男「天使と悪魔のーぱん戦争?」【安価】 (43)


天使「そういう訳で、貴殿にはこの町の平和を守ってほしいのれふ」

男「……は?」

天使「そういう訳で、貴殿にはこの町の平和を守ってほしいのれふ」

男「いや、聞こえなかったわけじゃないぞ。どういうことか詳しく説明してくれってことだ」

天使「それならそう言うれふ。人間って面倒くさい生き物れふ」

男「帰るわ」

天使「ちょ、ちょっと待つれふ!

 これは貴殿にとっても美味しい話れふ!」

男「そういうの、間に合ってるんで……」

天使「まあ聞くれふ。

 役目を引き受けるなら、異能を一つ授けてあげれるれふ」

男「……異能ねぇ」

天使「あっ、信じてないのれふ!」

男「信じてはいるぞ。目の前にちんちくりんの妖精もどきが飛んでいれば、大抵のファンタジーはあるんだろう、とは思うが

 うますぎる話には裏がありそうだし、引き受けるかどうかは話を聞いてからだな」

天使「意外としたたかれふ……。そして町の平和を天秤に乗せてる気配がないれふ……」

男「だから早く詳細を話せ」

天使「では……、こほん」

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天使「天界時間の昨晩、牢に入っていた悪魔達が1.5kmに渡って雲を掘り進み、脱獄してしまったれふ」

男「どっかで聞いた話だな」

天使「そして悪魔達はこの町に逃げ込み、人間に取り憑いてしまったのれふ」

男「どっかで聞いた話だな」

天使「前代未聞れふ! 46億年間一度もなかったことれふ!」

男「漫画じゃ手垢の付いた話だ……。それで俺に悪魔探しを協力しろ、みたいな事なのか」

天使「ぐぬぬ……。悔しい、前代未聞なのに……」

男「しかし、なぜ俺なんだ?」

天使「……それは秘密れふ。言ったらとても傷つきそうれふ」

男「……おい、それもう聞かなきゃ済まない奴じゃないか」

天使「駄目れふ。天は二物も与えないどころか、一物すら与え損われた貴殿に、埋め合わせする良い機会、ということは絶対に言えないれふ

 なんの取り柄もない人生を送っている責任を追及されてしまうれふ」

男「……は!?」

天使「一物すら与え損われた貴殿に……」

男「いや、聞こえなかったわけじゃねーから!! ふざけんな!!」


天使「まあまあ、その代わり、どんなに努力をしても身につかないような超能力が貰えるんれふ。お釣りがくるくらいれふ」

男「……それで、どんな能力なんだ?」

天使「ここに3つの能力ボールがあるれふ。この中から選ぶといいれふ」

男「なにそのポケモンみたいなシステム……」


直下1~3 男の能力


男「チャーム、戦闘能力3倍、不死身、か」

天使(適当に持ってきた割には、まともな能力ばっかりで良かったれふ)

男「ていうか、どう見てもリンゴなんだけど

 リンゴに修正液で能力書いてあるだけなんだけど」

天使「いやいや、これこそ天界秘伝の能力ボールれふ!

 人間界のフルーツなんかと一緒にしないで欲しいれふ」

男「……ちなみに、どうやって使うんだ?」

天使「もちろん、齧って体内に取り込むのれふ!」

男(やっぱりリンゴなんじゃ……)

天使「……それで、どれにするか決まったれふ?」

男「そうだな……」


選択肢 直下

1 チャーム
2 戦闘能力3倍
3 不死身
4 役目についての質問

saga忘れ
安価下です


男「よし、じゃあ、チャームにする」

天使「ヒュー♪ 直球れふー♪」ニヤニヤ

男「なんだよ、いいだろ、別に」

天使「じゃあ、この契約書にサインするれふ」

男「……急に出てきたな、怖っ」

天使「大丈夫れふ、約束を違えたら能力を回収するってだけれふ

 一応、天界秘伝なので」ドヤァ

男「……まあいいか」サラサラ

天使「失う物のない人間は強いれふね~」

男「リンゴもらうぞ」

天使「どうぞれふ~」

男(……やっぱリンゴじゃねぇか!)シャクシャク


天使「……あっ! ちなみに、能力の回収は魂ごとになるれふ!」

男「…ゴフゥッ?!」

天使「能力と魂が結びついちゃうんで、仕方ないのれふ」

男「ゲホッゲホッ」(喉にっ?!)

