ミカサ「えっちした後に」(27)

ミカサ「エレンに異常なほど甘えてしまうのを治したい」

ミカサ「例えば先週…」

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ミカサ「えりぇんんー」スリスリ

エレン「あ?」

ミカサ「んー…」チュー

エレン「おい、ちょっ…くすぐったいだろ」グイグイ

ミカサ「えー…ちゅーちゅーしちゃダメ?」

エレン「いや別に…ダメではない、けどよ」

ミカサ「んんん~~」チューチュー

エレン「しゃぶってもつまんねえだろ」

ミカサ「そんなことない。たのちい」ニコォ

エレン「………チッ」ギュウ///

ミカサ「んふふ~~」チューチュー

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ミカサ「………」

ミカサ「うわあああああああ!うわああああああああああ!!」壁ドン!壁ドン!ドンドンドン!

ミカサ「違う!違う!こんなの!」ドンドンドン

ミカサ「こんなの私じゃない!」ドンドンドン

ミカサ「私はエレンのことを弟みたいに思ってるし」ドンドンドン

ミカサ「アルミンを育ててきたと自負もしてる」ドンドンドン

ミカサ「それなのに…」ドン…

ミカサ「エレンの体に吸い付いて楽しむなんて!!」ドンドンドン

ミカサ「おかしい!」ドドン!

ミカサ「私は吸う側じゃないの!」ドンドンドン

ミカサ「どちらかと言えば吸・わ・せ・る・側なの!」ドンドコドン!

ミカサ「どうすればいいの?」

ミカサ「このままでは私の姉的地位が揺らいでしまう…」

ミカサ「3日前だって…」

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エレン「………」サス…

ミカサ「んー?にゃに~?」

エレン「こぶになってないかと思って」サスサス

ミカサ「えー?」

エレン「さっきやりすぎてお前の頭ヘッドボードにぶつけちまったから」サスサス

ミカサ「んにゃ。大丈夫ぅぅ~」スリスリ

エレン「本当か?」サスサス

ミカサ「うん。ほんと」

エレン「ならいいけど」サス…

ミカサ「んにゃ!」

エレン「えっ、何だよ」ビクッ

ミカサ「なでなでやめちゃやだぁ~」

エレン「お、おう」サスサス

ミカサ「んにゃ~~~」ギュム

エレン「しょうがねぇな」サスサス

ミカサ「にゃふ~」///

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ミカサ「私は」

ミカサ「猫じゃない!」床ドン!

ミカサ「何?このしゃべり方」ドンドン

ミカサ「変!」ドン!

ミカサ「エレンだってきっと引いてる!」ドンドン

ミカサ「夜はこんなしゃべり方しといて」ドンドン

ミカサ「朝になったら何事もなかったかのような顔してるけど!」ドンドン!

ミカサ「エレンはきっと困惑してる!」ドンドン

ミカサ「私自身、朝起きたとき普通にしゃべっても良いものか悩むもん!」ドンドコドン!

ミカサ「どうしよう…」

ミカサ「このままでは姉的地位どころの話じゃなくなる」

ミカサ「猫になってしまうっ!」

ミカサ「それに昨日も…」

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エレン「………」トン…トン…トン

ミカサ「うー…えりぇ~ん」

エレン「あ?」

ミカサ「あ~、お背中とんとんやめちゃだめぇ」

エレン「お、おう」トン…トン…

ミカサ「ね~ね~」

エレン「何だよ」トン…トン…

ミカサ「ふふふ。何でもな~い」

エレン「…そうか」トン…トン…

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ミカサ「何でもないならば」

ミカサ「むやみに名前を呼ぶべきではないっ」扉ドンッ

ミカサ「もうバカバカ!私のバカ!!」ドカッドカッ!

ミカサ「私がこんなだからエレンが自発的に私を寝かしつけ始めてしまった!」ドカッドカッ

ミカサ「私の背中をトントンし始めてしまったぁ!」ドカッドカッ

ミカサ「私もそれに気を良くしてしまって」ドカッドカッ

ミカサ「もう少しでエレンに子守歌をねだるところだった!!」ドカッドカッ

ミカサ「どうして?歌がうまいと明言されてるのは私でしょ!?」ドカッ

ミカサ「しらふのときは子守歌を歌ってほしくなんかない」

ミカサ「むしろ歌ってあげたいくらいなのにいぃ!」ドカッドカッ

ミカサ「このままではエレンが子守歌を歌い始めてしまう!!」ドカッドカッ

扉バキィッ

ミカサ「あっ」
エレン「あっ」

ミカサ「………」

エレン「………」

ミカサ「え、エレン?」

エレン「……ドア、壊れちまった…みたいだな…」

ミカサ「………」

エレン「………」

ミカサ「どうして、そんな所に立っているの?」

エレン「……いや、あの、これ、この前着て帰ったランニング、なんか間違えててお前のだったから」

ミカサ「え…あ、ああ……タンクトップ?」

エレン「そう、それ。タンクトップ…」スッ…

ミカサ「あ、うん。ありがとう」

エレン「………」

ミカサ「………」

エレン「………」

ミカサ「……いつから立ってたの?」

エレン「……中から『うわあああ』って聞こえてくるちょっと前くらい…だった、かな…はは」

ミカサ「そう…」

エレン「いや、でもアレだろ。その、他に誰も来てないし…セーフ…だろ…?」

ミカサ「…聞こえてた?」

エレン「………いや、その…」

ミカサ「………」

エレン「お、オレは別に引いてない…けどな」

ミカサ「え…」

エレン「ほら、アレだよ。ギャップ萌え?とかいうだろ。そういうアレじゃねーの?たぶん。うん」

ミカサ「………」

エレン「………」

ミカサ「………」

エレン「……じゃあ、な」バイバイ

ミカサ「あ…うん。また…」バイバイ

ミカサ「………」

ミカサ「………」

ミカサ「………」

ミカサ「ああああああああ!!うわあああああああああ!!」ドカッドカッドカッドカッドカッ



おわり

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