八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」2 (1000)

前スレ
八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」
八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432441907/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435929715

なんかすげえ勢いで前スレが埋められた…………荒らし? まだ小ネタ投下したかったのに……

とりあえずスレ立てだけしときます。明日から再開
仕事だけどな!(笑)

八幡「ん……っと…………」

八幡(目が覚めて身体を起こし、大きく伸びをする)

八幡(二度寝をしても構わない時間ではあるが、俺はそのままベッドから降り、階下に向かう)

カマクラ「ニャー」

八幡「よ」ナデナデ

八幡(居間にはまだ誰もいない、と思ったら珍しくカマクラが起きていて挨拶してきた)

八幡(返事をして撫でてやるとそれで満足したか、ソファーに寝そべりだす)

八幡(うむ、実に羨ましい生活だ。どうにかして替わってもらえないだろうか)

八幡(あー駄目だ、川崎のやつ猫アレルギーだもんな。却下却下)

八幡(朝飯……の前にシャワー浴びとくか。寝汗掻いたし)

八幡(脱衣所で寝間着を洗濯機に放り込み、シャワーで汗を流す)シャワー

八幡(トランクス一丁で居間に戻ると珍しく母親が起きていた)

比企谷母「土曜なのに随分早いじゃない、どしたの?」

八幡「ちょっとな。そっちこそ早くね?」

比企谷母「午前中に町内会の集まりがあってね。めんどくさいけど近所付き合いあるから」

八幡「お疲れさまです」

八幡(普段朝早くから夜遅くまで働いているのにそういうとこもきっちりしてる両親を俺は尊敬している)

八幡(なんでこの両親から俺みたいなのが生まれたんだろうなあ…………とか思いながら冷蔵庫からマックスコーヒーの缶、通称マッ缶を取り出した)

八幡(あ、性格の話ね。外見は結構似ている。目以外)カシュ、ゴクゴク

比企谷母「それにしてもあんたいい身体してるわね。首だけすげ替えればモテモテになりそう」

八幡「どこのジョナサンだよ」

八幡(親類一同がスタンドに目覚めちゃうよ? 精神力ないとホリィさん状態になるけど。やだ、一族総出でやっつけられちゃう)

比企谷母「やっぱりその目がねえ…………他は悪くないのに」

八幡(このセリフは目以外は似ている自分たちを暗に褒めているよな……)

八幡「ほっとけ、これでもいいって言ってくれるやつはいるんだよ…………川崎とか」ボソッ

比企谷母「…………川崎? 誰?」

八幡(最後は小さく独り言のように呟いたのだが、しっかり聞こえていたようだ)

八幡「今日のデートの相手だよ。付き合ってるわけじゃないけどな」

比企谷母「え…………」バサ

八幡(何がそんなにショックなのか、新聞を取り落としていた。あれ、でもこの前もデートしたじゃん俺)

小町「おはよーお母さんお兄ちゃん」

八幡「おう、おはよう小町。お前も早いな」

小町「だってお兄ちゃんと沙希さんとの運命の一日じゃん。たがらお兄ちゃんが出掛けるのを見送るために早起きしたんだよ。あ、今の小町的にポイント高い!」

比企谷母「ちょ、ちょっと小町、こっちに来なさい」グイッ

小町「わわっ、何、お母さん?」

八幡(何やら部屋の隅っこでボソボソと話してる母娘。まあだいたい想像は付くけど)

八幡(でもすいませんお母様、今聞こえた『え? まだフられてなかったの!?』は結構心に響きました。ガラスのハート砕けちゃうよ?)

比企谷母「八幡、これ持っていきなさい」

八幡「あん? って、おい!」

八幡(話が終わったかと思うと突然俺に金を渡してきた。しかもお年玉とかより全然多い)

八幡(まさか金の力でモノにしろ、なんて言うつもりじゃねえだろうな…………)

比企谷母「自暴自棄にならないでこれでたくさん遊んで気分転換しなさい。だから妙なこと考えちゃ駄目よ」

八幡「フられる前提で話すな! あとフられても自殺とかしねえから!」

八幡(愛されてるのかどうか実に微妙なラインだ)

八幡(あれから親父も起きてきてみんなでなんだかんだ大騒ぎし始めた。いい加減鬱陶しくなったので結局朝飯を食わずに着替えてさっさと家を出ることにする)

八幡(が、玄関を出たところまで家族全員で見送られたのはちょっと…………そこまで大事件かこれ? 結局金は押し付けられたし)

八幡(コンビニで立ち読みして時間を潰し、本日二本目のマッ缶を買って飲みながら川崎家に向かう)

八幡(少し早めだったが、メールで確認するといつでも構わないと返信が来た。もう家族は出掛けたのだろうか)

八幡(しばらくして川崎家に到着。呼び鈴を鳴らすと返事があり、ドアが開く)

沙希「い、いらっしゃい」

八幡「おっす、かわ……川越」

沙希「…………川崎なんだけど、ぶつよ?」

八幡「すまん、何か言わなきゃいけない気がしてな。ちょっとやり直そう」

沙希「え?」

八幡(俺はドアを閉めさせ、再び呼び鈴を鳴らす)

沙希「はいはい、いらっしゃい」ガチャ

八幡(川崎が呆れた表情でドアを開けた)

八幡「おはよう沙希、エプロン姿も可愛いな」

沙希「んぐっ! …………あ、ありがと…………あがって」

八幡(予想しない不意打ちだったか一瞬で真っ赤になる川崎。しどろもどろになりながら言葉を紡ぐ。やだ、可愛い)

八幡「おう、お邪魔します」

八幡(俺と川崎の、長い一日が始まった)

一旦ここまで
さあ、イチャイチャするぞ!

その前に仕事仕事

八幡(居間に案内されて腰を下ろした瞬間、腹が盛大に鳴る。結局朝起きてからマッ缶二本しか摂取してねえもんな)

八幡「なあ川崎、催促して悪いけど昼飯ってもう出来てる?」

沙希「ん、もうちょっとだね。はい、お茶」

八幡「サンキュ、実は朝飯食ってなくってさ、すげえ腹減ってんだ」

沙希「へえ…………」ニヤリ

八幡(あ、何か悪いこと考えてやがる)

沙希「そんじゃ少し急ぐかな。肉じゃが作ってるけど好き?」

八幡「お、好きだぞ。というか嫌いな男なんていないだろ。男を落とす料理って言われてるくらいだし…………あ」

沙希「え? ちちち違うし! 冷蔵庫見て出来そうなのがそれだっただけだし!」

八幡「落ち着け。由比ヶ浜や三浦が混じってんぞ」

沙希「うう…………でも結構自信作だから。家族みんなも美味しいって言ってくれるしね」

八幡「そいつは楽しみだな」

沙希(焦らそうと思ったけどそんな気なくしちゃった……)

沙希「ご飯と漬け物だけでも先に食べる?」

八幡「いや、待ってる時間もそれはそれで悪くないから。全部出来てからでいい」

沙希「そう? じゃあちょっと鍋見てくるからゆっくりしてて。テレビ付けてもいいからね」

八幡(川崎はそう言って台所へと向かう。その背中に一言断ってトイレを借りた)

八幡(玄関そばのトイレから出て気付いたが…………俺の靴がきっちり揃えられてる)

八幡(え? いつの間に? 細かいとこまで気が効き過ぎじゃね? オカンスキル高過ぎだろ)

八幡(居間に戻り、台所の川崎の姿が見える位置に陣取る)

八幡(部屋着なのだろうか、太ももを惜しげもなく晒すホットパンツ姿はとても新鮮だ。忙しなく動くたびにフリフリと揺れるポニーテールは見ていて飽きない)

八幡(二つの鍋が火にかけられているが、匂いから察するに肉じゃがと味噌汁だろう。その片方を頻繁に確認していた)

八幡(そのたびに少し屈んで、逆にこっちに突き出されるヒップの丸みに俺まで前屈みになってしまう)

八幡(いかんいかん、これ以上は目の毒だ。川崎に見つからないうちに移動しとこう)ススス

八幡(しばらくして台所から声がかかる)

沙希「お待たせ、今持っていくからねー」

八幡「おう、手伝うか?」

沙希「いいよ、お客さんだし座ってなって」

八幡「わかった」

八幡(しばらくしてお盆を持った川崎が居間にやってきた)

八幡(俺の前に次々と料理を並べていく。ご飯、味噌汁、肉じゃが、漬け物)

八幡(ひとしきり並べたあと、今度は自分の分を持ってきて俺の対面に置く。さすがに俺よりは少な目だった。エプロンを外し、川崎も腰を下ろす)

沙希「じゃ、食べよっか」

八幡「おう、いただきます」

沙希「召し上がれ。あたしもいただきます、っと」

八幡(さて、まずは味噌汁から)ヒョイ、ズズ

八幡「!」

八幡(え、何これ? めっちゃうめえ)ズズ、ゴクゴク

八幡(出汁から違うのか? ウチと味が全然違うし豆腐がすげえ美味い)パクパク

八幡(…………あれ?)

八幡「えっと、すまん川崎」

沙希「何?」

八幡「味噌汁、おかわりあるか? その、全部飲んじまった」

沙希「はあ? もう?」

八幡「いや、何か美味くて……気が付いたら…………」

沙希「仕方ないねぇ」フフッ

八幡(川崎は苦笑いしながらも器を受け取り、よそってきてくれた)

八幡「しかし美味いな、出汁が違うのか? ウチのよりこっちが正直好みだ」

沙希「そ、そう」

八幡「あと豆腐の味が濃厚なんだが……今日のために高級品買ったりしてないよな?」

沙希「そんなことしないよ。ウチにあるもので作ってるって言ったでしょ」

八幡「そ、そうだったな」

沙希「ま、豆腐って別に作るの難しくないからね」

八幡「えっ!? まさか手作りなのこれ? 市販のじゃなくて?」

沙希「うん、時々作るよ。こっちの方がみんな喜ぶし」

八幡「そりゃそうだろ。こんな味の濃い豆腐なんて初めてだぜ。めちゃくちゃ美味い」

沙希「そ、そう。まあお弁当にはなかなか入れられないからね豆腐は」

八幡「そうだな。さて、そろそろ肉じゃがを、っと」

八幡(俺はじゃがいもを箸で掴む)

八幡「!」

八幡(か、形が崩れない!? 普通は鍋の水分で煮崩れするんだが…………箸でしっかり掴めるぞこれ)ヒョイ、パク

八幡「! 何だこれ、すげえほくほくじゃねえか! 味もしっかり付いてるし……ええー?」

沙希「ああ、水を使ってないからね。酒、醤油、野菜の水分で蒸らす感じでやるんだ。焦げないようによく見てないと駄目だけど、その分美味しく出来るからさ」

八幡(肉や玉ねぎ、人参なども余計な水分がないせいか、しっかり味が付きながら歯応えも丁度良い)

八幡(ヤバい、胃袋が落とされちゃう! くっ、肉じゃがなんかに絶対負けない!)

沙希「ね、比企谷」

八幡「な、何だ?」

沙希「おかわり、いっぱいあるからね」ニコッ

八幡(肉じゃがには勝てなかったよ…………)

八幡(結局ご飯も三杯も食べてしまったし)

八幡(川崎はん、あんたなんちゅうもんを食わせてくれるんや。ウチの食事が味気なくなったらあんたのせいやで!)

八幡(ちなみに川崎は俺に食後のお茶を出してくれたあと、台所で洗い物をしている)

八幡(美味い美味い言いながら食べたのがよっぽど嬉しかったのか、時折鼻歌を歌いながら食器を片付けていった)

八幡(やがて洗い物も終わり、エプロンを取ってこちらにやってくる)

沙希「お待たせ、よっと」

八幡(川崎は広めのスペースに女の子座りをし、俺の方に手を伸ばして誘うポーズをする)

沙希「いいよ、来な」

八幡「え?」

沙希「するんでしょ、膝枕」

一旦ここまで

今日出先で川崎駅近くのビルに仕事しに行った。つまり川崎で仕事したわけだ
もうこれは川崎さんとひとつになったと言っても過言じゃないよねハァハァ

けーちゃんの要望がありましたが、けーちゃんとのイチャイチャスレはすでにちょっと前に二つくらい合ったので今やっても出涸らし状態にしかならないかと…………すまんです

八幡「あ、ああ」

八幡(元々その予定なのだ。なのだが…………)

沙希「?」

八幡(わかってんのか? ホットパンツだぞ。生足でムチムチな太ももがアレなんだぞ)

沙希「あ、そうだった」スクッ

八幡(何かを思い出したように川崎は立ち上がる。ホットパンツだと恥ずかしいことに気付いたか。ちょっと残念だけど仕方ないな)

沙希「よっ、と。比企谷、せっかくだから耳掃除してあげるよ。あたしこう見えても上手いんだ」

八幡(なん……だと……?)

八幡(川崎は耳かきの棒やらウェットティッシュやらをテーブルに用意し、再びさっきのように座る)

沙希「ほら、おいで」

すまん、明日も仕事だし眠いんで今日はここまでで勘弁してください
明日も川崎さんとこ行くんです。遅刻できないんです!
ちゃんと明日も投下しますから!


過去作?
SS速報ではこの沙希スレがデビュー作です
サキサキで脱童貞しました

八幡「……じゃあ、よろしく頼む」

八幡(俺は横になっていつものように川崎の太ももに頭を乗せようとする。が、そこで止められた)

沙希「あ、向き違う。そうじゃなくて縦になって。その方が頭の収まりがいいから」

八幡「えっと、こうか?」

八幡(川崎に対して真っ直ぐになる)

沙希「うん、そう。頭が脚の間に収まるから。そしたら横向いて耳みせて」

八幡(なるほど。普段ベンチとかでは無理な体勢だ)

八幡(てか太ももの感触がヤバい。暖かくて、柔らかくて、すげえ気持ち良い)

沙希「じゃ、始めるよ。何かあったら言って」

八幡「おう」

八幡(川崎はまず耳を指で揉んできた)

沙希「最初にこんなふうにマッサージしとくと血行が良くなって垢が取れやすくなるのさ」クニクニ

八幡「へえ」

八幡(耳のマッサージか。なかなか気持ち良いな)

沙希「ん、こんなもんかな。ちょっと一回ウェットティッシュで拭くからひんやりするよ」

八幡「あいよ」

八幡(耳の外側や裏側を軽く拭かれる。その後のすっきりした感触が心地いい)

沙希「少し汚れてるね。見えないとこだけどちゃんと洗わないと駄目だよ」

八幡「おう、気を付けるわ」

八幡(ひとしきり拭いたあと川崎は再びマッサージをする。冷えた耳がじんわりと温かくなった)

沙希「よし、っと。んじゃまずは外側からね」

八幡(耳かきを手にし、カリカリと表面を撫でるように掻いていく)

沙希「」カキカキ、スーッ

沙希「」カキカキ、スーッ

八幡(やべ、自分でも耳垢が取れてるのがわかる)

八幡(恥ずかしい…………もっとちゃんと耳掃除やっとけば良かった。でも自分でやるの得意じゃないんだよな……家族に頼むような歳でもないし)

八幡「悪いな、その…………結構溜まってるだろ」

沙希「ん、そうだね。やりがいがあるよ」カリカリ

八幡(川崎は実に楽しそうに言った。嫌悪感とかはないみたいだ、良かった…………)

沙希「んじゃ、そろそろ穴の中に行くよ」

八幡「よろしく」

八幡(手前から掻いていき、耳垢を取りながら少しずつ奥まで入ってくる)

沙希「あんた意外とこういうとこ無頓着なんだね。どんどん取れちゃう」カキカキ

八幡「お恥ずかしい限りです…………なんつーかちょっと苦手でな」

沙希「ふうん。ならあたしが定期的にしてあげるよ」カリカリ

八幡「え、マジ?」

沙希「ほら動かないで……うん、するの好きだしね」カリカリ

八幡「なら、時々でいいから頼むよ」

沙希「うん」カキカキ

八幡(しかし改めて考えるとすげえシチュエーションだな)

八幡(手作りの昼飯食べて、膝枕してもらって、挙げ句の果てに耳掻き)

八幡(何この幸せ環境。俺明日死ぬんじゃね?)

八幡(てかまた決心が鈍ってきた。だって今後も耳掃除してくれるって言ったけど、告白して失敗したらなかったことになるよな絶対)

八幡(現状維持ならこの幸せ環境をまた味わえるってことだが…………ううー)

八幡(ま、いいや。それは後で考えるとしてとりあえず今は満喫しとこ)

沙希「よし、おっけ。反対側するから逆を向いて」

八幡「あいよ」クル

八幡(寝返りを打つようにし、反対側の耳を向ける)

八幡(同じようにマッサージからの流れで俺の耳がどんどん綺麗にされていく)

沙希「あ、奥にちょっと大きいのがこびりついてるね。少し強くするけど痛かったら言って」

八幡「わかった」

八幡(緊張したが川崎は絶妙な力加減で丁寧にそれを剥がしていく)

八幡「んぁ、ああああ」

八幡(ペリペリと耳奥で響く剥がれる音と爽快感に俺は思わず声を上げてしまった)

八幡(死にたい…………)ズーン

沙希「ふふ、たくさん取れたよ。お疲れ様」

八幡(あえてそれに言及してこない優しさが沁みるぜ)

沙希「じゃ、このまんま寝ちゃおっか」ナデナデ

八幡(そう言って川崎は俺の頭と背中を撫でる。それヤバい、ヤバいって!)

八幡(さっきからくすぶっていた眠気が一気に襲いかかってきて目蓋が重くなる)

八幡(てかさっきから黙りっぱなしだ俺。何か言わないと……でも、眠い……)

八幡「……お休み……沙希……」

沙希「ん、お休み、八幡」ナデナデ

八幡(その言葉を聞いて俺は意識を手放した)

投下ここまで

またノシ

八幡(…………)

八幡(ゆっくりと意識が覚醒していく)

八幡(それと同時に眠る直前のことも思い出す)

八幡(横向に寝ている俺の右頬に感じる柔らかいものは川崎の太ももか)

八幡(正直名残惜しいけどこのあと夕食と映画があるんだ。目が覚めたなら起きないとな)

八幡「ん…………」

沙希「あ、起きた?」

八幡(首を捻って見上げると編み物をしている川崎と目が合った。相変わらず巨乳で顔の全部は見えないが)

八幡「おう、どんくらい寝てた?」

沙希「四時間ちょっとかな? 結構ぐっすりだったよ」

八幡「マジか、起こしてくれても良かったのに」

沙希「別に映画さえ間に合えばいいかなって。すごい気持ち良さそうに寝てたし」

八幡「ああ夢も見ないほどだった。よく眠れたよ」ゴロン

八幡(俺は身体を転がして仰向けになる)

沙希「ふふ、それなら良かった」

八幡(川崎は手にしていた編み物をテーブルに置き、微笑みながら俺の頭と頬に手を添えてそっと撫でてきた)

八幡(え、何これ? そんな顔でこんなの母親にもされたことないんだけど)

八幡(…………ヤバい、なんか泣きそう)

八幡(俺は誤魔化すように両腕で目を隠す)

八幡「じゃあそろそろ出掛けるか。軽く何か食べときたいしな」

沙希「そうだね、あたしも着替えよっかな」

八幡(川崎が撫でるのを止めたので俺は身体を起こした)

八幡「さすがにその格好じゃな。しかし家だとお前そんなんなんだな」

沙希「ん? いや、普段はホットパンツなんて穿かないよ」

八幡「え、そうなのか? 今日はなんでまた?」

沙希「比企谷は膝枕してもらうならこっちの方がいいでしょ?」クス

八幡「! う、いや…………その」

沙希「ふふ、じゃ、あたしは着替えてくるから。覗いてもいいけどバレないようにね」

八幡「覗かねえよ!」

沙希「覗きたくないの?」

八幡「言わすな! 我慢してっから早く着替えてこいって」

沙希「はいはい。ちょっと待っててね」

八幡(川崎が編み物を片付けて居間を出て行くと同時に俺は大きな溜め息をつく)

八幡「マジで覗いてやろうかあいつめ……」

八幡(いや、覗かないけどね)

短いけど今日はここまで
明日からは一日一沙希に戻っちゃうかな
何か思いのほか長くなって見てる人も減ってきてると思うので明日以降はsage進行でいこうと考えてる
ではまた明日ノシ

乙乙
いつでも見てるぞ、安心しろ <●><●>

>>65

それは見てるんじゃなくて監視してる目だwww

八幡(ボーっと待っていると着替え終わった川崎が戻ってきた)

沙希「お待たせ」

八幡「おう…………ん?」

八幡(髪はいつも通りポニーテール。服はワンピーススタイルだが、腰の部分を絞っている)

八幡(胸でかっ! 腰細っ!)

沙希「? どうかした? あ……似合わない?」

八幡「い、いや、似合ってるぞ。その、見惚れてたんだ」

沙希「ふふ、ありがと」

八幡「しかし本当スタイルいいなお前。実際何でも似合いそうだ」

八幡(Tシャツにジーンズでもキマりそう)

沙希「そんなことないよ。これ、本当は普通のワンピースなんだけどそのまま着るとウエスト大きく見えちゃうんだ」

八幡(胸が大きくて服が押し上げられてるからですねわかります。腰で服を絞ってる分いつもより強調されてるし)

沙希「あんたの好きな胸が無駄にでかいからね」クスッ

八幡「…………な、何言って」

沙希「いや、チラチラ見てるのわかってるからさ」

八幡「……仕方ねえだろ。男なら見ちゃうんだよ」

沙希「大丈夫だよ。比企谷ならいくら見てもいいから」

八幡「お、おう」

八幡(なんて返せばいいのかわからん…………)

沙希「じゃ、ちょっと戸締まり見てくるから玄関行ってて」

八幡「おう、その前にちょっとトイレ借りるな」

沙希「はいはい」

八幡(トイレで用を足し、玄関に来たところで川崎もやってきた。さっきの格好に加えてカーディガンを羽織り、ポシェットを持っている)

沙希「はい」

八幡「ん、サンキュ」

八幡(俺は渡された靴べらを使って靴を履き、立ち上がった)

八幡(川崎が履き終わるのを待ち、一緒に家を出て鍵をかけるのを確認する)

沙希「よし、行こ」

八幡「おう、とりあえず駅前の方に向かうか」

沙希「うん。あ、そうそう、比企谷」

八幡「なんだ?」

沙希「腕を組むのと手を繋ぐの、どっちがいい?」

八幡「うっ…………く、組む方で」

沙希「胸が当たるから? このスケベ」

八幡「ばっ、ちげえよ! その、俺、緊張すると手に汗掻くほうだから…………」

沙希「ま、いいや。よいしょっと」グイッ、ギュッ、ムニュッ

八幡(おぅふ、擬音三発の腕組み。柔らかいのが当たってます)

沙希「今日は楽しもうね、八幡」

八幡「……そうだな、沙希」

八幡(俺達は駅前に向かって歩き出した)

待機中なので手慰みに投下
これで夜来れなくても今日のノルマは果たしたな

またノシ

忙しいんだから1日二回投下なんてできるわけないだろ!
社畜舐めんな!

八幡(駅前まで歩くには多少距離はあるが、今の俺達には苦になるようなものでもない。雑談しながら向かうことにした)

八幡「夕飯はどうする? 何か食いたいものあるか?」

沙希「特に希望はないけど…………比企谷は?」

八幡「川崎の料理食った後だとなぁ…………あれ以上の味に期待は出来ないから食えりゃどこでもいい。奢ってやるから好きなとこ言えよ」

沙希「それは褒め過ぎでしょ……どこでもいいの? 回らない寿司とかフランス料理とかでも?」ニヤッ

八幡「構わねえぞ」

沙希「えっ」

八幡「あ、でもマナーとか良くわかんねえからフランス料理は勘弁な」

沙希「いやいや冗談だってば。だいたいあんたそんなお金あるの?」

八幡「フフン、今日の俺はそこらのサラリーマンより金持ちだぜ」

沙希「なんでそんなに持ってるのさ…………」

八幡「緊急時のためにと小さな頃からコツコツと貯めてたお年玉持ってきたからな」

沙希「使えるわけないでしょ! 何考えてんの!?」

八幡「冗談だ冗談。親がくれたんだよ」

沙希「まったく…………親御さんが? 随分気前いいんだね」

八幡「気前いいっつーか……理由聞いたら笑うぞ? これで気分転換しろ、自暴自棄になるなって渡されたんだ」

沙希「? よくわからないんだけど…………」

八幡「つまり何かやらかしてこっぴどくフられても自殺とかするなよって言われてるんだ」

沙希「ぶふっ! あ、あんたどんだけマイナス方向に信頼されてんの?」クックッ

八幡「我が子への愛があるのかないのか判断しづらいだろ? ま、そんなあぶく銭だからぱぱっと使っちまおうぜ。高級店でも全然構わねえからさ」

沙希「…………それの使い道、あたしが決めていいってこと?」

八幡「おう」

沙希「ちょっと図々しいこと言ってもいい?」

八幡「遠慮すんなよ」

沙希「じゃあ、夕御飯は奢ってくれなくてもいいからさ…………あたしに何かプレゼントしてよ」

八幡「ん、いいぜ。何が欲しい? 服でも買うか?」

沙希「ううん、それは比企谷に考えて欲しい」

八幡「え?」

沙希「比企谷が、自分で考えたものをあたしにプレゼントしてほしいな」

八幡「…………めっちゃハードル高いんだけど」

沙希「別に今日中じゃなくてもいいから。比企谷が考えた比企谷からのプレゼントが欲しいの…………ダメ?」

八幡「う…………わ、わかった。考えとく。でも期待はすんなよ、俺のセンスは壊滅的だからな」

沙希「ふふ、逆に期待で胸をいっぱいにしとくよ。わくわくして待ってるから」

八幡「難易度上げるなって。こんなの慣れてねえんだから」

沙希「じゃ、やる気出るようにお礼の前払いしといてあげる」グイッ

八幡「うおっ」

八幡(突然組んでいた腕を引っ張られてバランスを崩し、身体が川崎の方に傾く)

八幡(そして俺の頬に川崎の唇が押し付けられた)

八幡「! お、お前、今!」

沙希「やる気出た? よろしくね」ニコッ

八幡「あー……くそっ…………なるたけ頑張るわ」ボリボリ

沙希「うん」ギュウッ

八幡(照れ隠しに頭を掻きながら答えると、川崎は組んでる腕の力を強めてより密着してくる)

八幡(最後まで理性持つかな俺…………)

八幡(そんな心配をしながら俺達はららぽーとに到着し、中に入っていった)

サキサキへの愛には勝てなかったよ…………

でも明日からは通常通り一沙希になるかな?
また明日ノシ

八幡(特に目的もなくぶらぶらと歩き、何か目に付いたら立ち止まって眺める)

八幡(それは服だったり靴だったり本だったり。時には手に取って相手に薦めてみたりもした)

八幡(一人だと、いや、他の誰かとだったとしても味わうことのないであろう感情が俺の心を満たしていた)

八幡(端的に言えば俺はこのウィンドウショッピングを楽しいと感じていたのである)

八幡(これ、あんたに似合いそうと俺に服を当ててくる川崎に見惚れ、雑貨屋でよくわからないものを手に取って、何に使うんだろと二人で悩む)

八幡(楽しい。たわいもない会話が楽しい。たわいもないやりとりが楽しい)

八幡(だけど数メートル移動するだけでもいちいち腕を組んでくるのはちょっと気恥ずかしかった。止めさせるつもりは一切無いが)

八幡(結局夕飯は地下にあるファーストフードでいいかということになり、エスカレーターは混んでいたので階段で降りることにする)

八幡(ファーストフードの店は階段から近いのだが、階段自体が建物入口から遠いので人の姿は俺達以外にはない)

八幡「川崎、ちょっといいか?」

沙希「ん、どしたの?」

八幡(俺は踊場で立ち止まり、組まれていた腕はそのままに川崎の正面に回る)

八幡(そのまま空いている腕を川崎の腰に回してぐいっと抱き寄せた)

沙希「あ…………」

八幡(川崎は小さな声を上げて俺にされるがままにもたれかかる)

八幡(離れようともしなければ抵抗もしない。いや、川崎も空いた腕を俺の背中に回してきた)

八幡(しばらくそうした後、俺は身体を離す)

八幡「悪い…………ちょっとこうしたくなったんだ。気を悪くしたら謝る」

沙希「ううん、大丈夫…………嫌なわけ、ないじゃない」

八幡「そ、そうか、とりあえず行こうぜ」

沙希「もう、終わり?」

八幡「っ!」

八幡(なんだよ、そんな潤んだ瞳で見られたら間違いを起こしちゃうだろ!)

八幡「いや、ここ、いつ人が通るかわかんねえし……やった俺が言うのもなんだけど」

沙希「ホントに…………不意打ちばっかしてくるんだから……」

八幡「それはお互い様だろ。さっきのお礼の前払いとか」

沙希「あ、あれはその…………もう! いいから行くよ」グイッ

八幡「わかったわかった、引っ張るな」

携帯の電池切れそう
仕事まだ終わらんからなくなる前にちょっと投下

はるのんはこの1日には出ませんすいません

また夜か明日ノシ

ついでに100ゲット

八幡(結局別々の会計だったので俺が川崎の分を払うことはなかった)

八幡「別にこれぐらいなら奢ってもいいのに」

沙希「これぐらいだからいいの。さっさと食べよ」

八幡「おう…………ってカウンターか? 二人用のテーブル空いてんぞ」

沙希「…………テーブルだと正面に座るでしょ」

八幡「? そうだな」

沙希「あたしは比企谷の隣に座りたいの」

八幡「! そ、そうか。ならカウンターにするか」

沙希「うん」

八幡(俺達はカウンター席を確保し、買った物をつまみはじめる)

八幡「これ食ってちょっとしたら映画にちょうどいい時間だな」モグモグ

沙希「そうだね。もうすぐ公開終了なんでしょアレ? だったらそんな混んでないだろうし急がなくていいよね」モグモグ

八幡「おう。結構いいタイミングで観に来てるよな。ただ公開時間をネットで調べる時にネタバレ見たりしないように苦労したぜ」モグモグ

沙希「ネットあるあるだね」モグモグ

八幡(適当な雑談で時間を潰す)

八幡「よし、そろそろ行くか」

沙希「そうだね。あ、比企谷、口元ソース付いてるよ」

八幡「…………」スッ

沙希「…………何で身構えてんのさ?」

八幡「いや、またお前の口で取るんじゃないかって……」

沙希「っ! こ、こんな公衆の面前でするわけないでしょ!」

八幡(周りに誰もいなかったらやってくれるんですかね?)

沙希「ああもう、ほら」

八幡(川崎は紙ナプキンを取り、俺の口元に当てて拭う。子供扱いだが、別に悪い気はしない)

八幡「ん、サンキューな。んじゃゴミ捨ててくるわ。一緒に捨てるからまとめようぜ」ガサガサ

沙希「うん、ありがと」ガサガサ

八幡(俺はまとめたゴミを捨て、入口で待っていた川崎と合流する)

八幡「よし、行くか」

沙希「うん」

八幡(俺達は映画館に向かって歩き出す。そしてごく自然に川崎は俺の手を取る)

八幡「あ…………」

沙希「たまにはこっちでもいいでしょ」キュ

八幡「…………そうだな」ギュッ

八幡(俺は繋がれた手を少し強めに握り返した)

二回投下しても中身が薄いから普段の1投下と変わらないな
まあこのペースなら今週中には終わるでしょ

また明日ノシ

投下する
今回はさすがに八幡が八幡じゃなさすぎる
キャラ崩壊がひどいので沙希に…………じゃなかった、先に謝っとこう
すまんな

八幡(映画館に着いた俺達はチケットを購入する)

八幡(前もって二人分の金額を用意していた俺はさっと支払い、チケットを受け取ってその場を離れた)

八幡(川崎は財布をポシェットから出そうとしていたが、繋いだ手を離さなかったのでもたついていた隙を狙った俺の大勝利である)

沙希「もう…………」プクー

八幡(頬を膨らまして唇を尖らす川崎も可愛い! …………じゃなくて)

八幡「さっき階段で変なことしちまったからその詫びってことにしといてくれよ」

沙希「だから、あたしは全然嫌じゃなかったって言ってるじゃない」

八幡「それでも突然あんなことするのは良くないだろ」

沙希「なら、せめて飲み物代くらいは出させてよ」

八幡「ん、じゃあゴチになるわ」

沙希「買ってくるよ。何が良い?」

八幡「手、離れるけどいいか?」

沙希「………………一緒に買いに行こ?」

八幡「おう」

八幡(買った飲み物を持って指定の席に座り、少しするとブザーが鳴って照明が消える)

八幡(しかし映画って予告は本当に面白そうだよな。予告は)

八幡(ちなみに今回見るやつはアクション含みの恋愛もので、この前とは逆になっている。この前のヒロインが主人公だからな)

八幡(まあヒロイン視点で展開するから派手なアクションにはならんよな。本来なら恋愛ものに興味はないのだが、この前見たやつがヒロイン視点だとどう写るのかは見てみたい)

八幡(そして予告やCMが終わり、本編が始まった)

沙希「うう…………」グスグス

八幡(上映が終わり、照明が点くとやはり川崎は泣いていた)

八幡(俺だってあの大団円の感動的な結末にちょっとウルッときたのだ。前回のあれで泣いた川崎がこうなるのは予想の範囲内である)

沙希「良かった……良かったね…………」グスグス

八幡(こいつがホラー系に弱いのは知ってたけどこういうのにも弱いんだな、別の意味で)

八幡「おい、大丈夫か?」

沙希「うん……ごめんね、すぐ落ち着くから」グスグス

八幡(そう言ってハンカチを目に押し当てる川崎。掃除のおばちゃんが微笑ましくこちらを見ているのが気まずい)

八幡(だからって無理に連れ出すわけにもいかないしな)ナデナデ

八幡(しばらく頭を撫でていてやると、ようやく泣き止んで顔を上げた)

沙希「ごめん、行こっか」

八幡「おう」

八幡(川崎は立ち上がって俺と並んで歩き出すが、そこから何も言わない)

八幡(まあしばらくはこいつも気恥ずかしいだろ。今は話し掛けないでおくか)

優美子「うっさい、消えろし!」

八幡(映画館を出たところで聞き覚えのある声がした。てかこの特徴的な語尾は三浦のものだ。自分が言われたのかと思ってビクッとしてしまったぞ)

八幡(そちらを見ると三浦と海老名さん、そして軽薄そうな男二人組がいた)

八幡(状況から察するにあの女子二人をナンパしているといったところか。二人の顔を見る限り迷惑そうだが、てか三浦は明らかに怒っているが、男共はニヤニヤしているだけで怯んだ様子はない)

八幡(立ち去ろうとしてもさり気なく道を塞いだりして逃がさないようにしている。海老名さん、ちょっと泣きそうだぞおい)

八幡「あー…………ちょっと行ってくるわ」

沙希「あたしも行くよ。人数いる方がいいでしょ」

八幡(うーん、あまり川崎を危険な可能性に晒したくはないんだが…………俺と離れて一人にさせると今度はこいつが他の男にナンパされるよな多分)

八幡「わかった。でもあんま近付くなよ」

沙希「うん」

八幡(川崎が数歩後ろから付いて来るのを確認し、俺はそちらに向かう)

八幡(そして声をかけている方、仮にナンパ男と名付けよう、後ろでにやついてるのはチャラ男な。ナンパ男が三浦の腕を掴んだ)

ナンパ男「いーじゃんいーじゃん、カラオケも飲みも奢っちゃうよー」

優美子「ちょ、離せし!」

チャラ男「くっくっ」ニヤニヤ

姫菜「うう…………」オドオド

八幡「あのー、ちょっといいっすか?」

ナンパ男「あん?」

姫菜「ヒキタニ君!? サキサキ!?」

優美子「ヒキオ!? あ、サキサキも……」

八幡(すげえ。あの三浦ですらサキサキ呼びしてるとは)

八幡「嫌がってるじゃないですか、やめましょうよ」

ナンパ男「うっせーな、関係ねーだろ」

八幡「いや、一応そいつらの知り合いなんで……」

チャラ男「だから何だよ、すっこんでろ」ドン

八幡「おっと……」

八幡(突き飛ばされて少しよろめいてしまう)

沙希「あっ。比企谷、大丈夫?」

チャラ男「ん? ……おー、こっちも超レベル高えじゃん!」

ナンパ男「マジだ! おっぱいもでけーし、もろタイプ!」

チャラ男「なあ、そんな根暗男なんかより俺らと遊ぼうぜ」

八幡(そう言ってチャラ男は川崎に手を伸ばす。あの、男連れの女をナンパしないでくれますかね?)

