世界迷作劇場 大相撲名劇場所 (33)

これより横綱の土俵入りが始まる。

横綱 ジョオ

行司 メグ

太刀持ち ベス

露払い エイミー

ジョオが立派な化粧まわしを締めてに上がり、雲竜型の土俵入りを披露する。


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続いて西の横綱、アンネットによる土俵入り。

横綱 アンネット

行司 セーラ

太刀持ち アン

露払い ポリアンナ

こちらは見事な不知火型の土俵入りを行い、無事に両横綱の土俵入りは終わった。

そして取り組みが始まりました

セーラ(行司)「東、エイミー山、エイミー山。西、ポリノ里、ポリノ里」

エイミー「見てなさいよ。ポリアンナ・フィティナ!このあたしの突っ張りをお見舞いしてやるんだから!」

ポリアンナ「やだなぁ…まわし一枚で土俵の上へ上がるのは…」

そう言うとエイミーとポリアンナの両者は土俵に塩を巻いた

セーラ「見合って、見合って。構えるのよ」

二人が構えながら睨み合う

セーラ「はっけよい、のこった!」

(パチン!)

ポリアンナ「きゃあ!」

行司のセーラが試合開始の合図を言った瞬間、エイミーはポリアンナに張り手を食らわした。」

エイミー「ふふふ、ざまあなさい!」

ポリアンナ「…こんなくらいで泣いたりなんかしないわ!」

そう言うとポリアンナはエイミーの締めたまわしを握った。

エイミー「くっ…こっちだって!」

エイミーも負けずにポリアンナのまわしをつかむ。両者ともがっぽり四つになる。
エイミーがおもいっきりポリアンナのまわしを握っていたので、ポリアンナのまわしからサガリが取れてしまう。

エイミー「これでおしまいよ!」

エイミーがポリアンナを土俵へ投げとばそうとした瞬間…

(パチン!)

ポリアンナ「きゃあ!」

行司のセーラが試合開始の合図を言った瞬間、エイミーはポリアンナに張り手を食らわした。」

エイミー「ふふふ、ざまあなさい!」

ポリアンナ「…こんなくらいで泣いたりなんかしないわ!」

そう言うとポリアンナはエイミーの締めたまわしを握った。

エイミー「くっ…こっちだって!」

エイミーも負けずにポリアンナのまわしをつかむ。両者ともがっぽり四つになる。
エイミーがおもいっきりポリアンナのまわしを握っていたので、ポリアンナのまわしからサガリが取れてしまう。

エイミー「これでおしまいよ!」

エイミーがポリアンナを土俵へ投げとばそうとした瞬間…

ポリアンナ「それ!」

エイミー「へ!?」

ポリアンナがエイミーの腕を握り、背負い投げをした

セーラ「ポリノ里の勝ち!」

エイミー「ちょっと!あんなのなしよ!卑怯よ!」

セーラ「あのねエイミーちゃん、あの背負い投げも相撲の四十八手の一つなの。だからいいのよ」

エイミー「しじゅーはって?」

エイミーは悔しながら首を傾げた

ポリアンナ「エイミーと相撲を取って、勝ててよかった!」

>>4の部分がもう一つありますが、これはミスです!気にしないでください!

次の取り組みは美少女どうしの試合です

メグ(行司)「東側、ジャッキー山!西側、ビアンカ花!」

ビアンカ(お兄ちゃん、私頑張る!)

ジャッキー(相撲だったら私よりミッキーの方が強いはずよ…)

金髪で黒いまわしを締めた美少女二人が土俵に塩巻きし、四股を踏んだ。
時間いっぱいです!

メグ「見合って構えたわね二人とも。では、はっけよいのこった!」

ビアンカとジャッキーがお互いの両手を握り合った。

ジャッキー「なかなか力強いわね、あなた」

ビアンカ「そっちだって」

次の瞬間、二人は手を離し、お互いの乳を握り合った。

ジャッキー「痛い…!でも負けないんだから!」

ビアンカ「それはこっちの台詞よ!」

もはや相撲というより普通の喧嘩のようになった。

メグ「こ、こら!お互いのおっぱいを触り合うなんてはしたないわよ!」

行司のメグが顔を赤くしながら二人を止めた。

結局取り組みがやり直されることになった。

メグ「おっぱいじゃなくてまわしを握るのよ!」

そう言うとメグは両者にお互いのまわしをつかみさせた

メグ「でははりきって、はっけよいのこった!」

ジャッキーとビアンカがお互いのまわしをつかみ合い、取っ組み合いになる。

ビアンカ(な、何よこの感じ…股とお尻が痛いわ!イタリアにこんなスポーツなんてないわ…)

ジャッキー(うう…まわしを握られるたびに、お尻が目立っちゃう…何故かまわしの前に付いてる暖簾みたいな物まで取れちゃいそう…)

おそらく今回の取り組みの中で一番エロスな試合でしょう。

そして1分半後…

ビアンカ「ううん…えい!

