イタチ「あの世から木の葉の様子を見る」 (117)

イタチ「今の木の葉はナルトが七代目になっているのか」

イタチ「しかも様々な技術も発展している様だ・・・」

オビト「今まで五大国で争いに使っていた人材や資材が世界の発展のために使われた結果だろう」

マダラ「争いそのものが無くなったわけではないが、世界も徐々に変わりつつあるようだな」

マダラ「やはり俺は結論を急ぎすぎたらしい・・・」

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サラダ(何かもう忍者って響き?…ダサイ…)

イタチ「あれは・・・サスケの娘か!?」

イタチ(目元がサスケそっくりだ・・・サスケが女の子だったらあんな感じだったんだろうか・・・)

オビト「嬉しそうだな? そうか、お前にとってあの娘は姪になるのか・・・」

イタチ「サスケのことだ・・・一緒に修行や猪狩りして可愛がっているだろう!!」


サラダ(…私は…パパと…ものごころついた時から会ったことがない パパって…)

イタチ(・・・・・・えっ!?)

イタチ「サスケェ!!可愛い娘をほったらかしで何やってる!!!」

オビト「・・・落ち着け!何か理由があるはずだ!!」

マダラ「その通りだ・・・サスケほどの実力者にしか出来ない任務もあるだろうからな」

サクラ「…ごめん大声だして…あのねパパは今大事な任務中なの もう少ししたらパパだって…」

オビト「どうやら長期の任務についているらしいな 心配無用だと思うが・・・」

家が崩れる

サクラ「そ…そんな…ローンがまだ」

イタチ「ローン?それで長期任務について稼いでいるのか?」

マダラ「この様子では何時まで経っても終わらんぞ」

サラダ「…誰なの…パパの隣の…めがねの女…」

イタチ「まさか・・・サスケェ!!!」

オビト「最近の写真が無かっただけだろ・・・多分・・・」

マダラ「妾の一人や二人で騒ぐな!見苦しい」

オビト「アンタの時代と一緒にするな!」

サスケ「!! …お前は…誰だ?」

イタチ「写輪眼!?何者だ・・・?」

オビト「見たことない顔だな・・・うちはの生き残りか?」

マダラ(人工物のような雰囲気が漂っているな)

イタチ「それよりもサスケ!!どういうことだ!!!」

イタチ「不貞を働くように育てた覚えは無い!!」

サスケ(イタチの声が聞こえた気が・・・まさかな・・・)

???「そうだ…サスケは…奴は誇り高きうちはの恥さらしだ」

オビト「暁だと・・・もう残っている者はいないはず・・・!」

イタチ「確かに今のサスケは恥さらしだ・・父さんと母さんに顔向けできない・・・(泣)」

マダラ「賛同してどうする・・・少し落ち着け!」

カカシ「まずありえないが…うちはの生き残りか…あるいは大蛇丸の実験体…」

オビト「なるほど!大蛇丸か・・・確かにそれなら・・・」

マダラ(作り物の様な雰囲気はそれでか)