天使「……大丈夫れふか?」サスリサスリ

男「ゼェ…ゼェ……、悪魔か貴様……」(※イケメンボイス)

天使「天使れふ」ニコッ


男「ところで、肝心の悪魔憑きって奴は、どうやって見分けるんだ?」(※イケメンボイス)

天使「いい質問れふねぇ」

男「ちょっとイラッときた」(※イケボ)

天使「悪魔に憑かれた人間は、尻尾が生えるのれふ!

 尻尾が生えてたら悪魔憑きれふ」

男「……それ、どうやって見分けるんだ?」(※

天使「?? こうやって、お尻を見せてもらえばいいれふ?」プリーン

男「うわっ!? なにやってんだ!? 早くしまえ!!」

天使「ひどい、聞かれたからやったのれふ……」

男「お前スカートの下なにも穿いてないのかよ……」

天使「天使は知恵の実を食べてないのれふ、でも布を羽織る文化は予習済みれふ」エッヘン

男(それでアホなのか……?)

男「人間には恥じらいという文化もあるんだ。

 だから直接『尻を見せろ』なんて言ったら立派な痴漢だ」

天使「面倒くさい生き物れふ」

男「軽率な行動は俺の経歴に傷が付きかねない」

天使「どうせ傷だらけの人生歩んでるれふ、いまさら一つや二つ増えても誰も気にしないれふ」

男(イラッ)ムニーッ

天使「ほへんあはい」(ごめんなさい)


天使「まあ、でも、なんとかなりそうな能力を選んでくれて良かったれふ。

 どんな教会が発行する免罪符よりも強力な能力れふ」

男「コイツ……他人事だと思って……」

天使「不死身よりも、モテたいことを優先するなんて

 よほど良い思いをしてこなかったんれふね……」

男「そんなに抓られたいのか?」ムニーッ

天使「ほへんあは」(ごめんなさい)

男「それで、どんな奴に取り憑きそうだとか、あてはあるのか?」

天使「んー、悪魔は悩みや願いを抱えた人間に取り憑きやすいれふ」

男「たぶん全人類が候補になるな」

天使「けど、悪魔も霊的な生き物れふから、人を選ぶれふ」

男「というと?」

天使「おっさんより美少女に取り憑きたいれふ!」

男「身も蓋もない!」

天使「悪魔達がこの街に逃げ込んだのを確認した後、街全体に神聖な結界を張らせてもらったれふ

 人間達の中で悪魔が力をつけて、結界を破ってしまう前に、全員捕まえれば良いれふ。

 この街で、悪魔が好みそうな人に心当たりはないれふか?」

男「可愛い子か……、心当たりは……」


【安価直下1~3 家族、近隣住民、同級生など、特徴も指定できます】
【少し休憩】


男「そうだな……、うちの生徒会長は、町内でも有名な美人さんだ」

天使「じゃあ会いに行ってみるれふ!」

男「……、家は知らないんだ。すごい豪邸だって噂だけど。

 明日、高校で会ったときにどうにかしよう」

天使「いま、会えそうな人は居ないんれふか?」

男「もうすぐ夕方だしな……。

 あっ、可愛いのなら俺の友達に一人……」

天使「異性の友達がいたんれふか?! 凄い裏切りれふ!」

男「いや、可愛いだけで


 ……男なんだ、そいつ」


男「よう」(※イケボ)

男の娘「……あれ? 男くん、だよね……?」

男の娘「何か雰囲気が違うような……。気のせいかな……」

男(えっ、なんだ? 能力だだ漏れなのか? 訝しがってる? おい、天使、天使さん)

天使(すごい綺麗な足れふ……)

男(聞いてない……)

男「……男子三日会わざれば刮目して見よ! って奴だな」

男の娘「まだ昨日会ったばかりだよ!」


男の娘「って、どうしたんだい? 家にくるの珍しいね」

男(そういや変な噂を立てられるのが面倒で、暫く来てなかったな……)

男「近くまで来たから、前の授業で貸したジャージを返してもらおうと思って」

男の娘「それなら明日、持っていったのに。……ありがとうね。ちょっと待ってて」トタタ...


