【艦これ】セル「この私が暁の水平線に勝利を刻んでやる!」 (190)

注意

>>1の独自解釈
文章力が無い
不定期更新

以上が大丈夫な方はどうか見ていただければと思います

前作【安価】セル「地獄というのは暇だな」
【安価】セル「地獄というのは暇だな」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428049921/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434878981

前作から一年経過した設定です

設定

セル 前作の主人公のはずだったがいつの間にかフリーザが主役になっていた

フリーザ セルをサポートする役目だったが前作の中盤からの主人公となる

ヒルデガーン フリーザに憧れてフリーザ軍に入る

ブロリー 海底に沈んでいたところをヒルデガーンに救出される

パラガス ブロリーと共に沈んでいたところを救出される

ボージャック 海に浮かんでいたところをヒルデガーンが勧誘しフリーザ軍に入る

ジャネンバ 寄生されていたところをヒルデガーンにより助けられる

フリージア市 フリーザ軍が建設した世界一の都市 旧神奈川県、山梨県、静岡県の一部

以上が設定です


エイジXXX

フリージア市 防衛局内

フリーザ「セルさん、今月に入って緊急発進の回数が百回を越えました」

セル「この都市は有事には難攻不落の城となるが世界一の都市だ、あちらもこっちの実力を測っているのだろう」

フリーザ「大きいとその分的としても大きくなりますからねぇ・・・」

セル「とりあえずギニューに新兵器の発注をするよう言っておく」

フリーザ「頼みましたよ」

フリーザ「・・・」

フリーザ「物騒な世の中になりましたねぇ・・・」

フリーザ「皮肉なことにこの都市ももともとあった施設を木っ端微塵に破壊して作った都市ですからねぇ」

フリーザ「・・・!ヒルデガーンさん!」

ヒルデガーン「呼びましたか?」

フリーザ「おわっ!?」

ヒルデガーン「すみません、ずっと煙になってました」

フリーザ「ま、まあいいです、あなたに重要任務を与えます」

ヒルデガーン「?なんですか?」

フリーザ「この都市を作ったとき辺り一面更地にしたのは知ってますよね?」

ヒルデガーン「はい、さっきも言ってましたし」

フリーザ「あなたはあのときいなかったのでわからないとは思いますが、ここに鎮守府という施設がありました」

ヒルデガーン「鎮守府?なんですかそれは?」

フリーザ「正直なところ私も知らないのですよ、なにしろパラガスさんが消し飛ばしてしまったので」

ヒルデガーン「あ、はい・・・」

フリーザ「で、ここからが本題です。鎮守府を守っていたのは『艦娘』と名乗っていた少女達です」

ヒルデガーン「少女たちをパラガスさん消し飛ばしたんですか・・・」

フリーザ「ややこしくなるので詳しくは話しませんが近くに孫悟空の息子がスーパーサイヤ人ゴッドの状態でいましたのでね、取り乱したのでしょう」

ヒルデガーン「え、ええ・・・?」

フリーザ「今言ったとおり艦娘は一人残らずパラガスさんが海に沈めてしまいました」

フリーザ「ですが丈夫に作られた船は70年たっても原形を留めていると聞きます。この間ニュースでやっていたでしょう?」

ヒルデガーン「・・・つまりどういうことですか?」

フリーザ「彼女達も艦娘と名乗るだけあってそれなりの耐久性はあるはずです」

フリーザ「沈めてしまったのは二年前ですし、バラバラになってしまったわけでもありません」

フリーザ「というわけですので、彼女達が修復できる程度の損傷で残っていたらサルベージしてきてください」

フリーザ「もっとも全パーツ揃っていればバラバラになっていても復活されられますがね」

ヒルデガーン(ドラゴンボールは使っちゃだめなのかっていうのは言っちゃだめだよな)

