シド「ここまでだな貴虎!」凌馬「何をされるか…わかっているね?」貴虎「くっ…」2 (33)

シド「ここまでだな貴虎!」凌馬「何をされるか…わかっているね?」貴虎「くっ…」の続きです

※このssを読む時は部屋を明るくして常識を捨てて読んでください


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ロシュオ「愚かな男よ、お前は死ね。」


シド「あぁぁぁぁぁぁっ!?」


貴虎「シドォォォォォォォォッ!!」


ロシュオ「岩に押し潰されたか、これで生きてはおらんだろう。」


※このssは仮面ライダー鎧武第31話でシドがロシュオに敗北した直後の話になります。



シド(クソッ、やられちまったか…)


シド(それにしても無様なモンだ。)


シド(愛しの貴虎の前でカッコつけて返り討ちに遭うんだからよぉ…)


シド(貴虎…俺はお前を愛していたんだ…)


シド(あぁ…なんだか思い出してくるぜ…)


シド(お前と初めて会ったあの日の事をなぁ…)



<回想>


シド『ユグドラシル・コーポレーション。』


シド『いずれはこの俺が牛耳る会社だ。それまでは厄介になるぜ』


シド『そういえば俺の上司になるのはまだ二十歳そこそこの若造と聞くがどんなヤツかな。』


シド『まあ、この俺を扱き使おうとしたらタダじゃおかねえがな!』


シド(ククッ、あの頃の俺はまだ若かったぜ。
まだ自分の力を過信していた。そんな時…あの男と出会った…)



貴虎『キミがシドだな。俺は呉島貴虎だ。今日から一緒に人類の未来のために頑張ろう。』


((キュンッ!))


シド『な…何だこの胸の高鳴りは!』


シド『まさか…この俺が一目惚れ…?』


シド『あ…ありえねえ…』


シド『だがこの男の気高さと美しさは何だ?
あぁ…チクショウ!
この俺が場末で売られているチェリーならこの男は高級メロンだ!』



シド『ハァ…ハァ…一発やりてえ…』


貴虎『どうしたんだ?
顔が赤いようだが…まさか風邪でも引いたのか?大事を取って今日は休んだ方が…』


シド『気にしないでくれ!
そ…それよりもアンタとは俺、お前の仲でいさせてくれ!
これから俺はアンタの事を貴虎と呼ばせてくれないか?』


貴虎『いいだろう、私もキミの事をシドと呼ばせてくれ。』


シド(それが俺たちの出会いだった…)


シド(そして俺たちはいつしか愛し合うようになった。)



<回想(妄想)>


シド『貴虎、今日は大事な話があるんだ。』


貴虎『シド、話とは一体…?』


シド『これさ、給料3ヶ月分で買ったウィザードリングさ。』


貴虎『シド…』


シド『結婚しようぜ貴虎。』


貴虎『ありがとう…』


シド(そして俺たちは結婚した。)


シド(結婚式には大勢来てくれたな。)


シド(プロフェッサーなんか俺と貴虎の仲を最後まで妬んでやがったなぁ…)



<回想(妄想)>


貴虎『シド、このウエディングドレスどうかな?』


シド『キレイだぜ貴虎。世界で一番の花嫁さんだ。』


貴虎『ありがとうシド…』


天樹『まさか貴虎が嫁に行く日が来るとは思わなかった。』


ミッチ『おめでとうシドさん。これで僕たち兄弟だね。』


シド『お義父さん、それに義弟くん。』


天樹『二人とも、結婚とはノブレス・オブリージュでなければいかん。
いつまでも夫婦で末永く支えあうんだぞ。わかったね。』


シド(お義父さん、病気の身体を押して結婚式に駆けつけてくれたよな。)


シド(あの後すぐに亡くなったけど二人のバージンロード見せてあげられてよかった。)


シド(それから暫くして貴虎は妊娠した。)



<回想(妄想)>


シド『貴虎!今の話は本当か!?』


貴虎『あぁ、妊娠したんだ。』


シド『やったぜ!これで俺も一児のパパか!』


貴虎『これからは頑張ってくれよ。パパ…』


シド(貴虎のお腹に新しい命が宿った。)


シド(俺はそのためにロシュオに挑んだのに…)


シド(返り討ちとはなぁ…)


シド(俺は愛する女房を置き去りにして死ななきゃならねえのかよ…!)



