新ジャンル「ポンコツンデレ」(144)


男「問題集の課題やってくるの忘れてた」

ツンデレ「はあ!?」

男「次の授業で提出だ。もう今からやっても間に合わない」

ツン「あんだけ提出日守るよう言われてたのに忘れるとか、どういう神経してんの? バカじゃないの?」

男「そこまでいうか……あの先生怒るだろうな」

ツン「当然でしょ。あんた、提出物忘れ常習犯だし。自業自得じゃない」

男「やべえ、やべえよ」

ツン「……まぁ別に私のうつさせてあげてもいいけど」

男「っ! いいんですか!?」

ツン「こ、今回限りだからね?」

男「いや充分だ! ありがとう! お前はなんていいやつなんだ!」

ツン「いいからっ、さっさとうつしなさいよ! はやく返してよね!」プイ

男「早速かきとらせてもらうぜ!」

男「……」

男(ツン……問題八割まちがえてる……)

ザアアアアアアアアア

男「雨だ、しかも土砂降り」

ツン「あんた傘もってきてないの?」

男「お前はちゃんと持ってきたか?」

ツン「もちろん。朝の天気予報でやってたし。どうやって帰るつもりなの」

男「いやまあ、走って帰るしかないですよ」

ツン「この土砂降りで? 風ひいたらどうすんの、ばか」

男「うぐ」

ツン「……しょうがないわね」

男「え?」

ツン「い、いっしょに入る? わたしの……」

男「え! いれてくれるのか!? でもいいのか?」

ツン「か、勘違いしないでよねっ! 私は別にあんたのことなんてどうでもいいし、そもそもっ―――」ゴソゴソ

男(そう言いながらバッグから取り出してるのはカッパか? カッパでどうやって一緒に帰るんだ? 二人羽織か?)

こういうの可愛いと思ったんだけど全くネタが思い浮かばないから誰か書いて

渡辺「ふえぇ……私のお弁当がないよぉ……」

女「しょうがないわね、私の分けてあげるわ」

渡辺「本当に?ごめんねぇ、ありがと~」

女「お、お礼なんていいから早く食べなさい!昼休み終わっちゃうわ!」

渡辺(……女さん、これ消しゴムだよ。どうやって食べればいいの?)

男「なんか関東に台風近づいてんだってさ」

女「怖いわねぇ……備えだけはしとかないとね」

男「そうなったら俺たちお隣さん同士だし、俺んちに避難してくるか?」

女「ばっ……バカ言わないで!なんであんたなんかと一つ屋根の下で同居しなきゃいけないのよ!」

男「いや同居って……単に避難すればって言っただけで」

女「大体、挨拶も無しに上がりこんだら男のご両親が困るじゃない!結納だってまだ済ませてないし、式場の予約だって……」

男「……あのー、君は台風に乗じてどこまでやっちゃうつもりなんで?」

女「どこまでヤッちゃう!?男のバカッ!!ドスケベ!!」

男「えぇ……」

ネタ出してみたけどツンバカっぽくなってしまった

男「緊急事態だ・・・」

ツン「なによいきなり?」

男「弁当の箸消えた・・・」

ツン「はぁ?ほんとにドジねぇ」

男「ヤヴァイーー!こーなったら吸い込むしか」

ツン「バカか!・・・もう、二つあるから箸くらい一つ貸してもいいけど?」///

男「赤くなってるとこ悪いけど箸は2本で1組だから。1本じゃ役にたたないからね?」

こんな感じですか?

男「髪のびてきたなあ」

ツン「いつもよりさらに目つきわるくなってるわよ」

男「部活なのに・・・邪魔だなあ」

ツン「・・・今のあなたかわいそうな人オーラ全開だから、これでどーにかしなさいよ」

男「・・・クリップ?」(髪止めのつもりかな?)

ツン「・・・とくべつにこれもあげる!」

男「・・・・」(食パンの袋止めるプラスチックの奴?これでどーすんだ?)

男「あーたーらしいあーさが来た」

ツン「ちょ、髪ひどいわよ?ボンドで固めなきゃ!」

男「・・・うん、ワックスな」

ツン「いいからさっさと髪整えなさいよ!ほら!」

男「そこはふつう櫛だろ。こっちの串で何すんだよ」

ツン「・・・!んじゃこれ!」(こいつ自分に磨きをかけるって言ってたよね!)

男「紙ヤスリでなにすんだよ!頭磨いてテカらせる気か!」

こんなんでいいならちょいちょい書いてきます

いいぜ頼んだ
ネタ浮かんだら俺も支援しよう

ミスりました
>>24は1ではありません

>>25さんありがとうございます!