八幡(ひとこと言ってやろうと思って口を開く)



「おい」



八幡(え、何、今どっかから低くて怖い声がしたんだけど)

八幡(しかし周りの目は俺に集まっていた。え? ひょっとして俺の声なの?)

八幡(自分でも信じられないうちに勝手に口が言葉を放っていく)

八幡「誰に断って人の女に話し掛けてんだてめえ」

チャラ男「いって! いってえ! 離せよ!」

八幡(俺はいつの間にか川崎に伸ばされてたチャラ男の腕を掴み、強く握っていた)

ナンパ男「っ! この…………ひっ」

八幡(ナンパ男が三浦から手を離してこっちに来ようとしたが、俺がそちらを睨むとビクッと怯む。この時ばかりは腐った目に感謝しとこう)

チャラ男「くっ、離せよ! …………あがっ! が、あ、あ…………」ヘナヘナ

八幡(チャラ男が掴まれてない腕を振り上げたので俺はさらに力を込める。以前雪ノ下に習った『痛い手首の掴み方』である)

八幡(これは女性の力でもかなり痛い。ソースは俺。まあ実体験だ)

八幡(チャラ男は痛みのあまりその場にしゃがみ込んでしまった)

ナンパ男「お、おい、もう止めてやってくれ」オロオロ

八幡(ナンパ男がうろたえながら話し掛けてくるが、俺はそれを無視してチャラ男に言う)

八幡「お前、今この手で何をしようとした?」ギリギリ

チャラ男「がっ……あっ……」

八幡「俺の女に手を出そうとしてたよな」ギリギリ

チャラ男「すいません! すいません! 許してください!」

沙希「比企谷、その辺で」ポン

八幡「あ? …………あっ、か、川崎」

八幡(川崎に肩を叩かれ、俺は勝手に動いていた身体と口の自由を取り戻す)

沙希「あたしは何もされてないからさ。ね?」

八幡「え、えと…………」パッ

チャラ男「うう…………」

ナンパ男「おい、だ、大丈夫か?」

沙希「あんた達、さっさと行きなよ。ナンパ自体はいいけど嫌がってる相手にしつこかったり強引だったりはやめときな」

ナンパ男「は、はい。おい、行こうぜ」

チャラ男「うう……す、すんませんっした」

八幡(二人はそそくさと街の喧騒の中に消えていく)

八幡(……………………)

八幡(あー、やっちまった)

八幡(川崎は気にもとめていないようだが、誰かに見られてたら変な噂が流れるかもしれん。三浦や海老名さんの方が見れない。いや、またあの時のように怯えられてるんだろうが)

八幡(さすがに自分に怯える女子の表情なんて見たいものでもないので、顔を逸らしながら川崎にそっと話し掛ける)

八幡「わりぃ、あの二人のフォローを頼めるか? 俺は話し掛けない方がいいだろ。怖がられるしちょっと離れてるから」

沙希「そんなことないと思うけど…………ま、わかったよ」

八幡(俺はその場を離れてビルの壁に向かって頭を付き、うなだれる)

八幡「なんか、色々やらかしちまったなぁ…………」

八幡(思い返すのも恥ずかしいことばかりだ。行動も、セリフも)

八幡(だけど川崎に何かされるよりは断然マシか。そこだけは良かったと思おう)

八幡(うん、考えてみりゃこれ以上下がる評判なんてねえんだ。それにさっきの反応を見る限り川崎はいつも通りに接してくれてる)

八幡(ならクラスメートを、川崎の友達の海老名さんを、由比ヶ浜の友達の三浦を助けられただけプラスだと考えよう。うん、マジ俺ポジティブ…………はぁ)

沙希「なに溜め息なんかついてんの?」

八幡「おっと、二人は大丈夫か?」

沙希「うん。今は帰ったけどまた今度お礼するって」

八幡「え? 来んの?」

沙希「あれはわざとキレキャラを演じていたんだって言っといたよ。んでそれを見られたのが恥ずかしいから今は話しないでってのも」

八幡「あー、それならまだマシかな……」

沙希「あの二人はもういないからあたし達も移動しよ。その…………さっきのでちょっと目立っちゃってるから」

八幡「マジか、とっとと逃げよう」

今日はここまで

すまんな、八幡に「俺の女に手を出すな」って言わせたかったんや
さあ、どんな文句も受け止める覚悟は出来てる
ばっちこいや!

ほとぼり冷めたらまた投下しに来るぜノシ

>>162
マジレスすると、癪ってのは江戸時代辺りの言葉
当時の原因不明の胸部や腹部の激痛の総称で心疾患とか胃癌の可能性もあるから、[ピーーー]るかもしれない

>>164
さらにマジレスすると、癪って胃痙攣のことだよ

八幡「誰に断って人の女に話し掛けてんだてめえ」
八幡「お前、今この手で何をしようとした?」ギリギリ
「俺の女に手を出そうとしてたよな」ギリギリ

沙希「比企谷、その辺で」ポン
八幡「あ? …………あっ、か、川崎」
八幡(川崎に肩を叩かれ、俺は勝手に動いていた身体と口の自由を取り戻す)


いやあ、DVだの女性読者さまだの関係なく、八幡をこういうキャラにされてくると、
さすがに一歩引いて見ちゃうわ。原作八幡にこうなりそうな要素がだたの1%もないだけに…
ティーカップの男八幡じゃないんだからww

お前らサキサキ成分中毒になりすぎだww
俺? 俺は八幡×沙希×京華の18禁3Pセクロスとか書いてて自給自足してたからwwwwww

>>196
あくしろよ

>>197
いやあ、さっき読み返したら欲求不満と深夜のテンションで書き上げたから支離滅裂だったわ。人様に見せられるもんじゃないww
でも大丈夫。さすがにけーちゃんに本番行為させるほど鬼畜じゃないので。八幡と一緒にサキサキ舐めまわしたり、サキサキに突っ込んでる八幡とベロちゅーしたりしてるだけだから

そう言うなや
なんで俺もけーちゃん混ぜたのかわからん……

とりあえず投下するでー

八幡(俺達は繁華街を抜け出し、近くにあった公園に入る)

八幡「あー……すまなかった、川崎」

沙希「何か謝られるようなことあったっけ?」

八幡「いや、なんつーか色々と…………な」

沙希「ふふっ、何それ?」

八幡「うるせーよ」

沙希「じゃ、あたしからも。ありがとう。ごめんね」

八幡「…………俺は何もしてないぞ」

沙希「何言ってんのさ。あのキレ八幡はあたしのために怒ってくれたからなんでしょ?」

八幡「何だよキレ八幡て…………その、お前に何かされるって思ったら、な」

沙希「『何をしようとした? 俺の女に手を出そうとしてたよな』だっけ?」

八幡「やめろ! …………その、悪かったな。お前を所有物みたいに言っちまって」

沙希「そんなの気にしないよ。むしろ女だったらああいうこと言われてみたいものだからね」

八幡「はあぁー……自分でもショックだ。あんな一面が俺にあったなんてな。一色の時も今回も」

沙希「あんた普段あんまり怒らないでしょ? だから大きく爆発しちゃうのかもね…………でもさ、格好良かったよ」

八幡「そんなわけないだろ。いくらお前のことだっていっても我を忘れるほどだなんて情けないったらありゃしねえ」

沙希「少なくともあたしにはそう見えたからいいの。今日観た映画のヒーローみたいだった」

八幡「あー、そういや似たようなことやってたな…………え、なに、無意識に真似てたの? 流されやすすぎじゃね? ま、俺はあんなイケメンじゃないけどな」

沙希「ううん、あたしにとっては比企谷が一番のヒーローだよ」

八幡「はは、ありがとな」

沙希「でもあの映画、本当に面白かったね。その、また泣いちゃったし」

八幡「ああ、最後は俺ですらウルッとしたわ」

沙希「それにあの二人の関係も良かったな。小さな頃から一緒で逆になかなか想いを伝えられないとかさ」

八幡「…………俺は別に羨ましくねえかな」

沙希「そう?」

八幡「だってさ、もし今の俺にそんな関係のやつがいたとしたらさ」

沙希「うん」

八幡「川崎は俺にあの依頼をすることはなかっただろ?」

沙希「え? ……うん、多分」

八幡「だったら今お前とこうしていることも、お前にこんな気持ちを抱くこともなかったはずだろうな。そんなのは嫌だ」

沙希「比企谷…………?」

八幡(立ち止まって言葉を紡ぐ俺に、数歩先で川崎も立ち止まり、訝しげに俺の方を振り返る)

八幡(振り向いたときに揺れるポニーテールの髪が頭上の月の光に照らされ、一枚の絵のようなその美しさに目と心を奪われた)

八幡(何も考えず、何も思わず、するりと俺の口は動く)







八幡「沙希、俺はお前が好きだ」





ほとぼり冷めるまで投下しないと言ったな。あれは嘘だ
一旦ここまで
今日は忙しいので次回投下は明日かな?

果たして八幡の告白の行方はどうなることやら

あ、酉つけとこう
こんなスレにいるわけないけどなりすましとかのっとりとか疑われないように

「おい」



八幡(え、何、今どっかから低くて怖い声がしたんだけど)

八幡(しかし周りの目は俺に集まっていた。え? ひょっとして俺の声なの?)

八幡(自分でも信じられないうちに勝手に口が言葉を放っていく)

八幡「沙希、俺はお前が好きだ」

沙希「いった! いったい! 離してよ!」

八幡(俺はいつの間にか沙希の腕を掴み、強く握っていた)

沙希「っ! この…………ひっ」

八幡(沙希がこっちに来ようとしたが、俺がそちらを睨むとビクッと怯む。この時ばかりは腐った目に感謝しとこう)

沙希「くっ、離して! …………あがっ! が、あ、あ…………」ヘナヘナ

八幡(沙希が掴まれてない腕を振り上げたので俺はさらに力を込める。以前雪ノ下に習った『痛い手首の掴み方』である)

八幡(これは女性の力でもかなり痛い。ソースは俺。まあ実体験だ)

八幡(沙希は痛みのあまりその場にしゃがみ込んでしまった)

沙希「ね、ねえ、もう止めて」オロオロ

しまった
投下順番ミスってた

まあいいや
番外編で>>117ー122を沙希視点で投下します

沙希(はあ、また泣いてるとこ見られちゃった…………)

沙希(ま、いっか。初めてってわけでもないし。それに、その、頭も撫でてもらったし)

優美子「うっさい、消えろし!」

沙希(映画館を出たところで聞き覚えのある声がした。これ、三浦の声じゃない?)

沙希(そちらを見ると三浦と海老名、そしていかにもといった軽薄そうな男二人組がいた)

沙希(これはナンパされてんのかな。でも二人の顔を見る限り迷惑そう…………当たり前か。三浦はああ見えて葉山一筋だし海老名はそういったこと自体に消極的だし)

沙希(あいつらさり気なく逃がさないように立ち回ってる…………海老名がちょっと泣きそうだね)

八幡「あー…………ちょっと行ってくるわ」

沙希(うん。あんたならそう言うと思ってた)

沙希「あたしも行くよ。人数いる方がいいでしょ」

八幡「わかった。でもあんま近付くなよ」

沙希「うん」

沙希(一瞬だけ比企谷は渋った表情をした。たぶんあたしを少しでも危険から遠ざけたいとか思ったんだろう)

沙希(でも比企谷は時々自分を犠牲にして突飛なことをする。それが無茶なことだったらあたしはそれを止めたい。なら少しでも近くにいた方がいい。数歩離れて比企谷に付いていく)

沙希(声をかけている方…………モブ男1と2でいいか。モブ男1が三浦の腕を掴んだ)

モブ男1「いーじゃんいーじゃん、カラオケも飲みも奢っちゃうよー」

優美子「ちょ、離せし!」

モブ男2「くっくっ」ニヤニヤ

姫菜「うう…………」

八幡「あのー、ちょっといいっすか?」

モブ男1「あん?」

姫菜「ヒキタニ君!? サキサキ!?」

優美子「ヒキオ!? あ、サキサキも……」

沙希(ええー…………三浦ですらサキサキ呼びしてんの……)

八幡「嫌がってるじゃないですか、やめましょうよ」

モブ男1「うっせーな、関係ねーだろ」

八幡「いや、一応そいつらの知り合いなんで……」

モブ男2「だから何だよ、すっこんでろ」ドン

八幡「おっと……」

沙希「あ。比企谷、大丈夫?」

沙希(比企谷が突き飛ばされてよろめいたので、とっさに声が出る)

モブ男2「ん……おー、こっちも超レベル高えじゃん!」

モブ男1「マジだ! おっぱいもでけーし、もろタイプ!」

モブ男2「なあ、そんな根暗男なんかより俺らと遊ぼうぜ」

沙希(誰が根暗男だっての。比企谷はあんたらなんかよりずっとずっと良い男だよ)

沙希(って…………え、なにコイツ。あたしに伸ばしてるこの手、明らかに胸に来てる)

沙希(誰が触らせるもんか。思いっきりひっぱたいてやるから!)

沙希(だけどその手があたしのところまで伸びることはなかった)

「おい」

沙希(え、今の声…………比企谷?)

八幡「誰に断って人の女に話し掛けてんだてめえ」

モブ男2「いって! いってえ! 離せよ!」

沙希(比企谷がいつの間にかあたしに伸ばされてたモブ男2の腕を掴んでいた…………え? 人の女?)

モブ男1「っ! この…………ひっ」

沙希(モブ男1が三浦から手を離して比企谷につかみかかろうとしたけど、比企谷がそちらを睨むとそいつはビクッと身体を竦める。以前の、ううん、あの時よりももっと目つきが鋭い)

モブ男2「くっ、離せよ! …………あがっ! が、あ、あ…………」ヘナヘナ

沙希(モブ男2が掴まれてない腕を振り上げたかと思ったら突然崩れるようにへたり込んだ)

沙希(多分比企谷が掴んでいる手に力を込めたんだろう。その痛みで立っていられなくなったんだと思う)

モブ男1「お、おい、もう止めてやってくれ」オロオロ

沙希(モブ男1が比企谷に懇願するが、比企谷はそれを無視してモブ男2に言う)

八幡「お前、今この手で何をしようとした?」ギリギリ

モブ男2「がっ……あっ……」

八幡「俺の女に手を出そうとしてたよな」ギリギリ

沙希「!」

モブ男2「すいません! すいません! 許してください!」

沙希(お、俺の女って…………あうう)////

沙希(じゃない、とりあえず比企谷を止めないと)

沙希「比企谷、その辺で」ポン

八幡「あ? …………あっ、か、川崎」

沙希(あたしが肩を叩くと比企谷は我に返ったように困惑の表情になる)

沙希「あたしは何もされてないからさ。ね?」

八幡「え、えと…………」パッ

沙希(比企谷が手を離すとそいつは手を押さえながらその場にうずくまる)

モブ男2「うう…………」

モブ男1「おい、だ、大丈夫か?」

沙希「あんた達、さっさと行きなよ。ナンパ自体はいいけど嫌がってる相手にしつこかったり強引だったりはやめときな」

モブ男1「は、はい。おい、行こうぜ」

モブ男2「うう……す、すんませんっした」

沙希(二人はそそくさと街の喧騒の中に消えていった)

沙希(それを見送ったあと、比企谷がそっと耳打ちしてくる)

八幡「わりぃ、あの二人のフォローを頼めるか? 俺は話し掛けない方がいいだろ。怖がられるしちょっと離れてるから」

沙希「そんなことないと思うけど…………ま、わかったよ」

沙希(比企谷はそう言って少し離れていった。あたしは海老名達の方に振り向く)

沙希「………………何?」

姫菜「いやー…………ヒキタニ君格好良かったね!」ニヤニヤ

優美子「まさかヒキオに助けられるとはね」ニヤニヤ

姫菜「『俺の女』だって。サキサキ愛されてるね!」ニヤニヤ

優美子「しかも手を出そうとしたらあんなに怒るなんてびっくりしたし。大事にされてんね」ニヤニヤ

沙希「あ、あれは、その、そう! 演技なの! あいつら追っ払うためにキレたように見せてたんだよ」

姫菜「へー」ニヤニヤ

優美子「へー」ニヤニヤ

沙希「うう…………」

優美子「ていうかこんな時間に二人でいるだけでちょっとやそっとの関係じゃないじゃん」

姫菜「サキサキもすっごいお洒落してるしね。どこ行ってたの? もしくはどこ行くの?」

沙希「えっと、そこの映画館で映画観てたんだよ。んで今ちょうど見終わって出てきたとこ」

姫菜「映画館デートかー。定番といえば定番だね」

優美子「あー、これはもう結衣に勝ち目はないかな…………てか何でヒキオはあっちにいるん?」

沙希「……らしくないとこ見せたから恥ずかしいんだと思う。あと怖がらせたらよくないってさ」

優美子「そんなの気にしないのに。むしろプラス要素じゃん」

沙希「…………あのさ、一応あたし達まだデート中なんだ。もういいかな?」

姫菜「あ、ごめんね引き留めちゃって」

優美子「あーし達ももう帰るし。来週またちゃんとお礼するけどヒキオによろしく言っといて」

沙希「あ、ちょっと確認させてもらっていい?」

姫菜「ん? 何?」

沙希「比企谷のアレ、怖くなかった?」

姫菜「…………ちょっとだけね。でもサキサキがいたし」

優美子「それにヒキオはあーしらに危害をくわえたりしないっしょ。そんくらいわかるし」

沙希「そう…………その、ありがとう」

優美子「何でお礼?」

姫菜「優美子、サキサキはヒキタニ君のことをわかってもらえて嬉しいんだよ。ね?」

沙希「う、うっさいね、あたしもう行くよ。あんた達ももう変なのに絡まれないようにね」

優美子「ん。ありがと、またね」

姫菜「ばいばい、ヒキタニ君にもよろしく」

沙希(二人と手を振って別れる。そして二人がいなくなって気付いたけど周囲から視線を感じる)

沙希(ちょっと目立っちゃったからね…………早く比企谷とここを離れよう。あたしは何やら溜め息を付いている比企谷に声をかけた)

ここまで
また明日ノシ

あ、いまさら気づいた
ナンパシーンを八幡視点と沙希視点で書いたのは二人がみた二つの映画をなぞったのか
八幡視点だとアクション多めで沙希視点だとラブ多めなんだな

沙希「え、えっと、その……ごめん」

八幡(川崎は目を逸らして俯く)

沙希「あ、あはは、あたし、耳おかしくなったのかな…………いっつも寝る前とかに妄想してたようなセリフが聞こえちゃったよ」

八幡「…………」

沙希「その、もう一回、言ってくれる?」

八幡(もとより一度で俺の想いを伝えきれるなんて思ってない。何度だって言ってやる)

八幡「川崎沙希」

沙希「は、はい」

八幡(川崎との距離は五歩程度)

八幡「お前ちょっとぶっきらぼうだけど、凄く家族思いだし優しいよな」

八幡(俺は一歩川崎の方に踏み出す)

八幡「家事も得意だし、特にお前の料理は俺の胃袋を完全に落としちまった」

八幡(俺は川崎に一歩近付く)

八幡「お前の全部を知っているわけじゃないけど、お前の良いところはいっぱい知っている」

八幡(俺はまた一歩近付く)

八幡「だけどもっとお前のことを知りたい。お前の近くにいたい」

八幡(さらに一歩。もう手を伸ばせば届く距離。あと一歩の距離で俺は止まる)






八幡「好きです。俺の彼女になってください。演技や偽物でなく、本物の恋人になってください」









沙希「………………はい」




八幡(そう短く返事をした川崎は残りの距離、あと一歩を詰めて俺の身体にもたれかかってくる。俺はその身体をそっと抱きしめた)

沙希「ひき、比企谷っ、うれ、嬉しいっ、好きって、言ってくれてっ」

八幡(川崎は肩を震わせ始めた。俺の胸に顔を埋めていて表情は窺えないが、泣いているようだ)

八幡「おいおい、何で泣くんだよ」

沙希「だって、だって」グスグス

八幡「はは、今日の川崎は泣き虫だな」ナデナデ

八幡(しばらく撫でていてやるとようやく落ち着いたか、少しだけ目を腫らした顔を上げた)

沙希「比企谷、好きって言ってくれてありがとう。あたしもあんたが好き。大好き」

八幡「お、おう」

八幡(川崎の顔なんて見慣れてるはずなのにドキッとしてしまった)

沙希「…………ねぇ」

八幡「おう、何だ?」

沙希「ん」

八幡(! 川崎は俺の方に顔を向けたまま目を閉じる。こ、これはあれだよな、その、キ、キ、キスってやつ……)

八幡(ほんの一瞬だけ過去の悪戯やドッキリのトラウマが思い起こされるが、川崎はそんな奴じゃない。俺は吸い込まれるように顔を近付けていく)

八幡(俺達の唇の距離がどんどん狭くなり、やがてゼロになった)

沙希「ん…………」

八幡「ふ…………」

八幡(なんだこれ)

八幡(全身に幸福感が広がる。何も考えられなくなる)

八幡(俺は川崎を抱きしめる力を無意識に強くしていた)

八幡(どれくらいそうしていただろうか? 唇が離れた時にはお互い息が少し荒かった。呼吸が疎かになっていたようだ)

沙希「はぁ…………ね、比企谷」

八幡「何だ?」

沙希「ちょっと座らない? あたし幸せ過ぎてへたり込みそうなんだけど…………」

八幡「奇遇だな。俺はそれプラス緊張からの解放で足がガクガクだわ」

八幡(俺達はお互いを支え合うように寄り添いながらベンチまで歩き、腰を下ろす)

八幡(座っても川崎は俺に体重を預けっぱなしだった。俺は川崎の腰に手を回して力を込める)

沙希「ん…………ねえ比企谷。これ、夢じゃないよね? あたし達、付き合ってるんだよね?」

八幡「ああ。俺の方こそ夢みたいだわ。川崎みたいな女子と付き合えるなんてな。フリだけでも嬉しかったのに」

沙希「そういえばあの依頼ももう終わりだね」

八幡「そうだな。どうだった? 俺は依頼に応えられたか?」

沙希「うん。元から好きだったけどおかげでもっと好きになったよ」

八幡(そう言って川崎は腕を俺の身体に回し、強く抱きしめてくる。俺は空いた反対の手でしばらく川崎の頭を撫で続けた)

今日はここまで
また明日ノシ

>>244
ちょこっとだけ意識したけど別に気にするとこではないです(笑)

沙希「…………ねえ比企谷。聞かせてもらっていい?」

八幡「何だ改まって」

沙希「本当にあたしでいいの?」

八幡「お前……ふざけたこと言わないでくれよ」

沙希「え?」

八幡「お前でいい、んじゃない。お前がいい、んだよ」

沙希「あ…………」

八幡「さっきも言っただろ、お前の良いところ知ってるって。妥協して選んだとかじゃねえんだからさ」

沙希「で、でもあたし愛想良くないし周りにもちょっと不良っぽいって思われてるし」

八幡「その方がいい。周りにお前の魅力を知ってほしくない。知っているのは俺だけでいい」

沙希「あ、あと結構寂しがり屋だから構ってほしくて束縛しちゃうかも」

八幡「あんまり世間から必要とされない俺を必要としてくれんなら嬉しい限りだ」

沙希「それに、それに」

八幡「川崎」グイッ

沙希「あ……んっ」

八幡(俺は川崎の顔を起こさせ、唇を自分ので塞ぐ。今度はすぐに離れるが)

八幡「…………お前が、いいんだ」

沙希「うん…………ありがと」

八幡(川崎は照れくさそうに小さく呟いて再び俺の胸に顔を埋めた)

八幡「それにむしろ俺が聞きたいくらいなんだが」

沙希「え? 何を?」

八幡「俺で、いいのか?」

沙希「…………ふざけたこと言わないでよ。比企谷でいい、んじゃない。比企谷がいい、の」

八幡「俺、嫌われ者でぼっちだぜ」

沙希「ぼっちなのはあたしだって似たようなもんだよ」

八幡「捻くれ者で目が腐ってるぞ」

沙希「他の女が近付かなくて好都合じゃない」

八幡「それに、それに…………」

沙希「……それに?」

八幡「…………何だよ、川崎は俺の口を塞いでくれねえのか?」

沙希「んなっ!?」

八幡「早くしないと延々と自分を卑下し続けるぞ。これに関しては何時間も言える自信がある」

沙希「も、もう…………じゃ、目、瞑ってよ」

八幡「おう、ほら」

沙希「ん…………と。こ、これでいいでしょ。だからあまり自分を卑下しないで」

八幡「ん。ありがとうな川崎。好きだぜ」

沙希「あたしも」

八幡「じゃあ、これからもよろしくな、彼女さん」

沙希「うん、これからもよろしく、彼氏さん」

日が替わったので投下
俺は約束を守る男やで


さて、このあとどうしよう?

1.もう少し甘い夜を過ごす
2.そろそろ帰る














はい、1番に決まりました
また適当に書きためるわノシ

「おい」

沙希(え、今の声…………比企谷?)

八幡「誰に断って他の男に話し掛けられてんだてめえ」

沙希「痛い! いったい! 離してよ!」

沙希(比企谷がいつの間にかあたしの腕を掴んでいた…………え? 他の男?)

沙希「くっ、離してよ! …………あがっ! が、あ、あ…………」ヘナヘナ

沙希(あたしが掴まれてない腕を振り上げようと思ったら突然崩れるようにへたり込んでしまった)

沙希(多分比企谷が掴んでいる手に力を込めたんだろう。その痛みで立っていられなくなった)

沙希「お、おねがい、もう止めて」オロオロ

沙希(あたしは比企谷に懇願するが、比企谷はそれを無視して言う)

八幡「お前、今その手に何をされようとした?」ギリギリ

沙希「がっ……あっ……」

八幡「俺の女のくせに手を出されそうになったよな」ギリギリ

沙希「!」

沙希「すいません! すいません! 許してください!」

>>274みたいなのはわざわざコピペして考えながら改変して書き込んでんだよな…………どんな顔して、てか何が楽しくてやってんだろ。面白いって思ってやってんのかな?
まあさせた原因の俺が言えたもんじゃないけど


荒らしとか出ないくらいの良作をいつかは書きたいものだ
自分語りすみませんでした。仕事行ってくるノシ

沙希「でも正直な話さ」

八幡「ん?」

沙希「比企谷から告白してくれるなんて思ってなかった」

八幡「俺に好かれてるとは思ってなかったってか? 結構アピールしてたつもりだが……演技に見えたか」

沙希「ううん、好意は持ってくれてるんじゃないかとは思ってた。ただそれを伝えてくれるとは思ってなかったんだ」

八幡「なんだそりゃ」

沙希「だってあんた、恋愛関係には臆病でしょ?」

八幡「…………まあ、そうかもな」

沙希「誰かがあんたを好きになっても勘違いだと否定して、自分が誰かを好きになっても気のせいだって自分を認めない。違う?」

八幡「違…………わなかっただろうな」

沙希「だからあたしからいかなきゃ駄目だなって思ってた。実はあたしも今日あんたに告白するつもりだったの」

八幡「そっか……悪いな、もっと早く言えば良かったか。俺がヘタレなせいで考えさせちまった」

沙希「ううん、悪いことなんてないよ。今こうしていられるんだし」

八幡(川崎は俺に抱き付く力を少し強めてきた)

八幡「それでもヘタレなことには変わんねえけどな。今日だって自分を追い込んでなきゃ言えなかったかもしんねえし」

沙希「追い込む?」

八幡「小町とかにな、今日川崎に告白するって言ってきたんだ。んで、もし言えなかったら縁を切るからって言われた」

沙希「ふふっ、あんたには死活問題だね」

八幡「そんくらいしないとこのヘタレ精神をどうにもできないからな」

沙希「…………ありがとう比企谷、勇気を出してくれて」

八幡「ま、こんな勇気を出そうと思ったのも本気で俺を惚れさせたお前がいたからなんだけどな。お前を好きになって良かったぜ」

沙希「うん…………」ギュッ

八幡(川崎が強く、とても強く抱き締めてくる。ずっとこうしていたいが、もう夜も更けてきた)

八幡「川崎、送ってくからそろそろ帰ろうぜ。親御さん心配させるわけにもいかねえからな」

沙希「………………」

八幡「川崎?」

沙希「比企谷、さっきあんた言ってたよね。小町に言って自分を追い込んだって」

八幡「ああ。それがどうかしたか?」

沙希「あたしもね、似たようなことを親に言ってきたんだ。それであたしを嘘つきにしてほしくないんだけど…………」

八幡「そうなのか。いいぜ、告白でもなんでも受けてやるよ」

沙希「えっと、はしたないって思わないで。あと嫌いにもならないでほしい。わがままかもしれないけど」

八幡「何だよ、やけに慎重だな。俺が川崎を嫌うわけねえだろ」

沙希「あたし、あたしね、親に…………」

八幡「おう」

沙希「今日、比企谷とデートだって説明して…………」

八幡「ああ」

沙希「今日は、帰らないからって言ってきちゃった…………」

八幡「……………………え?」

沙希「頑張ってきなさいって応援までされちゃったの…………」

八幡「か、川崎?」

八幡(川崎は上気して頬を赤くし、潤ませた瞳で俺を見つめる)

沙希「ホテル…………行こ?」

今日はこれまで
賛否あると思うけどここまでは予定調和で問題はこのあと
本当はキングクリムゾンのつもりだったけど頭の中を二人の初体験描写がぐるぐる回ってんねん。がっつりエロを投下していいものかどうか…………
ちょっと自分の中で折り合いつけてから書きますので続き投下は未定です。エタることだけは絶対しませんので

またいずれノシ

あえて理性の化け物っぷりを発揮してほしい

エロ描写するかどうかで迷ってるふりしたり意見聞いたりしてレス稼ぐの最近とても流行ってるよね

八幡「ホ、ホテルって、お前」

沙希「あたし、比企谷とそういうことがしたい…………比企谷はあたしとしたくない?」

八幡「そ、その聞き方は卑怯だろ…………したいに決まってんじゃねえか」

沙希「じゃあ」

八幡「でもいきなりすぎんだろ。付き合ってその日にって」

沙希「いきなり、じゃないよ」

八幡「え?」

沙希「ずっと、ずっと比企谷としたいと思ってた。そうなれたらいいなって思ってた。いきなりじゃない、むしろようやくって感じなの」

八幡「川崎……」

沙希「それに、あたしもちょっとヘタレなとこあるから、言えるときに言っとかないとまた恥ずかしがって言えなくなると困るし…………」

八幡「………………」

沙希「ご、ごめん、あたし重いかな…………もちろん比企谷がどうしても嫌だって言うなら別に」

八幡「その台詞は男女逆だろ…………本当にいいのか?」

沙希「! いいに決まってるでしょ。比企谷だったら初めての恐怖も性に対する嫌悪感も一切ない。あたしは」

八幡(川崎は一旦そこで言葉を切って俺をまっすぐに見る)

沙希「あたしは比企谷に抱かれたい」

八幡「くっ…………」

八幡(あまりにまっすぐな目につい視線を逸らしてしまった。照れ隠しに頭をかきながら返事をする)

八幡「わかった、今夜はお前を抱く…………いや、抱かせてくれ」

沙希「うん!」ニコッ

八幡「うわぁ、いい笑顔だ…………まあ考えてみりゃこの前ウチに泊まった時にもしそうな雰囲気だったもんな」

沙希「結局手でしあうだけで終わっちゃったもんね。今日は最後まで…………ね?」

八幡「ああ。ただし俺初めてだからな。上手くできるかわかんねえし、理性トんで優しくできないかもしれねえぞ」

沙希「大丈夫。比企谷になら何をされてもいいから」

八幡「…………後悔、するんじゃねえぞ」

沙希「後悔するくらいめちゃくちゃにしてくれるの?」

八幡「んぐっ、お、お前…………!」

沙希「ふふっ」

八幡(くそっ、開き直ったか恥ずかしがるラインが随分高くなってやがる。このままじゃペース握られっぱなしだ)

八幡「と、とりあえずホテル街に向かうか。詳しくねえけどあっちに行けばあったよな確か」

沙希「うん。でも週末だから混んでるかもしれないね」

八幡「まあ全滅ってことはないだろ。何軒か回れば…………あ、そうだ」

八幡(ベンチから立ち上がり、腕を組んでこようとした川崎に向き直る)

沙希「ん?」

八幡(俺は川崎の背中に腕を回して引き寄せ、その白い首筋に唇を付けて思いっ切り吸った)

沙希「あっ、んんっ!」

八幡(ビクンっと川崎は身体を震わせて艶やかな声をあげる。それを聞いて俺は川崎を解放した)

沙希「な、何したの? 変な声出ちゃったんだけど…………」

八幡「ん、しるし付けた」

沙希「え? あ……」

八幡(川崎は俺が吸った部分に指を当てて軽くなぞる。自分では見えないだろうが、そこにはキスマークがついている)

八幡「お前が、俺のものだっていうしるしだ。もう今夜は逃がさねえからな」

沙希「うん…………クーリングオフは効かないからね? あたしの身も心もあんたのものにしちゃってよ」

八幡「行くか」

沙希「うん」

八幡(俺が肘を突き出すと川崎がそれに腕を絡めてくる。逸る心を抑えながら俺達はホテル街に向かって歩き出した)

今日はこれまでと言ったな。あれは嘘だ!

