男「俺は別にお前のことかわいいと思った事はないが…」

幼馴染「………」

男「ガサツだし、すぐに手が出るし」

幼馴染「……」

男「家事できないし、とりえは元気なことぐらいだし」

幼馴染「…」ｳﾙｳﾙ

男「なにより巨乳だしな！」

幼馴染「」

幼馴染「ば…」ﾌﾙﾌﾙ

男「ん？」

幼馴染「ばかーーーーーーーーー！！」ﾄﾞｺﾞｫｯ!

男「グホォッ！？」

幼馴染「ぐすっ、男のバカ……ひっく、もう、知らないから！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

男「おい待て！うっ」ｹﾞﾛｹﾞﾛｹﾞﾛ

～～学校～～


男「お、おはよう…」ｹﾞｯｿﾘ

友「よう男。今日は幼馴染さんとは一緒じゃないのか？」

男「ああ、ちょっとな。あいつはどうした？」

友「荷物置いたらすぐにどっか行ったぞ。…何故か泣いていたがお前、なにかやったのか？」

男「ああ、ちょっとな」

友「やっぱりか。お前何をやったんだ？」

男「今朝あいつにかわいくないと言ってだな」

友「…」ﾄﾞｺﾞｫｯ！

男「あべしっ！」

友「お前な、女の子にかわいくないとか言っちゃ駄目だろうが」

男「いや、だってかわいくないものはかわいくないとしか」

友「…ちなみに何て言ったんだ？」

男「ガサツ、すぐに手が出る、家事できない、とりえは元気だけ」

友「ほうほう」

男「そして巨乳だとなっ！」

友「氏ね」

友「とりあえず幼馴染さんが来たら謝っておけ」

男「ああ、そうするよ」


ﾄﾞｱｶﾞﾗｶﾞﾗｰ

幼馴染「…」


友（おい来たぞ。早く行って来い）ﾋｿﾋｿ

男（おう）ﾋｿﾋｿ

男「よう幼馴染」

幼馴染「…」

男「その、今朝はごめんな。ひどいこと言っちゃって」

幼馴染「…」

男「あの、幼馴染さん？」

幼馴染「…」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


先生「お前ら席につけー」

男「あ、また今度な」

幼馴染「…」

～～昼休み～～


友「お前、相当怒らせたみたいだな」

男「ああ…まさかここまで怒っているとはな」

友「ちなみに聞くが、なんで巨乳は駄目なんだ？胸はある方がいいと思うのだが」

男「は？お前は何を言っているんだ？貧乳こそが最高の乳と言えよう。胸がでかいなんて脂肪の塊に過ぎん。それにな、年をとると垂れるんだぞ？その姿を想像してみろ。気持ち悪いだけだろ？その点貧乳は垂れる心配もないしな。ああ、ちなみに無乳は駄目だ。決して駄目というわけではないのだがな、こう、少しだけあるってのがまたなんとも…」

友「もういい黙れ」

友「お前は幼馴染さんと仲直りする気はあるのか？」

男「そりゃああるさ。数少ない『友人』だし」ｷｯﾊﾟﾘ

友（友人か…幼馴染さんもかわいそうに）

男「なにかいい案はないかね？」

友「俺頼みかよ」

男「頼むっ、このとおり」ﾄﾞｹﾞｻﾞｰ

友（ここは幼馴染さんの為にも…）

友「わかったわかった、やってやるよ」

男「すまんの」

友「ただし一週間昼飯おごれ」

男「えっ」

～～昼休み　幼馴染～～


幼馴染（はあ…男があんな風に私のこと思っていたなんて…）

幼馴染（一度でもいいから男にかわいいって言われたいよ…）

幼馴染（あっ、思い出したら涙が…）ｳﾙｳﾙ


幼友「…幼馴染ちゃんどうしたの？」

幼馴染（あっ、いけない）「なんでもないよ～」

幼友「嘘。男君のことでしょ」

幼馴染「いや、ちが」

幼友「違わないよ。だって今日の幼馴染ちゃん見るからに変だよ。いつもなら男君と一緒に登校してくるのに一人だったし。」

幼友「最初は男君休みかな？って思ったけど後でちゃんと来たし…なんかゲッソリしてたけど」

幼友「いつもは休み時間中男君の傍にいるのに今日は私のところにしかこなかったりと、何かあったとしか思えないよ」

幼馴染「そこまでわかっているなら言うね。今朝の事なんだけど……」ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

