【艦これ】「艦娘から指名が入りました」 (118)

提督「ん、そうか…」

妖精「本日の執務は終了ですか?」

提督「あぁ、問題ない」

提督「俺が指名されたということは…」

妖精「はい、漣様です」

提督「わかった…」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436020124

ガチャ

提督「…」

漣「あっ、ご主人様っ!」

提督「やぁ、待たせたね、漣」

漣「いーえっ、待つことも艦娘の嗜みなのです!」

提督「いい子だ、いや…いいメイドさん、かな?」

漣(メイド服)「えへへ」

提督「しかし、なぜ俺を“ご主人様”に?他にも男はいるだろう?」

漣「それは貴方がこの鎮守府の主(メイン)の提督だからです」


漣(鎮守府にいる提督は1人だけとは限りません)

漣(いつ現れるかわからない深海棲艦に休み無しで対応し続けることはできませんからね)

漣(始めは1人だけの鎮守府でも、規模が拡大されると1人また1人と新しい提督が補強されてきます)

漣(艦娘の能力に長所短所があるように、提督にもまた得手不得手があって“指揮力の高い人”“開発の才能のある人”“補給に長けた人”等など…)

漣(ようするに色んなタイプの男の人がいるわけで…)

漣(そうなりゃ当然、年頃の女の子でもある艦娘は殿方に興味が湧くわけで…)

漣(そんなこんなで出来たのが、艦娘が好みの提督を指名して、楽しませてもらう制度なのです!)

提督「?」

漣(因みにこの人はメインで指揮をとる提督さん。漣がご主人様とよぶ提督です)

漣「ご主人様?せっかくの執務あがりなのに漣の相手をしてていいんですか?」

提督「なんだ?ずいぶん控え目じゃないか。いつもは“調子に乗るとぶっとばしますよ”とか言うのに…」

漣「それはお仕事中だからです。プライベートな時間に漣の遊び相手になってくれるなら嬉しいですヨ」

提督「ふふ、それならいくらでも相手をしてやるよ。漣は頑張ってくれてるからな。これでご褒美になるなら安いものだ」

漣「それじゃあご主人様?漣のご奉仕プレイに付き合ってくださいね」

提督「しかし、せっかくなら漣が主人役でいいんじゃないか?」

漣「おりょ!?ご主人様、そういうプレイがお好みで?女王様に足蹴にされるとか!?」

提督「いや俺の好みじゃなくて、漣のしたいのをな」

漣「漣はコレが気に入ってるからいいんですぅ。あ、お夕飯にオムライス作ったんですよ。一緒に食べてくださいね」

提督「あぁ、それはありがたい!いただこう!」

漣「オムライスといえばケチャップで絵文字ですね。エヘ、何を書きましょうか?ハート?相合い傘?」

提督「それじゃあ…漣がいつも連れてるウサギにしようか?」

漣「ほいさっさ~。うさぎ~うさぎ~ぷっぷくぷぅ~」

漣「描けました」

漣「それじゃ最後に隠し味!漣のキュンキュン注入!キラリーン!」ウインク

提督(手でハートマーク作って念を送ってる…)

漣「はーい、それじゃご主人様、アーンして」ニッコリ

提督「あ、あぁ」(ちょっと恥ずかしいな…)アーン
もぐもぐ

漣「どうですかぁ?ご主人様?」

提督「ん…おお!美味しいよ!ありがとうな、漣」ナデナデ

漣「えへ…えへへ~」

提督「ほれ、漣も食べなよ、アーン?」

漣「あ~ん」パクッ

提督「あ、口もとにケチャップが付いちゃったな」スッ

  ペロッ

漣「」

漣「ほわぁぁぁぁ」///

提督「フッ、悪い悪い」

漣「い、いえ…だいじょーぶれしゅ」///

提督(正直、キュンキュン注入にどういう効果があるのかはわからんかったが…漣が嬉しそうにしてくれてるからいいか…艦娘の英気は養えたようだな)

