトラマンゼロって、ロックな奴なんだね」

ゼロ「……リーナに言われたくなかったぜ」

李衣菜「なんで!?」


>>闇の巨人

きらり「アーニャちゃん、何で急にウルトラマンを見たんだにぃ?」

アーニャ「光に勧められました」

凛「あ、あぁ……」

アーニャ「ウルトラマンサーガ、ズヴェズダのように輝いてます」

未央「確か、ウルトラマンの映画に楓さんとか出てたよね!」

卯月「そうなんですか! じゃあ、私も見ておかなきゃ!」

蘭子「彼の戦士、偉大なる光の化身なり。我が身を覆う闇を、焼き尽くしてしまった……(とても、格好良いです……)」

莉嘉「蘭子ちゃんならティガの方が好きだと思うけどなー」

蘭子「ティガ? 歌しか、そのような名の巨人がいたような」

莉嘉「うん。昔のウルトラマンでねー、アタシも前にクラスの子が教えてくれたんだけど。ティガって、闇のウルトラマンなんだって!」

蘭子「っ!?」

凛「え? ティガって、V6のやつでしょ? あれって、本当はそんな設定なの?」

莉嘉「そうらしいよ? 闇の巨人の中でも、サイキョーで! 超強かったんだけど」

蘭子「本当の姿は、最強の、闇の巨人」 ピクピク

美波(蘭子ちゃん、また鞍替えするんじゃ)

ゼロ「ティガ……あいつ、闇の巨人だったのか……」

莉嘉「変身した人間の心が光だったから、光の巨人になったんだって! だから本当は、ティガダークっていう黒い姿が一番強いんだって!」

蘭子「闇の姿の方が、強い」 ピクピクピク

美波(蘭子ちゃんの服、白と黒、両方になりそう)


短いですが、本日はここまで

ウルトラマンべリアル(イチゴ味)

>美波(蘭子ちゃんの服、白と黒、両方になりそう)
翌日、声がするUSBメモリを鳴らしながら白黒センターマン衣装で出社する蘭子


まあ、ダークはタイプチェンジできないがな。ブラスト、トルネードは奪ったものだし。加えて光→闇→光の順だから元から闇の戦士ではない


再会します

>>128
CV銀河万丈さんに更に変更ですね!

>>129
ファング! ジョーカー!

>>131
おもちゃのティガダークの説明文には「闇の戦士だったティガ本来の姿」と書かれているんですよね。
闇の戦士だったのは事実なので、どちらともとれる説明ですね



>> 結婚

アーニャ「もしもですが」

美波「どうしたの?」

アーニャ「私が、シンと結婚したら」

蘭子「けけけ、結婚?」

アーニャ「生まれてくる子供は、ウルトラマンなのでしょうか?」

美波「どう、なのかしら。あの映画だと、シンくんのパパ、セブンたちは人間だったって……」

蘭子「はっ! プロデューサーと結婚して、子供ができたら、私の子供は光の力を持つ子供に……!」 ゴク

美波「蘭子ちゃん! 早まらないで!」

アーニャ「きっと、シンが旦那さんなら、宇宙旅行、行き放題ですね」

美波「二人とも、落ち着いて!!」


蘭子「プロデューサーと結婚、子供ができれば勇者の母親……」

アーニャ「シンと結婚して、新婚旅行は宇宙旅行……」

凛「一体、何が」

未央「起きているんだ……?」


美波(けど、結婚かぁ……。と、年下? いえ、年上? シンくんみたいな相手なら、私がリードしてあげなきゃな~。ふふ)

きらり「シンちゃんと結婚したら~、きらりは苗字が変わらないに☆」

卯月「確かに、そうですね! 私の場合は、諸星卯月……他の男の人……武内卯月?」

みく「語呂的には、諸星の方がいい気がするにゃ」

李衣菜「武内みく、諸星みく。みくちゃんはどっちも変わらないねー」

みりあ「じゃあね、みりあはね! 諸星みりあ、武内みりあだね!」

武内P「一体何が……」

ちひろ「おきているんだ……」


>> ベリアル銀河帝国の日常

飛鳥「陛下、戻りました」

ベリアル「プロデューサーと呼べ」

飛鳥「陛下は陛下です。僕を救ってくれた、心を支配してしまった方。だから、陛下です」キリッ

ベリアル「よし、全くもって意味が分からんぞ」

デスローグ「フゴー(飛鳥ちゃん、本格的にキャラがぶれ始めてますね)」

ヴィラニアス「中二病少女の恋は、面倒臭そうだな……」

飛鳥「陛下、何なりとご命令を。陛下の命令なら……脱ぐ位は……///」

ベリアル「ガキに脱がすとか、頭悪い命令するわけないだろ?」

飛鳥「さすが、陛下ですね……」ウットリ

タイラン犬(こりゃ、あかん)



のあ「……社長、事務所の掃除、終わったわ」

ベリアル「……助かるが、何でメイド服を着ている?」

ジャタール(何だろう、服は可愛いし美人だけど)

グロッケン(無表情でやられるとコレジャナイ感が半端ない……)

のあ「趣味よ」

ベリアル「そうか……」

のあ「お給料、期待しておくわ」

ベリアル「お、おぅ……(こいつ、給与は気にしてなかったよな?)

のあ「貰えるものは貰う主義よ」

ベリアル「っ!? そ、そうか」

デスローグ「フゴー(心を読んだわけではないですよね?)」

スライ「多分……予想し、言葉を述べただけかと」

ベリアル「……卯月みたいなやつ、入ってくれないかな」

スライ(へ、陛下の心労が……)

グロッケン(早く旅行の日付にならないかな……)



拓海「プロデューサー、どうした? なんか、疲れてるみたいだけど」

ベリアル「俺様の体力を舐めるな、小娘」

拓海「……あんたからすりゃ、アタシなんか頼りにならないかもしれないけど、できる限りのことはするからよ。たまには、頼ってくれよ」

ベリアル「……小娘に心配をかけるとは、悪かったな」

拓海「気にすんなよ。普段はアタシが世話になってるんだ」

スライ(天使か)

ヴィラニアス(女神か)

タイラント(アイドルだよ)


>>346プロ  お泊りお仕事

武内P「それでは、諸星補佐。お願い致します」

ゼロ「ああ」

卯月「後で合流しましょうね!」

未央「行ってきま~す!」

ゼロ「ニュージェネレーション、キャンディアイランド、アスタリスク……。先輩、流石だな。一人であれだけ面倒を見るなんて」

ちひろ「知名度が上がる前とはいえ、以前は一人で見てましたからね。今は諸星補佐が着てくれて、随分と助かってますよ」

ゼロ「ふっ。そう言ってくれると、助かるぜ」

ちひろ(微妙に蘭子ちゃんの同類なのが、また)



ゼロ「じゃあ、俺達も行くぜ」

残りメンバー「は~い」

アーニャ「ホテルで撮影なんて。楽しそうですね」

ゼロ「ああ。基本的な料金は低いが、代わりにホテルの良い部屋に泊まらせてもらって、料理も食べられるらしいからな」

アーニャ「美味しい料理、楽しみです」

みりあ「そこ、室内プールもあるんだよね!」

ゼロ「そこでの撮影がメインだな。温水プールだから、冬に向けて新しいCMの為のものだそうだ」

莉嘉「凄いよねー! お姉ちゃんも撮影に呼ばれてるらしいから、一緒にお仕事できるし!」

きらり「みんなでいっぱい! はぴはぴするに☆」

美波「シンくん、なんだか待遇が良すぎる気がするんですが……」ヒソヒソ

ゼロ「やっぱり、そうなのか?」ヒソヒソ

美波「私達だけならともかく、色々なアイドルを随分と呼んでいるみたいだし」

ゼロ「なるほど……。宇宙人の罠、その可能性があるわけだ」

美波「私の考えすぎだといいんだけど……。ただ単に、色々なアイドルのバージョンを作る可能性もあるし」

アーニャ「ポケモン、赤・緑、みたいな感じですか?」

蘭子(何で初期?)


ゼロ「ま、心配するな。俺がいるんだ」

美波「そうね。頼りにしてます♪」

蘭子「守ってくださいね、プロデューサーさん!」ギュッ

アーニャ「ダー。シンなら、安心できます」ギュッ

ゼロ「任せとけ!(最近、二人の距離がやたらと近い気がするが……)」

莉嘉「あ~、ずる~い! 私もくっつく!」

みりあ「じゃあ、今度は私が背中に乗るね!」

きらり「シンちゃん、人気者だにぃ☆」

ゼロ「よ~し、車の前までは俺が運んでやるぜ!(テレポートしちゃえば楽なんだがな)」


>>ベリアルサイド 新幹線の中

スライ「そう言えば、陛下。今回の仕事、346プロのシンデレラプロジェクトのメンバーも受けているようですね」

ベリアル「ほぅ? するっていうと」

スライ「恐らく、ゼロも来るかと」

ヴィラニアス「我々も一応、光の国の監視下にあるので、定期報告はしていたが……」

グロッケン「何だかんだで会うのは二か月ぶりくらいか」

デスローグ「フゴ~(我々の寿命だと、大した時間ではないですけどね)」

ジャタール「ゼロのお陰で、随分と濃密な時間を過ごせているからな……」

スライ「ゼロからの報告によればマグマ星人の一味がアイドル誘拐を企てたようですが、それ以外は特に内容ですね」

ベリアル「どこぞの馬の骨に、ゼロを倒せるわけがねぇからな」

スライ「ええ。マグマ星人達の生贄によって、この地球に潜伏し良からぬことを企てていた者も、一斉に大人しくなったようですね」

ヴィラニアス「我輩達も戦いを挑んだが……冷静に考えても」

グロッケン「セブンの息子で、レオの弟子だからな……。普通の奴は、戦いたくねぇだろうな」

デスローグ「フゴー(ゼロの仲間、ウルティメイトフォースの人達も強いですからね)」



文香「……新幹線のグリーン車を……貸切……」

志希「うち、そんなに稼いでたっけ?」

拓海「プロデューサーはどこでこんなに稼いでるんだ……? 株……?」

タイラント(プラズマギャラクシーで結構稼いだけど……。さらに、臨時収入があるからな)

のあ「そういえば、最近では日本に勢力を伸ばしていた海外マフィアがここぞと壊滅させられているそうね」

拓海「あぁ? マフィアだ?」

のあ「ええ。何者かによって、壊滅させられ、ボロボロにされていたそうよ。一応、命だけは助かってるようね」

タイラント(はい、陛下の仕業です。資金源は美味しくゲットしてます)

飛鳥「……悪は滅びる。自然の摂理なのかもしれないね(あぁん、陛下。素敵です!)」

タイラント(更なる巨悪に喰らい尽くされているだけです)


>> ホテル

ゼロ「ホテルのサービスを堪能してから仕事って……本当に好待遇だな」

美波「今日はお休み、明日が撮影。最終日もほぼお休み……」

ゼロ「安心しろ。俺が美波を、みんなを守る」

美波「シンくん……」

アーニャ「シンも一緒に」

蘭子「天使達の宴に参加しようぞ!(遊びましょう!)」

みりあ「蘭子ちゃん、どうしたのかな? 意味は分かるけど」

莉嘉「う、うん。今までと言い方が違う……」

きらり「きっと、キャラの幅を増やしてるんだに」

ゼロ「そうだな。俺も普段は結構頑張ってるからな!」

美波「自分で言っちゃう?」

ゼロ「まぁ、いいだろ? 誘われてるんだし、遊ぶか!」

凸レーション「わ~い!」

キャキャ ワイワイ



ベリアル「ようやくついたと思ったら」

スライ「志希さんがみんなを連れてプールに行ってしまいましたね」

ヴィラニアス「正直、非常に不安だ……」

グロッケン「俺達も早く、追いかけようぜ!」



志希「へっへ~。そこの美味しそうなお姉ちゃんよー」

のあ「俺達といいことしようぜー」

蘭子「え、えっと、あの、その……」

アーニャ「私は、心に決めた人が……」

ゴン! ゴン!

ベリアル「テメーらは何やってんだ!!」

志希「おうふ……め、めちゃ痛い……」

のあ「DVね」

ベリアル「よし、もう一発いくか」

スライ「お、落ち着いてください! 陛下!」

ヴィラニアス「すみません、すみません。うちのアイドル達がご迷惑を……」

蘭子「ぴっ(や、ヤクザ!?)」

アーニャ「だ、大丈夫です……」プルプル

ヴィラニアス(そんなに怖いのかな……)

デスローグ(控え目に言っても、武内Pの十倍は怖いです)


ゼロ「蘭子! アーニャ! 大丈夫か!? ……あ」

ベリアル「あぁん? あ」

ゼロ「おい、テメーら。うちのアイドルに手を出すたぁ、どういうつもりだ……!?」 ブゥン

グロッケン「お、落ち着いてくれよ! マジで悪かったと思ってるから!」

デスローグ「フ、フゴー(だからウルトラゼロアイを出すのはやめて!)」

蘭子「わわわ、我が友の、光の者の知り合いか!?(シンさんの知り合いですか!?)」

アーニャ「シンの知り合いと言う事は……」

ジャタール(ゼロ、めっちゃ仲良さそうでいいな……)

ゼロ「ああ、ベリアル銀河帝国事務所の一味だ」

蘭子「ぴっ! ベリアル!」 ササ

アーニャ「サタナー!」 ササ

蘭子「輝きのゼロ、汝の野望を打ち砕かん!(シンさんは負けません!)」

アーニャ「サタナー、ベリアル! あなたは、シンが倒します!」

ベリアル「そういう台詞はゼロの背後に隠れてないで言え」


きらり「シンちゃん……大丈夫?」

ゼロ「ああ、大丈夫だ。こいつらは、知り合いだ。すまないが、みりあと莉嘉を頼む」

きらり「わかったにぃ」

飛鳥「明らかにのあさんと志希さんが悪いんだから、謝りましょう」

拓海「マジでしめるぞ!?」

志希「ちっ。うるさいなー。反省してまーす」

のあ「メンゴメンゴ」

ベリアル「……(#^ω^)ビキビキ」

スライ「陛下! お、落ち着いて! た、助けて! 助けてください! ウルトラマン!」

飛鳥「普通、ウルトラマンに助けを求めます?」

文香「あ、あの、陛下が本当に怒ってらっしゃるので……」

ゼロ(うちの事務所の子って、良い子ばっかなんだな……)


のあ・志希「ごめんなさい」

ベリアル「うちの奴らが、本当に悪かったな……(遠い眼)」

蘭子「い、いえ……(この人……)」

アーニャ「大丈夫です(本当に、ベリアル、ですか?)」

ゼロ「ベリアルの奴、マジで大丈夫か?」ヒソヒソ

グロッケン「最近、あの二人の暴走が酷くて……」ヒソヒソ

デスローグ「フゴー(飛鳥ちゃんもポンコツ化が進んでますし……)」ヒソヒソ

柴タイラント(文香も意外とポンコツだからな……)

蘭子「ぷ、ぷぷぷ、プロデューサーに酷いこと、したら!」

アーニャ「許さない、です!」

ベリアル「だから、ゼロの後ろに隠れながら言っても意味がないぞ……」

スライ「羨ましいくらい、愛されてますね」

ゼロ「最近、妙にスキンシップも多いんだよな」

ジャタール(なんて羨ましい奴……! 嫉妬で殺せ……返り討ちに合うなぁ……)


スライ「本当に止めてくださいね!? 事務所同士のトラブルは、本当によくないんですから!」

志希「わかったぜい(キリッ」

のあ「わかりました(キリッ」

ベリアル「殴りたい、この凛々しい顔」

ヴィラニアス「陛下! 落ち着いてください!」

ベリアル「もう、いいだろ? ベリアルクローで洗脳して、大人しくさせようぜ……」

ジャタール「ホントに落ち着いてくださいよ!」

飛鳥(陛下の洗脳技……僕が受けたい……)

拓海「アタシが殴った方がいいのか……?」

文香「も、もうちょっと、様子を見た方が……」


ゼロ「あいつ、マジで大変そうだな……」

きらり「シンちゃん、お友達なの?」

ゼロ「断じて友達ではないが、同じ国……いや、町の出身だ」

きらり「そっか~!」

莉嘉「シンく~ん! お姉ちゃん、もうちょっと駅に着くって」

ゼロ「お、そうか。じゃあ、迎えに行くか。皆は遊んでても」

みりあ「みんなでホテルの周りを見てみようよ!」

美波「そうね!(これ以上、ここにいるとアーニャちゃんと蘭子ちゃんがあっちを警戒しっぱなしだし……)」


>>美嘉 合流

美嘉「やっほ~★」

莉嘉「お姉ちゃん!」

美嘉のP「では、すみませんがお願いいたします」

ゼロ「ああ、引き継ぐぜ」

みりあ「美嘉ねぇのプロデューサーさん、大変だね。送ったらすぐに東京に戻るだなんて」

きらり「おっつおっつ、だにぃ」

ゼロ「メンバーの中では有名な美嘉を入れて、CMの完成度を上げる作戦なのか」

アーニャ「私達では、まだまだ、足らないですからね」

美嘉「しかし、ここのホテルは広いね~。遊園地も隣接してるし」

美波「ライブができそうなイベントステージまであるのね」

アーニャ「今は……ダー、ウルトラマンショー、やってます」

ゼロ「っ!?」

莉嘉「そういうのもやるんだね!」

アーニャ「見に行ってみましょう」

美嘉「アーニャちゃん? アーニャちゃんってああいうのにも興味あるんだね~」

美波(本物が目の前にいるから……)


>>イベントステージ

スタッフ1「困ったな……」

スタッフ2「まさか、こんなことになるなんて……」

アーニャ「どうされたのですか?」

スタッフ1「あれ、君は……確か、最近のアイドルの子? 楓さんの事務所の子、だっけ。 そういえば、あっちのホテルで撮影あるって言ってたな」

スタッフ2「ちょっと、MC……司会者の女性とスーツアクターの人が体調不良になってしまってね……」

アーニャ「ダー、それは大変ですね……。私、最近ウルトラマンに興味、あります」

蘭子「我が力を貸し与えようぞ!(宜しければ、手伝います!)」」

スタッフ1「ほ、本当ですか!? 助かります!(何て言ってるのかわからねぇ)」

スタッフ2「けど、大したお礼は」

アーニャ「気にしないでください。私達が、やりたいだけです」

蘭子「我が召喚せし使い魔……じゃなくて、我が眷属たる天の使いが、共に戦おう(ウルトラマン役はシンさんがやれば、問題ないですね!)」

スタッフ2「そ、そうですか。ありがとうございます(何て言ってるのかわからないけど、手伝ってくれるなら、助かるし……)」

ゼロ「気のせいでなければ、あれ、俺にやれって言ってない?」

美波「私もそんな気がします……」

ゼロ「……俺に、ウルトラマン役をやれっていうのか!????」

美波「そうなるわね……」



……

ゼロ「あ、ウルトラマンゼロの役ってあります?」

スタッフ1「ゼロが良いですか? 今回は丁度、ギンガとビクトリーをメインに、中盤でゼロが助っ人に登場する予定です」

ゼロ「なるほど~。ギンガとビクトリーですね(あいつら、元気かな~)」

美波「ウルトラマンゼロが、ウルトラマンゼロの着ぐるみを……」

ゼロ(このスーツ、滅茶苦茶暑い!)


>>開演

アーニャ「みなさん、こんにちは。UPG特別隊員の、アナスタシアです」

美波「新田美波です(アーニャちゃん一人にやらせるわけにもいかないわね)」


美嘉「アーニャちゃん、ホントにやっちゃうんだ……。ていうか、美波ちゃんまで」

みりあ「すご~い!」

莉嘉「アタシもやりたい~!」

きらり「今回はこっちで、応援するに☆」

美嘉(ていうか、防衛チーム衣装の美波ちゃん、ピッチリすぎてセクシー)


蘭子「ふふ、煩わしい太陽! 我が闇の力で、この世界の光を全てのみほさん! 人間どもよ、闇に飲まれよ!」

アーニャ「あ、あなたは、闇の巫女、ラーンコ!(蘭子、楽しそうです)」

美波「た、大変! このままじゃ、この世界の光が閉ざされてしまうわ!(蘭子ちゃん、ノリノリね)」

蘭子「いでよ、我が僕! 幻影エタルガー、幻影ダークルギエル、幻影怪獣達よ!」

幻影エタルガー「は、ラーンコ様。我々にお任せ下さい(蘭子ちゃんマジカワユス)」

幻影ダークルギエル「いでよ、幻影怪獣どもよ(蘭子ちゃんペロペロ)」

蘭子(う~ん、これぞ私! 凄い楽しい!)ワクワク ドキドキ

「「待て!!」」

ギンガ「そんなことは」

ビクトリー「俺達がさせないぜ!」

美波「ギンガ! ビクトリー! 助けに来てくれたのね!」

アーニャ「……早く、ゼロに来てほしいです」

美波「アーニャちゃん!?」



美嘉「へぇ~。今のウルトラマンって、あんなデザインなんだ」

きらり「キラキラしてて~、格好いいに☆」

莉嘉「黒いウルトラマンだ! 確か、ビクトリーだっけ」

みりあ「シンさんはまだでないのかな?」



>舞台裏
スタッフ1「すみません、準備をお願いします!」

ゼロ「あ、わかりました~」

ゼロ「……デュワ」 ブゥゥン、シャキン、シャキン


>舞台
ゼロ「ギンガ! ビクトリー! 前にも言っただろ? お前らの地球は、お前らで守らなきゃダメだろ!」

ギンガ・ビクトリー「ウルトラマンゼロ!」

アーニャ「ゼロ! 待ってました!」

蘭子「輝きのゼロ、よくぞ我が前に立ちはだかった!(きゃ~、シンプロデュサー!)」

スタッフ1(あれ、ゼロの音源にあんな台詞入ってたっけ?)

ゼロ「てゃぁぁぁぁ!(力加減、気をつけなきゃな)」

ゼロ「ストロングコロナ、ゼロ!!」

幻影エタルガー(え? 目の前でスーツが変わった?)

ゼロ「ルナミラクルゼロ、ミラクルゼロスラッガー!」

幻影ダークルギエル(え? マジでなんか出てない?)


男の子「すご~い!」

お父さん「今ってこんなに凄いのか~」

莉嘉「最近のヒーローショーって凄いね~。本当に技が出てるみたい」

美嘉「ここ、そんな設備あったっけ?」



ゼロ「ギンガビクトリー! お前達はエタルガーを!(ふぅ、手加減が難しくてけっこう疲れるぜ)」

ギンガビクトリー「任せろ!(なんかあのスーツ、リアルなんだよな……)」

蘭子「くっ。かくなる上は……我が闇の魔翌力を、受けよ!」 パァン

美波「ホントに何か出た!?」

ゼロ(演出大事だからな) ウルトラ念力

蘭子「……」 

アーニャ「蘭子、嬉しさのあまり、呆然としてます」

ゼロ「そんなもの、俺には効かないぜ! ウルティメイトソード!」

スタッフ2(え? どっから取り出したんだろ? ……もしかして)

蘭子「ぐはぁ! わ、我が闇の力が効かぬとは……。わ、我が滅びようとも、闇の力は消えぬ……。……私も、光が……欲しかった」ガク

ゼロ「光は求めれば、誰だって掴めるさ……(で、ここで蘭子を抱えて退場すればいいのか)」

蘭子(キャー! 抱っこされてるー!)

アーニャ「蘭子、やりますね……!!」

美波「アーニャちゃん!?」

ギンガビクトリー(アイドルの子がやってくれるから、台詞変更したのかな?)

ギンガビクトリー「こっちも決めるぜ! フュージョンシュート!」

幻影エタルガー「ぐわぁぁぁ!! ラーンコ様ばんざーい!!(今日の仕事帰り、蘭子ちゃんのグッズ買おっと)」


>>閉演

スタッフ1「皆さんのおかげで助かりました! ありがとうございます!」

スタッフ2「体調不良だったメンバーも、次の回には参加できそうです。こちら、少ないですが……」

アーニャ「いいえ、気にしないでください」

蘭子「我が漆黒の翼……、囚われの鎖を振り解き、羽ばたかん!(とても楽しかったです!)」

美波「うん、蘭子ちゃんは本当に楽しそうだったわね」

スタッフ1「そう言ってもらえると何よりです。ところで……」

スタッフ2「君、もしかして本物のウルトラマンゼロかい?」

ゼロ(人間体)「ドキ! ま、まさか~。そんなことあるわけ」

メトロン星人A「隠さなくて大丈夫だよ」

メトロン星人B「我々も宇宙人だからね」

美波「っ!??????????」


アーニャ「悪い宇宙人ですか?」ササ

蘭子「ひっ!」ササ

ゼロ「お、お前らはメトロン星人! メトロダクション……お前達の会社だったのか! 何を企んでる!?」

メトロンA「まぁまぁ、落ち着いて。我々は侵略者ではなく、移住者だよ」

メトロンB「お茶でもいかがかな?」 ちゃぶ台

ゼロ「みんなを待たせてる。手短に頼むぜ」

メトロンA「地球人がアイドルに夢中になるように、我々は君達ウルトラマンのファンなのさ」

メトロンB「君達はいつだって、我々の同胞や、卑劣な侵略者から、地球を、宇宙を守ってきた」

メトロンA「だから、この地球で君達の布教活動に勤しんでいたのだよ。会社を設立してね」

メトロンB「銀河連邦と宇宙警備隊の法に則っているから、我々の科学力で盛り上げられないから、苦労するよ」


ゼロ「ってことは……俺の過去を大々的に流しやがったのはお前らの仕業か!?」

メトロン星人ズ「ぼ、暴力はいけない(震え声)」

美波「ま、まぁまぁ。光ちゃんみたいなファンもいるわけですし……」

アーニャ「お陰で私達も」

蘭子「シンプロデューサーの活躍、見れました!」

ゼロ「全く……。ほどほどにしてくれよ?」

メトロンA「まかせたまえ!」

メトロンB「あ、そうそう。ウルトラマンゼロ、君に忠告だ」

ゼロ「何だよ? 地球人の悪人についてか? ちゃんと、銀河連邦の法に」

メトロンB「いや、そうじゃないんだ。本国から連絡があってね。最近、サロメ星人に不審な動きがあるらしい」

ゼロ「何だと?」

美波「サロメ星人って……ウルトラマンの偽物を作っていた?」

ゼロ「あいつら、まだ懲りてないのか……!」

メトロンA「一応、我々の方でも宇宙警備隊と銀河連邦には報告しておいたが、君も気を付けてくれ」

メトロンB「あ、これ、我々の連絡先ね。何かあったら言ってくれ」 つ名刺

ゼロ「ああ、忠告、ありがとよ。んじゃ、俺も……」 つ名刺

美波「シンくん、そろそろ……(二人が警戒してるし)」

ゼロ「ああ。じゃあな、達者でやれよ!」

メトロンB「しかし、アイドルか……。以前依頼した高垣楓や、765プロといい。ジェイスの言っていた通り、良いものだな」

メトロンA「三人とも、可愛かったな。彼女達の連れの子も含めて、今度から、チェックしておこう」

※メトロン星人ジェイス ウルトラマンギンガSに登場。アイドルにド嵌りし、工作任務を放棄してアイドルオタとして生活する。


本日はここまで

乙乙
思わず一気読みしてしまった めっちゃ面白いです

あと、メール欄にsagaって入れたら「魔力」→「魔翌力」みたいにならなくて済みますよ

小梅がベリアル陛下に憑いてる霊を見たら、レイブラッドにダークゴーネ、アイアロンとかが見えそう。

ベリアル銀河帝国事務所には幼女を加えるべき。こずえとか。

個人的にダークゴーネやアイアロンはまた何らかの形で絡んで欲しいな

少し、再開します

>>168
ベリアル(イチゴ味)「オススメの幼女アイドルを教えてくれ」

>>169
ベリアル(イチゴ味)「だーくごーね……? あいあろん……? うっ、頭が」


>>ベリアルサイド

志希「文香ちゃん、遊ぼ~」

文香「え、私は……まぁ、たまには」


文香「え、きゃぁぁぁぁぁ!」

グロッケン「あ、文香ちゃんがスライダーから落ちた!?」

ジャタール「普通は落ちないだろ!?」

ベリアル「とう!」 ハートキャッチ


文香「あ、あわわわわ」

スライ「文香さんが波のあるプールで波にさらわれました!」

ヴィラニアス「普通、無理だろ!?」

ベリアル「文香!」 ポケモンゲット


ベリアル「ハァハァ……き、気を付けろ」

文香「す、すみません……(プロデューサーさん、いつも私を助けてくれますね……)」

スライ(陛下が精神的に消耗してる……)

志希「翻弄される文香ちゃんが可愛かったけど……なんか、本当にごめんなさい……」

>>165
ご指摘、ありがとうございます。
書き貯めている物を投下していくスタイルでも、効きますかね・・・?




飛鳥「陛下……僕の水着、どうですか?」

ベリアル「似合ってると思うぜ」

飛鳥「陛下の為に、ちょっと大人っぽいものを選んだんですが……」

ベリアル「お前はアイドルをやれるだけの実力がある。俺は仕事は持ってくるが、それ以外はお前が自信をもってやれ」

飛鳥「……あなたの色に、染めて欲しいんです」ギュ

ベリアル(どうしろっつうんだよ……)

スライ(飛鳥さんのポンコツ化が本格的に進んでますね……)

志希「あ、ずるい! アタシも匂い成分補充しなきゃ! ハスハス!」ギュ

ベリアル(ほら、こいつも寄ってきちゃった……)

のあ「スクープ、事務所の社長、アイドルに手を出す」

ヴィラニアス「止めてください。本当に今の陛下は大変なんでやめてください」

拓海「ほら、お前ら、離れろ」

飛鳥「あ~」

志希「ぬわ~」

ベリアル「助かる」

拓海「社長はモテモテだな」ツーン

グロッケン(こっちもか……)

ベリアル「そういう方面で、小娘共に興味はねぇ」

拓海「小娘じゃなきゃいいのかよ」ズイ

ベリアル「おい、近いぞ」

拓海「答えろよ」

ベリアル「……どうだろうな」


>>温泉

アーニャ「シン。一緒に入りましょう」

蘭子「い、一緒に!?」

ゼロ「地球の風呂って言うのは、男女で別れるものじゃないのか?」

アーニャ「混浴ですから、一緒に入れます」

ゼロ「へぇ~、そうなのか。じゃあ、一緒に入るか」

美波「シンくん!?」

きらり「し、シンちゃん!?///」

みりあ「あ、私も! 一緒に入る!」

莉嘉「ずるい! 私も!」

美嘉「あ、アーニャちゃん! そ、そういうのはまずいと思うなぁ……」

アーニャ「私は、気にしません」

ゼロ「……美波、これはよくないのか?」ヒソヒソ

美波「い、一応、私達もアイドルだから……」ヒソヒソ

ゼロ「そうか。じゃあ、やめておくか」

アーニャ「では、行きましょう」グイ

みりあ「わ~い!」

ゼロ「お、おい? ちょっと、アーニャ、さん? 何で蘭子まで加わるんだ!?」


ゼロ「……なぁ、やっぱりアイドルとプロデューサーが一緒に入るのは、良くないんじゃないのか?」

アーニャ「気にしてはいけません」

蘭子「そ、そうですよ!(うぅ、恥ずかしいよぉ……けど、一緒にいたい……)」

美波「まぁ、まぁ、混浴だし、本人も希望してるし……(結局、入っちゃった……。シンくん、腹筋凄いなぁ……///)」

ゼロ「そ、そうだな……(二人の胸が柔らかい。攻撃をした時、どの程度の吸収作用が……)」

美嘉「そそそ、そうだね! 混浴だし(水着なら大丈夫なのにぃ……/// 莉嘉のプロデューサー、腹筋凄いなぁ……)」←妹が心配できた

きらり「にょわ~、すっごく広いにぃ☆」←はぴはぴできるからいいかと思った

莉嘉「ねぇねぇ! 泳いでも良い?」

ゼロ「ここの風呂は指定時間まで貸し切るタイプだからな。他の風呂じゃやっちゃダメだぞ?」

莉嘉・みりあ「は~い!」

美嘉「ねぇ、美波ちゃん。最近、二人のスキンシップが凄くない?」ヒソヒソ

美波「ちょっと、色々あって……」ヒソヒソ

美嘉「まぁ、イケメンだもんね……」


ガララ

ベリアル「だから、お前らだけで入れ」

飛鳥「まぁまぁ、陛下も一緒に……あ」

ベリアル・ゼロ「あ」

志希「も、もしかして、露天風呂の番号、間違えちゃった……?」

ゼロ「おい、マジで回れ右しろ」

ベリアル「わかってる……」

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥン バシャァァァァン

ゼロ「な、何だ?」

アーニャ「アレは……」

莉嘉「凄い! ロボットだ!」

美嘉「う、ウソでしょ……? 悪そうなのが、三体も」

レギオノイド「ギギギ」

美波「あれは、ベリアル軍の!」

ゼロ「……お前か」ギロ

ベリアル「……俺じゃねぇ」ブンブンブン


ベリアル「とにかく、お前らは避難しろ」

志希「えぇ!? せっかくのロボットなのに!」

飛鳥「わ、わかりました!」 ズルズル

志希「あ~」

ベリアル「緊急停止コードを受け付けねぇ。どこかの馬鹿が、勝手に改造しやがったな」

レギオノイド「……」チャキ

みりあ「じゅ、銃がこっち向いてる……」

きらり「い、急いで! みんな、逃げるよ!」

美波「シンさん!」

ゼロ「仕方がない! デュワ!」 ドゥゥゥン シャキン、シャキン

レギオノイド「ギギギギ」 ビー   カキン

美嘉「り、莉嘉! きゃぁぁぁぁ!! ……あれ?」 ギュゥゥゥ


ウルトラマンゼロ「みんな、無事か」

莉嘉「ほ、本物の、ウルトラマンだ……。あ、あと、お姉ちゃん、くるしぃ……」

みりあ「すご~い! ウルトラマンゼロだ! 本当にいたんだ! 今から、あの悪いロボットをやっつけてくれるんだ!」

きらり「きらりよりいっぱい大きいにぃ……」


ゼロ「みんな、ちょっくら待ってろ。今、あいつらをスクラップにしてやるからな!」

きらり「にょわ? ……シンちゃん?」

美嘉「え!? あれ、莉嘉のプロデューサー!? あ、プロデューサーだけいなくなってる!」


アーニャ「そうです。諸星シン、その正体は」


蘭子「光の国、最強の戦士、ウルトラマンゼロであるぞ!」


アーニャ・蘭子(もっと、秘密にしたかった……)


美波(二人とも、この状況よりも、みんなに知られたことの方がショックっぽいわね)

凸レーション・美嘉「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!????」


アーニャ「最初に知ったのは、私達です」

蘭子「我ら、アルファなり(私達が最初です)」

美波(一番最初は私なんだけどな)


ゼロ「レギオノイド如きが、俺を止められると思うなよ!! ゼロスラッガー!」

レギオノイド「ギギギギ」 ドゴーン

みりあ「凄い! もう一体倒しちゃった!」

ベリアル(レギオノイド、防御力低すぎたか……。まぁ、量産重視だし、相手がウルトラ戦士、ゼロじゃあの程度か)

ゼロ「エメリウムスラッシュ! ウルトラゼロランス!」  ドゴーン! ドゴーン!

美嘉「あっと言う間に全部倒しちゃった……」

莉嘉「シンくん、すごい……」



 ヒュゥゥゥゥゥゥぅン、 バシャン!

帝国猟兵ダークロプス×3「ウルトラマンゼロを確認、抹殺する」

ゼロ「ダークロプスまでか」

きらり「黒いシンちゃんが降ってきたにぃ!」

ゼロ「ディメンションコアをつんでる奴なら兎も角、この程度は造作もねぇぜ! 一気に終わらすぜ!! ストロングコロナ、ゼロォ!!」

アーニャ「ダー! 赤いゼロです!」

ゼロ「ウルトラハリケーン!!」

ダークロプス×2「……っ! 脱出、不能」

ゼロ「ガイネスト……! バス、ター!!」 ドゴォォォォォン

きらり「シンちゃん、すご~い!!」

みりあ「やっちゃえ! ウルトラマ~ン!」

蘭子「地獄の業火で、邪悪なる魔物を制しよ!(そのまま一気に決めちゃってください!」

ダークロプス「ウルトラマンゼロの能力に、大幅な相違があり。修正希望」

ゼロ「修正した所で、俺に勝てやしねぇよ! ゼロツインソード!」 ドゴーン!

美波「ダークロプスゼロと同じ方法で、一刀両断ね!」

ベリアル「しかし、どこのどいつが俺様のレギオノイドとダークロプスを……」

ブゥン

ダークロプス「ウルトラマンベリアルを発見。これより、抹殺する」

ベリアル「まだいやがったのか!?」

ゼロ「もう一体だと!?」



美嘉「ひ、い、いや……」

莉嘉「お姉ちゃん!」

ベリアル「狙いは俺様か。ちっ! しょうがねぇ……」

???「テヤッ!」

ダークロプス「っ!?」

美嘉「もう一人、ウルトラマンが……?」

莉嘉「あ、おっきい盾がアタシ達を守ってる!」

美波「ゼロのウルトラディフェンダーね!」

きらり「最初からシンちゃんに守られてたんだにぃ!」

蘭子「あのウルトラマンは……」

アーニャ「ウルトラマンノアに、少し似てます」



ゼロ「お前は、ウルトラマンネクサス! 何故、この時空に……」

蘭子(ネクサスって、光ちゃんが言ってた怖いウルトラマン!)

ウルトラマンネクサス「……クロスレイ・シュトローム」 ビィィィ

ダークロプス「ギギギ、ガガ」ドゴーン

ゼロ「ま、手助けしてくれたことには感謝するぜ。まさか、お前がアイドルにはまったなんてことはないようなぁ?」

ネクサス「……」シュゥゥゥン

みりあ「消えちゃった!」

ゼロ「あ、おい! まぁ、あいつが敵ってことは無いか」


のあ「……折角の休暇が、台無しね」

拓海「のあさん、何処に行ってたんだよ?」

のあ「ちょっと、旅行を邪魔する悪い虫を潰しに」

拓海「はぁ? それより、何か外が騒がしいけど」

飛鳥・志希「た、大変だー! 外に、ロボットが!」

拓海「はぁぁぁ?」

一先ず、ここまで

前から思ってたんだけど列伝103話のビーコンって、スライの光弾が当たった後も電波ジャックが続いてたから、生きてたと解釈は出来ないかな。
あわよくば、小型化してベリアル銀河帝国事務所のビデオカメラ枠に…

再会します。

>>194
ビーコンは犠牲になったのだ・・・


>>露天風呂

ゼロ(人間体)「みんな、大丈夫か?」

美嘉「ほ、ホントに莉嘉のプロデューサーがウルトラマンなんだ……」

きらり「シンちゃんすご~い!! 格好良かったにぃ☆」

莉嘉「うん! シンくんめちゃくちゃ強いじゃん!」

みりあ「シンさん、格好良かったよ!」

ゼロ「へへ、そうか」

ベリアル「シンくん、凄く良かった~(裏声)」

ゼロ「てめ、変身しろ。いますぐ、潰す」

ベリアル「冗談の分からねぇ奴だ……」

美波「今のは殺されても仕方がないと思います」

アーニャ「控え目に言っても、気持ち悪いです」

蘭子「不快の極み」

ベリアル「おい、こいつら滅茶苦茶厳しいぞ」

ゼロ「当然だろうが!!」


>>ホテル ロビー

スライ「レギオノイドにダークロプスが!?」

グロッケン「更にウルトラマンネクサスまでこの地球に!?」

ヴィラニアス「それでゼロは、このホテルの人間が怪しいと言うのか?」

ゼロ「この地球のアイドル達が狙われているなら、今回の仕事は待遇が良すぎるんじゃないかって思うんだ」

デスローグ「フゴー(言われてみればそうですが、今回の条件を見ればそこまででもない気もしますね)」

ジャタール「実際にレギオノイドがここに来たとなるな~」

タイラント「わからねーな」

ベリアル「ジャタールとグロッケンでホテルを探りを入れて見ろ。ヤバそうなら、一時的に相手を凍らせるか、ブロンズ像にしろ」

グロッケン・ジャタール「はっ!」

ゼロ「おいおい……」

ベリアル「まぁ、たまたまって線もあるけどな」

ゼロ「メトロダクション……この世界でウルトラマンの番組を作っていたメトロン星人が、サロメ星人に不審な動きがあるとも言っていたな」

スライ「サロメ星人と言うと……たしか、ダークロプス0号機を回収していたそうですね」

ヴィラニアス「奴らの科学力ならば、レギオノイドに量産型のダークロプスなら支配下に置けるだろうな……」

ゼロ「ネクサスがこの時空にいるのも気になるな……。スペースビーストでも育ってたら、大変なことになるぞ」

スライ「こちらでも警戒を強めましょう」

ヴィラニアス「このアイドル達のいる地球を」

グロッケン「破壊されるわけにはいかねぇからな!」

ゼロ(こいつら、ホントに何でこんなにド嵌りしてるんだ? いや、みんな良い子で可愛いけどさ)


美嘉「あの事務所の人もみんな、宇宙人なんだ……」

アーニャ「ウルトラマンベリアル。ウルトラマンで唯一、ズロー、悪の戦士です」

蘭子「その力はすさまじく、孤独の身でありながら光輝く星を壊滅させん……!(一人で何人ものウルトラマンを倒すほどです!)」

美波「正直、警戒する必要はない気がするけどね」

莉嘉「そうなんだ……。今度、光ちゃんに教わらないと……!」

みりあ「私も私も!」

きらり「きらりも~、シンちゃんのこと、勉強しておかないとダメだにぃ」

ベリアル「おっと、そうだった」

「っ!?」

ベリアル「既に気づいてると思うが、俺はウルトラマンベリアルだ。今のとこ、お前らに危害を加えるつもりはねぇから安心しろ」 つ名刺

美嘉「あ、ご、ご丁寧にどうも……」

ベリアル「……城ケ崎美嘉、城ケ崎莉嘉、赤城みりあ、諸星きらり」

美嘉・莉嘉・みりあ・きらり「?」

ベリアル「うちに移籍しねぇか?」

美嘉・莉嘉・みりあ・きらり「遠慮します……」

ベリアル「そうか……」

美波(本気でへこんでる……)



志希「社長、他の事務所の子に浮気? みんな美味しそうな子だけど、独り占めはいただけないな~」

のあ「名前だけでもDQNネーム、キラキラネームなのに、行動も同じね」

飛鳥「陛下に相応しい女性はやはり、僕が一番だと思います」

ベリアル「誰か頼む。こいつらと交換してくれ……」

ゼロ「ダメに決まってんだろ」

美波(みんな、強烈そう……)

拓海(社長、マジで大丈夫か……?)



