男「パン買ってこいよwwwwww」女「は、はい…」(161)

女「……」

女(お弁当が捨てられてる……)

女(またあの女子グループなんだろうな…変なのに目をつけられちゃった…)

男「うわwwwwww無残wwwwww」ヒョイ

女「」ビク

男「なあwwwパン買ってこいよwwwwwww」

女「え…は、はい…」

女「」テクテク

女(あれ?なんで普通にパシられてるんだろう私)

女(でもまぁ、教室にいるよりはマシかな…)

女「」グー

女(お腹空いた…)

購買のおばちゃん「おすすめは唐揚げサンドだよー」

女(パン五個ぐらい買ってこいって言ってたっけ)

女(とりあえず焼きそばパンとかメロンパンが無難かな……)

女「これください」

購買のおばちゃん「はいよ」

女「……」チャリ

女(…後でお金請求されないよね?)

女(渡した金額と釣り合わないといわれたらどうしよう…)

女(というかなんだかんだで自分でお金出してたんだよね)

ガラッ

女「あ、あの、買ってきました…」

男「遅いwwwwww」

女「ご、ごめんなさい」

男「あwwwwww俺、メロンパンとカスタードパン食えないんだけどwwwwww」

女「えっ……」

男「責任もってお前食えよwwwwwwwwwww」

女「わ、私が?」

男「当たり前wwwwww」

女「…ありがとう」

男「なにお礼言っちゃってんのwwwwwwマゾなのwwwwww」

女「マゾじゃない…」

男「いつまでそこに立ってんのwwwwww早くどっか行けよwwwwwwwww」

女「う、あ、はい!」ダッ

男「……」


男友「相変わらず購買混んでたなー」

男「遅かったなwwwwww」

男友「わりぃわりぃ」

男「いいなwwwメロンパンだwwwwwwwwww」

男友「やらねーよ?」

男「一口だけちょうだいwwwwww一口だけwwwwww」

男友「近寄んな!」

女(よし、この秘密の場所には誰もいないと…)ストン

女(わーいメロンパンだー)

女「」モサモサ

女(…今更だけど食べてもいいんだよね?)

女「……」

女「いらないって言ってたからいいよね」モサモサ

女「うまうま」モサモサ

女「ごちそうさまでした」

女「休み時間は…あと10分かぁ」

女(次は現代文だから移動教室はない)

女(…先生と同じぐらいの時間に教室いけばいいよね)

女(あ、カバン持ってくるの忘れた……なんかされてないといいなぁ…)

キーンコーン

先生「はじめんぞー」ガラ

女「……」スタスタ ストン

女子グループ「クスクス」

女「?」

女(なんかやられたかな…?)

先生「教科書出せー。今日の音読は――女からだな」

女「はい」ガタ

女(……あれ?なんでちょっと教科書がボロボロなんだろう)

女「――カーンと冴えきっていた――」

先生「はい、そこまでー。座っていいぞー」

女「」ホッ

女子グループ「こそこそ」

女(…さっきからなんだろう?)

先生「えー、南京玉とは……なんだ男。教科書は?」

男「忘れましたwwwwwwwwwwww」

先生「珍しいなお前が。隣のやつに見せてもらえ」

男「はーいwwwwってことで見してwwwwww」

女子a「え、ええ?わかったわよ…」

女「……」パラ

女「」ドキッ

女(嘘、これ……男くんの教科書だ!!)

女「」チラッ

男「wwwwww」

女子a「……」

女(ど、どうしよう…返さないと……)

男「なんかwwwwww見せてもらうとか青春すなぁwwwwwwwwww」

先生「反省しろよー」

アハハ

女(タイミング外した…)

キーンコーンカーン

男「トイレトイレwwwwwwwwwwww」

女「あ、ちょっと!」タタタ

男「なんだよwwww漏らすwwwwww」

女「これ…あなたのじゃ…」

男「おう愛しの教科書wwwwwwうっかり入れる机間違えたかなwwwwwwwwwwww」

女「ごめん、私、知らずに……」

男「別にwwwwwwwwwwwwじゃ、俺トイレいくからwwwwww」

女「あ……」

男「マジヤバかったwwwwww」

男「あれww廊下の隅にwwwwww」

女子a「やっぱおかしいよ…」

女子b「だよねぇ…わたしたち、確かに…」

男「あwwwaさんwwwwww先ほどはサンキューwwwwww」

女子a「わっ、びっくりした……」

男「なんかごめんなwwwwww」

女子a「いや、別に……」

男「ところで教科書二冊も持ってるなんて、金持ちだねww」ボソ

女子a「!?」

男「じゃーなーwwwwww」

女子b「a?大丈夫?」

女子a「だい、じょうぶ…」

男「ただいま帰還wwwwww」ガラッ

男友「ナニしてたんだ?」

男「ただの小便だよバカwwwwwwwwwwww」

女(次は数学……)