>>307
レス稼ぐと何かあるんでしたっけ?

うん。エロをここに投下ことにします
実は悩んでたのはエロシーンだけ別スレを立てる(いわゆるバキSAGA方式)かここに投下するかだったんですが、めんどくさいことになりそうだったんで
残念ながら>>303さんの希望には応えられそうにない……
エロシーンに入ったら今度こそ名前欄に『エロ注意』っていれるんで苦手な方はNG登録お願いします。エロいサキサキが嫌いな方や18歳未満の方も
投下ペースと量は変わらないと思うのでこの一晩終わるのに何度かに分けて投下することになるかな

またノシ

なんでそんなくだらないことを大仰に悩んでるのか理解できないんだもん…

>>319
それは深遠なる理由があるのだよワトソン君
がっつりエロは確かに書きたいけど途中で日常イチャイチャを書きたくなるだろ絶対。だからどっちもいつでも書けるようにスレを分けようかなって考えたのさ
まあ両方書くと作業量的に死ぬから止めるけど
確かにくだらんけど結構悩んだんやで

自分語り失礼
またノシ

八幡(パタンと背後で扉が閉まる。一応開けようと試みたがノブが回ることはなかった)

八幡「うえっへっへっ、これでもう逃げることも出来ないぜ」

沙希「いやっ、襲われちゃう、来ないでっ」

八幡「…………」

沙希「…………」

八幡「くくっ」

沙希「ふふっ」

八幡(ホテルの部屋に入ったところで小芝居をし、俺達は笑い合う)

八幡「とりあえず入るか」

沙希「そうだね。でも洋タイプなのに玄関で靴を脱ぐんだねここ」

八幡「少しでも掃除が楽なんじゃねえの? 知らんけど」

八幡(俺は靴を脱いで上がり、川崎に手を差し出す)

八幡(川崎はその手を取ってバランスを取りながら自分の靴を脱いだ)

八幡(そしてごく自然な流れで俺のと一緒に靴を揃えて並べる。うーむ、育ちがいいのかオカンスキルが高いのか)

沙希「へえ、ラブホってこんな内装なんだ。あんまり普通のホテルと変わんないね」

八幡「場所によって違うらしいけどな。部屋中鏡に囲まれてたり、中には川が流れてるとこもあるらしいぞ」

沙希「川って…………それ何の意味があるの?」

八幡「さあ? まあ物珍しさで客は入るんじゃねえか?」

沙希「えっと、シューターは…………あった、これだね」

八幡「だな。そばにカプセルも置いてあるし」

八幡(俺達がこのホテルを選んだ理由、それがこのシューターと呼ばれるものだ)

八幡(入口の機械で部屋を選び、一度その部屋に入るとドアがロックされて、金を払わないと解除されない仕組みだ。その支払い方法がこのシューターである)

八幡(カプセルに代金を入れてシューターに放り込むとフロントに送られ、ロックが解除されて外に出られるようになるのだ)

八幡(そう、この一連の流れで一切他人と会話や顔を会わすことはない。ここ重要。超重要。対人スキルが著しく低い俺達には大変ありがたいことである)

沙希「で、あっちにある小扉がデリバリー用なんだね……ってもやっぱり高いね」パラパラ

八幡「ん、ああ、それメニューか。ま、それは仕方ないだろ」

沙希「そうだね。よっと」ポフッ

八幡(一通り見回して満足したか川崎はポシェットを傍らに置いてソファーに座る)

八幡(俺もその隣に腰を下ろすと、すぐに川崎が身体を寄せてきた)

八幡「やめるなら、今が最後のチャンスだぞ」

沙希「嘘つき、やめる気なんかないくせに」

八幡「まあな。でもお前もだろ?」

沙希「当然」

八幡(俺達は自然に唇を重ねる)

八幡(互いの背中に腕を回して強く抱き締め合う)

八幡(長いキスを終えて離れると、川崎はくったりと力が抜けて俺にもたれかかってきた)

沙希「はぁ…………あたし、キスにすごく弱いみたい…………自分じゃエッチな方だって思ってんのに、これくらいで」

八幡「おいおい、エロさなら俺の方が上に決まってんだろ」

沙希「そんなんあたしだって負けてないよ」

八幡「んじゃ全力で色々やんぞ。引くなよ?」

沙希「ふふっ、大丈夫。だって比企谷になら何をされたって嬉しいし、何をされたってきっと気持ち良いから」

八幡「…………お前、俺のこと好き過ぎだろ」

沙希「知らなかった?」

八幡「新しく知った。めっちゃ嬉しい」

沙希「ん」

八幡(俺達は再び強く抱き締め合い、頬を軽く擦り合わせる)

八幡「川崎……舌、出してくれ」

沙希「え……うん」

八幡(川崎は軽く口を開けて言われるままに舌を出す。俺はそれをれろりと舐めた)

沙希「んうっ」ピクッ

八幡「嫌だったか?」

沙希「ううん…………でも、すごいぞくっと来た……」

八幡「今から」

沙希「ん?」

八幡「今からお前の舌を徹底的に犯す。俺の舌と激しく擦り合わせて、丹念に舐め回して、唇で挟んでお前の唾液ごと強く吸い上げる。いいな?」

沙希「………………」

八幡(川崎は何も言わず、目をとろんとさせながら舌を突き出してきた。まるで早くしろと言わんばかりに)

八幡(俺は遠慮なくその舌をくわえ込み、自分の口内に招き入れた)

一旦ここまで
まだキスしてるだけだからセーフ。エロくないエロくない

すまんがちょっと暑さにやられて体調が芳しくない
下半身ばっかりに血をやるのもよろしくないのでエロシーンはまた今後にノシ

八幡(ちゅうっ、と舌に付着している唾液を吸い、飲み込む)

八幡(まるで蜜のように甘く感じられ、俺は夢中でその舌を貪った。唾液がなくなってもその味を求めて舐め回す)

八幡(しかしそれだけでは飽きたらず、今度は川崎の口内に俺の舌をねじ込んだ)

沙希「んむっ……んぅ…………」

八幡(川崎は驚いた声をあげたが抵抗はしない。どころかさらに大きく口を開けて俺の舌を招き入れる)

八幡(俺は後頭部に手を回して逃げられないように抑え、ぐいぐいと唇を押し付けながら川崎の口内を蹂躙し始めた)

八幡(歯や歯茎を舌でなぞり、舌同士を絡め合い、唾液を吸い上げる)

八幡(それを幾度も繰り返していると突然川崎が抵抗し始めた)

八幡(とは言っても身体に力がまともに入らないので俺を突き放そうとしてもまったく効果はないのだが)

八幡(それらを無視して川崎の舌を自分の口内に招き入れて強めに吸う)

沙希「ん、ん、んーっ、ん…………んんっ! んんーっ!」ビクビクッ

八幡(川崎が身体を仰け反らしながら痙攣させ、ひときわ大きなうめき声をあげた。あれ? これって…………)

八幡(身体の痙攣が収まるまで舌を責め続け、ふっと全身が脱力したのを確認して俺は唇を離した)

八幡(お互いの舌の間でつうっと唾液が糸を引き、妙に艶めかしい)

沙希「あ……あ…………」ポー

八幡(まだ川崎はぼうっとしており、目の焦点がいまいち合ってない)

八幡(抱き寄せるとゆっくりと抱き返してくる。俺はそっと頭を撫でてやった)

沙希「ん…………ば、かぁ」

八幡「何が?」ナデナデ

沙希「抵抗、したのに…………止めて、くれなかった」

八幡「嫌だったのか?」ナデナデ

沙希「そうじゃ、ないけど……」

八幡「はは、お前イっただろ? キスだけでイくなんてどんだけ敏感なんだよ」

沙希「うう…………はあ、自分でもびっくりしたよ」

八幡(ようやく落ち着いたか川崎の喋りがしっかりしてきた)

沙希「はあ、シャワー浴びてこようかな? 下着も濡れちゃったし」

八幡「ぬ、濡れたって、お前…………!」

沙希「んん? 確かめてみる?」

八幡(そう言って川崎はワンピースの裾を下着がギリギリ見えないところまで捲り上げた。露わになった太ももがすごくエロティックに見える)

八幡「……っ! 馬鹿なこと言ってねえで行くなら行ってこいって」

八幡(暴走しそうになるのを何とか堪え、川崎を促す。が、川崎はそんな俺の態度を見て、ニヤリと笑った)

八幡「な、何だよ?」

沙希「あんたさ、あたしを追いやって一人でするつもりだったでしょ」

八幡「う……」

沙希「馬鹿みたい。何のためにあたしがいるのさ。あたしを使ってよ。何で言ってくれないの?」

八幡「だ、だってよ、今もうギリギリいっぱいいっぱいでいつ暴発するかわかんねえからさ…………変なタイミングで出たら情けないし…………」

沙希「それ、キスだけでイったあたしへの当て付け?」

八幡「ち、違えって! それに、使うって言ってもどこをどうすりゃいいのか、どこまで許されるのかなって…………」

沙希「何それ、何度も言ってるでしょ。あたしの身体はもう比企谷のものなんだから、好きなとこを好きなように使っていいって」

八幡(川崎は指を自分の口に当てる)

沙希「比企谷が望むなら手でだって口でだってしてあげる。あ、でもあそこはシャワー浴びてからにしてほしいな」

八幡「…………っ!」

八幡(あ、危ねえ! 今セリフだけで出そうになった)

八幡(これ以上何かある前にさっさと川崎に出してもらった方がいいか…………)

八幡「じゃあ…………その、お前の手でこの前みたいにしてもらいたい」

沙希「手? 口とかじゃなくていいの?」

八幡「ああ。その、キスしながらしてもらいたいんだ」

沙希「わかった。他にしてほしいことがあったらどんどん言って」

八幡(川崎はそう言って俺のズボンに手をかける。そのままベルトを外してファスナーを下ろし、いきり立った肉棒をさらけ出した)

沙希「…………っ、すご……おっき……」

八幡(目を見開いたが忌避感などはないようだ。まじまじと見てくる)

沙希「えっと、どうすればいいの?」

八幡「右手で握って……そう、そこ。んで左の手の平を先っぽに当てるんだ、お前のその手に出すから……それで右手を上下にしごいてくれ」

八幡(俺の指示通りに川崎は手を動かす。やはり自分でするのとは快感が段違いだ)

八幡(俺は川崎の頭に手を回して引き寄せ、キスをする)

八幡(ただし今度は舌を入れない。押し付けるだけだ。ぶっちゃけ声を出さないようにするのがメインだしな)

八幡(実際今キスして口を塞いでなければ快感で情けない声が出ていただろう)

八幡(より快感を求めて勝手に腰が動く。さっきから幾度も限界を迎えそうになっていたのだ。あっという間に射精感が押し寄せてくる)

八幡(俺は唇を離して思いっきり両手で川崎を抱き締めた)

八幡「かっ、川崎っ、もう、出る! 出すからな! お前の手に、出すから!」

沙希「うん、いいよ。出しちゃお。我慢しないで、気持ち良くなってあたしの手に出して」

八幡「あ、あ、あ…………あうっ! うっ! うっ!」

八幡(俺は大量の精液を吐き出し、川崎の手を汚していく。精液が尿道を駆け抜けるたびに身体を震わせてうめき声を上げ、腰を揺する)

沙希「ん、熱っ…………ほら、頑張って。全部出しちゃって」

八幡「うっ……うっ……はぁ」

八幡(全部出し切って力が抜けたのを確認して川崎はしごくのを止めた。左手は大量の白濁液が付着している)

沙希「ふふ、凄くたくさん出たね。ほら、もう脱いじゃお。汚れちゃうよ」

八幡「あ、ああ」

八幡(俺は川崎と身体を離し、下半身に穿いているものを脱ぐ)

八幡「ふう……なあ、川……って何やってんだお前!?」

沙希「ん、見てわかるでしょ? 手に付いたあんたの精液を舐めとってるだけじゃない」

八幡「いいってそんなの! 汚いし不味いだろ?」

沙希「確かに美味しくはないけどさ、汚くなんかないよ、比企谷のだもん」

八幡「う……」

沙希「比企谷、見てて」

八幡(川崎はある程度の量を舐めとり、口に含んだあと顎をあげて喉を見せる)

八幡(その喉がコクン、と音を鳴らした)

八幡「! お、お前、今」

沙希「ふふ、比企谷の、飲んじゃった」

八幡(あー、と口を開けて口内を見せてくる。そこには舐めとったはずの白濁液が確かに無くなっていた)

沙希「もう一回見せてあげる」

八幡(再び手に付着したものを舐めとる川崎。そして喉を晒したあと、俺の手を取ってそこに当てさせた)

沙希「んっ…………」コクン

八幡(俺の精液が喉を通る感触が指に伝わる。飲み干したあとの口内はやはり何も無かった)

沙希「男って飲んでくれると嬉しいんでしょ? どうだった? …………って聞くまでもないか」

八幡(川崎の視線の先には再び固く反り返った俺の肉棒があった)

沙希「でも少しは落ち着いたでしょ?」

八幡「あ、ああ」

沙希「じゃ、お互い色々汚れちゃったし一回シャワー浴びたいからさ…………一緒に入ろ?」

今回はここまで
次回はお風呂でイチャイチャやね

エロ注意といいつつそんなにはエロくないよな
ギリギリ少年誌レベル

またノシ

ジョジョだって5部でセクロスシーンあったからへーきへーき

八幡「い、一緒にって…………」

沙希「背中流してあげるよ。なんなら頭も洗ってあげる」

八幡(川崎は笑いながら言い、バスルームに向かって中を確認する)

沙希「ん、そろそろ丁度良いくらいだよ」

八幡「え、何、準備してたの?」

沙希「うん、最初に見回った時にね」

八幡(そう言ってこちらにやってきた川崎は、俺の目の前で胸元のボタンと腰のベルトを外す。ファサ、とワンピースが脱げ落ち、下着姿になった)

八幡「それ、は…………」

沙希「うん、黒のレースの上下セット。比企谷とのデートならやっぱりこれかなって」

八幡(川崎は俺に手を伸ばして立ち上がるように促す)

沙希「これは比企谷に脱がしてほしいな」

八幡「! わ、わかった」

八幡(俺は川崎にレクチャーしてもらいながらブラを外しにかかる。ホックが外れ、するすると腕から抜き、その豊満な双丘が露わになった)

沙希「ほら、見惚れてないで、下も」

八幡「あ、ああ」

八幡(パンツに指をかけ、下に降ろしていく。さらけ出された局部にはうっすらと毛が生えていたが、想像していたよりずっと薄い)

八幡(脚からパンツも抜いて、川崎は一糸纏わぬ姿になった)

八幡(俺から少し離れて腕を横に広げ、見せ付けるように言う)

沙希「比企谷、見て。これがあたし。あたしの全部、あんたに見てほしい」

八幡「…………綺麗だ。見せてくれて、嬉しい」

沙希「ん、ありがと。じゃ、お風呂行こ。比企谷も脱いで」

八幡「ああ、そうだな」

八幡(俺も手早く服を脱いで全裸になり、川崎とバスルームに入る)

次回はお風呂シーンから始めたかったのでキリ良くするためにちょっとだけ追加

>>367
6部だとジョリーンがオナヌ見られてたしな

沙希「ん、湯加減はちょうどいいかな」

八幡(バスタブに手を入れて確認する川崎。屈んだ時に突き出された白い尻に思わず顔を背けてしまう)

八幡「おい、見えるぞ。少しは恥じらえよ」

沙希「今更何言ってんのさ。あたし達がどこにいると思ってんの」

八幡「そりゃそうなんだが…………」

沙希「えーと、これがシャンプーでこっちがボディソープで…………」

八幡(俺は備え付けてあるものを確認している川崎の背後に近付く)

八幡「川崎」

沙希「え、何?」

八幡「ちょっと抱き締めさせてもらってもいいか?」

沙希「うん…………ほら」

八幡(両手を広げて川崎は俺を誘う。吸い込まれるように川崎に近付き、背中に手を回して抱き締めた)

沙希「んっ……」

八幡(力を込めたわけではないが、川崎が小さな声をあげる)

八幡(かくいう俺もギリギリのとこで声が出るのを抑えたのだが)

沙希「なんか、気持ちいいね…………」

八幡「ああ……川崎の肌、吸い付いてくるみたいだ」

沙希「比企谷の身体も、あったかい…………」

八幡(しばらくの間、俺達は裸で抱き合っていた)

沙希「…………そろそろ、身体洗おっか」

八幡「そうだな」

八幡(一瞬離れるのを躊躇ったが、今更か。俺は腕を解いて川崎と身体を離す)

沙希「あ、比企谷の、凄く大きくなってる…………」

八幡「そりゃ裸のお前と抱き合ってたんだからな。お前の肌にちゃんと触れるのって何気に初めてだし」

沙希「あれ、そうだっけ?」

八幡「まあずぶ濡れになった時拭いたのがあるけどあれはノーカウントだろ。余裕なかったし」

沙希「そう、じゃあ…………」

八幡(川崎はボディソープの容器を手に取る)

沙希「あたし身体はスポンジとか使わずに手で洗うんだけどさ」

八幡「へえ」

沙希「比企谷、洗ってよ、あたしの身体」

八幡(川崎はそう言って俺にボディソープを差し出した)

八幡「い、いいのか?」

沙希「うん…………」

八幡「じゃ、じゃあその椅子に座ってくれ」

沙希「はいよっと」

八幡(俺は川崎の背中側に回り、シャワーをかけて川崎の身体を濡らしてからボディソープを手に出して泡立てる)

八幡「じゃあ、背中いくぞ」

沙希「ん」

八幡(俺は川崎の背中に両手を当て、撫でるように動かす)

八幡「こんなもんで、いいのか?」

沙希「うん、気持ちいい……あ、性的な意味じゃなくてね」

八幡「その解説はいらない」

沙希「ふふ…………ねえ、背中ばっかりじゃなくて、さ」

八幡「う……じゃ、じゃあ腕、横に伸ばしてくれ」

沙希「ん」

八幡(俺は新たにボディソープを泡立てて川崎の腕に塗りたくる)

八幡「それにしてもお前、肌がすげえ綺麗ですべすべだよな。触ってる俺の方が気持ちいいくらいだ」

沙希「…………」

八幡「どうした?」

沙希「今、触られながらそんなこと言われたから…………ぞくぞくってした……すごい嬉しい」

八幡「お、おう」

八幡(か、可愛い……)

沙希「ね、比企谷……早く前も」

八幡「わ、わかった、いくぞ」

八幡(俺は腕を川崎の脇の下から身体の前面に回し、腹の当たりを撫でる。そういえば)

八幡「お前も結構腹筋あるよな。空手やってたせいか引き締まってる」

沙希「スタイル維持に一役買ってたのは間違いないね。こんなお腹、嫌?」

八幡「んなわけないだろ。でもこっちは痩せなくて良かった」

八幡(俺は軽口を叩きながら思い切って両胸を鷲掴みにする)

八幡「うわっ、超柔らけぇ、なのにしっかり押し返してくる……それに指に吸い付くみたいだ」ムニュムニュ

沙希「あ、ん…………このスケベ、いきなりなんて」

八幡(服越しに背中や腕に感じたことは何度もあるが、直に触るのはやはり違う)

沙希「あたしのおっぱい、気に入ってくれた?」

八幡「そりゃもう。ずっと揉んでいたいくらいだ」モミモミ

沙希「良かった……あたし、大きいのあんまり好きじゃなかったんだ。邪魔だし男にはジロジロ見られるし」

八幡「だろうな」モミモミ

沙希「でも比企谷が気に入ってくれるなら、大きくて良かったって思ったよ」

八幡「嬉しいことを言ってくれるな」ムニュムニュ

沙希「ん…………触り方、凄くやらしい……今は洗うんでしょ……?」

八幡「おっとそうだった。後でまた揉ませてくれよな」

沙希「うん。いくらでも、ね」

八幡(俺は川崎の身体を洗うのを再開する。胸回りや腰を撫で回すようにしてボディソープまみれにしていく)

八幡(やがて上半身が終わり、俺は一旦手を止めた)

八幡「なあ川崎…………その、あそこってどう洗えばいいんだ? 石鹸とかあまり中に入るの良くないんだよな?」

沙希「ん……じゃあ、自分でやるからそこ触るのはベッドでのお楽しみにしよっか。でも、脚は洗ってほしいな」

八幡「わかった。脚、触るから」

八幡(俺は川崎の太ももに手を伸ばす)

八幡(………………)

八幡「川崎、お前…………」

沙希「あ、当たり前でしょ…………あんたが大きくしてるのと一緒だよ」

八幡(川崎の太ももの内側、そこに手をやった瞬間にぬるりとした感触がしたのだ。明らかにお湯ではなく、秘所から溢れてきた愛液だ)

八幡「そういやこっちも固くなってるもんな」

八幡(俺は手を再び胸に持っていき、尖った先っぽ、両の乳首をきゅっと指でつまんだ)

沙希「んっ! だめぇっ…………まだ……」

八幡「わかったよ。だけど後でこれ、ベッドでたくさんいじめてやるからな」

沙希「うん…………後でいっぱい、して」

八幡「おう」

八幡(俺は手を下ろし、川崎の脚を洗い始める)

八幡(太ももから膝、膝裏、ふくらはぎ、指先の間に至るまでじっくりと)

八幡「こんなもんかな。流すぞ」

沙希「ん」

八幡(俺はシャワーで川崎の身体の石鹸を流していく)

八幡「よし、と。終わったぞ」

沙希「はぁ……良かったよ…………ありがと。じゃ、次はあんたの番だね。座って」

八幡「おう、よろしく」

八幡(俺は川崎と入れ替わって椅子に座った)

今日はここまで
ただお風呂で洗いっこしてるだけだから全然エロくないな
次回はサキサキが八幡を洗うだけのどうでもいい話です

またノシ

あ、やべ。サキサキの髪の説明忘れてた
アップにしてまとめてますんで

そして何か矛盾とかないかなと思ってスレ読み直したら>>104ですごいことを言っていた……すまん、あれは嘘だ! もうちょっとだけ続くんじゃ

では投下

沙希「あ、その前にさ」

八幡「ん、どうした?」

沙希「ちょっと抱きつかせてもらうね」

八幡(言うが早いか俺が返事をする前に川崎は後ろから抱きついてきた。いつも自転車で二人乗りするのと似たような体勢だが、服などの隔てるものがない分ダイレクトに色々と伝わってくる)

沙希「はぁ…………比企谷の背中、あったかくて、好き。自転車乗ってるとき、いつもドキドキしてたよ」

八幡「好きなのは背中だけか?」

沙希「もう、そういうことじゃないってば」

八幡「はは、冗談だっての。ちなみに俺だって結構ドキドキしてたぜ」

沙希「うん、知ってる。耳当てたら聞こえたからね」

八幡「うわマジか、恥ずい」

沙希「ふふ……じゃ、そろそろ洗うね。比企谷はスポンジ使う?」

八幡「あー、適当でいいよ。男の肌なんて気を使うもんでもないし」

沙希「そう? じゃ、あたしの好きなようにさせてもらうね」

八幡「おう」

八幡(川崎はボディソープを泡立て、俺の背中を撫でるように洗ってくる)

沙希「どうかな?」

八幡「ああ、気持ち良いぜ。もちろん性的な意味じゃなくな」

沙希「わかってるって…………あ、そうだ」

八幡(川崎は俺の肩を両手で掴み、身体を密着させてきた。豊満な胸が俺の背中で潰れる)

八幡「お、おい、何を」

沙希「男の夢とか聞いたよ。おっぱいで洗ってあげよっか?」

八幡(耳元で囁かれて俺の八幡大菩薩がビキリと反応する。てか童貞と処女なのにレベル高すぎませんか!?)

沙希「ま、好きにするって言ったから勝手にさせてもらうけどね」

八幡「う、おお」

八幡(未体験の感触に変な声が出た。ムニュムニュと柔らかなものが背中を這い回る)

沙希「ん、はぁ…………」

八幡(川崎が甘い吐息を漏らした。二つの突起がより固くなっている気がする。腕が俺の胸側に回され、背中と同時に擦ってきた)

沙希「あ…………すごい、こんなになってる」

八幡(腕を腹の辺りまで下ろすと反り返った肉棒に触れたのだ)

八幡「ならねえ方がおかしいだろこの状況…………」

沙希「触っても平気? 余裕なかったりする?」

八幡「さっき出したからまだ大丈夫だと思う」


沙希「そう。じゃ、洗うね」

八幡(そう言って川崎は俺の肉棒を後ろから両手で握り、コシコシと洗い始める)

八幡「う、ああっ…………」

八幡(石鹸のぬるぬるした感触がヤバい。玉の方まで揉まれるようにされて声が抑えきれない)

八幡「か、川崎っ、もう、いいから…………」

沙希「そう? なら止めとく。もし出ちゃってあとの分が無くなったら大変だからね」

八幡(川崎はようやく手と身体を離し、今度は俺の腕に取り掛かった)

八幡(そこから腰や脚に向かい、全身を洗い終えてシャワーで石鹸を落としていく)

沙希「よし、こんなとこだね。じゃ、頭洗うよ」

八幡「してくれるのか。なら頼む。別に髪にもこだわりはねえから適当によろしく」

沙希「はいはい、おまかせあれ」

八幡(シャンプーが俺の髪で泡立てられ、一ヶ所一ヶ所揉むように洗われる)

八幡(髪を切る時以外に他人に洗ってもらうことなんかねえもんな…………すげえ気持ち良い)

沙希「ん、リンスの前に流すよ」

八幡「おう」

八幡(シャンプーが流され、リンスが付けられる。同じようにして最後に軽く手櫛で整えられた)

沙希「はい、終わりだよ。お疲れさま」

八幡「サンキュ。気持ち良かったぜ」

沙希「どういたしまして。じゃ、あたしは自分の頭洗うから湯船入ってて」

八幡「おう」

八幡(さすがに女の髪を洗うのは本人に任せた方がいいだろう。俺は素直に湯船に浸かる)

八幡(しばらくぬるめの湯を堪能していると洗い終えて解いた髪を再びアップにした川崎がやってきた)

沙希「じゃ、あたしも入るよ。比企谷の身体にもたれかかっていい?」

八幡「おう。来い来い」

八幡(俺は少し脚を広げてスペースを作る。川崎はそこに腰を下ろして背中を俺の前面にくっつけて体重を預けてきた)

沙希「ふふ、当たってる。大きいまんまだね」

八幡「そりゃな。まあまだ大丈夫だ。で、今からお前を抱き締めるけどさ」

沙希「ん?」

八幡「肩の上から腕回すのと腹の辺りで回すのどっちが好みだ?」

沙希「…………じゃあ、今回は肩の上からで」

八幡「あいよ」

八幡(俺は言われたままに川崎を抱き締める。いわゆるあすなろ抱きってやつだな)

沙希「はぁ……すっごい幸せ……」

八幡「俺もだぜ」

沙希「ね、比企谷、キスして」

八幡「おう」

八幡(首を捻ってこちらに向けられた唇に俺は自分のを押し付ける)

八幡(しばらくしてから離すと、川崎の少し吊り気味の目が潤んでとろんとしていた)

八幡「…………そろそろ上がるか」

沙希「…………うん」

八幡(俺達は湯船を出てバスタオルで身体を拭く。一応バスローブが用意されていたが二人とも着ようとはしなかった)

沙希「あたし、少し時間かかるから先に出てて」

八幡「おう」

八幡(俺は使い終わったドライヤーを川崎に渡す。まあ髪長いとそうなるよな。俺はバスルームを出てソファーに腰掛けた)

八幡「いよいよか…………」

八幡(ついに川崎といたしてしまうのだ。正直緊張で勃起しないんじゃないかと心配していたが、いまだ八幡大菩薩は天を仰いでらっしゃる)

八幡(ま、オナニーしあったりとか予行演習みたいなのがあったからな…………ってそうだ。ゴムどうしよ。着ける練習とかしたことねえからわかんねえぞ)

八幡(あれを着けるのに手間取って雰囲気が冷めたりしたら最悪だ。複数用意してあったら今のうちに練習しとこう)

沙希「お待たせ」

八幡(って、そんな暇はなかった……仕方ない、流れに任せるか)

沙希「比企谷……いっぱい愛してね。そんであたしをあんたのものにして」

八幡「ああ、頑張る」

八幡(しばらく抱き合ったあと、俺は川崎を抱き上げる。いわゆるお姫様抱っこだ)

沙希「女心、くすぐってくるじゃないのさ」

八幡「俺がしたいと思っただけだ」

沙希「ふふ……んっ」

八幡(川崎が俺の首に腕を回してくる。そのまままた軽くキスをして俺はベッドに向かった)

今日はここまで
お子様向けの仲良くお風呂に入るだけのほのぼのシーンは終わりや
いよいよエロ展開に入るか?

じゃ、また明日ノシ

八幡(とさり、と優しく川崎をベッドの上に寝かす。俺もそのままベッドに乗り上げ、川崎の上で四つん這いになる。まだ肌は触れ合っていない)

八幡(しばらく無言で見つめ合い、自然と顔が近付いていって唇同士がくっつく。身体も密着させ、互いの体温を感じる)

八幡(唇を離すと川崎の瞳に自分の間抜け面が写っていた。何ニヤケてんだ俺)

沙希「比企谷、もっと…………」

八幡(川崎はそう言って口を開け、舌を突き出してくる。俺はそれにむしゃぶりついた)

八幡(唾液の絡まる音が響く。川崎が俺の首に腕を回して積極的に吸ってくる)

沙希「ん…………比企谷の、もっと飲ませて」

八幡(俺は次々に唾液を川崎の口内に送り込み、代わりに川崎が舌にまぶした唾液を吸い上げた)

八幡(互いに喉を鳴らしてそれを飲み込み、ひとしきり唾液の交換を行って顔を離す)

沙希「はぁ…………」

八幡(川崎の顔はだらしなく弛緩していたが、俺だって似たようなものだろう。それを誤魔化すように川崎の頬にキスをする)

八幡(額に、こめかみに、まぶたに、鼻に、顎に。俺は川崎の顔にキスの雨を降らせた)

八幡(そこから少し下がって首筋、ここに来る前につけたキスマークがある。まだほとんど薄くなっていないが、俺は同じようにそこを強く吸った)

沙希「あっ、んん……」

八幡(川崎が艶やかな声を出す。もっと聞きたいがあまり付けると湿疹みたいに見えてしまうかな…………いや、よく考えたらキスマークに見えるのも良くなくね?)