>>夜

ジャタール「陛下、調べてみましたが、このホテルの従業員は普通の人間でした」

グロッケン「隠し撮りとかして売るつもりかとも思ったんですけど、特にそう言う事もなかったです」

スライ「そうすると、やはり、偶然でしょうか……?」

ベリアル「俺がかつてディメイションコアを乗せたダークロプスを使って、元の宇宙の座標を調べたように、この地球の座標を調べてた可能性もあるな」

ヴィラニアス「奴らが尖兵だとすれば、この地球が戦禍に呑まれることに……」

ジャタール「我々で何とかするしかないですな」

デスローグ「フゴ!(この素晴らしい地球を、破壊させません!)」



アーニャ「シン、一緒に寝ましょう」

蘭子「こ、怖くて眠れないです!(我、常闇を共にすることを求む!)」

美波「蘭子ちゃん、逆、逆!」

ゼロ「いや、部屋割りは俺が一人部屋なんだが……」

アーニャ「何かあった時、シンが、ゼロが近くにいた方がいいです」

美波(尤もっぽい理由を!?)

ゼロ「確かに……。警戒しておくにこしたことはないか」

美嘉「そ、そうだね~。何かあるのは、嫌だし(莉嘉が宇宙人に誘拐とかなんかされたらイヤだし!)」

莉嘉「やったぁ~! みんなで枕投げしよう!」

ゼロ「ホテルに言って、ちょっと掛け合ってくる」

飛鳥「そうか、陛下と一緒に寝るチャンス」

のあ「スライ達もついてくるわよ」

飛鳥「Oh……」

拓海「部屋は隣だから、安心しろ」

タイラント(ゼロ、滅茶苦茶おいしいなぁ……)




ゼロ「寝苦しいな……」

アーニャ「くぅ……くぅ」(右隣)

蘭子「すやすや」(左隣)

みりあ・莉嘉「ZZZZZzzzzz」(ゼロのお腹と足)

美波(……出遅れた)

きらり(みんな、楽しそうでいいなぁ)

美嘉(ウルトラマンじゃなきゃ、圧死しそう……)


>>翌朝 合流

未央「ねぇねぇ! 聞いた聞いた!? 本物のウルトラマンがこの近くに出たんでしょ!?」

卯月「悪い怪獣も出たって聞きました!」

凛「ニュースでやってたから……本当なの?」

きらり「本当なんだにぃ☆」

みりあ「私達のことを守ってくれたんだよ!」

莉嘉「ねぇー!」

美嘉「アハハハハ……」

みく「うぅ、みくも見てみたかったニャ! もしかしたら、宇宙アイドルになれるチャンスだったかもしれないにゃ!」

李衣菜「宇宙アイドルって何? けど、私も見たかったな~」

杏「杏は別に……。杏たちの平和を守ってくれたなら、感謝はするけど」

智恵理「う、うん!」

かな子「やっぱり、プロデューサーも見てみたかったりしますか?」

武内P「そう、ですね。私も子供の頃、よく見ていました」

ゼロ「……」テレテレ

美波(目の前にいますけどね)



テレビ『今、私はメトロダクションの前に来ていますが、凄い報道陣です!』

アーニャ「ダー、凄い人です」

美波「テレビの中の存在が、急に出てきたんだもの」

ゼロ(あ、メトロン星人からメールが来てる)


メトロン『ヘルプ、なう』


>メトロダクション内部
メトロンA「ひぃぃ! 見たことのないレベルの報道陣が!」

メトロンB「し、仕方がないとはいえ、ゼロのせいだ! た、助けて~!」


ゼロ(……無理、と)

テレビ『メトロダクションでは後日、正式な会見を儲けるとの事です。さて、今回は特別ゲストとして。ウルトラマンに詳しいアイドル、南条光さんにお越しいただきました」

未央「あ、光ちゃんが出てる」

光『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!! 本物のウルトラマンゼロだぁぁぁぁぁぁ!!! ウルトラマンネクサスまでいるよぉぉぉ!!! 生きててよかったぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

ゼロ「っ!?」

光『生で見たかったよぉぉぉ!! ゼロー!! アタシと一体化してくれぇぇぇ!! もしくは、アタシを光の国に連れて行ってウルトラマンにしてくれぇぇぇ!!!」

ゼロ「あの子、大丈夫か?」

美波「ダメだと思います」


アナウンサー『な、南条さん! 落ち着いてください! 今回の件はどういう……」

光『あ、はい! えっとですね、ウルトラマンゼロには設定上、全ての時空に移動できるアイテムを所持しているため、この地球の危機に駆け付けてくれたんだと思います!』

アナウンサー『な、なるほど……出鱈目な設定ですね……。では、彼はあくまで人類の味方だと?」

光『はい! ウルトラマンは、地球人の味方です! 宇宙の平和を守る、正義のヒーローなんです!』





評論家『君ねぇ、実際に現れているんだから。設定だけで語ってもわからないでしょ?』


光『あぁ!!? ウルトラマンが敵だって言うのかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!』


評論家『っ!?』





アーニャ「光の目、殺気が宿ってます……」

蘭子「奴の舌は虚を語り、人々を惑わす悪しき者なり(あの評論家の人、評判悪い人です)」

光『教えてやる! ウルトラマンゼロは、人間に肩入れすることに意味を見出してなんかない!』

評論家『は、はぁ? じゃあ、なんで』

光『意味なんてない! ただずっと昔からウルトラマンは人間を助けてきてくれた!』


光『設定だけで語っても分からない? 現に! ゼロは明らかに誰かを守りながら戦ってるのは映像を見ても分かるだろ!!!」



光『お前がウルトラマンの価値を語るなんざ、二万年早い!!』



ゼロ「ふっ……。あの子、俺のことが、ウルトラマンのことが本当に好きなんだな」

美波「私も、あの台詞は驚いたな。この人は、本当に根っからの正義の味方なんだって思えた」

アーニャ「光の言う通りです。あの人がウルトラマンを語るのは」

蘭子「二万年早いぜ!」 シュピーン

みりあ・莉嘉「早いぜ!」 シュピーン

きらり「早いぜぃ☆」 ニュワーン

美嘉(私も言わなきゃダメかな……?)

評論家『と、年上に向かって何ていう態度を……! これだから最近の子供は!』

光『だから、地球侵略をする者に、宇宙の悪に対し、命がけで戦ってくれる! 小さくても、命を救おうとしてくれる! 例え、自分の身が滅んでも、仲間が倒れても!!』

アナウンサー『な、南条さん、落ち着いて……』

光『アタシ達が精いっぱい生きる限り、絶対に助けてくれるんだ!!』

光『ウルトラマンを褒め称えろなんて言わないけど、お金の為に嘘ばっかの適当なことを言う奴なんか、助けてくれないからな!』

評論家『ぐぐぐぐぐ……!!』

光(言ってやった! 言ってやった! うしし!)

アーニャ「光のビックバンは、止められないぜ。ですね」

蘭子「ブラックホールが吹き荒れる!」

美嘉「ふ、吹き荒れるぜ!」

莉嘉「お姉ちゃん、急にどうしたの?」

美嘉「えっ!?」

>>209
光『ウルトラマンを褒め称えろなんて言わないけど、お金の為に嘘ばっか言う奴なんか、助けてくれないからな!』

です。
失礼しました。

よく言った!!しかしウルトラマンはたとえヒルカワみたいな屑でも見捨てないのだ・・・



ゼロ「今度、光には何かお礼をしとかないとな……。俺を、ウルトラマンをここまで信じてくれて」

美波「ふふ、そうね」

アナウンサー『い、以上、南条光さんでした!』

光『ゼロー!! あああああ! アタシと結婚して、アタシにウルトラマンの子供産ませてくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!』

蘭子「最後の叫び!(台無しです!)」

ゼロ「あの子、光の国に連れ帰った方がいいか?」

美波「その方がいい気がします」

アーニャ「その時は、私も行きますね」

蘭子「私も」

美波「っ!???」

みりあ「そっか!」

莉嘉「シンくんの子供ができれば、アタシ達ウルトラマンのママだ!」

美嘉「っ!??? り、莉嘉、あんたにはまだ早いから……」

きらり「うゆ、アーニャちゃん達はそういうことだったんだにぃ……」

ゼロ(最近、アーニャと蘭子が怖い)

>>211
ですね・・・。
純粋なウルトラマンと思しきメビウスでさえ見捨てないのだから、ゼロも見捨てないんでしょうね・・・



>>邂逅

ベリアル「……今日は、よろしく頼むぜ」 スゥ名刺

武内P「こちらこそ、よろしくお願い致します」 スゥ名刺

スライ「(陛下も結構、律儀に名刺を渡しますよね)」

ヴィラニアス「(陛下の中でプロデューサーの、働く人間のイメージは、彼がモチーフなのかもしれんな)」



のあ「前川みくね」

みく「そ、そうだけど……(なんという美人にゃ!)」

のあ「……私は高峰のあ。あなたの、ファン第一号よ」  会員証0000001

みく「っ!?????? なななな、マジデェ?」

のあ「マジデェ」

李衣菜「え、私は?」

のあ「残念」

李衣菜「そんな……」ガクッ

みく「う、嬉しいにゃ! こんな、こんな美人がファン一号だなんて……!」 握手

のあ「私も嬉しいわ。……あなたから、猫耳を奪う機をずっと狙っていたの」

みく「え?」

のあ「とぅ」

みく「ニャー!? みくの猫ミミがぁぁぁぁぁ!!」

李衣菜「えぇぇぇぇぇ!???」

のあ「装着! のあニャン」

みく「か、返すにゃ!」

のあ「返さない……にゃん。猫耳アイドルは、私一人でいい……にゃん」 ヒョイ

みく「ムキー!!」

純粋な疑問としてウルトラマンと人間のハーフができるとしたら子供は結構大変だと思うな。超能力持ちか異様な長寿の可能性があるし


ゼロ「おい、あいつをなんとかしろ」

ベリアル「スライ、なんとかしろ」

スライ「えっ!? わ、わかりました……。の、のあさん? みくさんも嫌がられていますし、事務所同士のトラブルは」

のあ「ふん」

スライ「ぐわぁぁぁぁ! 目がっ! 目がぁぁぁぁぁ!!」ゴロゴロ

グロッケン「す、スライ! しっかりしろ! 傷は深い気もするけど!」

ヴィラニアス「な、何て奴だ! 躊躇いなく目を刺しおった!」

デスローグ「フゴー(すみません、すみません。うちのアイドルが、ご迷惑を……)」

武内P「いえ、前川さんも楽しそうですし」

李衣菜「多分、楽しくはないと思うけど……」

>>215
漫画のULTRAMANがそれに近いですね
そして、ゼロも。果たして本当に純粋なウルトラマンなのか・・・




>> 邂逅2

飛鳥「……」

蘭子「……」

飛鳥「昨日は色々あって挨拶が遅れたけど……。君も、持っているようだね」

蘭子「ほぅ、汝もか」

飛鳥「僕は君とは異なるタイプだけど、僕は君にないものを持っている。それは、誓うべき主さ」

ベリアル(また妙なこと言いだしやがった……)

蘭子「我も、汝には無いものを持つ。我が闇の力をも塗り替えた、黄金の太陽を」

ゼロ「蘭子、最近口調が定まらないな……」ヒソヒソ

美波「アレはあれで一貫している気もするわ」ヒソヒソ

飛鳥・蘭子「……」ガシィ

ゼロ「どこに握手する要素があった?」

ジャタール「あれはあまり、深入りしない方がいい気がするぞ……」

>> 邂逅3

志希「んふふふ、美味しそうな匂いの子が居るな~」

かな子「あ、お菓子食べます?」

志希「食べる! にゃっはっは~!」

未央「餌付けされる子がまた増えた……」

ゼロ(あいつもレオの特訓コースの方がいいかもな)

かな子「ここ、バイキングで食べ放題なんですよね?」パクパク

志希「とっても美味しいよ♪」

ゼロ「先輩、かな子は隔離した方がいいか?」

武内P「様子を……見ましょう」

ゼロ(テクター・ギア用意した方がいいか?)


>> 癒し

文香「よ、よろしくお願いします……」

卯月「はい! よろしくお願いします!」ニコニコ

文香「……はい」 ニコ

スライ(可愛い)

ヴィラニアス(生卯月スマイルハァハァ)

グロッケン(可愛い)

デスローグ(可愛いです)

ジャタール(天使だ)

ベリアル(卯月、うちの事務所に来てくれねぇかな……)

拓海(また島村卯月当たりが欲しいとか思ってんだろうな。……やっぱ、可愛い方がいいのかなぁ)シュン

タイラント(落ち込んでる拓海、カワユス)


>>後日 ベリアル銀河帝国事務所

ベリアル「小娘共、今回の仕事、ご苦労だった」

志希「めっちゃ偉そう!」

文香「しゃ、社長ですし」

飛鳥「陛下、さすがです」

のあ「ちっ、うっせぇなー」

拓海「頼むから、アタシに年上を殴らせるな」

ベリアル「今回の仕事で、346プロと名刺交換ができたのも良かった」

スライ「あちらは大手ですからね。繋がりがあると、何かと便利です」

ヴィラニアス「ただ、少々の邪魔者がきたようですが……」

志希「そうだよ! あのロボット、ウルトラマンに出てきた奴なんだってね!(まさか、社長の正体は……)」

文香「し、信じられません。物語の中の存在が、現実に出るなんて……」

飛鳥「けど、陛下は僕達のことを守ってくださるんですよね?」

ベリアル「ああ、俺様が守ってやる」ニィ

グロッケン(陛下が!)

デスローグ(笑った!?)

ジャタール(俺達にできない事を、アイドル達はやってのける!)

タイラント(そこに痺れる、憧れるぅ!)

拓海「その言葉、信じるぜ」

のあ「お手並み拝見ね」

ベリアル「ふっ、任せろ。俺達の快進撃、まだまだだ!」

ダークネスファイブ「はっ!!」

短いですが、本日はここまでで

書き溜めていた分が残り少なくなったため、今後は不定期になると思います。
できる限り早めに書くようにします。

また、今後は徐々にシリアスに傾いていく予定です。

シリアスなんかいらねぇよ! と言う方がいれば、申し訳ありません……

>>218ベリアルがレイブラッドの遺伝子をついでいるようにゼロも別の遺伝子をつい出る可能性があるかも?・・・か。面白いな。

そしてゼロ女の子にテクターギアはやりすぎww磁気嵐の星で修行させる気かww

>>223
いえ、ゼロの母親は単純にアンナ隊員の可能性がある気がして

>>223
いえ、ゼロの母親は単純にアンナ隊員の可能性がある気がして

連続投下、失礼しました。
それではまた

>>226さん
次はこんなSSを書いてください(切実)



1966年7月にタイムスリップした謎の邪悪生命体(カービィみたいに相手をコピーする能力あり)がM78星雲に飛来
M78星雲をエネルギー球(破壊力はウルトラキー以上)で消滅させてしまった
そのお陰でM78星雲のウルトラマンが消滅

悪のウルトラマンとしてウルトラマンQとウルトラマンセブンが登場

邪悪生命体の特徴
ゴム人間のように伸縮自在
再生能力が極めて強い(リンドンの数無量大数倍)
カービィのようにコピーしてパワーアップする能力がある
相手を強制変身させる光線技を出す

レジェンドとノアがコピーされる



お願いします

没ネタ


ダークザギ「さぁ、みなさん! 今日も光り輝くアイドル達を共に育てていきましょう!」

ベリアル「おい、どいつだ。4月1日時空からアレを連れてきた奴は」

のあ「私よ」

ベリアル「返して来い」

のあ「ちゃんと育てるわ」

スライ「あなたが育てる側なんですか!?」


再開します。


>>アナザースペース

ゾフィー「つまり、ウルトラの母が地球のゲームに嵌っていたと?」

ウルトラの父「ああ。マリーがユリアンとグッズを買いに行ったところを、ベリアルの部下と鉢合わせして、意気投合したらしくてな」

ジャンボット「そんなことが……」

ウルトラマン「信じられんな」

ウルトラの父「正直に言えば私も信じられなかったが、口を滑らしたグローザ星系人によれば、ベリアルの様子が、少しおかしかったらしいからな……」

セブン「……実際にベリアルは契約書にサインをしたからな」

ミラーナイト「少々納得できませんが、あのベリアルが大人しくなったのであれば良しとしましょう」

グレンファイヤー「こっちは一回、殺されてるからな~」

ジャンナイン「貴重な経験だった」

ゾフィー「しかし、ベリアルめ。これだけのレギオノイド工場を作るとは……」

マン「全くだ。確認するにも、手間がかかるな」

セブン「ウルトラの父、工場はどうします?」

ウルトラの父「ベリアルの脅威が消えた以上、再利用するのも手かもしれないな」

ジャンボット「効率的だ」

ミラーナイト「そろそろ、工場の座標ですよ」

グレンファイヤー「お、見えてきた……。な、なんじゃ、ありゃ?」




>> 346プロ

テレビ『我々、メトロダクションがお伝えするウルトラマンは、別の宇宙に存在するだろう、正義の戦士のお話です』

テレビ『今回はたまたま、我々の住む地球が彼らの活躍の場になった。この地球に、危機が迫っているということです』

テレビ『信じましょう、ウルトラマンを。偉大なる光の国の戦士を。そして今こそ団結し、邪悪な侵略者に立ち向かいましょう』

アナウンサー『以上が、メトロダクションの会見でした。今後、国が、世界がどのような対応をとるか、注目が集まります』

ゼロ「メトロン星人達も、対応に追われて大変だな……」

美波「この世界でウルトラマンを普及した者としての、責任……なのね」

アーニャ「昨日は、光に質問攻めにあいました……」

蘭子「光の英雄への愛は、重すぎる故……(光ちゃん、シンさんが大好きだから……)」

ゼロ「事務所で何度か会ってるけど、そこまでだったとは……よし! 今度、お礼でもしておくか!」

美波(どんなお礼だろう? 美味しいお菓子とか?)



ガチャ

高垣楓「こんにちは」

美波「楓さん!」

ゼロ(何度か挨拶してる、美波達の先輩。そして、この世界で番組として作られた俺の活躍、エメラナの役をやってた人か)

楓「あ、丁度良かった。みんなから質問攻めにされてるとは思うけど、あなた達がウルトラマンゼロを見たのよね?」

アーニャ「はい、そうです。楓の出てた映画の、ロボットを倒しました」

楓「そっか。私ね、二度ほど彼とは共演してるから、ちょっと会ってみたかったんだけど……」

美波(私達以外の人からすれば、ウルトラマンゼロはテレビの中の存在。子供のヒーロー)

蘭子(それが、現実に現れてしまった……)

楓「私の初主演映画のお相手だから、気になっちゃって」

アーニャ「楓から見て、作り物ですが、ゼロはどうでした?」

楓「最初に設定を聞いた時は、驚いたわよ。私でも知ってる、セブンの息子だなんて。勉強の為に他の作品も見たけど、凄く強いし」

蘭子「我らも驚いた。輝きのゼロ、圧倒的なり」

ゼロ(ヤバい、普通に照れる)

楓「こんなヒーローが宇宙を守ってくれているなら、宇宙は安泰だ! そう思ったわ。私は美味しいお酒を飲んで、のんびりアイドルを続けられる」



楓「実はね、続編のウルトラマンサーガも見たの」

美波「楓さんが?」

楓「ふふ、驚かれると思った。コミカルなゼロも見れて楽しかったし」

ゼロ(タイガには手を焼かされたぜ……。あの世界で、今も、生きているんだろうな)

楓「だけど、ふと、不安になったの。彼はとても強いけれども、敵もどんどん強くなってきているって……」

美波(確かに、ゼロの戦う敵は強敵ばかり……)

蘭子(ウルトラマンベリアル、ビートスター、ハイパーゼットンにエタルガー……。ダークロプスゼロでさえ、惑星一つを消滅させた)

美波(もしも)

蘭子(もしも、惑星を軽々と滅ぼせる敵がこの地球に来たら……)

アーニャ「それでも、ゼロは負けません。絶対に」

楓「ふふ、そうね。敵も進化するなら、こっちも進化する。だから、今回の事件も、私は彼を信じます」

蘭子「楓さん……」

ゼロ「……ああ。ウルトラマンゼロは、どんな敵にも負けはしない! 必ず、みんなを守る……!」

楓「ふふ、そちらのプロデューサーさん。まるで本人みたい……あっ!!」

ゼロ「ど、どうした?」

楓「……面白いこと、何も言えなかった」

ゼロ「普段から面白くないから安心しろ」

楓「ガーン!!!」

美波(先輩だから直接言うのは避けてきたのに!?)



>> 光へのお礼

346プロ ロビー

光「さ~てと、今日も帰ったら同士から譲ってもらった生ゼロの映像を見返さないと! 一日三回はファンとして見なきゃね!」

ウルトラマンゼロ「よっ!」

光「             (;゚Д゚)」

ゼロ「お前が南条光だな! 初めまして、俺はウルトラマンゼロだ!」

光「             (゚Д゚;)」

ゼロ「この間のテレビ、俺も拝見させてもらった」

光「(;つД⊂)ゴシゴシ        (;゚д゚) ・・・ 」

ゼロ「お前の言葉、ちょいと心に響いたぜ」

光「(つд⊂)ゴシゴシゴシ       (;゚ Д゚) …!?」

ゼロ「この地球に、ここまで俺達ウルトラマンのことが好きな奴がいるなんてな!」

光「 (゚Д゚) 」

ゼロ「お、おい、どうした?」

光「             」パタン

ゼロ「光ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!?!?!?!?」


ゼロ「ちょ、だ、誰か!」

ちひろ「はい? どうしまし……う、ウルトラマン!?」

ゼロ「ちひろさん、丁度良かった!」

ちひろ「なななな、何で私の名前を!?」

ゼロ「え? あ、ウルトラ念力で心を読んだ!」

ちひろ「えぇ!? プライバシーの侵害じゃないですか!」

ゼロ「え? あ、いや、すまない。て、それどころじゃない! 光が、光が!」

ちひろ「え? ひ、光ちゃんが! ひひひ、人殺し!?」

ゼロ「え、違うって! 急に倒れたんだ!」

ちひろ「えぇぇぇ!? きゅ、救急車に、警察……」

ゼロ「え? いや、警察は……」


警察官「え~、それで、ウルトラマンゼロさんは……」

ゼロ「だ、だから、俺はやってないって言ってんだろ!」

警察官「いやしかしですね、南条光さんは心肺停止で危うかったんですよ? あなたがなにか、超能力を使ったわけでは……」

ゼロ「俺がそんなことするわけないだろ!?」

警察官「詳しくは署の方まで……」

ゼロ「ちょ、ちょっと、待て! だから、違う、俺は無実だ!」

美波「ウルトラマンゼロが!」

ピーポーピーポーピーポー

アーニャ「連行されてしまいました……」

きらり「し、シンちゃん……」

ゼロ「ふぅ、危なかった」

蘭子「っ!? あ、テレポート……」



>通りすがり
ベリアル「ん、あれは……」

スライ「ぶふっ。ウルトラマンゼロが」

拓海「パトカーで……」

飛鳥「連行されてる!?」

タイラント(あ、青色になって……消えた。テレポートしやがった)


ちひろ「すみませんでした」土下座

凛「ち、ちひろさんが土下座を……!?」

ゼロ「あ~、いや、いいてことよ。戻ってきた警察にも事情を言って貰えたし。俺もちょっと、人目を気にすればよかったし」

ちひろ「そう言ってもらえると、助かります……」

未央「凄い、これが生のウルトラマン……!」

ゼロ「何その、生八つ橋的な」

卯月「宇宙にあるんですか? 生八つ橋」

ゼロ「まぁ、ともかく、俺はゼロ! ウルトラマンゼロ! よろしくな!(いつも事務所で会ってるけど)」

一同「よ、よろしくお願いします……」

ゼロ「しかし、光が気絶するとは……。無理に起すのも良くないし、今日の所は」

???「あぁ!! ウルトラマン!!」

ゼロ「ん、君は……確か、堀裕子」

堀裕子「はい、そうです! エスパーユッコですっ!! ウルトラマン、ウルトラマンゼロさんでしたね!」


ゼロ「あ、ああ、そうだが……(この子、テンション高いな)」

美波(テンション高いのは、シンくんの存在そのもののせいです)

裕子「お願いです! ユッコに、サイキック技を授けてください!」

ゼロ「いや、無理だろ」

裕子「そんなことはないんですっ! ほらほら、スプーン曲げはできますよ!?」

ゼロ「え? うわ、マジだ。できてる。何でだ?」

裕子「やったぁぁぁぁ! ウルトラマン公認です! これからはウルトラマン公認のエスパーユッコです!」

蘭子(できたたんですか!?)


楓「あっ! この質感……本物のウルトラマンゼロ!?」

ゼロ(やべぇ、どうしよう)

楓「ふふ、すごい。本物なんですね……。私、エメラナ姫役をやらせていただいた」

ゼロ「高垣楓だろ? 知ってるさ」

楓「まぁ!」

ゼロ「本物のエメラナに近い演技だったぜ!」

楓「ふふ、嬉しいわ。……本物のウルトラマンゼロ……生ゼロ、生宇宙人……」

ゼロ「あ、面白いことはいいんで」

楓「ガーン!」

※結局、光にお礼をする前に帰りました



光「アタシのバカァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」



>> ゼロの住まい

アーニャ「そういえば、シンはどこに住んでいますか?」

ゼロ「会社に近いアパートを借りてるぜ」

美波「その……借りれたんですか?」

ゼロ「俺じゃなくて、スライ……。ベリアルのとこの奴が手配してくれてな」

蘭子「彼らは、本当に魔王の軍勢か?(ウルトラゼロファイトの時とイメージ違い過ぎです)」

ゼロ「良かったら遊びに来るか?」

美波(無邪気に、爆弾発言を///)

アーニャ「ダー、お邪魔します」


美波「新築で綺麗ですね。アパートよりマンションに近い……良いとこですね」

ゼロ「ここが俺の部屋だ」

アーニャ「ものが、全然ないです」

蘭子「テレビ、CDコンポ、ベッド……他は何もないです」

ゼロ「CDはみんなの歌を聴くようだな」

美波「食事はどうしてるんですか?」

ゼロ「自慢じゃないが作れないから、全部外食だ! といっても、俺は食べなくても平気だから、気が向いた時だけな。お陰で、給料余りまくりだ」

美波「ウルトラマンって便利な種族ですね」

ゼロ「はは、よく言われるぜ。人間と一体化してる時は、食べなきゃダメだけどな」


…………

美波「あら、もうこんな時間……」

ゼロ「送っていくぜ」

アーニャ「美波、また明日」

美波「……アーニャちゃん、何でベッドで寝転がってるの?」

アーニャ「眠いので、ここで寝ます」

蘭子「おおお、お泊り……///」

ゼロ「……デュワ」 ブゥゥゥン、シャキン、シャキン

美波「テレポートって便利ですね」

アーニャ「テレポートはダメです! 一緒に寝たいです!」

蘭子「断末魔(我儘はダメです)」

美波「ついでに私達もお願いね」

ゼロ「任せろ」

アーニャ「あぅ~……」


>>デビュー

武内P「みなさんに、重大なお知らせがあります」

未央「お、どうしたの? まさか、CD第二弾とか!?」

武内P「はい、それも決定いたしました」

未央「えっ!??」

卯月「やったぁ!」

武内P「ですが、それ以上の衝撃かもしれません」

美波「プロデューサーさんがそこまで言うなんて……」

凛「何だろうね」

武内P「みなさん、既にご存知だと思いますが、この地球にウルトラマンとその敵対勢力が出現し、交戦しました」

きらり「きらり達の目の前で、戦ったんだにぃ☆」

みりあ「学校でもその話題で持ち切りだったんだよ!」

莉嘉「アタシのとこも! 生意気言ってウルトラマンなんて子供の見るものなんて言ってた子まで、大はしゃぎだったんだよ!」

卯月「この間なんか、事務所にいましたよね!」

凛「光にお礼を言いたかったらしいけど……人だかりができて、結局帰っちゃったし」

李衣菜「そんなニュースになってる当たり前の事、それがどうかしたんですか?」

武内P「現在、ウルトラマンは非常に話題性のある作品となりました。そしてこのタイミングで、メトロダクションは」

ちひろ「以前から進行していた企画ではありますが、映画制作が決定いたしました」

部長「その映画に、君達の出演を希望しているんだ」

シンデレラガールズ「……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?????」

ゼロ(メトロン星人……。ふっ、あいつら、やってくれるぜ)


卯月「ええええ、映画デビューですか!?」

未央「わ、私達デビューして間もないのに!」

凛「え、映画かぁ……」

智恵理「あ、あわわわわわ」

かな子「智恵理ちゃん、落ち着いて! お菓子を、素数の数だけ食べて落ち着いて!」

杏「滅茶苦茶膨大な数になるんじゃない?」

武内P「メインの出演依頼は神崎さん、アナスタシアさん、新田さんになりますが、皆さんもぜひ一緒にと」

ちひろ「そして、その主題歌も皆さんに歌っていただきたいということなんです」

みりあ「映画に出れるんだ!」

莉嘉「すご~い! お姉ちゃんよりも先に、映画デビューだ!」

きらり「みんなではぴはぴできるにぃ☆」

武内P「特撮映画というジャンルにはなりますが、先に述べたようにウルトラマンは現在最も注目度の高い作品です」

部長「特撮映画はみんなが思う以上に非常に大変だ。けれども」

ちひろ「これは、チャンスです」

武内P「そして、このチャンスを作ってくれたのが……諸星補佐」

ゼロ「俺か?」

武内P「詳細は、メトロダクションから伺いました。何でも、彼らのピンチを、助けたと」

ちひろ「しかも、実は諸星補佐のお知り合いだったとか」

アーニャ「すみません、勝手な行動、でしたか?」

武内P「はい。事務所を通さない行動は、あまり褒められたことではありません」

部長「だけど、君達はチャンスを掴んだ」


ちひろ「つまりこれは、諸星補佐が取ってきてくれたお仕事なんです」

ゼロ「いや、俺は連中と知り合いだったってだけで……。あの時偶然会うまで、あいつらだってことは知らなかった」

ゼロ「だから、この仕事はアーニャ、美波、蘭子が得たものなんだ」

武内P「それでも、これはあなたの仕事です。みなさんを、よろしくお願い致します」お辞儀

ゼロ「……ああ、任せてくれ!」

武内P「細かなスケジュール調整は私が行います。大まかな予定だけ言いますと」

部長「今冬で撮影を終わらせ、来年の春に公開予定だそうだ」

凛「映画のタイトルとか、決まってるんですか?」

ちひろ「ふふ、タイトルを聞いたら驚きますよ? タイトルは……」

武内P「『ウルトラマンゼロVSティガダーク』です」

卯月「そ、それって……まさか」

未央「あの、大先輩と……」

みく「み、みく達にぴぴぴ、ピッタリの大舞台にゃ!」

李衣菜「みくちゃん、足震えてるって……」

部長「これから、忙しくなるね~」

陛下が殆ど出てないですけど、本日はここまで。

ギンガに出てきたティガダークは、正直ガッカリでした(´・ω・`)

そういやギンガってこの世界だとやってるの?

>>261
ウルトラ十勇士まで一応、やってます。
エックスはまだ、です。

ティガダークか・・・設定は理解してるんだがいまいち強いイメージがない・・・

ここだとメトロダクションで展開して来たウルトラシリーズのペースは現実と同じ?それとも毎年作ってる感じ?

歴代のウルトラ映画に出演したアイドルとか知りたいな。

あと、大怪獣バトルやラッシュの扱いはどうなってるの?

エックスが楽しい。エックスさん、空気読めない子

>>263
何故か自分は「本当はとてつもなく強かったんだろう!」というイメージを持ってしまっています

>>265
すみません、細かくは考えていませんでしたが
現実に比べれば、ペースはゆっくりです。一応、メトロン達はエックスの存在も知り、企画進行中くらいにはなっています。

歴代までは考えていませんが近年だとウルトラ銀河伝説のハルナ役に、瑞樹さん
ベリアル銀河帝国のエメラナ役に楓さん、ウルトラマンサーガのチームUメンバーは765プロの面々になっています。
ギンガやギンガSまでは考えていませんでした・・・

メトロン達は大怪獣バトルやラッシュの存在も確認していて、現実と同じように進行させています

それでは、少し再開します


>>メトロダクション

メトロンA(人間体)「やぁやぁ! よく来てくれたね!」

メトロンB「まだ暑いからね。冷たいお茶でもいかがかな?」

美波「ありがとうございます!(何でちゃぶ台が……?)」

アーニャ「この間は」

蘭子「すみませんでした」

メトロンズ「はは、大丈夫だよ。いきなり宇宙人がいたら、警戒もするさ」

ゼロ「お前ら、なんか悪いな」

メトロンA「気にしないでくれ。前にも言った通り、我々は君達のファンなんだ」

メトロンB「それに、映画の企画は前々からあったんだ。今回は、我々のオリジナルだがね」

ゼロ「ふっ。そう言ってくれると、助かるぜ」

メトロンA「異星人の侵略行為のお陰で、君が変身し戦ったことで、この星の人々も君達が実際に存在する戦士だと知った」

メトロンB「君達のファンを公言する我々としては、嬉しい限りさ」

メトロンA「侵略者が来ることは望ましいことではないが……」

メトロンB「お陰様で、スポンサーに困らないと言うのは切ないがね……」

ゼロ「その分、俺が戦いまくってこの地球に傷一つつけさせないぜ!」

アーニャ「シン、応援します」

蘭子「光の戦士に、敵はない(頑張ってください!)」

メトロンA[頼もしいね! では、お言葉に甘え」

メトロンB「ティガをオリジナルキャストで再現できてラッキーと思っておこう。珍しく、あっちの事務所から『やらないの?』とか声がかかったし」

美波「私達の大先輩ですからね……」


>> 挨拶

ゼロ「さて、みんなにも紹介するな! こっちがメトロダクションの奴らだ」

シンデレラ「初めまして! よろしくお願いします!」

メトロンA「いや~、みな、可愛らしいお嬢さんたちばかりだね!」

メトロンB「この間舞台を手伝ってくれた三人以外は申し訳ないがチョイ役のつもりだったんだが、何か役を用意したくなってしまう」

未央「ホントにぃ!? いつだって大歓迎!」

凛「未央ったら……。これでアクションが大変な役だったら、どうする?」

未央「うっ……。ま、まぁ、頑張るしかないでしょ!」

メトロンA「さて、大まかな流れを説明させてもらうと、今回の敵は影法師という敵で」

美波「ウルトラ8兄弟の敵ですね(勉強しておいてよかった!)」

メトロンB「その通り。より邪悪なエネルギーで蘇った影法師は、一人の少女に眼をつける。不思議な力を持つ少女、闇の巫女。蘭子さんに依頼したいキャラクターだね」

蘭子「おぉ! 我が真価を見極めるとは、そなたらの慧眼には恐れ入る(私にぴったりですね!)」

メトロンA「彼女の不思議な力でティガがティガダークとして復活してしまい、世界を危機に曝す」

智恵理「うぅ、前はみんなを守ってくれたティガが敵になっちゃうんですね……」

メトロンB「世界は大混乱! そこに、帰還したダイナがティガダークと戦うが、敗北。そこに現れたウルトラマンゼロとティガダークが、戦う設定だ」

みく「かつてのヒーローが敵として蘇り、それを今のヒーローが止める……王道的展開にゃ!」

メトロンA「そして、『彼』にはティガを止める為にゼロと一体化して、ティガダークと戦ってもらい、最後は復活したティガと共にラスボスを討つのさ」

李衣菜「絶対に面白いですよね! それ!」

メトロンB「問題は、蘭子さん以外の配役が全く決まっていないとこかな」

ゼロ「おいぃぃぃぃぃ!!!」



ゼロ「そんなんで間に合うのかよ!?」

メトロンA「だ、だって、みんながスポンサーに名乗り出るから、何か作らないと悪くて……」

ゼロ「あ、あのなぁ……」

メトロンB「ま、まぁまぁ。一応、大まかな脚本は既に決定しているから、後は君達に合わせて細かな修正を行うだけさ」

みりあ「じゃあ、私も変身したい!」

莉嘉「あ、ずるい! アタシも!」

メトロンB「あ、君達は『彼』の娘役で行こうと思ってたよ」

みりあ・莉嘉「ガーン!」

アーニャ「じゃあ、私はゼロと一緒に、戦いたいです」

美波「防衛チーム……確か、スーパーガッツね。その一員ってことね」

メトロンA「やはり、その辺が無難だな……」

メトロンB「いっそ、本人役はどうだい? ダイナの英雄祭ではなく、ガタノゾーアを倒した日に、ティガの日として、祝日となっていて」

メトロンA「そのイベントに呼ばれたアイドルチームか。なるほど。それなら、自然に行けるな」

凛「は、初主演作品でいきなり本人役って……」

卯月「な、なんか恥ずかしいですね……」

メトロンB「スーパーガッツの一員か、本人役か。前者だとアクションも入ることになるだろうし、後者だと楽な役にはなるけど出番が少なくなってしまうかもね」

みく「難しい所にゃ……。チャレンジしたいところだけど」

かな子「初主演、ですからね……」



杏「杏は楽な方で……」

ゼロ「あ、怪獣の着ぐるみ、空いてる? できればまだ洗濯してない、真夏の剣道部の防具並の奴」

メトロンA「ああ、持ってこようか?」

杏「それを何に使う気!?」

ゼロ「……(ニコ)」

杏「無言の微笑みはやめてよ!」

蘭子「杏は犠牲になったのだ……。見せしめと言う名の犠牲に」


ゼロ「みんなの意見を聞いたところ」

蘭子「我は、主役!!(私が一番台詞多い!)」

美波「私とアーニャちゃんがスーパーガッツの一員」

かな子「私達が本人役」

智恵理「アクションに自信がないですぅ……」

ツインテール(着ぐるみ)「杏は、杏は屈しない……くっさ! この衣装じゃ動けない……」

ゼロ「こいつ、耐えてやがる」

卯月「私達もスーパーガッツで頑張ります!」

未央「戦闘機で戦う役とかいいよね!」

凛「防衛チームの衣装着るのかぁ……」

みく「みく達も今回は本人役にさせてもらうのにゃ」

李衣菜「ちょっと、自信ないのもあるし(みくちゃんじゃ猫キャラ捨てれなさそうだし)」

きらり「きらりはスーパーガッツで頑張るにぃ!」

みりあ「私も戦いたかったけど」

莉嘉「アタシもキラリちゃんくらい大きくなりたい~!」

メトロンA「よし、これで細かな脚本の修正などを行おう」



ガチャ

「こんにちは」



凛「あ……」

未央「う、嘘でしょ……」

メトロンA「こ、これはこれは……」

「近くまで来たので、つい……」

卯月「あ、あわわわわわ!」

ゼロ「卯月、笑顔がヤバいぞ」

「いつもオファーを頂いてるのに、中々参加できなくてすみません」

メトロンB「いえいえ。お仕事がお忙しいのは、承知ですから。うちでは、大した金額もご用意できず……」

蘭子「こ、心の準備が……」

「本当は出られたときもあったんですが、事務所が……」

メトロンA「それは……仕方がないですよ」

みりあ(本当に、悲しそうな顔……。ティガが、好きなんだ)

「君達が……。僕は……一応、先輩のアイドルになるね。これから、よろしくね」ペコ

シンデレラガールズ「よ、よろしくお願いします!」

ツインテール「よろしくお願いします!」

(……何で怪獣? 確か、ツインテール?)