漣「~♪」キラキラ

提督「それじゃ俺は戻るよ。オムライスごちそうさん」

漣「はい、おやすみなさい、ご主人様」

提督「あぁ、おやすみ…」

ドアガチャ





漣「ふーっ、堪能しました。こんな遊び、第七の皆には見せらんないものね」

漣「……わかってますよ、こんなのただのホスト遊びだってことは。でも、つかの間の安らぎを求めて好みの提督を指名したっていいじゃないですか~」

漣「ホントはちゃんとお話したいけど、照れ臭いから変な遊びになっちゃいますけど…」

漣「漣だけじゃなくて他の娘たちもしてますよ~」

他の艦娘

安価下

1、那智
2、龍驤
3、比叡

選んでいただけたらまた考えます。スレタイに安価入れてないけど知ったことか!!おやすみ

はい比叡ちゃん了解
気長におまちください

食堂厨房


厨房提督「よし、明日の食事の仕込みは完了だな。鎮守府の食糧管理から厨房まで仕切ることになってしまったが、これも適材適所か」(※以下、提督Bと表記します)

妖精「お疲れ様です。艦娘からご指名が入っていますが、お仕事はお済みですか?」

提督B「あぁ、今終わったところさ」

妖精「比叡さまからご指名ですよ」

提督B「比叡が?わかった、すぐ行くよ」

ガチャ

提督B「お待たせ、比叡」

比叡「司令、突然ごめんなさい…じつは…お姉様とお出かけできなくなっちゃって」

提督B「ふふっ、また金剛が提督たちの所へ行っちゃってさびしいから、“代わりに”僕の所へ来たのかな?」

比叡「えっ!?そっ、そいうわけじゃ…なくは無いんですが」

提督B「僕は金剛に次ぐ2番手なわけだ」

比叡「ひえっ…ご、ごめんなさい司令、見捨てないで~」

提督B「ははっ、冗談冗談。比叡に寂しい想いをさせないためなら2番でも3番でも構わないさ」

比叡「ふぇぇ…司令~」グスッ

提督B「よしよし」ナデナデ

比叡「ねぇ司令?せっかくだからお料理教えてくれません?」

提督B「ん?いいぞ。前に教えてからカレーが紫色にならなくなったかな?」

比叡「はい!食べても人が倒れることはなくなりました!」

提督B「それは重畳。ちゃんと手順を踏めば、比叡の料理はとても美味しくなるよ」

比叡「ほ、ホントですかぁ?」

提督B「もちろんだ。僕の料理の腕前は知ってるだろ?」

比叡「ハイ、間宮さんや鳳翔さんも認めてる程ですよね」

提督B「そう。だから比叡はもっと上達するよ」

比叡「えへへ…」

提督B「料理だけじゃないさ。たとえば、比叡は今のままでも可愛いけど、オシャレすれば金剛より美人になれるんじゃないかな?」

比叡「えぇっ!?私が?お姉様より?ありえませんよぉ」

提督B「ほらほら、比叡の悪い癖だよ。金剛に憧れるあまり、自分じゃ追い越せないと思ってるだろう?」

比叡「う、う~ん…」

提督B「御召艦まで務めた比叡だ。自信持って」

比叡「ひぇ~、が、頑張ってみます」

提督B「さしあたり、下着はサラシからブラに替えてみたら…ってこれじゃセクハラか、すまんすまん」

比叡「もぅ!司令のエッチ」///

比叡「…」

比叡「……」

比叡「今度可愛いブラ着けたら、見てくれます?」ボソッ

提督B「ん?」

比叡「ひえぇっ~!?何でもありません。き、気合!入れて!いきますぅ~っ」///

提督B「よ~し、じゃそろそろ戻るよ」

比叡「ありがとうございました。司令のおかげで元気がでました」

提督B「それはよかった。それじゃ、おやすみ」

ドアガチャ

比叡「おやすみなさいっ」




比叡「あ~あ…司令ったらお上手なんだから」

比叡「お姉様がいなかったから、お話相手になってもらうだけのつもりだったのに…」

比叡「ちょっと本気にしちゃったじゃないですか………もぅ」

比叡編 終

広報提督(以下提督C)「よし、民間への鎮守府PR活動も順調だ」

妖精「失礼します」

提督C「どうした妖精さん?」

妖精「那珂ちゃん様より、お会いしたいとご指名がはいりました」

提督C「ん?鎮守府デモンストレーションのライブをしたご褒美でも欲しいのかな?」


ガチャ

提督C「やぁ、那珂ちゃん、ライブお疲れ様」

那珂「…お疲れ様です、提督…」シュン

提督C「オイオイ、どうしたんだ?せっかくライブも成功したってのに。いつも笑顔の那珂ちゃんはどこ行ったの?」

那珂「…やめてよ。今日もお客さん少なかったよ。この前よりももっと…」

提督C「それは…アレだ。こんなご時勢だから、いろんなことに失望して那珂ちゃんのファンをやめる人が多いだけだ」

那珂「那珂ちゃん、もう落ち目なのかな…」

提督C「…元気出して。那珂ちゃんは悪くないよ?」

那珂「でも人気の無いアイドルなんて解体(いんたい)か、IV(慰安ビデオ)出演させられるんでしょ」グスッ

那珂「那珂ちゃん…汚れた身体になる前に…提督に」シュルッ

提督「…よせ、那珂ちゃん。提督を指名してそういう行為に及ぶのは禁止されている」

那珂「でもっ!」

提督C「大丈夫だ!那珂ちゃんの歌は本物だ。艦娘ピリチアを増幅させ、戦う勇気をくれる」

那珂「へっ?そ、そうなの?」

提督C「あぁ、戦う那珂ちゃんの歌が世界を救うんだ。さぁ、落ち込んだ顔してないで笑って、笑って!」

那珂「え…と………」

那珂「エヘッ、那珂ちゃんスマイルぅ」

提督C「よぉし、那珂ちゃん今日も可愛い!そうしていればファンだって復活するさ」ナデナデ

那珂「う、うんっ!」ニコッ

提督C(アイドルというのは難しな。本場のアイドルをプロデュースさせるのは大変だ)