男「さて、学校いくか!」

ツン「一緒にいくわよ!・・・仕方なくなんだからね!」

男「ちゃんとSuicaもったか?」

ツン「はぁ?朝からスイカはいらないでしょフツー」

男「え?バスとか電車とかどーすんだよ」

ツン「スイカで払うようになったの!?ちょっと冷蔵庫から取ってくるわ!」

ツン「・・・特別に男のも取ってきてあげるから感謝してよね!」

男「冷蔵庫・・・?まて、食い物の方じゃねーよツン!」

男「はい昼飯忘れたー!」

ツン「あんたのバカはいつ治るのよ」

男「いやー面目ない。買ってきます」

ツン「・・・!わ、私のお弁当わけてあげてもいいわよ?しっかり味わいなさいよね!」

男「おお!ありがとー!」

男「・・・これ弁当箱じゃなくてペンケースじゃね?」

ツン「え!?・・・・味わってたべなさいよね!」

男「間違ってたことを認めろよ!?」

こーですか?

男「さて、勉強会やるか」

ツン「・・・なんで私の家なのよ」

男「おまえが俺の家はいやがったんだろーが」

ツン「あ、当たり前よ!あんたの部屋散らかってて勉強どころじゃないでしょ!」(好きな人の部屋なんて緊張しちゃうし!)

男「面目ないなあー。それに比べてツンの部屋は可愛らしい部屋だねえ。あ、クーラーお願いできる?」

ツン「~っ!バカっ、な、何恥ずかしい事言ってんのよ!!」///カチカチ

男「ちょ、俺が頼んだのは冷房!暖房はやめて!?間違いに気づいて!」

男「やっぱどっかで飯食ってくか」

ツンデレ「そうね、お昼時だし」

男「ファミレスにするか」

ツンデレ「あら、珍しいわね。ラーメン屋にいくとか言いそうだと思ってたわ」

男「女の子と食べにいくのに汁物はちょっと」

ツンデレ「はぁ・・・私相手にそんなに気を使わなくてもいいわよ」

男「そう?じゃあ激辛地獄ラーメンっての食べに行かない?」

ツンデレ「前言撤回するわ」

男「じょ、冗談だよ・・・」

ツンデレ「私が辛いもの苦手なのわかってて言ったでしょ」ジトー

男「ちょっとだけいじわるしようと思ったのさ♪」

ツンデレ「ばか・・・」

トコトコ


横槍失礼

らっしゃーせー


男「それで?何にする??」

ツンデレ「え、そうね・・・」

ツンデレ「い、イタリアンにしようかな」

男「ほぅ、優雅ですね」

ご注文はお決まりですか?

ツンデレ「このイタリアンとサラダセットで・・」

男「えっと、このダブルバンバーグセットで」

ツンデレ「っ!」

男「うん?どうしたのかな?」ニヤニヤ

ツンデレ「よ、よくそんなにも食べられるわね・・・」

男「だって夏だからこそ、バテないように栄養摂らないとな」

男「ツンデレも・・・・まぁ、栄養とれてるっちやぁとれてるな」

ツンデレ「具体的にどこを指してるのか聞いてもいいかしら?」

男「バストとヒップ」

ツンデレ「オブラートに包んだつもりか!!」

お待たせしましたー

ツンデレ「はやっ!」

男「ふひひ、肉厚と肉汁半端ないぜ」

ツンデレ「・・・・」ゴクリ

男「うん?どうしたのかな?ツンデレちゃん?手が進んでないよ?」

ツンデレ「そ、そうなのよ。ダイエットしててね。少しでもこの胸を抉るためにも」

男「ぎゃーそんなことしないでー!!そのおっぱいがいいのにー」

ツンデレ「ばかっ!声がでかいっての!」

男「悪い悪い・・・で?ほんとのところは?」

ツンデレ「うぅ」

ツンデレ「ちょ、ちょっとだけ・・・」

男「うん?ちょっとだけ?」

ツンデレ「は、バンバーグ・・・欲しい・・・」

ツンデレ「・・・」

男「しょーがないなぁ、イタリアンと交換ならいいぞ」
ひょいひょい

ツンデレ「や、ちょっとだけでいいから、そんな全部交換しなくても」

男「まぁ、ツンデレが食べたそうにしてたし、どうせ素直に頼まないだろうなと思って機転を利かしたのさ」

ツンデレ「うっ・・・」

男「お子様舌がコンプレックスだもんなー」ニヤニヤ

ツンデレ「っ・・・うるさいなぁ、だ、だっておいしいんだもん・・・」

男「俺も好きだよ?バンバーグ。だからこんどからは素直に頼めばいいんだってば」

ツンデレ「・・・・」コクン

男「うんうんイタリアンもいけるな」



ツンデレ(ありがと・・・)