天使「すごい綺麗な足れふ」

男「さっき聞いたよ」

天使「スカート着てるれふ」

男「そういう奴なんだ」

天使「あの可愛さで本当に女の子じゃないんれふか?」

男「残念ながらついてる」

天使「もう見破ったのれふか、流石れふ!」

男「そっちの『憑いてる』じゃねぇ! 前の話だ!」


男の娘「……男くん、そこに誰かいるのかい?」

男「うぉっ!?」

天使(首を傾げる姿までキュート! やっぱりこれは乙女なのではないれふか……?)


男「な、なんでもないんだ!」

男の娘「でも、いま誰かと話してたような……」

天使(無理に隠さなくても、一般人には見えないから大丈夫れふよ)

男「そういうことは先に……」

男の娘「えっ?」

男「いや、違っ」

天使(死神の姿はデスノートに触れた人間にしか見えないのれふ)

男「お前は天使だろ!」

男の娘「へっ、えっ? て、天使……? 僕が……?」///

男「 」

天使(夕日に紅く染まる美少年の照れ顔、抱き寄せられる貴殿のジャージ、そうかここはBLの世界線だったれふね……)

男(俺はノンケだから!)

天使(ターゲットは隙だらけれふ! 早く確認するれふ! 間に合わなくなってもしらんれふ)

男(あと、天使ってそんな良いもんじゃないですよ)



確認法 直下
採用安価コンマ一桁が4以下で悪魔憑き


男「と、とりあえずジャージを返してくれないか。

 折角洗濯してくれたのに、またしわくちゃになる」

男の娘「そっ、そうだね! ごめん!」スッ

男「と見せかけて……、そりゃっ」モニュ

男の娘「……ぴっ!?」

男「…………これは」モミモミ

男の娘「あわわわわ ///」フリーズ

男(今日、会ったときから胸の僅かな膨らみが気になっていたが……)

男「この柔らかさ……

 ……ほん、もの……?」モミモミ

天使(スカートを持ち上げて、そそり立つ尻尾!

 間違いないれふ! 悪魔憑きれふ!)

男「……えっ、えっ

 何も、ついて、ない……?」サスリサスリ

天使(憑いてるれふ!)

男の娘(?)「――男くんのエッチ!」ドゴォッ

男「ぐはっ!?」


バタンッ!! ガチャガチャッ!!

