浦風「……暑いねぇ」 提督「……じゃなぁ」 (166)

 ・呉鎮提督と浦風がだらだらと過ごすお話です。

 ・たまに地の文が出ると思われ。

 ・たまに安価とる可能性あり。

 以上三つがおkという方はどうぞ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437319830

浦風「提督さん、新しいエアコン届くのいつじゃっけ?」グデー

提督「……確か明日」グデー

浦風「……それまで扇風機か」

提督「ああ……って、首振りにせえや。独占すんな」

浦風「えー、ええやん別にー。提督さん氷バケツに両足突っ込んどるんじゃけぇ」

提督「るせー。暑いもんは暑いんじゃ」

浦風「えー……もう、しゃあないなぁ。ほれ、特別に首振りにしたるわ」

提督「お前……エアコン届いても涼ませちゃらんで?」

浦風「すいませんでした」

提督「よろしい」

浦風「そうじゃ……提督さん、アイス取ってきてや」

提督「たいぎい。自分で取ってこいや、自分で」

浦風「えー、ウチだってたいぎいわ。じゃけぇ提督さんに頼んどるんじゃが」

提督「お前な……俺はお前の上官やぞ。ちったぁ敬意を持てや」

浦風「なんじゃそれ、そんなん今更やんか。ていうか、提督さんに対して真面目な艦娘なんて数えるほどしかおらんやろ?」

提督「……それは言わんとってくれ。割と悩んどるんじゃけえ」

浦風「提督さんに悩みとかあったんじゃな……」

提督「お前は俺のことをなんじゃと思っとるんや」

浦風「え? 優しいお兄ちゃん」

提督「……あっそ」

浦風「あ、照れとる」プクク

提督「うっせえ。照れとらん」

浦風「いーや、絶対照れとるじゃろ!」

提督「照れとらん言うとるじゃろうが! ……いけん、こんなことしよったらまた暑くなる」

浦風「……じゃね。ウチ、今だいぶ暑いわ。てことで扇風機もらうで」

提督「それは許さん」

 1です。

 書き忘れてましたが、書き溜めはありませんので更新はそれほど早くないと思います。

 すみません。

浦風「ていうか、提督って地元の人なんよね」

提督「それこそ今更じゃろうが。てか、いきなりどしたん?」

浦風「んー、なんていうか、やっぱり慣れた喋り方のほうが楽じゃなーって思って」

提督「なるほどなー。そういうことなら、俺だってそうじゃなー。お前が秘書やってくれとるとスゲー楽じゃし」

浦風「そういってもらえると嬉しいわー」

提督「話変わるけど、他の鎮守府のお前ってエセ広島弁じゃったな……」

浦風「……そういえばそうじゃったね」

提督「あのむず痒さはすごかったなー。久しぶりに悶えたけぇな」

浦風「提督さんの顔、すっごい引き攣っとったもんなぁw」

提督「アニメとかで関西弁のキャラのセリフを聞く関西人の気が分かったわ」

浦風「よかったじゃん」

提督「あんまりメジャーな方言じゃなくてよかったって、割と痛感したわ」

浦風「まあ、別にウチはそうじゃないんじゃけえ別にええがな」

提督「まあな」

浦風「提督さん、やっぱり水風呂設置しようや。そしたらこんな暑いの我慢せんでええし」

提督「バカ言うなや。設置するとしても水は温水限定じゃ」

浦風「えー、何で?」

提督「長時間浸かっとったら風邪ひくかもしれんじゃろうが。水風呂ならなおさらじゃ」

浦風「それもそうじゃねー。風邪ひいたら執務が捗らんなるしなぁ」

提督「何言うとんじゃ。お前のことに決まっとるじゃろ」

浦風「そ、そう。……心配してくれてありがと」

提督「分かればええよ。……まあ、そんなに言うんやったら、明日あたりにでも海行くか?」

浦風「うそ、ええの!?」

提督「お前が行きたいんらええで、別に」

浦風「あ、じゃあ水着買わんといけんけぇ、今度の休暇にみんなで行こうや!」

提督「みんなでってことは、全員オフの日ってことか?」

浦風「うん!」

提督「ちょい待てなー。えーっと……ん、次の全員オフは来週の月曜じゃな。なら、そん時にするか」

浦風「おっけ、なら早速みんなにラインしよ♪」ウミダー!

提督「……ったく、元気じゃなぁ」クショウ

浦風「提督さん、大本営から電文。『今夏ニ実施スル大規模作戦ヘ備エヨ』じゃって」

提督「大規模作戦……確か、今回はソロモン方面じゃったっけ?」

浦風「うん。まあ、ソロモン『方面』としか言われてないけぇ、どうなるかは分からんけどね」

提督「史実だと、主な戦闘はガダルカナル島とブーゲンビル島での戦闘じゃったな。まあ、やるとしたら多分『カ号作戦』じゃろうなぁ……」

浦風「ヘンダーソン飛行場か……目標は陸上型になるんかな?」

提督「じゃろうなぁ……。三式弾をもうちょい開発しといた方がええかな?」

浦風「ちょっと待ってな。……そうじゃね、数に余裕を持たせようと思ったらもうちょい開発したほうがええかもしれん」

提督「あいよ。なら、明石に発注しとくか。浦風ー、書類」

浦風「はいよ、言われずとも」

提督「サンキュ。……そうじゃなぁ、ついでに電探と艦載機の開発の発注もしとこう。烈風が4つしかないのは、いくらなんでも辛すぎるけえなぁ」

浦風「……そんだけしか持ってなかったんか」

提督「……うん」

浦風「去年はアリューシャンとミッドウェーじゃったしなー。今回もしんどくなりそうじゃね、提督さん」

提督「まあ、作戦は完遂できんでも、誰も沈まんかったら俺はそれでええよ」

浦風「そうさせんようにするんが、提督さんの仕事じゃろ?」ニシシッ

提督「まあな。じゃけど、お前らも沈む気なんてないんじゃろ?」

浦風「当たり前じゃ! 提督さんのためにも、絶対に、誰一人として沈む気なんて無いで」グッb

提督「……頼もしいねぇ」

浦風「頼りにしとき! みんな、提督さん自慢の艦娘じゃけえな!」

提督「そこまで言うてくれるとは。提督冥利に尽きるわ」

浦風「ふふん♪」

提督「とりあえず、大規模作戦に向けて最後の練度上げじゃな。巡洋艦を中心にやってくか」

浦風「りょーかい。じゃあ、みんなに通達しとくね」

提督「頼むわ。じゃけどまあ、あんまし無茶せんようにな」

浦風「分かっとるよ」

提督「ならええ」

浦風「あ、演習組が帰ってきたでー」

提督「んー、ならあいつらには午後の演習まで休憩って伝えといてや」

浦風「あいさー」

提督「あ、ついでに大和に報告書描いてもらってきて。あいつ、今日の旗艦じゃけえ」

浦風「ほいほーい。んじゃ、行ってくるわー」

提督「いってらー」

 ガチャ パタン トテテテ

提督「さて、あいつが帰ってくるまで、書類の整理でもすっかなー」ノビー

提督「これがひと段落ついたら、飯食いに行くかな。そのくらいには、浦風も戻って来るじゃろうし」カリカリ

提督「つーか、ほんまに暑いな。……あー、アイス食いてえ」カリカリ

   ◇

浦風「ただいまー提督さん。これ、大和さんの報告書。今日は宿毛湾のとこと演習だったんじゃね」

提督「おかえりー。戦果のほうは?」

浦風「まあ、上々なんじゃない? 轟沈判定はおらんかったみたいやし」

提督「よしよし。確かに上々やな」

浦風「あ、でも大井さんが一回大破しとる……」

提督「まあ、あいつの装甲のこと考えたら、しゃあないじゃろ」

浦風「それもそっか」

提督「もう諦めとるけえな、雷巡の装甲に関しては」

浦風「……さいで。それはそうと提督さん、もうヒトサンマルマルなんじゃけど……ウチ、ぶちおなかすいたわ」

提督「マジか、もうそんな時間じゃったんか。まあ、書類もひと段落したし、ええか。どうする浦風、間宮さんのとこと鳳翔さんのとこ、どっちがええ?」

浦風「うーん、なら>>15がええ」

浦風「あ、演習組が帰ってきたでー」

提督「んー、ならあいつらには午後の演習まで休憩って伝えといてや」

浦風「あいさー」

提督「あ、ついでに大和に報告書描いてもらってきて。あいつ、今日の旗艦じゃけえ」

浦風「ほいほーい。んじゃ、行ってくるわー」

提督「いってらー」

 ガチャ パタン トテテテ

提督「さて、あいつが帰ってくるまで、書類の整理でもすっかなー」ノビー

提督「これがひと段落ついたら、飯食いに行くかな。そのくらいには、浦風も戻って来るじゃろうし」カリカリ

提督「つーか、ほんまに暑いな。……あー、アイス食いてえ」カリカリ

   ◇

浦風「ただいまー提督さん。これ、大和さんの報告書。今日は宿毛湾のとこと演習だったんじゃね」

提督「おかえりー。戦果のほうは?」

浦風「まあ、上々なんじゃない? 轟沈判定はおらんかったみたいやし」

提督「よしよし。確かに上々やな」

浦風「あ、でも大井さんが一回大破しとる……」

提督「まあ、あいつの装甲のこと考えたら、しゃあないじゃろ」

浦風「それもそっか」

提督「もう諦めとるけえな、雷巡の装甲に関しては」

浦風「……さいで。それはそうと提督さん、もうヒトサンマルマルなんじゃけど……ウチ、ぶちおなかすいたわ」

提督「マジか、もうそんな時間じゃったんか。まあ、書類もひと段落したし、ええか。どうする浦風、間宮さんのとこと鳳翔さんのとこ、どっちがええ?」

浦風「うーん、なら>>15がええ」

 間宮さんか鳳翔さんで選んでください。

最近開店した比叡&磯風カフェにしよう

 連投すみません。ミスです。

 安価は>>17でお願いします。

 お、俺はなんて間が悪いんだ……orz

 では>>16含めて>>25までの中からどれか一つを採用します。

 一応、昼食以降のネタを書き溜めたいと思ってるので、少し余裕を持たせてみました。

 いけんかったかなぁ?

