雪乃「何かしらそれは？」

結衣「え？ゆきのん猫大好きなのに知らないの？」

雪乃「べ、別に大好きというわけでは・・・、そ、そんなことはどうでもいいの。由比ヶ浜 、それはどういうものなの？」

結衣「んーとねぇ、こんな感じ」

雪乃「こ、これは」ﾊﾟｧｱｱ

結衣「ゆ、ゆきのん？」

雪乃「コ、コホン。い、いえなんでもないわ。続けて」

結衣「う、うん。えっとね、スマホのアプリなんだけど、こんなふうにごはんとかおもちゃ を置いておくの。そしたらねこさんが自然に集まってくるんだ。どんな物置くかによって集まってるねこさんも違うんだよ」

雪乃　ｺｸｺｸ

結衣「ねこさんの種類もいっぱいいて、ほら、手帖でー、一度来たねこさんの情報とかも見られるの」

雪乃　ｺｸｺｸ

結衣「ほかにも、こうやって遊んだりしてるねこさんの写真を撮ってアルバムを作れたりとか」

雪乃「写真っ！」

結衣 ﾋﾞｸｯ

雪乃「そ、それはスマートフォンでないと出来ないのかしら？」

結衣「うんそうだね。ヒッキーもやってるんだよ」

八幡「ああ。もうコンプしたぞ」

結衣「え！、ヒッキー早くない？、このまえ教えたばっかりだよね」

八幡「まあフレンドとか加勢とかいらないボッチにピッタリのゲームだからな。ボリュームがなさすぎるのが欠点だな。クリアまでが短すぎる」

雪乃「ゲーム・・、つまりより早く全ての猫を集めるのを競うゲームということかしら？」

八幡「ああ、まあだいたいそんな感じかんじかな」

結衣「全然違うし。ゆきのんこれゲームじゃないからね。クリアとか無いし。時々チェックしたりぼーっと眺めたりそういうふうに楽しむものなの」

雪乃「そういうものなの？あら、この猫、ヒッキーって？」

八幡「は？おい由比ヶ浜、お前どの猫に俺の名前付けたんだ？」

雪乃「名前？」

結衣「あはは、うん、最初はしろねこさんとかそんな名前なんだけど、自分で好き名前に変 えることもできるんだ」

八幡「おい、それさばとらさんじゃねえか」

結衣「だって性格ピッタリじゃん」

雪乃「性格？」

結衣「そう、ねこさんはそれぞれ性格があるんだ。さばとらさんはめんどくさがりー」

雪乃「比企谷くんにぴったりね」

八幡「おい、由比ヶ浜それ戻せ」

結衣「やだよー、あ、他にも優美子や隼人君とかの名前も入れてあるんだー」

八幡「なんかいくつかは想像出来たぞ」

結衣「あはは」

雪乃「き、今日はもう終わりましょうか」

八幡「まだ早くないか？」

雪乃「い、いえ、最近携帯電話の調子が悪かったものだから機種変更に・・・」

結衣「ああ」

八幡「そういうことか」

雪乃「け、けっしてそのねこあつめに興味があるわけでは。じ、じゃあ比企谷くんは鍵を返しておきなさい」

雪乃「これがねこあつめ・・・、まずは情報収集ね」ｶﾁｬｶﾁｬ

雪乃「検索結果は、ねこあつめwiki、ねこあつめ攻略、ふむふむ」

雪乃「レアねこというのもいるのね。一覧っ！、見たい、すごく見たい・・でもまだ見ては ダメ」ｸﾞｯ

雪乃「でも比企谷くんは随分早くコンプリートしたと言っていたけれど、どのくらいかかったのかしら？やはり負けるわけには・・・」ﾒﾗﾒﾗ

雪乃「課金？、にぼしを買う？」

雪乃「ルールは完璧に理解できたわ。じゃあ、ゲームを始めしょうかしら、ふふふふ」

安価>>15

公式サイト貼るの忘れた
http://hpmobile.jp/games/neko/