ブロリー「それで俺が呼び出されたんですか・・・」

ヒルデガーン「ブロリーさんなら海底にいましたしある程度は詳しいとパラガスさんに聞いたので」

ブロリー「親父・・・俺に押し付けやがって・・・」

ヒルデガーン「まあまあ、あとでたこ焼き買ってあげますから」

ブロリー「・・・はい」ジュルリ



ブロリー「真っ暗です・・・」

ヒルデガーン「気を開放すれば・・・はぁぁっっ!」

ブロリー「明るくなりました・・・探しましょう」

ヒルデガーン「そうですね」



フリーザ「・・・遅いですね」

フリーザ「どこかで道草食ってるのでしょうか?」

ヒルデガーン「すみません、たこ焼き買ってて遅くなりました」

ブロリー「どうぞ」

フリーザ「あ、どうも」

フリーザ「・・・それで、結果はどうでしたか?」

ヒルデガーン「・・・残念ながら」

フリーザ「・・・そうですか」

ヒルデガーン「残念ですが、一人しか・・・」

フリーザ「・・・へ?」

ヒルデガーン「発見できたのは一人のみ・・・それもほぼ、虫の息といっていいと思われます」

フリーザ「・・・見つけられたんじゃないですか!早速話終わるところでしたよ!」

ヒルデガーン「あ、なんかすみません・・・」

フリーザ「それでその一人は?」

ヒルデガーン「メディカルマシーンに入れておきました」

アプール「修復終わったぞ」

フリーザ「それでは行くとしますか・・・とその前に」

フリーザ「もしもしセルさん聞こえますか?」

セル「聞こえてるぞ」

フリーザ「サルベージした艦娘の話は知っていますか?」

セル「おう、今目の前にいる」

フリーザ「なら気づかれないように会話を繋げてくれますか?」

セル「わかった」

メディカルマシーン前

セル「ふん、怪我は治ったか?」

「・・・余計なお世話」

セル「やはり恨んでるか、私達のことを」

「当然よ、あなた達は私の友達を、仲間を跡形もなく崩れさせた」

セル「・・・悪かったな、すまないことをした」

「今更謝ったって提督たちは帰ってこない・・・とっとと私も殺しなさい」

セル「悪いがそいつはできない・・・お前は我が軍にとって有益な情報源となる」

「どんな拷問にも屈さないわ」

セル「むしろ衣食住完備、手厚い生活保護が待ってるがな」

「そんなもので釣ろうとしても無駄よ」

セル「まあそういうだろうとは思ったがな・・・私は戻るが腹減っただろうしたこ焼き置いていってやる、毒は入ってないから安心しろ」

「・・・」

セル「最後に名前を聞いておこう、私はセル。お前と同じ作られた生命体だ」

「・・・あっそ」

セル「名前ぐらい教えたっていいだろう」

「言ったはず。私はどんなことをされてもなにも吐かないわ」

セル「・・・そうか、次来るまでに考えておいてくれ」

「考えておくも何もない」

セル「これ以上お前にストレスを与えるわけにもいかんからな、ストレス源は退出するとしよう」

フリーザ「どうやら相当ストレスを感じているようですね・・・」

セル「当然と言っちゃ当然の結果ではあるがな」

セル「あとでまた説得してみるとしよう」

フリーザ「か、角がたたないようにお願いしますよ?」

セル「当然だ」

ヒルデガーン「・・・」

ヒルデガーン「セルさん、頑張ってください・・・」

セル「もちろんそのつもりだ」

一時間後

セル「一時間ぶりだな」

「・・・殺しなさい」

セル「だから殺さないし、殺せないといっているだろう」

「私をこれからどうするつもり」

セル「そうだな・・・まず鎮守府のことについてでも教えてもらおうか」

「何も言わないわよ、軍事機密だもの」

セル「少しぐらい信用したっていいんじゃないか?」

「友達を殺したやつを信じるなんてできない」

セル「私は別に誰も殺しちゃいないんだがな・・・まあいい、なぜ信じれないと言い切れる?」

「人殺しを信用できないのは当然でしょう」

セル「だがそこにあったたこ焼きは八個全部きれいになくなっているぞ?」

「っ!?」

セル「私を信用したからこそ、毒が入ってないと思って食べたのだろう?」

セル「それとも毒が入っているという嘘をついているはずと思って自決するために食べたか?後者はありえない」

セル「なぜかって?お前らは火薬やらボーキサイトやらを食ってる連中だ、毒が効くとは思えん」

セル「それに第一、毒なんて飲んだら死ぬまでの間地獄の苦しみを味わうことはとても恐ろしいと感じるだろうからな」

セル「私はあいにく遺伝子レベルから作られたもので感情と言うやつはなかなか理解できんがな」

「・・・」

セル「もう一度問う、お前の名はなんだ」

「・・・信用していいの?」

セル「安心しろ、私しかお前には接触しない」

セル「どうしても言われたくないことがあるなら報告の際濁してやる」

セル「うまくいけばお前が一人の人間として暮らせるようにしてやる」

セル「さてもう一度聞くぞ、お前の名はなんだ」

「・・・>>14

鳥海

おいおい非安価スレだと思ったら安価スレじゃねえか
いい加減にしろよちゃんとスレタイに安価って書けや

>>15-16
すみません、以後気をつけます・・・

鳥海「鳥海・・・」

セル「それが貴様の名か」

鳥海「」コク

セル「よしわかった、それじゃ一旦失礼するとするか・・・」

フリーザ「セ、セルさん!」

セル「ん、どうした」

フリーザ「サイバー攻撃です!司令塔がやられました!」

セル「どうしてたんだ警備は!」

フリーザ「どうやらスパイが入っていたようです!見つけ次第確保してください!」

セル「面倒くさいことになった、お前はここで待っていろ」

鳥海「・・・」



フリーザ「攻撃元は・・・レッドリボン軍の残党のようです!」

セル「あいつらまだ壊滅してなかったのか!ゲロ様が死んだと言うのに!」

フリーザ「ドクターゲロはあくまで科学者ですから・・・て、停電!?」

ホワイト「やあ諸君、ご機嫌いかがかな?」

セル「ホ、ホワイト将軍!?」

ホワイト「8号に殴り飛ばされた後レッドリボン軍の復活を計画していたのだよ」

セル「やめろ!もうレッドリボン軍は・・・」

ホワイト「滅んでなどいない、私がいる限り何度でも蘇る!」

セル「ちっ、こうなったら発信元を電波で特定してそれに爆発ウイルスを・・・」

ホワイト「無駄だ、私は今ステルス戦闘機に乗っているのだからな」

セル「あいつまだそんな金持ってたのか・・・」

セル「気を探すにしてもあいつの気は一般人レベルだからな・・・まだヤムチャレベルならよかったものの」

ホワイト「なんかよくわからんがとにかくお前達がこちらの場所をわからないということはわかった、今のうちにハッキングしてやる!」

セル「ヒルデガーン!お前煙になってあの戦闘機撃ち落してこい!」

ヒルデガーン「木っ端微塵にしてもいいんですか?」

セル「どうせドラゴンボールで生き返る!消し飛ばせ!」



ヒルデガーン「そんなこといわれても場所がわからないんじゃ・・・そうだ、GPSでわからないか?」

ヒルデガーン「フリーザ軍の人工衛星から戦闘機の場所を・・・見つけた!」



ホワイト「私が太平洋のど真ん中にいるとはわかるわけあるまい・・・ふっ」

ヒルデガーン「ん?なんだって?」

ホワイト「だから私が・・・ってなぜわかった!?」

ヒルデガーン「お前戦闘機の中にケータイいれてるからGPSで位置バレバレなんだよ」

ホワイト「こうなりゃ最後の足掻きだ!バグウイルスを」

ヒルデガーン「この星の塵となれ!うらぁぁぁぁぁ!」

ホワイト「ギャハァァァァ!」

ヒルデガーン「あいつ相当間抜けだな・・・」

安価は最初から>>14だけにしようと思っていました

ヒルデガーン「フリーザ様、塵にしました」

フリーザ「よくやりました、帰って休んでください」




セル「とまあこんなことが起きる」

鳥海「え、ええ・・・」

フリーザ「セルさん!今どこにいますか!?」

セル「は?架空世界機の前だが」

フリーザ「バグウイルスが架空世界機に入り込みました!今すぐ離れなさい!」

セル「そんなこといわれても鍵がかかって部屋から出れん!」

フリーザ「ああもう!今斬ってさし」

セル「えっ」



ギニュー「フリーザ様!ご無事ですか!?」

ヒルデガーン「い、いない・・・セルさんも」

セル「で、ここはどこだ」

セル「フリーザもいないし」

セル「とりあえずフリーザを探すとするか・・・」

セル「というかやたら体が重い・・・戦闘力は」

セル「・・・操られていたべジータレベルか、かなり下がったな・・・」

セル「というか大丈夫かお前」

鳥海「ええ、大丈夫」

セル「どこだここ・・・辺り一面海じゃねぇか」

鳥海「鎮守府」

セル「は?ここが鎮守府なのか?」

鳥海「ええ」

セル「じゃあお前を連れて行かなければならんな」

鳥海「えっ?」

セル「お前はあそこから来たんだろう、飛ばすぞ!」

鳥海「は、速い・・・」

なんだか申し訳ない

>>26 いえ、事前に書いておかなかった自分の責任ですので気になさらないでください

セル「ここが鎮守府か」

鳥海「はい」

セル「指揮官は?」

鳥海「いません」

セル「は?」

鳥海「自分達で判断して行動しています」

セル「点呼かかったとき何人かいなさそうだなお前ら・・・」

セル「で、ここには何人ぐらいの戦力がいるんだ」

鳥海「ざっと100人くらいでしょうか」

長門「鳥海、帰ってたのか」

鳥海「ええ」

セル「・・・おかしい、ここが架空世界なら鳥海が二人いることになってしまう」

長門「そっちの緑のは?」

セル「セルとでも呼べ」

長門「ああそうか、私は長門、連合艦隊旗艦だ」

セル「そうか」

鳥海「この人、すごく強いの」

長門「どれくらいだ?」

鳥海「島一個くらいなら寝てても消せるんじゃない?」

長門「お前が言うなら・・・だが嘘くさいな、お前試しにあの無人島に向けて攻撃してみろ」

セル「わかった、はっ!」

長門「せいぜい煙が立つくらい・・・ってあの島は?」

鳥海「消えました」

長門「は?」

鳥海「地球上から消えました」

長門「ちょっと双眼鏡貸してみろ」

長門「・・・消えてるな」

セル「消えてるぞ」

長門「それだけの力があるならお前提督になってみないか?」

セル「提督?」

長門「簡単に言えば指揮官だ」

セル「指揮官・・・か」

セル「まあいい、やってやろう」

長門「名前は・・・ああ、セル提督、着任を心より祝福申し上げます」

セル「堅苦しい挨拶はいい、とっとと中を案内しろ」

長門「はっ!」



長門「最後に、ここが執務室になります」

セル「寮だの校舎だの、一種の大学じゃないのか?」

長門「我々は学生と違い敵と戦う者ですので」

セル「まあ、言ってしまえばそうなるが・・・」

長門「それと、我々の敵である深海棲艦についてお話しておきます」

セル「なんだそれは、殆どのものがペチャンコになってしまう深海からお前達の言う敵が湧いてくるのか?」

長門「平たく言えばそういうことです」

長門「皮肉なことに深海棲艦の正体は沈んだ艦娘の成れの果てといわれています」

セル「・・・そうか、下がれ」

長門「はっ」

セル「・・・」

セル「成れの果て、か」

セル「私もいつかはそうなるのだろう」

セル「いつかはわからんが、それだからこそ恐ろしいのかもしれん」

セル「まあ私は作られた生き物だからよくはわからんが」

敵艦隊出現!敵艦隊出現!

長門「提督、指揮を!」

セル「ん?とりあえず敵を偵察して編成を確認しろ」

長門「出撃配分は?」

セル「そうだな・・・資源に余裕は?」

長門「一応かなりの量をためてはいますが」

セル「なら空母二隻、戦艦四隻で迎撃しろ。ただし大きな損害を食らった場合は無理せず撤退するように」

長門「はっ!」

セル「・・・レッド総帥もこんなことを考えていたのだろうか、いや、そんなはずはないな」

セル「あの方は自分のためだけに軍を利用した奴だ、今となっては私の上司でもなんでもない」

セル「・・・出撃した奴らが帰ってきたらなんか間宮アイスでも奢ってやるか」

フリーザ「・・・ここはどこでしょう」

フリーザ「体も異様に重いですし・・・戦闘力は53万ですか・・・」

フリーザ「かなり弱体化しましたね、私・・・」

フリーザ「おや、あちらに建物が見えますね・・・行ってみますか」

フリーザ「この建物・・・鎮守府そっくりですね」

長門「おい貴様なにをしている」

フリーザ「おやおやこれは失礼いたしました、私はフリーザと言うものです」

長門「なかなか強そうじゃないか・・・提督になってみないか」

フリーザ「提督ですか・・・いいでしょう、やります」

長門「では案内する、この呉鎮守府の中をな」

フリーザ「呉鎮守府?横須賀ではないんですか?」

長門「ここは広島県だ、横須賀は神奈川だぞ」

フリーザ「・・・もしかして横須賀の提督って緑の人だったりします?」

長門「よく知ってるな、さっき横須賀から電報があって緑の奴が提督になったと聞いた」

フリーザ「あー・・・わかりました」

長門「?」


フリーザ(セルさんとはかなり離れたところに飛ばされてしまったようですね・・・近いうちに横須賀へ行きますか)

セル「クシュッ・・・なんだ、風邪でもひいたかな」

一旦ここまでです
記入不足で混乱を招いてしまいすみませんでしたm(_ _)m

再開します
先日は自分のミスで混乱を招いてしまい申し訳ありませんでした
今後気をつけていきますm(_ _)m

赤城「戦闘終了、帰還しました」

セル「損害は?」

赤城「目立った損傷はありません」

セル「ならもう待機しろ、余計なことはするな」

赤城「・・・わかりました」

セル「ちっ、あんなもの亀仙人一人分程度じゃないか・・・手間取りやがって」

セル「・・・通信か、こちら横須賀鎮守府」

フリーザ「もしもし、セルさんですか?」

セル「なんだフリーザか」

フリーザ「なんだとはご挨拶ですね・・・やはり横須賀鎮守府に飛ばされていましたか」

セル「そっちも変なところに飛ばされたみたいだな」

フリーザ「どうやら鎮守府って一つじゃないみたいですね、フリーザ軍にもナメック星支部やヤードラット支部があるのと同じで」

セル「ならそれなりの規模はあるんだな」

フリーザ「はい、こちらは呉鎮守府というところらしいです」

セル「呉っていうと・・・あった、広島県というところらしいな」

フリーザ「毎日カキばっか食べされられてますよ・・・そろそろ訓練の時間なので一旦きります」

セル「ふむ、わかった」

セル「・・・そういえばここに来てから特訓だの修行だのやってなかったな」

セル「ちょっと試してみるか・・・おいそこの貴様!」

吹雪「は、ははははははい!ななな、なんでございますか!」

セル(戦闘力322か・・・鍛え甲斐がある)

セル「ちょっとつかまれ」

吹雪「こ、こうですか?」

セル「いくぞ」ピシュン

吹雪「えっ?ここは?」

セル「富士の樹海だが?」

吹雪「」

セル「お前はここで死んだほうがマシだと思えるくらい特訓してもらう」

吹雪「」

吹雪「998!999!」

セル「遅い!1000回追加だ!」

吹雪「1002!1003!」

吹雪(もう腕立てしたくない・・・)



セル「遅い!1500m如き5秒で走れるだろ!」

吹雪「む、無茶いわないでくださいよ・・・」

セル「うるさい!殺されたいか!」

吹雪「」



セル「10時間たったか・・・今日はここまでだ」

吹雪「あの、この生活いつまで続くんですか・・・?」

セル「まあお前は初めてだから一週間程度にしてやろう」

吹雪「」

セル「ちなみに逃げたら木っ端微塵にして殺す」

吹雪「」

一週間後

吹雪「や、やっと終わった・・・」

セル「まだだ」

吹雪「え?」

セル「戦闘力492程度で帰れると思うなよ」

吹雪「・・・いくつになったら帰れるんですか?」

セル「そうだな・・・ラディッツを目標として1500だな」

吹雪「」

吹雪「え?せんごひゃく?」

セル「おう」

吹雪「492から?」

セル「そうだが?」

吹雪「司令官、戦闘力いくつですか?」

セル「低く見積もっても6億はあるんじゃないか?」

吹雪「」

セル「だがもちろんフルパワーじゃないから安心しろ」

吹雪「」

三ヵ月後

セル「戦闘力1480・・・次第点だな」

吹雪「や、やっと帰れる・・・」

セル「これで満足するなよ、三ヵ月後には戦闘力2800を目指すからな」

吹雪「ま、またやるんですか・・・」

セル「当たり前だ、仮に戦闘力4000の人型戦艦とかでてきたらどうするんだ」

吹雪「みんなで戦えば何とかなります!」

セル「私がみんなを守るんだからー、とか言ってるくせに大人数で戦うこと前提なんだな」

吹雪「な、なぜそれを!?」

セル「一昨日寝言で言ってた」

吹雪「」

セル「さっさと帰るぞ、つかまれ」ピシュン



セル「ただいま帰った」

長門「司令官!今までどこに」

吹雪「地獄です」

長門「!?顔つきが違う・・・」


セル「・・・」

セル「はぁぁっっ!」

セル「・・・」

セル「私はたいして変わってないな」

セル「いやまてよ、いくら強くなったところで武器が弱くては無意味ではないか」

セル「というわけで開発と言うものをしてみようと思う」

夕張「レシピはどうしますか?」

セル「ふむ・・・艦載機だの砲台だのよくわからん」

セル「どれでもいいから強いのが確実にできるのにしろ」

夕張「いやー、確実にって言うのはちょっと」

セル「いいな?」

夕張「いやですから」

セル「い、い、な?」

夕張「・・・妖精さん、どうかお願いします」

妖精「」



セル「なんだこれは・・・烈風と流星?」

赤城「そ、それかなり強力な艦載機じゃないですか!」

セル「そうか、なら試せ」

赤城「な、なにでですか?」

セル「私で」

赤城「え?」

セル「私でだ」

赤城(どういうことなの)

赤城「本当にいいんですか?」

セル「いいからはやくしろ、間に合わなくなっても知らんぞ」

赤城「・・・?と、とりあえず・・・」

赤城「第一攻撃隊!発艦してください!」

セル「・・・」

セル「なんだこれは・・・ヤムチャでももっと速く飛べるぞ・・・」

セル「気円斬!」

赤城「!?全部斬れた!?」

セル「くだらん・・・」

夕張(えー・・・?)

セル「・・・」

セル「もう私が直接乗り込んでアジトごと破壊するほうが早いんじゃないか」

セル「いや・・・それでは早速話が終わってしまう」

セル「少々面倒だが、この私が直々に鍛えてやるか」

ピンポンパンポーン

セル「あーテステス。聞こえるかお前ら」

セル「全員5分以内に入り口前に集まれ、集まらなかったものは汚い花火にする」

5分後

セル「今回集まってもらったのは他でもない」

セル「正直言ってお前らはこのままじゃ力不足だ、なので強化キャンプをする」

セル「期間は二週間、死んだほうがマシと思えるレベルで特訓する」

セル「ちなみに逃げたら汚い花火だ、なお場所は富士の樹海最深部で行う」

セル「ただお前らは100人近くいるので一気に運ぶのは無理、というわけで」

セル「この紐につかまれ」

長門「?」

セル「いくぞ」ピシュン

樹海

セル「とりあえずお前らを艦種別に分ける、そいつらでグループを作れ」

セル「あと班長も決めろよ、指示は班長を通す」

五分後

セル「長門、赤城、プリンツ、川内、吹雪、伊58か・・・それでは早速訓練を開始する」

セル「まず腕立て1000回だ」

陸奥「さ、流石に冗談ですよね?」

木曾「腕がもげる・・・」

ソウダヨ、ウソニキマッテルヨ モットラクナノガイイー

セル「・・・」

セル「煩いぞ貴様らぁぁぁぁぁ!」

「!?」

セル「楽なのがいいだ?キツすぎるだ?」

セル「それでも軍人かお前らは!キツくなくてなにが訓練だ、弛んだヤローだ!」

セル「文句があれば今すぐ汚ねぇ花火にしてやる!甘えるな雑魚が!」

吹雪「さ、流石に言いすぎです司令官!たしかに今のは私達が悪かったですが・・・」

セル「魔貫光殺砲!」

ズドォォォン!