女(うん大丈夫、私の教科書だ)

女子a「ちょっと」

女「は、はい」

女子b「落ちてたんだけど。片付けすらできないの?」

女「落ちて…? あ、でもわざわざありがとう」

女子b「ふざけるじゃないわよ、なんでわたしがこんなこと」ブツブツ

女(変な子)

キーンコーンカーン

女(そして帰りの会)

担任「明日は短縮だからな!号令!」

キリーッ キヲツケ- レッ

女(今日は本屋さん寄って帰ろう)ガタ

不良「やー女さーん」

女「…え」

不良「今月ピンチなんだよねー。また貸してくんない?」

女「で、でも…」

不良「いいから貸せよ、財ぐぅ!?」

男「おまwwwwwwまず俺が貸した金返せwwwwwwwwwwww」

不良「あ、あれは……」

男「俺もピンチなんだよぉwwwww勘弁wwwwwww」

女「」オドオド

不良「お、女さん経由で」

男「無理wwwwwwこいつ金あるわけねーやんwwwwwwwwwwww」

女(さりげなくひどい…)

男「まああっちに行ってゆっくり語ろうやwwwwww二ヶ月は長いぜwwwwww」

不良「うわぁあああ」ズルズル

女「」ポカン

女(男くんって…タイミングいいような)

男「なに見てんのwwwwww帰れしwwwwwwwwwwww」

女「あ…」

不良「あの、保護者連絡やめてください…つかなんで自宅番号しってんの」

男「部屋の隅でガタガタ震える準備はオッケー?wwwwwwwwwwww」

不良「ひぃぃぃ」

女「…さよなら」タッ

一旦抜けます

期待に応えられるように頑張ります…

女「」テクテク

ワイワイ

女(いいな、ああやって一緒に笑える友達がいて)

女(私も最初は頑張ってみたけど…友達つくる才能ないのかなぁ)

女「私は友達がいない」ボソ

女(笑えない…)テクテク

女(明日は体育か……)

女(また最後までペア作りあまっちゃうんだろうな)

女(もっと人付き合いとかスムーズになりたい…)

女(まああの女子グループに目つけられてるから、あんまり話しかけられないよね…)

女(今度は自分が標的になるかもしれないからって)

女「はぁ……」

女「ただいま」

母「おかえり。どうだった?」

女「うん!今日も友達といっぱい話したんだよ!」

母「良かったわね」

女「もう、心配しすぎだよ。じゃあ着替えてくるね」

母「今日はハンバーグよ」

女「はーい」トントントン

女「…………」

女「あ、泣きそう」

続きは明日に

―――

チュンチュン

女「今日も良い天気」ガチャ

女(って、上履きがない……今日の私の雲行きは怪しい…)

女(というか、ずいぶん古典的な手段だこと)

女「ゴミ箱に捨てられてたりするのかなぁ……」トコトコ



男「こんなとこに上履きwwwwwwwwwwww」

男友「これ女さんのじゃね?どうして廊下に放置されてんだ?」

男「さあなwwwwwwちょっと昇降口いくわwwwwww」

男友「あ、ついでにジュース買ってきて」

男「自分で行けしwwwwwwwwwwww」

女「ないないない…ないよ…」

女(しょうがない、職員室行って借りるしか…)ハァ

女「あれ?」

女(おかしいな、さっき下駄箱のフタしっかり閉めたはずなんだけど)

女(なんで今半開きなんだろう)

女(誰か、私がここにいない内に開け――)

女「……あった」

女(さっきまでなかったのに……見間違え、じゃないよね)

女(なんなんだろう)

女子c「あ、女ちゃん……おはよ」オドオド

女「え、お、おはよう」

女子c「じゃあねっ」タッ


女「……」

女「…今日も頑張れそうな気分」

女「……」ガラッ

男「セラスだろwwwwwwwwwwww」

男友「いーや、由美江だろうが」

女「……」テクテク ストン



女子a「気に入らない…」ヒソヒソ

女子b「どうして毎日嫌がらせされてんのに学校くるのかな」ヒソヒソ

女子d「ニブチン?」ヒソヒソ

女子e「マゾなんじゃない?」ヒソヒソ

女子b「あり得るー」ヒソヒソ

女子a「……気に入らないわ」ボソ

短いですがここまで
ちなみに自分は少女期インテグラが好きです

先生「このように、コサインは覚えておかないと痛い目にあうぞ」

ハーイ

女「……」カリカリ

先生「それより聞いてくれよ……二年付き合った彼女と別れた」

エエー!?

