赤城「一航戦の誇り、こんなところで失うわけには……」【安価】 (32)

注意
凛々しくて真面目な赤城さんが好きな人は見ないほうがいいと思……
>>1にもなにがどうなってしまうのかまるで想像がつかな……

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コンコン

「入れ」

赤城「失礼いたします」ガチャリ

提督「きたか、まぁ座れ」

赤城「はい」

赤城「それで提督、用事とはなんでしょうか?」

提督「その前に聞きたいことがある……君は、不知火のことをどう思うかね」

赤城「不知火ちゃん、ですか?」

提督「うむ、素直な意見を頼む」

赤城「そうですね……戦術眼に優れて、練度も高く、戦闘では非常に頼りになりまして……」

赤城「……それで、その長所を丸ごと打ち消すくらいに落ち度が目立ちますね……」

提督「うむ。そうだな……で、これを見てくれ」ドサ

赤城「な、なんですかこのThe Collection, Obama and Plualism並の厚さの本は……」

※The Collection, Obama and Plualism
なんか5000ページくらいある本

提督「うむ、うちに所属する艦娘たちの最新の意見をまとめて作った……不知火の落ち度コレクション、不落これだ」

赤城「」

提督「一落ち度につき10ページほどのレポートと参考画像を付けてあるが、それでもまぁ500落ち度ほど、しかも落ち度が増え続けてて型落ち寸前だ、これでも」

赤城「oh……」

提督「……さて、本題に入ろうか。つぎは……ふんぬっ!よいしょお!!」グオォ

赤城「て、提督?そのわりと大きめなダンボールはいったい」

提督「……」パカ

赤城「うわ、全部紙?重そう……これがなにか?」パラッ

赤城「……え?これは……」

一航戦の埃No.1
↓2

IHC No.1『吹雪?知らない子ですね』

セキュリティクラス ちゅうい



赤城「て、提督?これはいったい」

提督「赤城、吹雪を知っているか」

赤城「吹雪?知らない子ですね」キョトン

吹雪「提督!第3艦隊遠征より帰投いたしました!」

提督「おう、おつかれさま」

赤城「あ、おつかれさま吹雪ちゃん」

吹雪「はい!ところで、お取込み中なら報告は補給を済ませた後にしますか?」

提督「すまんな、そうしてくれ」

吹雪「はい!わかりました!失礼いたしました!」



提督「……元気でいい子だな」

赤城「そうですね」

提督「ところで、吹雪を知っているか?」

赤城「吹雪?知らない子ですね?」キョトン

提督「そうか……」カリカリ

症状
吹雪とのコミュニケーションも普通に取れるのに、吹雪と一緒にいないときは完全に吹雪のことを忘れ去る

提督「さて、改めて説明しよう赤城、このダンボールには8036枚ほどの用紙が詰め込まれている」

赤城「はぁ……新しい不落これの資料ですか?」

提督「違う……こいつは、IHCだ」

赤城「クッキングヒーターですか?」

提督「I、一航戦の、H、埃、C、コレクション……」

赤城「……え?」

提督「つまりこれは、最新の不落これをも上回る数寄せられた、お前の一航戦の埃案件の報告書だ」

赤城「……」



赤城「えっ」

提督「じゃあつぎ行くか」ペラッ

IHCNo.2
下2

そういえば鳥忘れてたね



IHCNo.2
鎮守府のボーキを食べ尽くす

提督「こいつについては説明の必要はないな、記憶に新しい……」

赤城「え、あー、あはは」

提督「赤城、普段から私は、君に支給するボーキサイトを通常より多くしている、当然君は、知っているな」

赤城「は、はい」

提督「このことで贔屓だ差別だと他の空母の子に文句も言われたが、君の食いっぷりを見て逆に同情されてしまったよ。それどころか私たちの減らしていいからと、その分のボーキを貯蓄に使えとまで言ってきた、なんていい子達なんだ、泣けてくるぜ」

赤城(そうだったんだ)

提督「そして、本営から通達された大規模作戦前に私は、数値にして200000ものボーキサイトを集めることに、成功した」

提督「嬉しかったよ、貯蓄庫がパンパンだった」

提督「遠征と節約に付き合ってくれたみんなにアイスだって配っちゃった」



提督「つぎの朝起きたら倉庫は空っぽで、お前が中心で寝ていたな」

赤城「」ダラダラ

提督「その後の私の取り乱したザマは知っているな」

赤城「はい……セーラー服に着替えてバク転しながら海に飛び込んだと……」

提督「そうだ、危うくイ級に喰われるところだった。不知火が助けてくれたからことなきをえたがな、全く笑えねぇぜ」

赤城「そ、そうですねー、あは、あはははは」

提督「笑ってんじゃねえよ」

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