魔法少女「参上!!」ショタ「えぇ!!」(63)

魔法少女「お困りレーダービビビだよ!!」


ショタ「いや、たしかに困ってるけど、君誰?」


魔法少女「ふっふっふ、いわゆる助け舟ってやつです! さぁ用件を!」


ショタ「宿題が終わらないんだよぉ!!」


魔法少女「そうですか、がんばってください!!」


ショタ「へ・・・・・それだけ?」


魔法少女「私困ってる人の相談役ですから!!」


ショタ「こいつ役に立たねぇ!!」

ショタ「うわ~、どうしたらいいんだよ~」


魔法少女「ファイト! ファイト!」


ショタ「うるさいなぁ・・・・・帰れよお前!!」


魔法少女「ひえ~、そんなに怒らなくたっていいじゃないですか~」


ショタ「気が散るんだよ! 静かにさせてくれ、もう!!」


魔法少女「サイレントな応援を所望ですね! まかせてください!!」ズンドコズンドコ


ショタ「そういう問題じゃねーし、結局うるせぇじゃねーかよ!!」

ショタ「帰ってくれよ、真剣に・・・・・」


魔法少女「それはダメなんですよ、人に役に立ったっていってもらわないと帰れないんです」


ショタ「あ~、役に立ったよ、これでいいんだろ?」


魔法少女「はい! おっけーです! やったー仕事終わり~!!」


魔法少女「では、さらばです」シュバッ


ショタ「・・・・・・・・・」


ショタ「わぁぁぁぁ!! 無駄に時間食ったぁ!!」

次の日の朝

ショタ「うわ~、遅刻だぁ!!」


母「あんたにお客さんよ~」


ショタ「え~! 誰だよこんな時間に!!」


母「いつのまにあんな上玉手に入れたのよ~?」


ショタ「はぁ~?」


母「いいから、いってきな!!」


ショタ「あ~、もうなんなんだよ!!」ガチャ

魔法少女「お~っす」


ショタ「・・・・・・・・」


魔法少女「あれ、元気ないね~?」


ショタ「役に立った、役に立った、役に立ったぁ!!! よし消えろ!!」


魔法少女「それ言ったら私を祓えると思ってるんですか!?」


ショタ「今度はなんなんだよ~!」


魔法少女「いや~、昨日の仕事の事なんですが・・・・・・」


魔法少女「役に立ったって心から言ってもらわないとダメみたいなんです」


ショタ「・・・・・・なぁ」


魔法少女「なんでしょう?」

ショタ「お前一体何者なんだ・・・・・?」


魔法少女「魔法少女です☆」


ショタ「・・・痛いなぁ」


魔法少女「痛くないですよ!」


ショタ「じゃあ魔法とか使えんのかよ?」


魔法少女「できますよ~」

ショタ「じゃあ、ちょっとやってみろよ」


魔法少女「ふふふ、驚かないでくださいね」


魔法少女「ヤクルトをフタを開けずに飲みます」


魔法少女「・・・・あれ穴開かない・・・よし開いた」


魔法少女「ゴクゴク」


魔法少女「ぷはぁ!! どうです? すごいでしょう!」


ショタ「・・・・・・」


魔法少女「あれ、イマイチ受けが悪いですね」

魔法少女「では次はこのハットから鳩を・・・・・」


ショタ「もうやめろ! 町内会で毎回滑ってるおっさんみたいな芸しやがって!!」


魔法少女「でも・・・・魔法なのです」えっへん


ショタ「手品って言うんだよ! それ!」


ショタ「もういい!!・・・・っていうか遅刻するじゃん!!」


ショタ「あ~、こんな奴と無駄に話し込んだせいだ!!」