八幡(ま、今更手遅れか。俺は一旦顔を上げて川崎と目を合わせる)

沙希「……比企谷?」

八幡「川崎、俺は今からお前に色々しようと思う」

沙希「うん……」

八幡「もっとこうしてほしいとか、逆にそれは嫌だってのがあったら言ってくれ。俺がしたくてもお前がしてほしくないなら俺はしたくないからな」

沙希「わかった……でも、されて嫌なことなんてないよ」

八幡「そいつはどうかな? 結構恥ずかしいこともするかもしれないぜ」

沙希「それは多分、恥ずかしくても、嫌なことじゃないよきっと。言ったでしょ、比企谷になら何をされてもいいって」

八幡「だったな。んじゃたっぷりいじめてやるから覚悟しろよ?」

沙希「うん、して…………んっ」

八幡(俺は川崎と唇を合わせ、胸を揉み始める)

八幡(下から持ち上げるように。正面から掴むように。様々な形で揉みしだくとその通りに川崎の胸は変形し、それを押し返そうと弾む)

八幡(まだピンと尖った乳首には触れない。触れたいけどちょっとだけ我慢だ。ギリギリのとこを指でなぞる)

沙希「比企谷ぁっ……早く、先っぽ……してぇ……」

八幡(普段聞けないような声音での川崎のおねだり。今後のためにも脳内に刻み込んでおく)

八幡「ああ。ところで川崎、口でしようと思うけど舌で舐められるのと、くわえられて吸われるの、どっちをしてほしい?」

沙希「っ…………どっちも、どっちもしてっ……」

八幡(一瞬言われたことを想像したかぶるっと身体を震わせて川崎は答えた。俺は川崎の右乳首を唇で挟み込み、ちゅうっと吸い上げる)

沙希「んはあっ! ああっ!」

八幡(びくんっと身体を仰け反らせて声をあげた。俺はそのまま左乳首を指でつまみ、くりくりと刺激する)

沙希「あっ! あっ! いいっ! いいよぉっ! もっといっぱいしてっ!」

八幡(吸ったあとは舌で舐め上げてコロコロと転がす。それを左右両方の乳首に幾度も繰り返し、手で揉むのも休むことなく続けた)

沙希「あ……あ……ひき、がやぁ……」

八幡(顔を起こすと川崎はだらしない表情になって虚ろな目をしていた。別にイったわけではないようだが)

八幡(俺は一度川崎に顔を寄せてキスをし、耳元で囁く)

八幡「川崎、今度はあそこをしてやるよ。いいな?」

沙希「…………うん……あたしの誰にも見せたことのないとこ、見て……比企谷以外誰にも触らせたことのないとこ、触って…………」

八幡「脚、開くぞ」

八幡(俺は下半身側に移動して川崎の両膝を掴んで開かせる)

八幡(そこには愛液でぬらぬらとテカっている女性器があった。初めて見る生のそれに俺はゴクリと唾を飲み込む)

八幡「すっげえエロい…………だけど、綺麗だ」

八幡(よくグロいとかそういう意見を聞くが、そんな感情は一切抱かなかった。俺はそこに顔を近付けていく)

八幡(とろとろと蜜が溢れてる源泉に口を付けてその蜜をすする)

沙希「んっ! んんっ! んんっ!」

八幡(川崎がくぐもった声を出したので何かと思って顔を上げると、枕で顔を覆っていた)

八幡(何だよ、川崎の顔が見たいし川崎の声を聞きたいのに。俺は身体を起こして枕を取り上げる)

沙希「あっ…………」

八幡(そのまま両手首を掴んで手を使えないようにし、再び川崎の秘所に顔を伏せた)

八幡(今度は上の方にある小さな豆、多分クリトリスだ、そこに舌を這わす)

沙希「はぁんっ! ああっ! だめ! 感じ過ぎちゃう!」

八幡(川崎は嬌声を上げながら身体をくねらせるが、俺は構わず刺激を与え続けた。今度は軽く吸ってみる)

八幡(川崎はよりいっそうの声を上げ、更なる愛液を噴き出す。俺はそれを舌で掬い取りながら飲み込んでいく。それでもあとからあとから湧いてくるので、その蜜壺に舌を差し入れながら直接すすった)

八幡(しかし舌だけじゃ足りないと、もっと別のもので穴を埋めてほしいと、そう言わんばかりにひくひくとソコは蠢いている)

八幡(俺は身体を起こして川崎の腕を解放し、川崎と目を合わせた)

八幡「川崎…………そろそろ、いいか?」

沙希「…………うん」

八幡(川崎が頷いたのを確認し、俺はベッド脇の棚にある避妊具に手を伸ばす)

八幡(が、その腕を川崎に掴まれてしまった)

沙希「何してんの?」

八幡「何ってコンドームを」

沙希「比企谷、あたしはね、いくら薄いからって天然樹脂の人工物に処女を捧げる気はないの」

八幡「え……?」

沙希「初めては、そのまんまのあんたを感じて、そのまんまのあんたを受け止めたい」

八幡「で、でも」

沙希「今日は、大丈夫な日だから、ね」

八幡「…………なあ川崎」

沙希「何?」

八幡「世の中にはさ、油断してたら出来ちゃって思いも寄らないデキ婚、なんてのはそれなりに聞く話だよな」

沙希「う、うん……」

八幡「だから、きちんとしとくべきことはきちんとしておこうと俺は思う」

沙希「う…………」

八幡「…………もし、万が一があったら、俺は責任取ってお前と結婚する。いいな?」

沙希「え……!?」

八幡「何だ、嫌か? ならちゃんとゴムを……」

沙希「ううん! する! する! あたし、あんたと結婚する! 子供出来なくても、絶対するから!」

八幡「はは。ありがとな。何だか最低のプロポーズになっちまったかな?」

沙希「いいの、あたしが嬉しいから…………ホント、嬉しい……」

八幡「ん。じゃあ川崎、お前の処女、俺にくれよ。んで俺の童貞、お前で捨てさせてくれ」

沙希「うん。あたしの処女、奪って…………あたしであんたの童貞、捨ててよ」

八幡(俺が身体を起こすと川崎は秘所を指で広げる。エロマンガとかにある『くぱぁ』ってやつだ、実にエロい)

八幡(緊張のあまり直前で萎える、なんてのもよく聞く話だが、八幡大菩薩は変わらずの硬度を保っていた。まったく頼もしいムスコだぜ)

八幡(俺はそれを掴んで川崎の蜜壺の入口に押し当てた)

今回はここまで
前戯なげぇ!
てかデートの1日がなげぇ!もう400超えてんじゃねえか!
事後と後日談と小ネタ書いたらまさか次スレいくなんて……ないよな?ははは

とりあえず挿入は明日までお預け
そいではノシ

世のリア充達は、学生時代からこんな幸せを味わってるんだよな……
若い頃限定の幸せって、取り返し利かないからキツイよなー…  乙

八幡(つぷ、と先端が埋まり、凄まじい熱さが伝わってくる。が、今まで異物を受け入れてこなかったそこはキツくてなかなか奥まで進まない)

沙希「ん……う……ね、ねえ、もう全部入った?」

八幡「何言ってんだ。まだ四分の一も入ってねえぞ」

沙希「え、ま、まだ? も、もう、一気に来ちゃってよ。多分その方が苦しくないから……」

八幡「わかった。ちょっとだけ我慢してくれな…………深呼吸して」

沙希「う、うん」

八幡(川崎は大きく呼吸を繰り返す。そして息を吐いた瞬間を狙い、俺は力強く一気に腰を沈めた。途中で何かを突き破ったような感触は純潔を散らした証か)

沙希「っ! …………ああっ!」

八幡(びくんっと川崎の身体が震え、声が漏れる。それは感じているような甘い声ではなく、明らかに苦痛を伴っていた)

沙希「は、入った? 全部入ってるよね?」

八幡「ああ。俺のが根元までがっちり、お前の中に入ったぞ。大丈夫か?」

八幡(気遣いはするが謝ることはしない。こうなることがわかっていてやったのだから。川崎がぽろぽろと涙をこぼし始める)

沙希「違うのっ……確かに痛いけど、これは……嬉しいから泣いてるの」

八幡「川崎…………」

沙希「うれ、しいっ……うれしいよぉっ…………比企谷と、ひとつになれて……」

八幡(あとからあとから目元から涙が出てくる。俺はそこに唇をつけてその涙を吸う。例え嬉し涙だったとしても、あまり泣いてるところは見たくない)

沙希「あたし、幸せだよ…………幸せ過ぎて怖いくらい。こんなに幸せで、いいのかな?」

八幡「それを言うなら俺の方こそだぞ。不幸ばっかのろくでもないマイナス人生送ってきた俺が、一瞬でプラスに持っていかれるくらい今の俺は幸福だぜ」

沙希「そんなこと言われたら、ますますあたしも幸せになっちゃうじゃないのさ…………ね、あたしの中、気持ち良い?」

八幡「ああ。熱くて、ぬるぬるで、柔らかいのにギチギチに締め付けてくる。とろけちまいそうなほど気持ち良い」

沙希「嬉しい…………ね、動いていいからもっと気持ち良くなって」

八幡「いや、お前がまだキツいだろ。しばらくこのまんまでいるよ」

八幡(俺はそう答えたが、川崎は悲しさと不満が入り混じった表情をする)

八幡「何だよ?」

沙希「だ、だって、比企谷はあたしを気持ち良くしてくれて、今だって気を使ってくれてばっかりで、あたしは比企谷に何もしてあげられてないから…………」

八幡「ばっか、俺はお前がそばにいるだけで充分だって。それなのに俺の童貞まで捨てさせてくれて、これ以上何かしてもらったらバチが当たるっつの」

沙希「で、でも」

八幡「それに正直なとこを言うとな、俺が動かないのはお前に気を使ってるわけじゃねえ」

沙希「え?」

八幡「入れてるだけで気持ち良過ぎててな、動くとすぐにイっちまいそうなんだよ。さっき一回出してなかったらとっくに暴発してる」

沙希「そう、なんだ」クス

八幡「ああ、お前の中、もっとじっくり感じていたいからな」

沙希「うん、いっぱい感じてて…………でも、出したくなったらいつでもあたしの中に出していいからね。全部、おなかの中で受け止めてあげるから」

八幡「っ…………! はぁっ、はぁっ……」

沙希「ど、どしたの急に息切らせて?」

八幡「お前、わかってて言ってるんじゃないよな……?」

沙希「?」

八幡(今、川崎のセリフだけでイきそうになった…………)

八幡「川崎、キスするぞ」

八幡(俺は誤魔化すように川崎に覆い被さって唇を重ねる)

沙希「ん、ふ…………う、んっ」

八幡(川崎はすぐに俺の唇を受け入れ、積極的に舌を絡めてくる。それに連動して俺の肉棒を包み込んでる肉襞がうねりを増す。ヤバいヤバい! 気持ち良過ぎだって!)

八幡(気を紛らわそうとしたキスだったが裏目に出た。もう限界だ)

八幡「悪い川崎! もう出そうだ! 動いていいか!?」

八幡(唇を離して叫ぶように言うと川崎は俺の首と背中に腕を回してくる)

沙希「いいよ、遠慮しないで。あたしの事は気にしないで好きなだけ動いて。いっぱい気持ち良くなって全部あたしの中に出して」

八幡(耳元で囁かれて理性が吹き飛ぶ。もう俺は腰を振って川崎の膣内に精液を注ぎ込むことしか考えられなくなっていた)

八幡「沙希っ、沙希っ、沙希ぃっ、出る、出るぞ、全部、出すから!」

沙希「八幡っ、八幡っ、いいよ、出して、あたしの一番奥で、思いっ切り出しちゃって!」

八幡(もう川崎を気遣う余裕はなく、射精に向けて俺は腰を振りたくる)

八幡「あ、あ、あ、あ…………うああっ! あっ! あっ! あっ!」

八幡(身体中を快感の電流が走り回り、腰に収束して局部に集中する。そこから一気に射精へと導かれ、脳が焼かれるほどの快感に翻弄される)

八幡(精液が尿道を通り抜けて鈴口からびゅるびゅると放たれるたびに声が漏れ、ガクガクと身体中が震える)

八幡(気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い。気持ち良い)

八幡(俺は精液を全て出しきるまで情けない声をあげながら腰を揺すり続けた)

八幡「はぁっ……はぁっ……はぁ………………はっ! か、川崎、大丈夫か!?」

八幡(俺はようやく落ち着きを取り戻し、慌てて身体を起こして川崎の様子を窺う)

沙希「ん……ん…………う…………」

八幡「……川崎?」

八幡(川崎は何やら身体をくねらせながら身悶えしていた。何だ?)

沙希「ん……あ……あ……あああっ!」

八幡(突然びくんっと身体を跳ねさせ、ぐううっと仰け反った。え? 今のまさか?)

沙希「はぁ……あ……あっ……あん」

八幡(艶めかしい声とともに身体を痙攣させる川崎。やっぱり今のはイったのか?)

八幡「川崎、お前今…………」

沙希「うん……イっちゃった…………比企谷の、中に出されちゃったんだって感じたら、おなかの辺りがきゅんってして、ふわってして、そのまま…………気持ち良さがいつもと全然違った……」

八幡「そっか…………俺もいつもより全然気持ち良かった。ありがとうな川崎。まだ痛いか?」

沙希「ん、まだちょっと痺れるみたいな感覚あるけど、平気。だからもう少しこのままでいて…………」

八幡「ああ」

八幡(俺達は軽くキスをし、互いの体温を感じながらしばらく抱きしめ合っていた)

ふう、ようやくエロシーン終わったかな
さすがに二回戦とかいかないだろこいつらは
あとは事後のイチャイチャを書かないと。投下は明日だけど
んじゃまたノシ







処女がそんな簡単に中イキするわけないって?
気にすんな!!

>>425
マジやめてください…………

八幡「んじゃ、名残惜しいけどそろそろ抜くぞ?」

沙希「うん、もういいよ。あたしの子宮、あんたの精子でしっかりマーキングされちゃったから…………んっ……あれ? おっきくなった?」

八幡「そういうエロいことを言うなよ、反応しちまうだろうが…………よっ、と」

八幡(俺は身体を起こして腰を引き、川崎の中から肉棒を抜く。それは精液、愛液、血、様々な体液にまみれている)

八幡「ん……あ、あれ? おっとっと」

八幡(脇にあるティッシュに手を伸ばそうとしたが、身体がふらついて川崎の横に倒れ込んでしまった。思った以上に体力を使って疲れているようだ)

沙希「いいよ比企谷、あたしがしてあげる…………ううん、これぐらいあたしにさせて」

八幡(川崎が少し申し訳なさそうに言う。別に気にすることじゃないんだがな……でもそれで気が済むならやらせるか。俺は仰向けになる)

八幡「んじゃ任せるわ」

沙希「うん」

八幡(川崎は上半身を起こし、ティッシュを取って俺の肉棒を拭き始める。まるで大事なものを慈しむかのように丁寧に。何となくその表情を見るのが照れくさくなり、俺は手を伸ばして川崎の尻を撫でた)

沙希「んっ……もう、スケベなんだから」

八幡「嫌か?」

沙希「ううん、全然」

八幡(川崎はふふっと笑いながら作業を続ける。俺のと川崎自身の局部を綺麗にし終えるまで、俺は川崎の尻を撫で回していた)

沙希「よっ、と」

八幡(すべて処理し終わり、川崎は俺の隣に横たわる。俺も横を向いて川崎と見つめ合う体勢になり、脇に寄せていた毛布を二人の身体に被せる)

沙希「しちゃった、ね」

八幡「ああ。痛み、ないか?」

沙希「ん、ちょっと違和感あるかな…………おなか、撫でてくれる?」

八幡「おう」

八幡(俺は手の平を川崎の下腹に当てて撫でる。今この中に俺の精子が泳いでんだよな…………っていかんいかん、変なこと考えるな)

八幡「しかしまあ告白から一気にここまでの関係になるとはな。ちょっと予想外だった」

沙希「あたしは考えてたからね。正直断られたらどうしようって怖かったけど」

八幡「そういや親にも言ってきたんだっけ…………てかフられたらどうするつもりだったんだ? そのまま帰ったら気まずいだろ……」

沙希「そん時は比企谷に『肉便器やオナホール扱いでいいから処女奪ってください!』って土下座してたかな? 人前でやればそれを断れるほど意気地なしじゃないでしょ?」

八幡「お前は意気地ありすぎだ! ホント時々思い切ってくるよなお前は…………」

沙希「冗談だって…………多分」

八幡「おい」

沙希「でもおかげでこうなれたし。あたしは良かったって思ってるよ」

八幡「それは俺もだな」

沙希「でしょ? ……そろそろ寝よっか? もう日付も変わるし」

八幡「お、もうそんな時間か、道理で眠いわけだな……腕枕、するか?」

沙希「うん…………あ、あと、変なお願いしていい?」

八幡「何だ?」

沙希「その……日付変わるまで、キスしててくれない?」

八幡「おう、ほら」

沙希「ん」

八幡(川崎は頭を上げて俺の伸ばした腕を下に通し、頭を乗せる)

八幡(そこに俺は顔を寄せ、川崎と唇を合わせた)

沙希「ん…………」

八幡「ふ…………」

八幡(日付が変わってから五分ほどしてようやく俺達は唇を離す。しばらく見つめ合い、もう一度キスをする)

沙希「お休み、八幡」

八幡「お休み、沙希」

八幡(俺達は互いの背中に腕を回し、脚を絡めて抱きしめ合いながら眠りについた)

ちょっと短いけど今日はここまで
奉仕部との絡みを期待してくれてる人には悪いですが、もう少しサキサキのターンが続きます

あ、あといつも乙してくれる方々、感想をくれる方々、大変励みになります
変なタイミングですが一度ここらでお礼を言わせていただきます

八幡「ん…………」

八幡(目が覚める。見上げた視界に入ったのは見慣れぬ天井。ああ、そうか、昨晩は川崎と……)

八幡「あれ?」

八幡(隣に川崎がいない。部屋内を窺うとバスルームの方から水音がする。シャワーを浴びているようだ)

八幡(時間を確認すると退出時間まで一時間ちょっと。俺もシャワー浴びとくか。汗掻いたしな)

八幡(そっとドアを開けると、シャワーを浴びながら上機嫌で鼻歌を歌っている川崎がいた。俺には気付いていないようだ)

八幡(音を立てずに忍び寄り、後ろからギュッと川崎を抱きしめる)

沙希「ひゃっ!? ひ、比企谷? びっくりした…………」

八幡「はは、悪い悪い。おはよう、沙希」

沙希「あ……おはよう、八幡」

八幡(どちらから何を言うこともなく、俺達は自然に顔を近付けて唇を重ねる)

沙希「んっ…………ふふ、おはようのキス、だね」

八幡「ああ……なんつーか、俺がこんなこと出来る機会があるなんてな…………まだ夢じゃないかと疑ってるくらいだ」

沙希「やめてよ。夢だったら今のあたしも消えちゃうじゃない……あたしちゃんとここにいるから、ね」

八幡「そうだな…………シャワー、俺も使うわ」

沙希「ん、一緒に浴びよ」

八幡(俺達は互いの汗を流すようにシャワーを浴びながら相手の身体を撫で合う。少し欲情はしたが、昨夜に出すものを出し切ったせいかそこまでの気分にはならなかった。というか時間もそんなにないしな)

八幡(身体を拭いて部屋に戻り、脱ぎ散らかした服を着始める)

沙希「そう言えばあたし達本格的に付き合うことになったけどさ、周りにとってはあまり変化ないよね?」

八幡「あー、元々そういうふうに見せていたんだからな。となると奉仕部連中と小町が…………あ、しまった、昨日連絡してねえや」

八幡(スマホを確認すると何件かの不在着信とメールが来ていた。みんな小町からだ)

八幡(まだ心配してるかなと思いきや最後のメールには事情を把握して応援するといった内容があった。これは…………)

沙希「ああ、多分大志あたりから聞いたんでしょ。あんたにもあたしにも連絡取れなきゃ必然的に大志にいくでしょ」

八幡(横から俺のスマホを覗き込んだ川崎が言う)

八幡「くっ! 何て事だ! 俺が連絡を怠ったばっかりに小町が悪の手に!」

沙希「人の弟を悪呼ばわりするなっての…………小町って多分大志を男として見てないよ。姉としてはちょっと悲しいけど」

八幡「そうなのか?」

沙希「うん。ならむしろあんたにはいいでしょ、少しは近くにいても。小町もちょっとは兄弟以外の男に慣れとかないとどっかの馬の骨にコロッとやられちゃうかもよ」

八幡「そ、それはマズいな。よし、特別に大志は小町にほんの少し近くに来ることを許そう」

沙希「凄い上から目線…………」

八幡「それにいずれ小町と大志は義理の兄弟になるんだしな。なら少しくらい近付けてやっておかないと不自然か」

沙希「………………………」

八幡「ん、どうした川崎? なんか顔が赤いぞ?」

沙希「な、何でもない! そ、それより奉仕部の連中には説明するの?」

八幡「あー、別に隠すようなものでもないしな。聞かれたら答えるってくらいでいいんじゃねえか? あとは小町と、材木座にも言わないと……ああ、実は材木座に少し相談乗ってもらったからあいつも事情は知ってるんだ」

沙希「そう。実はあたしは戸塚に相談したんだけど」

八幡「え? 戸塚!?」

沙希「うん、あんたが風邪で休んだ時に色々と」

八幡「そ、そうか。なら俺が事情を説明しよう。あまり誤解を与えないようにしないと!」

沙希「…………あのさ、あたし少しくらいなら浮気はいいと思ってるけどさすがに男同士はちょっと」

八幡「そ、そんなんじゃねえよ。てか浮気認めんのかよ…………」

沙希「あんた周りに女の子多いでしょ。二人きりになったりとかもあるだろうし出掛けることだってさ。あたし束縛はあんまりしたくないから…………あたしが、一番であれば、いいから」

八幡「そんな心配しなくたって俺はモテねーから安心しろ。万が一モテるようだったらそんな男に一番好かれてるんだって自信を持てよ。お前が一番に決まってんだろ」

沙希「ふふ、ありがと。あたしもあんたが一番だよ」

八幡「おう、ありがとな…………んじゃそろそろ出るか。支払いするぞ」

沙希「うん。あ、ポイントカードあるよ。作っとこ?」

八幡「え? またここ来るのか?」

沙希「当たり前でしょ。でないとどこでこれからするのさ? あんたんちやあたしんちで出来るわけないし。それともしたくない?」

八幡「したいに決まってるじゃねえか。いやでも、場所とかはあんまり深く考えてなかった」

沙希「さすがに青姦はまだ、ね」

八幡「いずれするような言い方はやめろ」

八幡(俺は代金とそばにあったポイントカードをカプセルに入れてシューターから送る。しばらくしてお釣りとスタンプの押されたカードが戻ってきた)

八幡「お、ロックも解けたみたいだぜ。行くか」

沙希「うん。あ、ちょっと腕組んでいい? その、あそこに違和感あって歩きづらくて……」

八幡「あ、悪い、気が利かなかった。ほら」

沙希「ん」

八幡(忘れ物がないかを確認し、俺達は腕を組みながらホテルを出た。太陽が少し眩しい)

八幡「とりあえずどっかで朝飯にするか。腹減っただろ?」

沙希「そうだね、激しい運動もしたし」

八幡「お、お前…………コホン、つってもまだ朝早いから店なんかやってねえな。ファミレスかファーストフードでいいか?」

沙希「うん。サイゼとかでいいんじゃない? あっちにあったでしょ?」

八幡「お、わかってるな。じゃ、行こうぜ」

沙希「うん」

八幡(俺達はサイゼリヤに向かって歩き出した。この時間なら休日とはいえまだ混んでないだろ)

さっき『今日はここまで』と言ったな。毎度のことだがあれは嘘だ!
嘘つきですまんな!

変わりに明日投下出来ないかも
いや、ちょっとサイゼリヤでの展開に悩んでて……誰かと出くわすとか見られるとか色々思い付いたらどれにしようかまだ絞りきれてなくて(笑)

また明日か明後日ノシ

八幡「よし、何食う? 俺は決まってるぞ」

沙希「まだ席着いたばかりじゃない…………」

八幡(サイゼに到着し、店員に案内されて座った早々の会話がこれだ)

八幡(そうだった。基本一人か小町としか来ないからついいつもの癖で。普通はメニューを見るんでしたね)

八幡(川崎がメニューを確認して店員を呼び、俺達は注文をした)

八幡「ドリンクバー取ってくる。何がいい?」

沙希「あ、あたしも」

八幡「いいから座ってろって」

沙希「ありがと……じゃ、紅茶お願い」

八幡「あいよ」

八幡(俺はドリンクバーコーナーに行き、飲み物を淹れる)

かおり「あれ? 比企谷?」

八幡「! …………折本、か」

かおり「朝からこんな所で会うなんて奇遇じゃん。超ウケる」

八幡「確かにな…………何でこんな朝早くからサイゼにいるんだ?」

かおり「私は学校の友達とカラオケでオールした帰り。あそこにいる連中」

八幡(折本が指差した席には四人ほどの見知らぬ女子集団がいた)

かおり「比企谷は? 妹と? 一人? なんなら一緒する?」

八幡「一緒って有り得ねーから。お互い罰ゲームでしかないだろ…………その、彼女と来てんだよ」

かおり「……………………え?」

八幡「あそこに座ってるやつだ」

八幡(俺は川崎のいる方を指差す。川崎はこちらに気付いてないようで窓の外を眺めていた)

かおり「え? 嘘、マジで?」

八幡「別に信じなくてもいいよ…………んじゃな」

かおり「あ、うん…………」

八幡(俺は二つのカップを持って席に戻る)

八幡「へい、お待ち」

沙希「ん、ありがと。誰と話してたの?」

八幡「なんだ見てたのか。中学の頃のクラスメートだ」

沙希「ふうん。結構可愛いじゃない。黒歴史の一人?」

八幡「まあな」

沙希「あっさりしてるね」

八幡「今更こだわることでもないしな」

沙希「……ふふ」

八幡「何だよ?」

沙希「ちょっと前の比企谷だったらさ、もう少しキョドってたりしてたんだろうなって」

八幡「…………かもな」

沙希「あたしが比企谷を変えちゃったのかなって思ったら、ね」

八幡「そうだな……こんな色気ねえとこで言うのもなんだけど、俺、お前に出会えて良かった」

沙希「うん、あたしも。あ、料理来たよ」

八幡「よし、じゃあサイゼるか」

沙希「そんな動詞初めて聞いたんだけど…………」

八幡(思っていた以上に空腹だったようで、二人とも無言で食事をする。考えてみりゃ映画前に食ったファーストフード以来まともなもん食ってねえしな…………運動もしたし)

八幡(満腹とはいかないが、それなりに満たされてメニューのデザートのページを開く)

八幡「どれにすっかな…………川崎は?」

沙希「あたしはこれでいいかな?」

八幡「おいおい、もっと高いの頼んでもいいんだぞ? まだ全然余裕あるし」

沙希「え? あんたここも出す気なの?」

八幡「え? 出させてくんねえの?」

沙希「だって、昨日から映画もホテルも出してもらってて…………あたし全然財布軽くなってない」

八幡「いいんだよ。そもそもサイゼなんて高いもんでもねえし。いつも弁当もらってんだからこういう時の飯代は俺に出させろって」

沙希「…………じゃあここはご馳走になっとく。そういえばあたしもバイトしなきゃね」

八幡「自転車か? やっぱり俺の送り迎えだけじゃ不便か」

沙希「それよりホテル代かな。毎回あんたに払わせるわけにもいかないでしょ?」

八幡「………………あの、川崎さん。どのくらいのペースで行くつもりなんでしょうか?」

沙希「さあ? 行きたかったら行く、でいいんじゃない?」

八幡「んなアバウトな…………いや、ある意味正しいんだろうけどさ」

沙希「じゃあそうだね……比企谷、あんたこれからオナニー禁止。代わりにしたくなったらあたしとホテルに行くってのでどう?」

八幡「却下だ却下。ほぼ毎日行くなんて現実的じゃねえだろ」

沙希「あ、やっぱり毎日のようにしてるんだ」

八幡「男子高校生の性欲舐めんなっての」

沙希「うーん……あそこの休憩があの値段で…………ひと月に……」

八幡(何やらぶつぶつと計算し始めた川崎。今のうちにデザートを頼んでしまおう。店員を呼んで川崎のも適当に注文する)

八幡(というか周りの席に他の客がいなくて良かった。いたらとてもこんな会話できないからな)

沙希「うーん…………色々考えると週一で泊まって一晩中するってのが一番現実的でコスパいいかな?」

八幡「結論出たか? とりあえずパフェ来たから食え」

沙希「あ、いつの間に。うん、いただきます」

八幡「で、バイトすんのか?」モグモグ

沙希「したいけど家のこともあるしあんたと会う時間削るのも意味ないしでね、どうしようかなと」モグモグ

八幡「家でできる内職的なものとかどうだ?」モグモグ

沙希「造花作ったりするやつ?」モグモグ

八幡「イメージ古いな…………高校生なら小学生の通信教育の採点とかもあるぞ。気になるならあとでそういうのまとめた情報サイト教えてやるよ。俺も使ったことあるから」モグモグ

沙希「そう? じゃ、よろしく」モグモグ

八幡「おう」

沙希「で、やっぱりホテルは週一くらいかなって。週末に泊まりでってのがあたしの希望なんだけど…………」

八幡「んー、それくらいなら俺の小遣いとスカラシップ錬金術で何とでもなるぞ? お前がバイトなんかしなくても」

沙希「嫌だよ。あたしが比企谷に負い目ばかり増えるじゃない。ある程度は対等でいたいんだからさ」

八幡「気にしねえでいいのに…………ドリンクバーいるか?」

沙希「あ、じゃ、また紅茶で」

八幡「おう。行ってくる」

八幡(俺はドリンクバーコーナーに行き、紅茶とコーヒーをカップに注ぐ)

八幡(しかし週一か。俺としては毎日でもいいくらいなんだがな、さすがに金銭的余裕がないが。エロゲーの主人公は何で一人暮らしばっかりなんですかね?)

八幡(注ぎ終わったのを確認して席に戻る)

八幡「おまちどおさん、と」

沙希「ん、ありがと」

八幡「で、川崎。一応確認するけどオナニー禁止って冗談だよな? 週一でしか出さないってのはエロ魔神の俺としてはキツいぞ」

沙希「何さエロ魔神て…………えっと、オカズもあたしメインにしてくれない? 本とか漫画とかでもいいけどちゃんとあたしに置き換えて。たまになら、他の女でもいいけど…………ちょっとワガママかな?」

八幡「大丈夫。この前言われてからお前ばっかりだから」

沙希「ん。ならいいかな…………ってホテルで写メでも撮っとけば良かったかな? オカズになりそうなエロいやつ」

八幡「え、何、撮らせてくれんの? そういうの普通嫌がるもんじゃね?」

沙希「比企谷にならいいよ。でもちゃんと使ってね。あと他の人に見せないように」

八幡「誰が見せるか。お前のそういうとこは俺だけのもんだから…………んじゃ今度いっぱい撮らせてくれよ」

沙希「うん。もちろん写メだけじゃなくて今度はあたしからもさせて」

八幡(川崎はそっと俺の耳に囁いてくる)

沙希「これからは口や胸でも、色々してあげるから、ね。雑誌とかでも勉強してるから」

八幡「ああ。楽しみにしてるぜ、エロ崎さんよ」

沙希「ふふっ」

八幡(デザートも食い終わり、少しゆっくりしていると、川崎の目線が俺の後ろに走る。何事かと振り向くと折本がこっちに向かってきた)

かおり「やっほ」

八幡「どうした?」

かおり「ん、私たちもう出るから挨拶しとこうかなって」

八幡(そうは言ったものの折本の目線はチラチラと川崎の方に向かっている。それに気付いた川崎が僅かに頭を下げた)

沙希「八幡の彼女の川崎沙希です。よろしく」ペコ

かおり「あ、昔比企谷とクラスメートだった折本かおりです…………や、やっぱり本当に彼女なんだね」

沙希「似たようなことを結構言われてるけど…………八幡って周りが思ってるよりずっといい男だよ。何でみんなわからないんだろ?」

八幡「そういうのを本人の前で言うな。って、え? 結構言わてれる?」

沙希「何回か言い寄られてるの知ってるでしょ。そん時だよ。本当に付き合ってるのか、みたいな」

八幡「ああ……まあわからんでもない」

かおり「ふ、ふーん。良かったね比企谷。こんな綺麗な彼女できて」

八幡「ああ、ありがとな。沙希を綺麗って言ってくれて嬉しいぞ」

かおり「う、うん。じゃ、私行くから。またどっかで」

八幡「おう、またな」

八幡(折本はそそくさと離れ、レジにいた連中と合流する)

八幡「? 何しに来たんだ本当に」

沙希「そりゃ自分がフった相手が誰かと付き合ってたら気になるでしょ。あたしを見に来たんだよ」

八幡「そんなもんなのか? フられた経験しかねえからわからん」

沙希「下世話な勘繰りをするなら自分は大魚を逃がしたかもって考えたりとかね。あの子は単純に興味があっただけっぽいけど」

八幡「ふーん。ま、どうでもいいわ。そろそろ出るか?」

沙希「うん。そうしよっか」

八幡(俺は伝票を掴み、川崎と腕を組んでレジに向かう)

ファミレス回ここまで
今回は本当に自分でも何だったんだろうって思う。いちゃついてるわけでもなくストーリーがすすむでもなく……自分で読み返してあんまり面白くない気がする
当初の予定ではもうちょっとサキサキとかおりんの絡みがあったんだけど、何か違うなーって出番とセリフ削ったらいなくてもいいくらいの存在に(笑)
まあここで出さないと以降出番はないのでせっかくということで

そして残念なお知らせ
まだまだサキサキのターンです。奉仕部は出てきません

またノシ

八幡「そういえば今日は何か予定あんのか?」

沙希「夕飯の支度と買い物があるけどそれまでは何にもないよ。比企谷は?」

八幡「川崎と一緒にいるって決めてる以外何もねえな。どっか行きたいとことかあるか?」

沙希「あ、じゃあ……その」

八幡「どうした?」

沙希「プ、プリクラ、あんたと撮りたい…………」

八幡「はは、今更プリクラくらいで照れんなよ。いいぞ行こうぜ。俺の知ってるとこでいいか?」

沙希「うん」

八幡(俺達はゲームセンターに向かって歩き出す。ここからそう遠くないしすぐに着くだろ)

八幡(いつものとこに到着して中に入る。まだそんなに人は多くない。俺達はプリクラコーナーに向かった)

八幡「機種はどうする? 俺も違いはわかんねえけどさ」

沙希「あ、あたし実はプリクラって初めてでさ。そういうの全然わかんないんだけど…………」

八幡「そうなのか? んじゃ適当でいいな。これにするか」

八幡(以前戸塚と材木座と撮ったやつだ。これならまだ使い勝手わかるし)

沙希「ねえ…………あんたはプリクラ撮ったことあるの?」

八幡「おう。前もここで撮ったからな」

沙希「だ、誰と? 由比ヶ浜? 雪ノ下?」

八幡「ん、なんなら見せてやるよ」

八幡(俺はスマホカバーの裏に貼り付けてあるプリクラを川崎に見せた)

沙希「戸塚じゃん…………」

八幡「そうだ。羨ましいか?」

沙希「ここカップルでないと入れ…………ああうん、もういいや」

八幡「ま、女子と撮るのは初めてだな。入ろうぜ」

沙希「うん」

八幡(機械の中に入り、コインを入れる。コース選択の画面になる)

八幡「この恋人フレームでいいよな?」

沙希「うん。ふふふ」

八幡(川崎が照れ臭そうに微笑む。可愛い!)