ツン「お、おとこ!」

男「うん?」

ツン「く、クッキー、焼いてみたの……かっ、勘違いしないでよね! ちょっと作りすぎちゃっただけなんだからっ」

男「へえ、ありがとう。ただツンの事だしなぁ、塩と砂糖間違えたーなんてベタなオチがつきそうだなぁ」

ツン「バカにしないでくれる? ちゃんとお砂糖入れたわよ」

男「はは、さすがにそりゃないか。いただきます……ウッ」

ツン「え、ちょ、男? どうしたの!?」

男「さ、酒くせえ! あとやっぱりしょっぱい! ツンお前料理酒入れたろ!?」

ツン「あっ、気付いた?」

男「気付いたぁ? じゃねえよ! 毒食ったかと思ったよ!」

ツン「だ、だってウチだとあさりの酒蒸しにバターも入れるから……合うでしょ、お酒とバター」

男「どうしてあさりとクッキーを同列に扱ってしまったんだツンよ! うわなんか叫んだら息がにんにくくせえ!」

ツン「にんにくも入れるの」

男「おいしそうだね!!」

男「なあツンよ」

ツン「な、なによ」

男「いや、お前違和感ないのか?」

ツン「え?・・・あ、男がいること」

男「うん違うから」

ツン「べ、別にイヤとかじゃないわよ?むしろ逆っていうかその」///

男「・・・・とりあえずさ、何故かかけてる水泳のゴーグルは取ろうな?メガネじゃないぞそれ」

ツン「・・・・あれ?」

ツン「・・・・」

男「・・・照れ隠しのイヤホン、音楽プレーヤーにつながってないぞ」

ツン「・・・・あ」

男「なあ、俺のボールしらね?」

ツン「また失くしもの?ほんとにアンタは・・・」

男「いやー探したんだけどなあ」

ツン「どんな奴?・・・探してあげるわけじゃないんだから!」

男「赤くて丸いボールだけど?」

ツン「ふーん・・・そ、そういえばたまたまこれを拾ったんだけど?」

男「おおありがとー!探してくれたのな!」

ツン「た、たまたまよ!?探してないんだから!ハイ!」

男「・・・確かに赤くて丸いけどさ」

男(なぜトマト・・・?)

ツン「あれ・・・?」

男「ん?どーしたよ?」

ツン「リンゴを切ろうと思ったんだけど、ナイフがなくてね?」

男「ありゃ、そりゃ困ったな。探すの手伝うよ」

ツン「べつにあなたは手伝わなくていいわよ!あなたといるとその、調子狂うってかドキッと・・・」///

男「リンゴどーすんのさ」

ツン「代わりのナイフがあるから平気よ!文房具コーナーで買った安くておしゃれナイフが!」

男「・・・・それはペーパーナイフかな?たぶん切れないよ?」

ツン「・・・そなの?」

ツン「あ、男!・・もう、朝からあなたと会うなんて不運ね!」

男「ツンか、おはよ・・・」

ツン「ど、どしたのよ、元気ないわね?」

男「あー、昨日ゲームでクエ受けてつい朝まで・・・」

ツン(ゲームで食え・・って、ゲームの中でなんか食べろって事!?晩ご飯なかったの!?)

男「クエのせい所持してたお金なくなるわで大変でさー」(クエストのアイテム高いな)

ツン(お金もないの!?これは私が・・・)

ツン「・・・仕方ないから私がご飯つくってあげる!!料理の練習したいだけなんだからね!」

男「?ありがと」(なんでゲーム内の金欠からこーなった?)

ピンポーン

男「・・・ん?はーい」がちゃ

ツン「おはよっ男、ちょっと買い物つきあいなさいよー!」

男「お、珍しいな」

ツン「た、ただの荷物持ちさんだから!さっさと行くわよ!」

男「へーい、忘れもんねーか?」

ツン「・・・あ!靴忘れた!」

男「おい待て何故そんなもん忘れるんだ」

ツン「うるさいうるさい!ちょっと取ってくる!」タッタッタッ

男「・・・自分の家から俺の家来るまでになぜ気づかなかったんだ?」

ツン「そろそろ帰る?」

男「買い物は済んだからな」

ツン「・・・今日はその、ありがと」

男「おう!楽しかったぞ」

ツン「!」

ツン「・・んじゃ、また行く?」

男「ツンならいつでも歓迎だよ」

ツン「~っ!!ふん、私帰る!」/// 

男「おいそれ違うバス!家と逆方向の奴!」

ツン「え?大丈夫よ、運転手さんに言えば行ってくれるから」

男「大丈夫じゃねーそれはバスジャックだ!こら乗るなー!」

ツン「・・・男!」

男「ん?」

ツン「その・・・これ!」

男「クッキー?くれんのか?」

ツン「見てわかりなさいよバカ!」

男「・・・ん?メモがついてる」

ツン「!?それはダメ!返して!」シュパ

男「うお!一瞬で取られた!?気になる見せて!」

ツン「いや!私帰る!」

男「うーん、なんだったんだろあのメモ・・・ん?」

男「・・・落ちてる・・。こっそり見ちゃおっと」

男「・・・!!」

<男、お誕生日おめでとう!
大好きなあなたの一年が、いいものになる事を祈ってるよ>

男「・・・ったく、ツンはほんとに抜けてるなあ。こんなもん落とすなよ」

男「・・・さて、お礼しに行くか。あとアイツの誕生日、いつだったかな・・・・」

<夏休み終了>

ツン「・・・・」そわそわ

ツン「まだかな・・・服とか気合い入っちゃった」

ツン「・・・・男・・・」

男「呼んだか?」

ツン「きゃっ!?もう、びっくりしたじゃない!///」ドキドキ

男「悪い悪い。もしかして家の前で待っててくれたのか?」

ツン「た、たまたまよ!それより今日は始業式なんだから早くいきましょ!」

男「・・・学校なんだから私服じゃダメだろ?」

ツン(・・・服気合い入っててもどーしよもなかった!!///)

<始業式>

男(実はツンは生徒会長だったりする)

えー、次は生徒会長の言葉です

ツン「こんにちは、生徒会長のツンです」

男(お、ふつうだ)

ツン「ながいゴールデンウィークも終わり、いよいよ二学期が始まります」

男(長すぎだろGWじゃねえよ!?夏休みな!)