幼馴染「…という、ひっく、訳なんだ…ぐすっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

幼友「よし、ちょっと男しめてくる」ﾀﾞｯ

友「とりあえず今は時間ないから放課後俺の家で考えよう」

男「よし、放課後お前の家な」


「男ーーーー！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ


友「ん、誰かがお前の名前を叫びながらこっちに来ているのだが」

男「あ、あれは俺の中のベスト・オブ・貧乳！！幼友さんではないか！！」

友（ヘスト・オブ・貧乳…？）

幼友「男ーーーーー！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

男「なんだーーい幼友さーーーん！」

幼友「死ねーーー！」ﾄﾋﾞﾋｻﾞｹﾞﾘｯ

男「おうふっ！」


幼友「いいかっ！幼馴染を泣かせるやつはこの私が許さないからな！」

男「は…い…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

幼友「じゃあな！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

男「行ったか？」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

友「ああ…行ったみたいだな」

男「そうかそうか。これで心置きなく…オヴェ」ｹﾞﾛｹﾞﾛｹﾞﾛ

友「うわっ汚ねっ！」


男「ふふ…これで朝、昼と何も栄養摂ってないぜ…」

友「まさか、朝からゲッソリしてたのって」

男「今朝もゲロりました」ｹﾞﾛﾏﾐﾚｷﾘｯ

友「うわぁ…」

～～幼馴染達～～


幼友「今男のことしめてきたよ！」

幼馴染「え…そうなの？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

幼友「あ～もう！泣かないの！…そんなに幼馴染ちゃんは男にかわいいって言われたいの？」

幼馴染「うん…言われたい」

幼友「じゃあさ、男にかわいいと思われる女の子に変わっちゃいなよ！」

幼馴染「えっ」

幼馴染「でも…私なんかとてもじゃないけど無理だよ…」

幼友「大丈夫だって！私も手伝ってあげるからさ！」

幼馴染「幼友ちゃん…うん、やってみる！」

幼友「よし！じゃあまずは男はどんな子かわいいと思っているのかな？」


幼馴染「よくわからないけど、胸は幼友ちゃんくらいが最高だって…ベスト・オブ・貧乳だって前に言ってた…」

幼友「もっと徹底的に痛めつけておくべきだったか」

幼友「とりあえず、放課後私の家で作戦会議よ」

幼馴染「うん」

幼友「私が絶対かわいくしてあげる！」

幼馴染「はい！師匠！」

幼友「師匠やめれ」

幼馴染「ところで幼友ちゃん、途中から男のこと呼び捨てなのは何故？」

幼友「呼び捨てでいいのよあんなやつ」

～～放課後　友の家～～


友「さて、まずは今回の原因についてだが」

男「おう」

友「お前は幼馴染さんにガサツ、すぐに手が出る、家事できない、そして巨乳だといったな？」

男「あと、とりえは元気だけと」

友「幼馴染さんくらいかわいかったら普通これぐらい許せそうなのだが…」

男「いや～だってあいつ巨乳だし」

友「」