長門「さ、山頂が消し飛んだ・・・」

セル「・・・わかったらはじめろ、何度も言わせるな」

陸奥「は、はい・・・」

セル「さて、試しに戦闘力を測ってみるか・・・」

セル「吹雪を除くと一番高い長門で401、次いで赤城が398か」

セル「いずれにしてもこれではナッパにも勝てんぞ・・・」

セル「いや、下手したら吹雪以外サイバイマンにも勝てんな・・・」

長門「全員終わりました・・・」ゼエゼエ

セル「スクワット1000回だ、その次は腹筋1000回」

長門「は、はい・・・」

セル「こいつらなんとかして気功波使えるようにさせられないのか・・・」

セル「・・・」ピッポッパッ

セル「おいフリーザ」

フリーザ「セルさん、どうかされましたか?」

セル「気功波覚えさせるにはどうすればいいんだ」

フリーザ「・・・わかりません」

セル「気づいたら使えるようになってたからな、俺ら・・・」

フリーザ「というかもし彼女達に教えるのであればまず彼女達に気があるのかということから始まると思うんですが・・・」

セル「・・・すまん、小さすぎてちょっと怪しい」

フリーザ「まああのナメック星人も戦闘力322のときから気功波だせたみたいですし・・・」

セル「まあ、試してみる・・・切るぞ」

フリーザ「あ、はい」

一旦終了とします
更新は明日を予定しています

再開します

セル「吹雪、ちょっとこい」

吹雪「は、はい?」

セル(流石にラディッツくらいあればいけるだろ)

セル「指先に力を集中させろ」

吹雪「こ、こうですか?」

セル「なにか身体から沸きあがってこないか?」

吹雪「そういわれれば暖かい何かが・・・」

セル「手をボールをつかむような形にして、こんな形にしろ」

吹雪「こうですか?」

セル「そのまま手に意識を集中させてここだ、と思ったところで前に突き出せ」

吹雪「あ、はい!」

吹雪(集中・・・)

吹雪「は、はぁぁぁぁ!」

ピシューン・・・

セル「だめだ、気がたまってない!余計なことを考えるな!」

吹雪「す、すみません・・・」

吹雪(・・・)

吹雪「はぁぁぁぁぁぁっっ!」

ボッ

セル「遅い!手から出る前に爆発してるじゃないか!」

吹雪「す、すみません・・・」

五時間後

吹雪「はぁぁぁぁっ!」

ズドォォォン!

陸奥「い、岩が消し飛んだ!?」

セル「威力としてはまだまだだが、戦闘力からすればいいほうだろう」

吹雪「ハァ・・・ハァ・・・」

セル「ちなみに私レベルになると・・・波ぁぁぁぁぁぁ!」

ズガガガガァァァァン!

吹雪「」

吹雪「え、見えなくなった?」

セル「おそらくどこか名も無い星が二つ、いや二十個くらい消えたかな?」

吹雪「」

赤城「そんな技教えちゃっていいんですか・・・?」

セル「安心しろ、私レベルになるには少なくとも種族レベルから変わる必要があると思われる」

セル「もっとも、お前らがそれ以上のポテンシャルを秘めていればわからんがな」

赤城「・・・もう提督が直接戦ったほうが手っ取り早いんじゃ」

セル「正直私もそれがいいと思った」

セル「だが私が仮に死んだらどうする?お前らは黙って殺されるのを待つのか?」

セル「正直な話お前らは今のままではお粗末過ぎる」

セル「お前らが自ら沈まないようにできること、これは敵を倒すことより大事なことだ」

赤城「提督・・・」

セル「まあ正直なところ私が戦うのが面倒なだけだがな」

赤城「・・・私が馬鹿だった」

セル「さて突然だがここにこんなものがある」

蒼龍「なんですかそれ?眼科検診?」

セル「それを今から説明する、こいつはスカウターと言うものだ」

セル「これは相手の戦闘力・・・要するにどれだけ強いかだな、それと相手の場所を把握できる」

セル「ただ世の中には戦闘力を自在に操れるやつもいるからな、油断するな」

陸奥「長門の戦闘力は・・・410だって」

長門「お前は373だそうだ」

赤城「加賀は398ですって」

加賀「赤城さんは404だそうです」

睦月「吹雪ちゃんは・・・1504だって」

吹雪「へぇー・・・って1504!?」

赤城「いつの間にそんなに強くなったの・・・?」

吹雪「あ、あはははー私ってそんな強いんだー」

加賀「なんだか嘘臭いですね・・・試しに提督を測ってみましょう」

加賀「・・・」

赤城「・・・どうしたの?」

加賀「18000だそうです・・・」

赤城「」

セル(極力気を抑えても18000か・・・ちょっと脅かすか)

セル(カプセルコーポレーションから奪い・・・もらった新型スカウターなら100万まで測れるしな)

加賀「!?数値が・・・22000・・・33000・・・」

加賀「88000・・・160000・・・馬鹿な、まだ上がるというの?」

ピピピピピ・・・

加賀「止まった・・・戦闘力は」

加賀「・・・930000?」

赤城「」

セル「ちなみに何も考えずに寝ているときの戦闘力が500万だ」

加賀「」

赤城「」

一旦終了です
更新は明日を予定しています

再開します

セル「こんなんじゃ十年かけてもグルドにすら及ばないんじゃないか・・・」

セル「あれを試してみるか・・・ただ耐えられるかどうか」

セル「ここでお前らに新しい特訓方法を教えてやる」

セル「この精神と時の部屋というものを使え」

セル「この中では重力は十倍、ここでの一分は6時間になる」

セル「あとは入ってみればわかる、くれぐれも圧死しないように」

セル(100人収容できるようになったし重力も自在に調整できるしな、カプセルコーポレーションもレッドリボン軍並だ)

セル「ああそうだ、言い忘れていたが・・・」

セル「中にある食い物は白い粉だけだ」

赤城「」

加賀「」

セル「あいつらが入ってから一時間たったが・・・ちょっと行ってみるか」

セル「戦闘力は・・・最高が吹雪の8000、次いで長門が6500か」

吹雪「か、体が重い・・・」

セル「・・・」

セル「この部屋の時間で半年くらいたったら戻る」ピシュン

セル「・・・」

セル「重力を五十倍に、と」

十二時間後

セル「おい、生きてるか」

吹雪「提督・・・恨みますよ・・・」

セル「そいつは怖い、今出してやる」ピシュン

セル「さて戦闘力は」ピピピピピ

セル「ほう、こいつはすごい・・・吹雪が48000、次いで長門が41000か」

セル「だが睦月・・・お前はなぜ戦闘力が100しかないんだ?」

睦月「す、すみません・・・体が重くて全然特訓できなくて・・・」

セル「・・・まあいい、次の訓練を開始する」

睦月「・・・」

セル「この訓練を開始する前にひとつだけ言っておく」

セル「正直言ってこれを開始するまでにショッキングな内容が含まれる」

セル「一応目を瞑っていろ、瞑らないやつは知らん」

吹雪「?はい」

セル「・・・ポコペンポコペンダーレガツツイタ」

セル「ポコペンポコペンダーレガツツイタ・・・うっ!」

長門「ど、どうされました!?」

セル「うっ・・・オェェェェェ!」

長門「」

セル「ゼー・・・ゼー・・・」

セル「ピッコロのやつこんな思いしてまで部下生んでたのか・・・もういいぞ」

吹雪「あれ?長門さんなんで立ったまま気絶してるんですか?」

セル「気にするな」

セル「さてここに卵がある」

吹雪「はい」

セル「割る」

吹雪「ええ!?」

セル「私が作られた生き物だと言うのは前にも話したと思う」

吹雪「あ、ちらっと聞きました」

セル「私は全宇宙の武術の達人の細胞を少しずつ集めて作られた」

セル「その中にこういう卵を使って部下を増やしていた種族があった」

吹雪「へぇー・・・」

セル「そしてこの卵の中身はと言うと」

「「「みんなそろって、ギニュー特戦隊!」」」

セル「・・・こういうやつらだ」

吹雪「・・・あ、はい」

セル(こいつらの戦闘力からすればナメック星のときのギニュー特戦隊の細胞から生み出したクローンと戦わせるべきと思ったが・・・ジュニアにしておけばよかったかな)

セル「おいお前ら」

ギニュー「ん?なんだ?」

セル「こうこうこういうわけなんだが」

ギニュー「いまいち信じられんが、そういうことなら協力してやろう、少しの間楽しめそうだしな」

グルド「じゃあまず俺が相手してやるぜ・・・」

ジース「おいグルド、全員倒すんじゃないぜ?」

バータ「俺らの分も残しておいてくれよな」

グルド「ああ・・・そのつもりだ」

吹雪「い、いきますよ!」

グルド「どっからでも来るんだな!」




陸奥「長門、大丈夫?」

長門「私はいったい何を・・・」

吹雪「撃ち方始め!」

グルド「へへへ・・・キエエエッーー!」

吹雪「だ、弾薬が止まった!?」

グルド「そっくりそのまま返すぜ!」

吹雪「こっちに戻ってくる!?ど、どうすれば」

長門「はっ!」バシッ

グルド「ほう、弾いたか」

長門「吹雪、強力な一発を撃つのではなく何発かバラけさせて撃ったほうがいい」

吹雪「わかりました、試してみます!」

グルド「おっと、今度はこっちからいくぜ!」

グルド「キエエエッッッ!」

吹雪「う、動けない・・・」

グルド「このまま甚振ってやる!」

吹雪「う、腕が勝手に痛っ!」

長門「あ、操られているのか!?」

グルド「次はどうしてやるかな・・・」

グルド「決めた!この木の棒で串刺しにしてやろう!」

ジース「おいおい、殺すなよ」

グルド「お前らはもう一人のほうを倒せばいいだろう?」

ジース「しょうがないな、我慢してやるよ」

吹雪「か、体が・・・」

グルド「そうかそんなに苦しいか、なら今楽にしてやる!」

長門「はぁっ!」

グルド「!?」

長門「後ろががら空きだ・・・そんなことにも気づかなかったか?」

グルド「へっ、なかなかやるじゃねぇか」

グルド「こうなりゃあいつじゃなくお前を殺してやる!」

長門「・・・今だ!吹雪、やれ!」

吹雪「はい!酸素魚雷発射!」

グルド「なっやば」

チュガァァァン!

グルド「・・・やるじゃねぇか」

グルド「だが忘れてないか・・・まだ四人いるんだ、さらにこの俺は最弱だということを教えてなかったな・・・」

吹雪「・・・!?」

グルド「頼むぜ・・・リクーム」

リクーム「・・・おうよ!」

リクーム「さてお嬢ちゃんたち、グルドを倒したぐらいで喜ぶのは早いぜ?」

リクーム「ギニュー特戦隊のリクーム!いざ参る!」

吹雪「私と長門さんで戦闘力合計は89000・・・見たところあの人は50000程度」

吹雪「このままいけば・・・勝てるはず!」

リクーム「お命頂戴!とぉっっ!」

吹雪「はぁっ!」

セル「気功波をマスターしたか・・・だがその程度でリクームは倒せんと思うが」

リクーム「その通り!さっさと終わらせてチョコレートパフェだ!」

吹雪「はぁっ!はぁっ!」

吹雪「えーい!」シュピピピピピン

ドカァァァン!モクモク・・・

吹雪「や、やった!」

リクーム「残念、やってないんだなこれが」

吹雪「き、効いてない!?」

リクーム「まあまあ、勝負はこれからだぜ?焦るなよ」

リクーム「さて、今度はこっちからいくぜ!」

リクーム「うぉぉぉっっ!」

リクーム「リクーム・・・キック!」

吹雪「うわぁぁっっ!」

長門「ふ、吹雪!」

吹雪「な、なんて威力・・・」

リクーム「もういっちょ!リクームキィィック!」

長門「ちっ、全門斉射!てっー!」

リクーム「うおっっ!?」

長門「今だ吹雪!立て直せ!」

吹雪「は、はい!」

長門「お前の相手は私だ!主砲、撃てっー!」

リクーム「ぐわっ!ごふっ!」

リクーム「こいつ・・・やりやがって!」ヨロヨロ

長門「食らえぇぇぇぇ!」

リクーム「・・・なーんちゃって!」

長門「!?」

リクーム「あーらよっ!」

長門「ぐはっっ!?」

リクーム「あら?随分と弱くなっちゃったね?」

長門「今だ吹雪・・・一発やってやれ!」

吹雪「精神と時の部屋で覚えた・・・私の新技!」

吹雪「いけぇぇぇ!」



吹雪「ギャリック砲!」

セル(そっちかよ)

リクーム「おおっ!?なかなかやるじゃない!」

リクーム「うぉぉぉぉっっ!」

吹雪「いっっっけぇぇぇぇぇ!」

リクーム「ぐぐぐっっ・・・ぐわぁぁぁぁぁ!」

チュガァァァン!

