「「「「……」」」」

「「「「……っ……ハァ～……」」」」

竜児「いや～もう……」

シンジ「ダメかと思った……ほんともうダメかと思った」

上条「よく生き残れたな……あの後」

キョン「今でも生きてるのが不思議だ……本当によかった……」

シンジ「背筋が凍るなんてもんじゃなかったね、あの時」

竜児「ああ……大円団かと思った瞬間……いるんだもんな……」

上条「本当に不幸なときって、「不幸だー！」とか出てこないんだな……」

キョン「よかった……本当によかった……」ｸﾞｽｯ

竜児「まあキョンが一番ビビるよな、そりゃ」

シンジ「なんせあの瞬間に世界がなくなっててもおかしくないもんね」

キョン「ああ……あの場に長門がいてくれなかったらと思うと今でも……」

上条「すぐ気づいて記憶を消してくれたんだっけ」

キョン「ああ。ただ改変は始まりかけてて他の３人のも消す余裕はなかったみたいだから、あのあとお前らは大変だったみたいだが……」

竜児「まあ世界が助かっただけ儲けもんだよ」

シンジ「うん、まあ僕らも何とかなったし……」

上条「もちろん無事ではすまなかったですけどね」ﾊﾊﾊ

竜児「あのあとキョンはどうしたんだ？」

キョン「今までで通りだよ。今度こそハルヒに長門との関係がばれないようにしないとな」

上条「いけそうか？」

キョン「いける……かなぁ……こう進学を期に、段々疎遠にみたいな……いけるかなぁ……」

竜児「まあ何とかするしかないだろ」ﾊﾊﾊ

キョン「お前らはどうだったんだ。大変だったらしいが」

上条「あーまあ、上条さんは慣れっこっちゃ慣れっこですから」

竜児「でも随分やられただろ？あの白い子に」

上条「まあ……そっちはまだいいんですけどね」

シンジ「そっちは？」

上条「あの、御坂にもちゃってさ」

キョン「ああ……いつも話してた」

上条「そうそう」

シンジ「確か超能力が使えるっていう……」

キョン「うああキツそうだな……」

上条「あの、御坂にもちゃってさ」→ 上条「あの、御坂にも話が伝わっちゃってさ」