小町「お兄ちゃんゲームのやりすぎなんだよ。そんなんじゃ小町不安だよ～」

八幡「だって俺友達とかいないし。むしろゲームくらいしか遊び相手すらいないし」

小町「これだからゴミぃちゃんは...」

八幡「小町ちゃん?お兄ちゃんはそういう言葉遣いあんまりよくないと思うよ。」

小町「はいはい。...！そぅだお兄ちゃん！小町閃いちゃった♪」

八幡「え。なにやだこの子。お兄ちゃんこあい」

小町「明日休みだし小町と出掛けようよ。」

八幡「いや...明日はプリキュア見なきゃいけないし」

小町「ふーん。...じゃあ大志君と」

八幡「行く。お兄ちゃん喜んで行っちゃう。」

小町「さっすがお兄ちゃん♪」

八幡「ってか出掛けるってもどこに?お兄ちゃんお金ないよ。◯◯い棒10本位しか買えないよ」

小町「大丈夫！小町におっまかせ～♪」

八幡「というわけで眼鏡をかけることになった」

由比ヶ浜「どういうわけで!?」

雪ノ下「つまり視力が低下して更に目が濁った比企谷君を危惧して小町さんが眼鏡を買ってあげたと」

八幡「おい。俺をディすらないと話ができないんですか?まぁ大体はそうだ。金を出したのは親だがな」

雪ノ下「......よく了承を得られたわね」

八幡「今の間はなんだ。...まぁ小町がお願いすれば我が家ではすんなり通るんだよ。むしろ世界でも通っちゃうレベル」

由比ヶ浜「でもヒッキー今眼鏡かけてないよね。授業中もかけてないっぽかったし」

八幡「それなんだが...なんか見られてる気がして」

雪ノ下「自意識過剰ね。」

八幡「絶対言われると思ったよ...んな訳で必要なとき以外はかけないことにしたんだよ」

由比ヶ浜「ふーん」

雪ノ下「」

ﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

由比ヶ浜「」ﾁﾗｯ

ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

雪ノ下「」ﾁﾗｯ

ﾁﾗｯﾁﾗｯﾁﾗｯ

八幡「なにこの空間。凄く居心地が悪い」

由比ヶ浜「いやぁ。なんかヒッキーの眼鏡姿って全く想像出来なくて」

雪ノ下「私は別にどうでもいいのだけれど...」

由比ヶ浜「ゆきのんずるーい!ゆきのんもめっちゃヒッキーのこと見てたじゃん!」ﾌﾟﾝｽｶ

雪ノ下「ちょ!由比ヶ浜さん!」ｱﾀﾌﾀ

八幡「いや、別に見たいなら言ってくれれば...」

由比ヶ浜「見たい!」

雪ノ下「...興味はなくもないわね」

八幡「ちょっと待て」ｶﾊﾞﾝｶﾞｻｺﾞｿ&ｿｳﾁｬｸ

八幡「こんな感じだ。どうだ?不審者っぽいだろ」

由比ヶ浜「」

雪ノ下「」

八幡「?」

由比ヶ浜「ちょ!ゆきのんあれはヤバイって!正直ヒッキー元はいいほうだったけどあそこまで変わるって...」ｺｿｺｿ

雪ノ下「正直驚いたわ...」ｺｿｺｿ

八幡「二人とも何をこそこそ話てんだよ」

由比ヶ浜「あ、いや。その...」

雪ノ下「ん...比企谷君。その眼鏡奉仕部以外ではかけないほうがいいわ。似合ってないもの。」

由比ヶ浜「そ、そう!絶対にここ意外では眼鏡かけちゃダメだからね!」

八幡「俺にも傷つく心くらいあるんだけどな」ﾒｶﾞﾈﾊｽﾞｽ

授業中とかに掛けないならなんのための眼鏡だよ

由比ヶ浜「ちょ!ヒッキーなんでかってに外すの!?」

八幡「いやわざわざ似合わないのつけてても仕方ないだろ。」

雪ノ下「比企谷君。奉仕部にいるときは眼鏡をつけててもいいのよ?」ﾆｯｺﾘ

八幡「いや別に...」

雪ノ下「いいのよ」ﾆｯｺﾘ

八幡「だから」

雪ノ下「いいのよ」ﾆｯｺﾘ

八幡「あ、はい」

>>8

陽乃「細かいこと気にする人.........お姉さん嫌いだなぁ...。ね?」ﾆｯｺﾘ

八幡「」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

由比ヶ浜「ゆきのんどうしよう・ヒッキーめっちゃかっこよくなってるんだけど」ﾋｿﾋｿ

雪ノ下「そうね。正直目の濁りがなければあんなに美男子とは思わなかったわ...」ﾋｿﾋｿ

由比ヶ浜「あれじゃライバル増えちゃうよ!どーしようゆきのん」ﾋｿﾋｿ

雪ノ下「とりあえずかけるのは奉仕部内でだけにして極力知られないようにしましょう。対策はその内に...」

陽乃「ひゃっはろー」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

雪ノ下「」

由比ヶ浜「」

雪ノ下「姉さん!?どうしてここに!?」

陽乃「それはかわいい妹の...ってあれ!?比企谷君!?眼鏡かけたの?」

八幡「まぁ。似合わないってさっき散々罵倒浴びせられましたが」

陽乃「そんなことないと思うけど...ふーん。」ﾆﾀｧ

雪ノ下「姉...さん」

陽乃「えいっ」ﾋﾟﾛﾘｰﾝ

八幡「ちょ!」

陽乃「おー。お姉さんはどっちの比企谷君も好きだけど雪乃ちゃん達は似合わないと思ってるんだぁ」ﾆﾀﾆﾀ