天使「あっ、逃げられたれふ! 尻餅ついてる場合じゃないれふ!」

男「……女の子になってた」

天使「悪魔の力で性別を変えたんれふね」

男「駄目だろ」

天使「?? 何がれふ?」

男「……駄目なんだよ。

 その属性を捨てたら、ただの美少女じゃないか!」


行動安価 直下

1 男の娘(?)の家に突入する
2 一度帰って作戦を立てる
3 その他


男「必ず元に戻す、……が、ひとまず帰って作戦を立てよう。

 気になることができた」

天使「悪魔に取り憑かれるほど女の子になりたかった理由とか、れふか?」

男「いや、それはどうでもいい。

 そこにマリアナ海溝より深い理由があったとしても、あいつを元に戻さないと

 ……俺が死ぬ」

天使「クズれふ」

男「こいつ……誰のせいだと思ってるんだ……」


天使「それで、気になることって何れふか?」

男「あいつは非力な奴なんだ

 缶ジュースのプルタブすら開けられないほどな

 咄嗟に俺を突き飛ばせるほどの力を出せるとは思えない」

天使「あー、なるほどれふ。

 悪魔に憑かれた人間は、多かれ少なかれ、身体能力があがるのれふ。

 ……でも、あの子の場合はパラメータを弄る系の能力かもしれないれふ」

男「それで性別や腕力を変えてるのか……」

天使「あくまでも予想れふ」

男「真っ向からやりあって、勝ち目は」

天使「難しいれふ。

 けど、尻尾を掴んでしまえば勝てると思うれふ」

男「弱点なのか? ドラゴンボールの孫悟空みたいに」

天使「うーん、ちょっと違うけど、大体同じれふ」



家族に容疑者が居るかどうか安価 直下

1 妹(どんな人物か指定できます)
2 姉(どんな人物か指定できます)
3 そんなのは居ない

男「ただいまー」(※イケメンボイス

姉「……」ヒョコッ

姉「……おかえりなさい」

男「ん? なに、今の間……」

姉「……知らない人の声に聞こえたから。

 風邪でもひいた? 大丈夫?」ピトッ

男「大丈夫だよ姉ちゃん」バッ

姉「そう、それならいいのだけれど」

男(やっぱり声が変わってるのか……、自分じゃ分からないが)

天使(ほぇー、綺麗な人れふ)

天使(こんな美人がそばにいるのに、なんでさっき候補に出さなかったれふ?)

男(そうか? ……顔は別に普通レベルだろ。

 性格も、しょっちゅう構ってきてうっとうしいし)

天使(こいつはバチが当たるれふ)


姉「ん……?」ギュム

天使(ぎゃーっ?! つ、掴まれたれふ!! ヘルプ! ヘルプみぃー!)ジタバタ

男(お前、見えないんじゃなかったのかよ!)

姉「なんだかこの辺に、悪い虫の気配が……」ジッ

男「気のせい気のせい! ほら、何にも居ないし!」ホグシホグシ

姉「そう……」パッ

天使(た、助かったれふ、圧殺されるかと思ったれふ……)

男(昔から勘だけは良いんだよな)

姉「……今ご飯作ってるから、手洗いうがいしてきてね」スタスタ...

男「わかってるし」

天使(透明感のある美人かと思って油断したれふ!

 あれは悪魔れふ! いや、悪魔憑きれふ! 早く確認するれふ!)

男(他人に罵られるのはムカツク)ムニーッ

天使(痛っ! 抓らないでっ! 姉弟揃って悪魔れふ! ほっぺが千切れるれふっ!)



行動自由安価 直下

何らかの方法で確認する場合、コンマ4以下で悪魔憑き


男(飯を食べる前に、確認しておいた方が良いのは事実だ。

 ……背中を見せている今がチャンス!)

男「待って姉ちゃn」ズルッ

姉「……」キュピンッ(カットインする音)

姉「……」ガッシ ドスンッ

姉「……大丈夫?」

男(転びながら抱き止められてしまった)

男(……顔の前にある柔らかいものは)ドキドキ

天使(豊満な双丘、まさに! 包容力の権化れふ)

姉「……おーい?」

男(そして下敷きにされた手には、お尻の感触しかない……!

 良かった! 憑いてないぞ!)モゾモゾ

姉「……ん」

姉「……やっぱり、熱でてる。顔がこんなに火照って。

 ……熱中症かもしれない。ベッドに……」スック

天使(男殿をお姫様抱っこして立ち上がったれふ!?

 あの細腕のどこにそんなパワーが!? ……これは悪魔憑きれふ!)

姉「……違う、家族愛」ジッ

天使(ヒィッ!?)