ツン「二学期には様々な行事もあります。部活とべんきゅっ」

男(かんだな)

ツン「・・・・二学期もがんばりましょう」

男(あ、あきらめた)

男「今日はどーしたんだ?夜に家に来てほしいって」

ツン「別にたまにはいいでしょ!特に意味なんてないからね!」

男「そうか。にしても今日は星がよく見えるなあ」

ツン「うん・・・・その」///

男「ん?」

ツン「あの・・・あのね?」(がんばれ私、今日なら自然に言える!!)

男「うん」

ツン「月が・・・・綺麗、ですね・・・」/// 

男「・・・・え?」

ツン(言えた・・・!私、やっと言えた・・・・!)

ツン(男は・・・なんて言ってくれるかな?)

男「おー・・・」

ツン「お、男?」

男「ホントにキレーだなあー。でも昨日は中秋の名月だったから、昨日みとけばよかったなあ」

ツン(あれ?昨日なの?お月見今日じゃないの?いやそれより)

ツン「そーじゃないでしょばかぁ!!」ばきぃ

男「え!?なになにどーなってぐはぁ!」

ツン「このばかぁー!」///

<テスト勉強>

ツン「・・・・うう」

男「ん?どしたよ」

ツン「うっさいわばかぁ!」

男「うぉっ!?何どーした!?」

ツン「もういやぁ・・・数学なんてぇ・・・・」

男「そーいやテストも近いな」

ツン「その話はしないでほしいわ」ゴォォォ

男「はいすみません」

男「どこがわかんねえの?」

ツン「・・・単元まるまま」

男「うわマジカヨ。教えてやろうか?」

ツン「・・・!!あ、あんたがいいならその、一緒に勉強しなくも・・・・」

男「んじゃやるか」

ツン「!!!・・・うんっ!」

男「お前・・・ここ来年やるやつだからわかるわけなくね?」

ツン「私の苦労を返してぇー!!」

<トンボ>
ツン「あ、トンボ」

男「え?お、ほんとだ」

ツン「男の肩に止まった・・・羨ましくなんてないからね」

男「はいはい。そのわりにはいいなぁって顔だぞ?」

ツン「うるさーい、私も呼ぶ!ぐーるぐる~」

男「指ぐるぐるして目を回すってやつか」

ツン「ぐるぐるーぐーるきゅう~」

男「お前が目をまわしてどーする!?」

<鈴虫>
男「鈴虫が鳴いてるなあ」

ツン「綺麗ね。とっても」

男「誰かと聞くのもいいもんだな」

ツン「わ、私は別になんとも思わないけど・・・・」(やばい。嬉しくてにやけそう///)