『まずは基本! 男の子は女の子の肩を抱き寄せてくっつこう!』

八幡(機械が喋り、俺は川崎を抱き寄せる)

沙希「ん…………」

『行くよー! 3、2、1、ハイ!』カシャ

『上手く撮れたかな? それじゃあ次。今度は後ろから男の子が女の子を抱きしめよう!』

八幡「えっと、首と腹、どっちに腕を回す?」

沙希「今回はお腹の方がいいかな?」

八幡「おう」

八幡(俺は後ろから川崎を抱きしめ、川崎の肩の上から顔を覗かせる)

『彼氏さん、しっかり抱きしめたかな? 3、2、1、ハイ!』カシャ

『それじゃあカメラをズームにするよ! 女の子が男の子のほっぺにチューしちゃおう!』

八幡(カメラがズームモードになり、確認画面の顔がアップになる)

八幡「よし来た! 早くしろ早く!」

沙希「なにそのテンション…………い、いくよ」

八幡「おう」

八幡(カメラの方を向く俺の顔に自分の顔を寄せ、川崎は唇を俺の頬にくっつける)

『ラブラブだねー! 行くよー! 3、2、1、ハイ!』カシャ

『次でラスト一枚! 好きなポーズで写っちゃおう!』

八幡「おっと、どうする? 少し考える時間あるみたいだけど」

沙希「今度はあたしが後ろから比企谷に抱きつきたいな。ちょっと前出て屈んでよ」

八幡「わかった」

八幡(言う通りにすると、川崎は後ろから俺の肩の上から腕を回して抱き付き、顔を横から覗かせた)

『決まったかな? 行くよー! 3、2、1、ハイ!』カシャ

『お疲れ様でした! 外の機械でラクガキしていってね!』

八幡(俺達は一旦身体を離し、ラクガキコーナーに向かう。表示されている画面の俺の目は相変わらず腐っていた。川崎はこんなに綺麗なのになあ)

沙希「へえ、こんなふうになってるんだ」

八幡「とりあえず川崎の好きにしていいぞ。結構時間あるから」

沙希「ん。じゃあ……」

八幡(川崎は日付を入れたり色んなマークを付けたりしていく。随分夢中になってるな…………って)

八幡「おい、ハートマーク多過ぎじゃね?」

沙希「何言ってんの。あたしの比企谷に対する愛情はこれでも全然足りないってば」

八幡「…………」

八幡(こ、こいつやたら集中してて気付いてないのか? 結構恥ずかしいことをかなり真顔で言ったぞ?)

沙希「…………あっ! あうう……こ、こんなもんかな? ひ、比企谷も何かすれば?」

八幡(あ、気付いたか。突然顔を真っ赤にしてしどろもどろになってる)

八幡「んー……いや、俺はいいや。あんまりやってもどうかと思うしな、付き合った記念ならこんなもんでいいだろ」

沙希「う、うん」

八幡(終了ボタンを押して機械の外に出てしばらく待つ。取り出し口にカタンと音がして物が出てきた)

八幡「よっ、と。ハサミハサミ、あそこか」

八幡(プリクラを取り出し、ハサミが用意されてるテーブルに向かう。そこで半分にし、片方を川崎に渡す)

沙希「ありがと……ふふ」

八幡(川崎は本当に嬉しそうにそれを胸に抱く。可愛い!)

八幡「さて、どこに貼るかな…………川崎はどうすんだ?」

沙希「んー。何枚か財布の見えづらいとこにでも貼って……あとは取っとく。比企谷はまたカバー裏?」

八幡「戸塚とのと一緒になるけどいいか?」

沙希「うん」

八幡「んじゃ貼っちまうか」

八幡(俺はカバーを外し、プリクラを貼っていく)

八幡(作業を終え、俺達はプリクラコーナーから出た。これからどうすっかな、と思っていると突然声がかけられる)

義輝「八幡? 八幡ではないか」

八幡「ん? ああ材木座か。来てたんだな」

義輝「今そのプリクラコーナーから出てきたようだが……どうやら首尾は上々といったところのようだな」

八幡(材木座はちら、と隣の川崎を確認する。俺は川崎を抱き寄せた)

沙希「あっ……」

八幡「ああ、俺達付き合うことになったから」

義輝「ふむ、それはめでたいことだリア充爆発しろ」

八幡「おい、本音だだ漏れだぞ」

義輝「おっと失礼。川崎嬢、八幡はこう見えても良く出来た男だ」

沙希「うん、知ってる」

義輝「ただ自己評価が低かったり自己犠牲が過ぎるところがある。どうかしっかり見ていてやってほしい」

八幡「親かお前は」

沙希「ふふ、うん。あたしはいつも傍にいて八幡を支えてるから」

義輝「うむ。ではあまり邪魔をするのも良くないので我は退散しよう。さらばだ」

八幡(材木座は手を振ってゲームコーナーの方に行ってしまった。俺は川崎の肩に回していた手を離す)

八幡「報告の一番があいつだったってのは何だかな…………」

沙希「いいじゃない別に。それよりこれからどうする?」

八幡「ん、どうしようか? また適当にぶらつくか?」

沙希「うん、あんたと一緒ならどこでも」

八幡(川崎はそう言って俺の腕に自分のを絡めてくる。俺達はゲームセンターを出た)

ゲームセンター回終了!
まだまだサキサキのターン!


またねノシ

八幡(どこを目指すわけでもなく、ふらふら歩いていると駅前の広場に出る)

沙希「ね、ちょっと座ろ?」

八幡「おう」

八幡(俺達は空いているベンチに腰を下ろした。川崎は腕を組んだまま体重を俺に預け、肩に頭を乗せてくる)

八幡(二人とも何も喋らない。しかしそれが苦痛でも気まずくもなく、穏やかな時間が流れた)

八幡(しかしその時間は唐突に鳴った音によって中断されてしまう)


グウ~


沙希「…………」

八幡「…………」

沙希「今の、あんたのお腹?」

八幡「おかしいな……ちゃんとサイゼで食ったのに」

沙希「でも昼が近いといえば近いか。何か食べよ?」

八幡「そうだな…………あ、じゃあたこ焼き食おうぜ、あそこで売ってるやつ」

沙希「うん。いいよ」

八幡「じゃ、ちょっと二人分買ってくるから待っててくれ」

沙希「はいはい。あたしは六個入りのでいいからね」

八幡「おう」

八幡(俺はベンチから立ち上がり、店舗の方に向かう)

八幡(六個入りと八個入りを一つずつ購入し、ベンチに戻る)

八幡「お待ち。ナンパされなかったか?」

沙希「あんな短い時間でされるわけないでしょ」

八幡「でも以前五分程度で三人くらいに声かけられてたじゃねえか。映画見る前に待ち合わせてた時」

沙希「…………なんで知ってんの?」

八幡「あっ」

沙希「あんた、見てたの?」

八幡「う、そ、その…………あの時のお前の格好がすげえ綺麗でさ」

沙希「えっ?」

八幡「見惚れてボーっとしちまってたんだ、すまん」

沙希「そ、そう。いいけどね別に。さ、たこ焼き食べよ」

八幡「おう、そうだな」

八幡(俺がベンチに座ると、川崎は袋から八個入りの方を手に取る)

八幡(うん。もう川崎の行動が読めてしまうな。止める気なんぞ一切ないが)

沙希「ふー、ふー…………はい、あーん」

八幡(少し息を吹きかけて冷ましてから俺に差し出してくる。俺は口を開けて迎え入れた)

八幡「んっ…………美味い。んじゃ今度は俺が」

沙希「うん」

八幡(そうやって互いに全部食べさせ合った。バカップルか俺達は)

沙希「ごめん、ちょっと御手洗い行ってくるね…………あ、混んでる」

八幡「気にすんな行ってこい。俺はあそこのCDショップにいるから」

沙希「うん、わかった」

八幡(川崎はショッピングモール内のトイレに向かった。さて、今のうちに…………)

八幡(CDショップに戻り、某アイドルゲームの新曲をチェックしていると川崎がやってきた)

沙希「ごめん、お待たせ」

八幡「おう。今日はそろそろ帰るか? 夕食の買い物もするなら時間もそんなにないだろ?」

沙希「ん、そうだね。スーパー寄らないといけないし」

八幡「んじゃ行こうぜ。前行ったあのスーパーでいいのか?」

沙希「うん…………てか一緒に来てくれるの?」

八幡「当たり前だろ。嫌だっつってもお前を家に送り届けるまでつきまとってやる」

沙希「ふふ、ありがと。行こっか?」

八幡「おう」

八幡(俺は川崎と一緒にスーパーに向かう。店内に入ってカゴを持ち、食材を物色し始める。材料から察するにカレーだろうか?)

沙希「よし、こんなもんかな? レジ行こ」

八幡「あいよ」

八幡(レジに並び、川崎が会計をしている間に俺はぱぱっと袋詰めをする。重いものと軽いものに分けて二袋分だ)

沙希「一つ持つから片手空けて」

八幡「ん、ほら」

八幡(俺は軽い方の袋を渡し、空いた手を差し出す。川崎は袋を受け取ったあと、横に並んで俺の手をきゅっと握った)

沙希「じゃ、帰ろっか」

八幡「おう」

八幡(俺達は川崎家に向かって歩き出す)

八幡(長い、二日間だったな…………色々あった)

八幡(でも)

八幡(あとひとつ…………)

平日の深夜だから社会人が投下するわけないって?
その幻想をぶち壊す!

いや本当に長い二日間だった。いつの間にか500超えてるしね
あとちょっとでデートも終わりや

ほなまたノシ

アイマスです
ちなみに俺は菊地真推し
では投下

八幡(心なしか少しゆっくりめに歩きながら時折雑談をし、やがて川崎家が見えてきた)

八幡(ちょっと前までの川崎だったら家族に見られる可能性を考慮して恥ずかしがってここで手を離していただろう)

八幡(しかし、川崎は力を緩めず、ぎゅっと俺の手を握りっぱなしでいた)

八幡(正直俺の方は恥ずかしいから離してもらいたいくらいなんだが…………まあいいか)

京華「あー、さーちゃんとはーちゃんだー!」

八幡(ちょうど玄関からけーちゃんが出て来た。後ろには母親の姿も見える)

八幡(俺は慌てて繋いだ手を離そうとしたが、川崎はしっかりと俺の手を掴んで離さなかった)

沙希「ただいま、母さんけーちゃん。買い物してきたから。比企谷も手伝ってくれたよ」

川崎母「まあ、どうもありがとうございます」

八幡「あ、いえ…………」

八幡(気まずいってレベルじゃねえぞ! 娘が一晩過ごした相手だよ!? なんでそんな平然としてるんですか!?)

川崎母「よろしければお茶でも飲んでいきませんか?」

沙希「そうだね。比企谷、あがってってよ」

京華「はーちゃんあがってってー」

八幡「は、はい、じゃあちょっとだけお邪魔します…………」

八幡(女三人の誘いに俺は断りきれず、川崎家にお邪魔することになった)

八幡(川崎は着替えと買ったものの整理の為に奥に行ってしまったので、居間には俺と俺の膝の上に座るけーちゃん、それとお茶を用意してくれてる川崎の母親の三人がいた)

八幡(…………何を話せばいいんだこれ?)

沙希「お待たせ。そういえば男連中は?」

川崎母「三人で公園に行ってるよ。もうすぐ帰ってくると思う」

沙希「そ。んじゃ母さんに先に言っとく。あたし将来比企谷と結婚するからね」

八幡「お、おい、いきなり何を!?」

沙希「あれ、してくれないの?」

八幡「いや、するつもりだけどさ、もうちょっと順序ってもんが…………」

川崎母「まあ。八幡君、沙希をよろしくね」

八幡「あ、え、えっと、いいんですか? 大事な娘さんをこんな俺に」

川崎母「そうね…………じゃあちょっと聞かせてもらうけども」

八幡「は、はい」

川崎母「沙希のことは好きかしら?」

八幡「…………はい。俺の人生でこんなにも人を好きになったのは初めてです」

川崎母「うん。私はそれで充分だから。あとはお父さんの説得ね」

沙希「そんなもんあたしが強く言えば通るでしょ」

八幡(父親が娘に弱いのはどこも同じらしい)

沙希「けーちゃんははーちゃんとあたしが結婚するの賛成?」

京華「さんせーい!」

沙希「ん。これでうちの家族は問題ないよ」

八幡「はあ、なんか色々すっ飛ばしてる気もするが…………けーちゃん、ちょっと降りてくれ」

京華「うん」

八幡(けーちゃんが膝から降り、俺は正座して川崎の母親に頭を下げる)

八幡「沙希さんと、交際させてもらっています。沙希さんを、娘さんを俺にください」

川崎母「はい。沙希をよろしくお願いします」

八幡(川崎の母親も頭を下げた。川崎はちょっと涙ぐんで目元を指で拭いている)

八幡(しかしまだ高校も卒業してねえってのに相手の親に挨拶することになるとはな)

???「おーい、帰ったぞ」

川崎母「あら、帰ってきたわね」

沙希「ん、じゃあ父さんにはあたしが先に話つけとくよ。弟達は反対しないでしょ。比企谷から言っといて」

八幡「ええー…………」

八幡(大志達には俺が話すのか…………てかやっぱり色々おかしいだろこれ……)

八幡(川崎が出て行ってしばらくしてから弟二人がやってきた)

大志「あ、どうもお兄さん。姉ちゃんに聞いたんすけどなんか大事な話があるとか?」

八幡「ん、ああ…………」

大志「どしたんすか? あと今日は『お兄さんと呼ぶな』って言わないんすね」

八幡「それはなぁ……呼んでもらうことになるわけだし」

大志「?」

八幡「あー、俺な、お前の姉ちゃんと婚約したから」

大志「へー、そうなんすか………………え?」

八幡「だから俺のことをお兄さんと呼ぶのも吝かでないっつーか…………まあそういうことだ」

大志「え、ええええ!? マジですか!?」

八幡「ああ。その、一応反対なら言ってくれ。認めてもらえるよう努力はするつもりだから」

大志「何言ってるんすかお兄さん! むしろ姉ちゃんの相手はお兄さんしかいないと思ってたくらいっすよ! 姉ちゃんをよろしくお願いします!」

八幡(勢い良く頭を下げる大志。横にいる弟もつられて頭を下げた。これで残るは川崎の親父さんだが…………あ、多分親父さんであろう男性と川崎が入ってきた)

川崎父「………………」

八幡(川崎は俺の隣に座る。親父さんは俺を見、テーブルの反対側に座った。俺は視線を逸らしたいのを必死に堪える)

川崎父「八幡君…………だったね?」

八幡「はい。比企谷八幡です。沙希さんと交際させてもらっています」

川崎父「そうか…………沙希は私達の自慢の娘でね。少々人付き合いが不器用だが立派に育ってくれたと思っている」

八幡「はい…………」

川崎父「その娘が見込んだ相手ならきっと大丈夫だろう。どうか、沙希をよろしく頼む」

八幡(そう言って親父さんは頭を下げてくる。俺も慌てて頭を下げた)

八幡「はい! 認めてくれて、ありがとうございます!」

沙希「比企谷ぁ!」

大志「やったっすねお兄さん!」

八幡(川崎家の子供四人がこぞって俺にしがみついてくる。前にも思ったけど川崎家の俺に対する好感度の高さは何なんだ?)

川崎母「ふふ。今日はお祝いかしらね?」

沙希「比企谷、ウチでご飯食べてく?」

八幡「あー……いや、悪いけど今日は遠慮しとく。ウチの親にも言っとかなきゃなんねえし」

沙希「そう? ま、明日学校もあるしね。遅くなったりすると大変か」

川崎母「なら今度お互いの家族の顔合わせをしましょう? その時にパーティーでもすればいいわよね」

八幡「わかりました。ウチの親に言っときます」

八幡(改めて俺は皆に頭を下げ、今後ともよろしくと挨拶をして川崎家を辞する)

八幡(川崎だけ家の外まで見送りに出てきてくれた)

八幡「いやあ、何かすげえことになったなぁ…………まだ高校生なのに婚約までしちまったぜ」

沙希「嫌だった?」

八幡「んなわけあるか。嬉しすぎて現実味がないのは確かだけどな」

沙希「あとはあんたの方の家族だね」

八幡「ああ、それなら心配すんな。小町は最初から応援してくれてるし、両親はどっちかっていうと『本当にコイツでいいのか?』って確認するぐらいだろ。万一反対されても小町から言えば大丈夫だから」

沙希「そう? なら良かった」

八幡「…………」

沙希「…………」

八幡「あー……川崎」

沙希「ん? 何?」

八幡「順番が色々おかしいけどさ、改めて言うわ」

八幡(俺はポケットから昼に買っておいたものを取り出す)

八幡「給料三ヶ月分ってわけにもいかないんだけど」

沙希「! そ、それって!」

八幡「俺の、気持ちです。将来、俺と結婚してください」

八幡(俺は指輪を差し出しながら川崎に言葉を放つ。川崎はぽろぽろと涙を流しながら答える)

沙希「はい…………お受け、します」

八幡(実に感動的なシーンだと思う。川崎が答えた瞬間に玄関のドアが開いて川崎家一同が倒れ込んでこなければ)

八幡「…………」

沙希「…………」

川崎一族「…………」

川崎母「ほほほ、どうぞごゆっくり」

八幡(そう言って何事もなかったかのように立ち上がり、みんな中に入ってドアが閉まる)

八幡「…………」

沙希「…………ごめん。ウチの家族が……」

八幡「あー……いや、気にすんな。それよりこれ、受け取ってくれ」

沙希「ううん。比企谷が嵌めて。あたしの指に」

八幡(川崎はそう言って左手を差し出してくる。俺はその手を取り、指輪を薬指に嵌めた)

沙希「比企谷、ありがとう。最高のプレゼントだよ」

八幡「そいつは良かった。買った時は指輪なんてちょっと重いかなって思ったけどこうなると丁度良かったわ」

沙希「うん……嬉しい…………」

八幡(川崎は指を伸ばしてじっと指輪を見つめている。正直名残惜しいけどあまり時間をかけるとまた家族が様子見に来るだろう)

八幡「じゃ、俺は帰るから。また明日の朝迎えに来る」

沙希「うん、待ってる」

八幡「また明日な、沙希」

沙希「また明日ね、八幡」

八幡(俺は手を振って川崎と別れた。キスでもしようかと思ったが、また家族に見られてもあれだしな)

くそっ!リア充爆発しろ!!

…………失礼。今日の投下はここまで
ようやくデート終了。なんかあれよあれよという間に婚約までさせちゃいました。正直俺も予想外
いいか。この話は平塚先生には内緒だからな?

あとは今後の話をちょろっと書いて完結かしら?
また明日ノシ

あ、指輪はそういうつもりで買ったんじゃないけど、結果的に婚約指輪っぽくなって丁度良かったってことです。わかりにくくてすまん
お詫びに平塚先生の愚痴を聞く権利をやろう

八幡が魔法遣い見習いから勇者へクラスチェンジしたせいか、もう初期とは別人レベルで男らしいな。サキサキも依存度高杉だろ。
ぼっちのリミッターが外れるとこうなるのか…

八幡「ただいま」

八幡(ドアを開けるとリビングには小町と親父がいた。お袋は台所にいるようだ)

小町「あ、お帰りお兄ちゃん。沙希さんとのデートどうだった?」ニヤニヤ

八幡「ん、ああ…………」

比企谷父「いいんだ八幡、何も言わなくていい。自分の部屋で思いきり泣いてこい」

八幡「だからフられた前提で話をすんな…………ちょっと話したいことがある。お袋もいいか?」

八幡(声をかけると手を止めてこちらにやってくる。俺の少し真面目な表情に小町は不安そうな顔だ)

八幡「その、実は今度会ってもらいたい人がいるんだが」

比企谷母「あら、もしかして昨日言ってた川崎さん? 告白してきたんでしょ。上手くいったの?」

八幡「えっと、川崎もだけど会ってもらいたいのはそれだけじゃなくて…………」

比企谷父「何だ? はっきり言え」

八幡「その……川崎と婚約したからさ、向こうの家族と会ってもらいたいんだ」

八幡以外「…………………………え?」

八幡「日取りは向こうとも相談するけど早けりゃ今度の土日辺りにでも…………」

比企谷母「ちょちょちょちょっと八幡、あなた何を言ってるの?」

小町「おおおお兄ちゃん、こここ婚約って沙希さんと!? え? え?」

比企谷父「おい落ち着けお前たち。ほら、深呼吸だ、ヒッヒッフー、ヒッヒッフー」

八幡「親父も落ち着け。何を産む気だ」

八幡(結局全員落ち着くまでしばらく時間を要した。深呼吸したり水を飲んだりして、ようやくまた全員が元の位置に座る)

比企谷父「ふう、落ち着いた。あのな八幡、婚約ってのはお前の意志だけで決められるものじゃないんだ。まず相手の返事を聞いてからでないと」

八幡「ストーカーじみた一方的な考えなんてしてねえから。ちゃんと告白したから」

比企谷母「あのね八幡、その川崎さんというのはひょっとしたらあなたの想像上の人物ではないかしら?」

八幡「精神病でもねえから。小町も会ったことあるし」

小町「うーん、お兄ちゃんと沙希さんが付き合うとは思ってたけどまさか婚約までするなんて…………本当に?」

八幡「何だよ小町まで。別に本人に確認したって構わねえぞ?」

比企谷父「しかしお前まだ高校生だろう? 相手の親御さんが何て言うか…………」

八幡「ああ、それは問題ない。もうあっちの家族には許可もらってるから」

比企谷父「え?」

八幡「なんか家族総出で川崎のことをよろしく頼むって頭下げられたよ。何で川崎一家ってあんなに俺を信頼してんのか知らねえけど」

小町「さ、沙希さんの両親にも?」

八幡「ああ、ついさっきな」

比企谷父「なあ、その川崎さんはどういう子なんだ? 気を悪くしたらすまないが、不良物件を早く片付けようとかそういうことじゃないよな? …………いや、怒るな。俺は川崎さんをよく知らんのだ。高校生の娘を婚約させるなんて現代ではなかなかないんだぞ」

小町「お兄ちゃん落ち着いて。怖い顔になってるよ…………お父さんの言うこともわからないわけじゃないでしょ」

八幡「…………ああ、すまん」

小町「でもお父さん、沙希さんはいい人だよ。正直お兄ちゃんには勿体ないくらい」

比企谷母「へえ。ちなみに顔は可愛いの? 写真とかないの?」

八幡「プリクラぐらいしか…………あっ」

小町「え、お兄ちゃん沙希さんとプリクラ撮ったの? 見せて見せて!」

八幡(しまった。つい口が滑った…………ええー、あれ見せるの? …………ま、いいか)

八幡「スマホカバーの裏に貼ったんだけどな。ほら、これだ」スッ

小町「! お、お兄ちゃん! お兄ちゃんが沙希さんにほっぺにチューされてるよ! ほら!」

八幡「知ってるよ俺達が撮ったんだから」

比企谷父「おい、この子のどんな弱みを握って言うことを聞かせてるんだ? 今ならまだ謝れば間に合うぞ」

八幡「雪ノ下みたいなこと言ってんじゃねえよ。そんなことしてないから」

比企谷父「し、しかしこんな綺麗な子がお前を好きになるなんて」

八幡「うん、それはみんなに言われるわ。ちょっと俺も思うけど」

比企谷母「でも本当に美人ね。スタイルもいいし」

八幡「ああ。ちなみに家族多くて親御さんが大変だから家事は率先してやってる。料理とかすげえ美味いし、裁縫とかもそこらの主婦より腕が良いと思う」

小町「そういえば昨日のお昼は沙希さんの手料理だったんだっけ?」

八幡「悔しいことに食事に夢中になってしまったよ…………あと四人姉弟の一番上だから面倒見もいいしよく気が利く」

比企谷父「聞けば聞くほど良い子じゃないか」

八幡「ああ………………な、なあ小町、何で川崎は俺なんかを好きになったんだ?」

小町「何でそこでヘタレるのこのゴミいちゃんは!? むしろ自信持とうよ!」

八幡「そ、そうだな、うん。プロポーズしてOKもらったんだ。川崎は俺が好き。川崎は俺が好き…………」

小町「なんか自己暗示みたいなのかけ始めた……」

八幡「ま、まあそんなわけだから。このメモ、川崎んちの電話番号な」

比企谷母「じゃあちょっと電話してみるね。今大丈夫かしら?」

八幡「いつでもどうぞって言ってたし大丈夫じゃね? 俺ちょっと着替えてくるから。小町、そろそろカバー返してくれよ」

小町「あ、うん」

八幡(俺はカバーを戻し、部屋に戻る)

八幡(部屋着に着替えているとスマホが鳴った。画面を確認すると川崎からの着信だった)

八幡「おう、もしもし?」

沙希『もしもし、今大丈夫?』

八幡「平気だ。どうした?」

沙希『今、親同士が電話してるでしょ? 比企谷も親に言ったんだなって確認をちょっと』

八幡「そっか。やっぱり信じられないって反応だったけどな。多分電話するまで半信半疑だったぜあれ」

沙希『まあ普通は信じられないでしょ。息子が帰ってきたらいきなり婚約しました、なんて』

八幡「だろうな…………川崎、もうお前は俺から逃げられないからな?」

沙希『うん。逃げられないようにしっかり捕まえててね』

八幡「ああ、絶対逃がさないから…………んじゃまた明日な」

沙希『また明日ね』

八幡(俺は電話を切り、リビングに降りる。ちょうど親も電話が終わったとこのようだ)

比企谷母「ねえ八幡…………あんた一体何したの? 何かすごい向こうの家族に受けがいいんだけど」

八幡「いや、そんな大したことはしてない…………と思う。何でか知らねえけどやたら気に入られてるんだよな」

比企谷父「どんなことを言われたんだ?」

比企谷母「本当に良くできた息子さんで羨ましいとかとても気が利くとか。あと妹ちゃんの保育園でも話題になってるらしいわよ。信じられないことにいい意味で」

八幡「あーあれか……いや、川崎と一緒に保育園のお迎えしたことあったんだよ。そん時ちょっとな」

小町「お兄ちゃんてば色んなとこで沙希さんへのフラグを立ててたんだね」

比企谷父「まあ相手も良くできたお嬢さんのようだし、お前を好きになってくれているのなら文句はない。婚約は認めよう」

八幡「おう。ありがとうな親父」

比企谷父「ただし、家庭を持とうとするなら将来のことも真面目に考えるんだぞ」

八幡「わかってるよ。さすがに専業主夫とか言ってるわけにもいかねえしな。いい大学も目指さなけりゃならないし、悪いけど大学までこの不肖の息子をよろしく頼む」

八幡(そう言って頭を下げるとお袋と小町が泣き始めた。何でだよ)

比企谷父「八幡……立派になったな」

八幡「なってねえよ。これからなるんだ」

比企谷父「うう…………母さん! 今日は飲むぞ! 八幡、お前も飲め!」

八幡「立派になるって言った直後の未成年に酒をすすめるな…………そういや顔合わせはどうなったんだ?」

比企谷母「うん。今度の土曜日にでもどこかの店を借りようかって。ウチじゃ駄目なのかしら?」

八幡「ああ、川崎は猫アレルギーなんだ。ウチはあんまりよろしくない」

比企谷母「あら、そうなの。なら仕方ないわね…………とりあえず今日の夕飯は豪勢にしましょ」

八幡(お袋はいそいそと台所に向かう)

比企谷父「ところで八幡、その、川崎さんとはもうヤったのか?」ボソボソ

八幡「子供の性事情を聞いてくんなよ……まあ、昨晩な」ボソボソ

比企谷父「そうか、お前も男になったか」ボソボソ

八幡(小声で会話しながら親父は俺の頭をガシガシと撫でてくる)

八幡(とりあえず両家に問題はなさそうだ。これで晴れて俺と川崎は公認の婚約者になれたわけだな)

とりあえずここまで

>>566
ほ、ほら、八幡は基本スペックは高いから
サキサキという精神的支柱を得れば原作でもこのくらい格好良くなるってきっと
だからサキサキエンドでお願いしますわたりん!

また明日ノシ

八幡「ふぁ…………」

八幡(いかん、あくびが出てしまった……あの酔っ払いどもめ。さんざん絡みやがって)キコキコ

八幡(昨晩両親ともしこたま飲んで遅くまで騒ぎ、そのまま酔いつぶれたので後片付けなどは俺がする羽目になった。小町はさっさと避難させたからな)キコキコ

八幡(ま、寝不足ってほどでもない。すぐに目が覚めるだろ)キコキコ

八幡(おっと、川崎家が見えてきた)キコキコ

八幡(到着、っと)キキッ

八幡(しばらく待ってるとドアが開き、川崎が出てきた)

沙希「おはよ。ごめん待たせちゃって」

八幡「おはよう。いいよこんくらい。原因当ててやろうか?」

沙希「え?」

八幡「親が酒飲んで後始末とかに追われたのが原因だな?」

沙希「ひょっとしてあんたのとこも?」

八幡「ああ」

八幡(本当は大志経由で小町から聞いたんだけどな)

八幡「ま、遅刻するってことはないだろ。乗れよ」

沙希「ん。よろしく、旦那さん」

八幡「…………気が早えよ」

沙希「顔、赤いよ?」

八幡「お前だって」

沙希「ふふ」

八幡「はは」

八幡(川崎は荷台に腰掛け、俺の身体に腕を回す。それを確認して俺はペダルを漕ぎ出した)

八幡(いつもの公園に到着し、川崎が自転車から降りる。もちろん俺もだ。ここからは自転車を押して二人で歩いて登校だ)

八幡「よし、行こうぜ」

沙希「あ、ちょっと待って、その前にさ」

八幡「ん? んむっ……」

沙希「んっ…………ふふ、おはようのキスがまだだったからね」

八幡「だ、誰かに見られたらどうすんだよ?」

沙希「あたしは別にいいけどね」

八幡「はぁ、まったく…………ま、いいか。でも不意打ちは止めろよ。声出そうになるから…………あと明日は俺からするからな?」

沙希「ん、今してくれてもいいよ?」

八幡「…………」キョロキョロ

八幡(俺は周囲に人目がないのを確認して川崎と唇を触れ合わせる)

八幡(そんなことをしていたら遅刻ギリギリに教室に駆け込むことになってしまったけどな)

八幡(ちなみに目はすっかり覚めた)

八幡(いつも通り真面目に受けた授業の一つ目が終わった休み時間、自分の席でぼーっとしていると二つの影が近付いてきた)

八幡(顔をそちらに向けると三浦と海老名さんの姿がある)

優美子「ヒキオ、お礼だし。ありがたく受けとんな」

姫菜「ヒキタニ君、土曜はありがとう。はい、これ」

八幡(そう言って俺の前に置かれる二つの黄色い缶。千葉のソウルドリンク、マックスコーヒーだ)

八幡「ああ、そういやそんなことあったな。気にしねえでいいのに」

優美子「んなことできるわけないっしょ。本当はもうちょっとちゃんとしたお礼がしたいけどあんたにはサキサキがいるからね」

姫菜「こんなもので申し訳ないけど、感謝してるのは本当だから」

八幡「いや、ありがたくいただくよ。それより、その…………怖がらせてすまなかった」

優美子「ちょ! 頭上げるし! 全然そんなこと思ってないから!」

姫菜「そうだよ。私たちに向けて怒ってたわけじゃないんだし、ね?」

八幡「あ、ああ」

八幡(頭を上げると改めて二人は俺に感謝を述べて戻っていく。マッ缶はありがたくいただいとこう)

彩加「ねえ八幡、さっきの三浦さん達は何だったの?」

八幡(次の休み時間に戸塚がそう話し掛けてきた。やっぱり注目されてたよなああれ)

八幡「いや、そんな大したことじゃないよ…………それより戸塚、今日昼飯一緒に食わないか?」

彩加「え、でも八幡は川崎さんと」

八幡「ああ。ちょっとそれ関連でも話したいことがあってな」

彩加「うん、わかったよ。いつものとこ?」

八幡「ああ」

八幡(婚約したなんて言いふらすものではないのだが戸塚には報告すべきだろう。すでに川崎の許可も得てある)

八幡(伝えるべき人には伝えるつもりなのだが…………平塚先生はどうすっかなぁ? 別件で用事があるがついでに伝えるかどうするか…………)

さっきまた明日と言ったな。あれは嘘だ! お前たちは何度騙されれば気が済むのか

ちょっとだけ追加投下。サキサキが電話しか出番ないのは一日一沙希として微妙な気がするので

ではまた来年ノシ

八幡「なんで俺と川崎の話に雪ノ下さんが介入してくるんだろう?」

八幡「?」

八幡(四限の国語の授業が終わる。さて、昼休みだ)

八幡(だけどその前に俺は小走りで平塚先生に駆け寄り、廊下で追い付く)

八幡「先生、すいませんちょっといいですか?」

平塚「うん? 珍しいな比企谷から話しかけてくるとは」

八幡「ちょっと進路関係で相談したいことがありまして」

平塚「何? しかし私でいいのか? 担任でなく」

八幡「はい、できれば平塚先生の方が…………放課後少し時間いただけないですか?」

平塚「そ、そうか。わかった。放課後進路指導室を取っておくから来たまえ」

八幡「はい、よろしくお願いします」

平塚(ひ、比企谷の目標は専業主夫だったよな。それで私に相談ということはもしかして…………)ドキドキ

八幡(さて、ベストプレイスに向かうか)

彩加「八幡、一緒に行こう?」

八幡「あ、待っててくれたのか。悪いな」

彩加「ううん。僕が勝手に待ってただけだから」

八幡(天使だ。守りたいこの笑顔)

八幡「んじゃ行くか」

彩加「うん」

結衣「あ、ヒッキー、彩ちゃん。今からお昼?」

八幡「おう。混ぜてやらないぞ。俺達の仲を邪魔する者は何人たりとも許さん」

結衣「ヒッキーキモい! あ、そだ、ちょっといい?」

八幡(内緒話をするように声を潜める由比ヶ浜。自然と俺も小声になった)