吹雪「ど、どう・・・結構効いたでしょ?」

リクーム「ハーイ!」

吹雪「・・・え?」

リクーム「うん、威力は割と、いや結構あるわよ?」

リクーム「ただね、やっぱり相手が悪かったんじゃないかなぁ?」

吹雪「こ、これも効かないなんて・・・」

リクーム「技っていうのは・・・こうやってやるの!」

リクーム「リクーム・・・」

リクーム「イレイザーキャノン!」

吹雪「!?」

ズガァァァァァン!

吹雪「う・・・あ・・・」

長門「くそ・・・こいつめ・・・」

リクーム「リクーム・・・エルボー!」

長門「ごふっっ!?」

ジース「このままじゃ二人ともリクームにやられちまうじゃねぇか」

バータ「おいリクーム!殺すなよ!」

リクーム「わかってるって!リクームマッハパンチ!」

吹雪「ぐ・・・あ・・・」

睦月「ふ、吹雪ちゃん!」

リクーム「ほら、そっちも攻撃してみなよ?」

吹雪「う・・・う・・・ギャリック砲・・・!」

リクーム「だから効かないって!」バシッ

吹雪「は、弾かれた・・・」

リクーム「もっとビシッ!とした技はないのか?」

リクーム「ないんならそろそろ殺しちゃうけどいいか?」

長門(ば、化け物め・・・この私が赤ん坊扱い・・・だ・・・)

吹雪(こ、このままじゃ・・・し、死ぬ・・・)

リクーム「じゃあそろそろ殺っちゃうかな・・・リクーム・・・」

睦月「や・・・やめて・・・」

リクーム「ウルトラ・・・」

睦月「やめて・・・やめて・・・」

リクーム「ファイティング・・・」

睦月「やめて・・・これ以上・・・」

リクーム「ミラクル・・・」

睦月「吹雪ちゃんを・・・いじめないでぇぇぇぇ!」

リクーム「ボンバァァァァァ!」

チュガガガガァァァン!

ジース「あーあ、やっちゃったか」

バータ「あとでパフェ奢れよ・・・!?」

シュインシュインシュイン・・・

睦月「これ以上、私の仲間を傷つけないで・・・」

ジース「!?あれを受けて耐えた!?」

バータ「おいジース!あいつの戦闘力・・・スカウターの故障でなければ180000だぜ!」

ジース「ギニュー隊長以上!?スカウターが故障しただけだ、案ずるな!」

ギニュー「いや・・・スカウターの故障なんかじゃない、あいつの真の数値だ」

ジース「な、なんてやつだ・・・」

リクーム「いいねぇ、そうこなくちゃ面白くない!」

睦月「私が理性を保っている間に消えなさい・・・」

リクーム「そうはいかないぜ嬢ちゃん!リクームボディアタック!」

睦月「・・・」

リクーム「!?消えた!?」

睦月「もう許してやらないわ・・・」

リクーム「うぉぉっ!リクームウルトラファイティングミラク」

睦月「・・・」ドスッ

リクーム「!?」

睦月「はぁぁっっ!」

リクーム「ぐ、ぐぁぁぁぁぁ!」

チュガァァァァン!

バータ「リ、リクーム!」

セル(怒りを爆発させることで戦闘力を1800倍に引き上げた・・・)

セル(あいつ・・・悟飯以上の力を秘めているかも知れん)

一旦終了します
更新は明日を予定しています

再開します

ギニュー「だがまだ私を入れて三人いるぞ」

ジース「赤いマグマ、ジース!」

バータ「青いハリケーン、バータ!」

睦月「ええ・・・どこからでも来なさい」

バータ(俺とジースの戦闘力合計は約160000・・・一気に決める!)

バータ「ウリャリャリャリャァァァ!」

睦月「・・・遅い」

バータ「ウリャリャリャリャァァァ!」

睦月「ワンパターン・・・」

ジース「受けてみろ!クラッシャーボール!」

睦月「はっ!」

ジース「は、弾かれた!?」

睦月「はぁぁぁぁぁ!」

ジース「ぐふっ・・・」

ジース「おいバータ!」

バータ「おう、わかった!」

睦月「?」

バータ「はぁっっっっ!」

「「パープルコメットアタック!」」

睦月「!?」

ジース「お前にこれが受けられるか!」

睦月「吹雪ちゃん・・・間に合わなかった技、使わせてもらうよ」

睦月「3倍界王拳!!」

バータ「!?戦闘力が膨れ上がった!?」

睦月「一気に決める!」

睦月「ギャリック砲!!」

ジース「!?押し返されている!?」

バータ「な、なんだと・・・」

睦月「いっっけぇぇぇぇ!!」

チュガガガガガガガァァァン!

バータ「くそっ・・・たれ・・・」

ジース「隊長・・・あとはまかせ、た・・・」

ギニュー「我が特戦隊の三人がかませ犬扱いとはな・・・お前も素晴らしい戦士だ」

睦月「・・・」

ギニュー「だが私はそうはいかない。貴様に簡単に倒されるわけがなかろう」

ギニュー「倒された四人のためにも、貴様が誰であろうと倒す!」

ギニュー「ギニュー特戦隊隊長ギニュー!いくぞ!」

睦月「さあ・・・来なさい!」

ギニュー「ミルキーキャノン!」

睦月「ギャリック砲!」

ズドォォォォン!

睦月「戦闘力は120000・・・そう長くは持ちこたえられないわ!」

ギニュー「・・・」

睦月「えぇぇぇぇい!」

ズガァァァン!

ギニュー「なかなかやるな・・・」

睦月「隊長の割には大したことないわね」

ギニュー「ふふふ・・・お楽しみはここからだ」

ギニュー「いくぞ・・・私の真の力!」

ギニュー「チェェェェェンジ!」

睦月「!?」

シュゥゥゥゥ・・・

睦月(ギニュー)「くくく、貴様の体をいただいた」

ギニュー(睦月)「!?」

睦月「いまいち体が馴染まんな・・・戦闘力88000といったところか」

睦月「だがしかし元の体は今の攻撃でダメージを受けている、貴様のほうが結果的には不利だ!」

ギニュー「くっ、やるしかない!」

睦月「いくぞ!界王拳!!」

睦月「4倍だぁぁぁぁ!」

ギニュー「!?」

再開します

睦月「ミルキーキャノン!」

ギニュー「ぐっ!?」

睦月「どうした!こんなものじゃないはずだ貴様の力は!」

ギニュー「ギャリック砲!」

睦月「効かん!」

ギニュー「・・・」

睦月「終わりにしてやる!ミルキーキャノン!」

ギニュー「・・・」

ギニュー「ギャリック砲!!」

睦月「だから無駄だと・・・な、押されている!?」

ギニュー「界王拳は戦闘力を飛躍的に上げる技・・・その代わり、体には膨大な負担がかかる」

ギニュー「だから連続して使うのはとても危険なのに・・・」

睦月「ぐ・・・ぐ・・・」

チュガァァァァン!

睦月「チ、チェェンジ!」

睦月「・・・戻った」

ギニュー「ハー・・・ハー・・・」

ギニュー(くそっ、どうする・・・)

睦月「終わりにする・・・」

ギニュー「ま、待て!私を生かしておけば情報が」

睦月「・・・クローンのくせに」

ギニュー「」

睦月「はぁぁぁぁっ!」

ギニュー「ギャァァァァァァァ!」

セル「凄まじい戦闘力だ・・・このままいけばお前がナンバーワンだ」

睦月「そ、そんなことより吹雪ちゃんたちを治してあげてください!」

セル「お、おう・・・こいつら首の骨折れかけてるではないか・・・」

睦月「え、えぇぇ!?死んじゃう・・・」

セル「とりあえず仙豆でいけるだろ・・・食え」

吹雪「ん・・・け、怪我が治った・・・」

セル「戦闘力は・・・吹雪が60000、長門が54000に上がったか」

セル「睦月は本気でキレないと10000か・・・それでも100倍に上がっているだけかなりの伸びだがな」

吹雪「す、すごい・・・」

セル「あと3回くらいキレさせれば私にも勝てるかもしれんな」

睦月「や、やめてください・・・」

フリーザ「・・・」

フリーザ「セルさんたちは随分と腕を上げたようですね」

フリーザ「ですが私の鎮守府もかなりの練度ですよ、そうでしょう?」

比叡(改二)「はい・・・力が沸いてくるようです」

フリーザ「ホッホッホ・・・フリーザ軍で使っている設備がポイポイカプセルに入ってて幸いでした」

フリーザ「演習希望の電文でも送っておきますかね」

セル「・・・電文か」

セル「おい秘書艦、演習したいと呉鎮守府から連絡だ」

吹雪「あ、はい・・・受けるんですか?」

セル「この私は売られた喧嘩は買う主義だ」

吹雪「それじゃ編成していきましょう」

セル「といってもな・・・一気に重力上げた副作用で殆どのやつが寝込んでるからな・・・」

吹雪「一応わたし入れて6隻・・・ギリギリですが」

セル「仕方ない、それでいこう」

フリーザ「来ましたね」

セル「ああ」

フリーザ「我が艦隊の力、ご覧にいれましょう!」

セル「それはこっちのセリフだ」

セル艦隊      フリーザ艦隊

司令官 セル    司令官 フリーザ
戦闘力推定8億   戦闘力53万(第一形態)
()内戦闘力

吹雪 Lv70(60000) 榛名改二 Lv90(380000)

睦月 Lv50(10000) 比叡改二 Lv85(320000)

赤城 Lv55(48000) 大鳳改  Lv80(260000)

加賀 Lv55(51000) 飛龍改二 Lv85(250000)

長門 Lv65(54000) Bismarck drei Lv80(300000)

陸奥 Lv60(52000) 北上改二 Lv75 (220000)

吹雪「司令官」

セル「ん?なんだ」

吹雪「なんで受けたんですか?」

セル「このセル、目の前の敵から逃げる主義ではない」

吹雪「いや実力差が激しすぎますよ!」

吹雪「こっち改装すらしてないんですよ!勝てるわけ無いじゃないですか!」

セル「自らの敗北を道具のせいにするのは責任転嫁だぞ」

吹雪「装備は私達にとって体そのものです!体が強くなきゃ勝てないでしょう!」

セル「人間がいくら体鍛えてもシャチに勝てないのと同じだ、それは諦めろ」

吹雪「諦めちゃったらもはや私達の存在意義ないじゃないですか・・・」

セル「私は別にお前らいなくても星ごと消して木端微塵にできるけどな」

吹雪「人間も消しちゃだめでしょう・・・というかそんなことできるのは司令官ぐらいですよ」

セル「フリーザもできたと思うぞ」

吹雪「もうややこしくなるのでそれは言わなくていいですよ・・・」

セル「まあいい、私はもう寝る。今日もご苦労さん」

吹雪「どさくさに紛れて逃げないでください」

セル「もう眠くて死にそうなんだ、頼む寝かしてくれ」

吹雪「・・・最後にひとつだけ質問させてください」

セル「どうした、言ってみろ」

吹雪「司令官は私達をどう思っているんですか?」

セル「私にとって、か」

セル「生憎だが私は作られた生命体なので好き嫌いの感情は無いが・・・」

セル「お前達が作られた人間であるとするならば、それは人間ではなく、道具でもないとは思うがな」

セル「言葉をしゃべってあたかも人間であるように振舞う道具なんて気持ち悪いからな」

セル「ただ作られている以上人間でもない。複雑な奴らだ」

吹雪「・・・」

吹雪「お疲れ様でした」

セル「おう」

広場 AM 1:00

セル「・・・」

セル「ビッグバンアタック!」

チュガガカガァァン!