男「にしても鈴虫ってどーやって鳴いてんだろな?」

ツン「バカねえ。鈴虫よ?からだに鈴がついてるからに決まってるじゃない」

男「・・・・ほんとか?」

ツン「フフーン、退屈してそうだったから遊びに来てやったわ。感謝してよね!」

男「バイト中なんだけど。せっかく来たなら何かDVD借りて行きなよ」

ツン「そうねぇ…オススメの映画教えなさい。暇潰しに見てあげなくもないわ」

男「じゃあ適当にあの辺りのをチョイスしよう」

ツン「へぇ~あんたにしては悪くなさそうなセンスね。決定! お会計お願いするわ!」

男「こちらブルーレイの商品となりますが再生機は大丈夫でしょうか」

ツン「もちろん!」フフン

~一時間後~

ツン「さっき借りたDVD 私のプレステじゃ再生できなかったわよ~!?」

男「そう来ると思ってた」

ツン「はぁ…せっかくあんたと喋れる話題が一つ増やせると思ってたのに…」

男「まだ暇だったら、バイト終わってからウチで一緒に見よっか」

ツン「えぇぇ~!? しっ、仕方がないわね! 行ってあげるっ!」ワーワー

男「良かったね」

ツン「今日あんたを呼んだのは他でもないわ! これを見なさい!」

男「前に話してたジグソーパズル完成したんだ。大きいなぁ」

ツン「フフーン、一ヶ月かけてコツコツ作ったのよ。壁に飾りたいから手伝って」

ツン「あんたは私と反対側を持つの。準備OKね? せーの!」ガコッ

男「お安い御用だけど先に確認から…あっ」

ド ザア ア アア ア ア

ツン「いやぁぁぁ~~~!? 一ヶ月もかかった傑作がぁー!!」

男「盛大に引っくり返しちゃったよ」

ツン「そりゃあ接着剤使わないと崩れるわよね…致命的だったわ…」グスン

男「よし、気を取り直してもう一回 一緒に作り直そっか。二人なら半月だよ」

ツン「あんた…ふ、フン! 感謝なんてしないんだからねっ! …あ、ありがと」ヌリヌリ

男「ピース一枚一枚に接着剤塗るのは流石に気が早いよ」

男「お腹も空いてきたし、そろそろ帰るかな」

ツン「ま、待った! ピザ注文するから食べて行けばいいじゃない!」

男「ピザ頼むの? だったら最近出た新作お願いしたいな」

ツン「奇遇ね、私もそれを食べたかったのよ。早速電話しましょうか」

ツン「ぁああ~…あのぉ……も、もしもしぃ!?」

男「ありゃあ……」

ツン「あのぉー!! ぴぴぴっピザの注文おねがいひましゅ!! はひぃ!」

男「落ち着いて落ち着いて」

ツン「ひ、ひゃい! …ひゃあい! わ、わかりました……お願いします」

ツン「電話番号 間違えてかけてたみたいだわ」フー

男(一体最後に何をお願いしたんだろう)

ツン「フフーン、同じ失敗 繰り返さないためにもネットで注文するわね!」カチカチッ

男「僕が代わるからテレビ見ててね」

ツン「あんたと二人切りで出掛けるとか、デートなんて思ってないんだからねっ!」

男「急がないとバスに乗り遅れちゃうよ」

ツン「あっ! 玄関のカギ閉め忘れてたかも」

男「気になると止まらないよね。心配ご無用、僕が出る時にしっかりチェックした」

ツン「わぁ~ 気が効くじゃない。それなら戻らなくて…お財布置いてきちゃった」

ツン「すぐに取って来るから待ってて! すぐよ!」ピュー

男「……」

ツン「お待たせっ! さぁ、気を取り直して出発するわよ~」ニコニコ

男「今度こそ玄関のカギ 閉め忘れてるけど」

紫煙完了。誰かはよはよ

――――下校中・とある橋の上――――

男「これやるよ」

ツン「え?」

男「駅前で買った猫のキーホルダー。お前猫すきだろ」チャリン

ツン「は? えっと……いきなり何?」

男「いや。まぁ」

男「結果はどうあれお前にはけっこう色々してもらってるからな。結果はどうあれ」

男「日頃の感謝ということで。やるよ」

ツン「っ……」

ツン「そ、そうっ……あ、あはっ!」

ツン「まっ、まぁ普段私がしてあげてる事を考えたらこれくらいの対価は当然よね! もらってあげてもいいわ!」

男「対価ってそのキーホルダー200円だけどいいのか」

ツン(男からのプレゼントっ……)ニヘラ

ツン「しょ、しょうがないからっ、これっ、バッグにつけてあげようかなっ……!」ガサゴソガサゴソ

ポロッ


男「あっ」

ツン「え?」



ポチャン



男「あ……あー」

ツン「――――」

男(キーホルダーが見事にツンの手から滑り落ちて、橋の下の川に落下した)

ツン「――――」サァァァ

男「あ、あはは……まさかプレゼントして10秒以内に紛失するとはな」

ツン「あ……ぁ」

男「気にすんな。どうせ200円だったし」ポン

ツン「男に……もらった、猫ちゃん……」

男「それくらいまた買ってやるよ。ほら行こうぜ」

ツン「……」

―――数日後――――


キーンコーンカーンコーン


同級生「ふー! やっと学校終わった!」

同級生「放課後だー!」

同級生「ツンちゃんこの後カラオケいかない?」

ツン「あっ、私は用事あるから」

同級生「えー! またー!?」

ツン「ごめんね。また誘ってね」

同級生「残念ー。わかりましたよー」


男(……)

男(ツンのやつ最近いっつもああだな)

男(バイトも部活もやってないだろうに、何を急いで帰ってるんだ)

男(声かけてみるかなあ)

男「おい。ツン」

ツン「っ!」ビクッ

男「最近お前どうし」

ツン「あっ、あっ、いそがなきゃ!」

男「えっ?」

ツン「わ、わたし用事あるからっ! 早く帰るから!」

男「……」

ツン「男も道草食ってないで早くかえんなさいよ! じゃ、じゃあねっ!」

ダッ

男「あ……」

同級生「ツンちゃん何で学校にゴム長靴はいてきてるのかな」

同級生「間違えて履いてきちゃったんでしょ」

同級生「あはは、美人なのにああいうぬけてるとこが可愛いよねー」

―――下校中・とある橋の上―――


スタスタ


男「……」

男(そっけなかったな)

男(なんだろ。さけられてるのかね)

男(女友達からの誘いもことわるって事は、あれか)

男(ツンにも彼氏ができたか)

男「……」

男「……ん?」


ジャプジャプ

ツン「っ……っ」

ジャプジャプ


男「……」

男(あれ?)