(ヒョイ)

ジャッキー「きゃああ!」

ビアンカがジャッキーを土俵へ押した

メグ「東側、ビアンカ花の勝ち!(だから相撲は嫌なのよ…)」

ジャッキー「やだ…もうすぐで全裸になりそうだったわ…」

まわしの緩みに気づいたジャッキー

ビアンカ「お兄ちゃんやったわ!勝ったわ!」

こんなやらしい取り組みに妹が勝ったと聞いたら、アルフレドはどう思うやら…

3試合目…

セーラ「東側、ベスの海。西側、ダイのアナ」

ベス(わたし、お相撲なんて経験ないのに…)

ダイアナ(それにしても私の四股名、変な名前ね)

ベスとダイアナが塩を巻き、ベスは恥ずかしながら、ダイアナは張り切りながら四股を踏んだ」

セーラ「構えたわね」

ベス(やだなぁ…構えたらお尻が見えちゃうよ〜)

ダイアナ(アンったらこんな恥ずかしいパンツなんか履いてごきげんなんだから…)

セーラ「見合って見合って。はっけよい、のこった!」

両者お互いに突っ張り合う、そしてお互いのまわしをつかみ合い、がっぽり四つになる。

ダイアナ「あなた、ピアノが上手なくせになかなかやるじゃない…!」

ベス「わたしは…わたしは…!」

ベスのまわしからサガリが取れてしまう。

ベス(ああ…!まわしが脱げそう…!)

しばらく二人はがっぽり四つになったまま、動かない。そして30秒後…

ベス(見てて、エイミー!わたしが仇を取ってやるわ!)

(ドスッ!)

ダイアナ「きゃっ!」

ベスが上手投げをしてダイアナを土俵に倒した。

セーラ「ベスの海の勝ち!」

ダイアナ「嘘っ!?あんな小さい子に負けるなんて…!」

ベス「わたし勝った…やったー!わたし勝ったのね!」

ベスは嬉しさのあまり、思わず叫んだ。まるで新しいピアノを買ってもらったように

ダイアナ「次の試合でアンの番ね。一体どんな試合になるのかしら…」

ベス「エイミー、わたし勝ったわよ!」


エイミー「もう分かったわよ…」

土俵の横からエイミーがつぶやいた

メグ「相当嬉しかったのね」

ジョオ「ベスが勝ったんだから横綱の私も頑張らなくっちゃ!」

大相撲名劇場所も残り2試合となりました。

メグ「東側、カトリ浪。西側、アンの国」

カトリ(坊ちゃんのためにも勝たなくちゃ!)

アン(負けたダイアナのためにも私が勝たなきゃ!そしてマリラやマシュウのためにも!)

二人がシコを踏むと、土俵にいっぱい塩を巻いた。

メグ(大量に巻きすぎよ…)

メグにもちょっと塩がかかった

メグ「さあ、構えて」

アン(それにしても、上半身裸でまわし一丁で戦うなんて、なんてスポーツなのかしら…これを想像で例えるのなら、大昔に…(省略)」

カトリ(まわしに付いてるサガリって何のためにあるのかしら?)

メグ「見合って、はっけよいのこった!」

試合開始の合図とともに突っ張り合う赤髪と金髪の少女。
そして八艘飛びをするカトリ。

アン(見てなさい!)

(グイッ)

カトリ「あっ!」

カトリの腕を握り、土俵に倒そうとするアン

しばらく張り合いになるが、次の瞬間…

アン「神様の怒りを思い知りなさい!)

(パチン!パチン!パチン!)

カトリ「きゃああ!痛い!」

アンがカトリに突っ張りをする

カトリ「もうわたし、怒るわよ!」

そう言うとカトリと負けずにアンに突っ張りをする。

(パチン!パチン!)

アン「痛…!」

本気になったアンはカトリの身体をぎゅっと握った。

カトリ「 うぅ…!でももう許さないんだから!」

両者が土俵で取っ組み合い、また突っ張りで手を離した。

アン「いくわよ!」

カトリ「負けるもんですか!」

アンとカトリがお互いのまわしを握る。
アンがカトリに外掛けをしようとした。

アン「これで私が白星よ!

カトリ「ううい…」

今にも土俵から足を出しそうになるカトリ。しかし次の瞬間!