男「幼馴染も貧乳だったら許せたのだがな～。いや、もしそうだったら嫁にしたい」ｷﾘｯ


友「そうか…そういうことだったのか…」

男「なんだ！わかったのか！早く教えてくれ！」ﾊﾞﾅﾅﾑｷﾑｷ

友「全ての原因…いや元凶か？…それはお、前の重度な貧乳好きによるものだ！」

男「はっはっはっ。そんなバカな」ﾊﾞﾅﾅﾓｸﾞﾓｸﾞ

友「…」ﾊﾞﾅﾅﾄﾘｱｹﾞ

男「あっ！返せ俺の今日の初栄養！」

友「第一回、男を巨乳好きさせて幼馴染さんと仲直りさせるぞ作戦～」


…………………


友「なんか言えよ！俺がバカみたいだろ！」

男「いや、だって俺が巨乳好きになることはありえないのにさ、どうやって『イエ～イ』みたいなノリになれのるかと」

友「よし、作戦～とか言った俺がバカだった。そのことは置いといて、まずお前が貧乳好きになった経緯を手短に教えてくれ」

男「うむ。あれはだな…」

～～今年一月某日～～

男『ふっふっふっ。ついにこの日が来たか』

男『年末年始のため昨日まで開いてなかった行き着けの店。手にはお年玉がたくさん』

男『いざ行かん、桃源郷（アダルト関連専門店）へ！』


ｲﾗｯｼｬｲ!


男『おおう…やはりここはいつ来ても…ん？なんだあれ？』


年始セール！ａｖ５本＆オ○ホールセット　今なら２０００円ポッキリ

男『なん…だと…？』

男「そこでお得だと思った俺がバカだった」

友「ふむ…」

男「オナ○ールはよかったんだがな…ａｖが全部…熟女ものだったんだ…」

友「そいつは…悲惨だったな…」


男「ああ…あれは悲惨としか言いようがない。突かれるたびに揺れる垂れた乳、しわくちゃの乳にしゃぶりつく姿…俺の中の乳の価値観が変わったのだよ」

友「やめろ！言うな！俺は変わりたくない！」ﾐﾐﾌｻｷﾞ

友「よし、まずはお前に巨乳の素晴らしさを伝えねばな」

男「ほうほう」

友「そのための手っ取り早い方法としてだな、巨乳もののａｖを見せる」

男「え～」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

友「そんな顔すんな。これ以外に方法がないんだよ」

男「はあ…わかったわかった見ますよ！見ればいいんでしょ！？」

友「お前…本当に仲直りする気あるのか？」

～～放課後　幼友の家～～


幼友「さて、幼馴染ちゃんをかわいく変える前にまずあの野郎はどこがかわいくないって言ったんだっけ？」

幼馴染「ええと…ガサツ、すぐに手が出る、家事できない、…とりえは元気だけ」ｳﾙｳﾙ

幼友「あ～泣かないの！えっと…あとむ、胸が大きいと…」ﾂﾙｰﾝ

幼馴染「うん…」ﾎﾞｲｰﾝ

幼友「こればっかりは…ね…」ﾍﾟﾀｰﾝ

幼馴染「そうだね…」ﾊﾞｲｰﾝ

幼友「と、とりあえず性格の方を変えよう」

幼馴染「でも…どうするの？」

幼友「簡単いくとにさっきの反対だね。上品に、暴力ｎｇ、家事…は今すぐには無理として、おしとやかにってところだね」

幼馴染「そんな…無理だよ…」

幼友「だーかーらー！私も手伝ってあげるから！」

幼馴染「幼友ちゃん…私、がんばるよ！」

～～再び友の家～～


ｷﾞｼｷﾞｼﾊﾟﾝﾊﾟﾝｱﾝｱﾝ


男「…」ｼﾞｰ

友「どうだ…？」

男「巨乳は駄目だと言っていた過去の俺が恥ずかしいよ…突かれるたびに激しく揺れる乳、見るからに柔らかくて、そして貧乳にはできないパ○ズリ…巨乳がこんなにいいものだったとは…」