イタチ「大蛇丸・・・お前のせいか!!!お前のせいでサスケが家族を不幸な目に・・・」

オビト「イタチ・・・その話とは関係ないぞ」

サラダ「届ける人がハッキリと分かってるなら迷う事もないじゃん…それなら…私にだって届けられる!」

サラダ「…それに…お弁当ってただ食べるだけじゃないでしょ?作ってくれた人が特別だってちゃんと分かってる時には…」

イタチ「サラダはいい子に育っているな・・・サクラさんに感謝しなければ」

オビト「ナルトの息子は生意気そうだな」

マダラ「子供のうちはあの位で丁度いい でなければ扉間のような姑息な人間になる」

ナルト「子供のケンカにしちゃあ…ちっとやり過ぎだな うちの里の子供達はしつけはいい方だと思うんだけどよ…」

オビト「アカデミー卒業前でこれか・・・二人とも優秀だな」

マダラ「確かに筋は悪くない 将来が楽しみだ」

イタチ「将来が楽しみだと!?この変態が!!サラダは俺が守る!!!」

マダラ「そういう意味ではない!」

サラダ「…あいつら何者なんですか?何でアタシが…」

ナルト「…お前は何も心配する事はねェ…オレが守ってやるし解決してやるからよ!」

オビト「今のナルトを見てると三代目を思い出すな」

マダラ「柱間の火の意思か・・・」

イタチ「いい火影になったようだな・・・ナルト それに比べてサスケは・・・」

サラダ「パパ」

サスケ「よくここが分かったな…奴の仲間か…!?」

イタチ「自分の娘の顔も分からないのか!?サスケェェェ!!!」

オビト「これは流石に引くな・・・」

マダラ「写輪眼開眼しているか・・・面倒なことにならなければいいが・・・」

サスケ「…お前…サラダ…なのか?」

サラダ「…うん 私はすぐに分かったよ…パパだって…」

イタチ「十年近くほったらかしで娘の顔も分からずに刀を向ける・・・フッ・・・フフフ・・・」

オビト「イタチ・・・?」

イタチ「こっちに来たら月読説教確定だな・・・」

イタチ「72時間おいろけ逆ハーレムの術の刑だ」

マダラ「逆ハーレム柱間バージョンなら大歓迎だが・・・」

オビト「・・・」

サラダ「いったい…パパは本当はどこに居て何してるの!?」

サスケ「お前には関係のない事だ」

イタチ「月読説教72時間納豆風呂追加だな」

※サスケは納豆が嫌い(者の書より)

オビト「何気にえげつないな・・・」

マダラ「イタチの万華鏡の一つが月読なのも精神攻撃の適正があったからか」

サスケ「…これは…仮説にすぎないが それが指し示すもの…それはカグヤをも脅かす存在がこの地に出現することの暗示…」

サスケ「いいか このオレの行動はここに居る上層部しか知りえぬ極秘任務としてあつかってくれ 未来は明るい方がいい…違うか?」

マダラ・オビト「「・・・!?」」

イタチ「なるほど・・・そういうことかサスケ・・・お前は自分の役割を果たしているのだな」

オビト「カグヤ以上の存在だと・・・!?」

マダラ「六道仙人ですらそこまで掴んではいなかったな・・・」

オビト「石碑は改ざんされるし何処か抜けているな あの人も」

ハゴロモ「ハックシュン」

ハゴロモ(風邪か・・・今日は早く寝るか)

ナルト「心配すんなサラダ 大丈夫だ くっ…そうかこいつら…瞳力で武器を自在に まさか…サスケのまで…」

オビト「聞いたことが無い瞳術だな・・・知っているか?マダラ」

マダラ「いいや・・・だがナルトとサスケの腕が鈍っているのは確かだな」

マダラ(サスケの輪廻眼は巴の紋様が無かった・・・まさか瞳力が・・・)

イタチ「シン・・・あの顔どこかで・・・」

サクラ「うちの旦那様と愛娘に何してくれてんだじゃーんなろーがぁ!!」

オビト「母は強し・・・だな 強すぎる気もするが」

イタチ「サクラさんを本気で怒らせるなよサスケ・・・家のローンだけじゃ済まないぞ・・・」

マダラ「そういえばミトもあんな切れ方だったような・・・よく柱間が愚痴を言っていたな」

シン「そうだ 奴はオレの師だ いや…正確に言うならば大蛇丸の元実験体 クローン技術を作り上げる為のな」

サクラ「…ほんっ…とにモラル欠如のヘビ野郎が…」

マダラ「確かに・・・死者を蘇らせ互乗起爆札で爆破するような姑息な真似をした奴の孫弟子だけはある」

オビト「ひどい言われようだな二代目も・・・」

大蛇丸「…それがシンの能力…イタチに陶酔しただけでうちは一族の者ではないわ」

イタチ(そうか・・・あの時の・・・)

回想

イタチ「俺はサスケの眼を手にいれ更なる高みへと上り詰める(嘘)」

シン(フルフルニィ・・・)