魔法少女「一寸先は闇って奴でしたね」ぷぷぷ


ショタ「ぎゃああああああ!! ムカつく!!」

ショタ「あ~、もう絶対間に合わないよ・・・・・・」


魔法少女「ふっふ~、そういうこまったときにこそ私の出番です」


ショタ「もういいよ、どうせ余計困るだろうし」


魔法少女「むむっ、私を見くびっていますね~」


ショタ「そりゃあんな三流手品を見せられたらそうなるっつーの」


魔法少女「ふふ、その言葉、言ったことを後悔しますよ・・・・?」


魔法少女「hey!hey!タクシー」


ショタ「(こんな魔法少女いたら、子供達は夢をいだけなくなるな・・・・・)」

ショタ「結局間に合わなかったじゃねーかよ!」


魔法少女「ちっ、役に立たない車ですね・・・・・無能の塊ですか、これは?」


ショタ「無能なのはお前だこのバカ!!」


魔法少女「え~、そんな~」


ショタ「もう俺に関わるな! じゃあな・・・・」


魔法少女「ふえ~ん、そんな~」

ショタ「ふう・・・・・・・・」


友達「よう、モテない男」


ショタ「よう、彼女イナイ歴17年男」


友達「・・・・・・・・」


ショタ「・・・・・・・・」


友達「かなしいよぉぉぉぉぉ!!!」


ショタ「朝からこんなこと言うもんじゃねーよ・・・・・・」

友達「あーあ、ドラマみたいに空から女の子が降ってきたりしないかねぇ・・・・・」


ショタ「降ってくるとしたらお前を警戒して日本の国境を越えたところに降り立つな・・・」


友達「なんで会う前からそんなに嫌われてんだよ!?」


先輩「よう! ショタくん」


ショタ「先輩・・・・・・そのショタっていうのやめてください・・・・・」


先輩「じゃあお子様高校生でいいかしら?」


ショタ「わかりました。もうショタでいいです」


先輩「ふふふ♡」

ショタ「ひゃあ!/////」ギュッ


先輩「ホントこんぐらいのサイズの抱き枕ほしいわ~」


ショタ「よしてください、朝から抱きつくなんて////」


先輩「ねぇ、バイトしてみない? 私の抱き枕になる仕事・・・・・」


ショタ「俺の中の何かが覚醒しそうなのでご遠慮します・・・・・・・」


先輩「そう・・・・・・残念ね」


先輩「じゃあ、授業始まるから・・・・・・バイバイ♪」


友達「え、なに! あのバイトやりたい!!」


先生「おら~、授業始めるぞ」

キーンコーンカーンコーン


ショタ「昼休みだ~」


友達「あ~!」


ショタ「なぁ、飯食いに行こうぜ」


友達「もうすぐで恋のおまじないが成功するんだ! 邪魔しないでくれ!!」


ショタ「中学生かお前は・・・・・・・」


ショタ「しゃーねーなぁ・・・・・一人で行くか・・・・・・」

ショタ「あー、今日は何にしようか・・・・・」


魔法少女「これとかうまそうですけど」


ショタ「じゃあスパゲティパンにするか・・・・・・」


ショタ「って、お前なにしとんじゃぁぁぁぁ!!」


魔法少女「何って、学食に来たんです」


ショタ「何ここの常連みたく言ってんだよ、帰れ!!」


魔法少女「ふえ~、ここのご飯はおいしいと聞いたものなので、つい・・・・」


ショタ「・・・・・・・・」


ショタ「おばちゃん、スパゲティパン2つね、あとコーヒー牛乳も」


魔法少女「・・・・・・・!」パァァァァ・・・・・・・!