八幡「何だ?」ボソボソ

結衣「その、サキサキと付き合うフリってもうやめたの?」ボソボソ

八幡「ん? ああ」ボソボソ

結衣「そっか…………」

八幡「何だよ?」

結衣「ううん、何でもないし! それじゃあたしはゆきのんとご飯食べるから。また後で!」

八幡「おう。それと放課後ちょっと平塚先生と話があるから少し遅れていくから。雪ノ下にも言っといてくれ」

結衣「うん、わかった。彩ちゃんもまたね」

彩加「うん!」

八幡(由比ヶ浜と別れ、俺は戸塚と一緒にベストプレイスに向かう)

八幡「待たせたな」

八幡(俺は先に待っていた川崎に声をかける)

沙希「ううん、平気。これあんたの分ね」

八幡「おう、サンキュ」

八幡(俺は川崎から弁当を受け取り、腰を下ろす。隣に戸塚も座ってきた)

彩加「今日はお邪魔します。川崎さん」

沙希「ん。よろしく」

八幡(しばらく食事しながらどうでもいい雑談をし、やがて戸塚が少し真面目な顔で聞いてくる)

彩加「それで八幡、僕に話があるんでしょ? 何かな?」

八幡「ああ、うん」

八幡(俺は一旦箸を置く。川崎も手を止めた)

八幡「戸塚、俺と川崎、正式に付き合うことになったんだ」

彩加「そうなんだ! おめでとう!」

八幡「ああ、ありがとう。でも、その、付き合うだけじゃなくて」

彩加「ん?」

八幡「もう、互いの両親に言って結婚の約束もしたんだよ」

彩加「そ、それって、婚約ってこと!?」

八幡「ああ」

彩加「うわあ! とっても素敵だね! 八幡、川崎さん、本当におめでとう!」

沙希「う、うん、ありがとう」

八幡「こんなことあまり人に言うもんじゃないんだけど、戸塚は川崎の相談に乗ったりしてくれたんだろ? なら報告しないといけないと思ってな」

彩加「そんな……僕なんか何にもしてないよ。川崎さん、良かったね!」

沙希「ううん。あの時の戸塚の言葉がなかったらあたしは勇気を持てなかったから、戸塚のおかげだって。本当に、ありがとう」

八幡「俺はその時の内容は知らないけど、きっかけの一端を担っていたのなら俺からも礼を言わせてもらう。戸塚、ありがとう」

八幡(そう言って俺と川崎は戸塚に頭を下げる)

彩加「や、やめてって! 僕は二人に頭を下げて欲しくてやったんじゃないってば!」

八幡(戸塚が慌てたように言う。わかってる。頭を下げても戸塚が困るだけってのは)

八幡(それでも俺は感謝の意を一度だけでも示したかったのだ。俺達は頭を上げる)

彩加「もう…………ねえ、二人のこと、聞いてもいいかな?」

八幡「おう、遠慮すんな。俺と戸塚の仲じゃないか」

沙希「ちょっと、あたしを除け者にしないでよ」

彩加「あはは。じゃあさ…………」

八幡(その後の時間は戸塚に色々質問され、俺と川崎が答えるといった感じで過ぎていく。戸塚は我が事のように喜んでくれていた)

八幡(だから教室に戻る際、川崎が聞いてない隙を狙ってこっそり戸塚に言う)

八幡「戸塚、ありがとう。お前が友達で、良かった」

彩加「は、八幡…………うん! こちらこそ!」

八幡(その声に川崎が怪訝な表情で振り向く。俺と戸塚は顔を見合わせて笑い合った)

ちょっと短いけどここまで
って思ったけど初期はこんくらいのペースだったような…………

今日は飲み会だったんで書きためが出来なかったんや

また明日ノシ

八幡(放課後になり、俺は進路指導室に向かう…………あれ?)キョロキョロ

雪乃「あら、キョロ谷君。どんな罪を犯して逃げ回っているのかしら?」

八幡「あ、雪ノ下。ちげえよ、人目を気にしてるんじゃねえって。なあ、進路指導室ってどこなんだ? ここ生徒指導室だったわ」

雪乃「進路指導室ならもう少し向こうに行ったとこだけど…………珍しいわね。本当は生徒指導室なのではないかしら?」

八幡「俺は授業態度とかは基本真面目だっつうの。あっちか、ちょっと今日は奉仕部行くの遅れるから。由比ヶ浜にも聞いてると思うが」

雪乃「ええ、聞いてるわ。鍵を受け取る時平塚先生にも言われたし」

八幡「そうか。んじゃまたあとで」

雪乃「ええ。また部室で」

八幡「………………」

雪乃「何かしら?」

八幡「お前、何か良いことあった? 機嫌良さそうに見えるんだが」

雪乃「そ、そう? 自分ではそんなつもりないのだけれど」

八幡「いや、気のせいだったらすまんな。じゃ」

雪乃「え、ええ」

八幡(俺は雪ノ下と別れて進路指導室へ歩き出した)

八幡(ノックをしたが返事がないのでドアを開ける。部屋は衝立で四つに仕切られており、それぞれに椅子と机が用意されていた。が、どこにも平塚先生の姿はない)

八幡(とりあえず端の椅子に座って待つことにする。しばらくするとドアが開く音がした)

平塚「悪い、待たせてしまったようだ。ちょっと化粧…………コホン、私用があってな」

八幡「いえ、こちらがお願いした側ですから」

平塚「ふむ…………それで進路の相談とは何だ? た、確か比企谷の希望は専業主夫とか言っていたが、その、私を相談相手にというのは」

八幡「あー……その前に確認しますけど、ここって他に誰も使わないすよね? ちょっと他人には聞かれたくない話もあるんで」

平塚「! そ、それは大丈夫だ。今日他に使用予定はない。それに万が一突然誰か使おうとしたらドアは一つしかないしすぐにわかる。安心していい」

八幡「そうですか。ちょっと言いにくい内容や恥ずかしいこともあるんで助かります」

平塚「う、うむ。私もここで聞いたことは必要なく口外したりしないし、比企谷の希望にはできる限り沿えるようにしたいと思う」

八幡「ありがとうございます」

平塚「で、では早速聞いてもいいか? その相談内容とやらを」

八幡「………………」

平塚「比企谷?」

八幡「先生。俺、以前は教師なんてみんな敵だと思ってました」

平塚「ふむ。以前そんなことを言っていたな」

八幡「どいつもこいつも一応の生徒である俺のことなんか気にも留めず、リア充や目立つやつばかり気にして構って、何かあったら一方的に俺を悪者にして…………いや、この辺は俺にも原因がありますけどね…………でも平塚先生は違った」

平塚「比企谷……」

八幡「あの時、奉仕部に入部させられたことは煩わしいと思ってましたけど、俺を気にしてくれたこと自体はすげぇ嬉しかったんですよ、今だから言いますけど」

平塚「そ、そうか。心底からありがた迷惑だったらどうしようかと気にしてはいたのだが……そう言ってくれると私も動いた甲斐があったというものだよ」

八幡「向き合って構ってくれる教師なんていないと思ってましたが…………俺には平塚先生がいた。担任じゃなくても恩師を一人挙げろと言われたら間違いなく平塚先生と答えます」

平塚「ひ、比企谷、お前、私を泣かすために、放課後呼び出したのか?」グスッ

八幡「す、すいません、そんなつもりじゃ」

平塚「ふふふ、だがそう言われると教師冥利に尽きるというものだ」

八幡「はい。ちょっと鉄拳が飛んでくるのはあれですけど、俺は平塚先生を尊敬していますし、憧れもしています」

平塚「あ、憧れ……な、何を……」

八幡「だから先生、俺、俺……」

平塚「ひ、比企谷」

八幡(その先をまともに言うのが恥ずかしく、俺は下を向いて俯きながら叫ぶように言う)

八幡「俺、先生みたいな教師になりたいんです!」

平塚「お前の想いは嬉しいが、わ、私達は教師と生徒であって、でもどうしてもというなら卒業後に私の専業主夫として……………………え?」

八幡「え? 今何か言いました?」

八幡(頭を下げていたのと声が小さかったので平塚先生の言葉が良く聞こえなかった。俺は頭を上げる)

平塚「な、何でもない! そ、それよりお前が教師に?」

八幡「はい。おかしい、でしょうか?」

平塚「い、いや、ただいきなりだったから驚いてな」

八幡「…………もともと漠然とは考えていたんですよ。俺が教師だったら俺みたいなのにも目を届けてやりたいって。でも、そんなこと言っても俺だって結局楽な道に行くんだろうなって思ってました。目に写る実例がそんなのばかりでしたから。でも、平塚先生、あなたがいました。俺は、平塚先生のように、俺みたいな生徒を救ってやりたい」

平塚「比企谷……」

八幡「もちろんなるのが楽な道じゃないのも、なった後も大変なのもわかっています。でも、俺は…………」

平塚「比企谷っ!」

八幡(平塚先生は身を乗り出して腕を伸ばし、がっと俺の両肩を掴む)

平塚「まさかお前の口からそんな言葉が聞けるなんてな…………いいだろう。教職への道を進みたいというなら私が全力でサポートしてやろう」

八幡「はい、よろしくお願いします」

八幡(俺が頭を下げると平塚先生は椅子に座り直した)

平塚「とりあえず理系でないなら成績はそこまで問題はなかろう。あとはもう少しコミュニケーション能力を鍛えなければな。毎年毎年沢山の付き合いが必要になるのだから」

八幡「はは、それを言われると…………まあ、少しずつでも何とかしていきますよ」

平塚「ふむ、本気、のようだな…………人付き合いを否定せんとは」

八幡「ええ。今回ばかりはマジですんで」

平塚「しかしどんな心境の変化だ? 専業主夫というのもある程度本気のようだったが」

八幡「ええ、それも名残惜しいんですけどね。相手が許してくれそうにないですし、むしろ家事なら向こうの方が得意ですから」

平塚「…………え?」

充電切れそうなので一旦書き溜めた分を投下
色々考えましたが、このスレの八幡には教職を目指すことにしてもらいました

帰宅したら平塚先生への婚約報告を書き溜めます
今日中には来れるかわからんけど
またノシ

八幡「まあいざ家庭を持つってなったらやっぱり甘えた事は言ってられないですからね。なら……」

平塚「ちょ、ちょっと待て比企谷!」

八幡「はい?」

平塚「えっと…………すまん、少し時間をくれ。すぐ戻る」

八幡(平塚先生はそう言って席を立ち、出て行ってしまった。どうすりゃいいんだこれ?)

八幡(あ、煙草か? うーむ、先生もヘビースモーカーじゃなければかなりの優良物件なんだがなあ。川崎がいなきゃあの人の専業主夫になっていた可能性すらある)

八幡(というか川崎とのことを言おうとしたけど信じてもらえねえんじゃねえかな、考えてみりゃ)

八幡(よし、ちょっと川崎に連絡してみよう。電話電話っと)ピッピップルルル

沙希『はい、もしもし』

八幡「あ、俺俺、俺だけど」

沙希『あたしを差し置いてどこの女を孕ませたの? すぐに排除しに行くから』

八幡「オレオレ詐欺じゃねえよ。しかも内容が俺がやりそうにない内容だしその返答も怖いから! 突っ込みどころ多過ぎだろ」

沙希『あんたってコミュニケーション能力低いのにそういう突っ込みはキッチリできるんだよね…………何か用だった?』

八幡「ああ、まだ学校だろ? 図書館寄るって言ってたし」

沙希『うん。今玄関向かってるとこだけど』

八幡「悪い、ちょっと進路指導室に来てくれねえか?」

八幡(川崎との電話を終え、しばらくすると平塚先生が戻ってきた)

平塚「悪いな急に。ちょっと動揺したようだ」

八幡「いえ」

平塚「それで、その、私の聞き間違いだとは思うが、先ほど比企谷は『専業主夫は相手が許さない』みたいなことを言ったように聞こえてな」

八幡「合ってますよ」

平塚「ははは、大人をからかうもんじゃないぞ。だいたいお前はまだ高校生じゃないか。結婚後のことを今から考えてどうするのだ」

八幡「まあ確かに俺はまだ子供ですけど…………別に相手がいないって理由にはならないでしょう?」

平塚「まだ言うか。いい加減に…………」

沙希「失礼します」ガラガラ

八幡(お、来た。川崎が俺を見つけるとこちらにやってくる)

平塚「どうした川崎? すまないが今比企谷の相手をしていてな」

八幡「いや、川崎は俺が呼んだんです」

平塚「なに?」

八幡(俺は立ち上がって川崎の隣に立ち、肩に手を回した)

八幡「平塚先生、俺と川崎、婚約しました」

平塚「………………………は?」

八幡「将来結婚するつもりです。これが、俺が専業主夫の夢を捨ててでも働きたいと思った理由です。家庭を持つならば、俺はこいつに家にいてほしい」

沙希「あのさ比企谷、その言葉は嬉しいけどストレート過ぎない? 先生固まっちゃってるよ」

八幡「いや、他にどう言えっていうんだよ。嘘言ってるわけじゃないんだし」

平塚「ほ、本当なのか川崎!?」

沙希「え? ええまあ。指輪も受け取ったし」

八幡「あんな大して高くない、しかも親の金で買ったものだってのもアレだけどな」

沙希「いいの。あたしにとっては最高の婚約指輪だから」

平塚「こ、こんやくゆびわ…………し、しかし君達はまだ高校生だろう。将来を決めるには早過ぎやしないかね。それに親御さんも良い顔しないのでは?」

八幡「ああ、それならもうどっちも許可はもらってますんで」

平塚「は?」

沙希「むしろあたし達より乗り気なとこあるよね」

平塚「ひ?」

八幡「一切反対されなかったのが逆に怖いよな。なんでお前んちって俺のことあんなに信用してんの?」

平塚「ふ?」

沙希「前もって根回ししといたからね。弟妹達からも色々吹き込ませといたし」

平塚「へ?」

八幡「初耳だぞおい」

平塚「ほ?」

沙希「嘘は言わせてないよ。あんたに遊んでもらったとか世話になったとかを伝わらせといただけだから」

平塚「…………すまん、二人とも」

八幡・沙希「「はい?」」

平塚「私の体調が少し優れないようだ。続きの話はまた後日にしてもらえないだろうか……」

八幡「え? はあ、それは構いませんけど、大丈夫ですか?」

平塚「ああ…………もう行っていいぞ。比企谷、お前の相談事は色々調べておいてやるから」

八幡「わかりました、よろしくお願いします」

八幡(俺達は進路指導室を退室する。なにやらぶつぶつと『教え子が……婚約』とか『行き遅れ……先を越された』とか聞こえてきたのは空耳だろう)

沙希「ところで何を相談してたの?」

八幡「ああ、進学先についてな。そろそろ真面目に考える時期だろ。そのついでに俺達の報告をと思ってさ。悪かったな、突然呼び出して」

沙希「ん、こんくらい別にどうってことないって。あ、それよりあんた今から奉仕部でしょ?」

八幡「おう、そうだ」

沙希「じゃ、その階段のとこでお別れだね」

八幡「そうだな」

八幡(川崎が立ち止まってこちらに顔を向けて目を瞑る。俺は周囲に人目がないのを確認し、唇を合わせた)

沙希「ふ…………」

八幡「ん…………っと。また明日な、沙希」

沙希「また明日ね、八幡」

八幡(俺達は軽く手を振り合いながら別れた。さて、部室に向かうか)

ここまで
本当はサキサキは出ない予定だったけど一日一沙希のために出張ってもらったという作者都合の裏事情が。信じてもらいにくいというのも事実だけど
そのせいで平塚先生へのダメージが極端にデカくなったのは悪いことをしたと思ってる。修正するつもりは一切ないが

ではまたノシ

八幡「ういっす」ガラガラ

八幡(部室のドアを開けると姦しい、つまり女三人がお喋りに興じていた)

雪乃「こんにちは比企谷君」

結衣「ヒッキーやっはろー」

いろは「先輩どうも」

八幡「おう。てか一色、またいんのかよお前は」

いろは「今日は生徒会もサッカー部もないですからね、ゆっくりここに居られますよ」

八幡「お前ここの部員じゃねえだろうが…………」

いろは「はっ、まさか早く正式に奉仕部に入って違和感なくいつも一緒にいられるようにしろってことですか? 気持ちは嬉しいですけどちゃんと言葉にしてくれないとその想いは受け取れませんごめんなさい」

八幡「いい加減お前にフられるのも慣れてきたな…………」

結衣「ヒ、ヒッキーはいろはちゃんがいると嬉しいの?」

八幡「ん、そうだな。安心するわ」

雪乃・結衣・いろは「「「えっ!?」」」

八幡「少なくともここにいる限り生徒会とかの仕事を手伝わされることはないからな…………ってどうした一色、頬を膨らませて? ハムスターの真似か?」

いろは「知りませんっ!」プイッ

雪乃「はあ……」

結衣「ヒッキー…………」

八幡「何だよ?」

結衣「べっつにー」

八幡「何か時々さ、今みたいに俺の行動に呆れることあるけどよ、俺はどうすれば良かったんだ?」

結衣「え?」

八幡「何かやらかしたかなって思っても人付き合いの経験値足りてねえからわかんねえんだよ。教えてくれ由比ヶ浜」

結衣「え、えっと、その…………」

雪乃「それくらい自分で考えるべきじゃないのかしら?」

八幡「考えた結果がこうなんじゃねえか。さっきの場合どうするのが正解なのか教えてくれよ」

八幡(コミュニケーション能力を上げるにはこういうとこもしっかりしないといけないからな)

結衣「う、えと、ゆ、ゆきのーん……」

雪乃「わ、私に振られても。ここは当事者の一色さんに聞くべきでしょう?」

いろは「うええ!? ず、ずるいですよ雪ノ下先輩!」

八幡(何やら俺を除け者にして色々騒ぎ始めた。何なんだ一体? …………そういや遅れてきたから俺の分の紅茶がねえな。催促するのもなんだし……あ、そうだ)ガサゴソ

結衣「あ、ヒッキー! そ、それ!」

八幡「あん?」

結衣「その缶コーヒー、朝、優美子達に貰ったやつだよね? 何で?」

八幡「何でって……質問の意味がよく分からんのだが」

結衣「なんかお礼って言ってたけどさ、優美子達に聞いても教えてくれなかったんだよね。何のお礼なの?」

八幡「え、あー…………三浦達が言わないのに俺が勝手に言っちゃ駄目だろ」

結衣「ううん。優美子も姫菜も知りたければヒッキーに聞いてって言ってたし」

雪乃「それは気になるわね。何をしたのか白状しなさい」

八幡「何で俺が罪を犯したふうに言うんだよ…………大したことじゃない。二人がしつこくナンパされてたのを助けただけだ」

いろは「へえ、先輩格好いいじゃないですか」

八幡「んな格好いいもんじゃねえって……でも自分で言うのもなんだけど俺らが通りかかって良かったぜ。結構強引だったからなそのナンパ男達」

結衣「そうなんだ。じゃ、あたしからもお礼言っとく。優美子達を助けてくれてありがとう!」

八幡「ああ」

雪乃「…………ねえ比企谷君。それ、いつ頃の話かしら?」

八幡「ん? 土曜日の夜だけど」

雪乃「さっき通りかかったのが『俺ら』って言ったわよね? 誰といたの?」

短いけどここまで
すまん、夏風邪を引いて体調がめっちゃ悪いので仕事中の書き溜めが出来んかった。今日も早退して明日は休みを取ったので早々に治れば明日はがっつり書く

とりあえず薬飲んで寝るわ
また明日ノシ




一日一沙希できなくてすまん
サキサキに看病してほしいなぁ……

暑くて寝付けん。本編に関係ないエロ小ネタ投下



沙希「じゃ、流すよ」

八幡「おう」

八幡(ラブホのバスルームで沙希に身体を洗ってもらい、石鹸がシャワーで流される)

沙希「よし、おっけ」

八幡「サンキュ。んじゃ湯に浸かるか」

沙希「あ、待って」

八幡「どうした?」

沙希「まだちゃんと綺麗にしてないとこ、あるでしょ?」

八幡「う……まあ」

八幡(俺の股間で屹立している肉棒。本格的に洗われるとうっかり射精しかねないので軽く洗う程度にしてもらったのだが)

沙希「立ってこっち向いて。あたしが口で綺麗にしたげるから」

八幡「…………頼む」

八幡(まだちょっと恥ずかしいが、肉棒に舌が這う快楽には抗えなかった。俺は沙希の眼前にさらけ出す)

沙希「ん……固くて、おっき…………れろっ」

八幡「う……っ」

八幡(亀頭を舌で舐められ、思わず声が出る。そのまま竿全体を根元まで舌が這い回り、脚ががくがく震える)

沙希「今日も頑張って沢山精子作ってね…………はむっ」

八幡(沙希は俺の陰嚢を頬張り、吸いながら舌でコロコロと転がす。じっくりとそれを行い、味がしなくなると反対の玉を口に含む)

八幡「う……ああっ……玉舐め、気持ち良いっ」

沙希「ふふ、嬉しい。我慢汁がこんなに溢れちゃってるよ。一回出しとく?」

八幡「ああ、出したい」

沙希「どこで出す? 口? 手? それともおなかの中に出しちゃう?」

八幡「今日はお前を孕ませるつもりだから全部中に出す。マットで四つん這いになれよ」

沙希「後ろから激しく強引にしちゃうんだね…………いいよ、来て」

八幡(沙希が背中を向けて膝立ちになり、身体を倒して尻と性器を俺の方に突き出す。俺は触るまでもなくぐっしょりに濡れた蜜壷に肉棒を突っ込んだ)

沙希「ん、ああっ! いいっ!」

八幡(身体を仰け反らせながら甘い声を上げる。実にエロくなったもんだ)

八幡「沙希の中、相変わらずすげえ気持ち良いぜ。すぐに出ちまう」

沙希「うん、出して! 八幡の、ちょうだい!」

八幡「う、ぐ…………うっ! ううっ!」

八幡(俺は沙希の腰を掴み、一番奥まで突っ込みながら思い切り精を放つ)

沙希「あっ、はあ…………出てる……いっぱい……」

八幡(沙希は顔をとろけさせて射精された快楽を味わっていた)




今日の一日一沙希の代わり。頭沸いてんね俺
体調悪いから見逃してやノシ

八幡「誰って……川崎だが」

結衣「えっ、そんな遅くまでサキサキと一緒にいたの!?」

八幡「見たい映画があってな、その時間しかやってなかったんだよ。んで映画館出たらその現場に出くわしたんだ」

結衣「そ、そうなんだ」

雪乃「…………あまり女性を夜連れ回すのは感心しないのだけれど」

八幡「別に変なとこや危ないとこに行くつもりはなかったしいいだろ。というかそういうのは女二人で出歩いてた三浦達に言え」

雪乃「いえ、そうでなく男女二人が夜に出歩くというのが…………」ゴニョゴニョ

八幡「何だよ聞こえねえぞ?」

いろは「あの、先輩。先輩は川崎先輩と付き合う演技をやめたんですよね?」

八幡「ん? おう」

いろは「何て言ってやめたんですか? あと伝えた時、川崎先輩はどんな反応でしたか?」

八幡「え、んーと…………」

八幡(あれ、それってどのタイミングになるんだ? 俺が告白した時か? いや、ホテルでヤったあとにそんな会話したからその時か……え、言うのこれ? ないない)

八幡「どうでもいいだろそんなこと。勝手に話したら川崎にも悪いし」

いろは「つまりおいそれと人に話せない反応だったんですね。まさか泣いたりとか…………」

八幡「いや、別に泣いては…………ああもう、この話は終わりだ終わり。どうしてもって言うなら川崎の許可もらってから聞け」

いろは「そんな事聞けるわけないじゃないですか。先輩はデリカシーがないですねまったく」

八幡「それを聞き出そうとしているのはいいのかよ…………」

雪乃「まあもう終わったのなら無理に聞き出すことでもないでしょうね。ところで比企谷君、さっき指導室に行ったのは何だったのかしら? やっぱり生活態度の問題?」

八幡「生徒指導室じゃないって言ってんだろ。進路指導室なんだから進路の相談だよ」

雪乃「専業主夫に相談がいるのかしら? まさか平塚先生に……」

八幡「怖えこと言うなよ。下手したら有り得なくもない未来だったんだから…………専業主夫はやめたんだよ。ちょっと別の道を進もうと思ってな」

結衣「えっ、そうなの? ヒッキー、頭でも打った?」

いろは「先輩、熱でもあるんですか?」

八幡「いつも俺の専業主夫の夢を貶してたのにやめたらやめたで頭の心配してくるお前ら何なの?」

雪乃「いえ、あなたが専業主夫を諦めるというのはそれだけの事なのよ」

八幡「まあ、わからんでもない」

結衣「わかるんだ…………」

いろは「別の道って何ですかー? ニート? 引きこもり?」

八幡「んな相談したら平塚先生にぶっ飛ばされるわ…………ちょっと教師になりたくてな」

雪乃・結衣・いろは「「「………………え?」」」

いろは「…………ぷっ、せ、先輩が教師ですか?」

結衣「ヒ、ヒッキーが…………」

雪乃「ふ、二人とも、笑ったら失礼よ…………」

八幡(三人が吹き出しそうになるのを堪える。うん、まあこれが普通の反応だろう。俺だって以前だったら今の俺を小馬鹿にしていたに違いない)

八幡(正直笑わなかった平塚先生に驚いたくらいなのだから。例えて言うなら由比ヶ浜が料理人を目指すってのと同レベルだからな。うん、そりゃ笑うわ)

いろは「はー、お腹痛い…………で、本当のとこはどうなんですか?」

八幡「いや、別に最初から嘘は吐いてねえから」

結衣「え、じゃ、じゃあ本気なの?」

八幡(三人とも奇異の目で見てくる。そりゃ専業主夫をやめて教職なんて方向性がまるで違うしな、無理もない)

八幡(そういや川崎はどんな反応をするだろうか。俺が教師になりたいと言ったら)

八幡(翌日の朝、俺は川崎を迎えに行って挨拶をする)

八幡「よう、おはよう川崎」

沙希「ん、おはよ比企谷」

八幡(荷台に乗って俺に掴まったのを確認してペダルを漕ぎ出す。早速聞いてみるか)

八幡「なあ川崎」

沙希「何?」

八幡「俺が教師になりたいって言ったらどう思う?」

沙希「え、あんたが教師に?」

八幡「ああ」

沙希「そうだね…………成績も悪くないし子供受けもそれなりだから、小学校とかがいいんじゃない? 予備校でも思ったけどあんた教えるの意外と上手いよ。相手がどこがわからないのかを察するのに長けてるのは人目を気にするぼっちの習性なのかな? どこがわからないのかわからないって子や自分から言い出しづらい子も小学校には多いだろうし」

八幡「………………」

沙希「どうしたの?」

八幡「いや、何かすげえ真面目に答が返ってきたなって」

沙希「どういう反応すると思ってたのさ…………」

八幡「でも昨日雪ノ下達には笑われたぜ。俺が教師なんて、って」

沙希「そりゃそうでしょ。他人からしてみれば大笑い以外の何物でもないよ」

八幡「お前は違うのか?」

沙希「あたしは他人じゃないし」ギュッ

八幡「はは、サンキューな」

沙希「ん」

八幡(そこから会話はなく、やがていつもの公園に到着する)

沙希「よっ、と。んじゃ行こっか」

八幡「あ、待てよ。忘れもんだぞ」

沙希「え? んむっ…………」

八幡(俺は川崎の後頭部に手を回して引き寄せ、唇を合わせる。数秒間その柔らかさを味わって離した)

八幡「今日は俺からするって昨日言ったからな。文句は言わせねえぞ」

沙希「文句なんてあるわけないじゃない。もっとしてもいいよ?」

八幡「いや、昨日みたいに遅刻ギリギリになるからやめとこうぜ。したいならもうちょい時間ある時に、な」

沙希「…………うん」

八幡(俺達は並んで歩き出す。川崎は身体が触れ合うくらいの距離に寄ってきていた)

沙希「そういえばさ、あたし達のことは奉仕部連中には言ったの?」

八幡「ああ………………あれ? そういやちゃんと言ってねえや」

沙希「今更だけどさ、あたし達のせいで奉仕部の関係が崩れたりとかしないかな?」

八幡「え、何でだ?」

沙希「彼女持ちになった男一人と女複数って結構微妙な関係じゃない? 今まで普通にしてたことが遠慮がちになったりとかさ」

八幡「そうか? あいつらがそんな気を遣うとも思えんが」

沙希「それに、もしあの中にあんたを好きな人がいたりしたら、とか」

八幡「俺を? ないない」

沙希「…………なんでそんな断言できるのさ? 現にあたしっていう実例があるのに」

八幡「むしろお前が証明したようなもんだけどな、俺からしてみれば」

沙希「え?」

八幡「ちょっと自惚れるけどさ、もしかしたら雪ノ下も由比ヶ浜も、んで一色も俺に好意を持ってくれてんじゃねえかなーって思ったことはあった。もちろんライクじゃなくラブの方で」

沙希「…………そうなんだ」

八幡「でもやっぱり好きな人に対しての言葉じゃねえだろってのが多々あったからな。ああ、これは気の置けない仲として接してんだなとわかったわ。早めに勘違いに気付いて良かったぜ」

沙希「そ、そう」

八幡「ま、それはそれで嬉しかったけどな…………でもお前はさ、俺に対して何にも悪口言わなかったよな。この腐った目ですら肯定してくれたし」

沙希「だって……好きになったらそれも格好良く見えちゃったから…………」

八幡「っ…………突然そんな事言うのやめろよ。人目あんのに抱きしめたくなっちゃうだろうが…………ま、だから俺を好きってことはないだろ」

沙希「………………」

八幡「でも婚約はともかく付き合い始めたことくらいはちゃんと言っとくか」

沙希「ねえ、比企谷」

八幡「ん?」

沙希「今日の放課後、あたしも奉仕部に行く。あたしが話すよ」

今日はここまで

心配してくれてありがとう。でも逆に休みづらい(笑)
身体はもう大丈夫だけど頭が少しぼーっとして八幡×沙希のことばっかり考えてしまう。間違いなく病気ですね

あといきなり変なエロを投下してすまんかった
また明日ノシ

菌が腹に来たかなあ?

何だこの盛り上がり…………いや、わからんでもない。むしろ俺が読者になってこの先の展開を読みたい。うん、きっと皆の期待が重圧になって腹に来たんだな(笑)
だからあまりプレッシャーかけないで(笑)

それとすんません、三人は八幡が教師になりたいと言ったのを本気でなく冗談だと思って笑ったんです。八幡も自分でおかしいと自覚してますし
表現不足で申し訳ない。もう少しちゃんと書けば良かった

駄レス失礼しました



















あとこのスレにおいては平塚先生に結婚の予定はありません

静ちゃんはあれだろ?>>1先生の次回作
八幡「なんだ、つか……戸塚?」静「平塚なんだけど、もっと輝くよ?」
にて結婚するんだろ

八幡(昼休みはいつものところで川崎と合流し、弁当を受け取って昼食を取る)

八幡(食べ終わったあと、俺は川崎に将来教職に就きたいことを話した)

沙希「うん、朝も言ったけどいいんじゃない? 人付き合いさえ何とかなれば結構合ってると思うよ」

八幡「そっか、お前がそう言ってくれるならより頑張れるぜ」

沙希「あたしに手伝えることがあったら遠慮なく言ってね。大したことは出来ないけど」

八幡「んー……じゃあ俺が教師になれたら結婚してくれ」

沙希「嫌だよ。なれなくたって結婚するから」

八幡「おっと、そう来たか…………なんなら高校卒業と同時にでもするか? 結婚」

沙希「いいね。でも家の事とかあるしまだ一緒に暮らすとかは出来ないかも」

八幡「籍を入れるのと式だけでもやっとくか……どうせ呼ぶ友人とか殆どいないだろお前」

沙希「鏡見てから言いな…………そろそろ予鈴が鳴るよ?」

八幡「ん、もうそんな時間か。よっと」

八幡(川崎は俺の頭を撫でていた手を止め、俺は膝枕状態から身体を起こす)

沙希「あ、そうだ。放課後奉仕部行く前に用意したいものがあるからちょっと自転車貸してくれない?」

八幡「ん? ああ、構わねえよ。ほら」

八幡(俺は自転車の鍵を川崎に渡す)

沙希「ありがと。じゃ、教室戻ろ」

八幡「おう」

八幡「ん? メール?」

八幡(放課後になったと同時にスマホが震える。確認すると平塚先生からだった)

結衣「どしたのヒッキー?」

八幡「ああ、ちょっと職員室寄ってから行く。先に行っててくれ」

結衣「うん、わかった。部室で待ってるから」

八幡(由比ヶ浜は部室へと足を向け、俺は職員室を目指す。あ、川崎が来るって伝えてなかった。ま、いいか、すぐわかることだし)

八幡「どうも、平塚先生…………って、まだ調子悪そうですね? 大丈夫ですか?」

平塚「ああ、体調に問題はない…………むしろ精神的に来ているな」

八幡「何があったか知りませんけど気を付けてくださいね。先生に倒れられたりでもしたら、俺、心配で寝られなくなりそうですから」

平塚「くっ! 誰のせいだと…………悪意が一切ないだけに怒るに怒れん…………」

八幡「?」

平塚「まあいい…………わかっているだろうが、教育学部は基本国立大になる。うちの学校にあったパンフレットと願書を用意したから持って行くといい。どこを目指すかによって今後の勉強方針も変わるだろうから参考にしたまえ。近いうちに比企谷の偏差値と照らし合わせて大学をピックアップしてみよう」

八幡「はい、ありがとうございます!」

平塚「一応確認するが、浪人の予定はないな?」

八幡「ええ。めでたい時期に浪人を決めるなんて格好つかないんで」

平塚「めでたい時期?」

八幡「あ、俺と川崎、高校卒業と同時に結婚するつもりなんですよ」

平塚「ごふっ!!」バタン

八幡「ど、どうしたんですか先生!? 血反吐を吐きそうな声を出して倒れて!?」

平塚「大丈夫! 大丈夫だから!」

八幡「で、でも」

平塚「私のためを思うなら早くここから去ってくれ! もう用はすんだだろう!?」

八幡「は、はあ…………んじゃ失礼します」

八幡(俺は他の教師達に注目を浴びながら職員室を辞した。何だったんだいったい………………ま、いいか、奉仕部に向かおう)

ヤバい。体調が悪いなんてもんじゃない
メシは喉を通らないしむしろリバースしかけたわ。胃液しか出ねえけど
搾り出した書き溜めがこんだけ。少ない上にあまりイチャイチャさせられなくてすまんやで
点滴受けてくるかな……

あとお前らあんまり平塚先生いじめるなよ?
八幡が尊敬する素晴らしい先生なんだから

体調次第だけどまた明日ノシ


命を削ってる感が凄い
遺作とか嫌だからな?>>1

八幡「おっす」ガラガラ

八幡(部室のドアを開けると雪ノ下と由比ヶ浜、そして一色がいた)

八幡「あれ? 他に誰も来てねえのか?」

雪乃「え? ええ、依頼も何もないけれど…………」

八幡(川崎はまだ来てないのか)

いろは「ん? 先輩、その手に持ってるの何ですか?」

八幡「ああ、大学のパンフとかだよ。そろそろ志望校のあたりをつけ始めないとなんねえからな」

いろは「へー、って教育学部? せ、先輩、昨日のあれ本当に本気だったんですか!?」

八幡「まだ信じてなかったのかよ…………もう専業主夫はすっぱり諦めたっつうの」

雪乃「いい心掛けね。それならもしかしたらあなたと添い遂げてもいいという奇特な女性が現れるかもしれないわよ。もちろんその腐敗した目を許容できればの話だけれど」

八幡「そうだな…………ちなみにお前らは許容できるのか?」

雪乃「! な、何を言ってるの比企谷君は。それじゃ私達があなたと添い遂げたいというのが前提みたいに聞こえるじゃない。自惚れもいい加減にしなさい」

結衣「ヒ、ヒッキーキモい! 変なこと考えないでよ!」

いろは「プロポーズならもっとロマンチックな場面でお願いしますごめんなさい」

八幡(散々な言われようだ。うん、やっぱりこいつらが俺を好きとかないわ。早めに勘違いに気付けて良かった良かった)

雪乃「で、でもあなたがどうしてもって望むなら私としても…………」ゴニョゴニョ

結衣「も、もしヒッキーが働くならあたしは家で子供育てたり…………えへへ」ゴニョゴニョ

いろは「せ、先輩が真面目に将来を考えてくれるならわたしとしても受け入れる覚悟はあるっていうか…………」ゴニョゴニョ

八幡(? 何やら三人ともぶつぶつ呟きだしたぞ。何なんだよ?)