<回想(妄想)>


貴虎『くっ…シド!』


シド『チクショウ!ロシュオめ!俺の貴虎からその薄汚い手を離しやがれ!!』


貴虎『俺は…大丈夫だ…お前のためなら俺は…』


ロシュオ『フフフ、お前如きが余に敵うと思ったか?
虫けらめ、お前はそこで新しき我が妃が蹂躙される姿を眺めるがよいわ!』


貴虎『あ…あぁ…』


シド『貴虎ぁぁぁぁぁぁっ!?』


シド(俺は…大事な人を守れなかった。)


シド(俺はこのまま死ぬのか…?)


シド(何も出来ず…)


シド(貴虎は俺を信じているのによぉっ!)


シド(こんなんじゃ死んでも…(ここが俺の死に場所かぁぁぁぁぁっ!?))


シド(おいコラ!勝手に割り込んだのはどこのどいつだ!?)



シド(おいコラ!勝手に割り込んだのはどこのどいつだ!?)


虹野(むっ、ここも俺の死に場所ではないのか?すまなかった。)


虹野(俺は虹野明、烈車戦隊トッキュウジャーの主人公だ。)


シド(俺は呉島貴虎の夫の呉島シドだ。
俺も仮面ライダー鎧武の主人公だぜ。主人公同士、仲良くしようや!)


虹野(それでここは一体どこなんだ?)


シド(俺たちはヘルヘイムの岩に挟まれて生死の境を彷徨っているらしい。)


シド(くっ…こんな事をしている間にも貴虎はロシュオに手篭めにされているってのに…)


虹野(シド…)


シド(自分が情けねえぜ!チクショウ!?)


虹野(諦めるなシド、
もしもお前がまだ諦めていないのならたったひとつだけ脱出できる手段がある!)


シド(それは一体何だ…?)



シド(それは一体何だ…?)


虹野(イマジネーションだ!)


シド(イマジネーション…?)


虹野(そうだ、俺たちトッキュウジャーは溢れるイマジネーションを駆使して戦った。)


シド(それじゃあ俺もイマジネーションを使えば…)


虹野(シド、お前には貴虎という男への愛で溢れている。)


虹野(その愛をイマジネーションに変換して膨らませれば生き返る事ができるかもしれん。)


シド(なるほど、俺の貴虎への愛は無限だからな!行くぜ!!)



シド(貴虎!)


貴虎『シド…』(スーツ姿)


シド(貴虎!)


貴虎『シド…』(ネコ耳)


シド(貴虎ァッ!)


貴虎『シド…』(裸エプロン)


シド(俺には見えた!貴虎のいやらしいイメージが!!)



~現世~


貴虎「う…うぅ…」


ロシュオ「すまぬ、前作で余が勇気を出していればこんな事には…」


貴虎「いや、もう大丈夫だ。気遣ってくれてありがとうロシュオ…」


ロシュオ「貴虎よ、なんと健気な男なのだ。」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ロシュオ「むっ、この地響きは一体何事だ?」