ゼロ(この人が……この世界でティガを演じていたアイドルか)

「……君は?」

ゼロ「俺……あ、いや、私はこの子達のプロデューサー補佐で、今回の仕事は、私が担当します」

「そうですか。宜しくお願いします」ペコ

ゼロ「こちらこそ!」

「あなたからは……なんだか不思議な感じがします」

ゼロ「そ、そうですか?(勘が鋭いのか?)」

メトロンA「(ゼロ、気を付けてくれ。彼はどうも、平行世界におけるティガ本人でもあるようなんだ)」

ゼロ「(なっ! マジかよ……)」

メトロンB「(色々と調べた結果、全ての世界のティガは、どうにも彼のようなんだよ……)」

「楽しい仕事になりそうで、よかった」


>> ベリアル銀河帝国事務所 

スライ「む、映画ですか……」

ヴィラニアス「ゼロの奴、メトロン星人の協力とは言え、大口の仕事を取ってきたな……」

デスローグ「フゴ(陛下、どうします?)」

ベリアル「ゼロの奴はハッキリ言って、偶然だ。こっちが真似する必要はねぇ」

デスローグ(陛下、結構社長らしい判断するなぁ……)

ベリアル「アイドル達にやる気があるなら、 オーディションなりなんなり受けさせてやれ」

ジャタール「はっ!」

ベリアル「しかし、メトロダクションか……。……俺様が負けるシーンを大々的にやりやがったのはこいつらか!!」

タイラント(気づいちゃった!)


スライ「お、落ち着いてください! 陛下!」

ヴィラニアス「そ、そうですよ。あの、その、残念ですけど、負けたのは事実ですし……」

タイラント(へいへい、ヴィラニアスビビってる~)

デスローグ「ふ、フゴォ(へ、陛下もウルトラ戦士に負けたことは認めてらっしゃってましたし)」

ベリアル「違う! 俺が言ってるのは、そっちじゃねぇ!!」

グロッケン「と、申しますと?」

ベリアル「見ろ!! 俺の、俺の当時の姿が映ってやがる……」

ジャタール「あ、あぁ、レイブラッド星人と合体する時の……」

タイラント(負けたって、レイブラッド星人の誘惑にってことか)

ベリアル「俺様が銀と赤だった頃の姿まで……はぁ」

スライ(陛下的に、昔の姿はNGなのか)

ヴィラニアス(ゼアスの改造だからか……)


ヒョコ

志希「ふ~ん、やっぱり社長はウルトラマンなんだ。ウルトラマン、ベリアル」

スライ「し、志希さん!」

ベリアル「いつからいた?」

志希「今だよ? ん~、宇宙人ならこの匂いも納得! はすはす~!」 ギュゥ

ベリアル「俺様の正体を知っても、怖くないって言うのか」

志希「んー、社長は社長だし? 文香ちゃんだって最初は怖がるとは思うけど、拒絶はしないと思うよ?」

ベリアル「そうじゃない。お前のことだ、ホテルでの出来事から俺様の正体に目途をつけていたのだろう?」

志希「うん」

ベリアル「俺様のことを調べたなら、何か言うことは無いのか? 俺様は、故郷を滅ぼし、別の宇宙を恐怖のどん底に叩き落としてるんだぞ?」

志希「ん~、言っちゃ悪いけど、私には関係ないし。社長も思う所があって、今はここにいるんでしょ?」

スライ(陛下は恐らく……アイドルの努力を認めていても、アイドルそのものに嵌っているわけではないでしょうね)

志希「なら、いいじゃん」

ベリアル「俺は……」

志希「それとも、社長は私に慰めてもらいたいのかな~?」 ギュゥゥゥ

ベリアル「おい、俺様の顔に胸が当たって邪魔だぞ」

志希「当ててるんだよ(キリッ」

ジャタール(さすが陛下、動じない!)


ベリアル「……他の奴らには、言うんじゃねぇぞ」

志希「口止め料貰わなきゃダメだね」

ベリアル「何が欲しい?」

志希「ん~、あ、そうそう! 宇宙人と子供をつくったらどうなるか、実験したいんだけどいい?」

ベリアル「ふっ、そんなことか……」

ゴン!

志希「お、おふぅ……」

ベリアル「小娘が、俺様をからかうんじゃねぇ」

志希「は~い(子供産んでも良いのは、事実なんだけどなぁ。……面白そうだし♪)」

タイラント(あ、この目はガチの実験的な眼だ)


>> 新たなる出会い

文香「あの、プロデューサー……」

ベリアル「どうした? 俺の癒し枠」

文香「え、えぇ!?///」

スライ(ま~、あのメンバーの中じゃ癒し枠ですね)

文香「あの、近所に、新しい和菓子屋さんができたらしので……良ければ一緒にと……」

ベリアル「ほぅ、和菓子か。確か、この国の伝統的な菓子だったな」

グロッケン「うひょ~、うまそうっすね!」

ベリアル「良いだろう。デスローグ、お前も付き合え」

デスローグ「フゴ」


塩見周子「いらっしゃいませ~」

文香「うわぁ、綺麗ですね……」

ベリアル「……そうだな。事務所全員分と、仕事中の拓海と飛鳥には特別高い奴を……」

デスローグ「フゴ(陛下、現実から眼を逸らさないでください)」

周子「お客さん、お目が高いねー」

ベリアル「(おい、どうすんだよ? 何でいんだよ? あいつ、設定よく見たら実家から追い出されてるはずだろ?)」

デスローグ「(出現エリアを考えても、東京にいるはずないんですけどね……)」

周子「お客さん、どうしたの? ……あ、テレビで見た、美形社長!」

ベリアル「(スカウトはやめとこうぜ。事務所の属性が偏るし……)」

デスローグ「(へ、陛下、さすがにそれは……)」

ベリアル「……行かなきゃダメか?」

デスローグ「フゴ!(いつ行くの? 今でしょう!)」

ベリアル「こいつ、他人事だからって……」

周子「あ~、もしかして、あたしをスカウトしたいとか? なんてね」

ベリアル「そういうことだ。どうだ、店が忙しいかもしれないが、アイドルやってみねぇか」スゥ名刺

周子「え、嘘。マジ? けどなぁ、東京支店を盛り上げなきゃダメって約束だからな……」

ベリアル(意外とまともか!?)

デスローグ(陛下のトLOVEる要因になって楽しそうだと思ったんですけどね)

ベリアル(お前、後でしめるからな)

デスローグ(っ!? 私の脳内に直接……!)



周子「ん~、けど、それであたしがお店の宣伝すれば、目的も達成されるし。いいよ、やる」

デスローグ「(この子、ホントに周子ちゃんですか?)」

ベリアル「(俺が知ってる情報だと、割と杏並のダメ人材だった気もするが……)」

文香「和菓子を買いに行った先で……後輩ができるなんて……。宜しく、お願いします」

周子「うん、よろしくねー」

ベリアル(またクール属性か……)

本日はここまで

再開します。


不定期と言いながらついつい書いては投稿する日々・・



>> 衣装合わせ

アーニャ「以前とは違う、防衛チームの制服です」

蘭子「汝は伝説の鎧に選ばれし勇者なるぞ(とても似合ってます!)」

美波「蘭子ちゃんは、割とライブの衣装と似てるわね」

卯月「私達も制服姿です! ブイ!」

凛「これ、ピッチリし過ぎだよ……」

未央「いや~、スタイルがもろに出るね~」

みく「うう、やっぱりそっちに行くべきだったかにゃ……」

李衣菜「いざ見てみると、後悔が……」

ゼットン(着ぐるみ)「杏は、絶対に楽な方に……くっさ! しかも、光る仕様だから余計に熱い!(ゼット~ン) しかもうるさい!」

智恵理「また着せられてる……」

かな子「あれ着てれば、サウナスーツみたいで痩せられるかな……」

みりあ「みんないいな~」

莉嘉「アタシも着たかったぁ~」

きらり「後で頼んでみるにぃ☆」 プルン

卯月「っ!?」

未央「きらりちゃんのスタイルが」

凛「衣装のせいで余計に……」


「どうも~、こんにちは~」

アーニャ「あの人は、タレントの」

ゼロ(この世界で、ダイナの役をやっていた人間か)

メトロンA「(彼もどうも、平行世界のダイナみたいだから、気を付けるんだぞ)」

ゼロ(多すぎだろ!)

「いや~、またまた呼んでもらっちゃってすみませんね!」

メトロンB「いえいえ、こちらこそ。来ていただいてありがとうございます」

「そりゃ、今回は気合い入れますよ! 久々に、先輩と共演ですからね!」

シンデレラガールズ「よろしくお願いします!」

「よろしく! ……そっちの人は~」

ゼロ「ああ、初めまして。この子達のプロデューサーです(ダイナと同じ顔した奴とか……やり辛いな)」

「……どかで会ったことあったっけ?」

ゼロ「いや、初対面です」

「そか。そうだよな~。俺、アイドルとの接点なんて、先輩くらいだもんな!」

美波「(勘、鋭いわね)」

ゼロ「(ああ、気をつけとくか)」



>> 撮影開始

蘭子「煩わしい太陽……。この世界の支配者は、王はただ一人。お前は、偽りの巨人」

「君は……何を言って」

みりあ「パパ、あの人……何だか怖い!」

莉嘉「に、逃げよう!」

蘭子「いでよ、ティガダーク! この地球の、支配者よ!」

「それは、スパークレンス! あの時と同じ、黒色の……!!」



ゼロ「おお、遂に始まったか。蘭子は大先輩相手だと緊張するかと思ったが、キャラになりきってるな。みりあと莉嘉も、自然な演技だ」

きらり「二人とも上手だにぃ☆」

ゼロ「この後、俺が戦うって言うのも、ちょっと照れるぜ」

メトロンA「ははは、せっかくだから、一部本物の君と映像を差し換えてしまうのも良いね!」

ゼロ「……やっちゃう?」

メトロンB「……やっちゃうかぁ」

アーニャ「ダー、ズロー、悪い話、してます」

美波「悪い話、なのかしら……」


>撮影中
みく「ティガが、ティガが、黒いティガが……」

李衣菜「町を破壊して……」

モブ男性「ひぃ~、た、助けてくれ! もう二度と、ティガ教なんてもので金儲けは……」 グシャ

智恵理「ひ、人が、殺されて……」ペタン

かな子「智恵理ちゃん、しっかり!(智恵理ちゃん、血糊が飛び散るシーンでホントに腰抜かしてそう)」

杏「せっかくの、ティガ記念日が……も、もぅ、おしまいだぁ~(杏の怠惰な時間が)」



ゼロ「撮影とは言え、ティガがああいうことをしてるのはショッキングだな……」

メトロンA「君には申し訳ないと思うが……作品としては、インパクトは高いと思うんだ」

メトロンB「所謂、ダークヒーローと言うジャンルになるね。法で裁けぬ悪人を、排除する」

ゼロ「蘭子のキャラとティガダークは、方法はどうあれ正義の為に行動しているわけか」

メトロンA「ティガをただの悪にはしたくないのでね」

ゼロ「ま、今日は目を瞑るとするぜ」

メトロンB「助かるよ」


>撮影中
アーニャ「ガッツイーグルMk,6、攻撃に入ります」

美波「ダメよ! あれは、ティガなのよ!? 人類の、英雄なのよ!?」

アーニャ「ですが、人間の敵です」



ゼロ「戦闘機のセットはあんな感じなのか。アーニャはクールなパイロットで、美波はそのストッパーか」

メトロンA「彼女の優しい性格を前面に出したいが、今回はその」

メトロンB「クールビューティーで神秘的な面を前面に出させてもらうよ。優しい役は、美波さんにお任せするよ」

みりあ「私も戦闘機、乗りたかったな~」

「後で写真をとれるよう、頼もうか」

みりあ「わ~い! ありがとうございます!」

ゼロ(ティガ、いいやつだな)


>撮影中
ダイナ「そうはさせないぜ!」

卯月オペレーター「う、ウルトラマンダイナです! ダイナが……!」

未央オペレーター「この世界の危機に、帰ってきてくれたんだ!」

凛オペレーター「お願いダイナ、みんなを……ティガを止めて」



ゼロ「ニュージェネレーションのオペレーターは、花があるな。俺もマイティベースのメンバーを増やすか……」

メトロンA「そういえば、君の組織した宇宙警備隊は」

ゼロ「ぶっちゃけ、みんなで見回りして、悪党が居たらぶっ倒すって感じだからな」

メトロンB「もうちょっと、組織的にした方が良さそうだね……」


>撮影中
蘭子「ふん、ウルトラマンダイナ……。貴様程度では、ティガの足元にも及ばん! ゆけ、闇の尖兵よ!」

ゴルザ「グワ~」

メルバ「ギャ~」

ダイナ「ゴルザとメルバが、あんな大量に……!? しかも、小さな黒い影が人を襲って……!」

きらり隊員「くっ! こちらきらり、市民の誘導を開始します!」 パシュン、パシュン!

拓海隊員「こっちだ! 早く地下シェルターに!」



ゼロ「お~、きらりはポニーテールにして、言葉遣いも違うと、随分と印象が違うな」

美波「あの人は確か、ベリアル銀河帝国事務所の」

メトロンA「ん、挨拶はまだだったっけ? 普通にオーディションに来てね。中々上手だったので、採用させてもらったよ」

メトロンB「ベリアル自身が着た時は、ちょっとビビったよ」

ゼロ「大丈夫だったか?」

メトロンA「大丈夫だったが」

メトロンB「自分のシルバー族だった姿を映すのは禁止と言われたよ」

アーニャ「NG、なんですか」



>> 本日の撮影終了

メトロンA「みなさん、お疲れ様でした」

みりあ「きらりちゃん、凄く格好良かったよ!」

きらり「かっわぃ~服じゃないけど、たまには格好良いのもいいね!」

莉嘉「うん! 凄く良かったよ!」

「君達も良かったよ。本当に、自分の娘ができたみたいだったよ」 ナデナデ

みりあ「ホント~! えへへ」 

アーニャ「シン、私はどうでしたか?」

蘭子「わ、私も!」

ゼロ「アーニャはその美貌って言えばいいのか。それがよく栄えてたし、蘭子は良い演技の中に楽しさが見えてたぜ」

アーニャ・蘭子「えへへ~」

美波(私の感想はないのかな)プンプン

ゼロ「美波も先輩隊員って感じが出てたし、卯月達も悲壮感が、みく達は一般人から見た恐怖が良くわかったぜ!」

武内P「みなさん、とても良かったです」

凛「プロデューサー! 着てたんだ」

武内P「はい、先ほど都合がついたので。少々お待ちを、出演者の方に挨拶をしてきます」

未央「そう言えば、何気にこっちに来るのは初めてだったね」

ゼロ(本当に、俺が先輩の代理だったのか……。こりゃ、気を引き締めないとな)



メトロンA「ゼ……諸星補佐、ちょっといいかい?」

ゼロ「わかった。先輩、ちょっと行ってきます」

武内P「わかりました。車を用意していますので、皆さんはそちらに」

アーニャ「私は、諸星補佐を待ってます」

蘭子「わ、私も」

美波「二人が残るなら、私も」

きらり「みりあちゃんと莉嘉ちゃんが大先輩とお話してるから、きらりも待ってるにぃ」

武内P「わかりました。先に車を準備しておきます」



>駐車場
武内P「みなさん、楽しいですか?」

卯月「もっちろん!」

未央「アイドル、サイコーだね!」

凛「CDデビューに、映画まで……」

みく「これで楽しくない奴なんか、いるわけないにゃ!」

李衣菜「ロックな仕事ばかりではないけど」

智恵理「みんなと一緒にお仕事できて」

かな子「とっても楽しいです!」

杏「ま、悪くないね」

武内P「そうですか……」ニコ

凛(あ、プロデューサーが少し……笑った)



卯月「あれ、マイクロバスの前に誰か……」

未央「スタッフさんかな?」

ケムール人×3「フォフォフォフォフォフォ」

卯月・智恵理「ひっ!」 ペタン

李衣菜「きもっ!」

かな子「だ、誰かの悪戯……ですよね……?」

武内P「み、みなさん、下がってください!」

ケムール人A「フォフォフォフォ」ガン、バキィ

武内P「ぐっ……に、人間の力では……がはっ」

みく「ぷ、プロデュサー!」

杏「う、ウソでしょ……あんな、ほそひょろいのに!」

ケムール人B「フォフォフォフォフォ!」 ドス、ガス

武内P「ぐっ! み、みなさん、早く逃げて……」

凛「卯月しっかり!」

卯月「はっ……! あわわ、ぷぷ、プロデューサーから離れてください!」

ケムール人C「フォフォフォフォフォフォ」

未央「ひっ! だ、ダメだ……逃げないと」

凛「けど、プロデューサーが!」


かな子「ち、智恵理ちゃん立って!」

智恵理「腰が抜けて……」

杏「杏が助けを呼んでくるから!」ダッ

ケムール人C「フォフォフォフォフォ」

杏「ひっ。速い……」

みく「か、囲まれたニャ……!」

李衣菜「や、やだ……。怖いよ……」

武内P「ぐっ……。はぁ!」 ドン

ケムール人A「っ!」

武内P「私の担当アイドルに、手出しはさせません! ぐっ」

凛「プロデューサー!!」

「さすが、先輩だぜ」

未央「も、諸星補佐……」

ゼロ「テメーら、俺がいない間に先輩や卯月達を……許さねぇぜ!!」

智恵理「諸星さんのブレスレットから……眼鏡?」

かな子「あの色合いは……」

杏「ま、まさか」

ゼロ「デュワ!」 ブゥゥゥン、シャキン、シャキン


卯月「う、ウルトラマン……」

未央「ゼロ……」

凛「諸星補佐が……」

ゼロ「さてと、テメーら! 覚悟しろ! ふん!」 ドゴン!

ケムール人C「っ!??」

智恵理「い、一瞬で移動して」

かな子「一瞬で一体、吹き飛ばした……」

杏「つえぇぇ……」

ゼロ「あくまで無言を貫くか。少なくとも、碌でない目的のようだな……。ならば、容赦はしねぇ! ゼロスラッガーアタック!」 シャキン、シャキン

ケムール人A・B「……フォフォフォっ!??!?」 ドゴーン、ドゴーン

ゼロ「先輩をよくも足蹴りしてくれたな! お返しだ! ウルトラゼロキック!!」

ケムール人C「フォフォ……!?」 ドゴーン

李衣菜「吹き飛びながら爆発した……」

みく「強すぎて相手にならないのニャ……」

杏「あそこまで力の差があると、逆に可愛そうになってくるね……」




美波「プロデューサーさん!」

アーニャ「みんな、大丈夫ですか?」

ゼロ「先輩、大丈夫か? あんたは立派だったぜ!」

武内P「も、諸星補佐なのですか……?」

ゼロ(人間体)「ああ、今まで隠してて悪かった……。俺は光の国のウルトラ戦士、ウルトラマンゼロだ。宜しく頼むぜ」

未央「えぇぇぇ!?」

凛「けど、美波達は驚いてないってことは……」

卯月「みんな知ってたんですか!」

アーニャ「ピェールヴィ、最初は、私達が知りました」

蘭子「我、アルファなり」

美波(だから、私だもん)プンプン


卯月「じゃあ、ホテルでの出来事は!」

ゼロ「ああ、俺がみんなを守りながら戦った」

未央「この間の光ちゃんに会いに来たのは!」

ゼロ「光にお礼を言おうと思って……。さすがに、目の前で変身すると怖いから」

美波(ストーキングされますね)

杏「じゃあ、杏をいつも捕まえられるのは!」

ゼロ「ウルトラ念力で場所を探ってた。最近はパターンを割り出してるだけだが」

みく「李衣菜ちゃんと喧嘩してた時も!」

ゼロ「ぶっちゃけうるさかったから、そういう光線使った」

李衣菜「それ、後遺症ないですよね!?」

ゼロ「メイビー」

李衣菜「何で英語!?」


武内P「そもそも、なぜこちらの地球に……」

ゼロ「……この地球に危機が訪れるだろうと言う情報があってな(こっちの宇宙で大人気なのは、黙っとくか)」

美波「実際に今のケムール人や、ホテルでのレギオノイドなど、襲われてますからね」

武内P「……助けていただき、ありがとうございました」 ペコ

ゼロ「先輩はいつも、俺を助けてくれてるんだ。これくらい、当然のお返しだ! それに、先輩は敵わぬ相手にも決してあきらめなかった」

凛「う、うん……。私達を守ろうって言う気持ち、伝わったよ……///」

武内P「……ですが、気持ちだけでは守れませんでした」

卯月「その気持ちが」

未央「嬉しいんだって!」

みく「Pちゃんは難しく考えすぎにゃ!」

李衣菜「助かったんだし、いいじゃん!」

かな子「これからは心強いボディーガードもいますし」

智恵理「は、はい!」

杏「いつもは厳しいけど、ありがとね。諸星プロデューサー」

武内P「たとえあなたが宇宙人でも……私の、後輩です。頼れる、仲間です」

ゼロ「へへ! これからも、よろしく頼むぜ!」


>> ベリアル銀河帝国事務所

ベリアル「拓海、撮影はどうだ?」

拓海「順調だよ。特撮って言うのは、朝も早いし、意外と大変なんだな……」

スライ「テレビ放送ならドラマは三か月放送、一クールですが、特撮は30分とは言え一年間の放送ですからね」

周子「しかもあれって、その間に映画とかの撮影もあるよねー」

文香「今回は映画単体ですけどですけど……。過去の人気キャラクターティガと、私達の大先輩が出ると言う事で……特撮映画の中では、長めの作品のようです」

拓海「意外とアクションも大変だし。NG出しちまうと、けっこう疲れるな」

文香「が、頑張ってください! この事務所で一番活躍してるのは、移籍した飛鳥さんを除けば、拓海さんですから」

周子「シューコちゃんはペーペーだし、エースは拓海ちゃんだねー」

拓海「ああ、任せろ! この間だって、ウルトラマンの映画の話だけど、見て勉強したからな! あのエタルガーとかいう奴、防御力高すぎでビビるけど」

文香「一緒に見ましたが、あのマフラーは何でできているんでしょうか……?」

スライ「マフラーだけで防御力1000くらいありそうですからね(ゼロのウルティメイトイージスを受けても生きているのは、本当に驚きましたが)」

タイラント(チャージは短めとは言え……アレ、喰らって生きてる奴がいる時点でビックリだわ)

拓海「そういや、社長と同じ名前のウルトラマンがいたな」

ベリアル「ギク」

文香「ベリアルは悪魔の名前ですから……」

拓海「ああ、光の国で唯一、悪に墜ちた裏切者らしい」

ベリアル「ぐは」

スライ「へ、陛下!」

グロッケン「き、傷は浅いですよ!」

ジャタール(のあがいたら、確実に抉りにくるけど)


文香「敵として使われるのであれば、そう珍しいことでは……」

拓海「そういうことか。けどま、作品だから言えるんだろうが、ベリアルの悪党っぷりは何だかんだで好きだぜ」

ベリアル「ほ、本当か?」

拓海「ああ、なんだかんだで故郷の奴は一人も殺せねぇチキンだし」

ベリアル「どげぶっ!!」

スライ「へ、陛下ぁぁぁぁ!!」

拓海「ゼロの身体を乗っ取ろうとしたりすっけど結局負けて、更にはちょっと改心したっぽいしな」

ベリアル「ぐはぁぁぁ!!」

周子「なんでさっきから社長がダメージ受けてるの?」

ジャタール「き、気にしないでくれ!」

拓海「……ん、そういや、ベリアルの部下の名前とスライさん達の名前って一緒だよな?」

スライ「ドキッ!!」

グロッケン「や、やだな~。あいつら、宇宙人だぜ? あんな悪党が、地球でアイドル事務所やってるわけねぇじゃん!」

拓海「それもそうか」

文香「ですね」

ヴィラニアス(あ、危なかった!)

グロッケン(あ、ダメだ。なんか自分でダメージ喰らう……)



拓海「そういや、プロデューサー。ちょっと、アクション指導してくれよ」

ベリアル「あぁ? 俺は腕っぷしに自信はあっても、そういうのはできねぇぞ」

拓海「まぁまぁ、いいじゃねぇか」 ダキ

拓海「……与えられた力で満足して調子に乗って、結局故郷の奴らを殺せなかった、ベリアル社長さんよ?」ボソボソ

ベリアル「……はぁ、わかった。レッスン室行くぞ(さすがに、バレバレか)」


>組手中
ベリアル「いつから気づいてた?」

拓海「ホテルの一件から」シュ、シュ

ベリアル「ほぉ~。何故わかった?」ヒョイ

拓海「あんなロボット相手に守ってやるなんて堂々言えるのは、おかしかった。幾ら常人離れした怪力を持っててもな」パシ

拓海「だから、こいつもウルトラマンなのかって思った。けど、文香が言うにはベリアルは悪魔の名前だ」シュシュシュ

ベリアル「十万年前からこの名前だって言うのに、地球人どもは失礼な奴だな」 バン、バン

拓海「ちょいと調べたらすぐに出てきたのは、驚いたけどな。さっきも言った通り、部下の名前が全く一緒だし。偽名くらい使えよ、っと!」 パァン!

ベリアル「いい動きじゃねぇか。俺様も知ったのは最近だからな。メトロン星人共がウルトラマンを広めてるってな」

拓海「易々と防いでおいてよく言うぜ……。メトロダクションの人らも、宇宙人なのかよ?」

ベリアル「あいつらはウルトラマンのファンだから、この宇宙に広めに来たんだとよ」

拓海「へぇ」

ベリアル「それで、どうする? 事務所を辞めるか?」

拓海「別に辞めはしねぇよ。ただ……あんたが何でこんなことしてるのか、気になって」

ベリアル「気まぐれだ」

拓海「……本当に?」 ス

ベリアル「おい、ちけぇぞ」

拓海「人の眼を見て、もう一度答えろよ」

ベリアル「……気まぐれだ」


拓海「多分、あの346のプロデューサー、あいつがウルトラマンゼロなんだろ?」

ベリアル「お前、思ったよりもできる女だな」

拓海「はっ! 今頃気づいたのかよ? アンタの眼が節穴じゃないってことだな」

拓海「ウルトラマンゼロとあんたは、現在敵対してるようには見えない。むしろ、協力関係にあるようにすら見えた」

拓海「調子に乗ってやらかした故郷のお友達と、仲直りでもしたのかよ?」

ベリアル「……そんなところだ」

拓海「そっか……、よかったな」

ベリアル「……あぁ」




ケン(ウルトラの父)『ウルトラ戦士の心を無くしたのか!?」


ベリアル『ウルトラ戦士の心なんて、何万年も前に捨てたよ……』



ゼロ『お前だって、ウルトラマンだろうが!!』







ベリアル「俺は……失って、いなかったんだ……」

拓海「何の事だよ?」

ベリアル「……ほれ」 ポイ

拓海「ちょ。……これ、アタシか? アニメ? ゲーム?」

ベリアル「俺らの宇宙だと、そいつが流行ってるんだよ。アイドルと共に、歩むゲームが」

拓海「ちょ、ちょっと待てよ。アタシがゲームの登場人物って……」

ベリアル「そのゲームは、この地球の、宇宙の人間が大本となっているようだ。安心しろ、お前らは現実に存在している人間だ」

拓海「そ、そっか」ホッ

ベリアル「あいつらが、お前らの話をえらく気にってな……」

拓海「あんたは、違うのかよ?」

ベリアル「お前らは、眩しすぎるんだよ……。俺は、与えられた力で満足してたって言うのに、お前らときたらな……」

拓海「与えられた力ではなく、自分の力で前に進もうとする。そういうことか」

ベリアル「中には、ファンと一緒に歩むなんていう奴までいるじゃねぇか。俺様から言えば、足手まといを連れて歩、だ? はっ……」

ベリアル「笑っちまうぜ……。なのにな、俺も、そうするのも悪くないと思っちまった」

拓海「つまりあんたは……」

ベリアル「さてと、盗み聞きをする悪い奴を懲らしめるとするか」 ガチャ

文香「あ……」


ベリアル「意外と行儀の悪い娘だなぁ?」 ニヤァ

文香「ちちち、違うんです。そろそろ、帰ろうと思ったので、また、プロデューサーに迷惑をかけるのもよくないから。だから、挨拶しようと思って……」

ベリアル「行儀の悪い奴には、お仕置きが必要だな」

文香「お、お仕置き……?///」ドキドキ

ベリアル「……一週間、読書禁止だ」

文香「えっ!!!!!!!!!!!!!」

拓海「うわ、文香にはきついな」

ベリアル「他のメンバーには言うなよ。スライ達も気にしてる。知らない体で付き合ってやれ。付き合えそうになければ、悪いが移籍してくれ」

文香「……私は、プロデューサーを信じます。今の生活……楽しい、です……」

ベリアル「そうか……」

ベリアル「あ、それはそうと、マジで読書禁止な」

文香「ガーン!!!」

拓海「盗み聞きって、いけないよね」


>> 346プロ

ゼロ「というわけで、ちひろさんと部長にも話しておこうと思うんだが……」

ちひろ「はい?」

部長「何をだい?」

卯月「補佐さんは躊躇いなくいきますね……」

凛「ああいうのって、普通は秘密にしておくんじゃ……」

ゼロ「実は俺は……」

ちひろ「そんなタイトルのアニメやってますね」

ゼロ「デュワ」ブゥゥゥン、シャキン、シャキン

部長「!????!???」

ゼロ「光の国のウルトラ戦士、ウルトラセブンの息子、ウルトラマンゼロだ」

ちひろ「……だから私の名前、知ってたんですね」

アーニャ(せっかくの秘密が……)

蘭子(みんなに知られちゃった……)


武内P「やはり、刺激が強すぎるのでは……」

ゼロ「けど、二人だけ仲間はずれって言うのも……」

部長「……の」

ゼロ「ん?」

部長「君のお父さんの活躍は、ずっと見ていたよ……」ウルウル ガシィ

美波「泣きながら握手を!?」

みく「そこまで嬉しかったニャ!?」

武内P「そう言えば、年配の方のヒーローはウルトラマンとセブン率が高いと窺ったことが……」

みりあ「シンさん、よかったね! お父さんが褒められて!」

ゼロ「はは、ちょいと照れるな……」

部長「この歳になって本物のウルトラマンに出会うとは……。しかもあの、セブンの息子に」

ちひろ「人生、何があるかわからないですね……」

ゼロ「まぁ、よろしく頼むぜ!」


>> メトロダクション

メトロン星人A「ゼロ、見てくれ。ポスターができたんだよ!」

※面倒なので、宇宙人カミングアウト

ゼロ「俺を使って撮影した奴だな! おぉ、格好いいじゃねぇか!」

アーニャ「シンとティガダークが睨みあってます!」

美波「その下には、蘭子ちゃんに、大先輩とダイナさんね。構図的には、銀河伝説と同じね」

蘭子「光の戦士、古の闇の巨人、激しくぶつかり合う時、新たなる神話の幕開けとなろう!(とっても格好良いですね!)」

みりあ「うん! すっごくかっこういいよ!」

莉嘉「アタシ達も小さいけど、ちゃんと写ってる! これ、貰えるの?」

メトロンB「もちろん、用意してあるよ!」

きらり「よかったにぃ☆」

みく「みく達は悲劇のヒロインって感じだけど、きらりちゃんとアーニャちゃんはイケメン過ぎるにゃ……」

李衣菜(私もやっぱり、そっちにすれば……)

凛「普段のキャラからは信じられないけどね……」



メトロンA「そういえば、もう一枚作ったんだが」

ゼロ「お、どれどれ?」

未央「蘭子ちゃんとティガダークの二人だけ……?」

卯月「敵キャラバージョン、ですか?」

智恵理「あれ、台詞がある……」



蘭子『闇に呑まれよ!』


ティガダーク『闇に呑まれた』



一同「……」

蘭子「おお! ティガが我が軍門に下ったか(可愛いコラボです!)」

アーニャ「ピッタリの、ポスターですね」

メトロンA「いや~、我ながらいい出来だよ」

ゼロ「今すぐやめろ」

メトロンA「え?」

美波「大先輩に怒られる前に、早く!!」

※大先輩はツボにはまり、大笑いしました。にょわ~☆



>> 正式採用

スライ「陛下、拓海さんの出る映画のポスターが届きましたよ」

ベリアル「ほぅ、どれどれ……なんじゃこりゃ?」

ヴィラニアス「ティガってこんな奴だっけ……? あったことないが」

タイラント「ワン(わからねぇ……)」

ジャタール「これは、今回の映画ように黒いのか、実は奴も闇の巨人なのか……」

デスローグ「フゴー!?(彼、昔は闇の巨人だったらしいですよ!)」

ベリアル「ちょ、俺様の唯一闇に墜ちたってキャラ設定が!」

スライ「だ、大丈夫です。陛下の場合は、光の国で唯一ですから!」

※正式採用されちゃいました。

本日はここまで

上記のネタは、お気づきの方もいらっしゃると思いますが

エレファント速報様にある

ウルトラマン「シンデレラガールズか…」

から使わせていただきました。

早く次のデレマスの日が待ち遠しいです。それではまた

乙でした!

ティガダーク『闇に呑まれた』 クッソ噴いたwww

陛下サイドももっと出番増えたらいいなぁ・・・しかし圧倒的キュートとパッション分が足りねぇぜ・・・文香以外に果たして癒しは現れるのか・・・

乙です!
毎日続きが楽しみでワクワクしております。

次の投稿も楽しみに待っています!


ティガ教wwwwww
ゴルザとメルバがいっぱいって、テレビくんとかの漫画だとゾイガーやガルラも追加されそうだなwwてかこれもはや第二のガタノゾーアだよなww

こんな時間ですが、再開します
早く、あと一日でデレマスが・・・!

>>326
冷静に考えても、ティガが闇に呑まれるのは滅茶苦茶不味いと言う・・・
そして、すみません。陛下の出番、少なくてすみません。タイトル詐欺ですね・・・

>>328
ありがとうございます! 頑張ります!

>>330
ティガのその後の世界を考えると、正体のバレているダイナはともかく、
ティガに対してはそんなことをしている人がいるような気がします。ティガと融合した子供達は、ひっかからないでしょうけど


>> デート

ゼロ「美波……すまないが、付き合ってくれないか?」

美波「えっ! つつつ、付き合う、ですか?」

アーニャ・蘭子「ガタッ」

凛「座ってなさい」

ゼロ「ああ……。実は最近、休日になにもすることがないと気づいてな……」

卯月「シンさんのお休み、ですか?」

ゼロ「仕事に行く時はスーツを着てるからいいが、俺が他にある服は別宇宙の服装だから目立つし」

未央「あ、ああ、あの時の衣装だね……」

ゼロ「休日の時はすることがなくて部屋でゴロゴロ、みんなのことを考えて仕事を纏めてみたりと……」

かな子「やっぱりウルトラマンって真面目なんですね……」

ゼロ「俺の生活、味気ないんじゃと思ってな」

美波「あ、お買い物ってことですか?」

ゼロ「美波達がオススメする遊びをしてみようと思ってな」

美波「それなら、喜んで」

アーニャ・蘭子「お付き合いします!」

みりあ「私も行くー!」

莉嘉「シンくんのお洋服、私が選んであげる!」

ゼロ「ホントか? じゃあ、頼むぜ」

きらり「きらりも行くにぃ☆」

美波(きらりちゃんは多分、二人のお世話してくれるつもりなんだろうなぁ)


卯月「私達も一緒に行きたいですけど……」

未央「これ以上増えると、流石に……」

凛「あんまり集団過ぎると、お店にいると他のお客さんに迷惑になるね」

智恵理(一緒に生きたかったなぁ)

かな子「シンさん、今度は一緒にスイーツバイキングに行きましょうね!」

ゼロ(止めた方がいいのかな……?)

ゴモラ(着ぐるみ)「あ、杏は……自分の怠惰な欲望に、従う……。これ、尻尾に重り入ってるよね? 動けないんだけど!」

李衣菜「まだ着せられてるんだ……」


>> お買い物

ゼロ「悪いな。みんな、最近は撮影で忙しいのに」

美波「その撮影もシンくんのお陰みたいなものだから、気にしないで」

アーニャ「シン、今日もスーツですか」

蘭子「我らが祭典と、変わらぬ(お仕事中みたいです)」

ゼロ「ランの着てた惑星アヌーの服しかねぇんだよ……」

莉嘉「アレは……普段着には、ちょっときついかも」

みりあ「そお? すっごくオシャレだと思ったけどな~」

きらり「それはオシャレじゃなくて、オサレなんだにぃ……」

ゼロ「なんで悪いが、まずは俺の服を選びたい……」

美波「切実ね……」

莉嘉「アタシにお任せ!」

きらり「男の人の服を選ぶなんて、初めてだにぃ☆」




……お買い物中……




ゼロ「私服はこんだけあれば、いいな。みんな、サンキューな!」

みりあ「お洋服選ぶの、楽しかったね!」

莉嘉「うん! シンくん、イケメンだから大体似合うし!」

ゼロ「ん? 蘭子は……あ、いた。何を見て……ああ、蘭子が好きな服や小物が売っている店か」

蘭子「ジー……」

ゼロ「へぇ、独創的だけど、可愛い服だな」

蘭子「ほぅ、この堕天使の衣の良さが分かるとは、光の戦士は侮れぬ(可愛い服ですよね)」

ゼロ「はは、結局闇側に落ち着いたのか」

アーニャ「ダー、可愛いけど、とても、高いですね……」

美波「最近は印税なんかも入ってるけど……良いお値段ね」

ゼロ「よし、今日は付き合ってくれた礼だ。ちょっと待ってな」

蘭子「え? あ、あの、シンさん……?」

美波(シンくん、まさか)

ゼロ「お待たせ! 最後の一着で、しかも蘭子のサイズにぴったりだぜ!」 ←仕事上、蘭子の3サイズを知っている

蘭子「ぴっ!???!?? ここ、こんな高いもの、受け取れません!!」

ゼロ「気にすんなって。俺はウルトラマン。ご飯は食べなくても良いし、必要最低限のものしか買わないから、給料が余ってるんだよ」

蘭子「で、でも」

ゼロ「俺はいつも世話になってるみんなの為に使いたい。蘭子がもっと輝ける手伝いを、したいと思う。だから、俺からのプレゼント、受け取ってくれ」 スゥ

蘭子「……あ、ありがとう……ございます……///」 ギュ


みりあ「蘭子ちゃん、いいな~」

莉嘉「シンくん! アタシ達にもなんか買って!」

ゼロ「おう、任せとけ! 今度は、みんなのものを買おうぜ!」

きらり「き、きらりは大丈夫だから……」

美波「私も……」

ゼロ「遠慮しないでくれ。俺の正体を知っても仲良くしてくれる、みんなに礼がしたいんだ」

アーニャ「助けられているのは、私達です。お礼なんて」

ゼロ「そんなことはないさ。美波やアーニャ、蘭子、きらり、みりあ、莉嘉……。この場にいない先輩や、卯月達にも、俺は助けられてばかりさ」

莉嘉「アタシとシンくんは、親友だからね! 当然でしょ!」

ゼロ「はは、サンキュー! よし、莉嘉の欲しいものから買いに行くか! シール千枚とかがいいか?」

みりあ「すごい! 千枚なんて、持って帰れないよ!」

莉嘉「うわ~い! カブトムシも買っていい?」

ゼロ「どうせなら、ロボットのカブト虫にしようぜ!」

莉嘉「やった~! けど、売ってるかな……」

美波「結局、買う流れに……。そりゃ、嬉しいけど、申し訳ない気持ちの方が……」

蘭子「……」ポー


きらり「蘭子ちゃん、どうしたんだにぃ?」

蘭子「へ、変なの……」

美波「か、顔真っ赤だけど、熱でもあるんじゃ……」

蘭子「ひひひ、光の戦士を見ていると、我が心の臓が苦しく……、太陽のような熱を帯びる……(シンさんを見てると、胸が苦しくて、熱くて……)」

きらり「それって……にょわ///]

蘭子「光の戦士は我に友好的で、わ、我も好意はあったが……。胸が温かくなる時も……たびたび……。い、今はそれが、ずっと……」

アーニャ「私もシンは好きです。けど、蘭子の好きと、違うんですか?」

美波「アーニャちゃんのは尊敬や憧憬の感情が、強いんだと思うな。あとは、好奇心……」

アーニャ「私の好きは、蘭子の好きとは違う……」


>> 宿敵との再会

美波「シンくん、ごめんね。色々買ってくれた上に、お昼ご飯まで……」

ゼロ「気にするな。あ~、けど、卯月達にも買わないと不公平か。次は、卯月たちへのプレゼントを選ぶか」

きらり「シンちゃんばっかに買ってもらうのは、申し訳ないにぃ……」

みりあ「そうだ! ねぇねぇ、きらりちゃん!」ゴニョゴニョ

きらり「それは良い考えだにぃ☆」

莉嘉「え、何何?」

みりあ「だから~」ゴニョゴニョ

ゼロ「おいおい、内緒話かよ」

みらり「もっと寒くなったら教えてあげる!」

ゼロ「?」

アーニャ「シンに買ってもらった望遠鏡、早く使って星を見たいです」

ゼロ「お、それなら、今日の夜にでも、いいとこに連れてってやるぜ」

美波「まさか、テレポートで空気がきれいな場所に……」

ゼロ「それはついてからの、御楽しみだ」


志希「ふぅ、いっぱい買い物しちゃったね~」

周子「シューコちゃんペーペーなのに、ホントにいいの?」

文香「私も……前はそうでした……」

拓海「うちのプロデューサーは道楽でアイドルやってるようなもんだからな、気にせず貰っとけ」

飛鳥「むぅ、陛下はもっと高尚な……」

のあ「考えてるわけないでしょ」

ベリアル「何で俺様が……はぁ」

スライ「まぁまぁ、陛下。アイドルの体調管理」

グロッケン「ストレス解消も俺らの仕事っすよ!」

ゼロ「あ」

ベリアル「あ」


>>高峰のあ その正体

アーニャ「ベリアル! また、何か疲れた目をしてます!」

蘭子「何だか苦労していそうなベリアル!」

ベリアル「理解してんなら労わってくれ!!」

美波(割と必死!)