先生「この前はプラネタリウムいったのに…俺どうすれば…」グス

男「泣くな泣くなwwwwww」

女(次、体育か。やだな)

女(そして体育)

先生「ペアに別れろー、バドミントンやるぞ」

女「……」

女(今回からバドミントンか。バスケ以上に終わった)

ザワザワ

女「」ポツン

先生「おい、誰か女入れてやれ」

女(やめてー私のライフはもうゼロよー)

先生「a、b、女を入れてやってくれ」

女(私は貝になりたい)

女子a「……」

女子b「……」

女「……よろしくお願いします」

女子a「ふん」

女(なんかやっちゃったかなぁ私)

先生「しばらくペアで羽を打ち合ってみろ。それから練習試合に入る」

ハーイ

女子a「……」

女(気まずい)

パコンパコン

女(羽がこない……)

パコンパコン

女(多分、二人の言い分は『だってペアって言ってたじゃない』だろうな)

女(間違えてない、確かに間違えてはない)

コツン

女「わっ」

イケメン「ああ、ごめん。当たっちゃった?」

女「い、いえ。大丈夫」

イケメン「そう、それなら良かったんだけど」

女子a「……」

女子b「……」

女(この背中から感じる負のオーラに死にそうですお母さん)

先生「ダブルス試合やるか?」

ヤルヤルー

先生「じゃあ適当に対戦してくれ」

ハーイ

女「わ、私は得点係します」

女子b「勝手にすれば?」

女子a「あんたなんかいても足手まといだし」

女「はぁ…」

女子a「あっイケメンくん!やらない?」

イケメン「いいの?」

女子a「うん!お手柔らかに~」

女(オンナって怖い)

なんか>>1の書き方と違う気がするんだけど気のせい?
気のせいだったらごめん

男「よっwwwww」

男友「ほっ」

男友2「強いなお前ら」

男「相性抜群ですからwwwwwwwwww」

男友「まさに天が引き合わせた奇跡のペア」

男「ねーよwwwwwwwwwwwwwww」

男友2「あ、イケメンが女子とやってる。くそっ、顔がいいやつはいいよな」

男「涙拭けよwwwww」

男友2「にしてもあの子、試合やらないのかね。女だっけ?」

男友「さぁ?」

男「……」

>>61
ごめん、1日置いたせいでかなり文体違うけど1

パコンパコン

女子a「あー、負けちゃったぁ」

女子b「イケメンくん達強いね」

イケメン「部活がバドミントンだからね」

女「」ボー

イケメン「女さんは?やらないの?」

女「え?私は…下手だから、いいです」

イケメン「下手でもいいじゃん。やろうよ」

女(イケメンくんに悪気はないのは分かってる!だけど空気読んで!!)

女「あ、あはは…いいですってば」

イケメン「でも一回ぐらいやりなよ」

女(空気読んで!!お願い!!)

女子a「……」

女子b「……」

女(だめだ、死ぬ……エィーメン…)

男「おいwwwww女子と遊ぶなよイケメンwwwww」

男友「そうだぞ!オレらと勝負しろ!」

イケメン「分かった分かった。ごめん、あっちいくね」

女子a「うん!ありがとうねイケメンくん!」

女「」ホッ

女子a「…調子乗らないでよね」ギロ

女「……」

女(危機は去ってないか…)

キーンコーン

女(やっと終わった)

先生「各自片付けをして解散な」

ハーイ

男「悪いwwwww俺トイレ行きたいから先帰るwwwww」

男友「ん。自販機でジュース買ってくわ」

女「……」テクテク

男「あwwお前wwwwwまた弁当捨てられるの?wwwwwwwwww」

女「えっ…い、いえ、もうそんなことないかなって…」

男「甘いwwwww二度あることはwwww三度あるwwwwww」

女「はぁ」

男「ロッカーに入れるとかwwwww頭使えよwwwwwwwwww」

男「おっとトイレトイレwwwwwwwwww」ダッ

女(変な人…)

テクテク

女(ロッカーかぁ…)ガラッ

女(まだ誰も帰ってきてない)

女「……二度あることは…か」

女「別に損ないし…入れておこっかな」

男「合流wwwwwwwwww」

女「……」テクテク

女「……」ストン

男「なあなあwwwww聞いた?wwwwwwwwww」

男友「あれだろ?」

女(……思えば)

女(男くん、私が女子グループに目をつけられた辺りからなんだかんだで見てくれてるよね…)

男「なんだよ女wwwwwwwwwwこっちみんなwwwww」

男友「ひでぇ」

女「ご、ごめんなさい」

女(…なんてね)

キーンコーン

女(お昼休みだ)

女(今日はお弁当捨てられなかったラッキー!)