魔法少女「もぐもぐ」


ショタ「どうだ、おいしいか?」


魔法少女「あんまりです」


ショタ「そこは嘘でもおいしいって言えっつーの・・・・・・」


魔法少女「ですけど・・・・・なんかあったかいです・・・・・・・」


ショタ「そりゃ、出来立てだしな」


魔法少女「優しさの、ですよ?」


ショタ「そ、そうか・・・・・/////」

ショタ「・・・・・・・・」


魔法少女「って私が助けられてちゃダメなんです!!」


魔法少女「なにか困っていることはありませんか!?」


ショタ「(善と思って言ってるんだろうけど、実際役に立ってないし・・・・)」


ショタ「(一生こうやって付きまとわれるんだろうか・・・・・)」


ショタ「ん・・・・・?」


魔法少女「どうしました?」


ショタ「困ってる人を助けるのが仕事なんだろ・・・?」


魔法少女「はい、そうですけど・・・・・・」

ショタ「なら、俺じゃなくて他に困ってる人はたくさんいるだろ?」


ショタ「そっちに手を回したほうがその仕事ってやつは簡単に片付くんじゃ」


魔法少女「だ、ダメです」


ショタ「なんで?」


魔法少女「一度助けるって決めた人は、助けるまでターゲットを変えちゃだめなんです」


ショタ「そうなのか・・・・・」


ショタ「・・・・なぁ」


魔法少女「はい?」


ショタ「遊びじゃないんだよな?」


魔法少女「いい加減信じてくださいよ~」

魔法少女「とりあえず、お困りごとを作っていただければいいのです」


魔法少女「そして私が助ければ、役に立ったとお思いになるでしょう」


ショタ「うむ、それが最善のお祓い策か・・・・・」


魔法少女「今困ってることに思い当たる節はありますか?」


ショタ「魔法少女とか言い張ってる奴に付きまとわれてるから追い払ってくれ!!」


魔法少女「ふえーん、ひどいですよー!!」

ショタ「まぁ見つけてみるよ、お前この仕事に期限はあるのか?」


魔法少女「いえ、ただこの仕事が終わるまで魔界に帰れないだけなんです」


ショタ「そうなのか・・・・・」


ショタ「ん?」


ショタ「魔界ってなんだよ!!」


魔法少女「魔族たちの世界ですよ」


ショタ「じゃあお前・・・悪魔とか?」


魔法少女「いえ、人間です」


ショタ「えぇ、なんか複雑だな・・・・・」

魔法少女「まぁ、同じ種族のほうが親しみを持てますしね」


魔法少女「というわけで今日お世話になります!」


ショタ「え! 泊まる気なのかよ!!」


魔法少女「だ、だって・・・・他に泊まるとこないですし・・・・・」


ショタ「前にポチっていう飼い犬が死んでしまったんだが・・・・・・」


魔法少女「そうなんですか・・・・・」


魔法少女「・・・・・・・・・」


魔法少女「って、そこに泊めさせる気なんですか!?」

ショタ「不満か?」


魔法少女「犬小屋でしょ!? 嫌ですよ!!」


ショタ「注文多いな・・・・泊めさせてもらえるだけありがたく思いな」


魔法少女「うう・・・・この人サディスティックです・・・・・」


ショタ「・・・・冗談だよ、家に泊めてやる」


魔法少女「うわっ! ツンデレ出ました!!」


ショタ「泊めねえぞコラ」

ショタ「さてと、俺授業出なきゃいけねぇから」


魔法少女「今日ってなんお授業なんでしょうね~」テクテク


ショタ「何自然についてこようとしてんだよ、そこでまってろ」


魔法少女「はう~」


ショタ「授業終わったら迎えに行ってやるから、おとなしく待ってろ」


魔法少女「・・・・・はーい」


ショタ「・・・・・・・・」

区切りィ

ショタ「ふいー、授業おわったぜー」


友達「なぁ」


ショタ「どーした?」


友達「今日お前の家泊まりにいっていいか?」


ショタ「え!?」


友達「ほらよ、明日休日だし、久しぶりに格ゲーでもしようぜー」


ショタ「(これはこまった・・・・・)」

ショタ「今日はダメなんだ」


友達「えー、なんでだよ」


ショタ「いや・・・・今日客が来るからさ・・・・・」


友達「誰だ?」


ショタ「人気のトップアイドルが家に遊びに来るんだ、なにせパパはその子のプロデューサーだからね」


ショタ「だから君みたいな一般人は中にいれられないなあ」


友達「どこのスネ夫だよ」

友達「まあいい、なにかしら事情があるんだろ?」


友達「またにするわ」


ショタ「おおすまんな」


友達「俺だって空気は読める、じゃあまたな」


ショタ「おお、また・・・・・」


ショタ「(そのまたはいつになるんだか・・・・・)」

ショタ「またせた」


魔法少女「遅いですよ、約束の時間とっくに過ぎちゃってます!!」プンスカ


ショタ「ゴメンゴメン」


ショタ「って時間なんか決めてねぇっつーの!!」


魔法少女「とりあえずあなたの晩ご飯に突入です!!」


ショタ「コラコラ、もっと遠慮しろ」


魔法少女「なーにかな、なーにかなー」

ショタ「(今日母さんいないよな・・・・・・)」


ショタ「(一回電話してみるかな)」prrrrrrr


ショタ「あ、母さん?」


母「あら、ちょうどよかったわ、今日帰れそうにないの」


ショタ「え、なんで?」


母「今日残業でね~、ごめ~ん」


ショタ「(よし、これは好都合)」ニヤリ


ショタ「あー、残念だったなー、母さんの料理食べたかったなー」