提督C「それじゃあな」

那珂「はーい、ありがとうございましたぁ。おやすみなさぁい!」






那珂「あーあ、ファン離れを憂うフリして誘ったのに、提督ってばお固いなぁ。そのまま押し倒して既成事実を作ってくれても……おっとこれはオフレコね」

那珂「…コホン、那珂ちゃんは~、みんなのものなんだから~、そんなこと考えてないよ!」キャハ

那珂編 終

黒猫提督「くらえ!“黒猫の三角”(デルタアタック)!」

エラー猫「ぐわぁぁぁ…ちくしょう、エラー娘ちゃんに言い付けてやるぅ」

黒猫提督「ふぅ、今日もエラー猫の侵略を防ぐことができた」

妖精「お見事でした」

黒猫提督「コレが俺の仕事だからな…」

妖精「もうひとつのお仕事も依頼が来てます」

黒猫提督「ご指名かい?」

妖精「はい、というかもう来てます」

黒猫提督「え」

ヒョイ


長門「あああぁぁぁ…黒猫提督!今日も可愛いなあ!!」スリスリ スリスリ


黒猫提督「にゃあああ!?な、長門…」

長門「さ、向こうのお部屋でゆっくり付き合ってもらおう」ダキカカエ

長門「ふふふっ…ふたりっきりだな!提督!」

黒猫提督「一人と一匹では?」

長門「おお、そうだ!提督のために猫缶を用意してきたんだ」カコカコ カシャン

長門「さぁたくさん食べてる所を見せて…」

黒猫提督「むぅ!見世物のための施しなど受けんぞ!」プイ

長門「そ…そんな…食べてくれないのか…」ガーン

長門「うっ…ぐすっ…ひっく…提督に喜んでもらおうと…お”ぼっだのに”ぃ~」ポロポロ

黒猫提督「」

黒猫提督「……ふん、まぁ、食えるときに食っておかねば…とも言うしな」モシャモシャ

長門「わぁ」パァァァァァァァ キラキラ

黒猫提督「めっちゃイイ笑顔してる…」モシャモシャ

ヒョイ

黒猫提督「ちょ…まだ食ってる途中…」

長門「あぁもう!提督は可愛いでちゅね~」スリスリスリスリ

長門「聞いてくれ提督ぅ。私って厳しくて近寄りがたいと思われてるみたいなんだ」スリスリスリスリ

黒猫提督「うお、そんなに頬ずりするな」

長門「私だって好きでやってるんじゃないんでちゅよ~。でもビッグセブンとして威厳を持たないとぉ」スリスリスリスリ ジュー

黒猫提督「熱い熱い!!」

黒猫提督「ふぅ、なんとか解放された…」

長門「うむ、なかなか楽しかったぞ、提督。ゆっくり休むといい」

黒猫提督「いつもの長門だ」




その後

陸奥「どうだった長門?黒猫提督と触れ合ってリフレッシュできた?」

長門「ま、まぁな。ほとんど私が遊んであげたようなものだがな」フンス

陸奥「あらあら♪」


ながも…長門編 終

那珂「那珂ちゃんの歌を聴いて~!プラネット舞風、いくよ!」