男(なんか橋の下の川で、見知った顔の人がいるんですけど)


ツン「どこっ……どこ」

ツン「た、確か……落としたのここらへん」

ツン「今日こそ、見つけるっ……ぜったい、みつけるっ」

ジャプジャプ


男「……」

男「おーい! ツン! お前何やってんだよ!」

ツン「はひっ!?」ビクッ

ジャプジャプ

男「だから何やってんだよ川入ってそんな事」

ツン「あっ、男!? なんでっ!?」

ツン「ていうか川入ってきちゃダメ!」

ツン「長靴はいてないからっ、靴ぬれちゃう!」

男「わざわざ橋の下まで降りて川遊びか?」

ツン「……」

男「……もしかしてお前」

ツン「う……」

男「あの時落とした猫のキーホルダー探してるの? ここ最近ずっとそのために早く帰ってたのか」

ツン「っ……」

男「浅瀬っていってもこの時期じゃ寒いだろ」

ツン「……」

男「風邪引く前に帰ろう。どうせ200円だし気にすること無いって」

ツン「……さがすもん」

ジャプジャプ

男「お、おい」

ツン「……」

ジャプジャプ

男「お前」ガシッ

ツン「あっ」

男「ほら。手、すっごい冷たくなってるから」ギュッ

ツン「っ……」

男「……」

男「しかもお前その長靴穴あいてるだろ」

男「長靴の中に水たまってるし……あはは。意味ねえじゃねえか」

男「お前はほんとにもう」

ツン「わ、私こうだからっ……!」

ツン「わ、私……ド、ドジだから」

ツン「いっつも失敗ばっかりで」

ツン「男にっ……してあげたい事っ、い、いっぱいあるのにっ」ジワッ

ツン「いっづもっ……う、うまくっいかなくで」

ツン「キィホルダっもっ……エグッ、おとし、ちゃうし」

ツン「グスッ、だ、だから!」

ツン「さがすのっ……男に、もらっだ、ものだからっ、グスッ」

男「……」

ツン「うぇ……グスッ、うぇえ」ポロポロ

男「……ツン」

ツン「うっ、ぅ……」ポロポロ

男「ツン」

ツン「なっ、なに……」

男「キーホルダーあったぞ」

ツン「え?」

男「そこの草の間に挟まってた。ほら」チャリン

ツン「えっ……?」

男「意外とああいうとこにひっかかってるもんなんだな」

ツン「あ……ぁ」

男「見つかってよかったな。はい」

チャリ……

ツン「……」キュッ

男「今度は落とさないようにしなきゃだな」

ツン「ぐすっ……うん」

ツン「え、えへへ……よかった」

ツン「よかったぁ……猫ちゃんっ」キュゥゥ

男「……」

男(本当よかった。あの時、ペアルックのつもりで買ったなんて恥ずかしくて言えなかったから)

男(同じキーホルダー2個買っといてよかった)

スタスタ


ツン「♪」チャリチャリ

男「今度はちゃんとバッグにつけれたな」

ツン「ふふん! もう絶対おとさないわ!」

男「それにしても川入ったから……靴下までビショビショでなんとも言えないはきごこちだ」

ツン「私替えの靴下持ってきてるけど」ゴソ

男「ニーソじゃねーか」

ツン「貸してほしくないの?」

男「ていうか靴も濡れてるから靴下変えても意味ないんだよな」

ツン「……それもそうね」

男「あはは」

ツン「なっ、なんでわらうの!?」

男「お前可愛いな」

ツン「……えっ?」

ツン「えっ、あ……かわっ」カァァァ

男「日が暮れちゃいそうだ。早く帰ろ」

ツン「あ、ちょっ」

ツン「え……えっ?」ドキドキ

ツン「かか、かわいい……って、さっき」

男「聞き間違いじゃないか」

ツン「き、ききまちがいじゃない! 絶対言った!」

男「気のせい気のせい」

ツン「もう一回……! う、うれしくないけど、も、もう一回いってみなさいよ」

男「かわいーかわいーかわいーよ」

ツン「っ……」ニヘラァ

男「……」

ツン「って、ちがう! そういう変な言い方じゃなくてっ、ちゃんとっ!!」

男「でもニヤニヤしてた」

ツン「全然してないわよ!! ばかっ!」

男「だからもういいだろ早く帰ろうぜ」

ツン「ちゃんと言ってって言ってるのー!!」ブンブン


ブンッッ


ツン「あ」

男「あ」


ボチャン


ツン「――――」


今度はバッグごと川に落とした。

このスレたてたやつだけど
地味にこのスレ息長く続いてて嬉しかったから投下
また新ジャンル流行って欲しいんじゃ

最低でも俺1人はこのスレ常にROMってるからバンバンあげちゃって

ツン「トリックオアトリートよ。悪戯されたくなかったらお菓子を頂戴!」

男「あー 今日ハロウィンか。仮装似合ってて可愛いね」

ツン「本当!? って そうじゃなくてお菓子よ! お菓子ぃ~っ!///」

男「来てくれて申し訳ないんだけど 今持ち合わせないよ」

ツン「へぇ~ だったら悪戯をご所望のようねぇ…フフーン、問答無用だわ」

ツン「こんな事もあろうかと用意して来たの! はい、ガムあげるっ!」ササッ

男(バラエティも真っ青な光速ネタばらしだよ)

