ゆり「記憶は戻った?音無くん」 (9)

AngelBeats!のSSです
キャラ崩壊あるかもです
ゆっくり書いていくSS初心者ですがよろしくお願いします


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音無「ああ、思い出したよ……」

音無「すまない、一人にさせてくれないか」

直井「音無さん……」

ゆり「わかったわ、行きましょ」

直井「何があっても僕は音無さんの味方ですからね」

ゆり「わたしもよ。落ち着いたら戻ってきなさい」

ガチャ・・・パタン

音無(俺は生前、普通の学生として生活していた)

  (入院中の妹に毎日会いに行きながら、バイトもしてた)

  (でも、ある日妹は病気をこじらせ死んだ)

  (その日から、俺は狂っていった……)

  (一人暮らしを始め、バイトに明け暮れた)

  (そしてバイトが終わったら夜の街に繰り出して、女を求めた)

  (手当たり次第に女に声をかけていた、そしてスカートをめくってぱんつを拝んでいた)

  (そう、ぱんつ。なぜかは分からない)

  (だけど、それを求めて毎日夜の街に出ていた)

音無(ただの変態だった、自覚はあった)

音無(ある日、ヤクザらしき男たちに声をかけられた)

音無(お前が俺らのシマを荒らしてる奴か、と)

音無(なんでもこの行為が警察の耳に入り、こいつらの一味が疑われていたそうだ)

音無(そして路地裏で殴られた。これでもかというほど殴られた)

音無(そのとき打ち所が悪くて死んだ)

音無「ただの変態じゃねえかよ……」

音無(しかし何が未練なんだ)

音無(ヤクザに殺されたことか?それともぱんつをまだ拝みたかったのか?)

音無「とにかくゆりに報告はしておくか……」


・・・・・・屋上・・・・・・

ゆり「で、音無くん」

音無「なんだ」

ゆり「それをわたしに言ってどうする気なの!?セクハラなの!?変態なの!?あ、変態だったわね!!!」

音無「と、とにかく俺もよく分からないんだ」

ゆり「はあ……で、あなたはどうするの?神にあらがう以前の問題だけど」

ゆり「戦線には残るの?私的には今すぐ成仏してもらいたいのだけど」

音無「俺は……」

音無「俺は消えたい」

音無「ここまでクズだとは思ってなかった」

音無「で、厚かましいとは思うが消えるのを手伝ってもらえないか」

ゆり「そ、分かったわ。一応メンバーだったし」

ゆり「何をすればあなたは納得いくの?」

音無「……わからない、時間をくれ」

ゆり「皆にも言わないといけないから早めにね」

音無「ああ、それじゃ」

・・・・・・寮、自室・・・・・・

音無(さて、どうしようか)

音無(女性陣に合わせる顔がないからここまで走って来たんだが)

音無(俺の未練はなんだろうか)

 

音無(……うむむ分からん)

日向「お、音無。先に戻ってたのか」

音無「日向か」

日向「どうしたんだ、悩み事か?」

音無(男だし話してもいいか)

音無「実はだな……かくかくしかじか」

日向「お、おう、そうだったか……」

音無「なあ日向、俺の未練はなんだったと思う?」

日向「え、うーん。そりゃ妹さんを助けられなかったことじゃないか?」

音無「ああ……そうか、一応医学も勉強してたっぽいしな」

日向「とにかくお前が変態だということは分かった」

日向「明日他のやつにも聞いてみたらどうだ?」

音無「そうだな、そうするよ」

日向「とにかく寝ようぜ、時間だ」

音無「ああ、お休み」

日向「お休み」

日向「しっかしそんな変態には見えなかったのに……」ブツブツ

音無(ああ、消えたい……)

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