教官提督「お?那珂ちゃんの歌で元気が出てきたな」HPカイフク

教官提督(以下提督D)「さて、駆逐艦達への講義の一段落したな。香取や足柄にもお礼を言わなきゃな」

妖精「その前に…」

提督D「むっ!妖精さん!」

妖精「教え子の駆逐艦からご指名が入っていますよ、2人同時に」

提督「2人?」

妖精「初霜様と雪風様です」

提督D「お待たせ~」

初霜「提督!」

雪風「しれぇ!」

ダダッ

提督D「おおっ!?(いきなり両脇に座られた)」

雪風「えへっ、しれぇ?雪風の指名に答えてくれて嬉しいです!」

初霜「何を言ってるんです、雪風ちゃん。提督は私のために来てくれたんですよねっ」

提督D「いや、俺は2人に呼ばれたから来ただけで……何を争ってるんだ?」

雪風「しれぇのこと一番好きなのは雪風なんですよ。それなのに初霜ちゃんが『私のほうが愛されてる』っていうんです」

初霜「私は改二にまで育てて貰ってるんですよ!提督は私のほうが愛着がありますよね?」

提督D「ははっ、まいったな…」

雪風「むーっ、陽炎型の雪風のほうが性能、見た目、中の人ともにイイですよね、しれぇ」

初霜「中の人は関係ないでしょう!?」

初霜「提督?私、提督になら、もふもふされてもいいですよぉ」ダキツキ

雪風「雪風、しれぇにならぁ…幸運の女神のキスをしてあげてもイイで・す・よ」ササヤキ



初霜「ふっ、死神のキスの間違いじゃない?」

雪風「…っ!『一人でも救えるなら』って言いながら手首切り落とすほうが、よっぽど死神だと思いまーす」

初霜「っ!!あれは出鱈目だって何度言ったら…」

提督D「昔話に熱をあげるのはいいが、目的を忘れてないか?」

雪風「おおっと、そうでした。しれぇ、こんな終戦を待たずして沈没しちゃう子ほっといて雪風とお話しましょ~」

初霜「沈没じゃなくて擱座ですぅ。あぁ…“丹陽”ちゃんは中国に行くから最後の思い出にってこと?」クス

雪風「雪風をその名前で…っ!!」

その頃

長門・酒匂・妙高・高雄・響「へっくし!!」

潮「ど、どうしたんですか、皆さん!?」

雪風「ふ、ふん。雪風は後になって舵輪と錨が戻って来て江田島に安置されてるんですから」

初霜「私の錨だって東京の病院に展示されてるんですからね!」

雪風・初霜「「むむむーっ!」」



提督D「はい、そこまで」
雪風「はわっ」ポフッ

初霜「ひゃっ」ポフッ


提督D「そんなに争わなくても、駆逐艦2人くらいなら一晩中相手してあげるさ」

雪風「ひ、一晩中…」///

初霜「相手を…」///

提督D「けど…艦娘が提督を指名してそういうことするのは禁止だからな。二人がもう少し大きくなってから、俺のほうから誘ってあげよう。だから仲良くすること。でないと嫌いになるぞ」