男「あいたぁー」バチーン

ツン「やぁーい やぁーい! 引っ掛かった~♪」キャッキャ

男「トリックオアトリート、お菓子か悪戯どっちがいい?」

ツン「何よ 藪から棒に…仕方がないわね」

ツン「ほら、偶然昨日私が作ったクッキーあげる。あ、ありがたく受け取りなさいっ!」

男「言ってみるもんだ。一枚ここで食べてみていい?」

ツン「勝手にすれば!? た、食べたらいいんじゃないの…!」

男「それじゃあいただきまーす……あっ」

ツン「あれ?」

男「たぶん 砂糖を別の調味料と間違えて入れてるお約束だったみたい」

ツン「……」サー

ツン「ひ、引っ掛かったわね~!! 悪戯の先手を打たせてもらったわ!?」

男「今のウソだけどね」

ツン「えぇ~!? び、ビックリして損しちゃったじゃないのよ バカ!」

男(しょっぱいけど意外に美味い)モグモグ

ツン「はぁはぁ、ちょっと待って…もう少しゆっくり走れない…?」

男「慣れてないとランニングキツいよね。少し休憩しよっか」

ツン「はぁ、この調子で私 痩せられるのかしら。何か効率良い方法ないのかなぁ」

男「コツコツ続けるのが一番だ、ファイトファイト」

ツン「そ、そうだわ! お互い交代しながら背負って走れば距離を短くしても大丈夫かも!」

男「僕はできるかもしれないとして、それじゃあツンが大変だよ」

ツン「う~…あら、こんな所に何か落ちてる」

ツン「あーっ!! 思いついた!!」

~ 数分後 ~

男・ツン「いちに! いちに! いちに!」タッタッタッ…

ツン(これぞ二人三脚式ランニング! ペースも合わせやすいし、そ、そして何より密着しながら走れる一石二鳥っ!///)

男「あ、ゴム千切れた」ブチッ

渡辺「あれれー? 私のヘアバンド見つからないよぉ~」

ツンの主張:私の気持ち


ナレーター「今回は、この高校の生徒会長が自分の抑えきれない気持ちを全校生徒の前でぶちまけます」

ツン「こ、こんにちわ!」


コンニチワー!


ツン「私は今日、生徒会長としてではなく一人の学生として言いたいことがありますっ!」


イェーイ!!


ツン「今日まで隠してきたけど、私には今好きな人が居ますっ!」


(シッテル)(シッテル)(ドウセオトコダロ)(シッテル)(ウン)(シッテル)(ミンナシッテル)


男(好きな人かー誰だろう)

ツン「そ、その人はドジで馬鹿で……! 私が居ないとてんでダメな奴で」

ツン「だから好きって言うよりかはそばにいてやらないとと言うか……」ゴニョゴニョ

ツン「このまま放逐しちゃうと将来誰かと結婚……結婚!? ……いや、ここれは違うくて」ゴニョゴニョ

ツン「で、でもっ! 昔からずっと一緒に居てくれましら!」


(カンダ)(カンダナ)(カンダネ)(カンダ)


男(あいつよく噛むな。二学期の最初の時も噛んでたし)

ツン「なので、今日きっちりと想いを伝えます!」


オー!


ツン「……三年○組のお―――」キーン


(ハウリング……)


ツン「……コホン。三年○組のおと―――」チラ

男「……」

ツン(! 男がこっちみてる! どうしよう、頭が真っ白に!?)

ツン「」パクパク

V6「あれ?どうしたどうした!?何があったんだ!?」

ツン「」ドサッ


エー!?