女(秘密の場所へ直行!)ダダダ


女子a「…弁当忘れたわけじゃなかったのね」ヒソヒソ

女子b「ロッカーとか…身近すぎて盲点だったし」ヒソヒソ

女子a「ちぇっ…まあいいわ、いないうちに…あれっ…」ヒソヒソ

女子e「なに?どうしたの?」ヒソヒソ

女子a「カッターがない……」ヒソヒソ

女子d「カッター?何するつもりだったの?」ヒソヒソ

女子a「あいつの服、切ろうって思ってたんだけど…」ヒソヒソ

女子b「うわさすがー」ヒソヒソ

女子e「忘れたんじゃない?」ヒソヒソ

女子a「確認したはずなんだけどなぁ…」ヒソヒソ

女子b「ていうか久しぶりだね。そこまで行くの」ヒソヒソ

女子a「前回はあっさり参っちゃったからね」ヒソヒソ


男「……」

男(声が小さすぎて最後しか聞き取れなかったけどwwwww)

男(やっぱりこいつらみたいだなwwwwwwwwww)

女「秘密の場所にきた」

女「お母さんのお弁当うまうま」

ガサッ

女「」

女子c「」

女「えっ…えっと」

女子c「女ちゃん…?」

女「どうも……」

女子c「ここ誰にもバレないって思ってたんだけどな…」

女「私も」

女子c「えっ」

女「えっ」

女子c「あはは、なんだ…いたんだ、同じこと考える人」

女「みたいだね」

女子c「横、いい?」

女「どうぞ」

ストン

女子c「……ごめんね」

女「なにが?」

女子c「わたし…aちゃん達が怖くて、止められなくて…」

女子c「傍観は最低だけど…その、標的になりたくなくて…卑怯で…」

女「別にいいよ。逆に良かった」

女子c「え?」

女「味方が一人でもいるなら、頑張っていけるから」

女子c「……」

女子c「強いね、女ちゃん」

女「えへへ」

女子c「でも気を付けてね」

女「?」

女子c「おそらくaちゃんたちの仕業とは思うんだけど…一人不登校になった子がいたみたい」

女「私たちと同学年?」

女子c「そう。元八組かな」

女「元一組だったから分からないや…そうなんだ」

女子c「うん…」

女「あ、時間だ。そろそろ戻らなきゃ」

女「先行って。私一緒だったらいじめられるよ」

女子c「女ちゃん……うん。ごめんね…」タタッ

女「……」

女「…優しくされたら、辛くなるよ…」







女子a「もしもし。そっちはもう授業終わってる?放課後?こっちもよ」

女子a「ええ、頼みごと。そ、久しぶりにね」

女子a「なかなか気の強い子よ。あんたたち好きなんじゃない?」

女子a「顔?癪だけど美人系ね。萎えなくて良かったわね」

女子a「時間は…明日の放課後かしら。楽しみにしてなさい」

女子a「ああうん、めちゃくちゃにしちゃっていいから」

女子a「じゃあね」ピッ

女子a「……あはは」

また次回

女(そして翌日)

先生「席につけー、始めるぞー」ガラッ

女(危ない、ギリギリだった……)

先生「今日、体育館は点検が入るから放課後は使えないぞー」

エー バスケブヒマジャン

ランニングカァ

先生「あとは不審者がうろついてるって情報あるから注意なー」

ハーイ

女(あ、次は移動か)

先生「生物はじめっぞ」

女「………」



先生「公民やりますよ」

女「………」


先生「数学…彼女…」

女「………」


先生「自習な」

女「………」

キーンコーン

女(お昼休み……)

女(なんか変…いつもなら物理的な嫌がらせがひとつはあるのに)

女(この時間までなんにもなかった…)ハテ

女(それはそれで嬉しいけど、何かが気持ち悪いような)

男「お前wwwww髪にゴミついてるんだけどwwwwwwwwww」

女「え、あ、どうも」パッパ

男「wwwwwwwwwwwwwww」

女(男くんは男くんで何やりたいかわからないし)ウーン

キーンコーン

女(お昼休み……)

女(なんか変…いつもなら物理的な嫌がらせがひとつはあるのに)

女(この時間までなんにもなかった…)ハテ

女(それはそれで嬉しいけど、何かが気持ち悪いような)

男「お前wwww制服の後ろwwwwチョークだらけwwwwww」

女「え、あ、どうも」パッパ

女(…さっきbちゃんが背中から当たってきたときかな?)

