【ミリマス】「プロデュース記録、伊吹翼」 (23)

俺は765プロという芸能事務所でプロデューサーをしている

そこに所属している春香たち…765プロALLSTARSのプロデュースが一段落ついたある日、俺は社長に呼び出された

P「失礼します」

社長「おお良く来たね、ま、かけたまえ」

P「はい。…それで社長、大事な話というのは?」

社長「うむ、実は今新たなプロジェクトを計画していてね…君にそのプロジェクトを任せようと思うんだよ」

P「新プロジェクト…ですか」

社長「うむ」

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社長「君にはASの子達以外の…新たなアイドルをプロデュースしてもらいたい」

P「新しいアイドルというと…以前アリーナライブでバックダンサーを務めてくれた彼女達ですか?確かもうすぐ765プロに所属することになってましたよね?」

社長「もちろん彼女達もプロデュースしてもらうよ、まあ彼女達7人だけじゃなく37人だけどね」

P「………すみません、よく聞こえなかったのでもう一度お願いします」

社長「君にはAS組と新しいアイドル37人、あわせて50人のアイドルをプロデュースしてもらいたい」

P「」

P「ご、50…?」

社長「なぁに、君なら出来るさ」

P「無責任な…大体うちの事務所じゃ50人も入りませんよ」

社長「それについては問題ないよ、ライブシアターがあるからね」

P「今765プロが建設している総合施設ですか…」

社長「うむ、シアターにも事務所を作るからね、彼女達には765プロTHEATERALLSTARSとして活動してもらう」

P「なるほど…」

社長「バックダンサーの子達以外にもめぼしい子には声をかけたりしているから50人はすぐに集まるとも」

P「そこは別に心配していませんが…」

社長「ゆくゆくは我が765プロが誇る50人のアイドルで夢の100万人のお客さんのライブ…ミリオンライブを見てみたいね」

P「社長、現在世界のどこを探しても100万人を収容出来る施設はありませんよ」

社長「水を差さないでくれたまえ、それになければ作れば良いんだよ」

P「…正気ですか?」

社長「ああ、私の長年の夢だからね」

P「…」

社長「想像してみたまえ、100万人のライブを」

P「…」

巨大な会場を埋め尽くす光の海、万雷の拍手の中で歌う春香たちとまだ見ぬアイドル達…お客さんはみんな笑顔で、アイドル達も笑顔で…それは

P「…楽しそうですね」

社長「だろう?」

P「社長の気持ちはわかりました、50人プロデュース、引き受けます」

社長「ありがとう、いつも迷惑をかけるね」

P「いえ、今更ですから」

社長「ははは…ではシアター計画、始動させてもらうよ」

P「はい、任せてください」

社長「頼もしいね、それじゃあよろしく頼むよ」

こうして765プロは新たにシアター計画を始動、夢のミリオンライブを目指し動き始めた
そしてこの日、俺の休みはなくなった

小鳥「どうですか、プロデューサーさん?シアターの子達は」

P「流石社長が目をつけただけあって優秀な子達ばかりですね」

小鳥「小さい子達も新しく入ってきましたね」

P「ええ、まあ奈緒や美奈子、琴葉は面倒見が良いので俺の目が届かない時は助けてくれてます」

小鳥「プロデューサーさん、休みがなくなっちゃいましたもんね」

P「まあ休みの日は退屈なので別に良いんですけどね」

小鳥「そんなこと言って…倒れても知りませんよ?」

P「大丈夫ですよ、飲むと疲れが一瞬でとれる栄養ドリンク使ってますから」

このみ「あ、いた」

P「このみさん、どうしました?」

このみ「アイドルになりたいって子が来てるのよ」

小鳥「面接希望者ですか?」

このみ「みたいだけれど…」

P「わかりました、俺が行きましょう」

小鳥「プロデューサーさんが?」

P「はい、社長からアイドルの面接もするように言われてるので」

小鳥「じゃあお願いしますね」



このみ「…プロデューサーも大変ねぇ」

小鳥「ですねぇ…」

P「失礼します」

「♪」

P「君が…今回応募してくれたアイドルかな?」

「はい!」

P「元気がいいな、それじゃあ自己紹介してもらおうかな」

翼「はい!伊吹翼、14歳です!アイドルやってもてもてになるために来ました!」

P「もてもてか…残念だけどアイドルに恋愛は…」

翼「わかってます」

P「ならなぜこの動機を?」

翼「うーん…実はわたし男の子にあんまり好かれてないみたいで」

P「ほう」

翼「学校のクラスでも街でもわたしと目が合うとすぐに顔を逸らされちゃうんです」

翼「だからアイドルになって可愛くなればわたしのこと見てくれるかなって」

P「君は特定の誰かと付き合いとかはあるのか?」

翼「うーん…今はそういうのは…」

P「なら別にもてもてにならなくても…」

翼「でもでも、目があった瞬間に顔を逸らされるのって結構傷付くんですよ?」

支援だよ

>>9
伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/vlTa9wY.jpg
http://i.imgur.com/NSw3BUU.jpg

>>7
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/g8aE7xk.jpg
http://i.imgur.com/iH8gSG2.jpg

>>8
馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/umEyExB.jpg
http://i.imgur.com/W28CGTf.jpg

P「ふむ…」

翼「だからわたし、アイドルになってみんなにちゃんとわたしのこと見てほしい」

P「…なるほど、わかった」

翼「それじゃあ」

P「伊吹さんの気持ちはわかった、真剣さも伝わった、なら俺は君が輝けるように後押しさせてもらうよ」

翼「ありがとう-!」ムニュ

P「むぐっ」

柔らかい!

翼「あ、わたしのことは呼び捨てでいいですよ」

P「そうか、じゃあよろしく、翼」

翼「はい、プロデューサーさん!」

美希「あふぅ…話し終わった?」

P「美希、どうしたんだ?」

美希「ミキのお昼寝スペースがプロデューサーに奪われてるからお昼寝出来なくて眠いの」

P「あれ、さっきまでソファーで寝てなかったか?」

美希「あのソファー硬くて寝心地悪いの、やっぱり応接室のソファーが一番だって思うな」

P「そんなに違うか…?」

美希「来る日も来る日も練習サボって寝てるミキが言うんだから間違いないって思うな」

P「いや、練習はしろよ…」

美希「あふぅ…」

翼「も、もしかして美希さん…!?」

美希「んー…誰?」

翼「わたし、伊吹翼です!美希さんを初めてテレビで見たときすっごくキラキラしててかっこよかったー!」

美希「ふーん…」

翼「わたし、765プロに入ったので美希先輩って呼んで良いですか!?」

美希「ん、いーよ」

翼「やったぁ!」

美希「じゃあミキは忙しいから寝るの、おやすみー」



翼「本物の美希先輩に会えるなんて…」

P「良かったな、翼」

一旦ここまで

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