友（こいつａｖに影響されすぎだろ…）


ﾄﾞｱｶﾞﾁｬｯ


友姉「友～いる～？」

男・友「「！！！！」」

ｷﾞｼｷﾞｼﾊﾟﾝﾊﾟﾝｱﾝｱﾝ


友姉「あんたたち…」

友「姉ちゃん、それはこいつが…」


男「あっもうこんな時間か！俺帰るわ！じゃあな、いいもの見させてもらったぜ！」ｽﾀｺﾗｻｯｻ

友「あっおいコラ待て」ﾀﾞｯ

友姉「友～？どこに行くのかな～？」ｶﾞｼｯ

友「待て、姉ちゃん話せばわかる」

友姉「このことは母さんに報告します」

友「」

～～夜　男の家～～


男「ふう…なんとか逃げられた。友を犠牲にしてきてよかった」


男「それにしてもなんだ…これは…」

男「巨乳バッチコーイになったら急に湧き上がってきた幼馴染に対するこの感情は…」

男「幼馴染が貧乳だったら…と妄想していた時の想いと同じだ」

男「これが恋…なのか…」

男「…」





男「よし、今日は久しぶりに幼馴染で抜くとするか」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

～～翌朝　登校中～～



男「さて、今日中に仲直りせねば死んだ友が浮かばれんな」ｽﾀｽﾀ

男「お、幼馴染発見とりあえず挨拶しとくか」


男「よう、おはよう幼馴染」

幼馴染「ああ、おはようございます男君」

男「え？」

幼馴染「なんですか？」

男「いや、あの、なんか言葉遣いが」

幼馴染「ええ、ちょっと変えてみようと」


男（やばい…かなり怒っていらっしゃる）ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

幼馴染「どうかしました？」

男「いえっ！なんでもありまひぇん！」

幼馴染「それはそうと今日はあなたのためにお弁当を作ってきました」

男「お前が？俺に？」

幼馴染「はい」ﾆｯｺﾘ


男（やべぇよ…毒殺する気満々だよ…）ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

男（だが断ると恐らく鉄拳制裁がくるし…）ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ


男「ああ、ありがたく頂くよ」ﾋﾔｱｾﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

幼馴染「まあ嬉しい」ﾆｯｺﾘ

～～教室～～


男「友よ、幼馴染の様子がおかしいのだが」

友「…」

男「なんか妙に上品でさ、おまけに俺に弁当なんか作ってきてさ」

友「…」

男「…」


男「もしもし友くぅ～ん？聞こえてますか～？」

友「ほっといてくれ…昨日あの後エロ関係の品全部捨てられたんだよ…」

男「だろうな」

～～同時刻　屋上～～


幼馴染「幼友ちゃ～ん！もう疲れたよ～！」ｳﾙｳﾙ

幼友「はいはい、泣き言言わないの。今日一日は試しに変わってみるんでしょ？」

幼馴染「だって…疲れるし、恥ずかしいんだもん」

幼友「かわいいって言われたいんでしょ？だったら我慢なさい」

幼馴染「ううぅ…」ｳﾙｳﾙ

幼友「ほら、教室行くよ」

～～休み時間～～


ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ


モブ１「今日の幼馴染さん、かわいくね？」

モブ２「ああ」

モブ１「いつもは明るくて天真爛漫で、心の太陽みたいだけどさ」

モブ２「…」

モブ１「今日はおしとやかで、大和撫子をそのもので、まるで花のような…」

モブ２「キモい」

～～昼休み～～


幼馴染「男君、一緒にお弁当食べましょ」

男「お、おおおう。は、早く食おうぜ」

幼馴染「ふふふ、たくさん食べてね？」ﾊﾟｶｯ


男「…」

男（もしかしたらと思ったが、やはり…）

男（全部消し炭にしか見えないのだが…）

幼馴染「…やっぱり、こんなもの食べたくないよね…」ｳﾙｯ

男（やばい殺される）

男「い、いやぁー全然？では、いただきまーす！」ﾑｼｬﾑｼｬ