セル「・・・私の戦闘力は変化なし、か」

赤城「まだ起きていられたんですか」

セル「消灯時間はとっくに過ぎたぞ」

赤城「提督もあれだけ寝る寝る言って寝てないじゃないですか」

セル「急用を思い出した」

赤城「ベタな言い訳を・・・」

セル「で、どうした?私に今日の文句でもいいに来たか?」

赤城「いえ、気になることがありましてね」

赤城「提督が提督になられた理由を聞きたくて」

セル「・・・」

セル「本来ならここに来た時点で提督の誘いがきたとき蹴ろうと思った」

セル「だがそのとき思った、私はこのままでいいのかと」

セル「信じられんかもしれないが、私は今死んでいる」

セル「この頭の輪を見ろ」

赤城「?天使の・・・輪?」

セル「ああ、私はあの世から死んだ状態で来ている」

セル「ある道具で生き返ることもできるんだがな・・・この状態でも不自由はしてないしな」

赤城「それで、このままでいいのかとは?」

セル「私は作られた生命体だ」

セル「私を作った者は、部下に裏切られ、殺された」

セル「皮肉にも私はその裏切り者を吸収し、この力を手に入れた」

セル「私はこの力で元いた世界の征服を企み、その邪魔となるものはすべて排除した」

セル「だがある者だけは倒せなかった、なんだと思うか?」

赤城「さあ、なんでしょうか?」



セル「10歳の子供だ」

セル「そいつは限界を超えて怒りを爆発させることで私以上の力を手に入れた」

セル「私はそいつに殺された後、新たな仲間を見つけ、血の滲むような特訓でそいつを返り討ちにした」

セル「そして私たちは世界一とも言える都市をつくり、名誉を手に入れた」

セル「その一年後、うっかり機械を誤作動させたらこの世界に飛ばされた、というわけだ」

セル「正直最初提督をやれ、といわれたとき面倒だしやりたくないと思った」

セル「だがその時元の世界では私が望むものはすべて手に入れたが、この何も無い世界で最初からやり直すのも悪くないと思ってな」

セル「こうして提督をしているわけだ、安月給でな」

赤城「今月の給与、いくらだったんですか?」

セル「遊園地の年間パスポート買ったら1円も残らん」

赤城「それは大変ですね」

セル「お前らが言うこと聞かんとやってられん、この仕事」



セル「だから戻って寝ろ、このことは誰にも話すなよ」

赤城「了解しました」

一旦ここまでです
更新は夕方予定です

再開します

セル「・・・」

セル「結局一睡もできなかった・・・」

セル「あの後部屋に戻ったら今日提出期限の書類があった・・・危うく首切られるところだった」

吹雪「電文が届きました」

セル「ん、なんだ」

未記入有、本日中ニ提出セヨ

セル「・・・」ペラッ

セル「・・・これ、裏にも印刷されてるではないか」

セル「つまり私が徹夜して書いたのはたった半分・・・」

セル「チクショォォォォ!」

吹雪「!?」

PM6:00

セル「やっと終わった・・・」

吹雪「提督そんなに机に向かって受験でもするんですか?」

セル「やかましいわ・・・もう寝る・・・」

吹雪「明日は特に予定は無いですからゆっくりされてください」

セル「いわれなくてもする」

吹雪「あ、明日午前10時に期限の書類あるので片付けておいてください」

セル「くそったれぇぇぇぇぇぇ!」

セル「しかもこれ一週間前配布じゃねぇか!渡されてないぞおい!」

吹雪「殺されかけるよりはマシでしょう?」

セル「・・・この仕事やめたらスクラップ業者に転職するかな」

吹雪「」

AM10:00

セル「いつの間にか眠くなくなってた」

吹雪「朝食にメガシャキ混ぜておきました」

セル「予定も無いしどっかふらふらしてくるとしようか」

吹雪「軍の方がふらふらされるのはどうかと思いますが・・・」

セル「もはやそんなことどうでもいい」

吹雪「あ、もしもし大本営ですか?」

セル「消えてなくなれぇぇぇ!」

バコーン!

吹雪「提督・・・無線機壊したとしたら大目玉ですよ」

セル「お前が余計なことするからだ」

吹雪「提督の月収でなんとかなるんですか?」

セル「無理だ」サラッ

吹雪「・・・後のことくらい考えてくださいよ」

セル「だが私も機械いじりはしたことあるのでな、試しに修理してみるとするか」

吹雪「でも材料は・・・」

セル「無線機なんてラジオを改造すればなんとかなるはずだ」

吹雪「・・・電波法とかに引っかかりません?」

セル「今更法律が怖いなんていえるか」

吹雪「あ、はい・・・」

セル「というわけで備品のラジオもらう」

吹雪「勝手に使っていいんですか?」

セル「勝手に無線機壊すのに比べたら屁でもないだろ」

吹雪「まあそれは・・・」

30分後

セル「できたぞ」

吹雪「もうできたんですか、なんちゃって無線機」

セル「なんちゃっては余計だ、使ってみろ」

吹雪「ガチャガチャ・・・あ、点きました」

セル「だろう?」

セル(トランクス追ったときにタイムマシン弄っといてよかった・・・)

吹雪「これ量産すれば売れるんじゃないですか?」

セル「忘れてるようだがそれ違反品だぞ・・・」

セル「無線機も直したし行くかな」

吹雪「どちらへ?」

セル「直してる最中に観たい映画があったりを思い出してな」

セル「復活のSとかいう連日満員を記録してる映画らしい」

吹雪「あ、それCMでみました」

セル「じゃあ映画館行ってくる」

吹雪「私も見たいので行きます」

セル「自分の分は自分で払えよ」

吹雪「もちろんです」

セル「じゃいくか」シュピン

吹雪「・・・おいてかれた」

「私が四ヶ月ほど修行すれば簡単に捻り潰せるだろう」

「わかりやすくゴールデンSという名前にしてみたぞ」

セル「いけそこだS!ヤサイ人なんて倒してしまえ!」バリボリ

「これが超ヤサイ人ゴッドを超えた力だ・・・」

セル「こんなやつ倒してしまえS!お前ならできる!」

男「あの、ポップコーンこぼれてますよ・・・」

セル「あ、すまん」


セル「なかなかおもしろかった」

セル「なんか買っていかないと吹雪がうるさいからな・・・シャーペンでも買ってってやるか」

睦月「あれ?司令官もここにいらしたんですか?」

セル「まあな」

睦月「吹雪ちゃんはどうしたんですか?」

セル「玄関においてきた」

睦月「え・・・」

セル「戻った」

吹雪「おいてかないでくださいよ・・・」

セル「シャーペンとパンフレットやるから機嫌直せ」

吹雪「・・・ありがとうございます」

セル「あ、映画でヤサイ人の二人がゴッド超ヤサイ人とか言うのになってたぞ」

吹雪「へぇー・・・ってネタバレしないでくださいよ!」

セル「あとゴールデンSの部下も結構面白かったぞ」

吹雪「聞こえません!」

セル「明日朝10時から敵泊地に殴りこみかけるだからな」

吹雪「聞こえません!」

セル「重要機密聞き逃すとか軍人としてどうなんだお前」

吹雪「聞こえま・・・え?」

セル「映画も見たし寝る」

吹雪「もう寝るんですか?」

セル「丸一日寝てないしな」

吹雪「体大丈夫なんですか?」

セル「本来私は睡眠とる必要ないからな」

セル「お前らだって必要ない娯楽を楽しんだりするだろう?」

吹雪「まあ確かに・・・」

セル「書類も書いたしこれで大丈夫だな」

吹雪「終わってないですよ」

セル「!?」

吹雪「明日殴り込みかけるんでしたら作戦を会議で決めるはずでしたが欠席でしたので」

セル「」

吹雪「提督?」

セル「」

吹雪「た、たったまま気絶してる・・・」

一旦ここまでです
更新は明日予定です

一日あいてしまいましたm(_ _)m
再開します

セル「・・・これより作戦を発表する」

長門「提督、体調がよくなさそうですが」

セル「うるさい・・・一回しか言わないからよく聞け」

セル「これよりお前らを二つのグループに分ける」

セル「空母と護衛の駆逐艦は第一グループ、戦艦やその他重要艦は第二グループだ」

セル「第一グループは敵泊地の南側から奇襲を仕掛け、敵をおびき出せ」

セル「その隙に第二グループは港に突っ込んで背後から敵艦隊を叩け」

セル「あとは挟み撃ちで敵艦隊を袋叩きにすればいい」

セル「それじゃさっさと始める、出撃しろ」

長門「はっ!」

セル「・・・眠い」

吹雪「丸二日寝てないんですか?」

セル「そうだが?」

吹雪「寝なくても大丈夫みたいなことを言ってた気がしまして」

セル「気持ちの問題だ」

吹雪「あ、はい・・・」

セル「赤城、敵艦隊は見つけたのか?」

赤城「はい、軽巡洋艦一隻、戦艦二隻、正規空母二隻、港湾水鬼です」

セル「とりあえず空母を潰せ、あとは第二グループと共に攻撃しろ」

赤城「了解しました」



赤城「第一次攻撃隊、発艦!」

ヲ級「・・・」

パパパパパッ

赤城「こちら赤城、制空権確保、敵空母一隻大破、空母一隻中破、こちらは特に被害無し」

セル「第二グループ、突っ込め」

長門「了解しました」

長門(指揮が適当・・・)

長門「攻撃を開始する、いくぞ」

陸奥「了解!」



セル「・・・」

セル「zzz・・・」

数時間後

赤城「提督」

セル「zzz・・・」

赤城「提督?聞こえますか?」

セル「ん・・・」

赤城「提督!」

セル「うおっ・・・なんだ」

赤城「・・・寝てられましたね?」

セル「さあなんのことだか」

赤城「まあいいです、これから総攻撃を仕掛けます」

セル「好きにしろ」

赤城「・・・わかりました、これより総攻撃を開始します」

セル「お、おう・・・」




赤城「帰ったら間宮アイスですね」

加賀「引換券は昨日使ったじゃないですか」

赤城「提督が経費で落としてくれるそうなので」

加賀「そうでしたか」

長門「全門斉射!」

港湾水鬼「イコクノチ・・・イコクノウミ・・・」

金剛「Fire!」

港湾水鬼「ハナ・・・サクラ・・・キレイナモノ・・・ネ・・・」

赤城「なんとか倒せましたね」

長門「だが中破にまでなっている艦も複数だ、帰港したら修理しなければ」

「・・・逃がさん」

長門「!?」

「貴様らはここで沈むのだ」

長門「な、なんだお前は・・・」

「貴様らに名乗ったところでわからんだろう」

長門「と、とにかく逃げろ!」

「さあ、逃げられるかな」

赤城「ぜ、全速離脱!」

「・・・」

「はぁっっ!」

吹雪「き、気功波!?」

「はぁぁぁぁぁ!」

吹雪「うわぁぁぁっ!」

睦月「ふ、吹雪ちゃん!」

赤城「掴まって!逃げるわ!」

吹雪「は、はい!」

「ちっ、そう簡単に沈まんか・・・」

「だがまあいい、次が貴様達の最後だ」

赤城「ま、撒いた・・・」



赤城「只今戻りました」

セル「おう」

赤城「被害は中破三隻、大破一隻です」

吹雪「す、すみません司令官・・・」

赤城「ですが、敵泊地は完全に攻略しました」

セル「・・・変だな」

赤城「なにがですか?」

セル「被害艦は第一グループの艦ばかりだ」

セル「あの港にある敵の要塞が攻撃してきたのなら被害は港にいる第二グループのほうが大きいはずだ、第一グループは沖のほうにいるし制空権もこちらにあるから空母を倒した以上飛行場の戦闘機が沖にまで飛んでくるのは厳しい」