女(事故だと思ったけど一応きっちりやることはしてたのね…)

女(とりあえずご飯食べに行こう)タッ



男「チーズハンバーグでたwwwwwwwwww」

男友「豪華すぎワロタ」

男「食べにくいwwwwwwwwww」

男友「…なあ男」

男「ん?wwwwwwwwww」

男友「なんかさっきからずっと考えごとしてるみたいだが、どうした?」

男「マジで?wwwwwwwwww特に何もwwwwwwwwww」

男友2「じゃあややこしい顔すんなよー」

男「うっせぇwwwwwwwwww」

男(……)

男(さっきからやけにaが電話してるwwwww)

男(怪しまれるから側までよれないけどwwwwwマジチキンwwwww)

男(これは嫌な予感がビンビンするぜってかwwwwwwwwww)

男友(こいつ無表情で何考えてるんだろう)

キーンコーン

女「……」テクテク ストン

女「…あれ」

女(机にかけておいた体育館シューズが、なくなっている、ような)

パタパタ

女(ロッカーなし)

女(掃除用具入れの上なし)

女「……」

クスクス

女(……ああ、あの女子グループか…)

女(あえて行動を小さくして、そのあとドカンとやる的な)

女(先生に言っても効果なし…というより見えないところでやってるからなぁ)

女(放課後探すか……)

女(ほうかご!)

女(やっぱない)ゴソゴソ

女「おかしいなぁ…本当にどこにいったんだろ」

男「あれwww女じゃんwwwwwなにしてんのwwwww」

女「た、体育館シューズがなくて…」

男「普通に見つかるだろwwwwwwwwww」

女「そうだけど…」

男「まあいいやwwwww暇だし俺も探すわwwwwwwwwww」

女「でも、悪いから」

男「俺の好意がうけとれんのかwwwwwwwwww」

ガラッ

不良「おい、男」

男「あんwwwwwなんだよwwwwwwwwww」

不良「ちょ、ちょっと来い」

男「呼び出しかいwwwwwわりぃなwww頑張ってwwwww」

女「う、うん」

ピシャン

女「……ん?カバンにメモが入ってる……?」ペラ

女「……」

女「“シューズを返してほしいなら体育館倉庫に来い”」

女「“誰かに言ったらズタズタにする”」

女「………」

ガラッ ピシャン



男「なるほどなwwwwww俺を袋叩きにするつもりかwwwコワッwwwww」

不良「覚悟しろよ…恨みは晴らしてやる」

不良2「土下座するなら許すけど?」

不良3「いやいや、土下座じゃつまらんっスよ」


男「でwwwww三人がかりで俺が倒せるとでもwwwww」

不良「はあ?自分が無敵とか信じてんのかてめぇ」

不良2「とんだ自意識過剰だな」

男「wwwwお前ら、全校集会とかサボってんだろwwwww」

不良3「あ?それが?」

男「じゃあ知らないわけだwwwww」

男「俺、柔道の全国大会で三位だったんだよ」

また次回
最終回か?

不良「えっ?」

不良2「えっ?」

不良「ええっ!?」

男「自慢話で悪いがwwwww集会で表彰されたりしてたんだよwwwwwwwwww」

不良(そういえばそんなこともあったような……)

不良2「ただムキムキなだけじゃなかったのか…」

男「失礼なwwwwwwwwwwちゃんと鍛えたんですーwwwww」

不良3「ふ、ふん!それがどうした!三人じゃさすがに適わないから脅しに来たか!」

男「そう思うならwwwwww来いよwwww糞餓鬼wwwww」

不良「このやろう……馬鹿にしやがってぇ!」ビュン

男「おっとwwwww」サッ

不良2「あ、パンチ避けられた」

男「かーらーの?wwwww」

不良2「体落としだァ!!」

不良「ぐえ」

不良3「おのれぇぇぇぇぇ!」ダダダ

男「よっwwwwwwwwww」

不良2「決まったァァ!払い腰だッ!!」

不良3「ぐふ」

男「お前は?wwwwwどうする?wwwww」

不良2「…降参していいっスか?」




女「体育館…誰もいない」ペタペタ

女(屋根の修繕してるんだっけ。雨漏りひどいから)