沙希「そもそも順番が逆だしね」

八幡「うおっ、いつの間に」

結衣「あ、サキサキ、やっはろー。どうしたの?」

沙希「ん、奉仕部連中に話があってね」

雪乃「依頼かしら? なら紅茶を淹れるわ」

沙希「ごめん、今はいらないかな」

雪乃「そう。ところで順番が逆って何の事かしら?」

沙希「さっきの、専業主夫をやめたら女性が現れるってとこさ」

雪乃「え…………?」

沙希「あ、比企谷、鍵返す。ありがと」

八幡「おう。で、何を用意したんだ?」

沙希「これさ」

八幡(そう言って川崎は左手を俺に示す。薬指にあの指輪が嵌められていた)

八幡「なんだ、俺があげた婚約指輪じゃねえか」

雪乃・結衣・いろは「「「!!?」」」

沙希「さすがに学校に嵌めてくるわけにはいかないから家にしまっておいたんだけどね。今日は必要かなって」

雪乃「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

結衣「こ、婚約指輪ってどういうこと!?」

いろは「お、お二人は付き合うフリをやめたんですよね!?」

八幡「あん? ああ、だからフリをやめて本格的に付き合うことにしたんだが」

いろは「そ、そんな…………」

沙希「ねえ比企谷、ちょっと女だけの方が話しやすいこともあるんだ。少しの間席を外してくれないかな?」

八幡「ん。ああ、わかった。んじゃ図書室で志望校のチェックでもしてるわ」

沙希「あ、その前にさ」

八幡「あん?」

八幡(まだ何か言い忘れかと思って川崎の方を振り返る。その瞬間、俺と川崎の唇が重なった)

八幡「ん…………ぷは。お前、人が見てる前ですんなよ」

沙希「いいの。んじゃ終わったら呼ぶからとっとと出て行って」

八幡「へいへい」

八幡(追っ払うように手を振る川崎と、いまだ固まって動かない三人をあとに、俺は図書室へと足を向けた)

おかゆ食って薬飲んで物語シリーズDVDを見てたら何かちょっと元気になったんで追加投下
完結まであと少し。頑張ろう

>>726
遺作とか俺も嫌やで
次の予定作品の『八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」』までは絶対仕上げるんや

でも今日はもう寝とこう
また明日ノシ

>>731

『八幡「平塚先生のヒモになることになった」静「遠慮するな」』の間違いですよね
期待してるので無理しないで寝てください。あと水飲んで下さい

どうも熱中症と水当たりを併発していたらしい
そりゃ体調も良くないわな

こんな拙いSSを期待してくれてる人には申し訳ないんですが、ちょっと今日の更新は休ませていただこうと思います
ごめんなさいm(_ _)m

沙希(比企谷が部室を出て行ったのを確認し、あたしはさっきまで比企谷が座っていた椅子に腰を下ろした)

結衣「サ、サキサキ…………あの」

沙希「あたしはさ」

沙希(何かを言いかけた由比ヶ浜を遮り、ぐるりと三人の顔を見渡す)

沙希「てっきりあんた達も比企谷のことが好きなのかなって思ってたけど、さっきのやり取りを聞く限りそんなことなかったみたいだね」

雪乃「あ、あれは、その……」

沙希「だから気兼ねなく言わせてもらうよ。あたし、比企谷と付き合うことになったから。まあ勢い余って結婚の約束までしちゃったけど」

いろは「ま、まだ高校生なのに結婚なんて考えるの早いんじゃないですか? 川崎先輩だったら先輩なんかよりもっと素敵な男性とだってお付き合いできそうですし!」

沙希「人の旦那候補を捕まえてなんかとはひどい言い草だね。というかあたしの勝手でしょ誰を選ぶかなんて」

雪乃「でも世間一般的に考えて早いのは事実でしょう。それに結婚は家の問題でもあるのよ。当事者同士だけでするものではないわ」

沙希「そりゃ雪ノ下みたいな家だとそうだろうけどさ、庶民がそこまで気にするものでもないでしょ」

結衣「で、でも親に反対されたりしたら大変なんじゃない?」

沙希「親に、ねえ……はあ…………」

結衣「ど、どしたの? やっぱり反対されたりしてるの?」

沙希「ああ、心配してくれてるのはありがたいけど大丈夫。むしろ親の方が乗り気だから」

結衣「えっ!?」

沙希「もう比企谷はウチの親に挨拶してさ、あたしを貰いたいってお願いして許可をもらってるんだけど」

いろは「そ、そこまで…………」

沙希「あたしがまだ比企谷の親に挨拶してないんだよね。話はもう通ってるんだけど比企谷ほど気に入られる自信がないよ。小町が味方なのが救いだけど」

雪乃・結衣・いろは「………………」

沙希「ごめん、愚痴っちゃったね、あたしが考えなきゃいけないのに。それであたしからあんた達にお願いしたいことがあるんだけど」

結衣「お、お願いって…………?」

沙希「比企谷はなんだかんだ言ってこの奉仕部っていう居場所を気に入ってるし、大事に思ってる。だからあたしとの関係がどうであろうと今まで通りに接して欲しいんだ。本人は認めないけど、あんた達を大切な友人だと思ってるみたいだからね」

雪乃「………………嫌よ」

沙希「雪ノ下?」

雪乃「嫌よ、『大切な友人』なんて」

結衣「ゆ、ゆきのん?」

雪乃「なんで、なんであなたなの? 私じゃなく…………」

いろは「雪ノ下先輩?」

雪乃「ずるいわよ川崎さん! 私だって彼の事が! 比企谷君の事が好きなのに! いえ、愛してさえいるわ!」

沙希(雪ノ下が叫ぶように声を出して立ち上がる。そのままあたしを睨み付けながら続けた)

雪乃「比企谷君の一番近くにいたのは私よ! 比企谷君を一番理解しているのも私!」

沙希(一番近くにいたのは小町なんじゃないかなあ、なんて妙に冷静な突っ込みを考える。だけど次の言葉であたしも怒りを覚えた)

雪乃「そして彼を一番愛しているのも私よ!」

沙希「だったら!」

沙希(バンッと机を右手で叩いてあたしも立ち上がる)

沙希「だったら何でそれを比企谷に伝えないの!?」

雪乃「!?」

沙希「あいつはさ、人から愛されることなんてほとんどなかったんだよ! 人から褒められることも肯定されることもなかった! わかる!? ただ悪口を言わないってだけで嬉しそうにする比企谷の気持ちが! わかる!? 誰かが味方になるだけで嬉しいって言う比企谷の気持ちが! どんだけ比企谷は苦しめばいいの!?」

雪乃「か、川崎さん…………」

沙希「あいつが好きって言うなら、何でもっと早くあいつを助けてくれなかったの…………愛しているって言うなら愛してあげてよ…………」

沙希(いつの間にかあたしは涙を流していた。だけどそれを拭うことも隠すこともせず、あたしは続ける)

沙希「勝手過ぎるよ…………自分から何もしていないのにあとからそんなこと言うのは……だいたいあたしより圧倒的に機会も多かったでしょ。そうでないとは言わせないよ」

雪乃「そ、それは、その…………恥ずかしくて、言い出せなくて」

沙希(そう言って雪ノ下は冷静になったか椅子に座る。あたしも同じように座り直した)

沙希「じゃあ結局ずっと進展しないままじゃない。その時言えなかったのが次に言える保証なんてないし、一度先延ばしにしたら繰り返すばかりでしょ」

雪乃「ひ、比企谷君の方から告白してくるかもしれなかったじゃない。中学の頃の行動を鑑みれば有り得なくはないわ」

沙希「むしろ逆効果だったよ。比企谷が言ってたけどさ、雪ノ下だけじゃなくここにいる三人はもしかしたら自分のことを好きなんじゃないかって思ったことはあるらしい」

結衣・いろは「「えっ?」」

沙希「でも過去の経験から慎重になりすぎてて、普段からあんな悪口や態度だったら恋愛感情はないだろうって判断してた。でもそんなふうに気の置けない仲になれているのは嬉しいともね」

雪乃「そう…………私は失敗を恐れるあまり、自分でチャンスを潰していたのね」

沙希「こんな言い方するとあれだけど、ちょっと前の比企谷なら誰が告白したって成功してたと思うよ。悪戯や罰ゲームを疑うだろうけどそこからぐいぐい押せばあっさりと。実際そっち方面のメンタルなんてそんなに強くなかったしね」

いろは「今は違うんですか?」

沙希「あたしがいるからね」

いろは「うわ、すごい自信…………」

雪乃「……川崎さん」

沙希「何?」

雪乃「さっきはごめんなさい。あなたの言う通りだわ。私は比企谷君の事を全然理解していなかった。私が比企谷君の事を好きなのは事実だけれども、比企谷君でなく自分のことばかり考えていたわ」

結衣「ゆ、ゆきのん……」

雪乃「正直もう勝ち目がないものね。婚約までしていて両親まで介しているのなら…………私はもう比企谷君のことは諦めるわ。そして今まで通り接して欲しいというお願いも引き受けるわよ」

沙希「そう? そうしてくれるとありがたいね」

雪乃「由比ヶ浜さん、一色さん。あなた達も川崎さんに言っておいた方がいいのではないかしら? 今まで通りに付き合うなら比企谷君本人に言えない事があるでしょう?」

結衣・いろは「う…………」

沙希「何? まさか…………」

結衣「え、えっとね、あたしもヒッキーのこと、好きだったんだ」

いろは「わ、わたしも先輩のこと、狙ってました…………」

沙希「はー、随分モテてたんだねあいつは」

結衣「でも、こうなっちゃったのも仕方ないよね。本当は嬉しかったのについキモいとか言っちゃうあたしが悪いんだし…………あーあ、何でもっと素直になれなかったんだろあたし」

いろは「正直油断してましたね。ライバルは雪ノ下先輩と結衣先輩だけだと思ってましたから…………お二人ならなかなか進展しないしその隙にって考えてましたけど…………フリだってのを聞いた時にもっと攻めるべきだったのかなあ」

雪乃「それは多分無理ね。思い返してみるとその頃にはもう比企谷君は川崎さんにメロメロだったと思うわ」

結衣「ゆきのんて時々言葉のセンスが変だよね…………」

雪乃「コホン……川崎さん。私達が好きだった人を、比企谷君をよろしくお願いします」

沙希「ん、任されたよ」

雪乃「でも婚約破棄したり離婚したりしたら連絡をちょうだい。すぐに駆けつけるわ。もちろん比企谷君の方に」

沙希「こら」

結衣「あ、サキサキあたしにもあたしにも!」

いろは「もちろんわたしにもお願いします!」

沙希「万が一にもないからそんなの」

沙希(そんなやり取りのあと、いろんな事を根掘り葉掘り聞かれた。告白の内容だの親への挨拶に関してだの。ちょっと煩わしかったけど彼女達から比企谷を攫っていった詫びということにでもしておこう)

沙希(正直ひっぱたかれたり最悪取っ組み合いになったりするんじゃないかと覚悟もしていた。だからこそ比企谷をこの場からいなくしたんだけど……杞憂だったかな)

沙希「も、もういいでしょ。そろそろ比企谷を呼んでくるよ」

雪乃「ええ、今日のところはこのくらいで許してあげるわ」

結衣「また色々聞かせてね」

いろは「断ったら先輩の方から聞き出しますから!」

沙希「はあ、疲れた…………じゃ、ちょっと図書室行ってくるよ…………多分、戻るまで三十分くらいかかるから、用事あったら済ませといて」

雪乃・結衣・いろは「「「!!」」」

沙希(あたしはそう言って部室を出た。話していてわかったが、彼女達は本当に比企谷の事が好きだった。多分彼女達は泣くだろう。比企谷にそれを見せるわけにはいかない)

沙希(少し図書室で比企谷を引き留めておかないとね)

ここまで
今日は更新を休むと言ったな。あれは嘘だ!

お前らが『休めよ! いいか、絶対休めよ!』っていうフリをするから更新しちゃったじゃないか…………まあただ単に早退したものの暇で手持ちブタさんだったからつい。
あっさりと修羅場(?)も終わってあとは2、3エピソードを書いて終わりかな?

また明日ノシ

>>1
俺がナースコスで看病に行くよ

八幡(奉仕部連中に話したあとも特に関係性は変わることなく、皆今までと同じように接している)

八幡(いや、変化はあったか。雪ノ下は毒舌がかなり少なくなったし、由比ヶ浜もキモいと殆ど言わなくなった。元々本心から言っているわけではないから言いすぎると川崎に悪い、とのことだ。何? 仲良くなったのお前ら? 何かあったの?)

八幡(あと時々からかわれたりいじられたりする。教職を目指すきっかけも川崎とのことがあるからって知られたし、プリクラも見られたし。まあ別に嫌ではないんだが)

八幡(本格的に付き合うまでは色んなことがあったが、その反動が来たように穏やかな時間が流れる)

八幡(そして週末が来た)

小町「お、お兄ちゃんどう? この格好でおかしくないかな?」

八幡「うん、可愛いぞ。でもそんなにかしこまる必要はないんだぞ? ただ大勢でメシ食うだけなんだから」

小町「何言ってんのお兄ちゃんは! 沙希さんや大志君だけじゃなくて御両親も来るんだよ! だったらいつかしこまるっていうの? 今でしょ!」

八幡「もう古いからなそれ」

八幡(そう、今日は比企谷家と川崎家の顔合わせがあるのだ)

八幡(駅前の少し高級な中華料理店で個室を借り、食事しつつの会談となる。もうすぐ出掛ける時間で、親父もお袋も準備に余念がない)

八幡(ちなみに俺は特に何もしていない。それなりにまともな服装で行ってりゃいいだろ、初めて会うわけでもなし)

小町「そりゃお兄ちゃんはね。しかもさっきまで会ってたんでしょ?」

八幡「まあな」

八幡(実はついさっきまで川崎家に遊びに行っていたのだ。川崎の親父さんも在宅していたので少し話もしたのだが、その際とてもいい話を聞いた)

八幡(なんと川崎の親父さんが昇進するらしい。忙しくなったり仕事が増えたりなどは殆どなく、役職と給料が上がっただけというかなり理想的な展開だ。しかも給料は大幅アップ)

八幡(あまりに出来すぎなので少し疑ってみたが、元々それを裏付けるだけの働きはしてきたらしい。それにくわえて前任者が実家の事情で退職してしまったとのことだ。ならばと素直に祝いの言葉を述べておいた)

八幡(『八幡君が我が家に幸運を運んできてくれたのかな?』なんて言われて言葉につまったが。だって『疫病神』とか『祟り神』とかには言い慣れてるけど、そんなふうに言われたのは初めてなんだぜ)

八幡(とにかくこれで川崎家の家計にはだいぶ余裕が出るとのことだ。川崎が金銭面で悩むことももうないだろう)

小町「お兄ちゃん、何ニヤニヤしてるの? 人前で見せられない顔になってるよ」

八幡「おっと…………で、準備はいいのか? そろそろ出る時間だぞ」

小町「うん。お父さんたちもそろそろ来るよ。あ、来た」

八幡(二人ともリビングに姿を現した。俺もソファーから立ち上がる)

八幡「んじゃ行くか」

八幡(四人で駅前に向かい、目的の店に到着する。川崎はまだ来てないのかと周りを見回した時、脚に軽い衝撃が二つ来た)

八幡「何だ? …………ああ、お前達か。さっきぶり」

八幡(俺は足にしがみついてきた川崎家のチビーズ二人の頭を撫でてやる。そこに川崎もやってきた)

沙希「こら二人とも。初めての人もいるんだからちゃんと挨拶しなさい」

八幡(そう言われて二人は俺の脚から離れ、親父達に向かって頭を下げて挨拶をした。躾行き届いてんなあ)

八幡(すぐに向こうの親父さん達も現れ、ウチの家族と挨拶を交わす。すぐにでも話を始めそうだったが、俺はそれを遮ってとりあえず店に入ろうと提案して皆それに従った。今だけは小町と大志が話をするのを許可しておいてやろう。感謝しろよ)

八幡(店員に案内された個室には六人掛けのテーブルが二つ用意されていた。どういう席順になるんだ?)

比企谷父「ああ、大人組と子供組に別れて座る。その方が緊張せんだろう。もちろん話したい時はこちらに呼ぶ」

八幡「わかった。んじゃそっちに適当に座るか」

八幡(俺が座ると隣に川崎が来る。意外だったのはチビーズ達が小町の両隣を占領したことだ。さっきの挨拶の時の会話で一瞬で仲良くなったらしい。さすが小町、兄にはできないことを平然とやってのける! そこに痺れる憧れ…………ねえな別に)

八幡(たださすがに大志がちょっとかわいそうかとは思ったが)

比企谷父「料理はコースだが、飲み物はメニューから好きなものを頼めよ。我々はアルコールをいただきますか」

川崎父「お、いけるクチですか。今日は飲みましょう」

八幡(向こうは酒を飲むようだ。当然こっちはジュース系になる。マッ缶ねえしな)

八幡(飲み物が揃ったところで親父が立ち上がる。どうやら乾杯の音頭を取るようだ)

比企谷父「それでは、両家の素晴らしき出会いを祝って、乾杯!」

『乾杯!』

八幡(皆の声が重なり、思い思いにグラスをぶつけ合う)

八幡(そのジュースを口に含もうとしたら早速親父に呼ばれた)

比企谷父「よし八幡、こっちに来い!」

八幡「早えよ、まだ飲み物も飲んでないのに…………ちょっと行ってくるわ」

沙希「うん、いってらっしゃい」

八幡(クスクスと笑う川崎に見送られて俺は大人組テーブルに着く)

比企谷父「川崎さん。息子を認めてくださってありがとうございます。こいつは手がかかる、というわけではありませんがどうも世の中を斜に見てるようなところがありまして。それをそちらの娘さんのおかげで前向きになったようで」

八幡(まあ嘘じゃねえな)

川崎父「いえいえとんでもない。むしろ我が家こそ息子さんにはお世話になりっぱなしで。沙希も何度も助けてもらったようだし、下の子達もよく遊んでもらったりしたと聞いてますよ。皆とても懐いています」

比企谷父「ははは、それはそれは。八幡、下の子達から懐柔するとはなかなか策士じゃないか」

八幡「別にそんなつもりじゃねえっつうの」

川崎父「ふふふ、もう八幡君の人となりはそれなりに知っているから今更改めて話すこともないかな。これからも末永くよろしく頼むよ」

八幡「はい、よろしくお願いします」

川崎父「うん。よし、それじゃ今度はウチの娘を紹介しますよ。沙希、こちらに来なさい」

沙希「は、はい」

八幡(川崎が呼ばれてこちらに来る。それと入れ違うように俺は席を立つ)

沙希「え、ひ、比企谷、一緒にいてくれないの?」

八幡「別にいらないだろ。というかお前も少しは人見知りを治せよ。ウチの親だったら平気だから」

沙希「うう…………」

八幡(借りてきた猫のように大人しくちょこんと座る川崎を後目に俺は元のテーブルに戻った)

八幡(ちょうど料理が来たので川崎の分を取り分けておいてやる。小町は頼られるのが嬉しいのか子供二人に構いっぱなしだ。さすがに大志がかわいそうになってきたので話し掛けてやる)

八幡「そういえば大志、お前んちって好き嫌いってないのか? そういうの聞いたことないんだが」

大志「そうっすね。ほら、姉ちゃん料理上手いから何でも美味しくなるし」

八幡「そうか」

大志「ただそれだけに外食とかしたりすると時々物足りなくなるんすよね…………姉ちゃんの方が美味い、とか思ったり」

八幡「あ、やっぱりそうなのか」

大志「ということはお兄さんも?」

八幡「ああ、俺も胃袋を掴まれた哀れな仔羊さ」

小町「え? 沙希さんてそんなにすごいの?」

八幡(聞いていたのか小町が会話に入ってくる)

八幡「レストランに出すような、ってのじゃないんだが、なんつーか家庭料理の究極というか…………美味くするために手間暇を惜しまないんだよなあいつ」

大志「あ、それわかりやすいっすね。肉じゃがなんか簡単に作れるだろ、って言ってる世の中の連中に姉ちゃんの肉じゃが食わせてやりたいっす」

八幡「ああ、あれはマジでヤバい。店やコンビニにあるようなのはもう食う気なくなったわ」

大志「俺なんか小学校の頃から食わされてましたから給食に出てくるのが全然物足りなくて…………肉じゃが出た日は家で姉ちゃんに今日は肉じゃがにしてって頼んでましたもん」

小町「ふ、二人ともずるい! 小町も沙希さんの食べてみたい!」

八幡「ま、今度頼んでみたらいいんじゃねえの?」

小町「うん! お兄ちゃんからも言っといて」

八幡「へいへい」

八幡(その辺でようやく川崎が戻ってきた。なんかフラフラになってるぞ?)

沙希「うう、ヒドい目にあった…………辱められた」

八幡「おいおい、何があった? とりあえず座れ」

沙希「…………あんたのせいだよ」

八幡「え? 俺?」

沙希「あんたのヒエラルキーが低いから親御さんに『本当にあんなんでいいのか?』とか『そもそもどこを好きになったんだ?』とか『意識したきっかけは?』とか散々聞かれたんだよ…………」

小町「うわーお」

沙希「ウチの親も『む、疑われてはいかんな。沙希、しっかり答えてやりなさい』なんて言ってくるし……」

八幡「しまったな。俺も残って一緒に聞けば良かった」

沙希「ひ、他人事だと思って……あんたも同じ事聞かれるように仕向けてやる」

八幡「ん? いや、俺の事はもうお前の親父さん知ってるぞ」

沙希「え?」

八幡「昼に親父さんと俺が二人で話した時間あっただろ? そん時にその辺の質問には答えてるぞ」

沙希「な、な…………あんた恥ずかしくないの!?」

八幡「いやあ、だって事実言ってるだけだしなあ」

沙希「くっ…………」

小町「はあー、あっついなぁ、空調壊れてるんじゃないかなここ」パタパタ

大志「ほんとっすね、熱源はどこなんすかねえ」パタパタ

沙希「うう…………」

八幡「おいお前ら、あんまり川崎をいじめるなよ」

沙希「いや、ほぼあんたのせいだからね」

一旦ここまで
多分あと二回くらいの投下で今作品は終わる

貴様等に良いことを教えてやろう
脳みそと右手が正常ならSSは書けるッッ!

いや実際横になってても眠くないと暇なんやで

あ、でもまだちょっと腹痛がツラいわ
>>791のナースコス画像がないとこのまま気力なくなってエタってしまうかもしれん(チラッ


またノシ

サキサキが出ていった後の、三人のやり取りも見てみたい。
もちろん、>>1氏の体調が戻ってからで良いので。

>>791は僕だけど、皆様、期待させて本当にごめんなさい。
1様への愛を葉山で伝えようとしただけで、僕は弱気なドドリアさん風貌ですから…
1様、エタらないで下さい。

八幡(その後は小町や大志が順番に呼ばれて相手方に紹介していく)

小町「ふう、緊張した。ね、ねえ、小町変なこと言ってないよね?」

大志「お、俺もっす。失礼なこと言ってないすよね?」

八幡「いや知らねえよ。別に聞き耳立ててたわけじゃないし。ま、あの様子なら大丈夫なんじゃねえの?」

八幡(大人組テーブルを窺うと酒も進んだかかなり陽気に喋っている。コース料理も終盤だ)

八幡「口の中が脂っこいな……烏龍茶でも頼むか、お前らも飲むか?」

沙希「そうだね、全員分お願い」

八幡「おう」

八幡(俺は店員を呼んで烏龍茶を注文する。それに便乗して隣からアルコールの追加の声が届いた)

八幡「まだ飲むのかよ…………お前んちの親父さんは強いのか?」

沙希「さあ? 弱くはないと思うけど」

八幡(しかし心配はいらなかったようで、間もなくデザートが来るらしい。ならここから潰れることはないだろう。そういえば結構食ったな)

八幡(みんなで杏仁豆腐を食べてお茶をすすり、この店での宴はお開きとなった)

八幡(支払いはちょっと揉めていたが、結局ウチの親父が払うことになったようだ。向こうは『次回は絶対こちらが出しますから』と言ってたが。次回あるのか…………)

八幡(が、店の外で待っていると、支払いを終えた親父がとんでもないことを言いやがった)

比企谷父「うーむ、少し飲み足りませんな。どうです川崎さん、ウチに来て二次会というわけには? 少し前に田舎から旨い地酒送られてきたんですよ」

川崎父「む、それは心惹かれますが…………御迷惑では?」

比企谷母「全然構いませんよ。おつまみもおやつもありますし皆さんでいらしてください。なんなら泊まっていかれたらどうですか?」

小町「けーちゃん達もウチで遊ぼ?」

京華「あそぶー!」

八幡「おい、ちょっと待てって。ウチにはカマクラがいんだろ。川崎が……」

川崎父「おおっとそうだった、沙希は猫アレルギーだったんだな」ボウヨミ

比企谷父「何だって。それではウチに招待出来ないな」ボウヨミ

川崎父「仕方ない。沙希、お前抜きで我々は楽しむことにする」

比企谷父「八幡、沙希さんを一人にさせるわけにはいかん。お前が一緒にいてやれ。ほら、飯代くらいはやるから」

沙希「ちょ、ちょっと!」

八幡「お、おい、親父!?」

川崎父「じゃ、沙希をよろしく頼むよ八幡君」

比企谷父「明日の夜までには帰って来いよ」

八幡(俺達が呆然としている間にみんなさっさと行ってしまった。小町や大志も微笑ましいものを見るような表情で俺らに手を振ってから離れていく)

八幡「何だこの茶番は…………」

沙希「ま、気を使ってくれたんでしょ。なかなか二人きりにはなれないし」

八幡(川崎が呆れたような口調で言い、俺の隣に来る。そのまま俺の腕に自分のを絡めて小声で誘う)

沙希「ね、比企谷…………ホテル、行こ?」

八幡「…………おう」

八幡(是非もない。俺達はホテル街の方に歩き出した)

沙希「あ、そういえばちゃんと約束守ってる?」

八幡「ん? どれのことだ?」

沙希「別に約束ってわけじゃないか。あたしの一方的なお願いだけど…………一人でするときはあたしを思い浮かべながらしてってやつ」

八幡「あー…………いや、してない」

沙希「え……や、やっぱり写真とかないとあたしじゃする気にならない?」

八幡「いや、そうじゃなくて…………そもそも自分でしてねえ。この前の時以来出してない」

沙希「えっ、あんた毎日のようにするって言ってたじゃない?」

八幡「ああ。でもさ、もともと明日辺り誘うつもりだった。そんで」

八幡(俺は川崎の耳元に口を寄せて囁く)

八幡「一週間溜めたものを全部お前にぶちまけたかったんだ」

沙希「!!」

八幡「辛かったぜこの一週間。ホテル着いたらめちゃくちゃにしてやるからな」

沙希「うん、嬉しい…………めちゃくちゃにしちゃって」

八幡(川崎は腕に込める力を強くし、顔を赤らめる。いや、上気しているのか?)

八幡(空いた手で川崎の頭を軽く撫で、目的のホテルの中に入る)

八幡「前と同じ部屋は…………空いてねえな。どこにする?」

沙希「どこだっていいでしょ? 早く、行こ」

八幡(平静を装っているが、明らかに川崎は欲情していた。それもかなり強く。脚が少し震えている)

八幡「んじゃここでいいか」

八幡(俺は最上階の部屋をタッチパネルで選択し、エレベーターホールに向かう。そのエレベーターが降りてくるのを待つ間も川崎はずっとそわそわしていた)

八幡(エレベーターに乗り、上昇中にすっと川崎の尻を撫でると、声こそ出さなかったもののピクッと身体を震わす。もうちょっと反応が見たかったけどあまりいじめると後が怖いから止めとくか)

八幡(最上階に到着してエレベーターを出、目的の部屋に入る)

沙希「ひ、比企谷っ!」

八幡(靴を脱ぐ間も与えず、川崎が俺に抱きついてくる。そのまま唇を重ねて舌を口内にねじ込んできた)

八幡(俺はその舌を受け入れ、自分の舌と絡めながら強く川崎を抱きしめる)

八幡(しばらくそうしてから川崎は舌を離し、大きく肩で息をする)

沙希「比企谷……あたし、あたし…………」

八幡「ああ、めちゃくちゃにしてやんぜ」

八幡(靴を脱いだ川崎を俺は抱き上げ、自分も靴を脱いでベッドに運んで横たわらせる。俺はその上にのしかかるように身体を重ねた)

ここまで
実は俺エロってそんなに好きじゃないねん(大嘘
だからこのあとの行為は割愛させていただきますすいません
次回は事後から書きます。そこからラストまでいくかな?

>>818
特に描写しませんでしたが、ガハマさんといろはすがゆきのんの(ない)胸にすがりついて大泣き、ゆきのんは我慢するも堪えきれずに少しだけすすり泣く、といった感じです
会話はほとんどなく『失恋しちゃったね』とか『次に生かしましょう』とかくらいのつもりでした

ところで俺は世にも珍しいドドリアさんのエロ同人を持っている
>>820さんよ、この意味がわかるな?

またノシ

八幡「ん…………ふう」

八幡(俺は川崎とくっつけていた唇を離して息を吐く)

沙希「はあ……すご、かった…………すごい、気持ちよかった……最後は気絶するかと思っちゃったよ」

八幡「俺もだ。もう何回出したか覚えてないまである」

八幡(俺は川崎の上から退き、横に寝っ転がって川崎と向き合う)

沙希「うん、上の口からも下の口からもたくさん飲まされちゃったもんね。あんたの精液」

八幡「そりゃあんなにされりゃなあ…………そういや髪の毛大丈夫か? 付くとなかなか取れねえって聞くけど」サワサワ

沙希「ん? 髪コキして出した時? なら大丈夫、先っぽくわえて全部口の中で受け止めてそのまま飲んだから。あ、でも髪撫でるのやめないで」

八幡「あいよ」ナデナデサワサワ

沙希「ふふ、あたし、比企谷に撫でられるの好き。性的な意味でもそうでなくても」

八幡「へえ、こことかも?」ナデナデ

沙希「背中……うん、ぞくぞくってする…………」

八幡「こことかも?」ナデナデ

沙希「ん、おしり…………比企谷って結構おしり好きだよね?」

八幡「ああ、触り心地すげえ良いしな。お前の胸と同じくらい好きだ」

沙希「おっぱいとおしりが好きだなんて本当にスケベなんだから」

八幡「お前の限定だけどな。だいたいスケベっていうならお前も相当なもんだろうが」

沙希「そう?」

八幡「スマホで写真撮られる時とかすげえ興奮してたじゃねえか。騎乗位で自分から腰振ってる時に撮られてるの気付いた時とか。見ろよこの表情」

沙希「み、見せなくていいから!」

八幡「あと中に出したあとのあそこを指で広げて見せてるのを撮ったとき、お前イっただろ?」

沙希「あう…………バ、バレてた?」

八幡「とんだ変態じゃねえかよ…………ま、そんな川崎が俺は好きだけどな」

沙希「こんなになっちゃったのあんたのせいだからね、責任は取ってもらわないと」

八幡「おうよ」

沙希「それと、写真誰にも見られないようにね」

八幡「わかってるよ、隠しファイルにした上でロック掛けてるから。ま、これで俺のオナニーライフも捗るってもんだ」

沙希「うん、いっぱい使ってくれると嬉しい。飽きたらまた撮っていいからね…………ふあぁ」

八幡「お、さすがに疲れて眠いか? シャワーどうする?」

沙希「ん、出来ればこの余韻に浸ったまんま寝たい……いい?」

八幡「構わないぜ、ほら」

八幡(俺が腕を伸ばすと川崎は頭を上げて寄ってきて肩の辺りに乗せる)

沙希「お休み、愛してるよ八幡」

八幡「おう、お休み沙希、愛してるぜ」

八幡(俺はもう片方の手を川崎の背中に回し、抱きしめるようにしながら眠りについた)

八幡「あー……眠くはねえけど疲れた……だりぃ……」

八幡(日が明けてホテルを出たあと、俺はサイゼリヤのテーブルに突っ伏す)

沙希「こら、行儀悪い……って言いたいけどあたしもちょっと…………」

八幡「朝起きてヤって、シャワー浴びてヤって、湯船に浸かりながらヤって…………絶対二桁は出してるぞ。エロ狂ったサルかよ……」

沙希「とても身体重ねるの二回目とは思えないよね…………正直なとこあたしとあんたの身体の相性が良すぎるんだよ。女の身体はもっと時間をかけて開発されるって聞いたんだけど、もう充分なくらいだし…………」

八幡「ああ…………搾り取られるってこういうことかって実感してるぜ。気持ちいいだけに拒めないし……やっぱり初めての時はなんだかんだ緊張とかしてたんだな」

沙希「結婚しても休息日決めとかないとあんた干からびちゃいそうだよね…………あ、注文したの来たよ。とりあえず体力回復させようよ」

八幡「おう、そうだな。食うか」

八幡(俺達は早速来た料理を食べ始めた。うむ、やはりミラノ風ドリアは美味い…………ん?)