 このまま行くと、>>16の比叡&磯風カフェになりますが、よろしいですか?

 これ以上はレスがこなさそうなので、まさかの2票が入った>>16の飯マズカフェにしようと思います。

浦風「なら、比叡と磯風がやってるカフェにせん?」

提督「……ちょい待って、お前俺と心中する気なんか?」

浦風「ウチも行きたいわけじゃないで!? ただ、磯風が一回でええから来てって言うとったけえ……」

提督「姉妹として行かんといけんって思っとるんじゃな」

浦風「……うん」

提督「……覚悟を決めんといけんな」

浦風「というより、なんであの二人がカフェなんてやっとるんじゃろうか……」

提督「……知らんよ、そんなん」

浦風「……じゃよね」

   ◇

~『比叡&磯風のカフェ』~

浦風「磯風ー、来たでー」

提督「意外とオシャレな内装じゃなぁ。雰囲気だけなら、結構いい店なんじゃけどな……」

浦風「提督さん、それは言わんとこうや……」

磯風「やあ浦風、来てくれたか。……ん? 何だ司令もいるのか。いらっしゃい、ゆっくりして行ってくれ」

浦風「う、うん。そうするわ」

提督「あ、ああ。お言葉に甘えてゆっくりして逝くわ」

磯風「ふふふ、私と比叡の自慢の料理、楽しんでくれよ」スタスタ

提督「厨房では、一体何が出来ようるんじゃろうな……」

浦風「想像したくないけえやめて。ホンマに」

提督「……スマン」

浦風「ウチ、一回磯風の料理食べたことあるんじゃけど……丸一日腹痛にうなされたわ」

提督「マジかよ」

浦風「ウチ、あれを料理と呼んでいいんかどうか分からんわ……」

提督「……マジかよ」

浦風「それから、比叡さんの料理は……」

提督「言わずもがな、じゃな」

浦風「……うん」

提督「浦風、骨は拾ってくれ」

浦風「フラグ建てるのやめい。それはウチも同じなんじゃけえ」

提督「俺、怖えよ」

浦風「もうやめれ。そろそろ注文せんといけんじゃろ。磯風が嬉しそうに注文くるの待っとるんじゃ」チラッ

提督「ホンマや……カウンターの影からこっそりこっち見とるがな、あいつ」

浦風「……ボタン、押すで?」

提督「ちょっと待って。すぅー……はぁー……よし、ええよ」

浦風「南無三っ……!」ポチッ

 ピンポーン!

磯風「注文は決まったか?」

浦風「えーっと、このサンドイッチとアイスティーのセットで」

提督「じゃあ、俺も同じので」

磯風「ん、注文承ったぞ。少し待っていろ、持ってきてやる」フフン

浦風「……サンドイッチ、出てくるとええな」

提督「……じゃな」

   ◇

磯風「待たせたな。サンドイッチとアイスティーのセットだ。伝票はここに置いておく」

浦風「うん、ありがとね」

提督「さ、さて、食べるとするか」

磯風「ごゆっくりどうぞ」ペコリ

浦風「行ったね……」

提督「なあ浦風、比叡がウィンクしながらサムズアップしとるんじゃけど……」

比叡「( ・∀<)b」グッ

浦風「」

提督「食うしか……ねえよなぁ」

浦風「よし、食うで」

浦・提「いただきます……!」パクッ

浦・提「!?」

浦風(な、なんじゃこれ!?)

提督(あ、甘い……! 何でや!? 何で見た目は完璧なタマゴサンドなのに、なんでこんなに甘いんじゃ!?)

浦風(このカツサンド、なんでこんなに塩辛いんじゃ!? どう考えてもこれとんかつソース使ってないじゃろ!?)

浦・提(……まだ、四つも残っとる)

浦・提「……」チラッ

比・磯「( ・∀<)b」グッ

浦・提「」

浦風「……せめてアイスティーだけでも」チュー

浦風「」ゴフッ

提督「う、浦風!?」

浦風「なんやこの味……ウチ、こんな味知らん……で」ガクッ

提督「お、おい浦風!? しっかりせえ!」

浦風「」

提督「嘘じゃろ……? このアイスティー、どんな味がするんや……?」チュー

提督「」ゴフッ

提督(これ、香りは普通の紅茶じゃけど……味が完全に――)