女「……」

女(体育館倉庫は…ここだよね?ここしかないけど)

女「……」

女(やっぱり止めて、先生に言おうかな…それか…)

女(それか男くんについてきてもらって……なんて)

女(止めとこ)クルッ

チンピラ「おいおい、ここまで来て帰っちゃうわけ?」

女「……っ!?」

女「だっ、誰……むぐっ」

チンピラ「おっと、詳しくは中に入ってからにしようか?」コンコン

ガラガラ

少女a「はぁ、倉庫の扉ってなんでこんなに重いのかしら」

チンピラ「来たぜ、お目当ての人物がさ」

女「んー!んー!」バタバタ

チンピラ「暴れんなよ。これからたのしーことしてやるから」

少女a「誰にも見られてはないでしょうね?」

チンピラ「心配すんな。他は?」

少女a「すでに集まってる。ほら、中に早く入って」

チンピラ「へーい」

ガラガラ…ガシャン

チンピラ2「おっ、なかなか可愛いじゃん」

女(四人ぐらい知らない人がいる…)

少女a「体育館倉庫がますます狭くなったわね」

チンピラ3「広すぎてもヤダから構わんよ。どうする?縛るか?」

女(えっ)

チンピラ4「暴れられても困るしな」

少女a「そういうと思ってガムテープとか用意してきたわ」ポイ

チンピラ「用意周到すぎて怖ぇ」

女(えっえっ)

少女b「カメラ用意できたけど」

女子a「ご苦労さま。いつでも録画できるようにしといて」

女「ぷはっ…何をしてむぐっ」

女(ガムテ貼られた…)

女子a「決まってるじゃない。あんたが学校これなくするためよ」

女「?」

女子a「気に入らないの。見てるだけでイライラする。目障り」

女(うわお)

女子a「何やっても普通に学校くるし。ストレス発散どころか溜まっていくんだけど」

女(それを言われても)

女子a「それどころかイケメンくんに色目つかったり――ムカつくのよ、あんた」

女(や、使ってないよ?)

女子b「なんかたまに邪魔も入ったしねー…」

女子d「男…だっけ?あのマッチョな人」

女子e「もしかしてできてんの?」

女「」フルフル

チンピラ「いたらいたで面白そうだったけどな」

チンピラ2「寝とられとか?」

チンピラ「それそれ」

女(最悪だこの人たち)

少女a「ま、そんなわけでいじめんのもそろそろ飽きたし、退場願おうというわけ」

女(退場って)

少女a「これからやることをカメラにとってネットとかにばらまくわ」

女「!?」

少女a「ああ、もちろんバレないようにはするわよ。……私たちのことはね」

少女b「女のことは大々的にアピールしちゃうから安心して♪」

女(そこはアピールしないでよ!)

少女e「周りからどんな目で見られるのかな」クスクス

少女a「あなたはそれに耐えて学校にこれるかしらね?」

女「んーっ!」ギシッ

女(紐がキツくてとれない……)

チンピラ「そそるねぇ」サワッ

女「」ゾクッ

女(気持ち悪い…)

チンピラ3「感じてるんじゃね?」

チンピラ4「淫乱だな」

女(ぬるぬるして気持ち悪いんだってば!)

女「んーっ!」ギシッ

女(紐がキツくてとれない)

少女a「無駄よ。ここからの声は外に通りにくいし…なにより、口塞がれてるしね」

チンピラ「そそるねぇ」サワッ

女「」ゾクッ

女(気持ち悪い…)

チンピラ3「感じてるんじゃね?」

チンピラ4「淫乱だな」

女(ぬるぬるして気持ち悪いんだってば!)

チンピラ4「もうやろうぜ」

チンピラ「早いな」

チンピラ2「オレ一番がいい!」

チンピラ4「ずりぃぞ。おれだって最初がいい」

ギャアギャア

女(どうしよう…どうすれば…)