提督D「わかったかな?」
雪風・初霜「「……はぁい」」

提督D「よし、じゃあ俺は戻るよ、二人とも仲良くするんだぞ。おやすみ」

雪風「おやすみなさい、しれぇ」

初霜「おやすみなさい、提督」






初霜「ふ……ふふっ」

雪風「面白かったですね~、『男の人の取り合いごっこ』」

初霜「ドキドキしちゃいました」

雪風「しれぇも気付かないなんてひどいです。雪風と初霜ちゃんがケンカなんてするはずないのに」

初霜「ケンカなんてしてたら大和さんや矢矧さんにあわせる顔がありませんからね」

雪風「これからも仲良くしてね!」

初霜「はいっ!今度は二人で提督のお誘い受けましょうね。トライアングラーじゃなくて」

雪風「あははっ」


雪風・初霜編 終

おまけ

那珂「きーみは誰とキス島撤退をする~♪」

提督D「那珂ちゃんまだ歌ってる」

次は誰にホスト遊びさせようかな
また思いついたら書きます

那智「いいかな?」

バーテンダー提督「いらっしゃい那智、ご注文は?」

那智「提督……」

バーテンダー提督(以下提督E)「ん?」

那智「き、貴様を指名したい…」

提督E「ほぅ……それは光栄です、ではバーカウンターは閉店にしましょう」Closed

個室


那智「すまない…」

提督E「随分落ち込んでいますね。はい、那智の好きな銘柄のウイスキーですよ」トクトク

那智「あぁ…」

提督E「乾杯」チン

那智「乾杯」チン



那智「一度…貴様の隣で飲んでみたかったんだ、一緒に」///

提督E「それは…那智のような美人から言われると、男冥利に尽きますね」

那智「か、からかわないでくれ。私なんて他の姉妹に比べたら…武骨だし可愛いげがないし…」

提督E「そんなことないと思いますが、那智は兜の緒を締めすぎですね」

提督E「たまには緩めたほうがいいですよ」プチ プチ
那智「ひゃあっ!?ぬ、脱がしちゃ…」

提督E「違いますよ!服を緩めるだけ…指名してくれた艦娘に手を出すのはNGなんですから」

那智「うぅ…」///

提督E「赤くなる那智も可愛いですね。独り占めしたいくらいです」

那智「なっ!?その…私は構わ…って、そうじゃなくて…」アタフタ

那智「えぇい!もう一杯もらおう!!」グビグビ

提督E「あっ、そんなに飲んだら…」





那智「えへへ~」グデーン

那智「それでねぇ、羽黒ったらおとなしそうな顔してイケメン提督とデートしててね」

提督E「羽黒は可愛いですからね、仕方ないですね(凄い酔っ払っちゃった)」ナデナデ

那智「“なっち”もぉ~、きしゃまとデートしたいなぁ~。可愛い服着てみたいなぁ」

提督E「那智…いや“なっち”なら可愛い服も似合いますよ。今度機会があったらお出かけしましょうか…」

那智「ほ、ホント?やくそくだよ~えへ…えへへ…スゥ」

提督E「あ、寝ちゃった。仕方ない、部屋まで運びますか…」







那智「うぅ…んん…?」

妙高「あら?目が覚めましたか?」

那智「あれ?妙高型の部屋?私は…」

妙高「バーテンダー提督が酔い潰れた貴女を運んでくれたんです。まったく…良い雰囲気になるどころか酔っ払って帰ってくるなんて…」

那智「面目ない…」シュン

那智(よく覚えてないが、なんだか幸せな気持ちになれたような…はて?)

那智編 終

次のホスト役はどんな提督にしようかな?
↓1~3までで設定募集(提督の立場、性格、口調など)
気に入ったのがあれば参考にします

触手
誰にでも敬語(脳内に直接響く声)
マッサージ(健全)が得意

ありがとう、ありがとう!