 ――酢漬けイカじゃねえか。

提督「……ごめんな、浦風。俺も、無理だったわ……」ガクッ

比叡「あ、あれ? 司令? 浦風? ちょ、え!?」オロオロ

磯風「なぜ二人とも倒れているんだ? 美味しくできたはずなんだが……」ウーン

浦・提「」チーン

 その後、ぶっ倒れた提督と浦風は、比叡が執務室まで運んでいったそうな。

今回はここまでとします。

昼頃にまた更新できると思います。

何か申し出があれば気軽にどうぞ。

それではまたノシ

詳しく無いから分からないけどこの二人の広島弁は本物なの?
教えて地元の人

>>1です。今から更新しようと思います。

>>31私自身が広島人なので、普段喋ってる感じで書いてます。ただ、呉じゃないので、呉のほうに住んでいらっしゃる方には、少々違和感があるかもしれません。

では、始めます。 

浦風「……ひどい目に遭うたわ」

提督「……ホンマにな。やっぱり、あいつらに料理させたらいけんわ」

浦風「あの子たち、ちゃんと味見しとるんかなあ?」

提督「しとったらああはならんじゃろ……」

浦風「まあ、そうなんじゃけどね」

提督「晩飯は鳳翔さんのところでええよな?」

浦風「うん。ウチ、晩御飯くらいまともなのが食べたいわ」

提督「それな」

浦風「うぇ……まだ吐き気がするわ」

提督「俺はまだ腹痛え……あの二人、今度鳳翔さんか間宮さんに鍛えてもらったほうがええじゃろうな」

浦風「それなら、どうせ今日行くんじゃけえ、そん時に頼めばええじゃろ」

提督「じゃな。そういえば、浦風って料理できたっけ?」

浦風「簡単なやつじゃったらできるで」

提督「ホンマか。なら今度作ってや、お前の作ったら料理食べてみたい」

浦風「ん、また今度な。なんかリクエストある?」

提督「じゃあ、カレーがええ」

浦風「……海軍軍人らしい答えじゃね」

提督「ええが、別に」

書き込んだ後に誤字発見orz

脳内補完よろしくお願いします。

浦風「そういえば、夏の大規模作戦って最初はマリアナかレイテって言われとったよね」

提督「まあなー、去年が去年じゃったし」

浦風「……二方面作戦かつお札」

提督「……そしてダメ押しのE-6」

浦風「ウチ、最後死ぬか思うたんで?」

提督「あれはスマンかった。早い段階で諦めとけばよかったな」

浦風「その辺の判断も、提督のしごとじゃで」

提督「ホンマそれな」

浦風「まあ、もう終わったことじゃし。あんま気にしとらんけえ、別にええよ。ただ、今回も同じような失敗をしてほしくないけえね」

提督「ま、そりゃあな」

浦風「……ごめん、ちょっと吐いてくるわ」

提督「……いってら」

浦風「提督さん、今日はそれ束以外書類無いんじゃろ?」

提督「そうじゃけど、どしたん?」

浦風「ならさっさ終わらして、買い物行こうや!」

提督「えー……外ぶち暑いで?」

浦風「執務室よりも、どっかモールとかの中のほうが涼しいと思うで?」

提督「……はよ終わらせるで」

浦風「あいさー!」

   ◇

提督「よしっ」

浦風「おーわりーっ!」

提督「まさか30分で終わるとは思わんかったわ……ありがとな、浦風」

浦風「ええよええよ。じゃあ、ウチ準備してくるわ」

提督「あいよー」

浦風「あ、そうじゃ。ついでにほかの娘も誘ってええ?」

提督「別にええでー。どうせ車で移動するんじゃけえ、あんまりにも大人数じゃなかったらええだけじゃし」

浦風「はーい!」

 ガチャ パタン トテテテ

提督「さて、俺も着替えるかな」

浦風「提督さーん、お待たせー!」パタパタ

提督「お、来たかー。こちじゃー」

浦風「あれ? 提督さん、車買い換えた?」

提督「いや? あんま乗ってないけえ知らんのんかもしれんけど、このエルグランド前からあるで?」

浦風「ホンマか……全然しらんかったわー」

提督「で、誰連れてきたん?」

浦風「>>42>>43>>44!」

浜風

舞風

雪風

浦風「浜風と舞風と雪風!」

提督「結構濃ゆいの連れてきたんじゃな」

浜風「提督、私はそこまで濃くないと思うのですが」

舞風「ねえ提督、今度一緒に踊ろうよ!」

雪風「しれぇ! 今日はどこに行くんですか?」

提督「濃ゆいなー、ホンマに」

浦風「まあ、今日オフだったのがこの三人だったんだから、しゃあないがな」

提督「別にええんじゃけどな。んじゃ、行くか」

浦・浜・舞・雪「はーい!」

   ◇

提督「お前ら、どっか行きたいとこある?」

浦風「あ、それならウチ水着見に行きたい!」

浜風「それなら、私も水着を見ておきたいです」

舞風「私はどこでもいいよー」

雪風「私は新しい靴が欲しいです、しれぇ」

提督「おい雪風、何さりげなく俺に買わせようとしとるんじゃお前は。まあ、買うちゃるけど」

浦風「提督さん、やっぱり優しいね」ニヤニヤ

提督「……お前だけ晩もあのカフェに行かせるぞ?」

浦風「ごめん」

浜・舞・雪(あのカフェ……?)

提督「水着と靴かー、ならこの辺じゃのうて広島まで出た方がええじゃろうな」

浦風「もみじ饅頭食べたい!」

浜風「私は……川通り餅がいいです」

舞風「紅葉豚丼!」

雪風「帰りにお好み焼きを食べましょう!」

提督「お前ら食い意地半端ねえなオイ。とりあえず、府中のイオン行くで」

浦風「帰りに本通り寄ってや。クレープ食べたいけえ」

提督「まあ、それくらいなら別にええかな。じゃあ、着くまで適当になんかしとけや」

舞風「あ、ならしりとりしようよ!」

雪風「雪風、賛成です!」

浦風「なら、しりとり!」

浜風「りんご」

舞風「ごま」

雪風「マ○オ!」

提督「~♪」アーサーノヒカーリーマーブーシークテー

浦風「提督の番じゃで、はよしてや」

提督「え、俺も?」

浜風「一緒にやりましょう」

提督「俺、運転しょうるんじゃけど」

浦風「次何かウチが教えてあげるけえ。ちなみに、今『お』やで」

提督「……はぁ、しゃーねぇのぉ。オッゴ」

浦風「それガンダムやん……ゴリラ」

浜風「ラスカル」

舞風「ルンバ」

雪風「バイク!」

浦風「提督さん、『く』」

提督「クシャトリヤ」

浦風「まぁたガンダム……野次馬」

 この後イオンモールにつくまで、五人でしりとりをしていた。
 提督は最後までガンダムネタを貫いたそうな。

提督「さて、モールについたし、適当に見て回っとったらええでー」

浦風「提督さんはどうするん?」

提督「俺は俺で適当に見て回っとくわ。さすがに水着選ぶのについていっちゃいけんじゃろ」

浦風「うーん、ウチは別にきにせんのんじゃけど……まあ、ええか」

浜風「私は……少し恥ずかしいです」///

舞風「私はかわいい水着があればいいかな!」

提督「さいで。なら、選び終わったら連絡くれ。適当な場所で合流しようや」

浦風「あいさー」

   ◇

浜風「浦風姉さん、突然で申し訳ないのですが、提督と話していた『あのカフェ』というのは一体……?」

浦風「……ああ、あれか。えっとね、最近比叡さんと磯風がカフェを開いたの、知っとる?」

舞風「え"」

雪風「ぜ、絶対に行きたくありません」ガクブル

浜風「もしかして浦風姉さんは、行ったのですか?」

浦風「……提督さんと一緒じゃったけどね」

浜風「まあですが、まだ谷風がいないだけマシですね……」

浦風「ホンマにねぇ」トオイメ

舞風「そ、それで、どうだったの?」

浦風「あー、聞きたいん?」

浜・舞・雪「い、一応」ゴクリ

浦風「タマゴサンドが、甘かった」

浜・舞・雪「」

浦風「絶対に味見しとらんで、あの二人」

浜・舞・雪(ま、間違っても行かないようにしよう)

見てる人いるかな?

浦風「もうこの話はええじゃろ。早いとこ水着選ぼうや」

浜風「そうですね。サイズの合う水着があればいいのですが」

浦風「そうじゃねえ。胸のサイズで選んどったら、腰回りがガバガバってことが多いけえなぁ」

浜風「そのせいで、私は毎年紐ビキニにパレオですからね」

浦風「浜風、ウチより胸おっきかったっけ?」

浜風「春の身体測定の結果が正しければ、そのはずです」

浦風「うーん、やっぱりその辺のデザインしか合う水着無いかー。かわいい水着とか着たいのに、サイズで探したらやたらエロいのしか無いもんねぇ」

浜風「ええ。なので、それなりにかわいいのを選びましょうか」

浦風「そうじゃね。あ、これなんてどう? パレオのデザインもかわいいし」

浜風「あ、それいいですね。でも、私としてこっちのほうが……」

浦・浜「~♪」ワイワイキャッキャッ

舞・雪「……」

舞・雪(な、なんて贅沢な悩みなんですか!)

舞風(私はもうちょっと大人っぽい水着とか着てみたいのに!)

雪風(妹に胸の大きさで負けるなんて……すごく悔しいです!)

舞風「……私たちも選ぼっか」

雪風「……はい」

投下中の書き込みを遠慮してるだけでいますよ?