セル「いたんだろう?想定外の敵が」

赤城「・・・はい、突如深海から謎の艦が出没しました」

セル「そいつはどうした」

赤城「・・・敵わないと判断したため撤退しました」

セル「・・・」

赤城「敵前逃亡を罰するなら私だけを罰してください。皆は悪くありません」

セル「・・・そんなことはどうでもいい」

セル「お前達をスクラップにして自動車やクレーンの材料にしたところでそいつの正体はわからないのだからな」

セル「被害が大きい艦は修理に入れ、赤城はそいつの特徴を教えろ」

赤城「・・・はい」



赤城「私達は敵艦隊を撃破し、帰港しようとしていました」

赤城「そのとき、それは現れました」

赤城「人型で体は丸みを帯びていました、尖っている部分はありません」

赤城「また気功波を使い、無傷だった吹雪を一撃で大破させるだけの力をもっていました」

セル「・・・」

セル「わかった、呉鎮守府に連絡して対抗策を練る」

赤城「わかりました・・・失礼します」

セル「・・・ああ」

セル「・・・」ピッポッパッ

フリーザ「はい、こちら呉鎮守府です」

セル「フリーザ、面倒なことになった」

フリーザ「面倒なこと?つまみ食いでもバレたんですか?」

セル「そうじゃなくてだな・・・前演習したとき、こちらの艦隊に吹雪というやつがいただろう」

フリーザ「あのセーラー服の子ですか?」

セル「おう、そいつが出撃したら攻撃一発で大破したらしい」

フリーザ「直撃を受けたら戦艦でも大破する気がしますが?」

セル「そいつは気功波を食らったらしい」

フリーザ「気功波ですって?しかも一発であの子を大破させられる威力の?」

セル「そうだ」

フリーザ「もしかしたら特別な技能が無くても気功波を撃てる方かもしれません」

フリーザ「極端な話、我々と一緒に飛ばされてきた元の世界の人ということもありえます」

セル「可能性としてなくは無いな・・・そっちも気をつけておけ」

フリーザ「わかりました、怪しいものには近づかないよう言っておきます」

セル「それじゃあな」ピッ

フリーザ「はい」

フリーザ「・・・」

フリーザ「元の世界の人・・・横須賀鎮守府・・・」

フリーザ「まさか、ね・・・」

一旦終了です
更新は明日予定です

再開します

ヒルデガーン「ギニュー隊長、どうですか?」

ギニュー「正直言ってあんまりよくないな・・・いつ空間が壊れてもおかしくない」

ヒルデガーン「ならはやく助け出さないと」

ギニュー「それは山々なんだがあいにく別空間だからな」

ギニュー「点がどう頑張っても二次元になれないのと同じで私達点が他の次元にいくことも厳しい」

ヒルデガーン「・・・」

ヒルデガーン「点に線を引いて二次元にしてみるというのは?」

ギニュー「簡単にいうな、そんなこと我が軍の最高技術を使っても何年かかるか・・・」

ヒルデガーン「非常に強引な方法ですがひとつだけあります」

ギニュー「なんだそれは?」

ヒルデガーン「思いっきり力を解放して空間に穴を開ければいけます」

ギニュー「・・・できるのか?」

ヒルデガーン「まあやってみないとなんともいえませんが・・・」

ギニュー「じゃあやってみろ」

ヒルデガーン「はい、ですが飛行機が離陸する時の何千倍と言う風圧がかかりますので気をつけてください」

ギニュー「あ、ああ」





セル「フリーザ、解析終わったか」

フリーザ「一応・・・ですが外部からの激しいジャミングで詳しいことはよくわかりません」

セル「やはりあいつは元の世界からの侵略者かもしれん・・・」

セル「フリーザ、仮に元の世界の奴だった場合、勝てる見込みは」

フリーザ「・・・二人で協力してもふとっちょの魔人ブウくらいが限界でしょう」

セル「残念だがその程度だな・・・!?」

フリーザ「どうしました?」

セル「かなり大きい気が出現した、近いぞ!」



ヒルデガーン「がぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ギニュー「な、なんて勢いだ・・・」

ヒルデガーン「あ、案外簡単に開きましたね」

ギニュー「・・・お前がいって来い、部下には俺から説明しておく」

ヒルデガーン「?はい」

セル「ちっ、どこだ!どこにいる?」

ヒルデガーン「ここですよ」

セル「ヒ、ヒルデガーン!どうしていきなり」

ヒルデガーン「ほら、ゴテンクスさんがやってみたいに大声出したら穴開いたんでそこからきたんですよ」

セル「そ、そうか」

フリーザ「お、お久しぶりですね」

ヒルデガーン「あ、フリーザ様こんにちは」

ヒルデガーン「・・・ちょっと聞きたいのですが、お二人とも戦闘力がかなり低いような気がしますが?」

セル「実はこっちに飛ばされたときに戦闘力も下がったみたいでな」

ヒルデガーン「私は何も変化ありませんが・・・やはりあの機械のせいですかね」

セル「だろうな」

セル「そうだヒルデガーン、お前は隠れていたほうがいい」

セル「この世界に来てる元の世界の奴がいるみたいでな、厄介なことになりそうだ」

ヒルデガーン「気にしなくてもいいじゃないですか」

セル「別に私はこの世界のことなんて気にしちゃいないが、もしお前みたいに次元突き破ってフリージアにきたらどうするんだ」

ヒルデガーン「あー・・・確かに」

セル「わかったら隠れろ」

ヒルデガーン「わかりました」スー

ヒルデガーン(・・・空間が帰るまで持ってくれるといいですけど)

セル「さてあいつの正体を探るぞ」

フリーザ「どうやって探るんですか?」

セル「いつもならこの安価マシーンでなんとかなるんだが今回そうもいかないからな、故障してるし」

セル「やはり潜って探すしかないだろう」

フリーザ「ヒルデガーンさん、サルベージしてもらえますか?」

ヒルデガーン「・・・できる範囲でなら」

フリーザ「自信なさげですね」

ヒルデガーン「やはり敵の力が未知数ですので」

フリーザ「さてヒルデガーンさん、ここはこの世界の横須賀鎮守府です」

ヒルデガーン「横須賀鎮守府・・・フリージアの前の名前ですね」

フリーザ「私が本来いるのは呉鎮守府というところです」

ヒルデガーン「本来?要するに今は出張中ってことですか?」

フリーザ「まあそんなところです」

セル「この鎮守府付近で怪しい奴が出たらしい」

セル「ちなみにそいつは気功波を使えるらしい、実際そいつの気功波一発で戦闘力60000の艦娘が沈没寸前になるくらいの被害を受けた」

ヒルデガーン「・・・もうそれ危険分子ですよね」

セル「しょっぴこうとも思ったが強すぎるので引き返したらしい」

ヒルデガーン「ははぁ」

セル「そんなわけだからゴーヤ、偵察してこい」

58「いやでち!沈むでち!」

セル「安心しろ、大破したらこのワイヤーで引き上げてやる」

58「それでも結局痛い目に合わされるでち!」

セル「ただ大破させられるのと私にタコ殴りにされた後とても表現できないほどの苦しみを味わった後汚い花火にされるの、どっちがいい?」

58「いってくるでち!」

セル「よしそれでいい」

セル「今偵察させにいかせた」

フリーザ「遅い潜水艦単艦で偵察させにいかせるとか地味にブラックですね・・・」

セル「お前のところはどうなんだ」

フリーザ「朝6時に起床して10時に就寝、衣食住完備、中波以上で即時に撤退です」

セル「ホワイト企業の鏡だな」

フリーザ「部下あってこその企業ですからね」

セル「・・・そういわれるとレッドリボン軍はかなりブラックだったな」

フリーザ「そうなんですか?」

セル「装備から宿泊代まで自腹だからな、しかも保険は効かない」

フリーザ「えぇ・・・」

ヒルデガーン「真っ黒ですね」

セル「ちなみに私は兵器扱いだからレッドリボン軍の所持物となるのだがもう壊滅してしまったのでな」

セル「私一人がレッドリボン軍ただ一人の戦士というわけだ」

フリーザ「なら我がフリーザ軍の名前はレッドフリーザ軍と言う名前にでもしますかね」

セル「赤いやつジースくらいしかいないだろ・・・」

ここまでです
明日更新予定です

再開します

セル「お、かかったみたいだな」

セル「」グイー

58「うう・・・」タイハ

セル「で、敵はどういうやつなんだ」

58「煙幕で全然見えないでち」

セル「敵に見つからず偵察できない潜水艦などいらん、死ね」

58「!?」

チュガァァァァァン!

フリーザ「な、なにやってるんですか!」

セル「爆発はただの発煙筒だ」

セル「ちゃんと爆発を受ける前にドックに飛ばしておいた」

フリーザ「それはそれで危険そうですが・・・」

セル「しかしどうする・・・敵の正体がわからないのではどうしようもない」

フリーザ「ヒルデガーンさんに煙になって見に行ってもらうというのは?」

ヒルデガーン「気でバレますよ・・・というか煙がどうやって水の中に入れと」

フリーザ「・・・じゃあどうします?」

セル「フリーザ軍にステルス潜水艦がなかったか?」

フリーザ「一応ポイポイカプセルに同型のを入れてはきましたが・・・」

セル「が?」

フリーザ「故障しているのでエンジンが動きません」

セル「私に直せるか?」

フリーザ「残念ですが、特別なメカニック技術が必要ですので厳しいでしょう」

セル「そ、そうか」

セル「しかしこのままではどうやっていくかを考えるだけで平成が終わってしまう」

セル「行動あるのみ、というわけで」

セル「セルジュニアを三体作った」

ジュニア「キキー!」

フリーザ「確かにジュニアさんたちならある程度の攻撃には耐えられますね」

セル「ではいけ、我が分身よ」

ジュニア「キキッ!」



セル「帰ってきたようだ」

フリーザ「どうでしたか?」

ジュニア「キキキ!」

セル「成功したようだな」

セル「さてジュニア、どんなやつだったか教えてくれ」

ジュニア「キキッ!」

ジュニア「キキー!キキキキッ!」

ジュニア「キー、キキッキキキ!」

セル「ほう」

フリーザ「なんといっているのですか?」

セル「ああ」




セル「まったくわからん」

フリーザ「」

フリーザ「え?普通自分の子供ならわかりません?」

セル「お前は自分の子供だからと言って生まれたてのガキの言ってることを理解できるのか?」

フリーザ「・・・なんかすみません」

セル「まあいい」

セル「ジュニア、字で表現しろ、字で」

ジュニア「キキッ!」

フリーザ「その手がありましたね」

セル「こっちの言ってる事は通じるからな」

ジュニア「・・・キキキキ!」

セル「お、もうかけたか、どれどれ」


からだがまるくてひとがた、つるつるしてる


セル「・・・」

フリーザ「セルさん?」

セル「くそったれぇぇぇぇぇぇぇ!!」

フリーザ「!?」

セル「わかった、絵で表現しろ」

ジュニア「キキキッ!」

フリーザ「今度は大丈夫そうですね」




セル「・・・」

セル「なんだこれは、幼稚園児のお絵かきか」

ジュニア「!?」ガーン

フリーザ「やっぱり会ってからのお楽しみということですか・・・」

セル「らしいな」

セル「敵の事前情報まったく無し、か」

セル「しかたない、最悪私達が相手することになりそうだ」

フリーザ「それはそれでよさそうですがね」

セル「なんでだ?」




フリーザ「久々に体を温めたいでしょう?」

セル「・・・そうだな」ニヤ

再開します

セル「ヒルデガーン」

ヒルデガーン「はい」

セル「空間は持って後何日だ?」

ヒルデガーン「・・・残念ですが、三日が限界です」

セル「・・・そうか」

セル「最悪あいつらは空間の崩壊に呑まれて消される」

セル「覚悟はできているな?」

フリーザ「・・・ええ、あの子達はこの空間と同化しています」

フリーザ「あっちに連れて行ったとしても、海底を運動着で歩くようなものです」

フリーザ「たちまちズタズタに引き裂かれてしまうでしょう」

セル「・・・」

セル「私にとってはどうでもいい」

セル「だがお前の遊びに付き合ってやる、感謝しろ」

フリーザ「・・・はいはい」

フリーザ「さて艦娘の皆さん」

フリーザ「これから全力で出撃準備をします、資材は私が持ちますからこの二日間で死に物狂いで特訓しなさい!」




セル「だそうだ」

吹雪「・・・些か信じられないのですが」

セル「信じないなら無様に負けて沈め」

吹雪「・・・」

吹雪「わかりました、全力で特訓します、しかしその前にお言葉ですが」

セル「ん?」




吹雪「せめて改にしてください」

セル「全員改以上にしてやったぞ、感謝しろ」

吹雪(改二)「あ、ありがとうございます」

セル「さて特訓は精神と時の部屋を使う」

セル「これで一生分特訓しろ」

吹雪「は、はい!」

セル「さて今のお前の戦闘力は・・・120000か」

セル「どうやら特訓はサボらなかったらしいな」

吹雪「サボったらどうなるかわかりませんからね・・・」

セル「よくわかってるじゃないか」

セル「さて重力設定だがどうする?300程度にしておくか?」

吹雪「いえ、500倍でお願いします」

セル「見上げた心がけだな」

吹雪「ただ死ぬより死ぬくらいの苦しみを味わって生きたほうがいいですからね」

セル「そうか」

セル(こいつらには伏せておいたがこいつらの命はあと三日しかない・・・)

セル(流石に後味が悪すぎる)

吹雪「それより早速特訓しましょう、時間が無いんでしょう?」

セル「・・・ああ」

吹雪「はっ!でゃぁぁっ!」

吹雪「ふっはっ!はぁぁぁぁぁっ!」

吹雪「ギャリック砲!はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

チュガァァァァン!

睦月「す、すごいよ吹雪ちゃん!こんな大きな穴あけるなんて!」

吹雪「こんなものじゃ勝てないよ、もっと特訓しないと」

ドカァァァァァン!