学者提督「よし、今回の戦闘データから、深海棲艦の行動パターン分析がまた進んだぞ」

学者提督(以下提督F)「深海棲艦との戦いが一進一退なのは、奴らに関する基礎研究を怠っているからだ。新型艦や装備の開発ばかりに力をいれやがって…」

提督F「俺は深海棲艦の真実にせまり、研究者として名を上げてやる!」

妖精「ご立派です…」

提督F「む、妖精さん」

妖精「研究が一段落したところで申し訳ありませんが、電様からご指名です」

提督F「うむ、わかったよ(ふふ、飛躍までの階段だ。あの娘たちもせいぜい大事にしてやるか…)」

提督F「やぁ電、こんばんは」

電「はわ…司令官さん、こんばんはなのです。お仕事中に来てしまってごめんなさい」

提督F「いや、データ収拾のほうは一段落ついたから、大丈夫だ」

電「そうなのですか…学者司令官さんはいつも難しい資料や研究を進めていてすごいのです!」

提督F「これは俺自身の野望のためでもある。手は抜かないさ」

電「やぼう?ですか?」

提督F「あぁ…鎮守府の一提督だけに留まるつもりはない…もっと上を狙う!」

電「はわわっ…」

提督F「そうだ…電、君にも手伝ってもらうぞ」アゴクイッ

電「あっ…」///

提督F「指名料としてそのくらいはもらわなくちゃな…」クク

電「……司令官さんのギラギラした目」




電「素敵なのです」ニィ


提督F「ん?」

電「電のデータも司令官さんに提供するのです…」パサッ

提督F「(髪の毛をほどいた?)いや、この鎮守府の艦娘の戦闘データはすでにもらってるから大丈夫だぞ?」

電「くすっ、そんな外から見てわかるデータじゃないのです…」

電「電のスリーサイズとぉ、月経周期なんてどぉですかぁ?」

提督F「もう来てるのか…」

電「なんなら性感帯も…司令官さんのお役に立つとよいのですが」シナダレカカリ

提督F「いやいや…電、この場はそういうのは禁止だぞ」

電「それは残念、なのです。でも“別の機会に司令官さんから改めてお誘い”…なら問題ないですよね」ニィ

提督F「…やれやれ、随分積極的じゃないか…」

電「野望に燃える司令官さんは素敵だから、電もついていきたいのです」クスッ

提督F「嬉しいことを言う」ナデ

電「ふふっ…」

提督F「くく……それで俺がのし上がったら、電も甘い汁を吸おう、って?」

電「それはひどい言い方なのです。まぁ…電も女の子ですから?“甘いもの”は大好きですけどね? ふふ…」

提督F「く…くくくっ……」

電「ふふっ…ふふふふっ…」

提督・電「「あーっはっはっはっ」」





提督F「それじゃ…これからも頼むぜ、電」

電「なのです!!沈んだ敵もできれば助けたいのです……後々のサンプルとして」

提督F「頼もしいな…その負の部分も素敵だよ、電…いや負(マイナス)だから、-電(マイナヅマ)かな?」

電「もうっ、司令官さんってば!!」

提督F「ははっ、じゃあ今日はここまでだ。おやすみ…」

電「おやすみなさいなのです!!」






電(上昇志向のある司令官さんがいて良かったのです。もう電は特型の末っ子に甘んじるつもりはないのです…)

電(学者司令官さんについていって…暁ちゃんより、綾波ちゃんより、吹雪ちゃんより上に行くのです!!)

電(そのためなら…ぷらずまだろうがマイナヅマだろうが、なってやるのです)

電「ふふっ…ふふふっ…あははははは……っ」


何があった?電編 終

80先生呼ばなきゃ(使命感)

次は触手提督…
インパクトの瞬間ヘッドが回りそうな鬼武蔵…っぽい?

>>83
艦娘がウルトラマンになるスレ思い出した

>>85
今度は怪獣化だな(遠い目)