姉「…………また気のせい?」

男(なにそれ怖っ。姉ちゃんには逆らわんとこ)サァァァ

姉「……? 急に体温が下がった?」


【とりあえず、ここまでれふ。お付き合いありがとうございました!】


天使(結局、二階のベッドまで運ばれてきたれふ)

天使(あの体力、何者れふか……)

男「うぉぉぉぉ……、姉ちゃんで興奮してしまった……、一生の不覚……」

天使「問題ないれふ、ゾロアスター教ではよくあることれふ」

男「なんだよぉ、知らねぇよぉ……。悪魔に憑かれてなかったのは良かったけども」

男「あと、今日一日ずっと気になってたんだけど、その語尾なんなの?」

天使「? みぃの語尾、なんか変れふ?」

男「一人称もおかしいじゃねーか!! 突然ぶっこんでくるんじゃねーよ!!」

天使「貴殿の寛大な心に期待するれふ」

男「そうだ、こいつ二人称もおかしかったんだ」

天使「日本語 ムズカシ れふ」

男「わかったわかった、フィリピン人みたいなアクセントやめろ」


天使「それはさておき」

男(治す気ないんだ)

天使「男の娘(?)というか、女の娘(?)の対策はどうするれふ?」

男「女の娘って、もう訳わかんねぇな」

男「……身体能力で負けてても背後を取れればいいなら」

男「周囲の人間をチャームで操作したりとか、できるか?」

天使「あー、そうれふね」

天使「可能れふけど、悪魔や天使の加護を受けている人間は、身体能力が向上してるれふから、ある程度、無茶やっても大丈夫れふ」

天使「でも、一般人を操ってもその次元の戦いについていけないというか」

天使「怪我させてしまうだけかもしれないれふ」

男「うーん、そうか……」

天使「あっ、一応悩むんれふね」

天使「一般人が犠牲になろうと『勝てば良かろうなのだーっ』ってタイプかと思ってたれふ」

男「さてはドMだな、お前」ムニーンッ

天使「あっ、あぁっ、ギブッ、ギブれふ~!」

男「じゃあ、直接チャームをかけるしかないのか」

天使「精神系の能力は、悪魔みたいな霊的存在が憑いてるとレジスト(抵抗)されやすいんれふ」

天使「感情を揺さぶって、至近距離で掛けないと効きづらいと思うれふ」

男「……えーっと、じゃあ他に何が出来るんだ?」

天使「」


「チャーム」って能力で出来そうなこと

↓1~2


天使「そうれふね……」

天使「魅了した相手から情報を引き出すとか、できると思うれふ」

天使「これなら一般人を戦闘させずに済むれふ」

男「なるほど、それは安全な使い方だな」

天使「人間以外にも、動植物を魅了して操ったりできるれふ」

男「小動物に情報収集させたりもできるのか?」

天使「動物と会話するのは別の技能れふけど、少しならみぃが分かるので」ドヤァ

男「今の言葉遣いを聞く限り、怪しいもんだな」

天使「あとは、相手の性的興奮を煽って動きを鈍らせる、邪視れふね」

男「どう使うんだ?」

天使「念じながら、相手を見続けるだけれふ」

天使「見つめた相手の感覚を鋭敏にしつつ、性的な興奮状態に陥れるれふ。淫視とも言うれふ」

天使「チャームは元々『呪文』や『魔法』という意味で、邪視もその一種れふ」ドヤァ

天使「石化の魔眼や威圧の眼光に系譜を連ねる由緒正しいウィッチクラフトの一種で……ふぁぁあぁんっっ!?」ビクンッ

男「あ、できた」

天使「……んんぅっ、みぃ、で、……実験っ、……しやがり、ましたねっ」プルプル

男「語尾、普通になってるぞ」

天使「……っ、……っ、……フーッ、……フーッ」///

男「レジストしたのか、どれどれ」コチョコチョ

天使「あはっ♥ ダメっ、今はダメれふっ、あひっ、きひひっ」///

天使「嫌っ、人間なんかにっ、くひゅふふっ、イっちゃ……っ♥」///

男「大体わかった」

天使「……え? えっ!?」///

男「飯まで寝る、おやすみ」

天使「…………鬼ぃ! 悪魔ぁ! 鬼畜ぅ!」モジモジ