>>49
そうなんですか。なら安心です。

少し遅めですが、昼食をとってこようと思います。食べ終わったら再開するので、少々お待ちください。

昼食食べ終わったので再開します。

では続きから。


浦風「今年は結構かわいい水着があってよかったわぁ♪」

浜風「そうですね。ハイビスカス模様の水着はもう結構です」

浦風「そうじゃねぇ。白地に黒のフリルのついた水着、浜風にぴったりじゃしね」

浜風「あ、ありがとうございます」

舞風「今年は私もビキニに挑戦よ!」

雪風「雪風は安定のワンピースタイプです!」

浜風「普段とあまり変わらない気が……」

浦風「言うたら負けじゃとおもうで」

舞風「そういえば、提督に連絡しなくてもいいの?」

浦風「あ、そうじゃった。ラインライン~」ソウシン

浜風「あとは、雪風姉さんの靴ですか?」

雪風「そうです!」

舞風「何にするの? ビーサン?」

雪風「普通のスニーカーですよ!?」

浦風「提督さんに連絡したけえ、もうちょいで来ると思うで」

浜風「わかりました。なら、下手に移動せずに待っておきましょうか」

浦風「せやね」

提督「おーう、みんな選び終わったんかー?」

浦風「あ、提督さん。うん、みんな選び終わったで」

浜風「今年はかわいい水着があってよかったです」

提督「ほー、ならよかったがな」

浜風「はい!」

舞風「私は今年からビキニだよ!」

提督「えー、お前がビキニ……?」

舞風「その反応は酷くない!?」

雪風「しれぇ、雪風は靴を見に行きたいです!」

提督「そ、そういえばそっか。んじゃ、行くぞお前ら」

浦・浜・舞・雪「はーい」

   ◇


提督「んで、どんなんがええん?」

雪風「普段履きできるスニーカーが欲しいです」

提督「スニーカーか……こんなんはどうなん?」

雪風「ア○ィダスのスニーカーですか……このタイプって結構硬いですよね?」

提督「まあな。でも、馴染んで柔らかくなってきたら結構履きやすいで?」

雪風「ほえー、そうなんですね」

浦風「……提督さんと雪風、なんか従妹みたいじゃね」

浜風「何となくわかります」

舞風「ダンスシューズ無いかなー♪」

浦風「さすがにそういうのは無いじゃろ、あっても初心者用のランニングシューズぐらいじゃと思うで」

舞風「そう?」

浜風「あ、どうやら決まったみたいですよ。私たちはあそこのベンチで待っていましょう」

浦風「そうじゃね。ほら舞風、行くでー」

舞風「あいさー」

提督「さて、みんなの買い物も終わったし、そろそろ帰るか?」

浜風「提督、お腹がすきました」

舞風「私もー」

雪風「お好み焼きを食べましょう!」

浦風「……じゃって」

提督「……さいで」

浦風「で、どうするん提督さん?」

提督「んー、まあせっかく広島まで来たんじゃし、食って帰るか」

浦風「じゃと、みんな」

浜・舞・雪「いぇい!」

提督「なら、八昌に行くか。結構待つことになると思うけど、それでもええか?」

浜風「そこのお好み焼きは美味しいのですか?」

提督「地元の奴らにうまいお好み焼き屋を聞いたら、ほぼ間違いなく名前が挙がる名店やで」

浦風「八昌かー、久しぶりに行くわー」

提督「そういえば、浦風は前に一緒に行ったことあったな」

浦風「うまかったわー、あっこのお好み焼き。……めちゃめちゃ待ったけどな」

提督「まあ、それはしゃあないって」

舞風「やったー! お好み焼きだー!」

雪風「楽しみです!」

提督「んじゃ、行くでー」

浦・浜・舞・雪「あいさー」

   ◇

提督「さて、並ぶか」

浦風「並ぶこと前提なんじゃね」

提督「そりゃそうじゃろ」

浜風「あれ? あそこにいるのって>>55>>56なのでは?」

陸奥

朝潮

浜風「あれ? あそこにいるのって陸奥さんと朝潮なのでは?」

提督「ん? ホンマや。あいつらもここ知っとったんじゃな」

浦風「意外じゃねえ。自分で調べたんかな?」

舞風「なんでもいいけど、早く並ばないとまずいんじゃない?」

提督「そうじゃったな。よーし、並ぶでー」

浦風「あいよー」



投下中でも気軽に書き込んでくれてかまいませんよ。
見てくれている人がいると、モチベーションも上がりますし。

提督「よう二人とも。お前らもこの店知っとったんじゃな」

陸奥「あら提督。あなたも来てたのね」

提督「まあな。こいつらの買い物のついでじゃけど」

浦風「陸奥さーん、陸奥さんもお好み焼き食べるんですね」

陸奥「浦風ちゃんは私にどんなイメージを持ってるの……?」

浦風「えっと、なんか高級レストランでワインと一緒にコース料理を食べてる感じ?」

陸奥「……そう」

提督「はっきり言うと、俺もそう思っとった」

陸奥「提督まで……」

朝潮「私のこと、忘れてないですか?」

浦風「あれ? おったんじゃ」

朝潮「……」

浜風「姉さん、私は陸奥さんと朝潮がいるって言いまたよ?」

浦風「いやー、陸奥さんが以外すぎて、完全に見えとらんかったわ」タハハ

朝潮「……」グスン

舞風「あ、朝潮ちゃん、元気だしなって! ほら、ステップワン、ツー!」

雪風「ここで踊らないほうがいいと思いますよ?」

陸奥「何? この濃いメンツは……」

提督「……お前もそう思うか」

陸奥「……ええ」

おつー

>>61
まだもう少し投下します。


提督「それはそうと、お前は何でここにおるん?」

陸奥「加賀さんにこの店を教えてもらって、一度来てみたいと思っていたから、出かけるついでにと思って」

提督「なるほど、加賀さんが情報源か。まあ、あの人なら知っとってもおかしくはねえな」

陸奥「それで、朝潮ちゃんも一緒に行きたいって言うから、連れてきてあげたの」

提督「なるほど。普段見ん珍しい組み合わせじゃなーって思ったら、そういうことか」

陸奥「そういうことよ」

提督「それにしても、まだ時間が早いけえ人があんまおらんで助かったわ」

陸奥「本当にね。早めに来ておいてよかったわ」

浦風「提督さん、順番来たでー! 陸奥さんも!」

浜風「提督、早く食べましょう!」

雪風「しれぇ!」

提督「あいよ! んじゃ、入るか」

陸奥「そうね」フフッ

浦風「はよはよ!」

提督「はいはい」

そんな濃いメンツかね?