チンピラ「まずは下着脱がすか」

チンピラ2「スカートとかは残しといてくれ」

チンピラ3「変態」

女「んんー!んっ!」バタバタ

チンピラ「大人しくしろよ、殺すぞ」

女「!」ビク

少女a「あはは、ビビっちゃってるじゃん」

チンピラ4「本当にやりかねないんだからカンベンしてやってよ」

チンピラ「だってうるせーもんこいつ」

少女a「もう黙ったみたいよ。やるなら早くしなさい」

チンピラ「慌てんなよ」スル…

女「ううっ……」

女(お願い、誰か助けて……!)ギュッ

コンコン

少女a「なっ!?」

チンピラ「!」

チンピラ2「誰だ!?」

少女b「まさか先公にバレた…!?」

チンピラ3「構わねぇ、ボコボコにしてやろうぜ。何もいえないぐらい」

チンピラ4「そうだな。腕がなるぜ」ポキポキ

ガラッ


男「悪い子のみんなーwwwwwwwwww」

男「男お兄さんとストレッチ体操をしようwwwwwwwwww」

やっぱ次が最終回だった
また次回

少女a「……なんであなたが!」

男「うんうんwwwww俺の事警戒してたんだって?wwwww」

男「だから邪魔しないようにボコしとく予定だったってwwwwwwwwww」

少女a「ちぃ、あいつらベラベラと…」

少女b「大丈夫だよa、だってこのこと知ってるのこの人だけじゃん」ヒソヒソ

少女d「うまく潰しちゃえば、ね?」ヒソヒソ

少女a「そうね……」

少女a「男」

男「なにwwwww」

少女a「あなたはなんでここに来たわけ?」

男「えーwwwwwなんででしょうwwwwwwwwww」

少女a「本当はあなたもこの子を犯したいんじゃない?」

女「ん!?」ビク

男「いやいやwwwwwなにその逆転の発想wwwwwwwwww」

少女a「好感度あげてそこから落とすんじゃないかと思ったけど」

男「ゲスいwwwwwwwwww」

少女b「男くんも加わればいいじゃん」

男「いやだwwwww」

少女e「もちろん、このことは誰にもいわないから」

男「断るwwwww」

男「というかカメラに記録しといて揺するつもりだろwwwww」

少女b「ちぇ…」

チンピラ「めんどくせぇ、やっちまえよ」

チンピラ2「オーッス!」バッ

女(大外刈だ)

チンピラ3「な…やあ!」ダッ

女(今度は背負い投げ)

男「ああ、何もしなければ何もしないからwwwww」

少女a「つ、強い…なんで…」

男「ちょwwwwwマジ全校集会だけは聞けってwwwww」

少女b「なによ…あんたは一体、あたしたちに何をしてもらいたいわけ?」

男「え?wwwww」

少女b「女を庇うフリしながらあたしたちの邪魔をしてるんじゃないの?」

少女b「なんの恨みがあるのよ!あんたには何もしてない――」

男「俺にはな」

女(男くんが、真面目な顔になった…)

男「なあ、去年退学した『幼なじみ』って知ってるか?」

少女a「……!」

男「そうだよ。お前らがいじめのターゲットにして退学させた可哀想な子だ」

少女a「それが…何よ」

少女b「あたしたちのせいとは…」

男「有名だったけどな。お前らのこと――まあ、退学するまで教師は動かなかったけどよ」

少女a「今更、なに?まさか幼なじみから頼まれたの?」

男「ああ」

少女a「ふん…だったら自分から言いに来ればいいのに、あの骨無し」

男「自分から言いに来れば、だと?」

女(怒ってる…?)

男「ふざけるな。a、てめー、まだ分からないのか」

男「幼なじみがどっかで生きてるとか、暢気に考えてるのか」

少女a「え…う、うそ…」

男「教科書を捨てられ、水を浴びせられ、体操服を裂かれ、…レイプされて」

男「自殺したんだよアイツは!!」

少女a「し、しんだ…!?」

男「飛び降りだ!」

男「家族と俺宛に短い手紙だけおいて、飛んじまったんだよ!」

女「……」

男「幼なじみの言葉の端端からなにをされてるか知った。…死ぬ数日前にだけどな」

男「それからしばらくして、まるで幼なじみとそっくりのことを女がされてんじゃねぇか」

男「だから…いじめの尻尾を掴もうとしてたんだよ。ずっとな」

女(何この急展開)

少女a「……なにができるの?」

男「あ?」

少女a「たかだか一人でなにができるのよ!多勢に無勢よ!」

女(死亡フラグだよそれ)

