蘭子「混沌電波第20幕!(ちゃおラジ第20幕)」 (33)

ちゃおラジの続編です。今まで読んでなくても大丈夫です。
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夏美「当機はこれより急降下爆撃を開始します。シートベルトをおしめください
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飛鳥「ラジオネーム『エンターテインメント』さんからのお便りだよ」

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久しぶりにジャックの決闘が見れましたね。予告通り3ターンで決めたのがかっこよかったです。何だかカテゴリはレッドみたいなんですけどどんなカードが出るのか楽しみです。所であの長官の後ろにいたのはスタンドか何かだったんでしょうか?
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飛鳥「多分人間だったんじゃないかな」

飛鳥「この『ちゃおラジ』はゲストを呼んで掘り下げていく番組だよ。パーソナリティーはちゃおっす!二宮飛鳥と」

蘭子「混沌!神崎蘭子と」

のあ「カオス!高峯のあでお送りするわ」

蘭子「あれが同調次元の絶対王者か!やはり魅せてくれるな!(あれがシンクロ次元のジャックさんですか。やっぱり楽しませてくれますね)」

のあ「そうね。あえて初めて見るアクションカードで防ぎながら最後は予告通りに華麗に決めたのは良かったわね」

飛鳥「4000ライフでのスカーライトの強さが際立ったね。レッドってシンクロに繋げてくカテゴリみたいだけどこれからの新規カードに期待だね」

飛鳥「明日から夏美の幻獣機がCGIに追加されるよ」

蘭子「兎星力が戦の決め手だったな!(ウサミンパワーが勝負を決めましたね)」

のあ「あの文香ジャッジの衝撃はすごかったわね。まあ『まだダメージステップ終了時だから発動できない』って裁定があるから覆る可能性は低いかもしれないわ」

飛鳥「それではゲストを呼ぼうか」

のあ「今日は誰を弄れるかしらね」

蘭子「札よ!我に可能性を示せ!では今宵の生け贄を召喚するぞ!今宵の生け贄は…黒真珠の騎士姫!(カードよ!私に可能性を示して下さい。それでは今日のゲストを呼びます。今日のゲストは…この人です)」

千秋「クッ、殺せ…!黒川千秋よ。今日はよろしくお願いするわ」

飛鳥「よろしく」

蘭子「歓迎するわ!(よろしくお願いします)」

のあ「よろしく」

飛鳥「さて、ツイッターの反応は」

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くっ殺川さんだ!
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千秋ブラックリバーさんがきてくれたぞ!
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開幕くっ殺聞けてよかったです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー千秋さんはこんなカオスに屈したりしない!
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カオスには勝てなかったよ…
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千秋「…何かツイッターの流れがおかしくないかしら?」

のあ「別にいつものことよ?」

蘭子「別段異常はないわ!(そこまでおかしいことじゃないですよ)」

千秋「それは極めて異常だと思うのだけど」

飛鳥「それはさておきまずは質問に行こうか」

千秋「質問ね…。何だか悪い予感がするわ」

蘭子「なかなか冴えておるな!(なかなか鋭いですね)」

のあ「最初の質問に行くわ。ラジオネーム『安眠』さんからの質問よ」

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千秋さんに質問です。パジャマとナイトウェア、どっちがプロデューサーの好みなんですか?
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千秋「それを聞く意味は一体何なの?」

千秋「劇場を見てればわかるとは思うけど
私は別にPさんの趣味に合わせたわけではないわ。ただどっちも気に入ってるだけよ」

飛鳥「その割には方向性が真逆のような気がするんだけど」

千秋「あれは急にパジャマパーティーを撮影するとかいう話になったから選んだものだしね。あのナイトウェアだとみんなから浮くっていうから一緒に撮影用の物を選んだのよ」

蘭子「それは多少は我が友の趣向が反映されてはおらぬか?(それって少しはプロデューサーの好みが反映されてませんか?)」

千秋「今考えると趣味なのかはわからないけど私にああいうパジャマを着てほしいというのはあったのかもしれないわね。私にはかわいすぎるって言った時そういうギャップも魅力的だって言ってたもの」

のあ「つまりPの好みに合わせたというわけね」

千秋「ち、違うわよ。私はPさんのアイドルの魅力を引き出すプロデューサーとしての実力を信じているの。アイドルとして輝くために意見を参考にするのは普通のことであって、Pさんが魅力的だって言ってくれたのがうれしくて選んだわけではないわ」