周子「アレって確か、他の事務所の子? 社長は顔が広いねー」

スライ「いえ、顔が広いと言うか……」

グロッケン「宿敵と言おうか、恩人と言おうか……」

周子「?」

文香「(もしかして、あちらの方々もプロデューサーの正体を……)」

拓海「(知ってんだろうな)」

のあ「アナスタシア……。丁度良かったわ」

アーニャ「私、ですか?」

莉嘉「あの人、みくニャンと遊んでた人だ」

美波「アレは、遊ばれていると言うと思うわ……」

のあ「私は高峰のあ、ウルトラマンネクサスよ。前川みくとアナスタシアのファンなの。サイン、貰える?」

アーニャ「ダー。私のサイン、ですか。喜んで、します」

のあ「これにしてもらえる?」 つ エボルトラスター

アーニャ「ちょっとサインし辛いですが、頑張ります」

ゼロ「はは、よかったな。アーニャ」

ベリアル「たまにはこういうのも悪くねぇか……」

スライ「微笑ましい光景ですね」ホッコリ

グロッケン「そうだな。やっぱり、花があるなぁ~」

美波「……今、物凄いことをカミングアウトしていませんでしたか?」

ゼロ・ベリアル・スライ・グロッケン「……ふぁっ!???????」


>> ずっと、のあのターン!

ゼロ「ちょ、ちょっと待て!!」

のあ「何をどう待つの?」

スライ「そういうことじゃなくてですね!」

グロッケン「のあちゃんがウルトラマンネクサス!?」

ベリアル「どどど、どういうことだ!?」

のあ「言ってなかったかしら?」

ベリアル「言ってねぇよ!!」

のあ「あなたもウルトラマンなのだから、それくらい察しなさい」

ベリアル「できるか!!」

のあ「ちっ。ウルトラマンの恥さらしめ」

ベリアル「(#^ω^)ビキビキ」 ググ

スライ「へ、陛下! 落ち着いて! リラックス、リラックスですよ!」

グロッケン「ぶっちゃけ今回は無理じゃね!?」


周子「……え? 社長って、ウルトラマンなの? ていうか、のあさんもウルトラマン???」

飛鳥「陛下が……ウルトラマン……?」

グロッケン「のあちゃん、普通にバラしちゃダメじゃん!!」

のあ「めんごめんご」

ベリアル「こいつ、バラバラに引き裂こうぜ」

スライ「ホントに落ち着いてください!」

ベリアル「落ち着けるわけねぇだろうが!!! こいつ、俺の血圧を上げてころす気だぞ!」

ゼロ「こ、この際、ベリアルは置いておいて……。お前、本当にウルトラマンネクサスなのか?」

のあ「その通りよ。ウルトラマンゼロ、あなたとはきちんと話しておきたいと思っていたわ」

ゼロ「まぁ、エタルガーの件もあるし、知らない仲じゃないが、大した会話はしてなかったからな」

のあ「アレは、私じゃないわ」

ゼロ「どういうことだってばよ!?」


のあ「私はネクサス。ウルトラマンノアが多くの宇宙を救う為に生みだした、ノアから切り離された存在。だから、人間と融合しているわけでもないわ。私自身が、ネクサスよ」

ゼロ「ネクサスはウルトラマンノアだったのか……。じゃあ、あの時のネクサスは、別のネクサスだったのか」

のあ「いいえ、アレは本体のノアが別の巨悪と戦って体力を消耗した後に、エタルガーに襲われて、捕まっただけよ」

ゼロ「本体だったのかよ!!????」

のあ「エタルガーも非常に喜んでいたみたいよ? 彼も、本体を捕獲できるとは思っていなかったようで」

スライ「そりゃ喜ぶでしょ……」

のあ「実を言えば鏡の中だろうが、時間が経てばノアはいずれ回復するから、意味はなかったけどね」

グロッケン「ぬか喜びかよ!」

美波「ウルトラマンノアの燃費って、結構悪いわよね……」

蘭子「神様なのに……」


のあ「それは違うわ」

拓海「アタシが見た話じゃ、神と同義だったが……」

のあ「確かに、ウルトラマンノアは恐るべき力を持っている。例えば、セブンが大苦戦する怪獣軍団を一瞬で蒸発させたりとか」

ゼロ「喧嘩売ってんのか」

のあ「事実よ」 ニヤ

ゼロ「ベリアル、許す。こいつを殴れ」

ベリアル「よしきた」

スライ「ゼロォォォォォォォォォォォ!!! あなたのことは信じてたのに!!」

ゼロ「俺ら、元々は敵だろ?」

スライ「そうですけどね? 確かにそうですけどね! のあさん、ホントに止めて!」

のあ「そうね。話が進まないし」

グロッケン(誰のせいだよ!)

のあ「確かにノアは強大な力を持っているけれども、危機を迎えることも多い。神であるならば、そんなことはないのではなくて?」

美波「けれども、時空移動に時間の操作……。そのうえ、超新星爆発を超える光線技。人間からすれば、神ですよ」

のあ「それもそうね。というか、冷静に考えても私の本体ヤバ過ぎね」

ゼロ「どっちだよ!!」

ベリアル「拓海、頼む。頼むから、こいつを殴ってくれ……(懇願)」

拓海「そ、そう言われてもな……。さすがに、ウルトラマンを殴るのは……」


のあ「私が言いたいのは、強い力を持つ者を神と崇め、頼りっぱなしにしないこと。そういうことよ」

ベリアル「いい話でまとめようとしているのがムカつく」

グロッケン「実際、良いことは言ってるんですけどね……」

アーニャ「あの、サイン、書けました」

のあ「ありがとう」

ゼロ「ていうかそれ、お前の変身道具じゃねぇのかよ!??」

のあ「アナスタシアのファンだから、自分の一番大事なものに書いてもらったわ(キリッ」

ゼロ「よし、ヤろうぜ」

ベリアル「そうだな」

スライ「ゼロォォォォォォ!!! 頼むから、正気に戻ってください!」

文香「す、スライさんが……ストレスで大変そうです……」

拓海「スライさんが普通の人間だったら、確実に胃潰瘍になってるだろうな……」


スライの胃「いや、そろそろ限界」ジュー


飛鳥「陛下が……ウルトラマン……」

志希「こっちはこっちで大変そうかなぁ~……」

飛鳥「……いい、ですね!!」

周子「シューコちゃん、これには苦笑い」


飛鳥「冷静に考えれば、ウルトラマンって凄い能力者ですよね!」

美波「宇宙空間で生きていけるし、エネルギーは僅かな光で大丈夫。空を飛べ、更には腕を組んだだけで強力な破壊光線を出せ」

アーニャ「ご飯も必要なく、死んでも場合によっては生き返れて、融合することで死んだモノすら蘇生させ」

蘭子「光の戦士の持つ聖なる武具はどれもこれも、神々の黄昏を引き起こす神具なり(ウルトラ一族の道具は何でもありです)」

スライ「冷静に考えても、とんでもない生き物ですね」

グロッケン「俺達、よくケンカを売ろうって思ったな……」

莉嘉「メビウスみたいに、炎を出せたりする人もいるよね!」

みりあ「超能力も使えるよ!」



ユッコ「呼ばれた気がしました!」

日野茜「多分、呼んでないですよ!!!!」



飛鳥「つまり、ウルトラマンこそ、陛下こそ僕の理想なわけです!」

ゼロ「お前らの事務所って、本当に変わった子が多いよな」

ベリアル「頼むから、何人かトレードしてくれ」

ゼロ「ムリ」

周子(ウルトラマンって、普通は正体隠すものじゃないの?)


のあ「さて、少し真面目に話すわ」

ゼロ「ふざけてたこと認めちゃったぞ、こいつ」

ベリアル「ウルトラマンノアは、なんでこんなアンポンタンを作った? 作り直しを要求するぞ」


のあ「この地球は素晴らしいわ。多くのアイドルが正しき輝きを放ち、ファンの人達もそれに触発され、輝いている」

きらり「みんなではっぴはっぴ! してるんだにぃ☆」

のあ「ええ。その輝きを知りたくて、私もバイト先のメイド喫茶を辞めてベリアルの事務所に行ったわけ」

グロッケン「何でウルトラマンがバイトしてるんだ?」

スライ「もう、考えるのはやめましょう……(白目)」

周子(スライさん、死にそう)

のあ「輝きは人々を結び付け、光り輝く。まさに、絆……」ニコ

拓海(黙って微笑んでれば超美人なのに……)

のあ「だから」

ゼロ「ん? 何か来るぞ」

キングジョー「トゥゥゥゥ」

美波「あれは、確かキングジョー!」

グロッケン「ペダン星人か?」

スライ「いえ、最近は量産型キングジョーが普通に売り出されていますからね。ペダン星人から買った、何者かの可能性もあります」

志希「あのロボット、普通に売られてるの?」

スライ「侵略兵器ではなく、未開惑星調査用だったり、土木用など、用途は様々ですよ」

のあ「この地球を脅かすものは、私が許さない。ネクサス」シャキーン


ドドーン!

ネクサス「シュワ!」

アーニャ「本当に変身しました」

みりあ「ホテルで助けてくれたウルトラマンだ!」

莉嘉「女の人でもウルトラマンになれるんだ……」

きらり(正確には、女の人に化けていたウルトラマンだと思うけど)

ネクサス「テヤ!」

キングジョー「ッ!」

スライ「量産型とは言え、キングジョーの防御力は……」

美波「いえ、ネクサスなら相手の防御力は関係ないです!」

グロッケン「それは、どういう……」

文香「色が変わりました!」

ネクサス(ジュネッスブルー)「アローレイ・シュトローム!」

ゼロ「青い、ネクサス……」

ベリアル「弓矢? ゼロみたいな……いや、あいつが本家ってことか」

キングジョー「……ッ!」グサ

志希「光の矢が……ロボットを貫いて、貫いた先から……粒子状に消えていく……? まさか、分子に分解されてる?」

スライ「恐ろしい技ですね……」


のあ「こんなものね」

文香「あ、お疲れ様です……」

ゼロ「ま、まぁ、とにかく、これからもよろしく頼むぜ!」

のあ「ええ、そうするわ。悪名高いウルトラマンベリアルがこの地球にいるから警戒していたけど、ただの腑抜けのようだし」

ベリアル「……(#^ω^)ビキビキ」

グロッケン「なんでのあちゃんは無駄に挑発するの!?」

スライ「ていうか、それが本当の理由ですか。思ったよりまともな理由だったんですね」

拓海「メイド喫茶でバイトしてたけどな」

のあ「あのベリアルに対してこの程度で済むのだから、ありがたく思って欲しいわ。本来なら、寝てる隙にシュトロームソードを叩きこむつもりだったわ」

ベリアル「ぐっ……。くそ、言い返せねぇ……」

拓海(なんだ、ホントに暴れる気ないんじゃんかよ)デレデレ

ゼロ「寝首をかくつもりだったのか……。根は真面目なのか……? 一応」

のあ「それじゃあ、前川みくによろしく伝えておいて」

スライ「そ、そうですね。我々はこの辺で(ゼロも暴走しかねないし)」

周子「またね~」

文香「……周子さんは、平気なんですか?」

周子「ま~、驚きはしたけどね~。身の安全があるなら、あたしにとっては頼りになる社長さんだしね~」

ベリアル「ふっ、よろしく頼むぜ」

みりあ「バイバーイ!」

本日はここまで

のあさんマジ美人

遅い時間ですが、ゆっくり再開します



>> 星に願いを

ゼロ「いや~、今日は疲れたぜ」

美波「主に、ウルトラマンネクサス、高峰のあさんのせいですね」

ゼロ「マジで何であんな性格になったんだ……? 根は真面目だったっぽいが」

美波「ウルトラマンですから……もしかしたら、全て計算づくの可能性も」

みりあ「……ちょっと、眠いかも」

ゼロ「おっと、すまないな。最後に、みんなをとっておきの場所に連れていきたいから、もう少しだけ我慢してくれ」

みりあ「うん、頑張る……」

きらり「みりあちゃん、ファイト!」

蘭子「それで、我が友よ、禁断の地とは?(うぅ、まだ、顔がまともに見れないよぉ……)」

ゼロ「それはな……デュワ」ドゥゥゥン、シャキン、シャキン

美波「やっぱり、テレポートで何処かに……」

莉嘉「わっ! 一気に大きくなっちゃった」

ゼロ「さ、乗ってくれ」 スゥ

アーニャ「ま、まさか」

ゼロ「アーニャが行きたかった場所に、行こうぜ!」



みりあ「うわ~! すごいよ! すごいね! 宇宙だよ!」

莉嘉「すごいすご~い! 月が近いよ!」

きらり「きらりよりもいっぱいいっぱい、大きいにぃ~☆」

美波「ま、まさか宇宙に来れるなんて……」

蘭子「う、宇宙……」ポカーン

アーニャ「すごい、すごいです! ズヴェズダ、とてもよく見えます!」

美波(テンション高いアーニャちゃん、可愛い)

ゼロ「喜んでもらえて何よりだ! せっかくだ、月くらいに行っとくか」



>月面
美波「凄い……。私達、月にいるんだ……」

ゼロ「本当は走り回ってもらいたいところなんだが……。今回は俺の手の中で我慢してくれ」

みりあ「地球、きれ~……」

蘭子「青き星……宇宙のオアシス……」

莉嘉「凄いねぇ……」

きらり「あの星で、きらり達は生きて、みんなをはぴはぴさせるんだね……」

みりあ・莉嘉「スースー……」

ゼロ「おっと、二人は寝ちまったか。そろそろ、戻るか」

アーニャ「……シン、ありがとうございます」

ゼロ「どういたしまして、だな」ニカ

アーニャ「……あ、わかりました」

美波「何が?」

アーニャ「蘭子の好き、わかりました。今、私も、シンを見ていたら、ドキドキしました」

美波「……ふふ、そっか」

蘭子「心地よい鼓動……///」

ゼロ「何の話しだ?」

アーニャ「セクレート、秘密、です」

蘭子「お、乙女の領域なるぞ!」

ゼロ「おっと、それは失礼。じゃ、大気圏を突破するぜ!」

きらり「みりあちゃんと莉嘉ちゃんは、きらりが見とくにぃ!」


美波「アーニャちゃんの気持ち、蘭子ちゃんの気持ち、わかるわ」

アーニャ「美波、瑞樹みたいです」

美波「ふふ、そうね。真似しちゃった」

美波(だって、あの日、私を助けてくれた日から……私はずっと、この大きな手を持つ彼に……)

美波(けど……これは、叶わない。彼と私じゃ、何もかもが違い過ぎる……)



>> 光へのお礼 2

光「はぁぁぁぁぁ。ウルトラマンゼロがアタシに会いに来てくれたって言うのに……。はぁぁぁぁぁ……」

佐久間まゆ「光ちゃん、なんだかすごく落ち込んでますね……」

茜「仕方がないですよ! 大好きなウルトラマンに会うどころか、気絶しちゃったんですから!」

まゆ「まゆもウルトラマンギンガでアイドルを目指す女の子、千草ちゃん役をしているから、本物には会ってみたかったんですけど」

茜「私も、ウルトラマンゼロとは共演してますからね!」

まゆ「あれ? そうだったんですか?」

茜「はい! 何を隠そう、私は当時子役をやっていまして! 楓さんと共演して、ゼロの仲間であるロボット戦士、ジャンボットを操縦して一緒に戦った仲なのです!!!!」

まゆ「そうだったんですかぁ。まゆ、過去作はあまり勉強していなくて……」

茜「何だかんだで結構前ですから! 監督が私の元気の良さを見込んで、弟役から妹役に変更してくれたくらいだったんですよ!!」

日野茜→ベリアル銀河帝国、ナオ役(短髪なので、意外と気づかれず)  佐久間まゆ→ウルトラマンギンガ、久野千草役

茜「光ちゃんと出会った時は、質問責めにされたものです!!」

茜「だから、私も会ってみたいです!!!!」



ゼロ(変身済)「……やべぇな、なんか濃ゆい。あの子がナオ役だったのか……」

ちひろ「諸星補佐に会った光ちゃんと、茜ちゃんのテンションを考えると確かに……」

凛「けどさ、折角プレゼントを買ったんでしょ? なら、渡さないと」

ゼロ「茜の分は買ってなかったんだよ……」

みく「二本あるし、頭のスラッガー一つあげればいいんじゃないかにゃ?」

ゼロ「ダメに決まってんだろ!」

李衣菜「光ちゃんなら、家宝にしそう」

未央「も~、男は度胸! 何でも試してみるもんだよ! えい」

ゼロ「うぉ、押すな!」

光・まゆ・茜「あ」

ゼロ「……よ、よう! 俺はゼロ、ウルトラマンゼ」

光「ゼロだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ゼロ「うぉわっ!?」

卯月「ウルトラマンが逃げ腰になった!?」

光「この間は大変申し訳ございませんでした!!!!!!!」

        ジャンピング土下座

杏「どっかの敵幹部みたいなことし始めた!」



ゼロ「お、おい! 落ち着けって! 俺は別に、気にして」

光「アタシが、アタシが大好きなウルトラマンを見て気絶するなんて……! 土下座程度じゃ許されないけど、許してください!!!」 ガンガンガン

まゆ「ひ、光ちゃん? 頭を床に打ち付けるのはやめた方が……」

智恵理「まゆちゃんがひいてる……」

ゼロ「だから、俺は気にしてないから落ち着け! これ、プレゼントな」

光「プレゼント……? ウルトラマンが、アタシに?」

茜「何でしょうかね! 本、ですか?」

ゼロ「俺が好きらしいから、俺が全部の技を使ってる所を写真に収めておいたぜ」

凛「買ったってアルバムだけ!?」

まゆ「えぇ……? ウルトラマンの生写真集……?」

かな子「まゆちゃんにひかれた!」

光「家宝にします!!!!!!!!!!!!!!!!」

茜「良かったですね!!!! それはそうと、自分も握手くらいいいですか!!!!」

ゼロ「お、おぅ! ナオ役だった日野茜だな、よろしく!!!」ギュ!

茜「よろしくお願いします!!!!!!!!」ギュ!

楓「あ! また生トラマンがいる! ふふふっ」

ゼロ(やべ、また来た……。ダメなエメラナ、略してダメラナ)

光「うひゃぁぁぁぁぁぁぁ!! 生のゼロの写真だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! これだけでご飯三杯は食べれるよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! うっ……パタッ」

ゼロ「光ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!?!?!?!?」

アーニャ「興奮し過ぎて、また気絶しました!」

※光をみんなに預け、ゼロは光の体調の為、帰りました。徒歩で


光「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!! アタシのバカァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」




>> 撮影終了!

メトロンA「みんな」

メトロンB「お疲れ様でした!」

「「「「「お疲れ様でした~」」」」」

未央「くぅぅ! 私達の初主演映画も、ついに撮影終了だね!」

美波「けど、まだよ? メトロダクションの方が編集している間に、私達は宣伝しなきゃ!」

ゼロ「この後も各所へのテレビ出演が山ほどあるぜ! 全ては、大先輩の力だけどな」

「はは、僕は何もしてないよ。相手から勝手に、話題性があるって来てるだけだからね」

蘭子「古の戦士は、謙虚である」

「いや~、俺なんか今回はティガダークに負けただけだからな! ……前回も、エタルガーに負けてるし」ドヨーン

アーニャ「気にしてたんですね」

「近所の子供に『ダイナって弱いね』って言われた(´;ω;`)」

卯月「け、けど! 最後は復活して、影法師に一矢報いたじゃないですか!」

未央「そ、そうですよ! 最後のダイナの戦いがなきゃ、ピンチでしたし!」

凛「戦ってる相手もベリアル、ハイパーゼットン、エタルガーだし、負けても仕方がない相手ですし……」

「みんな良い子だなぁ……! よし、宣伝する時は俺がこんな感じにボケるから、それをみんなで弄って慰めてくれよな!」

美波(おバカキャラなんかで売ってる人だけど)

蘭子(頭良いんだろうなぁ)


「そうだ、蘭子ちゃん。君に、これを」

蘭子「これは、黒いスパークレンス!?」

「僕のスパークレンスはさすがにあげられないけどね」

蘭子「わ、私は……う、受け取れません! この間まで、ティガだって、見たことなかったのに……」

メトロンA「まぁまぁ、そう言わずに」

メトロンB「この闇の巫女の衣装もお付けするよ」

美波(テレフォンショッピングみたい)

蘭子「け、けど……」

「確かに、君はウルトラマンを知らなかったかもしれない。いや、他の人だってそうさ。多くの人が本物のウルトラマンが訪れたことをきっかけに、ウルトラマンを知った。

彼らが伝えたい正しい心。いや、彼らだけじゃないね。全てのヒーローが伝えたい事。それを君は、知ってくれた。撮影中でも、君のウルトラマンに対する、

自身のキャラクターに対する情熱は、よく伝わったよ。きっと、映画を見てくれた人にはそれが伝わる。そんな君だからこそ、これを。彼らのことを知ってくれた、闇の中でも輝く君に」

蘭子「わ、わかりました。……今日より我が、闇の巨人なり!」

「ふふ、お手柔らかに頼むよ」

ゼロ「よかったな、蘭子」

蘭子「はい!」

アーニャ(光に、尋問、されますね)

「俺らは撮影当時の道具を貰うのが、伝統みたいなもんだからな~。俺も変身して撮影する時は、家から持ってくるし」

「君、8兄弟の時は家に忘れて、取りに行ってたよね」

「先輩、それは言わないでくださいよ!」

ハハハハハ!

拓海「……いいな、こういう空気」

美波「アットホームって奴ですね。そちらの事務所は……」

拓海「あの人らは、美波が思ってる以上に気のいい連中ばっかだよ」

美波「そうなんですか……」



みりあ「蘭子ちゃんばっかりずるい!」

莉嘉「アタシにもスパークレンスください!」

「これは僕のだから、上げられないけど、代わりに」

メトロンA「スーパーガッツの制服、特別サイズで用意しておいたよ!」

みりあ「わ~! ありがとうございます!」

メトロンB(本当はダメなんだが、宇宙の技術で柔軟性に優れた素材で作ったから、サイズも彼女達が大人になっても合うだろう)

莉嘉「早速着ていい?」

メトロンA「怪獣モチロン!」

莉嘉「お姉ちゃんにメールしなきゃ!」

きらり「きらりが撮ってあげるにぃ☆」

みく「み、みく達の分は」

メトロンB「モチロン! 用意してあるよ!」

李衣菜「やった!」

メトロンA「ここでサプライズ! 実はエンディング撮影はまだなんだけど」

メトロンB「今回の事件で感銘を受けた君達はスーパーガッツに入隊し、アイドルと防衛チームを兼業すると言う設定なのだ!」

智恵理「え、ええぇぇぇ! そそ、それって!」

メトロンA「スクリーンでも、この制服を着てもらうよ!」

かな子「やったね!」


アーニャ「……ふふ、先輩として、鍛えなきゃ、ダメですね」

美波「アーニャちゃんのキャラがアーニャ隊員に汚染されてる!?」



>> 襲来 美城常務

ゼロ「え? 俺も会議に出るのか?」

武内P「はい。諸星補佐も立派なプロデューサーです。今回の映画の件、上も高く評価しています」

ゼロ「と言っても、俺は勝手にやってるだけだからな……」

ちひろ「そんなことないですよ。諸星補佐当てに、お仕事をした方々からお礼が来ています」

部長「真っ直ぐで熱く、アイドル達の良さをアピールしてくれる。なんてことのないことでもすぐに手伝ってくれる。ふふ、ウルトラマンだねぇ」

ゼロ「いやしかし、俺は当たり前のことをしてるだけだぜ」

部長「まぁまぁ。今回は君が出てくれた方が面白そうだからね」

ゼロ「?」


美城常務「プロジェクトを、白紙に戻す。そして、私が(以下、アニメと同じ説明)」

武内P「ま、待ってくださ」

ゼロ「ちょっと待ちやがれ!!!!」

武内P「も、諸星補佐?」

常務「君は……そうか。君が噂の」

ゼロ「諸星シンプロデューサー補佐だ」

常務「君の活躍は聞いている。このご時世にメトロダクションとのコネクションは、非常に強力な武器だ。感謝する」

ゼロ「そんなもん、俺にしなくていいぜ。あの仕事を取ったのは、うちのアイドル達の実力だ! 遅れてノコノコやってきて、いきなり自分勝手な意見とは、筋が通らねぇぜ」ビシ

他P1(よく言ってくれた!)

他P2(応援してあげたいが、流石に……相手が悪すぎる)

常務「君は、口の利き方を知らないな」

ウルトラマンゼロ 5900歳児     美城常務 50歳未満

常務「まぁ、いいだろう。君は実力のある人間だ。そして、君の意見を聞こう」

ゼロ「まず、あんたのやり方で本当に利益が上げられるのか?」

他P1(意外とまともなこと聞いてる!?)

常務「……(ピクッ) ほう?」

ゼロ「あんたのやり方が何を目指しているのか俺には分からねぇが、あんたはこの日本の346プロを、アイドル達を直に見てきたわけじゃない」



ゼロ「みんなの仕事を、輝きをまともに見ていない人間が、自分の理想論を通そうなんて、二万年早い」」

ゼロ「それに、あんたは海外を見てきてそういう提案をしているようだが、海外と日本は違う。海外のやり方を取り入れて成功した。よく聞く話だ」

ゼロ「海外のやり方を真似て、失敗した。これもよく聞く話だ。違うか?」

常務「……違わないな。肯定しよう」

他P2(あの人、脳筋じゃなかったんだ……)

ゼロ「それに、俺達が担当するアイドルはそこそこ売れてきている。ここにきてあんたの言う急な路線変更、果たしてファンはついてきてくれるのか?」

ゼロ「ファンだけじゃない。クライアントだってそうだ。本当に、頼もうとしてくれるのか? それなら、別の所に。そんな所もなくはないだろう」

ゼロ「少なくとも俺は、自分のコネクションを使ってあんたにメトロダクションを紹介する真似は絶対にしないし、メトロダクションの連中も断るだろうな」

常務「なるほど。君は例え何があっても自分の筋を通す人間のようだ」

部長(人間じゃないけどね)

常務「ここは会社だ。子供の仲良しごっこの場ではない。利益を得る為に、どうすればいい?」

ゼロ「何もするな」

常務「何?」

ゼロ「だって、そうだろう? 順当に利益も上がってきている所に、急な改革なんて必要ない。なら、この順当な利益を更に上げ、見守る方が確実だ」

常務「なるほど。君の意見も一理ある」

ゼロ「ふっ。もう一度言っておくが、アイドルの輝きを数字でしか見てない奴がアイドルを語るなんざ、二万年早いぜ!」

部長・武内P(君(あなた)も二万年生きてないでしょ?)



ゼロ「すみませんでした」土下座

美波「私達の為に怒ってくれたのは嬉しいけど」

凛「5900歳児ぇ……」

未央「下手したら一気にプロジェクト解体かぁ~」

卯月「うぅ、がんばらないと……」

アーニャ「気にしないでください。気は進みませんが、いざと言う時は、ベリアルの事務所に、行きましょう」

みく「あそこ、のあにゃんがいるからにゃぁ……」

李衣菜「そっちが理由なんだ……」

蘭子「気に病むことは無い。我らであれば、どのような闇の中にいても、星々のように輝くことができる!」 つダークスパークレンスを構える


みりあ「蘭子ちゃん、いいな~」

莉嘉「ダークスパークレンス、いつも構えてるもんね~」

きらり「映画に合わせて発売するらしいから、みんなで買いに行くにぃ☆」

みりあ・莉嘉「うん!」



ゼロ「みんな、ありがとう……!」

部長「みんなの言う通りだよ。映画の件もあるし、彼女も諸星補佐を無碍にすることはできない。諸星補佐のお陰で、大分猶予ができた」

ちひろ「ハッキリ言ってしまえば、常務は最初から全てのプロジェクトを解体し、統合する気だったんです」

ゼロ「遅かれ早かれって奴か……」

部長(前はあんな事をするタイプではなかったんだがなぁ……)

かな子「じゃあ、シンプロデューサーのお陰で時間は伸びたんですね」

武内P「はい。その間に、新たなる企画を考えます」

ゼロ「ようし! 俺達は映画の宣伝を全力でやっていこうぜ!」

シンデレラ「はい!」

部長「来年も年明けから忙しくなるねぇ」

ちひろ「実際、ウルトラマン来日に、映画の効果で、みんなは引っ張りだこですからね。常務の口を黙らせるのも、難しくありません」

武内P(私も、彼女達の笑顔を引き出せる企画を進めなければ……!)



>> ベリアル銀河帝国事務所

ベリアル達は、溜まっていたデレマスのアニメを視聴していた。

志希「アレが噂の、私達のアニメか~」

周子「シューコちゃんは出てないのか。ガッカリ」

拓海「ベリアルによると、アタシらは出てないらしいな」

ベリアル「よし、この女常務を痛い目に合わせに行くぞ」

スライ「陛下ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! ダメに決まってんでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!?????」

ベリアル「俺様、ああいう女、嫌い」

スライ「何で片言なんですか!?」

ヴィラニアス「陛下、お気持ちは分かりますが、さすがに……」

グロッケン「陛下、早く行きましょう! ボコボコにしに!」

デスローグ・ジャタール「準備はできてます!」

スライ「お前らも人の話を聞けよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

タイラント(遂にスライが壊れた……)

のあ「全く、何を言い出すかと思えば」

ヴィラニアス「そ、そうだ! 普段はアレとはいえ、のあはウルトラマンネクサス!」

スライ「お、お願いします! 陛下たちを止めてください!」

のあ「ベリアル」

ベリアル「あぁ?」

のあ「私も行くわ」

スライ「そんな事だろうと思ったよチクショォォォォォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ヴィラニアス「ホログラムなのに、スライの髪の毛がごっそり抜けおちて!?」

タイラント「スライの心を表してくれちゃってるのか……」



のあ「だって、私のみくにゃんとアーニャンを悲しませてるのよ? 許せないわ」

スライ「ウルトラマンが人間同士の事に関与してどうするんですか!」

のあ「私はネクサス。銀河連邦の法に縛られないわ(キリッ」

スライ「ウルトラマンノアぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! この不良品を返品させろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ヴィラニアス「お、落着け! 落ち着くんだ!」

タイラント「スライの奴、陛下どころか神に刃向いやがった……」


ウルトラマンノア「返品は受けれない。……ごめんね!」


スライ「断ってんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

ヴィラニアス「ど、どうしたんだスライの奴?」

タイラント「ストレスで幻覚を……?」




文香「あ、あの、スライさんが本当にストレスで死んでしまいそうなので、やめて上げた方が……」

スライ「天使か……!!」

文香「え、えぇぇぇ///」

飛鳥「人は、女性に天使を見るものなんだね」

ベリアル「まぁ、そうだな。あの常務を乗り越えるのも、連中の試練か」

スライ「陛下……本当に良かった。わかってくださって……!」

のあ「しょうがないわね」

ヴィラニアス「こちらも治まったか」

のあ「グロッケン、デスローグ、ジャタール、私達だけで行くわよ」

スライ「んなことだとおもったわボケェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!」

ベリアル「拓海! マジでそいつを止めろ!」

拓海「わ、わかった!」



のあ「くっ、放しなさい」

拓海「大人しくしろ!」

のあ「こうなれば……ネクサス」シャキーン!

志希「にゃにゃ!? 変身した!」

周子「そんなことでしちゃっていいの!?」

ベリアル「テメェ、いい加減にしろ!」 シュワ!

飛鳥「陛下も変身した!?」

文香「ウルトラマンを止めるには、やはりウルトラマンでしか……」


※ベリアル陛下、地球に来てから初めての変身及び激闘の末、のあを取り押さえました☆


のあ「やはり、正面切って戦うのは辛いわね……」

ベリアル「散々手こずらせておいてよく言うぜ」

のあ(しかし、気のせいかしら? 私が想像していたよりも、パワーが弱かった……)

ベリアル「……」



>> ベリアル銀河帝国事務所のクリスマスパーティー

スライ「しかし、地球人のことも大分理解を示せるようになりましたが、わからないことも多いですね」

ヴィラニアス「地球人たちは何故、クリスマスと言う祭日に力を入れるのか……」

デスローグ「フゴ(この日の効果だけで、おもちゃ屋さんとケーキ屋さんは大忙しみたいですし)」

ジャタール「その経済効果も計り知れないとは……」

グロッケン「俺達だけじゃないし、みんなの為に俺達もクリスマスパーティーをやろうぜ!」

スライ「確かに、最近は陛下も御疲れ気味」

ヴィラニアス「主にのあのせいだが……」

ジャタール「ここは美味しいものでも食べて、療養していただこう!」

デスローグ「フゴ(この時期だと高くつくかもしれませんが)」

タイラント「マフィアから奪った軍資金が一杯だし、大丈夫っしょ」

グロッケン「今日はみんな、夕方には帰ってくるし!」

スライ「その間に準備してしまいましょう。ヴィラニアスとデスローグはケーキや、女性へのプレゼントを買ってきてください」

ヴィラニアス「いいだろう」

スライ「グロッケンは飾り付け用のアイテムを」

グロッケン「わかったぜ!」

スライ「私達はパーティー会場の準備を。レッスン室でも使ってしまいましょうか」

ジャタール「それが手っ取り早いな」

タイラント(こいつらも地球に馴染んだな~)



ベリアル「しかし、地球人に寛容になったつもりだが、今一理解できねぇ。クリスマスってのは、何でこんなに騒ぐ? お陰で仕事はあるが……」

拓海「正直、アタシもそう思うぞ。クリスマスだなんだって、アホみたいに騒いで」

飛鳥「そうかな? 日本人は昔から、良くも悪くもため込むからね。『祭り』は、彼らを解放する一種の魔法の言葉、儀式なのさ」

のあ「確かに、この国の人間は他国よりも勤勉……融通が利かない分、祭日には妙に力を入れるわね」

志希「楽しければ何でもいいじゃない? お仕事もあるし。社長、美味しい物食べたいな!」

文香「そうですね……。クリスマスケーキとか、食べたい……かも」

周子「私も実家が和菓子屋だから、あまりケーキは食べなかったなぁ」

ベリアル「そうか。……ん、スライから? レッスン室にてお待ちしますだ? あいつら、何を企んでやがる?」



スライ「というわけで、クリスマスパーティーを企画してみました」

ベリアル「お前らなぁ……」

志希「うわ~! これ、物凄く有名なお店のケーキ!」

拓海「寿司まであるのかよ……」

周子「しかもこれ、特上寿司!?」

のあ「お肉……」

文香「のあさんはウルトラマンだから、他の命を奪うような料理は……」

のあ「お気遣い、ありがとう。けれども、平気よ。これは、自然の摂理でもあるから」

ヴィラニアス「みんなへのプレゼントも用意してるぞ!」

デスローグ「フゴ~(急遽やったから、集めるのが大変でした)」

飛鳥「ヴィラニアスさん、サンタコスだと怖さも和らいでるね」

デスローグ「ささ、まずは乾杯と行きましょうか!」

文香「はい……」



ベリアル「ほぅ、こいつはなかなかの美味さだ」

拓海「ん~、美味しいぃ~」

のあ「そうね」パクパクパクパク

デスローグ「フゴ(のあちゃんも満足してるようです)」

タイラント(これで分解はされなくて済む……)

志希「美味しいねぇ~」

文香「はい……」

飛鳥(高級ホテルで陛下と二人っきりとかなら……ふふふ)

周子「飛鳥ちゃん、おませさんだね」

ベリアル「……本当に、こういうのも悪くねぇな」

スライ「そうですね」

ヴィラニアス「暫くは、この地球でのんびりしましょう。後のことは、後に考えましょう」

グロッケン「そうっすよ! ……みんなに子供ができたら、その子らを見守るのも悪くないかもしれないっすね」

デスローグ「フゴ(ウルトラマン達が地球に肩入れする理由、わかってきましたね)」

ベリアル「そうだな……」



拓海(プロデューサーはウルトラマン……。アタシ達とは、寿命が違うんだよな……)

のあ「あなた達が本当に改心しているなら、あなた達にこの地球を任せて、旅立つのも悪くはないわ」

デスローグ「フゴォ(そっか、のあちゃんはネクサスだから、いつまでもこの地球に留まるわけには……)」

飛鳥「……今のままじゃ、いられないんですね。……このまま、時が止まればいいのに」

のあ「ダークルギエルみたいなことを言うのね」

飛鳥「ダークルギエル? 確か、ウルトラマンギンガの敵、でしたっけ」

のあ「ルギエルとギンガは元は一つの存在だったらしいわ。ルギエルは永遠の幸福、止まった時を求め、ギンガは受け継がれてゆく命、未来を信じた」

文香「ただの敵ではなく、あくまで善意の停止……。それ故の対立だったんですね……」

のあ「けれども、ルギエルは間違っていた。遙かなる時の中で、ウルトラマンノアは命の営みを見守ってきた。……あなた達の命、私に見せて欲しい」ニコ

志希「のあにゃんの笑顔は凶悪だなぁ……。美人過ぎる」

周子「そうだよね~。アイドルやってても引退して誰かと結婚して、家庭に入りたいと思うもんね~」

文香「そ、そうですね……。何れは、私も……す、好きな人と、本屋さんをしたい……です」

拓海「……そうだな」

スライ「まぁまぁ。難しい話になってしまいましたが、今は大いに楽しみましょう」

ヴィラニアス「そうだとも! せっかくプレゼントまで用意したんだから!」

のあ「3DSはあるかしら?」

デスローグ「フゴ(用意してます)」



ベリアル「……変わらぬ時、か。……だが、時は何れ、動くな。……そう、俺の贖罪の時が……」



>> 346プロのクリスマスパーティー

ゼロ「みんなに呼ばれたけど……いったい何なんだ?」

武内P「諸星補佐もですか」

ゼロ「先輩もか……。ま、行ってみるとしようぜ!」

ガチャ

「メリークリスマス!」

パァン! パァン!