母「え、そーなの、ごめんね」


ショタ「じゃあまたね」

魔法少女「なにやってるんですか、オーバーな独り言ですね、友達いないんですか?」


ショタ「ちげえっつーの、電話だ」


魔法少女「電話? なんですかそれ?」


ショタ「知らないのか・・・・・・」


ショタ「遠くにいる相手でも自由にい話せることができるんだよ」


魔法少女「ぷっ」


魔法少女「あははは!! なに魔法みたいな事いってるんでしょう!! いつからそんなメルヘン少年になったんですか!!」


ショタ「おい魔法少女」

ショタ「さてとー、ここが俺の家だ」


魔法少女「ほー、コメントしづらいクオリティです、というか朝にみました」


ショタ「あ、そーいやそーだったか、まあとりあえず中にあがれ」


魔法少女「はい」


ショタ「たっだいまー!!」ガチャ


ショタ「まあだれもいないんだg・・・・・」


母「おっかえりーーー!!」


ショタ「なんでいるんですかあああああああ!!!」

母「いやあ、わが子が母の料理をほしがってるもんだから、マッハで終わらせてきちゃった☆」


母「あら、その子朝の・・・・・」


魔法少女「ふつつか者ですがどうぞよろしくお願いします」


母「あらあら、もう家に息子の嫁さんがくるなんて」


ショタ「冷静に考えてちげえっつーの」


ショタ「(めんどくさくなるから親がいるのいやだったんだよな~・・・・)」

ショタ「こいつはただの知り合いで宿を探してるだけの奴だ、別にそういうんじゃないからな」


魔法少女「そういうのってなんですか? ねえねえ?」


ショタ「うっさい黙ってろエセ魔法少女!」


ショタ「だからこっちで世話するからかまわないでいいよ」


母「そ、そう・・・・・・」


ショタ「じゃあ自分の部屋いくから、料理はとりにくる」


母「ねえ」


ショタ「ああ?」


母「ゴム買ったの?」


ショタ「黙れスケベ婆!!」

ショタ「あー、自分の部屋だーーーーー!!」


魔法少女「最初ここで会ったんですよね~」


ショタ「会いたくなかったー」


魔法少女「ふふふ、ツンデレ仕様ですね、わかります」


ショタ「よしそこを動くな、魔界に似たようなとこにおくってy・・・・」


カラス「おい、no4、手紙だ」


ショタ「!?」

ショタ「か、カラスが・・・・・・」


魔法少女「しゃべった・・・・・?」


カラス「ベタな反応してんじゃねーよ、ていうかno4は知ってるだろーが!!」


魔法少女「はい、まあ知ってますですよ、で、その手紙とは?」


カラス「いや、その前に頼みたいことが、少年」


ショタ「な、なんだよ・・・・・・」


ショタ「(もしかしてファンタジーっぽく契約とか言い出すんじゃ・・・・)」


カラス「トイレを借りてもいいかな?」


ショタ「えー、なにこのカラス」

カラス「ふうスッキリした、さてこれがお前宛の」サッ


魔法少女「ほー、これが」カサカサ・・・・


ショタ「なんかはいってるのか?」


カラス「じゃあ俺いくから、アスタラビスタぁぁぁぁ!!」バサッ


ショタ「・・・・・変なカラスだったな」


ショタ「まああのカラスのおかげでお前が魔法少女っていうことが確信できた気がする」


魔法少女「やっと信じてくれましたかー、では手紙拝見」ビリッ


寄生虫「爆弾セットぉぉぉぉぉ!!」ピッ


魔法少女「うわっ腕輪みたいなのつけられた!!」


ショタ「なんだこれ!!俺もつけられた!!」

魔法少女「えっと、なになに?一週間以内に仕事を済まさなければ、魔界から追放する?」


ショタ「爆弾ってことは・・・・・・」


魔法少女「あ、この世からも追放ってことになりますね」


ショタ「あ、じゃねえよ!! なんで俺にまで爆弾つけられなきゃいけねえんだ!!」


魔法少女「運命・・・・ってやつですね」キラキラ


ショタ「ときめかねえから!!」


魔法少女「だけど困りましたね、私はあなたを満足させれる気がしない・・・・」


ショタ「俺もしねえよ!!」


ショタ「くっそー、どうすりゃいいんだよ・・・・こんな奴のせいで死ぬなんて・・・・」

魔法少女「・・・・・・・・」ポンポン


ショタ「あ?」


魔法少女「ドンマイ!!」グッ


ショタ「うるせぇ!!!」


ショタ「くっそー、こんなアホらしいことで死ぬなんて・・・」


魔法少女「大丈夫ですよ!! この私が悪から救ってあげます!!」


魔法少女「なんてったって魔法少女ですから!!」


ショタ「お前が悪の根源だろーがぁぁぁぁぁ!!!!」

魔法少女「ではでは、仲間でも呼んでみますかな」


魔法少女「三人集まれば文殊のなんとやらとかいいますしね」


ショタ「お前がなに呼んでもじゃじゃ馬しか集まらない気がするがな・・・・・・」


魔法少女「む、失礼な、じゃあやってやりますよ!!」


魔法少女「おーい、剣士ちゃーん!!」


ショタ「そんな叫んで聞こえるもんじゃ・・・・・」


魔法戦士「なによ、呼んだ?」


ショタ「うわ、来たよ!!」


魔法少女「なによ、よんどいて失礼な奴ね」

ショタ「いやいや、呼んだのはお前だろ」


魔法戦士「私のマネのつもり? no4」


魔法少女「いやいや、よくぞ来てくれた、ビスコでもどうぞ」


魔法戦士「私いちご味無理なんだけど、ココアしか食えないわ」


魔法少女「なに~、あんなう○こみたいな色したやつのなにがいいんですか!!


魔法戦士「う○こいうな!! う○こみたいな色でもうまいのよ!!」


ショタ「おいこらお前ら会ってソッコーけんかしてんじゃねーっつーの・・・・しかもう○こ連呼すな」

魔法少女「さて、君を呼んだのは他でもない、例の件だ・・・」


魔法戦士「わかんないわよ」


魔法少女「マスター、いつもの頼む」


ショタ「ジャーマンスープレックスコースでよろしいでしょうか?」


魔法少女「マジ勘弁っす」


魔法戦士「ほら、茶番するなら帰るわよ?」


魔法少女「あ、ごめんって、えっとね・・・・・」

魔法戦士「ふーん、落ちこぼれにはふさわしい悩みね・・・・・・」


魔法少女「そーなんですよー、だからてつだってくださーい」


魔法戦士「あんたプライドのかけらもないわね・・・・・・」


ショタ「俺からも頼むわ」


魔法戦士「まあ関係のない一般人が危険にさらされているんだから仕方ないわね・・・・」


魔法少女「うっひょー、ありがとございますー!!」


魔法戦士「そうね・・・・・この少年を満足させるには・・・・・・」


魔法戦士「悩みとかあるの?」


ショタ「いや、特にないが・・・・・」


魔法戦士「あらそう・・・・・・・困ったわね」

魔法戦士「あなた中学生?」


ショタ「いや、高校生だが・・・・・」


魔法戦士「え!?」


ショタ「驚くんじゃんねー!!」


魔法戦士「ごめんなさい、あまりに幼かったから」


ショタ「くっ・・・・・」


魔法戦士「うん・・・・まあそうね、高校生といったら性欲が盛る時期なんじゃないかしら?」


魔法少女「ふえ、そうなんですか?」


魔法戦士「そうよ、人間界マニュアルに書いてあったでしょーが」


魔法少女「あんなの焼き芋の燃料に使っちゃいましたよ」

ショタ「なんて奴だ・・・・」


魔法戦士「まあいい策が思いついたわ」


魔法少女「おお!! どんなのですか!?」


魔法戦士「hすればいいのよ」


ショタ「へ?」


魔法戦士「教官のポイント講座で『男にエロくないやつはいない』って書いてあったわ」


魔法戦士「だからhしてあげたら少年は喜ぶんじゃない?」


ショタ「え!?いや、あの//////」


魔法戦士「一応魔界の人間は顔は整っているし、少年は悪い気がしないでしょう?」


魔法少女「おお、そんな手が、けどそんな事したことないですけど」

魔法戦士「hはポイント稼ぎやすいからマニュアルにも書いてあるわ、貸してあげるから見なさい」


ショタ「だ、ダメだァァァァァァァ!!!」


魔法少女「おお、びっくりした」


ショタ「まだ一週間もあるんだ、こんな事しなくてもまだ・・・・・」


魔法戦士「ふーん、これが最善の策だと思ったけど、それともイやなの?」


ショタ「イヤじゃないけど、会って間もないのにこんなことってダメだと思う」


魔法戦士「気持ちいいわよー、きっと」


ショタ「誘わないでください////」


魔法戦士「・・・・・まあ少年がこんな気持ちなら無駄足かもしれないわね・・・・」


魔法少女「hされたくないの?」

ショタ「誘うなって!」


魔法戦士「まあ別の方法を探してみましょう、じゃあ私は仕事あるから」


魔法戦士「困ったらまた呼びなさい3分でかけつけるわ」


ショタ「・・・・・・・・。」


魔法戦士「まあ少年もそんなに心配しないで、助けてあげるわよ絶対」


魔法少女「さっすがー、頼りになるー」


魔法戦士「こら、がんばるのはあんたよ、私はサポートするだけなんだから」


魔法少女「へいへい」

魔法戦士「じゃあねー」


魔法少女「ばいばーい」


魔法少女「くっくっく、協力じみた発言したことを後悔するぐらいにコキ使ってくれる・・・・・」


ショタ「ダメだよこいつ・・・・・絶対追放させたほうがいい・・・・・」


魔法少女「さて、本題に移りましょう」


ショタ「本題?」


魔法少女「あなたの悩みをすばやく増殖させます!!」


ショタ「イヤすぎるわ、それ!!」

魔法少女「策を練ってみたのですが・・・・」


魔法少女「靴の裏にノリをつける」


魔法少女「君は外にいけなくて困る」


魔法少女「だがそこでこの天才魔法少女がすかさず駆け寄り・・・・」


魔法少女「ちょっとそこの学生さ~ん、欠陥商品に困っておいでですねー」


魔法少女「そんな地面と同化したような靴ではなく、この駿足に乗り換えてはどうでしょう!!」


魔法少女「この駿足は軽やかなフットワークはもちろん、左コーナーでの曲りはまさに神の足具です!!」


魔法少女「そしてお値段なんと、5880円!安い!!安いよお!!」


魔法少女「宅配で注文の方はこちらのフリーダイヤルを・・・・・」


ショタ「だああああああああああああああああ!!」

ショタ「人困らせて買わせる状況に持ち込むって悪徳商法だよ!!」


魔法少女「どうです! 悪から手をさし延ばす・・・そう、まさに魔法少女!!」


ショタ「自演だよ! しかもネタばらしちゃってるよ!!」


魔法少女「むー、文句が多いですねー、じゃあ他にいい案があるんですかー?」


ショタ「それは・・・・・・」


魔法少女「ほら、ないんじゃないですかぁー」


ショタ「違うっつーの、悩みなんて自分から作るもんじゃねーだろ!!」


魔法少女「む・・・・・」

ショタ「ていうか、俺はお前を助けてやろうとしてんだ、態度改めろよ」


魔法少女「・・・・・・・・・」


魔法少女「てへっ☆」


ショタ「友達の家でストリートファイターしてくるかなっと」ガチャ


魔法少女「わわ、嘘ですごめんなさい、見捨てないでください~」


ショタ「・・・・・ちっ」


ショタ「じゃあもうちょい頑張ってやる、俺だって死にたくないし」


魔法少女「やっほーい」


ショタ「でよ、思ったんだが」

ショタ「魔法少女なら敵とか倒して人を救うんじゃねーの?」


魔法少女「なにをおっしゃいますか、敵なんてどこに?」


ショタ「いや、そりゃ現実的に考えたらいな・・・・・・」


オーク「ぎゃははは!!人間界はいただくぜえ!!おいそこの人間」


ショタ「うわっ、いたよ!!」


魔法少女「トンデモ生物ですよ!!誰か助けてえ!!」あたふた


ショタ「魔法少女が一般人より取り乱すなよ!!」


オーク「げへへ、ためしにこいつら食ってやらぁ!!」

魔法少女「どうするんですかぁ!!」


ショタ「どうするって魔法とかないのかよ!!」


魔法少女「そんなのな・・・・・・・・はっ!!」


魔法少女「(ここで活躍しないと、なんか魔法少女として終わってしまう気が・・・・)」


魔法少女「ま、まかせてください、魔法でちょちょいのちょいです!!」


オーク「なに、魔法だと・・・・・・!?」


魔法少女「そうですよ!!怖気づきましたか!!」


オーク「人間にそんなん使えるわけねーだろぉがぁぁぁぁぁ!!」


魔法少女「ひえっ!!(図星!!)」

魔法少女「(こうなったら意地でハッタリかますっきゃないですね・・・・)」


魔法少女「そんなこといってるから死亡フラグがあなたのようなモブキャラから離れないんですよ」


オーク「なにぃ!!?」


魔法少女「おっとそこでキレて自分の命を無駄にすると?滑稽、滑稽」


オーク「てめえ・・・・・・!」


魔法少女「ほう、ハッタリと思うならかかってきなさい、そうすれば即座にこの光魔法d・・・・」


オーク「死ねやぁ!!」バキィィィィィィィ!!


魔法少女「ゴデュファ!!」

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