「提督、お待ちしておりましたわ…」

下着一枚というあられもない姿でベッドに寝そべった熊野が、部屋に入って来た提督へ声をかける。

「お待たせしました、熊野さん」

「遅くまでお仕事ご苦労様です。とはいえ、レディを待たせるのは感心いたしませんわ…」

「まったくもってその通り…お詫びに我が手管の全てをもって奉仕しましょう」

あらわれた提督は下着姿の熊野を見ても紳士的な態度を崩さなかった。

貧乳には興味がないのか…否、熊野ほどの美少女が肌をさらしているのである。たいていの男は鼻の下をのばし、下卑た視線を送るだろう。

しかし、この提督はあくまで節度ある距離を保ち、落ち着いた態度を崩さない。

優しく熊野に触れ、温めるように肌を撫でる。

女性にも好みはあるだろうが、イキナリがっつかない男というのは好まれる部類にはいるであろう。まさにそういうタイプの男だった。



全身がウネウネと動く触手であったが、それは些細なことだろう……

提督は何本も枝分かれした触手をのばし、熊野の手足に巻き付かせる。

「んっ…くふっ…ん…」

「あっ?痛かったですか?」

「んっ、だ、大丈夫ですわ。ちょっと感じ…いえ、その…くすぐったかっただけですから」

甘くくぐもった声をあげた熊野を触手提督が気遣う。
全身を触手に搦め捕られるという格好ではあるが、熊野の頬は既に上気していた。

「はは、まずは全身を撫で回すところから始めますから。痛かったら言ってくださいね」

絡み付いた触手がウネウネと波打ち、熊野の柔肌を刺激する。

「ふ…あっ…あ…ぁ…あん…」

「どうです?身体が温まってくる感じでしょう?」

「ふぅぅっ…くぅっ…へ、へんな声が出てしまいますわ…」

刺激に耐えながらほてった顔で告げる熊野。可愛らしい口を半開きに、荒い息をつく姿に、普段のお嬢様然とした余裕は見られない。

「あぁ…提督…お上手ですわ…」

白旗をあげるかのようにうっとりしたような表情をしていた…

触手提督「いえ、これ、全身にマッサージ機をつけているのと同じですよ?」

熊野「まぁ!そんなご謙遜なさらず。機械にはないちょうどよい力加減で、全身の血行もよくなりますわ!エステシャンにも負けてないですわよ?」

触手提督「あはは、だいぶあったまってきたみたいですね。女性の肌に直接さわるのは申し訳ないですけど…バスローブとか羽織ってよかったんですよ?」

熊野「直接刺激してもらったほうが効果的ですもの…役得と思ってくださいな」

触手提督「うーん…」

熊野「あら?わたくしの身体ではご不満?」クス

触手提督「そんなことは……! ただ性的な目で女の人の身体を見るのは、ちょっと…」

熊野「取り繕わなくてもいいんですのよ。鈴谷ほどオープンではありませんが、わたくしも殿方の生理現象くらいは心得てますわ」

触手提督「いえ…僕が以前、深海棲艦に捕われていたことは話しましたよね」

熊野「え、えぇ…わたくしが着任する前に、ここの鎮守府の方達に助けられたんですのよね?」

触手提督「はい、こんなこと女の子には言いにくいんですが…」

触手提督「僕…深海棲艦の棲地で男娼をさせられたんです」

熊野「」

触手提督「こんな身体だから薄暗い部屋で深海棲艦相手に触手プレイを一日中…だから、女の人とエッチな状況になるのは昔を思い出しちゃって…ね」

熊野「とぅ…お、おぅ」

触手提督「あ、大丈夫ですよ。別に不能ってわけじゃないですし…遊びじゃなくて本気で愛せる女の人がいいってだけですよ」ハハ

熊野(ま、まぶしいですわ…そんな暗い過去を持ちながら、一途な愛を信じているなんて。何て清廉な人…人?なんですの!)

触手提督「それじゃあ今日のマッサージはこのくらいにしましょうか」

熊野「はい、感謝致しますわ…」

熊野「あの、提督?」

触手提督「ん?」

熊野「い、いつか出会えるといいですわね。本当に愛し合える人と…」

触手提督「ふふっ、ありがとうございます。熊野さんも素敵な方に出会えるといいですね。ではおやすみなさい。」ウネウネ

熊野「はい、おやすみなさいませ…」








鈴谷「おっ!おかえり熊野。どうだった触手提督のマッサージ?」

熊野「鈴谷…わたくし、立候補しようかしら」

鈴谷「へ?何に?」

熊野「本当に愛し合える人、ですわ…」

鈴谷「…?」


熊野編 終

少年提督「よし、今日の提督研修は終わり、っと」

妖精「少年、呼出しがかかっています」

少年提督「おっ?先輩の提督さん達から?またご飯でもおごってくれんのかな?」

妖精「いえ艦娘からのご指名です。満潮様からです。」

少年提督「み、満潮ちゃんか…可愛いけど性格キツイんだよな」

妖精「ちゃんと楽しませてあげてくださいよ」

少年提督「へーへー」

少年提督(以下提督G)「ほ~い、お待たせ~」

満潮「……遅い! もぅ、何で私の相手がこんなんなのかしら…」

提督G「ちょっ…満潮ちゃんが指名したんでしょ!?」

満潮「大潮や荒潮が、少年司令官は面白いからって勧めてくれたんだけど……ま、せいぜい楽しませてちょうだい」

提督G「ハードル高いなぁ」

提督G「んじゃ、外に遊びに行こうぜ」

満潮「外、って…もう日が沈むわよ」

提督G「夜の街ってのも意外に楽しいんだよ?俺がエスコートしてあげるよ」

満潮「ふぅん、なかなか面白そうじゃない」

提督G「それなら善はいそげだ」

満潮(さーて…どんな案内してくれるのかしら?)