男「そろそろかなwwwww」

男「別に俺、ペラペラ喋ってたわけじゃないからwwwwwwwwww」

チンピラ「は?」

バタバタバタ


先生「おい!なにしてる!」

先生2「なんだ!?他校の生徒か!?」

先生3「女!大丈夫か!」


少女a「時間稼ぎ……!」

男「ほら、学生の敵は教師だからさwwwww説得大変だったwww」

先生「とりあえず、会議室に来い!」

男「先生wwwww俺は?wwwww」

先生「そうだな…女を保健室に連れていってくれ」

男「あいさーwwwww」

先生2「ほら行くぞ!」

ギャ-ギャ-

男「女」ピリッ ホドキホドキ

女「う、うう…」

男「話したいことはあるけど…まず保健室行こうぜwwwww」

女「う、う、うわあぁぁぁあああん!!」

男「やめてwwwwwいきなり泣かないでwwwww」

女「怖かったよぉぉ」ビー

男「悪い悪いwwwwwwwwww」

女「どうなるかと思ったぁぁ」ビー

男「すまぬすまぬwwwwwwwwww」

先生「イチャイチャせんでいいからはよ保健室行けー」




養護「なんだかんだで爪で引っ掛かれたりしたんじゃん」

男「まあ柔道は喧嘩用じゃないですしwwwwwいくら強くても怪我しますしwwwww」

女「」グスグス

男「もう泣きやめしwwwww」

女「…男くん」

男「なんだよwww」

女「本当に、幼なじみさんの復讐のついでに私を助けたの?」

男「…そうだけどwwwwwwwwww」

女「違うよね?私の事もちゃんと気にしてくれてたよね?」

男「いやいやいやwwそんな善人じゃないしwwwwww」

養護「強情ね。何回か『クラスメイトがいじめにあってるんだがどうしよう』って相談しにきたくせに」

女「え」

男「わーーーー!!」

養護「だからさりげなく助けてあげなさいって」

女「さりげなく…うん、ちょっとずれてたけど…」

男「なんで言っちゃうの!?」

養護「良いじゃない、減るもんじゃないし」

男「減った!養護の先生への信頼度が減った!」

女「…どうしてそんなにやってくれたの?」

男「る、類説ある」

女(ツッコむべきかな…)

養護「ユー言っちゃいなよー」

男「あなたは黙っててくださいですの!」

女(キャラが…)

男「ただなんとなく助けたかっただけだよ…悪いか」

女「う、ううん」

養護「素直じゃないねぇ」ウフウフ

男「だから黙ってて下さいですの!」

女「でも…ありがとう」ニコ

男「……どーも」

先生「女、大丈夫か?保護者が迎えに来た」

女「あ、はい」ガタ

養護「バイビー」

男「…またなww」

女「うん、バイバイ」



男「……」

養護「好きなの?」

男「ブーーー」

養護「あらやだ吹き出して」

男「デリケートなこときくから!」

養護「じゃあ好きなんだ」

男「……」

養護「幼なじみちゃんはなんて書いてたの?」

男「…『どうか、いじめられている人を助けてあげて』と『誰かを幸せにしてください』でした」

養護「じゃ、幼なじみちゃんは男くんを縛り付けるつもりはないんだ」

男「あいつはそういう優しいやつだったから…でも」

養護「まだ幼なじみちゃんを放置して恋愛には走れない、か」

男「はい」

養護「ま、自分の気持ちにゆっくり向き合っていきなよ。人生は長い」

男「そう…ですね」

養護「お疲れさま」

男「はい」

養護「正直ガタイのいい男がしょぼんとしていたのは見ていられなかったわ」

男「雰囲気ぶち壊し!」

―――

女子c「このクラスも寂しくなったね…女子が四人いなくなったから」

女「ちょっと可哀想だけど自業自得といっちゃ自業自得だよね…」

女子c「なんかごめんね。女ちゃんを助けられなくて」

女「またそれ?数ヶ月前に終わったことなのに」

女子c「なんかこう…良心が」

女「そうなんだ」

女子c「aちゃんは…なんか、幻覚がひどくて病院行きだっけ?」

女「みたいだね…」

女子c「噂によると女の子が見えてるとか、謝り続けてるとか」

女「うん…謝り続けたほうがいいよ」ボソ

女「あ、そうだ。今日、お弁当ないから購買いかなきゃ」

女子c「じゃあここで待ってるね」

女「うん」

テクテク

男「あwwwww」

女「あれ」

男「もしかして購買に行くの?wwwww」

女「行くよ」



男「じゃあ、一緒にパン買いに行こうぜwwwwwwwwww」

女「うん!」






これにて終幕です
二人の関係がモヤモヤしている感じですが、これから進展がある…かも?

プロットの大切さや表記の確認を見に染みて分かりました
脳内変換お願いします…

では、お付き合いいただきありがとうございました

このSSまとめへのコメント

1 :  たくおおおおおおお   2016年03月15日 (火) 11:46:35   ID: AJDDg7al

俺も強くなって無双したいなw

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