ゼロ「な、なんだ?」

武内P「そういうことでしたか……」

卯月「はい! クリスマスはお仕事が一杯でしたから」

未央「折角の年の締めくくりなんだし、パーティーしたいじゃん?」

凛「みりあの提案なんだよ?」

みりあ「えへへ~」

ゼロ「あの時言ってた、もっと寒くなったらって奴か。ありがとな、みりあ」

ちひろ「まずは、乾杯しましょう!」

未央「じゃあ、プロデューサー! 乾杯の音頭を!」

武内P「私が、ですか?」

ゼロ「先輩が相応しいぜ。俺は、後からやってきてちょいと手伝ってるだけなんだから」

武内P「ですが、今もプロジェクトが解体されず残っているのは諸星補佐の……」

部長「武内くん。みんなが、待ってるよ。ここのメインプロデューサーは、君なんだよ」

武内P「わ、わかりました。……今年一年、お疲れ様でした。来年も、このメンバーで楽しく、笑顔で仕事をしましょう」

「「「「「かんぱ~い!」」」」」



きらり「今年は本当に、いろいろなことがあったんだにぃ☆」

智恵理「はい。アイドルデビューに……」

かな子「本物のウルトラマンに出会えるなんて!」

みく「いや~、今年は間違いなく、人生で最も濃い一年だったニャ」

李衣菜「ロックな一年だったね~」

みりあ「シンさん! これ、みんなで買ったの!」

ゼロ「お、俺にプレゼントか?」

莉嘉「いつもお世話になってるからね!」

杏「と言っても、ウルトラマンが何が欲しいかなんてわからないから……」

美波「私達も、アルバムとかになっちゃったんだけどね」

ゼロ「いや、すげぇ嬉しいぜ! ありがとな。お、これはまだ俺がいなかった頃の写真に……、こっちは俺も見たサマフェスの奴だな」

アーニャ「喜んでもらえて、よかったです」


部長「ところで、諸星補佐はいつまでこちらの地球にいられるんだい?」

アーニャ・蘭子「っ!!」

ゼロ「いつまで……かな。明日かもしれないし」

みりあ「えっ!!」

ゼロ「最長の任務になれば二十年とか、かかるかもしれないしな」

莉嘉「そっか~」

ゼロ「この地球に狙いを定めてる奴は多いみたいだから、暫くはいることになると思うけどな!」

未央「なんだ、そっか! よかった!」

凛「侵略者に狙われてるのは、よくないけどね……」

卯月「なんだかんだで、結構ウルトラマンが出なきゃいけない事件、起きてますからね」

美波「この間のキングジョーの事件以外にも、何度かシンくんが変身して戦ってるものね」

ゼロ「俺がいる内は、みんなを危険な目に合わせはしないぜ!」

ちひろ「頼もしいですね」

ゼロ「ああ! ……願わくば、来年もこうやって、みんなと過ごしたいな」



部長「そうだねぇ……。いやぁ、パーティー中なのに、すなかったね」

ゼロ「美城常務との約束もしてるからな。部長が確認するのも当然だぜ。あの子、怒りっぽくないか?」

部長「はは、あの子呼ばわりか。君がいてくれれば、彼女にとってもいい薬になると思うよ」

ちひろ「予想外の塊ですからね~」


ゼロ「おいおい、褒めてるんだかわからねぇ言い方だな! 美波、どうした?」

美波「……ううん。来年も、過ごせたらいいわね!」

蘭子「そばに……いて欲しいです」ギュ

アーニャ「いつまでも、一緒に」ギュ

ゼロ「……いつまでも、か。……そうだな。そうできたら、いいな……」

アーニャ(こういう時、いつもみたいに、明るく)

蘭子(肯定してくれないんですね……)



美波「だけど、これがウルトラマンと過ごす最初で最後のクリスマスでした」

アーニャ「フセリェーンナヤ、宇宙の彼方から、地球の危機が、迫ろうとしていました」

蘭子「邪悪なる、古の支配者の復活は、止められなかった……」

本日はここまで。遅くまでお付き合い、ありがとうございます。
書き貯めていた分がなくなったため、明日に投下できるかどうかがわかりませんが、できるだけ早く投下するようにします

また、終わりに近いため、ここからはほぼシリアスとなります。
暴走のあさんを書いてるのは楽しいですけど・・・
シリアスなんていらねぇよ! という方は、申し訳ございません・・・

すみません、気付いたら>>372の次が抜けていました。
その分だけ投下させていただきます。




常務「だが、私には私の考えがある。計画は進めさせてもらう」

ゼロ「はぁぁぁ!?? 人がまともに意見言ってやれば、わからねぇ女の子だなぁ!」

他P達(常務を女の子!?)

部長(まぁ、人間の高校生程度と言っても、5900歳だからねぇ……)

常務「お、おんなのこ……っ!? 君は、幾らなんでも、口の利き方を知らなさすぎるな!!」

ゼロ「怪獣恐くて日本に帰るのが遅れた癖に、よく言うぜ!!」

常務「っ! 恐がってなどいない! たまたま、仕事が延期しただけだ!」

ゼロ「どうだか! その半年の遅れの間に、俺のアイドル達は超成長してくれたけどな!!」

常務「い、いいだろう。君がそこまで言うならば、君達のプロジェクトの解体は見送ろう。ただし、私が望む利益を出さなければ!」

ゼロ「上等だ! やってやろうじゃねぇかよ!!!」

部長(う~ん、これはこれで、面白いんだけどねぇ)



エラーで書けてなかった・・・

以上です。失礼いたしました。

再開します

>>アナザースペース

ウルトラマンゾフィー「くっ! 本体は逃してしまったか……」

グレンファイヤー「や、やべぇぞ! あんな奴が地球に向かったら!」

ウルトラマン「サロメ星人が、レギオノイド工場を利用してあんなものを作っているとは……!!」

ウルトラセブン「奴を野放しにはできん!!」」

ミラーナイト「早く、追いかけなければ!」

ニセウルトラ兄弟(×5)×6セット「デュワ」

ジャンボット「何と言う数だ……!!」

ジャンナイン「強敵だ」

ウルトラの父「ここは我々が食い止める。ウルティメイトフォースは奴らを追ってくれ」

ゾフィー「いえ、ここは我々だけで」

マン「ウルトラの父は一緒に行ってください」

セブン「友人の、ピンチですよ?」

ウルトラの父「みんな……すまない」



ゾフィー「くらえ! 全力の、M87光線だ!」 ビィィィィィ

ニセウルトラ兄弟「っ!」 バチバチバチ ドゴーン!

グレン「げっ! 小惑星ごとレギオノイド工場を消し飛ばしちまった!」

ミラーナイト「宇宙警備隊の隊長は、伊達ではないですね」

グレン(こりゃ、ファイヤーヘッドとか言ってからかえる相手じゃねぇな)

ジャンバード「みんな!」

ジャンスター「僕らに捕まれ」

ウルトラの父「うむ、お世話になるよ」


ゾフィー「さて、撃ち漏らした数は多いが……」

マン「偽物が」

セブン「本物のウルトラ兄弟に、勝てると思っているのか?」


>> 地球 メトロダクション

メトロンA「というわけで、今回はおもちゃのパッケージ撮影だ!」

メトロンB「映画に向けて出す新製品は、ダークスパークレンスとスパークレンス、ガッツウイングMk,6、その他の新装備バージョン」

メトロンA「他にはゼロのウルトラゼロアイ(本物ボイス入り)、サーガブレス(本物ボイス入り)、リーフラッシャー等だね。スパークレンスの表紙は彼だが」

メトロンB「ダークスパークレンスの表紙は、蘭子さんだよ」

蘭子「わわわわわ、我が中心、であるか?(私が表紙ですか!?)」

アーニャ「蘭子、凄いです」

美波「それって、私達がアイドルだから、限定パッケージ的なものですか?」

メトロンA「いや、普通の奴だよ?」

蘭子「                                      」

ゼロ「つまり、蘭子の表紙のダークスパークレンスが、全国のおもちゃ屋さんに並ぶのか」

みりあ「蘭子ちゃんすご~い!」

莉嘉「いいなぁ! アタシもそうなりたいぃ~!」

メトロンB「ちなみに、CDの方も蘭子さんとティガダークのみのバージョンを作るらしいよ」

ゼロ「蘭子だけ、劇中歌があったからな」

蘭子「                                        」

アーニャ「蘭子の時間が、止まってます」

凛「一人だけ導入歌あった時点で気付こうよ……」

蘭子「こここ、これこそそそそそそが、ややや、闇の巨人の力! ややや、闇に呑まれよ!」

美波「蘭子ちゃん、落ち着いて」



蘭子「お、男の子、買ってくれるかなぁ……」

かな子(蘭子ちゃん可愛い)

メトロンA「その辺は大丈夫だと思うよ。ティガダークも一緒だからね」

蘭子「売れ残ったりしたらやだなぁ……」

未央「確かに、売れ残りはショック受けるよね~」

メトロンB「ガッツウイングの表紙はアナスタシアさんと美波さん、武器類はきらりさん、拓海さんになるよ」

美波「私達も……」

アーニャ「美波、頑張りましょう!」

きらり「格好良いきらりの写真がのっちゃうのは、恥ずかしいにぃ~///」

みく「うがぁぁぁぁ! 物凄い後悔にゃ!!」

李衣菜「まぁまぁ。他の商品には、幾つか写るんだし」

凛「元々、アーニャ達だけの仕事だったんだし。仕方ないって」

メトロンA「シンデレラプロジェクトのメンバー限定表紙の商品は、一部の店舗、ネット受注をするつもりだから、君達にも出番はあるよ」

智恵理「わ、私達もおもちゃの表紙に……あわわわ!」

杏「さすがの杏も、気合を入れなきゃまずいかな」

卯月「映画デビュー……本当に、しちゃったんですね」


>> 次の仕事へ

シンデレラ「お疲れ様でした!」

ゼロ「次はニュース番組内で放送される、映画の宣伝の収録だな」

かな子「私達とダイナさんが宣伝用のVTRで、大先輩はその番組内に生出演の予定ですね」

智恵理「が、頑張って宣伝します!」

杏「大丈夫だよ。今はウルトラマン効果が、凄いから」

ゼロ「……俺が戦ったせいで仕事があるっていうのも、なんかずるい気がするな」

杏「あ、ごめん。そんなつもりで言ったんじゃ……」

きらり「わかってるにぃ! 杏ちゃんは、そんな子じゃないもん!」

卯月「そうです、そんなことないです!」

未央「そうだよ! シンP補佐はそう言うつもりで戦ったんじゃないって、みんなわかってるよ!」

凛「あくまで、みんなを守るため、でしょ?」

美波「確かに相手はウルトラマンを狙っていた節もありますけど、その次はどうせ地球を狙うわ」

アーニャ「戦っているシン、とてもかっこういいです」

蘭子「邪悪な侵略者に立ち向かえるは、光の戦士だけである!」

ゼロ「みんな、ありがとう……! よし、事務所の先輩と合流して、次の仕事も頑張ろうぜ!」

シンデレラ「はいっ!」




武内P「みなさん、お疲れ様でした」

凛「メインは蘭子達だけどね」

武内P「確かにそうかもしれませんが、みなさんのお仕事です」

美波「ふふ、そうですね」

ゼロ「ん……あれは!」

アーニャ「宇宙船……?」

蘭子「そ、それが無数に」

ゼロ「あの形は……サロメ星の! ベリアルが使ってたブリガンテもあるな……! みんな、隠れてろ!」

美波「シンくん! 気を付けて!」

ゼロ「デュワ!」ドゥゥゥン、シャキン、シャキン!

李衣菜「い、幾らウルトラマンゼロでも、アレだけの数は……」

みく「言ってる場合じゃないにゃ! 早く、避難するにゃ!」


スライ「これはこれは……随分な軍勢を連れてきましたね」

ベリアル「俺様のブリガンテやデルストまで使いやがって……」

ヴィラニアス「あの調子では、レギオノイドやダークロプスもいるでしょうな」

グロッケン「どうします、陛下。俺達も加勢しますか?」

ベリアル「準備はしとけ。倒すだけならゼロでできるが、守りながらだと相当きついだろうな」

デスローグ「フゴ!(わかりました)」

ジャタール「みんなは地下のある大きな建物……この辺だと、346プロになるのか。そっちに避難を」

ベリアル「のあ、そいつらを避難させろ」

のあ「仕方がないわね」

周子「さすがに、洒落になりそうにないね……」


「いや~、まさか先輩と普通のファミレスで食事するなんて!」

「結構、美味しいと思うよ」

「そうですね! ……先輩、凄く楽しそうですね」

「そうかな? いや、そうだね。……事務所からは、作品の履歴を消されそうにもなったけど、ようやく、認めてもらえたからね。ボクは、君が羨ましかった」

「俺なんか役者歴はそれくらいっすからね! ……そうだ、先輩を代表にして『ヒーローの会』とか作っちゃいます? ホテルでたまにパーティーとかして、入場条件はみんなの変身道具!」

「はは、おもしろそうだね!」

   ザワザワ、ガヤガヤ

「でしょう? ん、あれは……!」

「宇宙人の、戦艦? 確か、ベリアルが使ってたって言う」

   シュワ!

「ウルトラマンゼロ! くそ、俺も手伝えたらいいのに……」

「僕らは僕らができることをしよう。避難の誘導くらい、しないとね」



サロメ星人「現れたな、ウルトラマンゼロ」

ゼロ「はっ! 数だけ揃えれば、俺に勝てると思ったら大間違いだぜ!!」

サロメ星人「貴様にはニセウルトラマンの工場を潰され、妹を殺され……!!」

ゼロ「お前、あいつの兄貴か……。言っとくが、彼女の死因は、自殺だ」

サロメ星人「黙れ!! 貴様さえ現れなければ、妹は犠牲にならずに済んだのだ!!」

ゼロ「そして、多くの星が犠牲になるわけか。そんな理屈、通るわけがねぇだろ!!」

サロメ星人「お前を始末してから、その理屈を通す! ゆけ、レギオノイド! そして、ダークロプス!」

無数のレギオノイド「ギギギギガ」

無数のダークロプス「目標を確認、これより破壊する」

ゼロ「いくぜ! 先手必勝、ゼロツインシュート!!」 ビィィィィィィ!!

レギオノイド「っ!!!」 ドドドドドド!


きらり「あの時のロボットは一気に減ったにぃ!」

みりあ「シンさん、やっちゃえ!」

ゼロ「うぉぉぉぉ!! ゼロスラッガーアタック!!」

ダークロプス「……っ!?」 ドゴーン!

サロメ星人「やはり、奴の戦闘能力は驚異だな。ニセウルトラ兄弟! 奴を相手にしつつ、残りのレギオノイド達は町を攻撃しろ!」

ゼロ「やはり、そう言う作戦に出るか……!」

レギオノイド「ギギギ」 ビー

ゼロ「甘いぜ! ルナミラクル、ゼロ!! 分身、ウルトラゼロディフェンダー!」

サロメ星人「何!? 盾を分身させて、町を守っただと!」

ゼロ「更に! 分身、ストロングコロナ、ゼロ!! ウルトラハリケーン!!!」

レギオノイド・ダークロプス・ニセウルトラマンジャック「っ!?」

ゼロ「さすがにウルトラ兄弟は一人しか捕まえられなかったか……。が、このまま決めるぜ! ガイネスト、バスター!!!」 ドゴーン!!

アーニャ「さすが、シンです!」

杏「もう、P補佐だけでいいんじゃない? 私らが心配するのも、必要ないかも」

武内P「確かに彼は強いですが、まだ敵の軍勢は多いです」

美波「ニセジャックを一緒に倒せたのは運が良かったはね……」



光「やったぁぁぁぁ!! ゼロ強いよぉぉぉぉ!!! がんばれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

楓「これだけの戦力差があっても、すごいわね~」

茜「ゼロさん、ファイトです!!!!」

裕子「ユッコもサイキックパワーで応援します!!」

安部菜々「み、みなさん、避難しましょうよぉ~」



ゼロ「どうだ!(とはいえ、エネルギーの消耗がさすがに早いな。早めに決着をつけるか、ネクサスの手を借りる羽目になるな)」

サロメ星人「さすがだな、ウルトラマンゼロ。だが、こちらもお前を甘く見ていたわけじゃない!」


美波「宇宙船の一つが……変形? いえ、中身を出そうとしてる?」

アーニャ「っ! あ、あれは……」

蘭子「アーク、ベリアル……?」

※超銀河大帝アークベリアル、ベリアルが大量のエメラル鉱石を取り込み、変身・変貌。口から出す光線は、惑星も破壊する威力を持つ


ベリアル「野郎……! 俺様を模すとは、いい度胸じゃねぇか!」

スライ「見た目も小さく、人型に近いですが、アレは紛れもなくアークベリアル……」

ヴィラニアス「しかも、ギガバトルナイザーを持っているではないか!」

グロッケン「や、やべぇよ! 幾らなんでも、こいつはやべぇよ!」

デスローグ「フゴ!(加勢しましょう!)」

ジャタール「幾らなんでも、あの数では地球への被害は防げませんぞ!」

タイラント「遂に俺も、犬の姿から戻る時が……」

ベリアル「お前ら、行くぞ!」

ダークネスファイブ「はっ!!」


サロメ星人「驚いたか? さすがにギガバトルナイザーは完全再現はできなかったが……それでも、70の怪獣を操ることはできる!」

ゼロ「ふっ! 大きさも小さけりゃ、武器もしょぼい。迫力不足だぜ!! ゼロツインソード!!」

サロメ星人「おっと!! これを見てもらおうか!!」

マシン・アークベリアル「……」ウィーン、カシャ

ゼロ「胸部が開いて……ディメンションコア!? しかも、三つだと!?」


楓「アレは……確か、一つで惑星一つを消滅させた……」

茜「そ、そんなものを三つも!!!!」

裕子「単純計算でも効果は三倍……」

菜々「もしも相乗効果にでもなっていたら……」

光「この地球は……太陽系は……」

まゆ「ほ、本格的にまずいじゃないですか!」


サロメ星人「くく、下手に攻撃すれば、どうなるかわかるな?」

ゼロ「……なら、そいつを動けなくしてから、他の宇宙で破壊するまでだ!」

スライ「その通りです!」

飛鳥「アレが、スライさんたちの本当の姿」

拓海「番組じゃ見たことあるけど、生で見るのは初めてだな……」

ベリアル「俺様、参上だ。よくも人の姿を使いやがって。著作権取ってんのか!?」

サロメ星人「な……ベリアル!? 宇宙警備隊に復帰したと言うデマは、本当だったのか……。丁度いい、ここで貴様を倒し、私のマシン・ベリアルが本物となる!」

ヴィラニアス「陛下を模して作っただけでも万死に値するが」

グロッケン「この地球を破壊なんて、させはしないぜ!」

サロメ星人「ふん、いけ! モンスロードだ!」

マシン・アークベリアル「……お前はもう、用済だ。私の身体の準備ご苦労だったな」

サロメ星人「え? うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ドゴン、ドゴーン


卯月「え? え? あ、あの、喋ってた人の悲鳴が……」

智恵理「ひぃっ……」

未央「ど、どうなってるの……?」


ゼロ「お前、何者だ?」

マシン・アークベリアル(?)「くくくく、その答えを知っている者は、既にいるぞ」

ゼロ「何?」

マシン・アークベリアル(?)「なぁ、ウルトラマンベリアル」

ベリアル「……やはり、レイブラッド星人か」

ゼロ「何だと!?」

レイブラッド星人「その通りだ。私は宇宙の支配者、レイブラッドだ」


ゼロ「ウルトラマンと親父が倒したんじゃなかったのか!」

レイブラッド「奴らは私の精神体の一部を倒したに過ぎん」

ベリアル「俺に宿っていた精神体が抜け出していたのか……」

のあ「だから、パワーが弱くなっていたのね……」

レイブラッド「その通りだ。お前に宿っていた私が、大部分だからな。ウルトラ戦士にはアーマードダークネスほどの一品でも倒せず、ベリアルすら負けた」

レイブラッド「レイノニクスのレイは私に反旗を翻すわ……こうなっては、私が直接やるしかないだろう?」

ゼロ「その為にサロメ星人を操って、それを作らせたってわけか。なら、そいつがテメーの棺桶だ!!」

レイブラッド「おや、いいのか? モンスロード、怪獣軍団」

怪獣軍団「ギャァァァァァ!!!」

レイブラッド「怪獣軍団とレギオノイド、ダークロプスは町を狙え。奴らには構わず、人間を一匹ずつでもいい、確実に殺せ」

スライ「やはり、そちらを狙ってきますか!」

ヴィラニアス「ゼロのディフェンダーもあるが、確実に町は守る!」

レイブラッド「その行動も、お見通しだ。アークレイデスサイズ!」 バシュン

ジャタール「盾の隙間を!」



のあ「っ!? ま、まずい! みんな、そこから離れなさい!」

拓海「ちょっと、遅かったッぽいぞ……!」

文香「っ……!!」





ヴィラニアス「馬鹿者! 早く逃げんか!!」 






   ブシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!


ヴィラニアス「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


志希「ヴぃ、ヴィラニアスさん! 私達を庇って盾に……」

飛鳥「か、身体が、身体が袈裟から切り裂かれて……」ペタン

周子「う、宇宙人だから、だ、大丈夫だよね? 治るよね? ね? ねぇ!?」

ヴィラニアス「み、みんな無事か……。よかった……」

ベリアル「ヴィラニアス!! グロッケン! そいつの身体を凍らせろ!!」

ヴィラニアス「い、いいのです……。もう、我輩は助からない……。今までのことを考えれば……当然の、報い……」ドロ

文香「ひっ! ななな、内臓が……」

グロッケン「いいから、喋るな! ちょっと、我慢を」

ヴィラニアス「みんな、必ずトップアイドルに……。陛下、申し訳ございません……」ガクッ

文香「い、いやぁぁぁ……!」

志希「ヴィラニアスさん!」




ベリアル「ヴィラニアス……」

ゼロ「テメェ……!!」

レイブラッド「怪獣軍団よ、盾を破壊し、町を攻撃しろ。それだけで、奴らは倒せる」

怪獣軍団「ギャァァァ」

ゼロ(ストロングコロナ)「テメーら、止めろ!」

レイブラッド「ふん、お前とベリアルの相手はこの私だ」

ゼロ(ルナミラクル)「なら、早急にテメーを倒して終わらせてやるぜ!!」

レイブラッド「アークレイショット!」 ドン! ドン!

ゼロ(ストロングコロナ)「よ、避けたら盾が……ぐぉっ!?」

ゼロ(ルナミラクル)「くっ! ミラクルゼロスラッガー!」

レイブラッド「はぁぁぁ!」

ゼロ(ルナミラクル)「全て吹き飛ばしただと!?」

レイブラッド「お前が本体か。アークレイジェノサイダー!!」ビビビ

ゼロ「ぐぅぅっ!?」



スライ「か、数が多すぎる! ぐは!」

タイラント「よ、よくもヴィラニアスを!!」

ベリアル「馬鹿野郎! 迂闊に近づくな!!」

ダークロプス「ベリアルを抹殺する」

ベリアル「クソ! テメーらじゃまだ!!」

レイブラッド「更に、お前には、特別な催しを用意してやったぞ」

グラシエ「……ウゥ、苦シイ」

ダークゴーネ「身体ガ……」

アイアロン「……陛下ァ」

ベリアル「お、お前ら……!? ぐぅっ!!」

レイブラッド「楽しい催しだろう?」

ベリアル「俺が言うのもなんだが、テメーはクソ野郎だぜ……!!」

レイブラッド「ふん、まだまだだ。アークレイウィップ!」

タイラント「か、身体が拘束されて……」

レイブラッド「ベムスターの身体を持つお前に、光線は通用しないからな。ふん!」

タイラント「く、苦し……か、身体が千切れ……」 

    ブシュゥ!

拓海「た、タイラントォォォ!」

志希「ど、胴体が二つに……」

タイラント「ヴぃ、ヴィラニアス……ごめん……」 ドサァ



ゼロ「貴様ぁぁぁぁぁ!!!」

レイブラッド「おいおい、お前は気を抜いてはダメだろ? ディフェンダーの分身が維持できなくなるぞ?」

デスローグ「フゴ(その通りです)」 羽交い絞め

レイブラッド「むっ!」

グロッケン「へへ、油断大敵だぜ!」

レイブラッド「デスローグに無理矢理押さえつけさせ、更に氷で私を押さえるか」

グロッケン「ジャタール! こいつをブロンズ像にしちまえ!」

ジャタール「ひょひょ! 了解だ! ヴィラニアスとタイラントの仇だ!! 陛下の姿のままなのが気に喰わんが、恥ずかしい格好で宇宙に追放してやる!!」

レイブラッド「下らん策だな。アークレイショット」 

デスローグ「っ!?」 パァン!

文香「デスローグさん!! あ、頭が砕けて……」

デスローグ「う、あぁ……み、みんな、陛下を……この地球を……」ガク

レイブラッド「ふん」 ブゥゥゥン

グロッケン「ぐはっ!」

拓海「尻尾でグロッケンを!」

グロッケン「クソ! よくもデスローグを! こ、この野郎!!!」

ジャタール「よくも許さんぞ!!!!」

レイブラッド「アークレイブラックホールサンダー」

ジャタール「上空に……闇が? 雷!? ぎょわぁぁぁぁぁぁ!!!」

グロッケン「や、やべぇ! ジェノサイダーの雷が! ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

拓海「ジャタールが黒焦げに……」

飛鳥「グロッケンさんは蒸発……」

ベリアル「デスローグ……グロッケン……ジャタール……!」



レイブラッド「サロメ星人に作らせたギガバトルナイザー、悪くないな。私が使う事で、本来の力に限りなく近い性能を得ている」

レイブラッド「サロメ星を制圧し、奴らを奴隷にするのも悪くはないか。後の問題は、怪獣のロード能力か」

スライ「お、おのれぇぇぇ!! うぉぉぉ!!」

ベリアル「スライ! やめろ!!」

スライ「はぁぁぁぁ!!!」 ヒュンヒュンヒュン!

周子「凄いサーベル捌き!」

拓海「これなら!」

レイブラッド「意外と暑苦しい奴だ」

スライ「ぐはぁぁぁぁぁぁ!!!」 

    ブシュゥゥゥゥゥ!!

文香「ひっ! せ、背中が裂かれて……」

飛鳥「も、もう、もうやめてよぉ……!」

ベリアル「スライ!!」

スライ「む、無念です……。ダークネスファイブ、最後まで、陛下のお供を……したかった……」

ゼロ「う、ぐぅ。す、スライ、しっかりしろ!」

スライ「ウルトラマンのあなたが我々の心配ですか……。我々のことなんかより……この地球を……頼みますよ……」 ガクッ




レイブラッド「ウルトラマンゼロ、感謝しろ。お前の仲間が葬られた時と、同じ殺し方をしてやったのだぞ?」

美波「あ……。ホント、だ……。人数の違いはあるけど……」

アーニャ「ウルティメイトフォースが倒された時と同じ……です」

ゼロ「なら、お前には全部を味あわせてやるぜ!!」

ニセウルトラセブン「デュワ!」 

ゼロ「ぐっ! 人の親父をまた勝手に作りやがって……!」

ベリアル「テメーは楽に殺さねぇぞ、レイブラッド!」

レイブラッド「強がりだけは、一人前だな。アークレイジェノサイダー!」

ゼロ「ぐわぁぁぁぁ!!」 ピコーン、ピコーン、ピコーン

美波「ゼロのカラータイマーが!」

ベリアル「ぐぅぅ!?」

レイブラッド「そして……アークレイデスシウム光線」

武内P「みなさん! 伏せて!!」

  ドゴォォォォォォォォン!!!

卯月「きゃぁぁぁぁぁ!!」

未央「盾が壊されて……うわぁぁぁぁ!!」


ゼロ「うぉぉぉぉ!!!」

アーニャ「シン!」

ゼロ「みんな、怪我は、ねぇか……?」

蘭子「無事です! みんな、無事です!」

ゼロ「そうか……良かった……ぜ」

きらり「シンちゃん!」

レイブラッド「さすがに、しぶといな。止めだ……!」 キュィィィン

智恵理「いい、今のが、もう一度……?」

レイブラッド「地球は壊さない程度に威力は押さえてやろう。メインディッシュは、まだあるからな」

ベリアル「や、やろう……」

レイブラッド「くらえ!」 ドシュー!

ゼロ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!! お、俺は、みんなの為に……」 バタン シュゥゥゥ……

ベリアル「ち、ちくしょぉ……」

拓海「プロデューサー!!」

美波「い、いや、シンくんが……」

アーニャ「消え……」

武内P「諸星補佐……。……あれは」 ダッ!

凛「プロデューサー!? 危ないよ!」

レイブラッド「邪魔者は消えた!! ははははは!! 怪獣どもよ、暴れろ! ははははは!!」

未央「プロデューサー!!」

美波「た、建物が崩れて……きゃぁぁぁぁぁ!!」

のあ「ネクサス!!」 シャキーン!


美波「う、ここは……?」

ネクサス(のあ)「気が付いたのね」

アーニャ「みんな、無事です」

蘭子「だけど、シンさんが……」

美波「あなたは、ウルトラマンネクサス! ど、どうなったんですか?」

ネクサス「私がメタフィールドを展開して、付近の人達は避難させたわ。けど、敵の攻撃が激しすぎて、私もエネルギーが……」

美波「ホントだ。人が一杯……」

李衣菜「もう、おしまいだよ……。あんなの、勝てるわけないじゃん!」

みく「李衣菜ちゃん!」

智恵理「だって、シンさんが、ウルトラマンゼロも負けて……」

未央「ベリアルも負けちゃったし、仲間の宇宙人たちも殺されちゃった……」

凛「武内Pも……行方が」

文香「……私達、どうなるのでしょうか……」

飛鳥「殺されちゃうのかな……」

みりあ「こ、殺されちゃうの……?」

莉嘉「そんなのやだよぉ!! シンくん……」

美嘉「莉嘉……」ギュゥ

杏「考えたって仕方がないじゃん。杏達にできるのは、ウルトラマンが復活するか、仲間が来てくれるか、祈るだけだよ」

きらり「杏ちゃんは……強いね……」

杏「他に考えても、どうしようもないしね」



かな子「けど、シンさんは最後、消滅して……」

ベリアル「ほれ」

   ドサ   

武内P「う……」

凛「プロデューサー!!」

志希「社長! 生きてたんだね!!」

美波「ベリアル! なんで、何であなたが無事なんですか!」

ベリアル「……何でだろうな」


グラシエ「陛下……奴ニ、一矢……」

ダークゴーネ「報イヲ……」

ベリアル「お、お前ら!」

アイアロン「我々ガ……盾ニ……」


ネクサス「そう……彼らが、レイブラッドの支配を振り切ったのね」

武内P「こ、これを……」

美波「これは、サーガブレス!」

アーニャ「石化してます……」

蘭子「じゃ、じゃあ、シンさんは!」

光「ウルトラマンは! ウルトラマンは絶対に負けない……!!!」

ベリアル「その娘っ子の言う通りだ。俺達の身体は、基本的に光で構成されてる。石化するのは、光が霧散するのを防ぐ為だ。ゼロは、まだ死んじゃいねぇ」



ネクサス「後は、ゼロが復活できるだけのエネルギーがあれば……」

美波「あなたの力で、なんとかならないの?」

ネクサス「燃費が悪いのよ」

光「ウルトラマンネクサスは人を護るために、常に自らの身体を犠牲にしてるから……! この、メタフィールドだって、ネクサスの身体の一部なんだ!」

美波「そ、そうだったんですか……」

ネクサス「……そう言ってくれて、ありがとう」

レイブラッド「面白そうな話をしているな」

「「「きゃぁぁぁぁぁーーー!!!」」」

ネクサス「メタフィールドがもう破られた……!」

ブルドン「……」

光「そうか! ブルドンの力で! メタフィールドを突破したんだ!」

レイブラッド「まさか、もう一人ウルトラマンがいたとは。だが、それも終わりだ」

???「終わるのは貴様だ!」

レイブラッド「何?」

ゾフィー・ウルトラマン・セブン・ジャック・エース「デュワ!」

レイブラッド「ウルトラ兄弟? 馬鹿な、貴様らがこの宇宙に辿り着くには、まだまだかかるはず……」

李衣菜「や、やった! これで、助かった!」

美波「……違う。アレは、ウルトラマンじゃない」

みく「え? じゃあ、誰にゃ?」

アーニャ「ゼロを見てきた私達には、わかります」

蘭子「アレは……誰?」


>> 少し前、メトロダクション

メトロンA「……はぁ、まさかレイブラッド星人が復活していたとは」

メトロンB「あの大軍では、ゼロ一人では……」

男性スタッフ「メトロンさん達の力で、何とかならないんですか!?」

メトロンA「本国に通信はしたけど、援軍はすぐには駆け付けてくれないからね……」

メトロンB「地球を犠牲に時間を稼ぎ、銀河連合軍を招集するだろうね」

女性スタッフ「そんな……」

メトロンA「……君達は、地下シェルターに」

メトロンB「隙を見て、防衛装置のレーザー砲やバリアは使ってくれ」

男性スタッフ「メトロンさん達は……?」

メトロンA「我々は、ウルトラマンを布教した者としての責任がある」

女性スタッフ「い、一緒に避難しましょうよ! ウルトラマンならきっと、なんとかし……」

メトロンB「勘違いするな!!」

女性スタッフ「っ!」ビクッ!


メトロンA「確かに彼らは強いが、神ではない」

メトロンB「今のような、絶体絶命のピンチだって迎える」

メトロンA「そんな時に、彼らと心を通わせたものが、彼らを救うのだ」

メトロンB「彼らのピンチは、我々のピンチだ。我々の勇気が、彼らを救う」

女性スタッフ「す、すみませんでした!」

メトロンA「だから、希望を捨てないでくれ。諦めない心が、奇跡を生む」

メトロンB「それこそが、君達の戦いだ……」

メトロンA「……行こうか」

メトロンB「ああ」

男性スタッフ「お気をつけて……!」 

女性スタッフ「お給料、払いに戻ってきてくださいよ! うぅ……」


>> メトロダクション 倉庫
メトロンA「格好つけすぎちゃったかな」

メトロンB「そうだねぇ。お陰で、後には引けないね」

メトロンA「じゃあ、私がセブンね!」

メトロンB「あ、ずるい! なら、私はゾフィー隊長だ!」

マグマ星人A「ちょっと待てよ」

マグマ星人B「その話」

マグマ星人C「俺らにも噛ませろ!」

メトロンA「君達は、ゼロに懲らしめられて以来」

メトロンB「実はうちで雑用の仕事をしていたマグマ星人達」

メトロンA「わかっているのかい?」

メトロンB「このショーの参加料金は、我々の命だぞ?」

マグマA「蘭子ちゃん達が泣いてるのに……」

マグマB「黙って見てられるわけねぇだろ!」

マグマC「俺達を許してくれた三人の為に……この命は使うぜ!」

メトロンA「そうか……」

メトロンB「では、我々の一世一代、最期のショーをみんなに見せてやろう!」

マグマ星人ズ「おう!!!」


>> 現在

ゾフィー(メトロンB)「お前の野望もここまでだ!!」

ウルトラマン(マグマA)「我々ウルトラ兄弟が!」

セブン(メトロンA)「レイブラッド、貴様の野望を何度でも打ち砕く!」

ジャック(マグマB)「人間達よ、安心してほしい」

エース(マグマC)「みんなは、我々の応援でも信じて、ゼロの回復を待っててくれ!」

避難者A「ウルトラ兄弟だ!」

避難者B「こ、これで助かった! がんばれ~!」

男の子「ウルトラマン、頑張れ~!」



メトロンA(セブン)「わかっているな? できるだけ、レイブラッド星人とは戦うな。我々が勝てる相手ではない」

メトロンB(ゾフィー)「周りの怪獣を、レギオノイド達をできる限り減らす」

マグマA(マン)「そして、時間を稼ぐ」

マグマB(ジャック)「人間の勇気や希望が集まれば」

マグマC(エース)「ゼロも復活するかもしれないしな……!」

メトロンB(ゾフィー)「行くぞ!」

ウルトラマン達(着ぐるみ)「デュワ!!」



美波「……そうか。あれ、メトロンさん達よ!」

アーニャ「そう言われれば、ショーで見た着ぐるみに似てます」

蘭子「シンさん! 見て! みんな、頑張ってます! だから、あなたも、もう一度……!!」


レイブラッド「偉そうなことを言った割には、兵隊の数減らし、か? いや、違うな……。奴らには、脅えがある」

レイブラッド「なるほど。お前達、この地球に感化された腑抜けた宇宙人か」

メトロンA「バレたか……」

レイブラッド「なら、丁度いい。そのまま、地球人達の絶望させてやるがいい! アークレイショット!」

メトロンB「ぐはっ!!」

マグマA「メトロ……ゾフィー!」

レイブラッド「面倒だ。まとめて、消えろ! アークレイジェノサイダー!」

メトロン・マグマ「ぐわぁぁぁぁ!!!」


レイブラッド「ほぅ? まだ生きてるとは。ウルトラマンの猿真似は、伊達ではないか」

メトロンB(ゾフィー)「ね、念の為に強化素材で衣装を作っておいてよかった……」

マグマC(エース)「うぅ……ら、蘭子ちゃんや、アーニャちゃん達に手出しはさせねぇ!」

マグマB(ジャック)「例え、俺らの命が尽きようとも……」

マグマA(マン)「テメーは生かしちゃおけねぇ、クズだ!!」

マグマズ「うぉぉぉ!!(一瞬でもいい! プラズマギャラクシーに住む同族の力を!)」

レイブラッド「見苦しいぞ」 ビィィー

マグマズ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」 ドゴーン、ドゴーン!

男の子「あれ、ウルトラマンじゃない……」

避難民A「ほ、ほんとだ」

避難民B[確か……マグマ星人?」

レイブラッド「ちっ。つまらん幕閉めだ」

    グサッ

蘭子「マグマ星人のサーベルが……」

アーニャ「レイブラッド星人の足に、刺さりました」


マグマA「へ、へへ……」

レイブラッド「まだ生きていたか。それで、それがなんだ? ダメージなど、ないぞ?」

マグマA「はは! 見たかよ皆! こいつ、宇宙の支配者を自称するくせに、俺みたいな雑魚に刺されてやがんの!」ブルブル

メトロンA(セブン)「マグマ星人……」

マグマA「全く、なさけねぇ宇宙の支配者様だなぁ? えぇ? あ~、こりゃ、俺が殺されても、ウルトラマンが復活して、負けるパターンだな!」

レイブラッド「貴様……」

マグマA「はは、ははははは! テメーが怪獣墓場に来るの、楽しみに待ってるぜ!! 蘭子ちゃん、アーニャちゃん、美波ちゃん! 俺、やったぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ドゴーン!

レイブラッド「……何なんだ、この虫けらに対する怒りは」イライラ

蘭子「あ、あぁぁ……」

アーニャ「私達の為に……」



メトロンA(セブン)「よくも彼らを!」

メトロンB(ゾフィー)「彼らが入れてくれたお茶は、とてもおいしかった……!!」

ネクサス「例えエネルギーが少なくとも、私はお前を許さない!!」

レイブラッド「いいだろう。残りの虫けらを潰して、この怒りを治めるとしよう」

卯月「も、もう、おしまいなんですか?」

未央「私たち、死ぬしかないの……?」

凛「お願いだよ……ウルトラマンゼロ……」

智恵理「ま、まだ、まだ生きたいです! みんなと、シンさんとも! 一緒にアイドルやりたいです!」

かな子「お菓子、結局まだ食べに行けてないんですよ……?」

杏「シン補佐がいなきゃ、杏、サボリ放題になっちゃうじゃん!」

みく「シンちゃん、お願いにゃぁ……!!」

李衣菜「もう、みくちゃんと喧嘩しないからぁ……!」



レイウラッド「どうした? 所詮、その程度か」

メトロンA「く、くそぉ……! ぐわぁぁぁぁ!!」 ドゴーン!


みりあ「め、メトロンさんが……!」

莉嘉「こ、こんなの酷過ぎるよ!」

美波「お願い、お願いだからシンくん! 目覚めてよ!」



メトロンB「ネクサス! 危ない! ぐ、ぎゃぁぁぁぁ!!」 ドゴーン!


男性スタッフ「め、メトロンさんたちが!」

女性スタッフ「う、うわぁぁぁん……」



きらり「こんなの、はぴはぴじゃないにぃ……!」

アーニャ「シン、お願いです! もう、我儘、言いません! だから、だから!」




ネクサス(ジュネッスブルー)「メトロン星人!よくも! シュトロームソード!」

レイブラッド「おっと、その攻撃は危ないな」 ヒョイ

ネクサス「うっ」

レイブラッド「おかえしだ」 ボキィ

ネクサス「あああああああ!!!」


拓海「のあ!」

志希「のあさんの右腕が……」

飛鳥「このままじゃ、のあさんまで殺されちゃう!」

みく「え? あ、あのウルトラマンはのあにゃん!?」


ネクサス「がは」バタ

レイブラッド「さて、絶望の時間はこれからだ」



蘭子「私は……」

マグマズ『あ、ありがとうございます!!(女神だ!!)』

蘭子「私は……!」

メトロンA『地球人がアイドルに夢中になるように、我々は君達ウルトラマンのファンなのさ』

蘭子「私は……!!」

メトロンB『まぁまぁ、お茶でもいかがかな?』

蘭子「私は……!!!」

ゼロ『蘭子がもっと輝ける手伝いを、したいと思う。だから、俺からのプレゼント、受け取ってくれ』

蘭子「私は……!!!!」



蘭子「お前が、憎い!! レイブラッド!!」



美波「蘭子、ちゃん?」

    キュイィィィン

アーニャ「ダークスパークレンスが……光って……?」

拓海「撮影用の、作り物なのに……!?」

蘭子「闇の巨人よ! その力、今こそ我に……!! ティガ!!」 トゥトゥトゥトゥゥゥ!


ティガダーク「オォォォ……!」

本日はここまで。
今週中には、終えられそうです

再開します。




「あ、あれは! ティガダーク!? 先輩はここにいるのに……」

「まさか、蘭子ちゃん? 君なのか?」

「なら、俺がいけるのも道理だろ! ……ダイナーーー!!!」

    シーン

「クソ! 俺のリーフラッシャーは光ってくれないのかよ! 今光らなくてどうすんだよ!!」

「この世界に現れた次のウルトラマンが、ティガダークだなんて……。蘭子ちゃん、無事でいてくれ……」


     スパークレンス    ……キィィィン 




レイブラッド「黒い、ウルトラマン? ベリアル以外にも、闇のウルトラマンがいたとは」

ティガダーク「オォォォ!!!」 ドン!