男「……まいった、梅干し料理のフルコースが出てくるとは」

男「熱中症のフリなんかするんじゃなかったな」

男「一週間分の唾液が出尽くした感じだ」

天使「自業自得れふ! ざまあ! ばーかばーか! 色情魔!」

男「当たり強くない?」

天使「……///」ソワソワ

男「まあいいや、明日の作戦だけど」

天使「……あっ、はい、れふ」ガックリ


作戦安価 直下
1 通学路に罠を張って男の娘を待ち伏せ
2 体育倉庫に誘い込んで逃がさないように戦う
3 他の悪魔憑き候補の情報収集
4 自由安価


男「通学路に罠を張って、待ち伏せしようと思う」

天使「いいと思うれふ。卑怯と悪は違うのれふ」

天使「天界の意思に従う限り、正義は我々にあるのれふ。そう、どんなに汚くとも」

男「何度も一緒に登下校してるから、仕掛けられそうなポイントは大体考えてある」

天使「二人の大切な思い出を、罠に嵌めるために使うのれふね」

天使「悲しいけど、これ戦争なのれふ」

男「これもあいつ(と俺)を救うためさ」

男「……それにちょっとワクワクしてる」

天使「うわっ、悪い顔れふ!」


仕掛ける罠 直下
1 男「あれをこうして、ああして」天使「ふむふむ」 (お任せコース)
2 男「これは思い付きなんだが」 (自由安価で併記、何かアイディアがあれば)


【朝】

女の娘「……学校、行きづらいな」

女の娘「昨日、やっぱり尻尾見られちゃったよね……」

女の娘「……いや、それどころじゃなかったけど」///


小学生「うえぇぇん」メソメソ

女の娘「?」

小学生「う゛わ゛ぁぁぁぁああん゛」

女の娘(……僕を見てる?)

女の娘「大丈夫? どうかしたのかな?」

小学生「……ぅうわぁぁぁぁああん」ボロボロ

女の娘「平気だよ。怖くないよ、落ち着いて」ポンポン

小学生「ひっく……、……ぐすっ、…………あれ……っ」

女の娘「……風船? 引っかかっちゃったの?」

小学生「……」コクン

女の娘(結構太い樹木だけど、能力使ってしがみつけば行けるかな)

女の娘「僕が取ってきてあげる、だから泣かないで」ニコッ

小学生「……お姉ちゃんが? ホント?」

女の娘「任せてよ」

女の娘(腕力、脚力、反転強化!)ピョンッ ガシッ

女の娘「あとは木登りの要領で……」


男(今だ!)

天使(パワーを樹液に!)

男(いいですとも!)



女の娘「……あれっ、何か粘ついて……手が……足も……っ?」ベター

女の娘「樹から変な液体が……っ」ネバネバ

男「ふはははは、動けなかろう」

小学生@チャーム「……」ポケー

女の娘「男くんっ!? なんでここにっ!? もしかしてこれ……」

男「俺がやった。お前を元に戻すためにな!」

女の娘「なんで……、僕はただ……」

男「お尻丸出しで言い訳しても、何も響かないと思うが」

天使(絶景れふねー)

女の娘「――っ! 男くんが真下にいるからでしょ! もぉっ、どっか行ってよ! 変態! スケベ!」///

男(なあ、昨日から気になってたんだが、悪魔が憑くとノーパンになるのか?)ヒソヒソ

天使(悪魔にも服を着る習慣が無いのれふ。尻尾の部分が衣服を拒否するれふから、スカートくらいしか穿けなくなるのれふ)ヒソヒソ

女の娘「無視っ?! もぅっ、もぅっ、なんなんだよー!」ユッサユッサ

男(とんでもないパワーだ!)

天使(木を圧し折るつもりれふ! 拘束が解ける前に悪魔を引き剥がすれふ!)

男(それ、どうやるんだ!?)

天使(尻尾を引き抜くれふ!)


行動安価 直下
1 垂れ下がった尻尾目掛けてジャンプ(コンマ5以上で成功)
2 蔓草を操って尻尾を引っ張る(コンマ5以上で成功)
3 その他、自由安価(成功率不明)


安価を出して一端終わります

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