現在

オビト「この騒動、おまえも原因の一旦だったか・・・」

イタチ「・・・ナルトとサスケならどうにかできるさ・・・心配ない」

水月「まさに繋がりの一部から遺伝子を採取っと!」

画面『一致しました』

水月「どうやら…君のママは…香燐に間違いないね…」

イタチ(・・・バタッ)

オビト「イタチ!!しっかりしろ!」

マダラ「気をしっかり持て!馬鹿者!!」

イタチ(フラッ)

イタチ「サクラさん・・・サラダ・・・すまない 不肖の弟の始末は俺が付ける」

イタチ「大蛇丸!!俺を穢土転生しろ!!サスケを殺して俺も死ぬ!!!」

オビト「落ち着け!!そんなことしても何も解決しない!!」

マダラ(そもそも穢土転生されるわけは無いのだが・・・)

大蛇丸(イタチの声が聞こえた気が・・・疲れてるのかしら・・・)

ナルト「サラダ…お前…写輪眼が…」

サラダ「…今更あんな人なんかに似ていたくもないです…!」

マダラ「これはマズイな・・・このままではかつての俺やオビトの様になりかねん」

オビト「サスケの娘だからな・・・落ちる時はどん底まで落ちそうだ・・・」

イタチ「サラダ・・・なんて不憫な・・・サスケはただではおかん!!」

ナルト「繋がりってのは時間や、血だけじゃねーだろ?それより強えーもんがある!」

サラダ「じゃあ!何だって言うんですか!?」

ナルト「… “想い” それさえありゃあいい そんだけだ もういっぺん…自分にそれがあるか確かめてみろ」

オビト「ナルトは本当に火影らしくなったな・・・」

マダラ「ナルトを肴に今度柱間と一杯飲むか」

イタチ「もうサラダを息子さんと結婚させてお義父さんになってくれ・・・」

サラダ「…ママ…うっ…うっ…私…やっぱり…ママを…助けたい…」

サラダ「でも…もう昔みたいには…どうしたら…いいの?」

ナルト「偽物だろーが本物だろーがそんなのはどーだっていい 助けてーって想いがあったんなら…それが本物だ!…行くぞ!ママを助けに!」

マダラ「通常の瞳に戻ったか・・・負の感情を抑えることが出来たようだな」

オビト「俺やサスケを闇から救い出しただけはある」

イタチ「サスケェ!!娘の一大事に何やってる!!」

9話以降に関してはそれぞれジャンプ発売日後に更新します

サラダ(…この人はママの事…どう思ってんの?2人の間には…本当はどんなことがあったんだろう?)

マダラ「今までの様子を見ると夫婦仲は良好のようだがな・・・小娘の勘違いではないか?」

オビト「そういえばサクラを千鳥で攻撃したり、メガネの方もダンゾウごと刺した事が・・・」

マダラ「珍しいことでもない・・・俺と柱間も拳で語り合ったものだ」

オビト「アンタ達のような連中と一緒にするな!!」

イタチ「それよりもサラダに言葉の一つでも掛けてやれ!!サスケェ!!」

シンの右手を破壊

シン「何だ!?」

マダラ「完成体須佐能乎を見事に使いこなしているな…俺以上か…」

オビト「あれで暴れまわって地形が変わらなければいいが…」

イタチ「万一サクラさんに当たりでもしたら如何するつもりだ!サスケェ!サラダが泣くだけじゃ済まないんだぞ!!」

マダラ「あの母親の方も柱間の孫娘と同じ術を使えるからな…心配はいらんだろう」

マダラ(まあ…須佐能乎でそのまま攻撃した所をみるとあの女を一番心配していたのはサスケか…)

ホモにしても悪業が作中ベスト3に入るぐらいはやらかしてるから忘れがちだけど、
・兄弟(おそらく両親も)全滅
・親戚からハブられる
・唯一最愛の親友からも(しゃーないけど)お前より里が大事とフラれる
本人の自業自得もあるけど、世の中を憎んでもおかしくない境遇ではあるんだよなあ…
しかも純粋だったから尚更。
もちろん所業は擁護しないが。

シン「お前達…やれ!」

子シン達に攻撃されるシン

シン「なっ…何を…してやが…」

マダラ「どこかで見た光景だな」

オビト「ああ…お互いになマダラ」

オビト(イタチがずっと万華鏡のまま血涙流してるんだが…怖い…)