>>63
個人的に扱いに困るというかなんというか……そんな感じです。

では続き。


提督「みんなカウンターでええんか?」

浦風「ウチはカウンター以外は認めんで」

浜風「姉さんが座るなら、私もカウンターにします」

陸奥「私はどちらでもいいけど」

朝潮「カウンターに座ってみたいわね」

雪風「しれぇ! おすすめは何ですか!?」

提督「雪風、ちょい落ち着け」

雪風「はい!」

提督「お前分かっとらんじゃろ……」

浦風「ま、全員カウンターでええんとちゃう?」

提督「あいよ。すいませーん、カウンター席七人!」

店員1「いらっしゃいませー! カウンター席七人入りまーす!」

店員2「ご注文が決まりましたら、声をかけてくださーい!」

提督「よっしゃ、お前ら何にするん?」

浦風「お兄ちゃーん、ウチはホルモン玉のそば!」

浜風「私は……この豚イカ玉のそばを」

舞風「えっとー、じゃあイカ玉のそば!」

雪風「私は豚玉のそばをお願いします!」

朝潮「私は豚玉のうどんにするわ」

陸奥「うーん、豚ホルモンのそば二玉で」

店員3「えー……ホルモン玉、豚イカ玉、イカ玉、豚玉二つ、豚ホルモン。豚玉一つ以外は全てそば、豚ホルモンは二玉でよろしいですね?」

提督「合っとるか?」

浦風「おっけー!」

提督「じゃあそれで」

店員3「ご注文承りましたー!」

浜風「楽しみです」ワクワク

朝潮「そばとうどんってどう違うのかしら?」

提督「お前知らんかったんかい」

店員1「ようT、久しぶりじゃのお」

提督「お前か、久しぶり」

店員1「T、確か今提督やっとるんじゃろ? もしかして、この娘たちが艦娘なん?」

提督「そうじゃで。みんな俺の自慢の部下じゃけえな」

店員1「ははっ、言うようになったのお。で、お前は何にするんな」

提督「じゃあ、豚ホルモン玉のそば二玉」

店員1「あいよ。お前は自分で焼くじゃろ?」

提督「当たり前じゃろうが」

店員1「おっけー、ちょっと待っとれ。持ってくる」

提督「はいよ」

浦風「提督さん、あの兄ちゃんと仲ええね。知り合いなん?」

提督「高校の時の同級生だよ。今もたまに遊んだりしとるで」

浦風「へぇー。ていうか、提督さん自分で焼くんじゃな」

提督「まあ、ガキの頃から結構自分で作って食っとったしな。慣れとるだけじゃ」

浦風「じゃあさ、ウチのも焼いてや」

提督「別にええけど、自分でやってみんのんか?」

浦風「提督さんに焼いてほしいけえ、別にええの」

提督「ま、ええか。今度焼き方教えちゃるわ」

浦風「ホンマに? やった!」

店員1「ほい、豚ホルモン玉のそば二。ついでにその青髪のこの分も」

提督「お、来た来た。んじゃ、お前は他の奴らの分を焼いちゃってくれや」

店員1「ははっ。お熱いこって」

提督「茶化さんでええけえはよ行け」

店員1「はいはい」ニヤニヤ

提督「……今度会うたらシバき回したろ」

浦風「提督さん、はよ作ってや!」

提督「はいはい、ちょい待て」ジュー

浦風「やっぱり慣れとるんじゃね。うまいがな」

提督「学校帰りに結構食っとったしな。まあ、こんなもん慣れじゃ慣れ」

浦風「ウチの分と同時に作っとるのって、やっぱ慣れとる証拠なん?」

提督「まあな。慣れたら二つ一気に作るのくらいなんてことないで」

浦風「ほえー」

提督「これをひっくり返して……よっと」クルリッ

浦風「おお!」

提督「で、ソースを塗って……ほい、できたで」

浦風「おー! いただきまーす!」

提督「じゃ、俺も食うかな」コテスチャ

浦風「うまーい!」パンパカパーン

提督「良かったのお」ナデナデ

浦風「うんっ!」


 提督と浦風以外は初めて食べるお好み焼き(広島風)に感激していたそうな。
 ちなみに、陸奥は店員1に焼き方を教えてもらいながら自分で焼いて食べていた。

~帰り道 in 車~

提督「みんな寝とるなー」

陸奥「そうね。今日一日はしゃいで疲れたのかしら」

提督「多分そうじゃろうな。あいつらずっとテンション高かったし」

陸奥「それにしてもおいしかったわ、あの店のお好み焼き」

提督「じゃろ? あっこのお好みはうまいけえなー。時間あったら、また食いに行きたいわ」

陸奥「あら、ならその時は声をかけてね」

提督「……善処する」

陸奥「……えー」

提督「まあ、またみんなで行くのも悪くないじゃろうな。今度は加賀さんも誘ってみるか」

陸奥「いいわね。加賀さんなら、もっと美味しい店も知っているでしょうし」

提督「地元の人間の前でそれを言うか、陸奥よ」

陸奥「あら? 提督のご実家は呉にあるんじゃないの

ま、まだ途中だったのに投下してしまったorz

完全版はこちら↓


~帰り道 in 車~

提督「みんな寝とるなー」

陸奥「そうね。今日一日はしゃいで疲れたのかしら」

提督「多分そうじゃろうな。あいつらずっとテンション高かったし」

陸奥「それにしてもおいしかったわ、あの店のお好み焼き」

提督「じゃろ? あっこのお好みはうまいけえなー。時間あったら、また食いに行きたいわ」

陸奥「あら、ならその時は声をかけてね」

提督「……善処する」

陸奥「……えー」

提督「まあ、またみんなで行くのも悪くないじゃろうな。今度は加賀さんも誘ってみるか」

陸奥「いいわね。加賀さんなら、もっと美味しい店も知っているでしょうし」

提督「地元の人間の前でそれを言うか、陸奥よ」

陸奥「あら? 提督のご実家は呉にあるんじゃないの?」

提督「何でそうなっとるんかは分からんけど、俺の実家は広島市やで」

陸奥「そうだったの? でも、みんな提督の実家は呉にあると思ってるわよ?」

提督「ホンマか……まあ、浦風以外には言うとらんし、当然か」

陸奥「ふふっ、本当に浦風ちゃんと仲がいいのね」

提督「まあな。おんなじ広島人じゃし」

陸奥「……少し、妬けちゃうわね」

提督「なんか言うたか?」

陸奥「なんでもないわ。それよりも来週の海水浴、楽しみにしてるわよ?」

提督「おう、スイカ買うとかんといけんな」

陸奥「そうね」

 駆逐艦たちは、鎮守府につくまでぐっすり眠っていた。

今回はここまで。

次は今晩にでも再開します。

それではまたノシ

>>1です。
何だか結構レスが荒れてますね……w

まあ、それはほっといて再開しまーす。

では続きを。


浦風「提督さん、大本営から資源届いたけえいつも通りハンコ押しといて」

提督「はいよー、っと。うーん、相変わらず微妙な量しか渡してくれんなあ。もうちょい太っ腹でもええと思うんじゃけど」

浦風「もともと資源に乏しい国じゃし、しゃあないじゃろ」

提督「それもそうか。その分遠征組が頑張ってくれとるし。あ、そうじゃ浦風、これ遠征組とオリョクル組が今週のノルマ終わらしたら渡しといて」

浦風「ま、間宮券……ええなあ、遠征組」

提督「何言うとんじゃ。お前昨日は八昌でお好み焼き食ったじゃねえか」

浦風「それとこれは別~。あー、ウチも間宮さんのアイス食いたいわー」チラッチラッ

提督「……昼飯がてら、間宮さんのとこ行くか」

浦風「やった! さすが提督さん、大好きやで!」

提督「はいはい。なら、そろそろみんな帰って来るけえ渡しといてな」

浦風「はーい、じゃあ母港まで行っとくわー」

 ガチャ パタン トテテテ

提督「……さて、今日の書類の山を消化していくかな」カリカリ

浦風「ただいまー」

提督「お帰りー、みんな何て?」

浦風「ツンデレ隊以外は素直に喜んどったよ」

提督「あいつら……素直になっても罰は当たらんのになあ」

浦風「まあ、それがツンデレ隊のかわいいとこなんじゃけえ、別にええんとちゃう?」

提督「そうじゃけどなー、素直に喜んどるあいつらも見てみたいんよ。俺は」

浦風「なるほどー。じゃけど、素直になっとるあの娘ら、想像できる? 曙とか特に」

提督「……無理じゃな」

浦風「じゃろ? まあ話変わるけど、ウチあの子の『クソ提督』ってのは許せんなあ」

提督「何で? 俺は別に気にしとらんけど」

浦風「じゃあ、提督さんはウチがクソ呼ばわりされたらどうする?」

提督「間違いなくキレる」

浦風「ウチもそれと一緒じゃ。今度またオハナシしとこ」

提督「今のお話の響きが、俺の知らないお話に聞こえたのって気のせい?」

浦風「気のせいじゃ」

提督「そ、そう」

見てる人いるかな?


浦風「おなかすいた」

提督「あー、そういえば結構ええ時間じゃな。おっしゃ、間宮さんとこ行くか」

浦風「よっしゃ! ならはよ行こうや!」

提督「はいはい」

   ◇

提督「さて、何食うかな」

浦風「じゃあ、ウチこのトマトカレーにする」

提督「じゃあ、俺は夏野菜カレーじゃな」

浦風「ちゃんとしたご飯がお昼に食べれるんじゃね……」

提督「そうじゃな……間宮さーん、注文いいですかー?」

間宮「はーい、ただいまー」パタパタ

提督「えっと、トマトカレー一つと夏野菜カレー大盛り一つ」

間宮「辛さはどうなさいますか?」

浦風「ウチ辛口で」

提督「じゃあ、俺は3辛で」

間宮「はーい、分かりました。少々お待ちください」ニコッ

提督「浦風って、結構辛いのいけるよな。なんか意外じゃな」

浦風「別にそうでもないで? 浜風も辛いの好きじゃし」

提督「へー」

見てるよ
ココイチの辛さで考えればいいんかね

間宮「お待たせしましたー。トマトカレーと夏野菜カレーです」

提督「お、来た来た」

浦風「やっぱ間宮さんのとこに来たらカレーじゃよね」

間宮「ふふっ、気に入ってもらえてうれしいわ」

提督「あ、間宮さん。後で遠征組の娘たちが来ると思うんで、アイス用意しておいてあげてください」

間宮「はい、了解しました。あ、来週の分はまた請求書出しときますね」

提督「了解です」

浦風「あれ? 間宮券って、提督さんの自腹じゃったん?」

間宮「そうですよ。最初は大本営から任務報酬で支給されるものだけだったんですけど、最近は提督さんが私から直接アイスのお代で買ってるんですよ」

浦風「へー、そうじゃったんじゃな」

提督「あー、まあ、懐に余裕が出てきてからじゃけえ、ホンマに最近じゃけどな」

浦風「そうじゃったんじゃな」

提督「まあ、お前が気にすることじゃねえよ」

間宮「じゃあ、ごゆっくりどうぞ」

提督「じゃ、食うか。はよ食わな冷める」

浦風「そうじゃね。あ、提督さんのちょっと頂戴や」

提督「おお、ええで。ならお前のもちょっともらうわ」

浦風「ええよー」ハイ、アーン

提督「サンキュ」アーン

浦風「ウチにもー」

提督「ほれ」ハイ、アーン

浦風「えへへー」アーン

周りにいる艦娘たち(リア充爆発しろ!)


>>86
そうですね。ココ壱基準でおkです。

浦風「さて、おなかもいっぱいになったし、何する?」

提督「執務の続き」

浦風「えー、なんかしようやー」

提督「お前なー、執務サボるわけにはいけんじゃろうが」

浦風「ちょっとくらい大丈夫じゃって」

提督「なら後で手伝えよ?」

浦風「別にええよ」

提督「……明日は台風かな?」

浦風「何で!?」

提督「だって、普段執務を手伝わんお前が素直に手伝うって……台風以外に何があるんや」

浦風「いや、執務の手伝いくらい頼まれればするで!?」

提督「……ホンマに?」

浦風「なんだかんだで提督さんが一人で終わらせとるけえ、ウチが手伝うまでもないだけなんじゃけど」

提督「……そういえばそうじゃな」

浦風「じゃろ?」

提督「まあ、なら後で手伝ってもらうとして、何するん?」

浦風「人生ゲーム」

提督「二人で?」

浦風「いや、さすがに誰か呼ぶよ?」

 誰を呼ぶ? >>90->>93

あ、あれ? 見てる人いないの?

陽炎

居ることは居るけど安価の範囲待ちよ
五月雨で

村雨

スレタイに安価って付いてない弊害じゃね
非安価だと思って来た人はそっ閉じか読んでも安価に参加しないだろうし
安価狙いの人はこのスレに辿り着けないから

荒れにくいだろうし別に良いだろ
そんなに大事なことでもないし立て直すもんでもない
今更言っても仕方がない

構ってちゃんみたいに露骨に見てる人居ないの連呼してるからさ
そんなに構って欲しいなら安価でもスレタイに付けとけば安価目的で人が増えたのにねって事

>>91 >>95->>96
なるほど。なら、自分のペースでやっていきますね。

>>97
別にそんなつもりはなかったのですが……。これからは自重します。


浦風「なら、陽炎姉さんと五月雨、夕張さん、村雨ちゃんでいい?」

提督「俺は別に誰でもええけど、あいつら今暇なんか? 特に夕張」

浦風「うーん、どうなんじゃろ? 一応全員にラインしてみる」

提督「そうしなはれ」

   ◇

提督「……で、結局読んだやつらは全員来たと」

陽炎「浦風に呼ばれたからね。暇だったし来たわ」

五月雨「提督と遊ぶのは初めてですね! 私、緊張しちゃいます!」

提督「その割には元気やな」

夕張「いやー、工廠の方は完全に明石さんが一人でやっちゃってて暇でしたからねー。遊びに来ました」

村雨「私もちょうど部屋でゴロゴロしてたから、遊びに来た!」

提督「……さいで」

浦風「まあ、雪風とか瑞鶴さんとか、激運の娘は呼んでないからそこそこには楽しめると思うで」

夕張「浦風ちゃん、それフラ――」

 コンコン

「失礼します」

 執務室にやってきたのは? >>98 >>99

翔鶴

安価ミスってるで
一応大鳳

ミスってるorz

>>99 >>100で脳内補完お願いします。


翔鶴「失礼します。本日のキス島への出撃の報告書をお持ちしました」

大鳳「提督、何をなさっているんですか?」

提督「おお、翔鶴と大鳳か。あ、報告書はデスクの上に置いといて」

浦風「今から人生ゲームやるんじゃけど、二人もどう?」

翔鶴「じ、人生ゲームですか」

大鳳「私、運ないから、あんまりすごろくとかは……」

夕張「大丈夫。雪風とか時雨はいないから、みんな同じようなものよ」

提督「せやで。福引が必ずポケットティッシュの俺はお前の仲間じゃ、大鳳」

翔鶴「ま、まあ執務に支障が出ないというのであれば、私は参加してもいいですよ」ソワソワ

陽炎「翔鶴、『やりたいです』って言うのが一目見て分かるわよ……」

翔鶴「ええっ!?」

大鳳「……これは、やるしかなさそうですね」

提督「……なんかごめんな」

大鳳「……いえ、別に大丈夫です」

提督「じゃあ、順番決めるか。ルーレット回して、数が大きかった奴から順番にするでー」

浦風「あいさー」

 みんながルーレットを回して出た数字は?