カトリ「ええい!」

アン「!?」

カトリがアンを上手投げで土俵の外へ倒した。

アン「ええー!?こんなのありなの!?おかしいわ!いくらなんでもこれは不公平よ!本当だったら私が勝っていたのよ!こんなの屈辱だわ!この屈辱をおとぎ話で例えるのなら、闇夜の…」

メグ「アン!ほら早く戻りなさい!」

ダイアナ「アン…」

カトリ「…(汗)とにかく勝てて嬉しいわ。坊ちゃん、わたしやりましたよ!」

カトリのまわしが緩んで取れかかっているが、ポリアンナに直してもらった

ポリアンナ「カトリちゃんが勝ってよかった♪」


アンネット「いよいよ私の番ね…」


ジョオ「いいところを見せたいな」

ついに取り組みもあと1試合になりました。両横綱の対決です。

セーラ「いよいよ最終対決です。東側、横綱ジョオの海。西側、横綱アンネット山」

ジョオ「やってやるわ!どすこい!」

アンネット「アメリカの娘になんかには負けないわよ!」

ジョオとアンネットが四股を踏み、土俵に塩を巻き、構えて睨み合う。

ジャッキー「がんばって!ジョオさん!」

ビアンカ「アンネットしっかり!」

エイミー「ジョオ!アルプスの暴れん坊なんかやっつけちゃって!」

ベス「ジョオ!がんばってー!」

アン「アンネットがんばって!そんなゴリラみたいな奴倒しちゃえ!」

ダイアナ「ファイトよ!アンネットさん!」

メグ「すごいことになってるわね…」

土俵の外から試合を終わらせたみんなが応援している。もちろん裸でサガリの付いたまわしを締めたまま。

構えるジョオとアンネット。しかし二人は立ち上がり、もう一度土俵に塩を巻く。

カトリ「なんだかすごいことになりそう…」

ポリアンナ「そうね」

セーラ「構えて、いくわよ」

ジョオ(これで勝ったら、私ローリーに何て言おう…)

アンネット(ルシエンならイチコロだけど、この人は手強そうね…)

両者が心の中でそうつぶやき、構える。

セーラ「見合って、見合って。はっけよい、のこった!」

掛け声の合図とともに両者が突っ張り合い、プロレスみたいな取り組みになる。

ジョオ「少しは感じたかしら!」

アンネット「まだまだよ!」

土俵上で活発で男勝りな少女が裸でまわし一枚で戦う姿は想像するくらいでも激しい…

アンネット「張り手がダメなら力比べで!」

(ガシッ!)

ジョオ「望むところよ!」

(ギュッ!)

お互いのまわしを握り合い、がっぽり四つになって争うアンネットとジョオ

二分経過し、まだ動く気配がない二人

ジョオ(なんて力なのかしら。アルプスの女の子はみんなこんな風に力があるのかしら?)

アンネット(ああ、まわしを握られるとお尻がグイグイして痛いわ!)

アンネットがおもいっきりジョオのまわしを握っていたため、ジョオのまわしからサガリが取れる。
その後、取っ組み合いは1分半が経過した。そして…

アンネット「勝利の星はいただきよ!」

アンネットがジョオを土俵に投げ倒そうとするが

ジョオ「させない!」

ジョオが必死で踏ん張る。もう二人のまわしは汗だらけでゆるゆるです。

ジョオ「とりゃあ〜!」

アンネット「きゃあ!」

(ドスッ!)

ジョオがアンネットを土俵に倒した。

ジョオが勝ったのです!

セーラ「ジョオの海の勝ち!よってこの試合、東組の勝利です!」

エイミー「わーいやったー!」

カトリ「勝ったの!?私たちのところが勝ったの!?」

ベス「そうですよカトリさん!」

カトリ「嬉しいわ!」

ジャッキー「なんだか普段空気と呼ばれた私が今日の日だけ目立ったのも嬉しいわ」

メグ「私も何故か嬉しい気分ね。行司だったけど」

会場からは座布団を投げる人もいれば、彼女たちのまわし姿に興奮していた人たちもいた。

アンネット「さすがの私もジョオさんにはかなわなかったわ」

アン「でもよかったじゃない。こうやって日本のスポーツの素晴らしさを知れたから!あゝ…この相撲の素晴らしさを神話で例えるのなら、空から…」

ダイアナ「アン、アンネットさんがポカーンってしてるわよ」

ビアンカ「お兄ちゃんとロミオにもお相撲ってのを教えようかしら」

ポリアンナ「みんな楽しそうで本当によかった!」

ジョオ「今度ローリーにも相撲を教えてあげましょ!」

セーラ「ローリー君、かわいそう…」

メグ「私だって今度はまわし締めて出てやるわ!」

アンネット「帰ったらルシエンを使って稽古をするわ」

ジャッキー「ミッキーやテンボは私がまわしを締めたのを聞くと何て言うだろ…」

ビアンカ「お兄ちゃんを悪く言う奴には突っ張りをお見舞いしてやりたいわ!」

アン「ダイアナ、今度私たちでお相撲やりましょ♪」

ダイアナ「ええ…」

ベス「なんだかお相撲してからわたし、強くなったかも」

エイミー「ジョオ・マーチにも突っ張りをお見舞いしてやりたいわ!そのために今から四股を踏むわ!どすこい!どすこい!」

カトリ「やっぱりまわしを締めるのは恥ずかしいわ…」

ポリアンナ「どすこいって四股が踏めてよかった!」

こうして大相撲名劇場所は無事に幕を閉じたのでした。


世界迷作劇場 大相撲名劇場所

お し ま い

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