吹雪「!?司令官!?」

セル「界王拳!20倍だぁぁぁぁぁ!」

シュインシュインシュイン・・・

吹雪「に、20倍!?」

セル「まだだ!界王拳・・・50倍だ!!」

シュゥゥゥ・・・

吹雪「す、すごい迫力・・・見てるだけでビリビリ来る・・・」

セル「ゼェ・・・ゼェ・・・」

セル「こちらの世界に来てから体が重い・・・」

吹雪「それでも50倍まで引き上げられるなんて・・・」

吹雪「司令官!私にも界王拳の使い方教えてください!」

セル「お前はまだ未完成だったな・・・いいだろう、教えてやる」

吹雪「はい!お願いします!」

セル「それと新技も教えてやる、ギャリック砲だけでは威力不足だ」

セル「なにを教えてやるか・・・」

セル「かめはめ波・・・デスビーム・・・他にもいろいろあるが・・・」

セル「・・・そうだ」

吹雪「はい?」

セル「お前には排球拳を教える」

吹雪「排球?」

セル「ただ私は教えるのが下手なのでこのビデオを見て学べ」

初心者のための鶴仙流 定価1080円

吹雪「はい!司令官!」

10分後

吹雪「・・・」

セル「どうした、顔色悪いぞ」

吹雪「あれをやれと?」

セル「ああ、そうだ」

吹雪「丁重にお断りします」

セル「あれしか教えないといったら?」

吹雪「ギャリック砲で戦います」

セル「負けるとわかってても?」

吹雪「はい」

セル「・・・」

セル「面倒なやつだ」

吹雪「当然ですよ!」

二日後

セル「結局排球拳は覚えたのか」

吹雪「・・・非常事態ですしみんなを巻き込むわけにはいきません」

セル「・・・フッ」

吹雪「笑わないでください!」

フリーザ「おやセルさん、今修行を終えたところですか?」

セル「ああ」

フリーザ「なら重力設定を1倍にしてあちらの時間で12時間ほど休みなさい、私達はもう準備万端です」

セル「わかった・・・その前にフリーザ」

フリーザ「はい?」

セル「死ぬなよ」

フリーザ「・・・あなたもね、セルさん」

2分後

セル「さて、準備はいいな?」

吹雪「はい」

睦月「大丈夫です」

赤城「準備完了です」

加賀「問題ありません」

長門「出撃できます」

陸奥「同じく」

セル「・・・」

セル(こいつらの命もあと少しか・・・)

赤城「提督、どうかされました?」

セル「いや、考え事だ」

フリーザ「そろそろ始めましょう」

フリーザ「はぁぁぁぁっ!」

セル「変身したか、しかも始めから最終形態か」

榛名「ツルッとしてますね・・・」

フリーザ「・・・いくよ、君たち」



セル「横須賀鎮守府、呉鎮守府連合艦隊、これより出撃する」

一旦ここまでです
更新は明日予定です

完結は300レス前後を予定しています

再開します

セル「・・・」

セル「・・・おかしい、静かすぎる」

セル「どこから来るかわからん、全方位、特に水面からの攻撃に注意しろ」

フリーザ「・・・ヒルデガーン」

ヒルデガーン「なんですか?」

フリーザ「バレるなよ」

ヒルデガーン「ええ、煙になっていますし気を探ったところで具体的な位置まではわからないと思います」

フリーザ「ならいい」

セル(なんだ・・・この妙な胸騒ぎは)

セル「・・・吹雪」

吹雪「はい?」

セル「もしもこの戦い、勝ったとしてだ」

セル「もっと強いやつがいるとしたらどうする」

吹雪「・・・」

吹雪「それなら私達がそれ以上に強くなればいいんじゃないですか?」

セル「・・・死ぬような思いをしてもか?」

吹雪「もう死ぬ思いなんて毎回のようにしてますよ、おかげさまで」

セル「・・・そうか」

セル「・・・」

セル(・・・気の毒だ)

セル(・・・人を気の毒と思えるようになるとはな)

セル(いつのまにか私も甘くなったものだ)

フリーザ「・・・おかしい」

セル「・・・どうした」

フリーザ「気が、まったく感じられない」

セル「いったいどこから来るんだ・・・」

セル「・・・気が感じられない?」

フリーザ「どうしたんだい?」

セル「ま、まさか・・・」

フリーザ「まさか?」

「随分と察しがいいな、セル」

セル「・・・来るぞ」

フリーザ「ばっっ!」

ズガァァァン!

「まったく・・・不意打ちとはご挨拶だな」

フリーザ「ふん、避けたか・・・」

「セル、久しぶりだな」

吹雪「え?司令官の知り合いですか?」

セル「・・・」

フリーザ「どうなんだい、セル」

セル「・・・」

「完全体になっていたか・・・どうだ、気分は」

セル「・・・」

吹雪「司令官?」



セル「・・・お久しぶりです、ドクターゲロ様」

20号「私の究極の発明・・・セルよ、よく生きていた」

セル「どうも」

吹雪「えっ?司令官が敬語?」

フリーザ「・・・こいつが前言っていた、君を造った人か」

セル「ああそうだ」

20号「しかしセル、どうしてお前もここにいるんだ」

セル「ちょっと厄介な機械を触ってしまいましてね」

20号「そうか、ところでお前の後ろにいるのは・・・艦娘だな?」

セル「ご存知でしたか」

20号「私の目的は艦娘を全滅させることだからな」

吹雪「っ!?」

セル「全滅させるなんてさせてなにがあるんです?この世界はツクリモノだというのに」

20号「ああ知っている、私は17号に殺された後、セル、お前が完全体になることだけを考えて地獄にいたのだ」

20号「もはやツクリモノなど関係ない、私はセルと共に世界を征服するために生き返ったのだからな」

20号「そのためにお前がいると言うフリージアへホワイト将軍に頼んでウィルスを送り込み、お前を炙り出そうとしたのだ」

20号「そのおまけとしてこんな世界に飛ばされてしまったがな、いっそのことこの世界を征服するのも悪くないと思った」

セル「なるほど・・・貴方らしいですね、ゲロ様」

20号「さあセル、そんな人の形をした兵器など捨てて私と共に来るのだ」

セル「それはできません」

20号「何故だ?コンピューターが故障したか?」

セル「私にはこの世界から脱出するという重要な目的があります」

セル「なにより私は征服などとそんなことは俗なものだと考えていますので」

20号「・・・そこまでいうなら仕方がない、お前達にはここで死んでもらう」

セル「・・・私はたとえ自分の親でも手加減はせん」

セル「ドクターゲロ様・・・いや、人造人間20号!」

20号「セル、死ね!」

セル「・・・いくぞ!」

ドカカカカッ!ズガァァァッ!

セル「はぁぁっっ!」

20号「だぁぁぁぁ!」

シュピン!シュピン!ズガァァァァッ!

セル「でやぁぁぁぁぁぁ!」

20号「ぬっ!はっ!」

セル「死ね、気円斬!」

スパァァァン!

20号「がっ!?」

セル「腕は二本とも斬ってやった、これでもうパワーを吸い取ることはできまい」

20号「まさか完全体がここまで強いとは・・・」

セル「自分で造ったくせに強さの把握もしてないのか・・・」

20号「くそっ!はっ!」

セル「足だけで勝てると思うなよ!」

20号「ぐほっ!?」

セル「死ね、ギャリック砲!」

ズドォォォォォン!

20号「まだだ・・・まだ負けるか!」

セル「手加減していたとはいえ普通に耐えたか・・・」

20号「はぁっ!だぁっ!」

セル「遅い」バキッ

20号「ギャァァッ!」

セル「これでもう動くことすらままならないだろう」

20号「ぐ、ぐぐ・・・」

セル「どうした?命乞いか?」

20号「く、くそ・・・」

セル「おっと下手に動くなよ、うっかり頭を踏み潰すかもしれんからな」

セル「さてどうするか・・・やっぱ踏み潰すかな」

20号「ま、待て」

セル「どうした?」

20号「私を殺したところで私を超えるものがいる!そいつにはいくらお前でも・・・」

セル「・・・ハッタリだろう、無様なもんだ」

20号「ハッタリなんかではない!この世界すら滅ぼせるレベルの化け物だ!」

セル「まさかそいつが吹雪に攻撃してきたという奴か・・・」

20号「それはわからんがとにかくとんでもない奴には変わりない」

セル「で、そいつはどんなやつだ?」

20号「言うと思うか?」

セル「言わないにアイス10個」

20号「あたりだ、だがアイスはない」

セル「ちっ」

20号「そんなことはどうでもいい、お前はこれからどうするというんだ?」

セル「そいつを殺してこの世界から脱出するだけだ」

20号「そいつを倒すなどと思わないほうがいいぞ」

セル「・・・なぜだ」

20号「簡単なことだ、お前では勝てないからだ」

セル「そうか、ならもっと倒したくなった」

セル「それで、結局話すつもりはないんだな」

20号「ああ」

セル「なら用はない、潰してやる」

20号「・・・セル」

セル「命乞いは聞かんぞ」

20号「お前は本当にそれでいいのか?」

セル「なんだと?」

20号「いつまでも戦いばかり続けて、それで本当にいいのか?」

セル「私は私の好きなように生きる。それだけのことだ」

20号「・・・そうか」

再開します

20号「・・・セル、最後の頼みだ、無駄だろうがな」

20号「どうか・・・死なないでくれ」

セル「・・・」

グシャッ

セル「・・・余計なお世話だ、出来損ないめ!」

セル「死ぬなだと?さっきまで殺そうとしていたくせに今更なにを言っている」

セル「そこまでいうのならとことんまで生き抜いてやる、くれぐれも今の発言、後悔しないようにするがいい!」

フリーザ「・・・近くにものすごい気がある」

セル「・・・今度は本物のようだな」

セル「炙り出してみるとするか」

フリーザ「はぁぁぁぁっ・・・デスビーム!」

チュガァァァン!

?「よく見つけられたな・・・フリーザ」

?「そしてセル・・・それと鎮守府一行の皆様か」

フリーザ「久しぶりだね・・・」



フリーザ「クウラ兄さん?」

クウラ「くくく・・・また会えて嬉しいぞ、フリーザ」

セル「なんだ・・・誰かと思えばクウラか」

クウラ「なんだとはご挨拶だな、今の俺の力はお前達を凌駕しているぞ」

セル「確かに気の量はかなりのものだが・・・」

クウラ「それだけではない、俺は深海棲艦にも絡んでいる」

クウラ「なにしろ俺が深海棲艦を指揮する提督なのだからな!」

セル「!?」

フリーザ「・・・どういうことだい?」

クウラ「まあゆっくり話してやるとしよう」

クウラ「俺は一年ほど前・・・お前達が別宇宙から帰ってきたときだ」

クウラ「俺は猛特訓によりゴールデンメタルクウラとなった」

フリーザ「パクリだね」

セル「パクリだな」

クウラ「・・・まあそれはいい、俺は新しい力で地球を侵略することにした」

クウラ「当時のお前達の力程度なら余裕で倒せたからな」

クウラ「俺は宇宙船で地球へ向かった」

クウラ「地球が迫り、後一歩・・・というときだ」

クウラ「どこからともなく、潰れたポッドが飛んできたのだ」

クウラ「宇宙船は機関部が破壊され、制御できなくなり爆発した」

クウラ「俺は宇宙船から辛うじて脱出できたが、部下は全員爆死した」

クウラ「また俺も爆発のショックで気絶し、そのまま重力によって地球へ落ちた」

クウラ「墜落した場所は横須賀沖・・・そう、今のフリージアだ」

クウラ「私は冷たい海の底で薄れ行く意識の中で聞いていた」

クウラ「フリーザ達がポッドを追って横須賀沖に来た・・・と」

フリーザ(言ったかい?)