 提督>>102
 浦風>>103
 陽炎>>104
五月雨>>105
夕張>>106
 五月雨>>107
 翔鶴>>108
 大鳳>>109

a
安価増えてきたな

言いたくは無いがコンマや安価を多様しすぎ
レス乞食じゃないんだからもっと文と安価の配分を考えようよただでさえ人が少ないんだしさあ

数を書くのかな?それともコンマ?数字なら4

またミスってるorz

二つ目の五月雨→村雨で、安価はひとつずつ下にずらします。

はいはいレス乞食レス乞食

ゲームだからって安価する必要ないし参加する艦娘も同じ
内容面白いしヒロイン浦風って決まってるようなもんなんだし
次から全部>>1が決めて続けて欲しい

>>104 >>107
まさかここまで言われるとは……。自分でも安価多いなとは思っていたのですが、すみません。
これからは安価は控えるようにします。すみません。
一応人数分の数字が出た時点で、次を投下しようと思います。

>>108
了解しました。次からは困った時だけ安価にします。

あまりにも安価を自重しなさ過ぎたので、勝手に順番を決めさせていただきます。

陽炎→夕張→浦風→翔鶴→提督→五月雨→大鳳→村雨

で行きたいと思います。

提督「さて、順番も決まったことだし、始めるか」

陽炎「分かったわ。なら私からね」ルーレットクルクル

五月雨「5ですね」

陽炎「えーっと、何々……『サラリーマンになる。初任給として5000円を得る』ね」

提督「うわ、とんだブラック企業だな……そういえば、銀行はだれがやるよ?」

翔鶴「あ、なら私がしますね。はい、陽炎ちゃん、5000円」

陽炎「ありがとうございます」

夕張「よっしゃ、次は私ですね! ルーレットスタート!」

浦風「2じゃね」

提督「うわービミョーw」

夕張「うるさいですよ!? 何々、『就活に失敗! 一回休み』……」

提督「ドンマイw」プススー

夕張「……絶許」グスン

浦風「まあまあ。じゃあ次はウチじゃね」

提督「お、9か。結構ええ数字でたな」

浦風「じゃね。『医者になる。初任給として15000を得る』じゃと」

翔鶴「はい、15000円」

浦風「ありがとねー」

翔鶴「次は……私ですね!」ワクワク

村雨「翔鶴さん楽しそうだなー。あ、7だ」

翔鶴「えっと『三ツ星レストランのシェフになる。初任給として8000円を得る』ですね。8000円、っと」

提督「おっしゃ、次は俺やな」

浦風「うわ、10出しよった」

提督「何々……『提督に就任。初任給20000円を得る』。おい、俺ゲームでも提督なんか」

翔鶴「ふふふ、みたいですね。はい、20000円です」

提督「どうも」

五月雨「次は私ですね。えいっ」

村雨「6が出たねー」

五月雨「……『艤装整備士になる。初任給として7000円を得る』だそうです!」

翔鶴「えっと、7000円ね。……はい、どうぞ」

五月雨「ありがとうございます!」

村雨「うれしそうね、五月雨♪」

五月雨「はいっ!」

大鳳「つ、次は私ね……!」

提督「あんま力みすぎんほうがええで」

大鳳「いえ、問題ありません! ……あ」

浦風「見事に数字を区切っとる線の上で止まった……」

翔鶴「も、もう一回ですねっ!」

大鳳「……はい」グスン

夕張「今度はちゃんと止まりましたね……1に」

大鳳「……もうやだぁ」

提督「ま、まあまあ。えっと『容疑者と間違えられ拘留される。一回休み』……」

大鳳「」チーン

夕張「で、出だしから酷すぎる……」

村雨「さ、最後は私ね! いくわよー!」

翔鶴「3ですね。命令は何でしょうか」

村雨「『新聞配達のバイトを始める。初任給として3000円を得る』だって!」

翔鶴「3000円ですね、どうぞ」

村雨「うーん、微妙な出だしだけど、これから巻き返せばいっか♪」

夕・大「……」←一回休みを食らった人たち

~二周目~

陽炎「私の番ね!」

提督「8じゃな」

陽炎「えっと……『秋葉原へ行きオタクに目覚める。フィギュアの購入により8000円の支出』って、速攻で借金抱えちゃったじゃない!?」

翔鶴「か、陽炎ちゃん、大丈夫よ。はい、約束手形」

陽炎「……大丈夫じゃない気がするのは私だけなの?」

夕張「……一回休みでーす」

提督「よし次」

夕張「せめておいしくイジってもらえませんかねえ!?」

浦風「次はウチじゃねー」

夕張「……もういいよ、チクショー」グスン

五月雨「7ですね。うーん、どんどん突き放されちゃいます……」

浦風「えっと『交通事故の現場に遭遇。人助けとして5000円を得る。医者であれば+5000円』じゃって。やった、10000円もろうたで提督さん!」

提督「よかったがな」

浦風「うん!」

翔鶴「次は私ですね。えいっ」

村雨「5だねー」

翔鶴「『妹が結婚詐欺に遭う。援助金として20000円を支払う』……瑞鶴になんてことするんですか、提督!」

提督「俺じゃなかろうが! ゲームの話じゃ!」

陽炎「翔鶴さん、これで借金仲間ですね」

翔鶴「え? ……ホントだ」ズーン

提督「ていうか、この人生ゲーム最初の所持金0でスタートなんだよな。どんだけシビアなんだよ」

提督「さて、俺か。……ん? これ提督だけ分岐しとらんか?」

浦風「え? ホンマじゃな。『提督コース』がある……」

提督「ま、まあええか。とりあえず回そう」

夕張「5ですね」

提督「なんか怖えわ、この提督コース。えっと……『羅針盤に負ける。一回休み』。ふざけんなよワレェ!」

夕張「ら、羅針盤w」プークスクス

浦風「これは笑うわw」

翔鶴「瑞鶴を騙した報いです!」

提督「じゃけえ俺じゃねえっての!」

五月雨「わ、私回しますね?」

村雨「9かー、惜しいじゃない!」

五月雨「えっと『盗難に遭う。所持金が0円になる』……」グスン

提督「……これはかわいそうじゃな」

翔鶴「……ええ」

大鳳「……一回休みです」ドヨーン

大鳳以外(か、かける言葉が見当たらない……!)

村雨「え、えっと、じゃあ回すねっ!」

陽炎「お、10が出たけど残念だったわね。いらっしゃい、オタクの世界へ。そして、あなたも負債を背負うのよ」

村雨「」

提督「これはひどい」

今回はここまでとします。

これからは本当に困った時以外は安価は取りません。基本的に自分で決めて進めていきます。

明後日から試験週間に入るので、更新速度が落ちるかもしれません。ご了承ください。

それではまたノシ

予告:本日のヒトキュウマルマル頃から再開しようと思います。

そういえば、鳥のつけ方がイマイチよく分からないので、誰か教えてくれませんか?

名前欄に#付けてその後に好きな文字を書き込むだけ

>>123
ありがとうございます。こうですかね?

>>122
■SS速報VIPへ初めて来た方へ
■SS速報VIPへ初めて来た方へ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435749626/)