レイブラッド「ほぅ? 中々の力じゃないか……。少し、遊んでやろう」



蘭子「シンさんは、ウルトラマンゼロはあいつのせいで死んだ!」



蘭子「殺された……! あいつが、憎い! レイブラッドを、殺す……殺す!」ズズズズズ





智恵理「蘭子ちゃんのウルトラマン……怖い、です」

かな子「黒いからとかじゃなくて……殺意が……」

杏「本当に……蘭子ちゃんなの?」」



ティガダーク「オォォォ!!!」

レイブラッド「見境なしか。人間どもの住居が壊れていくぞ?」

男性「う、うわぁぁぁ! た、助けて!」

女性「は、早く逃げなきゃ……!」

子供「ティガが……うわぁぁぁん!」



武内P「い、いけない……。神崎さんが、本当に闇に呑まれて……」

きらり「蘭子ちゃ~ん!!」

みりあ・莉嘉「蘭子ちゃ~ん!!!」

アーニャ「蘭子!! 今は、闇に呑まれたら、ダメです!」

楓「そうよ! お酒は飲んでも呑まれるな! その力を使っても、負けちゃダメ!」

光「けど、光の心でティガダークのパワーは使えない……。今、蘭子ちゃんが互角に戦えているのは、憎しみの力のお陰で……」

美波「そんな……! 蘭子ちゃん! やめて!!」



蘭子「憎い、憎い、憎い! よくも、シンさんを! お前を、殺す! 全部、壊す。我が闇の力で……!!」


レイブラッド「ふふ、お前、いいな。我が部下に欲しいくらいだ。捕えて、操れるかどうかバトルナイザーで実験するのも、いいか」


   「……こ、ちゃ~ん」


蘭子「憎い! 憎い!! 憎い!!!」
  

   「…んこ、ちゃ~ん!」


蘭子「よくも、よくも、メトロンさん達を! のあさんを!! シンさんを!!! 殺してやる……!!」


   「蘭子ちゃ~ん!!」 
   「神崎さん!!」


蘭子「にく……い? ……あ、みんなの、声……」


   「危ない!」


蘭子「あ……瓦礫が……!」




美波「シンくんは……わ、私が守らないと!」ギュゥ

アーニャ「美波!」 ダッ

武内P「お二人とも、早く……ぐぅ!」 ズキン

ベリアル「く、くそ、間に合わねぇ……!」




蘭子「ダメ!!!」





美波「……? ティガダークの、手……?」

アーニャ「蘭子が、守ってくれました!」


蘭子「良かったぁ。……うっ、く、苦しい……? ティガダークの闇が、私を蝕んでる?」



美波「感じる……。蘭子ちゃんの、優しい想い」

アーニャ「蘭子の……優しい気持ち、感じます。みんなを、守ろうと言う気持ち、です!」

みりあ「きっと、私達の声が届いたんだ!」

莉嘉「蘭子ちゃん、頑張れ~!」

きらり「蘭子ちゃん!! がんばれ~!!!」

武内P「神崎さん……! 私は、大の大人が、何もできないのか……!!」



レイブラッド「つまらんな。そのまま、お前が仲間を殺せば、面白い見世物だった」


蘭子「息苦しい……けど、私が、私が戦わなきゃ! みんなを、守りたいから……シンさん、大先輩、ティガ、私に力を……!」


ティガダーク「オォォォ!!」 キュィーン、キュィーン


蘭子「今は……黒くても、私がウルトラマン!! 私が、闇を呑み込む! 闇よ、我に呑まれよ! ダーク、ゼぺリオン光線!!」


      ビィィィィィィィィ!!!!


レイブラッド「ほぅ……! 中々の威力だ」



美波「バトルナイザーで防がれた!」

アーニャ「あの武器さえなければ……」

光「アレさえ破壊できれば、怪獣達も統率を失う! レイブラッド星人が舐めてかかって怪獣を使わない内に壊せれば……。けど、レプリカとはいえ、キングでさえ封印した代物だし……」

楓「同じ黒色だし、壊せないのかしら……?」

まゆ「さすがに、そんな上手くは……」

光「いくかも! 同じ闇の力なら、破壊の力の闇なら、壊せるのかもしれない!」

茜「ファイトです! 気合です!!!」

裕子「届け、サイキックパワー!!」

菜々「蘭子ちゃん、頑張って……!!」

アーニャ「蘭子!! 頑張って!!!!」

美波「蘭子ちゃん!!!」



蘭子「皆の声が……。この応援がある限り、私は闇に呑まれない! この力は、お前を倒すために使う!! はぁぁぁぁぁぁ!!!!」 キィィィン!

    ビキ、パキ、ピキン

レイブラッド「何!?」

    バキィィィン!!


光「ギガバトルナイザーが……!」

美嘉「壊せた!」

怪獣軍団「ギャァァァ……ア?」

光「統率が崩れた!!」



ティガダーク(蘭子)「もう一度! 我に力を! ダークゼぺリオン光線!!」

ネクサス「私の最後の力よ! アローレイ・シュトローム!! 連射!!」


男性スタッフ「今だ! メトロンさんの残してくれた力、喰らえ!」

女性スタッフ「レーザー砲、発射!」カチ


怪獣軍団「ギャァァァァァ!!????」

ドゴォォォォォォォォォォォォンンッ!!!!!



レイブラッド「ば、馬鹿な。我が怪獣軍団が……」

蘭子「や、やったぁ! 私が、ゼロの代わりにやったんだ!」

レイブラッド「貴様ら、許さん!」 ガシ、バキィ

ティガダーク「がはっ! うぅ、ダメ……ここで、消えちゃ……」ガク フッ

ネクサス「ぐぅ!? も、もうエネルギーが……」ピコンピコンピコンピコン……

レイブラッド「こそこそと隠れている者もいるな!」 ビィィ


男性スタッフ「レーザー砲が!」

女性スタッフ「シェルターが……! ば、バリアで防御を……! きゃぁぁぁぁ!」



蘭子「う、うぅぅ……」

美波「ら、蘭子ちゃんが人間に戻って!」

アーニャ「酷い怪我です!」

武内P「は、早く手当を……」

レイブラッド「そんなものは必要ない」

卯月「ひっ」

莉嘉「お、お姉ちゃん……」

美嘉「だ、大丈夫……。莉嘉だけは、莉嘉だけでも私が守るから……」ガタガタ

レイブラッド「貴様らはどうせ、全員死ぬのだからな」


レイブラッド「我が怪獣軍団と、新たなギガバトルナイザーの代償は、払ってもらうぞ」

ベリアル「もう……もうやめろ!! お前の狙いは、お前から離反した俺だろう!?」

レイブラッド「ふふ、お前が頭でも下げれば、考え直してやろう」

美波「考え直す気なんてないくせに……!!」

アーニャ「最っっっ、低っっっです!!」

ベリアル「……頼む、この地球から、手を引いてくれ」 スゥ

飛鳥「へ、陛下!?」

美波「ベリアルが……頭を?」

拓海「プロデューサー! あんな奴に、あんな奴に頭を下げること何てねぇんだよ!」

周子「そうだよ! あいつ、最初からこっちを生かす気なんて……」

志希「社長!いつもみたいに、あいつをぶっ飛ばしてよぉ……!」

アーニャ「もう、サタナーではないのですね。本当の悪魔は……」キッ

レイブラッド「ふ、ははははは!! 本格的に光の戦士に鞍替えしたか。私の支配を受け入れ、故郷であれだけの行いをし、アナザースペースを恐怖のどん底に叩き落とし!」

ベリアル「頼む……!!」

レイブラッド「そんなお前がこの地球だけは助けてくれと、頭を下げるとはな!」




レイブラッド「ますますもって、気に喰わん」




レイブラッド「お前の目の前で、お前の大事な人間達を握り潰してやろう」

ベリアル「止めろ! 止めてくれ! 頼む……!」

レイブラッド「お前の部下も気の毒にな。お前なんかに希望を見出し、着いてきた結果がこれだ」

スライ「  」

ヴィラニアス「  」

グロッケン「  」

デスローグ「  」

ジャタール「  」

タイラント「  」

レイブラッド「光を見限り、遂には闇すら見限ったお前の守るべき者は、もういない。ならば、せめて腑抜けた部下が好きになった地球を守ろうといったところか?」

ベリアル「……」

のあ「……あなたが守りたかったものは……自分についてきてくれた、部下だったのね……」

みく「のあにゃん! ひ、酷い怪我……」

アーニャ「う、腕が折れてます……」



レイブラッド「さて、どいつから潰そうか」

ベリアル「やるなら、俺からにしろ!」

拓海「あんたが、ウルトラマンがいなくなったら本当にこの星は終わりだぞ!?」

レイブラッド「バカか。お前は最後に決まっているだろう?」

光「……アタシから、アタシから殺せ!!!」 ガクガク、ブルブル

楓「ひ、光ちゃん!?」

レイブラッド「いい度胸だ。望み通り、お前からにしよう」ガシ

光「ひっ」

美波「光ちゃん!!」

アーニャ「光!」

蘭子「ひ、光……ちゃ……ん」

武内P「や、止めろぉぉぉぉ!!!」


光「ウ、ウルトラマンは、絶対に負けない! あ、アタシが殺されてる間に、ゼロが回復するかもしれない!」


光「更なる味方が来るかもしれない!!」


光「レイブラッド星人!! お前の、お前の思い通りになんかならないからな!!」


光「お前なんか、お前なんか恐くないからな!!!」




レイブラッド「どのみち、お前がその未来を見ることは無いな」 グッ

光「う、ぐぅ、く、苦しい……」 ギギギ

茜「止めてください!!!!」

光「く、苦しくない……。苦しくなんかない!」

レイブラッド「人間にしておくのが惜しい強情さだ」

卯月「お願い、やめて!!」

光「恐くなんか……がは、ぐ、ぎゅ……」

レイブラッド「その強情さ……楽しめたぞ……!」ググ!

光「ぎぃ、ぐ……怖く……ない……!」

裕子「お、お願いですから! 私のサイキックパワー!! あるなら、光ちゃんを助けて!!」

まゆ「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」








    「シャウナッ!!!」  バシィン!





レイブラッド「っ!? 何者だ!!」







未央「あ、あぁ……! ホントに、ホントに!」

凛「味方が……きた……!」

きらり「光ちゃんの言った通りだにぃ!」

美嘉「ショーで見たウルトラマンだ……」

莉嘉・みりあ「きれ~」



まゆ「あなたは……ウルトラマン、ギンガ!」



ギンガ「ウルトラマンゼロ、ウルトラマンネクサス。かつて、君達は私のことを助けてくれた」


ギンガ「今度は、私が君達を助けよう」



光「う、ウルトラマンが……アタシを助けて……」

楓「良かった……光ちゃんが、無事でよかった……!」

光「うぅ、こ、怖かったよぉ……! うわぁぁぁぁぁぁぁん!」 ペタン 

茜「光ちゃんがいなくなる事の方が、何倍も怖いです!!!!」 ギュッ

菜々「無事でよかったです……!」

ギンガ「少女よ、君の勇気を見せてもらった。受け取ってくれ」

光「ギンガスパーク!? ……あ、アタシが……? ギンガが、選んでくれて……」

ギンガ「共に、戦おう。この世界の、光」

光「……っ!!」

楓「遂に、なりたかったものになる時が来たわね!」

光「はい! ゼロ、ネクサス、蘭子ちゃん……。アタシ、戦うよ!! アタシが、ウルトラマンだ!!!」


   ウルトライブ! ウルトラマン、ギンガッ!!!


光「ギンガァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」



    ズズゥゥゥン!    シャウナッ!



少し短いですが、本日はここまで

エックスにゼロが早くも登場です・・・!


ウルトラゼロアーマーってオリジナルほどではないんだろうがあんなの複製しちゃっていいのかよ!?

>>467
多分、次元移動能力(劣化)と防御力がちょっと上がるだけだと思いたいです!
けど、完全な別の宇宙に行くわけじゃないなら、劣化した能力でも行けるかも・・・?

乙!今回も良かったよ!
光のくだりホント燃える。脳内でギンガの歌流れたわ

>>473
脳内再生余裕ですね。そこまで楽しめたのであれば、とても嬉しいです!

では、再開します



ギンガ(光)「レイブラッド星人! この南条光と! ウルトラマンギンガが相手だ!!」

レイブラッド「そうか、貴様が未来から来たという……!」

ギンガ(光)「うぉぉぉぉぉ!! ギンガ、ファイヤーボール!!」

レイブラッド「炎を操るのか。だが、この程度」

ギンガ(光)「まだまだ! ギンガ、サンダーボルト!!」

レイブラッド「電撃まで!? くっ、行け! レギオノイド! ダークロプス!」

光「今のアタシは……超! 最強だぁぁぁ!! ギンガスラッシュ!!」 ドゴーン!


菜々「あのウルトラマン、凄く強いです!」

裕子「私のサイキックパワーがようやく届いたんですね!」

まゆ「そっか! 光ちゃんの勇気が、正義の心が、ギンガを強くしてるんですね!」

茜「光ちゃん、ファイトです!!」



智恵理「光ちゃん、凄い……」

李衣菜「けど、まだまだ数が……」

ベリアル「クソ、俺のエネルギーが回復すれば加勢を……」

アーニャ「アレは……星? いえ、違いますね。希望の、光……」



レイブラッド「調子に乗るなぁぁぁぁ!」

ギンガ「ぐっ!」

「「ダブルジャン・ナックル!!」」

レイブラッド「ぐぅっ!?」

「シルバークロス!」「グレンスパーク!」「クレッセントショット!」

レイブラッド「くぅぅ!!」

杏「あ、アレは……」

みりあ「ウルティメイトフォースだ!」

莉嘉「ウルトラの父もいる!」

レイブラッド「ちっ。先行してやってきたか」



ジャンボット「何とか間に合ったか!」

ミラーナイト「ミラーネットワークで飛びまくり、ジャンボットとジャンナインに乗ること、ようやくですね」

グレンファイヤー「つっても、被害は少なくなかったようだなぁ……」

ベリアル「ケン……!」

ウルトラの父「ベリアル、見ていたよ。君が、地球人の為に戦う姿を」

ベリアル「俺は……何も、守れなかった」

ウルトラの父「まだだ。まだ、守るべきものは残っている! そうだろう?」

ベリアル「……ホントに、お前は……何万年たってもお人よしのままだぜ……!」


グレンファイヤー「グロッケンの奴……溶けちまったのか……」

ミラーナイト「デスローグ、あなたとはお話してみたかったんですけどね……」

ジャンボット「ヴィラニアスとタイラントも」

ジャンナイン「信じられないが、地球人を守って活動を停止したのか」

グレンファイヤー「ジャタールの奴は黒焦げ、スライは……は、前のめりなんて、意外と熱い死に方してるじゃねぇか……」

ミラーナイト「あなた達は確かに敵でしたが……」

ジャンボット「お前達の無念、必ず晴らそう」

ジャンナイン「奴は、倒さなければならない」

グレンファイヤー「じゃあな。ダークネスファイブ……」



ウルトラの父「ベリアル、共に、戦おう……。かつてのように」

ベリアル「……ケン」

ウルトラの父「さぁ、私のエネルギーを受け取れ。ウルトラマンの力を!」

ベリアル「……おう!」 シュワッチ!


文香「あ……銀と赤の……。プロデューサーが、正義の戦士だった頃の姿……」

拓海「なんだよ、そっちの方がイケメンじゃんかよ……!」

ベリアル(アーリースタイル)「俺様はいつだって、イケメンなんだよ」

飛鳥「どっちでも、陛下は素敵です!」

志希「やっちゃえ! 社長!」

周子「シューコちゃんのお給料の為に!」



>>メトロダクション シェルター内

男性スタッフ「諦めない心が……希望が……!」

女性スタッフ「本当に奇跡を……! メトロンさん……私達、助かりそうだよ……!」



ジャンナイン「初めて見るウルトラマンだが、何故か君は懐かしい。メモリーの異常だろうか?」

ギンガ(光)「そんなことないよ! 平行世界で、一緒に戦ったんだ!」

ジャンナイン「平行世界。興味深いな」

楓「わ~! 本物のジャンボットだ! ミラーナイトまで!」

茜「凄いですね!! 大きいですね!!!」

ジャンボット「君達は?」

楓「私は高垣楓。この世界で放映されたあなた達の活躍を描くドラマで、エメラナ姫役をやらせてもらいました」

茜「私は日野茜!! 同じく、ナオ役です!!!」

ミラーナイト「へぇ、エメラナ姫の役を」

楓「ふふ、だから、お二人にはお会いしたかったんですよ?」

グレン「確かに、姫さんに似て美人だな!」

ジャンナイン「データでは、ナオは少年だったが」

茜「はい! こっちの世界では、一部変更で、女の子だったんです!!」



ミラーナイト「それでは、せっかくです。エメラナ姫、ご命令を」

楓「わっ、嬉しい。ふふ、では……あの、悪い奴を、倒しちゃってください!」

ジャンボット「仰せのままに! 茜! 共に戦おう!」

茜「はい!!! 光ちゃんを虐めたあいつら、ボコボコのケチョンケチョンにしてやります!!!」

武内P「ジャンナインさん、よければ……私と戦ってくれませんか?」

ジャンナイン「君は?」

武内P「申し遅れました。私はこういう者です」 スゥ名刺

きらり「Pちゃん、ブレないにぃ」

ジャンナイン「ご丁寧に、どうも。と、言うのだったな」

李衣菜「受け取ってるし……」

ジャンナイン「武内プロデューサー……地球における、ゼロの一時的な上司か」

武内P「私も、諸星補佐にはとても助けていただきました。だから、彼の為に、アイドル達の為に、私も戦いたいんです」

ジャンナイン「わかった。宜しく、頼む」

武内P「はい!」



美波「シンくん! あなたの仲間が……みんなが頑張ったから、希望が見えてきたよ……! あとは、あなただけが……!」ギュゥ

のあ「……みくにゃん、お願いがあるの」

みく「みくにできることなら、何でもするにゃ! 猫耳だって、あげちゃうから! だから、のあにゃんはゆっくり休んで……」

のあ「これに、サインくれない?」

李衣菜「アーニャちゃんのサインがある!」

アーニャ「この間、書きました」

みく「な、何か変なものだね……変身道具って奴にゃ? けど、お安い御用にゃ! そんなことで、のあにゃんが元気になるなら!」カキカキ

のあ「……ありがとう」

みく「いいのにゃ! 今の内にゆっくり休むにゃ! そうだ、みくと合体してくれれば、みくが戦うにゃ! みんな一緒なら、きっと勝てるにゃ!」

李衣菜「それなら、私も一緒に合体するよ! そしたら、その間にプロデューサー……ゼロも復活するかも!」

みく「リーナちゃん……。良い考えにゃ! みんなで、あいつらをぶっ飛ばすにゃ!」

のあ「……あなた達、素敵ね」

みく「のあにゃん?」



のあ「アーニャンは神秘的で、綺麗。純粋で可愛いわ」

アーニャ「のあ? どうしたんですか?」

のあ「みくは、夢へ真っ直ぐな想い、一途なキャラクター……可愛いわ。李衣菜も、こんなに魅力的で可愛いかったのね……」

みく「のあにゃん、変にゃ。味方がきて、おかしくなったにゃ? 大丈夫にゃ! のあにゃんの出番なんかもうないにゃ!」

李衣菜「そ、そうだよ! だからさ」

みく「そんな、これから、死んじゃうみたいなこと言わないで……!!」ポロポロ

アーニャ「ウルトラマンは、死なない……ですよね? これ以上、誰も!」 ツー

のあ「……ウルトラマンネクサス、その力は受け継がれてゆく」

アーニャ「これは……? 私に?」

のあ「今回は……ウルトラマンゼロと絆の深い、アナスタシア……あなたに」

アーニャ「のあ、もう、もう喋らないで!」

のあ「本当は……デュナミストの条件ではないけれど、特別。さぁ、これで、三人のウルトラマンが……揃ったわ……」

アーニャ「え……?」

美波「三人のウルトラマン……? あっ!」

のあ「三人のウルトラマンと、人間が心を一つにした時……現れる……」

李衣菜「ひっ! のあさんの身体が、光になって消えて……!」

のあ「さようなら、みく、アナスタシア。さようなら、みんな。元気で……」 サァー

みく「のあにゃん!」

アーニャ「のあ!」

美波「私達に……託して……」

拓海「そ、そんな……のあが……」

文香「消えて……」

志希「せっかく、みんなが、助かりそうなのに……」

飛鳥「のあさん……うぅ」

周子「っ……」

ベリアル「のあ……」



ウルトラの父「彼女達の犠牲……無駄にはしない! 我々が相手だ!」

ミラーナイト「他にも多くの宇宙人が、この地球の為に散ったようですね……」

グレンファイヤー「テメーはちょいと、許しちゃおけねぇなぁ……!」

ベリアル「テメーだけは絶対に許さねぇぜ……! 俺様が頭まで下げたんだ。たっぷり、利子を付けて返してもらうぜ……!!!」

レイブラッド「かつての宇宙警備隊のトップ2が相手とは、恐れ入る……」

ベリアル「テメーが土下座するなら、考えるだけ考えてやっても良いぜ? 考えるだけだがな!!」

文香「けど、アレはプロデューサーさんの姿じゃ……」

ベリアル「そういや、そうだった……。のあだったら、喜んでやらせるだろうがなぁ……」

志希「のあさん……」




レイブラッド「調子に乗るな。我が切り札を見よ!」

グレン「野郎の腰が開いて……なんじゃ、ありゃ?」

ジャンボット「データによれば、バトルナイザーというものらしい」

美波「ギガバトルナイザーの他に、普通のバトルナイザーまで!」

光「まさか、強力な怪獣をまだ温存して……」



     ダ ー ク ル ギ エ ル



ギンガ「何?」

光「だ、ダークルギエルだって!?」



ダークルギエル「オォォォ……」

ウルトラの父「奴は、我々をスパークドールに変えた……!」

レイブラッド「さぁ、闇の支配者を自称したお前の力を見せて見ろ!」

ダークルギエル「オ、オォォ……」


     ダークライブ ハイパーゼットン!


ハイパーゼットン「ゼットォォォォォン」トルルルルル


茜「アレは、ゼットンの強化型の!」


     ダークライブ ガタノゾーア!


ガタノゾーア「キィィオオオオオオ」


菜々「あれは、ティガが最後に戦った! うぅ、子供の頃、生で見てました……!」

裕子(菜々ちゃんって十七歳じゃ……)



ジャンボット「ゼロが言っていた敵か!」

ミラーナイト「あのアンモナイトに似た巨大な怪獣も、相当な力を感じますね……」

ギンガ(光)「大丈夫!!!」

グレン「あぁ? 確証でもあるのかよ?」

光「ダークルギエルは、巨大な姿じゃない!」

ウルトラの父「確かに、私が見た姿よりだいぶ小さい……」

光「ガタノゾーアは、闇を吐き出す力がない! ハイパーゼットンは翼がない! どれも、普通より弱い!」

楓「さすが、光ちゃん。的確ね」

ベリアル「それでも、強敵だぜ?」

光「不可能を可能にする! それが、ウルトラマンだ!!」

ベリアル「ふっ、違いないな!」

ウルトラの父「レギオノイド、ダークロプス、ニセウルトラ兄弟に、レイブラッド星人、闇の支配者、強化型ゼットンにあの大型怪獣……倒せない敵ではないはずだ!」

武内P「絶対に、倒してみませます」

茜「どんなに絶望的な状況でも、希望を信じる! それが、私達の戦いですね!!」




「そうだ!!」


「俺達もいるぜ!!」



卯月「大先輩!」

未央「何でここに!」

凛「変身道具が……光ってる?」

「ようやく、俺達のアイテムも光ってくれたぜ……。千回振った甲斐があったぜ!」

「要因は確実に違うけどね。さぁ、行こう!」

「本当の戦いは、ここからだぜ! ダイナーッ!!!」

「無力な僕に、一時でいい! 光を! ティガーッ!!!」



みりあ・莉嘉「ウルトラマンティガ!!」

きらり「ウルトラマンダイナ!!」

智恵理「この地球を救う為に……これだけの光の戦士が……!」

拓海「スライさん達が頑張ってくれたお陰だぜ……」

卯月「メトロンさん……! ありがとう……!」


レイブラッド「ば、バカな……!?貴様らは、何処から湧いてくる!! ええい! 確実に、ここで潰してやる!!」

レギオノイド「ギギギ」

ダークロプス ザッ

ニセウルトラ兄弟「デュワ!」



美波「いいえ、あなたの負けよ」

レイブラッド「何?」

美波「人間の絆と、三人のウルトラマンが心を一つにした時、奇跡は起こる!」

アーニャ「のあ、ようやくわかりました。シンを、ウルトラマンゼロを復活させるのは私達です!」

蘭子「は、ハァ、ハァ……き、きらりちゃん……私を、立たせて……」

きらり「……わかったにぃ! 止めないから、みんなの分まで……戦って! みんなで、はぴはぴするにぃ!」

蘭子「うん……!」

美波「蘭子ちゃん」ギュ

アーニャ「蘭子」ギュ

蘭子「美波さん……アーニャちゃん……!」ギュ



アーニャ「のあから受け継いだウーズィ、絆!」

蘭子「光と闇、全てを超越せん! 古の巨人よ!」

美波「私に、力を貸して……勇者、ウルトラマンゼロ!!」


アーニャ「エボルトラスター!! ネクサス!!」        

ネクサス「シュワッ!」


蘭子「ダークスパークレンス!! ティガダーク!!」          

ティガダーク「シュワ!」
 

美波「サーガブレス!(バキィン!) ウルトラゼロアイ!! ウルトラマンゼロ!!」    

ウルトラマンゼロ「デュワ!!」



卯月「ウルトラマンゼロが……!!」

未央「復活した!!」

凛「美波と合体したんだね!」

みく「シンちゃん!」

李衣菜「心配かけすぎだよぉ……!」

きらり「よかった……! 本当に、よかったにぃ」

みりあ「凄い……! すごいすごい!」

莉嘉「これだけいっぱい、正義の味方がいるんだ!」

智恵理「どんな敵にだって、負けません!」

かな子「終わったら、お祝いのお菓子を作らなきゃ!」

杏「たまには、杏も手伝うよ」

武内P「諸星補佐……よかった……!!」


ゼロ「美波、アーニャ、蘭子、ありがとう。みんな、心配をかけてすまない。皆の想いが、俺にかけがえのない力を与えてくれた……!」

美波「うん……!」

アーニャ「一緒に、戦いましょう」

蘭子「神々の……いえ、ウルトラマンの戦いなり!」



レイブラッド「ゼロまで復活しただと……? こけおどしを……! ならば、一人欠けて、奇跡は終わりだ!!」 ビィィィ

ティガダーク「はぁぁぁ!!」

レイブラッド「何? 闇の力を吸収……変換しているだと!?」

光「トルネード……ブラスト……そして!」

ティガ(マルチタイプ)(蘭子)「デュワ!!」

みりあ「ティガが!」

莉嘉「二人になった!」

ダイナ「うぉ! 先輩が増えた!」

ティガ(ダイゴ)「蘭子ちゃん……それで、それでいいんだ」

ダイナ「三人のウルトラマンってことは……よっしゃ! 俺が合体するんだな!」 ダッ

ティガ(ダイゴ)「今回は、お休みだよ」 ガシ

ダイナ「はい(´・ω・`)ショボーン」



ゼロ「本当の戦いは……」

美波・アーニャ・蘭子「ここから、です!!」




     「「「サーガァァァァァァァァ!!!!!」」」



        ブオオォォォォォォォン!!!




ウルトラの父「な、何と言うすさまじいエネルギーの渦……! ビックバン級のエネルギーだ!」

ベリアル「こいつは、とんでもねぇのが来るぞ……!!」

光「一瞬、ゼロの姿がシャイニングウルトラマンゼロに……。これから誕生するのは……アタシの知ってる戦士じゃないかも」

ミラーナイト「エネルギーの渦がおさまって……」


    「オォォォォォォ……!!!!」


グレン「な、なんだ、ありゃ?」



>> 某事務所

「ほら、避難なんて必要なかったの」

「け、結果的にそうなっただけでなぁ……」

「ま、まぁまぁ、Pさん! ほら、見てくださいよ! みんなが初主演の、ビックゲストまで地球に登場ですよ!」

「凄い綺麗……。私達が共演した時とは、色が違う」

「太陽みたいに、輝いてますね!」

「はい、見てるだけで……凄く安心します……」

「自分、なんだか、歌いたくなってきたぞ!」

「あらあら、じゃあ、歌っちゃう?」

「ふふ、みんなで歌うのも、いいかもしれませんね」

「「行先は~♪ 忘れない~♪ 僕が~歩き出した~み~ち~♪」」

「全く!! 呑気なんだから! けど、いいわ。だって、もう、ウルトラマンの勝ちはきまったんだから!」

「さっきまで泣きそうだったくせに」

「う、うるさいわね!」

「うっうっ~。喧嘩はダメですよ~」

「そうですよ! みんなで、見守りましょう!」

「この戦いの結末を……」

「頑張ってなの。ウルトラマンサーガ!」




>> 346プロ 内部

部長「あれは……なんて、綺麗なんだろうね……」

ちひろ「確か……ウルトラマン、サーガ……。神秘的で……神様みたい」

美城常務「ウルトラマン……本当に、この地球を救うのか……」

部長「諸星補佐……地球の命運、君にお願いするよ」

ちひろ「アイドル達の為にも、あなたの為にも、頑張って……!」




レイブラッド「な……な、何だお前は!?」

ウルトラマンサーガ「……俺は、三人の想いが生んだ、奇跡の超戦士、ウルトラマンサーガ」

美波「三人の心と」

アーニャ「三人のウルトラマンの力が結集した」

蘭子「お前を倒すモノだ……!」

レイブラッド「ふ、ふざけるな! 私は、レイブラッドだぞ!! 宇宙の、支配者だ!」

サーガ「サーガスラッシャー!!」

レギオノイド・ダークロプス「っ!!」 ドドドドゴーン!

レイブラッド「な、何!?」

ジャンボット「あれだけの数が……一気に減ったぞ!」

ジャンナイン「強い」

ミラーナイト「ですが、まだ強敵は残っていますよ」

グレン「すげ~。あいつ、尻尾が二本も生えてるぜ」

ティガ「そっちかい? あ、ホントに尻尾が二本ある」

ダイナ「やべぇ、俺(?)が合体してた時より凄いことになってるな……」

光「サーガブレスも、腕にない! 胸と一体化してる?」

光「あれだけ強かったウルトラマンサーガが、更に変化しているなんて……」

みりあ「名づけるなら!」

莉嘉「シャイニングウルトラマンサーガ!!」

凛「サーガってただでさえ強いウルトラマンなんだよね……?」

未央「これは~、敵さんの御冥福を御祈りする所かもね~」

卯月「ウルトラマン、頑張って~!」

きらり「ファイトだにぃ!」




ティガ「よし、ガタノゾーアは僕達に任せてくれ!」

ウルトラの父「私とベリアルで、ゼットンを!」

ギンガ(光)「私は……ルギエルを!!」

グレンファイヤー「残りのパチモン兄弟は俺らが……」

ジャンボット「茜、行くぞ!」

茜「任せてください!!!」

ジャンナイン「大人の君が、子供に遅れは取れないな」

武内P「はい。任せてください」

ウルトラの父「行くぞ! 最後の戦いだ!!」


     「「「「「「おうっ!!!」」」」」」



グレン「おっしゃぁぁぁ!! いくぜ、パチモン隊長さんよぉ!!」

ニセゾフィー「っ!」 ガン!

グレン「一気に行くぜ!! ファイヤァァァァァ!!! フラァァァァッシュ!!!」

ニセゾフィー「っ!?」 ボワァッ!

グレン「最初見た時は結構そっくりだと思ったけどよぉ、やっぱ全然ちがぇわ」

ミラーナイト「確かに、全然違いますね」

グレン「だろう? だってよぉ、こいつは、頭が燃えてるのが似合ってるぜ」

ニセゾフィー(ファイヤーヘッド)「っ!!!??」 ゴォォォ! ドゴーン!

ミラーナイト「こちらも本物には程遠いですね」

ニセセブン「デュワ! (パリーン) っ!?」

ミラーナイト「鏡を作るのは得意でね。偽物じゃあ、ご存じないでしょうが。シルバー、クロス!!」

ニセセブン「っ!!?」 ドゴーン!

楓「さすがです、ミラーナイト!」

ミラーナイト「お褒めの言葉、ありがとうございます。姫様」

グレン「おいおい、俺には応援はなしかよ」

みりあ・莉嘉「グレンファイヤー! ありがとう~!」

グレン「ちびっ子どもからかよ! ま、悪くないけどよ」



ニセエース「ムゥゥゥン!」

ジャンボット「ジャン!」

茜「ファイト!! です!!!」

ニセウルトラマン「デュワ! ウルトラスラッシュ」

ジャンナイン「ジャンレーザー!」 ビィィ  パキン

武内P「……神崎さんが、諸星補佐が頑張ってくれたのです。私が頑張らないわけにはいきません!」

茜「ひっさぁぁぁつ!! 風車!!!!」

ニセエース「っ!????」 バチバチバチ ドゴーン!

グレン「あらら、ギロチン王子が切断されちゃった」

ジャンボット「偽物に相応しい末路だ!」

茜「ウルトラマンを真似した罰です!!!!」

ジャンナイン「こちらも決めよう」

武内P「はい。ジャンキャノン! ジャンフラッシャー! ジャンバスター!!」

ニセウルトラマン「 っ!? っ!!? っ!!!!!!」 ドゴーーーン!!



卯月「やったぁ!」

未央「プロデューサーが勝った!」

凛「やった……やったんだ!」 ピョン

未央「しぶりん、喜びすぎ!」

凛「だ、だって……///」


武内P「偽物とは言え……ウルトラマンを倒すのは、いい気分ではありませんね」

ジャンナイン「好きなのか?」

武内P「はい。子供の頃……大好きで見ていました。……今も、好きだったんでしょうね」

ジャンナイン「そうか。……僕も、ウルトラマンは、好きだ」

武内P「……はい」ニコ


武内P「……頑張ってください、私の大好きなウルトラマン……。大事な後輩、諸星補佐……」



ガタノゾーア「キィィィィ!!」

ダイナ「テヤ!!」

ティガ「さすがの防御力だ……。けど!」

ダイナ(ストロングタイプ)「先輩! 同時攻撃だぜ!」

ティガ(パワータイプ)「ああ! あの時とは、違う! 今は、仲間達がいる!」 ドゴーン!

ガタノゾーア「ギィィャャャャャ!?!!!??」


智恵理「カラにヒビが!」


ダイナ(ストロング)「おりゃぁぁぁ!!」

ティガ(パワー)「はぁぁぁ!!!」 

ガタノゾーア「ギィィ、ヤァァァ!!」 ブチブチブチ


かな子「触手も切っちゃった!」



ガタノゾーア「ギァァァァァァァ!!!」

ティガ(パワー)「いけない、レーザーがくる!」

ティガ(スカイタイプ)「あの攻撃は危険だ! 避けるんだ!」

ダイナ(ミラクルタイプ)「俺に任せろ! レボリウムウェーブ! お返しだ!」 反射

ティガ(スカイ)「今だ! ランバルト光弾!!」

ガタノゾーア「ギャァァァァァァァ!!!」

ダイナ「……ぶっちゃけ、あいつが最終回と同じ強さだったら撃ち返せなかった気がする」

ティガ「そういうことは、黙ってようよ……」


杏「あ~、これならやっぱ、杏は寝てるだけの生活ができそう~」

智恵理・かな子「なんでやねん!」



ガタノゾーア「ギィィ、ガァァァァァァ!!!」

智恵理「何だか……苦しそう……。攻撃を受けてるからとかじゃなくて……もっと、こう……」

かな子「怖い怪獣だけど……なんだか、泣いてるみたい……」

杏「そりゃ、あいつに無理やり働かされてるからじゃない?」

かな子「杏ちゃんじゃあるまいし……」

智恵理「けど、本当にそれが理由なんじゃ……」


ティガ「ガタノゾーア……ここは、君がいるべき世界じゃないんだ」

ダイナ「お前だけじゃない。ここは、俺達ウルトラマンすら、いちゃいけない世界なのかもな……」

ティガ(マルチ)「そうだね……。だから、帰ろう。僕達のいられる世界へ」 キュィーン、キュィーン

菜々「いっけー! ティガー! take me higher!!」

裕子「菜々ちゃんの年齢って……」

みりあ・莉嘉「せ~の、お父さん! 頑張って!!!」

ティガ(マルチ)「任せてくれ!!」

美嘉「あ……みりあちゃんと莉嘉から光が……。それが、ティガに……」



ファン1「あれって、ティガ! アタシでも知ってるウルトラマンじゃん!」

ファン2「じゃあ、戦ってくれてるのは……」

ファン3「あの人しかいないでしょ!」

ファン4「がんばれ!! もう一人のウルトラマンも……確か~、ダイナも頑張れ!」


ダイナ「俺はついでかよ! けど、ありがとう!」

美嘉「光が……ティガとダイナに……」



ティガ(グリッター)「皆の光が……、僕らに力を! グリッターゼぺリオン光線!!」

ダイナ(グリッター)「グリッターソルジェント光線!!」

ガタノゾーア「ギィィィィヤァァァァァァァ!!!」 ドン、バン、ドゴーン!!

李衣菜「やった! やったぁ!」

みく「やったにゃ! さすが、大先輩! のあにゃん! みんな、頑張ってるよ!!」

ティガ(マルチ)「ん? これは、ガタノゾーアの……人形?」

ダイナ(フラッシュ)「こいつは、スパークドールっていうんだぜ!」

ティガ「そっか。……君が、静かに暮らせる世界があるといいんだけどね」



ウルトラの父「はぁぁぁ!」 ブゥン!

ハイパーゼットン「トルルルル」 ヒュッ!

ベリアル「テレポートか! だが!」

ハイパーゼットン「っ!」 ヒュッ!

拓海「テレポート先を的確に狙って!」

文香「すごいコンビネーションです……」

周子「これ、結構イケるんじゃない!?」

ウルトラの父「ゼロの報告にあったハイパーゼットンに比べれば、連続できるテレポートの回数も少ない。いや、全体的に能力がかなり低い」

ベリアル「所詮は猿真似って奴か」

ウルトラの父「ゼロが遭遇したバット星人の作り出したハイパーゼットンが強すぎたと言うのもあるだろうな」

ベリアル「よし、ケン!」 ビィィィ

ハイパーゼットン「ゼット~ン!」 吸収→反射

ウルトラの父「そこだ! ファザーショット!!」 

    ドゴーン!

ハイパーゼットン「っ!??!?」

飛鳥「増幅して放つ隙を狙って!」

ベリアル・ケン「うぉぉぉ!! ウルトラダブルキック!!!」

ハイパーゼットン「ゼ、ット~ン……」

志希「角を破壊した!」




ハイパーゼットン「ゼットオオオン!!!」 

ウルトラの父「暗黒火球か! くっ、防げるか……」

ベリアル「うぉぉぉ!!!」

ウルトラの父「ベリアル? まさか……!」

ハイパーゼットン「トルルルルル」 ボォン!


ベリアル「おりゃぁ!!!!」


飛鳥「火球を蹴り返した!?」


ハイパーゼットン「っ!???!??」 ドゴーン!

ベリアル「へへ、やってやったぜ……」 ブスブス

ウルトラの父「相変わらずの無茶ばかり……ウルトラアレイ!」  カッ!

ハイパーゼットン「ゼットトトトトォォォン!?!?????」

ウルトラの父「今だ! 直接、叩き込むぞ!」

ベリアル「おうよ! 光線技のエネルギーを全部、直に叩き込んでやるぜ!!」

ベリアル・ケン「ウルトラダブルパンチ!!」

ハイパーゼットン「ゼ、ットォォォォォン」 ドゴォォォォォン!