ナルト(かなりの数だな…)

チョウチョウ「すんげー数…!!ちょっとデブいのとかもいるんですけど!」

マダラ「クローンに個体差がある時点で、俺の造った白ゼツはに比べたらお遊びだな」

オビト「あれはアンタが造ったものではないし あのグルグルはどうなんだ?」

マダラ「十万体のうち一体位あんなのがいた方が愛嬌があるというものだ…」

イタチ「サラダに怪我をさせたら月読説教"お体に触りますよ"の刑だ!!サスケェ!! 」

サラダ(…ママは…私が…守る!!)

サラダ「しゃーんなろーがァ!!」

マダラ「写輪眼にチャクラコントロールによる怪力か…本当に先が楽しみな奴だ」

オビト(この娘ならうちは一族初の火影に…)

イタチ「サスケが悪さをしたら思いっきり殴ってやれ!!サラダァ!!」

オビト(そろそろ元に戻ってくれないか…イタチ…)

ナルト「落ち着けよ…」

ナルト「九喇嘛…」

ナルト「恐がる事はねーよ これ以上何も悪さしねーなら…こっちも何もしねーから」

マダラ(さっきのナルトの雰囲気は柱間に似てるな…)

オビト(何だ…?マダラから薔薇っぽい感じが…)

サクラ「あ!…ごめん …だいたいの話はシズネさんから聞いたわ…しゃーんなろーよ!正真正銘私の子に決まってるでしょ バカな子ね」

サラダ「うん…分かってる…もういいの… ちゃんと想いがあって…気持ちが繋がってるのが1番だから…」

オビト「サラダも自分の気持ちに決着が付いたようだし良かったんじゃないか?イタチ」

イタチ「そうだな…色々取り乱してすまなかった…」

マダラ(というか…あのへその緒は小娘のものじゃないのか…?遺伝子が一致するのはそれしか考えられんのだが)

サスケ帰宅 その夜

イタチ「すまないオビト…神威でサスケところまで行くことは出来るか?」

オビト「出来なくはないが、あっちに居れるのは数十秒って所だ…穢土転生でもないの魂を止めるのは無理がある」

イタチ「それでかまわない…頼む!!」

イタチ(サスケ…久しぶりだな)

サスケ(イタチ…兄さん!?)

イタチ(月読!!!)

サスケ「うわぁぁぁぁぁ!!!」

サクラ「どうしたの!?アナタ!!?」

サスケ「イヤ…なんでもない…」

サクラ(もしかして一族が滅んだ時の夢を…)

サスケ(納豆風呂で半裸の干柿鬼鮫の大群に触られながらイタチにサラダの接し方の説教されたなんて言える訳が無い…)

サラダ「次はいつ帰ってくるの…?」

サスケ「そ、そんな顔するな…また今度な…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

サラダ(パパ震えてる…どうしたんだろ?)

マダラ「イタチ…何をした? サスケの怯え方が尋常じゃないが」

イタチ「少し説教をしただけだ」

マダラ(少し…?どう見ても精神が磨耗している…詳しく聞くのはよしておくか)

香燐「はあ?!ンな訳ねーだろ!サラダちゃんを取りあげたのはウチだっての!」

水月「じゃあそのヘソの緒って…」

香燐「サラダとサクラのだよ!サクラはサスケを追いかけて一緒に旅してた時期があってウチのアジトでサラダちゃん産まれたんだから!」

イタチ「…」

マダラ「どうやら小娘の母親はサスケの嫁で間違いないようだな…」

イタチ「オビト…すまないもう一度神威で…」

マダラ「オビトなら先日の神威の疲労で寝込んでいるが…」

イタチ(許せサスケ、また今度だ…)

サスケ「サ、サラダに手紙でも書くか…(ブルブル)」

イタチの説教でサスケは家族と定期的に連絡を取るようになり、親子仲も良くなっていった

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月30日 (日) 17:17:19   ID: WumItSoC

BORUTO編やってくれーーーー

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