兄「さて風呂にでも入るか」(41)


妹「あっ私も入るー」

兄「ん?じゃあ先に入ってこいよ」
妹「うん!…てっ…え?」

兄「ん?どうした?」

妹「いやお兄ちゃん今からお風呂入るんだよね」

兄「いやだから別に先に入って良いって」

妹「………は?」


兄「いやいやなんだよ」

妹「待ってね…ちょっと整理するから」

兄「なにを整理するんだよ」

妹「うーん…」

兄「………」

妹「じゃあ確認するよ?」

兄「お、おう?」


妹「お兄ちゃんは今から入ろうとした」

兄「そ、そうだな」

妹「で、私も入りたいって言った」

兄「いやだから先に入って良いって言ってんじゃん」

妹「おかしい……」


兄「全く意味がわからん」

妹「だって考えてみてよ」

妹「先に入って良いってことはだよ…」

兄「……」

妹「私が一人で入ってことじゃん」

兄「………」

妹「一人だよ?やっぱりおかしくない?」


妹「なぜお兄ちゃんも一緒に入らないんですか?」

兄「………え」

妹「考えてみてよ。私達って兄妹だからさ」

兄「……え」

兄「……え」

妹「一緒に入らないとおかしいわけじゃん」

兄「……は」


兄「……あの…妹さん…?」

妹「なに?」

兄「俺…17歳」

妹「うん。知ってる」

兄「妹さんは何歳?」

妹「12歳」

兄「ですよねー」


兄「更に血もつながった家族なわけですよ」

妹「それも知ってる」

兄「なら一緒にお風呂とか色々まずくないですか?」

妹「……え?」

兄「『え?』じゃなくて」

妹「お兄ちゃんの言ってる意味が分かんないよ」


兄「………」

妹「………」

兄「じゃあ妹さんは例えば父と一緒に風呂入れる?」

妹「無理!」

兄「理由は?」

妹「だって裸みられるわけだし…てかもうそんな歳じゃないし」

兄「………」

兄「俺と一緒に入ると俺に裸見られますよ?」

妹「それは別に良いよ」

妹「別に好きな人に裸見られたって大丈夫!」

兄「………は」


兄「………」

妹「もう良いから早く入ろう」

兄「いや待って……」

兄「………」

妹「………」

兄「こうしようか」

妹「ん?」

兄「俺もあとから行くから先に入って待ってなよ」

妹「………ちゃんと来る?」

兄「もちろん」

妹「絶対?」

兄「絶対」

妹「なら……わかった!」

タタタッ

兄「……ふぅ」


兄「さてのんびりするか」

10分後

ダッダダダダッ

妹「お兄ちゃん!」

兄「おぉ妹あがったか」

妹「なんで来ないの!」

兄「忘れてた」

妹「絶対って言ったじゃん!」

兄「あー今日はもう寝るから」

妹「待ってよ!」

兄「なんですかーまたいつか一緒に入ってやるから」オヤスミ

妹「私も一緒に寝る!」

兄「……え」


妹「お兄ちゃんの部屋で私も寝る!」

兄「………」

妹「お兄ちゃんの部屋で私も寝るの」

兄「あっ…じゃあ俺は妹の部屋で寝ろってことか」

妹「……え」

兄「じゃあおやすみー」

妹「待って」

妹「おかしいよ」

兄「………」


妹「整理しようか」

兄「……」

妹「お兄ちゃんは今から寝ます」

兄「明日も朝早いからな」

妹「うん。私も学校だし寝ます」

兄「まぁ夜更かしは良くないわけだ」

妹「私はお兄ちゃんの部屋で寝ます」

兄「俺は妹の部屋で寝る」

妹「なんかさぁ……おかしいよ」

兄「おかしいな」

妹「なんでさお兄ちゃんは私の部屋で寝るの?」

兄「そりゃ妹が俺の部屋で寝るからだな」

妹「私はさ一緒に寝るって言ってるわけじゃん」

兄「うん」

妹「………」


妹「じゃあ私は自分の部屋で寝ます」

兄「じゃあ俺も自分の部屋で寝ます」

妹「お兄ちゃんはさ…」

妹「私が嫌いなの……?」

兄「………」

妹「お風呂も一緒に入ってくれない!一緒にも寝てくれない!」

妹「……」グスン

妹「お、お兄ちゃん…」グスン


兄「いや…妹は好きだよ」

妹「ならなんで…」グスン

兄「でもさ…」

妹「………」

兄「家族としての好きなんだよ」

妹「………」

兄「あくまでも家族としてさ」

妹「お兄ちゃん…?」

妹「そういう冗談いらないから」

兄「………え」


妹「いや今すごい大切な場面じゃん」

妹「だから冗談とか言わなくて良いってことだよ」

兄「いや……は」

妹「ちゃんと本心言おうよ」

兄「いや…ん?」

妹「恥ずかしいのは分かるけどさ」

兄「いや…ん?」

妹「はい!どうぞ!」


兄「………」

妹「お、お兄ちゃん…」グスン

兄「…い、妹は好きだよ」

妹「う、うん」

兄「家族として」

妹「……え」

妹「ごめん……え」


妹「うん!わかった!」

妹「じゃあ私から先に言えば良いんだよね」

妹「わ、私お兄ちゃんが大好き…」
妹「もちろん…家族じゃなくて…一人の男性として…好きだよ///」

兄「と申してますが父」

父「……え」


父「そ、そのなんだ…妹…気持ちは嬉しいけど……ちょっと整理させてくれ…お父さんちょっと状況が…え…」

ダッダダダダッ

兄「元気だせよ」ポン

妹「……え」


妹「……あれ」

妹「今…私お兄ちゃんに言ったんだけど」

兄「いや冗談とか言わなくて良いって」

兄「今大切な場面じゃん」

妹「あれそのセリフさっき私が…え」

兄「とりあえずまぁ俺寝るわ」オヤスミ
妹「どうしてこうなった」




兄「ふぅー良くね……」

妹「………」zzzz

兄「………」

妹「んにゃ……あっおはよ…」

兄「なぜ妹が俺のベッドに…」

妹「………え」

妹「お兄ちゃん…昨日の夜中のこと覚えてないの…?あ、あんなに激しいことしたのに///」キャ

兄「………え」


兄「いや激しいことって…昨日は一緒に寝るだなんだ言って…」

妹「そ、そのあとだよ///」キャ

兄「そのあと……普通に寝たな」

兄「うん。本当は何にもないだろ」
妹「と思うじゃん?」

兄「……は」

妹「実は……」

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