拓海「ハイパーゼットンを……!」

文香「倒しました!」

志希「さすが、社長! 愛してるぜい!」

飛鳥「陛下、さすがです!!」

ウルトラの父「随分と可愛いガールフレンドたちだな」

ベリアル「……そうだな。俺には、勿体ないぜ」

拓海・文香・志希・飛鳥「え///」

周子「社長、遂にデレた」




光「ギンガスパークランス! うぉぉぉぉ!!!」

ダークルギエル「オォォォ!!」

凛「うわ……凄いぶつかり合い……」

未央「移動が早過ぎて見えないよ!」

卯月「た、多分、テレポート能力も使ってるんだと……」

茜「光ちゃん! 今、加勢に!!!」

光「大丈夫! ダークルギエルが相手なら、ウルトラマンギンガが相手をしなきゃいけないんだ!!」

茜「何でですか!!!!」

飛鳥「のあさんが言ってた……。あの黒いダークルギエルと、ウルトラマンギンガは元は一つだったって」

光「そう! だから……ルギエルを倒すのは、アタシの、ウルトラマンギンガの使命なんだ!!」

ギンガ「……ありがとう。この世界の、ヒカル」



光「ダークルギエル!! お前は、お前はギンガだった!!」


光「全宇宙の支配を目論んでも、どんなに一方的で、独りよがりでも……!!」


光「お前は『善意』で、時を止めようとした!!」


光「それが……! これじゃあ、本当にただの悪党じゃないか!! お前がやろうとしているのは、命を刈り取る行為……地獄の再現だ!!」


光「ただの悪魔の手先にに成り下がるのか、ルギエル!!!!」


ダークルギエル「お、おぉぉ……わ、我は……!! 争いも、何もない、永遠の楽園を……!」



楓「ダークルギエルが……喋った!」

菜々「人格が……復活してる?」

茜「光ちゃん! ファイトです!!」

まゆ「ルギエルさん……あなたは、ただの悪い人ではなかったはずです……! 一方的でも、誰かを想う心があったはずです……!」




光「お前の意識が戻った上で、あえて言う! 受け継がれていく命こそが、永遠、未来なんだ!! それは……未来から来たお前が一番分かっているだろう!!!」




ダークルギエル「っ!!! 我は……!!! もう、誰も失いたくなかった……!!」




まゆ「え……?」

美嘉「誰か……仲のいい人を……?」



光「……っ! 悲しい記憶、あるんだね……。けれども、命は受け継がれてゆく。血肉が! 想いが! 受け継がれてゆけば、それも命なんだ!!」

まゆ「もし私が、私のPさんを失ったら……」

美嘉「もしも……莉嘉が死んだら……」


光「親しい人が死んだら、私だって泣くと思う。だけど、前に進まなきゃいけない。それが、ヒーローだから。それが、人間だから。……時を止めるなんて、間違ってる!」

まゆ「死にたいと思う……。けど、まゆの大好きな人は……」

美嘉「それを望まないよね……!」



光「これで、決める!!」

みりあ「わっ! 凄いキラキラしてる!」

莉嘉「サーガみたい!」

きらり「ウルトラマンの輝きって、どれも素敵だね~……」

ギンガ(光)「ギンガエスペシャリー!!!」

ダークルギエル「う、おぉぉぉぉ!??」


     ドゴオォォォン!!!



まゆ「ルギエルさんが、スパークドールに……」

美嘉「ギンガに吸い込まれて……」

ギンガ「お帰り、ルギエル」

光「……これからは、アタシと一緒にいよう。楽しい時間、過ごそう! アタシが死んでも……アタシの子孫を、仲間を、見守っててよ! そして、また楽しい記憶を作ってほしい」

ルギエル(SD)「……」

本日はここまで。
ダークルギエルの設定、シャイニングサーガなどは、ただの痛い>>1の設定なのでご了承ください

光が主人公過ぎて困る・・・

乙、脳内で英雄の詩が流れてるわ
シャイニングサーガとかは熱いし別に気にならないな
ただ、重箱の隅をつつくようだけどダイナのタイプチェンジ・・・まあ野暮なツッコミか
なんにせよ応援してる、頑張って

>>511
一回しか変身できないのは分かってたんですが、経由のことは忘れてました……
申し訳ないです!
ダイナ(ストロング→フラッシュ→ミラクル)
ということにしておいてください!

それでは、再開します



光「良し! 次は……レイブラッド星人を……うっ」 フラッ

ギンガ「私が力を貸しているとはいえ、既に三分以上のライブをしている。無理をするな」

光「け、けど……」

ギンガ「サーガなら、大丈夫だ」


レイブラッド「ぐはぁぁぁ!!!」 ドゴーン!

サーガ(美波・アーニャ・蘭子)「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


光「あ、ほんとだ」

茜「加勢は、必要なさそうですね!」

武内P「そ、そうですね……。残りのレギオノイドやダークロプスを倒しましょう」

グレン「つっても、残ってる奴らも、あいつが蹴散らしながら戦ってるからな~」

ミラーナイト「残りの敵兵、戦艦ブリガンテにデルストも少ないですね」

楓「ミラーナイト、ジャンボットは周辺の救助を行ってください」

ミラーナイト「わかりました、地球のエメラナ姫」

ジャンボット「仰せのままに」

楓「ふふ、本当にお姫様気分ですね」

茜「私も本当のナオの気分です!」

菜々(ウサミン星のことツッコまれたらどうしましょう……)

グレンファイヤー「んじゃ、俺達はゴミ掃除といくか!」

ジャンナイン「僕達は残りの敵を減らそう」

武内P「わかりました」



レイブラッド「ぐぅ、こ、この!」

美波「サーガアクセラレーション!」

レイブラッド「ま、またテレポート……ぐはっ!」

アーニャ「サーガパンチャー!」 バキィン!

レイブラッド「ぐあぁぁぁぁ! エメラル鉱石が……。クソ!」

蘭子「サーガアクセラレーション! サーガシューター!!」

レイブラッド「ぐあぁぁぁぁぁ!!!」



未央「……サーガの動きが完全に見えない」

凛「ドラゴンボールみたい……」

卯月「レイブラッド星人だけ一方的にやられてます……」

みく「滅茶苦茶強いのニャ……」

李衣菜「いい気味だよ! 今まで、あんな酷いことをしてきたんだから……!」

杏「レイブラッド星人がなまじ強いから、中途半端に耐えられちゃうんだよ」

きらり「ウルトラパワー全開! だね☆」



レイブラッド「馬鹿な! バカな! ばかな! 私は、レイブラッドだぞ? 数多の宇宙を支配してきた、最強の……」

美波「まだわからないんですか! これが、あなたのしてきたことです!」

レイブラッド「何だと?」

アーニャ「大きな力で、押さえつけるだけの支配」

蘭子「同じ事をされても、気付かぬとは……愚かな」

レイブラッド「誰が、認めるか!!」 ビィィ!

卯月「また、私達を狙って!」

美波「っ! サーガ、アクセラレー……」

ティガ「僕達がいることを」

ダイナ「忘れんなよ!」

   ガン! ガン!

ティガ「君達の力なら余計なお世話かもしれないが、こっちは任せてくれ。みんなは僕達が守る!」

ダイナ「合体してない俺の分まで、暴れてくれよな!」



レイブラッド「己……オノレ、おのれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ジャンナイン「悪足掻きしかできない程、追いつめられているようだ」

レイブラッド「ウルトラマンども!! いつも、いつも貴様らは、私の邪魔をする!!!」

美波「何を当たり前のことを……」

レイブラッド「何だと!?」

アーニャ「ウルトラマンはいつだって、邪悪な侵略者に立ち向かいます!」

蘭子「平和に暮らす人々を護るため、いつだって誰かの為に、戦う」

美波「何万年も生きててそんなこともわからないなんて……。寂しい人」

レイブラッド「……っ!! 人間が、私を憐れむだと……? 貴様ぁぁぁぁぁぁ!!!」

サーガ「サーガシューター!!」

レイブラッド「ぐぅっ!!!?? 何故だ! 何故、ウルトラマン共はこんなくだらない生き物を守る!? 何故だ!?」

美波「答えは、さっきから言ってるわ! それすらわからないなんて……」

ゼロ「それでもわからないって言うんなら、教えてやるぜ!」

美波「誰かを守ることに、理由なんてないんです」

アーニャ「ただずっと昔からそうやってきました」

蘭子「ただ、それだけのこと!!」

アーニャ「あなたが、ウルトラマンを」

蘭子「人間をどうこう言うなんて」

ゼロ・美波・アーニャ・蘭子「二万年早いぜ!!」

レイブラッド「おのれぇぇぇぇぇぇ!!!!」

サーガ「サーガスピナー!!」

レイブラッド「ぐぼぁっ!?」




光「凄いなぁ……。ねぇ、ギンガは未来から来たんだよね? 未来にも、ウルトラマンサーガはいるの?」

ギンガ「……ルギエルを救ってくれた君に敬意を払い、教えよう。彼は……」



レイブラッド「な、何なんだ? この圧倒的な力は!」

レイブラッド「い、いや、かつて、一度だけ、これに似た力を味わったことが……。そ、そうだ、アレは確か……」




ギンガ「彼は、未来における、新たなるウルトラマンノアだ」

レイブラッド「ウルトラマンノア! 我が肉体を滅ぼした、忌々しいウルトラマン!」




光「あ、新たなる……ノア!?」

ギンガ「恐らく、時間を操ることで未来のゼロへと変化しているのであろう」

光「じゃあ、ゼロは遙か未来でサーガに進化するってこと? 誰かと合体しちゃったままなの?」

ギンガ「それはわからない。私のいる未来でも、彼は謎に包まれた超人だ。私も彼の正体が、ウルトラマンゼロだと初めて知った」

光「超人であるウルトラマンが言う、超人……」

光(ギンガはウルトラマンの中でも強力な力を持つ戦士なのに……)

ギンガ「私が言えることはただ一つ」



ギンガ「この戦い、レイブラッドに勝ち目はない」





レイブラッド「最大出力の、アークレイデスシウム光線を喰らえ! 吹き飛べ!!」

ティガ「また、地球に向けて!」

ダイナ「野郎! 確実にサーガに当てる為に!」

美波「これは、私達が防ぎます!」

アーニャ「みんなは、余波に気を付けて」

蘭子「さぁ、邪なる力よ。我らが光が、呑み込んで見せよう!」

     ゴゥンゴゥン……ビィィィィィィ!!!

サーガ「サーガプロテクション!!!」

レイブラッド「ば、馬鹿な……」

ミラーナイト「あの攻撃を……簡単に防ぎました!」

グレン「俺らが防いだ時は、ギリギリだったのによ~」

ジャンボット「あの時、人々の心は一つになった」

ジャンナイン「ゼロが教えてくれた、心の輝きか」



美波「これは、マグマ星人たちの分!!」

アーニャ「彼らの痛みを!」

蘭子「闇を切り裂く閃光を、受けよ!!」

サーガ「サーガアクセラレーション、サーガカッター!」 シュン、シュン、シュン!!!

レイブラッド「ま、また背後に!?」

卯月「背中の尻尾に」

未央「残りの鉱石も破壊した!」

凛「勝てる……勝てる!!」

みく「そのまま、いっちゃうにゃー!!」

李衣菜「ロック過ぎるよ!!」



美波「これは、メトロンさん達の分!!」

アーニャ「ウルトラマンが好き、私達と同じ!」

蘭子「善良なる民の悲しみ、受けよ!!」

サーガ「サーガ・ゼぺリオン光線!!」 ビィィィィ!!

レイブラッド「ぐぅっ……っ!? う、腕が……!!」 ドゴン、ドゴン!!

智恵理「ガードした両腕が壊されて!」

かな子「蘭子ちゃんが使ったダークゼぺリオン光線の何倍の威力なのかな……」

杏「蘭子ちゃん、怒ると恐そうだからね~」

きらり「人にやられて嫌なことは、しちゃダメなんだにぃ☆」

みりあ「は~い!」

莉嘉「でなきゃ、ああなるもんね!」



美波「これは、のあさんの分!!!」

アーニャ「のあが、教えてくれました。シンの、ウルトラマンと人間のあり方を!」

蘭子「彼女の怒りを、地球を愛する想い、その身に刻め!!」

サーガ「サーガオーバーアローレイ・シュトローム!!!」 ドシュゥ!

レイブラッド「ば、バカな! ディメンションコアが粒子分解している!?」

志希「す、凄い……。あの膨大なエネルギーを全て、分解してる……」

飛鳥「本物の、神なの……?」

文香「ウルトラマン……なんて、強大な存在……なのに」

拓海「人間を信じて、助けてくれるのか……」

周子「シューコちゃん、難しいこと考えるの嫌い。だから、シンプルに感謝だけするわ」



レイブラッド「い、いかん! このままでは身体が完全に……ぐぅぅぅ!!!」


グレンファイヤー「あいつ、自分で身体をえぐりやがった!」

ミラーナイト「光の進行を食い止めましたね」

ジャンボット「だが、もう遅い!」

ジャンナイン「このまま、止めだ」

光「オーバーアローレイは一発撃てばエネルギーの殆どを消費する技なのに……」

楓「まだまだ元気一杯ね」

裕子「合体したウルトラマンの技も使ってます! サイキック敗北です……」

茜「むしろ、勝負しようとしてたことが驚きです!」

菜々「あと、もう少し! もう少しで!」

まゆ「完全に倒せます……!」

ティガ「よし……!」

ダイナ「そのままクライマックスだ!!」

ウルトラの父「ゼロ……君は、レイブラッドすらも滅ぼす時が来たか……」



ベリアル「……拓海」

拓海「なんだよ?」

ベリアル「……俺を好きで、ありがとよ。最初にスカウトしたのが、お前で良かったぜ」

拓海「は? な、何だよ急に///」

ベリアル「文香、本を読んでる時のお前の顔はいいぜ。その集中力、本で得た知識を、アイドルとして昇華させてけ」

文香「プロデューサーさん?」

ベリアル「あ、けど、エロ本? 官能小説はもうちょっとバレないように読めよ」

文香「えっ!?!??!?///」

ベリアル「志希はちっとは我慢を覚えろ。お前の力があれば、何だって成功するんだ。たまにゃ、凡人に付き合ってやれ」

志希「考えておくけど……」

ベリアル「飛鳥、難しく考えるのも良いが、たまには気楽にいけ。ま、難しく考えるのも、お前なりの人生の楽しみ方なんだろうけどな」

飛鳥「気楽に……。難しいけど、やってみるけど……」

ベリアル「周子は……」

周子「……」

ベリアル「……がんば!」

周子「ひどくない!?」

ベリアル「冗談だ。ま、お前ももうちょっと真面目にやれ。お前が集中力を発揮した時は、何だってできるぜ」

周子「失礼な。シューコちゃんは真面目にお仕事してますよ~」



サーガ「これで、終わりだ」

レイブラッド「に、逃げなければ……。逃げなければ……!」


みく「あいつ、逃げる気にゃ!」

李衣菜「サーガ! 逃がしちゃダメ!!」

サーガ「ふっ。任せておけ!」

美波「逃がさない!」

アーニャ「都合が悪いと逃げるの、よくないです!」

蘭子「邪神、滅びる時なり!」


美波・アーニャ・蘭子「サーガマキシマム!!!」

レイブラッド「う、うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!???????」

       メキィィィ!

サーガ「終わりだ。レイブラッド」



       バキ、バキィン、ビキン





卯月「サーガの拳が」

未央「レイブラッドの、マシン・アークベリアルを……」

凛「胸を貫いた……!」


レイブラッド「                           」



         ドゴォォォォォォォォォォォォンンッ!!!



光「倒した……! やったぁぁぁ!!!」

みりあ・莉嘉「やったぁ~!!!」

きらり「はぴはぴだね!!!」


光(あの時はハイパーゼットンを倒したら地球の命は帰ってきたけど……今回は……、どうなるの……?)

光(ダメダメ! アタシは、ウルトラマンを信じる!! 例え命が還ってこなくても……アタシは、みんなを笑顔にして見せる)

光(必ず、受け継がれてゆく未来を……! ルギエルに見せてあげるんだ!)



レイブラッド「ハハハハハ!!!」

サーガ「っ!!」

レイブラッド「ウルトラマンサーガ、恐ろしい超戦士だ! 折角用意した器が、負けるとは!」

美波「黒い霧が……」

アーニャ「まだ、生きている?」

蘭子「器を犠牲に、魂は抜け出したと言うか!」

レイブラッド「貴様を倒すには、更なる準備が必要のようだ。今回は負けを認めよう。だが、私は必ず貴様を倒し、この地球を滅亡させ、宇宙を再び支配する!!」

レイブラッド「人間達よ、束の間の平和を楽しむがいい。ハハハハハハハハハ!!」

美波「結局、逃げる気ね!」

サーガ「そうは……!」

ベリアル「させねぇよ」

レイブラッド「っ!! ベリアル!?」

ベリアル「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

アーニャ「黒い霧が、ベリアルに吸収されていきます」

蘭子「何を……?」



ウルトラの父「ベリアル……よせ、よすんだ!!」

拓海「……ま、まさか、止めてくれよ! あんたは、そんなキャラじゃねぇだろ!?」

ベリアル「ぐぅ、おぉぉぉ……! テメーは必ず、精神体になって逃げだすと思ってたぜ……!!」

レイブラッド「き、貴様! まさか……出せ、出せぇぇぇぇぇ!!!」

アーニャ「レイブラッドを、吸収しましたけど」

蘭子「レイブラッドが、囚われた?」

ベリアル「い、今だ……! 俺の身体の中に閉じ込めてる内に、こいつを完全消滅させろ!!」

志希「社長? それって……」

美波「あなたごと、殺せって言うの……?」

ゼロ「ベリアル……お前……」

ベリアル「早くしろ! 時間がかかっちまったら、こいつはまた、俺を……ぐぅぅぅ!!!」

飛鳥「陛下の足が、黒く……変色して……」

文香「や、止めて……ください……。お願いですから……」

周子「社長……」



拓海「あんた、わかってたんだな! レイブラッドが来ることを! そして、その時に命を賭して戦うのが、自分の罪滅ぼしだって……!!」

ベリアル「そんなんじゃねぇ。俺は……自分の決着に、この地球を巻き込んだ。それだけの、クソ野郎だ……」

拓海「嘘つけよ! あんたの世界じゃ、この次元の地球は人気で、いつか侵略者が来るのが分かってたからだろ!」

飛鳥「えっ……へ、陛下……」

ベリアル「悪いな……。ホント、お前らには、迷惑かけたぜ……」

文香「プロデューサーが……」

志希「謝るなんて……!」

ベリアル「ケン、わりぃな……。昔みたいにまた二人で暴れる妄想をしちまったが、やっぱできねぇぜ……」

ケン「ベリアル……。本当に、他に道はないのか?」

ベリアル「お前の子供までいたぶった相手を許そうなんざ、ホントお人好しな野郎だぜ……」

拓海「頼むよ! やめてくれよ! みんなで力を合わせれば、まだ、まだ方法が……!」

ベリアル「お前ら……事務所の金庫のカギは、開けておいた……。そいつは、退職金にでも受け取っとけ」

飛鳥「そんなの、いらないから! いらないからぁ……!!」

光「……ベリアルがしてきたことを考えれば、これでもその罪が消えるわけじゃないけど……」

志希「そんなの、昔のことでしょ! 私達にとっては、社長は……うぅ」

ベリアル「頼むぜ……ウルトラマンゼロ。俺を……ウルトラマンとして殺してくれ……」

レイブラッド「自殺なら一人でしろ!! だせぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

ベリアル「ぐぅ、は、早く……。お前ら……俺もすぐ、そっちに行くぜ……」



サーガ「……ふっ、誰がお前なんかの言う事を聞くかよ」

ベリアル「なっ……!!」

サーガ(ゼロ)「俺は悪党をぶっ飛ばす趣味はあっても、同じ仲間を、ウルトラマンをぶっ飛ばすことなんかしねぇんだよ!」

ベリアル「お、お前……」

サーガ(ゼロ)「みんな、俺に力を貸してくれ」

美波「うん。今なら、わかる。あの力が……使える」

アーニャ「私自身が、ズヴェズダに」

蘭子「全ての輝きが、集う時……」



    「シャイニングスタードライヴ」



光「あれは……!」


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!


本日はここまで。

今回の>>1の妄想は
サーガ=新たなるノア、レイブラッドの肉体を滅ぼしたのはノア
となりますので、ご了承ください。

残りも僅かとなりました。皆様に支えられ、楽しんでいただく度に
私が調子に乗って書き、気付けば500越え
本当にありがとうございました。

実は最後の終わり方に悩んでいまして、結末を二つ用意しています。

一つは、ウルトラマンゼロらしい終わり方を
二つ目は、いわゆるハッピーエンドを
どちらにしようか決めかねています。

よろしければ、皆様のご意見を参考にさせていただきたいと思っています


それと上で話になってるダイナの事だけど「タイプはそれぞれ1回のみ」じゃなくてダイナは「1回の変身では1種類しかチェンジできない」ってのが正しい
例えばフラッシュ→ミラクルを行うとフラッシュに戻るのは問題ないがストロングはその戦いではチェンジ出来なくなる、だからダイナは選択ミスでの苦戦も多かったり。

まあガチガチに設定通り固めろって言う訳じゃないよ、このSSがいい物だからそういう細かい点が目に付いちゃうから勿体無いかなって感じ
一応ストロングの活躍部分をミラクルの根性パワーに脳内変換すれば筋は通ってるから問題はあまりないけどww(根性でストロング並のパワーを瞬間的に出した事があった)

エンディングについてはやっぱりゼロらしい終わりがいいとは思うが、ハッピーエンドじゃないと何かしこり残しそうだし・・・
一応ハッピーを支持かな、スッキリ気持ちよく終わってほしい。ゼロらしさも捨てがたいが
でもなんならアナザーEDって事で両方書いてもいいのよ・・・?

>>536
一回だけでしたっけ!? 当時の記憶がもう、ダメだな・・・見直そうかな・・・
違う世界のダイナだから+ティガと一緒でテンション上がっちゃったからフォームチェンジできたと言う事でお願いします><
根性でストロング並みになったのは、覚えてますw

エンディングの御返答、ありがとうございます。
両方投下、そういうのもありですか・・・!

レイブラッドさん、大晦日にグラサン掛けて山崎邦正ぶん殴る仕事で有名だな(情報混濁感)

結末は可能ならどっちも見たいかなぁ…でも無理強いはしない

それとなんか途中から
ベリアル「アイドルをプロデュースする」が
ゼロ「アイドルをプロデュースする」に
タイトル変更してもいいくらい出番少なかったし
もっとベリアル事務所メインの話が読みたかったかな

遅い時間で申し訳ございませんが、再開します。    美嘉ねぇ・・・(´・ω・`)

また、ご意見ありがとうございます。
エピローグに関しては両方とも、投下させていただきたいと思います。

>>542
防衛チームの時は、レイブラッドの格好してくれないか、密かに期待してました。

>>544
それについては、簡単にご説明しますと

ベリアル陛下のほのぼのアイマスを書こう!→書きながらゼロの話を見直す→うは、ゼロかっけぇwww→ゼロ出そうwww→現在に至る
拓海ちゃんエロカワユスw ヒロインにしよう!→アニメを見る→蘭子可愛い! アーニャ美人! 美波さんエロい!→出番増やそうwww→現在に至る

要約しますと、ゼロが格好良いのがいけないのと
ラブライカと蘭子ちゃんが可愛すぎるのがいけなかったわけです・・・



みりあ「わ、お月様? 太陽?」

莉嘉「えぇ~? 星が、物凄い勢いで動いてる……」

美嘉「昼なのに、東京の空なのに、星の動きが全部見える……」

きらり「壊れた建物が勝手に動いてるにぃ!」

グレンファイヤー「これは、あの時の……」

ミラーナイト「こんな風になっていたんですね」

楓「これって確か、ゼロがあなた達を甦らせた……」

ジャンボット「お詳しいですね」

楓「ゼロの話しだけ、実は網羅してます」

茜「同じく! これは、仲間を復活させた時の力ですね!!」

ジャンナイン「そうだ。僕達が、再びゼロに会う事ができた」

武内P「復活? まさか」



マグマ星人A「あ、あれ……」

マグマ星人B「俺達は……」

マグマ星人C「確か、レイブラッドに……」

メトロン星人A「ここは怪獣墓場じゃ……ないな」

メトロン星人B「そうか。ゼロが、やってくれたんだな!」


ティガ「死んだ者が……蘇る……?」

ダイナ「なんつー力だ……」



スライ「……うっ。わ、私は」

ヴィラニアス「これは……まさか、ゼロが我輩達を?」

タイラント「この光は……」

グロッケン「俺達、生き返ったのか?」

デスローグ「フゴ~(そうみたいです)」

ジャタール「さり気なく、二度目の復活」

ベリアル「お、お前ら!」


拓海「スライさん達が……!」

文香「生き返った!!」

みく「じゃあ、のあにゃんも!」

李衣菜「……いない? 何で? うぅ……」

飛鳥「のあさん……」


>>サーガ 内部(?)

のあ「……合体した影響で、私もサーガの中にいるとは言いづらいわね」

美波「だからってなんで、私達の後ろに隠れるんですか……。どうせ、見えないのに……」

アーニャ「けど、のあがいてくれて、嬉しいです」

蘭子「幸福の時……はぴはぴなり!」

のあ「ふふ、そうね。あなた達に再び会えて、はぴはぴだわ」ニコ



レイブラッド「う、うぉぉぉ!???? 引き剥がされる!?」

ベリアル「レイブラッドが俺の中から……」

レイブラッド「な、何故だ? 動けない……!」

サーガ「お前の周囲の空間だけ、操作した。これでもう、お前が動くことはできない」

レイブラッド「ふざ、けるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」

美波「うっ、予想より、抵抗が……」

アーニャ「ま、負けちゃダメです……」

蘭子「わ、我らの最後の力を……!」

のあ「さすが、精神体でも何万年も生きた化け物……。けれども、この場には多くの仲間がいるわ」



ティガ「まずい! 加勢を!」

ダイナ「しつこすぎるぜ!」

光「ようし……あれ? ルギエルのスパークドールが光って……」

ギンガ「光、ルギエルをリードするんだ」

光「うん! お願い、手伝って!」

      ウルトライブ! ルギエル!

ウルトラの父「っ!? 闇の支配者が再び実体化を……!」

ルギエル「よくも私を利用してくれたな……。むん!」

レイブラッド「ぐっ……き、貴様!!」

ルギエル「貴様の命の時間に、干渉してやった。停止はできないようだが、今は十分だろう」

光「ルギエル、ありがとう!! えへへ」

ルギエル「……ふん///」




レイブラッド「ふざけるな……。ふざけるなぁぁぁ!!! 私は、宇宙の支配者、レイブラッドだぞ!!」


レイブラッド「私が破壊してやった人間どもの町が、腑抜けた宇宙人共が! 蘇るだと!?」


レイブラッド「私のしたことを……無にしようと言うのか!!!」


美波「あなたのしてきたことなんて、ウルトラマン達が紡いできた時間に比べれば、本当に何の意味もない!」


アーニャ「あなたは、サーガに負けたんじゃない」


蘭子「人々の絆に、想いに、敗北した!」


ゼロ「もう一度、言っておこうぜ! お前がウルトラマンと」


美波・アーニャ・蘭子「人間を語るなんて」


シンデレラガールズ「二万年早いぜ!!」



光「ベリアル! これを!」


ベリアル「この槍は……ギンガスパークランス?」


ティガ「レイブラッド星人! お前の邪悪な想いは、僕達には届かない! 例え小さくても、人は自らの意思で光になれる!」


    ピカァァァァァァァン


ティガ(グリッター)「この輝き、誰にも消せはしない……!」


ギンガ(グリッター)(光)「ティガ……闇を纏ったことがあるから、言える台詞だよね! だからこそ、人の光を引き出す事ができる!」


ダイナ(グリッター)「本日二回目! よっしゃぁぁぁ!! みんな、ベリアルに力を貸してやろうぜ!! 映画で俺を負かしたことは、忘れてやるよ!」


ベリアル「おいおい……俺様は」


ゼロ「俺は町を直すのと、あいつを止めるのに、忙しいんだよ」


ウルトラの父(グリッター)「ベリアル、我らの光を受け取れ!!」



グレンファイヤー(グリッター)「おぉ、すげ~光ってる!」

ミラーナイト(グリッター)「仕方がないですね。今回は、活躍を譲りましょうか」

ジャンボット(グリッター)「機械である我々まで」

ジャンナイン(グリッター)「興味深い現象だ」

楓「私も光ってる! ……ダメ、思いつかない……」ガク

まゆ「こんな時まで……」

茜「楓さんらしいです!」

菜々「ティガの光! 一緒にポーズも取ったなぁ……」

裕子「今こそ届け! ユッコのサイキックパワー!」



ゾフィー「ようやく追いついた!」

マン「最後の戦いには、間に合ったようだな」

セブン「どうやら……随分と複雑な状況のようだ」

ゼロ「親父!」

部長「う、ウルトラセブン! ウルトラマンまで!! 生で見られるなんて……」

ちひろ「よかったですね! ……部長さんの身体が光って!」

部長「おぉ! 私まで……」

ちひろ「私も光ってます!?」

美城常務「わ、私もか?」

ゾフィー「ベリアル……! あの姿は……」

マン(グリッター)「この力は……よし、受け取れ!」

セブン(グリッター)「レイブラッドを、倒すんだ!」

ゾフィー(グリッター)「今は、信じよう。私の父の親友だった、あなたを! はぁっ!」


マグマA(グリッター)「すげぇぇぇぇ!! 俺も光ってる!!!」

マグマB(グリッター)「マジか!! 写真撮りてぇ!!」

マグマC(グリッター)「よっしゃぁ! 後でみんなに自慢しようぜ!」

メトロンA(グリッター)「我々はあくまでファンなんだけどなぁ~」

メトロンB(グリッター)「今日は特別と言う事で」

男性スタッフ「諦めない心が……本当に希望を……」

女性スタッフ「暖かい光……」



みりあ「すご~い! みんな、きれ~!」

莉嘉「お姉ちゃんもすっごく光ってる!」

美嘉「あんただってそうでしょうが!」

みく「遂にみく達は、シャイニングアイドルになってしまったにゃ……!!」

李衣菜「何それ。けど、ホントにそうかも!」

きらり「にょわ~☆ すっごいはぴはぴなパワーを感じるにぃ!」

智恵理「わわ、私も……」

かな子「美味しいものを食べた時みたいな、暖かい光……」

杏「これは、杏も働かなきゃダメかぁ」

卯月「私達の力も!」

未央「届いて!」

凛「あいつを、倒すために!」

武内P「行ってください! 私達の、光!!」



ルギエル(グリッター)「む……」

光「わっ! ルギエルまで!」

ギンガ「光の可愛さに、改心したようだ」

ルギエル「なっ!」

光「あははは! ギンガでも、冗談を言うんだね!」


ギンガ(半分くらいは、冗談ではないが……。私とヒカルでは、彼を倒す事しかできなかった)


ギンガ(彼がこうして光を認めてくれたのも、君のお陰だ)


ギンガ(ありがとう、光)

>>557
ギンガ(彼がこうして光(ひかり)を認めてくれたのも、君のお陰だ)

なのですが、分かり辛いですね。

ギンガ(彼がこうして未来を認めてくれたのも、君のお陰だ)

で、お願い致します。



グリッターベリアル(アーリースタイル)「おいおい、とんでもねぇ力だな……。間違ったことに使えば、太陽系くらい余裕で吹き飛ばせちまうぜ?」

のあ「いちいち、言動を物騒にする」

ベリアル「ん? お前、そっちにいたのか」

のあ「みんなには、内緒よ? 驚かせるから」

ベリアル「はっ! お前らしいぜ」

レイブラッド「くそ! クソ!! 糞!!! 動け、動け、うごけぇぇぇぇぇぇ!!!」

ベリアル「命乞いをしないのはさすがだなぁ? レイブラッド、テメーとの因縁も……ついに終わりだ!!」

ゼロ「決めてやれ、ベリアル!!」

美波「みんなの光、正しいことに!」

アーニャ「ズロー、悪には、お仕置き、です!」

蘭子「今こそ、闇を切り裂く時!!」

ベリアル「俺がまた、光の技を使うとはな……!」

レイブラッド「くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」





グリッターベリアル「 コ ス モ ミ ラ ク ル ス ラ ッ シ ュ ! ! ! ! ! ! ! ! 」





レイブラッド「この、私が! レイブラッドが! う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」



        ドゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!




みりあ・莉嘉「やったぁぁぁぁぁぁ!!!」

美波「私達……やったのね」

アーニャ「はい! ゼムリャー、地球の……いいえ! フセリェーンナヤ、宇宙の危機を、救いました!」

蘭子「私達……勝ったんですね……」





文香「あ……思い出しました」

拓海「何をだよ?」

文香「ベリアルは恐ろしい悪魔ですけど……」

周子「悪魔ですけど?」

文香「とっても位の高い、天使でもあったんです……」

志希「ふふ、随分と口の悪い天使様もいたもんだね~」

飛鳥「僕らにとっては、まぎれもない天使ですね」

本日はここまで
後は、エピローグを二つほどご用意いたしましたので
そちらを投稿させていただこうと思います。

そしてまた、飛ばしてました・・・
申し訳ございません。>>557の次が抜けていました



スライ(グリッター)「私達まで光ってますね……」

ヴィラニアス(グリッター)「これではもう、ダークネスファイブは名乗れんな」

タイラント(グリッター)「この光、超うめぇwww」

グロッケン(グリッター)「食ってるし! ていうか、食えるの!?」

デスローグ(グリッター)「フゴ(細かいことはさて置き)」

ジャタール(グリッター)「陛下! 我々の力も!!」

拓海「受け取ってくれ!」

文香「いって……私達の光」

志希「私達の光、それは社長のことだよ!」

飛鳥「ぼ、僕からも光が……。この光、陛下の為に!」

周子「人って本当に、光になれるもんなんだね~」




ダークヒーローとしての陛下を期待して読んだからさびしい気もするが面白かったよ

>>564
期待を裏切ってホントにすみません……

再開します。


『エピローグ また会う日まで』


武内P「みなさん、お疲れ様でした」

みく「本当にゃ! 死ぬかと思ったニャ」

杏「杏は一生分働いたから、永遠の有給休暇を希望する!」

智恵理・かな子「なんでやねん!」

美波「町も元通りだなんて……なんだか、嘘みたい」

アーニャ「けど、嘘じゃありません」

蘭子「みんなが、そこにいます!」

ウルトラマンズ「シュワッ!」

卯月「ウルトラマンだけでも……9人!」

未央「ウルティメイトフォースで4人!」

凛「他の宇宙人の協力者で11人……」

みりあ「全部で……えっと、24!」

莉嘉「こんなにいっぱい、地球の為に戦ってくれたんだね!」

きらり「おっつおっつ☆」

みく「あれ? 何だか、ウルトラマンの姿に違和感が……」

ネクサス「ニヤニヤ」


ティガ「身体が……光に。そうか、君達の役目が終わったんだね」

ダイナ「きっともう、変身できないんだろうな……」

「……ありがとう、ウルトラマンティガ。願わくば、君の力が二度と必要にならないことを祈るよ」

「ダイナとして戦い続けてる俺! きっと、お前が力を貸してくれたんだよな? ありがとよ!」

美嘉「ティガとダイナが……消えちゃった」

菜々「お疲れ様でした! ありがとうございました! 私の幼い頃のヒーロー……!!」

裕子(ユッコは考えるのをやめたのでした!)


ギンガ「この世界の光、ありがとう」

光「こっちこそ! 助けてくれて、本当に嬉しかった!!」

ギンガ「君の勇気、きっと多くの人を幸せにするだろう。さようなら、光」 シュワッ

光「ありがと~!!! ウルトラマンギンガ~!!!!」

まゆ「さよなら~、ギンガさ~ん」



メトロンA「我々も、隠れるとしよう」

メトロンB「そうだね。……国の機関とか来て、誤魔化すのが面倒そうだなぁ」

マグマA「ま~、しょうがないだろ!」

マグマB「俺達も、光になれたんだなぁ~……」

マグマC「俺らもイメチェンして、プラズマギャラクシーばりの格好で、正義の味方するか!」

メトロンA「はは、悪くない案だね。けど、我らはあくまで布教者だからね」

メトロンB「ウルトラマンの素晴らしさを、伝えてゆくのみ」

美嘉「宇宙人さん達が消えた」

まゆ「みなさんも、ありがと~」



みく「うにゃ? ……あー! ウルトラマンネクサスが普通にいるし!!!」

李衣菜「え? うわ、ホントだ!」

ネクサス(のあ)「やっほ~」

飛鳥「その姿でのあさんのテンションで喋られても!」

周子「生きとったんかい!」

ネクサス(のあ)「いいえ、生き返りました」

拓海「そっち!?」

志希「そっか、合体してたから、サーガの中で復活してたわけか~」

文香「と、とにかく、生きててよかったです!」

みく「全くニャ!」

のあ「ありがとう」



ネクサス(のあ)「それじゃあ、みんな、お別れよ。この地球に、もうウルトラマンは必要ないわ」

拓海「お、おい! お前、まさか……」

のあ「私はネクサス。宇宙の平和を、秩序を守る義務がある。素晴らしい人間達よ、また会いましょう。……シュワッ!」

拓海「行っちまいやがった……」

文香「本当に……勝手な人……ですね」

志希「それがのあにゃんの魅力なんだけどね~……」

飛鳥「寂しくなりますね」

周子「あの強烈な個性は、本当にウルトラマンなのかと疑いたくなるけどね」



美波「この地球に、ウルトラマンが必要ない……?」

卯月「シンプロデュサー、いつまでウルトラマンの格好してるんですか~?」

未央「そうだよ! 仕事、終わってないんだし!」

ゼロ「……」

蘭子「……シン、さん?」

アーニャ「……ゼロ? 何故、シンに戻らないんですか?」

ゼロ「美波、アーニャ、蘭子、きらり、みりあ、莉嘉、卯月、未央、凛、智恵理、かな子、杏、みく、李衣菜、先輩、部長、ちひろさん」

ゼロ「素晴らしい人間達よ、ありがとう……」

美波「……そっか。お別れ、なんですね」

アーニャ「え……?」

蘭子「な、何で……」

ゼロ「先輩! 悪いけど、残りの仕事は任せるぜ!」

武内P「……っ! 引き継ぎ、ましょう」

ゼロ「美城常務、悪いな! 勝負を放り出して! 今回は俺の、みんなの活躍に免じて、プロジェクトの解体は、勘弁してくれ!」

美城常務「き、君が諸星補佐だったのか……。どうりで私を女の子扱いするわけだ……」ポカーン

部長「ふふ、どうするんだい?」

常務「……はぁ。地球を救ったと言う最大の利益、君の勝ちだ。全てのプロジェクトの解体は、見送ろう」

ちひろ「諸星補佐の勝利ですね」

みく「う、嬉しいけど嬉しくないにゃ!」



グレンファイヤー「ちびっこ共、じゃあなぁ!!」

みりあ・莉嘉「ばいば~い!」

ミラーナイト「それでは、地球のエメラナ姫。またお会いしましょう」

楓「はい、ありがとうございました」

ジャンボット「茜、君の元気は、みんなに勇気を与える! その想い、忘れないでくれ」

茜「はい!! 本当に、ありがとうございました!!」

ジャンナイン「次は、僕も名刺を用意しておく」

武内P「お待ちしています」

裕子(ロボットの名刺って……)



ゼロ「さらばだ、素晴らしい人間達よ! 光り輝く、アイドル達よ!」 フワ

部長「ありがとう~」

ちひろ「また来てくださいね~」

常務「……君なら歓迎しよう」

武内P「お元気で! また、遊びに来てください」

卯月「そ、そんな! 本当に帰っちゃうんですか!?」

未央「急すぎるよ!!」

凛「あ~、もう! いろいろ言いたいことあるけど、ありがとう!」

智恵理「絶対、絶対また来てくださいね!」

かな子「お菓子を用意して、待ってますね!」

杏「ばいば~い。ありがとね~」

きらり「シンちゃんのお陰で、みんながはぴはぴだにぃ! ありがと~!!」

みりあ「助けてくれて、ありがとう! 絶対に、また来てね~」

莉嘉「絶対に、絶対にまた来てよ!? 約束だよ!? 指きりだからね! 嘘ついたらハリセンボンだよ!」

美嘉「それ、魚じゃないからね? 私と莉嘉を助けてくれて、ありがと~!」



アーニャ「シン! 待って! 私も……私も連れて……」

蘭子「うぅ、もう、ダークスパークレンスが光ってくれない……! 追いかけられない……」

美波「ダメよ。彼を、困らせちゃ」

アーニャ「美波は、平気なんですか?」

蘭子「そうですよ!」

美波「彼がウルトラマンだって、私が一番最初に知ったんだもん。光ちゃんにゼロを教えてもらって……」

美波「いずれ、こうなると分かってた」ポロポロ

アーニャ「美波……」

美波「ふふ、ダメね。笑顔でお別れしようと思ったのに」

アーニャ「絶対、また来てくださいね! アベシチャーニエ、約束です!」

蘭子「うぅ……我が呪いは、永遠の呪縛なり! その身を蝕むであろう!(ずっと、想ってます!)」

美波「必ず、必ず、また会いましょう」

ゼロ「……美波、アーニャ、蘭子、ありがとう。シュワッ!」 ビュゥン



ベリアル「武内P、悪いがうちのアイドルを頼むぜ。事務所に金庫があるから、そいつはくれてやる」ヒソヒソ

武内P「あなたも……何故、私に?」

ベリアル「お前が一番、アイドルの笑顔を理解してるからだ」

武内P「わかりました……」

ベリアル「じゃあな、お前ら! 達者でやれよ!」

スライ「みなさん、お元気で!」

ヴィラニアス「お前達と過ごした日々、楽しかったぞ!」

グロッケン「みんなと別れるのは辛いけど……」

デスローグ「フゴ!(陛下について行くのが、我々の使命!)」

ジャタール「例えそれが光の道でも、闇の道でも!」

タイラント「元気でな~」

拓海「お、おい! バカ野郎! 何勝手に消えて……あ……。バカ野郎ーーー!! アタシは、あんたが好きだったぞーーー!!」

文香「勝手な人……その、2、です……」ポロポロ

志希「……社長との子作り実験、ホントに考えてたのになぁ」

飛鳥「陛下……ありがとうございました。僕を、闇から救ってくれて」

周子「また遊びに来てね~」


ちひろ「本当に、行っちゃいましたねぇ……」

部長「寂しく、なるね……」

卯月「さぁ! 映画の宣伝、いっぱいしましょう!」

未央「ウルトラマンっていう、最っ、高っの!」

凛「ヒーローが居た事を、伝えよう」

智恵理「いつの日か」

かな子「彼らがまた来た時に」

杏「この世界に」

みく「笑顔が!」

李衣菜「溢れてるよう!」

みりあ「私達が!」

莉嘉「みんなに!」

きらり「はっぴはっぴ! 伝えるにぃ☆」

武内P「ウルトラマン。私の大好きな、ヒーロー。その力で、多くの人を笑顔に……」



美波「さようなら……、ウルトラマンゼロ。私の大好きな人……」ポロポロ



アーニャ「私の胸のドキドキ、きっと、消えません。あなたが、また訪れる日を、待っています」



蘭子「いつか、また……。その時は……我が胸に宿りし想い、聞いてください」




>>宇宙

スライ「陛下、次は一体どうされるのですか?」

ベリアル「あぁ、宇宙警備隊に復帰して悪党をぶちのめすに決まってんだろ」

ヴィラニアス「はは! 仰せのままに!」

ベリアル「その陛下っつーのはやめろ。俺はもうただのウルトラマンだ」

グロッケン「そんなのムリっすよ! 陛下は陛下ですから!」

ゾフィー「……お前たち、宇宙警備隊に入る気なのか!?」

デスローグ「フゴ(やっぱり、ダメですか?)」

マン「ダメではないが……(チラ」

ヴィラニアス「あ、めっちゃ見られてる」

ジャタール「極悪宇宙人だし……」

タイラント「ていうか、お前らの同族、殆どエンペラ星人配下じゃん……」

ウルトラの父「ふふ、喜ばしいことじゃないか」

ゾフィー「仕方がない……。お前達、まずは宇宙警備法の筆記試験からだからな!?」

ダークネスファイブ「よろしくお願いします! ゾフィー隊長!!」



グレンファイヤー「しっかし、みんな、可愛くて良い子ばっかだったな~」

ミラーナイト「そうですね」

ジャンボット「エメラナ姫にご報告だな」

ジャンナイン「いつか、彼女を連れていくのも悪くない」

セブン「ゼロ、本当に良かったのか?」

ゼロ「……ああ! 俺達の心は、いつだって繋がってる!」

セブン「そうか……。お前がそう言うなら、私が言う事はない」

グレンファイヤー「ムリしちゃってま~」

ゼロ「うるせぇ!」



ゼロ(合体した時に、彼女達の想いが伝わってきた……。俺のことを、正体を知ってもその想いを抱いてくれるのは、凄く嬉しい。けど、俺はウルトラマンなんだ……)

ゼロ(寿命も違うし、種族も違う。俺は、そういう関係になった後、美波達がいなくなった世界でも戦い続けなきゃいけない……)

ゼロ(逃げる俺を、許してくれ……。必ず、また会いに行く……)


セブン「……また、会いに行ってやるといい」

ゼロ「……ああ!」


ウルトラマンゼロ「……さぁ、行こうぜ!!」

ウルティメイトフォース「おぅ!」




エピローグ1  また会う日まで  おわり

これにて、完結となります。
今まで応援して下さった方、ありがとうございます!