のあ「次はラジオネーム『ブタ鬼』さんからの質問よ」

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くっ殺川さんに質問です。聖騎士の演技の参考には当然いかがわしい物も参考にしましたよね?
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千秋「と、当然とか言われるのは心外なのだけど」

飛鳥「その反応を見る限り調べてはみたみたいだね」

千秋「ち、違うのよ。私はPさんがネットで調べたら参考になるって言ったから調べただけなの。そういう変態的な物だなんて知ってたら調べなかったわ!」

蘭子「我が友は戯れを好んでおるからな!(プロデューサーは悪ふざけが好きですからね)」

のあ「でもなんだかんだ言ってしっかり凝視しちゃったのよね?」

千秋「わ、私そんなムッツリじゃないわよ!」

のあ「最後はラジオネーム『ウィンキー』さんからの質問よ」

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千秋さんに質問です。千秋さんはお嬢様ではなくて奴隷として扱ってもらいたいと思ってるって本当ですか?
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千秋「そんなの本当なわけないじゃない…」

千秋「確かにお嬢様扱いされたくないのは事実よ。でもそれは普通の女の子として扱ってほしいだけよ。何で奴隷になりたいとかいう話になるのか不思議だわ」

のあ「ある種のファンの願望なのかもしれないわね。強気な千秋が屈服させたいという願望を知ったPが騎士クッコロリバーという役を与えたのよ」

千秋「あの役そんな名前じゃなかったと思うのだけど」

蘭子「我にはよくわからぬ世界だな!(私にはよくわかりませんね)」

飛鳥「おそらくいつかわかる日が来るんじゃないかと思うよ」

千秋「それはどうかしらね。私も仕事が来なければあんなこと知ることはなかったと思うわ」

のあ「以上で質問を終わるわ」

千秋「思った通り変な質問だったわね」

飛鳥「さすがにわかっていたみたいだね」

蘭子「我らには日常茶飯事だ!(私たちにとってはいつものことです)」

飛鳥「次は『闇変換』だよ。これはゲストにちなんだ言葉を蘭子の言葉に言い換えるコーナーさ」

千秋「蘭子の言葉で?難しそうね」

のあ「まあたまに話の流れからわかることもあるから安心していいわよ」

蘭子「ククク。我が瞳の力とくと見よ!(私が何を書いたか考えて下さいね♪)」

飛鳥「最初の言葉はこれだよ」

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被虐の銀鎧
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千秋「確かに話の流れからわかるわね。聖騎士でしょう?」

のあ「正解よ。話の流れでこれはわかるわよね」

飛鳥「あの騎士役は千秋に合ってたよね。高貴で気高い感じがしてよかったよ」

千秋「そう言ってもらえるとうれしいわ。自分でもあの役は気に入ってるの」

蘭子「決して屈さず国を守護する様は立派だったぞ!(あきらめることなく国を守る姿はすごくかっこよかったです)」

千秋「当然よ。何事もあきらめたらそこで終わりだもの」

のあ「オークと聖騎士クッコロリバーの構図は比奈の筆が進みそうね」

千秋「…描かないよう釘を指しておいた方がいいかしら?」

飛鳥「次の言葉はこれだよ」

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古より生きし玉杓子
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千秋「玉杓子っておたまじゃくしかしら?そんなカエル聞いたことないわ」