シド「貴虎ぁっ!!」


貴虎「シド!シドが蘇った!?」


ロシュオ「バカな…キサマは死んだはずではないのか!?」


シド「残念だったなロシュオ、貴虎への愛がある限り俺は不死身なんだよ!
それにしても俺がいない間に貴虎を襲おうなんざ許せねえ!許さねえぞロシュオ!!」


ロシュオ「何を言っておる!前作で貴虎を襲ったのはキサマだろう!?」


シド「おまけになんだよこいつは?
貴虎がシャツをボロボロにされて包帯で結びやがって…
こんないやらしいじゃねーか!このムッツリスケベの王め!!」


ロシュオ「まあそれは確かに余がやったが…」


「「シド!待っていたぞ!!」」


ロシュオ「今度は誰だ!?」



凌馬「さすがは私のライバルだ。この程度の事でキミが死ぬはずがないからね!」


湊「それにしても情けないわね!
あなたほどの男がこんな事で倒れるなんて弛んでいる証拠だわ!」


シド「二人とも来てくれたか!」


ロシュオ「ぬぅっ!助っ人か!だが余は負けぬぞ!」


凌馬「おっと、オーバーロードの王よ。勘違いしては困るね。」


湊「私たちはあなたと戦いに来たんじゃない。撮影に来たのよ!」


ロシュオ「何…撮影…?」



●REC


湊「さぁ、撮影始めようか。ロシュオちゃん、自己紹介いってみようね~!」


ロシュオ「余はロシュオ、
古よりこのヘルヘイムの森でフェムシンムの王をやっておる…って何をやらせる!?」


シド「よ~し、ロシュオ!さっそく本番行くぜ!
だが俺は貴虎の時ほど優しくはねえぞ!容赦しねえから覚悟しな!!」


ロシュオ「待てキサマら…余に何をする気だ!?」


シド「ナニするだぁ?そんなの決まってんだろ!」


凌馬「これからキミのクラックにこのDX火縄大橙DJ銃(大剣モード)を挿れるんだよ!」


湊「初めての撮影で新人だからって容赦しねーから!」


シド「へへっ!さすがは湊監督だぜ!新人の企画女優だからって妥協は許さねえってか!」



●REC


ロシュオ「おい待てキサマら!
そんなモノを余のクラックにぶち込んだらお尻がぶっ壊れるわ!
大体こんな子供の玩具を尻で遊んで抜けなくなったと病院に担がされてみろ!
まず保険はおりないだろうしおまけに死ぬほど恥ずかしい思いをせねばならんのだぞ!?」


凌馬「おやおや、まさかキミは私たちの無双セイバーを期待していたのかい?
まったく、オーバーロードの王は噂に違わぬ程の淫乱な性癖の持ち主のようだ。」


湊「まったく近頃の新人は!
口だけは達者なトーシローばかりで嫌になるわ!シド、やりなさい!!」


シド「OK監督!
喰らえロシュオ!カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!!」



●REC


ズプッ!


ロシュオ「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」


貴虎「あぁ…ロシュオが…みんなやめてくれ!」


凌馬「さすが貴虎、酷い目に合ったというのにこんな男に同情するとは…」


シド「このクソ野郎が!
貴虎をこんなおっぱい丸出しにしやがって…とんだドスケベオーバーロードだぜ!」


ロシュオ「ち…ちが…余は本当に好意で貴虎を助けたのに…」


貴虎「お願いだ…これ以上ロシュオに酷い事をしないでくれ…」



●REC


シド「お優しい貴虎だぜ。
ところで…そんなおっぱい丸出しな格好してたら俺の無双セイバーが反応しちまったよ。」


凌馬「貴虎…おっぱいを揉ましてくれ!そしたらロシュオは勘弁してあげようじゃないか。」


貴虎「わかった…それでお前たちの気が済むなら好きなだけ揉めばいい。」


モミモミ モミモミ


シド「ヘヘッ!こいつはいい!さすがは貴虎のおっぱい!巨乳だぜ!!」


凌馬「ハァ…ハァ…貴虎!やはり貴虎のおっぱいは最高だ!!」


貴虎「う…うぅ…」


湊「いいよ!最高の画よみんな!特に恥辱に耐えてる貴虎ちゃんの表情は最高よー!!」



●REC


ロシュオ「おのれ…下郎どもめ!」


ロシュオ「余を辱めるばかりか貴虎まで…」


ロシュオ「こうなれば余は屈せぬ!断じて屈せぬぞ!!」


グググ


シド「何…?何だこれは!どうなってやがる!?」



●REC


凌馬「これは…ロシュオのクラックが締まっているんだ!」


湊「これじゃあDX火縄大橙DJ銃が挿らないわ!
コラ新人!何で締めてんのよ!ちゃんと広げなさい!?」


ロシュオ「黙れ!余は負けない!
王としての誇りを守るためにも、それに友である貴虎のために断じて屈するものか!!」


シド「な…なんてこった…」


シド「せっかく貴虎の愛の力で蘇ったというのに…」


シド「所詮俺はここまでの男だったのか…?」


シド「すまねえ貴虎…」


シド「俺はお前のために黄金の果実を掴もうとしたのに…ダメだった。」


シド「情けない俺を許してくれ…」



●REC


虹野「諦めるなシド!」


シド「虹野か…すまねえ俺は…」


虹野「お前の妻への愛はその程度のモノなのか!」


虹野「勃てシド!お前が勃たなければ貴虎はロシュオに寝取られるのだぞ!」


虹野「愛しい者が手篭めにされる!それでもいいのか!?」


シド「そうだ…俺は諦めちゃいけねえ!」


シド「自分の嫁を守れなくてどうすんだ!!」



●REC


シド「シド、復活!」


ロシュオ「うぬぅ…まだやる気か!?」


シド「フッ、ロシュオ!俺はまだ負けちゃいねえ!俺には最後の力が残っているんだ!」


ロシュオ「最後の力…?バカな!お前に力など残っているはずがない!!」


虹野「いいや、シドには最後の力が残されている!そう、イマジネーションがな!!」


シド「俺には見えたぜ!
ケツのクラック広げてDX火縄大橙DJ銃挿れてヒィヒィ喚いてる姿がな!
勝利のイマジネーションだ!!」



●REC


ズボシュッ!