沙希「どうしたの?」

八幡「いや、親父からメールが。昼に帰れるなら帰ってこいってよ」

沙希「あれ、あたしもだ。まだ比企谷んちにいるからあんたと一緒にって」

八幡「んじゃ俺から返信しとくぞ。今メシ食ってるから食い終わったら帰る、と」

八幡(返信し終わり、食事を再開する。本当に体力使ったんだなあ、相当食べた)

八幡「んじゃ行くか」

沙希「うん」

八幡(支払いを済ませてサイゼリヤを出て、川崎と腕を組みながら我が家へ向かう)

八幡「というか何で呼んだんだろうな? 何か用事でもあんのかな」

沙希「あたしもってことは二人に関することなんだろうけどね」

八幡「ま、帰ればわかるか」

沙希「だね」

八幡(しばらく歩き、比企谷家が見えてくる。てか家の前にいるのは…………)

八幡「何してんだ親父? あと川崎の親父さんも」

比企谷父「ちょっとお前達二人に話があってな」

ここまで
次回でついに最終投下です
またノシ

乙!
そー言えばサキサキの家は誰もいなかったのに、何故わざわざラブホ行ったんだ?
ちなみに>>1も髪コキは経験済みなのか?

>>846
いつ誰が帰ってくるかわからないとこではできないってさすがに(笑)

京華「あれ、さーちゃんとはーちゃんなんではだかでおすもうしてるのー?」

とかは避けないと

あと俺はスポーツ刈だから髪コキしたことないなあ。髪質固いしね
というかする相手なんかいません!

えっ!?
あっ、誤解してる人いたらすまん
新作予定の『八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」』はこのスレとはまったく関係ない話なんだ。紛らわしくてごめんなさい


寝る
投下は今日の夕方~夜くらいかな?

1様乙です。
ドドリアさんは僕だけど、1様がお目汚しして作品に悪影響が出てはファン一同に申し訳ないので辞退させて頂きます。許して下さい。

1様のせいでサキサキ派になってしまいました。…責任、とって下さいね?

川崎父「比企谷さんちは猫がいるからな。すまないがここで手早く話させてもらう」

沙希「いったい何?」

川崎父「沙希、お前は大学進学だろうが、八幡君と同じ大学に行くつもりか?」

沙希「…………たぶん違うと思うけど」

川崎父「だろうな。なら今ほど会えなくなってしまうことになる。それはお前も辛いだろう?」

沙希「でも仕方ないでしょ。それにまったく会えないってわけじゃないんだし」

川崎父「いや、いい解決方法がある」

沙希「え?」

川崎父「沙希、高校卒業したらもう八幡君と結婚しろ。そして一緒に暮らすといい」

沙希「えっ!?」

八幡(川崎は驚いた表情になって俺を見る。だが俺は親父さんに何も言ってないぞ)

川崎父「どうした、不満か? 八幡君は?」

八幡「いえ、実は俺達もこの前そんなことを話したんです。卒業と同時に籍入れようかって」

川崎父「お、そうなのか」

沙希「でも家を出るのはちょっと…………まだ京華達も小さいし」

川崎父「ああ。それなら母さんがいる。パートを辞めても問題はなくなったし、家のことをする余裕が出てきているからな」

沙希「だけど働けるなら働いておいた方がいいんじゃないの? あたしなら全然大丈夫だから…………」

川崎父「なあ沙希、俺達は今までお前に甘えすぎていたと思うんだ。確かにお前の存在は助かったし感謝している。でもそのために自分自身を蔑ろにしてほしくはない」

沙希「蔑ろになんて…………」

川崎父「それに下の子達も段々手が掛からなくなってきている。お前ももう少し自分の為の我が儘を言ってもいいんだぞ。いや、言ってほしいんだ」

沙希「………………」

八幡(川崎が押し黙ってしまった。仕方ない、俺が会話を引き継ごう)

八幡「あの、すいません。一緒に暮らすってのはどこででしょうか? この家じゃないですよね?」

比企谷父「ああ。大学に受かったらアパートを借りればいい。二人の通う所の間あたりにな。もちろん費用その他は出してやる。将来返してくれればいいさ」

八幡(俺の質問にウチの親父が答えた。が、俺は川崎の親父さんに質問を続ける)

八幡「一緒に暮らす、だけでは駄目なんですか? いや、俺としては全然嬉しいんですけど」

川崎父「さっきも言ったように沙希には苦労をかけたからね。早いところ幸せになってほしいというのが本心だよ」

八幡「そうですか…………なあ、川崎…………いや、沙希」

沙希「な、何?」

八幡「親父さんもこう言ってくれてるんだ。卒業したら、結婚して、一緒に暮らそうぜ」

八幡(俺が手を差し出すと、沙希はその手を握り、小さく頷いた)

沙希「………………うん」

八幡(そして、あれから幾ばくかの時が経った)

八幡(俺と沙希は無事に志望校に合格し、決めていた通り二人で暮らし始めることになる。なんとアパートでなく賃貸の一軒家だ。それでも二人が一人暮らしをするよりは安いらしいが)

八幡(総武高校卒業式の翌日、家族連れ立って役所に婚姻届を提出し、俺達は夫婦となった。驚いたのは役所を出た瞬間、何人もの人に拍手で出迎えられたことだ)

八幡(雪ノ下や由比ヶ浜や一色、戸塚や材木座、三浦に海老名さん、葉山に戸部、陽乃さんに平塚先生、その他の人達)

八幡(思った以上に俺には友人というものが出来ていたらしい)

八幡(そして年度を跨ぎ、四月になる)

八幡「あー、今日入学式か…………面倒くせえなあ」

沙希「何言ってんの。どうせすぐに友達とかできるわけじゃないんだから話とかちゃんと聞いてきなって。色んな説明会とかもあるんでしょ?」

八幡「お前んとこは明後日だっけか?」

沙希「うん。だから新たに必要なものがあったから今日明日で買ってくるつもり。あんた今日何時くらいに帰ってくる?」

八幡「さあ? まあ日程表見る限りじゃ遅くとも三時くらいまでには帰るだろ。サークルとかはどうでもいいし」

沙希「なんだ、夕食くらいになるんだったら裸エプロンで出迎えでもしようかと思ったのに」

八幡「っ!? お前、昨晩あんだけヤったのにまだ俺から搾り取るつもりかよ…………」

沙希「してほしくない?」

八幡「…………帰るくらいの時間、メールするから」

沙希「ふふ、はいはい」

八幡「ん、そろそろ出掛ける準備するか。ご馳走さまでした」

沙希「あ、片付けはやっとくからいいよ」

八幡「おう、悪いな」

八幡(俺は洗面所で歯を磨き、自室で着替える)

八幡「んじゃ行ってくるぜ、川崎」

沙希「あたし、もう比企谷なんだけど、ぶつよ?」

八幡「冗談だ。行ってくるぜ、沙希」

沙希「ん、行ってらっしゃい、八幡」

八幡(玄関で沙希と唇を重ね、俺は家を出た)

八幡(今日から大学生。なのにもう嫁持ち。まったく、今の時代には実にそぐわない。遊びたい盛り、青春真っ只中の大学生がこんな環境にあるなんて)

八幡(やはり俺の青春ラブコメは間違っている、なんてな)





八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」    ~ 完 ~

立て逃げされていたスレを軽い気持ちで勝手に続きを書いたところから随分遠くまで来ましたが、ようやく完結させることができました
これも八幡と沙希の二人の可愛さ、そして読んでくれた皆様のおかげです。どうもありがとうございました
感想などいただけたら嬉しいです。悪かったところや気に入らなかったところも忌憚なく教えてくれれば幸いです。次回作の参考にしますので
とりあえずところどころのエロは結局いらなかったかなあといった感じですが


次回作は『八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」』の予定です
依頼出してこのスレが落ちるか1000埋まるか>>854のナースコス画像が貼られるか平塚先生が結婚したら立てますのでよろしければ読んでやってください
それではノシ

平塚『お前が1か、ドドリア達から話は聞いている。何でも、あの川崎をずいぶん可愛いヒロインにしたらしいじゃないか?』

平塚『1よ、次は、私をヒロイン…じゃなくて、1の花嫁にしてくれるよな?』

平塚先生はサキサキ、海老名さんに続く好きなキャラだけどSSの予定は今のところありません(笑)

1000は遠いしそろそろ依頼出すか。でもちょっと読み直してみよう。って思って読み直したら、うん、やっぱりエロいらなかったね
後悔はしてないが、うーん……というわけで次スレはエロなしでやります。でもエロ書きてえなあ…………
よし、埋めついでにここにエロ投下しよう
本当にストーリーも何もない、ただ八幡と沙希がえっちしてるだけなので完全に自己満足
下手くそなエロを許容できる人以外読まないでください

沙希「んっ、あっ、あっ、はち、まんっ」

八幡(沙希が横たわってる俺の身体に覆い被さったまま腰を振る。膣内に挿入されている肉棒が擦られ、快感の電流が全身を走った)

沙希「気持ち、いいっ…………八幡は、気持ち、よくなって、くれてる?」

八幡「ああ。すっげー気持ち良い。ぬるぬるで柔らかいのにキツく締め付けてくるからな。最高だぜお前の身体。まさに俺のためにあるような身体だ」

沙希「うんっ、ずっと、あんたに抱かれてたから、あんたが気持ち良いように変えられちゃった。あそこも、あんたのにぴったりに、なっちゃってる」

八幡「俺のコレもお前専用になっちまってるかな」

八幡(俺は沙希の腰を掴んで突き上げ、子宮口を亀頭でぐりぐりと刺激する)

沙希「んんっ! だめぇっ…………今日は、あたしが、してあげる日、だからっ……あっ」

八幡(沙希はびくびくと身体を痙攣させる。力が入らないのか上半身の体重を俺に完全に預けてきた)

八幡「んなこと言って自分の方が感じてるじゃねえか。本当はあれだろ? 自分が好きなように動きたいから騎乗位から始めたんだろ?」

沙希「ち、違う……あんたを、気持ちよく、させたくてっ……ああっ!」

八幡(腰を引いて強く突き上げると、沙希の口から快楽にまみれた声が出る)

八幡「いいよ遠慮すんな、イきそうなんだろ? イっちまえ。見ててやるから」

沙希「うんっ、ごめん、あたしイくからっ、見てて」

八幡(沙希は腰を沈めて一番奥を突かせ、そのまま腰を揺すってより強い快感を求めた。俺は沙希のイき顔を間近で見るために、沙希の頭を両手で掴んで眼前に持ってくる)

沙希「あ…………」

八幡(かちりと視線が合う。その瞬間沙希の表情が泣きながら笑っているようなものになり、身体を大きく跳ねさせた)

沙希「ああっ! あっ! あっ! ああああっ!」

八幡(びくんびくんと身体を震わせて何度も声を上げる。俺は沙希がイき終わるまで快楽に歪む顔をじっと見つめていた)

八幡(やがて沙希の身体からふっと力が抜け、俺の身体にのしかかってくる)

沙希「はあ……はあ……ごめん……あたしだけ、イっちゃった」

八幡「何言ってんだ。さっき口で出させてくれただろ? おあいこだ」

沙希「でも、今日はあたしが全部してあげるって言ったのに、こんな……」

八幡「わかったよ。んじゃ少し休んだらしてくれ。このまま入れっぱなしにしとくから」

沙希「うん、頑張る…………」

八幡(と言っても同じようになるんだろうなあ。沙希ってここ最近特に感じやすくなってイきやすいし…………ま、見てて楽しいし可愛いからいいけどな)

八幡と沙希じゃなくてもいい、まさに作者の自慰

よし、埋まるまでこんな短いエロをちょいちょい投下してしまおう
何回投下できるかな?

あ、土下座しますんで罵倒はほどほどにお願いします。クオリティ低いのはわかってますんで……

沙希「ん、37℃ちょうどか。だいぶ下がったね。あとでお粥作るから」

八幡「ああ、悪いな。手間かけさせちまって」

沙希「何言ってんの。元々あたしが風邪ひいてて看病してくれたあんたに移っちゃったんだから。こっちが申し訳ないよ」

八幡(沙希はそう言って俺の頭を撫でる。こういう時に一人じゃないってのはいいな)

沙希「大学は今は重要な講義もないし養生してな。何かしてほしいこととかある?」

八幡「あー、じゃあナースのコスプレで看病してくれ」

沙希「何馬鹿なこと言ってんの。まだ頭茹だってる?」

八幡「大丈夫。普段から考えてるから」

沙希「普段から大丈夫じゃないでしょそれは…………水持ってくるよ」

八幡(沙希は空になった水差しをもって寝室を出て行く。うーん、ナースの格好をした沙希もいいと思うんだがなあ)

沙希「お待たせ」

八幡(そうそう、こんなふうに似合って…………え?)

八幡「え、え、幻覚? 熱のせいで頭やられたか俺?」

沙希「あ、あんたがこの格好してほしいって言ったんでしょ」

八幡「な、なんでナース服なんか持ってんだよ?」

沙希「その…………以前海老名が置いていった。『いつか役に立つよ♪』って……」

八幡「なる程…………さすが海老名さんだぜ」

沙希「えっと、ど、どうかな?」

八幡「…………」

八幡(コスプレ用のためか明らかにスカートが短く、太ももまでばっちりとさらされている。仕様なのか沙希のが規格外なのか、胸がパツパツでやたら強調されていた)

八幡(極めつけは頭に乗せられたナースキャップだ。実に非日常を醸し出している)

八幡「なあ、看護婦さんや」

沙希「ん、何?」

八幡「その格好見てると身体の一部が腫れちまったんだけどさ、何とかしてくれねえかな?」

沙希「え…………あっ」

八幡(沙希は俺の言ってる事をすぐに理解したようだ。にっ、と悪戯っぽく笑う)

沙希「しょうがない患者さんだね。いいよ、溜まってる毒を吸い出してあげる」

八幡(そう言って沙希は下半身側の布団を捲り上げ、テントを張っていた俺のズボンとトランクスを脱がす)

沙希「じゃあまずは消毒からしますからね、痛かったら言ってください」

八幡(もはや看護婦になりきった言葉遣いで言い、そのまま俺のそそり立った肉棒に舌を這わせて唾液をまぶしていく)

八幡「う……ああ……っ」

沙希「大丈夫ですか? 痛くないですか?」

八幡「大丈夫ですっ……早く、続きをお願いします……っ」

沙希「はい、じゃあ今から毒を吸い出しますからね。出そうになったら頭掴んで遠慮なく思いっきり出してください」

八幡(そう言って沙希は口を開け、俺の肉棒をくわえ込んだ。唇の輪っかが根元まで下り、ゆっくりとカリ首まで上る)

八幡(玉袋を手で揉まれながらその上下運動を幾度も繰り返され、射精への欲求がどんどん高まってきた)

八幡「あ……あ……看護婦さんっ……出そうですっ……」

八幡(沙希は上下運動を止め、カリ首の部分を唇でぎゅむぎゅむと締め付ける)

八幡(さらに舌で亀頭を舐め回され、空いた手で根元をしごかれて俺はあっという間に射精へと導かれた)

八幡「あっ! ああっ! あうっ! ううっ!」

八幡(俺は沙希の頭を掴み、快感に身をよじらせながら思いっきり口内に精液をぶちまける。沙希はそれを舌で受け止めながら喉を鳴らして飲み込んでいく)

八幡「はあっ…………はあっ…………」

八幡(すべて出し終えて俺は四肢をぱったりと投げ出す。沙希は尿道に残ったものまで吸い出し、体液にまみれた肉棒を舌で綺麗にしていった)

沙希「ふふ、いつもより多くて粘っこかったよ。興奮した?」

八幡「ああ、すげえ興奮した。なんか風邪とかどこかに行っちまったみたいだ」

沙希「そう? じゃ、少し休んだらもっかい熱計ってみようか。そろそろお粥作ってくるね」

八幡(そう言って沙希は俺に耳打ちしてくる)

沙希「治ってたら、今晩はこの格好でしよ?」

八幡「!」

八幡(沙希は俺が返事をする前に出て行った。根性を出せ八幡! あと数時間以内に完治させるんだ!)

エロは百薬の長
何も考えずにエロを投下するって楽でいいわ(笑)


あ、えっと、もしまとめサイトの管理人とかいらっしゃって、このスレをまとめていただけるならこの辺のエロ小ネタはなるべく載せないでください
発つ鳥跡を濁しまくってるんで…………

八幡「んー…………」

沙希「どしたの?」

八幡「あ、沙希、ちょっと耳掃除してくんね? なんか痒くてさ」

沙希「そういえば最近してなかったね、いいよ」

八幡(そう言って沙希は耳掻き棒やティッシュを用意し、女の子座りをする)

沙希「よし、おいで」

八幡「おう、頼む」

八幡(俺は沙希のスカートを捲って太ももを露出させ、そこに頭を乗せる)

沙希「こら、何してんの?」

八幡「俺はこの方がいい。構わないだろ?」

沙希「まったくスケベなんだから…………んじゃするよ」

八幡「ん」

八幡(いつものようにマッサージから入り、カリカリと耳垢が棒で取られていく)

沙希「奥にちょっと大きな塊があるね。あんた指か綿棒で押し込んじゃったでしょ」

八幡「適当にやったからな、そうかもしんねえ」

沙希「ちゃんとやらないと病気になるよ。これからはあたしが管理するから。じゃ、奥の取るよ」

八幡「おう、よろしく」

八幡(カリカリと耳の中で音が響く。緊張はしない。もう沙希の腕前は知っているからな)

八幡(ゴソゴソと心地良い音が響き、開放感に襲われる)

沙希「よし、取れたよ。次は反対ね」

八幡「ん、頼む」

八幡(俺は身体を回転させて反対に向ける。その際にわざと沙希の太ももに顔を擦り付けた。ついでに軽く舐めておく)

沙希「んっ、ダメだって……」

八幡「悪い悪い」

沙希「真っ昼間なのにもう…………じゃ、するよ」

八幡「おう」

八幡(沙希は再び耳掻きを始める。さすがにこの間はちょっかいを出さない)

八幡(やがてすっかり俺の耳は綺麗にされた)

沙希「ん、終わったよ」

八幡「おう、サンキューな」

八幡(俺は礼を言ったが、起き上がることはしない。そのまま目の前の太ももを撫でる)

沙希「ん…………こら、変な気分になっちゃうでしょ」

八幡(そうは言うものの、本気で止めさせる様子はない。俺は内腿の付け根に手を這わす)

沙希「ん……はぁ」

八幡(艶っぽい声が上がり、抵抗はなかったのでそのまま動きを続けた。僅かずつ沙希の脚が開いていく。頭を少し起こしてひねり、顔を股間に埋めるようにする)

八幡(すう、と匂いを嗅ぐと強烈な雌の匂いがした。すっかり欲情してしまったようだ)

八幡(俺は身体を起こし、下着越しに沙希の秘所を指でいじりながら首筋に舌を這わせる)

沙希「ん、ああっ……あん…………」

八幡「どうする? まだ明るいけど寝室行くか?」

八幡(聞きはしたものの、これを断ることはないと思っていた。返事があったらすぐに沙希を抱き上げようとも思ったのだが)

沙希「ううん…………ここでいい、から……早く、いっぱいして…………」

八幡(そう言って沙希は下着をずらし、充分に濡れた蜜壷に俺の指を導く。その予想外な返答と行動に俺の理性はあっという間に崩壊する)

八幡(そのまま沙希を押し倒して唇を重ね、服に手をかけた。ここからの展開は次の一文で表せる)



『このあとめちゃくちゃセックスした』

耳掻きは人にしてもらった方が確実かな。自分じゃ見えないし
あ、今回はエロくないね


埋まるまであと三つ四つくらいは投下できるかな?

そろそろ次スレが必要だな

八幡「ん……ふぁ……」

沙希「あ、起きた? おはよ」

八幡(目を覚ましてあくびをすると、俺の腕を枕にしていた沙希が挨拶をしてくる)

八幡「おう、おはよう。もう起きてたのか」

沙希「ついさっきね。八幡、お誕生日おめでとう」

八幡「ん、サンキュ」

八幡(俺は顔を寄せ、沙希と唇を合わせる)

沙希「んっ…………ふふ。ねえ、せっかくの誕生日だし何かしてあげよっか? もちろんプレゼントや料理は別にして」

八幡「え、マジで? じゃあお前の胸や尻を好きにさせてくれ、とかでもいいのか?」

沙希「いや、あんたいつも好き放題にしてるじゃないのさ」

八幡「あれ、そうだっけ?」サワサワナデナデ

沙希「あっ、おしり…………もう、言ってるそばから…………えいっ」キュ

八幡「んぅっ……」

八幡(肉棒を掴まれて変な声が出てしまった)

沙希「もうこんなに大きくしちゃってる。ホント元気なんだから」グニグニシコシコ

八幡「あっ……ちょ、ちょっとゆっくり…………あんま激しいとすぐに出ちまう」

沙希「ええー、昨夜あんなに出したのに…………このくらい?」シュッシュッ

八幡「ん……ああ、沙希の手、気持ちいい…………最高…………」

沙希「ふふ、本当に気持ちよさそう。あたし、あんたのその表情、好き」シュッシュッ

八幡「ん……キモくねえか? こんな腐った目でそんな表情されて」

沙希「ううん、すごく可愛いよ」シコシコ

八幡「う……くっ……ありがとな、沙希」ナデナデ

沙希「普通そこは頭でしょ、何でおしり撫でてんの」シコシコシコシコ

八幡「うぐぅっ! わ、悪かったって! 本当にもう出ちゃうから!」

沙希「はぁ……もういいよ。飲んであげるから出しちゃいな」

八幡(そう言って沙希はシーツの中に頭を潜らせる。そこからすぐに肉棒にぬるりとした感触が走った)

八幡「う……っ……」

八幡(俺は思わず身体を仰け反らす。竿全体が口内に飲み込まれ、生暖かい舌が様々な形で這い回る。俺は一気に高みへと押し上げられた)

八幡「あ、あ、出る、出すぞ沙希っ………………あっ! ああっ! あうっ!」

八幡(我慢する間もなく俺は絶頂に達し、沙希の口内に精液を放つ。陰嚢を揉まれ、根元をしごかれて精を吸い尽くされる)

八幡「あ……あ……ああ……はあ……」

八幡(すべて出し切り、快楽の波に翻弄されながらその余韻に浸る。その顔を覗き込むように沙希がシーツの中から這い出て目を合わせてきた)

沙希「ふふ、満足できた?」

八幡「ああ、すっげえ気持ち良かった」

沙希「ん、ならよかった。じゃ、あたしは朝ご飯の支度してくるね」

八幡(そう言って沙希はベッドから降りようとする。が、俺は沙希の内腿を濡らす愛液を見逃さなかった。腕を掴んで引き寄せ、ベッドに押し倒して組み伏せる)

沙希「え? ま、まだ満足してなかったの?」

八幡(沙希は慌てたような呆れたような素振りを見せる。だけどその目には期待が満ち溢れていた。顔を寄せて唇を合わせるとすぐに舌を絡めてくる)

八幡(このあと朝っぱらからめちゃくちゃセックスした)

ハッピーバースディ八幡
俺も夏休みが誕生日だったから学校で祝ってもらえなかったぜ

>>957
まだ大丈夫。あと2つくらいは投下できるはず
さすがに八幡×沙希+αネタは無理そうだが

一度もう一人絡めた3P書いてみたいけど、関係性的に海老名さんくらいしかいないんだよな
でも他の書き手さんが書くって言ってたから被るのはよくない
二人と仲が良くて自然に絡めそうな女キャラ…………よし、けーちゃんにしよう!(錯乱

あれ?以前けーちゃん含めた3P書いたんじゃなかったか?

沙希「あのさ八幡、ちょっとお願いがあるんだけど…………」

八幡「そういう出だしの頼み事なんて珍しいな。何だ?」

沙希「えっと、その……できれば断らないでほしいんだけどさ……」

八幡「何だよ? 俺にできることならしてやるから言ってみなって」

沙希「うん…………えと、この前あたし海老名と飲みに言ったじゃない?」

八幡「ああ。お互い成人したし、たまには二人で女子会しないかって誘いがあったんだっけ? その割には居酒屋っていう色気のない店だったんだろ?」

沙希「うん。そん時ちょっと酔っててさ、海老名ととんでもない約束しちゃって…………」

八幡「約束?」

沙希「えっと、海老名のやつを抱いてやってくれないかな?」

八幡「……………………」

沙希「……………………」

八幡「……………………」

沙希「えっと、海老名とエッチしてやってくれないかな?」

八幡「聞き間違いじゃなかったのか…………いやいや、何でだよ!?」

沙希「その、酔った勢いであんたとの夜の生活を暴露しちゃってさ、いつもすごい良くしてくれてるって言ったら『わたしもヒキタニくんとさせて!』って食いついてきて…………承諾しちゃった」

八幡「しちゃった、じゃねえよ。何考えてんのお前? 自分の旦那との浮気を薦めてんじゃねえ!」

沙希「ち、違うって。身体だけだから! 心は違うでしょ?」

八幡「それって浮気した方のテンプレ言い訳じゃねえか…………お前だって俺が他の女とするのは嫌だろ?」

沙希「う…………」

八幡「…………なあ沙希、お前何か隠してるな?」

沙希「…………」

八幡「ひょっとして海老名さんに何かあったか?」

沙希「たまに鋭いよねあんた…………実はちょっと前に海老名のやつ、男とトラブルがあってさ」

八幡「えっ?」

沙希「内容はあんまり人に言えないんだけど…………海老名は今それで男性不信気味なんだ。このままじゃ平塚先生になっちゃう」

八幡「結婚できないという意味に個人名を持ってくるのはやめて差し上げろ。しかし海老名さんがねえ…………」

沙希「あんたなら海老名も信用してるしさ。リハビリ代わりってことで、ね?」

八幡「ね? じゃねえって。だいたい俺はお前以外じゃそうそう勃たねえよ」

沙希「…………ならあたしも一緒にする。それならいいでしょ?」

八幡「はあ?」

みたいな流れで3Pする話を思い付いた
でも性格的に考えると八幡×姫菜に沙希が加わるという感じの方が自然かな?

姫菜「ほらほら、サキサキも乗り気だよ。こここんなに濡れちゃってる。ヒキタニくん、やっちゃって」

みたいな


>>968
あれは忘れてくださいwww
てかさすがに園児はダメだよな

京華「すごーい! あんなにおっきいのがさーちゃんのなかにはいっちゃった! さーちゃんもきもちよさそう!」

うん。鬼畜すぎてダメだろ。混ぜるな危険


そして待ってる方がいらっしゃったらすんません
次回作のスレ立ては来週になりそうです
休暇申請ミスってコミケのコピー本に集中せにゃならなくなりました
ここが埋まってもしばらく立てられませんごめんなさい

やべ、ageちった
すまん

おまけ
数年後の二人




八幡「たでーまー」

沙希「おかえり八幡。ごはんもうすぐだから。先にお風呂入る?」

八幡「いや、後ででいい。それよりちょっと報告がある」

沙希「報告?」

八幡「ああ。ま、メシん時に話すよ」

沙希「? うん、わかった」


  ~夕御飯~


八幡「いただきます」

沙希「うん、いただきます。で、報告って何?」

八幡「俺、来年度から一年生を担当することになったわ」

沙希「本当? やったじゃない。手の掛かる一年生を任せられるってことは実力が認められたってことでしょ?」

八幡「ああ。何とかやっていける自信もある。そこでな、沙希」

沙希「ん、何? お祝いする?」

八幡「その…………俺達そろそろ子供作んねえか?」

沙希「え…………」

八幡「今まではまあ出来たら出来たでってスタンスだったけど、これからは積極的にさ。貯金もそれなりにあるし給料ももうちょっと増えるからこれも踏ん切りのきっかけかなって」

沙希「八幡…………」

八幡「その、どうだ?」

沙希「うん…………赤ちゃん、作ろ? あたし、八幡との子供、欲しいな」

八幡「よし。じゃあ今日はハッスルしようぜ!」

沙希「それはあんまりいつもと変わらない気がするけど…………ま、今日から口や胸に出すのは禁止ね。全部あたしの中に出してもらうから」

八幡「おう。頑張って孕ませてやんぜ」

沙希「でもそれだったらもっと精のつく料理にすればよかったかな?」

八幡「大丈夫、お前そのものが精力剤だから。ちょっとエロいポーズで誘ってくれりゃビンビンになるし」

沙希「まだ食事中なのにそういうこと言わないの」

八幡「別にいいだろ。しかしお前の身体何年経っても本当に飽きねえよなあ。よくこんな最高のパートナーを高校時代に見つけられたもんだ」

沙希「ふふ、心も身体も相性最高だからねあたし達。きっと子供も可愛い子が出来るよ」

八幡「ああ。頑張って作ろうな」

八幡(このあと二人で風呂に入って気分を高め、寝室でめちゃくちゃ孕ませセックスした)

八幡(あまりの激しさに沙希は途中で気を失ったが、それでも俺は沙希を犯し続けた。当然のように次の日に怒られたが。ちょっとやりすぎたか…………)

八幡(だが、俺の子作り計画は間違っていない! さあ、今日も抱くぞ。愛してるぜ、沙希!)

そんなわけでこのスレもこれが最後の書き込み
もう1000イきそうだけど一応HTML依頼は出しときます

こんな拙いオマケまで見てくれた方ありがとう
来週立てる予定の『八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」』もよければ見てやってください
それではノシ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月09日 (木) 18:30:04   ID: AH-3olX1

早く次書いて下さい

2 :  SS好きの774さん   2015年07月09日 (木) 21:15:29   ID: slO26io9

続きがんばー

3 :  SS好きの774さん   2015年07月10日 (金) 02:11:50   ID: mNOXu5FU

早く次書いて読みたい

4 :  SS好きの774さん   2015年07月12日 (日) 23:09:29   ID: mz272t_V

こんなサキサキが見たかった!
良かったなぁ、良かったなぁ
。゚(゚´ω`゚)゚。

5 :  SS好きの774さん   2015年07月14日 (火) 22:15:55   ID: l0Xfnmvi

最高‼︎頑張ってください!

6 :  SS好きの774さん   2015年07月21日 (火) 14:14:58   ID: 9rYJRBPd

超期待‼︎

7 :  SS好きの774さん   2015年07月25日 (土) 02:03:50   ID: hCozJfWY

頑張って❤️

8 :  SS好きの774さん   2015年07月26日 (日) 10:44:32   ID: FBGsznAF

はよ

9 :  SS好きの774さん   2015年07月28日 (火) 23:08:24   ID: ov9NQCM_

見てるぞー♪
続きが気になってしかたないw

10 :  SS好きの774さん   2015年07月30日 (木) 15:27:36   ID: dN9HHzvm

早く

11 :  SS好きの774さん   2015年09月14日 (月) 12:42:30   ID: -tgSmaUW

初めて読んだけどすげえ良かった

12 :  SS好きの774さん   2016年01月18日 (月) 13:02:07   ID: fBuyV_DB

サキサキ可愛い過ぎるッ!!!はよ、はよ次をッ!(デレサキ中毒)

13 :  Madscientist   2016年01月31日 (日) 23:18:58   ID: XtGznsQC

とても良い作品でした。
続きもしくは新作楽しみにしています。ファイト(^^♪)

14 :  SS好きの774さん   2016年12月23日 (金) 06:46:46   ID: eVP8Y55a

youtubeに映画のスタッフロール風な動画が初見の話で結構お気に入りです。
大学入学の後にエロいエピローグが在ったとは。

15 :  SS好きの774さん   2016年12月23日 (金) 07:10:36   ID: eVP8Y55a

個人的に大学入学後しばらくたったある日、合コンの数合わせで声を掛けられ参加する流れになり相手は川崎の通う大学の女子達。川崎に帰りが遅くなる旨を伝え会場へ。ちょうど川崎も比企谷が通う大学の男子と合コンするから参加しないかと誘われたので参加する。結局周りとまともに会話できず二人でイチャイチャと会話するのを想像してた。

16 :  SS好きの774さん   2017年05月24日 (水) 14:57:53   ID: JUDWP8J_

最悪だよ
こんなSS読まなきゃ良かったよ
……もうサキサキじゃないと満足できなくなるじゃないか

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