男「!?」

V6「え、倒れた?嘘でしょ!?」


その後ツンは保健室で復活したもののツンの主張は収録されず、(表向きは)ツンの好きな人は不明なままとなってしまいました

ポンコツじゃなくなるけど最後まで主張を言わせたかった

メール


ツン「明日は休日……そしてここに遊園地のチケットが二枚……」

ツン「……やるしかないわね」ゴクリ


スッスッ


ツン「と言っても、もう夜も遅いし電話じゃなくてメールが良いよね」スッスッ

ツン「明日遊園地行かない?……は唐突すぎかな……?」

ツン「偶々チケットが手に入ったから、じゃ不自然だし」ブツブツ


……


ツン「で、できた……」ゼェハァ

ツン「よし、後は送信するだ―――」


prrrrrrr

ツン「!男から!?わわっ」ピッ

ツン「あっ、間違って切っちゃった……早く掛け直さないと」

ツン「えーと……どうやったら最初の画面になるんだっけ……?」


「戻る」ボタン ピッ
「下書きを破棄しますか?」 


ツン「早く、早く戻ってっ!」


「はい」
「戻る」

……

「戻る」


ツン「戻った……!後は通話ボタンで……」


prrrrrr

男『もしもし?ツン?』

ツン『何か用?いきなり電話が来たからびっくりしたじゃないのよ』

男『あはは、それでなんだけど明日って暇?暇だったらどっか行こうかなって思ってたんだけど』

ツン『! それについてだけど、今からメールを送るからそれからまた連絡して!』

男『? 良いけど?』

ツン『言っておくけど今回送るのは力作なんだから、ちゃんと全部見なさいよ!』

男『ふふ……はいはい、じゃあまた後でね』


ピッ


ツン「……よし、じゃあ改めてメールで……」

ツン「って文章が残ってない!何で!?」

ツン「! あ、もしかしてさっき電話するときに……ちゃんと確認すれば良かった……」ガックシ


ちなみに書き直してちゃんと送りました

駄文ですまんが支援
誰かはよ

男「やべっ、このプリント貼らなきゃいけないのに、のり忘れてきた!」

ツン「…」ススッ

男「…あ、ツンさん」

ツン「こ、これ!貸してあげるわっ!」グイッ

男「えっ、本当に?助かるよ!」

ツン「い、いい事?別にアナタのためではなくて、早くみんなにプリントを見せるためなんだからね!」カツカツ

男「あ、ああ。すまない、ありが…」

男「…これソックタッチだ」

男「ふぅ~、今日の体育のマラソン、キツかったぁ~」

男「かー、汗でベタベタだよ」

ツン「…」ススッ

男「あれ、ツンさん?」

ツン「こ、これっ!」ゴソゴソ

ツン「使いなさいよねっ」グイッ

男「タオル?え、俺が使っていいの?」

ツン「べ、別にたまたま2枚タオルがあっただけなんだからね!」カツカツ

男「あ、ああ。ありが…」ゴシゴシ パサッ

男「…ってこれ、体育着の半袖だ!」

ツン「今日の体育創作ダンスの発表なのよねぇ…憂鬱だわ」

男「大丈夫、いつもの練習だと思って踊り切れば平気だよ」

ツン「無理~!本番だと他のみんなからも見られるし、緊張するなって方が難しいわよ!」

ツン(そ、それに男だって見にくるに決まってるわ。考えただけでドキドキして失敗しちゃう!!)

男「そういう時は意識しないで、お客さんを野菜だと思えばいいよ。掌に人って三回書いて飲み込むのも有りかも」

ツン「試してみて効果なかったらどうすればいいの~!?」

男「ツンなら心配いらないよ」

ツン「気休めなんてやめて!私にだってどうにもできないことあるの、終わったわ…」

男「だから心配いらないってば。最初から誰も期待してないから」

ツン「え!?な、何よそれ、あんまりじゃない!!どうしてそんな酷いこと言えちゃうの!」

男「一応僕も見に行くけど、精々転ばないよう気をつけてね。それでも失敗するだろうけど」

男「事前にみんなには笑わないようお願いしておくから安心してよ」

ツン「へー……良い度胸じゃないの。この私をそんな風に舐めてたのね?」

ツン「フン、上等じゃない!!あんたなんかを見返すのなんて訳ないんだから!!」

男(がんばれがんばれ。応援してるよ)

渡辺「あれれ~、ツンちゃんさっきから何やってるの?」

ツン「掌に人って三回書いて飲み込んでたの。渡辺さん、野菜相手に踊るぐらいどうってことないわ」

ツン(フフーン、せっかくだから男は私の大嫌いなナスで脳内変換してやるんだから!)

ツン「ぷぷっ、ナスが間抜けな顔してこっち見てるわね。いいわ!私のダンスで料理してあげる!」

渡辺「よくわかんないけどツンちゃんかなり気合い入ってるよ~…」

男(昔から負けず嫌いだったからなぁ。とっても上手に踊れてる)

渡辺(ツンちゃんの動きキレキレだよ!昨日の練習の時より上手くいってるかも!)

ツン「ターン、決めっ!!」バッ

渡辺「ツンちゃんやったよぉ~!すごいすごい!」

ツン「当然よ!さぁ、あんたしっかり見惚れてたんだからさっきの言葉取り消しなさいよね!」

男「えっ」

ツン「フフーン、感動のあまり言葉も出てこないようね。もうポンコツなんて呼ばせないわ!」

渡辺「ツンちゃん!予行練習でこの調子なら、本番も心配いらなそうだね~」

先生「よーし、みんな時間押してきたからそろそろ本番始めるよー」

ツン「……あれ?」ポカーン

ツン「お、男!」

男「ツンか。どーした?」

ツン「男・・・・これ・・・」///

男「ん?チョコ・・・俺に?」

ツン「ち、違うから!友達にあげたついでだから!」///

ツン「バレンタインで男に作ったわけじゃないからね!?」///

男「とか言いつつ毎年ありがとな。ところで」

男「バレンタイン、明日だからな?」

ツン「・・・ええっ!?」

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