ロシュオ「ほぎゃぁぁぁぁぁぁっ!?」


凌馬「DJ銃がロシュオの締まったクラックを突き抜こうとしているぞ!」


シド「オラァッ!ロシュオッ!
王妃の柩の前で四つん這いになりな!お前の淫らな姿を嫁さんに見せてやれや!!」


ロシュオ「ま…負けぬ!余は断じて負けぬ!愛する王妃のためにも…」



●REC


湊「あ、ロシュオちゃん。
そういえば紹介遅れたけど今度うちの新しい助監督になった王妃さんだからよろしくね。」


王妃「ども!フェムシンム王妃っす!よろしくっす!」


ロシュオ「王妃ぃぃぃ!何してんだぁぁぁぁ!?」


虹野「ヤツのクラックの締まりが緩んだ!シド、今がチャンスだ!」


シド「イチ・ジュウ・ヒャク・セン・マン・オク・チョウ・無量大数!ハァァァァッ!!」


ロシュオ「いやぁぁぁぁっ!
王妃に見られながらお尻のクラックにさらに深く挿れられるとこなんて見られるの…」


ロシュオ「あぎゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」



●REC


ロシュオ「う…うぅ…汚されてしまった…
というかこれから普通に排泄できぬ身体にされてしまった…」ピクピク


シド「ロシュオを倒した。だが虚しい勝利だぜ。」


虹野「この男は王として責務にいつしか重圧を感じていたのだ。」


シド「そうかもしれねえな。
こいつは前作で貴虎の痴態を見て興奮してやがった。
そして今度は自分も同じ目に合いたいと心の底で願っちまったのさ。」


虹野「まったく哀れな男だ。」


ロシュオ「お前たち…
余のケツに玩具突っ込んだだけなのに何をカッコいい事抜かしておるのだ…!?」



●REC


シド「さぁ、戦いは終わった。」


シド「貴虎、これで俺たちの幸せを阻む障害はなくなったぞ!」


シド「今度こそ俺たち幸せになろうぜ!」


シド「貴虎…?」


シド「貴虎!どこに行ったんだ!?」



●REC


凌馬「シド、貴虎はここさ!」


貴虎「うぅ…」


シド「プロフェッサー!何故アンタが貴虎を抱き抱えているんだ!?」


凌馬「夫が妻を抱くのは当然だろ!」


シド「なんだと…プロフェッサー!アンタまさか!?」


凌馬「その通り!貴虎は私の妻なんだよ!!」


シド「許さねえぞ!プロフェッサァァァァァ!!」


凌馬「貴虎が欲しければ力づくで奪うがいい!ハハハハハハハ!!」


シド「待ってろよプロフェッサー!
俺は必ずアンタから貴虎を取り戻してみせる!待ってろよ!!」



湊「ハイ、カット!
それじゃあここでの撮影は終了よ。次の現場に行くわよ!」


ロシュオ「え…次の現場…?」


王妃「あ、監督。企画女優の子はどうしますか?」


湊「あ~、企画の子は次は使いづらいのよねぇ。今度からスタッフに回しましょう。」


ロシュオ「企画の子って余の事!?これでも余はフェムシンムの王なのだぞ!!」


湊「コラ新人!口より先に手動かして!さっさと次の現場に移動だよ!!」


ロシュオ「王なのに…余は王なのにぃぃぃぃ!?」


虹野「そして俺の死に場所はどこなんだ――――ッ!?」


DJサガラ『そんなわけでこのssは次回へ続くかもしれないZE!
最後にひとつだけ注意事項があるからよく聞いてくれYO!
よいこのみんなはこのssのロシュオみたくお尻のクラックに玩具挿れちゃダメだZE!』


つづく…?

終わりです
愛の戦士、シドの戦いは続く…かもしれません

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