エピローグ1、私が思うゼロらしい、あっさりとした終わり方でした。

ウルトラマンゼロに限らず、多くのウルトラマンが割とあっさりと地球を離れてる印象を受けます
彼らからすれば文字通り融合までした相手だから、心がつながっている。というところなのかもしれませんし
宇宙の平和を守る彼らは多忙ですから、次へ向かわねばならないのかもしれません。
外伝でメビウスも激務な感じでしたしね


しかし、改めてみると……非常にバランスが悪く、自分で見ててファントムが生まれるレベルで絶望してきました……
既にご指摘があった通り、タイトル詐欺。

私が悪いんじゃないです。
ゼロが格好良いのがいけないのです。アニメのみんなが可愛すぎるのがいけないんです……!


せめて、前半ベリアル、後半ゼロ、最終決戦と、三つに分ければ良かったと大後悔です。
正直、陛下の活躍を加筆、構成を見直して、やり直したいレベルです……

乙です。ウルトラシリーズの最終回を思わせるエンドでした
別れ際の言葉にも万感の想いが乗っていると思うと胸が熱くなりますね


その勢いでウィザードも書いてくれていいのよ?(チラッ

>>586,587
ありがとうございます!そうした応援が、原動力でした。
そして、ご指摘通りです。大人気アニメと、偉大なヒーローの名を借りた割には、構成が甘かったです。
コスモスのことは完全スルーしてしまいました……。
ていうか、当初はこんな予定じゃなかったんです……。
きらりがゼロの妹設定の話を見て書き始めただけで、こんなシリアスにツッコむ予定では……

>>588
逆にそっちですかw
ウィザードは全体的に暗い話ですから、デレマスとコラボさせると難しくなりますね……
ウルトラマンとコラボさせちゃうと、コヨミちゃんが蘇生されちゃって、強制ハッピーエンドに行きますね……
それはそれで、作品の良さが損なわれますが、一度は見ておきたいかもしれないウィザードのアナザーですね

皆様、ありがとうございました。
それでは、最後の投下をゆっくりと始めさせていただきます。




『エピローグ 宇宙アイドル、シンデレラガールズ!』



武内P「みなさん、お疲れ様でした」

みく「本当にゃ! 死ぬかと思ったニャ」

杏「杏は一生分働いたから、永遠の有給休暇を希望する!」

智恵理・かな子「なんでやねん!」

美波「町も元通りだなんて……なんだか、嘘みたい」

アーニャ「けど、嘘じゃありません」

蘭子「みんなが、そこにいます!」

ウルトラマンズ「シュワッ!」

卯月「ウルトラマンだけでも……9人!」

未央「ウルティメイトフォースで4人!」

凛「他の宇宙人の協力者で11人……」

みりあ「全部で……えっと、24!」

莉嘉「こんなにいっぱい、地球の為に戦ってくれたんだね!」

きらり「おっつおっつ☆」

みく「あれ? 何だか、ウルトラマンに違和感が……」

ネクサス「ニヤニヤ」



みく・李衣菜「……ネクサスが普通にいるぅぅぅ!(にゃ)」ガビーン

ネクサス「いえ~い」

飛鳥「ネクサスの姿でピースしてその声はやめて!」

ネクサス「いえ~い(CV田中秀幸)」

ゾフィー「止めろ。……止めろ!」

マン「ゾフィー、ステイ!」

セブン「全力のM87光線はやめろ!」

周子「生きとったんかい!」

ネクサス(のあ)「いいえ、生き返りました」

拓海「そっち!?」

志希「そっか、合体してたから、サーガの中で復活してたわけか~」

文香「と、とにかく、生きててよかったです!」

みく「全くニャ!」



ネクサス(のあ)「それじゃあ、みんな、お別れよ。この地球に、もうウルトラマンは必要ないわ」

拓海「お、おい! お前、まさか……」

のあ「私はネクサス。宇宙の平和を、秩序を守る義務がある。素晴らしい人間達よ、また」

ベリアル「いや、お前、明日は仕事だぞ?」

のあ「え?」

ベリアル「だから、仕事だって言ってんだろ」

のあ「……キャンセルで」

ベリアル「できねぇよ! 前払いだ」

のあ「……私はネクサス。宇宙の平和と秩序を守る義務が」

ベリアル「おい、そいつを取り押さえろ」

スライ「ほら、大人しくお仕事しましょう」

ネクサス「は、放せ! この、エッチ! 変態!」

拓海「だから、その姿でその台詞は……」

ヴィラニアス「お前、そもそも性別すらないだろ!」

のあ「ちっ。バレたか」

拓海「っ!?」

グロッケン「そう考えると、のあちゃんって生き物ですらないのか?」

のあ「おしっこもう○こもしたことがないわ(キリ」

拓海「アタシもウルトラマンになれたら、あいつのこと真っ先に殴るわ」



スライ「くっ、意外と抵抗を! みなさん、手伝ってください!」

ティガ「ほら、大人しくしなきゃダメだよ。アイドルとして、ファンを裏切っちゃダメだよ」

のあ「あなたまで手伝うの!? 同じウルトラマンとして、私の味方をするべきでしょ!」


ティガダーク「あ、黒くなったので」


ダイナ「先輩すげぇ! ここにきて、ダークになれるように!!」


のあ「なん……だと!?」


ダイナダーク「じゃあ、俺も!」


のあ「っ!??!?!?!?!?!?!?」


グロッケン「ここでネタばらし。あれは」

デスローグ「フゴ(私達のホログラム装置を貸しただけです)」

のあ「本当にびっくりしたから止めなさい!」

スライ「ふふ、のあさんがあたふたしてる姿、満足♪」

ジャタール「お前は特にな……」

ゼロ「しまらねぇな……」



アーニャ「シン。何故、ゼロのままなのですか?」

蘭子「お、お仕事、待ってます!」

ゼロ「……悪いな。俺はウルトラマンだから、平和な世界にウルトラマンは必要ないんだ」

美波「そっか。お別れ、なんですね……」


美波(ダメ、わかってた。わかってたのに、涙が……。ウルトラマンゼロとは、笑顔でお別れするって決めてたのに……)


セブン「……ゼロ」

ゼロ「何だよ親父」

セブン「仕事を放り出していくのは感心しないなぁ」

ゼロ「……は?」



ゼロ「いやいや、俺はウルトラマンとしての仕事が」

セブン「人間、諸星シンの仕事は残っているのだろう?」

ゼロ「いや、けどな」

グレンファイヤー「え~、ゼロちゃん、サボりかよ~」

ミラーナイト「それはいけませんね~」

楓「ジャンボット、彼を拘束してください」

ジャンボット「はっ! ほら、大人しくしろ! エメラナ姫のご命令だ!」

ジャンナイン「であえ、であえ~」

茜「それは意味が違うと思います!!」

ゼロ「お、おい!? 放せ! そいつはエメラナじゃなくて、中身おっさんの25歳児だぞ!!」

楓「あ、むか! 手荒にしちゃってください」

ゾフィー「ほら、大人しくするんだ」

ゼロ「こ、この! あ、ずりぃ! ゾフィー隊長たちまで!」

ゾフィー「こうしてゼロを取り押さえていると、君が宇宙警備法を犯した日を思い出すな~」

マン「はは、ゼロも成長したな~」

ゼロ「やめて! 思い出させないで!///」

ベリアル「あん? お前、実は俺様と同じことをしてやがったのかよ。ぷぷ!」

ゼロ「一番知られたくない奴に知られたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」



ゼロ「ちくしょぉぉぉぉぉぉ!!(ガチ泣)」

美波・アーニャ・蘭子「……ポカーン」

ウルトラの父「ゼロ、やはり引き受けた仕事は最後までしないといけないと思うんだ」

武内P(彼の想いを受けて引き継ぐ気だったけど、言い出せる雰囲気じゃない……)

美城常務「……ん? 君が諸星補佐だったのか!?」

部長「そういえば、言ってなかったねぇ」

常務「……私を女の子扱いするわけだ」

ちひろ(なら、私も余裕で女の子扱いしてもらえますね)



ベリアル「さてと、仕事はスライ達に任せて……ケン、俺らはいこうぜ」

スライ「……かしこまりました」

ヴィラニアス「必ずや、皆をトップアイドルに導いて見せます!」

拓海「なっ! あ、あんた、まさか……」

飛鳥「陛下、僕達を置いて……」

グロッケン「陛下は……ウルトラマンだから」

文香「ウルトラマン……」

デスローグ「フゴ(例え陛下がどうなろうと)」

ジャタール「我らは陛下についてゆくのみ!」

タイラント「俺も怪獣だけど、頑張るぜ」

周子「プラズマギャラクシーじゃはぶられてたけどね」

タイラント「俺、ハンティングの対象だから……」



ウルトラの父「……ベリアル」

ベリアル「あん?」




ウルトラの父「お前、まさか、宇宙警備隊に復帰できるとか、思ってないよな?」




ベリアル「……え? ……えっ!?」




周子「これはひどい」





ベリアル「いや、確かに、悪かったと思ってるぜ!? けど、ここは流れ的に」

ウルトラの父「光の国を三回も潰そうとしたし……」

ベリアル「いやだからな! これから身を粉にして働こうと」

ゾフィー「私も思いっきり踏みつけられましたし……」

ベリアル「お前が強いから手加減なんてできねぇんだよ! クソ、テメーの親父より強くなりやがって!」

セブン「俺も一回殺されたしなぁ」

ベリアル「だから、宇宙の平和のために働くって言ってんだろ!?」

文香「一回殺されても平然と復活できるウルトラマンって……」

志希「社長、極悪人~」

ベリアル「わかってる!! だから働こうとしてんだろ!?」



ベリアル「確かに色々あったが、半分くらいはレイブラッドのせいでもあるだろ!?」

ウルトラの父「……本当に宇宙警備隊に戻るのか?」

ベリアル「もっかい黒くなるぞゴラァ!?(泣」

スライ「うわ、陛下が泣いてる……」

ヴィラニアス「正直、これは泣くだろ……」

志希「陛下、可愛い~」

ウルトラの父「そこまで言うなら、悪いが大隊長として処遇を決めねばならん」

ベリアル「……覚悟は、できてる」



ウルトラの父「ならば、ウルトラマンベリアル! 君に、この地球の守護を命ずる!」



ベリアル「っ!!!」




拓海「そ、それって!」

ウルトラの父「この次元の地球は、非常に人気が高い。観光目的の者も来るだろうし、侵略目的の者もいるだろう」

ウルトラの父「そうだな、最低でも……50年は守護してもらうとしよう」

ベリアル「ケン……お前……」

ウルトラの父「それが終わったら、共に戦おう」

ベリアル「おぉ……!!」


ウルトラの父「全く、君ときたら、私は君の性格を考えて大隊長になったと言うのに」

ベリアル「……ん!?」

ウルトラの父「だって、そうだろう? 君は大隊長とか、好まない。現場に行って突撃するのが好きじゃないか」

ベリアル「た、確かにそうだが……」

拓海「プロデューサーの話を全部見た俺が今の話を総合すると……」

志希「見てない私でも、大体わかっちゃたかなぁ……」

ベリアル「止めろ! 言うな!」

拓海「ウルトラマンベリアルはエンペラ星人との戦いで活躍覚醒したウルトラの父が、恋人ゲット、名誉と地位をゲットしたのに嫉妬したけど」

志希「実際はウルトラの父が社長に気を使ってくれてただけなのを……」

文香「プロデューサーが勝手に勘違いしてただけ……」

飛鳥「闇への憧れとか、そういうのはあったんでしょうけど……」

ベリアル「いっそ殺せ(白目)」

周子「社長の眼に、光も闇も宿ってない」



のあサス「ぷぷ、ださ」

ゼロ「ティガに取り押さえられてるお前が言うか?」

ギンガ「ゾフィーに取り押さえられている君が言っても、しまらないぞ」

光「あははははは! ウルトラマンもアタシ達と同じ、生き物だってよくわかるね!」

のあサス「正直、私は自分が生物かどうかもよくわからないけど」

拓海「自分でわからねぇのかよ……」

美波「ノアって何者なんでしょうね……」

のあ「正直、分身体である私もよくわからないわ」

ゾフィー「そこはわかっておけ……。というか、君はノアの分身なのか?」

のあ「そう言えば、あなた達とはダークザギが光の国に襲来した際に、共闘しているそうね」

セブン「ネクサスはウルトラマンノアなのか……」

ウルトラの父「その節はお世話になりました」ペコ

のあ「私ではないけど、どういたしまして。たぶん、本体にも伝わったと思うわ」



ウルトラの父「メトロン星人、マグマ星人、ありがとう。君達の勇気がなければ、この星を救えなかったかもしれない」

メトロンA「いえいえ、我々はウルトラマンのファンとして、当然の行動をとっただけですよ」

メトロンB「ただ……、この後のことを考えると人間組織の捜査が入りそうなので、記憶攪乱装置を使ってもいいですか?」

マグマA「さすがに、この地球に技術提供までする気はないからな……」

ウルトラの父「それは正当防衛の範囲だから、大丈夫だ。ただ、できる限り穏便にね?」

メトロンA「了解です」

メトロンB「あ、これ、我々の連絡先です。何かありましたら、遠慮なくどうぞ。宇宙警備隊への協力は、惜しみませんよ!」

ゾフィー「助かるよ」

メトロンA「では、我々はそろそろお暇しましょう」

マグマB「俺らも、正義の味方をやるのもいいかもな~」

マグマC「プラズマギャラクシーの同族の格好、しちゃう?」

メトロンA「それもいいが、我らはあくまで布教者だからね」

メトロンB「ある程度、弁えなきゃね」

美嘉「あ、宇宙人さん達が消えちゃった」

まゆ「メトロンさん、ありがとうございました~」←千草役なので、メトロンに愛着がある。マグマには……(外伝参照)



セブン「ではゼロ、我々は帰るからしっかりと仕事をするんだぞ?」

ゼロ「お、おい! 本気かよ!?」

セブン「彼女達がトップアイドルになるまでが、お前の仕事だろう?」

美波「それって……」

アーニャ「もっと」

蘭子「一緒にいられる……!」

セブン「まさか、もう孫の顔が見れるかもしれないとは」

ゼロ「親父!! 何言ってやがる!?」

美波・アーニャ・蘭子「///」

マン「はは、羨ましいなぁ」

ゾフィー「お前は漫画版があるからいいじゃないか。私なんか……はぁ」

ティガ「そう言われると、僕なんか人間でいい年なんだけどな……」 ズゥーン

ダイナ「先輩は立場的に結婚しづらいっすからね……」←既婚者

凛「ティガの姿のまま落ち込まなくても……」

未央「ていうか、いつまでウルトラマンの姿に?」

卯月「三分以上たってますけど……あ、さっきの光のせいですね」



みりあ「え~、なんで~? お父さん優しいのに!」

莉嘉「イケメンで、優しいくて、オマケにウルトラマンなのに!」

ティガ「はは、ありがと……。けど、やっぱり、色々あってね……」

みりあ「そうなの? じゃあ、私が結婚できる年齢になったら結婚してあげるね!」

ダイナ「っ!? み、みりあちゃん、それはちょっと」

ティガ「あはは……。僕がその時まで未婚だったらお願いしようかな」

みりあ「うん! わかった!」

裕子「サイキックパワーが囁いています。ホントに結婚すると……」

※未来において、大人気アイドル、歳の差カップル誕生が世間を賑わせました


セブン「じゃあな、ゼロ。彼女達と共に、成長するんだぞ」シュワ

ゼロ「余計なお世話だ!」

マン「お前のさらなる成長に、期待しているぞ」 シュワ

ゾフィー「さらばだ、地球人達よ」 シュワ

ウルトラの父「ああ、そうだ。後で追って連絡をするが、君に仕事を依頼すると思うよ。諸星シン」

ゼロ「……は? 仕事?」

ウルトラの父「今は、彼女達の元に戻ってやるといい」 シュワッチ


ギンガ「私も失礼しよう」

光「そっか、お別れなんだよね……。ありがとう、ウルトラマンギンガ! アタシを、地球を助けてくれて!!

ギンガ「こちらこそ、ありがとう。君のお陰で、ルギエルを、もう一人の私を解放する事ができた」

光「あへへへ……///」

ギンガ「君に、これを……」

光「え、これって……」

ギンガ「さようなら、光。さようなら、輝かしいアイドル達よ」 シュワッ

まゆ「さよなら~、ギンガさ~ん!」


ちょっと落ちます。また、後で再開します

再開します



ゼロ「……お前ら、帰らないのかよ?」

グレンファイヤー「え~、ゼロばっか可愛い子とイチャついてズルい~」

ミラーナイト「せっかくですから、我々もしばらく滞在しましょうか」

ジャンボット「そうだな。エメラナ姫に、なにかお土産を」

ゼロ「お前らはマジでやめろ!!」

茜「いいじゃないですか!! ジャンボットさん、私がお土産選びますよ! 本物のナオにも!」

ジャンボット「ありがとう、茜。ナオは今、立派に成長して、エスメラルダで働いているからな」

楓「じゃあ、私も本物のエメラナ姫にいいお酒を」

ゼロ「止めろ。マジで、止めろ……!」

ジャンナイン「エメラナは最近、婚約が決まったぞ」

ゼロ「……え!? マジか!?」

ジャンナイン「年齢的なものもあるそうだが、立場があるからな」

楓「ぐふっ」

菜々「ぐぎゃ」

智恵理「楓さんが!」

みく「何で菜々ちゃんまで!?」

ミラーナイト「まぁ、以前の件でエスメラルダで働くようになった、ランと婚約なのですが」

ベリアル「俺様のお陰か」

ミラーナイト「シルバークロス!」

ベリアル「あぶねっ!?」

武内P「あの、危ないので控えていただけると……」

ミラーナイト「これは失礼。今度は確実に当てますね」

ベリアル「あいつ、怖いんだけど」

拓海「あんたがミラーナイトにやったこと、考えてみ?」

ベリアル「あ、はい。すみませんでした」

スライ「素直に謝るんですね……」




美波「結婚、かぁ……(チラ」

アーニャ「ブラーク、結婚……(チラ」

蘭子「魂の誓い……(チラ」

拓海「……結婚(チラ」

志希・飛鳥「結婚!!(チラ」

文香「結婚……(チラ」

ゼロ「あ~、いや、うん。めでたいな! うん」

ベリアル「お、おう、そうだな! めでたいな! 俺もケンとマリーが結婚した時は、何だかんだで祝ったもんだぜ!」


ゼロ(三人と合体した時に……三人の想いがもろに見えちまったからな……)

ゼロ(クソ、俺はどうしたらいいんだ? 三人のことは当然、大好きだが……。恋愛、なのか? この気持ちは?)

ゼロ(けど、三人相手って……。はぁ、エメラナに相談するか……。けどなぁ、何言われるかわからないし……)


ベリアル(俺も人間だったから、ぶっちゃけちまうとこいつらを女としてみちまうう時もあったんだが……)

ベリアル(正直、この戦いで死ぬつもりだったからな……)

ベリアル(俺が結婚? 地球人の小娘共と? ダメだ。その選択肢が出る時点で、相当毒されてるぜ……)


美波「……はぁ、ほら! シンくん、次の仕事、待ってるわよ?」

ゼロ「……ああ、そうだな!」

のあ「仕方がないから、暫くはアイドルとして活動してあげるわ。仕事の準備をするわよ」

ベリアル「お、おう、そうだな(まさかこいつから助け船が出るとは)」




>> 数か月後

卯月「映画、大好評でしたね!」

未央「いや~、子供達に声かけられまくりだよ~!」

凛「『隊員のお姉さん』ってね。ちょっと、恥ずかしいかも……。お陰で、うちの店も人がいっぱいだし……」

みく「エンディングで入隊したお陰で、みく達もその恩恵に肖れたにゃ!」

李衣菜「まぁ、みんなに比べると知名度低いけど……」

かな子「アクションにチャレンジしておけばよかったなぁ……」

きらり「きらり、嬉しいけど、格好良ぃお仕事がふえちゃったにぃ~」

みりあ「映画のお陰で、お父さんと遊ぶようになったんだよ!」

莉嘉「うん! 大先輩、凄く優しいよね! 今度、アタシとお姉ちゃんも誘おう!」

智恵理「映画が成功して、よかったです!」

杏「私らのお陰って言うか、ウルトラマンゼロのお陰だけどね~」

美波「映画の第二弾も決まり」

アーニャ「今度は、あの戦いを映像化、です」

蘭子「ダークスパークレンス……あの時は、本当に我に力を与えてくれて……」

美波「私達も変身して戦ったなんて、嘘みたい」

アーニャ「だけど、本当です」

蘭子「夢のような、現実……」

美波「あの人がいたから、今も私達がいる」



卯月「映画第二弾! その前に!!」

未央「すっごい仕事がきちゃったもんね!」

凛「昨日は、ちょっと眠れなかったよ……」

ちひろ「あ、みんな、来ましたね」

武内P「みなさん、おはようございます」

「「「おはようございま~す! プロデューサー!」」」

常務「君達は、わかっているのか? 地球の代表として、向かうのだからな!」

部長「まぁまぁ。しかし、驚いたねぇ。我々の宇宙の話しが、向うではアニメという形で放送していて、大人気だなんて」

常務「私は敵役だと言うからな……はぁ」

ちひろ(さすがに、気にしてるんですね)

部長「諸星補佐との勝負にも、負けちゃったからねぇ~」

常務「……あまり、虐めないでください。神崎蘭子くん等、ティガダークに変身したと、多くのテレビ局や雑誌から取材がかかっていますからね」

武内P「諸星補佐のことは秘密ですが、新田さんとアナスタシアさんも多くの取材がありました」

ちひろ「取材だけで、相当な金額でしたからね」

常務「それどころか、ウルトラマンの国から、ライブのお誘い……」

部長「我々の技術でも有効活用できる資源で、ギャラの支払いをされたけど」

ちひろ「私達の技術でも余裕シャキシャキの超レア資源で」

常務「国の借金が半分消えるレベルだったからな……。利益はあるが、あり過ぎて頭が痛い……」

部長「某国が国を通さず、直接乗り込んできたからねぇ……」

ちひろ「ウルトラマンベリアルの残虐ファイト(適当な痛めつけ)で、逃げ帰ってくれましたけどね」

常務「人間同士の争いなど……地球を救ってくれた彼らに、申し訳がない。はぁ……」



みく「遂に、遂に! 本当の宇宙アイドルにゃ!」

李衣菜「まさか本当にそんなことになるなんて……」

杏「ていうか、宇宙にマイクロバスで行くの?」

ゼロ(変身済・人間サイズ)「俺が連れてくから、問題ねぇよ」

かな子「そう言えば、ウルティメイトゼロっていう姿になれば」

智恵理「空間を越えられるんでしたね!」

ジャンボット「宇宙旅行を楽しみたいなら」

ジャンナイン「僕達に乗るといい」

みりあ「宇宙船に乗れるなんて、すごいね~!」

莉嘉「わ~い! 宇宙だ! 宇宙船だ~!」

美嘉「ちょ、ちょっと! 莉嘉、宇宙だからね!? 迷子になったら、大変なんだからね!?」

美波「迷子にならなくても、大変だと思うけど……」

アーニャ「シン、光の国は、普通の人間が行くと」

ゼロ「ああ、大丈夫だ。バリア装置を作って、光を弱めてくれるそうだ。ヒカリの奴が、作ってくれてる」

杏「確か、ウルトラマンヒカリ、だっけ? 女の子みたいな名前だよね」

ゼロ「武闘派の科学者だけどな」

凛「科学者(ウルトラマン)だね」

アーニャ・蘭子「……そのバリアを突破できれば」

ゼロ「勝手な行動したら、俺はそのまま帰るからな?」

アーニャ「……ちっ。私は、そんなことしません」

蘭子「……ちっ。そうですよ!」

ゼロ「今の舌うちは何だ!?」

アーニャ「ふふ、冗談です」

蘭子「私達を置いて帰ろうとした、お返しだなんて思ってませんよぉ?」

ゼロ「うぐ……」

美波(念の為、見張っておかないと)



楓「今回はお休みだなんて、残念だわ」

ミラーナイト「申し訳ございません。今回はシンデレラプロジェクトの方々のみというお話ですから」

茜「残念です!!」

拓海「アタシら、向うのアニメじゃほぼ出番がないらしいからな~」

文香「地球でお留守番……ですね……」

志希「宇宙か~。ん~、行ってみたいなぁ!」

飛鳥「宇宙……。僕達ではたどり着けない未知の領域……けれども、届く時が来たんだね」

周子「社長たちの力を借りてだけど」

スライ「宇宙くらいでしたら、我々がいつでもお連れしますよ」

ヴィラニアス「さすがに、火星くらいまでだがな」

グロッケン「次はみんなが呼ばれるように、頑張ろうぜ!」

デスローグ「フゴ!」

ジャタール「あ、陛下~。襲ってきた人間のブロンズ像、どうします?」

ベリアル「ブロンズ像のまま、送り返してやれ。一週間くらいしたら、解けるようにしとけ」

タイラント「殺さないとか、マジ優しい」



光「待って!」

ゼロ「ん? 光じゃないか。どうしたんだ?」

武内P「確か、南条さんは有給休暇を一気にとってお休み中では……」

光「ふふ~ん! 実は……えい!」

   ウルトライブ! ウルトラマンルギエル!

まゆ「黒い、ウルトラマンギンガ……?」

美嘉「色合いはビクトリーに似てるかも」

ルギエル(光)「ダークルギエルのスパークドールをギンガから預かってたんだ!」

グレン「うわ、おどれーた!」

光「ルギエルに約束したからね! 楽しい時を、一緒に過ごそうって!」

ジャンナイン「なるほど。観光目的で同行するつもりか」

武内P「その為のお休みだったんですね」

ルギエル(……我にはギンガ同様、ライブは3分が限度なんだが)

光「光の国か~! ワクワク! ドキドキ!」

ルギエル(……いや、我が自前のエネルギーで何とかしてやらねば)

ベリアル(こいつ、速攻でデレてやがる)

ルギエル(我が脳内に直接!?)



ゼロ「じゃ、みんなバスに乗れ~」

卯月「は~い!」

みりあ「ジャンボットさん、後で乗せてね!」

莉嘉「お姉ちゃん、行ってくるね!」

美嘉「ホントに気を付けるのよ? ご飯とか、大丈夫だよね?」

ゼロ「その辺はきちんと手配してるから、大丈夫だ。銀十字軍がなんか、凄まじく張り切ってるらしいし」

ヴィラニアス(光の国の女性の方が嵌っているのは何故……?)

タイラント(やっぱ光の国って、結構ヤバいんじゃ……)

>>621の前にこちらでした。
順番ミスが多く、申し訳ございません


光「待って!」

ゼロ「ん? 光じゃないか。どうしたんだ?」

武内P「確か、南条さんは有給休暇を一気にとってお休み中では……」

光「ふふ~ん! 実は……えい!」

   ウルトライブ! ウルトラマンルギエル!

まゆ「黒い、ウルトラマンギンガ……?」

美嘉「色合いはビクトリーに似てるかも」

ルギエル(光)「ダークルギエルのスパークドールをギンガから預かってたんだ!」

グレン「うわ、おどれーた!」

光「ルギエルに約束したからね! 楽しい時を、一緒に過ごそうって!」

ジャンナイン「なるほど。観光目的で同行するつもりか」

武内P「その為のお休みだったんですね」

ルギエル(……我にはギンガ同様、ライブは3分が限度なんだが)

光「光の国か~! ワクワク! ドキドキ!」

ルギエル(……いや、我が自前のエネルギーで何とかしてやらねば)

ベリアル(こいつ、速攻でデレてやがる)

ルギエル(我が脳内に直接!?)


あ、間違えてた。いや、あってた……
ホントにダメダメだなぁ……。

混乱させてしまい、申し訳ないです。




美波「シンくん……ウルトラマンゼロ」

ゼロ「どうしたんだよ? 急に改まって」

美波「……本当に、ありがとう」 チュ

ゼロ「っ~~~!??!?!??」

アーニャ「シンには、とても、感謝してます」 チュ

ゼロ「っっっ!?!?!?!???」

蘭子「な、汝は、輝きのゼロは、我が英雄なり!」 チュ

ゼロ「っ!?!??!?!?!?!?!??///」



>バス内部 乗り込んでる途中で見えなかった人達
未央「あれ? プロデューサーが赤くなってる?」

卯月「フォームチェンジしたんですか?」

凛「する必要、あるっけ?」



グレンファイヤー「家政婦は見た……!」

ジャンボット「私のカメラで、撮影しておいた」

ミラーナイト「後で写真にしておきましょう」

ジャンナイン「ゼロのお父さんに、持って行こう」

ゼロ「う、うるせぇ!! ははははは、早く行くぞぞぞぞぞ!!」

のあ「バグった」

ベリアル「あいつ、女に耐性とかなさそうだからな……。正直、他人事じゃねぇから同情するぜ」

拓海「そうだよなぁ、ベリアルさんよぉ~?」 ギュゥゥゥ

志希「私も社長の匂いを嗅いでいないと死んじゃう体質に……///」 ギュゥゥゥ

ベリアル「ほら来た……」

スライ「陛下、覚悟を決めちゃいましょうよ」

文香「……私の場合、官能小説……の件があるので、本当に責任を……とってもらいたいです……」

周子「それ、自業自得でしょ」

飛鳥「正直、その趣味はこっちが知りたくなかったです」



ウルティメイトゼロ「あ~、もう! 行くぜ!///」

みりあ「行ってきま~す!」

「ああ、行ってらっしゃい!」

「身体に気を付けてな~! 向うに俺がいたら、よろしくな!」

莉嘉「そっか、本物のダイナは宇宙を旅してるんだっけ!」

「俺が偽物みたいな言い方はやめてよ!?」


ゼロ「月くらいまでは、サービスだ!」 ビュゥゥン

グレンファイヤー「いやっほ~!」

ミラーナイト「地球のみなさん、それではまた」

ジャンボット「ジャンファイト!」

ジャンナイン「ツーダッシュ」

ルギエル(光)「宇宙旅行だ~!!」


スライ「地球の平和は我々が守りますので」

ヴィラニアス「安心して行ってくるがいい」

グロッケン「俺らは俺らで、宇宙警備隊の入隊試験の勉強しなきゃな……」

デスローグ「フゴ……(過去問見る限り、結構難しいんですけど……)」

ジャタール「う、うむ。結構難しいぞ……」

タイラント「怪獣の特別推薦枠使えてよかった……」  他の利用者、ウィンダム、ミクラス、アギラ

のあ「本当は一つの文明に肩入れするのは望ましくないけれども……ま、いいでしょう」

ベリアル「地球、か。……本当に、昔を思い出すぜ。行ってきやがれ、ウルトラマンゼロ!」

ベリアル「お前が戻るまで、俺がこの地球を守ってやる……」

周子「社長、マジでデレデレ」



卯月「わ~! 宇宙です!」

未央「地球だ! すごい!」

凛「ホントに、青いね……」

智恵理「きれぇ」

かな子「凄く美味しそうな飴玉みたい」

ゼロ「かな子、テクターギア装着な」

かな子「っ!?」

杏「まぁ、今のはね……。しっかし、綺麗だね~」

みく「うわぁぁぁ、ホントにホントに宇宙にゃ!」

李衣菜「ゼロのバリアに守られてるとはいえ、こんな、普通の格好で来れるなんて……」

みりあ「私は二回目だもん!」

莉嘉「ね~」

きらり「何度見ても飽きないね~☆」

美波「本当ね」

アーニャ「ずっと、眺めていたいです」

蘭子「命のゆりかご……(綺麗……)」



光「うひゃ~! 地球だ~!! 凄いなぁ!! 凄いねぇ、ルギエル!!!」

ルギエル(光の反応見てる方が面白い)

ゼロ「さぁ、一気に光の国まで飛ぶぜ!!」

卯月「くぅぅぅ! いよいよですね!」

未央「私達の伝説はこれからだー!!」

凛「本田未央の次回作にご期待ください」

未央「終わらせないでよ!!」

みんな「あはははは!」





美波「さ、シンくんの故郷を見に行きましょう!」

アーニャ「ズヴェズダ……別の星、スヴェート、光の国、楽しみです」

蘭子「光の国、かぁ~。お土産とか、買えるかな……」

ゼロ「シャイニングアース……しばしの別れだ! 行くぜ!」

シンデレラガールズ「はい!」



エピローグ2 宇宙アイドル、シンデレラガールズ! 終わり


エピローグ2 宇宙アイドル、シンデレラガールズ!
これにて終了となります。所謂ハッピーエンドになります。
問題の先送りにはなりますが、絆はこれからも見える形で続いていきます。
今後、この地球は多くの異性文明と交流し、発展していくでしょう。
その中心にいるのは、彼女達アイドル・・・

そして、本当に長々とお付き合い、ありがとうございました!
気付けば、600超え・・・

既に何度か書いていますが
最初はきらりちゃんがゼロの妹だったり、ウルトラマン達がデレマスに嵌るスレを見て
少ないウルトラマンスレを増やすためにやっていたのですが・・・

何故こんなことになってしまったんだ・・・

最初にダークネスファイブの紹介しかなかった事などが語っているのですが
本当はこんな最終決戦をするつもりもなく、陛下とアイドル達のほぼのの日常をやって終わりだったんです・・・

それが、ゼロが格好良すぎて、蘭子達が可愛すぎて、出番増やしてたらこの有様です
指摘されている通り構成の甘さにより、タイトル詐欺となり
陛下の活躍を楽しみにしていた方々、本当に申し訳ございませんでした!!

ならせめてスレを立て直して分割してしまえばいいのにそのまま行ったり
更には目立つ誤字脱字に、投下の順番ミス・・・
挙句にはダイナの設定を間違えるなど・・・本当に、申し訳ございません。

それでも、今まで応援して、読んで下さった方々、本当にありがとうございました!!



オマケ  『その名は……』


地球に現れた、新たなるウルトラマン!


菜々「みんな、宇宙でライブだなんて羨ましいですね~。けど、次は菜々も選ばれて、ウサミン星を目指しますよ!」

???「た、助けてくれ~」

菜々「……? 携帯、電話?」

???「た、助かった! 前が見えなくて、何事かと思ったんだ!」

菜々「う、ウルトラマン!?」

「私は、ウルトラマンエックス! 私が元の次元に戻るために、協力してくれ!」

菜々「えぇぇぇぇぇ!?」



エックスを狙う、邪悪生命体の手先!!


エックス「さぁ、ユナイトだ! 君は大地と似た周波数だから、いけるはずだ!」

菜々「うぅ、菜々はスペース級のアイドルは目指しても、戦うのは……」


ベリアル「ん? 俺様も見たことがないウルトラマン、だと?」

メトロンA「彼は、エックス!」

メトロンB「我々もまだ、さほど情報を掴んでいないのに!」

スライ「あなた達の情報網、凄すぎません!?」


菜々「ぐぁぁぁぁ! 腰にき、あだだだだ……」

エックス「菜々! しっかり、ぐぅ!? ユナイトの影響で私も腰が!」

楓「動きがぎっくり腰に苦しむ人……よね?」

のあ「……あのウルトラマン、大丈夫?」

ベリアル「いや、ダメだろ……」



菜々を待ち受ける試練とは!?


エックス「菜々、君の身体はもう限界だ!」

菜々「そ、そんなこと……菜々は、まだ戦えます! あなたを、元の次元に!」

エックス「いやもう、君も若くないんだし……」

菜々「おい止めろ」

エックス「もうXX歳なんだから……」

菜々「止めろ。           止めてくださいお願いします」

エックス「私のサーチにおいては、君の肉体は既に平均的な地球人の、四十台並の劣化が」

菜々「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

裕子「最近、菜々ちゃんの独り言が……」



そして……


美波「地球に帰ってきたわ!」

アーニャ「なんだか、とても、懐かしいです」

蘭子「我らが故郷!」

ゼロ「え、元の次元に帰りたい? じゃあ、俺が送って行ってやるぜ!」

菜々「私の苦労は一体!?」





ウルトラマンエックス×安部菜々 

 近日、一切の公開予定なし!

以上、最後に書いてた時に思いついたネタでした。
明後日はウルトラマンエックス放送日、そしてウルトラマンゼロ登場となりますので、是非ご視聴を。

これを持ちまして、完結依頼を報告させていただきます。


また、私はウルトラマンと言うキャラクターが大好きです。
私は彼らの、強大な力を持ちながら、その力を宇宙の平和の為に使う。

彼らはやろうと思えば宇宙の支配など簡単でしょう。事実、陛下はアナザースペースを支配していました。
それがいつもいつも、平和を願う誰かの為に戦う。邪悪な敵と、命がけで戦う。
人の作りだしたキャラクターであるとわかっていますが、そんな彼らの姿勢に、心打たれています。
私は彼らが別の宇宙で存在し、平和の為に戦っていると信じています。

アイドルマスターシンデレラガールズは、彼らのような超人は出てきません。
普通の人間の少女がふとしたきっかけで、生活が変わり、成長していく話です。
仲間の為に、ファンの為に。誰かの為にという点では、両作品は同じかと思います。
個性豊かすぎる彼女達の話しは、身近な感動を与えてくれます。
蘭子可愛い。アーニャ美人。美波さん可愛くてエロイ。卯月の笑顔可愛い

ウルトラマン目当てで見て下さった方は、デレマスもよろしくお願いします!
デレマス目当てで見て下さった方は、ウルトラマンもよろしくお願い致します!

長くなりましたが、これにて終了とさせていただきます。
今まで応援して下さった方、読んでいただいた方、本当に、ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年12月25日 (月) 11:42:31   ID: Wbjoxu_F

酷い

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