ブッブー パッパー

提督G「うん…少し車通りが多いね」

ブィーン ブロロー

満潮「? そうね…」

提督G「歩道が狭くて危ないからさ。俺が車道側を歩くよ。満潮ちゃんは安全なほうを歩きなよ」トコトコ

満潮「えっ?…どうも、あ、ありがと…」

満潮(へぇ、結構優しいところあるじゃない……)トコトコ

提督G「気をつけてくれな」

満潮「えぇ」ニコ


というその時









キキーッ
ドシーン!!

提督「いでぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ !!」

バッキャロー キヲツケロィ! ッスゾラァ!



満潮「えええぇぇぇ!?司令かぁぁぁん!?」

満潮「し、司令官ッ!?大丈夫?」

提督G「……」

ムクッ

満潮「あっ、起き上がれるの?どこか痛いところはない?」ハラハラ

提督G「……」ダッ

満潮「ちょっ…」




提督G「オイ」

アーッ?ンダテメッコラ- ガキガイイキニナッテ…

提督G「チッ」チャカ

ダァン!ダァン!ダァン!

提督G「ガソリンタンクを撃ち抜いた。派手に燃えろゃぁ」

アバババー!?


チュドォーン!!


提督G「ふんっ…」

提督G「さ、満潮ちゃん?改めて出発しようか」

満潮「」

朝潮型の部屋

大潮「あっははは~それでぶつかってきた車を全焼させたの?」アハハ

荒潮「ねぇ~言ったでしょぉ?少年司令官は面白い人だって」ウフフ

満潮「笑い事じゃないわよ!まったく!」

満潮(ちょっとはいい雰囲気になりそうだったのに…)ムス


満潮編 終

メイン提督(以下提督A)「今回の作戦も無事完了だな…」

妖精「おめでとうございます。さっそく赤城様から指名が入ってますよ」

提督A「ん?やれやれ…ご褒美のおねだりでもされるのかな?」

妖精「提督、ご存知だとは思いますが…」

提督A「わかっている。艦娘に不純な真似はしないさ…」

提督A「まぁ赤城だし、色気より食い気だろうさ」ハハハ

妖精「そうですね」ハハハ

提督A「お待たせ、赤城」

赤城「提督…」ポーッ

提督A「ん?」

赤城「作戦終了直後に、お呼びして…はしたないと思ったのですが」ポーッ

提督「何をかしこまっているんだ。赤城は大活躍したのだからこのくらい…そうだ、食事にでも行くか?腹一杯食べてもいいぞ~」

赤城「いいえ…」

提督A「え!?ご飯いらないのっ!!?赤城がっ?」

赤城「うふっ…私もいつまでも大食いキャラではありませんよ…」

赤城「今は…ご飯より…提督の肌が欲しいです…」ポーッ

シュルシュル

提督A「お、おい!?」

赤城「帰投後はカラダがほてっちゃうから……ね?提督、お願いします…」シナダレカカリ

提督A「…俺も下心がない、とは言えんがね。だが赤城、ここでそういう行為に及ぶのは禁止だ」キッパリ

赤城「ん、もぅ…誰も見てないんですよ…はぁ、はぁ…」

赤城「一航戦だって…羽目を外したいときはあるんです…」

提督A「……赤城」ジーッ

赤城「提督ぅ…」

提督A「…………残念だ」

赤城「え」

提督A「赤城…ルール違反だ」


ドア バァァン


漣「お待たせしました、ご主人様!」

赤城「へ?漣ちゃん?」

漣(まさか、あの赤城さんが…普段はしっかり者のお姉さんなのに…)

漣「赤城さん…漣は吹雪ちゃん程、貴女に甘くすることはできませんヨ」

ワラワラワラッ

憲兵「やれやれ…海軍の女の子をしょっぴくことになるとはな…」

提督A「我らの指導不足です。叱責はなんなりと…」

憲兵「そっちは海軍の内部で決めてください。この娘は反省房行きで?」

提督A「そうしてください…」

赤城「ええっ!?ちょっ…!?」

提督A「数日、頭を冷やしてこい。それと……飯は抜きだ」

赤城「そんなぁぁぁぁ」



漣「遊びは遊び…のめり込み過ぎると身を滅ぼしますね、ご主人様?」

提督A「あぁ、艦娘も提督も自制心は必要だな…」


ルールを守って楽しい鎮守府ライフを!


おしまい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月16日 (木) 18:50:34   ID: C6FiSNhM


提督という名のホスト

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