ここ見とくのが手っ取り早いかも

>>125
最初に読んでおくべきでしたorz

ありがとうございます。

>>1です。
急用ができたため遅くなってしまいました。すみません。

出は再開したいと思います。

                                                      //l__
                            ..  -‐…・・…‐-  、             //l⌒/
  ___                    ,. ´               \         /::::::::/
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            \:::::.、        //::フ: : /__: : : : : : \\: : :\   ∧      Ⅶ       // //
            \:`、       r</: : :/:/: : : : : \: : : :\\: ,ィ'⌒ヽ∧      Ⅵ.     // //
             ヽ: 、      〈: :/: : : :/: :ト: : : : : : : :\: :: : ヽ (⌒>yハ||         Ⅵ    // //
              ⅵ、    〈::/: : : : l: : :|: ', : : : : : : : :ヽ : : : : Y___>kくリ       ∥  // //
               Ⅵ:、    У: : : : :|: : :|、: : : : \: : : : l: : : : :(: :/: lヽ)       //   // //
                 乂_:≧=-//: : : : ム__: l \: \: :.\(: :|: : : : : ヽしノノ、_,.. .彡::/   // //
                \:::://イ: : : :/__`、l、 \-―: :\|: : : :l |: :|: :|::::::::::::::::::::: /   // //
                   / 从: : :V《て心ヽ   `___ミ| : \: ∧V:|: :|`'ー---‐'′  // /⌒ヽ
                  /: : :\ ハ 乂り  \ 'てj心k: : :.:イ|: :ヽゝイ     .。s≦\/ /////ハ
                ヽ、__彡: : : : : :从 ,,,  、    ゞ‐'.//i リ|: : : ∥ll   〈//○∧/ /////  \     始まるでー!
             /⌒: : : :_彡イ: 人  __   ''' / __彡'/ : : ∥ ll    ∨.//∥∥//////\ \ _
                /: ://⌒>―<彡: :\ ヽ__ ノ   イ::::::::/ : : :/l ∥   /⌒ヽ∥∥////∩∥ \・〈_/
                ({: : しイ/         {ヽ乏{ヽ-=≦ /从:::;彡: :/:.:l 〃   {_・」| | ll/////'=|/   V./
、               ̄ノ          {ヽ|:::弋   /:::::\_彡: : \-ー‐.ミ、 /={ llⅱ//∧/)__  .//
. \               /          }ヽ|:::::::Ⅵ、 { ';:::::::::ヽ)ミ_\: : : :ノ⌒)ハ -=乂从/ つ/ /ヽ.//
   \        ./⌒ヽ    ,. -― 、∧ハ::::::::::Ⅵ、_/';:::::::::l}ヽハ   ̄   ∠/リ      .} 弋ノ(/ }//
     ` 、   /⌒ヽヽ∧  /∧__ ィ )ノ  \:::::::Ⅵ、==、:::::lN/ !               {  /Ⅵニニ}=|
      ヽ く     Ⅵl |/ //∧/    l \:::::Ⅵ、::::::l:::∥\ ヽ              入   \・ /
\      )      }/≧=-///ハ       、  \:::Ⅵ、:::l:∥|  ヽ \         /     / ̄
  \        ,,. <≧=-≧=-.//∧.      \  \:ⅥY/ l   У ヽ          /    , ′
  //\    。<ニ≧=-ニニニ=//≧ハ       `'ー、ヾⅥ/ノ   i三三!       /    /
. //::/⌒ ̄\:::::≧=-ニニニニ//≧〈.∧  /     ..::::ヽ「)k、   从㌃ ヽ ,.. ´    /
∥:///////○///≧:::::)≧=-//≧〈∧//   ,. ´ ̄ ̄/イ( k、  人    /     , ′
{:::∥////////////∧::::::≧//≧=-∨___   /    / /   Ⅵイニ\           /
、::{{////////////∧/////>―<三\   /  /⌒   {   八ムニニl\      /
\\///○/////∧/////(⌒ ̄\ \ \ !/     /o!  / |iⅥニニ!  \    /
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~三周目~

陽炎「さて、早いとこ借金の返済をしなくちゃね!」エイヤッ

夕張「6ですね」

陽炎「『宝くじが当たる。50000円を得る』。やった! 借金返済だわ!」

提督「おー、運がええな」

翔鶴「借金の5000円を差し引いて……はい、45000円」

陽炎「よし、これで一気に所持金額一位ね!」

夕張「よし、やっと進めますよ!」

浦風「さて、無事就職できるんかねえ?」

夕張「で、できますよきっと……えいっ」

翔鶴「……9が出たわね」

夕張「……『おめでとう、君は晴れて親のすねかじりだ! 小遣い2000円を得る』」

浦風「なんか、夕張さんの時だけ悪意感じるのはウチだけ?」

村雨「ま、まあ人生こういうこともあるって!」

五月雨「そ、そうですよ!」

夕張「慰められるって、結構グッサリ来ますね……」

浦風「まあ、とりあえず回すでー」

陽炎「2ね。あんた、初めて微妙な数字出したわね」

浦風「そうじゃな……『仕事でミスをしてヤケ酒。6000円支払う』。……そんなに飲んだんか」つ\6000

提督「俺は飲めれんけえ知らんけど、これって結構な額じゃよな」

翔鶴「そうですね」ウケトリ

夕張「ヤケ酒……やったことないですね」

翔鶴「そもそも、あんまりガバガバ飲むのはよくないわよ? えいっ」

提督「4か。平凡じゃな」

翔鶴「『恋人ができる。ほかのプレイヤーからお祝いとして1000円ずつ受け取る』。みなさん、お金ください」(つ・ω・)つ

提督「これなー、恋人ができてお祝いって人生ゲームの特徴じゃよなー」ホレ

浦風「せやねー」ハイ

陽炎「なんか気にくわないわ……」アゲルケド

夕張「所持金が半分に……」チクショー!

五月雨「はい、どうぞ!」ハイッ

村雨「いいなー、私も欲しい!」ドウゾ

大鳳「……約束手形、貰える?」つ

翔鶴「……どうぞ」

大鳳「……ありがとう」

ミス発見orz
五月雨は約束手形をもらったことにしておいてください。



提督「……羅針盤め」ピキピキ

浦風「しゃあないじゃろ、ゲームなんじゃけえ」

五月雨「私ですね!」ソイヤッ

陽炎「乙女らしからぬ掛け声が聞こえた気がしたんだけど……8ね」

五月雨「『急な仕事が舞い込んできた。フリーター以外は初任給分の金額を得る』。借金脱却です!」

村雨「良かったじゃない!」

翔鶴「はい、どうぞ。ついでに約束手形ももらっとくわね」

五月雨「嬉しいです!」

大鳳「……やっと私の番ね」

提督「行けれ大鳳! お前ならやれる!」

浦風「そうやで!」ガンバッテ

大鳳「うん……!」テイッ

夕張「おお、8が出ましたよ! これで大鳳もお医者さんです!」

大鳳「や……」プルプル

陽炎「ど、どうしたのよ?」

大鳳「やった――――――!!!!」バンザーイ!!

翔鶴「良かったわね、大鳳ちゃん!」つ\14000

大鳳「はいっ!」つ約束手形

村雨「あとは私が借金から脱却しなきゃ……!」破ッ

提督「いや、掛け声おかしいじゃろ」

大鳳「でもなんだかんだで5ですね」←無事復活しました

村雨「『仕事でミスをしてヤケ酒。6000円支払う』……借金増えた」orz

翔鶴「借金仲間なら私がまだいるわよ?」カタポン

村雨「……嬉しくねー」

現在の集計

陽炎:19マス目 \44000

夕張:11マス目 \1000

浦風:18マス目 \18000

翔鶴:16マス目 \7000(借金\20000)

提督:15マス目 \19000

五月雨:23マス目 \6000

大鳳:9マス目 \14000

村雨:18マス目 \0(借金\12000)

                _____ ,. . --.、

                  |      ,. ヽ=== :,ヽ,____
                /}  , .:.:´: : : :.; : : : : : :` : . 、  〉
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.            //:./_,|:.:.l : : :l: :! ;'/  ||.!: : : | : : |: :|: : :',: :|ハ
         /: :.:/:/ .l:,ィl: : : :i:.l,ィzzミ.リ.V: :.:|i: :.'|¨j|: 、: !: | :|',
         /:. :,:ィ ´ ., |{ .!: : : :!:{ん:沁.ヽ ∨: |:ヽ:.|/ |: : :.|: | :| }!
.      /: : : : :/:>、./  ';、|: : : :l:|.VZン    `~''ィ=ミ、.|: : :.|: ! :| ||
     ,: : : : : : /:.ー┬‐fi_,V| : : : i|        だ:リ 》}: : :.|:.|: :!ノi
      {: : : : : /!:|: : :i{: :∧  ', : : : !      ,  `‐゛ ./V!: /:,': リ:/     <長引きそうなので、ここからはダイジェストでお送りします
     ∨: : :.,' | |: : :|ゝ: :∧. ',: : :.|   f   、    .,'  }:/:/:./イ
      \:.:{ , V: :|ヽ,._ ̄  ,.V: :ト . ` -'     イ-=彡 : / ノ
       `ィ゙ ,ィト、:;ィ::;:ヽ`"´  \! `s。.,. r ≦     |: :/
          { ´ ',.´-i:::::ヾ\     ヽ.,__、 _ト、`=- ==.,レ'
          |   r.'/::/::::ハ:∧、   \ー―┴ 、   }::::ヽ         , 、
          |   l:':::/:::::::::‘::::ヽ 、    \   }   /:::|:::∧      /、 }.、_,.、
          |   ノ/:::::::::::::::',:::::V  ̄ ̄ ¨" '' 、-r ''"´ ̄ ̄.lヘ    l.} H .} } V
        '.   V::::::::::::::::::::':::::::V     ,.ィ }_,} 、     {:::::ヽ   {' ヽノ∧+
         r'   V_;:=、::;::::::',:::::::}__ ,.   ´  /|:八   ` -{:ヽ:::::::\ .ハ  .}  .!
.         ,:∧.   ∨) } `ヽV::/     ,. イ }   ゝ.,    V:}f.O ̄∧}、   /
       /'´∧     マ` 、   fー,‐.≦/  ./   / `ヽー‐' ; "V ̄/、:.:.:` 7
      ,'  ,..∧    .  V、|'´ /   /    ./.,_  .ハ:::::,'   V '  `'ー/
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~六周目~