のあ「まあ問題用にひねってあるしね。わからなくても無理はないわ」

蘭子「フッ。瞬時に新たな詠唱を創造する。それも魔王の運命よ!(即興で新しい呼び方を考え出す。それも私がやるべきことです)」

飛鳥「ヒントが必要だね。蘭子」

蘭子「我が余暇の過ごし方の1つに含まれるわ!(私が暇な時に楽しむ物に含まれてます)」

千秋「蘭子が暇な時にやること?絵はあまり私とは関係なさそうだけど」

のあ「そうね。千秋にあまり絵というイメージはないわ」

のあ「まだヒントが必要そうね。蘭子」

蘭子「創造主の器が滅んでなお魂は後世に残るわ!(作った人が死んでも作った物は残ります)」

千秋「確かに優れた芸術は後の世に受け継がれるわね。私も永遠に歌が残るようなアイドルになりたいわ」

飛鳥「そうだね。それがアイドルの至上命題の1つだとボクも思うよ」

飛鳥「次でわかるかな。蘭子」

蘭子「身体の内にある螺旋で時の移り変わりを感じるのだ!(体の中にあるうずまきで時代の流れを感じられます)」

千秋「うずまきと言えば耳…。耳で聞くなら音楽ね。クラシックかしら?」

のあ「正解よ。よくわかったわね」

千秋「おたまじゃくしって音符のことね。確かにクラシックの楽譜は古くから残っているわ」

のあ「千秋の趣味ってクラシック鑑賞なのよね。どんなジャンルが好きなの?」

千秋「楽器の演奏もいいけどやっぱりオペラかしらね。時代の風刺や音楽に合わせた役者の演技や歌が好きよ」

蘭子「それが騎士姫の偶像になりし理由なのか?(それが千秋さんがアイドルになった理由ですか?)」

千秋「確かに華やかな世界で歌ったり踊ったりすることに憧れがあったわ。でも同時に私には遠い世界だとも思ってた。あの日Pさんが私を見つけてくれなかったら私は音楽の世界にいなかったわ」

飛鳥「それはみんな同じだよ。見出だしてくれる人がいたからボクたちはこうして同じ瞬間を共有できるのさ」

千秋「そうね。とても素敵な巡り合わせだと思うわ」

飛鳥「最後の言葉はこれだよ」

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役割の転回
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千秋「何となく言葉その物を言い換えたわけではないような気がするわ」

のあ「その考えはあながち間違ってはいないわ」

蘭子「キサマの言う通り我が輩こそが真の悪である!(確かに千秋さんの言う通りです)」

飛鳥「まだヒントが必要かな。蘭子」

蘭子「機方舟姫にも関係があるものだ!(のあさんに関係があるものです)」

千秋「それってのあさんのことかしら?公演…は騎士が出たからないわね」

のあ「でもあながち関係がないわけではないわ。役は追加される物だけとは限らないのよ」

千秋「そう言われてもあまりピンと来ないわ」

のあ「まだヒントが必要かしらね。蘭子」

蘭子「汝の次の鸛よりの授かり物とは親密な関係だ!(あなたの妹とは仲良くさせてもらってます)」

千秋「鸛の授かり物ということは赤ちゃんね。次のってことは弟か妹…。私が知る限り兄弟はいないはずだけど」

飛鳥「だろうね。実際にはいないんだし」

千秋「姉妹役…。何だか引っ掛かるものがあるけど出てこないわ」

飛鳥「次でわかるかな。蘭子」

蘭子「奉仕する側に回るのは大逆転と言っていいのではないか?(相手の身の周りの世話をするのは普段と真逆ではないですか?)」

千秋「わかったわ。メイドね」

のあ「正解よ。奉仕って所がポイントね」

千秋「妹って雪美のことね。まさか本当にメイド姉妹をやることになるとは思わなかったわ」

飛鳥「Pはそういう発言は割と拾うからね。…あれ、前は佐城さんって呼んでなかった?」

千秋「だって妹なのに名字で呼ぶのも変でしょう?だからどうせなら普段雪美って呼ぼうと思ってね。もちろんそれだけ雪美と仲良くなったっていうのもあるわよ」

蘭子「これが偶像の絆の紡ぎ方だな!(これがアイドルの交友関係の広がりですね)」

のあ「そうね。仕事で組んでからプライベートでも仲良くなるのはよくあることだわ」

飛鳥「残念ながらそろそろお別れの時間だよ。千秋、今日はどうだったかな?」

千秋「かなりカオスだったわね。けどいい経験ができたわ」

飛鳥「それっていい経験なのかな?まあいいや。それでは番組を終わるよ。お相手はちゃおっす!二宮飛鳥と」

蘭子「混沌!神崎蘭子と」

のあ「カオス!高峯のあと」

千秋「クッ、殺せ…!黒川千秋でお送りしたわ」

蘭子「それでは皆」

蘭子・飛鳥・のあ・千秋『闇に飲まれよ!』

放送終了後

飛鳥「いよいよドラマが再開するね」

のあ「私たちの出番はあるのかしらね」

千秋「ブルーナポレオンがあるならレッドバラードもあるかもしれないわね」

蘭子「我は常に汝らを歓迎するぞ!(私はいつでも待ってますよ)」

飛鳥「それなら蘭子の所に早く行かないといけないね」

のあ「そうね。いつまでも待たせたら蘭子泣いちゃうもの」

蘭子「な、泣いたりしないもん!(わ、我の瞳から滴をしたたらせるにはその程度では不足よ!)」

おわりです。出番があればいいですね。

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