幼馴染「ど、どうかな？」

男「うん、この肉とか苦味がいいね！」ﾑｼｬﾑｼｬ

幼馴染「それ、砂糖入りの卵焼きなんだけど…」

男（しまった！）

幼馴染「やっぱり…不味いよね…」ｳﾙｳﾙ

男（ええいっやけくそだ！）ﾑｼｬﾑｼｬ

男「ごちそうさん！うまかったぜ！」

幼馴染「あ、ありがとう…///」ﾊﾟｱｱ

男（死ぬかと思った…うっ、またゲロが…）

～～下校中～～


男「…」

幼馴染「…」

男「幼馴染」

幼馴染「なんですか？」

男「今日のお前、なんかおかしいぞ」

幼馴染「えっ」

男「昨日のことで怒っているのなら俺が悪かった。すまない」

男「だがいつもなら俺のこと徹底的に痛めつけるはずなのに、それをしない」

男「これは怒り以外にも何かあるとしか思えなくてな」


幼馴染「…」

男「何があった？」

幼馴染「昨日ね、男が私のことかわいくないって言って喧嘩になったよね」

男「ああ」

幼馴染「それでね、男にかわいくないって言われたのがとてもショックだったの」ｳﾙｳﾙ

幼馴染「男に、かわいいって…ぐすっ、言って…もらい…たかったの…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

幼馴染「だから…かわいいって…言われるように、自分を、ひっく、変えてみたの…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「…そうか」

男「悪かった。かわいくないなんて言って」

男「というか、全部俺の性癖がいけなかっただけだし…」

男「その、なんだ…素のままでもか、かわいい…と思うぞ」




幼馴染「…ありがとう…男…///」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男（おおう…言った、言ったぞ、俺）

幼馴染「よーーーし！男にかわいいって言ってもらったわけで改めて一緒に帰ろう！」ｷﾞｭｯ

男「おいっお前何いきなり手を握ってんだよ！？」

幼馴染「かわいい女の子と手を繋ぐのはいや？」

男「い、いや、嫌じゃないけど…」

幼馴染「じゃあいいね！さあ、我が家ヘレッツゴー！」ｷﾞｭｳｩｩ

男「痛い痛い！手が、手が潰れるから！」




終わり

ここまで読んでくれた方々、ありがとうございます

これは自分の初ｓｓですのでなにかと駄文が目立ちますが、なんとか書ききれました


ちなみに男の貧乳好きになった経緯は自分の実話です（ちょっと変えているけど）

最後に一言



貧乳さいこぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう！！！！！！！

暇なので要望があればおまけでも書こうかと
どうする？

では書きます

～～友のその後～～


友「あれ以来エロ本、ａｖはおろか、パソコン、携帯までも使用禁止になっちまった」

友「どうやって抜けと…」

友「想像で抜くしかないか」ｼｺｼｺ


男『ａｖが全部…熟女ものだったんだ…』


友「熟女か…」ｼﾅｯ

友「しまった…駄目だ抜けねぇ…」

この>>1からはこの前、完結した某幼馴染ｓｓに影響された臭いがぷんぷんする
違ってたらすまん

～～翌日～～

男「友よ、昨日は何で抜いた？俺は前にお前が言っていた…」

友「氏ね」

>>64幼馴染ｓｓは読み漁っているので多分影響されたかと

～～幼友の憂鬱～～


幼友「なんだよ男のやつ…ベスト・オブ・貧乳って」

幼友「別になりたくてなったわけじゃないのにな」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

幼友「はあ…」


～～翌日　学校～～


友「男、お前たしか幼友さんのことをベスト・オブ・貧乳とかいってたよな」

幼友「」ﾋﾟｸｯ

友「何をもってしてそうなったんだ？」

男「ああ、それはだな」

幼友「」ｺｿｯ


男「まず大きさだが、これは言うことはない形もだ。その辺は水泳の授業で確認済みだ。ではなにをもってして決めたかというと、体系だな。」