セル(覚えとらん)

クウラ「俺はそのまま眠りについた・・・」

クウラ「そして時は過ぎ、俺は目を醒ました」

クウラ「早速俺はお前達に復讐するため、防衛局の中に入った」

フリーザ「・・・?何故バレずに入れた?」

クウラ「郵便の配達と偽った」

フリーザ「ザルだなぁ・・・」

クウラ「そして俺はフリーザの気を探し、フリーザのところへ向かった」

クウラ「いよいよ部屋のドアをあけ、木っ端微塵にしてやろうと思ったそのときだ」

クウラ「突然眩しい光が視界を覆い、気がつくとこの世界に飛ばされていた」

クウラ「しかしフリーザとセルの気は消えていなかった」

クウラ「つまりお前達もこの世界に飛ばされたということがわかったのだ」

クウラ「このままお前達をブチのめしてやろうと思ったがな、たまたま人が通りかかって話しかけてきた」

数ヶ月前

クウラ「なんだお前、死にたいのか?」

ヲ級「・・・ヲッ」

クウラ「は?」

ヲ級「ヲッヲッ!」

クウラ「・・・なにいってんだこいつは」

ヲ級「ヲッ!」

クウラ「・・・ついてこいと?」

ヲ級「ヲヲッ!」

クウラ「で、そのままついていったら提督にされた、というわけだ」

フリーザ「・・・はぁ」

クウラ「俺は提督にされた後、持っていたビックゲテスターの部品をメインコンピュータチップに改造した」

クウラ「そしてそのチップを工廠のドックに埋め込み、深海棲艦の建造を始めた」

クウラ「弱点を分析し瞬時に修理する機能こそ失われていたが、無限に増殖させる機能は健在だった」

吹雪「じゃ、じゃあいくら倒しても深海棲艦が現れる理由は・・・」

クウラ「ビックゲテスターの科学力によるものだ」

セル「いくら努力してもすべて無駄になるとは・・・なかなか腐ってるな」

クウラ「それはどうも」

セル「褒めちゃいない」

クウラ「そして復活したドクターゲロが倒された今、もはや深海からチマチマと攻撃を仕掛ける必要は無い」

クウラ「俺自らお前達を地獄に送ってやる!」

フリーザ「・・・どうする?」

セル「まあこいつを倒してこの世界がハッピーエンドになるのならそれでいいのだがな・・・」

クウラ「安心しろ、量産などしていないぞ」

セル「つまりお前一体だけか?」

クウラ「ああ」

セル「ならまだ希望がある・・・弱体化している今あの量の気が何百体もいたらトラウマになる」

セル「・・・さっさとこい、始めるぞ」

クウラ「後悔するなよ」

フリーザ「・・・」

セル(早くしないと空間が崩壊する・・・)

クウラ「いくぞ」

再開します

クウラ「ずぁっ!」

セル「速っ!?」

ズボァッッ!

セル「ぐ・・・」

吹雪「か、体に穴が・・・」

セル「こんなものなんでもない」

シュゥゥゥゥ・・・

吹雪「な、治った・・・」

クウラ「再生されるのは少し厄介だな・・・」

クウラ「ならば、頭を吹っ飛ばしてやればいいだけの話!」

セル「残念だが細胞一つ残さず消し飛ばさないと私は復活するぞ」

クウラ「ちっ、この野郎!」

セル「でらぁぁぁぁ!」

ドカカカカッ!バキィィッッ!

シュピン!チュガガガガァァァン!

クウラ「とっととくたばれぇぇぇ!」

セル「こっちのセリフだ!」

チュガガガガカガァァン!シュピン!シュピン!

ズドォォォォォォォ!

セル「はぁぁぁっ!」

クウラ「おらぁぁぁぁぁ!」

ドカァァァン!

セル「気円斬!」

クウラ「そんなチンケな技が通用するか!」

パキィィィン

セル「なっ!?」

クウラ「俺に弟と同じ技が通用すると思うな!」

セル「流石にここまで簡単に割られるとは思わなかった・・・」

クウラ「今度はこっちからいくぞ!」

ブゥゥゥゥゥン・・・

セル「私相手に気円斬を飛ばしてどうする、どうせ復活するぞ」

クウラ「なら復活しなくなるまで切り刻んでやればいいだけだ」

セル「それはそれで面倒そうだがな・・・復活するのも面倒だから一気に決めてやるとしよう」

セル「繰気弾!」

ブゥゥゥゥゥン・・・

セル「あの気円斬を叩き落せ!」

クウラ「やれぇぇぇぇぇぇ!」

セル「落ちろぉぉぉぉぉぉ!」

チュガァン!チュガァン!チュガァン!

セル「よし、あとひとつだ!」

クウラ「はっ!」

ブゥゥゥゥゥン!

セル「!?増えた!?」

クウラ「届くまで何度でも放てばいいだけだ!」

クウラ「そっちは一つの玉!対してこっちは五つの回転鋸だ!」

セル「ちっ、これではキリがないではないか!」

クウラ「ならさっさと諦めるんだな!やれ!」

ブゥゥゥゥゥン!

セル「繰気弾!迎え撃て!」

チュガァン!チュガァン!チュガァン!

チュガァン!ブゥゥゥゥン!チュガァン!チュガァン!チュガァン!

チュガァン!ブゥゥゥゥン!チュガァン!チュガァン!チュガァン!

チュガァン!ブゥゥゥゥン!チュガァン!チュガァン!チュガァン!チュガァン!

クウラ「ええい、しつこいぞ!」

セル「お前が言えたことか!」

セル「今残っているのはあと一つ!放たれる前に破壊してお前の顔面に繰気弾を叩き込んでやる!」

クウラ「かかったなアホが!」

セル「!?」

クウラ「最後の気円斬は縦だ!つまり叩き落すことはできない!」

セル「ならなぜ最初からそうしなかったんだ・・・」

クウラ「縦だと斬れる面積が小さいからな」

セル「ああ、なるほど・・・」

セル「しかしそれならこっちにも考えがあるぞ」

クウラ「は?」

セル「はぁぁぁぁっ!」

パキィィィン

クウラ「!?割れた!?なぜだ!」

セル「簡単だ、気を開放して無理やり割った」

クウラ「そ、そんなアホな・・・」

セル「そして・・・やれ!繰気弾!」

クウラ「なっしまっ」

ボコォォォォ!

セル「はっ!ふっ!」

ドカァァァン!チュドォォォン!

セル「止めだ!」

バキィィィィィッ!

クウラ「く、くそったれ・・・」

セル「なんだこの程度か?案外弱かったな」

クウラ「・・・なにか忘れてないか?」

セル「は?」

クウラ「・・・その様子だと忘れているな」

セル「いいからなんなのかいってみろ」

クウラ「俺がまだ・・・変身すらしていないということだ!」

ズガァァァァァン!

シュインシュインシュイン・・・

セル「おお・・・随分とゴツくなったな」

クウラ「メタル化してからなったのはお前らが初めてだ」

セル「そうか」

クウラ「このまま地獄に送ってやる!」

セル「いいから早く来いよ」

クウラ「・・・チッ」

クウラ「コケにしやがって・・・いちいち癇に障るヤローだ!!」

セル「とっとと終わらせてやる!」

バキィィィィッ!チュガガガガカガァァン!

セル「フリーザ!やれ!時間が無い!」

フリーザ「デスビーム!でらららららららぁぁっ!」

ドガァァァァァァァァァン!

セル「デスボール!はぁぁぁぁっっっ!」

チュドガァァァァァン!

セル「どうだ、少しは効いただろう」

クウラ「ふん、どうだろうな・・・」

クウラ「・・・とっとと死ねぇぇぇぇぇ!」

セル「・・・来い!」

ドガガガガガッッ!

シュピン!シュピン!

ズガァァァァッッ!

セル「はぁぁっっ!くらえぇぇぇぇ!」

セル「ビッグバンアタァァァッッック!」

ズドォォォォォォォォ!

クウラ「ふん・・・くだらん技だ!」

クウラ「スーパーノヴァ!」

ズガァァァァァァ!

フリーザ「ふ、二つがぶつかって・・・」

セル「くたばれぇぇぇぇ!」

クウラ「貴様が先だぁぁぁぁぁ!」

セル「はぁぁぁぁっっっ!」

クウラ「いけぇぇぇぇぇっっ!」

ズガァァァァァァァァ!

セル「フリーザ!」

フリーザ「こっちも・・・スーパーノヴァ!」

ズドォォォォォォ!

クウラ「お、おされている・・・」

クウラ「だが・・・これならどうだ!」

ギュイィィィン!

フリーザ「!?膨れ上がった!?」

クウラ「兄に勝てる弟などいないのだ!ここで死ぬがいい!」

セル「そいつはどうかな?」

クウラ「貴様も一緒に粉々だ!」

セル「それはこいつをみてからいってもらおうか」



セル「ジュニア、やれ!」

セルジュニア「キシェェェェ!」

クウラ「なんだそいつらは?」

セル「昨日造っておいたセルジュニアだ!五体しか作れなかったがそれでも強力だ!」

クウラ「そんなちっこいのでなにができるというんだ!」

セル「ジュニアをなめるんじゃない・・・」

セル「撃てぇぇぇぇぇ!」

セルジュニア「キェェェェェ!」

ズドォォォォォォ!

クウラ「ふん、所詮雑魚が何匹集まったところで・・・!?」

クウラ「ば、馬鹿な!?さっきよりおされているだと!?」

セル「当たり前だ」

セル「このジュニアは悟飯と戦ったとき、ジュニア一体だけでもべジータやトランクスと互角に戦えたからな」

セル「そのときよりパワーアップした私のジュニアなら一体だけでもあのときの悟飯に勝てるだろうな」

クウラ「そ、そんなハッタリが」

セル「ハッタリだと思うか?ならそうなんだろうな」

セル「お前の中だけの話だが、な」

クウラ「ク、クソッタレがぁぁぁぁぁぁ!」

セル「さてお遊びもそろそろ終わりにしてやる」

セル「悪いが私には時間が無いのでな」

クウラ「おのれぇぇぇぇぇ!はぁぁぁぁぁ!」

セル「無駄だ」

セル「止めをさせ、ジュニア」

セルジュニア「キェェェェェェェ!」

クウラ「そ、そんな・・・」

クウラ「そんなバカなぁぁぁぁぁ!」

チュドォォォォォォォォン!!

セル「・・・」

フリーザ「案外あっけなかったね」

セル「・・・いや、まだ生きているな」

フリーザ「え?」

セル「それどころか・・・」

セル「今までのはほんの鬼ごっこにしかすぎなかったのかもしれん」

フリーザ「・・・もっと強くなると?」

セル「おそらく、な」

クウラ「くっくっく・・・よくわかったな」

セル「やはりな」

クウラ「お前の言うとおりだ・・・今までのはほんのお遊びだ」

クウラ「だがお前らの力を把握できた今、もう隠す必要は無い」

クウラ「全力を見せてやる!」

セル「・・・」

セル「一つ聞きたいんだが」

クウラ「なんだ?」

セル「フリーザって確か半年足らずでゴールデンになれたよな?」

フリーザ「うん」

セル「クウラはフリーザより強かったはずだからそれより短期間でゴールデンになれたんだろう?」

クウラ「二ヶ月と少しだ」

セル「・・・」

セル「お前らの一族ってまともに修行すれば悟空なんて一撃で倒せたんじゃないか?」

フリーザ「・・・」

クウラ「・・・」

クウラ「ええい、細かいことはいい!」

クウラ「変身が終わったときこそ、今度こそお前らの最期だ!」

クウラ「・・・覚悟はいいな?」

セル「ああ、来るがいい」

フリーザ「・・・少しは楽しませてくれよ」

クウラ「くくく・・・」


クウラ「見せてやろう・・・俺の更なる進化を!」

クウラ「はぁぁぁぁぁ!!」

ギュインギュインギュイン・・・

クウラ「う・・・が・・・が・・・」

ギュインギュインギュイン・・・

クウラ「ハァ・・・ハァ・・・」

ギュインギュインギュイン・・・

クウラ「う・・・うぉぉぉぉぉ!」

セル「今のうちに攻撃しちゃだめなのか?」ヒソヒソ

フリーザ「本人も頑張ってるし待ってあげよう」ヒソヒソ

クウラ「はぁぁぁぁぁ!」

シュピィィィィン!

シュインシュインシュイン・・・

クウラ「くくく・・・」

クウラ「わかりやすくゴールデンメタルクウラという名前にした」

セル「その金色の部分ってメタルの部分をメッキにしたのか?」

クウラ「そんなわけがあるか!」

セル「随分安っぽい作りだな」

クウラ「コ、コケにしやがって・・・」

セル「まあいい」

セル「強さは安っぽくないんだろう?」

クウラ「当然だ」

セル「なら見せてみろ、そして出させてくれよ」

セル「・・・本気をな」

クウラ「・・・いいだろう」

クウラ「その発言、後悔させてやる!」



セル「ところでお前ってどうやって体を金メッキにしたんだ?」

クウラ「どうでもいいだろう、そんなの・・・」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom