「命をくれて…ありがとう」(4)

「私は貴方のおかげで生きてます…また生まれ変わったらその時は……生きてる貴方と……っし…に……い…い」







男「ハッ!…夢……」

やけにリアルな夢だった
夢なんて曖昧なものなのに
この夢だけはハッキリ覚えていた……夢の中の女の子のことも

会ったこともないはずなのに俺はその女の子のことを知っている気がした
夢の中の出来事のはずなのに…

男「…リアルな夢だったな……ほんとに夢だよな?」

自問自答…帰ってこない問を宙に投げ掛ける

俺はまだ知らなかった
この日から全てが変わり始めていることを

―完―

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