提督:34マス目 \46000

提督「『艦娘にセクハラをしたことが憲兵にバレて、一週間の謹慎処分を受ける。一回休み』……浦風、俺お前になんもしたことないよな?」

浦風「まあねー、提督さんその辺はまじめじゃしなあ。そういうことなら、むしろウチがやりたゲフンゲフン」

提督「オイ」チョットマテ


~八周目~

大鳳:21マス目 \24000

大鳳「『臨時収入マス。初任給の倍の金額を得る』。……っ!」カンムリョウ

翔鶴「良かったわね大鳳ちゃん」←いまだに借金を抱えている

村雨「そうねー♪」←同じく借金

大鳳「……目が笑っていないんですが」

陽炎「気にしちゃだめよ」


~十三周目~

浦風:46マス目 \83000

浦風「『株価が2倍に上昇。売るか持っておくかはあなたの自由です』。売る」←5000円で購入

翔鶴「はーい、どうぞ」つ\10000

浦風「よっしゃ!」

提督「賢く稼ぐなーホンマに」

夕張「……ですね」


~十七周目~

夕張:50マス目 \36000

夕張「『転職のチャンス! ルーレットを回して出た目によってその職業につくかどうかを決めることができる』。やっと職に就ける!」エイッ

村雨「7がでたわねー。えっと『艤装整備士長:給料\14000、もしくは工廠作業長:給料\12000』だって♪」

夕張「艤装整備士長でお願いします」

大鳳「一瞬で返事したわね」

提督「そんだけまともな給料が欲しかったんだろうな」

~十九周目~

陽炎:67マス目 \113000

陽炎「『詐欺に遭う。100000円を失う』……嘘でしょ?」

提督「しゃあない、これも人生じゃ」

浦風「ドンマイ」

陽炎「し、所持金一位が……」orz

翔鶴「ようこそ、貧乏の世界へ」←\45000

大鳳「……あそこに仲間入りしなくてよかったと、心底思っています」

夕張「……私もです」


~23周目~

五月雨:75マス目 \98000

五月雨「『家が全焼する。火災保険に入っていなければ20000円支払う』。入っているので大丈夫ですね!」

夕張「そういえば、火災保険に入っていなかった誰かさんたちは、見事に20000円吹き飛んでましたねー?」

浦・提「うっ」ギクッ

五月雨「保険は大事ですよ?」

提督「……そろそろ生命保険、加入すっかな」

浦風「それがええと思うで」


~28周目~

翔鶴:89マス目 \78000

翔鶴「『親友に子供が生まれる。お祝いとして3000円を送る』。3000円の支出っと」

提督「……ハイライトさんが仕事してない」

浦風「……まあ、所持金最下位じゃし」

大鳳「……さすがに同情します」

夕張「所持金トップ3が何か言ってますねえ、ええ」


~34周目~

村雨:112マス目 \167000

村雨「『台風に遭う。一回休み』……特に何もないのが逆に怖い」

提督「後々このマスとリンクしたマスが出てくる可能性があるな」

翔鶴「それ一番怖いやつじゃないですか」

陽炎「というかこれいつになったら終わるのよ」

浦風「最後のマスは250マス目じゃって」

夕張「長っ!?」

>>1です。
近くのコンビニまで飲み物を買ってきます。しばらくお待ちください。

>>1です。
近くのコンビニまで飲み物を買ってきます。しばらくお待ちください。

再開します。


~37周目~

大鳳:102マス目 \238000

大鳳「『池袋サンシャインへ行きBLに目覚める。薄い本で散財。15000円の支出』。……えー」

提督「大鳳……お前……」

浦風「大鳳さん……提督さん×憲兵とか考えてるの?」

夕張「そ、そんな……秋雲さん以外にも貴腐人がいたなんて……」

陽炎「妹が予備軍になってる……」

大鳳「ゲームの話ですよ!?」


~45周目~

提督:152マス目 \456000

提督「『赤城にボーキサイトを盗み食いされる。補充のための費用として50000円の支出』……浦風」

浦風「今チェックしとる……うん、大丈夫じゃね。ちゃんと防空射撃演習の成功分と大本営からの支給の分だけあるで」

提督「よかったー……」ホッ

翔鶴「大丈夫ですよ提督、加賀さんがいつも止めてくれていますから」

提督「ホンマか。今度加賀さんにお礼しとこ」

陽炎「それがいいわね」

五月雨「……あれ? でもこの間から何度か防空射撃演習を『大』成功させていますよ?」

提督「…………後で空母組を訊問じゃな」

大鳳「私たちは?」

提督「大鳳はしっかりしとるし、翔鶴と瑞鶴はそんなに食わんけえ別にええよ。……一航戦と二航戦は別じゃけどな」

翔鶴「……なんていうか」

大鳳「……ええ」

翔・大「ご愁傷様です」ナムナム


~50周目~

浦風:167マス目 \523000

浦風「『子供が生まれる。他のプレイヤーからお祝いとして2000円ずつ貰う』。提督さんとの子供かぁ……女の子がええなぁ」

提督「浦風、帰ってこい」

大鳳「提督、見損ないました」

翔鶴「瑞鶴だけじゃなく浦風ちゃんまで……最低ですね」

提督「お前あのマスのこと引きずり過ぎじゃろ」

夕張「で、実際どこまで進んでるんです?」

陽炎「あ、それ気になるわね」

提督「ノーコメントで」

大・翔・夕・陽「ぶーぶー」

五月雨「お姉ちゃん、あれは一体何の話をしてるんですか?」

村雨「五月雨はまだ分からなくていいよ♪」

五月雨「そうですか?」



~53周目~

陽炎:174マス目 \362000

陽炎「『アニサマのチケットが当たる。参加のため一回休み』。リアルでも当選してくれないかしら」

提督「応募しとったんか。まあ、俺は奈々様のマリンワールドのチケット当たっとるから関係ねえけど」

浦風「え!? 何それ聞いとらんのんじゃけど!?」

陽炎「というかあんた、毎年行ってるわよね」

提督「当たるんじゃけえしゃあない」ドヤ

翔鶴「アニサマって何です?」

大鳳「アニソンのライブよ。日本最大規模の」


~59周目~

村雨:188マス目 \269000

村雨「『トラックに追突される。ルーレットを回して1~5が出れば入院で一回休み、6~10が出れば死亡事故。所持金0円でスタートに戻る』」

村雨「……」エイッ

大鳳「……あ」

夕張「……6ですね」

村雨「」チーン

浦風「……うわぁ」

陽炎「……エグいわね」

提督「……終わったら間宮さんのとこでアイス食おうな」ナデナデ

村雨「……うん」グスッ


~67周目~

提督:216マス目 \871000

提督「『秘書艦とケッコンする。大本営から100000円の援助金をもらう』。よっしゃ、所持金一位一直線じゃな」

浦風「提督さん、誰と浮気しとん?」←練度99

提督「浦風、これゲーム。それと俺誰ともケッコンしてねえじゃろうが」

大鳳「そうですよ提督。ケッコンするなら私を選んでください」←練度99

翔鶴「あら、それなら私も立候補しますよ」←練度99

夕張「モテモテですね、提督」←練度99

提督「え? 何で修羅場になっとるん?」

~76周目~

浦風:250マス目(ゴール) \1223000

浦風「一着じゃー!」ガッツポ

提督「最初の勢いじゃったら、五月雨が一着でゴールインしそうじゃったのにな」

浦風「提督さん、褒めて褒めてー!」

提督「何でぽいぽいになっとるんじゃ」ナデナデ

大鳳「なんだかんだで撫でてあげるんですね」


~167周目~

村雨:250マス目(ゴール) \1071000

村雨「や、やっとゴールできたー!」バンザーイ!

提督「お疲れ様、村雨!」

浦風「あっこからよう頑張ったなー!」ナデナデ

翔鶴「ええ、本当によく頑張りました!」

大鳳「最後まであきらめなかったわね、偉いわ!」

陽炎「本当に、本当によくやったわ!」

五月雨「お姉ちゃーん!」バンザーイ!

夕張「あれ? なんだか涙が……」イイハナシダナー


~最終結果~

1着:浦風    1位:提督 \2106000

2着:提督    2位:大鳳 \1567000

3着:大鳳    3位:浦風 \1223000

4着:五月雨   4位:陽炎 \1168000

5着:夕張    5位:五月雨 \1059000

6着:陽炎    6位:村雨 \1057000

7着:翔鶴    7位:夕張 \1004000

8着:村雨    8位:翔鶴 \956000

>>1です。
今回はここまでとします。

ゴール順と順位は1位と8位以外は乱数で決めたんですけど、大鳳がまさか両方のランキングでトップ3に入るとは思いませんでした。何があった。

というわけで、次回の更新はまたお知らせしますので待っていてください。

それではノシ

 大変長らくお待たせいたしました。再開していきたいと思います。

浦風「……や、やっと終わった」

提督「……あーマジしんどかった」

浦風「……ウチらもそうじゃけど、提督さんもだいぶキとったもんなぁ」

提督「……ああ。減り続ける資源。吹き飛ぶバケツ。俺の毛根も危うく死滅するところじゃった」

浦風「……円脱できたもんね」

提督「……まあ、とりあえず突破完了ってことで」

浦風「……そうじゃね。無事かどうかって言われたら、無事じゃないけど」

提督「……むしろ阿鼻叫喚の地獄絵図じゃな」

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